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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

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(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

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Transcription:

庁 議 資 料 報 告 平 成 27 年 4 月 1 日 政 策 部 秘 書 広 報 課 平 成 26 年 度 定 住 促 進 プロジェクトチーム 報 告 書 について 1. 基 本 的 な 考 え 方 本 市 への 流 入 人 口 の 増 加,また 人 口 流 出 の 抑 止 により, 地 域 の 活 性 化 と 住 民 生 活 の 向 上 を 推 進 するため, 定 住 促 進 施 策 について 検 討 を 行 う 2. 内 容 ( 詳 細 は 別 紙 参 照 ) (1) 平 成 25 年 度 の 人 口 の 動 き (2) 平 成 26 年 度 の 検 討 について (3)ヒアリングおよび 調 査 (4) 平 成 26 年 度 定 住 施 策 の 振 り 返 り (5) 具 体 的 施 策 の 実 施 状 況 等 (6)おわりに 更 なる 定 住 促 進 に 向 けての 課 題 については, 今 後 も 引 き 続 き, 必 要 に 応 じて, 定 住 促 進 プロジェクトチームにおいて 検 討 を 進 める 3.プロジェクトチームについて 平 成 24 年 10 月 発 足 主 に 係 長 級 のメンバー9 人 で 構 成 (メンバー) 部 名 課 名 職 名 名 前 政 策 部 総 合 政 策 課 室 長 山 平 智 宏 財 政 部 財 政 課 主 任 藤 原 雅 彦 財 政 部 税 務 課 係 長 榊 原 智 生 市 民 生 活 部 市 民 課 課 長 補 佐 藤 原 記 子 社 会 福 祉 部 子 育 て 支 援 課 主 幹 琵 琶 学 産 業 振 興 部 商 工 観 光 課 主 査 甫 喜 山 昇 平 産 業 振 興 部 農 林 水 産 課 係 長 津 田 岳 史 建 設 部 都 市 計 画 課 係 長 藤 原 孝 明 政 策 部 秘 書 広 報 課 室 長 森 野 博

平 成 26 年 度 定 住 促 進 プロジェクトチーム 報 告 書 平 成 27 年 3 月 31 日 作 成 目 次 始 めに 1 1 平 成 25 年 度 の 人 口 の 動 き 2 2 平 成 26 年 度 の 検 討 について 4 3 ヒアリングおよび 調 査 5 (1)ふるさと 回 帰 支 援 センター 5 (2) 笠 岡 市 定 住 推 進 センター 6 (3) 新 築 住 宅 調 査 8 4 平 成 26 年 度 定 住 施 策 の 振 り 返 り 10 (1) 空 き 家 改 修 費 補 助 10 (2) 新 築 向 け 太 陽 光 発 電 補 助 10 5 具 体 的 施 策 の 実 施 状 況 等 12 6 おわりに 14 1

始 めに 定 住 促 進 プロジェクトチームについて 玉 野 市 の 人 口 は 昭 和 51 年 に 8 万 人 を 超 えピークを 迎 えたのち 現 在 に 至 るまで 減 少 の 一 途 をたどっている 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 の 推 計 によれば 今 後 も 減 少 を 続 け 平 成 42 年 には 人 口 が 5 万 人 を 切 ることが 予 想 されている 人 口 減 少 は 一 般 に 以 下 のような 影 響 を 及 ぼすと 言 われている 空 き 家 の 発 生 消 費 者 の 減 少 による 商 業 販 売 額 の 低 下 人 通 りの 減 少 による 街 の 活 力 の 低 下 市 民 税 法 人 税 など 税 収 の 減 少 人 口 密 度 の 低 下 による 行 政 の 非 効 率 化 社 会 活 力 の 維 持 や 労 働 力 の 確 保 の 困 難 化 今 までの 形 のコミュニティ 維 持 の 困 難 化 結 果 として 人 口 減 少 がさらなる 人 口 減 少 を 生 む 負 のスパイラルが 生 まれかねない 人 口 減 少 は 地 方 自 治 体 の 存 在 意 義 を 左 右 する 極 めて 重 要 な 問 題 である 懸 念 されるこれらの 影 響 を 抑 止 するため 平 成 24 年 10 月 31 日 に 定 住 促 進 施 策 につ いて 検 討 を 行 うプロジェクト チームを 立 ち 上 げ 平 成 24 年 12 月 3 日 に 中 間 報 告 書 平 成 26 年 2 月 27 日 に 報 告 書 を 作 成 したところである 2

1 平 成 25 年 度 の 人 口 の 動 き 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 の 玉 野 市 の 人 口 は 63,246 人 であり 前 年 度 に 比 べて 854 人 の 減 少 ( 1.33%)であった これにより 人 口 のピークであった 昭 和 51 年 から 37 年 連 続 の 減 少 となった 平 成 24 年 7 月 1 日 から 外 国 人 住 民 が 住 民 基 本 台 帳 の 対 象 に 加 わっている 平 成 25 年 度 報 告 書 までは 岡 山 県 住 民 基 本 台 帳 人 口 を 使 用 していたが 平 成 26 年 から 岡 山 県 住 民 基 本 台 帳 人 口 は 基 準 日 を 1 月 1 日 と 定 めていることから 平 成 26 年 度 報 告 書 においては 基 準 日 が 3 月 31 日 である 玉 野 市 住 民 基 本 台 帳 人 口 を 使 用 することとし たため 前 年 人 口 統 計 と 単 純 な 比 較 はできない 平 成 25 年 度 の 人 口 動 態 については 出 生 362 人 死 亡 847 人 転 入 1447 人 転 出 1771 人 であり 自 然 減 485 人 社 会 減 324 人 と 近 年 の 傾 向 と 同 じく 自 然 減 が 社 会 減 を 上 回 っ た 棒 グラフ 折 線 棒 グラフ 住 民 基 本 台 帳 各 年 度 末 現 在 職 権 消 除 等 の 要 因 は 無 視 している 年 度 ごとの 動 態 を 表 しているため 外 国 人 を 台 帳 に 加 えた 影 響 は 本 グラフには ほとんど 見 られない 3

また 去 る 平 成 26 年 5 月 8 日 に 民 間 の 政 策 提 言 組 織 である 日 本 創 成 会 議 人 口 減 少 問 題 検 討 分 科 会 がまとめた ストップ 少 子 化 地 方 元 気 戦 略 において 市 区 町 村 別 将 来 推 計 人 口 の 報 告 があり 人 口 移 動 が 収 束 しない 場 合 2010 年 ~2040 年 の 30 年 間 で 全 国 の 自 治 体 の 約 5 割 が 20 歳 ~39 歳 の 女 性 人 口 が 半 減 するとの 試 算 を 発 表 し 玉 野 市 は 55.4% 減 少 すると 推 計 され 消 滅 可 能 性 都 市 との 位 置 づけをされている 4

2 平 成 26 年 度 の 検 討 について 平 成 25 年 度 の 報 告 書 において 施 策 の 検 討 に 際 しては 1 これから 家 を 建 てる 可 能 性 がある 会 社 勤 めの 若 い 人 2 手 に 職 を 持 って 移 住 を 考 えている 若 い 人 3 リタイア 後 の 選 択 肢 として 移 住 を 考 えている 人 などの ターゲットを 分 けて 検 討 を 進 めるべき とまとめたところであるが 上 記 のと おり 日 本 創 生 会 議 において 20 代 ~30 代 の 女 性 が 減 少 すると 推 計 されていることから 今 後 は 20 代 ~30 代 の 若 い 女 性 もターゲットに 含 めて 検 討 を 進 めることにした 420 代 ~30 代 の 若 い 女 性 平 成 26 年 度 の 報 告 書 をまとめるにあたり 類 型 1234について 総 合 的 な 知 見 を 得 るため 東 京 大 阪 で 移 住 を 支 援 する NPO の 担 当 者 へのヒアリング 県 内 でも 定 住 施 策 を 多 く 実 施 している 笠 岡 市 定 住 センターへのヒアリング 新 しい 施 策 検 討 のため 平 成 25 年 中 に 玉 野 市 内 へ 新 築 の 家 を 建 てた 人 の 調 査 を 実 施 具 体 的 施 策 の 実 施 状 況 の 検 証 などを 行 った 5

3 ヒアリングおよび 調 査 (1) 移 住 を 支 援 する NPO(ふるさと 回 帰 支 援 センター) 対 象 :NPO 法 人 ふるさと 回 帰 支 援 センター 窓 口 相 談 員 おかやま 晴 れの 国 ぐらし IJU アドバイザー ふるさと 回 帰 支 援 センター: 地 方 で 暮 らし 生 活 することを 希 望 する 都 市 生 活 者 や 定 年 退 職 者 などの ために 受 け 入 れ 体 制 や 技 術 指 導 などの 基 盤 整 備 を 目 的 に 設 立 された NPO 法 人 東 京 と 大 阪 に 事 務 所 を 構 える センター 内 には 回 帰 センターが 雇 用 する IJU アドバイザーが 常 駐 する 東 京 に 専 任 相 談 員 がいるのは 福 島 山 梨 岡 山 青 森 秋 田 ( 土 曜 日 の み) 広 島 ( 県 職 員 )の6 県 大 阪 に 専 任 相 談 員 が 駐 在 しているのは 岡 山 県 のみ 岡 山 県 主 催 等 のフェア 相 談 会 岡 山 県 は 人 気 がある 東 京 で 相 談 会 をすれば 200~300 人 前 後 の 人 が 来 場 し 大 盛 況 である このことからも 移 住 先 として 現 在 も 岡 山 県 は 注 目 されている 来 場 者 はリタイヤ 層 よりも 子 育 て 世 代 が 多 く 相 談 会 では 託 児 スペースを 設 け るなどの 対 応 を 図 っている 岡 山 市 では 行 政 岡 山 県 宅 地 建 物 取 引 業 協 会 民 間 の 人 材 派 遣 団 体 ハローワー クと 連 携 して 相 談 会 を 開 催 している 住 む 環 境 家 職 探 しなどがセットになっ ていてとても 人 気 がある また 岡 山 市 の 支 援 団 体 も 相 談 会 に 参 加 しているため 相 談 者 は 移 住 先 の 繋 がりもでき 非 常 に 心 強 い 受 入 体 制 について 岡 山 県 内 27 市 町 村 あるが 移 住 定 住 の 看 板 を 掲 げているところは 約 半 数 程 度 移 住 希 望 者 は 看 板 をかかげているところには 自 分 たちのために 時 間 をとっても らえるという 印 象 を 受 ける 移 住 相 談 窓 口 の 対 応 でその 土 地 に 移 住 を 決 意 した 人 もいる 窓 口 は 大 変 重 要 移 住 定 住 パンフレットに 関 しては 作 っていない 自 治 体 の 方 が 少 ない パンフ レットがない 自 治 体 は 移 住 希 望 者 を 受 け 入 れる 気 がないと 思 われる 久 米 南 町 里 庄 町 などのパンフレットは 温 かい 印 象 を 受 け 来 て 欲 しいのが 伝 わ る 移 住 希 望 者 からは どこの 自 治 体 が 一 番 支 援 してくれるか 子 育 てしやすいです かとの 質 問 が 多 いが 目 先 の 支 援 よりもコミュニティや 働 く 場 所 その 町 が 気 に 入 って その 先 に 支 援 があるのが 大 事 支 援 だけではリスクが 高 い 本 人 の 求 め 6

ているライフスタイルが 思 っているものと 違 っていると 定 住 には 結 びつきにくい のではないか お 試 し 住 宅 について お 試 し 住 宅 はお 願 いしたい その 土 地 の 持 つ 雰 囲 気 や 住 民 の 気 質 を 知 ってもらう ことが 重 要 だが 安 価 で 試 せるのも 大 きい ただし 実 施 している 他 市 町 村 から お 試 し 住 宅 のトラブルは 特 に 聞 いていないが 使 用 料 が 安 いため ホテル 代 わり に 使 われているとも 聞 いている 見 極 めが 難 しいが 一 つの 方 法 としてお 試 し 住 宅 活 用 期 間 中 に 空 き 家 を 見 てもらうなど 半 強 制 的 に 行 政 側 で 時 間 を 拘 束 するメ ニューを 盛 り 込 むことなどは 有 効 な 手 段 ではないか 移 住 体 験 ツアーについて 移 住 体 験 ツアーを 実 施 している 自 治 体 は 多 い 岡 山 市 は 今 年 度 実 施 したところ 募 集 人 数 の 倍 の 参 加 者 が 集 まった 津 山 市 も 単 独 でツアーを 実 施 している また 岡 山 県 でも 平 成 27 年 度 に 移 住 体 験 ツアーを 予 定 している 県 南 と 県 北 を 一 度 に 回 ることができるのは 移 住 希 望 者 にとっては 非 常 に 魅 力 的 である 大 きい 自 治 体 であれば 知 名 度 もあり 単 独 での 実 施 が 可 能 であるが 小 さい 自 治 体 となれば 知 名 度 も 低 く 募 集 に 際 しても 苦 労 することから 近 隣 自 治 体 等 と 連 携 して 実 施 することが 自 治 体 にとっても 移 住 希 望 者 にとってもメリットが あるのではないか 移 住 体 験 ツアーを 実 施 するのであれば まずは 対 象 をどこに 絞 るか シニアなの か 子 育 て 世 代 なのか シニア 世 代 であれば 空 き 家 めぐり 魚 釣 り 道 の 駅 農 園 海 岸 沿 岸 部 など 子 育 て 世 代 であれば 保 育 園 幼 稚 園 小 学 校 などの 教 育 環 境 子 育 て 環 境 など 必 ず 入 れて 欲 しいのは 民 間 支 援 団 体 先 輩 移 住 者 との 交 流 はも ちろんであるが コミュニティの 役 員 の 方 や 地 元 の 人 たちとの 交 流 が 大 事 である (2) 笠 岡 市 定 住 促 進 センターへのヒアリング 笠 岡 市 は 定 住 促 進 事 業 の 実 施 各 部 署 との 連 携 協 力 及 び 各 課 定 住 促 進 施 策 の 提 案 情 報 の 集 約 提 供 などの 業 務 を 遂 行 するため 笠 岡 市 定 住 促 進 センターを 平 成 21 年 から 開 設 しており 移 住 定 住 に 向 けた 施 策 を 県 内 で 率 先 して 実 施 しているため 今 後 玉 野 市 の 施 策 事 業 の 参 考 とするために 主 な 事 業 のヒアリングを 行 った 笠 岡 市 実 施 事 業 新 築 助 成 金 交 付 事 業 平 成 25 年 度 98 件 建 築 費 用 の 1/10( 限 度 額 100 万 円 )を 助 成 全 体 98 世 帯 357 人 3.6 人 / 世 帯 7

市 内 市 内 63 世 帯 242 人 3.8 人 / 世 帯 市 外 市 内 35 世 帯 115 人 3.28 人 / 世 帯 平 成 26 年 度 予 算 70,000 千 円 ( 当 初 50,000 千 円 +9 月 補 正 10,000 千 円 +12 月 補 正 10,000 千 円 ) 1 月 末 現 在 受 付 ( 交 付 申 請 ) 件 数 58 件 支 払 件 数 55 件 申 請 された 時 期 に 関 わらず 要 件 を 満 たしていれば 助 成 金 を 支 給 するため 予 算 不 足 に なれば 補 正 予 算 で 対 応 新 婚 世 帯 家 賃 助 成 金 交 付 事 業 平 成 26 年 度 開 始 事 業 平 成 26 年 4 月 1 日 以 降 に 婚 姻 された 新 婚 世 帯 に 対 する 家 賃 助 成 制 度 助 成 額 最 高 月 額 1 万 円 を 24 カ 月 分 年 度 ごとに 笠 岡 市 内 共 通 商 品 券 で 助 成 予 算 1,440 千 円 1 月 末 現 在 申 請 受 付 11 件 固 定 資 産 税 相 当 額 一 部 助 成 事 業 交 付 事 業 笠 岡 市 内 に 新 たに 住 宅 を 取 得 ( 新 築 購 入 )された 個 人 を 対 象 に 固 定 資 産 税 の2 分 の1 に 相 当 する 額 を 助 成 平 成 25 年 度 実 績 182 件 平 成 26 年 1 月 末 現 在 72 件 空 き 家 調 査 委 託 1. 委 託 先 特 定 非 営 利 活 動 法 人 みんなの 集 落 研 究 所 ( 岡 山 市 ) 2. 委 託 期 間 平 成 25 年 10 月 21 日 ~ 平 成 26 年 3 月 31 日 3. 委 託 料 3,126 千 円 4. 財 源 委 託 料 のうち 備 中 県 民 局 地 方 振 興 事 業 調 整 費 補 助 金 1,500 千 円 残 りは 笠 岡 市 一 般 財 源 5. 調 査 方 法 調 査 員 の 外 観 目 視 による 調 査 で 敷 地 内 への 立 入 は 禁 止 調 査 物 件 について 2 方 向 からの 写 真 撮 影 を 行 う 1 回 / 月 から1 回 /2~3 月 帰 省 空 き 家 ではない 1 回 / 年 帰 省 空 き 家 とする( 町 内 の 人 に 聞 き 取 り) 6. 調 査 結 果 空 き 家 物 件 総 数 1,833 件 うち 利 活 用 可 能 1,081 件 7. 委 託 方 法 随 意 契 約 随 意 契 約 理 由 として 緊 急 性 が 高 い 事 業 実 績 があることを 考 慮 して 随 契 とした 8

空 き 家 バンク 平 成 21 年 度 開 始 事 業 平 成 27 年 1 月 末 現 在 1. 総 登 録 件 数 82 件 2. 契 約 件 数 47 件 (うち 平 成 26 年 度 9 件 契 約 ) 3. 取 り 下 げ 件 数 11 件 4. 現 在 提 供 件 数 24 件 ( 平 成 27 年 1 月 末 現 在 ) 陸 地 部 は 市 島 嶼 部 は NPO( 島 嶼 部 は 先 行 して 空 き 家 バンクを 実 施 していたため) (3) 平 成 25 年 新 築 住 宅 調 査 県 内 の 6 自 治 体 が 住 宅 を 新 築 された 方 を 対 象 に 助 成 金 を 支 給 しており 玉 野 市 とし ても どの 程 度 の 方 が 玉 野 市 内 へ 住 宅 を 新 築 されているのかを 調 査 することにより 移 住 定 住 者 の 動 向 を 図 ることを 目 的 とし 今 後 の 定 住 促 進 施 策 の 基 礎 データの1つ とするもの 1 件 数 123 件 2 県 内 から 玉 野 市 へ 建 設 件 数 22 件 (18%) 3 県 外 から 玉 野 市 へ 建 設 件 数 6 件 ( 5%) 定 住 先 ( 地 名 ) ( 数 字 は 件 数 ) 田 井 17 日 比 2 八 浜 町 八 浜 3 築 港 4 用 吉 5 八 浜 町 波 知 2 宇 野 12 東 高 崎 7 南 七 区 1 玉 3 槌 ヶ 原 6 北 方 1 玉 原 2 迫 間 13 胸 上 1 和 田 8 木 目 1 西 田 井 地 3 御 崎 1 小 島 地 3 山 田 5 明 神 町 2 長 尾 19 後 閑 2 家 族 構 成 1 市 内 市 内 へ 転 居 95 世 帯 314 人 3.31 人 / 世 帯 2 県 内 市 内 へ 転 居 22 世 帯 63 人 2.86 人 / 世 帯 3 県 外 市 内 へ 転 居 6 世 帯 17 人 2.83 人 / 世 帯 9

新 築 傾 向 考 察 平 成 25 年 の 動 向 ではあるが 県 内 外 からというよりも 市 内 の 方 が 市 内 に 家 を 建 てる 傾 向 が 高 いことがわかった また 30 歳 代 までに 建 てられた 方 が 約 7 割 となっている また 分 譲 地 など 家 を 建 てることのできる 土 地 があるという 環 境 も 大 きな 要 因 とな っているが 田 井 宇 野 迫 間 長 尾 地 区 が 人 気 となっている 10

4 平 成 26 年 度 定 住 施 策 事 業 の 振 り 返 り 平 成 25 年 度 に 引 き 続 き 空 き 家 改 修 費 補 助 新 築 向 け 太 陽 光 発 電 補 助 の2つの 事 業 を 実 施 した 事 業 の 内 容 と 実 績 課 題 については 以 下 のとおりである (1) 空 き 家 改 修 費 補 助 ( 内 容 ) 玉 野 市 空 き 家 情 報 提 供 制 度 ( 空 き 家 バンク)を 通 じて 購 入 または 賃 貸 する 空 き 家 について 居 住 に 必 要 な 改 修 を 行 う 際 に 対 象 経 費 の 1/2( 限 度 額 50 万 円 ) を 補 助 する 制 度 ( 実 績 )4 件 ( 平 成 27 年 1 月 末 ) ( 課 題 ) 空 き 家 に 住 みたい 人 が 選 ぶことができるほどは 物 件 が 確 保 できておらず マッ チングがうまくいっていない 自 分 で 空 き 家 に 手 を 加 えたい 人 も 多 く 市 内 業 者 を 使 わなければならないこと がネックとなり 制 度 を 活 用 しない 例 がある 何 年 も 先 は 見 通 せない 中 で 改 修 物 件 に 5 年 住 まなければならないという 条 件 がハードルとなり 制 度 の 使 用 を 難 しくしている 初 期 投 資 に 必 要 な 費 用 を 捻 出 できないケースも 見 られる ( 参 考 ) 空 き 家 バンクへの 登 録 件 数 は 前 年 度 の 17 件 から 12 件 に 減 少 空 き 家 はある が 他 人 に 貸 すことに 抵 抗 があることや 荷 物 が 多 く 残 っていて 貸 すことがで きる 状 況 ではないなどの 理 由 から 空 き 家 バンクの 登 録 数 はなかなか 増 えず 現 在 も 移 住 者 が 選 べるだけの 絶 対 数 は 確 保 できていない 反 面 現 在 の 空 き 家 バンク 利 用 登 録 者 数 は 96 人 ( 延 べ 174 人 ) 今 年 度 だけで 38 人 の 登 録 があるなど 空 き 家 への 関 心 の 高 さが 伺 える (2) 新 築 向 け 太 陽 光 発 電 補 助 ( 内 容 ) 新 築 物 件 に 住 宅 用 太 陽 光 発 電 システムを 設 置 する 際 既 存 物 件 に 比 べて 1 万 円 /kw 増 額 の 3 万 円 /kw( 最 高 4kw)を 補 助 する 制 度 ( 実 績 ) 新 築 20 件 既 存 48 件 ( 平 成 27 年 1 月 末 ) ( 参 考 : 利 用 者 アンケートから) 制 度 を 知 ったきっかけ: 住 宅 メーカーの 紹 介 56% 広 報 たまの 22% 市 HP 22% システムの 導 入 動 機 : 光 熱 費 節 減 33% 売 電 収 入 22% 環 境 にやさしい 22% 住 宅 購 入 前 の 居 住 地 : 市 内 87% 市 外 13% 11

本 制 度 の 存 在 による 住 宅 新 築 の 決 断 への 影 響 : 影 響 した 13% 影 響 しなかった 37% どちらでもない 50% 定 住 人 口 増 加 を 図 る 上 で 必 要 なことは: 子 育 て 応 援 の 充 実 公 共 交 通 の 充 実 インフラ 整 備 宇 野 地 区 に 宅 地 街 灯 を 増 やす 若 者 の 遊 び 場 の 確 保 大 型 ショッピングセンターの 整 備 各 14% 12

5 具 体 的 施 策 の 実 施 状 況 等 平 成 25 年 度 の 報 告 書 で 以 下 の6つの 施 策 の 検 討 を 提 言 したが 実 施 状 況 等 は 以 下 のとお りである 1 PR 方 法 の 改 善 パンフレットの 作 成 ポータルサイトの 開 設 定 住 イベントへの 参 加 ( 実 施 状 況 ) 移 住 定 住 パンフレットを 作 成 し 移 住 定 住 希 望 者 に 玉 野 市 の 魅 力 を 発 信 し 移 住 定 住 の 促 進 を 図 った ポータルサイトの 開 設 であるが 閲 覧 件 数 の 多 い 岡 山 県 ホームページ おかやま 晴 れの 国 ぐらし において 玉 野 市 情 報 を 充 実 させることで おかやま 晴 れの 国 ぐらし に 訪 れた 移 住 定 住 希 望 者 に 玉 野 市 の 魅 力 を 知 ってもらい 玉 野 市 の PR を 実 施 し 移 住 定 住 の 促 進 を 図 った 7 月 に おかやま 交 流 定 住 フェア in 東 京 2014 1 月 に おかやま 晴 れの 国 ぐら しセミナー& 相 談 会 東 京 会 場 2 月 に 大 阪 会 場 へ 参 加 し 移 住 希 望 者 の 生 の 声 を 直 接 伺 うことにより 移 住 希 望 者 が 真 に 求 められているニーズを 正 確 に 捉 えた 今 後 も 定 住 促 進 施 策 を 推 進 し 玉 野 市 への 移 住 定 住 の 推 進 を 図 る 2 気 軽 に 農 業 を 始 められる 環 境 の 整 備 市 民 農 園 の 整 備 や 小 規 模 農 地 の 確 保 ( 実 施 状 況 ) 移 住 希 望 者 には 家 庭 菜 園 規 模 で 安 全 な 野 菜 を 作 りたいという 声 が 存 在 する こ れらの 需 要 に 対 応 するとともに 耕 作 放 棄 地 問 題 の 解 消 を 図 ることを 目 的 に 平 成 27 年 8 月 頃 の 開 設 を 目 指 し 山 田 地 内 において 約 2 千 m2(1 区 画 20~40 m2を 50 区 画 程 度 )の 市 民 農 園 を 確 保 し 移 住 定 住 の 推 進 を 図 る 3 空 き 家 改 修 費 補 助 制 度 の 改 善 ( 実 施 状 況 ) 空 き 家 の 損 傷 個 所 は 実 際 に 居 住 してみなければ 判 明 しない 部 分 が 多 い 現 在 の 制 度 は 補 助 対 象 となる 改 修 を 1 度 に 限 定 していることから 補 助 は 入 居 のための 改 修 に 対 して 受 ける 例 が 通 常 であり 結 果 として 入 居 後 の 追 加 改 修 については 補 助 が 適 用 されなくなっている そこで これらのケースに 対 応 し 制 度 をより 使 いやすいものとするため 平 成 27 年 度 から 入 居 の 契 約 日 から1 年 までの 間 で 補 助 限 度 額 (50 万 円 )までなら 13

複 数 回 の 改 修 を 補 助 できるようにすることで 入 居 後 でも 利 用 者 が 実 情 に 合 った 追 加 改 修 を 行 うことができるようになり より 制 度 の 活 用 をしやすくなることで 移 住 定 住 の 推 進 を 図 る 4 定 住 担 当 部 署 の 創 設 ( 実 施 状 況 ) これまでにもプロジェクト チームでも 検 討 してきたが 多 様 化 するニーズに 的 確 に 対 応 し 有 効 な 施 策 を 実 施 していくために 平 成 27 年 度 に 総 合 政 策 課 に 定 住 促 進 に 関 する 専 門 部 署 として 定 住 推 進 室 を 設 置 5 空 き 家 バンクの 充 実 ( 実 施 状 況 ) 移 住 に 際 して 空 き 家 物 件 の 確 保 は 重 要 な 課 題 である 平 成 27 年 1 月 末 現 在 空 き 家 バンクへの 登 録 件 数 は 前 年 度 の 17 件 から 12 件 に 減 少 しており 空 き 家 バンクの 登 録 数 はなかなか 増 えず 現 在 も 移 住 者 が 選 べる だけの 絶 対 数 は 確 保 できていない しかしながら 現 在 の 空 き 家 バンク 利 用 登 録 者 数 は 96 人 ( 延 べ 174 人 ) 今 年 度 だけで 38 人 の 登 録 があるなど 空 き 家 への 関 心 の 高 さが 伺 える 空 き 家 物 件 の 有 無 や 物 件 の 持 ち 主 については 地 域 の 方 々が 一 番 良 く 知 ってい ることから 地 域 と 連 携 した 地 域 を 巻 き 込 んだ 空 き 家 情 報 が 集 約 できる 仕 組 みづ くりの 検 討 が 必 要 である また 空 き 家 バンクの 充 実 を 図 るために NPO などへの 運 営 委 託 等 を 含 め より 良 い 運 営 方 法 の 検 討 が 今 後 も 必 要 である 6 おためし 住 宅 の 提 供 ( 実 施 状 況 ) 土 地 の 持 つ 雰 囲 気 や 住 民 の 気 質 などは 実 際 に 住 んでみなければ 把 握 できない 部 分 があり 移 住 希 望 者 は 実 際 に 短 期 間 滞 在 したいという 声 がある 移 住 者 からは 玉 野 市 は 住 んでみれば 意 外 と 便 利 でいいところ という 声 もあり 本 市 の 魅 力 を PR するうえでも おためし 住 宅 は 有 力 なツールとなり 得 る また 移 住 体 験 ツアーなどにより 本 市 に 対 して 関 心 を 持 たれた 方 に 対 して より 有 効 な 移 住 への 後 押 しになるものと 考 えられる しかしながら おためし 住 宅 を 実 施 するにあたっては 旅 館 業 法 消 防 法 建 築 基 準 法 などの 法 律 面 をクリアする 必 要 があることや 物 件 の 所 在 地 物 件 の 提 供 か 家 賃 補 助 かなど 制 度 面 でも 検 討 すべき 課 題 も 多 いことから 先 進 地 への 視 察 や 他 自 治 体 の 事 例 を 参 考 にしながら 今 後 も 研 究 検 討 を 進 めていく 14

6 おわりに 国 が 進 める 地 方 創 生 においては 地 域 に 住 む 人 々が 自 らの 地 域 の 未 来 に 希 望 を 持 ち 個 性 豊 かで 潤 いのある 生 活 を 送 ることができる 地 域 社 会 の 形 成 を 目 指 しており 各 自 治 体 は 自 らが 地 域 資 源 を 掘 り 起 こし 活 用 する 取 組 が 必 要 とされている 本 市 として 活 用 できる 地 域 資 源 は 何 か 移 住 定 住 に 向 けて 真 に 求 められているものは 何 か 対 象 を 絞 り 込 むことで 明 確 にしたターゲットマーケティング 等 を 行 うことにより 効 率 的 効 果 的 な 施 策 等 の 立 案 に 繋 げる 岡 山 県 内 他 自 治 体 でも 新 年 度 から4 5 歳 の 幼 稚 園 保 育 園 児 の 保 育 料 を 無 償 化 妊 産 婦 の 医 療 費 無 料 化 出 産 祝 金 の 増 額 など 子 育 て 世 代 を 対 象 とした 様 々な 支 援 策 を 展 開 し 移 住 者 定 住 者 の 増 加 獲 得 を 目 指 している 本 市 においては 平 成 27 年 度 に 定 住 に 関 する 相 互 の 連 携 並 びに 関 係 各 所 との 調 整 及 び 玉 野 市 への 移 住 定 住 に 関 する 総 合 的 な 相 談 窓 口 として 総 合 政 策 課 内 に 定 住 推 進 室 を 新 設 する さらに シティセールスと 併 せた 様 々な 支 援 策 の PR に 努 め 本 市 への 関 心 を 深 めて もらうことで 移 住 定 住 に 向 けて 具 体 的 に 検 討 していただくことを 目 的 に 移 住 体 験 ツ アーの 実 施 を 予 定 しており 実 際 に 本 市 を 訪 れ 自 然 環 境 交 通 手 段 教 育 施 設 市 街 地 の 利 便 性 地 域 住 民 の 人 柄 など 生 活 環 境 に 関 する 実 態 を 肌 で 感 じていただけるものと 考 えている なお 県 内 外 の 他 自 治 体 の 動 向 や 市 の 財 政 状 況 等 を 考 慮 しながら 玉 野 市 として 取 組 が 可 能 な 施 策 を 展 開 していくが 都 市 部 からの 移 住 に 際 して 重 要 なのは 人 と 人 のつながり である 引 き 続 き 行 政 議 会 地 域 コミュニティ 民 間 団 体 等 が 一 体 となり 移 住 者 を 迎 え 受 け 入 れる 体 制 の 確 保 とともに 空 気 の 醸 成 に 努 めていく 15