政 府 全 体 における 外 国 人 材 の 受 入 れ 活 用 に 関 する 動 き 等 日 本 語 小 委 (H27.04.17) 参 考 資 料 4 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2014 ~デフレから 好 循 環 拡 大 へ~ ( 抄 ) 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 第 2 章 2.イノベーションの 促 進 等 による 民 需 主 導 の 成 長 軌 道 への 移 行 に 向 けた 経 済 構 造 の 改 革 (3)オープンな 国 づくり ( 内 なるグローバル 化 ) 2020 年 における 対 日 直 接 投 資 残 高 倍 増 目 標 実 現 のため, 対 日 直 接 投 資 推 進 会 議 において, 投 資 案 件 の 発 掘 誘 致 活 動 を 推 進 するとともに, 関 係 会 議 と 連 携 しながら, 規 制 改 革 など, 必 要 な 制 度 改 革 等 の 実 現 を 図 る また,グローバル 人 材 の 育 成 及 び 多 言 語 対 応 の 強 化 等 を 行 うほか, 国 際 金 融 セン ターとしての 東 京 市 場 の 地 位 を 確 立 するための 施 策 を 推 進 する 外 国 人 材 の 活 用 は, 移 民 政 策 ではない 基 本 的 な 価 値 観 を 共 有 する 国 々との 連 携 を 強 化 する 優 秀 な 研 究 者 など 外 国 の 高 度 人 材 や 留 学 生 等 が 活 躍 しやすい 環 境 を 整 備 する 技 能 実 習 制 度 は, 制 度 本 来 の 目 的 を 踏 まえ, 国 の 関 与 の 強 化 により 適 正 化 を 図 り, 実 習 期 間 の 延 長 等 の 拡 充 を 図 る 外 国 人 材 に ついては, 女 性 の 活 躍 推 進 や 中 長 期 的 な 経 済 成 長 の 観 点 から, 国 家 戦 略 特 区 の 枠 組 みの 中 で 十 分 な 管 理 体 制 の 下 で 活 用 する 仕 組 みや, 製 造 業 における 海 外 子 会 社 等 従 業 員 の 国 内 受 入 れ 等 の 検 討 を 進 める 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2014 未 来 への 挑 戦 ( 抄 ) 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 第 一 概 論 Ⅱ. 改 訂 戦 略 における 鍵 となる 施 策 2. 担 い 手 を 生 み 出 す ~ 女 性 の 活 躍 促 進 と 働 き 方 改 革 (3) 外 国 人 材 の 活 用 多 様 な 価 値 観 や 経 験, 技 術 を 持 った 海 外 からの 人 材 がもっと 日 本 でその 能 力 を 発 揮 してもらいやす くすることが 重 要 である 当 面 の 対 応 策 として, 管 理 監 督 体 制 の 強 化 を 前 提 に 技 能 実 習 制 度 を 拡 充 す ることとしたほか, 建 設 業 及 び 造 船 業 に 従 事 する 技 能 者 の 就 労 を 円 滑 化 するための 緊 急 措 置 を 整 備 す ることとした また, 今 後, 日 本 への 留 学 生 や 海 外 の 優 秀 な 人 材 が 日 本 で 働 き 暮 らしやすくするため, 国 家 戦 略 特 区 の 活 用 にとどまらず, 中 長 期 的 な 視 点 に 立 って 総 合 的 な 検 討 を 進 めていく < 鍵 となる 施 策 > ( 前 略 ) 3 外 国 人 が 日 本 で 活 躍 できる 社 会 へ( 技 能 実 習 制 度 の 拡 充 等 ) Ⅳ. 改 訂 戦 略 の 主 要 施 策 例 2. 担 い 手 を 生 み 出 す~ 女 性 の 活 躍 促 進 と 働 き 方 改 革 3 外 国 人 が 活 躍 できる 社 会 へ 外 国 人 技 能 実 習 制 度 の 見 直 し 管 理 監 督 体 制 の 抜 本 的 強 化 を 図 りつつ, 対 象 職 種 の 拡 大, 技 能 実 習 期 間 の 延 長 ( 最 大 3 年 間 最 大 5 年 間 ), 受 け 入 れ 枠 の 拡 大 等 を 行 う 2015 年 度 中 に 実 施 1について を 参 照 1
建 設 及 び 造 船 分 野 における 外 国 人 材 の 活 用 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 等 に 向 けた 緊 急 かつ 時 限 的 措 置 として, 処 遇 改 善 や 現 場 の 効 率 化 等 により 国 内 での 人 材 確 保 に 最 大 限 努 めることを 基 本 としつつ, 建 設 分 野 において, 即 戦 力 となり 得 る 外 国 人 材 の 活 用 促 進 を 図 るための 新 制 度 を 導 入 する また, 造 船 分 野 についても, 同 様 の 措 置 を 講 ずる 2015 年 度 初 頭 から 開 始 2について を 参 照 国 家 戦 略 特 区 における 家 事 支 援 人 材 の 受 け 入 れ 家 事 等 の 負 担 を 軽 減 するため, 国 家 戦 略 特 区 において, 外 国 人 家 事 支 援 人 材 の 受 け 入 れを 可 能 とする 検 討 を 進 め, 速 やかに 所 要 の 措 置 を 講 ずる 3について を 参 照 介 護 分 野 における 外 国 人 留 学 生 の 活 躍 介 護 福 祉 士 等 の 国 家 資 格 を 取 得 した 外 国 人 留 学 生 の 卒 業 後 の 国 内 における 就 労 を 可 能 とする ため, 在 留 資 格 の 拡 充 を 含 む 制 度 設 計 を 行 う 年 内 目 途 に 制 度 設 計 4について を 参 照 日 本 再 興 戦 略 の 改 定 について( 中 短 期 工 程 表 ) 中 短 期 工 程 表 雇 用 制 度 改 革 人 材 力 の 強 化 10 ( 参 考 ) 日 本 経 済 再 生 本 部 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2014 - 未 来 への 挑 戦 - が 閣 議 決 定 されました(H26.6.24) 工 程 表 ( 掲 載 URL)http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/kouteihyou.pdf 2
全 般 について 今 後 の 出 入 国 管 理 行 政 の 在 り 方 平 成 26 年 12 月 第 6 次 出 入 国 管 理 政 策 懇 談 会 第 6 共 生 社 会 の 実 現 に 向 けた 取 組 ( 検 討 事 項 等 ) 我 が 国 における 中 長 期 在 留 者 の 増 加 に 伴 い, 生 活 者 としての 外 国 人 の 観 点 からは, 様 々な 課 題 が 生 じ ている 外 国 人 が 多 く 居 住 する 地 方 公 共 団 体 においては, 先 進 的 な 取 組 がなされており, 国 の 取 組 の 検 討 に 当 たっては,これらを 参 考 にしつつ, 労 働 市 場 や 年 金, 医 療 等 の 社 会 保 障, 日 本 語 教 育, 地 域 社 会 への 影 響 や 治 安 等 国 民 生 活 への 影 響 も 踏 まえ, 適 切 に 対 応 していく 必 要 がある 今 後 も, 中 長 期 在 留 者 の 増 加 傾 向 は 続 くことが 見 込 まれ, 日 本 語 の 学 習 支 援, 外 国 人 の 子 どもの 教 育, 社 会 保 障, 外 国 人 の 就 業 支 援, 住 宅 などの 課 題 に 対 し, 国 としても 生 活 者 としての 外 国 人 に 対 する 施 策 を 更 に 講 じていくことが 必 要 であり, 外 国 人 との 共 生 社 会 の 実 現 に 向 けて 積 極 的 な 取 組 を 行 っていかね ばならない その 際 には 外 国 人 が 地 域 の 住 民 として 貢 献 できるよう 生 活 環 境 を 整 えていくことが 重 要 で あり,また 同 時 に 権 利 等 への 配 慮 や 社 会 的 負 担 の 観 点 からの 検 討 が 必 要 である この 問 題 は 政 府 全 体 で 取 り 組 むべき 課 題 であり, 出 入 国 管 理 行 政 を 担 う 法 務 省 もその 取 組 に 積 極 的 に 参 画 していかなければな らない 1について 技 能 実 習 制 度 の 見 直 しに 関 する 法 務 省 厚 生 労 働 省 合 同 有 識 者 懇 談 会 報 告 書 平 成 27 年 1 月 30 日 法 務 省 入 国 管 理 局 厚 生 労 働 省 職 業 能 力 開 発 局 第 2 制 度 の 見 直 しに 関 する 基 本 的 な 考 え 方 制 度 の 見 直 しに 当 たっては, 国 際 貢 献 を 目 的 とするという 趣 旨 を 徹 底 するため,まずは, 現 在 指 摘 されている 問 題 点 の 徹 底 的 な 改 善 を 図 り, 併 せて, 制 度 の 活 用 を 図 ることとする 技 能 等 の 修 得 移 転 の 確 保 については, 実 習 の 各 段 階 での 技 能 評 価 の 推 進 及 び 実 習 生 の 帰 国 後 フォ ローアップ 技 能 発 揮 の 推 進 を 図 るべきである 監 理 団 体 及 び 実 習 実 施 機 関 の 適 正 化 については, 監 理 団 体 及 び 実 習 実 施 機 関 のガバナンス 強 化 並 び に 問 題 のある 機 関 の 排 除, 新 たな 法 律 に 基 づく 制 度 管 理 運 用 機 関 の 創 設, 不 適 正 な 監 理 団 体 等 に 対 す る 罰 則 や 名 称 の 公 表 制 度 の 整 備 並 びに 関 係 機 関 による 取 組 連 携 の 強 化 を 行 うべきである また, 技 能 実 習 制 度 を 適 切 かつ 円 滑 に 推 進 するため, 監 理 団 体 や 実 習 実 施 機 関 に 対 する 必 要 な 支 援 が 引 き 続 き 行 われることが 重 要 である 実 習 生 に 対 する 人 権 侵 害 行 為 等 の 防 止 及 び 対 策 については, 制 度 管 理 運 用 機 関 における 通 報 申 告 窓 口 の 整 備, 実 習 先 変 更 支 援 の 充 実, 技 能 実 習 の 延 長 又 は 再 実 習 ( 以 下 3 号 という )の 際 の 実 習 先 の 選 択 可 能 化, 実 習 生 の 賃 金 等 の 処 遇 の 適 正 化 及 び 関 係 法 令 等 に 関 する 啓 発 活 動 の 推 進 を 行 うべ きである 送 出 し 機 関 の 適 正 化 については, 送 出 し 国 との 政 府 ( 当 局 ) 間 取 決 めの 作 成 及 び 監 理 団 体 及 び 実 習 実 施 機 関 による 送 出 し 機 関 実 習 生 間 の 契 約 確 認 の 義 務 化 を 行 うべきである 技 能 実 習 3 号 については, 一 定 の 要 件 を 満 たす 監 理 団 体, 実 習 実 施 機 関 及 び 実 習 生 について, 一 旦 帰 国 の 後, 認 めるものとすべきである 受 入 れ 人 数 枠 の 見 直 しについては, 優 良 な 受 入 れ 機 関 への 受 け 入 れ 人 数 枠 の 拡 大 及 び 実 習 実 施 機 関 の 常 勤 職 員 数 に 応 じた 受 け 入 れ 人 数 枠 の 均 整 化 を 行 うべきである 対 象 職 種 の 拡 大 等 については, 地 域 ごとの 産 業 特 性 を 踏 まえた 職 種 等 の 追 加 を 可 能 とする 措 置, 多 能 工 化 のニーズへの 対 応 等 を 行 うべきである 3
2について 建 設 分 野 における 外 国 人 材 の 活 用 に 係 る 緊 急 措 置 平 成 26 年 4 月 4 日 建 設 分 野 における 外 国 人 材 の 活 用 に 係 る 緊 急 措 置 を 検 討 する 閣 僚 会 議 とりまとめ 建 設 産 業 の 担 い 手 不 足 については,1 近 年 の 建 設 投 資 の 減 少 により, 建 設 企 業 が 倒 産 するなど, 技 能 労 働 者 の 離 職 が 進 んだこと,2 技 能 労 働 者 の 高 齢 化 が 進 み, 高 齢 者 が 仕 事 を 辞 めていっていること,3 建 設 産 業 の 処 遇 改 善 が 進 んでいないことなどから, 若 者 が 入 職 を 避 けるようになっていること,という 3つの 要 因 が 考 えられる このうち,23の 要 因 については, 建 設 産 業 が 直 面 している 構 造 的 な 問 題 こうした 問 題 を 看 過 すれば, 中 長 期 的 には, 将 来 にわたるインフラの 維 持 管 理 や 災 害 対 応 等 を 地 域 で 担 う 人 材 が 不 足 することが 懸 念 こうした 構 造 的 要 因 による 担 い 手 不 足 の 懸 念 に 対 しては, 今 回 の 緊 急 措 置 とは 別 に, 中 長 期 的 な 観 点 から, 必 要 な 人 材 を 国 内 で 確 保 していくことが 基 本 復 興 事 業 の 更 なる 加 速 を 図 りつつ,2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 関 連 施 設 整 備 等 に よる 当 面 の 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 に 対 応 するため 必 要 となる 技 能 労 働 者 については,まずは, 就 労 環 境 の 改 善, 教 育 訓 練 の 充 実 強 化 等 によって, 離 職 者 の 再 入 職 や 高 齢 層 の 踏 み 止 まりなどにより, 国 内 で の 確 保 に 最 大 限 努 めることが 基 本 その 上 で, 当 面 の 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 への 緊 急 かつ 時 限 的 措 置 (2020 年 度 で 終 了 )として, 国 内 での 人 材 確 保 育 成 と 併 せて, 即 戦 力 となり 得 る 外 国 人 材 の 活 用 促 進 を 図 り, 大 会 の 成 功 に 万 全 を 期 す る 活 用 を 図 る 外 国 人 材 即 戦 力 の 確 保 を 念 頭 に 置 き, 建 設 分 野 の 技 能 実 習 修 了 者 について, 技 能 実 習 に 引 き 続 き 国 内 に 在 留 し, 又 は 技 能 実 習 を 修 了 して 一 旦 本 国 へ 帰 国 した 後 に 再 入 国 し, 雇 用 関 係 の 下 で 建 設 業 務 に 従 事 することができることとする(2020 年 度 までに 限 る) 新 たな 特 別 の 監 理 体 制 ( 技 能 実 習 制 度 を 上 回 る 水 準 の 監 理 ) 技 能 実 習 制 度 と 同 等 の 監 理 に 加 え, 更 に 体 制 を 強 化 充 実 し, 適 正 監 理 を 図 る 2について 外 国 人 造 船 就 労 者 受 入 事 業 に 関 するガイドライン 平 成 26 年 12 月 国 土 交 通 省 海 事 局 第 1 章 はじめに 1 国 内 人 材 の 確 保 及 び 外 国 人 造 船 就 労 者 受 入 事 業 の 概 要 造 船 業 は, 国 内 立 地 型 の 輸 出 産 業 として 我 が 国 経 済 を 支 えるとともに, 裾 野 の 広 い 労 働 集 約 型 産 業 として 地 域 経 済 を 支 えている 産 業 であり, 造 船 業 が 長 期 的 に 成 長 し 続 けるためには, 就 労 環 境 の 改 善, 教 育 訓 練 の 充 実 強 化 等 によって, 国 内 での 造 船 労 働 者 の 確 保 に 最 大 限 努 めることが 最 も 重 要 です その 上 で, 造 船 業 と 人 材 の 相 互 流 動 が 大 きい 建 設 分 野 における 外 国 人 材 の 活 用 促 進 に 係 る 緊 急 かつ 時 限 的 な 措 置 について, 造 船 分 野 においても 同 様 の 措 置 を 講 じることが 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2014に おいて 閣 議 決 定 ( 平 成 26 年 6 月 24 日 )されました 具 体 的 には, 造 船 分 野 の 技 能 実 習 修 了 者 について, 技 能 実 習 に 引 き 続 き 国 内 に 在 留 し, 又 は 技 能 実 習 を 修 了 して 一 旦 本 国 へ 帰 国 した 後 に 再 入 国 ( 注 )し, 受 入 企 業 との 雇 用 関 係 の 下 で 造 船 業 務 に 従 事 することができることとし,あわせて, 受 入 れに 当 たっては, 賃 金 不 払 いや 不 法 就 労 などの 問 題 が 生 じないよう, 受 入 れを 優 良 な 監 理 団 体 や 受 入 企 業 に 限 定 する 等 の 新 たな 特 別 の 監 理 体 制 を 構 築 するも のです 4
3について 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 要 綱 平 成 27 年 4 月 3 日 閣 議 決 定 7 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 の 特 例 (1) 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 が, 国 家 戦 略 特 別 区 域 家 事 支 援 外 国 人 受 入 事 業 ( 国 家 戦 略 特 別 区 域 において 家 事 支 援 活 動 ( 政 令 で 定 める 家 事 の 代 行 等 の 業 務 に 従 事 する 活 動 )を 行 う 外 国 人 ( 政 令 で 定 める 要 件 を 満 たすものに 限 る )を, 政 令 で 定 める 基 準 に 適 合 する 本 邦 の 公 私 の 機 関 ( 以 下 特 定 機 関 という )が 雇 用 契 約 に 基 づいて 受 け 入 れる 事 業 をいう )を 定 めた 区 域 計 画 について, 内 閣 総 理 大 臣 の 認 定 を 申 請 し, その 認 定 を 受 けたときは, 当 該 認 定 の 日 以 後 は, 法 務 大 臣 は, 本 邦 に 上 陸 しようとする 外 国 人 から, 特 定 家 事 支 援 活 動 ( 特 定 機 関 との 雇 用 契 約 に 基 づいて, 国 家 戦 略 特 別 区 域 内 に 限 って 行 う 家 事 支 援 活 動 を いう )を 行 うものとして, 在 留 資 格 認 定 証 明 書 の 交 付 の 申 請 があった 場 合 には, 当 該 特 定 家 事 支 援 活 動 を 特 定 活 動 の 在 留 資 格 をもって 在 留 する 外 国 人 が 本 邦 において 行 うことができる 活 動 として 法 務 大 臣 が あらかじめ 告 示 をもって 定 めるものに 該 当 するものとみなして, 在 留 資 格 認 定 証 明 書 を 交 付 することが できるもの 等 とすること ( 第 十 六 条 の 三 関 係 ) 4について 外 国 人 介 護 人 材 受 入 れの 在 り 方 に 関 する 検 討 会 中 間 まとめ 平 成 27 年 2 月 4 日 外 国 人 介 護 人 材 受 入 れの 在 り 方 に 関 する 検 討 会 3 技 能 実 習 への 介 護 職 種 の 追 加 について 2 必 要 なコミュニケーション 能 力 の 確 保 (2) 職 種 追 加 するとした 場 合 の 個 別 の 検 討 事 項 について ア 介 護 職 種 を 追 加 する 場 合 に 求 められる 水 準 内 容 介 護 はコミュニケーションを 前 提 として 業 務 を 遂 行 する 対 人 サービスであるとともに, 利 用 者 の 中 には, 認 知 症 などを 抱 える 方 もいるため, 日 本 語 によるコミュニケーション 能 力 が 不 可 欠 の 要 素 である また, 介 護 はチームケアであるため, 利 用 者 家 族 とのコミュニケーションのみならず, 同 僚 である 介 護 職 員 や 他 職 種 との 連 携 を 担 保 する 観 点 からも, 日 本 語 による 一 定 のコミュニケーショ ン 能 力 が 求 められる さらに, 介 護 現 場 で 必 要 とされる 基 礎 的 な 専 門 用 語, 地 域 ごとの 方 言 についての 一 定 の 理 解 も 求 められる 4 外 国 人 留 学 生 が 介 護 福 祉 士 資 格 を 取 得 した 場 合 の 在 留 資 格 の 付 与 等 について (1) 具 体 的 な 制 度 設 計 等 について 今 般 の 在 留 資 格 の 拡 充 の 対 象 となる 者 の 範 囲 については, 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2014 ( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )において, 外 国 人 留 学 生 が, 日 本 の 高 等 教 育 機 関 を 卒 業 した 場 合 と 明 記 されていることを 踏 まえ, 該 当 する 分 野 の 専 門 的 な 学 習 を 行 うこと 及 び 国 家 資 格 を 取 得 すること が 求 められることから, 介 護 福 祉 士 の 国 家 資 格 取 得 を 目 的 として 養 成 施 設 に 留 学 し, 介 護 福 祉 士 資 格 を 取 得 した 者 とすることが 適 当 である なお, 在 留 資 格 を 認 められることとなる 介 護 福 祉 士 資 格 を 取 得 した 外 国 人 の 就 労 場 所 については, 専 門 的 技 術 的 分 野 の 一 つとして, 介 護 分 野 の 国 家 資 格 取 得 者 に 在 留 資 格 が 付 与 されることを 踏 まえ, 日 本 人 と 同 様 に 就 労 を 認 めるべきである 一 方, 単 独 でサービスが 提 供 されることが 基 本 となる 訪 問 系 サービスについては, 外 国 人 労 働 者 の 人 権 擁 護 や 適 切 な 在 留 管 理 等 の 観 点 も 含 め, 慎 重 に 検 討 する 必 要 があるとの 意 見, 将 来 的 に 就 労 を 認 めるべきとの 意 見 もあった 5