1. 社 長 メッセージ CSRサイトレポートを 発 行 するにあたり 一 言 ご 挨 拶 申 しあげます 昭 和 電 工 HD 山 形 は 昭 和 電 工 グループのHD(ハードディスク) 事 業 の 生 産 拠 点 のひとつとし て 重 要 な 役 割 を 果 たし 開 業 以 来 安 全 安 定 操 業 を 継 続 しております これもひとえにお 客 様 サプライヤー 様 従 業 員 協 力 企 業 員 並 びに 関 係 各 位 のご 支 援 ご 協 力 の 賜 物 と 感 謝 申 しあげ ます 昭 和 電 工 グループがHD 事 業 を 行 っていく 上 での 基 本 的 考 え 方 は 7 拠 点 の 連 携 シナジーの 最 大 化 を 図 り Best-In-Class の 製 品 供 給 をタイムリーかつ 継 続 して 実 施 していくことです これからもテクノロジー リーダーシップを 発 揮 し 山 形 から Best-In-Class 製 品 の 供 給 を 率 先 垂 範 するとともに 高 記 録 密 度 化 信 頼 性 改 善 コストダウンといった 難 題 を 克 服 するため 総 力 をもって 取 り 組 んでいきます 近 年 大 容 量 化 が 進 むデータセンターではハードディスクドライブの 使 用 台 数 が 年 々 増 加 しています 弊 社 ではドライブ 当 たりの 記 録 容 量 増 大 を 推 し 進 めることで 大 容 量 を 必 要 とするお 客 様 ひいては 情 報 化 社 会 の 期 待 に 応 えていく 所 存 です 今 後 も CSR 活 動 を 基 本 とした 事 業 活 動 を 推 進 し 安 全 で 快 適 な 社 会 の 実 現 に 貢 献 してまいります 代 表 取 締 役 社 長 2. 事 業 所 長 メッセージ 石 川 二 朗 昭 和 電 工 HD 山 形 は 昭 和 電 工 グループのHD 事 業 の 生 産 拠 点 のひとつとして2009 年 7 月 に 発 足 し その 歴 史 を 刻 み 続 けています 開 業 から 現 在 に 至 るまで 安 全 安 定 操 業 を 継 続 できて おりますのは ひとえにお 客 様 サプライヤー 様 従 業 員 協 力 企 業 員 並 びに 関 係 各 位 のご 支 援 ご 協 力 の 賜 物 と 深 く 感 謝 申 しあげます ハードディスクは クラウドサービスやSNSなどの 浸 透 により 情 報 量 が 増 大 した 今 の 社 会 にとっ て 欠 くことのできない 基 盤 材 料 であり その 開 発 生 産 には 最 先 端 技 術 を 必 要 とします わたくし たちは 山 形 から 常 に Best-In-Class の 製 品 をタイムリーかつ 継 続 して 供 給 していく 所 存 です また 昭 和 電 工 HD 山 形 は 昭 和 電 工 の 企 業 理 念 社 会 貢 献 企 業 の 実 現 の 下 安 全 安 定 操 業 の 実 行 コンプライアンスの 徹 底 環 境 負 荷 削 減 を 展 開 します これらの 活 動 を 通 して 安 全 で 快 適 な 社 会 の 実 現 に 貢 献 するとともに Best-In-Class のハードディスク の 礎 である 安 全 で 健 康 的 な 職 場 を 築 いてまいります 本 レポートをご 覧 いただき わたくしたちの 取 り 組 み への 忌 憚 のないご 意 見 をお 聞 かせくださいますよう お 願 い 申 しあげます 取 締 役 事 業 所 長 菊 池 暁 -1-
3. 会 社 概 要 昭 和 電 工 株 式 会 社 グループ 経 営 理 念 私 たちは 社 会 的 に 有 用 かつ 安 全 でお 客 様 の 期 待 に 応 える 製 品 サービスの 提 供 により 企 業 価 値 を 高 め 株 主 にご 満 足 いただくと 共 に 国 際 社 会 の 一 員 としての 責 任 を 果 たし その 健 全 な 発 展 に 貢 献 します 設 立 1939 年 ( 昭 和 14 年 ) 6 月 1 日 資 本 金 140,564 百 万 円 (2015 年 3 月 31 日 現 在 ) 従 業 員 グループ 連 結 :10,577 人 単 独 :3,809 人 ( 出 向 者 を 除 く) (2014 年 12 月 31 日 現 在 ) 本 社 所 在 地 東 京 都 港 区 芝 大 門 1 丁 目 13 番 9 号 売 上 高 連 結 8,766 億 円 :2014 年 ( 平 成 26 年 )12 月 期 主 要 製 品 石 油 化 学 化 学 品 エレクトロニクス 無 機 アルミニウム その 他 ショウワデンコウエイチディヤマガタ 昭 和 電 工 HD 山 形 株 式 会 社 < 昭 和 電 工 株 式 会 社 の100% 子 会 社 > 操 業 開 始 2009 年 ( 平 成 21 年 ) 7 月 1 日 資 本 金 450 百 万 円 (2015 年 3 月 31 日 現 在 ) 従 業 員 従 業 員 :374 人 協 力 会 社 :312 人 (2015 年 4 月 1 日 現 在 ) 所 在 地 本 社 : 山 形 県 東 根 市 大 字 東 根 甲 5400 番 地 2 基 板 工 場 : 栃 木 県 小 山 市 犬 塚 1 丁 目 480 番 地 事 業 内 容 ハードディスクメディアの 開 発 製 造 販 売 ハードディスクメディア -2-
4. 事 業 所 方 針 2015 年 SHDY 事 業 所 方 針 事 業 所 長 創 意 工 夫 ミッション: わたしたちは7 拠 点 の 中 で 品 質 性 能 コスト 面 で 一 番 になり SHDYから 技 術 を 発 信 する 1. 社 会 貢 献 企 業 の 一 員 (CSR 全 部 署 ) 2. 基 板 工 場 メディア 工 場 一 体 運 営 による 相 乗 効 果 ( 全 部 署 ) 3.BICメディアの 開 発 と 継 続 的 品 質 向 上 ( 開 発 製 造 製 造 技 術 品 証 ) 4.BICメディアの 効 率 的 安 定 生 産 ( 製 造 製 造 技 術 設 備 技 術 開 発 品 証 ) 5. 目 標 利 益 フリーキャッシュフロー 達 成 によるHD 事 業 への 貢 献 ( 全 部 署 ) 以 上 -3-
5.マネジメントシステム 品 質 マネジメントシステムの 維 持 / 強 化 ( 業 務 方 針 方 向 の 明 確 化 と 進 捗 管 理 ) 1. 品 質 方 針 [ 方 針 展 開 ] トップダウンによる 周 知 徹 底 を 行 っております HD 事 業 部 方 針 事 業 所 方 針 各 部 方 針 全 従 業 員 2. 業 務 遂 行 の 重 要 ポイント 各 部 における 根 幹 となっている 業 務 を 明 確 にします 更 に その 業 務 と 各 部 との 関 わりも 明 確 にしています 実 績 検 討 会 / 生 産 会 議 / 月 次 MBOの 場 で トップへ 報 告 を 行 います その 結 果 について トップから 指 導 やフィードバック を 受 けます 登 録 証 昭 和 電 工 HD 山 形 は2010 年 ( 平 成 22 年 )1 月 に 品 質 マネジメン トシステムの 国 際 規 格 ISO9001の 認 証 を 取 得 しています 認 証 番 号 : QC09J0076 登 録 日 : 2010 年 1 月 6 日 ( 今 年 度 更 新 予 定 ) 認 証 機 関 : 株 式 会 社 日 本 環 境 認 証 機 構 (JACO) 顧 客 満 足 度 の 向 上 を 目 指 した 活 動 1. お 客 様 とよりよい 関 係 の 構 築 (Win/Winの 関 係 ) 各 場 面 ( 開 発 / 量 産 / 出 荷 先 )で 顧 客 との 定 期 打 合 せにより 品 質 状 況 の 共 有 と 要 求 事 項 への 対 応 しています 打 合 せ 名 内 容 参 加 組 織 開 発 コラボ 会 議 量 産 コラボ 会 議 新 機 種 設 計 仕 様 と 目 標 達 成 度 確 認 重 要 課 題 と 対 策 スケジュール 量 産 状 況 確 認 と 品 質 課 題 への 対 応 継 続 的 改 善 活 動 顧 客 設 計 部 門 当 社 開 発 部 門 顧 客 SQE 部 門 ( 国 内 / 海 外 ) 当 社 品 証 部 門 ( 各 製 造 拠 点 ) 品 質 コラボ 会 議 市 場 品 質 状 況 市 場 要 求 事 項 確 認 継 続 的 信 頼 性 改 善 次 機 種 展 開 顧 客 設 計 品 証 SQE 部 門 当 社 開 発 品 証 部 門 2. お 客 様 の 満 足 とさらなる 安 心 をめざす 安 定 品 質 供 給 全 製 造 拠 点 での 顧 客 品 質 状 況 の 共 有 はもちろんのこと 重 要 部 品 である 基 板 品 質 や 製 造 改 善 情 報 を 共 有 して 品 質 格 差 の 低 減 および 顧 客 品 質 問 題 を 未 然 に 防 ぐ 仕 組 み 作 りを 展 開 しております 各 拠 点 品 証 リーダー 主 導 の BIC 活 動 展 開 千 葉 拠 点 顧 客 品 質 状 況 シンガポール 拠 点 山 形 拠 点 定 期 拠 点 集 会 障 害 例 に 学 ぶ 予 防 策 Best In Class 活 動 製 造 改 善 情 報 基 板 品 質 状 況 定 期 品 質 比 較 台 湾 拠 点 障 害 事 例 共 有 化 データベースを 用 いた 全 拠 点 への 改 善 策 予 防 策 展 開 -4- BIC practice 拠 点 相 互 に 良 いところ 取 りの 水 平 展 開
労 働 安 全 衛 生 環 境 マネジメントシステムの 構 築 労 働 安 全 環 境 方 針 -5-
労 働 安 全 衛 生 環 境 マネジメントシステム 昭 和 電 工 HD 山 形 は2009 年 11 月 に 環 境 マネジメントシステム の 認 証 を 取 得 し 次 に2012 年 11 月 に 労 働 安 全 衛 生 マネジ メントシステム の 認 証 を 取 得 しました 二 つのマネジメントシステムを 統 合 した 運 営 を 行 い 効 率 的 な 活 動 を 展 開 しています < 環 境 マネジメントシステム> 認 証 規 格 : ISO14001:2004 (JIS Q 14001:2004) 登 録 番 号 : 12ER 862 初 回 登 録 日 : 2009 年 11 月 25 日 有 効 期 限 : 2015 年 11 月 24 日 認 証 機 関 : 高 圧 ガス 保 安 協 会 ISO 審 査 センター (KHK-ISO Center) < 労 働 安 全 衛 生 マネジメントシステム> 認 証 規 格 : OHSAS18001:2007 登 録 番 号 : 12HSR 037 初 回 登 録 日 : 2012 年 11 月 26 日 有 効 期 限 : 2015 年 11 月 25 日 認 証 機 関 : 高 圧 ガス 保 安 協 会 ISO 審 査 センター (KHK-ISO Center) 労 働 安 全 衛 生 環 境 マネジメント 組 織 統 括 責 任 者 ( 常 務 取 締 役 事 業 所 長 ) 管 理 責 任 者 内 部 監 査 チーム マネジメント 委 員 会 安 全 衛 生 委 員 会 安 全 衛 生 協 議 会 事 務 局 環 境 活 動 は 各 部 門 において 環 境 負 荷 削 減 活 動 を 主 体 的 に 推 進 しています 労 働 安 全 衛 生 活 動 は 職 場 の 各 部 門 内 に 小 グループに て 危 険 リスクを 抽 出 し 危 険 源 の 排 除 活 動 を 行 い 安 全 な 職 場 環 境 を 実 現 しています これらの 活 動 はマネジメント 委 員 会 にて 審 議 し 活 動 のス パイラルアップを 行 う 体 制 としております 定 期 的 に 実 施 される 内 部 監 査 や 外 部 審 査 により 労 働 安 全 衛 生 環 境 活 動 の 運 用 状 況 や 継 続 的 改 善 の 状 況 に ついてチェックしております 各 部 門 ( 活 動 の 実 施 ) -6-
6. 環 境 負 荷 の 概 要 当 社 は 製 品 を 提 供 するために さまざまな 原 材 料 を 調 達 し 燃 料 電 力 などのエネルギーや 水 資 源 を 使 用 しています また 生 産 活 動 に 伴 って 発 生 する 環 境 負 荷 の 低 減 活 動 を 積 極 的 に 努 めています INPUT OUTPUT エネルギー:357,195GJ 購 入 電 力 :31,732 千 kwh 重 油 : 1,269kl LPG: 5 t 昭 和 電 工 HD 山 形 大 気 排 出 CO 2 排 出 量 :22,207t-CO 2 (エネルキ ー 起 源 のみ) 水 資 源 :45.7 万 m3 排 水 公 共 用 水 域 : 34.6 万 m3 ( 河 川 ) 上 水 道 :3,705 m3 工 業 用 水 :453,708m3 下 水 道 : 0.9 万 m3 原 料 廃 棄 物 再 資 源 化 量 : 埋 立 処 分 量 : 173 t 0 t 事 業 系 一 般 廃 棄 物 量 : 3 t 有 価 物 有 価 物 量 : 143 t 製 品 対 象 期 間 :2014 年 4 月 ~2015 年 3 月 本 社 サイト 分 のみ 計 上 ゼロエミッション 達 成 中 : 定 義 は 最 終 埋 立 処 分 量 が 廃 棄 物 発 生 量 の 1% 以 下 であること -7-
7. 地 球 温 暖 化 対 策 エネルギー 起 源 CO 2の 排 出 量 削 減 以 下 の 活 動 を 実 施 し エネルギー 起 源 のCO 2 排 出 量 の 削 減 を 図 りました 1 製 造 設 備 の 効 率 化 メディア 製 造 工 程 の 歩 留 まり 改 善 やライン 稼 働 率 の 向 上 を 図 ることによりエネルギー 当 たりの 生 産 量 を 増 やす 活 動 を 継 続 的 に 取 り 組 んでいます 2 老 朽 化 更 新 時 での 省 エネ 機 器 の 採 用 2 番 館 コンプレッサー 及 び1 番 館 東 西 エレベーターの 老 朽 化 更 新 に 伴 って 新 設 する 機 器 については 省 エネ 対 応 として インバーター 機 を 採 用 しました 3 省 エネパトロールの 実 施 毎 月 1 回 事 業 所 長 及 びCSRグループのメンバーでク リーンルーム 内 をパトロールして 積 極 的 に 省 エネの 提 案 を 行 いました 提 案 内 容 ( 一 例 ) 待 機 中 機 器 について 最 低 限 機 能 維 持 ができる 運 転 に 変 更 照 明 の 間 引 き 点 灯 未 稼 働 設 備 のブレーカ OFF 等. 2 番 館 コンプレッサー 更 新 前 更 新 後 目 標 実 績 使 用 量 ( 原 油 換 算 ) 9,297 kl 9,216 kl CO 2 排 出 量 22,432 t-co 2 22,207 t-co 2 1 番 館 エレベーター 機 械 室 CO 2 以 外 の 温 室 効 果 ガス 削 減 磁 気 記 録 メディアの 製 造 工 程 で 使 用 する 溶 剤 (HFC)の 温 室 効 果 ガスの 使 用 量 削 減 に 努 めています 2014 年 度 は2012 年 度 の 実 績 比 3% 削 減 を 目 標 に 取 り 組 み 稼 働 ラインの 見 直 し 等 により 大 幅 に 改 善 しました 目 標 実 績 使 用 量 14,170kg 7,211kg 8. 廃 棄 物 対 策 廃 棄 物 削 減 製 造 プロセスの 変 化 により 汚 泥 の 発 生 量 が 増 加 傾 向 と なっています 汚 泥 の 削 減 のため 排 水 処 理 プロセスの 再 検 討 を 行 い 廃 棄 物 発 生 量 の 抑 制 を 行 います また 有 価 化 の 検 討 も 随 時 実 施 し 廃 棄 物 発 生 量 の 抑 制 を 行 っています 目 標 実 績 総 発 生 量 300 t 319 t 廃 棄 物 発 生 量 185 t 173 t 有 価 物 量 112 t 143 t 一 般 廃 棄 物 ( 事 業 系 ) 3 t 3 t 対 象 期 間 :2014 年 4 月 ~2015 年 3 月 -8-
9. 環 境 に 関 わる 法 規 制 の 順 守 状 況 大 気 関 係 大 気 汚 染 防 止 法 に 基 づく 定 期 測 定 の 結 果 法 規 制 値 を はるかに 下 回 る 数 値 で 順 守 しています 当 社 は 大 気 汚 染 防 止 法 に 関 連 する 設 備 として 空 調 用 のボイラー 吸 収 式 冷 凍 機 のばい 煙 発 生 施 設 を 設 置 して います 各 機 器 では 最 適 な 燃 焼 効 率 となるように 適 宜 調 整 を 行 っ ています また 冬 期 間 は 外 気 を 活 用 したフリークーリング システムを 積 極 的 に 利 用 することで 吸 収 式 冷 凍 機 運 転 での ばい 煙 発 生 の 抑 制 に 努 めています ばいじん:ばい 煙 の 一 種 で すすや 燃 えかすの 固 体 粒 子 状 物 質 煙 道 のばい 煙 濃 度 計 により 常 時 ばい 煙 の 状 態 を 監 視 しています 硫 黄 酸 化 物 : 石 油 や 石 炭 などの 化 石 燃 料 を 燃 焼 するときに 排 出 される 物 質 ソックス(SOx)ともいう 硫 黄 酸 化 物 の 濃 度 を 抑 制 するために 燃 料 中 の 硫 黄 成 分 が 少 ないLSA 重 油 を 使 用 していま す LSA 重 油 :Low Sulfur A 重 油 窒 素 酸 化 物 : 光 化 学 オキシダントの 原 因 物 質 で 硫 黄 酸 化 物 と 同 様 に 酸 性 雨 の 原 因 とも なっている 物 質 ノックス(NOx)ともいう 燃 焼 温 度 を 管 理 し 窒 素 酸 化 物 の 濃 度 を 適 正 に 管 理 しています -9-
水 質 関 係 水 質 汚 濁 防 止 法 の 法 規 制 値 より 厳 しい 山 形 県 の 条 例 基 準 値 を 順 守 すべく 更 に 厳 しい 自 主 基 準 値 を 設 定 し 排 出 水 の 水 質 を 管 理 しています また 水 質 汚 濁 防 止 法 に 基 づく 定 期 測 定 の 結 果 法 令 基 準 を 下 回 る 数 値 で 順 守 しています 当 社 の 工 程 からの 排 出 水 は 全 て 社 内 の 処 理 施 設 にて 処 理 を 行 っています また 処 理 した 排 水 を 工 場 敷 地 外 に 排 出 する 際 は 最 終 放 流 桝 のpHセンサーにて 常 時 監 視 を 行 い 水 質 基 準 に 合 わない 水 を 流 出 しないようにしています ph: 水 溶 液 の 性 質 ( 酸 性 アルカリ 性 )の 度 合 い をあらわす 単 位 ( 中 性 はpH7.0) 各 排 水 処 理 施 設 の 最 終 段 階 で 更 にpH 調 整 を 行 い 放 流 しています BOD: 水 中 の 有 機 物 が 微 生 物 の 働 きによって 分 解 されるときに 消 費 される 酸 素 の 量 の ことで 河 川 の 有 機 汚 濁 を 測 る 代 表 的 な 指 標 流 動 接 触 槽 による 生 物 活 性 処 理 を 行 い BOD の 低 減 をはかっています また 製 造 のプロセス 設 計 の 段 階 から 工 程 排 水 のBODを 低 減 するようにしています SS: 水 中 に 浮 遊 または 縣 濁 している 直 径 2mm 以 下 の 粒 子 状 物 質 縣 濁 物 質 とも 言 う 排 水 処 理 工 程 にて 凝 集 沈 殿 砂 ろ 過 等 により 浮 遊 物 質 の 除 去 を 行 っています -10-
10. 労 働 安 全 衛 生 労 働 安 全 衛 生 活 動 1. 活 動 方 針 創 る 安 全 の 展 開 による 職 場 単 位 での 主 体 的 な 安 全 衛 生 活 動 労 働 安 全 衛 生 マネジメントシステムの 継 続 的 な 改 善 による 労 働 災 害 の 予 防 3. 労 働 災 害 の 状 況 2014 年 度 は 休 業 不 休 業 災 害 とも ゼロ でした 無 災 害 労 働 時 間 (2015 年 3 月 現 在 ) 380 万 時 間 従 業 員 の 健 康 保 持 増 進 をはかる 2. 年 間 重 点 実 施 事 項 (1) 安 全 関 係 SHDY 創 る 安 全 チェックリスト の 活 用 によるリスクアセスメント の 充 実 リスクアセスメントを 活 用 した 安 全 衛 生 活 動 職 場 巡 視 の 定 期 実 施 及 び 指 摘 事 項 の 改 善 (2) 衛 生 関 係 健 康 診 断 結 果 に 基 づく 事 後 措 置 保 健 指 導 の 実 施 昭 和 電 工 いきいき 健 康 プラン に 基 づく 健 康 保 持 増 進 活 動 の 推 進 安 全 管 理 者 総 務 部 経 理 CSR 安 全 管 理 者 開 発 部 ライン 主 導 による 安 全 衛 生 活 動 ライン 毎 に 安 全 管 理 者 を 選 任 し 各 安 全 管 理 者 を 軸 とした 組 織 で ライン 主 導 による 安 全 衛 生 活 動 を 実 践 しています なお 2014 年 7 月 に 荷 役 作 業 について 更 なる 安 全 性 を 向 上 するため 新 たに 安 全 管 理 者 を 選 任 しました 荷 役 作 業 の 安 全 対 策 として 混 雑 の 緩 和 荷 役 や 資 機 材 の 整 理 整 頓 荷 役 スペースの 確 保 安 全 な 通 路 の 確 保 フォークリフ ト 使 用 ルール 等 安 全 に 作 業 が 出 来 るように 維 持 改 善 を 進 めて います 総 括 安 全 管 理 者 安 全 衛 生 委 員 会 安 全 管 理 者 製 造 1 安 全 管 理 者 製 造 2 安 全 管 理 者 製 技 設 技 SCM 安 全 管 理 者 品 証 部 安 全 管 理 者 荷 役 社 内 インストラクターによる 産 業 用 ロボットの 教 示 等 の 業 務 に 係 る 特 別 教 育 の 実 施 労 働 安 全 衛 生 法 に 基 づく 産 業 用 ロボットの 教 示 等 の 業 務 に 係 る 特 別 教 育 を 社 内 の 産 業 用 ロボット 特 別 教 育 インストラクター により 実 施 しています 教 育 対 象 者 は 社 員 だけでなく 協 力 企 業 の 皆 さんも 対 象 にして いて 開 催 日 時 などの 要 望 にも 柔 軟 に 対 応 しており 受 講 し 易 い 環 境 にしています 今 年 度 は 17 名 の 方 が 受 講 修 了 し 現 場 で のトラブル 対 応 や 生 産 機 種 変 更 時 のティーチング 作 業 等 の 業 務 に 従 事 しています 全 ての 従 業 員 の 安 全 意 識 向 上 による 安 全 で 快 適 な 職 場 環 境 が 確 保 され 事 故 の 未 然 防 止 に 繋 がるよう 活 動 しています -11-
11. 心 と 身 体 の 健 康 づくり 心 と 身 体 の 健 康 を 自 ら 守 るための 意 識 づけ 健 康 診 断 は 自 分 の 健 康 に 最 も 関 心 をもつ 機 会 ということ で 毎 年 健 診 委 託 業 者 にご 協 力 をいただき 健 康 支 援 ブー スを 設 けています 今 年 は 腹 部 脂 肪 計 による 体 幹 部 体 脂 肪 率 推 定 ウエスト 内 臓 脂 肪 レベルの 測 定 を 行 いました メタ ボリックシンドロームが 年 々 増 加 している 中 で 体 幹 部 の 体 脂 肪 率 を 知 ることは 自 分 の 身 体 を 意 識 するとても 良 い 機 会 となりました その 他 にも 毎 月 1 回 ニュースレター 健 康 支 援 ニュース を 発 行 し 健 康 管 理 や 生 活 習 慣 病 の 予 防 メンタルヘルスに 関 する 情 報 などを 提 供 しています 従 業 員 一 人 ひとりが 心 と 身 体 の 健 康 を 自 ら 守 るための 意 識 と 知 識 を 持 つきっかけづくりとして これからも 取 り 組 ん でまいります ヘルスアップマイレージの 実 施 2014 年 8 月 から12 月 までの 約 4か 月 間 で 全 従 業 員 から 参 加 者 を 募 り ヘルスアップマイレージを 実 施 しました これ は 参 加 者 自 らが 健 康 づくりに 関 する 日 々の 行 動 目 標 を 立 て 毎 日 コツコツと 実 行 し 記 録 するというものです 健 康 づ くりを 実 施 しても 健 康 診 断 や 体 重 変 化 等 結 果 として 表 れ なかったり 高 い 目 標 に 途 中 で 挫 折 してしまったりということ をよく 耳 にします 今 回 のヘルスアップマイレージは 個 人 の 努 力 や 取 り 組 みを 評 価 し 健 康 づくりを 継 続 してもらいたいと いう 目 的 で 実 施 しました 参 加 した 方 からは あまり 頑 張 ろう と 思 わず 気 軽 に 取 り 組 めたという 声 がありました 喫 煙 率 低 減 の 取 組 み 世 界 禁 煙 デー(5/31)に 先 駆 け たばこ についての 講 演 会 を 開 催 しました 当 社 の 喫 煙 率 は 全 国 平 均 19.7% (2014 年 JT 調 べ)を 大 きく 上 回 っており より 一 層 の 喫 煙 率 低 減 にむけた 取 り 組 みが 必 要 な 状 況 です 今 回 の 参 加 者 は 喫 煙 者 と 非 喫 煙 者 が 半 々でしたが そ れぞれの 立 場 で 講 師 の 話 を 興 味 深 く 聞 きました 講 演 会 後 のアンケートでは 今 後 も 今 まで 通 り 吸 う と 回 答 した 喫 煙 者 は 一 人 もおらず 何 らかの 気 持 ちの 変 化 を 促 せたようです (2014 年 5 月 28 日 ) 参 加 者 特 典 喫 煙 に 関 するハ ンフレット お 試 し 用 ニコチンハ ッチ ニコチンカ ム -12-
12. 社 会 との 関 わり 献 血 への 協 力 毎 年 東 根 市 の 協 力 依 頼 を 受 け 日 本 赤 十 字 社 の 血 液 事 業 ( 献 血 )に 協 力 しております 構 内 で 移 動 献 血 車 による 献 血 を 年 2 回 実 施 しており 供 給 量 不 足 の 状 況 にある 県 内 医 療 機 関 の 一 助 となっております 2014 年 は 延 べ 約 40 人 が 献 血 を 行 いました これからも 体 調 管 理 や 献 血 についての 啓 発 等 を 推 進 し 私 たちの 血 液 を 一 人 でも 多 くの 方 に 役 立 てていただけるよう 継 続 して 協 力 してまいります 果 樹 王 国 ひがしね さくらんぼマラソン 大 会 への 協 力 第 13 回 果 樹 王 国 ひがしねさくらんぼマラソン 大 会 が 山 形 県 東 根 市 の 陸 上 自 衛 隊 駐 屯 地 を 発 着 点 に 開 催 され 全 国 から 参 加 した12,504 名 のランナーが 果 樹 地 帯 を 駆 け 抜 け ました 地 元 企 業 として 協 賛 しながら 当 社 前 にて 25 名 の 社 員 がボランティアとして 氷 水 で 冷 やしたタオルをランナー に 提 供 する おもてなし を 行 い 大 会 を 盛 り 上 げました (2014 年 6 月 8 日 ) アルミ 缶 リサイクル 活 動 実 績 昭 和 電 工 グループアルミ 缶 リサイクル 活 動 に 参 加 してい ます 従 業 員 が 各 家 庭 等 で 出 た 使 用 済 みアルミ 缶 を 持 ち 寄 り 社 内 に 設 置 した 回 収 BOXに 入 れます 2014 年 の 活 動 実 績 は 以 下 のとおりです 回 収 缶 数 :36,765 缶 回 収 重 量 :690kg 収 益 金 :46,730 円 収 益 金 は 東 根 市 社 会 福 祉 協 議 会 に 寄 付 しました (2015 年 2 月 25 日 ) わがまち 街 路 樹 里 親 制 度 への 参 加 東 根 大 森 工 業 団 地 連 絡 協 議 会 環 境 部 会 *の 一 員 として わがまち 街 路 樹 里 親 制 度 に 参 加 しています 工 業 団 地 内 の 街 路 樹 63 本 の 里 親 として2009 年 に 認 定 さ れ 街 路 樹 周 囲 の 除 草 ゴミ 拾 い 作 業 を 定 期 的 に 行 ってい ます 認 定 から8 年 経 過 し 当 部 会 の 恒 例 行 事 となっており 一 般 市 民 からも 感 謝 されています (2014 年 10 月 17 日 ) * 環 境 部 会 : 東 根 大 森 工 業 団 地 内 に 立 地 している 企 業 と 東 根 市 役 所 と 協 同 し 環 境 活 動 及 び 情 報 交 換 を 行 う 団 体 -13-
市 内 中 学 生 夏 休 み 英 語 合 宿 へボランティアとして 参 加 本 年 度 初 めて 東 根 市 内 の 中 学 生 50 名 を 対 象 に 夏 休 み 英 語 合 宿 が 開 催 されました ( 主 催 : 東 根 市 中 学 校 長 会 ) 市 内 中 学 校 の 英 語 教 師 とともに 英 会 話 のボランティアとし て 当 社 からも 参 加 しました 生 きた 英 語 を 積 極 的 に 使 ったり 外 国 の 文 化 を 実 体 験 した りする 機 会 を 通 して 中 学 生 の 英 語 への 興 味 関 心 とコミュニ ケーションスキルの 向 上 を 目 的 とし 入 国 出 国 審 査 自 己 紹 介 異 文 化 交 流 のイベントでは 全 て 英 語 で 会 話 しました なかなか 上 手 く 会 話 のできない 生 徒 には 合 宿 がスムーズ にいくよう 手 助 けしました (2014 年 8 月 7 日 ~8 日 ) 地 元 中 学 生 の 職 場 訪 問 学 習 の 受 入 地 元 中 学 生 の 職 場 訪 問 学 習 を 実 施 しました これは 地 元 中 学 生 が 保 護 者 の 勤 務 先 を 訪 問 し 社 会 人 職 業 人 とし ての 一 面 にふれることで 職 業 観 や 働 くことに 対 する 興 味 関 心 を 高 める また 訪 問 先 の 方 と 接 することで 社 会 人 とし てのマナーやルールを 身 につけることを 目 的 に 行 われるも のです 参 加 した 中 学 生 は 工 場 内 へ 一 般 の 来 場 者 と 同 様 に 受 付 で 訪 問 カードに 必 要 事 項 を 記 入 してから 入 場 しました そ の 後 工 場 の 外 周 と 建 屋 内 を 見 学 し 最 後 のクリーンルーム では 入 室 時 に 必 須 となるエアシャワーを 体 験 し 勢 いよく 吹 き 出 す 風 に 最 初 は 驚 きながらも 楽 しそうにしていました (2014 年 8 月 9 日 ) 東 根 市 主 催 環 境 週 間 ひがしね への 参 加 環 境 週 間 ひがしね のイベントの 中 で 東 根 大 森 工 業 団 地 連 絡 協 議 会 環 境 部 会 で おおもりだんじろう 実 験 室 が 開 催 されました 実 験 室 では LEDペットボタルを 作 ってみよ う 液 体 窒 素 で 物 の 変 化 を 見 てみよう など 子 供 たちを 対 象 にした 科 学 実 験 室 が 行 われました 当 社 は スライムを つくろう を 担 当 し 液 体 のりがスライムになって 行 く 過 程 を 子 供 たちと 実 験 しました (2014 年 11 月 16 日 ) -14-
13. 従 業 員 との 関 わり 交 通 安 全 県 民 運 動 への 協 力 春 と 秋 に 山 形 県 下 一 斉 に 交 通 安 全 県 民 運 動 が 展 開 されま す 当 社 でも 従 業 員 向 けに 夕 暮 れ 時 と 夜 間 の 歩 行 中 自 転 車 乗 用 中 の 交 通 事 故 防 止 推 進 や 道 路 横 断 時 交 差 点 にお ける 交 通 事 故 防 止 などの 交 通 安 全 啓 発 活 動 のため 交 差 点 と 正 門 で 交 通 安 全 指 導 を 行 いました 春 の 交 通 安 全 県 民 運 動 (2014 年 4 月 6 日 ~4 月 15 日 ) 秋 の 交 通 安 全 県 民 運 動 (2014 年 9 月 21 日 ~9 月 30 日 ) 冬 道 の 安 全 運 転 講 習 会 開 催 雪 道 経 験 の 無 い 他 県 出 身 者 を 中 心 に 冬 道 の 安 全 運 転 講 習 会 を 開 催 しました 山 形 は 例 年 11 月 ~3 月 頃 の 冬 期 間 雪 道 対 策 が 必 要 な 環 境 にあります また 当 社 はマイカー 通 勤 率 が99%と 高 いこともあり 冬 道 の 安 全 運 転 対 策 は 特 に 重 要 です 今 回 は 講 師 を 招 いて DVD パワーポイント 配 布 資 料 などを 用 いて 講 習 会 を 行 いました 参 加 した 従 業 員 か らは ためになった との 声 が 多 く 寄 せられました 今 後 も より 一 層 交 通 事 故 防 止 安 全 運 転 意 識 向 上 に 取 り 組 んでま いります (2014 年 12 月 17 日 ) 人 権 啓 発 の 取 り 組 み 英 会 話 講 師 ( 外 国 人 )の 方 から 外 国 人 からみて 感 じる 差 別 外 国 人 が 故 に 受 けた 差 別 を 中 心 に 講 演 していただきま した 参 加 者 からは 直 接 外 国 人 の 方 から 話 を 聞 く 機 会 がな いため 有 意 義 だったという 感 想 がありました また 全 員 を 対 象 にインターネットによる 人 権 侵 害 をテーマ にした DVD 視 聴 会 も 実 施 しました 職 場 の 人 権 (セクハラ パワハラ 等 )だけではなく 様 々な 人 権 問 題 を 取 り 上 げ 日 頃 から 人 権 に 配 慮 した 行 動 や 言 動 がとれるよう 引 き 続 き 人 権 啓 発 に 取 り 組 んでまいります (2014 年 11 月 10 日 ) 男 性 の 育 児 休 業 取 得 推 進 男 女 ともに 子 育 てや 介 護 をしながら 働 き 続 けることができ る 社 会 を 目 指 して 2010 年 に 改 正 育 児 介 護 休 業 法 が 施 行 され 当 社 においても 法 改 正 の 趣 旨 を 踏 まえ 男 性 従 業 員 が 育 児 休 業 を 取 得 しやすい 環 境 に 制 度 を 変 更 しました 結 果 これまで7 名 の 男 性 従 業 員 が 育 児 休 業 を 取 得 してい ます 尚 女 性 従 業 員 の 取 得 率 は100%です 今 後 も 引 続 き 夫 婦 で 育 児 家 事 を 協 力 し 分 担 出 来 るよう 男 性 従 業 員 へ 育 児 休 業 取 得 推 進 を 行 ってまいります -15-
MEMO -16-
昭 和 電 工 HD 山 形 株 式 会 社 2015 年 CSRサイトレポート 発 行 年 月 :2015 年 8 月 本 レポートに 関 するお 問 い 合 わせ 先 昭 和 電 工 HD 山 形 株 式 会 社 CSRグループ 999-3701 山 形 県 東 根 市 東 根 甲 5400 番 地 2 Tel:0237-43-6111 Fax:0237-43-6039