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母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

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16 日本学生支援機構

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公表表紙

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質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

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03《G》資料1-2当初予算【H28】280207

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

Transcription:

第 54 回 八 都 県 市 首 脳 会 議 の 結 果 概 要 平 成 20 年 11 月 12 日 八 都 県 市 首 脳 会 議 1 主 な 決 定 事 項 等 (1) 各 委 員 会 等 における 検 討 状 況 の 報 告 について 各 委 員 会 等 の 報 告 については 下 記 2の 各 委 員 会 等 からの 報 告 の 概 要 のと おり 報 告 され 決 定 した なお 委 員 会 等 で 検 討 を 行 なっている 事 項 について 整 理 し 継 続 の 可 否 等 につ いて 次 回 首 脳 会 議 に 報 告 することとした また 首 都 圏 連 合 フォーラムで 道 州 制 のあり 方 について 議 論 することと した (2) 地 方 分 権 改 革 の 推 進 に 向 けた 取 組 について ア 地 方 分 権 改 革 の 推 進 に 向 けた 取 組 について 第 二 期 地 方 分 権 改 革 が 個 性 豊 かで 活 力 に 満 ちた 地 域 社 会 を 実 現 するという 地 方 分 権 改 革 の 基 本 理 念 を 貫 徹 し 地 方 政 府 の 確 立 に 向 けて 着 実 に 推 進 されるよ う 八 都 県 市 としての 意 見 を 取 りまとめ 別 紙 1のとおり 国 に 対 して 要 求 を 行 うこととした また 地 方 との 関 わりが 深 い 国 の 緊 急 経 済 対 策 について 別 紙 1-2のとおり 八 都 県 市 首 脳 会 議 として 緊 急 提 言 を 行 うこととした イ 首 長 の 在 任 期 間 の 制 限 に 関 する 意 見 について 現 在 都 道 府 県 知 事 及 び 指 定 都 市 市 長 の 在 任 期 間 を 法 律 により 一 律 に 制 限 し ようとする 動 きがあることから 地 方 の 自 主 性 自 立 性 を 高 めるとともに 地 方 政 治 改 革 を 推 進 するため 八 都 県 市 としての 意 見 を 取 りまとめ 別 紙 2のとおり 意 見 表 明 を 行 うこととした (3) 子 どもの 権 利 擁 護 の 推 進 について 児 童 虐 待 の 増 加 などの 現 状 を 踏 まえ 子 どもの 権 利 擁 護 を 推 進 するための 喫 緊 の 課 題 について 八 都 県 市 としての 意 見 を 取 りまとめ 別 紙 3のとおり 国 に 対 して 要 望 を 行 うこととした (4) 米 新 政 権 下 における 横 田 基 地 の 軍 民 共 用 化 等 の 早 期 実 現 について 横 田 基 地 の 軍 民 共 用 化 や 横 田 空 域 及 び 管 制 業 務 の 全 面 返 還 の 早 期 実 現 に 向 け 米 新 政 権 に 対 して 改 めて 強 く 働 きかけるよう 八 都 県 市 として 意 見 を 取 りまとめ 別 紙 4のとおり 国 に 対 して 要 望 を 行 うこととした (5) 携 帯 電 話 による 有 害 サイトから 小 中 学 生 を 守 る 取 組 について 携 帯 電 話 による 有 害 サイトから 小 中 学 生 を 守 る 取 組 について 意 見 交 換 を 行 い 1

八 都 県 市 が 共 同 して 取 り 組 むこととした 具 体 的 な 取 組 内 容 については 首 都 圏 連 合 協 議 会 において 検 討 研 究 を 行 うこと とした (6) 店 舗 型 異 性 紹 介 営 業 (いわゆる 出 会 い 喫 茶 )に 対 する 法 規 制 の 実 施 等 に ついて 法 の 隙 間 を 縫 った 極 めて 悪 質 な 営 業 である 出 会 い 喫 茶 から 青 少 年 を 守 り 清 浄 な 地 域 環 境 を 保 持 するため 風 営 法 の 改 正 による 全 国 一 律 規 制 の 実 施 等 につ いて 八 都 県 市 として 意 見 を 取 りまとめ 別 紙 5のとおり 国 に 対 して 要 望 を 行 う こととした (7) 保 育 所 の 設 置 基 準 等 の 研 究 について 保 育 所 の 設 置 基 準 等 の 研 究 について 意 見 交 換 を 行 い 地 域 の 実 情 に 合 った 首 都 圏 としてふさわしい 基 準 等 のあり 方 について 首 都 圏 連 合 協 議 会 で 研 究 を 行 うことと した (8) 新 エネルギーの 導 入 促 進 及 び 技 術 を 活 かした 国 際 貢 献 について 新 エネルギーの 導 入 促 進 及 び 技 術 力 を 活 かした 環 境 対 策 を 推 進 するため 地 球 温 暖 化 対 策 特 別 部 会 での 再 生 可 能 エネルギーの 拡 大 に 向 けた 検 討 をより 早 く 進 め ることとした また 平 成 21 年 2 月 に 開 催 される 川 崎 国 際 環 境 技 術 展 で 八 都 県 市 の 地 球 温 暖 化 対 策 に 係 る 取 組 等 をアピールすることとした (9) 深 夜 化 するライフスタイルの 見 直 しに 向 けた 取 組 について 深 夜 化 するライフスタイルの 見 直 しについて 温 暖 化 対 策 の 視 点 のみならず 幅 広 い 視 点 から 検 討 を 進 めていくため 地 球 温 暖 化 対 策 特 別 部 会 に 深 夜 化 するライ フスタイル ビジネススタイルの 見 直 しに 関 する 検 討 会 ( 仮 称 ) を 設 置 し 効 果 的 な 対 応 策 や 見 直 しに 向 けた 実 践 活 動 などを 検 討 していくこととした (10) 京 浜 三 港 が 推 進 する 広 域 連 携 施 策 等 について 京 浜 三 港 が 主 体 的 に 一 体 となって 推 進 する 連 携 施 策 がより 効 果 のあるものとな るよう 国 が ふ 頭 の 充 実 強 化 に 係 る 財 政 措 置 や 税 制 優 遇 道 路 網 等 の 整 備 促 進 水 先 制 度 等 の 一 層 の 規 制 緩 和 を 行 うことなどについて 八 都 県 市 として 意 見 を 取 り まとめ 別 紙 6のとおり 国 に 対 して 要 望 を 行 うこととした (11) 受 動 喫 煙 防 止 対 策 等 について 神 奈 川 県 から 同 県 が 進 めている 受 動 喫 煙 防 止 対 策 の 取 組 の 紹 介 があり 今 後 八 都 県 市 で 協 働 連 携 して 推 進 していくことについて 協 力 依 頼 があった (12) 周 産 期 医 療 に 関 する 国 への 緊 急 提 案 について 医 師 確 保 に 向 けた 国 の 責 任 について 自 覚 を 促 すとともに 周 産 期 医 療 を 取 り 巻 く 様 々な 課 題 に 関 し 根 本 的 な 解 決 を 図 るため 別 紙 7のとおり 八 都 県 市 首 脳 会 議 として 国 に 対 して 緊 急 に 申 し 入 れを 行 うこととした 2

2 各 委 員 会 等 からの 報 告 の 概 要 (1) 首 都 圏 問 題 について 首 都 圏 の 再 生 等 に 向 けて 業 務 核 都 市 制 度 や 業 務 核 都 市 制 度 に 代 わる 新 たな 拠 点 都 市 制 度 のあり 方 についての 調 査 検 討 を 進 めた また 国 土 形 成 計 画 について の 意 見 書 の 提 出 等 を 行 った 引 き 続 き 首 都 圏 の 将 来 像 の 実 現 に 向 けて 共 通 課 題 の 調 査 分 析 及 び 課 題 解 決 に 向 けた 検 討 などを 進 めることとした (2) 廃 棄 物 問 題 について ア イベントへのリユース 食 器 導 入 やマイバッグの 利 用 促 進 に 取 り 組 むことで 特 にリデュース リユースに 対 する 住 民 等 の 意 識 啓 発 を 図 るとともに 使 い 捨 て 製 品 の 使 用 を 削 減 し 廃 棄 物 や 温 室 効 果 ガスの 排 出 をはじめとする 環 境 負 荷 の 低 減 を 図 ることとした また 容 器 包 装 ダイエット 宣 言 参 加 事 業 者 の 取 組 について 各 種 広 報 媒 体 を 活 用 した 消 費 者 投 票 による 容 器 包 装 ダイエット 大 賞 を 実 施 し 効 果 的 な 広 報 活 動 を 行 うこととした イ 製 造 事 業 者 や 販 売 事 業 者 等 に 対 して ポイ 捨 て 防 止 措 置 の 強 化 等 についての 対 策 を 求 めるための 基 礎 資 料 を 作 成 するために 散 乱 ごみの 実 態 調 査 を 行 った また 産 業 廃 棄 物 処 理 業 者 ( 収 集 運 搬 中 間 処 理 )の 標 準 的 な 財 務 内 容 の 把 握 及 び 経 理 的 基 礎 の 有 無 の 判 断 を 行 う 場 合 の 財 務 内 容 の 評 価 方 法 の 検 証 等 の 調 査 を 実 施 した (3) 環 境 問 題 について ア 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 については 地 球 温 暖 化 対 策 特 別 部 会 を 設 置 し 八 都 県 市 地 球 温 暖 化 防 止 一 斉 行 動 (エコウェーブ)など 普 及 啓 発 に 加 え 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 書 制 度 等 による 事 業 者 対 策 太 陽 エネルギー 等 再 生 可 能 エネルギーの 導 入 促 進 深 夜 化 するライフスタイルへの 対 応 策 等 について 八 都 県 市 連 携 して 取 り 組 むための 工 程 表 を 作 成 した 今 後 は 上 記 の 項 目 について 工 程 表 に 基 づき 具 体 的 な 行 動 を 推 進 するとともに 優 れた 取 組 の 共 有 化 や 連 携 について 引 き 続 き 検 討 し できることから 工 程 表 を 作 成 し 具 体 的 な 行 動 につなげていくこととした また 環 境 分 野 における 国 際 協 力 途 上 国 支 援 について 引 き 続 き 検 討 を 行 うとともに 関 係 機 関 との 協 議 を 進 めることとした イ 大 気 中 の 窒 素 酸 化 物 及 び 浮 遊 粒 子 状 物 質 削 減 対 策 については 引 き 続 き 八 都 県 市 で 連 携 しながらディーゼル 車 規 制 の 効 果 的 な 取 組 を 行 うとともに 各 都 県 市 の ディーゼル 車 対 策 に 関 する 情 報 交 換 等 を 実 施 することとした さらにエコドライ ブについては 引 き 続 き 八 都 県 市 及 び 関 係 業 界 が 連 携 して ドライバーへの 実 践 的 な 普 及 や 啓 発 を 積 極 的 に 展 開 することとした 併 せて 国 に 対 しても 普 及 に 向 け 3

た 要 請 行 動 を 行 っていくこととした この 他 低 公 害 車 指 定 制 度 は 燃 費 基 準 を 導 入 する 方 向 で 検 討 することとした さらに 流 入 車 対 策 については 八 都 県 市 内 の 荷 主 等 の 事 業 者 に トラック 等 の 利 用 による 輸 送 に 際 し 不 適 合 車 を 使 用 しない 取 組 を 誘 導 すると 共 に 行 政 の 契 約 等 において 不 適 合 車 排 除 を 推 進 していくこととした また 不 適 合 車 識 別 のため ステッカー 制 度 の 検 討 を 行 った 局 地 汚 染 対 策 については 八 都 県 市 で 情 報 交 換 をし 適 宜 国 への 要 請 を 行 うこ ととした ウ 東 京 湾 の 水 質 改 善 に 関 する 事 項 については 第 6 次 総 量 削 減 計 画 の 円 滑 な 推 進 手 法 などの 情 報 交 換 を 行 うとともに 東 京 湾 水 質 一 斉 調 査 を 継 続 して 行 うこ とで 東 京 湾 に 関 する 情 報 収 集 啓 発 活 動 を 行 い 水 質 改 善 対 策 に 関 する 検 討 を 進 めることとした また 底 質 改 善 対 策 等 の 効 果 を 検 証 するため 各 自 治 体 からの 東 京 湾 底 質 調 査 結 果 を 収 集 し 取 りまとめることとした エ 緑 の 保 全 創 出 施 策 については 地 域 からの 取 組 によって 緑 の 保 全 創 出 が 図 られるよう より 効 果 的 な 取 組 の 検 討 を 行 うとともに 緑 地 保 全 の 推 進 に 係 る 税 制 上 の 軽 減 措 置 及 び 国 の 財 政 支 援 等 に 関 して 国 等 への 要 望 を 引 き 続 き 行 うこと とした (4) 防 災 危 機 管 理 対 策 について ア 八 都 県 市 広 域 防 災 プラン 等 の 内 容 について 訓 練 を 通 じて 検 証 するととも に 河 川 はん 濫 時 の 大 規 模 災 害 における 広 域 的 な 応 援 体 制 確 立 のため 相 互 応 援 の あり 方 の 検 討 に 着 手 した また 国 民 保 護 における 八 都 県 市 連 携 について 国 への 要 望 や 広 報 啓 発 などの 検 討 を 進 めることとした さらに 首 都 圏 における 地 震 防 災 対 策 の 充 実 強 化 等 について 国 へ 要 望 活 動 を 実 施 した 帰 宅 困 難 者 対 策 では 新 たにファーストフード1 社 と 支 援 協 定 を 締 結 する 一 方 協 定 締 結 事 業 者 向 けハンドブックを 作 成 するとともに リーフレット ホームペ ージなどにより 普 及 啓 発 活 動 を 推 進 した イ 第 29 回 八 都 県 市 合 同 防 災 訓 練 では 八 都 県 市 災 害 時 相 互 応 援 に 関 する 協 定 及 び 各 種 相 互 応 援 協 定 を 活 用 し 国 や 市 区 町 村 指 定 公 共 機 関 等 の 協 力 を 得 て 応 援 部 隊 の 派 遣 や 救 援 物 資 の 輸 送 等 の 広 域 的 な 訓 練 を 実 施 した また 第 30 回 八 都 県 市 合 同 防 災 訓 練 を 実 施 することとした ウ 新 型 インフルエンザ 対 策 の 広 域 的 な 取 組 について 国 への 財 源 措 置 等 に 係 る 要 望 活 動 の 実 施 や 社 会 機 能 維 持 者 を 対 象 とした 研 修 会 を 開 催 した また 新 型 インフルエンザの 発 生 時 の 感 染 拡 大 防 止 策 等 について 八 都 県 市 が 4

連 携 して 取 り 組 むべき 対 策 について 引 き 続 き 検 討 を 進 めることとした (5) 首 脳 会 議 で 提 案 された 諸 問 題 について ア 首 都 圏 連 合 協 議 会 の 機 能 強 化 について 課 題 解 決 に 向 けた 検 討 を 行 うとともに 引 き 続 き 現 行 の 運 営 体 制 に 係 る 申 し 合 わせ 事 項 の 評 価 検 証 を 行 い 必 要 に 応 じて 運 営 体 制 の 見 直 しを 行 うこととした イ アクアライン 通 行 料 金 引 き 下 げを 含 む 首 都 圏 の 高 速 道 路 について 国 の 財 源 確 保 が 大 きな 課 題 となっていることから 八 都 県 市 として 国 に 働 きかける 要 望 ( 案 ) について 報 告 され 今 後 国 に 要 望 することとした ウ テレビゲームなどメディアが 子 どもたちに 与 える 影 響 と 対 策 について これ までの 調 査 研 究 に 関 する 情 報 収 集 を 中 心 とした 取 組 を 終 了 することとし 今 後 は 八 都 県 市 青 少 年 行 政 主 管 課 長 会 議 において 啓 発 事 業 等 を 共 同 で 実 施 して いくこととした エ 新 型 インフルエンザ 対 策 の 広 域 的 な 取 組 について 国 への 財 源 措 置 等 に 係 る 要 望 活 動 の 実 施 や 社 会 機 能 維 持 者 を 対 象 とした 研 修 会 を 開 催 した また 新 型 インフルエンザの 発 生 時 の 感 染 拡 大 防 止 策 等 について 八 都 県 市 が 連 携 して 取 り 組 むべき 対 策 について 引 き 続 き 検 討 を 進 めることとした オ 首 都 圏 における 産 業 の 国 際 競 争 力 の 強 化 について 八 都 県 市 合 同 商 談 会 の 開 催 に 向 け 課 題 等 の 検 討 を 行 ったことが 報 告 された 今 後 は 11 月 25 日 ( 火 ) 及 び26 日 ( 水 )に 東 京 ビッグサイトで 開 催 する 第 1 回 八 都 県 市 合 同 商 談 会 2008 ( 第 11 回 産 業 交 流 展 2008と 同 時 開 催 )の 準 備 を 進 めるとともに 首 都 圏 における 産 業 の 国 際 競 争 力 の 強 化 につ いて 議 論 を 継 続 することとした カ 実 効 性 ある 流 入 車 対 策 の 構 築 の 検 討 について 八 都 県 市 内 の 荷 主 等 の 事 業 者 に トラック 等 の 利 用 による 輸 送 に 際 し 不 適 合 車 を 使 用 しない 取 組 を 誘 導 すると 共 に 行 政 の 契 約 等 において 不 適 合 車 排 除 を 推 進 していくこととした また 不 適 合 車 識 別 のため ステッカー 制 度 の 検 討 を 行 った キ AED 設 置 情 報 の 提 供 促 進 について 首 都 圏 連 合 協 議 会 AED 設 置 情 報 提 供 に 関 する 検 討 会 において 設 置 情 報 の 収 集 先 情 報 提 供 の 内 容 及 び 方 法 等 を 定 めた 八 都 県 市 AED 設 置 情 報 提 供 に 関 する 基 本 方 針 ( 案 ) の 策 定 について 報 告 さ れた 今 後 は 今 回 策 定 した 基 本 方 針 に 基 づき 八 都 県 市 で 協 同 してAEDの 設 置 情 報 の 提 供 について 取 り 組 んでいくこととなった ク 八 都 県 市 地 球 温 暖 化 防 止 一 斉 行 動 (エコウェーブ)について 北 海 道 洞 爺 湖 サ 5

ミット 開 催 時 期 にあわせ 明 かり( 電 気 )を けす( 一 斉 消 灯 ) かえる( 電 球 形 蛍 光 灯 への 交 換 ) えらぶ( 再 生 可 能 エネルギーの 普 及 ) ための 行 動 等 を 実 施 したことが 報 告 され 今 後 地 球 温 暖 化 防 止 キャンペーンを 夏 冬 のライフスタ イルキャンペーンなど 継 続 して 行 う 普 及 啓 発 活 動 と 位 置 付 けた 上 で 本 取 組 も 地 球 温 暖 化 対 策 に 効 果 的 な 時 機 をとらえ 連 携 して 実 施 していくこととした ケ 道 州 制 等 広 域 行 政 のあり 方 に 関 する 共 同 研 究 について 国 や 他 の 地 域 にお ける 議 論 の 動 向 も 注 視 しつつ 今 後 八 都 県 市 の 広 域 連 携 による 成 果 と 課 題 他 の 地 域 の 取 組 など 他 の 研 究 項 目 について 研 究 を 進 めることとした コ 八 都 県 市 における 温 暖 化 対 策 の 強 化 について 地 球 温 暖 化 対 策 特 別 部 会 を 設 置 し 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 書 制 度 等 による 事 業 者 対 策 太 陽 エネルギー 等 再 生 可 能 エネルギーの 導 入 促 進 深 夜 化 するライフスタイルへの 対 応 策 等 について 八 都 県 市 連 携 して 取 り 組 むための 工 程 表 を 作 成 したことが 報 告 された 今 後 は 上 記 の 項 目 について 工 程 表 に 基 づき 具 体 的 な 行 動 を 推 進 するととも に 優 れた 取 組 の 共 有 化 や 連 携 について 引 き 続 き 検 討 し できることから 工 程 表 を 作 成 し 具 体 的 な 行 動 につなげていくこととした 3 次 回 は 平 成 21 年 春 さいたま 市 主 催 で 開 催 する 6

地 方 分 権 改 革 の 推 進 に 関 する 要 求 別 紙 1 地 方 分 権 改 革 については 地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 が 今 年 5 月 に 提 出 した 第 1 次 勧 告 に 続 い て 法 制 的 な 仕 組 みや 国 の 出 先 機 関 の 見 直 し 等 を 柱 とする 第 2 次 勧 告 を 近 く 提 出 するとされてお り さらに 来 春 には 地 方 税 財 政 制 度 改 革 を 内 容 とする 第 3 次 勧 告 が 予 定 されるなど 重 要 な 局 面 を 迎 えている しかしながら 先 に 地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 がとりまとめた 国 の 出 先 機 関 の 事 務 権 限 の 仕 分 けに 関 する 各 府 省 の 見 解 にも 明 らかなように 依 然 として 各 府 省 の 抵 抗 は 根 強 く 地 方 分 権 改 革 の 先 行 きには 懸 念 を 禁 じ 得 ない そこで 本 日 八 都 県 市 首 脳 会 議 は 今 次 の 地 方 分 権 改 革 が 個 性 豊 かで 活 力 に 満 ちた 地 域 社 会 を 実 現 するという 基 本 理 念 を 貫 徹 し 地 方 政 府 の 確 立 に 向 けて 着 実 に 推 進 されるよう ま た 政 府 においてはこれまで 以 上 に 地 方 分 権 改 革 の 取 組 が 重 点 的 に 行 われるよう 次 のとおり 意 見 を 表 明 し その 実 現 を 要 求 する 1 政 府 は 地 方 分 権 改 革 推 進 委 員 会 の 勧 告 や 地 方 の 主 張 を 真 摯 に 受 け 止 め 首 相 のリーダーシ ップのもと 政 治 主 導 で 強 力 に 地 方 分 権 改 革 を 推 進 し 各 府 省 の 抵 抗 を 排 して 改 革 の 徹 底 し た 実 現 を 図 ること また 改 革 の 意 義 について 国 においても 国 民 の 視 点 に 立 った 広 報 を 積 極 的 に 展 開 し 国 民 的 議 論 を 形 成 すること 2 国 は 外 交 防 衛 司 法 等 本 来 果 たすべき 役 割 を 重 点 的 に 担 い 住 民 に 身 近 な 行 政 はでき る 限 り 地 方 にゆだねるという 地 方 分 権 改 革 推 進 法 の 基 本 方 針 に 則 り 国 と 地 方 の 役 割 分 担 の 見 直 しと 権 限 移 譲 を 進 めること なお 先 の 第 1 次 勧 告 において 期 限 を 切 って 検 討 されることとされた 事 項 については 地 方 の 意 見 に 沿 って 少 なくとも 地 方 分 権 改 革 推 進 計 画 に 盛 り 込 むことができるよう 前 倒 しを 含 めて 早 期 に 成 案 を 得 ること また 具 体 的 に 触 れられなかった 事 務 権 限 についても さらなる 権 限 移 譲 を 進 める 方 向 で 検 討 を 行 い 早 期 に 明 確 な 結 論 を 示 すこと 3 国 による 関 与 義 務 付 け 枠 付 け 等 を 大 幅 に 廃 止 縮 小 し 地 方 自 治 体 の 条 例 制 定 権 を 拡 大 すること また 国 や 都 道 府 県 が 審 査 請 求 再 審 査 請 求 を 受 けて 行 う 裁 定 的 関 与 については 国 民 の 権 利 利 益 を 迅 速 かつ 公 正 に 救 済 する 仕 組 みにも 配 慮 した 上 で 地 方 分 権 の 視 点 から 見 直 すこと 4 国 の 出 先 機 関 については 事 務 権 限 の 必 要 性 を 十 分 に 精 査 した 上 で 地 方 の 主 体 性 が 確 保 されるよう 国 が 本 来 担 うべきもの 以 外 は 地 方 に 移 譲 するという 地 方 分 権 の 視 点 を 持 って 抜 本 的 な 改 革 を 断 行 すること 改 革 に 当 たっては 行 財 政 改 革 を 徹 底 的 に 行 った 上 で 地 方 に 対 して 事 務 権 限 とそれに 必 要 な 税 財 源 等 を 一 体 的 に 移 譲 すること 5 地 方 分 権 型 社 会 にふさわしい 地 方 税 財 政 制 度 の 構 築 に 向 けて 国 と 地 方 の 役 割 分 担 に 応 じた 税 財 源 の 充 実 確 保 等 の 観 点 から 次 の 改 革 を 一 体 的 にかつ 強 力 に 推 進 すること (1) 税 源 移 譲 に 当 たっては 当 面 国 と 地 方 の 税 収 比 を5:5とすることを 目 指 し 偏 在 性 の 小 さい 消 費 税 等 の 基 幹 税 からの 税 源 移 譲 を 実 施 すること 将 来 的 には 地 方 が 担 うべき 事 務 と 責 任 に 見 合 った 税 源 配 分 を 実 現 すること

(2) 地 方 交 付 税 制 度 の 改 革 に 当 たっては 地 方 固 有 の 共 有 財 源 であることを 明 確 化 し 国 に よる 義 務 付 けや 政 策 誘 導 を 排 除 すること また 国 の 歳 出 削 減 を 目 的 とした 一 方 的 な 交 付 税 総 額 の 削 減 は 行 わず 地 方 の 行 財 政 需 要 を 的 確 に 把 握 した 上 で 地 方 の 安 定 的 財 政 運 営 に 必 要 な 交 付 税 総 額 を 復 元 充 実 すること (3) 国 庫 補 助 負 担 金 改 革 については 国 の 財 政 再 建 や 各 府 省 の 個 別 利 害 を 優 先 することなく 国 と 地 方 の 役 割 と 責 任 の 在 り 方 を 踏 まえて 真 に 地 方 の 自 由 度 裁 量 度 を 高 める 改 革 とす ること 特 に 単 なる 補 助 負 担 率 の 引 下 げや 補 助 金 額 の 縮 小 交 付 金 化 は 国 の 関 与 規 制 が 依 然 として 残 るものであり 断 じて 行 わないこと (4) 暫 定 措 置 としての 地 方 法 人 特 別 税 と 地 方 法 人 特 別 譲 与 税 は 早 期 に 廃 止 し 地 方 税 として 復 元 することとし 地 域 間 の 税 収 格 差 の 是 正 については 地 方 分 権 を 踏 まえた 国 地 方 の 税 体 系 の 実 現 や 行 財 政 需 要 を 的 確 に 反 映 する 地 方 交 付 税 制 度 の 構 築 など 地 方 税 財 政 制 度 を 抜 本 的 に 改 革 する 中 で 行 うこと また 以 上 の 制 度 検 討 に 際 しては 我 が 国 最 大 の 大 都 市 圏 である 八 都 県 市 の 行 財 政 需 要 を 的 確 に 反 映 するなど それぞれの 地 域 の 特 性 を 十 分 に 考 慮 すること 6 道 路 特 定 財 源 の 一 般 財 源 化 に 当 たっては 厳 しい 地 方 財 政 の 状 況 や 地 方 の 道 路 整 備 の 必 要 性 を 踏 まえ これまで 地 方 に 配 分 されてきた 額 以 上 を 確 保 し 自 由 度 の 高 い 地 方 税 財 源 の 充 実 強 化 を 図 ること 7 地 方 に 関 わる 事 項 の 政 府 の 政 策 立 案 等 に 関 して 地 方 の 意 見 を 反 映 させる 仕 組 み( ( 仮 ) 地 方 行 財 政 会 議 )を 法 律 により 設 置 すること 8 政 府 による 道 州 制 ビジョン の 策 定 に 当 たっては 地 方 の 参 画 の 下 新 しい 国 家 像 をつく るという 導 入 の 理 念 を 踏 まえ 中 央 府 省 の 大 胆 な 解 体 再 編 を 含 めた 国 と 地 方 の 役 割 分 担 を 根 本 的 に 見 直 すとともに 基 礎 自 治 体 のあり 方 や 大 都 市 制 度 の 構 築 について 十 分 な 議 論 を 行 う こと また その 際 には 国 の 都 合 による 行 財 政 改 革 や 財 政 再 建 の 手 段 として 行 うことなく 真 の 分 権 型 社 会 の 実 現 を 目 指 すこと なお 道 州 制 の 議 論 いかんにかかわらず 地 方 分 権 改 革 を 着 実 に 推 進 すること 以 上 我 々は 地 方 分 権 改 革 の 推 進 を 政 府 に 対 し 強 く 求 めるとともに 真 の 分 権 型 社 会 を 早 期 に 実 現 するため 自 らも 当 事 者 として あらゆる 機 会 を 通 じて 改 革 を 強 力 に 推 し 進 めてい く 決 意 で 臨 むものである 平 成 20 年 11 月 12 日 内 閣 総 理 大 臣 麻 生 太 郎 様 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 堂 本 暁 子 東 京 都 知 事 石 原 慎 太 郎 神 奈 川 県 知 事 松 沢 成 文 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 千 葉 市 長 鶴 岡 啓 一 さいたま 市 長 相 川 宗 一

新 たな 経 済 対 策 に 関 する 緊 急 提 言 別 紙 1-2 10 月 30 日 に 発 表 された 新 たな 経 済 対 策 ( 生 活 対 策 )は 厳 しい 経 営 環 境 にある 中 小 小 規 模 企 業 支 援 対 策 等 を 中 心 とした 金 融 経 済 対 策 や 地 域 活 性 化 対 策 等 を 盛 り 込 むなど 時 宜 を 得 た 内 容 となっており 一 定 の 評 価 をするものである しかし 具 体 の 内 容 が 明 らかにされていない 点 も 多 く 速 やかな 検 討 が 必 要 であることから 特 に 地 方 との 関 わりの 深 い 次 の 対 策 について 政 府 に 対 し 提 言 する 1 生 活 支 援 定 額 給 付 金 ( 仮 称 ) のあり 方 の 検 討 総 額 2 兆 円 を 限 度 とする 生 活 支 援 定 額 給 付 金 ( 仮 称 ) については 実 施 にあたり 事 務 手 続 きを 簡 素 化 するために 例 えば 全 国 民 に 対 し 一 律 定 額 給 付 の 上 所 得 に 加 算 する 方 式 を 検 討 するなど 実 務 を 担 う 市 町 村 に 過 重 な 事 務 負 担 をかけない 方 式 にすべきこと 2 道 路 特 定 財 源 の 一 般 財 源 化 に 伴 う 1 兆 円 の 税 源 移 譲 道 路 特 定 財 源 を 一 般 財 源 化 するとした 道 路 特 定 財 源 等 に 関 する 基 本 方 針 を 遵 守 するとともに 地 方 財 源 となる1 兆 円 は 地 方 道 路 整 備 臨 時 交 付 金 と 別 枠 として 地 方 への 恒 久 的 な 税 源 移 譲 または 税 源 移 譲 を 前 提 とする 交 付 金 として 確 保 すること 3 住 宅 ローン 減 税 等 への 適 切 な 対 応 住 宅 ローン 減 税 の 延 長 拡 充 については 国 税 である 所 得 税 で 実 施 す べきであり 地 域 の 行 政 サービスを 賄 う 住 民 税 に 影 響 させるべきではな い ただし 住 民 税 に 拡 大 して 実 施 する 場 合 には 地 方 の 減 収 については 国 の 責 任 において 地 方 特 例 交 付 金 により 確 実 な 財 源 補 てんを 行 うこと 平 成 20 年 11 月 12 日 内 閣 総 理 大 臣 麻 生 太 郎 総 務 大 臣 鳩 山 邦 夫 様 国 土 交 通 大 臣 金 子 一 義 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 堂 本 暁 子 東 京 都 知 事 石 原 慎 太 郎 神 奈 川 県 知 事 松 沢 成 文 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 千 葉 市 長 鶴 岡 啓 一 さいたま 市 長 相 川 宗 一

別 紙 2 首 長 の 在 任 期 間 の 制 限 に 関 する 意 見 首 長 の 在 任 期 間 の 制 限 については 八 都 県 市 首 脳 会 議 において 平 成 18 年 11 月 以 来 4 度 にわたり 全 員 一 致 で 意 見 を 取 りまとめ アピールしてきたと ころであるが 現 在 都 道 府 県 知 事 及 び 指 定 都 市 市 長 の 在 任 期 間 を 法 律 によ り 一 律 に 制 限 しようとする 動 きがあることから 地 方 の 自 主 性 自 立 性 を 高 め るとともに 地 方 政 治 改 革 を 推 進 するため 本 日 改 めて 次 のとおり 意 見 を 表 明 する 首 長 の 在 任 期 間 については 幅 広 い 権 限 を 有 する 首 長 の 時 間 的 分 権 という 観 点 から 地 方 分 権 の 基 本 的 な 考 え 方 である 各 自 治 体 の 自 己 決 定 自 己 責 任 の 原 則 を 尊 重 し 法 律 により 一 律 に 制 限 するのではなく 在 任 期 間 を 制 限 する かどうかや 制 限 する 場 合 の 在 任 期 数 などを 条 例 にゆだねる 仕 組 みとするよう 関 係 法 令 を 改 正 すること 平 成 20 年 11 月 12 日 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 千 葉 県 知 事 東 京 都 知 事 神 奈 川 県 知 事 川 崎 市 長 千 葉 市 長 さいたま 市 長 上 田 清 司 堂 本 暁 子 石 原 慎 太 郎 松 沢 成 文 阿 部 孝 夫 鶴 岡 啓 一 相 川 宗 一

別 紙 3 子 どもの 権 利 擁 護 の 推 進 に 関 する 要 望 書 国 際 連 合 が 世 界 人 権 宣 言 において 子 どもは 特 別 な 保 護 及 び 援 助 についての 権 利 を 享 有 することを 宣 明 してから 今 年 はちょうど 60 年 目 にあたります しかしながら 我 が 国 の 現 状 を 見 ると 子 どもへの 虐 待 は 増 加 の 一 途 をたどり 昨 年 度 ついに 全 国 で 4 万 件 を 超 えるなど まさに 危 機 的 な 状 況 にあると 言 えます 児 童 虐 待 防 止 法 改 正 により 子 どもの 保 護 に 係 る 児 童 相 談 所 の 権 限 が 強 化 され さらに 里 親 制 度 の 充 実 施 設 内 虐 待 防 止 を 含 む 社 会 的 養 護 の 充 実 等 を 内 容 とする 児 童 福 祉 法 の 改 正 が 予 定 されています 加 えて 昨 年 11 月 の 少 年 法 改 正 により 重 大 事 件 に 係 る 触 法 少 年 への 支 援 に 児 童 相 談 所 の 役 割 が より 重 要 となったところでもあります また 現 在 国 においては 障 害 者 自 立 支 援 法 の 見 直 しに 向 け 検 討 が 進 められて いるところですが 障 害 のある 子 どもが 社 会 的 に 自 立 するため 出 産 期 乳 幼 児 期 就 学 期 学 齢 期 青 年 期 と すべてのライフステージを 通 じた 一 貫 した 支 援 が 求 め られています 子 どもを 守 り 育 むことは 社 会 の 責 務 であり とりわけ 保 護 援 助 を 必 要 とする 子 どもへの 支 援 は 国 をあげて 取 り 組 む 必 要 があることから 次 の 事 項 を 国 に 要 望 します 1 児 童 福 祉 法 改 正 法 案 の 早 期 成 立 について 虐 待 を 受 けた 子 ども 等 に 対 する 家 庭 的 環 境 における 養 護 の 充 実 などを 定 めた 児 童 福 祉 法 改 正 法 案 を 早 期 に 成 立 するよう 努 め 成 立 した 場 合 においては 円 滑 な 施 行 が 可 能 となるよう 十 分 な 周 知 を 行 うこと 2 児 童 相 談 所 の 体 制 強 化 について (1) 子 どもへの 個 別 支 援 を 充 実 するため 児 童 心 理 司 看 護 師 等 の 専 門 職 員 の 配 置 基 準 を 定 め 必 要 な 財 政 上 の 支 援 策 を 講 じること (2) 重 大 事 件 に 係 る 触 法 少 年 が 送 致 された 場 合 の 児 童 相 談 所 の 対 応 に 関 し 適 切 な 体 制 整 備 を 図 ることができるよう 必 要 な 支 援 策 を 講 じること 3 児 童 養 護 施 設 の 機 能 強 化 について 児 童 養 護 施 設 において 個 々の 児 童 の 状 況 に 応 じた よりきめ 細 やかな 支 援 が 可 能 となるよう 職 員 配 置 基 準 の 見 直 しやそれに 伴 う 財 政 上 の 支 援 策 を 講 じること 4 障 害 のある 子 どもへの 一 貫 した 支 援 体 制 の 整 備 について 障 害 のある 子 どもに 対 し ライフステージに 応 じ かつ 一 貫 性 のある 支 援 が 継 続 的 に 確 保 されるよう 関 係 者 間 の 情 報 の 伝 達 と 共 有 に 必 要 な 仕 組 みづくりな ど 支 援 体 制 整 備 に 向 けた 具 体 的 な 取 組 を 進 めること

平 成 20 年 月 日 内 閣 総 理 大 臣 麻 生 太 郎 様 厚 生 労 働 大 臣 舛 添 要 一 様 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 堂 本 暁 子 東 京 都 知 事 石 原 慎 太 郎 神 奈 川 県 知 事 松 沢 成 文 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 千 葉 市 長 鶴 岡 啓 一 さいたま 市 長 相 川 宗 一

別 紙 4 米 新 政 権 下 における 横 田 基 地 の 軍 民 共 用 化 等 の 早 期 実 現 について 横 田 基 地 の 軍 民 共 用 化 は 空 港 容 量 の 逼 迫 する 首 都 圏 の 航 空 事 情 を 改 善 し 我 が 国 の 国 際 競 争 力 を 高 め 国 力 を 維 持 するため 早 期 に 実 現 すべき 国 家 プロジェクトです 軍 民 共 用 化 に 関 する 日 米 協 議 は 再 編 実 施 のための 日 米 のロードマップ で 定 められた 期 限 内 に 合 意 に 至 らず 現 在 も 継 続 していま す こうした 中 米 国 では 大 統 領 選 挙 が 行 なわれ 政 権 が 交 代 することとな るため 米 新 政 権 が 横 田 基 地 の 軍 民 共 用 化 を 日 米 間 の 重 要 な 懸 案 事 項 として 確 実 に 引 き 継 ぎ その 実 現 に 向 けて 積 極 的 に 取 り 組 むよう 日 本 政 府 として 強 く 求 めていくことが 必 要 です また 横 田 空 域 の 返 還 は 首 都 圏 空 域 を 再 編 成 して 我 が 国 が 一 体 的 に 管 制 業 務 を 行 うことにより 安 全 で 効 率 的 かつ 騒 音 影 響 の 少 ない 合 理 的 な 航 空 交 通 を 確 保 していくために 不 可 欠 なものです 再 編 実 施 のための 日 米 の ロードマップ に 基 づき 同 空 域 の 一 部 については 本 年 9 月 に 返 還 されたと ころですが 横 田 空 域 全 体 のあり 得 べき 返 還 に 必 要 な 条 件 の 検 討 について は 米 新 政 権 発 足 後 の 来 年 度 に 検 討 を 完 了 することとなっており 全 面 返 還 の 実 現 に 向 け 新 政 権 との 日 米 協 議 を 着 実 に 進 展 させることが 必 要 です そこで 次 の 事 項 について 特 段 の 措 置 を 講 じられるよう 要 望 いたします 1 横 田 基 地 の 軍 民 共 用 化 について 米 新 政 権 に 対 して 日 米 協 議 を 確 実 に 引 き 継 ぎ その 実 現 に 向 けた 協 議 に 積 極 的 に 対 処 するよう 改 めて 強 く 働 きかけ 早 期 実 現 を 図 ること 2 日 米 両 政 府 による 横 田 空 域 全 体 のあり 得 べき 返 還 に 必 要 な 条 件 の 検 討 を 予 定 どおり 平 成 21 年 度 に 完 了 し 横 田 空 域 及 び 管 制 業 務 の 早 期 全 面 返 還 を 実 現 するよう 米 新 政 権 に 改 めて 強 く 働 きかけ 同 空 域 を 活 用 した 合 理 的 な 航 空 路 を 設 定 すること

平 成 20 年 月 日 内 閣 総 理 大 臣 麻 生 太 郎 外 務 大 臣 中 曽 根 弘 文 国 土 交 通 大 臣 金 子 一 義 防 衛 大 臣 浜 田 靖 一 様 様 様 様 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 千 葉 県 知 事 東 京 都 知 事 神 奈 川 県 知 事 川 崎 市 長 千 葉 市 長 さいたま 市 長 上 田 清 司 堂 本 暁 子 石 原 慎 太 郎 松 沢 成 文 阿 部 孝 夫 鶴 岡 啓 一 相 川 宗 一

別 紙 5 店 舗 型 異 性 紹 介 営 業 (いわゆる 出 会 い 喫 茶 )の 法 規 制 の 実 施 等 について 現 在 出 会 い 喫 茶 という 営 業 が 大 都 市 圏 を 中 心 に 広 がっており これに 伴 い 利 用 した 青 少 年 が 児 童 買 春 やわいせつ 行 為 の 被 害 者 となる 事 件 も 多 発 しています 出 会 い 喫 茶 は 料 金 を 支 払 った 男 性 客 が 店 内 にいる 面 識 のない 女 性 を 指 名 し 合 意 すれば 店 外 に 連 れ 出 すことができるというもので 現 在 のところ 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 風 営 法 という )などの 規 制 対 象 とはなっておりません こうした 状 況 に 鑑 み 首 都 圏 の 各 自 治 体 では 独 自 の 条 例 などによる 取 組 を 進 めて いるところですが 今 後 こうした 法 の 隙 間 を 縫 った 極 めて 悪 質 な 営 業 が 全 国 各 地 で 展 開 されることが 十 分 に 想 定 されるため 青 少 年 の 保 護 清 浄 な 地 域 環 境 の 保 持 の 両 面 から 全 国 一 律 に 規 制 し また 青 少 年 が 利 用 することのないよう 啓 発 す ることが 必 要 です そこで 国 におかれては 1 風 営 法 の 改 正 により 出 会 い 喫 茶 を 全 国 一 律 に 規 制 すること 2 保 護 者 や 青 少 年 に 対 し 出 会 い 喫 茶 の 危 険 性 などについて 周 知 啓 発 を 行 う こと を 早 期 に 実 施 されるよう 強 く 要 望 します 平 成 年 月 日 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 小 渕 優 子 様 警 察 庁 長 官 吉 村 博 人 様 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 堂 本 暁 子 東 京 都 知 事 石 原 慎 太 郎 神 奈 川 県 知 事 松 沢 成 文 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 千 葉 市 長 鶴 岡 啓 一 さいたま 市 長 相 川 宗 一

別 紙 6 京 浜 三 港 が 推 進 する 広 域 連 携 施 策 等 について アジア 諸 港 の 躍 進 などにより 日 本 港 湾 の 国 際 的 地 位 が 低 下 していく 中 積 極 的 な 対 策 を 講 じなければ 東 京 港 川 崎 港 横 浜 港 が 世 界 の 基 幹 航 路 から 外 れ わが 国 経 済 に 与 える 影 響 は 極 めて 深 刻 である このような 危 機 感 を 共 有 し これまで 積 み 重 ねた 港 湾 経 営 の 実 績 を 活 かしつつ 東 京 湾 の 国 際 競 争 力 を 強 化 するため 京 浜 三 港 は 港 を 一 体 的 に 管 理 するポートオーソリティの 設 立 を 視 野 に 入 れ 一 層 の 連 携 を 推 進 することで 基 本 合 意 した 首 都 圏 をはじめ 広 く 東 日 本 の 物 流 に 貢 献 している 京 浜 三 港 の 貨 物 集 荷 力 を 強 化 し 国 際 基 幹 航 路 の 維 持 拡 大 を 図 るための 取 り 組 みを 今 後 と も 三 港 が 主 体 的 に 一 体 となって 進 めていく 以 上 のことから 国 におかれては 京 浜 三 港 が 推 進 する 広 域 連 携 施 策 がより 効 果 のあるものとなるよう 次 のことについて 財 政 措 置 等 を 講 じられたい また 千 葉 港 をはじめとする 東 京 湾 内 の 各 港 湾 についても 首 都 圏 経 済 の 発 展 を 支 える 社 会 基 盤 としてそれぞれ 重 要 な 役 割 を 担 っている ことから 国 におかれては これらの 港 湾 について 引 き 続 き 整 備 を 促 進 するとともに 港 湾 施 設 の 維 持 管 理 についても 財 政 措 置 等 を 講 じる よう 配 慮 されたい 1 京 浜 三 港 における 港 湾 コスト 低 減 による 国 際 競 争 力 強 化 のため 新 規 及 び 既 存 ふ 頭 の 充 実 強 化 に 係 る 財 政 措 置 や 税 制 優 遇 などを 講 じる こと 2 京 浜 三 港 間 の 道 路 網 や 京 浜 三 港 と 内 陸 部 を 結 ぶ 幹 線 道 路 の 整 備 促 進 を 図 ること 3 水 先 制 度 等 の 一 層 の 規 制 緩 和 を 図 ること

平 成 20 年 月 日 国 土 交 通 大 臣 金 子 一 義 様 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 千 葉 県 知 事 東 京 都 知 事 神 奈 川 県 知 事 川 崎 市 長 千 葉 市 長 さいたま 市 長 上 田 清 司 堂 本 暁 子 石 原 慎 太 郎 松 沢 成 文 阿 部 孝 夫 鶴 岡 啓 一 相 川 宗 一

別 紙 7 周 産 期 医 療 体 制 の 充 実 及 び 医 師 確 保 に 向 けた 緊 急 要 望 医 師 不 足 や 訴 訟 リスクなどを 背 景 に 地 域 の 産 科 産 婦 人 科 診 療 の 休 廃 止 や 分 娩 取 扱 いの 制 限 が 進 む 中 都 内 において 脳 出 血 を 発 症 した 妊 婦 の 搬 送 に 関 する 問 題 が2 件 続 けて 発 生 するなど 周 産 期 医 療 体 制 は 都 市 部 においても 危 機 的 な 状 況 にある こうした 事 案 は 現 在 の 周 産 期 医 療 体 制 における 様 々な 課 題 を 浮 き 彫 りにし 安 全 安 心 の 医 療 体 制 を 求 める 国 民 の 不 安 を 高 めている このような 状 況 の 下 各 自 治 体 においても 地 域 の 周 産 期 医 療 の 確 保 や 医 療 不 安 の 解 消 に 向 けて 全 力 で 取 り 組 んでいるが 本 質 的 な 原 因 は 全 国 的 な 産 科 医 師 小 児 科 医 師 の 絶 対 的 不 足 にある 国 はこれまでの 医 師 抑 制 策 を 転 換 し 医 学 部 定 員 を 増 加 させることと したが この 効 果 が 現 れるのは10 年 後 である また 産 科 小 児 科 医 師 のなり 手 が 少 ないという 診 療 科 偏 在 の 問 題 については 国 は 抜 本 的 な 打 開 策 を 示 すに 至 っていない 現 在 の 医 療 現 場 の 混 乱 は これまでの 国 の 医 師 抑 制 策 によるものであ ることを 真 摯 に 受 け 止 め 国 の 責 務 として 医 師 確 保 対 策 と 周 産 期 医 療 体 制 を 整 備 充 実 し 国 民 の 不 安 解 消 に 努 めるべきである ついては 抜 本 的 かつ 実 効 性 のある 対 策 に 早 急 に 取 り 組 むことを 強 く 要 望 する 1 地 域 の 周 産 期 医 療 体 制 の 中 核 を 担 う 総 合 周 産 期 母 子 医 療 センターが 母 体 の 安 全 も 含 めてリスクの 高 い 妊 婦 に 対 応 できるよう 診 療 体 制 の 強 化 を 図 るとともに 中 程 度 のリスクを 持 つ 妊 婦 に 対 応 する 医 療 機 関 の 確 保 を 図 ることができるよう 必 要 な 措 置 を 講 じること また 周 産 期 医 療 と 救 急 医 療 とが 連 携 した 医 療 提 供 体 制 を 構 築 できるよう 実 効 的 な 支 援 策 を 早 急 に 講 じること 2 産 科 小 児 科 など 医 師 の 診 療 科 偏 在 を 解 消 するため 臨 床 研 修 制 度 を 見 直 し 医 師 不 足 が 深 刻 な 医 療 分 野 に 重 点 を 置 いた 研 修 を 導 入 する など 具 体 的 かつ 実 効 ある 医 師 育 成 方 策 を 早 期 に 講 じること

3 周 産 期 医 療 を 担 う 地 域 の 医 療 機 関 が 安 定 的 に 医 師 を 確 保 するため 診 療 報 酬 の 抜 本 的 な 見 直 しを 行 い 医 師 等 の 処 遇 改 善 に 反 映 させる 仕 組 みを 構 築 するとともに 過 酷 な 勤 務 環 境 を 改 善 する 施 策 の 推 進 に 努 めること 4 今 後 ますます 増 加 が 見 込 まれる 女 性 医 師 が 生 涯 にわたって 安 心 し て 医 療 に 携 わることができるよう 夜 間 や 病 児 等 の 保 育 制 度 の 充 実 や 出 産 育 児 等 による 離 職 後 の 再 就 職 など 総 合 的 な 支 援 策 の 一 層 の 充 実 を 図 ること 平 成 20 年 月 日 厚 生 労 働 大 臣 舛 添 要 一 様 八 都 県 市 首 脳 会 議 座 長 横 浜 市 長 中 田 宏 埼 玉 県 知 事 千 葉 県 知 事 東 京 都 知 事 神 奈 川 県 知 事 川 崎 市 長 千 葉 市 長 さいたま 市 長 上 田 清 司 堂 本 暁 子 石 原 慎 太 郎 松 沢 成 文 阿 部 孝 夫 鶴 岡 啓 一 相 川 宗 一