2014 年 6 月 13 日 コンサルティングレポート 外 国 人 観 光 客 首 都 圏 交 通 インフラ 利 用 調 査 結 果 お 知 せ ~ 観 光 客 増 大 に 向 けた 課 題 と 改 善 ポイント 明 に~ 1. アンケート 調 査 概 要 コンサルティング 国 際 事 業 本 部 東 京 本 部 マーケット 調 査 室 シニアコンサルタント 松 田 明 子 コンサルタント 砂 子 友 基 2014 年 1~2 月 に 訪 日 外 国 人 観 光 客 に 対 して 首 都 圏 公 共 交 通 利 用 に 関 するアンケート 調 査 を 実 施 した 本 調 査 では 直 近 1 年 以 内 に 観 光 目 的 で 訪 日 した 人 で 自 由 旅 行 で 観 光 多 と 想 定 される 韓 国 台 湾 アメリカ 3 ヶ 国 を 調 査 対 象 とした 図 表 1 2013 年 国 別 訪 日 外 客 数 ( 千 人 ) 3,000 2,500 2,000 2,456 2,211 1,500 1,314 1,000 500 799 746 454 245 192 189 177 0 韓 国 台 湾 中 国 米 国 ( 出 所 ) 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO) 香 港 タ イ 豪 州 英 国 シ ン ガ ポ ー ル マ レ ー シ ア (1) 調 査 概 要 1. 調 査 対 象 : 1 年 以 内 に 観 光 目 的 で 訪 日 した 外 国 人 ( 対 象 国 = 韓 国 台 湾 アメリカ) 東 京 都 内 を 自 由 旅 行 で 観 光 した 人 に 絞 る 2. 調 査 方 法 : インターネット 調 査 3. 有 効 回 答 数 : 韓 国 (150) 台 湾 (150) アメリカ(150) 計 450 人 4. 調 査 期 間 : 2014 年 1 月 20 日 ~2 月 15 日 5. 調 査 項 目 : 訪 日 時 公 共 交 通 利 用 実 態 利 用 満 足 度 情 報 収 集 手 段 1/14
(2) 調 査 対 象 者 プロフィール ( ) 内 はサンプル 数 以 後 同 様 1 年 代 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (450) 31.6 35.1 21.3 10.7 1.3 韓 国 (150) 33.3 33.3 21.3 10.0 2.0 台 湾 (150) 33.3 33.3 21.3 10.0 2.0 アメリカ(150) 28.0 38.7 21.3 12.0 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 以 上 2 直 近 で 来 日 した 時 期 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (450) 9.3 27.3 26.0 37.3 韓 国 (150) 8.7 26.7 29.3 35.3 台 湾 (150) 6.7 27.3 28.0 38.0 アメリカ(150) 12.7 28.0 20.7 38.7 1ヶ 月 以 内 3ヶ 月 以 内 半 年 以 内 1 年 以 内 3 過 去 来 日 回 数 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (450) 19.1 26.4 19.1 11.1 16.4 7.8 韓 国 (150) 10.0 32.7 23.3 14.0 12.0 8.0 台 湾 (150) 20.7 22.7 18.7 10.0 21.3 6.7 アメリカ(150) 26.7 24.0 15.3 9.3 16.0 8.7 1 回 2 回 3 回 4 回 5-9 回 10 回 以 上 2/14
2. 調 査 結 果 (1) 訪 日 外 国 人 情 報 収 集 手 段 自 由 旅 行 者 を 対 象 とした 本 調 査 におて 観 光 時 に 情 報 収 集 ために 利 用 したツールを 尋 ねたところ 全 体 ガイドブック マップ (88.2%)に 続 て マートフォン (83.8%)あっており 多 く 外 国 人 街 中 でマートフォンを 利 用 してリアルタイムにインターネットで 情 報 を 入 手 してること 分 った( 図 表 1) ただし 本 調 査 はインターネットを 利 用 した 調 査 であるため インターネットに 親 和 性 高 対 象 者 多 ことには 留 意 必 要 である 図 表 1 訪 日 外 国 人 観 光 時 に 利 用 した 情 報 収 集 ツール( 複 数 回 答 ) (%) 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 94.7 88.288.7 81.3 92.0 88.7 83.8 70.7 60.7 54.0 52.9 53.3 51.3 51.8 47.3 47.3 58.0 41.1 32.0 33.3 全 体 (450) 韓 国 (150) 台 湾 (150) アメリカ(150) 20.0 10.0 0.0 ガ イ ド ブ ッ ク マ ッ プ マ ー ト フ ォ ン パ ソ コ ン タ ブ レ ッ ト 携 帯 3.3 4.0 5.3 1.6 0.7 2.0 2.0 0.7 そ 他 特 に し インターネット デバイを 所 持 してた 対 象 者 に 場 所 別 にインターネットど 程 度 利 用 できたを 聴 取 した 結 果 図 表 2 である 十 分 利 用 できた ~ 全 く 利 用 できった 6 段 階 に 加 え 利 用 しっ た 理 由 を つと 思 った 利 用 仕 方 わった 必 要 った 3 区 分 で 尋 ねたと ころ ホテル 空 港 につては 8 割 以 上 利 用 できた( 十 分 利 用 できた~まあ 利 用 できた) と 回 答 し たに 対 し 駅 構 内 は 利 用 できた 人 61.4% 電 車 中 街 中 では 47.1%とう 結 果 とった 昨 今 地 下 鉄 事 業 者 をはじめとする 鉄 道 事 業 者 で 駅 や 路 線 内 で WiFi 整 備 進 めれてる 駅 構 内 電 車 中 につて 訪 日 時 期 別 に 利 用 状 況 をみたところ( 図 表 3 4) 半 年 ~1 年 以 内 に 来 日 した 人 で 利 用 できた と 回 答 した 人 は 駅 構 内 で 52.7% 電 車 中 で 39.2%であった 3 月 以 内 に 来 日 した 人 はそれぞれ 67.8%と 54.6%まで 増 加 しており WiFi 環 境 改 善 してる 状 況 示 された 今 後 は 整 備 拡 大 継 続 に 加 えて 利 用 方 法 周 知 によって つと 思 った 利 用 仕 方 わ った 人 割 合 を 減 し WiFi 利 便 性 を 高 めてくこと 求 めれる 3/14
図 表 2 インターネット デバイ 所 持 者 場 所 別 インターネット 利 用 状 況 図 表 3 駅 構 内 インターネット デバイ 所 持 者 訪 日 時 期 別 インターネット 利 用 状 況 図 表 4 電 車 中 インターネット デバイ 所 持 者 訪 日 時 期 別 インターネット 利 用 状 況 4/14
続 て 外 国 人 向 け 観 光 案 内 所 (ツーリト インフォメーション) 利 用 状 況 を 聴 取 した 結 果 図 表 5 であ る 訪 日 中 に 観 光 案 内 所 を 利 用 しった 人 は 全 体 で 2 割 程 度 であり 残 り 8 割 近 くは 何 観 光 案 内 所 を 利 用 してた 特 に 利 用 多 空 港 ( 全 体 で 57.6%) や JR 駅 ( 同 42.7%) 地 下 鉄 駅 ( 同 35.6%) であった マートフォン 等 インターネット デバイを 所 持 しも 多 く 空 港 や 駅 観 光 案 内 所 を 利 用 しており 自 由 旅 行 外 国 人 旅 行 者 にとって リアル 観 光 案 内 所 果 たす 役 割 は 依 然 と して 大 きことうえた 図 表 5 外 国 人 向 け 観 光 案 内 所 利 用 ( 複 数 回 答 ) (%) 70.0 66.7 空 港 駅 で 利 用 多 全 体 (450) 60.0 50.0 40.0 57.6 56.7 49.3 47.3 42.7 43.3 37.3 42.7 35.6 40.7 韓 国 (150) 台 湾 (150) アメリカ(150) 30.0 20.0 10.0 23.3 9.1 10.0 8.7 8.7 16.7 13.8 12.7 12.0 21.8 15.3 28.0 22.0 0.0 空 港 J R 駅 地 下 鉄 駅 私 鉄 駅 商 業 施 設 内 0.7 0.7 1.3 0.0 そ 他 利 観 用 外 光 し 国 案 て 人 内 向 所 け は (2) 訪 日 外 国 人 観 光 客 利 用 した 公 共 交 通 機 関 自 由 旅 行 外 国 人 観 光 客 都 内 観 光 で 利 用 した 公 共 交 通 機 関 利 用 率 を 図 表 6 に 示 す 最 も 利 用 多 地 下 鉄 であり 利 用 率 は 全 体 で 85.3%であった 次 で JR( 同 62.2%) 私 鉄 ( 同 24.2%) 続 た 利 用 少 は タクシー( 同 14.4%)と 公 共 バ( 同 12.9%)であった 図 表 6 都 内 観 光 で 利 用 した 公 共 交 通 機 関 ( 複 数 回 答 ) (%) 100.0 75.0 88.7 85.3 85.3 82.0 62.2 71.3 64.0 全 体 (450) 韓 国 (150) 台 湾 (150) アメリカ(150) 50.0 51.3 25.0 28.0 24.2 24.0 20.7 17.3 18.0 14.4 16.0 12.9 8.0 8.0 14.7 0.0 地 下 鉄 J 私 タ 公 R 1 鉄 ク 2 共 3 シ バ ー 1:JRは 新 幹 線 を 含 ま 2:タクシーは 貸 切 を 含 ま 3: 公 共 バは 観 光 バを 含 ま 5/14
タクシーを 利 用 し 理 由 ( 図 表 7)としては コト 高 6 割 程 度 あり 他 理 由 よりも 圧 倒 的 に 高 くあげれる 結 果 とった 空 港 都 内 まで 料 金 を 一 律 にするサービ 等 一 部 タクシー 会 社 で 提 供 されてる コト 面 で 利 用 しやすさを 提 供 してくことも 今 後 は 検 討 余 地 あるだろう バを 利 用 し 理 由 ( 図 表 8)としては 利 用 する 必 要 を 感 じった 全 体 では 最 も 高 くあっ た 分 りにく 難 し 利 用 に 関 する 情 報 手 に 入 った とった 理 由 も 全 体 で 2~ 3 割 程 度 あってる 利 用 情 報 を 分 りやすく 伝 えることで 外 国 人 観 光 客 利 用 を 増 やす 余 地 ある と 考 えれる 図 表 7 タクシーを 利 用 し 理 由 ( 複 数 回 答 ) (%) 70 60 61 59 59 57 全 体 (380) 韓 国 (123) 50 40 30 32 43 35 台 湾 (138) アメリカ(119) 20 10 0 コ ト 高 16 感 利 じ 用 す っ る た 必 要 を 17 12 13 13 11 11 11 8 8 8 8 7 8 7 5 3 分 難 し り に く 手 利 に 用 入 に 関 す る っ た 情 報 ( 治 安 安 全 で よ く ) 楽 し く 7 8 6 5 6 6 4 6 7 4 2 4 5 3 4 2 2 3 3 1 快 適 で 時 間 正 確 で 対 応 タ 力 ク シ 不 ー 十 運 分 転 だ 手 時 間 る そ 他 図 表 8 バを 利 用 し 理 由 ( 複 数 回 答 ) (%) 50 45 43 40 36 30 21 20 10 0 感 利 じ 用 す っ る た 必 要 を 44 31 28 20 分 難 し り に く 24 22 22 20 手 利 に 用 入 に 関 す る っ た 情 報 20 15 26 時 間 る 20 13 24 7 6 時 間 正 確 で 14 11 12 11 9 10 7 8 8 6 8 7 7 7 7 7 5 5 5 3 4 4 2 1 快 適 で コ ト 高 ( 治 安 安 全 で よ く ) 楽 し く 全 体 (367) 韓 国 (123) 台 湾 (124) アメリカ(120) バ 不 運 十 転 分 手 だ 対 応 力 そ 他 図 表 7 8 利 用 し 理 由 は 表 示 上 制 約 により 小 数 点 以 下 を 四 捨 五 入 して 整 数 表 記 とする 6/14
外 国 人 観 光 客 は 公 共 交 通 機 関 を 利 用 する 際 に 1 日 間 乗 り 放 題 等 交 通 パをど 程 度 利 用 してる だろう 交 通 パ 利 用 状 況 を 聴 取 した 結 果 図 表 9 である 図 表 9 交 通 パ 利 用 率 ( 複 数 回 答 ) (%) 50.0 40.0 30.0 20.0 30.7 24.7 42.0 25.3 28.7 37.3 34.7 全 体 約 9 割 弱 交 通 パ を 利 用 14.0 27.3 26.0 26.4 25.3 21.3 34.7 31.3 22.7 24.2 29.3 24.0 19.3 13.6 24.0 12.0 12.2 全 体 (450) 韓 国 (150) 台 湾 (150) アメリカ(150) 12.7 18.7 10.0 4.7 2.4 3.3 2.0 2.0 5.3 0.0 I C カ ( ー ド 形 式 チ ャ ー ) ジ 式 パ Suica Pasmo 等 東 京 フ リ バ ー 切 利 符 用 ( J 可 R 能 ) 地 下 鉄 ( ジ 出 ャ 国 パ ン 前 レ に ー 購 ル 入 パ ) 空 港 交 で 通 販 + 売 地 し 下 て 鉄 る 利 都 用 内 券 ま で 地 下 鉄 1 日 乗 車 券 地 下 鉄 + バ 1 日 乗 車 券 美 術 館 お 得 入 場 乗 券 車 等 券 つ た 交 通 パ は 利 用 し て 交 通 パは 利 用 して と 回 答 したは 全 体 1 割 強 であり 残 る 9 割 弱 は 何 交 通 パを 利 用 してる お 得 サービ 付 加 されてたり 切 符 を 買 わくて 済 む 等 利 便 性 あり 交 通 パニ ーズは 高 国 によって 利 用 種 類 に 違 みれ 現 時 点 では 選 択 肢 多 すぎてやや 買 にく( 何 を 買 ってわ 等 ) 状 況 にってる 可 能 性 示 唆 される (3) 訪 日 外 国 人 電 車 利 用 満 足 度 都 内 観 光 で 利 用 多 った 地 下 鉄 と JR につて 利 用 満 足 度 を 国 別 に 示 した 結 果 図 表 10 11 であ る 非 常 に 満 足 ~まあ 満 足 を 足 した 満 足 比 率 ずれ 国 でも 9 割 近 くっており 満 足 度 高 こと うえた 図 表 10 地 下 鉄 利 用 満 足 度 ( 利 用 者 ベー) 7/14
図 表 11 JR 利 用 満 足 度 ( 利 用 者 ベー) * 都 内 観 光 に 絞 るため JR は 新 幹 線 を 含 ま (4) 訪 日 外 国 人 地 下 鉄 JR 利 用 満 足 度 詳 細 項 目 別 続 て 地 下 鉄 と JR 利 用 満 足 度 を 以 下 7 項 目 に 分 けて 評 価 を 聴 取 した 図 表 12 地 下 鉄 JR 利 用 満 足 度 項 目 機 能 的 価 値 情 緒 的 価 値 コト 1 速 さ 2 正 確 さ 3 安 全 性 治 安 よ 4 快 適 さ 5 楽 しさ 6 分 りやすさ 7 安 さ ここでは 1 速 さ 2 正 確 さ 3 安 全 性 治 安 よ 等 公 共 交 通 機 関 基 本 的 機 能 として 求 めれる 事 項 を 機 能 的 価 値 と 称 する 一 方 4 快 適 さ 5 楽 しさ 6 分 りやすさ 等 より 心 理 的 満 足 度 を 表 す 事 項 を 情 緒 的 価 値 と 称 した そして 最 後 に7 安 さ(コト)を 加 え それぞれ 非 常 に 満 足 ~ 非 常 に 不 満 6 段 階 で 評 価 を 聴 取 した 非 常 に 満 足 (6 点 ) ~ 非 常 に 不 満 (1 点 ) 加 重 平 均 により 満 足 度 平 均 値 を 算 出 し 地 下 鉄 と JR につて 全 体 および 国 別 に 示 した 図 表 13 14 である 8/14
図 表 13 地 下 鉄 項 目 別 満 足 度 ( 利 用 者 ベー) 相 対 的 に 低 評 価 項 目 図 表 14 JR 項 目 別 満 足 度 ( 利 用 者 ベー) 相 対 的 に 低 評 価 項 目 これより 地 下 鉄 および JR は ずれも 1 速 さ 2 正 確 さ 3 安 全 性 治 安 機 能 的 価 値 におて 評 価 高 一 方 で 4 快 適 さ 5 楽 しさ 6 分 りやすさ 情 緒 的 価 値 と 7 安 さ コトにつては 相 対 的 に 評 価 低 傾 向 にあること 示 された 特 に 6 分 りやすさ は 韓 国 人 旅 行 者 で 評 価 低 傾 向 みれた 9/14
公 共 交 通 機 関 として 本 来 的 機 能 水 準 高 ことは 評 価 されることである 今 後 は 更 る 価 値 向 上 を 目 指 してくために 情 緒 的 面 で 価 値 提 供 にも 目 を 向 けてく 段 階 にあるはだろう 電 車 を 単 る 移 動 手 段 と 捉 えず 電 車 に 乗 るとう 体 験 をより 良 きもとするために サービ 水 準 向 上 を 図 ってくとう 姿 勢 不 可 欠 だと 考 えれる 外 国 人 観 光 客 に 限 ったことでは 利 用 者 にト レを 感 じさせ 分 りやすさ 提 供 に 向 けては 今 後 も 鉄 道 事 業 者 取 組 み 期 待 される 続 て 次 項 では 分 りやすさ 提 供 に 焦 点 を 当 て 調 査 結 果 を 示 す (5) 電 車 に 乗 る とう 体 験 価 値 を 阻 害 する 分 りにくさ 解 決 に 向 けて ~ 地 下 鉄 場 合 ~ 東 京 都 心 部 は 地 下 鉄 JR 私 鉄 ど 複 数 路 線 交 わる 複 雑 構 造 とってる 言 葉 壁 ある ことに 加 えて 地 理 に 不 案 内 外 国 人 にとって 公 共 交 通 機 関 を 使 こすことは 容 易 ではく 分 り にく と 印 象 につってると 推 察 される 現 時 点 では 外 国 人 に 概 ね 高 評 価 を 得 てる 都 内 電 車 ではある そ 高 度 機 能 ゆえに 分 りにく と 感 じれること 電 車 に 乗 るとう 体 験 ポジティブ 価 値 を 低 減 させてしまう 懸 念 ある では 分 りやす と 感 じてもうためには 具 体 的 には 何 を 改 善 すべきだろう 改 善 ポイントを 洗 出 すために 最 も 利 用 多 った 地 下 鉄 につて 利 用 際 に 分 りにくと 感 じるプロセはどこ を 確 認 した ( 図 表 15) そ 結 果 分 りにくポイントは 目 的 地 までルートを 定 める 電 車 を 乗 り 換 える 目 的 地 に 近 出 口 を 探 す 3 点 に 集 中 してること 分 った またアメリカ 人 観 光 客 は 切 符 を 買 う プロセにつて も 分 りにく 点 としてあげてた 上 記 4 点 に 重 点 的 施 策 を 講 じることで 分 りにく と 評 価 改 善 できる 可 能 性 は 高 図 表 15 地 下 鉄 利 用 際 に 分 りにくと 感 じるプロセ ( 利 用 を 検 討 した 人 に 絞 る 複 数 回 答 ) 10/14
また 具 体 的 に 分 りにくことは 何 を 場 所 別 に 聴 取 したところ( 図 表 16) 地 下 鉄 2 種 類 ある 路 線 網 複 雑 すぎる 2 点 上 位 にあげれた 自 由 記 述 ( 図 表 17)でも 複 雑 さ につては 多 く 言 及 され てる 複 雑 路 線 情 報 を 分 りやすく 整 理 して 伝 えること 期 待 されてるとえる 図 表 16 地 下 鉄 具 体 的 に 分 りにくこと ( 利 用 を 検 討 した 人 に 絞 る 複 数 回 答 ) 図 表 17 分 りにくと 感 じたこと に 関 する 自 由 記 述 抜 粋 項 目 自 由 回 答 ( 国 名 ) ルート 選 択 地 下 鉄 路 線 あまりにも 多 くてわりづった ( 韓 国 ) 路 線 複 雑 で 観 光 客 はびびってしまうも ( 台 湾 ) ルート 複 雑 で 目 的 駅 まで 行 電 車 あり 違 う 電 車 に 乗 ってしま 降 りて 正 し 電 車 来 るまで 待 つことにった (アメリカ) 切 符 購 入 乗 り 換 え 切 符 売 り 場 に 人 多 すぎる 駅 名 前 路 線 多 すぎて 切 符 値 段 わりにく (アメリカ) 一 つ 路 線 一 日 乗 車 パを 買 った 別 路 線 で 使 えこと 分 った (アメリカ) 切 符 販 売 機 英 訳 よくくて 指 示 不 明 だった (アメリカ) 乗 り 換 え 時 分 りやす 表 示 板 や 案 内 不 備 ため 何 回 も 人 に 聞 て 確 認 しければ ず とても 不 便 ( 韓 国 ) 乗 り 換 え 時 に 場 所 わず 改 札 を 出 そうにったこともあった ( 台 湾 ) 違 う 会 社 運 営 する 電 車 メトロ 乗 り 換 えで 同 じ 切 符 使 える 分 りにくった (アメリカ) 出 口 出 口 情 報 正 確 に 案 内 されて ( 韓 国 ) 出 口 表 記 く 間 違 えて 地 下 鉄 改 札 につてしま 余 計 にお 金 を 取 れた ( 台 湾 ) 出 口 付 近 観 光 地 に 行 きた 観 光 ポットある 表 示 少 ( 台 湾 ) 駅 出 る 本 当 に 大 変 だった やっと 駅 出 れたときは 混 乱 極 みにた (アメリカ) 11/14
3. 調 査 結 果 見 えてきた 課 題 と 解 決 策 方 向 性 分 りにくとされた4つポイント( ルート 選 択 切 符 購 入 乗 り 換 え 出 口 )を 改 善 するために 今 後 は 外 国 人 観 光 客 多 く 利 用 してる (1) 路 線 図 地 図 ガイドブック (2)インターネット デバイ ( 主 としてマートフォン) (3) 交 通 パ そして 駅 構 内 や 街 中 で 道 案 内 とる(4) 案 内 表 示 における 情 報 提 供 機 能 を 高 度 化 させ それを 観 光 案 内 所 と 連 携 もと 普 及 推 進 してくこと 必 要 だと 考 え れる 以 下 それぞれにつて 取 組 み 方 向 性 を 示 す ( 図 表 18) 図 表 18 分 りにくさ 解 決 に 向 けた 取 組 み 方 向 性 概 要 外 国 人 観 光 客 躓 くポイント 解 決 するため デバイ ツール 取 組 み 施 策 方 向 性 ルート 選 択 切 符 購 入 乗 り 換 え 1 2 3 路 線 図 地 図 ガイドブック インターネット テ ハ イ (マートフォン) ICカード 型 交 通 パ 事 業 者 間 で 連 携 し 外 国 人 観 光 客 に 向 けて 情 報 を 整 理 統 合 した 共 通 路 線 図 地 図 ガイドブックを 提 供 無 料 WiFi 整 備 普 及 とあわせて 外 国 人 簡 単 に 使 えるルート 検 索 案 内 アプリ 提 供 外 国 人 向 けICカード 型 交 通 パ 普 及 と 利 用 履 歴 データ 分 析 による 外 国 人 観 光 客 マーケティング ( 特 に 空 港 駅 ) と 連 携 外 国 人 向 け 観 光 案 内 所 出 口 4 案 内 表 示 4カ 国 語 表 記 推 進 視 認 性 工 夫 事 業 者 間 でピクトグラム 共 通 化 (1) 路 線 図 地 図 ガイドブック 都 内 観 光 案 内 所 に 置 れてる 路 線 図 は 主 として 地 下 鉄 用 JR 用 私 鉄 用 とった 事 業 者 別 にってること 多 そして 各 々 路 線 図 は 網 目 ように 複 雑 に 交 差 する 各 路 線 を 詳 細 に 表 現 しており 外 国 人 観 光 客 は 路 線 網 複 雑 すぎる ために 目 的 路 線 や 駅 簡 単 に 探 せと 感 じてる 実 態 である 今 後 取 組 み 施 策 としては 訪 日 回 数 少 外 国 人 観 光 客 行 きた 観 光 目 的 地 はある 程 度 限 れてると 前 提 もと 事 業 者 枠 を 取 り 払 って 観 光 地 情 報 および 関 係 する 駅 情 報 を 整 理 統 合 した 外 国 人 観 光 客 向 け 路 線 図 地 図 ガイドブック を 作 成 し 空 港 や 駅 観 光 案 内 所 で 配 布 する こと 考 ええる 情 報 豊 富 さ と 見 やすさ 分 りやすさ を 両 立 することは 簡 単 では 作 成 プロセで 実 際 に 外 国 人 観 光 客 意 見 を 取 り 入 れてく 等 利 用 者 目 線 に 立 った 取 組 み 求 めれる (2) インターネット デバイ(マートフォン) 外 国 人 観 光 客 電 車 ルート 選 択 や 乗 り 換 え をムーズに 行 えるようにするためには 現 在 普 及 進 めれてる 無 料 WiFi 環 境 整 備 とともに 今 後 も 利 用 者 増 えてくと 考 えれるマート フォン 等 インターネット デバイで 各 自 自 国 語 で 容 易 に 路 線 を 検 索 できること 望 まし 現 状 でも 外 国 語 で 検 索 できる 路 線 探 索 サイトやアプリケーション( 以 下 アプリ)は 存 在 する そもそもア プリをイントールできてったり 知 駅 名 をアルファベット 入 力 する 際 に 間 違 えてしまった 12/14
りとった 使 勝 手 問 題 等 あり 普 及 してるとは 言 難 今 後 取 組 み 施 策 としては 無 料 WiFi 利 用 方 法 周 知 とともに 多 言 語 対 応 した 無 料 路 線 探 索 アプリを 観 光 案 内 所 で 積 極 的 にイントール 推 奨 サポートしてくこと 考 えれる 路 線 検 索 にお ては 地 下 鉄 各 駅 に 駅 ナンバリングを 付 けてるように 英 字 + 数 字 でも 入 力 できると 検 索 し やすだろう また GPS 機 能 により 現 在 地 入 力 を 簡 易 化 し 駅 構 内 ルートや 改 札 観 光 目 的 地 に 近 出 口 まで 道 りを 案 内 する 機 能 あれば 迷 路 よう 駅 構 内 で 迷 うことも 少 くる であろう (3) IC カード 型 交 通 パ 切 符 を 買 う プロセを 省 くためには 交 通 パ 利 用 鍵 である 実 際 外 国 人 観 光 客 多 く 何 交 通 パを 利 用 してる しし 発 売 されてるパ 種 類 は 多 岐 にわたっており ど 交 通 パお 得 で 便 利 分 りにく 状 況 とってる 私 鉄 + 地 下 鉄 組 み 合 わ せ 良 もしくは 2 種 類 地 下 鉄 に 乗 れるパ 良 私 鉄 や 地 下 鉄 に 関 する 十 分 情 報 を 持 って 外 国 人 観 光 客 には 自 観 光 プランに 照 し 合 わせてそれを 合 理 的 に 選 び 取 ること 難 しではだろう 外 国 人 観 光 客 Suica や PASMO 等 IC カード 型 パを 利 用 することも 可 能 だ 発 行 時 にデポジ ット 求 めれ 帰 国 時 に 残 額 を 全 て 使 切 ってければ 返 金 手 数 料 る 等 不 便 さあり 現 状 ではあまり 使 勝 手 良 とはえ また 他 交 通 パと 違 って 乗 り 放 題 ではため お 得 感 に 欠 ける 点 外 国 人 観 光 客 に 魅 力 的 に 映 可 能 性 もある 今 後 取 組 み 施 策 としては 外 国 人 観 光 客 だけ 利 用 できる IC カード 化 した 乗 り 放 題 もしくは 割 引 適 応 交 通 パ 発 行 考 えれる 発 行 拠 点 を 空 港 や 駅 観 光 案 内 所 窓 口 に 設 置 し パ ポート 提 示 によりムーズに 発 行 できること 望 まし 既 に 国 内 では IC カード 電 子 マネーで 少 額 決 済 できる 店 舗 も 増 えてるため クレジットカードによる 入 金 拠 点 を 観 光 案 内 所 や 都 内 コンビ ニ 等 に 置 けば 買 物 利 便 性 も 高 まるであろう 加 えて 乗 り 放 題 や 割 引 適 用 により 相 対 的 に 満 足 度 低 安 さ につても 評 価 改 善 期 待 できる また IC カード 化 に 伴 う 交 通 機 関 利 用 や 購 買 履 歴 は 外 国 人 観 光 客 へ 取 組 み 指 針 を 与 えてく れる 貴 重 マーケティング データとる 鉄 道 事 業 者 各 社 は 消 費 者 移 動 履 歴 をビッグデータとして 活 用 する 取 組 みを 進 めてる 事 業 者 枠 を 超 えて 履 歴 を 活 用 できる 枠 組 みを 整 備 し インバウン ド 観 光 客 に 向 けたマーケティング 施 策 につげてくこと 望 まし (4) 案 内 表 示 国 土 交 通 省 ガイドラインをふまえ 4 カ 国 語 表 記 をはじめ 街 中 案 内 表 示 を 外 国 人 観 光 客 に 分 りやすくするため 取 組 みは これまでにも 推 進 されてきた 今 後 は 東 京 近 郊 に 来 た 外 国 人 観 光 客 を 地 方 へ 誘 導 してくことも 課 題 とるため 事 業 者 間 でサイン(ピクトグラム) 統 一 を 全 国 的 に 進 めて く 等 取 組 み 求 めれる 複 数 言 語 で 表 記 は 記 述 詳 細 さ と 見 やすさ 分 りやすさ を 両 立 させること 難 し 面 もある 本 アンケート 自 由 記 述 では 案 内 文 法 おし と 指 摘 複 数 みれた 日 本 人 海 外 旅 行 先 で 不 思 議 日 本 語 案 内 をみて 苦 笑 する 経 験 はよくあること だ 道 案 内 危 険 事 項 等 で 曖 昧 表 現 は 笑 ってすまされ 場 合 もある これ 表 記 分 りやすさに 向 けては 内 容 わるネイティブ 最 終 チェックをする ことで 解 決 できることも 多 ガイドラインを 守 ることに 加 え 視 認 性 工 夫 と 最 後 にネイティブ 確 認 するひと 手 間 を 惜 しまこ 13/14
と これ 表 記 を 有 用 もとしてくために 欠 せだろう 4. 最 後 に 本 アンケートは 自 由 旅 行 で 訪 日 客 数 多 韓 国 台 湾 アメリカ 観 光 客 を 対 象 に 行 ってお り そ 他 国 観 光 客 意 見 含 まれて 今 後 は 自 由 旅 行 タイル 観 光 客 増 えてく と 思 われる 中 国 をはじめ ビザ 緩 和 による 訪 日 客 数 増 えてる 東 南 アジア 諸 国 ど そ 他 国 々 旅 行 客 意 向 を 総 合 的 に 捉 えてくこと 必 要 であろう 2020 年 東 京 オリンピック 開 催 に 向 けて 増 えつつある 交 通 インフラ 投 資 を オリンピック 後 も 見 据 え 費 用 対 効 果 面 で 有 用 もとするためには 今 後 利 用 を 促 してきた 外 国 人 観 光 客 視 点 にも 目 配 りしてく 必 要 ある 外 国 人 観 光 客 日 本 首 都 圏 公 共 交 通 機 関 へ 評 価 は 現 時 点 で 低 もでは 今 後 そ 価 値 を 速 さ 正 確 さ 安 全 性 治 安 だけでく 快 適 さ 楽 しさ 分 りやすさ とった 情 緒 的 面 におても 高 めてくことは 世 界 に 類 をみ 高 水 準 交 通 インフラをもつ 都 市 として 東 京 価 値 を 高 める 強 力 要 素 とるだろう また 快 適 さ 楽 しさ 分 りやすさ は 外 国 人 観 光 客 だけもでは 外 国 人 観 光 客 にとって 使 やす 交 通 インフラは 高 齢 者 や 子 ども 障 者 どを 含 めた 多 く 日 本 人 にとっても 利 便 性 高 も とる 国 や 自 治 体 そして 鉄 道 事 業 者 各 社 今 後 取 組 みに 期 待 した 以 上 - ご 利 用 に 際 して- 本 資 料 は 信 頼 できると 思 われる 各 種 データに 基 づて 作 成 されてます 当 社 はそ 正 確 性 完 全 性 を 保 証 するもではありません また 本 資 料 は 執 筆 者 見 解 に 基 づき 作 成 されたもであり 当 社 統 一 的 見 解 を 示 すもではありません 本 資 料 に 基 づくお 客 様 決 定 行 為 及 びそ 結 果 につて 当 社 は 一 切 責 任 を 負 ません ご 利 用 にあたっては お 客 様 ご 自 身 でご 判 断 くださます ようお 願 申 し 上 げます 本 資 料 は 著 作 物 であり 著 作 権 法 に 基 づき 保 護 されてます 著 作 権 法 定 めに 従 引 用 する 際 は 必 ず 出 所 : 三 菱 UFJリサーチ&コンサルティングと 明 記 してくださ 本 資 料 全 文 または 一 部 を 転 載 複 製 する 際 は 著 作 権 者 許 諾 必 要 ですで 当 社 までご 連 絡 下 さ 14/14