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免 責 条 項 本 報 告 書 で 提 供 している 情 報 は ご 利 用 される 方 のご 判 断 責 任 においてご 使 用 ください ジェトロでは できるだけ 正 確 な 情 報 の 提 供 を 心 掛 けておりますが 本 報 告 書 で 提 供 した 内 容 に 関 連 して ご 利 用 される 方 が 不 利 益 等 を 被 る 事 態 が 生 じたとしても ジェトロ 及 び 執 筆 者 は 一 切 の 責 任 を 負 いかねますので ご 了 承 ください 2

目 次 0. はじめに... 4 0.1 日 本 の 健 康 食 品 に 関 する 制 度 について... 4 0.2 本 報 告 書 における 健 康 食 品 の 定 義... 4 1. インドネシアにおける 公 的 な 定 義 分 類... 5 1.1 口 に 入 るものの 分 類 : 医 薬 品 と 食 品... 5 1.2 食 品 分 類... 5 1.3 健 康 食 品 分 類... 5 (1) 特 定 加 工 食 品... 6 (2) 栄 養 の 補 給 や 高 さを 強 調 した 食 品... 6 (3) 健 康 への 影 響 を 強 調 した 食 品... 6 (4)サプリメント... 6 1.4 分 類 一 覧 表... 9 2. 流 通 に 関 する 規 制... 10 2.1 販 売 ( 根 拠 法 と 罰 則 ライセンス 必 要 書 類 手 続 きなど)... 10 (1) 特 定 加 工 食 品 と 栄 養 / 健 康 強 調 食 品... 10 (2)フードサプリメント... 12 2.2 輸 入... 15 (1) 特 定 加 工 食 品 と 栄 養 / 健 康 強 調 食 品... 15 (2) サプリメント... 17 2.3 サンプル 持 ち 込 み... 17 3. 表 示 に 関 する 概 要... 20 3.1 栄 養 / 健 康 強 調 食 品... 20 (1) 効 果 効 能 の 表 示... 20 (2) 栄 養 素 の 機 能 を 表 示... 26 (3) 栄 養 素 を 含 むことの 表 示... 30 (4) 栄 養 素 が 高 いことの 表 示... 31 (5) 栄 養 素 が 低 いことの 表 示... 31 (6) 栄 養 素 を 含 まないことの 表 示... 32 (7) 商 品 名 商 品 ロゴとの 関 係... 33 3.2 サプリメント... 35 4. 市 場 動 向... 37 4.1 概 況... 37 4.2 市 場 規 模... 41 4.3 主 な 関 連 企 業... 43 (1) 製 造... 43 (2) 輸 入... 44 (3) 小 売... 45 4.4 商 品 例... 46 (1) 栄 養 / 健 康 強 調 食 品... 46 (2)フードサプリメント... 49 4.5 販 売 チャンネル... 55 4.6 店 舗 インタビュー... 56 5. 流 通 経 路... 57 6. 失 敗 トラブル 例... 58 3

0. はじめに 0.1 日 本 の 健 康 食 品 に 関 する 制 度 について 日 本 において 健 康 食 品 の 法 律 上 の 定 義 はなく 広 く 健 康 の 保 持 増 進 に 資 する 食 品 として 販 売 利 用 されるもの 全 般 を 指 している 従 って HS 分 類 や JAS 法 でも 健 康 食 品 という 項 目 は 存 在 しない 食 品 において 健 康 や 栄 養 に 関 する 表 示 を 行 える 制 度 は 1 栄 養 成 分 の 量 や 熱 量 等 の 表 示 をする 場 合 の 基 準 である 栄 養 成 分 表 示 ( 当 該 栄 養 成 分 が 高 い 低 い などの 強 調 表 示 を 含 む) 2 栄 養 成 分 (ビタミン ミネラル)の 機 能 を 表 示 する 栄 養 機 能 食 品 ( カルシウムは 骨 や 歯 の 形 成 に 必 要 な 栄 養 素 です など) 3 特 定 の 保 健 の 用 途 に 資 する 旨 を 表 示 する 特 定 保 健 用 食 品 ( おなかの 調 子 を 整 えたり するのに 役 立 つ など)がある 栄 養 機 能 食 品 および 特 定 保 健 用 食 品 以 外 の 食 品 には 保 健 の 機 能 や 栄 養 成 分 の 機 能 の 表 示 をすることができない 図 1: 日 本 の 制 度 分 類 出 所 : 厚 生 労 働 省 ウェブページ 0.2 本 報 告 書 における 健 康 食 品 の 定 義 前 項 のとおり 健 康 食 品 には 明 確 な 定 義 が 存 在 しないことから 本 報 告 書 では 便 宜 上 広 く 健 康 の 保 持 増 進 に 資 する 食 品 として 販 売 利 用 されるもの 全 般 と 定 義 する 4

1. インドネシアにおける 公 的 な 定 義 分 類 1.1 口 に 入 るものの 分 類 : 医 薬 品 と 食 品 口 に 入 るものの 分 類 としては 医 薬 品 と 食 品 に 分 けられる 2009 年 10 月 13 日 付 第 36 号 保 健 法 によると 医 薬 品 (obat)の 定 義 は 以 下 のとお りである 診 断 予 防 治 癒 回 復 健 康 の 向 上 避 妊 の 枠 組 みにおける 原 料 あるいは 混 合 原 料 生 物 学 的 体 系 や 病 理 学 的 状 態 に 影 響 を 与 えたり 調 べたりするために 使 用 される 生 物 学 的 製 品 を 含 む 一 方 食 品 (pangan)は 2012 年 11 月 16 日 付 第 18 号 食 品 法 によると 以 下 のと おり 定 義 されている 加 工 非 加 工 の 別 なく 人 間 の 消 費 する 食 品 や 飲 料 として 供 される 農 作 物 農 園 作 物 林 産 物 水 産 物 畜 産 物 水 域 産 物 水 の 生 物 学 的 な 源 を 出 自 とす るものすべて 食 品 添 加 物 食 品 原 材 料 および 食 品 や 飲 料 の 提 供 加 工 およ び/あるいは 製 造 のプロセスにおいて 使 用 されるその 他 の 原 料 も 含 む 1.2 食 品 分 類 上 記 2012 年 第 18 号 食 品 法 によると 食 品 は 生 鮮 食 品 および 加 工 食 品 に 分 けられる さらに 食 品 の 安 全 性 と 品 質 栄 養 についての 2004 年 10 月 5 日 付 第 28 号 政 令 は 生 鮮 食 品 と 加 工 食 品 のほか 特 定 加 工 食 品 添 加 物 も 定 義 している それぞれの 定 義 は 次 のとお り (1) 生 鮮 食 品 (pangan segar) 直 接 消 費 できる および/あるいは 食 品 加 工 の 原 材 料 となり 得 る 加 工 がされてい ない 食 品 のこと (2) 加 工 食 品 (pangan olahan) 添 加 物 のあるなしにかかわらず 特 定 の 方 法 やメソッドで 加 工 された 食 品 や 飲 料 の こと (3) 特 定 加 工 食 品 (pangan olahan tertentu) 特 定 のグループの 健 康 状 態 を 維 持 向 上 するために 消 費 される 加 工 食 品 のこと (4) 添 加 物 (bahan tambahan pangan) 食 品 の 性 質 や 形 態 に 影 響 を 与 えるべく 食 品 に 添 加 されるもの 1.3 健 康 食 品 分 類 インドネシアにおいて 健 康 食 品 という 法 的 な 定 義 は 存 在 しないが 上 記 1.2 の 食 品 のうち いわゆる 健 康 食 品 に 相 当 するのは 特 定 加 工 食 品 であろう また このほか 要 件 を 満 たすことにより 健 康 に 関 する 一 定 の 表 示 が 許 可 されている 5

(1) 特 定 加 工 食 品 前 項 の 食 品 の 安 全 性 と 品 質 栄 養 についての 2004 年 第 28 号 政 令 の 註 解 には 特 定 加 工 食 品 について 次 のような 説 明 がなされている 特 定 加 工 食 品 とは 特 定 のグループの 消 費 のための 加 工 食 品 で 例 えば 乳 児 用 粉 ミルク 妊 婦 や 授 乳 中 の 母 親 に 必 要 とされる 食 品 特 定 の 疾 病 罹 患 者 のため の 特 別 な 食 品 その 他 人 間 の 健 康 クオリティの 向 上 に 大 きな 影 響 を 有 する 同 類 のもの (2) 栄 養 の 補 給 や 高 さを 強 調 した 食 品 加 工 食 品 のラベルと 広 告 におけるクレームの 監 督 についての 2011 年 12 月 1 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 は 加 工 食 品 の 中 でも 特 にその 特 徴 を 強 調 した 食 品 の 表 示 について 栄 養 の 補 給 や 高 さをうたうこと および 健 康 によいこ とを 強 調 することを 認 めている うち 特 に 栄 養 について 強 調 した 加 工 食 品 ( 以 下 本 稿 では 便 宜 上 栄 養 強 調 食 品 と 呼 称 する)は 栄 養 素 の 含 有 について 強 調 したものと 栄 養 素 の 比 較 を 強 調 したものとに 分 けられている (3) 健 康 への 影 響 を 強 調 した 食 品 (2)で 述 べたうち 特 に 健 康 についてうたった 加 工 食 品 ( 以 下 本 稿 では 便 宜 上 健 康 強 調 食 品 と 呼 称 する)は 以 下 の 3 つに 分 けられている 1 栄 養 素 の 機 能 を 強 調 した 食 品 2 他 の 機 能 を 強 調 した 食 品 ( 食 物 繊 維 フィトステロール( 植 物 ステロール)とフィ トスタノールなどの 機 能 ) 3 疾 病 リスクの 軽 減 を 強 調 した 食 品 さらに 上 記 の2および3の 食 品 を 機 能 的 食 品 (Pangan Fungsional)に 分 類 すると 定 め ている 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909の 機 能 的 食 品 の 定 義 は 以 下 のとおりである 科 学 的 検 証 に 基 づき その 基 本 的 な 機 能 のほかに 特 定 の 病 理 学 的 機 能 を 有 する 食 品 コンポーネンツを1つあるいは 複 数 含 有 する 加 工 食 品 危 険 ではなく 健 康 に 利 することが 立 証 されていることが 条 件 (4)サプリメント 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 のサイトでは 食 品 とも 医 薬 品 とも 別 にフードサプリメント (suplemen makanan)の 登 録 項 目 を 設 けている フードサプリメントの 監 督 規 定 を 定 めた 2004 年 8 月 9 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.23.3644 は 食 品 同 様 保 健 法 も 食 品 法 も 参 照 しているものの インドネシア 語 で pangan と 呼 ばれる いわゆる 食 品 の 用 語 を 使 用 せず インドネシア 語 で 食 べ 物 という 意 味 の makanan という 単 語 を 配 するこ とで 食 品 とは 一 線 を 画 すものと 位 置 付 けているようである 同 規 則 におけるフードサプ リメントの 定 義 は 次 のとおりである 6

( 植 物 非 植 物 からの 出 自 であることを 考 慮 せず)ビタミンやミネラル アミノ 酸 他 の 原 料 を 1 つあるいは 複 数 含 有 し 栄 養 価 および/あるいは 集 中 的 な 数 量 の 機 能 的 効 果 を 持 って 必 要 な 食 用 栄 養 素 を 補 給 するための 製 品 のこと さらに フードサプリメントの 条 件 を 次 のように 定 めている a. 品 質 基 準 や 安 全 条 件 その 他 の 定 められた 条 件 を 満 たした 原 料 を 使 用 している b. その 効 能 が 成 分 構 成 から 評 価 でき および/あるいはデータで 立 証 される c. 適 正 製 造 規 範 (GMP)に 従 って 生 産 されている d. 完 全 で 客 観 的 正 確 で 難 しくない 情 報 を 記 載 した 表 示 がなされている e. 食 品 用 でないピルやタブレット カプセル 粉 末 粒 状 半 固 形 液 状 の 形 態 をとる 一 方 医 薬 品 との 線 引 きは ビタミン ミネラル アミノ 酸 その 他 の 原 料 の 含 有 量 で これらの 含 有 量 が 2004 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.23.3644 の 添 付 で 定 められた 上 限 内 であればフードサプリメント この 上 限 を 超 えれば 医 薬 品 となる たと えば ビタミン C の 含 有 量 が 1,000mg までであればフードサプリメントであるが 1,000mg を 超 えると 医 薬 品 である 各 栄 養 素 の 上 限 は 次 のとおりである 1 ビタミン ミネラル No. 名 称 1 日 当 たりの 摂 取 量 上 限 備 考 1 ビタミン A 5,000 UI (1,500 mcg) 2 ベータカロチン 15 mg (20,000 UI) 3 ビタミン B1 100 mg 4 ビタミン B2 50 mg 5 ビタミン B3 - ナイアシン 100 mg - ニコチンアミド 250 mg 6 パントテン 酸 100 mg 7 ビタミン B6 100 mg 8 ビタミン B12 200 mcg 9 ビオチン 500 mcg 10 葉 酸 800 mcg 妊 婦 用 最 大 1000 mcg 11 ビタミン D 400 UI 12 ビタミン E 400 UI 13 ビタミン C 1,000 mg 14 ビタミン K 500 mcg 15 鉄 分 30 mg 16 ホウ 素 3 mg 17 リン 1,200 mg 7

18 カリウム 50 mg 19 カルシウム 1,200 mg 20 クロミウム 200 mcg 21 マグネシウム 600 mg 22 マンガン 5 mg 23 モリブデン 75 mcg 24 セレニウム 200 mcg 25 銅 3 mg 26 バナジウム 20 mcg 27 ヨード 150 mcg 28 亜 鉛 30 g 妊 婦 授 乳 中 の 女 性 用 最 大 60 mcg 2 アミノ 酸 No. 名 称 1 日 当 たりの 摂 取 量 上 限 備 考 1 グルタミン 2,000 mg 2 グルタチオン 600 mg 3 イノシトール 200 mg 4 カルニチン 2,000 mg 5 コエンザイム Q 10 100 mg 6 コリン 3,000 mg 7 L-アルギニン 1,000 mg 8 ロイシン 500 mg 9 リシン 1,000 mg 10 メチルシステイン 200 mg 11 システイン 1,500 mg 12 タウリン 3,000 mg 13 チロシン 1,500 mg 3 その 他 No. 名 称 1 日 当 たりの 摂 取 量 上 限 備 考 1 ビオフラボノイド 200 mg 2 キトサン 1,500 mg 0.7 mg 5 歳 以 下 の 幼 児 用 3 フッ 素 3 mg 4 グルコサミン 1,500 mg 1.5 mg 青 年 用 成 人 妊 婦 授 乳 中 の 女 性 用 5 カフェイン 150 mg 最 低 3 分 量 に 分 割 8

6 コンドロイチン 硫 酸 1,200 mg 7 メチルサルフォニル メタン 3,000 mg 8 シリカ 2.4 mg 混 合 形 状 ただし 下 に 見 るように サプリメントを 輸 入 する 会 社 には 医 薬 品 調 達 分 野 の 輸 入 業 者 許 可 を 有 していることが 義 務 付 けられている(2-1(2) 参 照 )のに 対 し 関 税 率 表 ではフ ードサプリメントは HS コード 2106 番 台 加 工 された 食 品 (Olahan Makanan) に 分 類 さ れている 輸 入 面 において 輸 入 業 者 許 可 の 点 ではサプリメントは 医 薬 品 の 範 疇 としてと らえられている 一 方 関 税 率 表 上 では 食 品 の 範 疇 でとらえられており ちぐはぐな 印 象 を 受 ける HS CODE BM (TAX) Uraian Id (Id Description) Uraian En (En Description) 2106 Olahan makanan yang tidak dirinci atau termasuk dalam pos lainnya. Food preparations not elsewhere specified or included. 210690 - Lain-lain: -Â Â Other: 2106907000 5% - - Suplemen makanan - - Food supplements なお 最 近 の 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 ではフードサプリメントではなく 健 康 サプリメント(suplemen kesehatan)と 記 載 されているものがあるが 流 通 禁 止 となる 伝 統 生 薬 やサプリメントの 原 料 についての 2014 年 7 月 16 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 第 10 号 では 本 令 より 前 に 登 録 が 承 認 されたフードサプリメントは 本 令 で 言 う 健 康 サプリメントとして 理 解 される とする 条 項 があり 従 来 のフードサプリメントと 最 近 の 健 康 サプリメントはほぼ 同 じものと 理 解 してよいと 考 えられる 1.4 分 類 一 覧 表 本 章 の 内 容 を 整 理 すると 以 下 のとおり 分 類 される 口 に 入 るもの 添 加 物 生 鮮 食 品 特 定 加 工 食 品 乳 幼 児 妊 婦 健 康 向 上 を 目 的 特 定 の 疾 病 患 者 授 乳 中 の 母 親 の とした 食 品 のための 食 品 ための 食 品 なし なし -- 食 品 含 有 栄 養 素 を 強 調 A エネルギー B 脂 肪 加 工 食 品 栄 養 強 調 食 品 C コレステロール D 糖 分 E ナトリウム F プロテイン G ビタミン H ミネラル 栄 養 素 の 比 較 を 強 調 栄 養 素 の 機 能 を 強 調 A プロテイン B ビタミンA C ビタミンB 類 D ビタミンC E カルシウム F 鉄 分 G ヨード 健 康 強 調 食 品 その 他 機 能 を 強 調 A. 食 物 繊 維 B.フィトステ ロール C.フィトスタ ノール 機 能 的 食 品 疾 病 リスクの 緩 和 を 強 調 なし サプリメント -- -- その 他 A ビタミン ミネラル アミ ノ 酸 炭 水 化 物 プロテイ ン 脂 肪 その 他 の 原 料 を1 種 類 あるいは 複 数 含 む B Aの 原 料 に 加 え 他 の 天 然 原 料 を1 種 類 ある いは 複 数 含 む 伝 統 生 薬 医 薬 品 I 食 物 繊 維 9

2. 流 通 に 関 する 規 制 2.1 販 売 ( 根 拠 法 と 罰 則 ライセンス 必 要 書 類 手 続 きなど) (1) 特 定 加 工 食 品 と 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 特 定 加 工 食 品 と 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 の 販 売 管 理 は 一 般 の 加 工 食 品 と 同 様 に 行 われている 2012 年 第 18 号 食 品 法 によると 加 工 食 品 の 流 通 には 流 通 許 可 (Izin Edar)の 取 得 が 義 務 付 けられており 故 意 に 流 通 許 可 を 取 得 せずに 加 工 食 品 を 販 売 する 事 業 者 には 禁 固 最 長 2 年 罰 金 最 大 40 億 ルピアが 科 されるとされている また 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.5.12.11.09955 は 虚 偽 の 登 録 をした 登 録 内 容 と 異 なる 商 品 を 販 売 した などの 登 録 違 反 を 犯 した 事 業 者 には 警 告 書 の 発 行 流 通 の 一 時 禁 止 活 動 の 一 時 停 止 登 録 承 認 書 の 抹 消 といった 罰 則 が 科 され るとしている 流 通 許 可 は 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 へ 該 当 食 品 を 登 録 することで 取 得 される 加 工 食 品 の 登 録 についての 2011 年 12 月 5 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.5.12.11.09955 および 加 工 食 品 の 登 録 手 順 についての 同 No.HK.03.1.5.12.11.09956 は 加 工 食 品 は 事 前 に 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 に 登 録 し 登 録 承 認 書 を 取 得 することを 義 務 付 けている この 時 食 品 の 登 録 番 号 が 付 与 され これを 記 載 したラベルの 承 認 も 行 われる 加 工 食 品 の 登 録 は ラベルのデザイン 包 装 の 種 類 成 分 製 造 者 の 名 称 や 住 所 ごとに 行 う 登 録 申 請 は 輸 入 品 は 輸 入 者 あるいはディストリビューターが 国 産 品 の 場 合 は 製 造 者 あるいは 契 約 供 与 者 ( 契 約 生 産 の 場 合 )が 行 うが これら 業 者 が 輸 入 業 あるいは 販 売 業 または 製 造 業 の 事 業 認 可 を 取 得 していること 該 当 する 加 工 食 品 を 輸 出 する 海 外 の 会 社 からの 指 名 書 を 保 有 していること( 輸 入 品 の 場 合 ) 法 規 に 準 じた 食 品 販 売 の 条 件 を 備 えていること が 条 件 となる 一 方 登 録 しようとする 加 工 食 品 は 安 全 ( 微 生 物 や 化 学 物 質 などの 含 有 量 が 基 準 以 下 )と 品 質 そして 栄 養 素 についての 基 準 を 満 たし ラベルの 表 示 条 件 を 満 たしていなければならない 加 工 食 品 の 登 録 は 次 の 手 順 で 行 われる 1 生 産 / 販 売 設 備 の 監 査 を 受 ける 当 該 の 加 工 食 品 の 製 造 者 輸 入 者 あるいは 販 売 者 が 所 在 する 地 域 を 管 轄 する 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 の 地 方 事 務 所 で 生 産 / 販 売 設 備 の 監 査 を 受 ける 監 査 は 加 工 食 品 の 登 録 ごと 同 じ 種 類 の 食 品 ごとに 1 回 受 ける 種 類 が 違 う 加 工 食 品 であ れば 別 途 監 査 が 必 要 になる 監 査 結 果 は 申 請 者 に 通 知 され 同 時 にコピーが 食 品 検 査 認 証 局 に 送 付 される 2 登 録 申 請 加 工 食 品 の 登 録 申 請 は 加 工 食 品 の 電 子 登 録 の 実 施 についての 2013 年 2 月 18 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 2013 年 第 1 号 により 電 子 登 録 を 通 じて 行 わ れることになった(e-Registration) このため 新 規 の 申 請 者 は 申 請 前 にまず 10

ユーザーID とパスワードを 取 得 しなければならない 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 の サイト http://www.pom.go.id にアクセスして 必 要 なデータをエントリーし それ を 証 明 する 以 下 の 書 類 をアップロードする a. 申 請 書 b. 責 任 者 の 誓 約 書 c. 輸 入 業 者 認 定 番 号 (API 輸 入 を 行 う 場 合 ) d. 事 業 許 可 e. 納 税 者 番 号 (NPWP) f. 公 正 証 書 化 された 輸 入 委 任 状 ( 輸 入 を 行 う 場 合 かつ 輸 入 を 委 任 する 場 合 ) g. 輸 入 予 定 の 加 工 食 品 の HS コード リスト( 輸 入 を 行 う 場 合 ) 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 は これらを 審 査 した 後 ユーザーID とパスワードを 発 行 する 次 に 取 得 したユーザーID とパスワードを 用 いて 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 のサイ ト( http://www.pom.go.id )の 中 の e-registration アプリケーション にア クセスする ここに 必 要 なデータを 記 入 した 後 必 要 書 類 を 提 出 することで 申 請 を 行 う 上 記 2011 年 12 月 5 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.5.12.11.09955 および 同 No.HK.03.1.5.12.11.09956 によると 申 請 に 必 要 な 書 類 は 次 のとおりである a. 事 業 許 可 b. 輸 入 業 者 認 定 番 号 (API 輸 入 食 品 の 場 合 ) c. 該 当 する 加 工 食 品 を 輸 出 する 海 外 の 会 社 からの 指 名 書 ( 輸 入 食 品 の 場 合 ) d. 衛 生 証 明 (Health Certificate)または 販 売 許 可 証 明 (Certificate of Free Sale)( 輸 入 食 品 の 場 合 ) e. 1の 生 産 / 販 売 設 備 監 査 の 結 果 f. 会 社 間 の 関 係 を 示 す 証 明 書 ( 必 要 であれば) g. 使 用 する 成 分 あるいは 原 料 のリスト h. 特 定 の 原 料 に 関 する 説 明 書 i. 生 産 工 程 または 適 正 製 造 規 範 (GMP)/ 危 害 要 因 分 析 必 須 管 理 点 (HACCP) の 認 証 j. 最 終 製 品 の 分 析 証 明 (Certificate of Analysis) k. 保 存 期 間 に 関 する 情 報 l. 製 品 コードに 関 する 情 報 m. ラベルのデザイン その 他 必 要 に 応 じて 商 標 認 証 インドネシア 国 家 規 格 (SNI) 認 証 有 機 認 証 遺 伝 子 組 み 換 え 作 物 (GMO) 不 使 用 の 説 明 放 射 能 照 射 の 説 明 食 品 ラベルにおけ るハラール 表 示 の 合 意 書 などが 必 要 になる 11

3 書 類 審 査 上 述 の 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 2013 年 第 1 号 によると 書 類 審 査 には 10 稼 動 日 を 要 することになっている 審 査 の 結 果 申 請 受 理 となった 場 合 申 請 者 には 審 査 継 続 のための 銀 行 支 払 案 内 書 が 送 付 される 1 カ 月 以 内 にこの 支 払 い 手 続 きを 行 い 銀 行 送 金 の 証 明 書 を 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 に 送 付 する 追 加 あるいは 確 認 のための 書 類 データの 提 出 が 求 められた 場 合 は 要 請 から 7 稼 動 日 以 内 に 提 出 する 4 継 続 審 査 食 品 の 安 全 性 や 品 質 栄 養 素 について 基 準 を 満 たしているかなどを 確 認 する 審 査 期 間 は 食 品 の 種 類 により 60 稼 動 日 から 150 稼 動 日 とされており 審 査 結 果 に 従 い 登 録 承 認 あるいは 登 録 拒 否 の 結 果 が 決 定 される 審 査 で 追 加 データが 必 要 とされた 場 合 は 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 より 要 請 書 が 発 行 されてから 50 日 以 内 に 提 出 のこと 5 登 録 承 認 書 の 発 行 4の 終 了 から 4 稼 動 日 以 内 に 登 録 承 認 書 が 発 行 される この 時 ラベル 記 載 内 容 と 食 品 登 録 番 号 が 付 与 される 海 外 生 産 品 の 登 録 番 号 は BPOM RI ML... で 国 内 生 産 品 は BPOM RI MD で 始 まる この 番 号 は 消 費 者 に 分 かりやすいように 商 品 ラベルに 記 載 されなければならない 6 登 録 承 認 書 の 引 き 渡 し 最 終 ラベル 案 と 登 録 手 数 料 支 払 い 証 明 を 提 出 して 登 録 承 認 書 を 受 け 取 るこ とができる 登 録 承 認 書 の 有 効 期 間 は 5 年 間 で 延 長 が 可 能 である (2)フードサプリメント 一 方 上 記 2004 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.23.3644は フードサプ リメントもまた 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 へ 製 品 を 登 録 して 流 通 許 可 を 取 得 することを 義 務 付 けており 2005 年 3 月 2 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.41.1381にて フードサプリメントの 登 録 手 順 を 定 めている これによると 以 下 がそれぞれ 登 録 申 請 を 行 う 国 産 のフードサプリメントの 登 録 は それを 製 造 する 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 ライセンス 生 産 されているフードサプリメントは ライセンスを 受 け 取 った 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 契 約 サプリメントは 契 約 を 供 与 した 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 サプリメ ント 販 売 事 業 体 12

これら 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 サプリメント 販 売 事 業 体 は 少 なくとも 品 質 試 験 ラボラトリー および 責 任 者 となる 薬 剤 師 を 有 していなければならない 一 方 輸 入 サプリメントは 原 産 国 の 製 造 元 から 直 接 指 名 を 得 た 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 あるいはフードサプリメント 販 売 事 業 体 が 登 録 申 請 するもので これら 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 あるいはフードサプリメント 販 売 事 業 体 には 医 薬 品 調 達 分 野 の 輸 入 業 者 許 可 を 有 していることが 義 務 付 けられる また 海 外 の 製 造 元 には 適 正 製 造 規 範 (GMP)の 条 件 を 満 たしていることを 原 産 国 政 府 あるいは 認 証 機 関 発 行 の 証 明 書 で 証 明 できることが 義 務 付 けられている 必 要 であれば 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 担 当 官 が 立 ち 入 り 検 査 を 行 うこともある さらに 特 許 保 護 されたフードサプリメントは 特 許 権 者 である 医 薬 品 会 社 伝 統 生 薬 会 社 食 品 会 社 フードサプリメント 販 売 事 業 体 あるいは 特 許 権 者 の 委 任 者 特 許 権 が 移 転 した 場 合 はその 移 転 先 の 者 が 登 録 申 請 を 行 う 特 許 権 は 特 許 証 明 書 で 証 明 されなければ ならない フードサプリメントの 登 録 は 次 の 手 順 で 行 われる 1 登 録 申 請 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 が 用 意 している 申 請 フォームあるいは 登 録 ディスケット に 次 ページに 示 すような 書 類 と 補 完 書 類 を 添 付 して 提 出 する 補 完 書 類 は 以 下 a.および b.から 成 り この 他 c.および d.も 添 付 する 登 録 は 有 料 である a. 品 質 技 術 についての 書 類 b. 立 証 の 種 類 とレベルに 応 じた 効 能 を 証 明 する 書 類 c. 流 通 時 に 使 用 が 予 定 されている 内 外 すべての 包 装 (カラー) d. フードサプリメントについての 情 報 を 記 載 したパンフレット 2005 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.41.1381 は 古 い 法 令 なので 記 載 がないが 同 庁 のサイトを 見 ると 現 在 はフードサプリメントも 電 子 登 録 で 進 められており 加 工 食 品 の 登 録 の 場 合 と 同 様 申 請 者 は 登 録 申 請 前 に 同 庁 のサイ トでユーザーID とパスワードを 取 得 しなければならない((1)2 参 照 ) 医 薬 品 産 業 伝 統 生 薬 産 業 食 品 産 業 フー ドサプリメント 販 売 事 業 体 あるいは 医 薬 品 輸 入 業 者 の 許 可 適 正 製 造 規 範 (GMP) 証 明 インドネシア 産 サプリメント 非 ライセン ライセンス 契 約 生 産 ス 生 産 生 産 ( 注 1) ( 注 2) 輸 入 サプリメ ント ( 注 3) 13

当 該 製 品 が 原 産 国 で 製 造 され 流 通 しているこ とを 表 明 した 原 産 国 政 府 発 行 の 証 明 書 ライセンス/ 契 約 生 産 についての 契 約 書 原 産 国 の 製 品 保 有 者 ま たはフードサプリメン ト 産 業 からの 指 名 書 技 術 責 任 者 としての 薬 剤 師 の 許 可 フードサプリメントの サンプル テスト 3 回 分 -- -- -- -- -- -- -- 表 示 デザイン 広 告 デザイン ( 注 1)ライセンス 供 与 者 とライセンス 受 領 者 両 方 の 許 可 ライセンス 供 与 者 の 許 可 に は 品 質 技 術 を 証 明 する 書 類 を 添 付 ( 注 2) 契 約 供 与 者 と 契 約 受 領 者 両 方 の 許 可 契 約 供 与 者 の 許 可 には 品 質 技 術 を 証 明 する 書 類 を 添 付 ( 注 3) 原 産 国 の 製 造 業 者 の GMP 証 明 2 書 類 審 査 上 述 で 提 出 された 申 請 書 類 の 審 査 が 行 われ 登 録 カテゴリーが 決 定 される カテ ゴリーは ビタミン ミネラル アミノ 酸 炭 水 化 物 プロテイン 脂 肪 その 他 の 原 料 他 の 天 然 原 料 の 含 有 状 況 に 応 じて 決 定 される 書 類 審 査 の 結 果 は 文 書 にまとめられ 登 録 者 に 通 知 される 期 間 は 書 類 が 不 備 なく 受 け 付 けられてから 新 規 登 録 で 20 稼 働 日 変 更 登 録 は 10 稼 働 日 とされている a. 本 審 査 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 が 設 置 したサプリメント 審 査 委 員 会 およびサプリメント 審 査 国 家 委 員 会 による 継 続 審 査 が 行 われる 内 容 は 主 に 該 当 フードサプリメント の 品 質 安 全 性 効 能 の 確 認 で 2で 決 まった 登 録 カテゴリーごとに 審 査 経 路 が 異 なる 14

b. 決 定 書 の 発 行 3の 審 査 の 結 果 フードサプリメントの 品 質 安 全 性 効 能 の 条 件 が 満 たされた と 見 なされた 申 請 に 対 し 決 定 書 が 発 行 される 期 間 は 登 録 カテゴリーごとの 審 査 経 路 により 登 録 書 類 が 不 備 なく 受 け 取 られてから 7~60 稼 働 日 と 異 なる この 際 フードサプリメントの 登 録 番 号 = 流 通 許 可 番 号 が 付 与 される 登 録 番 号 は 国 産 品 の 場 合 は POM SD で 始 まり 中 でもライセンス 生 産 されているもの は POM SL で 始 まる 番 号 を 有 する 輸 入 品 は POM SI で 始 まる 登 録 承 認 の 有 効 期 間 は 5 年 間 で 再 登 録 による 延 長 が 認 められている フードサプリメントの 場 合 流 通 許 可 取 得 後 1 年 以 内 に 当 該 サプリメントの 製 造 ある いは 輸 入 を 行 うことが 義 務 付 けられており その 製 造 輸 入 1 カ 月 前 までに 市 場 に 流 通 する 最 終 包 装 を 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 宛 てに 提 出 することとされている 2005 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.41.1381 は 以 下 の 場 合 に 流 通 許 可 が 抹 消 されるとしている 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 の 検 査 やモニタリングで 条 件 を 満 たしていないことが 判 明 した 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 に 承 認 されたのと 表 示 が 異 なる 規 定 違 反 のプロモーションが 行 われた 流 通 許 可 取 得 後 1 年 以 内 の 製 造 / 輸 入 製 造 輸 入 開 始 1 カ 月 前 までの 最 終 包 装 の BPOM 提 出 6 ヶ 月 ごとの 製 造 輸 入 活 動 報 告 の 義 務 が 遂 行 されていない 2 年 間 継 続 して 製 造 輸 入 を 行 わなかった 医 薬 品 産 業 伝 統 生 薬 産 業 食 品 産 業 フードサプリメント 販 売 事 業 体 の 許 可 が 取 り 消 された 流 通 許 可 保 有 者 がフードサプリメント 製 造 輸 入 違 反 を 犯 した また 同 令 違 反 には 警 告 書 の 発 行 サプリメントの 市 場 からの 回 収 サプリメント 製 造 輸 入 ディストリビューション 保 管 運 送 引 渡 し 活 動 の 一 時 停 止 流 通 許 可 の 凍 結 取 り 消 し の 措 置 が 科 される 2.2 輸 入 (1) 特 定 加 工 食 品 と 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 特 定 加 工 食 品 と 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 の 輸 入 管 理 もまた 一 般 の 加 工 食 品 と 同 様 に 行 われ る HSコード10 桁 ベースで 食 料 飲 料 品 219 品 目 の 輸 入 については 一 般 の 輸 入 に 必 要 な 商 業 省 の 輸 入 業 者 認 定 番 号 ( 外 国 投 資 会 社 の 場 合 は 投 資 調 整 庁 (BKPM)が 発 行 ) 商 業 省 の 会 社 登 録 証 財 務 省 関 税 総 局 の 通 関 基 本 番 号 納 税 者 番 号 等 を 保 有 していることのほか 10 桁 のHSコードによっては2012 年 12 月 27 日 付 商 業 大 臣 規 則 No.83/M-DAG/PER/12/2012(2013 年 9 月 30 日 付 商 業 大 臣 規 則 No.61/M-DAG/PER/9/2013および2014 年 7 月 3 日 付 商 業 大 臣 規 則 No.36/M-DAG/PER/7/2014にて 変 更 )により 2015 年 末 までに 限 り 商 業 大 臣 より 特 定 製 品 登 録 輸 入 業 者 (IT-Produk Tertentu)の 指 名 を 受 けることが 義 務 付 けられている この 期 限 は 延 長 の 可 能 性 があり 今 後 注 意 が 必 要 である 15

特 定 製 品 登 録 輸 入 業 者 の 指 名 を 受 けるには 下 記 の 書 類 を 添 付 して 商 業 省 の 商 業 サービ スユニット(UPP) 調 整 実 行 官 宛 てに 申 請 し 特 定 製 品 登 録 輸 入 業 者 (IT-Produk Tertentu)としての 指 名 書 を 受 け 取 ることになっている a. 輸 入 業 者 認 定 番 号 (API)コピー b. 商 業 省 の 会 社 登 録 証 (TDP)コピー c. 納 税 者 番 号 (NPWP)コピー d. 通 関 基 本 番 号 (NIK)コピー e. 向 こう1 年 間 の 輸 入 計 画 数 量 輸 入 品 の 種 類 HSコード 目 的 港 など これら 特 定 製 品 の 輸 入 に 際 しては 輸 出 国 での 船 積 み 前 検 査 が 義 務 付 けられている ま た 搬 入 港 は 次 の 主 要 都 市 の 港 か 国 際 空 港 に 限 られている a. 海 洋 港 : ブラワン 港 ( 北 スマトラ 州 メダン) タンジュンプリオク 港 (ジャカルタ) タンジュンマス 港 ( 中 部 ジャワ 州 スマラン) タンジュンペラック 港 ( 東 ジ ャワ 州 スラバヤ) スカルノハッタ 港 ( 南 スラウェシ 州 マカッサル) チカラ ン ドライポート( 西 ジャワ 州 チカラン) ドゥマイ 港 (リアウ 州 ) ジャヤ プラ 港 (パプア 州 ) タラカン 港 ( 北 カリマンタン 州 ) Krueng Geukuh 港 (アチェ 州 ) ビトゥン 港 ( 北 スラウェシ 州 ) b. 空 港 : クアラナム 空 港 ( 北 スマトラ 州 メダン) スカルノハッタ 空 港 (ジャカルタ) アフマッドヤニ 空 港 ( 中 部 ジャワ 州 スマラン) ジュアンダ 空 港 ( 東 ジャワ 州 スラバヤ) ハサヌディン 空 港 ( 南 スラウェシ 州 マカッサル) また 加 工 食 品 を 含 む HS コード 10 桁 で 446 品 目 の 食 品 に 対 しては 医 薬 品 と 食 品 の 輸 入 監 督 についての 2013 年 5 月 6 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 第 27 号 により 国 内 搬 入 のたびに 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 から 輸 入 承 認 を 得 ることが 義 務 付 けられてい る 食 品 の 輸 入 承 認 の 申 請 もまた 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 のサイトを 通 じて 電 子 申 請 する 申 請 には 次 の 電 子 書 類 が 必 要 である a. 流 通 許 可 承 認 書 b. 分 析 証 明 : 少 なくとも bets 番 号 /ロット 番 号 / 製 品 コード 製 造 年 月 日 およ び/あるいは 消 費 期 限 を 記 載 分 析 証 明 の 発 行 者 が 製 造 元 により 異 なる 場 合 は 製 造 者 名 も c. インボイス d. パッキングリスト e. B/L あるいは AWB f. 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 への 手 数 料 (BNBP) 支 払 い 証 明 g. 製 品 名 についての 製 造 元 からの 証 明 ( 輸 入 書 類 に 記 載 された 製 品 名 と 流 通 許 可 に 記 載 される 製 品 名 が 異 なる 場 合 ) h. 登 録 時 に 承 認 されたラベル i. 原 産 国 の 製 造 元 からの 証 明 ( 輸 出 者 と 製 造 者 が 異 なる 場 合 ) 16

j. 農 業 省 からの 輸 入 推 薦 状 ( 家 畜 からの 加 工 食 品 の 場 合 ) k. その 他 証 明 書 類 なお インドネシアに 輸 入 される 加 工 食 品 は 保 存 期 間 全 体 の 最 低 2/3 を 残 していないと ならない また 上 記 2.1 の 販 売 管 理 にあるラベルは 輸 入 品 の 場 合 輸 入 時 には 商 品 に 添 付 されていないとならないため 輸 入 食 品 の 上 記 2.1 のような 登 録 は 輸 入 開 始 前 に 済 ませておかないとならないことになる 2012 年 第 18 号 食 品 法 によると 故 意 に 流 通 許 可 を 取 得 せずに 加 工 食 品 を 輸 入 する 事 業 者 には 禁 固 最 長 2 年 罰 金 最 大 40 億 ルピアが 科 されるとされている さらに 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 2013 年 第 27 号 は 食 品 の 違 反 輸 入 には 警 告 書 の 発 行 輸 入 / 流 通 活 動 の 一 時 停 止 廃 棄 処 分 あるいは 再 輸 出 流 通 許 可 の 凍 結 流 通 許 可 の 取 り 消 し といった 罰 則 が 科 されるとしている (2) サプリメント フードサプリメントの 輸 入 については 上 述 商 業 大 臣 規 則 No.83/M-DAG/PER/12/2012( 商 業 大 臣 規 則 No.61/M-DAG/PER/9/2013および 商 業 大 臣 規 則 No.36/M-DAG/PER/7/2014にて 変 更 ) の 対 象 となっているため 上 記 の 加 工 食 品 の 場 合 と 同 様 一 般 の 輸 入 に 必 要 な 商 業 省 の 輸 入 業 者 認 定 番 号 ( 外 国 投 資 会 社 の 場 合 は 投 資 調 整 庁 (BKPM)が 発 行 ) 商 業 省 の 会 社 登 録 証 財 務 省 関 税 総 局 の 通 関 基 本 番 号 納 税 者 番 号 等 を 保 有 していることのほか 2015 年 末 までに 限 り 商 業 大 臣 より 特 定 製 品 登 録 輸 入 業 者 (IT-Produk Tertentu)の 指 名 を 受 ける ことが 義 務 付 けられている ただし この 期 限 は 延 長 の 可 能 性 があり 今 後 注 意 すべきで あろう 必 要 書 類 や 手 続 きの 手 順 は 上 記 (1)と 同 じ ただし 搬 入 港 はブラワン 港 ( 北 スマトラ 州 メダン) タンジュンプリオク 港 (ジャカ ルタ) タンジュンマス 港 ( 中 部 ジャワ 州 スマラン) タンジュンペラック 港 ( 東 ジャワ 州 スラバヤ) スカルノハッタ 港 ( 南 スラウェシ 州 マカッサル) チカラン ドライポー ト( 西 ジャワ 州 チカラン) クアラナム 空 港 ( 北 スマトラ 州 メダン) スカルノハッタ 空 港 (ジャカルタ) アフマッドヤニ 空 港 ( 中 部 ジャワ 州 スマラン) ジュアンダ 空 港 ( 東 ジャワ 州 スラバヤ) ハサヌディン 空 港 ( 南 スラウェシ 州 マカッサル)に 限 られる サプリメントの 輸 入 についての 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 は 見 当 たらないが 医 薬 品 や 伝 統 生 薬 サプリメント 食 品 の 原 料 輸 入 について 定 めた 2013 年 5 月 6 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 第 28 号 (2014 年 6 月 26 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 第 8 号 で 変 更 )にてサプリメントの 原 料 輸 入 についても 輸 入 の 都 度 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 の 輸 入 承 認 書 を 取 得 しなければならないとしていることから サプリメント の 輸 入 も 加 工 食 品 の 場 合 と 同 様 に 国 内 搬 入 のたびに 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 のサイト から 電 子 申 請 し 輸 入 承 認 を 得 ることが 義 務 付 けられていると 考 えられる( 上 述 (1) 参 照 ) 2.3 サンプル 持 ち 込 み サンプルの 定 義 は 見 本 品 輸 入 に 対 する 関 税 と 物 品 税 の 免 除 についての1997 年 3 月 31 日 付 財 務 大 臣 決 定 No.140/KMK.05/1997によると 展 示 会 用 などの 無 償 の 見 本 として 限 定 された 17

数 量 種 類 で 輸 入 されるもので 生 産 品 あるいは 新 製 品 を 知 るために 使 用 されるのが 目 的 で かつ 加 工 用 であってはならず また 商 業 用 に 供 されないことも 絶 対 条 件 で 譲 渡 や 販 売 消 費 に 供 されてはいけない この 条 件 が 満 たされれば サンプル 品 の 一 般 輸 入 が 可 能 と 考 えられる 食 品 の 場 合 は 賞 味 期 限 があるので 実 際 には 航 空 クーリエサービスを 通 じ た 輸 入 あるいは 個 人 の 手 荷 物 としての 持 ち 込 みとなろう このうち 限 定 された 数 量 種 類 がどの 程 度 であるかが 気 になるが 財 務 大 臣 決 定 No.140/KMK.05/1997では 1 商 標 /モデル/タイプにつき3 個 までは 関 税 免 除 で 輸 入 が 認 めら れるとしている また これ 以 上 でも 適 切 な 数 量 種 類 で 必 要 な 関 税 を 支 払 えば 輸 入 が 可 能 である 食 品 医 薬 品 化 粧 品 の 輸 入 管 理 についての2013 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 第 27 号 が 旅 行 者 がインドネシア 滞 在 中 に 個 人 用 で 持 ち 込 むと 認 められる 範 囲 の 食 品 や 医 薬 品 と 認 められる 場 合 は 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 から 事 前 に 流 通 許 可 を 取 得 する 必 要 はない としている 点 さらには 前 述 の 商 業 大 臣 規 則 No.83/M-DAG/PER/12/2012( 商 業 大 臣 規 則 No.61/M-DAG/PER/9/2013にて 変 更 )が 郵 送 品 および/あるいは 乗 客 乗 員 の 携 行 品 として 航 空 機 で 送 付 / 持 ち 込 まれたもので FOB 価 格 US$ 1,500を 超 えない 食 品 は 輸 入 業 者 登 録 の 指 名 や 船 積 み 前 検 査 義 務 などを 必 要 とせず 搬 入 地 も 限 定 されない としている 点 は 目 安 に なろう このほか 一 時 輸 入 についての2011 年 9 月 5 日 付 財 務 大 臣 規 則 No.142/PMK.04/2011による と 3 年 以 内 に 再 輸 出 される 見 本 品 は 一 時 輸 入 品 として 関 税 免 除 を 申 請 して 輸 入 すること ができるとされている この 場 合 の 見 本 品 の 条 件 は 以 下 のとおりである 下 記 の 書 類 を 添 付 の 上 税 関 長 宛 てに 必 要 事 項 を 記 載 した 免 税 措 置 申 請 を 提 出 し 一 時 輸 入 許 可 書 の 発 行 を 受 ける 一 時 輸 入 許 可 後 3カ 月 以 内 に 通 関 必 要 書 類 および 一 時 輸 入 許 可 書 に 基 づき 通 関 申 告 を 行 う 本 来 課 税 されるべき 関 税 額 および 輸 入 諸 税 に 相 当 する 保 証 を 引 き 渡 すこと が 義 務 付 けられており 保 証 受 領 書 を 通 関 申 告 書 に 添 付 して 税 関 長 宛 てに 提 出 する 通 関 申 告 後 はインドネシア 国 内 への 搬 出 となるが 輸 入 時 に 次 の 条 件 を 満 たす 場 合 にのみ 国 内 へ 搬 出 することが 認 められる < 見 本 品 の 条 件 > 使 用 により 消 滅 することがない 当 該 品 の 内 容 が 明 瞭 である 一 時 輸 入 期 間 中 に 変 形 しない( 使 用 による 消 耗 は 除 く) 当 該 品 が 再 輸 出 されることを 示 す 書 類 添 付 がある 当 該 品 の 使 用 目 的 が 明 瞭 である < 税 関 長 宛 てに 提 出 する 免 税 措 置 申 請 の 必 要 事 項 > 一 時 輸 入 品 の 種 類 数 量 特 徴 予 想 通 関 価 額 搬 入 港 一 時 輸 入 品 の 使 途 使 用 場 所 一 時 輸 入 期 間 18

< 添 付 書 類 > 上 の 必 要 記 入 事 項 について 説 明 する 書 類 雇 用 契 約 や 賃 貸 契 約 などについて 説 明 する 書 類 再 輸 出 誓 約 添 付 書 類 が 正 確 で 原 本 と 相 違 ないことについての 誓 約 書 申 請 者 の 身 分 を 示 す 書 類 許 可 に 関 する 書 類 19

3. 表 示 に 関 する 概 要 3.1 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 加 工 食 品 の 表 示 1 については ラベル 一 般 指 針 についての2003 年 12 月 4 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 決 定 No.HK 00.05.52.4321に 規 定 がある 表 示 は 原 則 インドネシア 語 アラ ビア 数 字 アルファベット 表 記 で 次 の 記 載 が 必 須 としている このほか 食 品 によって はハラール 豚 含 有 アルコール 含 有 遺 伝 仕 組 み 換 え 放 射 線 照 射 などの 表 示 も 行 う a. 製 品 名 と 商 品 名 b. 製 造 業 者 および 輸 入 業 者 の 名 称 と 住 所 c. 原 料 品 名 / 成 分 表 記 d. 賞 味 期 限 製 造 日 またはコード e. 内 容 量 f. 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 への 製 品 登 録 番 号 これら 一 般 表 示 をした 上 で 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 はさらに 次 のような 表 示 を 行 うことが できる 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 は 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 について 用 途 の 表 示 を 義 務 付 けている 表 示 内 容 については 特 に 定 めはない このほか 必 要 に 応 じて 準 備 使 用 方 法 摂 取 上 限 や 摂 取 を 回 避 すべきグループの 警 告 なども 表 示 しなければならない また 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 は 食 品 の 構 成 要 素 や 栄 養 素 の 種 類 数 量 役 割 食 品 の 種 類 1 日 に 摂 取 すべき 食 品 の 量 バランスのとれた 栄 養 摂 取 パターンなどにも 注 意 を 払 わなけ ればならないが これらに 制 限 されるものではないともしている (1) 効 果 効 能 の 表 示 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 は 葉 酸 カルシ ウム アルコール 糖 /ポリオール 食 物 繊 維 フィトステロール( 植 物 ステロール)とフ ィトスタノール ペプチドと 大 豆 プロテイン および 大 豆 イソフラボンを 含 む 加 工 食 品 に ついて 次 のような 疾 病 リスクの 低 減 を 強 調 する 表 示 を 条 件 付 き 警 告 文 付 きで 認 めてい る 栄 養 素 疾 病 リスク 低 減 の 強 調 表 示 内 容 葉 酸 "Diet gizi seimbang dengan asupan asam folat yang cukup dapat mengurangi resiko terjadinya kegagalan pembentukan tabung syaraf (neural tube defect) pada janin" 十 分 な 葉 酸 を 伴 う 栄 養 バランスのとれたダイエットは 胎 児 の 神 経 管 閉 鎖 障 害 の 発 症 リスクを 低 減 します 1 栄 養 や 健 康 を 強 調 する 食 品 について 定 めた 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No. HK.03.1.23.11.11.09909 は 加 工 食 品 の 栄 養 や 健 康 を 強 調 することについて 定 めたもので 加 工 されていない 食 品 ( 野 菜 果 実 など)は 対 象 とされていない 20

カルシウム "Asupan asam folat yang cukup apabila disertai dengan diet gizi seimbang dapat mengurangi resiko terjadinya kegagalan pembentukan tabung syaraf (neural tube defect) pada janin" 十 分 な 葉 酸 は 栄 養 バランスのとれたダイエットを 伴 う 場 合 胎 児 の 神 経 管 閉 鎖 障 害 の 発 症 リスクを 低 減 します 条 件 : 当 該 の 食 品 摂 取 で 1 日 に 必 要 な 葉 酸 の 100%を 満 たすこと 当 該 の 食 品 は 1 日 に 必 要 な 量 の 100%を 超 えるレチノールの 形 でのビタミン A あるいはプロ ビタミン A およびビタミン D を 含 まないこと ラベルに 次 のような 製 品 食 用 方 法 を 表 示 のこと: "Produk sebaiknya dilarutkan dalam air matang yang memiliki suhu maksimal 40 C, karena pada suhu tinggi asam folat akan mengalami kerusakan" 葉 酸 は 高 温 で 破 壊 されるため 40 度 までのお 湯 に 製 品 をさら すことでよりよく 摂 取 できます 表 示 が 義 務 付 けられる 警 告 : "Penyebab kegagalan pembentukan tabung syaraf (neural tube defect) adalah multi faktor" 神 経 管 閉 鎖 障 害 の 原 因 は 多 方 面 にわたります "Manfaat hanya dapat tercapai jika dikonsumsi sejak mempersiapkan kehamilan atau dalam masa kehamilan" 妊 娠 準 備 期 あるいは 妊 娠 中 より 摂 取 いただいた 場 合 のみ 効 果 が 現 れます "Konsumsi kalsium yang cukup sejak dini dapat membantu memperlambat terjadinya osteoporosis di kemudian hari apabila disertai dengan latihan fisik yang teratur dan konsumsi gizi seimbang" 早 い 時 期 からの 十 分 なカルシウムの 摂 取 は 定 期 的 な 身 体 トレーニ ングと 栄 養 バランスのとれた 摂 取 を 伴 う 場 合 将 来 の 骨 粗 鬆 症 の 発 症 を 遅 らせます 条 件 : 当 該 の 食 品 1 日 に 必 要 な 年 齢 別 カルシウム 量 の 最 低 75%のカル シウムを 含 むこと 当 該 の 食 品 に 含 まれるリン 濃 度 は カルシウムの 濃 度 を 超 えては ならない カルシウムを 身 体 の 伸 張 ( 骨 の 長 さ)に 関 連 付 けてはならない 表 示 が 義 務 付 けられる 警 告 : "Maksimum asupan kalsium per hari 2500mg" 1 日 のカルシウムの 最 大 摂 取 量 は 2,500mg まで 21

製 品 1 回 の 摂 取 につき 400mg を 超 えるカルシウムが 含 まれる 場 合 次 の 表 示 を 伴 う:"Konsumsi kalsium lebih dari 2000mg per hari tidak akan menambah keuntungan dalam menjaga kesehatan tulang" 1 日 2,000mg を 超 えるカルシウムの 摂 取 が 骨 の 健 康 管 理 にプラスになることはありません アルコール 糖 / ポリオール "Gula alkohol/poliol (manitol, silitol, maltitol, laktitol) dalam (nama jenis pangan) dapat membantu mengurangi resiko terjadinya karies gigi, apabila disertai dengan kebiasaan hidup sehat salah satunya adalah dengan perawatan gigi yang baik" ( 食 品 種 名 ) 中 のアルコール 糖 /ポリオール(マニトール シリト ール マルチトール ラキトール)は 良 好 な 歯 の 管 理 を 含 む 健 康 な 生 活 習 慣 を 伴 う 場 合 虫 歯 の 発 症 リスク 低 減 を 助 けます 条 件 : 単 糖 多 糖 を 含 まない 食 品 の 包 装 に 30 立 方 センチ 以 下 の 表 ラベルを 伴 い 次 の 警 告 表 示 を 行 う: "Pangan ini dapat membantu mengurangi resiko karies gigi" この 食 物 は 虫 歯 のリスク 低 減 を 助 けます ポリオールを 含 有 する 食 品 を 摂 取 した 結 果 虫 歯 のリスクが 低 減 す るというような 強 調 表 示 は 認 められない ポリオールを 含 有 する 食 品 摂 取 が 虫 歯 のリスク 低 減 のための 唯 一 の 方 法 であるというような 強 調 表 示 は 認 められない 表 示 が 義 務 付 けられる 警 告 : "Konsumsi gula alkohol/poliol lebih dari 20g per hari dapat menimbulkan efek laksatif" 1 日 20g を 超 えるアルコール 糖 /ポリオールの 摂 取 により 軟 便 を 起 こすことがあります 食 物 繊 維 "Pangan rendah lemak, rendah lemak jenuh dan rendah kolesterol, yang mengandung serat pangan larut (Psyllium, beta glucan dari oats, inulin dari chicory dan pektin dari buah-buahan), dapat membantu mengurangi resiko timbulnya penyakit jantung koroner, suatu penyakit yang berhubungan dengan multi faktor" 低 脂 肪 低 動 物 性 脂 肪 および 低 コレステロールの 食 品 で 水 溶 性 食 物 繊 維 (オオバコ 大 麦 のβグルカン チコリのイヌリ ン 果 実 のペクチン)を 含 むものは 多 方 面 に 関 係 する 疾 病 の 一 つである 心 筋 梗 塞 の 発 症 リスクの 低 減 を 助 けます "Serat pangan (Psyllium, beta glucan dari oats, inulin dari chicory dan pektin dari buah-buahan), dapat membantu mengendalikan kadar gula darah pada penderita diabetes mellitus tipe II" 22

フィトステロー ル( 植 物 ステロ ール)とフィト スタノール 食 物 繊 維 (オオバコ 大 麦 のβグルカン チコリのイヌリン 果 実 のペクチン)は II 型 糖 尿 病 罹 患 者 の 血 糖 値 コントロールを 助 けます 条 件 : 次 の 条 件 を 満 たさなければならない: a. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 脂 肪 総 量 は 最 大 3g ま で あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 脂 肪 含 有 量 は 50g あたり 3g まで b. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 動 物 性 脂 肪 総 量 は 最 大 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 15%まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 100g 未 満 の 場 合 動 物 性 脂 肪 含 有 量 は 100g 当 たり 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 10%ま で c. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり コレステロール 総 量 は 最 大 20mg まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 コレステロール 含 有 量 は 50g 当 たり 20mg まで 1 回 の 摂 取 につき 水 溶 性 食 物 繊 維 を 最 低 0.6g 含 むこと 大 腸 がんに 関 連 する 表 示 は 禁 止 大 麦 の 水 溶 性 食 物 繊 維 (βグルカン)を 1 日 につき 3g 以 上 含 有 のこと オオバコの 種 子 殻 に 由 来 する 水 溶 性 天 然 繊 維 を 1 日 につき 最 低 7g 含 有 のこと "Pangan yang mengandung sedikitnya 0,65gram fitosterol per sajian, dimakan dua kali sehari sehingga asupan total harian sedikitnya 1,3gram, sebagai bagian dari diet rendah lemak jenuh dan kolesterol, dapat membantu mengurangi resiko penyakit jantung koroner. Satu sajian (nama pangan) memberikan... gram fitostanol" 低 動 物 性 脂 肪 および 低 コレステロールのダイエットの 一 環 とし て 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 最 低 0.65g のフィトステロールを 含 む 食 品 を 1 日 2 回 摂 取 してフィトステロールを 1 日 最 低 1.3g 摂 取 すると 心 筋 梗 塞 のリスク 低 減 を 助 けます ( 食 物 名 )の 1 回 の 摂 取 で...g のフィトステノールが 供 与 されます "Diet rendah lemah jenuh dan kolesterol yang mencakup dua sajian pangan sehingga memberikan total harian sedikitnya 3,4gram fitostanol dalam dua kali makan dapat membantu mengurangi resiko penyakit jantung koroner. Satu sajiian (nama pangan) memberikan... gram fitostanol" 1 日 2 回 の 食 用 で 最 低 3.4g のフィトステノールを 供 与 する 食 物 を 含 めた 低 動 物 性 脂 肪 および 低 コレステロールのダイエット は 心 筋 梗 塞 のリスク 低 減 を 助 けます ( 食 品 名 )の 1 回 の 摂 取 23

で...g のフィトステノールが 供 与 されます ペプチドと 大 豆 プロテイン 条 件 : スプレッドとサラダドレッシングの 場 合 1 回 の 摂 取 につきフィト ステロールを 最 低 0.65g 含 有 のこと スプレッド サラダドレッシング スナックバー 乳 酸 飲 料 の 場 合 1 回 の 摂 取 につきフィトスタノールを 最 低 1.7g 含 有 のこと 強 調 表 示 は その 準 備 に 高 温 過 熱 を 必 要 としない 種 類 の 食 物 にも 有 効 である 次 の 条 件 を 満 たさなければならない: a. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 脂 肪 総 量 は 最 大 3g ま で あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 脂 肪 含 有 量 は 50g 当 たり 3g まで b. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 動 物 性 脂 肪 総 量 は 最 大 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリー 最 大 15%まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 100g 未 満 の 場 合 動 物 性 脂 肪 含 有 量 は 100g 当 たり 1g かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 10%まで c. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり コレステロール 総 量 は 最 大 20mg まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 コレステロール 含 有 量 は 50g 当 たり 20mg 植 物 性 油 を 含 む 食 物 製 品 の 場 合 当 該 の 食 物 製 品 においてその 植 物 性 油 がエスターステロールとエスターステノールの 唯 一 の 源 である 限 り フィトステロール と フィトスタノール という 言 葉 を 植 物 性 油 のエスターステロールとエスターステノール に 変 える ことが 認 められる 特 にスプレッドとサラダドレッシングの 場 合 脂 肪 含 有 について 栄 養 価 情 報 を 参 照 のこと という 表 示 を 付 記 することで 脂 肪 含 有 量 が 50g 当 たり 3g を 超 えることができる ただし 食 物 50g 中 の フィトステロール 含 有 量 は 0.65g フィトスタノールは 1.7g で 変 わらない サラダドレッシングを 除 き 最 低 栄 養 素 の 条 件 を 満 たさなければな らない "Diet rendah lemak jenuh dan kolesterol yang mengandung 25gram protein kedelai per hari dapat membantu mengurangi resiko penyakit jantung koroner. Satu sajian (nama pangan) memberikan gram protein kedelai" 1 日 に 大 豆 プロテイン 25g を 含 有 する 低 動 物 性 脂 肪 および 低 コレス テロールのダイエットは 心 筋 梗 塞 のリスクの 低 減 を 助 けます ( 食 品 名 )1 回 の 摂 取 で g の 大 豆 プロテインを 供 与 します 24

大 豆 イソフラボ ン 条 件 : 1 回 の 摂 取 で 大 豆 プロテインを 最 低 6.25g 含 むこと 次 の 条 件 を 満 たさなければならない: a. ナトリウムの 含 有 量 は 最 大 120mg b. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 脂 肪 総 量 は 最 大 3g ある いは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g に 満 たない 場 合 は 脂 肪 含 有 総 量 50g 当 たり 3g まで c. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 動 物 性 脂 肪 総 量 は 最 大 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 15%まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 100g 未 満 の 場 合 動 物 性 脂 肪 含 有 量 は 100g 当 たり 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 10%ま で d. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たりコレステロール 総 量 は 最 大 20mg まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 コレステロール 含 有 量 は 50g 当 たり 20mg まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 大 豆 プロテインの 総 量 を 表 示 しなけれ ばならない "Isoflavon kedelai (daidzein, daidzin, genistein, genistin) dapat membantu menurunkan kadar kolesterol dalam darah, sehingga dapat membantu mengurangi resiko timbulnya aterosklerosis dan penyakit jantung koroner" 大 豆 イソフラボン(ダイゼイン ダイジン ゲニステイン ゲニス チン)は 血 中 コレステロール 濃 度 の 低 減 を 助 け 心 筋 梗 塞 や 動 脈 硬 化 の 発 症 リスクの 低 減 を 助 けます 条 件 : プロテインあるいは 大 豆 ペプチド( 非 イソフラボン 構 成 要 素 とし て)を 含 み 純 粋 なイソフラボンでないこと 1 回 の 摂 取 につき 最 低 5mg のイソフラボンを 含 有 のこと 次 の 条 件 を 満 たさなければならない: a. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 脂 肪 総 量 は 最 大 3g ある いは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g に 満 たない 場 合 は 脂 肪 含 有 総 量 50g 当 たり 3g まで b. 当 該 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 動 物 性 脂 肪 総 量 は 最 大 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリー 最 大 15%まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 100g 未 満 の 場 合 動 物 性 脂 肪 含 有 量 は 100g 当 たり 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 10%まで c. 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たりコレステロール 総 量 最 大 20mg まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 コレステロール 含 有 量 は 50g 当 たり 20mg まで 25

表 示 が 義 務 付 られる 警 告 : "Disertai konsumsi pangan rendah lemak, rendah lemak jenuh dan/atau rendah kolesterol" 低 脂 肪 低 動 物 性 脂 肪 および/あるいは 低 コレステロールの 食 物 摂 取 を 伴 う このほか 人 工 甘 味 料 を 含 む 食 品 については 2003 年 12 月 4 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 決 定 No.HK 00.05.52.4321 により 原 料 品 名 / 成 分 表 記 に pemanis buatan ( 人 工 甘 味 料 )と 記 載 し 食 品 1kg 当 たりの 量 を mg で 示 すよう 定 めている さらに Baik untuk menderita diabetes dan atau orang yang membutuhkan makanan berkalori rendah ( 糖 尿 病 疾 患 者 および/あるいは 低 カロリー 食 品 を 必 要 とする 者 に 適 当 )と 表 記 する さらに 人 工 甘 味 料 の 使 用 条 件 についての2004 年 10 月 21 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK00.05.5.1.4547は 歯 垢 の 原 因 にならない 糖 尿 病 などの 疾 患 者 用 の 食 品 である といった 表 示 を 認 めている (2) 栄 養 素 の 機 能 を 表 示 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 では プロテイン ビタミン A B1 B2 B3 B6 B12 C 葉 酸 カルシウム 鉄 分 ヨードの 機 能 を 表 示 す ることが 認 められている 表 示 できる 栄 養 素 の 機 能 の 内 容 例 は 次 表 のとおりで 少 なくと も 当 該 要 素 由 来 と 表 示 できる 各 栄 養 素 の 範 囲 を 満 たしていないとならない( 下 記 (4) 参 照 ) 栄 養 素 プロテイン ビタミン A ビタミン B1 (チアミン) ビタミン B2 (リボフラビン) ナイアシン (ビタミン B3) 機 能 表 示 内 容 Protein membantu membangun dan memperbaiki jaringan tubuh プロテインは 身 体 ネットワークの 構 築 改 善 を 助 けます Vitamin A dapat membantu mempertahankan keutuhan lapisan permukaan (mata, saluran pencernaa, saluran pernapasan dan kulit) ビタミン A は 表 面 層 の 構 成 を 維 持 するのを 助 けることができます ( 目 消 化 器 官 呼 吸 器 官 および 皮 膚 ) "Vitamin B1 berperan sebagai koenzim perubahan karbohidrat menjadi energy ビタミン B1 は 炭 水 化 物 をエネルギーに 変 えるコエンザイムの 役 割 を 持 っています "Vitamin B2 berperan sebagai koenzim perubahan karbohidrat menjadi energy ビタミン B2 は 炭 水 化 物 をエネルギーに 変 えるコエンザイムの 役 割 を 持 っています "Niasin berperan sebagai faktor pembantu dalam reaksi pembentukan energy dan pembentukan jaringan ナイアシンはエネルギーとネットワークの 形 成 リアクションにおい 26

てサポートファクターの 役 割 を 持 っています 葉 酸 "Asam Folat penting untuk pertumbuhan dan pembelahan sel" 葉 酸 は 細 胞 の 成 長 と 分 裂 のために 重 要 です "Asam Folat berperan penting dalam pembentukan sel darah merah" 葉 酸 は 赤 血 球 の 形 成 において 重 要 な 役 割 を 持 っています Asam Folat membantu memelihara pertumbuhan dan perkembangan janin (untuk produk khusus ibu hamil) 葉 酸 は 赤 ちゃんの 成 長 と 発 育 の 維 持 を 助 けます ( 妊 婦 専 用 製 品 の 場 合 ) ビタミン B6 (ピリドキシン) Vitamin B6 merupakan salah satu faktor dalam metabolism energy dan pembentukan jaringan ビタミン B6 はエネルギーのメタボリズムとネットワークの 形 成 にお けるファクターの 一 つです ビタミン B12 (コバラミン) Vitamin B12 berperan sebagai koenzim dalam pembentukan asam nukleat misalnya pembentukan sel darah merah ビタミン B12 は 赤 血 球 の 形 成 などに 代 表 される 核 酸 の 形 成 におい てコエンザイムの 役 割 を 持 っています ビタミン C Vitamin C berperan dalam pembentukan dan pemeliharaan jaringan kolagen ビタミン C はコラーゲンネットワークの 形 成 と 維 持 の 役 割 を 持 って います カルシウム Kalsium berperan dalam pembentukan dan mempertahankan kepadatan tulang dan gigi カルシウムは 骨 と 歯 を 形 成 し その 強 さを 維 持 する 役 割 を 持 ってい ます < 他 の 条 件 > 1. 1 回 の 摂 取 目 安 量 に 400mg を 超 えるカルシウムを 含 む 製 品 の 場 合 1 日 のカルシウム 摂 取 が 2,000mg を 超 えても 骨 の 強 さの 維 持 にさらなら 効 果 は 期 待 できません (インドネシア 語 は konsumsi lebih dari 2,000 mg per hari tidak akan menambah manfaat dalam menjaga kepadatan tulang )と 追 加 表 示 のこと 2. 食 品 中 のリンの 含 有 がカルシウムの 含 有 を 上 回 ってはならな い 鉄 分 Zat besi merupakan komponen hemoglobin dalam sel darah merah yang membawa oksigen ke seluruh bagian tubuh 鉄 分 は 体 全 体 に 酸 素 を 運 ぶ 赤 血 球 の 中 のヘモグロビンの 要 素 です ヨード Iodium penting dalam pembentukan hormone tiroid ヨードは 甲 状 腺 ホルモンの 形 成 に 重 要 です 27

このほか 食 物 繊 維 フィトステロール( 植 物 ステロール)とフィトスタノールの 機 能 を 強 調 することも 認 められており 次 のような 表 示 例 が 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 にある No. 栄 養 素 機 能 強 調 内 容 1 食 物 繊 維 1. 水 溶 性 食 物 繊 維 (オオバコ 大 麦 の β グルカン チコリのイ ヌリン 果 実 のペクチン)は 低 動 物 性 脂 肪 および 低 コレス テロールのダイエットを 伴 う 場 合 血 中 コレステロール 濃 度 を 下 げるのを 助 ける 2. 水 溶 性 食 物 繊 維 (オオバコ 大 麦 の β グルカン チコリのイ ヌリン 果 実 のペクチン)は 消 化 器 官 の 機 能 維 持 を 助 け る 3. 水 溶 性 食 物 繊 維 は 十 分 な 水 分 補 給 を 伴 う 場 合 排 便 を 容 易 にするのを 助 ける 条 件 : i) オオバコ 大 麦 イヌリンおよびペクチンは その 構 成 要 素 と 出 自 を 記 載 しなければならない ii) 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 最 低 3g の 繊 維 を 含 んでいること 上 記 1 の 表 示 については 上 の 条 件 のほか 以 下 の 条 件 も 満 たして いなければならない: a. 該 当 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 脂 肪 総 量 は 最 大 3g まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 脂 肪 含 有 量 は 50g 当 たり 3g まで b. 該 当 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 動 物 性 脂 肪 総 量 は 最 大 1g まで かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 15%まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 100g 未 満 の 場 合 動 物 性 脂 肪 含 有 量 は 100g あた り 1g かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 10%まで c. 該 当 食 品 の 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たりコレステロール 総 量 は 最 大 20mg まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 コ レステロール 含 有 量 は 50g 当 たり 20mg まで 上 記 3 の 表 示 については 上 の 条 件 のほか 以 下 の 条 件 も 満 たして いなければならない: a. 麦 の 水 溶 性 食 物 繊 維 (β グルカン)を 1 日 当 たり 3g 以 上 含 有 b. オオバコの 種 子 殻 に 由 来 する 水 溶 性 天 然 繊 維 を 1 日 最 低 7g 含 有 表 示 が 義 務 付 けられる 警 告 : "Konsumsi pangan harus disertai dengan konsumsi pangan rendah lemak, rendah lemak jenuh dan/atau rendah kolesterol." 28

2 フィトステ ロール( 植 物 ステロー ル)とフィ トスタノー ル 本 食 品 の 摂 取 は 低 脂 肪 低 動 物 性 脂 肪 および/あるいは 低 コレステロール 食 品 の 摂 取 を 伴 わなければなりません "Konsumsi produk ini harus disertai dengan pola hidup sehat" 本 製 品 の 消 費 は 健 康 的 な 生 活 スタイルを 伴 わなけれ ばなりません "Fitosterol dan fitostanol membantu mengurangi penyerapan kolesterol dari pangan didalam usus jika disertai dengan diet rendah lemak, rendah lemak jenuh dan rendah kolesterol." フィトステロールとフィトスタノールは 低 脂 肪 低 動 物 性 脂 肪 および 低 コレステロールのダイエットを 伴 う 場 合 腸 の 食 物 コレス テロールの 吸 収 を 抑 えるのを 助 けます 条 件 : フィトステロールは 食 用 油 のフィトステロール 混 合 物 を 食 用 脂 肪 酸 でエステル 化 することで 準 備 される フィトステロ ールの 混 合 物 は β シトステロール カンペステロール スチ グマステロールを 最 低 80% 含 有 していなければならない( 重 量 はコンビネーション) フィトスタノールは 食 用 油 のフィトスタノール 混 合 物 の 派 生 品 あるいはクラフトパルプの 製 造 過 程 で 出 る 副 次 品 を 食 用 脂 肪 酸 でエステル 化 することで 準 備 される フィトスタノー ルの 混 合 物 はシトスタノールとカンペステロールを 最 低 80% 含 有 していなければならない( 重 量 はコンビネーション) スプレッドとサラダドレッシングの 場 合 1 回 の 摂 取 につきフ ィトステロールを 最 低 0.65g 含 有 スプレッド サラダドレッシング スナックバー 乳 酸 飲 料 の 場 合 1 回 の 摂 取 につきフィトスタノールを 最 低 1.7g 含 有 機 能 強 調 は その 準 備 に 高 温 過 熱 を 必 要 としない 種 類 の 食 物 にも 有 効 である 食 品 は 次 の 条 件 を 満 たさなければならない: a. 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 脂 肪 総 量 は 最 大 3g まで あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 脂 肪 含 有 量 は 50g 当 たり 3g まで b. 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たり 動 物 性 脂 肪 総 量 は 最 大 1g まで か つ 動 物 性 脂 肪 からのカロリー 最 大 15%まで 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 100g 未 満 の 場 合 動 物 性 脂 肪 含 有 量 は 100g 当 たり 1g かつ 動 物 性 脂 肪 からのカロリーは 最 大 10%まで c. 1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たりコレステロール 総 量 は 最 大 20mg ま で あるいは 1 回 の 摂 取 目 安 量 が 50g 未 満 の 場 合 コレス テロール 含 有 量 は 50g 当 たり 20mg まで 植 物 性 油 を 含 む 食 物 製 品 の 場 合 当 該 の 食 物 製 品 においてその 29

植 物 性 油 がエスターステロールとエスターステノールの 唯 一 の 源 である 限 り フィトステロール と フィトスタノール という 言 葉 を 植 物 性 油 のエスターステロールとエスターステ ノール に 変 えることが 認 められる 特 にスプレッドとサラダドレッシングの 場 合 脂 肪 含 有 につ いて 栄 養 価 情 報 を 参 照 のこと という 表 示 を 付 記 することで 脂 肪 含 有 量 が 50g 当 たり 3g を 超 えることができる ただし 食 物 50g 中 のフィトステロール 含 有 量 は 0.65g フィトスタノ ールは 1.7g で 変 わらない サラダドレッシングを 除 き 最 低 栄 養 素 の 条 件 を 満 たさなけれ ばならない (3) 栄 養 素 を 含 むことの 表 示 栄 養 素 を 含 む ことの 表 示 については 規 定 が 見 当 たらないが 市 場 に 出 ている 商 品 には 含 む 表 示 のものが 見 受 けられ 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 の 審 査 を 通 過 していることが 分 かる 栄 養 価 情 報 の 表 示 は 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 により 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 については 義 務 である 栄 養 価 情 報 の 表 示 方 法 については 2003 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 決 定 No.HK 00.05.52.4321に 1 回 の 摂 取 目 安 量 と1 包 装 の 量 を 表 示 した 上 で この1 回 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 価 と1 日 当 たりのエネルギー 摂 取 量 目 安 (2,000カロリー)に 対 する 割 合 (%) を 表 示 することとしている 栄 養 価 情 報 の 記 載 指 針 である2005 年 1 月 17 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 決 定 No.HK.00.06.51.0475(2011 年 11 月 16 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 No.HK.03.1.23.11.11.09605で 変 更 )により 栄 養 価 表 示 ではエネルギー 総 量 脂 肪 総 量 たんぱく 質 炭 水 化 物 総 量 ナトリウムは 表 示 が 義 務 とされている また 2003 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 決 定 No.HK 00.05.52.4321では このほか 飽 和 脂 肪 コレステロール 食 物 繊 維 砂 糖 ビタミンA ビタミンC カルシ ウム 鉄 分 ミネラルの 栄 養 価 表 示 ができるとされている 一 方 で 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 は 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 は 次 の 1 回 の 摂 取 量 当 たりの 含 有 量 条 件 を 満 たさないとならないとも 規 定 している a. 総 脂 肪 13g 以 内 b. 動 物 性 脂 肪 4g 以 内 c. コレステロール 60mg 以 内 d. ナトリウム 480mg 以 内 ただし 下 に 述 べるそれぞれの 上 限 は 例 外 30

(4) 栄 養 素 が 高 いことの 表 示 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 では プロテイン ビタミンとミネラル 食 物 繊 維 についてのみ 含 有 度 が 高 い (インドネシア 語 は tinggi)または 当 該 要 素 由 来 (インドネシア 語 は sumber)と 表 示 できると 規 定 されてい る それぞれのレベルは 次 のとおり 栄 養 素 強 調 表 示 条 件 固 形 :100g 当 たり 栄 養 表 示 基 準 (ALG)の 35% 高 い 液 状 :100ml 当 たり ALG の プロテイン 17.5% 由 来 固 形 :100g 当 たり ALG の 20% 液 状 :100ml 当 たり ALG の 10% 高 い 由 来 の 分 量 の 2 倍 ビタミン 固 形 :100g 当 たり ALG の 15% ミネラル 由 来 液 状 :100ml 当 たり ALG の 7.5% 食 物 繊 維 高 い 100g 当 たり 6g 由 来 100g 当 たり 3g (5) 栄 養 素 が 低 いことの 表 示 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909は 特 定 のプロセス を 経 たことによって 当 該 の 栄 養 素 や 食 品 要 素 の 含 有 度 が 低 下 した 食 品 についてのみ 栄 養 素 が 低 い (インドネシア 語 はrendah)ことを 表 示 できる と 定 めている 自 然 のまま でもある 食 品 要 素 の 含 有 度 が 低 い 加 工 食 品 がそれを 低 い と 強 調 することは 禁 止 されて いる 含 有 度 が 低 い と 表 示 できる 栄 養 素 は エネルギー 脂 肪 動 物 性 脂 肪 トランス 脂 肪 酸 コレステロール 糖 分 ナトリウムの 7 種 それぞれ 低 い と 表 示 できる 範 囲 は 次 のとおり なお 2004 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.5.1.4547 により 人 工 甘 味 料 を 使 用 した 食 品 について 低 カロリー 食 品 であることの 表 記 が 認 められている 栄 養 素 条 件 固 形 :100g 当 たり 40kcal(170kJ) 以 内 エネルギー 液 状 :100ml 当 たり 20kcal(80kJ) 以 内 固 形 :100g 当 たり 3g 以 内 脂 肪 液 状 :100ml 当 たり 1.5g 以 内 固 形 :100g 当 たり 1.5g 以 内 動 物 性 脂 肪 液 状 :100ml 当 たり 0.75g 以 内 低 トランス 脂 肪 酸 の 条 件 も 満 たすこと トランス 脂 肪 酸 固 形 :100g 当 たり 1.5g 以 内 31

コレステロール 糖 分 ナトリウム 液 状 :100ml 当 たり 0.75g 以 内 低 動 物 性 脂 肪 の 条 件 も 満 たすこと 固 形 :100g 当 たり 0.02g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 0.01g 以 内 低 動 物 性 脂 肪 および 低 トランス 脂 肪 酸 の 条 件 も 満 たすこと 固 形 :100g 当 たり 5g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 2.5g 以 内 100g 当 たり 0.12g 以 内 で 低 い 100g 当 たり 0.04g 以 内 で 非 常 に 低 い (6) 栄 養 素 を 含 まないことの 表 示 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909は 特 定 のプロセス を 経 たことによって 当 該 の 栄 養 素 や 食 品 要 素 の 含 有 がなくなった 食 品 についてのみ 栄 養 素 を 含 まない (インドネシア 語 はbebas tanpa tidak mengandung)ことを 表 示 でき る と 定 めている 自 然 のままでもある 食 品 要 素 を 含 まない 加 工 食 品 がそれを 含 まない と 強 調 することは 禁 止 されている 含 有 度 が 含 まない と 表 示 できる 栄 養 素 は エネルギー 脂 肪 動 物 性 脂 肪 トラン ス 脂 肪 酸 コレステロール 糖 分 ナトリウムの7 種 それぞれ 含 まない と 表 示 できる 範 囲 は 次 のとおり なお 2004 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.5.1.4547 により 人 工 甘 味 料 を 使 用 した 食 品 についてノンカロリー 食 品 であることの 表 記 が 認 めら れる とされている 栄 養 素 エネルギー 脂 肪 動 物 性 脂 肪 トランス 脂 肪 酸 コレステロール 糖 分 ナトリウム 条 件 液 状 :100ml 当 たり 4kcal 以 内 固 形 :100g 当 たり 0.5g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 0.5g 以 内 固 形 :100g 当 たり 0.1g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 0.1g 以 内 固 形 :100g 当 たり 0.1g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 0.1g 以 内 低 動 物 性 脂 肪 の 条 件 も 満 たすこと 固 形 :100g 当 たり 0.005g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 0.005g 以 内 低 動 物 性 脂 肪 および 低 トランス 脂 肪 酸 の 条 件 も 満 たすこと 固 形 :100g 当 たり 0.5g 以 内 液 状 :100ml 当 たり 0.5g 以 内 100g 当 たり 0.005g 以 内 32

(7) 商 品 名 商 品 ロゴとの 関 係 ラベル 一 般 指 針 についての2003 年 12 月 4 日 付 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 決 定 No.HK. 00.05.52.4321によると 商 品 名 には その 商 品 の 中 身 を 直 接 連 想 させるような 表 現 や 誇 大 表 現 は 使 用 が 認 められない たとえば 高 ファイバー ビスケット という 商 品 名 や 商 標 は 認 められず 商 品 名 や 商 標 は 別 の 名 称 で 食 物 繊 維 を 多 く 含 むことを 強 調 する 表 示 の 承 認 を 上 の 条 件 手 順 に 従 っ て 受 けるしかない 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 によると これら 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 の 各 種 表 示 は 前 述 の 一 般 表 示 と 共 に すでに 述 べた 加 工 食 品 の 登 録 の 際 ラベルの 承 認 プロセスの 中 で 審 査 される(2.1 の(1) 参 照 ) 規 則 にない 構 成 要 素 や 強 調 内 容 を 希 望 する 場 合 は 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 に 申 請 し その 検 討 を 受 けることが 可 能 である 同 庁 の 食 品 基 準 化 局 へ 申 請 し 書 類 審 査 評 価 チー ムによる 内 容 の 検 討 を 経 て 推 薦 状 発 行 その 上 で 承 認 か 否 かが 決 定 される 評 価 チームに よる 内 容 の 検 討 だけでも 最 大 6 カ 月 かかることになっているが 全 体 としては また 実 際 はもっと 長 い 時 間 がかかることが 予 想 される 費 用 はコンサルタントによる このほか 2011 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.03.1.23.11.11.09909 は グリ セミック 指 数 のレベル 表 示 についても 規 定 している グリセミック 指 数 が 70 超 で 高 い 同 55 から 70 までは 中 程 度 同 55 未 満 で 低 い としている < 表 示 例 > 表 面 : 商 品 名 製 品 名 糖 分 を 含 まない ことについての 表 示 ( 砂 糖 0g) 食 物 繊 維 が 高 い ことについての 表 示 ( 食 物 繊 維 : 製 品 20g 中 2g) 内 容 量 製 品 登 録 番 号 製 造 者 名 と 住 所 33

側 面 : 原 材 料 名 インスタントオーツ 人 口 甘 味 料 マニ トール(1 回 の 提 供 で3.2g) 小 麦 粉 植 物 性 脂 肪 卵 りんご 繊 維 塩 ベ ーキングパウダー 重 曹 りんご 風 味 栄 養 価 情 報 1 回 の 摂 取 量 :4 個 (20g) 1 包 装 の 総 提 供 量 :10 個 1 回 の 摂 取 量 のエネルギー 総 量 120kcal 1 回 の 摂 取 量 の 脂 肪 エネルギー45kcal 1 日 に 必 要 なエネルギー 2,000kcal 比 の 割 合 脂 肪 総 量 5g 8% プロテイン1g 2% 炭 水 化 物 13g 食 物 繊 維 2g 6% 砂 糖 0g ナトリウム40mg 2% 裏 面 : 本 商 品 は 食 物 繊 維 を 含 むインスタント オーツを 加 えて 製 造 されたスナックで す いつでもどこでも 召 し 上 がれま す 楽 しいスナックとしての 選 択 肢 と なりましょう ( 警 告 文 ) 1 日 に20グラムを 超 えるマニトールの 消 費 は( 本 商 品 では24 個 の 消 費 に 相 当 ) 軟 便 を 引 き 起 こす 恐 れがあります 人 口 甘 味 料 の 摂 取 は 児 童 や 妊 婦 授 乳 中 の 女 性 の 消 費 には 適 しません * 本 製 品 については4.4(1)のNo.5 参 照 賞 味 期 限 製 造 日 /コード 34

3.2 サプリメント サプリメントの 場 合 は 何 よりもまずフードサプリメント(Suplement Makanan)という 表 示 がなされていることで 食 品 や 医 薬 品 との 違 いが 強 調 されている 一 般 的 な 表 示 項 目 としては 2005 年 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 長 官 規 則 No.HK.00.05.41.1381 に 次 が 挙 げられている a. 名 称 b. 形 状 c. 包 装 サイズ d. 原 材 料 名 e. 製 品 登 録 者 の 名 称 と 住 所 f. 製 造 者 ライセンス 供 与 者 契 約 受 領 者 の 名 称 g. 医 師 許 可 番 号 h. Bets 番 号 i. 賞 味 期 限 j. 服 用 方 法 k. 禁 忌 (あれば) l. 副 作 用 (あれば) m. 医 薬 品 との 相 互 作 用 (あれば) n. 保 存 方 法 o. その 他 ( 豚 含 有 アルコール 含 有 人 工 甘 味 料 含 有 など) このほか 規 定 にはないが 市 場 に 出 ている 商 品 を 見 ると 栄 養 成 分 表 示 が 見 られる 1 回 の 摂 取 目 安 量 を 示 した 上 で この1 回 の 摂 取 目 安 量 に 含 まれる 栄 養 価 と1 日 当 たりのエネ ルギー 摂 取 量 目 安 (2,000カロリー)に 対 する 割 合 (%)が 表 示 されている 表 示 できる 栄 養 素 は ビタミンとミネラル28 種 アミノ 酸 13 種 キトサンなどその 他 8 種 である( 詳 細 は 1.3(4)の 表 参 照 ) サプリメントの 性 質 上 栄 養 素 の 高 い 低 い 含 まない を 表 示 するものはないが 特 定 の 栄 養 素 を 含 む ことの 表 示 は 効 果 効 能 や 用 途 などと 一 緒 になされている さらに 一 歩 踏 み 込 んで VITALONG C などのように 含 まれる 栄 養 素 を 連 想 される 商 品 名 を 使 用 し ているものもある フードサプリメントの 各 種 表 示 もまた その 登 録 の 際 包 装 の 承 認 プロセスの 中 で 審 査 さ れる(2.1(2) 参 照 ) 35

< 表 示 例 > 表 面 : フードサプリメントの 表 示 商 品 名 側 面 1: 本 商 品 は カプセル 内 にビタミン C の 微 粒 子 を 閉 じ 込 め これが 体 内 で 12 時 間 にわ たって 段 階 的 に 溶 けるため 胃 痛 の 心 配 な くビタミン C の 需 要 を 満 たすことを 助 け る 時 間 から 開 放 されたシステムによるビ タミン C 500mg です 特 に 風 邪 やインフル エンザにかかっていたり けがや 口 内 炎 を 患 っている 妊 娠 中 あるいは 授 乳 中 など の 身 体 の 免 疫 力 維 持 や 血 液 の 凝 固 を 助 け ます 活 動 が 活 発 で より 多 くのビタミン C を 必 要 とする 方 にも 効 果 があります 成 分 :1 カプセル 中 にアスコルビン 酸 (ビタ ミン C)500mg 含 有 1 日 に 必 要 なエネルギー 2,000kcal 比 の 割 合 555.56% 用 途 : 身 体 の 免 疫 力 維 持 を 助 ける 服 用 方 法 :1 日 1 カプセル 内 容 量 :30 カプセル ( 保 存 方 法 )30 度 以 下 で 保 存 (バーコードの 下 ) 製 造 者 名 と 所 在 地 側 面 2: 製 品 登 録 番 号 Bets 番 号 製 造 年 月 賞 味 期 限 < 本 製 品 データ> 商 品 名 :VITALONG C 製 品 名 :フードサプリメント 製 造 者 :Bernofarm Pharmaceutical Company 価 格 :34,500 ルピア( 内 容 量 30 カプセル 約 305 円 ) 含 有 効 能 物 質 および 表 示 文 言 は 上 記 参 照 36

4. 市 場 動 向 4.1 概 況 インドネシアの 総 人 口 は インドネシア 中 央 統 計 局 (BPS)による 2010 年 のセンサス 結 果 では 2 億 3,764 万 1,326 人 世 界 第 4 位 の 人 口 を 誇 る これは 年 1.3%のペースで 増 加 するとみられており 2014 年 は 2.5 億 人 に 達 した 計 算 になる これを 年 齢 別 にみてみると 国 連 の 調 べ("World Population Prospects: The 2012 Revision")では 生 産 年 齢 人 口 層 である 15 歳 から 59 歳 までが 2010 年 に 全 体 の 60%を 超 え 文 字 通 りの 人 口 ボーナス 期 を 迎 えている(グラフ 1) 14 歳 までの 人 口 率 は 約 30%で この 状 況 はしばらく 続 く 見 通 し(ただし 同 データは 2010 年 の 人 口 はすでに 2.4 億 人 を 超 えたことになっている) インドネシア 人 口 家 族 計 画 庁 は 2014 年 8 月 末 の 国 会 答 弁 で 2018 年 から 2030 年 までに 人 口 ボーナス 期 のピークに 達 する 見 込 み と 述 べた 世 界 4 位 の 人 口 を 抱 える 大 きな 国 内 市 場 と 豊 富 で 安 価 な 労 働 力 を 目 指 して 海 外 からの 投 資 が 流 れ 込 んだこともあり インドネシアは 2005 年 以 降 毎 年 6% 前 後 の 経 済 成 長 を 続 けて おり 2013 年 の 国 民 総 生 産 (GDP)は 名 目 9,084 兆 ルピア(2014 年 8 月 末 のインドネシア 中 央 銀 行 (BI)のレートで 換 算 して 約 7,753 億 米 ドル) 実 質 で 2,770 兆 ルピア( 同 約 2,364 億 米 ドル)に 達 した( 表 1) インドネシア 中 央 統 計 局 は インドネシアは 国 民 総 生 産 金 額 で 2012 年 には 世 界 177 カ 国 / 地 域 中 16 位 だったとしており 世 界 5 強 入 りも 夢 で はない などという 高 官 発 言 も 聞 かれる 国 民 1 人 当 たりの 国 民 総 生 産 も 2007 年 以 降 2 桁 成 長 を 続 け インドネシア 中 央 統 計 局 は 2011 年 には 3,500 米 ドルを 超 え 2013 年 まで 3,500 米 ドルを 維 持 している( 表 2) 国 民 1 人 当 たりの 所 得 も 世 界 銀 行 のデータによれば 2008 年 まで 1,000 米 ドル 台 だったものが 2009 年 に 2,000 米 ドル 台 に 乗 り 2012 年 には 3,000 米 ドルに 突 入 した( 表 3) こうした 好 調 な 経 済 成 長 と 国 民 所 得 の 高 まりを 背 景 に インドネシアの 中 間 層 が 爆 発 的 に 拡 大 している 2010 年 のEuromonitor International の 報 告 によると 年 間 可 処 分 所 得 が5,000ドル 以 上 の 中 間 層 及 び 富 裕 層 の 人 口 割 合 は2008 年 にはすでに39.9%に 達 した 内 訳 は 以 下 のとおりである 年 間 可 処 分 所 得 が1,000 米 ドルまで 3.2% 同 1,000~2,500 米 ドル 18.2% 同 2,500~5,000 米 ドル 38.7% 同 5,000~10,000 米 ドル 30.8% 同 10,000~35,000 米 ドル 7.9% 同 35,000 米 ドル 超 1.2% また 年 間 可 処 分 所 得 が15,000 米 ドル 以 上 35,000 米 ドル 未 満 の ミドル アッパー 層 は2009 年 に 約 550 万 人 いるとされ( 総 人 口 の 約 2.3%) これは2020 年 には 約 7,000 万 人 まで10 倍 以 上 に 増 えると Euromonitor Internationalは 見 込 んでいる 別 の 報 告 では 2010 年 の 中 間 層 は 総 人 口 の56.5%とするものもある ただし インドネシア 中 央 統 計 局 は 2014 年 4 月 各 所 得 層 の 所 得 増 加 率 が 貧 困 層 で 0-2% 中 間 層 で 2-4%にとどまっているのに 対 し 高 所 得 層 では 8%に 達 しているとの 試 算 37

を 発 表 これは 貧 富 の 差 がますます 広 がることを 示 していると 同 時 に 中 間 層 の 拡 大 とそ の 消 費 能 力 の 強 化 は 今 後 減 速 する 可 能 性 があることも 予 想 している ちなみに インドネシア 中 央 統 計 局 は 大 雑 把 に 低 所 得 層 と 中 間 所 得 層 はそれぞれ 総 人 口 の 40% 富 裕 層 は 20%に 分 類 している 中 間 層 の 拡 大 はインドネシア 国 民 の 購 買 力 の 高 まりと 歩 みを 一 にしている 世 界 銀 行 が 2014 年 5 月 に 明 らかにした 経 済 大 国 報 告 では 2011 年 のインドネシア 購 買 力 平 価 は 国 民 総 生 産 比 で 世 界 10 強 入 りを 果 たした と 報 道 された 市 況 的 には 購 買 力 の 高 まりはまずは 中 間 層 の 食 生 活 を 豊 かにしたが さらに 余 裕 がで きた 中 間 層 は 食 に 飽 き 足 らず 自 動 車 や 住 宅 をはじめとした 不 動 産 の 所 有 に 走 った 2013 年 の 自 動 車 販 売 は 過 去 最 高 を 記 録 した また 不 動 産 投 資 熱 の 高 まりで 都 市 部 の 地 価 不 動 産 価 格 は 高 騰 し バブル 的 な 状 況 をみせている 中 間 層 は 不 動 産 の 次 に 食 以 外 のサービスに 目 を 向 け 始 める 2014 年 5 月 には 海 外 旅 行 をするインドネシア 人 が 増 えたためにサービス 収 支 の 赤 字 が 増 えた という 販 売 者 から するとうれしいニュースが 報 道 されている インドネシア 中 央 統 計 局 の 調 べでは 2000 年 には 6 割 だった 食 費 にかける 国 民 1 人 当 たりの 支 出 率 がその 後 年 々 徐 々に 縮 小 し 2013 年 の 調 べでは 50% 前 後 まで 縮 小 している( 表 4) 海 外 旅 行 のほかにも 教 育 や 健 康 サービスへの 支 出 が 増 えている 世 界 保 健 機 関 (WHO) のデータでは インドネシア 国 民 1 人 当 たりの 医 薬 品 支 出 額 は 2003 年 のわずか 18 米 ド ルから 2010 年 には 125 米 ドルに 急 増 したとのことである 2012 年 の 国 民 1 人 当 たりの 医 療 費 支 出 は 112 米 ドルとの 報 告 もある 暑 さに 強 くあるためか 熱 帯 インドネシアの 料 理 はもともと 概 して 油 分 が 多 く 塩 分 や 糖 分 も 高 い これに 加 えて 海 外 からファーストフードをはじめとしたさまざまな 食 品 産 業 が 流 入 し インドネシア 人 の 肥 満 率 や 生 活 習 慣 病 率 をさらに 押 し 上 げている インドネ シア 保 健 省 の 調 べでは 2007 年 に 12%だった 肥 満 率 は 2010 年 には 倍 の 21%に 急 拡 大 した という 同 じころ 高 血 圧 を 患 う 18 歳 以 上 のインドネシア 人 は 総 人 口 の 31.7%に 達 した とする 世 界 保 健 機 関 などの 調 べもある 心 疾 患 患 者 は 同 7.2% 糖 尿 病 も 同 1.1%を 記 録 し ているという こうした 状 況 は 都 市 部 での 海 外 ブランドの 病 院 建 設 が 相 次 いでいることや 海 外 の 病 院 での 人 間 ドック ツアーが 人 気 を 集 めたりする 現 象 にもつながっている 都 市 部 に 林 立 するショッピングセンターやアパートには 必 ずと 言 っていいほどフィットネスセンターが 入 っており どこも 盛 況 である インドネシア 特 有 の 食 生 活 や 自 動 車 依 存 の 生 活 が 成 人 病 の 危 険 を 高 めていることは 中 間 層 自 身 がよく 認 識 しているところで 今 後 も 中 間 層 の 健 康 への 関 心 は 高 まりをみせることであろう 38

グラフ 1:インドネシアの 人 口 ピラミッド(2010 年 ) 出 所 :Populationpyramid.net 表 1:インドネシア 実 質 国 民 総 生 産 推 移 (2002 年 ~2013 年 ) ( 単 位 : 兆 ルピア 伸 び 率 のみ%) 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 農 林 漁 業 畜 産 233.0 243.1 248.2 253.7 262.4 271.5 284.6 295.9 304.8 315.0 328.3 339.9 鉱 業 169.9 168.4 160.1 165.1 168.0 171.3 172.5 180.2 187.2 190.1 193.1 195.7 製 造 業 419.4 441.8 470.0 491.4 514.1 538.1 557.8 570.1 597.1 633.8 670.2 707.5 電 気 ガス 水 道 9.9 10.4 10.9 11.6 12.3 13.5 15.0 17.1 18.1 18.9 20.1 21.2 建 設 84.5 90.1 96.3 103.5 112.2 121.8 131.0 140.3 150.0 159.1 170.9 182.1 商 業 ホテル レストラン 243.4 256.3 271.1 293.9 312.5 340.4 363.8 368.5 400.5 437.5 473.1 501.2 運 輸 通 信 76.2 85.0 96.9 109.5 125.0 142.3 165.9 192.2 218.0 241.3 265.4 292.4 金 融 リース 129.8 140.1 151.2 161.4 170.1 183.7 198.8 209.2 221.0 236.2 253.0 272.1 サービス 139.0 144.4 152.1 160.6 170.7 181.7 193.1 205.4 217.8 232.7 244.8 258.2 GDP 1,506.1 1,579.6 1,656.8 1,750.7 1,847.3 1,964.3 2,082.5 2,178.9 2,314.5 2,464.6 2,618.9 2,770.3 伸 び 率 4.38 4.88 4.89 5.67 5.52 6.33 6.02 4.63 6.22 6.49 6.26 5.78 石 油 ガスを 除 くGDP 1,345.8 1,423.9 1,506.6 1,605.2 1,703.6 1,821.8 1,939.6 2,036.7 2,171.1 2,322.7 2,481.8 2,637.0 出 所 :インドネシア 中 央 統 計 局 のデータに 加 筆 表 2:インドネシアの 国 民 1 人 当 たり 国 民 総 生 産 と 国 内 総 生 産 推 移 (2006 年 ~2013 年 ) 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 GDP( 百 万 ルピア) 15 17.5 21.4 23.9 26.8 30.7 33.5 36.5 伸 び(%) 4.17 16.5 23.4 11.6 13.27 13.43 9.37 8.88 GDP(US$) 1,662.6 1,938.2 2,245.2 2,349.8 2,977.0 3,525.2 3,583.2 3,499.9 GNP( 百 万 ルピア) 14.4 16.8 20.7 23.1 26 29.8 32.5 35.4 伸 び(%) 19.3 16.8 24.1 11.7 14.09 13.3 9.33 8.72 GNP(US$) 1591.6 1858.5 2165.5 2267.6 2930.5 3,422.1 3,477.3 3,391.6 出 所 :インドネシア 中 央 統 計 局 のデータに 加 筆 表 3:インドネシアの 国 民 1 人 当 たりの 所 得 推 移 (1994 年 ~2013 年 ) ( 単 位 : 米 ドル) 1994 年 1995 年 1996 年 1997 年 1998 年 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 890 1,000 1,110 888 670 580 566 586 596 910 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 779 887 1,390 1,610 1,325 2,160 2,500 2,920 3,420 3,580 出 所 : 世 界 銀 行 データに 加 筆 39

表 4: 国 民 1 人 当 たりの 品 目 別 月 平 均 支 出 比 率 (1999 年 ~2013 年 ) 品 目 1999 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 年 平 均 3 月 9 月 年 平 均 3 月 9 月 年 平 均 3 月 9 月 食 品 合 計 62.94 58.47 56.89 54.59 51.37 53.01 49.24 50.17 50.62 51.43 48.96 49.45 48.46 49.90 52.08 47.71 48.93 50.66 47.19 - 穀 類 16.78 12.47 10.36 9.44 8.54 11.37 10.15 9.57 8.86 8.89-7.48 8.37-9.14 7.90-8.24 7.46 - イモ 類 0.78 0.64 0.65 0.76 0.58 0.59 0.56 0.53 0.51 0.49-0.51 0.48-0.44 0.42-0.45 0.47 - 魚 5.58 5.17 5.37 5.06 4.66 4.72 3.91 3.96 4.29 4.34-4.27 4.12-4.20 4.08-4.03 3.98 - 肉 2.29 2.86 2.90 2.85 2.44 1.85 1.95 1.84 1.89 2.10-1.85 2.19-2.06 2.26-1.88 1.80 - 卵 と 牛 乳 2.91 3.28 3.04 3.05 3.12 2.96 2.97 3.12 3.27 3.20-2.88 2.86-3.00 2.74-3.06 2.85 - 野 菜 6.23 4.73 4.80 4.33 4.05 4.42 3.87 4.02 3.91 3.84-4.31 3.72-3.78 3.62-4.43 3.91 - 豆 類 2.33 2.02 1.90 1.75 1.70 1.63 1.47 1.55 1.57 1.49-1.26 1.31-1.33 1.32-1.34 1.24 - 果 実 類 2.07 2.84 2.97 2.61 2.16 2.10 2.56 2.27 2.05 2.49-2.15 2.06-2.44 2.28-2.33 1.84 - 油 と 脂 肪 3.04 2.25 2.23 2.31 1.93 1.97 1.69 2.16 1.96 1.92-1.91 1.79-1.95 1.79-1.64 1.56 - 飲 料 原 料 3.12 2.71 2.52 2.48 2.23 2.50 2.21 2.13 2.02 2.26-1.80 1.93-1.73 1.68-1.90 1.74 - スパイス 1.65 1.55 1.46 1.43 1.33 1.37 1.10 1.12 1.08 1.09-1.06 1.02-1.02 0.96-0.96 0.94 - その 他 の 消 費 1.29 1.37 1.24 1.23 1.34 1.27 1.34 1.39 1.33 1.29-1.07 1.07-1.10 1.01-1.04 0.94 - 既 成 食 品 9.48 9.70 9.81 10.28 11,44 10,29 10,48 11,44 12,63*) 12,79-13.73 11.83-12.72 11.65-13.11 12.46 - アルコール 飲 料 0.05 0.08 0.08 0.08 - - - - - - - - - - - - - - - - タバコ 類 5.33 6.80 7.56 6.89 6.18 5.97 4.97 5.08 5.26 5.25-5.16 5.73-6.16 6.00-6.24 6.01 非 食 品 合 計 37.06 41.53 43.11 45.42 48.63 46.99 50.76 49.83 49.38 48.57 51.05 50.55 51.54 50.61 48.92 52.29 51.08 49.34 52.81 - 住 宅 と 付 帯 品 15.92 17.8 19.15 20.65 22.53 22.56 20.78 20.21 19.89 20.36-19.91 18.92-21.05 19.86-20.20 19.15 - 物 品 とサービス 10.74 12.07 12.59 13.48 15.42 14.99 17.01 17.12 17.49 16.78-17.92 17.97-17.84 18.1-18.51 19.17 - 衣 料 と 履 物 5.23 5.18 5.49 5.11 3.82 4.42 3.33 3.37 3.33 3.38-2.02 6.96-1.74 5.95-2.06 6.53 - 耐 久 品 2.87 4.1 3.56 4.15 4.52 2.98 6.47 6.37 5.88 5.14-7.52 4.76-5.15 5.27-5.38 4.94 - 税 金 と 保 険 0.85 0.8 0.77 0.83 1.22 0.97 1.27 1.25 1.41 1.57-1.64 1.51-1.48 1.73-1.67 1.6 - パーティ 儀 礼 用 品 1.45 1.57 1.55 1.19 1.11 1.06 1.89 1.51 1.36 1.32-1.53 1.43-1.65 1.39-1.51 1.43 表 5:インドネシアの 消 費 指 標 (1999 年 2002 年 ~2013 年 ) 1999 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 出 所 :インドネシア 中 央 統 計 局 のデータに 加 筆 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 年 平 均 3 月 9 月 年 平 均 3 月 9 月 年 平 均 3 月 9 月 国 民 1 人 当 たりの 平 均 所 得 - 食 品 の 世 帯 支 出 (%) 62.94 58.47 56.89 54.59 51.37 53.01 49.24 50.17 50.62 51.43 48.96 49.45 48.46 49.40 51.08 47.71 48.93 50.66 47.19 - 食 材 の 世 帯 支 出 (%) 37.06 41.53 43.11 45.42 48.63 46.99 50.76 49.83 49.38 48.57 51.05 50.55 51.54 50.61 48.92 52.29 51.08 49.34 52.81 所 得 貢 献 度 - 低 所 得 総 人 口 の40% 21.66 20.92 20.57 20.80 18.81 19.75 19.10 19.56 21,22 18,05-16,85 17,67-16,98 16,88-16,87 17,25 - 中 所 得 総 人 口 の40% 37.77 36.89 37.10 37.13 36.40 38.10 36.11 35.67 37,54 36,48-34,73 35,89-34,41 34,18-34,09 34,25 - 高 所 得 総 人 口 の20% 40.57 42.19 42.33 42.07 44.78 42.15 44.79 44.77 41,24 45,47-48,42 46,45-48,61 48,94-49,04 48,50 ジニ 係 数 0.31 0.33 0.32 0.32 0.36 0.33 0.36 0.35 0,37 0,38-0,41 0,39-0,41 0,41-0,41 0,41 1 日 国 民 1 人 当 たりのカロリー 消 費 平 均 - - - - 既 成 食 品 なし 1,679 1,789 1,778 1,767 1,775 1,710 1,769 1,748 1,649 1,652-1,648 1,587-1,587 1,600-1,551 1,540 - 既 成 食 品 含 む 1,849 1,987 1,990 1,986 2,008 1,927 2,015 2,038 1,928 1,926-1,952 1,853-1,853 1,865-1,843 1,828 1 日 国 民 1 人 当 たりのたんぱく 消 費 取 平 均 - - - - 既 成 食 品 なし 44.05 49.11 49.53 48.65 50.15 47.82 50.33 49.14 46.25 46.99-47.25 45.41-45.21 46.15-44.33 43.82 - 既 成 食 品 含 む 48.67 54.45 55.37 54.66 56.59 53.65 57.66 57.49 54.35 55.01-56.25 53.12-53.14 54.14-53.08 52.44 出 所 :インドネシア 中 央 統 計 局 のデータに 加 筆 表 6:インドネシア 国 民 1 人 当 たりの 品 目 別 カロリー 摂 取 平 均 ( 単 位 :キロカロリー) 1999 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 2012 2013 3 月 9 月 3 月 9 月 3 月 9 月 穀 類 1,067 1,040 1,035 1,024 1,009 993 953 968 940 927 919 893 895 887 877 869 イモ 類 61 55 56 67 56 51 52 53 40 37 43 36 31 32 31 35 魚 36 43 47 45 48 45 47 48 44 45 48 46 45 47 44 45 肉 20 35 42 40 41 31 42 39 36 41 45 44 53 62 40 38 たまごと 牛 乳 24 40 38 40 47 43 57 54 52 56 56 52 49 50 54 53 野 菜 類 32 37 41 39 39 40 46 45 39 39 37 38 38 38 35 37 豆 類 52 72 64 62 70 64 73 61 56 56 54 51 53 55 52 47 果 実 類 33 41 43 42 40 37 49 48 39 41 39 34 37 35 36 30 油 と 脂 肪 206 247 242 237 242 235 246 239 228 233 232 230 238 243 228 231 飲 料 原 料 103 120 116 115 111 104 114 110 102 100 98 94 84 84 88 89 香 料 15 18 16 16 19 19 18 17 16 16 16 16 13 84 14 15 その 他 29 42 40 40 53 48 71 67 59 59 60 54 52 14 53 50 既 成 食 品 171 198 212 219 233,08 216,83 246,04 289,85 278,46 273,84 304,35 266,02 265,55 265,67 291,90 288,37 合 計 1,849 1,987 1,990 1,986 2,008 1,927 2,015 2,038 1,928 1,926 1,952 1,853 1,853 1,865 1,843 1,828 2013 年 出 所 :インドネシア 中 央 統 計 局 のデータに 加 筆 表 7:インドネシア 国 民 1 人 当 たりの 品 目 別 たんぱく 質 摂 取 平 均 ( 単 位 :グラム) 食 品 1999 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 ( 単 位 :グラム) 2011 年 2012 年 2013 年 3 月 9 月 3 月 9 月 3 月 9 月 穀 類 25.04 24.42 24.29 24.05 23.69 23.33 22.43 22.75 22.06 21.76 21.57 20.96 21.00 20.80 20.57 20.40 イモ 類 0.43 0.43 0.44 0.53 0.45 0.41 0.40 0.42 0.33 0.32 0.36 0.30 0.27 0.28 0.27 0.29 魚 6.07 7.17 7.91 7.65 8.02 7.49 7.77 7.94 7.28 7.63 8.02 7.66 7.49 7.85 7.34 7.56 肉 1.33 2.26 2.62 2.54 2.61 1.95 2.62 2.40 2.22 2.55 2.75 2.76 2.92 3.41 2.47 2.38 たまごと 牛 乳 1.43 2.33 2.22 2.38 2.71 2.51 3.23 3.05 2.96 3.27 3.25 3.06 2.94 3.01 3.08 3.07 野 菜 類 2.23 2.49 2.75 2.57 2.52 2.66 3.02 3.01 2.58 2.52 2.43 2.34 2.40 2.36 2.27 2.31 豆 類 4.81 6.36 5.85 5.52 6.31 5.88 6.51 5.49 5.19 5.17 5.17 4.85 5.00 5.28 4.93 4.51 果 実 類 0.33 0.45 0.46 0.43 0.43 0.39 0.57 0.52 0.41 0.47 0.42 0.37 0.44 0.39 0.40 0.34 油 と 脂 肪 0.42 0.53 0.54 0.48 0.48 0.45 0.46 0.39 0.34 0.34 0.31 0.28 0.27 0.27 0.25 0.24 飲 料 原 料 0.79 1.13 1.01 1.03 1.08 1.00 1.13 1.06 0.98 1.05 1.07 1.04 0.86 0.85 1.04 1.04 香 料 0.66 0.79 0.69 0.71 0.82 0.81 0.76 0.73 0.68 0.69 0.69 0.69 0.58 0.60 0.62 0.63 その 他 0.53 0.75 0.74 0.76 1.03 0.95 1.43 1.37 1.21 1.21 1.21 1.11 1.04 1.05 1.09 1.04 既 成 食 品 4.62 5.34 5.84 6.01 6,44 5,83 7,33 8,36 8,10 8,03 9,01 7,71 7,93 7,99 8,75 8,62 合 計 48.67 54.45 55.37 54.65 55.27 53.65 57.66 57.49 54.35 55.01 56.25 53.12 53.14 54.14 53.08 52.44 出 所 :インドネシア 中 央 統 計 局 のデータに 加 筆 40

4.2 市 場 規 模 本 報 告 書 の 冒 頭 で 触 れているように 特 定 加 工 食 品 や 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 は 加 工 食 品 の 範 疇 内 で 扱 われており 特 定 加 工 食 品 あるいは 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 のみの 市 場 規 模 を 把 握 するのは 大 変 難 しいため まずは 参 考 に 食 品 の 市 場 規 模 をみることにする インドネシア 食 品 飲 料 製 造 者 協 会 の 推 定 では 2013 年 の 食 品 飲 料 市 場 は 前 年 比 最 大 10% 成 長 し 773.9 億 米 ドルに 達 した 特 にパッケージ 食 品 部 門 が 力 強 い 需 要 をみせてお り 加 工 食 品 部 門 は 2006 年 から 2010 年 までに 年 平 均 14.1%の 成 長 を 記 録 し 2010 年 の 加 工 食 品 販 売 は 634 億 米 ドルに 達 したとしている ちなみに 2013 年 の 飲 料 販 売 量 は 300 億 リットルを 記 録 したが 6 割 は 水 飲 料 市 場 は 年 平 均 8~9% 成 長 とみられている 一 方 2010 年 の Euromonitor International の 報 告 は インドネシアの 食 品 小 売 市 場 は 2009 年 に 600 兆 ルピアを 突 破 した 後 2010 年 に 657 兆 ルピア(2014 年 8 月 末 のインドネ シア 中 央 銀 行 のレートで 換 算 して 約 561 億 米 ドル)を 記 録 その 後 は 年 平 均 1% 未 満 の 成 長 で 2014 年 は 約 680 兆 ルピア( 同 580.35 億 米 ドル) 2015 年 は 約 685 兆 ルピア( 同 584.62 億 米 ドル)に 達 する 見 込 みとしているそうで 大 きな 伸 びは 見 込 めない 印 象 である 食 品 市 場 は 家 計 における 食 費 支 出 の 伸 びに 左 右 されるもので 4.1 でみたように 中 間 層 がその 消 費 能 力 拡 大 に 伴 い 食 への 支 出 はそのまま 食 以 外 の 健 康 などへのサービスへの 支 出 を 増 やす 傾 向 にあることが 食 品 市 場 の 成 長 停 滞 傾 向 を 招 いているものと 予 想 する しかし 逆 に 言 えば 健 康 に 関 心 を 寄 せる 消 費 者 の 増 加 により 食 品 市 場 における 特 定 加 工 食 品 や 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 の 占 める 比 率 は 引 き 上 げられることが 予 想 できる ニュージ ーランド 政 府 のサイトでは 2010 年 のインドネシアのパッケージ 食 品 市 場 規 模 は 191 億 米 ドルで このセクターの 成 長 はより 力 強 く 主 要 食 糧 のほか 栄 養 部 門 では 年 31%も 成 長 し ている と 記 載 されているが これはその 現 れといえよう また 2020 年 のインドネシア 食 品 市 場 は1,925 兆 ルピア 30 年 には3,383 兆 ルピアにも 達 すると 楽 観 的 に 推 定 する 報 告 もある( 一 般 財 団 法 人 食 品 産 業 センター インドネシア 食 品 産 業 進 出 可 能 性 調 査 報 告 書 ) これは 食 費 支 出 に 加 え 人 口 が 順 調 に 増 加 することに よって 食 品 需 要 も 増 えることを 視 野 においた 計 算 である 人 口 増 による 食 品 需 要 増 に 比 例 して 特 定 加 工 食 品 や 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 の 需 要 も 伸 びることが 期 待 できよう 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 によると 2008 年 のインドネシアのサプリメント 市 場 は 3.13 億 米 ドル これは 中 間 層 の 拡 大 と 国 民 の 健 康 への 関 心 の 高 まりで 近 年 は 年 平 均 14%の 成 長 を 記 録 しているという ただし 2008 年 の 市 場 全 体 のうち 8 割 は 輸 入 品 で しかも 7 割 は GNC Live Well Ultimate Nutrition, Nature s Plus などの 米 国 製 品 とのことであ る マルチビタミン 市 場 だけをみると マレーシアのサプリメント Appeton の 輸 入 販 売 会 社 PT Biomed によると 2011 年 のインドネシアのマルチビタミン 剤 市 場 規 模 は 月 平 均 2,000 億 ~3,000 億 ルピア(2014 年 8 月 末 のインドネシア 中 央 銀 行 のレートで 換 算 して 約 1,707 万 ~2,560 万 米 ドル) うち 40%は 児 童 用 ビタミン 剤 が 占 めた 児 童 向 けビタミン 剤 が 売 れていることは インドネシア 市 場 の 特 徴 の 1 つと 言 えるであろう 国 家 食 品 医 薬 品 監 督 庁 は 2010 年 の 児 童 用 ビタミン 剤 市 場 規 模 は 4,330 万 米 ドルだったとしている 医 薬 品 に 広 げてみてみると インドネシア 医 薬 品 市 場 は 年 平 均 12-13% 程 度 の 成 長 を 遂 げており 2012 年 は 50 億 米 ドル 相 当 に 達 した サプリメントの 場 合 と 状 況 が 異 なるのは 41

医 薬 品 の 約 75%がインドネシア 製 品 であること ただし 原 材 料 の 95%は 輸 入 されている という 一 方 ビジネス モニター インターナショナルの 調 べでは インドネシア 医 薬 品 産 業 は 年 平 均 10%の 成 長 を 遂 げ 市 場 は 今 年 54.61 兆 ルピア(2014 年 8 月 末 のインドネシア 中 央 銀 行 のレートで 換 算 して 約 46.61 億 米 ドル) 2015 年 には 62.65 兆 ルピア( 同 53.47 億 米 ドル) 16 年 には 69.07 兆 ルピア( 同 58.95 億 米 ドル)に 達 し 20 年 には 100 兆 ルピア ( 同 85.35 億 米 ドル)を 超 えると 見 込 まれている 42

4.3 主 な 関 連 企 業 (1) 製 造 No. 企 業 名 取 扱 品 目 規 模 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 PT Indofood Sukses Makmur( 地 場 上 場 ) PT Uniliver Indonesia ( 外 資 上 場 ) PT Mayora Indah ( 地 場 上 場 ) PT Nestle Indonesia ( 外 資 ) PT Amerta Indah Otsuka ( 外 資 ) PT Djoyonoegoro C-100 ( 地 場 ) PT Kalbe Farma ( 国 営 上 場 ) PT Kimia Farma ( 国 営 上 場 ) PT Tempo Scan Pacific ( 地 場 上 場 ) PT Merck Indonesia ( 外 資 上 場 ) PT Bayer Indonesia ( 外 資 ) PT Sido Muncul ( 地 場 上 場 ) 即 席 めん 乳 製 品 菓 子 調 味 料 栄 養 食 品 油 脂 製 品 小 麦 粉 パスタ 茶 調 味 料 マーガリン 果 汁 飲 料 その 他 消 費 財 菓 子 コーヒー 栄 養 食 品 菓 子 飲 料 乳 幼 児 用 食 品 栄 養 食 品 シリアル 大 塚 製 薬 のポカリスウェット と SOYJOY 栄 養 飲 料 YOU C-1000 の 製 造 販 売 多 くの 子 会 社 傘 下 会 社 他 社 との 契 約 も 通 じて 医 薬 品 伝 統 生 薬 健 康 食 品 飲 料 医 薬 品 原 料 医 療 機 器 アニ マル ヘルス 製 品 製 品 検 査 も 全 国 レベルのディストリ ビューション ネットワーク と 店 舗 も 有 している 医 薬 品 ハーブ 製 品 化 粧 品 医 薬 品 原 料 三 共 製 薬 製 品 などのライセンス 生 産 も 子 会 社 も 通 じて 全 国 レベルの ディストリビューション ネ ットワークと 薬 局 も 展 開 して いる 子 会 社 や 傘 下 会 社 も 通 じて 医 薬 品 栄 養 食 品 飲 料 化 粧 品 消 費 財 医 薬 品 化 学 原 料 豪 州 のサ プリメント Evion を 輸 入 医 薬 品 ヘルスケア 製 品 コ ンシューマーヘルス 伝 統 生 薬 2013 年 売 上 57.73 兆 ル ピ ア 同 総 資 産 78.09 兆 ルピ ア 2013 年 売 上 30.76 兆 ル ピ ア 同 総 資 産 13.35 兆 ルピ ア 2013 年 売 上 12.02 兆 ル ピ ア 同 総 資 産 9.71 兆 ルピア 2013 年 売 上 16 兆 ルピア 同 総 資 産 11.32 兆 ルピア 2013 年 売 上 4.35 兆 ルピア 同 総 資 産 2.47 兆 ルピア 2012 年 売 上 6.63 兆 ルピア 同 総 資 産 4.63 兆 ルピア 2012 年 売 上 1.19 兆 ルピア 同 総 資 産 6,969 億 ルピア 2011 年 売 上 5,940 億 ルピア 2013 年 売 上 2.37 兆 ルピア 同 総 資 産 2.95 兆 ルピア 43

(2) 輸 入 No. 企 業 名 説 明 1 PT Indomaru Lestari 2 PT Masuya Graha Trikencana 3 PT Nutrifood Indonesia 4 PT Sukanda Jaya 5 PT Natural Nutrindo 6 PT Guna Nutrindo Sehat 7 PT Radiant Sentral Nutrindo 8 PT Jaya Sportindo 9 PT Biomed 日 本 韓 国 食 品 の 輸 入 販 売 日 本 からは 醤 油 や 料 理 酒 みりん 味 噌 のほか ベビーフードやキャンデ ィ のり うどんなどを 輸 入 本 店 はジャカルタ そ の 他 バンドンやバリに 支 店 日 本 食 品 の 輸 入 販 売 日 本 食 スーパーのパパイヤをジ ャカルタ バンドン スラバヤ バリで 展 開 人 口 甘 味 料 製 品 の Tropicana Slim シリーズ 高 カルシ ウム ミルクの HiLo 果 汁 飲 料 の Nutri Sari シリー ズ 栄 養 食 品 の WRP シリーズなど 健 康 食 品 の 製 造 会 社 だが 輸 入 も 手 がけており 世 界 30 カ 所 に 事 務 所 を 有 する インドネシアの 食 品 会 社 で 初 めて ISO を 取 得 し た 会 社 として 有 名 乳 製 品 等 の 冷 蔵 流 通 を 行 う 外 資 系 PT Diamond Cold Storage の 総 合 輸 入 販 売 部 門 冷 蔵 食 品 のディストリビ ューターとして 始 まったが 現 在 はインドネシアで 最 大 の 一 般 食 品 飲 料 のディストリビューターの 1 つ で 全 国 17 カ 所 にディストリビューション ポイント を 持 つ 日 本 食 レストランの 大 戸 屋 も 顧 客 の 一 つ 米 国 のサプリメント Wellness のインドネシア 総 合 代 理 店 同 じく 米 国 の Nordic Naturals や Twinlab などの サプリメントも 輸 入 ジャカルタの 本 店 のほかスラバ ヤ バンドン ジョグジャカルタ バリに 支 店 チェ ーンストア 450 店 舗 薬 局 ばかりでなくクリニックや フィットネスセンターなどを 含 むその 他 の 販 売 チャン ネル 1,000 カ 所 オフィススタッフ 107 人 全 国 の 薬 局 に 配 置 するセールスアシスタント 700 人 米 国 のサプリメント GNC Live Well の 総 合 代 理 店 首 都 圏 のほかバンドン スマラン ジョグジャ スラバ ヤ バリに 販 売 網 を 有 する 米 国 のサプリメント Nature s Plus や Nature s Health などの 輸 入 販 売 本 店 ジャカルタ 米 国 のサプリメント Ultimate Nutrition の 公 式 代 理 店 サプリメントのほか 食 品 のディストリビューショ ンも 手 がける 本 店 は 東 ジャワ 州 マラン このほかジ ャカルタとバリに 支 店 マレーシアのサプリメント Appeton の 輸 入 販 売 本 店 ジャカルタ インドネシアの 児 童 用 マルチビタミン 剤 市 場 における Appeton の 市 場 シェアは 11% 44

(3) 小 売 No. 企 業 名 説 明 1 2 3 4 5 6 PT Matahari Putra Prima ( 外 資 上 場 ) PT Hero Supermarket ( 外 資 上 場 ) PT. Mitra Adi Perkasa ( 地 場 上 場 ) PT. Trans Retail Indonesia ( 地 場 ) PT. Lotte Shopping Indonesia( 外 資 ) PT Sumber Alfaria Trijaya ( 地 場 上 場 ) 7 PT Indomarco Prismatama 8 PT. Century Franchisindo Utama 9 PT Amindoway Jaya Indonesia 10 PT Citra Nusa Insan Cemerlang ハイパーマーケットの ハイパーマート スーパー マーケットの フードマート 薬 局 の ボストン ヘルス&ビューティ を 全 国 60 県 / 市 に 計 222 店 舗 2013 年 の 売 上 11.9 兆 ルピア 同 総 資 産 6.58 兆 ルピ ア 同 総 従 業 員 数 約 12,500 人 シンガポールのテマセ ク 系 の 資 本 が 入 っている スーパーマーケットの ヘロー 37 店 舗 ハイパーマ ーケットの ジャイアン 172 店 舗 ミニマーケットの スターマート 157 店 舗 薬 局 の ガーディアン 316 店 舗 を 展 開 2013 年 の 売 上 11.9 兆 ルピア 同 総 資 産 7.76 兆 ルピア 同 総 従 業 員 数 約 16,507 人 傘 下 の PT. Swalayan Sukses Abadi を 通 じて スーパ ーマーケット フードホール を 高 級 ショッピングモ ール 内 中 心 に 24 店 舗 展 開 うち 4 店 舗 で 薬 局 の セン チュリー ( 本 表 No.8 参 照 ) 9 店 舗 で 栄 養 剤 GNC Living Well の 専 門 店 が 提 携 営 業 している このほか デパート ファッションやスポーツ 用 品 生 活 用 品 玩 具 外 食 の 小 売 も 手 がけており 全 国 59 県 / 市 に 計 1,800 超 の 店 舗 を 有 し 総 従 業 員 数 21,000 人 超 2013 年 の 売 上 は 9.73 兆 ルピア 同 総 資 産 は 7.81 兆 ルピア カルフール を ハイパーマーケット ミニマーケ ットの 形 態 で 全 国 28 県 / 市 に 84 店 舗 展 開 し 総 従 業 員 数 約 11,000 人 2010 年 の 集 客 数 7,200 万 人 銀 行 のバ ンク メガを 中 心 にマルチビジネス グループに 成 長 した CT コープ グループの 傘 下 ハイパーマートとホールセール さらに 最 近 はスーパ ーマーケットを 加 えたレーベルで ロッテマート を 全 国 17 県 / 市 に 36 店 舗 展 開 ホールセールの マク ロ を 韓 国 ロッテマート 社 が 買 収 して 発 足 ミニマーケットの アルファマート を 全 国 で 8,500 超 の 店 舗 展 開 し 総 従 業 員 数 約 7 万 人 2013 年 の 総 所 得 34.9 兆 ルピア 同 総 資 産 10.96 兆 ルピア ミニマーケットの インドマレット を 全 国 で 10.600 店 舗 展 開 インドフードなども 有 するコングロマリッ ト サリム グループの 傘 下 薬 局 の センチュリー を 全 国 で 350 店 舗 展 開 訪 問 販 売 アムウエイ を 展 開 米 国 のサプリメント Nutrilite を 輸 入 訪 問 販 売 CNI を 展 開 45

4.4 商 品 例 円 価 格 は 2014 年 8 月 末 のインドネシア 中 央 銀 行 のレート 1 円 =112.9731 ルピアで 換 算 (1) 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 No. 商 品 名 / 写 真 商 品 カテゴリー 輸 入 者 製 造 者 価 格 含 有 効 能 物 質 表 示 文 言 Nestle Fitnesse シリアル PT Nestle CPW 23,900 ルピ 大 麦 ビタミ Low Fat Source of Indonesia Philippines ア ン A B1 B2 Dietary Fiber Inc.(ライセ (180g 約 B6 カルシウ ンス 生 産 ) 212 円 ) ム 1 2 Buavita シリーズ 果 汁 飲 料 - PT Ultrajaya Milk Industry (PT Uniliver Indonesia との 契 約 生 産 ) 7,000 ルピア (250ml 約 62 円 ) 果 汁 の 種 類 に より 食 物 繊 維 ビタミン A B1 B2 B3 B6 C 果 汁 の 種 類 により 身 体 を 理 想 的 な 状 態 に 維 持 コラーゲン ネッ トワークを 維 持 し 皮 膚 のフレッシュさを 保 つ 炭 水 化 物 のエネル ギー 化 をサポート 鉄 分 の 適 用 を 促 進 3 Roma Sari Gandum ビスケット - PT Mayora Indah 6,000 ルピア (140g 約 53 円 ) ビタミン B1 B2 B6 B12 オーツをそのまま 含 ん だ 栄 養 のあるビスケッ ト 46

SOYJOY シリーズ 大 豆 バー PT Otsuka Jaya Indah (ディストリ V V Food & Beverage Co., Ltd.( 中 国 5,000 ルピア (30g 約 44 円 ) イソフラボン 大 豆 はプロテイン 繊 維 ビタミン ミネラ ルのような 重 要 な 栄 養 ビューターは ライセンス 生 素 を 含 んでいます 4 PT Amerta 産 ) SOYJOY は 大 豆 粉 に 乾 Indah 燥 させた 果 実 を 混 ぜて Otsuka) 作 りました 毎 日 のア クティビティにお 供 し ます Diasweet Litebite シリーズ クッキー - PT KONIMEX 39,900 ルピ ア(200g 約 353 円 ) インスタント オーツ No Added Sugar High Fiber 5 Tropical 食 用 油 - PT Bina Karya Prima 12,900 ルピ ア (1,000ml 約 114 円 ) ビタミン E オ メガ 3 6 9 インドネシアで 初 めて の 2 度 精 製 プロセスの 食 用 油 コレステロー ル 濃 度 のコントロール 6 を 助 ける 非 動 物 性 脂 肪 酸 を 含 有 するパーム 食 用 油 抗 酸 化 作 用 のビ タミン E を 含 みます 47

Ovaltine 牛 乳 含 有 飲 料 - PT Diamond Cold Storage (ライセンス 4,500 ルピア (200ml 約 40 円 ) ビタミン A D E K B1 B2 B6 B12 8 つのビタミンと 4 つ のミネラルと 共 に プ ロテイン 炭 水 化 物 生 産 ) ヨード マグ 7 ネシウム リ ン マンガ ン プロテイ ン 炭 水 化 物 48

(2)フードサプリメント No. 商 品 名 輸 入 者 製 造 者 価 格 含 有 効 能 物 質 表 示 文 言 Nature s Health Slim Assure PT Radiant GCI Nustrients 396,000 ルピア Clarinol 食 欲 を 抑 え 体 重 低 減 Sentral Nutrindo ( 内 容 量 ソフトカ Conjugated を 助 ける 1 プセル 60 錠 約 3,505 円 ) Linoleic Acid (CLA) Chromium Picolinate L- カルニチン 2 Nature s Health Collagen Complex PT Radiant Sentral Nutrindo Vita Tech International Inc. 444,000 ルピア ( 内 容 量 カプセル 60 錠 約 3,930 円 ) コラーゲン フ ィッシュ コラ ーゲン Wheat Grass Concentrate ビタミン C 肌 にはりをもたせるの を 助 ける しわ 予 防 3 Nature s Plus Cardio Actin PT Radiant Sentral Nutrindo Natural Organics Laboratories Inc. 624,000 ルピア ( 内 容 量 カプセル 60 錠 約 5,523 円 ) english howthorne berry chinese garlicclove コエンザイム Q10 ビタミン E 健 康 な 心 臓 機 能 をサポ ート 49

4 Twinlab Ripped Fuel PT Natural Nutrindo Twinlab Corporation An Idea Sphere Company 612,000 ルピア ( 内 容 量 タブレッ ト 180 錠 約 5,417 円 ) guarana seed extract bitter orange fruit extract 脂 肪 燃 焼 による 体 重 低 減 を 助 ける metabolic fat loss blend Nordic Naturals Omega Woman PT Natural Nutrindo Nordic Natural Inc. 600,000 ルピア ( 内 容 量 ソフトカ プセル 120 錠 オメガ 3 evening primrose oil 女 性 のポジティブなモ ード 輝 く 肌 と 髪 をサ ポート 約 5,311 円 ) 5 Nature s Plus Ultra RX-Joint TS PT Radiant Sentral Nutrindo Natural Organics Laboratories Inc. 1,584,000 ルピア ( 内 容 量 タブレッ ト 120 錠 約 グルコサミン メチルスルホニ ルメタン 健 康 な 関 節 機 能 をサポ ート 14,021 円 ) (MSM) コンド ロイチン 6 50

7 Nature s Plus Acidophilus PT Radiant Sentral Nutrindo Natural Organics Laboratories Inc. 300,000 ルピア ( 内 容 量 カプセル 90 錠 約 2,655 円 ) Citrus Pectin Cellulosa Acidophilus 健 康 な 消 化 と 全 体 的 な 健 康 をサポート Acidophilus が 腸 内 フ ローラを 正 常 な 状 態 に 回 復 維 持 Adem Sari PT Sari Enesis Indah 10,500 ルピア ( 内 容 量 7g 4 包 約 93 円 ) ビタミン C のどの 乾 燥 口 内 炎 唇 の 乾 燥 のような 体 内 熱 (Panas Dalam)の 症 8 状 緩 和 を 助 ける YOU C-1000 シリーズ PT Djojonegoro C-1000(ライセン ス 生 産 ) 6,000 ルピア ( 内 容 量 140ml 約 53 円 ) ビタミン C ビタミンレモン Healthy Inside Fresh Outside 身 体 の 免 疫 力 を 維 持 たとえば 口 内 9 炎 の 発 症 時 や 歯 茎 の 出 血 時 手 術 後 の 体 力 回 復 インフルエンザや 発 熱 時 皮 膚 の 健 康 に 必 要 とされるビタミン C の 補 給 を 助 ける 51

Nature s Health Vitamin E PT Radiant Sentral Nutrindo Marine Nutriceutical Corp. 324,000 ルピア ( 内 容 量 ソフトカ プセル 100 錠 約 ビタミン E 抗 酸 化 作 用 2,868 円 ) 10 Wellness CHITOSAN PT Natural Nutrindo Eckhart Corp 204,000 ルピア ( 内 容 量 500mg 約 1,806 円 ) キトサン 脂 肪 の 身 体 吸 収 を 抑 え て 体 重 を 低 減 するのを 助 ける 11 Nature s Plus Garlic PT Radiant Sentral Nutrindo Natural Organics Laboratories Inc. 396,000 ルピア ( 内 容 量 ソフトジ ェル 180 錠 約 にんにくオイ ル パセリ オ イル 全 体 的 な 健 康 をサポー ト 12 3,505 円 ) 52

KukuBima ENER-G シリーズ PT Sido Muncul 1,000 ルピア( 内 容 量 4.5g 約 9 円 ) 高 麗 にんじん ロイヤルゼリ ー タウリン スタミナとリフレッシ ュメントの 促 進 を 助 け る 13 KRATINGDAEND シリーズ PT Asia Health Energy Beverages (ライセンス 生 産 ) 5,000 ルピア( 内 容 量 150ml 約 44 円 ) タウリン エネルギードリンク 仕 事 の 忙 しいときやス ポーツ 時 の 体 をリフレ ッシュ 14 NORDIC NATURALS ULTIMATE OMEGA PT Natural Nutrindo Nordic Natural Inc. 630,000 ルピア ( 内 容 量 ソフトカ オメガ 3 EPA DHA 健 康 な 心 臓 をサポー ト プセル 60 錠 約 5,577 円 ) 15 53

Nature s Plus Iron PT Radiant Sentral Nutrindo Natural Organics Laboratories Inc. 160,000 ルピア ( 内 容 量 タブレッ ト 90 錠 約 1,416 円 ) 鉄 分 ( 大 豆 アミ ノ 酸 キレート) 健 康 な 血 液 自 然 なエ ネルギー 生 産 全 体 的 な 健 康 をサポート 16 54

4.5 販 売 チャンネル インドネシアにおける 食 品 販 売 は 広 大 なインドネシア 全 体 では 市 場 や 自 営 商 店 露 天 屋 台 などの 伝 統 的 商 場 によるものが 7 割 強 を 占 め スーパーマーケットやミニマーケ ットに 代 表 される 近 代 的 商 場 は 3 割 程 度 と 言 われている 都 市 部 に 限 れば 近 代 的 商 場 がか なり 拡 大 した 印 象 だが 全 国 ではいまだ 伝 統 的 商 場 が 優 勢 と 言 わざるを 得 ない ただし 特 定 加 工 食 品 や 栄 養 / 健 康 強 調 食 品 を 含 む 加 工 食 品 の 販 売 は 近 代 的 商 場 が 7 割 前 後 を 占 めているとの 報 告 がある 商 業 施 設 の 事 業 条 件 について 定 めた 2013 年 12 月 6 日 付 商 業 大 臣 規 則 No.70/M-DAG/PER/12/2013 によると 近 代 商 店 にはミニマーケット ス ーパーマーケット デパートメントストア ハイパーマーケットが 含 まれるが このうち 食 品 を 扱 えるのはデパートメントストアを 除 く 3 形 態 のみ これらの 食 品 取 り 扱 い 量 はほ ぼ 同 格 で 拮 抗 しているとする 報 告 がある( 一 般 財 団 法 人 食 品 産 業 センター インドネ シア 食 品 産 業 進 出 可 能 性 調 査 報 告 書 ) 特 に インドネシアの 都 市 部 では 近 年 ミニマーケットが 急 増 日 系 のコンビニエンスス トアのインドネシア 進 出 も 相 次 いだ さっと 立 ち 寄 って 必 要 なものだけを 購 入 できる 便 利 さが 人 気 を 集 めている まだ 陳 列 の 種 類 は 少 ないものの 健 康 食 品 のような 特 定 買 いの 場 としても 適 していると 言 えよう さらに 2014 年 6 月 には 商 業 副 大 臣 が 低 所 得 層 の 加 工 食 品 消 費 率 が 高 まっている 村 落 部 で 64% 都 市 部 では 72%に 到 達 しているが これはミニマーケットを 中 心 とした 近 代 商 店 の 広 がりが 大 きな 要 因 と 発 言 している 村 落 部 での 近 代 的 商 場 のポジションも 見 逃 せなくなってきた このほか フランチャイズの 薬 局 にも 健 康 食 品 のコーナーが 必 ず 設 けられている 薬 局 はもともとが 医 薬 品 や 家 庭 用 医 療 機 器 が 主 体 であり 石 鹸 やシャンプーなどの 消 費 財 や 化 粧 品 も 販 売 しており 健 康 食 品 の 販 売 量 としては 上 の 近 代 的 商 場 に 負 けるものの 薬 局 に 置 いてある 食 品 だから 体 によいだろうと 印 象 付 けられる 利 点 はある しかし 薬 局 ではむし ろサプリメントの 販 売 の 方 が 売 り 場 スペースとしては 大 きい また サプリメントの 販 売 で 無 視 できないのが 訪 問 販 売 である インドネシア 健 康 サ プリメント 業 者 協 会 (APSKI)によると サプリメントを 扱 う 訪 問 販 売 会 社 はすでに 30 社 インドネシアに 存 在 するという 都 市 部 の 渋 滞 はますます 深 刻 化 し 新 興 中 間 層 に 多 い 共 働 きの 家 庭 では 買 い 物 に 出 る 時 間 が 少 ない 休 日 に 買 い 物 に 出 るのも 渋 滞 を 考 えると 億 劫 になりがち 一 方 副 収 入 の 獲 得 に 努 力 するのも 新 興 中 間 層 の 特 徴 で 手 っ 取 り 早 い 訪 問 販 売 に 身 を 投 じる 者 も 少 なくない 会 社 には 必 ずと 言 ってもよいほど 訪 問 販 売 をやって いる 従 業 員 がいる 商 業 省 が 訪 問 販 売 を 管 理 する 大 臣 令 ( 現 在 有 効 なのは 2008 年 8 月 21 日 付 商 業 大 臣 規 則 No.32/M-DAG/PER/8/2008)を 出 しているのも 訪 問 販 売 を 利 用 する 消 費 者 ばかりでなく 訪 問 販 売 に 参 加 する 末 端 の 販 売 員 が 増 加 を 続 けており これらを 保 護 す る 目 的 があるためである こうした 状 況 から 特 に 新 興 中 間 層 を 中 心 に 訪 問 販 売 を 経 由 した 健 康 食 品 の 売 買 は 有 望 と 思 われる 同 様 の 理 由 から インターネットを 通 じた 健 康 食 品 売 買 も 今 後 期 待 が 持 てる インドネ シア 電 子 商 取 引 協 会 によると 2013 年 のネット ショッピング 高 は 94.5 兆 ルピア(2014 年 8 月 末 のインドネシア 中 央 銀 行 のレートで 換 算 して 約 80.65 米 億 ドル) いまだ 小 売 業 の 1% 程 度 だが 2016 年 には 295 兆 ルピア( 同 約 251.77 億 米 ドル)に 拡 大 すると 見 ている 55

楽 天 をはじめとした 日 系 の 参 入 も 始 まった 電 子 取 引 についての 法 整 備 は インドネシア では 始 まったばかりだ このほか 自 然 食 品 店 やビタミン 剤 専 門 店 なども 存 在 するが 店 舗 数 自 体 が 上 の 近 代 的 商 場 はおろか フランチャイズの 薬 局 よりもはるかに 少 ないのが 現 状 である 自 然 食 品 店 に 至 っては 首 都 ジャカルタにおいても 営 業 がなかなか 長 続 きしない 印 象 がある 4.6 店 舗 インタビュー 中 間 層 以 上 が 集 まる 南 ジャカルタの 高 級 ショッピングモールの 地 下 階 スーパーマーケ ットの へロー の 隣 で 営 業 する 薬 局 ガーディアン の 大 型 店 舗 の 店 員 に 尋 ねてみたと ころでは 売 れやすいのはビタミン C をうたった 商 品 風 邪 や 口 内 炎 にかかった 人 がビタ ミン C の 効 果 を 期 待 するのが 一 般 的 だという この 店 舗 の 近 くでは 米 国 系 のビタミン 剤 専 門 店 も 営 業 しているし またガーディアン 内 にもビタミン 剤 のコーナーがあるが 内 容 量 が 多 いものの 1 ボトルの 価 格 が 20 万 ルピア( 約 1,770 円 ) 前 後 と 高 めのため 食 品 の 延 長 のように 見 えるものが 価 格 も 手 ごろで 好 まれているようだ 以 前 はキャンディのように 服 用 できる VITACIMIN が 人 気 だったが 最 近 はレモン 1,000 個 分 のビタミン C を 含 むという のがうたい 文 句 の You C-1000 シリーズが 売 れるという この 消 費 者 意 識 は 医 者 にかかれば 薬 代 も 含 め 高 くつくと 考 え ビタミン C を 多 く 含 む 食 品 やサプリメントの 食 服 用 で 症 状 が 軽 くなれば との 考 えに 基 づくもの ただし 2014 年 1 月 から 国 の 国 民 皆 健 康 保 険 制 度 が 始 まり 医 師 や 薬 へのアクセスがより 身 近 なものに なることが 予 想 され ビタミン C への 依 存 度 に 変 化 が 起 こる 可 能 性 もあろう 口 内 炎 を 訴 えるインドネシア 人 によく 出 会 うが インドネシア 人 はこれをパナス ダラ ム(Panas Dalam 直 訳 は 中 の 熱 )という 独 特 の 症 状 としてとらえる パナス ダラムとは 体 内 の 熱 の 一 部 が 外 にうまく 出 せずにたまった 状 態 で 口 内 炎 のほかのどや 唇 の 乾 燥 など を 引 き 起 こす こうしたインドネシア 独 特 の 症 状 を 緩 和 するためのサプリメントが 伝 統 生 薬 会 社 を 中 心 に 製 造 されており これらも 消 費 者 にとってはなじみ 深 い 製 品 のようである Adem Sari はその 代 表 格 他 にもマスック アンギン(Masuk Angin 直 訳 は 風 が 入 る)といって エアコンや 扇 風 機 の 風 に 直 接 当 たるとその 風 を 受 けた 体 の 部 分 に 風 がたまったり 空 腹 をそのままにして おくと 体 内 に 風 がたまり 体 の 該 当 部 分 が 凝 ったり 頭 痛 悪 寒 吐 き 気 下 痢 などをも よおす やはりインドネシア 独 特 の 症 状 があるが こちらはサプリメントではなく サプ リメントと 同 じ 陳 列 台 に 並 んでいる 包 装 された 伝 統 生 薬 を 服 用 する ビタミン 剤 では 貧 血 予 防 のサプリメントも 主 力 商 品 の 1 つとのことであった ただし こちらもやはり 鉄 分 のビタミン 剤 を 1 ボトル 購 入 する 客 は 珍 しく 10 カプセルが 1 シー トになったような 商 品 が 好 まれているようだ 上 記 のような 商 品 の 購 入 は 単 発 的 であることが 多 いのに 対 して 糖 尿 病 や 高 血 圧 を 患 う 人 向 けの 商 品 の 購 入 は これら 疾 患 の 慢 性 的 な 性 格 からリピーターが 少 なくなく 店 とし ては 恒 常 的 に 売 れやすい 商 品 との 位 置 付 けとのことだった 砂 糖 を 使 わず 人 口 甘 味 料 で 甘 さを 加 えたクッキー Litebite などがよく 知 られている 商 品 とのことである ただし 価 格 は 一 般 の 菓 子 に 比 べて 少 し 高 めの 印 象 である 価 格 は 上 記 4.4 下 記 6.などを 参 照 56

5. 流 通 経 路 現 代 的 商 場 へは メーカーや 輸 入 業 者 から これらが 契 約 するあるいは 自 前 のディスト リビューターに 卸 された 後 このディストリビューターからスーパーマーケットやミニマ ーケットなどの 近 代 的 商 場 へ 販 売 される 協 力 するディストリビューターの 持 つ 流 通 経 路 が 広 範 囲 かつ 有 力 であればあるほどよいだろう 伝 統 的 商 場 の 場 合 は メーカーや 輸 入 業 者 から これらが 契 約 するあるいは 自 前 のディ ストリビューターに 卸 された 後 グロシール(Grosir)と 呼 ばれる 卸 業 者 または 中 間 流 通 業 者 に 卸 される グロシールは 1 事 業 者 でなく グロシールがさらに 下 のグロシールに 卸 す 場 合 もあり 複 数 の 層 になっていることも 少 なくない また グロシール 間 で 商 品 を 交 換 したりすることもあるそうである 自 営 商 店 や 露 天 屋 台 などは これらグロシールか ら 商 品 を 調 達 する 従 って メーカーや 輸 入 業 者 ひいてはディストリビューターにとっては どれだけ 適 切 なグロシールをつかんでいるかが 鍵 になる しかし 実 際 には グロシール 間 の 取 引 が 不 明 瞭 であったり 自 営 商 店 や 露 天 屋 台 が 知 っている 商 品 しか 購 入 しないことがあること から メーカーや 輸 入 業 者 あるいはディストリビューターは グロシールを 経 由 せず 直 接 自 営 商 店 や 屋 台 などを 回 り 新 商 品 のアピールや 商 品 管 理 を 行 っている 日 系 企 業 も 少 なくないようである 流 通 日 数 や 費 用 マージンなどは 広 大 なインドネシアにおける 小 売 地 点 グロシール の 構 図 などによりまちまちである 図 1: 近 代 的 商 場 への 流 通 経 路 例 メーカー 輸 入 業 者 ディストリ ビューター スーパーマーケット ミニマーケット 図 2: 伝 統 的 商 場 への 流 通 経 路 例 57