<4D6963726F736F667420576F7264202D208BF38D60834183938350815B83678DC58F4995F18D908F9188EA8A872E646F63>



Similar documents
Microsoft Word - 本編2-3.doc


個人住民税徴収対策会議

スライド 1

Ⅰ 平成14年度の状況

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

Ⅰ 平成14年度の状況

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

Microsoft Word - 国民年金の加入納付状況H25

01.活性化計画(上大久保)


Microsoft Word - 07②-2 補足説明資料1.docx

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

1 口 速 報 集 計 について 県 において 国 に 提 出 した 調 査 書 をもとに 速 報 値 として 集 計 したものである したがって 国 における 審 査 の 結 果 次 第 では 国 がこの2 月 に 公 表 する 予 定 の 口 速 報 集 計 値 と 一 致 しないことがある ま

Microsoft Word - 【参考資料】トラック輸送状況の実態調査結果概要

国 宝 重 要 文 化 財 美 術 工 芸 品 建 造 物 計 美 術 工 芸 品 建 造 物 計 東 京 , ,329 神 奈 川 千 葉 埼 玉 京 都 20


m07 北見工業大学 様式①

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

(2) 宿 泊 施 設 の 現 状 1 回 答 状 況 及 び 集 計 方 法 今 回 の 調 査 対 象 とした 174( 平 成 23 年 度 新 規 開 業 した 1 施 設 を 含 む) 施 設 のうち 調 査 で 廃 休 業 などが 判 明 した 4 施 設 を 除 く 170 施 設 を

住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

16 日本学生支援機構

Microsoft Word - 006第Ⅰ章第2節.doc

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

Microsoft Word - 目次.doc

表紙(第1巻)


PowerPoint プレゼンテーション

平成24年度 業務概況書

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D F EC8DE88E7382CC8CF092CA8E968FEE A B9836C F815B834E2E646F63>

公表表紙

スライド 1

Sea-NACCS 利用者研修 【通関編】

Microsoft Word - H27概要版

No.7 アメリカ 合 衆 国 小 規 模 事 例 (そ4) 助 金 も 財 源 になっている しかし 小 規 模 事 業 体 では 連 邦 政 府 から 基 金 はもちろん 市 から 補 助 金 もまったくない が 実 状 である すなわち 給 人 口 が25 人 から100 人 規 模 小 規

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

●電力自由化推進法案

Microsoft Word - H25年度の概要

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

Taro-H19退職金(修正版).jtd

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下

1 調査名称:太田市総合交通体系調査

<4D F736F F D F8DC4955D89BF92B28F915F8D4C93638DBB90E895942E646F63>

は し が き

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

<92508F838F578C A2E786C73>

福 岡 空 港 ホームページより 3. 福 岡 市 営 地 下 鉄 空 港 線 路 線 データ 福 岡 市 営 地 下 鉄 ホームページより 次 に 福 岡 空

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

疑わしい取引の参考事例

東京都立産業技術高等専門学校

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

ニュースリリース

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

記者発表資料

調査結果の概要

2016年夏のボーナス見通し

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

Microsoft PowerPoint 資料4-1(真間川【印刷用】).ppt

Microsoft Word - Łsfi®”YŠ¬™Ê‰Æ.doc

< DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

「節電に対する生活者の行動・意識

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42

コスト縮減を考慮した整備計画案について

3 節 農 業 経 営 体 と 農 業 就 業 者 の 動 向 農 業 就 業 人 口 の 平 均 年 齢 は 多 くの 地 域 において 65 歳 を 超 えていますが 都 道 府 県 別 にみると その 様 相 は 異 なります 広 島 県 (70.4 歳 ) 山 口 県 (70.3 歳 ) 島

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

Microsoft Word - 概況(確定版).doc

実 施 概 要 実 施 日 : 平 成 20 年 9 月 1 日 ( 木 )~9 月 16 日 ( 火 ) 対 象 者 : 内 高 校 6 校 それぞれ 120 人 を 対 象 に 配 布 新 発 田 高 校 新 発 田 南 高 校 新 発 田 西 高 校 新 発 田 商 業 高 校 新 発 田 農

などは 別 の 事 業 所 とせず その 高 等 学 校 に 含 めて 調 査 した 5 調 査 事 項 単 独 事 業 所 調 査 票 全 産 業 共 通 事 項 ( 単 独 事 業 所 ) ア 名 称 及 び 電 話 番 号 イ 所 在 地 ウ 経 営 組 織 ( 協 同 組 合 においては 協

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

ニュースリリース

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

Microsoft Word - 調査報告書.doc

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

Microsoft Word - H28第2回瀬戸内海シラス予報(確定版)

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

12 大 都 市 の 人 口 と 従 業 者 数 12 大 都 市 は 全 国 の 人 口 の 約 2 割 従 業 者 数 の 約 3 割 を 占 める 12 大 都 市 の 事 業 所 数 従 業 者 数 及 び 人 口 は 表 1 のとおりです これらの 12 大 都 市 を 合 わせると 全

電力自由化に関する認知度6割超えるも意向低く 既存電力会社のWeb施策、節電意識高める

<4D F736F F D C8E DA8E9F E2E646F63>

も 上 昇 すると 見 込 まれる (P.8 11 表 3-2) 2030 年 の 就 業 率 は ゼロ 成 長 参 加 現 状 で 53.2%と 2014 年 の 57.3%から 低 下 するが 経 済 再 生 参 加 進 展 では 59.0%に 上 昇 すると 見 込 まれる (P

Transcription:

首 都 圏 の 空 港 に 関 する 企 業 へのアンケート 調 査 調 査 結 果 報 告 書 平 成 18 年 8 月 横 浜 市

目 次 調 査 の 概 要... 2 調 査 結 果 ( 要 旨 )... 3 アンケートの 集 計 結 果... 12 1 回 答 企 業 の 属 性... 12 1) 業 種 別... 12 2) 所 在 地 別... 13 3) 資 本 金 規 模 別... 14 4) 所 在 地 別 にみた 業 種... 14 5) 地 域 別 にみた 資 本 金 規 模... 15 6) 資 本 金 規 模 別 にみた 業 種 の 特 徴... 15 2 単 純 集 計 結 果 について... 16 設 問 1 ( 現 在 の 国 際 ビジネスの 内 容 拠 点 について)... 16 設 問 2 ( 今 後 の 国 際 ビジネスについて)... 17 設 問 3 ( 現 在 及 び 今 後 の 国 際 ビジネスの 対 象 国 地 域 について)... 18 設 問 4 ( 羽 田 空 港 と 成 田 空 港 の 課 題 について)... 20 設 問 5 ( 空 港 へのアクセスの 現 状 について)... 22 設 問 6 (フライト 時 間 とアクセス 時 間 の 関 係 について)... 24 設 問 7 ( 羽 田 空 港 国 際 化 に 関 する 国 土 交 通 省 の 考 え 方 の 認 知 度 について)... 26 設 問 8 ( 羽 田 空 港 国 際 化 による 望 ましい 就 航 範 囲 について)... 27 設 問 9 ( 羽 田 空 港 国 際 化 に 期 待 することについて)... 29 3 クロス 集 計 結 果 からみた 特 徴... 30 1) 国 際 ビジネスの 内 容... 30 2) 国 際 ビジネスの 拠 点... 32 3) 国 際 ビジネスは 増 加 するか... 34 4) 国 際 ビジネスの 対 象 国... 35 5) 羽 田 空 港 の 課 題... 40 6) 成 田 空 港 の 課 題... 43 7) 羽 田 空 港 までのアクセス 時 間... 46 8) 成 田 空 港 までのアクセス 時 間... 47 9) 許 容 できる 空 港 までの 所 要 時 間... 48 10) 羽 田 空 港 国 際 化 の 認 知 度... 50 11) 羽 田 空 港 国 際 化 に 伴 う 就 航 範 囲... 52 12) 羽 田 空 港 国 際 化 に 期 待 すること... 55 4 参 考 資 料... 58 1) 自 由 意 見 一 覧... 58 2)アンケート 票... 60 集 計 結 果 表... 68 1

調 査 の 概 要 アンケート 調 査 の 目 的 本 調 査 は 首 都 圏 を 拠 点 として 活 躍 している 主 要 な 企 業 の 国 際 ビジネスの 状 況 や 首 都 圏 の 空 港 の 運 用 のあり 方 などについての 意 見 を 聞 き 最 終 的 には 本 アンケート 調 査 の 集 計 結 果 を 踏 まえて 日 本 の 航 空 行 政 全 般 を 担 う 国 土 交 通 省 に 対 して 働 きかけを 行 ってい くことを 目 的 とする アンケートの 対 象 関 東 地 方 に 本 社 を 置 く 資 本 金 5 億 円 以 上 の 企 業 ( 会 社 四 季 報 春 版 (2006,3,31 現 在 )( 東 洋 経 済 )から 抽 出 ) アンケートの 方 法 郵 送 による 発 送 郵 送 による 回 収 実 施 期 間 平 成 18 年 6 月 1 日 ~ 平 成 18 年 6 月 23 日 (6 月 24 日 以 降 に 到 着 した 回 答 も 集 計 結 果 に 含 めている) 発 送 および 回 収 状 況 発 送 数 2,075 社 回 収 数 430 社 回 収 率 20.7% 調 査 主 体 横 浜 市 都 市 経 営 局 政 策 課 調 査 実 施 機 関 株 式 会 社 地 域 環 境 計 画 2

1 回 答 企 業 の 属 性 (1) 業 種 調 査 結 果 ( 要 旨 ) 件 数 割 合 N=430 製 造 業 ( 基 礎 素 材 型 ) 54 12.6 製 造 業 ( 加 工 組 立 型 ) 76 17.7 製 造 業 ( 生 活 関 連 型 ) 34 7.9 卸 小 売 業 62 14.4 情 報 通 信 業 29 6.7 運 送 業 27 6.3 金 融 保 険 不 動 産 業 等 71 16.5 農 林 水 産 建 設 業 43 10.0 不 明 34 7.9 合 計 430 100.0 農 林 水 産 建 設 業 10.0% 金 融 保 険 不 動 産 業 等 16.5% N=430 運 送 業 6.3% 不 明 7.9% 情 報 通 信 業 6.7% 製 造 業 ( 基 礎 素 材 型 ) 12.6% 製 造 業 ( 加 工 組 立 型 ) 17.7% 製 造 業 ( 生 活 関 連 型 ) 7.9% 卸 小 売 業 14.4% 基 礎 素 材 型 : 化 学 金 属 鉄 鋼 など 加 工 組 立 型 : 電 気 機 械 輸 送 用 機 器 など 生 活 関 連 型 : 食 料 品 繊 維 など (2) 所 在 地 件 数 割 合 N=430 都 心 3 区 168 39.1 羽 田 空 港 から 約 15km 圏 の 区 86 20.0 それ 以 外 の 東 京 都 52 12.1 神 奈 川 県 (うち 横 浜 市 ) 66 (50) 15.3 (11.6%) その 他 の 県 ( 埼 玉 千 葉 群 馬 栃 木 茨 城 ) 5.6% 神 奈 川 県 15.3% (うち 横 浜 市 11.6%) 不 明 7.9% 都 心 3 区 39.1% その 他 の 県 ( 埼 玉 千 葉 群 馬 栃 木 茨 城 ) 24 5.6 不 明 34 7.9 合 計 430 100.0 N=430 それ 以 外 の 東 京 都 12.1% 羽 田 空 港 か ら 約 15km 圏 の 区 20.0% 都 心 3 区 : 千 代 田 区 港 区 中 央 区 羽 田 空 港 から 約 15km 圏 の 区 : 江 東 区 渋 谷 区 新 宿 区 世 田 谷 区 大 田 区 品 川 区 目 黒 区 の 7 区 (3) 資 本 金 規 模 件 数 割 合 N=430 1000 億 円 以 上 不 明 10 億 円 未 満 10 億 円 未 満 49 11.4 500 億 円 以 6.3% 7.9% 11.4% 上 1000 億 円 10 億 円 以 上 50 億 円 未 満 157 36.5 未 満 50 億 円 以 上 100 億 円 未 満 61 14.2 3.3% 100 億 円 以 100 億 円 以 上 500 億 円 未 満 88 20.5 10 億 円 以 上 上 500 億 円 50 億 円 未 満 未 満 500 億 円 以 上 1000 億 円 未 満 14 3.3 36.5% 20.5% 1000 億 円 以 上 27 6.3 50 億 円 以 上 100 億 円 未 不 明 34 7.9 満 N=430 合 計 430 100.0 14.2% 3

2 回 答 内 容 の 集 計 (1) 現 在 の 国 際 ビジネスの 対 象 国 地 域 について <ポイント!> 首 都 圏 の 企 業 の 国 際 ビジネス 対 象 国 は トップが 中 国 次 いで ASEAN その 他 アジア 地 域 と 続 く 国 際 ビジネスの 対 象 国 としては 中 国 が 全 体 の 82.7%と 最 も 高 く 次 いで ASEAN が 73.3% その 他 アジア 地 域 が 70.7%となっている 首 都 圏 の 企 業 のビジネス 対 象 国 としては アジア 地 域 が 非 常 に 重 要 な 地 位 を 占 めて いると 考 えられる 現 在 の 国 際 ビジネスの 対 象 国 地 域 中 国 ASEAN その 他 アジア 地 域 北 米 欧 州 その 他 21.4% 42.8% 82.7% 73.3% 70.7% 62.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 無 回 答 の 企 業 及 び 国 際 ビジネスを 行 っていないとしている 企 業 は 集 計 から 除 外 した < 参 考 > 現 在 の 国 際 ビジネス 対 象 国 地 域 の 内 訳 地 域 国 件 数 割 合 (%) 地 域 国 件 数 割 合 (%) N=341 N=341 中 国 282 82.7 その 他 のアジア 地 域 241 70.7 華 北 147 43.1 韓 国 191 56.0 華 東 220 64.5 台 湾 197 57.8 華 南 184 54.0 インド 72 21.1 内 陸 部 36 10.6 北 米 214 62.8 250 73.3 アメリカ 211 61.9 ASEAN タイ 175 51.3 カナダ 74 21.7 マレーシア 119 34.9 ベトナム 94 27.6 欧 州 シンガポール 148 43.4 インドネシア 124 36.4 その 他 146 42.8 73 21.4 4

(2) 羽 田 空 港 成 田 空 港 の 課 題 について <ポイント!> 羽 田 空 港 の 課 題 は 国 際 線 の 便 数 と 路 線 の 種 類 が 少 ないこと 成 田 空 港 の 課 題 は 鉄 道 をはじ めとする 空 港 へのアクセス 羽 田 空 港 に 関 しては 国 際 線 の 便 数 が 少 ない(70.0%) 国 際 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない(75.4%)と 70% 以 上 の 企 業 が 国 際 線 の 現 状 に 不 満 を 持 っている 一 方 国 内 線 の 便 数 が 少 ない(1.5%) 国 内 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない(2.0%)と 首 都 圏 の 企 業 にとって は 国 内 線 の 更 なる 強 化 を 求 める 声 はごく 少 数 に 止 まっていることが 明 らかとなった 成 田 空 港 に 関 しては 鉄 道 によるアクセスが 悪 い(62.7%) バスによるアクセスが 悪 い(37.8%) 自 家 用 車 によるアクセスが 悪 い (40.7%)と 空 港 までのアクセスの 現 状 に 不 満 を 持 っている 国 内 線 の 便 数 が 少 ない(33.3%) 国 内 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない(29.9%)と 3 割 前 後 の 企 業 が 国 内 線 の 現 状 に 不 満 がある 一 方 国 際 線 の 便 数 が 少 ない(3.1%) 国 際 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない(3.9%)と 首 都 圏 の 企 業 にとって 国 際 線 の 現 状 にほとんど 不 満 を 持 っていないことがわかった 羽 田 空 港 の 課 題 について 成 田 空 港 の 課 題 について 鉄 道 によるアクセスが 悪 い 18.5 鉄 道 によるアクセスが 悪 い 62.7 バスによるアクセスが 悪 い 4.6 バスによるアクセスが 悪 い 37.8 自 家 用 車 によるアクセスが 悪 い 7.8 自 家 用 車 によるアクセスが 悪 い 40.7 国 内 線 の 便 数 が 少 ない 1.5 国 内 線 の 便 数 が 少 ない 33.3 国 内 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない 2.0 国 内 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない 29.9 国 際 線 の 便 数 が 少 ない 70.0 国 際 線 の 便 数 が 少 ない 3.1 国 際 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない 75.4 国 際 線 の 路 線 の 種 類 が 少 ない 3.9 国 内 線 と 国 際 線 の 乗 り 継 ぎが 不 便 33.4 国 内 線 と 国 際 線 の 乗 り 継 ぎが 不 便 36.6 搭 乗 手 続 きに 時 間 がかかる 6.6 搭 乗 手 続 きに 時 間 がかかる 35.9 駐 車 場 が 使 いづらい 12.4 駐 車 場 が 使 いづらい 14.7 その 他 1.7 その 他 14.0 0 20 40 60 80 100 (%) 0 20 40 60 80 100 (%) 5

(3) 羽 田 空 港 成 田 空 港 までの 現 状 のアクセス 時 間 について <ポイント!> 羽 田 空 港 までの 平 均 アクセス 時 間 は 約 50 分 成 田 空 港 までの 平 均 アクセス 時 間 は 約 109 分 で 概 ね 1 時 間 の 較 差 羽 田 空 港 までのアクセス 時 間 に 関 しては 都 心 3 区 羽 田 空 港 から 15km 圏 の 区 神 奈 川 県 からが 平 均 し て 50 分 以 内 となっており その 他 の 東 京 都 が 概 ね 60 分 その 他 の 県 ( 東 京 都 及 び 神 奈 川 県 以 外 )からは 概 ね 100 分 要 することがわかった 全 体 を 平 均 すると 約 50 分 であることがわかった 成 田 空 港 までのアクセス 時 間 に 関 しては 都 心 3 区 が 約 96 分 羽 田 空 港 から 15km 圏 の 区 が 約 104 分 と なっており 神 奈 川 県 も 含 む 東 京 都 以 外 の 県 からは 130 分 以 上 要 することがわかった( 千 葉 県 は 他 県 と 同 項 目 として 集 計 している) 全 体 を 平 均 すると 約 109 分 であることがわかった 以 上 のことから 羽 田 空 港 へのアクセス 時 間 と 成 田 空 港 へのアクセス 時 間 の 平 均 値 を 比 較 すると 108.5-50.4=58.1 分 となり 概 ね 1 時 間 の 較 差 があることがわかった 都 心 3 区 羽 田 空 港 から 15km 圏 の 区 それ 以 外 の 東 京 都 羽 田 空 港 42.4 44.7 60.6 成 田 空 港 95.9 103.8 113.4 羽 田 空 港 成 田 空 港 までのアクセス 時 間 ( 所 在 地 別 ) 神 奈 川 県 (うち 横 浜 市 ) 48.6 (44.4) 130.9 (125.1) その 他 の 県 ( 埼 玉 千 葉 群 馬 栃 木 茨 城 ) 不 明 ( 分 ) 平 均 値 100.6 52.9 50.4 133.8 104.6 108.5 較 差 約 1 時 間 (4)フライト 時 間 と 空 港 までのアクセス 時 間 との 関 係 について 国 際 線 に 搭 乗 する 場 合 フライト 時 間 (X)が 短 いほど( 近 距 離 の 目 的 地 であるほど) 空 港 までのアクセス 時 間 (Y)が 短 いことが 期 待 されると 考 えられる そこで 空 港 利 用 者 が 自 宅 または 会 社 を 出 発 してから 空 港 に 到 着 するまでに 要 する 時 間 ( 空 港 までのアクセス 時 間 )の 許 容 可 能 な 範 囲 と 航 空 機 が 出 発 してから 目 的 地 に 到 着 するまでの 時 間 (フライト 時 間 )の 関 係 を 調 査 した < 概 念 図 > 自 宅 または 会 社 空 港 までのアクセス 時 間 Y 分 交 通 機 関 空 港 空 港 滞 在 時 間 (90 分 ) 空 港 内 出 発 フライト 時 間 X 分 機 内 目 的 地 空 港 ここでは 便 宜 上 搭 乗 手 続 き 等 に 要 する 空 港 滞 在 時 間 を 90 分 と 仮 定 した ( 調 査 結 果 は 次 頁 ) 6

<ポイント!> 短 いほど 空 港 までのアクセス 時 間 が 短 いことが 望 ましいという 傾 向 が 確 認 され た 10 時 間 以 上 の 場 合 ( 遠 距 離 国 際 線 を 利 用 する 場 合 )でも 概 ね 1 時 間 半 以 内 で アクセスできることを 希 望 していることが 確 認 された 3~4 時 間 の 場 合 ( 上 海 北 京 台 北 などに 行 く 場 合 ) 空 港 までのアクセス 時 間 の 許 容 範 囲 は 約 60 分 6~7 時 間 の 場 合 (バンコク シンガポールなどに 行 く 場 合 ) 空 港 までのアク セス 時 間 の 許 容 範 囲 は 75.5 分 10 時 間 以 上 の 場 合 ( 欧 米 などに 行 く 場 合 ) 空 港 までのア クセス 時 間 の 許 容 範 囲 は 85.2 分 となった 近 距 離 国 際 線 は 羽 田 空 港 が 遠 距 離 国 際 線 は 成 田 空 港 がそ れぞれ 担 うという 考 え 方 は 一 定 の 合 理 性 を 持 っていると 考 えられる フライト 時 間 空 港 までの アクセス 時 間 許 容 範 囲 3~4 時 間 の 場 合 (N=423) 上 海 北 京 台 北 など 6~7 時 間 の 場 合 (N=424) バンコク シンガ ポールなど 10 時 間 以 上 の 場 合 (N=422) 欧 米 など 約 30 分 まで 21.5% 6.6% 5.2% 約 1 時 間 まで 58.4% 47.4% 33.2% 約 1 時 間 30 分 まで 18.4% 34.4% 36.7% 約 2 時 間 まで 1.7% 10.8% 22.0% 約 2 時 間 30 分 まで 0.0% 0.7% 2.8% 全 体 100.0% 100.0% 100.0% 平 均 値 ( 分 ) 60.1 75.5 85.2 10 分 ~15 分 ずつ 増 加 70% 60% 50% 40% 3~4 時 間 の 場 合 6~7 時 間 の 場 合 30% 20% 10 時 間 以 上 の 場 合 10% 0% 約 30 分 まで 約 1 時 間 まで 約 1 時 間 30 分 まで 約 2 時 間 まで 約 2 時 間 30 分 まで 空 港 までの アクセス 時 間 許 容 範 囲 3~4 時 間 の 場 合 6~7 時 間 の 場 合 10 時 間 以 上 の 場 合 7

(5) 空 港 までの 現 状 のアクセス 時 間 と 許 容 できるアクセス 時 間 との 対 比 ( 満 足 度 の 分 析 ) 羽 田 成 田 両 空 港 に 国 際 線 が 就 航 していると 仮 定 して 空 港 までのアクセス 時 間 の 満 足 度 を 分 析 評 価 した 分 析 方 法 は 利 用 者 ごとに 羽 田 空 港 成 田 空 港 それぞれについて 現 状 のアクセス 時 間 < 許 容 できるアクセス 時 間 の 場 合 は 満 足 現 状 のアクセス 時 間 > 許 容 できるアクセス 時 間 の 場 合 は 不 満 と 分 類 し 集 計 した <ポイント!> フライト 時 間 にかかわらず 羽 田 と 成 田 の 較 差 は 60 ポイント 以 上 となり 羽 田 空 港 に 国 際 線 が 就 航 すれば 利 用 者 にとってのアクセス 面 での 満 足 度 は 向 上 長 くなるほど 両 空 港 までのアクセス 時 間 に 対 する 満 足 度 は 向 上 フライト 時 間 の 長 さにかかわらず 羽 田 空 港 までのアクセス 時 間 に 満 足 できるとした 回 答 は 成 田 空 港 までのアクセス 時 間 に 満 足 できる 回 答 より 60 ポイント 以 上 多 くなっており 羽 田 空 港 に 国 際 線 が 就 航 す れば 利 用 者 にとってのアクセス 面 での 満 足 度 が 向 上 することがわかった また 両 空 港 とも フライト 時 間 が 長 いほど 空 港 までのアクセス 時 間 に 満 足 できるという 傾 向 となった 空 港 までのアクセス 時 間 に 満 足 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 86.0% 88.5% 69.6% 羽 田 空 港 25.7% 14.5% 4.9% 成 田 空 港 フライト 時 間 3~4 時 間 フライト 時 間 6~7 時 間 フライト 時 間 10 時 間 以 上 8

< 参 考 > 空 港 までの 現 状 のアクセス 時 間 と 期 待 するアクセス 時 間 との 対 比 ( 内 訳 ) 羽 田 空 港 までの アクセス 時 間 現 状 回 答 シェア フライト 時 間 3~4 時 間 上 海 北 京 台 北 など フライト 時 間 6~7 時 間 バンコク シンガポールなど フライト 時 間 10 時 間 以 上 欧 米 など 満 足 不 満 満 足 不 満 満 足 不 満 0~30 分 13.82% 100.0% 0.0% 100.0% 0.0% 100.0% 0.0% 30 分 ~60 分 62.53% 77.6% 21.0% 93.3% 5.6% 93.6% 4.5% 60 分 ~90 分 17.80% 39.4% 59.2% 72.4% 26.3% 84.2% 14.5% 90 分 ~120 分 4.22% 5.6% 94.4% 22.2% 77.8% 27.8% 72.2% 120 分 ~180 分 1.64% 0.0% 100.0% 0.0% 100.0% 0.0% 100.0% 180 分 以 上 0.00% - - - - - - 平 均 値 69.6% 29.3% 86.0% 13.1% 88.5% 10.1% フライト 時 間 3~4 時 間 フライト 時 間 6~7 時 間 フライト 時 間 10 時 間 以 上 成 田 空 港 までの アクセス 時 間 現 状 回 答 シェア 上 海 北 京 台 北 など バンコク シンガポールなど 欧 米 など 満 足 不 満 満 足 不 満 満 足 不 満 0~30 分 0.00% - - - - - - 30 分 ~60 分 2.34% 80.0% 20.0% 90.0% 10.0% 90.0% 10.0% 60 分 ~90 分 26.00% 9.9% 90.1% 29.7% 70.3% 45.9% 54.0% 90 分 ~120 分 46.84% 1.0% 97.0% 9.5% 89.0% 23.0% 74.5% 120 分 ~180 分 22.25% 0.0% 98.9% 1.1% 97.9% 4.2% 94.6% 180 分 以 上 0.03% 0% 100% 0% 100% 0% 100% 平 均 値 4.9% 91.4% 14.5% 82.0% 25.7% 70.2% (6) 羽 田 空 港 再 国 際 化 の 認 知 度 羽 田 空 港 再 国 際 化 に 関 する 現 時 点 での 国 土 交 通 省 の 考 え 方 は 国 際 線 の 発 着 回 数 は 年 間 概 ね 3 万 回 程 度 国 際 線 の 就 航 範 囲 は 概 ね 2000 キロ 圏 ( 石 垣 島 を 目 安 )としている この 内 容 を 紹 介 し 知 っていたかどう かについて 調 査 した <ポイント!> 国 際 化 することは 認 知 されているが 8 割 以 上 の 企 業 が 羽 田 空 港 再 国 際 化 に 関 す る 現 時 点 での 国 土 交 通 省 の 考 え 方 を 認 知 していない 知 っていたとした 企 業 は 約 19%となっており 就 航 範 囲 等 に 制 限 があることを 知 らない または 国 際 化 さ れること 自 体 知 らないとした 企 業 が 全 体 の 80% 以 上 を 占 めた 羽 田 空 港 再 国 際 化 の 国 の 考 え 方 について 認 知 度 が 低 いという 結 果 となった 羽 田 空 港 再 国 際 化 に 関 する 国 土 交 通 省 の 考 え 方 の 認 知 度 国 際 化 される ことを 知 らな かった, 11.2% 知 っていた, 18.7% 国 際 化 される ことは 知 ってい たが 就 航 範 囲 や 発 着 回 数 ( 便 数 )に 制 限 があることは 知 らなかった, 70.1% N=419 9

(7) 羽 田 空 港 からの 国 際 線 の 望 ましい 就 航 範 囲 <ポイント!> ASEAN 諸 国 をカバーできる 概 ね 6000 キロ 圏 とする 回 答 が 約 44%とトップ 国 際 線 就 航 範 囲 を 概 ね 2000 キロ 圏 とする 国 土 交 通 省 の 現 時 点 での 考 え 方 に 賛 同 する 回 答 は 5%と 少 数 国 際 ビジネスの 対 象 国 地 域 の 設 問 で 中 国 や ASEAN を 挙 げている 企 業 が 多 数 であったこと などを 総 合 的 に 判 断 すると 羽 田 空 港 からの 国 際 線 の 就 航 範 囲 は ASEAN 諸 国 を 含 む 東 ア ジア 主 要 都 市 をカバーすることが 求 められていると 考 えられる 羽 田 空 港 再 国 際 化 に 関 する 現 時 点 での 国 土 交 通 省 の 考 え 方 である 概 ね 2000 キロ 圏 で 十 分 であると した 企 業 は 5.0%となっている 一 方 で 北 京 台 北 香 港 など 概 ね 3000 キロ 圏 までカバーするべきとした 企 業 は 18.9% 概 ね 6000 キロ 圏 である ASEAN 諸 国 を 含 む 東 アジア 主 要 都 市 をカバーするべきと 回 答 した 企 業 は 44.4% 欧 米 などに 直 接 乗 り 入 れる 国 際 線 を 導 入 するべきとした 企 業 は 29.6%となった 国 際 ビジネスの 対 象 国 地 域 の 設 問 で 中 国 や ASEAN を 挙 げている 企 業 が 多 数 であったことなどを 総 合 的 に 判 断 すると 羽 田 空 港 からの 国 際 線 の 就 航 範 囲 は ASEAN 諸 国 を 含 む 東 アジア 主 要 都 市 を カバーすることが 求 められていると 考 えられる 欧 米 などに 直 接 乗 り 入 れる 遠 距 離 の 国 際 線 も 導 入 すべき 29.6% 羽 田 空 港 再 国 際 化 に 伴 う 国 際 線 の 望 ましい 就 航 範 囲 その 他 2.1% ソウル 上 海 など ( 概 ね2000キロ 圏 内 )に 直 接 乗 り 入 れる 国 際 線 が 利 用 できれば 十 分 5.0% 北 京 台 北 香 港 など( 概 ね3000キ ロ 圏 内 )までカ バーできる 国 際 線 を 導 入 すべき 18.9% ASEAN 諸 国 を 含 む 東 アジアの 主 要 都 市 ( 概 ね6000 キロ 圏 内 )までカ バーできる 国 際 線 を 導 入 すべき 44.4% 10

( 参 考 ) 自 由 意 見 自 由 意 見 欄 に 記 述 があったものは 全 体 で 54 件 であった 主 なものは 下 記 のとおり < 主 な 自 由 意 見 ( 抜 粋 )> 国 際 化 に 伴 い サービス 面 の 質 を 世 界 最 高 レベルにできないものか? 例 えばイミグレーション 等 の 対 応 で 大 幅 なスピードアップ 当 然 安 全 面 での 手 続 き 等 の 時 間 が 更 にかかることが 予 想 されるだ けに いかに 長 い 列 に 並 ばなくて 済 むか? これがサービス 面 での 最 大 のポイントと 思 われる 国 際 線 近 距 離 ( 東 南 アジア 含 む)はぜひ 羽 田 の 便 数 を 増 やしてもらいたい なんといっても 羽 田 は 都 心 ( 含 む 横 浜 市 )に 近 く 国 際 競 争 上 も 必 須 遠 くて 不 便 な 成 田 は 観 光 客 中 心 に 羽 田 はビジネスの 効 率 化 ( 日 本 の 競 争 力 の 向 上 )を 中 心 に 考 えるべき 海 外 の 国 際 空 港 に 比 べ 日 本 のそれは 劣 る 顧 客 利 便 性 とサービスを 徹 底 的 に 追 及 し イノベーシ ョンとグローバリズムで 取 り 組 んでいただきたい 羽 田 空 港 は 日 帰 り 海 外 出 張 が 可 能 な 空 港 にしてほしい 1 就 航 範 囲 は 片 道 4 時 間 圏 内 2 空 港 まで の アクセスはもっと 改 善 すべき3 便 数 を 増 やし 待 ち 時 間 を 減 らす 金 融 をはじめとした 経 済 活 動 の 拠 点 に 不 可 欠 なハブ 空 港 として 羽 田 空 港 を 再 国 際 化 し 首 都 圏 の 第 二 国 際 空 港 と 位 置 付 けることにより 地 元 はもとより 我 が 国 のアジアにおける 優 位 性 を 保 持 できる ものと 考 えます 各 々の 提 携 先 ( 中 国 沿 岸 部 をはじめ 台 湾 シンガポール 等 )からも 羽 田 の 発 着 に 強 い 希 望 がある ことを 申 し 添 えます このことは 羽 田 がアジアの 基 幹 空 港 となることで 来 日 の 頻 度 アップ ビジネス 拡 大 を 示 唆 していることを 物 語 っています 羽 田 空 港 の 真 の 国 際 化 のために 国 際 線 の 発 着 枠 を 拡 大 した 場 合 羽 田 空 港 に 割 り 当 てられる 国 内 線 の 発 着 枠 を 部 分 的 であるにしろ 成 田 空 港 に 移 すとなると 羽 田 空 港 における 国 内 線 の 需 要 を 満 たすことができなくなってしまうのでなはいかと 懸 念 いたします 羽 田 空 港 への 横 浜 市 北 部 川 崎 市 北 部 の 鉄 道 によるアクセスは 悪 く 真 の 国 際 化 を 進 めていくため にも 新 たな 鉄 道 路 線 による 空 港 アクセス 時 間 の 改 善 が 必 要 である( 例 えば 現 在 川 崎 市 が 推 進 して いる 川 崎 縦 貫 高 速 鉄 道 の 計 画 が 羽 田 空 港 まで 延 伸 する 等 ) 21 世 紀 の 日 本 の 発 展 を 考 えれば 羽 田 の 限 界 は 明 らかであり 首 都 圏 第 3 空 港 の 計 画 に 着 手 する べき 時 と 思 量 する 成 田 と 羽 田 では 航 路 が 輻 輳 し 限 界 に 近 づいているように 思 います 政 府 と 一 体 となって 首 都 の 空 を 米 軍 から 返 してもらうことが 必 要 ではないかと 思 います 日 本 の 就 労 人 口 が 減 っていくことを 踏 まえて 需 要 予 測 を 楽 観 的 に 建 てないこと 費 用 をかけない 仕 組 みにすることを 念 頭 に 置 いて 国 際 化 を 進 めてください 11