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Transcription:

未 来 投 資 に 向 けた 官 民 対 話 ( 第 2 回 ) 後 の 甘 利 経 済 再 生 担 当 大 臣 記 者 会 見 要 旨 日 時 : 平 成 27 年 11 月 5 日 ( 木 )18:50~19:10 場 所 : 中 央 合 同 庁 舎 8 号 館 1 階 S108 会 見 室 1. 冒 頭 発 言 第 2 回 未 来 投 資 に 向 けた 官 民 対 話 が 先 程 終 了 いたしましたので その 概 要 を 申 し 上 げます 本 日 は 議 題 1として 個 別 企 業 の 投 資 動 向 と 課 題 について また 議 題 2として 第 四 次 産 業 革 命 に 向 けた 取 組 と 課 題 について 議 論 しました 最 初 に 議 題 1として トヨタ 自 動 車 の 豊 田 社 長 より トヨタの 投 資 動 向 と 課 題 につい て 次 のような 趣 旨 のご 説 明 をいただきました 中 小 企 業 の 賃 上 げ 等 の 雇 用 環 境 向 上 が 重 要 である また 投 資 については 即 効 性 日 本 の 競 争 力 の 観 点 から 先 端 分 野 の 研 究 開 発 投 資 に 注 力 すべき 自 動 運 転 技 術 などに 取 り 組 んでいく さらには 国 内 自 動 車 市 場 の 重 要 性 について ユーザーが 負 担 する 車 体 課 税 引 下 げが 経 済 好 循 環 に 繋 がる 最 後 に 賃 上 げや 部 品 価 格 面 など 取 り 組 んでいるところで ある 次 に 議 題 2として 第 四 次 産 業 革 命 に 向 けた 取 組 や 課 題 について 民 間 参 加 者 の 方 よ り 次 のような 趣 旨 のご 説 明 がありました IoT 推 進 ラボから 第 四 次 産 業 革 命 の 中 で 国 は 制 度 設 計 していく 必 要 がある このため 各 分 野 での IoT を いち 早 く 実 現 し 規 制 改 革 などにつなげる IoT 推 進 ラボを 設 立 自 動 運 転 ドローン AI を 活 用 した 医 療 診 断 支 援 システムや 学 習 コンテンツを 提 供 する 事 業 等 を 紹 介 する ZMP から 同 社 が 行 っている 自 動 運 転 やドローンの 取 組 の 紹 介 2020 年 のオリンピック パラリン ピックでの 無 人 自 動 走 行 による 移 動 サービスの 提 供 が 可 能 となるよう それに 向 けた 実 証 実 験 を 可 能 とすることを 含 め 制 度 整 備 が 行 われることが 課 題 また ドローンについて は 大 量 のデータ 通 信 操 縦 のため 通 信 距 離 周 波 数 の 確 保 が 課 題 である アマゾンから 同 社 が 検 討 をしている 無 人 航 空 機 (ドローン)を 利 用 した 荷 物 輸 送 の 取 組 の 紹 介 ドロ ーンによる 荷 物 配 送 が 出 来 るよう 安 全 確 保 等 について 民 間 の 技 術 の 進 展 に 応 じた 柔 1

軟 な 制 度 の 運 用 整 備 が 行 われることが 必 要 セーレンから マス カスタイマイゼーションをコンセプトとした 洋 服 の 加 工 製 品 化 までを 制 御 し た 一 貫 生 産 システムによる 同 社 のパーソナルオーダーショップでの 受 注 システムを 紹 介 その 後 民 間 議 員 の 発 言 を 受 けて 自 由 討 議 を 行 いました 山 本 国 土 交 通 副 大 臣 から 今 後 車 両 の 安 全 性 を 踏 まえつつ 自 動 運 転 の 公 道 実 証 無 人 走 行 の 実 用 化 に 向 け 必 要 な 制 度 整 備 を 行 う また 無 人 航 空 機 について 先 般 航 空 法 を 改 正 したが 引 き 続 き 利 活 用 と 安 全 確 保 の 両 立 を 図 りながら 制 度 整 備 を 進 める 河 野 国 家 公 安 委 員 会 委 員 長 から バス 免 許 の 規 制 緩 和 要 望 をいただいたが 早 速 対 応 したい 自 動 運 転 の 実 証 実 験 につい ても 実 現 できるよう 当 方 に 言 っていただきたい 必 要 なジュネーブ 条 約 の 改 正 について 日 本 もワーキンググループに 入 った 前 向 きに 取 り 組 んでまいりたい 高 市 総 務 大 臣 から ドローンの 操 作 やデータの 伝 送 に 用 いる 周 波 数 帯 の 拡 大 及 び 電 波 の 出 力 引 上 げを 行 い また 携 帯 電 話 を 上 空 で 利 用 できるようにするため 年 度 内 に 方 針 を 定 め 来 年 の 夏 まで に 必 要 な 制 度 を 整 備 する また ドローンに 限 らず IoT サービスの 普 及 促 進 に 向 け 引 き 続 き 支 援 策 の 検 討 技 術 開 発 実 証 を 進 めていく とかしき 厚 生 労 働 副 大 臣 から 最 先 端 の 医 療 機 器 を 迅 速 に 提 供 することは 重 要 大 切 なのは 審 査 を 早 くして 実 用 に 早 くつながるようにすること 昨 年 薬 事 法 を 改 正 し 診 断 支 援 を 行 うソフトウェアを 単 体 で 承 認 対 象 とした 医 療 診 断 支 援 システムについても 厚 労 省 として 力 をあげて 取 り 組 んでいきたい IoT 推 進 ラボ 座 長 から スピードが 命 だと 考 えている 2020 年 をターゲットとした 取 組 が 多 く 行 われているが 5 年 で 世 の 中 は 大 きく 変 わる 人 工 知 能 は 社 会 実 装 により 実 験 したものがより 優 れたもの となる 今 般 の 第 3 次 デジタル 革 命 は 第 1 次 第 2 次 に 比 べても 影 響 が 大 きく 今 回 は 勝 たないといけない ZMP から 2

自 動 運 転 についてはスピードが 勝 負 フィンランドやオランダでは すでに 遠 隔 操 作 で バスの 自 動 運 転 を 行 っている 先 日 モーターショーで フランスの 自 動 車 メーカーから 中 国 は 規 制 がないから 一 緒 にやろうと 誘 われた 世 界 中 で 完 全 自 動 運 転 を 実 施 する 競 争 と なっている ドローンの 電 波 については 使 用 範 囲 が 広 いので 大 きなインパクトがある マンション 建 設 のくい 打 ちや 配 筋 の 問 題 を 一 気 に 解 決 できる アマゾン ドット コムから 今 回 この 官 民 対 話 に 呼 んでもらって 感 謝 する 大 変 光 栄 である 本 日 山 本 国 交 副 大 臣 高 木 経 産 副 大 臣 とすでに 会 談 し その 内 容 は 将 来 に 期 待 が 持 てるものだった 日 本 は 商 業 用 ドローンの 利 活 用 においてリードをとれると 確 信 している 経 団 連 から 政 府 には 開 発 中 の 技 術 の 実 用 化 に 向 けた 支 援 スピード 感 のある 規 制 改 革 をお 願 いし たい 民 間 としても 官 民 協 議 の 場 等 を 通 じて 課 題 の 抽 出 に 貢 献 する また 経 済 の 好 循 環 を 実 現 するため 政 府 には 経 済 波 及 効 果 の 大 きい 住 宅 や 乗 用 車 取 得 時 の 税 金 引 下 げ を 前 向 きに 検 討 して 欲 しい 日 本 商 工 会 議 所 から 取 引 価 格 の 適 正 化 を 評 価 したい IoT は 生 産 性 向 上 のために 中 小 企 業 で 今 後 活 用 されな ければならない 成 功 例 を 集 め 中 小 企 業 に 広 めていただきたい 経 済 同 友 会 から ハードウェア 型 の 産 業 を データ 駆 動 型 の 産 業 にどうやってスピードを 上 げて 変 革 させ ていくかというところに 次 なる 投 資 機 会 が 存 在 する また ヘルスケア 産 業 の 成 長 に 向 けて データの 利 活 用 と 個 人 情 報 保 護 の 両 立 医 薬 品 審 査 の 迅 速 化 等 環 境 整 備 を 進 めてほしい トヨタから トヨタ 自 動 車 は 日 本 にモノづくりを 残 したい 仕 入 れ 先 に 対 して3 年 間 転 嫁 を 行 って きた 限 界 を 迎 えつつあるので 中 小 企 業 のバックアップをお 願 いしたい 自 動 運 転 と 無 人 運 転 の 定 義 を 分 けてほしい 日 本 の 道 の 85%は 軽 自 動 車 しかすれ 違 えない 道 である そ のような 点 をよく 配 慮 いただきたい 林 経 済 産 業 大 臣 から 総 務 省 と 協 力 し IoT 推 進 コンソーシアム を 設 立 した この 枠 組 みを 通 じ 規 制 緩 和 や 資 金 支 援 等 により 日 本 企 業 に 見 られる 閉 鎖 性 を 打 破 したい また 第 四 次 産 業 革 命 による 変 革 に 向 け 官 民 で 共 有 する 新 産 業 構 造 ビジョン を 策 定 し 来 年 春 には 紹 介 したい 3

島 尻 IT 担 当 大 臣 から 自 動 走 行 については これまで ロードマップの 策 定 や 省 庁 横 断 的 な 研 究 開 発 の 推 進 に 取 り 組 んでいる 本 日 の 議 論 や 最 近 の 動 向 を 踏 まえ IT 総 合 戦 略 本 部 にて 自 動 運 転 の 実 現 時 期 を 前 倒 すべく 制 度 面 を 含 めたロードマップの 見 直 しを 進 めたい 最 後 に 総 理 から 発 言 がございましたので 御 紹 介 します 生 産 性 革 命 の 鍵 を 握 る 投 資 によって 世 界 に 先 駆 けた 第 四 次 産 業 革 命 を 実 現 します 第 四 次 産 業 革 命 はスピード 勝 負 です 自 動 走 行 ドローン 健 康 医 療 は 安 全 性 と 利 便 性 を 両 立 できる 有 望 分 野 であり 早 速 この 場 で 具 体 的 な 方 針 を 決 定 します 第 一 に 2020 年 オリンピック パラリンピックでの 無 人 自 動 走 行 による 移 動 サービスや 高 速 道 路 での 自 動 運 転 が 可 能 となるようにします このため 2017 年 までに 必 要 な 実 証 を 可 能 とすることを 含 め 制 度 やインフラを 整 備 します 第 二 に 早 ければ3 年 以 内 に ドローンを 使 った 荷 物 配 送 を 可 能 とすることを 目 指 しま す このため 直 ちに 利 用 者 と 関 係 府 省 庁 等 が 制 度 の 具 体 的 な 在 り 方 を 協 議 する 官 民 協 議 会 を 立 ち 上 げます この 場 で 来 年 夏 までに 制 度 整 備 の 対 応 方 針 を 策 定 します 第 三 に ドローンや 建 設 機 械 を より 遠 隔 地 から 操 作 したり データをやりとりしたり できるようにします このため 来 年 夏 までに 使 用 できる 周 波 数 帯 の 拡 大 や 出 力 アップ など 新 たな 電 波 利 用 の 制 度 を 整 備 します 第 四 に 3 年 以 内 に 人 工 知 能 を 活 用 した 医 療 診 断 支 援 システムを 医 療 の 現 場 で 活 用 で きるようにします このため 来 年 春 までに 医 療 診 断 支 援 ソフトウェアの 審 査 に 用 いる 新 たな 指 針 を 公 表 します 関 係 大 臣 は 安 全 性 を 確 認 しつつ 国 際 的 な 議 論 の 動 向 も 踏 まえ 具 体 的 な 制 度 設 計 に 直 ちに 着 手 してください 第 四 次 産 業 革 命 は この4 分 野 に 限 らず ものづくり 金 融 農 業 といった 幅 広 い 分 野 で 社 会 生 活 産 業 構 造 を 変 革 する 力 を 持 っています 産 業 競 争 力 会 議 等 を 経 て 次 の 成 長 戦 略 に 反 映 するよう 検 討 に 着 手 してください 本 日 は トヨタから 賃 上 げや 部 品 価 格 面 での 配 慮 などのご 努 力 について 伺 いました これまでの 取 組 に 感 謝 申 し 上 げると 共 に こうした 流 れが 産 業 界 全 体 に 広 がることを 期 待 しています 投 資 の 本 格 化 に 加 え 三 巡 目 のしっかりした 賃 上 げが 行 われなければ 経 済 の 好 循 環 は 4

実 現 できません 産 業 界 は 昨 年 の 政 労 使 合 意 を 引 き 続 き 遵 守 し 賃 上 げ 仕 入 れ 価 格 の 転 嫁 などにしっ かり 取 り 組 んで 頂 きたいと 思 います 次 回 産 業 界 としての 方 針 をお 示 しください 次 回 は 生 産 性 向 上 に 向 けた 設 備 人 材 技 術 開 発 など 産 業 界 の 具 体 的 な 投 資 拡 大 の 見 通 しと 課 題 についても 併 せて 示 して 頂 きたいと 思 います 私 からは 以 上 です 2. 質 疑 応 答 ( 問 ) 本 日 ドローンの 活 用 に 関 して 話 合 われたということで 来 月 10 日 にはドローンを 規 制 する 改 正 航 空 法 が 施 行 される 一 方 で 大 臣 としては 政 府 として 民 間 とどのように 連 携 してドローンを 普 及 させていきたいとお 考 えでしょうか ( 答 )ドローンの 最 初 の 法 律 は 安 全 性 から 規 制 するというものがでましたが 本 来 は 利 活 用 と 安 全 性 が 同 時 進 行 すべきと 考 えていました これから 安 全 に 配 慮 しながら 利 活 用 を 進 めていく 最 先 端 の 国 に 日 本 がなっていく 特 区 等 を 活 用 して 取 り 組 んでいく そこで 規 制 のあり 方 や 産 業 界 の 参 加 のあり 方 について 具 体 的 に 検 討 が 進 んでいくこ とを 期 待 する 実 社 会 に 実 装 していくことが 重 要 と 考 えております ( 問 ) 総 理 も 発 言 されていますが 賃 上 げや 投 資 をどのようなレベルで 求 めていくのか 大 臣 のご 所 感 を 教 えてください ( 答 )5 年 プラスアルファのあたりで GDP600 兆 円 を 日 本 経 済 で 実 現 するためには やはり 賃 上 げはそれにふさわしいパーセンテージで 進 めていくことが 大 事 です 重 要 なこと はその 賃 上 げが 経 済 効 果 として 企 業 に 跳 ね 返 ってくるという 認 識 をどこまでできるか ということだと 思 います 賃 上 げをしなければ 経 済 は 回 復 しませんし 企 業 業 績 は 悪 くなる 良 い 方 を 選 ぶのか 悪 くなる 方 を 選 ぶのか そういう 選 択 をしてほしいと 思 います 5