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看 護 学 科 ア 設 置 の 趣 旨 及 び 必 要 性 1. 看 護 学 科 を 設 置 する 理 由 本 学 の 医 療 工 学 部 は 現 在 医 療 福 祉 工 学 科 と 義 肢 装 具 学 科 の2 学 科 により 構 成 されて おり 保 健 衛 生 学 分 野 と 工 学 分 野 に 関 する 専 門 的 な 教 育 研 究 活 動 を 通 じて 地 域 社 会 に 貢 献 する 医 療 関 連 人 材 の 育 成 を 目 指 すとともに 地 域 における 高 等 教 育 機 関 としての 使 命 を 果 たすべく 常 に 教 育 課 程 の 改 編 や 教 育 内 容 の 充 実 など 教 育 研 究 環 境 の 整 備 と 充 実 に 努 め てきている しかしながら 社 会 環 境 の 変 化 や 学 術 研 究 の 進 展 など 高 等 教 育 を 取 り 巻 く 環 境 が 大 き く 変 化 しており その 方 向 性 も 複 雑 化 かつ 多 様 化 していることから 時 代 の 変 化 と 社 会 の 要 請 に 柔 軟 に 対 応 しつつ 学 部 教 育 の 多 様 な 発 展 に 向 けて 特 色 ある 教 育 研 究 に 取 り 組 む とともに 医 療 工 学 部 としてより 一 層 の 独 自 性 を 発 展 的 に 実 現 する 必 要 性 が 生 じてきてい る 一 方 医 療 を 取 り 巻 く 環 境 は 少 子 高 齢 化 の 進 展 医 療 技 術 の 進 歩 および 医 療 提 供 の 場 の 多 様 化 等 により 変 化 しており その 中 で 国 民 の 医 療 に 対 する 意 識 は 安 全 安 心 の 重 視 とともに 量 から 質 の 向 上 をより 重 視 するといった 方 向 へ 転 換 しており このような 社 会 環 境 や 国 民 意 識 の 変 化 に 応 じて 医 療 関 連 職 員 には 質 の 高 い 医 療 サービスの 提 供 者 と して 資 質 や 能 力 の 一 層 の 向 上 が 求 められている 特 に 看 護 師 の 養 成 においては 高 齢 化 に 伴 う 医 療 看 護 の 体 制 の 変 化 医 療 の 高 度 化 やチーム 医 療 の 推 進 等 医 療 看 護 の 状 況 の 変 化 などに 伴 い 看 護 を 提 供 するために 求 めら れる 看 護 基 礎 教 育 の 重 要 性 が 一 層 認 識 されているとともに 社 会 一 般 の 高 学 歴 化 や 高 校 生 の 大 学 進 学 志 向 などを 踏 まえた 看 護 師 養 成 の 観 点 から 大 学 における 看 護 教 育 の 必 要 性 が 求 められている このような 高 等 教 育 を 取 り 巻 く 社 会 環 境 の 変 化 と 地 域 における 看 護 師 の 人 材 需 要 への 積 極 的 な 対 応 に 向 けて これまでの 本 学 の 医 療 工 学 部 における 保 健 衛 生 学 分 野 に 関 する 教 育 研 究 実 績 を 踏 まえたうえで 保 健 衛 生 学 分 野 を 構 成 する 学 問 分 野 のひとつである 看 護 学 分 野 を 中 心 的 な 教 育 研 究 対 象 とする 看 護 学 科 を 設 置 することとした 2. 教 育 研 究 の 目 的 及 び 研 究 対 象 とする 学 問 分 野 看 護 学 科 では 看 護 師 として 必 要 な 知 識 および 技 術 と 態 度 を 体 得 させ 卒 業 直 後 から 指 導 助 言 のもと 看 護 実 践 ができる 能 力 を 付 与 するとともに 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 有 し 看 護 学 の 進 歩 に 即 応 しつつ 将 来 的 に 高 度 な 知 識 や 技 術 を 有 した 看 護 師 となる 基 礎 を 培 う ことを 教 育 研 究 上 の 目 的 として 看 護 師 を 育 成 することにより 地 域 医 療 の 向 上 に 貢 献 することとする 特 に 看 護 学 科 の 学 部 段 階 における 看 護 学 教 育 は 看 護 師 としての 生 涯 学 習 の 出 発 点 で あることを 踏 まえて 学 部 卒 業 後 看 護 師 として 就 業 し 成 長 していく 過 程 において 実 -1-

務 等 を 通 じて 体 得 していくための 資 質 や 能 力 あるいは 継 続 的 な 教 育 や 研 修 の 機 会 等 を 通 じて 学 んで 行 くための 資 質 や 能 力 を 身 につけた 看 護 師 に 成 長 していくうえでの 基 礎 的 資 質 や 能 力 を 身 につけるための 看 護 基 礎 教 育 を 重 視 することとしている なお 看 護 学 科 が 組 織 として 研 究 対 象 とする 中 心 的 な 学 問 分 野 については 保 健 衛 生 学 関 係 ( 看 護 学 ) とする 3. 養 成 する 人 材 と 具 体 的 な 学 習 目 標 及 び 卒 業 時 の 到 達 目 標 (1) 養 成 する 人 材 看 護 学 科 では 学 部 教 育 における 教 育 研 究 上 の 目 的 を 踏 まえて 基 礎 教 育 および 専 門 教 育 による 学 士 課 程 教 育 を 通 じて 社 会 生 活 を 送 るうえで 必 要 となる 知 識 理 解 汎 用 的 技 能 態 度 志 向 性 創 造 的 思 考 力 の 習 得 のもとに 看 護 学 分 野 に 関 する 基 礎 的 な 知 識 および 基 本 的 な 技 術 と 態 度 を 有 したうえで 看 護 師 として 生 涯 成 長 し 続 けるための 基 盤 となる 資 質 と 能 力 を 有 するとともに 他 の 医 療 関 係 職 種 と 連 携 協 働 して 地 域 社 会 の 保 健 医 療 福 祉 の 向 上 に 寄 与 する 人 材 を 養 成 する 4 年 制 大 学 における 看 護 教 育 の 特 色 としては 看 護 師 として 必 要 な 専 門 的 知 識 と 実 践 的 能 力 を 体 得 し 卒 業 直 後 から 指 導 助 言 のもとに 看 護 ケアができる 能 力 を 有 したうえで 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 涵 養 し 看 護 学 の 進 歩 に 即 応 しつつ 将 来 的 に 高 度 な 知 識 や 技 術 を 有 した 看 護 師 となる 基 礎 を 備 え 保 健 医 療 福 祉 制 度 の 下 で 他 の 医 療 関 係 職 種 と 連 携 協 働 し チーム 医 療 の 中 で 看 護 師 としての 役 割 を 果 たしていくこ とができる 人 材 を 養 成 することとしている 1 看 護 師 として 必 要 な 専 門 的 知 識 と 実 践 的 能 力 を 体 得 し 卒 業 直 後 から 指 導 助 言 の もとに 看 護 ケアができる 能 力 を 有 した 人 材 の 養 成 2 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 涵 養 し 看 護 学 の 進 歩 に 即 応 しつつ 将 来 的 に 高 度 な 知 識 や 技 術 を 有 した 看 護 師 となる 基 礎 を 備 えた 人 材 の 養 成 3 保 健 医 療 福 祉 制 度 の 下 で 他 の 医 療 関 係 職 種 と 連 携 協 働 し チーム 医 療 の 中 で 看 護 師 としての 役 割 を 果 たしていくことができる 人 材 の 養 成 (2) 具 体 的 な 学 習 目 標 看 護 学 科 では 養 成 する 人 材 の 目 的 を 踏 まえて 次 のとおり 看 護 専 門 教 育 における 教 育 活 動 の 指 針 として 具 体 的 な 学 習 目 標 を 設 定 する 1 人 体 の 構 造 と 機 能 の 理 解 および 主 要 疾 患 の 成 因 病 態 診 断 治 療 の 知 識 を 臨 床 で 活 用 できる 能 力 を 養 う 2 看 護 の 位 置 づけと 役 割 の 重 要 性 の 認 識 および 看 護 を 実 践 するために 必 要 となる 基 礎 的 な 知 識 と 技 術 を 養 う 3 看 護 の 対 象 および 目 的 の 理 解 のもとに 健 康 や 疾 病 障 害 の 状 態 に 応 じた 適 切 な 看 護 を 実 践 できる 能 力 を 養 う 4 看 護 学 の 知 識 や 技 術 を 医 療 実 践 の 場 面 に 適 用 し 看 護 の 理 論 と 実 践 を 結 びつけて 理 解 できる 能 力 を 養 う 5 チームの 一 員 としての 役 割 と 保 健 医 療 福 祉 との 連 携 や 協 働 をとおして 看 護 -2-

を 実 践 できる 能 力 を 養 う 6 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 有 し 将 来 的 に 高 度 な 専 門 性 を 有 した 看 護 師 となる 基 礎 を 養 う (3) 卒 業 時 における 到 達 目 標 看 護 学 科 では 養 成 する 人 材 の 目 的 と 学 習 目 標 を 踏 まえて 次 のとおり 専 門 教 育 およ び 基 本 教 育 を 通 じた 学 士 課 程 教 育 における 教 育 活 動 の 成 果 として 卒 業 時 の 到 達 目 標 を 設 定 する 専 門 教 育 における 到 達 目 標 1 人 体 の 器 官 別 の 形 態 や 機 能 および 主 要 疾 患 の 成 因 病 態 診 断 治 療 の 理 解 のも とに 健 康 疾 病 障 害 に 関 する 観 察 力 や 判 断 力 を 有 している 2 看 護 の 対 象 および 目 的 について 理 解 しているとともに 健 康 や 障 害 の 状 態 に 応 じ た 看 護 を 実 践 するための 基 礎 的 な 知 識 と 能 力 を 有 している 3 チーム 医 療 の 中 での 看 護 師 と 他 職 種 の 役 割 についての 認 識 と 他 職 種 との 協 働 の 中 で 看 護 をマネジメントできる 基 礎 的 な 能 力 を 有 している 4 看 護 学 の 学 問 体 系 の 理 解 と 看 護 学 研 究 の 方 法 論 を 身 につけているとともに 最 新 の 知 識 や 技 術 を 自 ら 学 び 続 ける 基 礎 的 な 能 力 を 有 している 基 本 教 育 における 到 達 目 標 1 自 分 の 意 思 思 想 感 情 を 相 手 に 伝 達 することができる 日 本 語 運 用 能 力 と 英 語 に よる 基 礎 的 なコミュニケーション 能 力 を 有 している 2 情 報 通 信 技 術 を 用 いて 情 報 を 収 集 分 析 判 断 し 効 果 的 に 活 用 できる 能 力 と 情 報 や 知 識 を 複 眼 的 論 理 的 に 分 析 し 表 現 できる 能 力 を 有 している 3 自 己 の 良 心 と 社 会 の 規 範 やルールに 従 って 行 動 できる 態 度 と 社 会 の 一 員 としての 意 識 をもち 社 会 のために 積 極 的 に 関 与 できる 態 度 を 有 している 4 人 間 と 生 活 心 身 の 健 康 現 代 社 会 が 直 面 する 諸 課 題 など 人 間 理 解 や 社 会 理 解 を 深 めるための 基 礎 的 な 知 識 と 現 実 を 正 しく 理 解 する 能 力 を 有 している 以 上 のような 専 門 教 育 および 基 本 教 育 を 通 じた 学 士 課 程 教 育 における 卒 業 時 の 到 達 目 標 を 達 成 することにより 卒 業 後 の 進 路 としては 医 療 機 関 や 福 祉 施 設 などにおいて 医 師 等 が 患 者 を 診 察 する 際 の 補 助 病 気 や 障 害 をもつ 人 々の 日 常 生 活 における 援 助 疾 病 の 予 防 や 健 康 の 維 持 増 進 などの 業 務 に 携 わることが 期 待 される イ 学 生 確 保 の 見 通 しと 社 会 的 な 人 材 需 要 1. 地 域 社 会 における 看 護 職 員 の 需 給 見 通 し 北 海 道 内 の 看 護 職 員 就 業 者 数 は 平 成 22 年 12 月 末 現 在 7 万 6,588 人 となって おり 年 々 増 加 傾 向 にある また 常 勤 換 算 では7 万 1,392.7 人 となっていること から 人 口 10 万 人 当 たりの 就 業 者 数 としては 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 すべ てにおいて 全 国 平 均 を 上 回 っているところであるが 医 療 圏 によっては 差 が 見 られるも -3-

のとなっている 一 方 北 海 道 は 人 口 当 たりの 病 床 数 が 全 国 より 多 いことなどもあり 病 院 勤 務 の 看 護 職 員 数 を 病 床 数 当 たりで 比 較 すると 病 床 100 床 当 たり 全 国 54.0 人 全 道 51.7 人 と 全 道 平 均 が 全 国 平 均 を2.3 人 下 回 る 結 果 となっている 北 海 道 は 積 雪 寒 冷 や 広 域 分 散 といった 地 域 特 性 から 他 都 府 県 に 比 べて 病 床 数 が 多 く 看 護 職 員 の 需 要 が 高 い 状 況 にあるため 第 七 次 看 護 職 員 需 給 見 通 し( 平 成 23 年 ~27 年 ) では 最 終 年 である 平 成 27 年 の 需 要 数 を 常 勤 換 算 で 約 8 万 500 人 と 見 込 んでおり 平 成 23 年 供 給 数 の 常 勤 換 算 約 7 万 2,400 人 と 比 較 すると さらに8,100 人 の 確 保 が 必 要 となっている( 資 料 1) 2. 関 係 団 体 からの 要 望 等 北 海 道 内 における 看 護 職 員 の 需 給 見 通 しや 北 海 道 民 に 安 全 かつ 安 心 な 看 護 を 提 供 するた めの 看 護 職 の 確 保 と 定 着 高 い 知 識 に 裏 付 けされた 看 護 を 提 供 できる 看 護 師 の 確 保 さら には 看 護 師 が 働 き 続 けられる 職 場 環 境 づくりと 看 護 師 の 資 質 向 上 などの 観 点 から 本 学 の 所 在 地 にある 北 海 道 医 師 会 および 公 益 社 団 法 人 北 海 道 看 護 協 会 から 本 学 に 対 して 看 護 師 を 養 成 する 教 育 組 織 の 設 置 の 推 薦 書 要 望 書 が 提 出 されており 看 護 学 科 の 設 置 に 対 す る 期 待 が 寄 せられている( 資 料 2) 3. 看 護 師 の 人 材 需 要 の 見 通 し 看 護 学 科 の 設 置 計 画 に 伴 い 卒 業 後 の 具 体 的 な 進 路 や 地 域 の 人 材 需 要 の 見 通 しなどを 踏 まえるために 保 健 医 療 機 関 を 対 象 とする 看 護 学 科 で 行 う 教 育 内 容 採 用 意 向 などの 人 材 需 要 に 関 するアンケート 調 査 を 実 施 した その 結 果 看 護 学 科 の 教 育 内 容 については 有 効 回 答 機 関 541 機 関 のうち53.0% にあたる287 機 関 が 必 要 性 を 認 めている さらに 看 護 学 科 が 設 置 された 場 合 看 護 学 科 を 卒 業 した 者 に 対 する 採 用 意 向 については 有 効 回 答 機 関 541 機 関 のうち45.5%にあたる246 機 関 が 採 用 の 意 向 を 示 している その 内 訳 としては 病 院 151 機 関 一 般 診 療 所 22 機 関 社 会 福 祉 介 護 事 業 52 機 関 薬 局 その 他 21 機 関 となっており このように 設 置 圏 周 辺 地 域 に 限 られた 保 健 医 療 機 関 に 対 する 調 査 においても 看 護 学 科 で 学 んだ 人 材 への 需 要 は 高 いことがうかがえる( 資 料 3) 4. 看 護 師 養 成 施 設 の 設 置 状 況 北 海 道 内 における 看 護 師 養 成 施 設 は 平 成 25 年 4 月 現 在 45 校 で 入 学 定 員 は 2,344 人 となっている そのうち4 年 制 大 学 は 北 海 道 大 学 医 学 部 保 健 学 科 看 護 学 専 攻 (70 人 ) 旭 川 医 科 大 学 医 学 部 看 護 学 科 (60 人 ) 札 幌 医 科 大 学 保 健 医 療 学 部 看 護 学 科 (50 人 ) 札 幌 市 立 大 学 看 護 学 部 看 護 学 科 (80 人 ) 名 寄 市 立 大 学 保 健 福 祉 学 部 看 護 学 科 (50 人 ) 天 使 大 学 看 護 栄 養 学 部 看 護 学 科 (87 人 ) 北 海 道 医 療 大 学 看 護 福 祉 学 部 看 護 学 科 (100 人 ) 北 海 -4-

道 文 教 大 学 人 間 科 学 部 看 護 学 科 (80 人 ) 旭 川 大 学 保 健 福 祉 学 部 保 健 看 護 学 科 (60 人 ) 日 本 赤 十 字 北 海 道 看 護 大 学 看 護 学 部 看 護 学 科 (100 人 ) 札 幌 保 健 医 療 大 学 看 護 学 部 看 護 学 科 (100 人 )の11 校 で 医 療 の 高 度 化 などによる 看 護 教 育 の 充 実 が 求 められている 中 で 北 海 道 内 における 看 護 師 の 養 成 教 育 は 約 64.3%を 看 護 専 門 学 校 に 依 存 してい る 状 況 となっている( 資 料 4) 5. 地 域 社 会 における 看 護 師 養 成 課 程 への 受 験 者 動 向 北 海 道 内 の 国 公 私 立 の4 年 制 大 学 (10 大 学 )における 看 護 師 養 成 課 程 の 最 近 3 年 間 の 志 願 者 状 況 をみてみると 平 成 22 年 度 は 入 学 定 員 727 人 に 対 して 志 願 者 数 4,062 人 と 志 願 倍 率 は 約 5.6 倍 平 成 23 年 度 は 入 学 定 員 724 人 に 対 して 志 願 者 数 4,111 人 と 志 願 倍 率 は 約 5.7 倍 平 成 24 年 度 は 入 学 定 員 734 人 に 対 して 志 願 者 数 3,987 人 と 志 願 倍 率 は 約 5.4 倍 で 推 移 している また 北 海 道 内 の 私 立 大 学 における 定 員 充 足 の 状 況 についてみると 平 成 22 年 度 は 定 員 充 足 率 約 116.1% 平 成 23 年 度 は 定 員 充 足 率 約 112.5% 平 成 24 年 度 は 定 員 充 足 率 約 112.2%となっており 18 歳 人 口 の 減 少 期 においても 安 定 した 志 願 者 数 の 確 保 と 定 員 充 足 の 状 況 を 維 持 している( 資 料 5) 6. 看 護 学 科 の 志 願 者 確 保 の 見 通 し 看 護 学 科 の 設 置 は 社 会 の 要 請 や 地 域 の 状 況 さらには 学 生 の 進 学 需 要 などを 踏 まえた うえで 計 画 していることから 十 分 な 学 生 確 保 が 見 込 めるものと 考 えている 今 般 の 看 護 学 科 の 設 置 計 画 を 策 定 するにあたり 学 生 確 保 の 見 込 みについて 計 量 的 なデータから 検 証 することを 目 的 として 北 海 道 内 に 所 在 する 高 等 学 校 ( 進 学 実 績 および 所 在 地 を 考 慮 して 選 定 )に 在 籍 している 高 校 生 ( 開 設 年 度 の 受 験 対 象 者 である 現 3 年 生 )を 対 象 とした 進 学 意 向 に 関 するアンケート 調 査 を 実 施 した その 結 果 有 効 回 答 者 数 1,428 人 中 約 17.6%にあたる251 人 が 看 護 学 科 に 対 する 興 味 と 関 心 を 示 しているとともに 約 8.1%にあたる115 人 が 看 護 学 科 を 受 験 したいとの 回 答 をしている さらに 入 学 定 員 80 人 の 約 3.0 倍 にあたる242 人 が 看 護 学 科 へ 進 学 したいと 思 う と 回 答 しており 積 極 的 な 進 学 意 向 を 示 している また 看 護 学 科 において 長 期 的 かつ 安 定 的 に 学 生 の 確 保 を 図 ることができる 見 通 しにつ いては 北 海 道 内 に 所 在 する 高 等 学 校 に 在 籍 している 高 校 生 を 対 象 とした 進 学 意 向 に 関 す るアンケート 調 査 から 推 計 した 結 果 完 成 年 度 まで 入 学 定 員 80 人 の1.5 倍 にあたる 数 として 開 設 2 年 目 の27 年 度 には121 人 開 設 3 年 目 は119 人 完 成 年 度 の 平 成 29 年 度 では118 人 の 進 学 需 要 が 見 込 まれている このような 本 学 の 立 地 する 札 幌 市 を 中 心 とした 北 海 道 内 の 高 等 学 校 に 在 籍 している 高 校 生 ( 開 設 年 度 の 受 験 対 象 者 である 現 3 年 生 )に 限 られた 調 査 の 結 果 においても 進 学 意 向 が 認 められる 数 値 となっていることから 学 生 確 保 については 十 分 に 見 込 めるものと 考 え られる( 資 料 6) -5-

7. 設 定 した 収 容 定 員 との 関 連 性 看 護 学 科 では 地 域 社 会 における 看 護 職 員 の 不 足 状 況 や 看 護 職 員 の 需 給 見 通 し さらに は 実 際 の 病 院 や 診 療 所 などを 対 象 とした 人 材 需 要 に 関 する 基 礎 調 査 結 果 に 基 づく 看 護 学 科 の 卒 業 生 に 対 する 採 用 意 向 に 加 えて 北 海 道 内 における 看 護 師 養 成 施 設 の 設 置 状 況 や 受 験 者 動 向 さらには 北 海 道 内 に 所 在 する 高 等 学 校 の 在 校 生 に 対 する 進 学 需 要 調 査 の 結 果 に よる 数 値 などを 総 合 的 に 踏 まえたうえで 看 護 学 科 の 入 学 定 員 を80 名 とすることとした ウ 学 部 学 科 等 の 特 色 看 護 学 科 における 教 育 研 究 上 の 目 的 は 看 護 学 分 野 に 関 する 教 育 研 究 を 通 じて 看 護 師 と して 必 要 な 知 識 および 技 術 と 態 度 を 体 得 させ 卒 業 直 後 から 指 導 助 言 のもと 看 護 実 践 がで きる 能 力 を 付 与 するとともに 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 有 し 看 護 学 の 進 歩 に 即 応 しつつ 将 来 的 に 高 度 な 知 識 や 技 術 を 有 した 看 護 師 となる 基 礎 を 培 う こととしている また 人 材 養 成 の 目 的 は 社 会 生 活 を 送 るうえで 必 要 となる 知 識 理 解 汎 用 的 技 能 態 度 志 向 性 創 造 的 思 考 力 の 習 得 のもとに 看 護 学 分 野 に 関 する 基 礎 的 な 知 識 および 基 本 的 な 技 術 と 態 度 を 有 したうえで 看 護 師 として 生 涯 成 長 し 続 けるための 基 盤 となる 資 質 と 能 力 を 有 するとともに 他 の 医 療 関 係 職 種 と 連 携 協 働 して 地 域 社 会 の 保 健 医 療 福 祉 の 向 上 に 寄 与 する 人 材 を 養 成 する こととしている さらに 看 護 学 科 では 高 等 教 育 の 大 衆 化 の 進 行 と 生 涯 学 習 への 移 行 を 踏 まえ 学 部 段 階 の 専 門 教 育 では 特 定 分 野 における 完 成 教 育 というよりも 生 涯 学 び 続 ける 基 礎 を 培 うより 普 遍 的 な 教 育 が 求 められていることから 教 養 教 育 および 専 門 分 野 の 基 礎 基 本 を 重 視 した 教 育 を 行 うことにより 専 門 的 素 養 のある 人 材 として 活 躍 できる 基 礎 的 能 力 や 生 涯 学 習 の 基 礎 等 を 培 うことを 特 色 としている 具 体 的 には 学 部 段 階 における 看 護 学 教 育 は 看 護 師 としての 生 涯 学 習 の 出 発 点 であるこ とを 踏 まえ 学 部 卒 業 後 看 護 師 として 就 業 し 成 長 していく 過 程 において 実 務 等 を 通 じ て 体 得 していくための 資 質 や 能 力 あるいは 継 続 的 な 教 育 や 研 修 の 機 会 等 を 通 じて 学 んで 行 くための 資 質 や 能 力 を 身 につけた 看 護 師 に 成 長 していくうえでの 基 礎 的 資 質 や 能 力 を 身 につ けるための 基 礎 教 育 を 重 視 することとしている このことから 看 護 学 科 が 担 う 機 能 と 特 色 としては 中 央 教 育 審 議 会 答 申 我 が 国 の 高 等 教 育 の 将 来 像 の 提 言 する 高 等 教 育 の 多 様 な 機 能 と 個 性 特 色 の 明 確 化 を 踏 まえて 幅 広 い 職 業 人 養 成 の 機 能 を 重 点 的 に 担 うとともに 特 定 の 専 門 的 分 野 の 教 育 研 究 に 比 重 を 置 いた 教 育 研 究 に 取 り 組 むことを 特 色 としている エ 学 部 学 科 等 の 名 称 及 び 学 位 の 名 称 看 護 学 科 が 組 織 として 教 育 研 究 対 象 とする 中 心 的 な 学 問 分 野 は 保 健 衛 生 学 関 係 ( 看 護 学 ) であり 看 護 師 として 必 要 な 知 識 および 技 術 と 態 度 を 体 得 させ 卒 業 直 後 から 指 導 助 言 のも と 看 護 実 践 ができる 能 力 を 付 与 するとともに 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 有 し -6-

看 護 学 の 進 歩 に 即 応 しつつ 将 来 的 に 高 度 な 知 識 や 技 術 を 有 した 看 護 師 となる 基 礎 を 培 う ことを 教 育 研 究 上 の 目 的 としている このような 看 護 学 科 が 組 織 として 教 育 研 究 対 象 とする 中 心 的 な 学 問 分 野 と 学 科 における 教 育 研 究 上 の 目 的 や 養 成 する 人 材 などについて 社 会 や 受 験 生 に 最 も 分 かり 易 い 名 称 とする ことから 学 科 名 称 を 看 護 学 科 学 位 を 学 士 ( 看 護 学 ) とすることとし 英 訳 名 称 に ついては 国 際 的 な 通 用 性 を 踏 まえたうえで 学 科 の 英 訳 名 称 を Department of Nursing 学 位 の 英 訳 名 称 を Bachelor of Nursing とすることとした 学 科 の 名 称 学 位 の 名 称 看 護 学 科 Department of Nursing 学 士 ( 看 護 学 ) Bachelor of Nursing オ 教 育 課 程 の 編 成 の 考 え 方 及 び 特 色 1. 教 育 課 程 の 編 成 の 方 針 (1) 看 護 基 礎 教 育 を 重 視 した 教 育 課 程 の 編 成 本 学 では 高 等 教 育 の 大 衆 化 の 進 行 と 生 涯 学 習 への 移 行 を 踏 まえ 学 部 段 階 の 専 門 教 育 では 特 定 分 野 における 完 成 教 育 というよりも 生 涯 学 び 続 ける 基 礎 を 培 うより 普 遍 的 な 教 育 が 求 められていることから 教 養 教 育 および 専 門 分 野 の 基 礎 基 本 を 重 視 した 教 育 を 行 うことにより 専 門 的 素 養 のある 人 材 として 活 躍 できる 基 礎 的 能 力 や 生 涯 学 習 の 基 礎 等 を 培 うこととしている 特 に 学 部 段 階 における 看 護 学 教 育 は 看 護 師 としての 生 涯 学 習 の 出 発 点 であること を 踏 まえ 学 部 卒 業 後 看 護 師 として 就 業 し 成 長 していく 過 程 において 実 務 等 を 通 じて 体 得 していくための 資 質 や 能 力 あるいは 継 続 的 な 教 育 や 研 修 の 機 会 等 を 通 じて 学 んで 行 くための 資 質 や 能 力 を 身 につけた 看 護 師 に 成 長 していくうえでの 基 礎 的 資 質 や 能 力 を 身 につけるための 基 礎 教 育 を 重 視 することとしている 具 体 的 には 専 門 教 育 科 目 では 看 護 師 学 校 養 成 所 指 定 規 則 の 教 育 内 容 を 踏 まえた 教 育 課 程 の 編 成 とし その 際 4 年 間 の 教 育 期 間 内 において 教 育 研 究 上 の 目 的 や 人 材 養 成 の 目 的 等 を 確 実 に 達 成 するとともに 基 礎 教 育 の 重 要 性 を 踏 まえたうえで 教 育 課 程 が 過 密 とならないように 配 慮 することから 教 育 内 容 を 精 選 し 必 要 な 授 業 科 目 につ いて 優 先 順 位 を 踏 まえた 配 置 とすることにより 単 位 制 度 の 実 質 化 による 学 習 時 間 を 確 保 することによる 質 の 確 保 を 目 指 すこととする (2) 中 央 教 育 審 議 会 答 申 等 を 踏 まえた 教 育 課 程 の 編 成 看 護 学 科 の 教 育 課 程 編 成 実 施 の 方 針 が 学 習 目 標 と 到 達 目 標 で 明 示 された 能 力 を 育 成 するという 目 的 のもとに 策 定 され かつ 教 育 課 程 の 編 成 において 体 系 性 と 順 次 性 が 明 確 であることを 示 すことから 授 業 科 目 と 学 習 目 標 の 関 係 授 業 科 目 間 の 系 統 性 を 図 示 したカリキュラム 体 系 図 を 作 成 する( 資 料 7) また 年 次 やセメスターごとの 教 育 内 容 の 全 体 が 俯 瞰 でき 時 系 列 に 沿 った 学 生 の 到 達 目 標 が 理 解 できるように 典 型 的 な 履 修 モデルを 整 備 することとしており 同 時 に -7-

キャップ 制 の 意 義 を 踏 まえて 履 修 登 録 単 位 数 を 明 示 することとしている 一 方 基 本 教 育 科 目 においては 中 央 教 育 審 議 会 答 申 学 士 課 程 教 育 の 構 築 に 向 け て の 中 で 各 専 攻 分 野 を 通 じて 培 う 学 士 力 として 学 士 課 程 共 通 の 学 習 成 果 に 関 する 参 考 指 針 に 示 されている 我 が 国 の 大 学 が 授 与 する 学 士 が 保 証 する 能 力 の 内 容 を 担 保 することに 留 意 し 社 会 生 活 を 送 るうえで 必 要 となる 人 間 や 文 化 と 社 会 に 関 す る 知 識 の 理 解 汎 用 的 技 能 態 度 志 向 性 創 造 的 思 考 力 を 習 得 させることが 可 能 とな る 教 育 課 程 の 編 成 としており 態 度 志 向 性 や 創 造 的 思 考 力 を 養 う 授 業 科 目 では 実 践 型 学 習 や 体 験 型 学 習 を 導 入 することにより 教 育 効 果 を 高 めることとしている 2. 教 育 課 程 の 編 成 の 考 え 方 (1) 基 本 教 育 科 目 基 本 教 育 科 目 は 人 類 の 文 化 や 社 会 に 関 する 知 識 の 理 解 と 知 的 活 動 や 職 業 生 活 お よび 社 会 生 活 でも 必 要 となる 汎 用 的 な 技 能 社 会 人 として 求 められる 態 度 や 志 向 性 と 自 らが 立 てた 新 たな 課 題 を 解 決 するための 創 造 的 思 考 力 を 習 得 するという 人 材 養 成 の 目 的 を 達 成 するために 学 習 力 の 養 成 思 考 力 の 養 成 表 現 力 の 養 成 人 間 力 の 養 成 人 間 の 理 解 社 会 の 理 解 健 康 の 実 践 の 各 科 目 群 から 構 成 する 1 学 習 力 の 養 成 学 習 力 の 養 成 は 高 等 学 校 での 学 習 履 歴 や 入 学 者 選 抜 の 結 果 を 踏 まえつつ 専 門 教 育 への 円 滑 な 導 入 を 図 るうえで 必 要 となる 自 然 科 学 に 関 する 基 礎 的 な 知 識 の 習 得 と 科 学 的 な 見 方 や 考 え 方 を 身 につける 科 目 として 基 礎 数 学 1 単 位 基 礎 物 理 学 1 単 位 基 礎 化 学 1 単 位 基 礎 生 物 学 1 単 位 の4 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 する 2 思 考 力 の 養 成 思 考 力 の 養 成 は 知 的 活 動 や 職 業 生 活 および 社 会 生 活 でも 必 要 な 技 能 として の 情 報 リテラシー 論 理 的 思 考 力 数 量 的 スキル 問 題 解 決 力 に 関 する 能 力 を 習 得 することとし コンピュータとソフトウェアの 利 用 方 法 やインターネッ トを 利 用 しての 情 報 検 索 法 情 報 収 集 加 工 廃 棄 などの 情 報 管 理 法 を 習 得 するこ とから 情 報 処 理 法 1 単 位 と 情 報 管 理 法 1 単 位 を 必 修 科 目 として 配 置 する また 統 計 資 料 によるデータの 見 方 要 約 方 法 分 析 手 法 活 用 方 法 と 定 量 的 定 性 的 な 分 析 手 法 や 情 報 の 分 析 結 果 の 表 現 技 法 を 習 得 することから 統 計 分 析 法 1 単 位 を 必 修 科 目 として 配 置 するとともに 問 題 を 発 見 し 問 題 の 解 決 に 向 けた 方 法 の 検 討 と 選 択 をすることができる 能 力 を 養 成 することから プロジェクトスキル Ⅱ( 問 題 解 決 法 入 門 ) 1 単 位 と プロジェクトスキルⅢ( 問 題 解 決 法 応 用 ) 1 単 位 の2 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する 3 表 現 力 の 養 成 表 現 力 の 養 成 は 知 的 活 動 や 職 業 生 活 および 社 会 生 活 でも 必 要 な 技 能 として の 英 語 と 日 本 語 によるコミュニケーション スキルを 身 につけることとし 英 語 を 用 いての 日 常 的 な 会 話 と 文 章 によるコミュニケーションができる 基 礎 的 な 能 力 を 養 成 することから 英 語 Ⅰ( 基 礎 ) 1 単 位 英 語 Ⅱ( 応 用 ) 1 単 位 英 語 -8-

Ⅲ( 実 践 ) 1 単 位 の3 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 し 英 語 コミュニケーション 1 単 位 を 選 択 科 目 として 配 置 する また 日 本 語 を 用 いて 自 分 の 意 思 思 想 感 情 などを 相 手 に 伝 達 することができ る 基 礎 的 な 能 力 を 養 成 することから 日 本 語 表 現 法 Ⅰ( 作 文 論 文 ) 1 単 位 日 本 語 表 現 法 Ⅱ( 読 解 分 析 ) 1 単 位 日 本 語 表 現 法 Ⅲ( 発 表 討 論 ) 1 単 位 の3 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する 4 人 間 力 の 養 成 人 間 力 の 養 成 は 社 会 人 として 求 められる 態 度 や 志 向 性 として 自 己 管 理 力 倫 理 観 チームワーク リーダーシップ 市 民 としての 社 会 的 責 任 生 涯 学 習 力 に 関 する 態 度 や 素 養 を 習 得 することを 目 的 とする 自 己 管 理 力 と 倫 理 観 は 善 悪 をわきまえて 自 発 的 に 正 しい 行 為 へと 促 すための 内 面 的 な 規 範 姿 勢 と 人 として 守 り 行 うべき 道 や 正 邪 の 判 断 において 普 遍 的 な 規 準 となる 道 徳 感 やモラルを 涵 養 することから 自 己 管 理 と 社 会 規 範 1 単 位 を 必 修 科 目 として 配 置 する チームワーク リーダーシップ は 多 くの 人 々をまとめて 率 いて 目 的 や 方 向 に 向 かって 教 え 導 く 能 力 と 物 事 に 進 んで 取 り 組 むことができ 自 ら 目 的 を 設 定 し 確 実 に 行 動 することができる 態 度 を 養 成 することから プロジェクトスキルⅠ(チ ームワークとリーダーシップ) 1 単 位 と 他 者 理 解 と 信 頼 関 係 1 単 位 の2 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する 市 民 としての 社 会 的 責 任 は 指 示 を 待 つのではなく 自 らやるべきことを 見 つけて 積 極 的 に 取 り 組 む 姿 勢 と 自 ら 設 定 した 目 標 に 対 して それを 行 動 に 移 し 粘 り 強 く 取 り 組 む 姿 勢 を 涵 養 することから 地 域 活 動 と 社 会 貢 献 1 単 位 を 必 修 科 目 として 配 置 する 5 人 間 の 理 解 人 間 の 理 解 は 社 会 生 活 を 送 るうえで 身 につけておくべき 人 間 や 人 間 理 解 に 関 する 基 本 的 な 知 識 と 複 合 的 な 視 点 を 養 い 豊 かな 人 間 性 を 涵 養 するとともに 自 らがよって 立 つ 国 や 地 域 の 歴 史 や 伝 統 文 化 に 関 する 知 識 と 世 界 の 国 や 地 域 の 歴 史 や 社 会 文 化 に 関 して 理 解 する 科 目 として 人 間 の 理 解 Ⅰ( 健 康 と 運 動 ) 2 単 位 人 間 の 理 解 Ⅱ( 民 族 と 宗 教 ) 2 単 位 人 間 の 理 解 Ⅲ( 歴 史 と 文 化 ) 2 単 位 人 間 の 理 解 Ⅳ( 心 理 と 行 動 ) 2 単 位 の4 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 する 6 社 会 の 理 解 社 会 の 理 解 は 社 会 的 に 重 要 な 特 定 の 主 題 や 現 代 社 会 が 直 面 する 基 本 的 な 諸 課 題 に 関 する 知 識 と 総 合 的 に 判 断 し 対 処 する 能 力 および 地 球 規 模 で 生 じている 諸 問 題 に 対 する 認 識 と 現 代 国 際 事 情 について 理 解 を 深 めるための 科 目 として 社 会 の 理 解 Ⅰ( 自 然 と 環 境 ) 2 単 位 社 会 の 理 解 Ⅱ( 政 治 と 経 済 ) 2 単 位 社 会 の 理 解 Ⅲ( 国 際 と 平 和 ) 2 単 位 社 会 の 理 解 Ⅳ( 法 律 と 人 権 ) 2 単 位 の4 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 する 7 健 康 の 実 践 健 康 の 実 践 は 適 切 な 運 動 の 実 践 をとおして 身 体 の 健 全 な 発 達 を 促 し 運 動 能 力 や 健 康 な 生 活 を 営 む 態 度 などを 養 うための 科 目 として 体 育 実 技 Ⅰ 1 単 位 と -9-

体 育 実 技 Ⅱ 1 単 位 の2 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 する (2) 専 門 教 育 科 目 専 門 教 育 科 目 は 看 護 師 学 校 養 成 所 指 定 規 則 の 教 育 内 容 を 踏 まえたうえで 専 門 基 礎 教 育 科 目 と 専 門 教 育 科 目 から 構 成 する 専 門 基 礎 教 育 科 目 は 専 門 分 野 の 理 解 を 助 けることを 目 的 として 人 体 の 構 造 と 機 能 疾 病 の 成 り 立 ちと 回 復 の 促 進 健 康 支 援 と 社 会 保 障 制 度 の3 領 域 から 構 成 することとし 看 護 のアセスメント 能 力 を 養 うために 必 要 となる 人 体 を 系 統 立 てて 理 解 し 健 康 や 疾 病 障 害 に 関 する 観 察 力 や 判 断 力 を 臨 床 で 活 用 できる 知 識 として 養 うとともに 健 康 や 障 害 の 状 態 に 応 じた 社 会 資 源 の 活 用 や 保 健 医 療 福 祉 に 関 する 基 本 概 念 や 関 係 制 度 関 係 する 職 種 の 役 割 について 理 解 するための 教 育 内 容 としている 具 体 的 には 人 体 の 構 造 と 機 能 では 人 体 を 系 統 立 てて 理 解 するための 科 目 として 感 染 免 疫 学 1 単 位 解 剖 生 理 学 Ⅰ 2 単 位 解 剖 生 理 学 Ⅱ 2 単 位 解 剖 生 理 学 Ⅲ 2 単 位 の4 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 し 疾 病 の 成 り 立 ちと 回 復 の 促 進 では 健 康 や 疾 病 障 害 に 関 する 観 察 力 や 判 断 力 を 養 うための 科 目 として 病 理 学 2 単 位 栄 養 学 1 単 位 病 態 学 2 単 位 薬 理 学 1 単 位 疾 病 治 療 論 Ⅰ 2 単 位 疾 病 治 療 論 Ⅱ 2 単 位 の6 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する さらに 健 康 支 援 と 社 会 保 障 制 度 では 健 康 や 障 害 の 状 態 に 応 じた 社 会 資 源 の 活 用 や 保 健 医 療 福 祉 に 関 する 基 本 概 念 や 関 係 制 度 関 係 する 職 種 の 役 割 について 理 解 するた めの 科 目 として 医 療 概 論 2 単 位 公 衆 衛 生 学 2 単 位 保 健 統 計 学 1 単 位 保 健 医 療 福 祉 論 1 単 位 の4 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する 専 門 教 育 科 目 は 看 護 の 基 本 看 護 の 展 開 看 護 の 統 合 と 実 践 看 護 の 発 展 と 関 連 看 護 の 研 究 の5 領 域 から 構 成 することとし 看 護 の 基 本 においては 看 護 の 本 質 と 看 護 学 の 構 造 および 看 護 実 践 の 理 論 と 方 法 を 理 解 し 生 涯 にわたって 看 護 学 を 主 体 的 に 学 習 していくための 基 礎 的 能 力 を 習 得 することを 目 的 として 看 護 基 本 技 術 および 看 護 ケア 基 盤 看 護 基 礎 理 論 看 護 支 援 の 展 開 方 法 看 護 ニードのアセスメン トなどの 看 護 実 践 能 力 について 学 習 する 内 容 としている 具 体 的 に 看 護 の 基 本 では 各 看 護 学 の 基 盤 となる 基 礎 的 知 識 や 基 本 的 技 術 を 学 ぶ ための 科 目 として 看 護 学 概 論 2 単 位 看 護 学 基 礎 技 術 論 2 単 位 看 護 学 基 礎 技 術 演 習 Ⅰ 1 単 位 看 護 学 基 礎 技 術 演 習 Ⅱ 1 単 位 看 護 学 基 礎 技 術 演 習 Ⅲ 1 単 位 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅰ 1 単 位 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅱ 2 単 位 の7 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する さらに 看 護 技 術 を 適 用 する 方 法 の 基 礎 を 学 ぶとともに 看 護 師 として 倫 理 的 な 判 断 を するための 基 礎 的 能 力 を 養 い アセスメントについての 理 解 を 深 めることから 看 護 過 程 演 習 Ⅰ 1 単 位 看 護 過 程 演 習 Ⅱ 1 単 位 ヘルスアセスメントⅠ 1 単 位 ヘル スアセスメントⅡ 1 単 位 看 護 倫 理 1 単 位 の5 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する 看 護 の 展 開 は 対 象 の 発 達 段 階 に 応 じた 看 護 の 実 践 を 学 ぶ 科 目 群 として 位 置 づけ 看 護 学 分 野 を 構 成 する 主 要 分 野 である 成 人 看 護 老 年 看 護 小 児 看 護 母 性 看 護 精 神 看 護 在 宅 看 護 の6 領 域 ごとに 看 護 の 対 象 および 目 的 の 理 解 予 防 健 康 の 回 復 保 持 増 進 および 疾 病 障 害 を 有 する 人 々に 対 する 看 護 の 方 法 について 学 習 -10-

する 内 容 としており 臨 地 実 習 においては 知 識 と 技 術 を 看 護 実 践 の 場 面 に 適 用 し 看 護 の 理 論 と 実 践 を 結 びつけて 理 解 する 内 容 としている 看 護 の 統 合 と 実 践 は 看 護 の 各 領 域 の 特 性 を 越 えて 看 護 共 通 の 課 題 について 学 ぶための 科 目 として 看 護 安 全 管 理 1 単 位 終 末 期 看 護 1 単 位 の2 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 し 救 急 看 護 2 単 位 ストレスとメンタルヘルス 2 単 位 乳 幼 児 疾 患 と 看 護 2 単 位 慢 性 期 疾 患 看 護 2 単 位 リハビリテーション 看 護 2 単 位 健 康 管 理 と 看 護 2 単 位 家 族 看 護 論 2 単 位 看 護 における 管 理 と 教 育 2 単 位 の8 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 するとともに 各 科 目 で 学 んだ 知 識 や 技 術 を 看 護 実 践 の 場 面 に 適 用 し 看 護 の 理 論 と 実 践 を 結 びつけて 総 合 的 に 判 断 し 理 解 するための 科 目 として 看 護 総 合 実 習 2 単 位 を 必 修 科 目 として 配 置 する 看 護 の 発 展 と 関 連 は 高 度 化 する 医 療 関 連 機 器 への 理 解 とチーム 医 療 における 看 護 師 としての 調 整 やマネジメントのために 必 要 となる 医 療 系 他 職 種 の 理 解 や 連 携 を 深 め るための 科 目 として チーム 医 療 論 1 単 位 医 療 機 器 論 2 単 位 の2 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 し 医 療 機 器 論 演 習 1 単 位 の1 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 するとともに 情 報 化 および 国 際 化 へ 対 応 しうる 能 力 を 養 うための 科 目 として 医 療 情 報 学 1 単 位 医 療 英 語 概 論 2 単 位 比 較 医 療 文 化 論 2 単 位 比 較 医 療 文 化 論 演 習 Ⅰ 1 単 位 比 較 医 療 文 化 論 演 習 Ⅱ 1 単 位 の5 科 目 を 選 択 科 目 として 配 置 する 看 護 の 研 究 は 看 護 を 探 求 するための 能 力 を 養 う 科 目 群 として 位 置 づけ 看 護 学 研 究 の 基 礎 的 な 方 法 論 を 身 につけるための 科 目 として 看 護 学 研 究 法 2 単 位 研 究 と 実 践 を 結 びつけるための 考 察 と 討 論 する 能 力 を 養 うための 科 目 として 看 護 総 合 ゼミ 2 単 位 の2 科 目 を 必 修 科 目 として 配 置 する 卒 業 研 究 は 1 年 次 から3 年 次 までに 修 得 した 基 礎 および 専 門 知 識 を 活 用 し 看 護 学 と 密 接 に 関 連 する 研 究 課 題 に 対 し 学 生 自 らが 主 体 的 に 取 り 組 む 科 目 として 卒 業 研 究 4 単 位 を 必 修 科 目 として 配 置 する 3. 教 育 課 程 の 編 成 の 特 色 看 護 学 科 では 医 療 工 学 部 としての 特 性 を 看 護 学 の 看 護 専 門 科 目 の 内 容 に 落 とし 込 んで 統 合 した 科 目 として チーム 医 療 論 1 単 位 医 療 機 器 論 2 単 位 医 療 機 器 論 演 習 1 単 位 医 療 情 報 学 1 単 位 の4 科 目 を 配 置 することとしており 医 療 機 器 論 および 医 療 機 器 論 演 習 では 他 職 種 および 他 施 設 の 現 状 や 取 組 みと 放 射 線 診 療 やリハビリテ ーションなど 各 種 医 療 機 器 の 特 性 の 理 解 を 図 ることとし チーム 医 療 論 では 臨 床 工 学 技 士 や 義 肢 装 具 士 をはじめとする 医 療 関 係 職 種 への 理 解 と 連 携 について 学 ぶとともに 医 療 情 報 学 では 医 療 現 場 におけるさまざまな 情 報 の 発 生 伝 達 収 集 蓄 積 処 理 から 高 度 化 する 医 療 情 報 システムへの 理 解 を 深 めることによる 特 色 化 を 図 ることとする -11-

カ 教 員 組 織 の 編 成 の 考 え 方 及 び 特 色 1. 教 員 組 織 の 編 成 の 考 え 方 看 護 学 科 では 社 会 生 活 を 送 るうえで 必 要 となる 知 識 理 解 汎 用 的 技 能 態 度 志 向 性 創 造 的 思 考 力 の 習 得 のもとに 看 護 学 に 関 する 基 礎 的 な 知 識 および 基 本 的 な 技 術 と 態 度 を 有 したうえで 看 護 師 として 生 涯 成 長 し 続 けるための 基 盤 となる 資 質 と 能 力 を 有 する とともに 他 の 医 療 関 係 職 種 と 連 携 協 働 して 地 域 社 会 の 保 健 医 療 福 祉 の 向 上 に 寄 与 する 人 材 を 養 成 する ことを 人 材 養 成 の 目 的 としている また 教 育 課 程 の 編 成 においても 人 材 養 成 の 目 的 を 踏 まえて 看 護 学 の 理 論 と 実 践 を 融 合 する 教 育 内 容 としているとともに 看 護 学 に 関 する 基 礎 基 本 を 体 系 的 に 履 修 するこ とが 可 能 となる 教 育 課 程 の 編 成 としていることから 専 任 教 員 の 配 置 については 看 護 学 分 野 における 主 要 な 授 業 科 目 を 中 心 に 配 置 することとしている 2. 教 員 組 織 の 編 成 の 特 色 看 護 学 科 では 組 織 として 研 究 対 象 とする 中 心 的 な 学 問 分 野 を 保 健 衛 生 学 関 係 ( 看 護 学 ) として 看 護 学 に 関 する 基 礎 基 本 を 体 系 的 に 履 修 することが 可 能 となる 教 育 課 程 の 編 成 とすることから 専 門 教 育 科 目 を 基 礎 看 護 成 人 看 護 老 年 看 護 小 児 看 護 母 性 看 護 精 神 看 護 在 宅 看 護 の7 領 域 から 構 成 しており 教 員 組 織 の 編 成 については 主 要 領 域 ごとの 授 業 科 目 数 および 単 位 数 に 応 じて 看 護 学 分 野 における 教 育 上 研 究 上 または 実 務 上 の 優 れた 知 識 能 力 および 実 績 を 有 する 教 授 6 人 准 教 授 5 人 講 師 8 人 助 教 8 人 を 配 置 する 計 画 としている 専 任 教 員 の 配 置 に 当 たっては 博 士 号 等 の 学 位 の 保 有 状 況 をはじめ それぞれの 領 域 に おける 教 育 実 績 や 研 究 業 績 実 務 経 験 などと 担 当 予 定 の 授 業 科 目 との 適 合 性 について 十 分 な 検 討 のもとに 配 置 することとしている また 職 業 人 養 成 機 能 を 果 たすことから 理 論 と 実 践 の 融 合 に 向 けて 実 技 系 の 授 業 科 目 については 当 該 科 目 の 特 質 を 踏 まえて 看 護 に 関 する 豊 富 な 実 務 経 験 を 有 する 教 員 を 配 置 するとともに 学 部 教 育 としての 一 定 の 研 究 機 能 を 果 たすことから 博 士 号 等 の 学 位 や 十 分 な 研 究 業 績 を 有 する 教 員 をバランスよく 配 置 することとしている 具 体 的 には 基 礎 看 護 学 7 人 ( 教 授 2 人 講 師 1 人 助 教 4 人 ) 成 人 看 護 学 6 人 ( 教 授 1 人 講 師 4 人 助 教 1 人 ) 老 年 看 護 学 3 人 ( 教 授 1 人 講 師 1 人 助 教 1 人 ) 小 児 看 護 学 3 人 ( 准 教 授 2 人 講 師 1 人 ) 母 性 看 護 学 2 人 ( 教 授 1 人 助 教 1 人 ) 精 神 看 護 学 2 人 ( 准 教 授 1 人 助 教 1 人 ) 在 宅 看 護 学 3 人 ( 教 授 1 人 准 教 授 1 人 講 師 1 人 )を 配 置 するとともに 専 門 基 礎 分 野 として 准 教 授 1 人 を 配 置 する 専 任 教 員 の 内 専 門 基 礎 分 野 の1 人 を 除 き 26 人 が 看 護 師 の 免 許 を 有 しており その 内 11 人 は 保 健 師 免 許 を 3 人 は 助 産 師 免 許 を 有 している 就 任 時 期 に 関 しては 専 任 教 員 27 人 の 内 7 人 は 現 在 本 学 に 在 籍 しており 16 人 は 開 設 時 に 就 任 予 定 で 残 り4 人 も 開 設 2 年 目 に 就 任 する 予 定 である また 実 習 や 演 習 に 関 する 授 業 科 目 については 授 業 等 のための 教 材 作 成 の 補 助 や 実 習 機 器 などの 準 備 および 管 理 専 任 教 員 の 指 示 のもとに 行 う 実 技 の 実 演 実 習 施 設 との 連 絡 調 整 など 教 育 研 究 の 円 滑 な 実 施 のための 業 務 に 従 事 する 助 手 を 配 置 することにより 指 -12-

導 体 制 の 強 化 と 充 実 を 図 ることとしている 助 手 については 看 護 学 に 関 する 専 門 教 育 を 受 けた 有 資 格 者 や 医 療 機 関 などにおいて 実 務 の 経 験 を 有 する 者 を 配 置 することとしている 3. 教 員 組 織 の 年 齢 構 成 看 護 学 科 の 年 齢 構 成 については 30 歳 代 5 人 40 歳 代 14 人 50 歳 代 6 人 60 歳 代 以 上 2 人 となっており 次 世 代 を 担 う 教 員 の 育 成 を 視 野 に 入 れ 教 育 研 究 水 準 の 維 持 向 上 や 教 育 研 究 の 活 性 化 に 支 障 がない 構 成 となるように 配 慮 している 特 に 教 育 研 究 経 験 の 少 ない 若 手 教 員 には 博 士 課 程 への 進 学 支 援 や 授 業 設 計 の 教 育 など 能 力 の 向 上 を 図 る 機 会 を 作 る 計 画 である なお 開 設 時 に 定 年 年 齢 を 超 えた 教 員 2 人 を 配 置 する 計 画 としているが 本 学 園 が 定 め る 定 年 退 職 者 の 再 任 用 に 関 する 規 程 および 就 業 規 則 第 5 条 2 項 を 適 用 し 配 置 す ることとしている( 資 料 8) キ 教 育 方 法 履 修 指 導 方 法 及 び 卒 業 要 件 1. 教 育 方 法 (1) 授 業 の 方 法 看 護 学 科 における 授 業 方 法 は 知 識 の 理 解 を 目 的 とする 教 育 内 容 については 講 義 形 式 を 中 心 とした 授 業 形 態 を 採 るとともに 態 度 志 向 性 および 技 術 や 技 能 の 習 得 を 目 的 とする 教 育 内 容 については 演 習 形 式 による 授 業 形 態 を 採 ることとする また 理 論 的 知 識 や 能 力 を 実 務 に 応 用 する 能 力 を 身 につけることを 目 的 とする 教 育 内 容 については 実 験 形 式 実 習 形 式 および 実 践 形 式 による 授 業 形 態 を 採 ることとする (2) 学 生 数 の 設 定 授 業 の 内 容 に 応 じた 学 生 数 の 設 定 については 授 業 科 目 ごとの 授 業 形 態 に 則 した 教 育 目 的 を 効 果 的 かつ 確 実 に 達 成 するために 講 義 形 式 は40 人 から80 人 演 習 形 式 は 20 人 から80 人 実 習 形 式 および 実 践 形 式 は4 人 から8 人 とする (3) 配 当 年 次 配 当 年 次 は 基 礎 から 基 幹 へと 体 系 的 な 学 習 が 可 能 となるようにするとともに 特 に 専 門 教 育 においては 専 門 分 野 の 教 育 内 容 ごとに 知 識 技 能 応 用 といった 授 業 の 内 容 と 科 目 間 の 関 係 や 履 修 の 順 序 に 留 意 するとともに 単 位 制 度 の4 年 間 における 制 度 設 計 の 観 点 を 踏 まえて 特 定 の 学 年 や 学 期 において 偏 りのある 履 修 登 録 がなされないよう に 配 慮 した 配 当 としている (4) 履 修 科 目 の 登 録 上 限 単 位 制 度 の 実 質 化 の 観 点 を 踏 まえたうえで 学 生 の 主 体 的 な 学 習 を 促 し 教 室 におけ る 授 業 と 教 室 外 の 学 習 を 合 わせ 充 実 した 授 業 を 展 開 することにより 学 習 効 果 を 高 める -13-

ために 1 学 年 あたりの 卒 業 要 件 科 目 の 標 準 的 な 履 修 単 位 数 の 上 限 を48 単 位 とする (5) 厳 格 なる 成 績 評 価 卒 業 時 における 学 生 の 質 を 確 保 する 観 点 から 予 め 学 生 に 対 して 各 授 業 における 学 習 目 標 やその 目 標 を 達 成 するための 授 業 の 方 法 計 画 等 を 明 示 したうえで 成 績 評 価 基 準 や 卒 業 認 定 基 準 を 提 示 し これに 基 づき 厳 格 な 評 価 を 行 うともに 客 観 的 な 評 価 基 準 を 適 用 することから 厳 格 な 成 績 評 価 の 方 法 としてGPA 制 度 を 導 入 する( 資 料 9) 2. 履 修 指 導 方 法 看 護 学 科 における 履 修 指 導 方 法 は 授 業 を 受 ける 学 生 に 対 して 教 員 が 相 談 に 応 じる 専 用 の 時 間 を 設 けることにより きめ 細 やかな 教 育 指 導 を 行 う 体 制 を 整 える 学 期 ごとに 学 年 別 の 履 修 ガイダンスを 実 施 したうえで 学 生 の 適 性 や 能 力 に 応 じて 学 生 の 履 修 科 目 の 選 択 に 関 する 助 言 を 行 う 専 門 的 な 職 員 を 配 置 し 個 別 の 履 修 相 談 に 応 じるなど 学 生 の 履 修 指 導 体 制 を 整 備 する また 専 門 教 育 科 目 では 看 護 学 の 学 問 体 系 と 学 習 段 階 に 則 した 授 業 科 目 を 配 置 してお り 学 部 教 育 段 階 では 基 礎 的 な 専 門 知 識 や 技 能 を 確 実 に 修 得 させることに 重 点 を 置 くこ とが 重 要 である このことを 踏 まえたうえで 単 位 制 度 の 実 質 化 を 図 る 観 点 から 特 定 の 学 期 における 偏 りのある 履 修 登 録 を 避 け 学 生 が 学 習 目 標 に 沿 った 適 切 な 授 業 科 目 の 履 修 が 可 能 となるように 養 成 する 具 体 的 な 人 材 像 に 対 応 した 典 型 的 な 履 修 モデルを 提 示 する ( 資 料 10) 3. 卒 業 要 件 看 護 学 科 における 卒 業 要 件 は 学 部 に4 年 以 上 在 学 し 体 系 的 な 授 業 科 目 の 履 修 により 124 単 位 以 上 を 修 得 することとし 基 本 教 育 科 目 については 必 修 科 目 15 単 位 を 含 む 23 単 位 以 上 専 門 教 育 科 目 については 必 修 科 目 97 単 位 を 含 む101 単 位 以 上 を 修 得 することとする ク 施 設 設 備 等 の 整 備 計 画 本 学 では 開 学 以 来 教 育 研 究 環 境 の 整 備 と 充 実 に 積 極 的 に 取 り 組 んできたことから 教 育 研 究 のために 必 要 となる 十 分 な 校 地 および 校 舎 等 が 整 備 されている 今 般 開 設 する 医 療 工 学 部 の 看 護 学 科 理 学 療 法 学 科 および 診 療 放 射 線 学 科 については 学 問 分 野 が 保 健 衛 生 学 でこれまでの 学 問 分 野 と 異 なることや 実 習 を 中 心 とした 教 育 体 系 であ ることなどから 厚 生 労 働 省 の 養 成 所 指 定 規 則 の 指 導 要 領 内 容 に 則 した 実 習 室 を 整 備 するた め 新 たに 医 療 工 学 部 関 係 の 校 舎 を 建 設 することとしている また 開 設 年 度 の 翌 年 度 となる 平 成 27 年 度 には 本 学 園 の 設 置 校 である 北 海 道 薬 科 大 学 が 本 学 と 同 一 敷 地 となる 手 稲 前 田 キャンパスへの 移 転 を 計 画 しており 併 せて 校 舎 の 建 設 も -14-

計 画 されている 1. 校 地 運 動 場 の 整 備 計 画 看 護 学 科 は 既 設 の 北 海 道 工 業 大 学 を 設 置 している 手 稲 前 田 キャンパスの 校 地 および 施 設 設 備 を 活 用 して 設 置 することとしており この 手 稲 前 田 キャンパスにおける 校 地 面 積 は 232,911m2で その 内 訳 は 校 舎 敷 地 面 積 が117,345m2 運 動 場 面 積 が 115,566m2となっており 運 動 用 設 備 としては 野 球 場 をはじめとして サッカー 場 ラグビー 場 アメリカンフットボール 練 習 場 ソフトボール 場 2 面 テニスコート6 面 などを 備 えているとともに 敷 地 内 の 空 地 を 利 用 して 学 生 が 休 息 するための 十 分 な 場 所 を 確 保 することで 大 学 としての 教 育 研 究 に 相 応 しい 環 境 を 整 備 している 2. 校 舎 等 施 設 の 整 備 計 画 看 護 学 科 の 設 置 を 計 画 している 手 稲 前 田 キャンパスでは 現 在 12 棟 の 校 舎 等 の 施 設 を 有 し その 総 面 積 は53,818m2となっており 教 育 研 究 に 必 要 となる 主 要 な 教 室 等 の 内 訳 としては 講 義 室 48 室 演 習 室 159 室 実 験 実 習 室 165 室 情 報 処 理 学 習 室 3 室 語 学 学 習 施 設 2 室 専 任 教 員 研 究 室 134 室 学 生 自 習 室 非 常 勤 講 師 室 図 書 館 学 長 室 会 議 室 事 務 室 学 生 更 衣 室 保 健 室 のほか 体 育 館 5,720m2および 学 生 食 堂 2,197m2を 整 備 している 看 護 学 科 は 既 設 の 医 療 工 学 部 の 学 科 として 手 稲 前 田 キャンパスに 設 置 することから 校 舎 等 施 設 の 整 備 計 画 については 既 存 の 校 舎 等 施 設 を 有 効 的 に 利 用 することとしている が 一 方 で 看 護 学 科 における 学 生 数 を 踏 まえた 授 業 科 目 や 授 業 形 態 を 考 慮 し 必 要 とな る 新 たな 校 舎 等 施 設 の 建 設 計 画 も 有 しており 教 育 研 究 環 境 のさらなる 充 実 を 図 ることと している 看 護 学 科 の 設 置 に 伴 い 新 たに 建 設 する 校 舎 等 施 設 は 新 学 部 棟 と 別 棟 で 構 成 され 新 学 部 棟 は 地 上 5 階 延 べ 床 面 積 11,321m2 別 棟 は 地 上 1 階 延 べ 床 面 積 1,020m2で 看 護 学 科 の 専 用 部 分 として 専 門 ゼミ 室 4 室 基 礎 看 護 学 実 習 室 1 室 成 人 老 年 看 護 学 実 習 室 1 室 母 性 小 児 看 護 学 実 習 室 1 室 地 域 在 宅 看 護 学 実 習 室 1 室 研 究 実 験 室 2 室 専 任 教 員 研 究 室 20 室 また 医 療 工 学 部 の 共 用 部 分 として ロッカー 更 衣 室 2 室 学 習 自 習 室 5 室 国 試 対 策 学 習 室 2 室 を 整 備 することとしている 看 護 学 科 の 設 置 に 伴 う 専 任 教 員 の 研 究 室 の 整 備 計 画 については 教 員 組 織 として 計 画 し ている 専 任 教 員 数 27 名 ( 教 授 6 名 准 教 授 5 名 講 師 8 名 助 教 8 名 )に 対 して 1 室 当 たり 約 21m2の 専 任 教 員 研 究 室 17 室 と 共 同 研 究 室 3 室 を 設 けるとともに 教 育 研 究 の 円 滑 な 実 施 に 必 要 な 業 務 に 従 事 する 専 任 助 手 7 人 を 配 置 することから 助 手 室 を 設 けるこ ととしている 看 護 学 科 で 使 用 する 講 義 室 は 大 学 全 体 で 共 用 することとしているが 看 護 学 科 の 入 学 定 員 が80 名 であることから96 名 まで 収 容 可 能 な 講 義 棟 (G 棟 )の2 階 となるG201 室 G202 室 G203 室 G204 室 を 主 な 使 用 する 講 義 室 としている 講 義 室 確 保 の 観 点 から 看 護 学 科 の1 年 次 から4 年 次 までの 授 業 時 間 割 モデルを 作 成 し 支 障 ないこと を 確 認 している( 資 料 11) 設 備 の 整 備 計 画 については 看 護 学 科 における 学 生 数 を 踏 まえた 授 業 科 目 や 授 業 形 態 を -15-

考 慮 し 必 要 となる 新 たな 設 備 として 基 礎 看 護 学 実 習 老 年 看 護 学 実 習 成 人 看 護 学 実 習 小 児 看 護 学 実 習 母 性 看 護 学 実 習 精 神 看 護 学 実 習 在 宅 看 護 学 実 習 および 看 護 総 合 実 習 で 使 用 する 機 器 器 具 等 2,514 点 を 整 備 することとしている ( 資 料 12) なお 平 成 27 年 度 には 本 学 園 の 設 置 校 である 北 海 道 薬 科 大 学 ( 小 樽 市 桂 岡 町 )の 手 稲 前 田 キャンパスへの 移 転 を 計 画 しており この 北 海 道 薬 科 大 学 の 移 転 計 画 に 伴 い 北 海 道 薬 科 大 学 の 専 用 校 舎 として 地 上 5 階 延 べ 床 面 積 11,365m2と 共 用 校 舎 として 地 上 4 階 延 べ 床 面 積 12,974m2を 新 たに 建 設 することとしている 3. 図 書 等 の 資 料 及 び 図 書 館 の 整 備 計 画 本 学 の 図 書 館 の 面 積 は5,531m2で 2 階 には 319 席 の 閲 覧 席 があり 学 生 教 員 の 教 育 研 究 の 場 として 十 分 な 座 席 数 を 確 保 している また 図 書 資 料 の 検 索 にあたっては 検 索 システム(OPAC)が 稼 動 しており 学 内 の 所 蔵 資 料 の 検 索 を 一 元 的 に 行 っている このほか2 階 には AV 視 聴 室 やグループ 学 習 室 学 習 支 援 室 なども 設 置 されている 1 階 の 施 設 は 講 演 会 や 発 表 会 に 利 用 できる83 名 収 容 可 能 なAVホールと 展 示 会 など を 開 催 できるギャラリーも 併 設 され 多 目 的 施 設 としての 機 能 を 備 えている また 丸 善 書 店 やPCプラザもあり PCプラザからは 学 内 LAN( 授 業 支 援 システム 等 )にアクセ スできるLAN 環 境 が 整 備 されているため 授 業 終 了 後 の 放 課 後 も 自 習 室 として 開 放 され ている 図 書 については 閲 覧 室 と 書 庫 を 合 わせると 約 200,000 冊 が 収 納 可 能 であり 現 在 和 書 約 104,000 冊 洋 書 約 17,000 冊 学 術 雑 誌 約 1,300 種 視 聴 覚 資 料 約 1,500 点 を 所 蔵 している 図 書 の 選 書 にあたっては 学 術 情 報 センター 運 営 委 員 会 を 中 心 に 学 科 教 員 学 生 からの 要 望 を 集 約 し 各 学 科 のバランスに 配 慮 しながら 専 門 分 野 および 必 要 性 を 考 慮 した 書 籍 を 選 定 し 体 系 的 に 整 備 することとしている 新 設 3 学 科 の 専 門 図 書 および 学 術 雑 誌 等 の 購 入 については 厚 生 労 働 省 養 成 所 指 定 規 則 の 指 導 要 領 の 記 載 事 項 のとおり 看 護 学 科 では 基 礎 分 野 に 関 する 図 書 1,000 冊 以 上 専 門 基 礎 分 野 および 専 門 分 野 に 関 する 図 書 1,500 冊 学 術 雑 誌 20 種 類 以 上 理 学 療 法 学 科 では 基 礎 分 野 に 関 する 図 書 1,000 冊 以 上 このうち 理 学 療 法 関 係 図 書 を 20 種 を 超 えて100 冊 以 上 学 術 雑 誌 20 種 類 以 上 診 療 放 射 線 学 科 では 専 門 基 礎 分 野 およ び 専 門 分 野 に 関 する 図 書 1,000 冊 以 上 学 術 雑 誌 10 種 類 以 上 と 示 されていることから 本 学 においては 平 成 25 年 度 に 新 設 3 学 科 に 対 応 する 図 書 349 冊 学 術 雑 誌 31 種 電 子 ジャーナル17タイトル 視 聴 覚 資 料 109 点 オンラインデータベースとして 医 中 誌 Web を 整 備 することとしている また 開 設 年 度 の 平 成 26 年 度 には 図 書 1,555 冊 と メディカルオンライン を 平 成 27 年 度 には 図 書 1,831 冊 を 整 備 予 定 として おり その 後 も 継 続 的 に 図 書 購 入 計 画 を 立 て 整 備 することとしている( 資 料 13) 施 設 設 備 の 環 境 整 備 として 平 成 22 年 度 に 入 館 管 理 システムの 構 築 自 動 貸 出 返 却 装 置 を 設 置 するとともに 土 曜 日 および 定 期 試 験 前 の 日 曜 日 を 開 館 日 として 学 生 の 学 習 環 境 の 充 実 を 図 った 今 後 は 開 館 時 間 延 長 の 検 討 や 館 内 の 閲 覧 室 入 口 等 のバリアフリー 化 の 整 備 計 画 も 進 めている -16-

ケ 入 学 者 選 抜 の 概 要 看 護 学 科 では 看 護 師 として 必 要 な 知 識 および 技 術 と 態 度 を 体 得 させ 卒 業 直 後 から 指 導 助 言 のもとに 独 力 で 看 護 実 践 ができる 能 力 を 付 与 するとともに 看 護 学 研 究 に 関 する 思 考 力 と 創 造 性 を 有 し 看 護 学 の 進 歩 に 即 応 しつつ 将 来 的 に 高 度 な 知 識 や 技 術 を 有 した 看 護 師 と なる 基 礎 を 培 う ことを 目 的 として 看 護 師 を 育 成 し 地 域 医 療 の 向 上 に 貢 献 する 1. 求 める 学 生 像 1 看 護 学 に 興 味 をもち 看 護 を 通 じて 社 会 に 貢 献 しようという 意 欲 をもつ 人 ( 分 野 に 対 する 興 味 自 らの 将 来 像 ) 2 看 護 師 としての 技 能 の 向 上 の 重 要 性 を 認 識 し 自 らの 専 門 職 としての 能 力 を 高 め 続 け ることができる 人 ( 生 涯 学 習 力 他 汎 用 的 技 能 ) 3 高 等 学 校 等 において 能 動 的 に 幅 広 く 学 び 国 語 外 国 語 数 学 理 科 地 理 歴 史 公 民 で 学 習 したことを 身 につけている 人 ( 基 礎 学 力 ) 2. 選 抜 方 法 上 記 のアドミッションポリシーを 踏 まえ AO 入 試 ( 前 期 ) 系 列 校 推 薦 入 試 公 募 推 薦 入 試 ( 前 期 後 期 ) 自 己 推 薦 入 試 ( 帰 国 子 女 社 会 人 同 窓 生 子 女 ) 一 般 入 試 ( 前 期 後 期 ) 大 学 入 試 センター 試 験 利 用 入 試 ( 前 期 中 期 後 期 )を 実 施 する 推 薦 入 試 の 募 集 定 員 は 全 募 集 定 員 の50% 以 内 とする 1 AO 入 試 ( 前 期 ) 実 施 時 期 :11 月 上 旬 募 集 人 員 :5 名 以 内 AO 入 試 は 4 回 開 催 するAOセミナーに 出 席 し 学 科 が 指 定 する 講 義 を 受 講 後 レ ポートを 提 出 し 次 回 以 降 のAOセミナーにおいて 教 員 からレポートに 関 する 指 導 等 を 受 け 基 準 に 達 した 者 に 出 願 許 可 を 与 える 選 抜 方 法 は 提 出 されたレポートに 関 する 質 疑 応 答 入 学 後 の 勉 学 意 欲 職 業 観 などを 面 接 試 験 により 確 認 し 医 療 従 事 者 として ふさわしい 者 を 選 抜 する 設 置 認 可 後 の 実 施 が 困 難 であるため 平 成 26 年 度 は 実 施 せず 平 成 27 年 度 以 降 に 実 施 を 予 定 している 2 系 列 校 推 薦 入 試 実 施 時 期 :11 月 上 旬 ( 平 成 26 年 度 は11 月 下 旬 ) 募 集 人 員 : 公 募 推 薦 入 試 と 合 わせて20 名 以 内 同 一 法 人 が 設 置 する 北 海 道 尚 志 学 園 高 等 学 校 を 対 象 とした 系 列 校 推 薦 入 試 を 実 施 する この 入 試 制 度 では 出 願 前 に4 回 のスクーリングを 行 い 医 療 従 事 者 としての 自 覚 を もたせ 当 該 高 等 学 校 長 が 推 薦 した 者 で 進 学 後 の 勉 学 意 欲 を 維 持 できる 者 を 選 抜 する 3 公 募 推 薦 入 試 ( 前 期 後 期 ) 実 施 時 期 : 前 期 -11 月 中 旬 後 期 -12 月 下 旬 募 集 人 員 : 系 列 校 推 薦 入 試 と 合 わせて20 名 以 内 全 体 の 評 定 平 均 値 が3.7 以 上 で 出 身 高 等 学 校 長 の 推 薦 を 受 けた 者 を 小 論 文 による 試 験 および 書 類 審 査 と 面 接 試 験 により 選 抜 する -17-

公 募 推 薦 入 試 ( 前 期 )は 設 置 認 可 後 の 実 施 が 困 難 であるため 平 成 26 年 度 は 実 施 せ ず 平 成 27 年 度 以 降 に 実 施 を 予 定 している 4 自 己 推 薦 入 試 ( 帰 国 子 女 社 会 人 同 窓 生 子 女 ) 実 施 時 期 :11 月 中 旬 ( 平 成 26 年 度 は12 月 下 旬 ) 募 集 人 員 : 若 干 名 小 論 文 による 試 験 および 書 類 審 査 と 面 接 試 験 により 選 抜 する 5 一 般 入 試 ( 前 期 後 期 ) 実 施 時 期 : 前 期 -2 月 上 旬 後 期 -3 月 上 旬 募 集 人 員 : 前 期 後 期 合 わせて35 名 以 内 ( 平 成 26 年 度 は 前 期 後 期 合 わせて38 名 以 内 ) 一 般 入 学 試 験 は 前 期 (4 教 科 ( 理 科 数 学 外 国 語 国 語 ))のうち 理 科 ( 指 定 教 科 ) を 含 む 高 得 点 の3 教 科 の 合 計 得 点 で 判 定 ( 各 教 科 100 点 満 点 合 計 300 点 満 点 )と 後 期 (4 教 科 ( 理 科 数 学 外 国 語 国 語 ))のうち 理 科 ( 指 定 教 科 )を 含 む 高 得 点 の2 教 科 の 合 計 得 点 と 全 体 の 評 定 平 均 値 ( 評 定 平 均 値 の20 倍 )により 判 定 する( 各 教 科 100 点 満 点 評 定 平 均 値 100 点 満 点 合 計 300 点 満 点 ) 6 大 学 入 試 センター 試 験 利 用 入 試 ( 前 期 中 期 後 期 ) 実 施 時 期 : 前 期 -2 月 上 旬 中 期 -2 月 下 旬 後 期 -3 月 上 旬 募 集 人 員 : 前 期 中 期 後 期 合 わせて20 名 以 内 ( 平 成 26 年 度 は 前 期 中 期 後 期 合 わせて22 名 以 内 ) 前 期 は 指 定 教 科 ( 数 学 1 数 学 2 理 科 )1 教 科 以 上 を 含 む 高 得 点 の3 教 科 の 合 計 得 点 で 判 定 する( 各 教 科 200 点 満 点 合 計 600 点 満 点 ) 中 期 および 後 期 は 指 定 教 科 ( 数 学 1 数 学 2 理 科 )1 教 科 以 上 を 含 む 高 得 点 の2 教 科 の 合 計 得 点 で 判 定 する( 各 教 科 200 点 満 点 合 計 400 点 満 点 ) コ 資 格 取 得 を 目 的 とする 場 合 看 護 学 科 における 教 育 課 程 は 看 護 師 の 指 定 規 則 を 満 たしていることから 卒 業 要 件 の 124 単 位 以 上 を 取 得 した 場 合 学 士 ( 看 護 学 ) の 学 位 が 授 与 されるとともに 看 護 師 国 家 試 験 受 験 資 格 を 取 得 することができる( 資 料 14) 取 得 可 能 な 資 格 : 看 護 師 国 家 試 験 受 験 資 格 サ 実 習 の 具 体 的 計 画 1. 実 習 の 基 本 計 画 (1) 臨 床 実 習 の 目 的 学 内 で 学 んだ 既 習 の 知 識 と 技 術 を 統 合 し あらゆる 発 達 段 階 や 健 康 レベル さらに 多 様 な 地 域 に 暮 らす 対 象 とその 家 族 に 対 して 科 学 的 根 拠 に 基 づいた 看 護 の 基 礎 的 な 実 践 能 力 を 養 うことを 目 的 とする また 同 時 にこの 実 践 の 看 護 場 面 をとおして 看 護 が 科 学 -18-

的 理 論 と 哲 学 を 融 合 した 実 践 的 学 際 的 な 学 問 であることを 学 ぶ (2) 臨 床 実 習 の 目 標 臨 床 実 習 を 実 施 し 以 下 について 身 につけることを 目 標 とする 1 対 象 者 を 全 人 的 に 捉 え 総 合 的 に 理 解 するためのコミュニケーションができる 実 践 能 力 を 養 う 2 対 象 者 とその 家 族 との 相 互 的 援 助 的 な 人 間 関 係 を 形 成 することのできる 実 践 能 力 を 養 う 3 個 人 の 発 達 段 階 や 健 康 レベルに 応 じた 看 護 過 程 の 展 開 をとおして 対 象 者 の 健 康 問 題 や 課 題 を 明 確 にし その 解 決 の 方 策 を 科 学 的 に 思 考 する 実 践 能 力 を 養 う 4 科 学 的 根 拠 に 基 づき 安 全 性 安 楽 性 効 果 性 のある 看 護 を 提 供 できる 実 践 能 力 を 養 う 5 チーム 医 療 における 看 護 の 役 割 を 認 識 し 多 職 種 と 連 携 をとるためのコラボレー ション 能 力 を 養 う 6 ヘルステクノロジーや 情 報 テクノロジーを 安 全 に 活 用 する 基 礎 的 な 実 践 能 力 を 養 う 7 ヘルスケアに 必 要 な 社 会 資 源 において 多 様 な 地 域 の 特 徴 とその 活 用 を 理 解 し ヘルスケアシステムにおける 看 護 の 機 能 と 役 割 を 実 践 的 に 学 ぶ 8 看 護 の 専 門 性 について 学 び 看 護 をより 専 門 的 具 体 的 に 探 求 する 姿 勢 と 態 度 を 学 ぶ (3) 実 習 の 構 成 と 概 要 看 護 学 科 の 臨 床 実 習 は 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅰ(1 単 位 ) 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅱ(2 単 位 ) 老 年 看 護 学 実 習 Ⅰ(1 単 位 ) 老 年 看 護 学 実 習 Ⅱ(3 単 位 ) 成 人 看 護 学 実 習 Ⅰ(3 単 位 ) 小 児 看 護 学 実 習 (2 単 位 ) 母 性 看 護 学 実 習 (2 単 位 ) 精 神 看 護 学 実 習 (2 単 位 ) 成 人 看 護 学 実 習 Ⅱ(3 単 位 ) 在 宅 看 護 学 実 習 (2 単 位 ) 看 護 総 合 実 習 (2 単 位 )の11 科 目 を 開 講 する( 資 料 15) 1 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅰ(1 単 位 1 週 間 1 年 次 後 期 2 月 に 実 施 ) 看 護 学 概 論 やヘルスアセスメントⅠなどの 既 習 内 容 を 踏 まえ 保 健 医 療 現 場 の 環 境 や 医 療 チームの 専 門 的 な 役 割 の 実 際 を 学 ぶことを 目 的 としている はじめて 医 療 機 関 を 見 学 する 実 習 では 看 護 の 対 象 である 人 と 生 活 健 康 状 態 について 臨 床 の 看 護 者 に 同 行 して 見 学 し ケアに 参 加 する さらには 病 院 のシステムについて 他 の 部 署 やその 連 携 場 面 を 見 学 することにより 保 健 医 療 現 場 のしくみや 役 割 分 担 を 理 解 する また 情 報 テクノロジーの 実 際 を 見 学 し 安 全 に 活 用 するための 基 礎 知 識 を 習 得 する これらの 学 びが 今 後 の 看 護 を 学 ぶ 動 機 づけとなる 2 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅱ(2 単 位 2 週 間 2 年 次 前 期 7 月 ~8 月 の 期 間 に 実 施 ) 看 護 援 助 を 必 要 としている 人 々との 人 間 関 係 の 形 成 をとおして 対 象 者 がよりよ く 生 活 できるために 必 要 な 看 護 の 目 標 を 共 有 しながら 具 体 的 な 看 護 援 助 を 計 画 実 施 評 価 するプロセスを 学 ぶことを 目 的 としている 実 際 の 医 療 機 関 で 入 院 治 療 を 受 ける 一 人 の 対 象 者 を 受 けもち このプロセスを 展 開 する 体 験 をとおして 看 護 の -19-

対 象 を 総 合 的 に 理 解 し 患 者 の 個 別 性 に 合 わせた そして 科 学 的 根 拠 に 基 づいた 安 全 性 安 楽 性 のある 看 護 援 助 ができる 基 礎 的 能 力 を 養 い 看 護 者 の 役 割 や 責 任 を 考 える 基 礎 的 能 力 を 身 につける 3 老 年 看 護 学 実 習 Ⅰ(1 単 位 1 週 間 2 年 次 後 期 1 月 ~2 月 の 期 間 に 実 施 ) 高 齢 者 と 交 流 する 機 会 が 少 ない 者 にとって 高 齢 者 を 理 解 することは 困 難 である そこで 本 科 目 では 療 養 生 活 を 送 る 医 療 施 設 や 老 人 保 健 施 設 で 高 齢 者 とのコミュニ ケーションの 実 践 をとおして 老 年 期 にある 対 象 の 身 体 的 心 理 的 特 性 や 高 齢 者 の 価 値 観 生 きてきた 背 景 を 理 解 する また 療 養 生 活 を 送 る 場 を 見 学 することによ り 高 齢 者 と 環 境 の 関 係 や 看 護 の 役 割 について 考 察 することができる 4 老 年 看 護 学 実 習 Ⅱ(3 単 位 3 週 間 3 年 次 後 期 9 月 ~12 月 の 期 間 に 実 施 ) 老 年 看 護 学 実 習 Ⅰでの 学 習 を 基 盤 に さまざまな 施 設 で 治 療 や 療 養 を 受 けている 高 齢 者 とその 家 族 を 対 象 として 生 活 行 動 をおこなう 機 能 を 最 大 限 に 高 めるために 必 要 とされる 個 別 性 のある 看 護 について 科 学 的 根 拠 に 基 づき 安 全 性 安 楽 性 効 果 性 のある 看 護 を 実 践 する 基 礎 能 力 を 養 う 具 体 的 には 健 康 障 害 や 加 齢 の 影 響 を 理 解 し 身 体 的 精 神 的 社 会 的 変 化 をアセスメントし 看 護 を 計 画 実 践 評 価 する 過 程 を 展 開 する 能 力 を 養 う また 保 健 医 療 福 祉 チームの 一 員 として 連 携 協 働 する 能 力 を 育 成 する 5 成 人 看 護 学 実 習 Ⅰ(3 単 位 3 週 間 3 年 次 後 期 9 月 ~12 月 の 期 間 に 実 施 ) 手 術 療 法 を 受 ける 患 者 あるいはクリティカルケアを 必 要 とする 患 者 をとおして 経 過 に 伴 って 大 きく 変 化 する 身 体 的 心 理 的 社 会 的 状 態 に 応 じた 看 護 が 実 践 でき る 基 礎 能 力 を 養 う 急 性 期 においては 手 術 侵 襲 や 病 態 の 悪 化 に 伴 う 身 体 面 や 心 理 面 の 変 化 をとらえ 回 復 過 程 を 促 進 するための 援 助 について 科 学 的 根 拠 に 基 づいて 安 全 性 安 楽 性 効 果 性 のある 看 護 実 践 の 実 際 を 学 ぶ また 医 療 機 器 等 に 関 する ヘルステクノロジーの 実 践 的 管 理 を 体 験 し 安 全 に 活 用 するための 基 本 的 な 実 践 力 を 学 ぶ 6 小 児 看 護 学 実 習 (2 単 位 2 週 間 3 年 次 後 期 9 月 ~12 月 の 期 間 に 実 施 ) 子 どもとかかわる 体 験 をとおして 成 長 発 達 過 程 にある 子 どもの 特 性 や 疾 病 や 障 害 をもちながら 生 活 する 子 どもと 家 族 の 状 況 を 理 解 し 対 象 となる 小 児 の 発 達 段 階 およびニーズに 即 した 看 護 を 実 践 する 専 門 職 としての 知 識 技 術 態 度 を 体 験 的 に 学 習 することを 目 的 としている 具 体 的 に 健 康 な 子 どもおよび 疾 患 をもつ 子 ど もとのかかわりの 二 つを 体 験 することで 健 康 レベルの 異 なる 対 象 者 への 支 援 方 法 について 考 える 基 礎 的 な 能 力 を 養 う 7 母 性 看 護 学 実 習 (2 単 位 2 週 間 3 年 次 後 期 9 月 ~12 月 の 期 間 に 実 施 ) 生 命 の 誕 生 から 第 一 歩 を 踏 み 出 した 新 生 児 との 出 会 い 同 時 にその 生 命 を 育 んで いる 女 性 ( 母 親 )との 出 会 いをとおして 母 子 が 各 々の 状 況 の 中 で 健 康 に 生 活 でき るよう 対 象 の 全 人 的 理 解 と 安 全 安 楽 に 向 けたケアの 実 践 や 健 康 教 育 について 体 験 をとおして 具 体 的 に 学 習 することを 狙 いとしている そのため 妊 娠 出 産 産 褥 期 にある 女 性 および 新 生 児 を 受 けもち 看 護 の 実 践 をとおして 母 性 看 護 の 役 割 に ついて 考 察 する また 多 様 な 地 域 における 母 性 に 対 するヘルスシステムを 理 解 す る -20-

8 精 神 看 護 学 実 習 (2 単 位 2 週 間 3 年 次 後 期 9 月 ~12 月 の 期 間 に 実 施 ) 精 神 看 護 学 実 習 では 生 活 の 観 点 から 患 者 理 解 を 深 め 看 護 の 方 向 性 を 導 き 出 す 過 程 を 学 ぶことを 目 的 としている そのため 精 神 疾 患 により 入 院 生 活 をおくる 患 者 を 受 けもち 直 接 的 なかかわりと 得 られた 情 報 をもとに 生 活 の 観 点 から 患 者 理 解 を 深 め 看 護 の 方 向 性 を 導 き 出 す 過 程 を 体 験 的 に 学 習 する また 患 者 とのか かわりを 振 り 返 り 自 己 洞 察 を 深 めることも 狙 いである 9 成 人 看 護 学 実 習 Ⅱ(3 単 位 3 週 間 4 年 次 前 期 5 月 ~7 月 の 期 間 に 実 施 ) 慢 性 疾 患 による 健 康 障 害 を 有 する 患 者 または 中 途 障 害 にある 患 者 終 末 期 看 護 が 必 要 な 患 者 および 家 族 に 対 して 健 康 問 題 を 理 解 し 健 康 レベルに 合 わせた 看 護 援 助 が 実 践 できる 能 力 を 養 う 特 に 慢 性 疾 患 の 自 己 管 理 能 力 において 不 可 欠 である セルフケア 能 力 の 向 上 ならびに 社 会 生 活 の 適 応 のための 患 者 教 育 のプロセスについ て 受 けもち 患 者 の 看 護 をとおして 学 習 する 終 末 期 看 護 においては ターミナル 期 にある 患 者 と 家 族 の 特 徴 を 理 解 し クオリティ オブ ライフ(QOL)を 高 めるた めの 援 助 について 学 習 する また 医 療 機 器 等 に 関 するヘルステクノロジーの 実 践 的 管 理 を 安 全 に 活 用 するための 実 践 を 学 ぶ 10 在 宅 看 護 学 実 習 (2 単 位 2 週 間 4 年 次 前 期 5 月 ~7 月 の 期 間 に 実 施 ) 在 宅 療 養 者 および 家 族 の 健 康 状 態 と 生 活 環 境 を 総 合 的 に 理 解 したうえで 対 象 の 生 活 の 場 に 応 じたケアニーズを 把 握 し 在 宅 のケアシステムを 踏 まえて 在 宅 看 護 を 実 践 できる 基 礎 能 力 を 習 得 することを 目 的 とする そのため 訪 問 看 護 ステーシ ョン 各 機 関 のシステムと 活 動 の 特 性 や 多 様 な 地 域 に 暮 らす 対 象 者 のヘルスシステ ムを 学 ぶ また 在 宅 で 暮 らす 療 養 者 を 対 象 とした 看 護 過 程 を 指 導 者 の 下 で 展 開 し 在 宅 看 護 のあり 方 を 考 察 する 11 看 護 総 合 実 習 (2 単 位 2 週 間 4 年 次 前 期 8 月 ~9 月 の 期 間 に 実 施 ) 本 科 目 では これまでの 看 護 体 験 をもとに 自 ら 看 護 の 課 題 をより 専 門 的 な 看 護 領 域 を 探 究 するために その 領 域 に 関 する 健 康 問 題 をもつ 患 者 を 多 角 的 に 理 解 し 実 践 的 に 学 習 することが 狙 いである また 既 習 の 看 護 知 識 技 術 を 応 用 して 総 合 的 な 視 点 から 複 数 の 対 象 に 必 要 な 看 護 の 提 供 や 看 護 の 提 供 におけるマネジメント について 実 践 的 に 学 習 し 実 践 能 力 を 高 める そのために 臨 床 の 場 で 複 数 患 者 の 受 けもちや 経 済 的 物 理 的 人 的 資 源 の 活 用 をマネジメントする 体 験 をとおして 看 護 の 役 割 と 自 己 の 課 題 を 考 察 する 2. 実 習 先 の 確 保 の 状 況 実 習 先 は 北 海 道 内 の 施 設 を 中 心 に 依 頼 し 入 学 定 員 の80 人 に 対 して 約 30 施 設 の 承 諾 を 得 ている 今 後 実 習 施 設 の 受 け 入 れ 可 能 な 実 習 時 期 実 習 の 内 容 や 学 生 の 出 身 地 など に 配 慮 し 必 要 に 応 じて 北 海 道 内 外 の 実 習 施 設 に 引 き 続 き 依 頼 を 続 ける 予 定 である ( 資 料 16) -21-

3. 実 習 先 との 契 約 内 容 等 実 習 の 受 け 入 れにあたり 本 学 と 実 習 施 設 との 間 で 実 習 計 画 実 習 期 間 実 習 費 個 人 情 報 保 護 機 密 情 報 保 護 実 習 中 の 事 故 およびその 損 害 賠 償 予 防 接 種 等 についての 覚 書 を 取 り 交 わす( 資 料 17) 4. 実 習 水 準 の 確 保 の 方 策 実 習 施 設 は 総 合 病 院 など 医 療 機 関 介 護 老 人 保 健 施 設 訪 問 看 護 ステーション 幼 稚 園 等 であり あらゆる 発 達 段 階 健 康 状 態 の 者 が 対 象 となる これらの 対 象 者 の 人 権 尊 厳 に 十 分 配 慮 し その 対 象 者 とかかわる 者 にいかなる 不 利 益 も 生 じないように 実 習 に 臨 む ことが 重 要 であるため 以 下 の 体 制 を 整 える (1) 実 習 施 設 体 制 1 実 習 施 設 と 実 習 の 目 的 や 目 標 が 達 成 可 能 である 体 制 を 確 認 する 2 病 院 実 習 の 場 合 高 度 な 医 療 機 器 高 度 な 技 術 を 伴 わなければ 操 作 することので きない 機 器 が 多 く 存 在 するが 臨 地 実 習 指 導 者 の 許 可 介 助 がある 場 合 には 積 極 的 に 参 加 できる 体 制 の 確 認 をする ただし 患 者 や 利 用 者 の 権 利 を 脅 かすことはしな いように 十 分 留 意 する (2) 実 習 指 導 にあたる 教 員 ( 専 任 教 員 助 手 インストラクター) 臨 地 実 習 指 導 者 体 制 1 教 員 は 実 習 前 に 実 習 施 設 で 見 学 や 研 修 等 を 実 施 する 2 臨 地 実 習 指 導 者 に 実 習 前 に 実 習 の 目 的 目 標 を 明 確 に 伝 え 臨 地 実 習 指 導 者 は 教 員 とともに 学 生 が 達 成 目 標 に 到 達 できるような 環 境 を 整 える (3)インストラクター( 非 常 勤 )の 教 育 水 準 の 担 保 1 インストラクターの 選 定 基 準 は 各 専 門 領 域 での 臨 床 経 験 を 最 低 3 年 以 上 とする 2 実 習 開 始 前 に 実 習 指 導 に 関 する 指 導 研 修 を 開 催 する 3 実 習 開 始 前 に 実 習 全 体 の 事 前 説 明 並 びに 各 実 習 のオリエンテーションを 開 催 する (4) 学 生 の 実 習 に 臨 むための 学 習 準 備 1 学 生 は 実 習 前 に 学 内 で 演 習 を 行 い 臨 地 実 習 施 設 で 必 要 となる 看 護 の 知 識 技 術 を 習 得 する また 事 前 に 研 修 した 教 員 から 臨 地 実 習 施 設 の 特 徴 を 踏 まえ 看 護 技 術 知 識 の 補 充 を 行 い 実 習 に 臨 む 2 実 習 前 オリエンテーションを 行 い 学 生 が 臨 地 実 習 前 に 臨 地 実 習 施 設 のイメージ ができるようにする 3 受 けもち 患 者 の 看 護 過 程 が 展 開 でき 実 習 前 中 後 に 実 習 記 録 を 書 き 実 習 の 学 習 内 容 をまとめることができるようにする 4 実 習 の 評 価 をし 看 護 技 術 の 未 経 験 項 目 不 足 している 知 識 技 術 を 理 解 し 次 回 の 実 習 で 実 施 できるようにする 5 多 くの 人 とかかわる 看 護 職 の 一 員 としてマナー 接 遇 を 身 につけている -22-

(5) 対 象 者 となる 者 の 水 準 確 保 1 実 習 施 設 での 看 護 の 対 象 者 となる 者 に 書 面 で 同 意 を 得 てから 実 習 を 実 施 する ま た 対 象 者 が 途 中 で 辞 退 を 申 し 出 た 場 合 は 患 者 の 意 思 を 尊 重 する ただし 対 象 者 から 同 意 が 取 れない 場 合 は 家 族 からの 同 意 を 得 て 実 習 を 実 施 する 2 実 習 中 も 対 象 者 の 尊 厳 が 脅 かされないこと 不 利 益 が 生 じないよう 注 意 する 尊 厳 が 脅 かされそうになったとき 不 利 益 が 生 じそうになったときは 実 習 を 中 断 する 5. 実 習 先 との 連 携 体 制 実 習 先 との 連 携 体 制 を 維 持 するため 普 段 より 本 学 と 実 習 施 設 実 習 担 当 教 員 と 臨 地 実 習 指 導 者 とが 綿 密 に 連 絡 を 取 り 合 う 特 に 遠 方 での 実 習 にあたっては 現 地 在 住 のインス トラクターの 雇 用 により 実 習 施 設 と 担 当 教 員 の 連 携 を 担 ってもらい 学 生 の 指 導 体 制 を 整 備 する また 臨 地 実 習 指 導 者 会 議 を 年 1 回 開 催 し 臨 床 実 習 の 準 備 実 施 内 容 などにつ いて 協 議 する 6. 実 習 前 の 準 備 状 況 臨 床 実 習 前 ( 入 学 前 を 含 む)に 麻 疹 風 疹 水 痘 ムンプスの 抗 体 価 検 査 を 実 施 し そ の 結 果 を 臨 床 実 習 担 当 に 報 告 する 抗 体 価 検 査 の 結 果 陰 性 または 疑 陽 性 の 場 合 は 予 防 接 種 等 の 感 染 予 防 措 置 を 実 施 する また 臨 床 実 習 にあたっては 体 調 管 理 を 十 分 に 行 う よう 指 導 する 7. 事 前 事 後 における 指 導 計 画 (1) 実 習 前 の 指 導 実 習 前 にはオリエンテーションを 以 下 のとおり 実 施 する( 資 料 17) 1 学 年 別 の 臨 地 実 習 前 オリエンテーション 臨 地 実 習 は 各 学 年 において 実 施 されるため 各 学 年 の 既 習 状 況 に 合 わせて 総 合 的 なオリエンテーションを 実 施 する 事 前 指 導 内 容 は 実 習 の 意 義 を 学 生 が 認 識 し 自 ら 学 ぶ 姿 勢 をとるように 喚 起 する また 実 習 中 の 諸 注 意 として 個 人 情 報 保 護 法 医 療 事 故 の 防 止 などを 指 導 する このことによって 学 生 が 臨 地 実 習 に 臨 む 態 度 や 関 心 を 学 習 する 2 専 門 科 目 別 の 臨 地 実 習 前 オリエンテーション 各 専 門 科 目 の 実 習 前 に 各 科 目 の 実 習 目 標 内 容 方 法 記 録 評 価 および 実 習 施 設 に 関 することなどについて 説 明 を 行 う (2) 実 習 後 の 指 導 実 習 後 はレポートを 作 成 し 提 出 させる また 学 内 報 告 会 で 発 表 を 行 うことにより 学 んだことを 次 の 実 習 に 生 かす -23-

8. 教 員 の 配 置 並 びに 巡 回 指 導 計 画 病 院 実 習 では 原 則 として 1グループ 学 生 5~6 人 に 対 して 教 員 1 人 を 配 置 し 学 生 指 導 に 当 たる また 各 教 員 と 臨 地 実 習 指 導 者 の 役 割 は 以 下 のとおりとする (1) 専 任 教 員 の 役 割 1 大 学 の 教 育 目 標 と 実 習 目 標 を 臨 地 実 習 指 導 者 に 説 明 する 2 学 習 内 容 の 構 築 と 到 達 目 標 を 設 定 する 3 学 生 のレディネス 状 況 に 応 じた 適 切 な 実 習 配 置 を 計 画 する 4 受 けもち 患 者 の 決 定 について 臨 地 実 習 指 導 者 と 相 談 し 決 定 する 5 患 者 に 学 生 を 紹 介 する 6 学 生 に 受 けもち 患 者 の 看 護 過 程 の 展 開 の 指 導 と 助 言 を 行 う 7 臨 地 実 習 指 導 者 や 助 手 インストラクターの 連 絡 調 整 を 行 う 8 臨 地 実 習 地 における 学 生 が 関 与 した 問 題 や 学 生 の 態 度 に 関 する 問 題 が 生 じた 場 合 に 対 応 する (2) 助 手 の 役 割 1 専 任 教 員 の 補 助 的 役 割 を 担 う 2 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 学 生 に 受 けもち 患 者 の 看 護 過 程 の 展 開 の 指 導 と 助 言 を 行 う 3 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 臨 地 実 習 指 導 者 との 連 絡 調 整 を 行 い 専 任 教 員 に 報 告 す る 4 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 臨 地 実 習 の 環 境 整 備 を 行 う 5 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 学 生 の 実 習 前 後 の 学 習 生 活 メンタルにおける 支 援 を 行 う (3)インストラクター( 非 常 勤 )の 役 割 1 臨 地 実 習 中 において 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 学 生 に 受 けもち 患 者 の 看 護 過 程 の 展 開 の 指 導 と 助 言 を 行 う 2 臨 地 実 習 中 において 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 臨 地 実 習 指 導 者 との 連 絡 調 整 を 行 い 専 任 教 員 に 報 告 する 3 臨 地 実 習 中 において 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 臨 地 実 習 の 環 境 整 備 を 行 う 4 臨 地 実 習 中 において 専 任 教 員 の 指 示 に 基 づき 学 生 の 実 習 前 後 の 学 習 生 活 メ ンタルにおける 支 援 を 行 う 9. 実 習 施 設 における 指 導 者 の 配 置 計 画 実 習 施 設 における 臨 地 実 習 指 導 者 の 配 置 は 実 習 施 設 に 依 頼 し 臨 床 経 験 3 年 以 上 の 看 護 師 等 が 臨 地 実 習 指 導 者 となり 教 員 と 連 携 を 密 に 学 生 の 指 導 にあたる また カンファレ ンスに 参 加 し 助 言 指 導 を 行 い 学 生 の 実 習 成 果 を 高 める( 資 料 18) -24-

10. 成 績 評 価 体 制 および 単 位 認 定 方 法 実 習 の 成 績 評 価 は 実 習 中 の 提 出 物 実 習 後 のまとめのレポート 等 を 評 価 して 総 合 的 に 判 断 して 単 位 を 賦 与 する 評 価 方 法 については 学 則 および 成 績 評 価 と 質 の 保 証 の ための 基 本 フレーム 履 修 規 程 に 基 づき 評 価 する 実 習 科 目 の 達 成 度 評 価 は 100 点 満 点 と し 専 門 科 目 における 達 成 度 超 過 特 別 加 点 の 10 点 も 含 めS + S A B C D Eの 7 段 階 で 行 い 科 目 合 格 は 60 点 以 上 とする 評 価 基 準 はS + =101~110 点 S=90~100 点 A=80~89 点 B=70~79 点 C=60~69 点 D=45~59 点 E=0~44 点 とする D 評 価 以 下 は 再 履 修 の 対 象 とする また 単 位 の 認 定 は 各 実 習 科 目 の 単 位 の 認 定 者 が 行 う 1 各 実 習 科 目 の 出 席 時 間 数 が 当 該 科 目 の 時 間 数 の3 分 の2 以 上 なければならない 2 各 実 習 科 目 の 評 価 基 準 を 満 たしている 11. 実 習 先 が 遠 隔 地 などの 場 合 における 実 習 指 導 計 画 上 などの 配 慮 実 習 地 が 遠 隔 地 で 宿 泊 施 設 のない 場 合 は 学 生 が 安 心 して 学 習 できる 宿 泊 施 設 を 大 学 が 確 保 紹 介 する なお 実 習 地 により 学 生 の 負 担 する 費 用 に 大 きな 格 差 が 生 じないように 配 慮 する 実 習 巡 回 においては 実 習 学 生 の 心 理 的 な 負 担 の 有 無 についても 確 認 し 必 要 に 応 じて 指 導 支 援 をする 12. 感 染 対 策 緊 急 時 の 対 応 臨 床 実 習 前 にオリエンテーションを 行 い 院 内 感 染 感 染 予 防 についての 指 導 を 実 施 す る 感 染 防 止 のために インフルエンザ 等 のワクチン 接 種 を 推 奨 する 臨 床 実 習 における 緊 急 事 態 事 故 に 関 しては 事 前 に 臨 地 実 習 に 係 る 医 療 安 全 確 保 マ ニュアル に 事 故 防 止 対 策 の 項 目 を 設 け 記 載 した 対 応 マニュアルに 沿 って 行 動 するよう に 指 導 する また 本 学 は 学 生 が 教 育 課 程 の 一 環 として 行 う 臨 床 実 習 において 発 生 した 事 故 により 養 成 施 設 が 法 律 上 の 賠 償 責 任 を 負 った 場 合 養 成 施 設 側 が 被 る 損 害 を 補 償 する 医 療 系 学 部 学 生 を 対 象 とした 賠 償 責 任 保 険 に 加 入 する( 資 料 17) シ 管 理 運 営 1. 評 議 会 本 学 の 教 学 面 における 管 理 運 営 の 体 制 としては 大 学 全 体 の 管 理 運 営 を 統 括 する 評 議 会 を 設 置 し 評 議 会 規 程 に 基 づき 適 切 な 管 理 運 営 を 行 っている 評 議 会 の 役 割 は 学 長 の 諮 問 機 関 として 大 学 全 体 に 関 する 重 要 な 事 項 を 審 議 することと しており 学 長 副 学 長 学 科 主 任 教 授 大 学 改 革 推 進 室 長 高 等 教 育 支 援 センター 長 事 務 局 長 で 構 成 される 評 議 会 の 開 催 については 定 例 的 に 月 1 回 程 度 開 催 されており 審 議 事 項 は (1) 管 理 運 営 全 般 に 関 する 事 項 (2) 将 来 計 画 に 関 する 事 項 (3) 人 事 に 関 する 事 項 (4) 財 務 計 画 に 関 する 事 項 (5) 予 算 審 議 に 関 する 事 項 (6) 国 外 研 修 -25-

および 長 期 国 内 研 修 に 関 する 事 項 (7)その 他 必 要 と 認 める 事 項 としている 2. 教 授 会 学 部 の 教 学 面 における 適 切 な 管 理 運 営 を 行 うことを 目 的 として 教 授 会 が 設 けられてお り 教 授 会 規 程 に 基 づき 定 例 教 授 会 を 月 1 回 程 度 開 催 している 教 授 会 においては 学 部 の 最 高 意 思 決 定 機 関 として (1) 人 事 に 関 する 事 項 (2) 教 育 課 程 および 教 育 の 改 善 に 関 する 事 項 (3) 学 術 研 究 に 関 する 事 項 (4) 学 生 の 入 学 退 学 休 学 転 学 転 学 科 除 籍 表 彰 および 懲 戒 に 関 する 事 項 (5) 学 生 の 試 験 および 卒 業 に 関 する 事 項 (6) 学 生 の 厚 生 補 導 に 関 する 事 項 (7) 研 究 生 科 目 等 履 修 生 およ び 外 国 人 留 学 生 に 関 する 事 項 (8) 学 則 に 関 する 事 項 (9) 学 長 の 諮 問 した 事 項 (10) その 他 重 要 な 事 項 を 審 議 することとしている なお 教 授 会 での 審 議 案 件 は 事 前 に 全 学 連 絡 調 整 会 議 において 各 部 局 間 での 調 整 を 経 た 後 教 授 会 に 議 案 上 程 され 全 学 的 な 決 議 がなされている 3. 各 種 センター 委 員 会 等 教 授 会 の 下 には 学 生 の 教 育 や 生 活 など 学 部 共 通 の 事 案 を 検 討 審 議 するため 付 属 機 関 として 学 生 支 援 センターや 就 職 支 援 センターなどの 組 織 を 編 成 しているほか 学 部 運 営 の 円 滑 化 を 図 るため 専 門 事 項 を 審 議 する 次 の 各 種 委 員 会 を 設 置 している 1 大 学 改 革 推 進 室 2 学 生 支 援 センター 3 就 職 支 援 センター 4 入 試 広 報 センター 5 研 究 支 援 センター 6 学 術 情 報 センター 7 自 己 点 検 評 価 委 員 会 8 ファカルティ ディベロップメント 委 員 会 9 高 大 連 携 教 育 推 進 委 員 会 10 教 職 課 程 委 員 会 11 環 境 マネジメント 推 進 委 員 会 12 国 際 交 流 委 員 会 13 防 火 等 管 理 対 策 委 員 会 14 人 権 委 員 会 15 内 部 環 境 監 査 委 員 会 16 個 人 情 報 保 護 委 員 会 17 個 人 情 報 苦 情 対 応 委 員 会 18 倫 理 委 員 会 19 危 機 管 理 委 員 会 20 公 的 研 究 費 内 部 監 査 委 員 会 -26-

21 発 明 判 定 会 22 衛 生 委 員 会 ス 自 己 点 検 評 価 1. 自 己 点 検 評 価 の 実 施 状 況 本 学 では 北 海 道 工 業 大 学 自 己 点 検 評 価 規 程 に 基 づき 教 育 研 究 社 会 貢 献 の 質 的 向 上 を 図 り 大 学 運 営 の 全 般 の 改 善 改 革 に 資 するための 総 括 組 織 として 北 海 道 工 業 大 学 自 己 点 検 評 価 委 員 会 を 設 け 教 育 研 究 組 織 運 営 施 設 設 備 等 の 総 合 的 な 状 況 に 対 する 自 己 点 検 評 価 およびその 結 果 に 対 する 認 証 評 価 機 関 による 評 価 を 受 けることとして いる( 資 料 19) さらに 同 委 員 会 の 下 部 組 織 として 自 己 点 検 評 価 のために 情 報 収 集 整 理 調 査 分 析 および 計 画 を 行 うとともに 自 己 点 検 評 価 委 員 会 の 求 めに 応 じ その 職 務 を 支 援 する ための 北 海 道 工 業 大 学 自 己 点 検 評 価 委 員 会 幹 事 会 を 設 置 しており 3 年 毎 に 自 己 点 検 評 価 報 告 書 を 作 成 することにしている 平 成 20 年 度 には 財 団 法 人 日 本 高 等 教 育 評 価 機 構 による 認 証 評 価 を 受 審 基 準 への 適 合 の 認 定 を 受 けている なお 同 機 構 から 助 言 を 受 けた 事 項 に 加 え 自 己 評 価 報 告 書 に 記 載 した 改 善 向 上 方 策 ( 将 来 計 画 )について その 後 の 改 善 活 動 の 進 捗 状 況 を 毎 年 取 りま とめ 平 成 23 年 度 には 自 己 点 検 評 価 報 告 書 を 作 成 し 公 表 している アドレス:トップページ> 大 学 総 合 案 内 > 大 学 の 取 り 組 み> 大 学 評 価 (http://www.hit.ac.jp/info/activity/evaluation.html) 2. 自 己 点 検 評 価 の 基 本 項 目 本 学 の 教 育 研 究 水 準 の 向 上 や 活 性 化 に 努 めるとともに その 社 会 的 責 任 を 果 たしていく ため 自 己 点 検 を 行 い 評 価 する 項 目 は 次 のとおりである なお 自 己 点 検 評 価 報 告 書 にお いては 平 成 23 年 度 からの 新 たな 基 準 に 基 づき 取 りまとめる 計 画 としている 1 本 学 の 基 本 姿 勢 に 関 すること 2 教 育 研 究 組 織 に 関 すること 3 教 育 課 程 に 関 すること 4 学 生 への 対 応 に 関 すること 5 教 員 に 関 すること 6 職 員 に 関 すること 7 管 理 運 営 に 関 すること 8 財 務 に 関 すること 9 教 育 研 究 環 境 に 関 すること 10 社 会 との 連 携 に 関 すること 11 社 会 的 責 務 に 関 すること 12 その 他 委 員 会 が 必 要 と 認 める 事 項 -27-

セ 情 報 の 公 表 大 学 設 置 基 準 および 学 校 教 育 法 の 改 正 による 教 育 研 究 活 動 等 に 関 する 情 報 公 表 の 義 務 化 を 受 けて 本 学 のホームページに 情 報 公 表 の 専 用 サイトを 設 置 している 大 学 の 運 営 や 教 育 研 究 等 の 諸 事 業 について 公 的 な 教 育 機 関 としての 社 会 的 説 明 責 任 を 果 たすとともに 公 正 かつ 透 明 性 の 高 い 運 営 を 実 現 し 教 育 研 究 活 動 の 質 的 向 上 を 図 ることを 目 的 として 情 報 公 表 に 努 めている 情 報 公 表 専 用 サイトの 掲 載 項 目 は 以 下 のとおりである (http://www.hit.ac.jp/public-info/) 1 大 学 の 教 育 研 究 上 の 目 的 に 関 すること 大 学 の 基 本 姿 勢 ( 建 学 の 精 神 基 本 理 念 教 育 目 的 教 育 指 針 教 育 の 特 色 ) 創 部 の 趣 旨 学 科 の 概 要 ( 教 育 目 的 教 育 指 針 教 育 学 習 目 的 取 得 を 目 指 せる 資 格 ) 2 教 育 研 究 上 の 基 本 組 織 に 関 すること 大 学 組 織 図 3 教 員 組 織 教 員 の 数 並 びに 各 教 員 が 有 する 学 位 および 業 績 に 関 すること 教 員 紹 介 教 員 数 教 員 組 織 ( 年 齢 構 成 ) 教 員 組 織 ( 役 割 分 担 ) 研 究 業 績 一 覧 校 務 役 職 者 一 覧 教 員 組 織 規 程 4 入 学 者 に 関 する 受 入 方 針 および 入 学 者 の 数 収 容 定 員 および 在 学 する 学 生 の 数 卒 業 または 修 了 した 者 の 数 並 びに 進 学 者 数 および 就 職 者 数 その 他 進 学 および 就 職 等 の 状 況 に 関 すること アドミッションポリシー 大 学 院 の 概 要 ( 専 攻 概 要 教 育 目 的 教 育 指 針 教 育 学 習 目 的 ) 入 学 者 定 員 在 籍 者 数 学 位 授 与 数 入 学 者 数 推 移 就 職 データ( 就 職 求 人 状 況 ) 就 職 先 情 報 5 授 業 科 目 授 業 の 方 法 および 内 容 並 びに 年 間 の 授 業 の 計 画 に 関 すること 学 部 の 教 育 課 程 編 成 実 施 の 方 針 学 科 別 履 修 指 針 シラバス 6 学 修 の 成 果 に 係 る 評 価 および 卒 業 または 修 了 の 認 定 にあたっての 基 準 に 関 すること 成 績 評 価 システムと 学 修 の 質 の 保 証 履 修 ガイド 学 位 授 与 の 方 針 大 学 院 の 成 績 評 価 システムと 学 修 の 質 の 保 証 と 基 本 フレーム 学 則 大 学 院 学 則 学 位 規 程 学 位 規 程 の 大 学 院 に 関 する 運 用 細 則 7 校 地 校 舎 等 の 施 設 および 設 備 その 他 の 学 生 の 教 育 研 究 環 境 に 関 すること キャンパスマップ 施 設 紹 介 校 地 校 舎 面 積 学 習 環 境 課 外 活 動 の 状 況 主 な 交 通 手 段 8 授 業 料 入 学 料 その 他 の 大 学 が 徴 収 する 費 用 に 関 すること 学 費 その 他 の 経 費 9 大 学 が 行 う 学 生 の 修 学 進 路 選 択 および 心 身 の 健 康 等 に 係 る 支 援 に 関 すること 学 習 支 援 体 制 経 済 的 支 援 体 制 学 生 生 活 支 援 体 制 留 学 生 支 援 体 制 就 職 支 援 体 制 10 国 際 交 流 社 会 貢 献 等 に 関 すること 交 換 留 学 地 域 連 携 高 大 連 携 産 学 連 携 ( 受 託 研 究 奨 学 寄 付 金 ) 寒 地 環 境 エ ネルギーシステム 研 究 所 -28-