第58回規制改革会議 資料



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2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

●電力自由化推進法案

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

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目 標 を 達 成 するための 指 標 第 4 章 計 画 における 環 境 施 策 世 界 遺 産 への 登 録 早 期 登 録 の 実 現 史 跡 の 公 有 地 化 平 成 27 年 度 (2015 年 度 )までに 235,022.30m 2 施 策 の 体 系 1 歴 史 的 遺 産 とこ

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

●幼児教育振興法案

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

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セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

ア 運 営 管 理 業 務 に 関 する 事 項 管 理 事 務 所 の 使 用 に 関 すること( 電 話 金 庫 警 備 鍵 等 名 義 変 更 の 必 要 な もの( 電 気 水 道 ガス 機 械 警 備 消 防 計 画 書 危 険 物 取 扱 設 置 許 可 等 )) 年 間 行 事 予 定

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3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

 

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

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加 古 川 市 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 制 度 の 運 用 基 準 ( 概 要 ) 第 1 章 総 則 運 用 基 準 の 目 的 地 区 計 画 制 度 の 運 用 により 良 好 な 居 住 環 境 の 維 持 及 び 育 成 を 目 的 とする ( 第 1 条 )

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

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第1章 総則

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入


学校安全の推進に関する計画の取組事例

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目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

16 日本学生支援機構

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

個人住民税徴収対策会議

発 表 の 流 れ 1 事 業 概 要 2 評 価 票 の 記 載 内 容 について 3 指 標 について 4 事 業 内 容 について 5 提 案 のまとめ 2

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

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2 運 営 状 況 (1) 特 筆 すべき 事 項 ( 地 域 貢 献 の 実 績 取 組 成 果 ) 東 日 本 大 震 災 被 災 者 サポートカード 提 示 者 に 利 用 料 金 の 割 引 サービスを 行 った ま た 夏 の 節 電 家 族 でお 出 かけ 節 電 キャンペーン を 実

決 勝 を 行 う 予 選 での6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 により 上 位 18 チームを 選 び そのチームによって 決 勝 を 行 う 成 績 順 位 は 決 勝 における6 種 目 の 各 種 目 ベスト4の 得 点 総 合 計 によって 決 定 する 女 子

市街化調整区域における地区計画の

中 央 公 民 館 ( 所 在 地 日 野 本 町 ) 実 習 室 ホール 談 話 室 講 座 室 A 講 座 室 B 視 聴 覚 室 調 理 実 習 室 小 会 議 室 保 育 室 24 人 50.2m2 20 人 66.0m2 16 人 45.6m2 36 人 51

市街化区域と市街化調整区域との区分

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別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

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(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

七 の 二 自 然 公 園 法 ( 昭 和 三 十 二 年 法 律 第 百 六 十 一 号 ) 第 二 十 条 第 一 項 に 規 定 する 国 立 公 園 又 は 国 定 公 園 の 特 別 地 域 のうち 同 法 第 二 十 一 条 第 一 項 に 規 定 する 特 別 保 護 地 区 その 他

(2) 都 市 計 画 区 域 市 街 化 区 域 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 1 都 市 計 画 区 域 の 変 遷 2 市 街 化 区 域 及 び 市 街 化 調 整 区 域 の 変 遷 旧 石 巻 市 ( 単 位 :ha) ( 単 位 :ha) 変 更 都 市 計 画 区 域 行

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

記者発表資料

総合評価点算定基準(簡易型建築・電気・管工事)

Transcription:

資 料 2-1 協 同 組 合 全 日 本 通 訳 案 内 士 連 盟 1 JFG 平 成 28 年 2 月 10 日 ( 水 ) 規 制 改 革 会 議 資 料 1.

協 同 組 合 全 日 本 通 訳 案 内 士 連 盟 JFGのご 紹 介 JFGの 創 立 1982 年 日 本 初 の 通 訳 案 内 士 の 同 業 者 団 体 として 創 立 1994 年 国 土 国 交 省 の 認 可 を 得 て 協 同 組 合 として 法 人 格 取 得 JFGの 特 徴 2 705 名 全 員 が 国 家 資 格 通 訳 案 内 士 の 全 国 団 体 創 立 の 理 念 : 職 務 を 通 して 国 際 貢 献 をする 通 訳 案 内 士 の 社 会 的 経 済 的 地 位 の 向 上 と 優 秀 な 後 継 者 の 育 成 事 務 局 に 事 務 職 員 4 名 はいるが 仕 事 の 共 同 受 注 斡 旋 研 修 広 報 などすべて の 事 業 を 通 訳 案 内 士 自 身 で 行 っている 収 入 のすべてをメンバーの 組 合 員 の 研 修 や 就 業 促 進 に 使 っている(=2014 年 度 以 降 は 受 注 が 大 幅 に 伸 びたので 研 修 費 を 一 日 基 本 1000 円 に 減 額 した) 通 訳 案 内 士 による 通 訳 案 内 士 のための 団 体

JFG 組 合 員 データ 6% 5% 3%2% 2%1% 韓 国 語 22 名 ドイツ 語 37 名 スペイン 語 48 名 JFG 言 語 別 組 合 員 数 3 7% 8% フランス 語 52 名 中 国 語 58 名 英 語 500 名 66% 組 合 員 数 705 名 ( 男 性 157 名 女 性 548 名 ) 英 語 500 名 中 国 語 58 名 フランス 語 52 名 スペイン 語 48 名 ドイツ 語 37 名 韓 国 語 22 名 イタリア 語 19 名 ロシア 語 16 名 ポルトガル 語 8 名 ( 複 数 言 語 資 格 保 持 者 あり)

中 部 北 陸 7% 九 州 沖 縄 2% 53 名 中 国 1% 16 名 JFG 地 域 別 組 合 員 数 四 国 1% 北 海 道 1% 東 北 1% 関 東 関 西 4 関 西 24% 184 名 中 部 北 陸 九 州 沖 縄 中 国 関 東 63% 四 国 北 海 道 478 名 東 北 関 東 478 名 関 西 184 名 中 部 北 陸 53 名 九 州 沖 縄 16 名 中 国 6 名 四 国 9 名 北 海 道 6 名 東 北 3 名

年 代 別 組 合 員 数 年 代 別 35, 5%1% 0% 30 代, 4% 5 60 代, 31% 40 代, 21% 20 代 30 代 40 代 50 代 50 代 38% 60 代 70 代 80 代 20 代 :2 名 30 代 :32 名 40 代 :145 名 50 代 :267 名 60 代 :216 名 70 代 :35 名 80 代 :4 名

JFG 組 合 員 言 語 別 年 間 稼 働 日 数 (2014 年 度 ) JFG 言 語 別 稼 働 日 数 平 成 26 年 度 ( 単 位 : 人 ) 英 仏 独 西 伊 露 葡 中 韓 6 0 日 48 6 4 2 0 1 0 12 3 1 日 ~50 日 119 16 15 12 6 7 2 10 11 稼 働 日 数 51 日 ~100 日 71 7 3 4 2 4 2 12 0 101 日 ~150 日 47 2 3 6 2 0 1 7 1 151 日 ~200 日 22 2 0 2 1 1 0 2 0 201 日 以 上 4 1 0 0 0 0 0 1 0 *56%が 年 間 就 業 50 日 以 下 2008 年 の 観 光 庁 統 計 からあまり 改 善 していない * 組 合 員 705 名 中 就 業 参 考 表 提 出 者 数 :484 名

質 の 向 上 方 策 :JFG 研 修 会 新 合 格 者 研 修 会 ( 関 東 5 日 間 関 西 3 日 間 ) バスを 多 用 する 実 地 研 修 添 乗 業 務 とガイディングの 基 本 習 得 7 ブラッシュアップ 研 修 会 ( 関 東 と 関 西 で 開 催 ) 新 人 のデビューを 支 援 するための 内 容 プレゼンテーション 研 修 会 FIT 対 応 の 少 人 数 実 地 研 修 と 組 み 合 わせて 研 修 + 新 人 発 掘 業 務 研 修 会 ( 関 東 中 部 関 西 で 開 催 ) 現 場 ニーズに 合 ったかつ 自 主 研 修 しにくい 内 容 の 研 修 会

JFG 研 修 会 記 録 (2015~2016 2 月 ) <2016 年 関 東 > 1 月 8 日 江 戸 二 大 大 名 庭 園 めぐり 六 義 園 小 石 川 後 楽 園 1 月 13 日 富 士 箱 根 バス 研 修 ふじさんミュージアム 北 口 本 宮 冨 士 浅 間 神 社 など 1 月 28 日 名 古 屋 城 本 丸 御 殿 大 須 地 区 実 地 研 修 2 月 5 日 日 本 の 社 会 保 障 日 本 の 火 山 8 <2015 年 関 東 > 新 合 格 者 5 日 間 研 修 会 (バス3 台 うち2 台 は 英 語 特 化 ) 1 月 27 日 墨 田 区 ウォーキング 実 地 研 修 新 幹 線 と 世 界 の 高 速 鉄 道 講 義 3 月 6 日 バス 実 地 研 修 和 紙 の 里 小 川 町 埼 玉 伝 統 工 芸 会 館 紙 漉 体 験 和 紙 工 房 酒 蔵 見 学 など 7 月 3 日 和 菓 子 と 和 食 講 義 7 月 4 日 皇 室 建 築 イスラエルとユダヤ 人 講 義 7 月 ~8 月 ブラッシュアップ 研 修 会 (8 回 実 施 ): FIT 実 地 ウォーキング 研 修 コース: 皇 居 表 参 道 8 月 7 日 ブラッシュアップ 研 修 会 : 金 沢 集 中 講 座 12 月 2 日 谷 中 根 津 千 駄 木 実 地 研 修 :レクチャーと 谷 根 千 あちらこちらの 散 策 <2015 年 中 部 地 区 >1 月 19 日 飛 騨 の 宮 大 工 と 飛 騨 家 具 実 地 研 修 : 宮 大 工 の 仕 事 講 義 と 飛 騨 家 具 工 場 見 学 7 月 13 日 金 沢 市 東 茶 屋 街 にて 女 将 および 現 役 芸 妓 さんの 話 7 月 14 日 バスツアー 実 地 研 修 : 金 沢 ~JR 岐 阜 駅 五 箇 山 菅 沼 集 落 見 学 郡 上 八 幡 の 食 品 サンプル 工 房 見 学 など <2015 年 関 西 地 区 > * 新 合 格 者 3 日 間 研 修 会 2 月 20 日 アニメ マンガ 研 修 : 漫 画 家 という 職 業 イスラム 圏 におけるマンガ アニメ 表 現 事 情 6 月 17 日 姫 路 城 大 天 守 保 存 修 理 工 事 : 姫 路 城 実 地 研 修 姫 路 城 の 大 修 理 講 義 7 月 29 日 英 語 プレゼンテーション: 京 都 の 代 表 的 な 観 光 地 について または 自 由 課 題 8 月 17 日 ブラッシュアップ 研 修 会 : 芸 舞 パーティ 徹 底 攻 略 実 地 研 修 芸 妓 舞 妓 地 方 さんを 実 際 によんでの 芸 舞 パーティ 開 催 その 際 のガイドの 業 務 学 習 8 月 24 日 和 食 を 学 ぶ 研 修 : 調 理 デモンストレーションと 京 都 中 央 市 場 の 魚 の 流 通 と 美 味 しい 魚 の 見 分 け 方 講 義 12 月 2 日 角 屋 もてなしの 文 化 美 術 館 清 宗 根 付 館 八 木 邸 実 地 研 修 12 月 3 日 ブラッシュアップ 研 修 会 : FIT 実 地 ウォーキング 研 修 コース: 嵐 山 嵯 峨 野 12 月 13 日 野 鳥 観 察 と 大 覚 寺 の 研 修 : 日 本 で 楽 しむバードウォッチングと 鳥 の 基 礎 知 識 講 義 大 覚 寺 見 学 大 沢 池 周 辺 にてバードウォッチング 12 月 15 日 英 語 プレゼンテーション: 京 都 の 代 表 的 な 観 光 地 について または 自 由

JFG 研 修 会 記 録 (2014) <2014 年 関 東 地 区 > 9 * 新 合 格 者 研 修 会 5 日 間 1 月 10 日 日 本 庭 園 研 修 : 禅 の 庭 講 義 新 宿 御 苑 実 地 研 修 6 月 26 日 川 と 東 北 : 江 戸 東 京 の 河 川 講 義 イザベラ バードの 東 北 紀 行 講 義 6 月 28 日 ブラッシュアップ 研 修 会 : 皇 室 と 京 都 御 所 京 都 の 近 代 化 京 都 の 秘 密 日 本 の 秘 密 7 月 19 日 東 京 & 古 伊 万 里 研 修 : 東 京 (1964~2020)-3つの 五 輪 と 建 築 都 市 講 義 古 伊 万 里 入 門 -やきものの 基 礎 からその 歴 史 的 背 景 まで 講 義 8 月 4 日 富 士 箱 根 バス 研 修 : 富 士 吉 田 市 歴 史 民 俗 博 物 館 おし 街 散 歩 船 津 胎 内 樹 型 岡 田 博 物 館 8 月 28 日 ブラッシュアップ 研 修 会 : FITツアーの 傾 向 と 対 策 コンシェルジュからの 話 & 座 談 会 12 月 9 日 文 楽 研 修 : 文 楽 鑑 賞 二 人 三 番 叟 絵 本 太 功 記 解 説 文 楽 の 魅 力 文 楽 よもやま 話 三 味 線 方 による 文 楽 の 語 り 三 味 線 鑑 賞 のポイント <2014 年 中 部 地 区 > 1 月 22 日 伊 勢 神 宮 研 修 : 皇 學 館 大 学 佐 川 記 念 神 道 博 物 館 式 年 遷 宮 記 念 せんぐう 館 内 宮 7 月 29 日 赤 沢 自 然 休 養 林 : 職 員 による 森 林 と 式 年 遷 宮 についての 解 説 奈 良 井 宿 : 宿 場 町 案 内 <2014 年 関 西 地 区 > * 新 合 格 者 研 修 会 3 日 間 2 月 5 日 訪 日 ムスリム 受 け 入 れ 対 応 研 修 :イスラーム 入 門 講 座 ムスリム 受 け 入 れの 先 進 事 例 紹 介 ハラールメニューの 試 食 と 解 説 5 月 24 日 淀 川 の 歴 史 を 探 る 船 旅 と 中 之 島 ウォーキング: 船 旅 ( 枚 方 港 ~ 八 軒 家 ) 淀 川 資 料 館 枚 方 宿 鍵 屋 東 洋 陶 磁 美 術 館 中 之 島 ウォーキング 7 月 9 日 英 語 プレゼンテーション: 和 食 日 本 の 祭 り または 自 由 課 題 7 月 22 日 酒 と 器 : 講 演 外 国 人 から 見 た 日 本 のやきものの 魅 力 堀 野 記 念 館 見 学 講 義 と 実 演 キンシ 正 宗 の 酒 造 り 日 本 酒 のタイプ 分 類 料 理 との 相 性 について 8 月 22 日 スキルアップ 研 修 : 仏 教 ガイディング 実 地 研 修 @ 東 寺 仏 教 密 教 仏 像 空 海 等 について 12 月 1 日 ものづくりの 町 東 大 阪 工 場 見 学 日 帰 りバス 研 修 : MOBIOものづくりビジネスセンター 大 阪 講 演 小 さな 旅 館 の モノづくり 観 光 を 通 じた 地 域 活 性 化 への 取 り 組 み 2 班 に 分 かれて 町 工 場 見 学 12 月 11 日 英 語 プレゼンテーション: 日 本 の 四 季 を 紹 介 しよう 今 新 聞 で 話 題 になっている 日 本 事 象 または 自 由 課 題

通 訳 案 内 士 制 度 をめぐる 意 見 10 世 論 訪 日 客 が 急 増 しているのに 通 訳 ガイドが 不 足 しているらしい 政 府 自 治 体 早 急 に 規 制 改 革 して 特 区 ガイドを 増 やしましょう! 業 務 独 占 を 排 除 して 誰 でもガイド できるようにしましょう 旅 行 会 社 ホテル 新 人 さんでは 怖 くて 大 切 なお 客 様 には 使 え ない 旅 行 会 社 料 金 が 安 いガイ ドさんもほし い 通 訳 案 内 士 収 入 は 少 なくて も 日 本 を 紹 介 することに 誇 り を 持 っています 通 訳 案 内 士 忙 しいのは 桜 の 時 だ け!! 新 人 や 地 方 では 仕 事 がありませ ん 通 訳 案 内 士 中 国 語 と 韓 国 語 は 絶 望 的 状 況 です 若 者 通 訳 ガイドの 資 格 を 取 っ ても 生 計 がたたないらし いから 受 験 するのはや めておこう

通 訳 案 内 士 制 度 の 課 題 整 理 1. 通 訳 案 内 士 は 本 当 に 不 足 しているのでしょうか? ーー 訪 日 観 光 客 数 の 約 70%が 中 国 語 韓 国 語 圏 のお 客 様 無 資 格 添 乗 員 が 業 務 独 占 状 態 それ 以 外 の30%の 訪 日 客 の 多 くは 個 人 客 で その 多 くはスマホなどを 利 用 して 自 力 で 観 光 11 世 論 が 心 配 するほどガイドは 不 足 していません 2.アンケートなどでは 旅 行 エージェントや 関 係 各 所 もガイドが 足 りないと 回 答 していますが? 不 足 しているのは 桜 の 季 節 だけ 信 頼 できる 中 堅 以 上 のガイドではありませんか? 新 人 や 急 増 している 新 合 格 者 に 就 業 の 機 会 を 与 えてください 3. 地 方 では 通 訳 ガイドが 見 つからなくて 困 っています 地 方 で 資 格 を 取 っても 就 業 の 機 会 がないので 転 職 してしまうのです ( 石 川 県 岩 手 県 栃 木 県 山 梨 県 長 野 県 他 の 通 訳 案 内 士 団 体 からの 情 報 )

総 合 特 区 特 別 区 域 法 案 に 対 する 附 帯 決 議 平 成 23 年 通 常 国 会 / 総 合 特 別 区 域 法 案 に 対 する 附 帯 決 議 12 衆 議 院 内 閣 委 員 会 七 総 合 特 区 通 訳 案 内 士 制 度 については 地 域 における 訪 日 外 国 人 旅 行 者 ニーズを 踏 まえ 通 訳 案 内 士 法 に 基 づく 通 訳 案 内 士 及 び 外 客 誘 致 促 進 法 に 基 づく 地 域 限 定 通 訳 案 内 士 を 補 完 するこ とが 必 要 な 場 合 において 特 定 の 観 光 資 源 や 限 定 エリア 等 地 域 の 特 性 に 応 じたきめ 細 かな サービスを 提 供 するものとし 特 区 自 治 体 が 的 確 な 研 修 を 行 うことを 担 保 することにより その サービス 水 準 の 低 下 を 防 ぐこと また 総 合 特 区 通 訳 案 内 士 が 通 訳 案 内 士 法 に 基 づく 通 訳 案 内 士 及 び 外 客 誘 致 促 進 法 に 基 づく 地 域 限 定 通 訳 案 内 士 とは 別 途 の 制 度 であることについてユーザーに 的 確 に 周 知 することにより 通 訳 案 内 士 制 度 に 対 する 信 頼 が 損 なわれるようなことがないよう 万 全 を 期 すこと 参 議 院 内 閣 委 員 会 八 総 合 特 区 通 訳 案 内 士 制 度 については 地 域 における 訪 日 外 国 人 旅 行 者 のニーズを 踏 まえ 通 訳 案 内 士 の 数 が 不 足 しているなど 通 訳 案 内 士 法 に 基 づく 通 訳 案 内 士 及 び 外 客 誘 致 促 進 法 に 基 づく 地 域 限 定 通 訳 案 内 士 を 補 完 することが 必 要 な 地 域 に 限 って 実 施 するとともに 総 合 特 区 通 訳 案 内 士 の 資 格 取 得 のための 研 修 は 有 償 で 通 訳 ガイドサービスを 求 める 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の ニーズに 応 えることができる 十 分 な 密 度 の 濃 い 内 容 とし 修 了 時 に 実 力 の 判 定 を 行 うなど 通 訳 案 内 士 制 度 に 対 する 信 頼 性 の 確 保 に 努 めること なお 総 合 特 区 通 訳 案 内 士 の 資 格 を 得 て 通 訳 案 内 業 務 に 従 事 する 者 については その 経 験 と 実 績 に 適 切 に 配 慮 して 将 来 通 訳 案 内 士 試 験 を 受 験 して オールラウンドな 資 質 を 有 する 通 訳 案 内 士 となることを 奨 励 すること

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2. 有 償 の 通 訳 案 内 が 通 訳 案 内 士 の 業 務 独 占 とされていることについての 見 解 優 秀 な 通 訳 案 内 士 は 観 光 立 国 の 付 加 価 値 となる 人 口 の 減 少 する 日 本 で 将 来 訪 日 観 光 を 国 の 主 幹 産 業 に 据 えるべきですが そのためには 日 本 をアジアの 近 隣 国 よりも 魅 力 的 な 付 加 価 値 を 持 った 国 にする 必 要 があります そのため には 自 国 の 観 光 資 源 の 特 性 を 理 解 し 質 の 高 いサービスで 提 供 でき 日 本 ファンを 作 る 役 割 を 果 たせる 通 訳 案 内 士 を 確 保 し 信 頼 できる 日 本 のイメージを 維 持 することが 不 可 欠 です 実 際 訪 日 客 の 帰 国 時 に 日 本 の 感 想 を 聞 くと 日 本 人 が 親 切 で 信 頼 できたのが 一 番 印 象 に 残 った 町 は 清 潔 で 治 安 も 良 く また 来 たい と 答 える 方 がほとんどです 優 秀 な 通 訳 案 内 士 は リピーターを 増 やし 訪 日 観 光 に 貢 献 しています 通 訳 案 内 士 は 業 務 独 占 どころか 無 資 格 ガイドに 業 務 独 占 されているのが 現 実 訪 日 客 は 急 増 していますが その 70% 以 上 が 中 国 語 圏 と 韓 国 からのお 客 様 です つまり 通 訳 案 内 士 ではなく 無 資 格 ガイドが 仕 事 を 業 務 独 占 している 状 態 なのです また 昨 今 では 個 人 客 が 激 増 中 で そのほとんどがスマホなどを 利 用 してセルフガイドをしています 参 考 資 料 の 統 計 にあるように 訪 日 客 が 過 去 最 高 になった 2014 年 でさえ 通 訳 案 内 士 の 就 業 状 況 は 2008 年 の 観 光 庁 統 計 (54.5%が 就 業 年 間 30 日 以 下 )からさほど 改 善 していないことが 分 か ります ガイドが 足 りないからという 業 務 独 占 廃 止 の 理 由 が 見 当 たりません 訪 日 外 客 の 期 待 を 裏 切 らない 良 質 の 通 訳 案 内 士 の 保 護 と 日 本 の 若 者 の 雇 用 促 進 試 験 や 研 修 もなしで 誰 でもガイドの 仕 事 ができるようになれば 値 崩 れが 起 こり 若 い 世 代 が 生 業 として 成 り 立 たない 通 訳 案 内 士 を 選 択 しなくなります 2015 年 からようやく 新 人 の 就 業 機 会 も 改 善 しはじめ 参 入 を 考 える 人 も 増 えてきています その 参 入 意 欲 をそがないで ください 日 本 のイメージを 損 なう 外 国 の 無 資 格 者 の 行 為 を 正 当 化 することになる 業 務 独 占 廃 止 ではなく 日 本 の 若 者 の 雇 用 の 機 会 を 増 やし 将 来 に 渡 って 日 本 の 観 光 を 支 える 質 の 高 い 通 訳 ガイドを 育 てることが 国 益 になります また 悪 質 なガイドは 口 コミで 淘 汰 される と 言 いますが 淘 汰 されるまでにこれまで 保 たれてきた 日 本 のガイドに 対 する 信 頼 が 損 な われてしまいます 14

有 償 と 無 償 では 訪 日 外 客 の 期 待 が 天 と 地 ほど 違 う 有 償 の 通 訳 ガイドと 無 償 のボランティアに 対 する 訪 日 外 客 の 期 待 するものは 全 く 別 物 だと いうことはインバウンドを 扱 う 旅 行 会 社 は 皆 知 っています 多 少 語 学 や 知 識 に 不 足 があっ ても 無 償 なら 大 きな 問 題 になりませんが 有 償 の 場 合 は たとえ 低 価 格 のガイドであっても 他 の 観 光 先 進 国 を 訪 れたことのある 目 の 肥 えた 欧 米 などのお 客 様 の 要 求 のレベルは 高 く そのレベルに 満 たないガイドは 即 座 にクレームになり 旅 行 会 社 は 全 額 返 金 を 求 められる だけでなく 発 注 元 の 海 外 の 旅 行 会 社 からの 信 頼 を 失 います ネット 情 報 活 用 でカバーできるような 内 容 のガイドは 利 用 されない 通 訳 ガイドは 仕 事 の 依 頼 のあったところは 離 島 であっても 下 見 に 行 き 備 えるのが 常 識 です 準 備 のための 時 間 と 経 費 の 掛 かる 職 業 です そうした 覚 悟 のあるプロと ラーメンや 相 撲 に 詳 しいからと 会 社 員 の 副 業 ガイドの 質 が 同 じはずはありません またグルメツアーやショ ッピングツアーなどは 今 では 海 外 でも 地 元 民 より 詳 しいグルメやショップのネット 情 報 が 得 られます これとグーグルマップを 使 って 自 力 で 行 けるので よほどユニークなもので ないと 有 料 での 需 要 は 見 込 めません またこうした 変 動 するニーズに 対 応 するための 自 己 研 修 は 通 訳 ガイドはすでに 行 っており それに 対 応 できないガイドが 生 き 残 れるほど 甘 い 仕 事 ではありません 通 訳 案 内 士 は 訪 日 客 の 身 体 と 生 命 の 安 全 を 守 る 責 務 がある 通 訳 案 内 士 は 身 体 生 命 の 安 全 に 関 わらないので 業 務 を 独 占 させなくていいというのは 事 実 と 異 なります 私 たちには 日 本 滞 在 中 の 訪 日 客 を 地 震 や 災 害 時 に 的 確 に 誘 導 しその 身 体 と 生 命 を 守 るための 危 機 管 理 の 任 務 があり さらにはツアー 中 のけがの 防 止 のための 案 内 急 病 時 に 病 院 に 付 き 添 い 通 訳 も 務 めるなど 他 の 業 務 独 占 資 格 と 同 等 の 以 上 の 責 務 があ ります 悪 徳 な 添 乗 員 の 目 的 は 安 価 なガイド 料 ではない 悪 徳 な 添 乗 員 は 無 資 格 でガイド 料 をもらえないから 悪 徳 商 法 を 行 っているのではなく も ともと 低 いガイド 料 より 高 額 のキックバックが 目 的 で 取 り 締 まりのない 日 本 を 商 売 の 場 に 選 んでいるだけです 資 格 を 欲 しがっている 人 はいないそうです 現 在 は 周 辺 にお 店 も 何 もない 郊 外 のホテルもどきに 宿 泊 させ ホテルの 中 で 電 気 用 品 など 売 りまくって 儲 けをあ 15

げているとのことです 資 格 は 気 にしていなくても 誰 でも 有 償 ガイドができるとなれば 彼 らの 思 うつぼになります 爆 買 いはある 日 突 然 終 わる 今 の 中 国 からのツアー 料 金 は4~5 万 円 ですが 数 年 もすると 中 国 にも 良 い 品 が 出 回 った り ネットで 注 文 するようになったりして 日 本 での 爆 買 いもなくなると 言 われています そ うした 層 の 数 だけ 増 やそうとするのではなく 徐 々に 増 えている 富 裕 層 にターゲットを 絞 るべきです 富 裕 層 は 日 本 の 伝 統 産 業 やミシュランに 載 る 和 食 にも 関 心 があり 落 ち 込 んで いる 伝 統 産 業 品 を 購 入 してくれ 日 本 の 文 化 を 尊 重 し 日 本 と 中 国 の 懸 け 橋 になってくれる 人 たちです そうした 人 たちは 日 本 の 文 化 や 歴 史 をしっかり 伝 えられる 日 本 人 の 通 訳 案 内 士 をリクエストしてきます 業 務 独 占 を 外 したら そのような 人 材 は 消 滅 してしまいます 軽 井 沢 でのバス 事 故 も 中 国 人 観 光 で 運 転 手 が 足 りなくなったこと そして 規 制 緩 和 で 低 価 格 で 安 全 管 理 の 甘 い 会 社 が 増 えたことが 原 因 のひとつだと 言 われています さらには 日 本 中 の 風 光 明 媚 な 観 光 地 が 急 増 する 安 価 なバスツアーのために 過 剰 な 混 雑 駐 車 場 の 不 足 トイレの 不 足 に 悩 まされ 観 光 地 としての 魅 力 を 失 っていくところが 増 えています 数 より 質 を 重 視 した 訪 日 観 光 を 目 指 していただきたいです 中 国 からの 観 光 客 が 日 本 を 好 むのは 日 本 人 と 日 本 の 商 品 を 信 頼 しているから 中 国 の 観 光 客 が 日 本 好 きなのは 日 本 人 と 日 本 の 商 品 が 信 頼 できるからです 信 頼 できない 商 品 を 売 り 込 む 無 資 格 のガイドを 日 本 が 取 り 締 まるようになれば 日 本 への 信 頼 はもっと まして 訪 日 客 数 はもっと 伸 びるでしょう 3. 今 後 一 層 の 外 国 人 観 光 客 の 増 大 ( 量 の 変 化 )やニーズの 多 様 化 ( 変 化 )が 見 込 まれる 中 通 訳 案 内 士 がより 充 実 した 活 動 ができるようにするために 必 要 なこと 若 い 世 代 の 参 入 を 促 す 援 助 策 若 い 世 代 の 受 験 を 促 す 方 策 を 立 てる たとえば 受 験 料 ( 現 在 11,700 円 )の 免 除 や 減 額 更 には 合 格 後 の 実 務 研 修 受 講 費 用 も 国 や 地 方 で 援 助 することで 若 い 世 代 の 参 入 の 意 欲 を 高 めてください 16

ランドオペレーターへの 罰 則 設 置 通 訳 案 内 士 法 を 改 正 し 無 資 格 ガイドを 使 って 悪 徳 な 店 などに 連 れて 行 かせているランド オペレーターへの 罰 則 を 設 けてください ちょうど 今 中 国 の 春 節 ですが 今 回 当 組 合 でヒア リングをした 組 合 員 のほとんどが 仕 事 が 皆 無 だそうです 桜 の 季 節 だけでなく 冬 季 観 光 の 観 光 客 誘 致 現 在 桜 の 季 節 に 集 中 している 訪 日 キャンペーンですが 冬 の 観 光 資 源 を 開 発 し 売 り 出 すこ とで 通 年 で 就 業 が 安 定 するようになれば すでに 合 格 していて 稼 働 の 機 会 のなかった 通 訳 案 内 士 の 活 用 が 可 能 になります 更 には 地 方 への 観 光 地 活 性 にもなります 17