平 成 27 年 度 第 1 回 岡 崎 市 図 書 館 交 流 プラザ 運 営 協 議 会 会 議 録 1 日 時 平 成 27 年 8 月 7 日 ( 金 ) 午 前 10 時 ~ 午 前 11 時 35 分 2 会 場 図 書 館 交 流 プラザ 会 議 室 301 3 出 席 委 員 斉 藤 委 員 村 上 委 員 白 井 委 員 渥 美 委 員 浦 部 委 員 森 﨑 委 員 濱 田 委 員 内 堀 委 員 欠 席 委 員 傍 聴 者 山 田 委 員 なし 4 次 第 1 開 会 2 議 事 現 況 報 告 3 その 他 5 議 事 の 内 容 ( 事 務 局 ) 現 況 報 告 ( 委 員 ) 事 務 局 より 説 明 のあった 現 況 報 告 について ご 意 見 ご 質 問 等 があればお 願 いする 6 年 9 か 月 目 となる 7 月 18 日 に 入 館 者 1000 万 人 を 達 成 したとのことだが この 状 況 は 他 の 施 設 と 比 較 してどうか また 図 書 館 施 設 としてはどのように 評 価 されるか ( 事 務 局 ) 7 月 18 日 の 入 館 者 1000 万 人 達 成 記 念 式 典 において 内 田 市 長 が 国 内 施 設 で 入 館 者 数 1000 万 人 達 成 には 大 阪 の 空 中 庭 園 で 15 年 金 沢 市 の 21 世 紀 美 術 館 でも 6 年 11 か 月 を 要 したと 話 されたとおり とても 早 い 時 期 での 達 成 となった また 図 書 館 としても 異 例 の 速 さで 達 成 したことになり 図 書 館 利 用 者 数 も 県 内 1 位 を 誇 っている 全 国 における 図 書 館 利 用 者 数 の 統 計 がないため 比 較 はで きないが 当 施 設 が 図 書 館 のみではなく 複 合 施 設 であることも 少 なからず 図 書 館 利 用 者 数 に 反 映 しているのではないかと 分 析 している ( 委 員 ) 本 会 議 が 始 まる 前 の 時 間 を 利 用 して 施 設 内 の 様 子 を 観 察 してみたところ 乳 幼 児 室 では 小 さな 子 供 と 母 親 が 一 緒 に 遊 んでいたり 調 理 室 も 利 用 されていた
様 々な 年 齢 の 方 が 施 設 内 でいろいろなことをしている 光 景 をすごいと 感 じ 複 合 施 設 が 持 つ 意 義 のようなものを 目 の 当 たりにした 気 がした ( 委 員 ) りぶら は 中 心 市 街 地 活 性 化 の 先 導 的 な 施 設 として 建 設 された 商 業 的 な 波 及 効 果 は 見 られないが 現 在 ではスーパーの 誘 致 やマンションの 建 設 などが あり 居 住 人 口 は 増 えているようだ 中 古 マンションの 流 通 なども 活 発 化 してい るようで りぶら 効 果 も 少 なからずあるのではないかと 感 じている 利 用 者 の 利 便 性 を 向 上 させるために 東 駐 車 場 2 を 整 備 されたが ひとつ 懸 念 している ことは 自 動 車 以 外 の 方 法 で りぶら を 利 用 される 方 のことである 現 在 の ところ りぶら はまちバスのルートに 入 っているが まちバスの 将 来 に 亘 る 運 行 継 続 が 不 鮮 明 なことから それ 以 外 の 交 通 手 段 の 確 保 も 必 要 なのではない かと 考 えるがどうか ( 事 務 局 ) 現 在 まちバスを 利 用 して 来 館 される 方 はそれほど 多 くはないようである 地 方 都 市 の 実 態 として 岡 崎 市 においても 自 動 車 への 依 存 があるようだ 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 や 駐 車 場 活 用 など りぶら 利 用 者 の 利 便 性 をどのように 図 っていくのかが 今 後 の 課 題 と 捉 えている ( 委 員 ) 民 間 バスの 活 用 も 検 討 されるか ( 事 務 局 ) 現 在 名 鉄 バスが 2 路 線 入 っているが 状 況 によっては 拡 充 も 選 択 肢 の 一 つ であると 考 える しかしながら 利 用 者 の 中 には 免 許 証 をお 持 ちの 高 齢 者 もお られるので それらを 含 めての 検 討 となる あと 高 校 生 の 方 の 利 用 がとても 多 いことから 今 後 はバスも 多 様 な 使 われ 方 がされるのではないかと 考 えてい る ( 委 員 ) 以 前 当 館 では 夏 の 時 期 になると 学 生 が 玄 関 前 で 開 館 待 ちの 行 列 を 作 り 開 館 と 同 時 に 席 が 埋 まって 使 えないといった 苦 情 があったが 現 在 ではそのよう な 使 われ 方 はほとんどない 夏 休 みに 玄 関 前 で 待 つのは 社 会 人 や 高 齢 者 の 方 が ほとんどで 学 生 もいるが 以 前 ほど 多 くはない 夏 休 み 以 外 がわかりやすいが 昔 は 受 験 生 がよく 利 用 していたが 今 はテスト 期 間 中 の 1~2 週 間 に 限 定 される 状 況 にある ( 事 務 局 ) 当 館 においても 同 様 であり 特 にテスト 期 間 中 の 土 日 曜 日 には 学 生 による 開 館 待 ちの 行 列 ができるため 整 理 券 を 配 布 している
( 委 員 ) 図 書 館 である 限 り 貸 出 数 にこだわることも 大 切 であると 思 うが 貸 出 数 が 前 年 度 より 減 っていることに 対 し 何 か 対 策 を 考 えているか その 原 因 を 分 析 して いるか ( 事 務 局 ) インターネットで 気 軽 に 情 報 が 入 手 できるため 本 離 れが 進 んでいるのか そ のあたりの 要 因 理 由 も 確 かなことはわからないため 対 策 は 難 しい 多 くの 意 見 を 聞 いてみたいというところが 正 直 なところである ( 委 員 ) このような 状 況 から 今 後 図 書 館 の 利 用 形 態 の 変 化 が 考 えられる ( 委 員 ) 図 書 館 全 体 の 利 用 人 数 はわかったが 中 央 図 書 館 のみではどうか ( 事 務 局 ) 中 央 図 書 館 は 減 少 傾 向 にある その 代 わり 額 田 図 書 館 及 び 地 域 交 流 センター は 中 央 図 書 館 の 本 を 取 り 寄 せて 利 用 されており 現 状 維 持 している 中 央 図 書 館 の 入 館 者 数 はそれほど 減 らずに 利 用 人 数 が 減 っているのは 毎 日 のように 来 館 いただく 高 齢 者 の 方 の 図 書 館 内 での 利 用 等 があり 入 館 者 数 は 減 らないが 貸 出 冊 数 に 結 びついていないのではないかと 分 析 している ( 委 員 ) 図 書 館 同 士 のネットワークがさらに 確 立 されて 貸 出 が 活 発 になるといろい ろな 形 で 利 用 のし 易 さにできるのではないかと 思 う つまり 中 央 図 書 館 だけ が 増 えていくのではなく 身 近 なセンター 等 での 貸 出 が 増 えていくのも 良 いの ではないかと 考 える ( 委 員 ) 先 程 の 交 通 の 話 に 戻 るが 図 書 館 を 利 用 するために 中 心 街 にある 中 央 図 書 館 では 車 ありきとなることはやむを 得 ないが やはり 地 域 の 充 実 がカギとなり 全 体 に 増 えることが 望 ましい 形 だと 考 える げんき 館 の 利 用 が 多 いのは おそ らく 取 り 寄 せての 利 用 だと 思 われるが そのような 便 利 な 利 用 方 法 の 周 知 によ り 利 用 を 増 やしていくことが 今 後 できるのではないか 中 央 図 書 館 に 来 られ ない 方 にこのような 利 用 をアピールする 必 要 があると 考 える ( 委 員 ) 市 民 センターには 図 書 館 が 併 設 されているが 地 域 交 流 センターはどうか ( 事 務 局 ) 地 域 交 流 センターには 設 置 していない ( 委 員 ) 市 民 センターと 地 域 交 流 センターが 必 ずしも 併 設 しているわけではないので 高 齢 者 など 地 域 の 人 が 気 軽 に 足 を 運 ぶことのできる 場 所 に 図 書 館 を 増 やすこと も 必 要 だと 感 じる 地 域 交 流 センターは 特 にボランティア 関 係 の 方 やさまざま な 学 びの 関 係 の 団 体 が 使 うので 関 連 の 図 書 を 気 軽 に 借 りられるようにすれば
貸 出 数 も 増 えるのではないか ( 事 務 局 ) ご 意 見 のとおり 市 民 センターは 社 会 教 育 施 設 ですが 地 域 交 流 センターは そのような 縛 りのない 施 設 であり 施 設 の 性 格 の 違 いから 利 用 される 方 が 異 な っている 今 後 の 課 題 としては 市 民 センターと 地 域 交 流 センターの 機 能 の 融 合 など 公 共 施 設 の 再 編 により 利 用 しやすい 環 境 を 作 っていくことが 挙 げられる ( 事 務 局 ) 付 け 加 えるが 岡 崎 市 の 考 えとしては 中 心 部 にある 岡 崎 公 園 がシンボル 的 な 観 光 施 設 であるので 岡 崎 公 園 と りぶら との 近 接 関 係 から 交 流 人 口 を 増 や し 観 光 客 の 誘 致 を 進 め 回 遊 性 を 高 めることにより 中 心 部 のにぎわいを 創 出 することを 目 指 すものである りぶら は 市 民 のための 施 設 であり 観 光 客 を 受 け 入 れる 施 設 ではないが 複 合 機 能 の 一 つとなる 交 流 を 促 進 する 施 設 でも あることから りぶら 入 館 者 が 増 えることはその 目 的 に 合 致 していると 考 え る ただし 図 書 館 の 在 り 方 で 言 えば 単 純 に 入 館 者 数 が 増 えればよいわけで はないので 利 用 内 容 を 充 実 させていくことが 必 要 だと 考 えている 中 心 市 街 地 活 性 化 の 先 導 的 な 役 割 を 担 う 施 設 にとっても 近 隣 のにぎわい 創 出 は 重 要 であ るので 今 後 は 今 まで 以 上 に 促 進 していく 方 向 にある ( 委 員 ) 私 は 今 では 岡 崎 での 生 活 が 長 くなった 市 外 出 身 者 であるが 友 人 が 来 ると 岡 崎 市 は 居 住 には 魅 力 的 な 街 だと 言 ってもらえる 岡 崎 を 広 く 知 ってもらうた めには 居 住 空 間 以 外 の 魅 力 を 持 つことは 大 切 だと 感 じる 岡 崎 の 一 番 の 財 産 は 徳 川 家 康 公 を 中 心 とした 歴 史 である 美 術 博 物 館 や 子 ども 美 術 博 物 館 などの 文 化 施 設 の 充 実 も 大 変 魅 力 的 であるのだが もう 一 つの 柱 としてのジャズが 少 し 弱 いようにも 感 じる 今 後 はこれら 文 化 芸 術 を 磨 き 上 げて 市 外 に 向 けての 情 報 発 信 を 積 極 的 に 行 い フロム 岡 崎 といえば 誰 でもわかる 学 術 都 市 のように 育 てることも 可 能 であると 考 える そのためには 図 書 館 を 核 とした 複 合 施 設 で ある りぶら をもっと 多 くの 人 に 積 極 的 に 利 用 していただき 皆 に 注 目 され る 施 設 とする 努 力 を 続 けていただき 大 きな 成 果 を 出 してほしいと 期 待 している ところである ( 委 員 ) 来 年 度 に 岡 崎 市 が 市 制 施 行 100 周 年 を 迎 える 中 で 私 たち 教 育 に 関 わってい る 者 は 次 の 100 年 を 担 う 人 材 を 育 てるという 大 きな 使 命 をいただいていると 考 えている 例 えば 学 校 の 年 間 イベントにある 図 書 館 まつりなどは 地 道 に 続
けていきたいと 考 えている 30 年 前 の 子 供 たちと 今 の 子 供 たちが 大 きく 変 わっ ているかというと 私 は 大 きく 変 わっていないと 思 う 本 は 好 き 読 書 も 好 き ただ 環 境 が 変 わってきているので 蒔 いた 種 がどのように 花 を 咲 かせるのか その 過 程 が 様 々になっていると 思 う 40 歳 を 超 えた 教 え 子 からの 手 紙 には 昔 息 子 さんが 実 家 で 昼 寝 をしているときに 目 を 向 けた 本 棚 には 昔 読 んだ 本 があり 読 み 返 したところ 様 々なことを 思 い 出 した 幼 いころに 読 んだ 本 を 大 人 になっ て 読 み 返 すのもいいものだと 感 じた 今 住 んでいるところに 愛 着 を 持 つように 育 てることはとても 大 事 なことであると 感 じた 実 際 に 岡 崎 市 教 育 委 員 会 とし ても 岡 崎 市 の 心 の 行 政 ということで 様 々な 取 り 組 みをしているところである ( 委 員 ) 次 の 100 年 をどう 描 くか とても 大 切 なことであると 思 う 岡 崎 むかし 館 で 和 ろうそくを 展 示 していたが りぶら の 駐 車 場 を 単 なる 駐 車 場 としてではな く 和 ろうそくを 設 置 するなどし 文 化 的 な 雰 囲 気 を 作 り 岡 崎 の 文 化 を 灯 りで 発 信 するなども 面 白 いのではないかと 思 う ( 委 員 ) このエリアの 中 心 市 街 地 活 性 化 のコンセプトにある 文 化 の 暮 らしに 出 会 う 街 は 今 なお 残 っていると 感 じる その 魅 力 的 な 文 化 の 中 心 が りぶら であ り 歴 史 の 中 心 が 岡 崎 公 園 暮 らしは 商 店 街 のある 民 間 エリアである 今 後 は リバーフロントに 近 接 していることから 様 々な 取 り 組 みに 関 わることが 求 めら れると 考 える 岡 崎 の 中 に 新 たなエリアをどのように 作 り どう 発 信 していく のかという 考 えの 下 岡 崎 ルネサンスという 新 たなキーワードが 作 られ 今 年 の 徳 川 家 康 公 顕 彰 400 年 来 年 の 市 制 施 行 100 周 年 以 降 のポストを 模 索 する 中 で ここ りぶら の 果 たす 役 割 は 非 常 に 大 きなものがあると 感 じる 図 書 館 であり イベントホール 等 があり ここで 行 われる 市 民 活 動 がその 魅 力 的 な 暮 らしにどうつながっていくのか 新 しい 岡 崎 をどう 伝 えていくのか ポスト 100 年 を 含 めて やはり 中 心 になるのは 市 役 所 本 庁 舎 ではなく ここじゃないかと 思 う 新 しい 岡 崎 の 発 信 地 はここであるという 意 味 合 いでは 積 極 的 に 職 員 の 方 々に 誇 りを 持 って 施 設 運 営 に 取 り 組 んでいただきたい ポスト 100 年 を 盛 り 上 げていくのために りぶら も 参 加 していただけることを 期 待 している ( 事 務 局 ) 委 員 の 皆 様 からいただきました 様 々なご 意 見 ご 提 案 内 容 を 踏 まえまして ここ りぶら がより 一 層 市 民 の 皆 様 に 利 用 していただき 文 化 発 信 の 一 翼 を
担 う 施 設 となるよう 運 営 に 反 映 してまいります これをもちまして 平 成 27 年 度 第 1 回 岡 崎 市 図 書 館 交 流 プラザ 運 営 協 議 会 を 閉 会 させていただきます