PMBOKの 基 礎 知 識 基 本 的 用 語 9つの 知 識 エリア
1. 基 本 用 語 ステークホルダー プロジェクトの 実 行 あるいは 完 了 によって 自 らの 利 益 に 影 響 が 出 る 人 や 組 織 プロジェクト スポンサー 財 政 的 資 源 を 提 供 する 人 組 織 会 社 の 担 当 役 員 や 部 長 職 以 上 のプロジェクトに 関 わる 予 算 に 責 任 を 持 つ 人 プロジェクトに 対 して 資 金 を 提 供 する 企 業 プロジェクト マネジャー プロジェクトのマネジメントに 責 任 を 持 つ 人 プロジェクトマネジメント チーム プロジェクトマネジメントの 作 業 に 関 わる 人 プロジェクト チーム メンバー マネジャーの 指 示 に 従 い 目 標 に 向 けて 作 業 を 行 う 人
基 本 用 語 要 素 成 果 物 プロジェクトで 作 成 する 測 定 可 能 な 成 果 や 結 果 サービス プロジェクトマネジメント プロセス 目 標 を 達 成 させるために 実 行 される 一 連 のアクティビティ プロセス 群 PMBOKでは44のプロセスを 定 義 立 上 げプロセス 群 計 画 プロセス 群 実 行 プロセス 群 監 視 コントロール プロセス 群 終 結 プロセス 群
基 本 用 語 プロジェクト フェーズおよびプロジェクト ライフサイクル 例 : 情 報 システム 開 発 計 画 フェーズ 要 件 定 義 フェーズ 設 計 開 発 フェーズ テスト 移 行 フェーズ 運 用 保 守 フェーズ コストや 要 員 数 : 少 多 急 減 失 敗 するリスク: 最 大 暫 時 低 下 ステークホルダーがプロジェクトに 及 ぼす 影 響 : 最 大 漸 低 下
基 本 用 語 9つの 知 識 エリア プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト スコープ マネジメント プロジェクト タイム マネジメント プロジェクト コスト マネジメント プロジェクト 品 質 マネジメント プロジェクト 人 的 資 源 マネジメント プロジェクト コミュニケーション マネジメント プロジェクト リスク マネジメント プロジェクト 調 達 マネジメント 段 階 的 詳 細 化 初 期 段 階 : 大 まかな 定 義 進 行 に 従 って: 詳 細 化
2.プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクトが 認 可 され 終 結 するまでの7つのプロセス プロジェクト 憲 章 作 成 [ 立 上 げ] プロジェクト スコープ 記 述 暫 定 版 作 成 [ 立 上 げ] プロジェクトマネジメント 計 画 書 作 成 [ 計 画 ] プロジェクト 実 行 の 指 揮 マネジメント [ 実 行 ] プロジェクト 作 業 の 監 視 コントロール[ 監 視 コントロール] 統 合 変 更 管 理 [ 監 視 コントロール] プロジェクトの 終 結 [ 終 結 ]
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト 憲 章 作 成 目 的 :さまざまな 理 由 から 起 案 されたプロジェクト 案 を 精 査 選 定 し その 内 容 を 憲 章 としてまとめ プロジェクトとして 公 式 に 認 可 させる 顧 客 スポンサー その 他 のステークホルダーの 要 求 事 項 プロジェクトの 概 要 と 目 的 プロジェクトの 成 果 物 制 約 条 件 と 前 提 条 件 プロジェクトマネージャーの 決 定 と 任 命 および 権 限 レベル 主 要 ステークホルダーの 関 与 要 約 したスケジュールおよび 予 算
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト スコープ 記 述 暫 定 版 作 成
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクトマネジメント 計 画 書 作 成 計 画 書 プロジェクトの 実 行 監 視 コントロール 終 結 の 方 法 プロジェクトの 全 体 像 をつかむ 何 が 大 切 何 が 課 題 どの 辺 りを 重 点 的 に 管 理 するのか プロジェクトの 作 業 手 順 レベル 手 段 をまとめる
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト 実 行 の 指 揮 マネジメント メンバーの 配 置 やトレーニング 納 入 者 の 選 定 材 料 工 具 等 資 材 の 調 達 プロジェクトの 進 行 に 伴 う 是 正 処 置 予 防 処 置 変 更 要 求 欠 陥 修 正 の 実 行 あるいは 実 行 指 揮 および 各 種 修 正 に 関 する 変 更 要 求
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト 作 業 の 監 視 コントロール 監 視 対 象 立 ち 上 げに 関 する 計 画 実 行 終 結 プロセスを 監 視 是 正 処 置 と 予 防 処 置 計 画 書 と 実 際 の 実 績 との 比 較 必 要 な 情 報 の 提 供 リスクの 分 析 追 跡 監 視 状 況 報 告
プロジェクト 統 合 マネジメント 統 合 変 更 管 理 変 更 要 求 スコープの 拡 大 縮 小 方 針 プロセス 計 画 手 順 の 修 正 コスト 予 算 の 変 更 スケジュールの 改 訂 是 正 処 置 計 画 書 との 差 異 を 解 消 するための 対 応 予 防 処 置 好 ましくない 結 果 が 発 生 する 確 率 を 低 減 するための 対 応 欠 陥 処 置 品 質 検 査 プロセスで 発 見 された 欠 陥 を 修 正 する 対 応
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト 終 結 締 結 した 各 種 契 約 の 終 結 顧 客 あるいはスポンサーが 成 果 物 を 正 式 受 け 入 れする 調 整 折 衝 関 連 文 書 の 整 理
プロジェクト 統 合 マネジメント プロジェクト 発 生 理 由 市 場 の 要 求 ビジネスニーズ 顧 客 要 求 技 術 の 進 歩 法 的 要 求 社 会 的 ニーズ
プロジェクト スコープ マネジメント プロジェクトの 作 業 範 囲 を 明 確 にする 成 果 物 スコープ:プロジェクトの 成 果 物 に 求 められる 機 能 や 特 性 プロジェクト スコープ : 成 果 物 を 作 成 するために 必 要 な 作 業 各 プロセス 計 画 プロセス 群 スコープ 計 画 マネジメントするための 手 順 を 決 める スコープ 定 義 図 2-4 WBS(Work Breakdown Structure) 作 成 図 2-5 監 視 コントロールプロセス 群 スコープ 検 証 作 業 の 完 了 と 要 素 成 果 物 についての 公 式 な 承 認 を 得 るのが 目 的 スコープ コントロール 承 認 済 み 変 更 による 影 響 範 囲 を 差 異 分 析 により 評 価 し 影 響 する 文 書 の 修 正 や 計 画 の 見 直 しをする
プロジェクト スコープ マネジメント プロジェクトの 作 業 範 囲 を 明 確 にする スコープ 検 証 プロジェクトを 計 画 する 上 で 予 め 明 示 する 必 要 のある 事 項 制 約 条 件 予 算 スケジュール 作 業 場 所 調 達 の 制 限 前 提 条 件 ( 確 証 無 く 確 実 と 考 えた 事 項 ) 想 定 利 用 客 数 やデータ 量 必 要 なPC 仕 様 ソフトウェア
プロジェクト タイム マネジメント 2-4. スケジュールを 作 成 する 計 画 プロセス 群 アクティビティ 定 義 アクティビティ 順 序 設 定 アクティビティ 資 源 見 積 もり アクティビティ 所 要 時 間 見 積 もり スケジュール 作 成 監 視 コントロールプロセス 群 スケジュールコントロール
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する アクティビティ 定 義 単 位 : 作 業 の 見 積 もり スケジューリング 実 行 監 視 スコープ 記 述 書 WBS,WBS 辞 書 マネジメント 計 画 書 を 基 に プロジェクトが 置 かれている 環 境 や 過 去 の 経 験 を 参 考 にし WBSの 最 下 層 の 要 素 成 果 物 をより 小 さくマネジメントし 易 いスケジュー ルアクティビティの 単 位 まで 分 解 する
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する アクティビティ 順 序 設 定 アクティビティ 間 で 守 らねばならない 順 序 関 係 を 確 認 し 記 述 する アクティビティリストおよびアクティビティ 属 性 などを 基 に プレシデンス ダイヤグラム (PDM: Precedence Diagram) 図 2-6やア ロー ダイヤグラム(ADM: Arrow Diagram)などの 手 法 を 使 い 論 理 的 順 序 関 係 をプロジェクト スケジュール ネットワーク 図 2-7にまと める
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する アクティビティ 資 源 見 積 もり 見 積 もる 項 目 どのような 資 源 ( 人 員 機 器 資 材 など) 何 時 どのくらいの 量
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する アクティビティ 所 用 期 間 見 積 もり 各 アクティビティを 完 了 させるために 必 要 な 作 業 期 間 を 決 める 参 照 項 目 アクティビティリスト アクティビティ 属 性 アクティビティ 資 源 見 積 もりプロセスにおける 必 要 資 源 必 要 量 資 源 の 空 き 状 況
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する スケジュール 作 成 作 成 手 順 クリティカル パス 法 などを 利 用 して プロジェクトスコープ 記 述 書 に 記 載 されている 前 提 条 件 や 制 約 事 項 を 満 たすプロジェクト スケジュールを 作 成 各 アクティビティに 必 要 なスキルなどを 踏 まえ 具 体 的 な 要 員 を 割 り 当 てる 稼 働 時 間 がある100%を 超 える 要 員 や 逆 に 手 が 空 くメンバーがいない かを 確 認 する バーチャートによるスケジュール 例 図 2-7
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する スケジュールコントロール 総 合 変 更 管 理 プロセスからの 承 認 済 み 変 更 要 求 に 基 づき スケジュールの 変 更 をマネジメントする プロジェクトマネージャは 実 現 可 能 かつ 妥 当 なスケジュールを 作 成 する スケジュールと 実 進 捗 のずれを 把 握 し スケジュールに 間 に 合 う 是 正 処 置 を 施 すか 所 定 の 手 続 きによりスケジ ュール 変 更 を 行 う
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する スケジュールコントロール リードとラグ 先 行 のアクティビティ 終 了 と 後 続 のアクティビティ 開 始 間 の 時 間 的 ギャップ リード ラグ 所 要 時 間 類 推 見 積 もり 過 去 の 類 似 の 所 要 時 間 を 参 考 にする 類 似 性 が 高 い 場 合 は 良 い 係 数 見 積 もり 作 業 量 と 生 産 性 単 位 時 間 当 たりの 投 入 資 源 量 を 算 出 三 点 見 積 もり 見 積 もりにリスクを 加 味 する 最 頻 値 楽 観 値 悲 観 値
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する スケジュールコントロール クリティカルパス プロジェクト スケジュール ネットワーク 図 を 用 い すべてのアクティビティ の 論 理 的 な 最 早 開 始 日 と 最 早 終 了 日 最 遅 開 始 日 と 最 遅 終 了 日 を 算 出 する フロート:: 最 遅 終 了 日 と 最 早 終 了 日 の 差 = 最 遅 開 始 日 と 最 早 開 始 日 の 差 各 アクティビティのフロートが 0となる 経 路 をクリティカルパス クリティカルパスから 分 かること プロジェクト 全 体 の 所 要 期 間 作 業 が 遅 れた 場 合 のプロジェクトへの 影 響 プロジェクト 全 体 の 所 要 時 間 を 短 縮 する 場 合 の 検 討 すべきアクティビティ 各 アクティビティの 開 始 時 間 およびその 余 裕
プロジェクト タイム マネジメント スケジュールを 作 成 する スケジュールコントロール 資 源 平 準 化 時 期 により 変 動 するメンバーの 作 業 負 荷 を 期 間 内 でスムーズになるよう に 各 種 調 整 する 作 業 を 指 す 一 般 にこの 平 準 化 によりプロジェクトの 完 了 時 期 が 延 びる 所 要 時 間 の 短 縮 クラッシング クリティカルパス 上 のアクティビティに 追 加 資 源 を 投 入 する 投 入 によりクリティカルパスが 変 わる 場 合 があるので 注 意 が 必 要 ファースト トラッキング 通 常 順 番 に 行 うアクティビティを 並 行 して 行 うことで 時 間 短 縮 を 図 る 方 法
プロジェクト コスト マネジメント 2-5. 予 算 を 作 成 する 概 要 プロジェクトが 完 了 するまでに いくらコストが 要 るかを 算 出 する プロジェクトの 立 上 げ 時 の 予 算 と 大 幅 に 異 なる 場 合 は プロジェクトの 実 施 自 体 を 再 検 討 する 必 要 がある 予 算 作 成 後 もプロジェクトマネージャは 絶 えずそれまでにかかったコストとプロジェ クトの 進 捗 状 況 を 把 握 することが 必 要 プロジェクト 完 了 時 までかかるコストと 時 間 の 予 測 を 行 い 必 要 に 応 じて 適 切 な 対 応 をとり プロジェクトを 予 算 内 に 終 わらせることが 求 められる プロセス 計 画 プロセス コスト 見 積 もり コストの 予 算 化 監 視 コントロール プロセス 群 コスト コントロール
プロジェクト コスト マネジメント 2-5. 予 算 を 作 成 する コスト 見 積 もり 各 アクティビティを 完 了 するために 必 要 な 資 源 コストを 算 出 することが 目 的 計 画 書 や 登 録 簿 をもとに 環 境 や 経 験 を 参 考 にして 見 積 もる 各 種 のイベント 毎 に 継 続 的 に 見 直 しが 必 要 予 備 費 : 想 定 外 の 事 象 に 対 処 するためのもの コストの 予 算 化 プロジェクトのパフォーマンス 測 定 に 利 用 するコスト ベースラインを 設 定 するこ とが 目 的 コスト ベースライン 必 要 となるコストを 時 系 列 に 展 開 したもの 横 軸 に 時 間 縦 軸 に 累 積 コストとしたグラフで 表 現 通 常 Sカーブになる コスト コントロール コスト ベースラインと 実 コストずれを 把 握 し コストが 超 過 しないように 是 正 処 置 あるいは コスト ベースラインの 変 更 を 手 続 きに 従 って 要 求 する
プロジェクト コスト マネジメント 2-5. 予 算 を 作 成 する コスト 見 積 もり 法 類 推 見 積 もり 過 去 の 類 似 プロジェクトの 実 コストを 参 考 に 見 積 もる ボトムアップ 見 積 もり 最 も 詳 細 なレベルのアクティビティのコストを 見 積 もり 総 額 を 算 出 する アーンド バリュー 法 過 去 のデータをもとに 実 コストとそれに 影 響 を 及 ぼす 変 数 との 関 係 を 統 計 的 に 処 理 し コスト 見 積 もりの 算 出 式 が 定 義 されている 場 合 がある アーンド バリュー 法 スケジュールとコスト ベースライン 測 定 時 の 作 業 進 捗 状 況 をもとに 測 定 時 のコ スト 差 異 スケジュール 差 異 完 成 時 の 総 コスト 見 積 もりを 算 出 する 手 法
プロジェクト 品 質 マネジメント 2-6. 要 求 された 品 質 を 実 現 する 概 要 品 質 は 計 画 により 達 成 されるものであり 検 査 によってではない という 考 え プロジェクトのマネジメントと 成 果 物 のマネジメントを 品 質 管 理 の 対 象 とする 品 質 マネジメントのプロセス 群 計 画 プロセス 群 品 質 管 理 の 対 象 基 準 実 現 計 画 品 質 チェックリスト 実 行 プロセス 群 品 質 監 査 非 効 率 で 効 果 のない 方 針 やプロセス 手 順 の 調 査 監 視 コントロールプロセス 群 成 果 物 や 各 プロセスが 計 画 通 りの 品 質 を 確 保 しているか 否 かを 監 視 し 原 因 と 改 善 方 法 を 特 定 する 顧 客 満 足 要 求 事 項 への 適 合 使 用 適 合 性 検 査 よりも 予 防
プロジェクト 品 質 マネジメント 2-6. 要 求 された 品 質 を 実 現 する QCの7つ 道 具 特 性 要 因 図 管 理 図 フローチャート 化 ヒストグラム パレート 図 ランチャート 散 布 図
プロジェクト 人 的 資 源 マネジメント 2-7. 要 員 を 調 達 し 活 躍 させる 概 要 適 切 なタイミングで 適 切 な 能 力 スキル 経 験 を 持 つ 人 に 適 切 な 役 割 と 責 任 を 与 え プロジェクトに 参 加 させる 個 人 またはチームが 最 大 のパフォーマンスを 発 揮 するように 表 彰 や 報 奨 制 度 非 公 式 なコミュニケーション チーム 育 成 などを 考 慮 して 実 施 する プロセス 計 画 プロセス 群 : 人 的 資 源 計 画 実 行 プロセス 郡 :チーム 編 成 チーム 育 成 監 視 コントロールプロセス 郡 :チームのマネジメント
プロジェクト 人 的 資 源 マネジメント 2-7. 要 員 を 調 達 し 活 躍 させる 人 的 資 源 計 画 個 人 及 びグループの 役 割 と 責 任 報 告 関 係 を 決 める 階 層 型 の 組 織 図 責 任 分 担 マトリクス(RAM) 役 割 ごとにテキストで 記 述 チームメンバの 調 達 方 法 時 期 離 任 時 期 表 彰 と 報 償 の 計 画 組 織 外 内 からの 調 達 作 業 箇 所 ( 一 か 所 複 数 個 所 ) 人 材 資 源 のヒストグラム プロジェクトチーム 編 成 要 員 の 選 出 参 加 可 能 時 期 保 有 する 能 力 技 術 類 似 作 業 の 成 功 体 験 の 有 無 プロジェクトの 役 割 への 興 味 の 有 無 要 員 確 保 のコスト
プロジェクト 人 的 資 源 マネジメント 2-7. 要 員 を 調 達 し 活 躍 させる プロジェクトチーム 育 成 メンバーの 能 力 を 強 化 する メンバー 間 の 交 流 の 促 進 プロジェクトチームのマネジメント メンバーのパフォーマンスを 追 跡 し フィードバックを 行 い 抱 えてる 課 題 解 決 の 支 援 を 行 うこと で プロジェクト 全 体 のパフォーマンスを 向 上 させる チームの 育 成 段 階 成 立 期 メンバーが 召 集 され プロジェクトの 目 的 が 説 明 された 動 乱 期 メンバーが 各 自 の 立 場 を 作 ろうとし 対 立 が 始 まる 安 定 期 自 分 の 立 場 を 確 保 し 他 のメンバーの 考 え 方 を 理 解 し 始 め 共 同 で 推 進 する 気 持 ち が 芽 生 える 遂 行 期 互 いに 尊 重 し 合 い 各 種 の 問 題 に 共 通 の 問 題 意 識 を 持 つ. 生 産 性 が 高 い 段 階 バーチャルルーム 互 いに 顔 を 合 わせず 各 自 が 役 割 を 果 たすチーム 状 態. ネットワーク 環 境 の 進 展 でどこでも 作 業 環 境 を 得 ることができ 在 宅 勤 務 形 態 やWebサービス による 新 たな 業 務 形 態 が 可 能 となっている
プロジェクト コミュニケーション マネジメント 2-8.ステークホルダーとの 情 報 交 換 を 円 滑 に 進 める 概 要 ステークホルダーなどとのコミュニケーションを 成 功 させるための 各 種 作 業 各 プロセス 計 画 プロセス 群 :コミュニケーション 計 画 実 行 プロセス 群 : 情 報 配 布 監 視 コントロールプロセス 群 : 実 績 報 告 ステークホルダーマネジメント
プロジェクト コミュニケーション マネジメント 2-8.ステークホルダーとの 情 報 交 換 を 円 滑 に 進 める コミュニケーション 計 画 ステークホルダーが 必 要 とする 情 報 とその 伝 達 方 法 を 見 極 め 明 示 することが 目 的 コミュニケーションの 留 意 点 情 報 配 布 文 書 口 頭 メイルなどの 手 段 相 手 の 知 識 や 理 解 度 のレベルに 合 わせた 話 の 内 容 相 手 の 話 を 引 き 出 す コミュニケーション 計 画 プロセスで 決 めた 内 容 に 従 って ステークホルダーが 必 要 と するプロジェクトの 情 報 を 適 切 な 時 期 に 伝 えることが 目 的 実 績 報 告 プロジェクトの 進 捗 状 況 成 果 物 作 成 状 況 パフォーマンス 情 報 を 収 集 分 析 して 報 告 書 にまとめることが 目 的 ステークホルダーマネジメント ステークホルダーと 適 切 にコミュニケーションを 行 い 課 題 を 解 決 することが 目 的
プロジェクト リスク マネジメント 2-9. 万 が 一 に 備 える 概 要 経 営 や 経 済 活 動 の 結 果 の 不 確 実 性 に 起 因 するリスク 各 プロセス 計 画 プロセス 群 リスク マネジメント 計 画 リスク 識 別 定 性 的 リスク 管 理 定 量 的 リスク 管 理 リスク 対 応 計 画 監 視 コントロール プロセス 群 リスクの 監 視 コントロール リスク マネジメント 計 画 プロジェクトで 発 生 するリスクに 対 してどのように 取 り 組 み 処 理 するかを 計 画 する リスクの 識 別 分 析 対 応 計 画 監 視 の 行 い 方 の 定 義 リスク 管 理 を 行 う 上 での 役 割 と 責 任 の 明 確 化 リスクの 発 生 確 率 と 影 響 度 の 定 義
プロジェクト リスク マネジメント 2-9. 万 が 一 に 備 える リスク 識 別 プロジェクトの 外 的 要 因 がリスクとなる 天 候 災 害 為 替 変 動 消 費 傾 向 プロジェクトの 内 的 要 因 がリスクとなる 要 員 の 調 達 病 気 や 欠 員 人 事 異 動 根 本 原 因 の 追 及 分 類 プロジェクトマネジメント チームでのブレーンストーミング 専 門 家 へのアンケート 類 似 プロジェクト 経 験 者 へのインタビュー
プロジェクト リスク マネジメント 2-9. 万 が 一 に 備 える 定 性 的 リスク 分 析 識 別 されたリスクに 優 先 順 位 を 付 ける リスクの 査 定 リスクが 発 生 する 確 率 リスクがタイム コスト スコープ 品 質 へ 与 える 影 響 度 リスク 登 録 ( 図 2-9) リスクの 優 先 順 位 WBSやプロジェクトフェーズによる 分 類 即 対 応 の 要 否 定 量 的 リスク 分 析 高 い 優 先 度 のリスクに 対 し プロジェクトへの 影 響 度 を 詳 細 に 見 積 もる 技 法 : 感 度 分 析 デシジョンツリー 分 析 モデル 化 &シミュレーション
プロジェクト リスク マネジメント 2-9. 万 が 一 に 備 える リスク 対 応 計 画 リスクへの 対 応 戦 略 を 考 え 具 体 的 な 対 応 を 行 う どのような 処 理 手 法 があるのかを 見 出 す どの 程 度 までリスクを 低 減 させるか(HSISE: How safe is safe enough?) リスク 監 視 コントロール 継 続 的 リスク 監 視 既 存 リスクの 再 分 析 残 存 リスクの 監 視 対 応 策 による 効 果 の 評 価 新 たに 生 じたリスクの 識 別 分 析 対 応 計 画
プロジェクト リスク マネジメント 2-9. 万 が 一 に 備 える マイナスのリスク( 脅 威 )への 対 応 戦 略 回 避 影 響 を 避 けるために 計 画 を 変 更 する 転 嫁 影 響 を 責 任 とともに 第 三 者 へ 移 転 させる( 財 務 的 な 対 応 ) 軽 減 影 響 度 をプロジェクトが 受 容 できる 程 度 まで 低 減 する 受 容 軽 減 や 回 避 をしない プラスのリスクへ( 好 機 )の 対 応 戦 略 活 用 好 機 が 確 実 にくるように 対 応 する 共 有 好 機 を 得 やすい 人 と 組 む 強 化 確 率 やプラスの 影 響 を 増 大 させて 好 機 の 規 模 を 修 正 する 受 容 リスクの 軽 減 や 回 避 をしない
プロジェクト 調 達 マネジメント 2-10. 外 部 からプロダクトやサービスを 購 入 する 概 要 要 素 成 果 物 を 作 成 するために 外 部 からプロダクトやサービスを 購 入 する 際 に 内 部 で 作 成 するのか 外 部 に 依 頼 するのかの 決 め 方 各 プロセス 計 画 プロセス 群 購 入 取 得 計 画 契 約 計 画 実 行 プロセス 群 納 入 者 回 答 依 頼 納 入 者 決 定 監 視 コントロールプロセス 群 契 約 管 理 終 結 プロセス 群 契 約 終 結
プロジェクト 調 達 マネジメント 2-10. 外 部 からプロダクトやサービスを 購 入 する 購 入 取 得 計 画 購 入 取 得 する 際 の 方 針 を 決 めることが 目 的 いつまでに どの 部 分 を どのような 契 約 タイプで 取 得 するかを 検 討 メリットとデメリットを 分 析 契 約 計 画 目 的 納 入 候 補 者 へ 配 布 する 調 達 文 書 の 作 成 見 積 書 提 案 書 を 元 に 納 入 者 を 選 定 する 評 価 基 準 を 作 成 調 達 文 書 入 札 招 請 書 提 案 依 頼 書 (RFP; Request for Proposal) 見 積 もり 依 頼 書 評 価 基 準 価 格 納 入 者 回 答 依 頼 手 順 を 管 理 するマネジメント 力 要 素 成 果 物 を 作 成 する 技 術 力 財 務 力 調 達 文 書 の 配 布 入 札 説 明 会
プロジェクト 調 達 マネジメント 2-10. 外 部 からプロダクトやサービスを 購 入 する 納 入 者 選 定 各 評 価 基 準 に 重 み 付 けを 設 定 し 評 価 する 図 2-10 契 約 管 理 購 入 者 および 納 入 者 が 契 約 に 従 い 行 動 していることを 確 認 する 契 約 終 結 全 ての 作 業 と 要 素 成 果 物 が 受 入 れ 可 能 かを 検 証 し 契 約 を 完 了 させる 契 約 タイプ 定 額 契 約 または 一 括 請 負 契 約 要 素 成 果 物 の 対 価 として 払 う 契 約 実 費 償 還 契 約 成 果 物 の 取 得 にかかる 費 用 に 納 入 者 の 利 益 相 当 分 を 加 えた 額 を 払 う 契 約 タイム アンド マテリアル 契 約 (T&M) 単 位 時 間 あたりのレートに 作 業 に 費 やした 時 間 を 乗 じた 額 とする 契 約
PIMBOKの 基 礎 知 識 まとめと 課 題 基 本 用 語 本 日 提 出 1. ステークホルダー 2. 要 素 成 果 物 3. プロセスとプロセス 群 4. プロジェクト フェーズ 5. プロジェクト ライフサイクル 6. 9つの 知 識 エリヤ 7. 段 階 的 詳 細 化 検 討 課 題 次 回 に 提 出 1. スコープ 定 義 で 失 敗 しないためには 2. 真 のニーズを 把 握 するには 3. プロジェクトチームを 育 成 するには 4. コミュニケーションの 留 意 点 5. 他 国 籍 プロジェクトでのコミュニケーション 6. 契 約 計 画 での 留 意 点
PIMBOKの 基 礎 知 識 まとめと 課 題 1. スコープ 定 義 で 失 敗 しないためには スコープ 定 義 が 曖 昧 であったことで プロジェクトが 失 敗 する 例 は 多 い. システム 開 発 会 社 が 顧 客 から 情 報 システムの 導 入 を 請 け 負 う 場 合 開 発 したシステムのトレーニング 実 施 が プロジェクトのスコープとして 記 述 されていた 場 合 システム 開 発 会 社 は 顧 客 側 の 担 当 者 に 開 発 した 情 報 システムの 説 明 会 を 実 施 すれば よいと 理 解 する. しかし 顧 客 側 は すべての 利 用 者 が 操 作 方 法 をマスターするまで 教 育 する と 理 解 する かもしれない スコープ 外 事 項 の 記 述 : 立 場 によるスコープの 認 識 差 異 を 排 除 することが 目 的 2. 真 のニーズを 把 握 するには 私 のほしいのはこのような 物 ではない & お 客 様 の 言 われたように 作 りました 顧 客 の 真 のニーズである 使 用 適 合 性 が 顧 客 の 要 望 に 合 わないために 発 生 する 問 題 解 釈 の 違 いによる 問 題 を 防 ぐためには 顧 客 の 要 望 を 聞 いた 時 自 分 の 価 値 基 準 だけで 判 断 しないこと
PIMBOKの 基 礎 知 識 まとめと 課 題 3. プロジェクトチームを 育 成 するには 人 間 関 係 スキルの 育 成 向 上 が 重 要 チームとしての 結 束 力 を 高 めるには チームの 育 成 段 階 を 理 解 した 上 での 地 道 な 活 動 が 必 要 チームおよびメンバーに 適 した 非 公 式 なコミュニケーション 活 動 が 相 互 理 解 や 信 頼 関 係 の 塾 生 に 役 立 つ チームとしてのパフォーマンスを 高 めるには できる 限 り 作 業 場 所 を 終 結 することが 大 事 関 連 の 深 いチームは 隣 同 士 とし その 上 で 個 人 の 役 割 やタイプを 勘 案 した 席 位 置 を 考 慮 する チーム 育 成 プロセスとして 表 彰 や 報 奨 制 度 を 利 用 する メンバーのモチベーションを 上 げる ただし 不 公 正 な 評 価 目 立 つことを 担 当 する 者 のみになることは 避 ける 4. コミュニケーションの 留 意 点 書 面 で 行 うのか 口 頭 で 行 うのか プロジェクト 内 部 か 外 部 なのか プロジェクトの 非 公 式 な 情 報 なのか 否 か 受 けては 上 下 関 係 のある 人 か 否 か 文 書 口 頭 メールなどの 手 段 の 特 徴 を 考 慮 する 相 手 の 知 識 レベルに 合 わせた 用 語 を 用 いる 相 手 の 話 を 聞 くだけではなく 話 を 引 き 出 すこと
PIMBOKの 基 礎 知 識 まとめと 課 題 5. 他 国 籍 プロジェクトでのコミュニケーション いろいろな 価 値 観 や 習 慣 を 持 った 人 が 集 まるので 相 手 を 尊 重 し 配 慮 して 行 う 例 えば 感 情 を 表 に 出 して 伝 えるほうがよいと 考 える 国 の 人 や 逆 に なるべく 感 情 を 出 さないようにするほうが 望 ましいと 考 える 国 の 人 がいる まず 相 手 を 尊 重 すること. 互 いの 文 化 や 倫 理 観 を 学 ぶ 機 会 を 作 り 相 互 に 信 頼 し 尊 重 する 関 係 を 築 くことが 大 事 日 本 人 同 士 でも 類 似 のことが 発 生 する 終 身 雇 用 年 功 序 列 の 会 社 の 人 & 外 資 系 のような 実 力 主 義 の 会 社 の 人 以 心 伝 心 言 わなくてもわかる 自 分 勝 手 な 思 い 込 みからコミュニケーションミスが 起 こる 6. 契 約 計 画 での 留 意 点 プロジェクト 調 達 マネジメントの 際 に 発 生 するミスは 評 価 基 準 を 決 めずに 選 定 を 行 うことによる この 場 合 総 合 的 な 判 断 ができず 特 定 の 項 目 のみを 重 視 した 選 定 や 主 観 による 選 定 となってしまう