社 会 科 学 習 指 導 案 1. 単 元 名 農 業 のさかんな 地 域 をたずねて 日 時 平 成 26 年 7 月 7 日 ( 月 ) 児 童 小 学 校 第 5 学 年 指 導 者 釧 路 教 育 研 究 所 研 究 部 2. 単 元 について (1) 教 材 観 本 単 元 にかかわる



Similar documents
4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

PowerPoint プレゼンテーション

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

01.活性化計画(上大久保)

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

<4D F736F F D A778F4B8E7793B188C45F8FAC81458ED089EF816A8DD593632E646F63>

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

●幼児教育振興法案

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

財政再計算結果_色変更.indd

スライド 1

< F2D8ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42E6A7464>

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 doc

(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

Microsoft Word - 目次.doc

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

個人住民税徴収対策会議

34 県 立 鶴 岡 工 業 高 等 校 ( 全 日 制 ) 工 業 科 ( 機 械 科 電 気 電 子 科 情 報 通 信 科 建 築 科 環 境 化 科 ) 次 のいずれかに 該 当 する 1 文 化 的 活 動 や 体 育 的 活 動 において 地 区 大 会 を 経 て 県 大 会 に 出

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

1 年 女 子 保 健 体 育 生 徒 は 主 体 的 に 授 業 に 取 り 組 んでいる しかし 周 りが 動 かないと 動 けない 場 面 が 見 られる 体 育 係 が 声 掛 けをしているが 今 後 は 体 育 係 の 声 掛 けがなくても 動 けるようにしていく 運 動 が 苦 手 な

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

Ⅰ 平 成 24 年 度 全 国 体 力 運 動 能 力 運 動 習 慣 等 調 査 について 1 調 査 の 概 要 (1) 目 的 子 どもの 体 力 が 低 下 している 状 況 にかんがみ 国 が 全 国 的 な 子 どもの 体 力 の 状 況 を 把 握 分 析 することにより 子 どもの

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

問題解決能力等の調査(小学校)

2 学 校 への 支 援 方 法 CMS(NetCommons)の 操 作 説 明 会 2-1 操 作 説 明 会 平 成 26 年 度 も 学 校 ホームページ 作 成 運 用 における 支 援 となるよう 操 作 説 明 会 を 実 施 した 基 礎 編 としてCMS(NetCommons)の

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

●電力自由化推進法案

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

第3章 健康づくりの課題と取組み

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

平 成 27 年 度 大 学 生 の 食 生 活 等 生 活 習 慣 調 査 結 果 1 目 的 平 成 25 年 3 月 に 策 定 された 健 康 日 本 21あいち 新 計 画 の 栄 養 食 生 活 分 野 の 目 標 項 目 では 2~6 歳 代 の 肥 満 者 の 割 合 と2~3 歳

2 次 は 自 分 の 製 作 計 画 に 従 って 製 作 を 進 める 縫 い 方 はミシン 縫 いを 基 本 と 必 要 に 応 じて 手 縫 いでもよいこととする 上 糸 や 下 糸 のかけ 方 や 返 縫 いの 仕 方 等 の 既 習 事 項 を 想 起 できるよ 掲 示 資 料 を 用

4 椿 小 学 校 における 受 入 体 制 (1) 週 当 たり 授 業 時 間 数 内 訳 平 成 24 年 度 学 年 在 籍 学 級 に おける 授 業 在 籍 学 級 における TTによる 授 業 国 際 学 級 における 取 り 出 し 指 導 県 費 国 際 化 県 事 業 学 校 県

第 2 節 関 連 計 画 1. 国 の 方 針 計 画 国 が 示 している 一 般 廃 棄 物 の 減 量 化 等 に 関 する 目 標 値 を 以 下 に 示 します (1) 廃 棄 物 の 減 量 その 他 その 適 正 な 処 理 に 関 する 施 策 の 総 合 的 かつ 計 画 的 な

0605調査用紙(公民)


(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

< E9197BF A959A8CA98AEE91628E9197BF>

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

PowerPoint プレゼンテーション

< F2D E58A FC8A778ED B297768D80>

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

積 極 的 な 児 童 の 発 想 や 活 動 を 引 き 出 していきたい 共 通 事 項 の 視 点 自 分 の 感 覚 や 活 動 を 通 し て 形 や 色 組 合 せ な ど の 感 じ を と ら え る こ と 形 や 色 などの 感 じを 基 に 自 分 のイメージをもつこと 4 テ


Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

東京都立産業技術高等専門学校

子 ども 手 当 の 支 給 対 象 や 支 給 額 等 の 仕 組 みはどのようになっていますか 平 成 22 年 度 の 子 ども 手 当 は 中 学 校 修 了 までの 子 ども 一 人 に つき 月 額 1 万 3 千 円 を 父 母 等 に 支 給 します 支 給 要 件 は 子 どもを

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

<4D F736F F D A6D92E894C5817A30318F5A91EE838D815B839392CA926D95B62E646F6378>

全設健発第     号

第7章

untitled

NRI学生小論文コンテスト2012 入賞論文 高校生の部

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

Taro-指導案(修正版)

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

公表表紙

は し が き

18 国立高等専門学校機構

目 次 都 市 づくりの 全 体 構 想 偏 1. 都 市 づくりの 理 念 と 目 標 1 1. 都 市 づくりの 理 念 と 将 来 像 1 2. 都 市 づくりの 目 標 とテーマ 2 3. 計 画 期 間 3 4. 将 来 人 口 フレーム 3 2. 将 来 都 市 構 造 4 1. 将 来

/ 5 ページ 身 近 な 普 通 名 詞 を 覚 えさせ 絵 カードや 言 葉 絵 本 などを 使 い 身 近 な 生 活 に 関 わる 固 有 名 詞 をマッチングさせ 集 合 名 詞 の 概 念 を 身 に 付 けさせ 普 通 名 詞 の 絵 カードや 字 単 語 カードを 見 本 に 従 っ

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

m07 北見工業大学 様式①

Microsoft Word - A04◆/P doc

(3) 研 究 副 主 題 について 豊 かな 読 解 力 を 育 てるためには 友 だちとの 学 び 合 いが 不 可 欠 である 友 だちと 読 みを 交 流 することで 自 分 の 読 みの 深 さや 浅 さを 実 感 したり 自 分 とは 違 った 読 みに 出 会 う 中 で 読 みの 幅

家 簿 記 入 者 就 業 者 別 集 結 果 ( 別 紙 1 小 参 照 ) A 夫 婦 のみの 世 帯 ( 片 働 き) では 妻 が 家 簿 記 入 者 で 夫 が 就 業 している 世 帯 が 最 も 多 く 197 世 帯 (98.5%)であった B 夫 婦 のみの 世 帯 ( 共 働 き

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

■認知症高齢者の状況

16 日本学生支援機構

「節電に対する生活者の行動・意識

01実務責任者会議資料(公表用)

自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令

 

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

大田市固定資産台帳整備業務(プロポーザル審査要項)

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

国 語 算 数 外 国 語 活 動 リズムを 感 じ 取 りながら 発 声 の 仕 方 に 気 をつけて 音 読 や 群 読 を 楽 しく 行 うことができる 漢 字 の 部 首 を 理 解 することが できる 整 数 の 加 法 減 法 乗 法 の 計 算 についての 理 解 を 深 め 確 実

世 羅 町 立 世 羅 中 学 校 下 森 憲 治 神 田 明 埜 上 千 幸 金 子 哲 菅 隆 幸 土 生 秀 子 前 由 紀 恵 世 羅 町 立 世 羅 西 中 学 校 佐 伯 邦 章 藤 原 康 治 宮 岡 英 明 湯 浅 裕 子 川 﨑 とも 子 (3) 研 究 テーマ 生 徒 の 思 考

第1学年1組 理科学習指導案

子 どもたちのバランスのよい 育 ちを 目 指 して 今 回 の 調 査 では 世 帯 年 収 が 減 って 家 計 の 厳 しさが 増 すなかで 保 護 者 が 子 どもたちの の 費 用 を 減 らしている 実 態 が 明 らかになりました 教 育 費 に 対 して 重 い 負 担 感 を 感

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

景観まちづくり教育モデル調査事業実施完了報告関係

<4D F736F F D D87817A93C197E18C8892E AA8E862E646F6378>

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

Transcription:

単 元 名 農 業 のさかんな 地 域 をたずねて 学 びの 地 図 社 会 科 学 習 指 導 案 1 時 間 目 北 海 道 東 北 地 方 が 米 作 りが 盛 んなわけを 予 想 しよ 北 海 道 米 の ゆめぴりか を 調 べて,まちの 人 にしょかい しよ ど し て お い し い の だ ろ? 2 時 間 目 米 がたくさんとれると ころはどんなところだ ろ 3 4 時 間 目 米 はどのよにできる のか 調 べよ 5 時 間 目 新 しい 米 づくりについ て 調 べよ 6 時 間 目 農 家 の 人 たちのなやみ について 知 ろ 7 時 間 目 ゆめぴりかにかかわっ ている 人 は,どんな 願 い があるのだろ ど し て た く さ ん と れ る の だ ろ? 8 9 時 間 目 ゆめぴりかのよさをチラシにまとめよ 10 時 間 目 こめしんさんにチラシをしょかいしよ

社 会 科 学 習 指 導 案 1. 単 元 名 農 業 のさかんな 地 域 をたずねて 日 時 平 成 26 年 7 月 7 日 ( 月 ) 児 童 小 学 校 第 5 学 年 指 導 者 釧 路 教 育 研 究 所 研 究 部 2. 単 元 について (1) 教 材 観 本 単 元 にかかわる 学 習 指 導 要 領 の 主 な 目 標 及 び 内 容 ( 抜 粋 )は, 次 の 通 りである 目 標 (2) 我 が 国 の 産 業 の 様 子, 産 業 と 国 民 生 活 との 関 連 について 理 解 できるよにし, 我 が 国 の 産 業 の 発 展 や 社 会 の 情 報 化 の 進 展 に 関 心 をもつよにする (3) 社 会 的 事 象 を 具 体 的 に 調 査 するとともに, 地 図 や 地 球 儀, 統 計 などの 各 種 の 基 礎 的 資 料 を 効 果 的 に 活 用 し, 社 会 的 事 象 の 意 味 について 考 える 力, 調 べたことや 考 えたことを 表 現 する 力 を 育 てるよにする 内 容 (2) 我 が 国 の 農 業 や 水 産 業 について, 次 のことを 調 査 したり 地 図 や 地 球 儀, 資 料 などを 活 用 したりして 調 べ,それらは 国 民 の 食 料 を 確 保 する 重 要 な 役 割 を 果 たしていることや 自 然 環 境 と 深 いかかわりをもって 営 まれていることを 考 えるよにする ア 様 々な 食 料 生 産 が 国 民 の 食 生 活 を 支 えていること, 食 料 の 中 には 外 国 から 輸 入 しているものがあるこ と イ 我 が 国 の 主 な 食 料 生 産 物 の 分 布 や 土 地 利 用 の 特 色 など ウ 食 料 生 産 に 従 事 している 人 々の 工 夫 や 努 力, 生 産 地 と 消 費 地 を 結 ぶ 運 輸 などの 働 き 本 単 元 は, 日 本 の 農 業 が 国 民 の 食 生 活 を 支 えていること,その 生 産 分 布 や 土 地 利 用 の 特 色, 従 事 し ている 人 々の 工 夫 や 努 力 を 理 解 し, 食 料 生 産 の 発 展 に 関 心 をもつことをねらいとしている ここでは, 主 食 である 稲 作 のさかんな 地 域 をとりあげ, 日 本 の 農 業 について 概 観 する 米 は 日 本 人 の 主 食 である しかし 近 年 の 食 の 多 様 化 による 米 の 消 費 量 の 減 少 や 作 付 面 積 の 減 少 高 齢 化 や 後 継 者 不 足 など 稲 作 農 家 がかかえる 課 題 は 少 なくない そのよな 中 で 米 づくりに 携 わ る 人 々は 単 に 効 率 よく 米 を 生 産 しているだけでなく それぞれの 地 域 の 自 然 条 件 に 働 きかけ 消 費 者 の 好 みにあったおいしい 米 をつくる 工 夫 や 努 力 をしている 本 単 元 では, 北 海 道 産 米 の ゆめぴりか に 焦 点 を 当 てて 学 習 を 進 める 北 海 道 産 米 は, 数 年 前 で は 食 味 の 評 価 が 低 かったが, 近 年 は 優 れた 評 価 を 得 られるよになった 品 種 改 良 や 生 産 の 工 夫 など 弛 まぬ 努 力 によって, 今 の 地 位 を 築 いたのである その 中 で, 代 表 的 な 銘 柄 として 生 産 されているの が ゆめぴりか である ゆめぴりか の 生 産 に 携 わる 人 々の 工 夫 や 努 力, 願 いを 追 究 することに よって, 単 元 の 目 標 を 達 成 できるとともに, 自 分 たちが 住 む 北 海 道 に 誇 りや 愛 情 をもつことができる 学 習 になると 考 える (2) 児 童 観 省 略

(3) 本 研 究 との 関 わり( 単 元 構 成 の 工 夫 ) 本 単 元 は, 日 本 の 農 業 が 国 民 の 食 生 活 を 支 えていることを 理 解 させることをねらいとしている しかし, 米 作 りのさかんな 地 域 について 調 べよ とい 課 題 を 設 定 しても, 水 田 が 身 近 にない 釧 路 地 域 に 住 む 子 どものとっては, 遠 い 地 域 のことととらえ, 意 欲 が 高 まることはない そこで,1 時 間 目 に 北 海 道 産 米 の 過 去 と 現 在 の 食 味 の 評 価 を 提 示 し, どしておいしいお 米 を 作 れるよになったのか とい 疑 問 を 抱 かせ, 次 時 以 降 の 追 究 の 見 通 しをもたせる また, 販 売 者 である こめしん に 協 力 していただき, ゆめぴりか のチラシの 作 成 を 子 どもに 依 頼 して いただき, 単 元 末 に ゆめぴりか の 魅 力 を 紹 介 するチラシを 作 成 する( 活 かす 活 用 )とい 目 的 意 識 をもたせる この 目 的 意 識 が 追 究 の 原 動 力 になると 考 える また, 学 びの 地 図 は, 子 どもたちに 単 元 の 概 観 をつかませ, 見 通 しをもって 追 究 できるよ に 常 に 教 室 に 掲 示 しておく ただ,1 時 間 目 からの 提 示 では, 学 びの 道 筋 を 教 師 が 事 前 に 作 成 する こととなり, 児 童 の 主 体 的 な 学 習 とはならない そこで, 2 時 間 目 に 学 びの 地 図 を 提 示 するこ ととする 3. 単 元 目 標 日 本 の 農 業 について 調 べ, 食 料 生 産 に 携 わる 人 々が 生 産 を 高 めるために 工 夫 や 努 力 をしているこ とや 生 産 や 輸 送 に 関 しての 費 用 や 米 の 価 格 に 目 を 向 け, 日 本 の 農 業 の 現 状 と 課 題 をとらえること ができる 4. 評 価 規 準 社 会 的 事 象 への 関 心 意 欲 態 度 社 会 的 な 思 考 判 断 表 現 観 察 資 料 活 用 の 技 能 社 会 的 事 象 についての 知 識 理 解 日 本 の 農 業 の 様 子 に 関 心 日 本 の 農 業 の 様 子 や 工 地 図 や 統 計 などの 資 料 を 農 業 が 国 民 の 食 生 活 を 支 をもち,その 様 子 や 問 題 夫, 努 力 について 調 べる 活 用 しながら, 日 本 の 農 えており, 農 産 物 の 自 給 について 意 欲 的 に 考 える ために 学 習 課 題 や 予 想 を 業 生 産 の 現 状 と 課 題 を 読 率 を 上 げることが 大 切 で とともに, 国 民 生 活 を 支 立 てて 取 り 組 み, 国 民 生 み 取 っている あることをとらえるとと えている 農 業 の 重 要 性 や 活 を 支 えている 農 業 の 重 もに, 生 産 地 と 消 費 地 を 発 展 について 考 えよと 要 性 や 自 然 環 境 との 深 い 結 ぶ 運 輸 などのはたらき している かかわりについて 考 え, について 理 解 している 適 切 に 表 現 している

5. 単 元 計 画 1 単 位 時 間 の 課 題 単 元 を 通 した 課 題 時 間 単 位 時 間 の 目 標 主 な 学 習 活 動 評 価 規 準 評 価 方 法 1 北 海 道 が 米 作 りがさか どして 北 海 道 東 北 地 方 は 米 作 りがさかんなのか 予 想 しよ んな 理 由 を 推 論 し, 単 元 北 海 道 が 主 要 な 米 の 生 産 地 であることを 知 るとともに, 米 作 りがさかんな 理 由 を 予 想 し, 単 元 の 学 習 課 題 をたて ることができる 北 海 道 や 東 北 地 方 が 米 の 主 要 な 産 地 であることを 資 料 からとら え,その 理 由 を 予 想 する の 学 習 課 題 をたて てい る ( 思 ) 北 海 道 米 の ゆめぴりか を 調 べて,まちの 人 にしょかい しよ 2 3 4 5 米 がたくさんとれるところはどんなところだろ 旭 川 市 の 様 子 を 写 真 や 地 旭 川 市 の 写 真 や 気 候 のグラフか 図,グラフなどで 調 べ, 土 地 ら, 米 作 りに 適 した 条 件 をとらえ や 気 候 の 特 色 が 米 作 りに 適 る した 自 然 条 件 であることを とらえることができる 米 はどのよにできるのか 調 べよ 稲 作 農 家 の 1 年 間 の 仕 事 に 米 暦 から 1 年 を 通 した 農 家 の 営 ついて 調 べ, 米 作 りにおける みをとらえる 工 夫 や 努 力 についてとらえ ることができる 新 しい 米 づくりについて 調 べよ 稲 作 の 生 産 性 向 上 に 向 けた 農 業 の 機 械 化 や 品 種 改 良 などの 農 家 の 人 たちの 工 夫 や 努 力 生 産 性 の 向 上 に 向 けた 取 り 組 みに についてとらえることがで ついて 資 料 を 通 してとらえる きる 写 真 やグラフから, 田 への 土 地 利 用 の 多 さや, 川 や 山 などの 適 した 自 然 条 件 が 備 わっていること を 読 み 取 っている ( 技 ) 農 家 の 人 たちが, 米 作 りでどのよな 仕 事 をし ているのかを 理 解 してい る( 知 ) 稲 の 成 長 の 条 件 や 農 家 の 人 たちの 工 夫 や 努 力 に 気 付 き 表 現 している ( 思 ) 米 の 生 産 量 が 向 上 した 理 由 を 米 作 りの 工 夫 や 努 力 とか かわ らせて 予 想 し, 表 現 している ( 思 )

6 7 8 9 10 農 家 の 人 たちのなやみについて 知 ろ グラフを 読 み 取 り, 稲 作 農 農 業 生 産 者 の 推 移 や 耕 地 利 用 の 家 の 悩 みや 問 題 について 理 変 化 から 農 業 の 現 状 についてとら 解 することができる える ゆめぴりかにかかわっている 人 は,どんな 願 いがあるのだろ 農 家 の 人 々の 喜 びや 米 作 り 米 作 りに 励 む 人 たちの 思 いや 願 にかける 思 いについてとら いを 調 べ, 農 業 の 大 切 さについて えることができる とらえる ゆめぴりかのよさをチラシにまとめよ ゆめぴりかの 紹 介 を 通 し 前 時 までに 学 習 したゆめぴりか て, 稲 作 農 家 の 営 みや 自 分 の にかかわる 農 家 の 人 たちの 取 り 組 生 活 との 関 連 についてまと みや 思 いについてまとめる めることができる こめしんさんにチラシをしょかいしよ 自 分 たちが 学 習 した 内 容 に グループでまとめたチラシをこ ついて, 理 解 してもらえるよ めしんさんに 紹 介 する に 伝 えることができる グラフから 生 産 者 の 減 少 などの 農 業 の 課 題 を 読 み 取 っている ( 技 ) 生 産 者 の 減 少 や 食 の 多 様 化 など, 農 家 の 抱 える 問 題 や 取 り 組 みについて 理 解 している ( 理 ) 稲 作 農 家 の 人 たちの 思 いや 願 いから 米 作 りが 自 分 たちの 生 活 に 深 くかか わ って いる ことに 気 付 き, 表 現 している ( 思 ) 米 作 りのよさや 農 家 の 人 たちの 営 みに 対 して 意 欲 的 にまとめている ( 関 ) 学 習 した 内 容 を 絵 や 図 を 用 いて,わかりやすく 伝 え よ と し て い る ( 関 ) 5. 本 時 の 学 習 について (1) 本 時 の 目 標 北 海 道 が 主 要 な 米 の 生 産 地 であることを 知 るとともに, 米 作 りがさかんな 理 由 を 推 論 し, 単 元 の 学 習 課 題 をたてることができる ( 思 考 判 断 表 現 ) (2) 本 研 究 との 関 わり( 学 習 展 開 の 工 夫 ) 本 時 の 思 考 する 姿 は 推 論 を 設 定 した 推 論 とは, 学 習 問 題 やめあてを 生 活 学 習 経 験 の 事 実 を 基 に 推 し 量 る 思 考 である ( 釧 研 紀 要 67 集 ) 北 海 道 が 稲 作 がさかんな 理 由 について 推 論 する 本 時 は, 単 元 を 通 した 課 題 をつかみ, 次 時 以 降 の 学 習 の 見 通 しをもつことを 大 きなねらいとしてい る しかし, 何 の 手 がかりもなしに 北 海 道 が 稲 作 がさかんな 理 由 について 推 論 するのは 児 童 にとって は 大 変 難 しいものである そこで, 本 時 の 学 習 では, 米 がたくさんとれる 理 由 や おいしい 米 を 作 ることができる 理 由 について 資 料 などをもとに 時 間 をかけて 考 えていく そのことにより, 授 業 後 半 の 推 論 する 場 面 では, 一 人 一 人 が 稲 作 がさかんな 理 由 について 推 論 し, 学 習 課 題 をたてることが できると 考 える

(3) 本 時 の 展 開 (1/10) 学 習 学 習 活 動 過 程 北 海 道 や 東 北 地 方 が 米 作 りがさかんな 地 域 であると いことをつかみ, 本 時 の 課 題 について 把 握 する 気 47 都 道 府 県 でお 米 がとれるんだ 付 北 海 道 や 東 北 がたくさんとれるんだ く どして 北 海 道 東 北 地 方 は 米 作 りがさかんなのか 予 想 しよ 教 師 の 支 援 評 価 様 々な 地 域 で 自 然 条 件 に 適 した 営 み がなされていることを 写 真 を 用 いて 伝 える 教 科 書 の 地 図 を 用 いて 北 海 道 や 東 北 地 方 がさかんにおこなわれていること をつかむ 考 え る 北 海 道 や 東 北 がたくさん 米 がとれる 理 由 について 予 想 する 北 海 道 や 東 北 は 寒 い 地 域 だからかな きっと 土 地 が 広 いからだ 地 図 を 見 ると 川 が 多 いな 地 図 帳 を 開 いて 地 形 や 土 地 利 用 をと らえさせる 北 海 道 米 がおいしくなった 理 由 について 予 想 する 品 種 改 良 があったからだ 作 り 方 を 変 えたのかな 一 生 懸 命 手 をかけたから 食 味 ランキングを 伝 え, 北 海 道 米 の 評 価 が 高 まったことをつかませる 単 元 の 学 習 課 題 をつかむ 単 元 を 通 した 課 題 をつかむ 北 海 道 米 の ゆめぴりか を 調 べて,まちの 人 にし ょかいしよ ビデオレターでゆめぴりかを 紹 介 するチラシの 依 頼 をしていただく 納 得 す る こめしんさんに 張 るチラシをつくるのか ゆめぴりかについて 勉 強 しなくちゃいけないな 次 時 以 降 学 習 する 学 習 課 題 をたてる 北 海 道 が 米 作 りがさかんな 理 由 は, 涼 しい 気 候 のせ いだと 思 だから, 米 を 作 っている 地 域 の 気 候 につ いて 学 習 していきたい 北 海 道 が 米 作 りがさかんな 理 由 は, 農 家 の 方 ががん ばっているからだと 思 だから,お 米 を 作 っている 人 がどんなことをしているのかについて 学 習 していき たい 学 習 課 題 をたてる 際 の 参 考 となるよ な 板 書 とする 児 童 が 学 習 課 題 を 書 きやすいよ 書 き 方 の 型 を 示 す < 評 価 > 北 海 道 が 米 作 りがさかんな 理 由 を 推 論 し, 単 元 の 学 習 課 題 をたてている ( 思 )