岐阜県技術士会7月例会のお知らせ



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0439 研究開発推進事業(防衛省所管計上)250614

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日 本 技 術 士 会 中 部 本 部 岐 阜 県 支 部 平 成 27 年 度 1 月 講 演 会 議 事 録 日 時 : 平 成 28 年 1 月 9 日 ( 土 ) 13:00~17:00 場 所 : 岐 阜 大 学 サテライト キャンパス( 岐 阜 スカイウィング37 東 棟 4 階 ) 後 援 : 岐 阜 大 学 工 学 部 岐 阜 工 業 高 等 専 門 学 校 出 席 者 : 支 部 員 21 名 他 支 部 員 8 名 一 般 1 名 計 30 名 司 会 : 富 田 渡 邉 中 部 本 部 長 挨 拶 あけましておめでとうございます 森 川 支 部 長 の 下 この 岐 阜 県 支 部 が 技 術 士 らしい 活 動 を 発 揮 され ることを 期 待 します 日 韓 技 術 士 国 際 会 議 (10 月 2 日 ~4 日 於 : 栃 木 県 日 光 )および 第 43 回 技 術 士 全 国 大 会 (11 月 13 日 ~16 日 於 : 横 浜 )が 開 催 されますので 大 勢 の 参 加 を 望 みます 森 川 岐 阜 県 支 部 長 挨 拶 と 一 般 報 告 あけましておめでとうございます 事 業 推 進 方 針 として 昨 年 に 引 き 続 き 技 術 士 の 認 知 度 向 上 を 目 指 す 具 体 的 施 策 として 1 技 術 士 活 用 の 促 進 2 技 術 士 資 質 の 向 上 3 支 部 会 員 の 拡 大 に 注 力 支 部 活 動 は 奇 数 月 の 講 演 会 を 中 心 に 展 開 一 般 の 方 が 有 料 で 参 加 したくなるような 講 演 会 を 目 指 す 岐 阜 県 支 部 のホームページ 改 定 について 会 員 の 意 見 を 取 り 入 れながら 役 員 会 で 検 討 中 岐 阜 県 士 業 連 絡 協 議 会 岐 阜 県 地 域 情 報 交 換 会 など 対 外 活 動 と 支 部 会 員 数 の 動 向 について 報 告 今 後 の 行 事 予 定 1 月 29 日 ( 金 ) 岐 阜 県 工 業 会 新 春 講 演 会 と 交 流 会 於 : 岐 阜 都 ホテル 2 月 4 日 ( 木 ) 東 海 弁 理 士 会 セミナー 3 月 5 日 ( 土 ) 日 本 技 術 士 会 中 部 本 部 岐 阜 県 支 部 平 成 27 年 度 3 月 講 演 会 3 月 24 日 ( 木 ) 岐 阜 県 士 業 連 絡 協 議 会 主 催 なんでも 相 談 フェアー 於 : 岐 阜 市 役 所 相 談 員 1 名 を 募 集 (2 月 10 日 まで) 一 般 報 告 する 森 川 委 員 長

会 員 講 演 演 題 航 空 機 産 業 の 現 状 と 国 産 旅 客 機 MRJ 講 師 : 航 空 宇 宙 部 門 田 島 暎 久 (たじま てるひさ) 氏 講 師 紹 介 :1945 年 生 まれ 2005 年 川 崎 重 工 を 定 年 退 職 2008 年 技 術 士 登 録 川 崎 重 工 ではボーイングやブ ラジル エンブラエルの 旅 客 機 の 開 発 設 計 米 国 現 地 法 人 における 国 際 営 業 などを 担 当 専 門 は 航 空 機 構 造 の 強 度 解 析 と 設 計 現 在 一 般 社 団 法 人 中 部 航 空 宇 宙 産 業 技 術 センターにおいて 航 空 宇 宙 産 業 関 連 の 中 小 企 業 支 援 事 業 に 従 事 講 演 内 容 :YS-11 以 来 半 世 紀 振 りに 復 活 した 国 産 旅 客 機 MRJが 参 入 するグローバルな 航 空 機 産 業 の 現 状 とともに MRJの 立 ち 位 置 や 競 合 相 手 などについて 概 観 する この 50 年 間 航 空 旅 客 は 世 界 の 経 済 成 長 とともに 15 年 で 倍 増 のパターン 最 近 は 特 に 中 国 がけん 引 す るアジア 太 平 洋 地 域 の 伸 びが 顕 著 これを 基 にしたボーイング 社 の 旅 客 機 需 要 予 測 によれば 今 後 20 年 間 で 38,060 機 の 旅 客 機 が 必 要 になる 他 方 旅 客 機 を 運 航 する 世 界 の 航 空 会 社 はリーマンショック 後 の 赤 字 から 黒 字 に 急 回 復 特 に 直 近 は 燃 料 安 を 追 い 風 に 空 前 の 利 益 をあげて 新 しい 機 体 を 購 入 しやすくなっている その 結 果 2014 年 はボーイングとエアバス 両 社 で 旅 客 機 を 1362 機 も 製 造 し 12,175 機 もの 受 注 残 を 確 保 している それでも 毎 年 の 製 造 機 数 を 上 回 る 受 注 があり 受 注 残 は 更 に 増 加 する 傾 向 にある 特 に 大 量 に 製 造 し 受 注 しているのは 150 人 乗 りクラスのボーイング 737 とエアバスA320 シリーズ 旅 客 機 の 価 格 は 350 人 乗 りクラスのボーイング 777 で 約 400 億 円 90 人 乗 りの MRJ で 47 億 円 もする 777 クラスの 旅 客 機 の 価 格 を 自 重 で 割 った1kg 当 たり 単 価 は 26 万 円 これに 対 して 自 動 車 は 1500 円 で 旅 客 機 の 部 品 は 自 動 車 の 170 倍 以 上 の 価 値 があり それだけコストがかかっている 旅 客 機 の 開 発 費 はサイズによるが 一 般 に 1000 億 円 ~1 兆 円 新 規 開 発 は 10 年 ~14 年 間 隔 開 発 機 関 は 早 くて 5 年 問 題 が 起 これば 787 や MRJ のように 数 年 遅 れる 採 算 分 疑 点 は 300~500 機 で 10 年 以 上 必 要 量 産 は 受 注 生 産 で 現 在 最 も 量 産 されている 737 と A320 は 月 産 42 機 将 来 は 60 機 に 増 産 の 計 画 100 人 乗 り 以 上 の 旅 客 機 メーカーは 世 界 で 米 ボーイングと 欧 州 エアバスの2 社 のみ 100 人 乗 り 以 下 の リージョナル 機 メーカーは 最 近 までカナダ ボンバルディアとブラジル エンブラエルの 2 社 のみだっ たが ロシアと 中 国 に 加 えて 日 本 のMRJが 新 規 参 入 してきた

旅 客 機 の 産 業 構 造 は 自 動 車 と 大 きく 異 なってエンジン メーカーは 機 体 メーカーと 全 く 別 会 社 航 空 機 メーカーは 新 機 種 開 発 に 際 して2~3 種 類 のエンジンを 搭 載 できるようにオプション 仕 様 にする 従 っ て 航 空 会 社 はエンジンを 選 択 して 航 空 機 メーカーと 別 契 約 でエンジンを 購 入 する 客 室 座 席 も 同 様 に 航 空 会 社 が 座 席 メーカーから 購 入 契 約 をする 着 陸 装 置 電 気 電 子 機 器 油 圧 機 器 などは 航 空 機 メーカ ーが 調 達 する 航 空 機 の 開 発 は1 社 ではリスクが 大 き 過 ぎるためパートナーを 募 って 国 際 共 同 開 発 の 事 業 形 態 をとることが 多 い パートナーは 胴 体 や 主 翼 など 大 きな 部 位 の 設 計 と 製 造 を 分 担 して その 開 発 費 と 設 備 投 資 のリスクを 請 け 負 う 日 本 の 三 菱 重 工 川 崎 重 工 富 士 重 工 は 日 本 の 国 家 プロジェクトと してボーイング 767 777 787 の 共 同 開 発 パートナーになっている 航 空 機 産 業 の 事 業 環 境 は 米 で 1978 年 から 始 まった 航 空 自 由 化 によって 様 変 わりした それ 以 前 は 高 い 運 賃 の 旅 客 機 を 利 用 する 客 は 特 別 な 人 だったが 航 空 自 由 化 によって 運 賃 の 低 価 格 化 とともに 大 衆 化 が 促 進 され 航 空 機 は 特 別 なものではなくなった 航 空 会 社 間 の 価 格 サービス 競 争 が 激 化 し 更 にエ アバスの 台 頭 によってボーイング 社 の 寡 占 状 態 が 崩 壊 して 航 空 機 も 自 動 車 並 みの 価 格 競 争 の 波 に 揉 ま れることになった 100 人 乗 り 以 上 では 米 ボーイングと 欧 州 エアバスの 販 売 合 戦 ( 価 格 競 争 )が 熾 烈 を 極 めてシェアを 半 々 に 分 け 合 っている 100 人 乗 り 以 下 のリージョナル ジェット 領 域 ではカナダ ボンバルディアとブラ ジル エンブラエルが 競 合 しているが 最 近 はエンブラエルが 優 勢 になっている ここに 参 入 したロシア は 旧 ロシアや 欧 州 を 中 心 に 販 売 実 績 を 延 ばし 中 国 は 大 きな 自 国 内 市 場 を 持 つ 日 本 のMRJは 自 国 内 市 場 が 小 さいため 海 外 販 売 が 主 体 になる ロシアや 中 国 には 製 品 力 で 勝 てるが 先 行 するボンバルディアと エンブラエルとの 販 売 競 争 には 苦 戦 を 強 いられている MRJは 開 発 の 遅 れから 市 場 投 入 が 当 初 予 定 の 2013 年 から4 年 半 遅 れの 2018 年 になり 更 に 遅 れる 可 能 性 もある 他 方 競 合 するエンブラエルはMRJと 同 じP&W 社 製 の 最 新 エンジンGTFを 搭 載 し MRJよりやや 大 きい 100 人 乗 りクラスの E190-E2 をMRJと 同 時 期 の 2018 年 に MRJと 同 サイズ で 直 接 競 合 する E175-E2 を 2020 年 に 市 場 投 入 する エンブラエルは 既 存 機 体 のエンジン 換 装 と 改 良 に つき 開 発 が 遅 れる 可 能 性 はほとんどなく MRJの 先 行 有 利 性 がなくなりつつある MRJの 最 大 受 注 先 は 米 スカイウェスト 航 空 からの 200 機 ( 確 定 100 機 + 仮 100 機 )だが エンブラエ ルも 米 スカイウェスト 航 空 から 100 機 ( 確 定 ) 受 注 しており MRJが 更 に 遅 れるとMRJの 受 注 がエ ンブラエルに 流 れてしまう MRJは YS-11 以 来 半 世 紀 振 りの 国 産 旅 客 機 開 発 になり 国 からの 開 発 補 助 金 500 億 円 に 加 えて 日 本 政 策 投 資 銀 行 から 1000 億 円 の 投 資 が 成 される 一 大 国 家 プロジェクト 旅 客 機 の 事 業 は 開 発 量 産 販 売 金 融 アフター サービスという 一 連 の 事 業 として 技 術 力 と 事 業 力 の 両 輪 がうまくかみ 合 わないと 成 功 しない 半 世 紀 前 のYS-11では 技 術 力 が 発 揮 されたが 事 業 力 がなかった 故 に 累 積 赤 字 360 億 円 を 残 して 182 機 で 生 産 終 了 した という 苦 い 経 験 がある 日 本 の 航 空 宇 宙 産 業 は 2 兆 円 弱 のマイナーな 産 業 だが 宇 宙 と 防 衛 需 要 が 横 ばいで 推 移 する 中 民 間 旅 客 機 の 伸 長 が 著 しい これはひとえにボーイング 旅 客 機 の 分 担 生 産 のおかげであり ボーイングを 最 大 顧 客 とする 日 本 の 航 空 機 産 業 はボーイングで 成 り 立 っていると 言 っても 過 言 ではない 自 動 車 では 空 洞 化 が 叫 ばれて 久 しいが それと 対 比 するなら 日 本 の 航 空 機 産 業 は 逆 空 洞 化 で 成 り 立 っている リージョナル 機 を 開 発 したロシア 中 国 は 次 の 4 ステップとして 150 人 乗 りクラスの 旅 客 機 開 発 を 行 っ ており 既 に 機 体 ができ 上 がってきた 日 本 はMRJの 次 をどうするか 最 近 の 新 聞 報 道 によれば 大 手 航 空 機 メーカーのトップは ボーイングを 顧 客 として 仕 事 をしている 以 上 そこ(ボーイングと 競 合 す る 150 人 乗 りクラス)には 踏 み 込 みたくはない と 言 明 Q&A Q: 日 本 には3 社 も 航 空 機 メーカーがあるが なぜ 諸 外 国 のように1 社 に 再 編 統 合 できないのか? A: 日 本 の 航 空 機 メーカーはボーイングやエアバスのように 航 空 機 専 業 メーカーではなく 総 合 重 工 業 の 一 部 門 になっている 今 は 航 空 機 事 業 部 門 が 稼 ぎ 頭 になっていて 切 り 離 しての 統 合 は 難 しい 過 去 には 政 府 主 導 で1 社 に 統 合 する 話 が 何 度 もあったようだ

来 賓 講 演 演 題 賢 い 脳 の 使 い 方 講 師 : 岐 阜 大 学 工 学 部 生 命 工 学 科 教 授 医 学 博 士 木 内 一 壽 (きうち かずとし) 氏 講 師 紹 介 :1950 年 生 まれ 父 親 が 川 崎 重 工 勤 務 だったので 各 務 原 市 で 育 ち 現 在 も 各 務 原 市 在 住 1969 年 岐 阜 北 高 校 卒 1974 年 早 稲 田 大 学 理 工 学 部 応 用 化 学 科 修 士 課 程 修 了 1980 年 名 古 屋 大 学 医 学 研 究 科 博 士 課 程 修 了 名 古 屋 大 学 助 手 1989 年 名 古 屋 大 学 講 師 1992 年 アメリカ 国 立 衛 生 研 究 所 留 学 1999 年 岐 阜 大 学 教 授 講 演 内 容 : 加 齢 とともに 認 知 機 能 が 落 ちていくが 脳 の 使 い 方 次 第 で ある 程 度 予 防 することができる 脳 を 上 手 くトレーニングして 生 活 の 質 (Quality of Life) を 保 つにはどうしたらよいのか? そのために は 脳 の 特 質 を 知 ることが 重 要 であり 人 間 の 脳 の 仕 組 みと 特 質 についてクイズを 入 れながら 概 説 講 演 する 木 内 教 授 脳 に 関 するクイズ1. 日 本 では 脳 に 関 する 授 業 は 大 学 生 までないが 米 国 ではいつ 頃 にあるか? 小 学 生 か 中 学 生 か 高 校 生 か? 正 解 は 小 学 生 米 国 では 小 学 校 で 脳 の 基 本 的 仕 組 みと 機 能 を 教 える コンピューターはケーブルを 通 じて 信 号 を 送 るが 脳 はニューロン ( 神 経 細 胞 )を 通 じて 100 ミリボル トのパルス 状 のデジタル 信 号 を 0.005 秒 間 隔 で 送 信 できる 優 れたコンピューター 人 の 神 経 細 胞 で 最 も 大 きなものは 座 骨 神 経 から 足 の 親 指 まで 伸 びるもので 約 1mもある 1 個 の 細 胞 神 経 細 胞 間 の 信 号 伝 達 は 間 隙 幅 が 僅 か 20~50 nm のシナプスを 40 種 類 以 上 の 化 学 物 質 ( 神 経 伝 達 物 質 )が 移 動 して 行 われる 神 経 伝 達 物 資 の 一 つであるドーパミンは 欠 乏 するとパーキンソン 病 になる 脳 に 関 するクイズ2. 人 の 脳 の 平 均 重 量 は 1.375 kg で 体 重 の 僅 か 2.44 % だが 活 動 エネルギー 合 成 の ために 体 全 体 の 何 %の 血 液 ( 酸 素 とグルコース)が 必 要 か? 正 解 は 20 % ニューロン 細 胞 内 側 の 電 位 は 外 側 を 0 mv とすると 65 mv 低 い この 電 位 差 膜 電 位 は Na + と K + の 細 胞 内 外 の 濃 度 差 で 発 生 し ニューロンは 膜 電 位 を 維 持 するために K + を 取 り 入 れて Na + を 排 出 するポン プを 常 に 動 かし 続 けねばならない ポンプを 動 かすエネルギー( 酸 素 とグルコース) 供 給 が 2~3 分 途 絶 えるだけでニューロンは 機 能 不 全 に 陥 る 脳 に 関 するクイズ3. 人 とチンパンジーの 胎 児 の 頭 蓋 骨 を 示 しているが どちらが 人 の 胎 児 か? 正 解 は 顎 の 小 さい 方 人 の 顎 は 厳 しい 環 境 に 適 応 する 進 化 の 過 程 でネオテニー 化 してチンパンジーのよう に 発 達 しなかった 人 の 頭 蓋 骨 は 1 歳 のチンパンジーより 若 い 形 状 を 保 っている 人 の 脳 は 死 ぬまで 未 完 成 これ 以 上 はダメ! と 思 うことは 脳 の 悪 い 使 い 方 で 本 当 に 何 もできなくなる 人 の 脳 の 進 化 論 的 発 達 論 として マクリーンの 三 位 一 体 説 がある 人 の 脳 は 中 心 から 外 側 に 向 かって

1 呼 吸 摂 食 など 生 命 維 持 と 種 族 保 存 を 司 る 爬 虫 類 脳 ( 脳 幹 ) 2 快 不 快 など 情 動 を 司 る 原 始 哺 乳 類 脳 ( 大 脳 辺 縁 系 ) 3 記 憶 創 造 性 など 高 次 知 的 活 動 を 司 る 新 哺 乳 類 脳 ( 大 脳 新 皮 質 )の3 層 構 造 ( 三 位 一 体 ) 最 外 層 の 大 脳 新 皮 質 は 自 我 意 識 記 憶 言 語 視 覚 聴 覚 など 場 所 によって 機 能 を 分 担 する 今 は 磁 場 を 応 用 した 機 能 的 MRI 画 像 診 断 技 術 によって 大 脳 新 皮 質 の 血 流 量 つまり 脳 の 活 動 状 況 を 見 ること が 可 能 になり それに 基 づいた 神 経 ネットワーク 理 論 が 提 唱 されている MRI 画 像 診 断 から 見 て 覚 える より 書 いて 覚 える 方 が 血 流 は 多 くなり 脳 の 活 動 が 活 発 化 することが 判 っている また 慣 れたことをするよりも 新 しいことにチャレンジする 方 が 大 脳 の 前 頭 前 野 を 活 性 化 させる 記 憶 は 情 報 内 容 によって 陳 述 的 記 憶 ( 顕 在 記 憶 : 言 葉 で 説 明 できる 記 憶 )と 非 陳 述 的 記 憶 ( 潜 在 記 憶 : 体 で 覚 える 記 憶 )に 大 きく 分 けられ 更 に 陳 述 的 記 憶 は 意 味 記 憶 エピソード 記 憶 作 業 記 憶 に 非 陳 述 的 記 憶 は 古 典 的 条 件 付 け 記 憶 手 続 き 記 憶 表 象 記 憶 に 各 々 分 類 される あら ゆる 知 識 の 記 憶 は 意 味 記 憶 顕 在 記 憶 では 視 覚 聴 覚 などで 得 られた 情 報 が 大 脳 皮 質 の 各 連 合 野 で 処 理 されて 海 馬 で 符 号 化 され た 後 再 び 大 脳 皮 質 に 戻 って 側 頭 葉 の 連 合 野 に 蓄 積 される と 考 えられている 海 馬 から 側 頭 葉 への 情 報 移 し 替 えには 睡 眠 が 重 要 な 役 割 をしている 記 憶 は 夜 作 られる と 言 われるゆえんで 睡 眠 不 足 だと 覚 えようとしたことも 忘 れてしまう また 自 分 に 興 味 があることのみ 移 し 替 えられるた め 何 事 にも 興 味 を 持 つことが 重 要 記 憶 のメカニズムを 説 明 するものとして ヘップの 学 習 則 がある 強 烈 な 印 象 など 強 い 刺 激 による 協 同 性 見 るよりも 書 いた 方 が 覚 えやすい 例 のように 弱 い 刺 激 でも 神 経 伝 達 ネットワークによって 色 々 な 部 位 に 刺 激 が 行 き 渡 ることによる 連 合 性 特 定 の 部 位 のみが 刺 激 される 入 力 特 異 性 から 成 る 記 憶 力 が 良 くなること つまり 神 経 間 の 通 りが 良 くなる とは 100mVのパルス 信 号 によるシナプス 伝 達 効 率 が 長 期 増 強 されることで 化 学 的 には 神 経 細 胞 内 へのカルシウム イオン (Ca 2+ ) 流 入 増 加 が 関 係 している Ca 2+ の 流 入 量 が 倍 になるように 遺 伝 子 操 作 で 作 られた 賢 いマウス は 記 憶 力 学 習 効 果 が 向 上 することが 実 験 で 示 された アルツハイマー 型 認 知 症 ( 認 知 機 能 障 害 )は 脳 内 タンパク 質 のアミロイドβが 凝 集 してシナプス 伝 達 障 害 を 起 こすことが 原 因 となり 発 症 する 10~20 年 前 から 始 まる その 間 に 神 経 細 胞 死 が 始 まり 軽 度 認 知 障 害 が 現 れる 神 経 細 胞 は 膨 大 な 数 があるので ある 程 度 死 んでも 残 りの 神 経 細 胞 で 機 能 維 持 する ので 無 症 状 のままとなる アミロイドβについては 岐 阜 県 から 補 助 金 を 頂 いてアミロイドβが 凝 集 す る 前 に 分 解 して 無 毒 化 する 酵 素 を 研 究 し その 成 果 を 論 文 にした 軽 度 認 知 障 害 (MCI)は 通 常 生 活 で 軽 い もの 忘 れ 程 度 だが ここで 放 っておくと 認 知 症 へ 加 速 す る 定 期 的 な 有 酸 素 運 動 が 予 防 と 改 善 に 効 果 的 である 脳 科 学 の 見 地 からは 人 としての ネオテニー

を 保 つことが 重 要 誰 もが 子 供 の 頃 に 持 っていた 好 奇 心 遊 び 好 き 想 像 力 偏 見 のなさ 何 で も 試 してみること 柔 軟 性 などを 取 り 返 して 実 践 することが 予 防 になる ( 子 供 に 還 れ ということ) 好 きこそものの 上 手 なれ の 言 葉 通 り 知 りたい という 欲 求 は 記 憶 に 影 響 を 及 ぼす 扁 桃 体 の 活 動 を 活 発 にする また 脳 は 入 力 よりも 出 力 する 時 の 方 が より 多 くの 神 経 ネットワークを 使 う 記 憶 をよくするための 生 活 習 慣 : 同 じ 時 刻 に 内 に 毎 日 希 少 する 太 陽 の 光 を 浴 び 脳 を 覚 醒 させる 朝 の 食 事 を 規 則 正 しくとり 脳 にエネルギーを 補 給 する 好 きな 運 動 を1 時 間 する 昼 食 後 午 後 2 時 までに 15 分 程 度 の 仮 眠 をとり 脳 を 休 ませる 活 動 は 午 後 10 時 半 頃 までとし 脳 に 負 担 をかけない 入 浴 し 寝 るまでの 間 リラックスする 最 低 午 後 11 時 半 までには 就 寝 する 睡 眠 時 間 は 7 時 間 半 程 度 に 規 則 正 しくとり 脳 の 海 馬 の 機 能 を 回 復 させる Q&A Q: 問 題 解 決 で 悩 んでいるときのヒラメキ について どう 考 えますか? A: 多 くの 事 象 に 接 していて 変 わったことが 起 きた 場 合 常 に 脳 の 片 隅 に 問 題 意 識 があると 発 見 につながる 潜 在 的 に 常 に 考 えていること 常 に 興 味 を 持 って 何 事 も 関 係 付 けることが 重 要 Q: 息 子 に 刺 激 を 受 けて 速 読 術 を 新 聞 の 読 み 込 みで 1 年 間 訓 練 した 結 果 ISO 審 査 の 業 務 で 効 果 があった 手 順 書 チェックリスト 検 査 票 などを 読 んで 指 摘 することが 非 常 に 短 時 間 でできるようになったが それは 脳 科 学 の 視 点 からどのような 効 果 があらわれたのか? A: 短 時 間 で 要 点 が 全 て 頭 に 入 ることによって 違 ったところだけが 見 えてくるようになったのではないか 1 年 間 の 訓 練 があったからそうなった 人 の 脳 は 鍛 えれば 鍛 えるほどよくなる 人 口 知 能 は 人 の 脳 を 超 えることはできない 人 工 知 能 の 得 意 技 はデーターを 早 く 処 理 するだけで 情 動 反 応 を 処 理 する 扁 桃 体 を 持 っていない 人 と 人 口 知 能 の 大 きな 違 いは 人 は 好 奇 心 を 持 って 自 分 で 情 報 を 選 択 して 読 み 取 れる こと Q: 認 知 症 の 血 液 検 査 は 実 用 化 されているのか? A: 本 で 読 んだだけですが ある 医 療 機 関 では 行 っているようです 詳 細 は 後 ほどお 知 らせします 後 から 木 内 先 生 から 届 いた 情 報 : 認 知 症 の 予 防 につなげる 血 液 検 査 MCI スクリーニング 検 査 を 実 施 している 岐 阜 県 内 の 医 療 機 関 は 下 記 の8 個 所 です おざわクリニック 平 林 クリニック 梅 田 クリニック 河 村 病 院 大 垣 セントラルクリニック むらせクリニック 土 岐 内 科 クリニッ おくむらメモリークリニック 講 演 では 取 り 上 げませんでしたが アルツハイマー 病 のリスク 因 子 である APOE4 の 遺 伝 子 検 査 も 同 時 にできるようです 詳 しくは MCBI のホームページ http://mcbi.jp/ にアクセスして 下 さい 以 上 田 島 記