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Transcription:

かけがわ 学 力 向 上 ものがたり 友 だちにやさしい 子 すてきな 文 章 を 書 く 子 足 の 速 い 子 絵 の 上 手 な 子 漢 字 や 歌 が 苦 手 な 子 など さまざまな 子 がいます その 子 の 顔 が 見 え るでしょうか 点 数 だけにとらわれて 学 力 を 論 じると かけがえのない 大 切 なことを 見 落 としてしまうかも 知 れません 教 育 基 本 法 第 1 条 教 育 は 人 格 の 完 成 を 目 指 し 平 和 で 民 主 的 な 国 家 及 び 社 会 の 形 成 者 として 必 要 な 資 質 を 備 えた 心 身 ともに 健 康 な 国 民 の 育 成 を 期 して 行 わなければならない をいつも 基 底 におくことが 大 切 です 広 い 意 味 の 学 力 を 育 てるため その 子 の 夢 や 希 望 こころざしをはぐく むことが 教 師 の 仕 事 です そこから ものがたりを 始 めましょう そして その 子 が 自 らものがた りをつくるよう 導 いていきましょう 教 育 長 浅 井 正 人 平 成 27 年 3 月 掛 川 市 教 育 委 員 会

目 次 序 章 かけがわ 学 力 向 上 ものがたり 策 定 のねらい 1 頁 第 1 章 学 力 とは 3 1 今 求 められている 学 力 2 これからの 未 来 を 創 り 出 すために 必 要 な 力 かけがわ 型 スキル 第 2 章 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 分 析 から 4 1 現 状 と 課 題 2 学 びの 環 境 改 善 のための 提 言 第 3 章 学 びのものがたり 7 1 新 たな 学 びのプロセス への 転 換 2 言 語 活 動 の 充 実 3 地 域 の 人 に 学 ぶ 活 動 の 推 進 4 読 解 力 を 伸 ばす 問 題 の 作 成 5 読 書 活 動 の 推 進 6 市 の 指 定 による 研 究 実 践 7 学 力 向 上 指 標 第 4 章 家 庭 のものがたり 12 家 庭 での 取 組 ポイント 第 5 章 我 が 校 のものがたり( 別 冊 ) 13 各 校 で 作 成

序 章 かけがわ 学 力 向 上 ものがたり 策 定 のねらい 掛 川 市 の 教 育 振 興 基 本 計 画 人 づくり 構 想 かけがわ において 学 校 教 育 の 基 本 目 標 を 夢 に 向 かって 自 ら 考 え 自 ら 判 断 し 心 豊 かにたくましく 生 きる 子 どもの 育 成 と しています これを 受 け 各 学 校 は 人 づくり 構 想 かけがわ の 実 現 に 向 けて 子 どもたちに 基 礎 的 基 本 的 な 知 識 技 能 を 確 実 に 習 得 させ これらを 活 用 して 課 題 を 解 決 するために 必 要 な 思 考 力 判 断 力 表 現 力 その 他 の 能 力 を 育 むとともに 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 む 態 度 を 養 うことに 取 り 組 んでいます また 各 学 校 では 習 熟 度 別 の 学 習 支 援 放 課 後 の 教 え 合 い 学 習 夏 休 み 期 間 中 の 補 充 学 習 など 様 々な 工 夫 をして 学 力 の 定 着 を 図 る 努 力 をしています しかし 今 日 学 力 が 大 きな 社 会 問 題 となる 中 改 めて 学 力 の 捉 え 方 や 向 上 策 学 校 家 庭 地 域 の 役 割 などが 問 われています そこで 掛 川 市 教 育 委 員 会 では 学 力 とは 何 かを 学 校 家 庭 地 域 で 共 通 理 解 を して どのようにしたら 学 力 の 向 上 が 図 れるか その 理 念 や 方 法 等 を ものがたり と してまとめた かけがわ 学 力 向 上 ものがたり を 策 定 することとしました かけがわ 学 力 向 上 ものがたり の 構 成 は 序 章 かけがわ 学 力 向 上 ものがたり 策 定 のねらい 第 1 章 学 力 とは 第 2 章 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 分 析 から 第 3 章 学 びのものがたり 第 4 章 家 庭 のものがたり 第 5 章 我 が 校 のものがたり( 各 学 校 で 作 成 )となっています 各 学 校 においては 児 童 生 徒 の 学 習 実 態 に 基 づいた 学 校 独 自 の 特 色 ある 我 が 校 のも のがたり を 作 成 し それを 基 盤 として 全 教 職 員 が 共 通 理 解 のもとに 組 織 的 な 協 働 を 図 り 授 業 改 善 に 向 けた 積 極 的 な 取 組 が 求 められます そして 子 どもの 学 力 向 上 の 実 現 に 向 け 学 校 と 家 庭 地 域 教 育 委 員 会 が 連 携 して 取 り 組 んでいくことが 大 切 です 今 後 この かけがわ 学 力 向 上 ものがたり のもと 各 学 校 が 学 力 向 上 に 取 り 組 み 掛 川 の 一 人 一 人 の 子 どもを 育 む 教 育 活 動 の 充 実 に 資 することを 期 待 します - 1 -

かけがわ 学 力 向 上 ものがたり かけがわ 型 スキル 新 たな 学 びのプロセス への 転 換 読 解 力 を 伸 ばす 問 題 の 作 成 学 びのユニバーサルデザインを 重 視 読 書 活 動 の 推 進 した 授 業 授 業 過 程 の 再 構 築 新 たな 学 びのプロセス 研 修 市 の 指 定 による 研 究 実 践 ICT 活 用 ( 倉 真 小 大 須 賀 中 ) 言 語 活 動 の 充 実 道 徳 教 育 ( 桜 木 小 和 田 岡 小 桜 が 丘 中 ) 確 かな 学 力 ( 城 北 小 ) 地 域 の 人 に 学 ぶ 活 動 の 推 進 学 力 向 上 指 標 学 力 とは 何 かを 学 校 家 庭 地 域 で 共 通 理 解 をして どのようにしたら 学 力 の 向 上 が 図 れるか その 理 念 や 方 法 等 を ものがたり としてまとめる 序 章 かけがわ 学 力 向 上 ものがたり 策 定 のねらい 第 1 章 学 力 とは 第 2 章 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 分 析 から 第 3 章 学 びのものがたり 第 4 章 家 庭 のものがたり 第 5 章 我 が 校 のものがたり( 別 冊 各 校 で 作 成 ) 家 庭 地 域 との 連 携 〇 家 庭 教 育 支 援 資 料 家 庭 のものがたりの 手 引 き や 家 庭 での 取 組 ポイント 等 の 活 用 〇 かけがわ 教 育 の 日 〇 中 学 校 区 学 園 化 構 想 〇 かけがわお 茶 の 間 宣 言 - 2 -

第 1 章 学 力 とは 1 今 求 められている 学 力 激 しい 変 化 が 予 想 される 社 会 においては 一 人 一 人 が 困 難 な 状 況 に 立 ち 向 かうことが 求 められるが そのために 教 育 は 個 性 を 発 揮 し 主 体 的 創 造 的 に 生 き 未 来 を 切 り 拓 くたくましい 人 間 の 育 成 を 目 指 し 直 面 する 課 題 を 乗 り 越 えて 生 涯 にわたり 学 び 続 ける 力 をはぐくむことが 必 要 である このために 子 どもたちに 求 められる 学 力 としての 確 かな 学 力 は 知 識 や 技 能 はもち ろんのこと これに 加 えて 学 ぶ 意 欲 や 自 分 で 課 題 を 見 付 け 自 ら 学 び 主 体 的 に 判 断 し 行 動 し よりよく 問 題 を 解 決 する 資 質 や 能 力 等 までを 含 めたものであり これを 個 性 を 生 かす 教 育 の 中 ではぐくむことが 肝 要 である 確 かな 学 力 豊 かな 人 間 性 たくましく 生 きるための 健 康 や 体 力 までを 含 め て 構 成 する 生 きる 力 がこれからの 子 どもたちに 求 められている 力 であることを 前 提 とし その 育 成 を 行 っていくために まずは 生 きる 力 を 知 の 側 面 からとらえた 確 かな 学 力 の 確 実 な 育 成 を 新 学 習 指 導 要 領 のねらいの 一 層 の 充 実 のための 課 題 としてい る ( 中 央 教 育 審 議 会 子 どもたちに 求 められる 学 力 についての 基 本 的 な 考 え 方 より 抜 粋 ) 2 これからの 未 来 を 創 り 出 すために 必 要 な かけがわ 型 スキル これからのグローバル 社 会 を 生 き 抜 くために 求 められる 思 考 力 や 問 題 解 決 能 力 人 と かかわるコミュニケーション 能 力 など これからの 次 代 を 担 う 子 どもたちが 身 に 付 ける べき 21 世 紀 型 スキル を 参 考 にして かけがわ 型 スキル 6 項 目 を 定 め 言 語 活 動 を 重 視 した 教 育 への 転 換 を 図 ることにより 養 い 伸 ばします かけがわ 型 スキル とは 1 思 考 力 2 問 題 解 決 力 3 意 思 決 定 力 4コミュニケーション 力 5 情 報 の 選 択 活 用 力 6 地 域 や 社 会 の 中 で 生 きるためのキャリア 体 験 世 界 の 教 育 関 係 者 らが 立 ち 上 げた 国 際 団 体 ATC21s (The Assessment and Teaching of 21st-Century Skills=21 世 紀 型 スキル 効 果 測 定 プロジェクト)が 提 唱 する 概 念 - 3 -

第 2 章 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 分 析 から 1 現 状 と 課 題 これからの 社 会 は 急 激 な 変 化 が 予 想 され 周 りの 状 況 の 変 化 や 環 境 に 適 応 しなが ら 困 難 な 状 況 に 立 ち 向 かうことのできる 人 間 の 育 成 が 求 められています 21 世 紀 を 生 き 抜 く 子 どもたちに 思 考 力 問 題 解 決 力 コミュニケーション 力 などの 必 要 な 力 を 身 に 付 けるため 掛 川 市 では 学 校 だけでなく 家 庭 地 域 等 が 連 携 して 市 民 総 ぐるみの 教 育 を 進 めています 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 結 果 については 本 調 査 の 目 的 を 達 成 するため 自 らの 教 育 及 び 教 育 施 策 の 改 善 各 児 童 生 徒 の 全 般 的 な 学 習 状 況 の 改 善 等 につなげることが 重 要 です 平 成 26 年 度 の 結 果 から 見 えてきた 掛 川 市 内 児 童 生 徒 の 学 力 の 概 要 は 以 下 のようになります 全 国 県 の 平 均 正 答 率 を100とした 場 合 の 市 の 平 均 正 答 率 の 指 標 値 小 国 A 小 国 B 小 算 A 小 算 B 中 国 A 中 国 B 中 数 A 中 数 B 全 国 比 較 指 標 値 101 106 103 105 103 109 111 115 県 比 較 指 標 値 101 101 102 104 101 106 106 108 教 科 に 関 する 調 査 結 果 から( 小 学 校 ) 小 学 校 においては 全 国 と 比 較 して 国 語 Bが6ポイント 算 数 Bが5ポイント 高 かった また 昨 年 度 課 題 であった 国 語 Aについては 県 全 国 より1ポイン ト 高 く 各 学 校 で 取 り 組 んできた 成 果 が 表 れたといえる 故 事 成 語 の 使 い 方 として 適 切 なものを 選 択 する 問 題 や 討 論 会 での 異 なる 意 見 をもつ 二 人 の 発 言 に 共 通 する 観 点 を 見 つけて 書 く 問 題 が 全 国 県 の 正 答 率 を 下 回 った 昨 年 度 の だから や 理 由 は などの 手 がかりのない 文 章 から 理 由 を 読 み 取 ること と 同 様 読 んで 理 解 し 考 えてまとめる ことに 課 題 があるといえる 整 数 小 数 分 数 の 四 則 計 算 は 相 当 数 の 児 童 ができている 目 的 に 応 じ 適 切 なグラフを 選 択 できるようにすることに 課 題 がある 情 報 や 条 件 を 図 に 表 して 整 理 したり 情 報 を 基 に 理 由 を 記 述 したりすることに 課 題 がある - 4 -

教 科 に 関 する 調 査 結 果 から( 中 学 校 ) 中 学 校 においては 全 国 と 比 較 して 国 語 Bが9ポイント 数 学 Aが11ポイン ト 数 学 Bが15ポイント 高 かった 特 に 数 学 A Bともに 県 と 比 較 しても6 ポイント 以 上 高 く 数 学 の 力 は 高 い 傾 向 にあるといえる 書 くこと 読 むこと の 領 域 においては 全 国 県 に 比 べて 優 れていた 書 いた 文 章 について 観 点 を 決 めて 意 見 を 述 べ 合 う 活 動 を 取 り 入 れたい 多 様 な 語 句 についての 理 解 を 深 めたり 文 章 に 活 用 したりすることが 必 要 である 基 礎 的 な 用 語 の 意 味 の 理 解 や 連 立 方 程 式 の 解 き 方 や 代 表 値 などの 用 語 の 意 味 について 十 分 理 解 している 様 々な 事 象 の 中 から 関 数 の 関 係 にある 数 量 を 的 確 にとらえることや 証 明 され た 過 程 や 結 論 を 基 に 発 展 的 に 考 えることに 課 題 がある 2 学 力 の 高 い 子 掛 川 の 法 則 平 成 26 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 において 児 童 生 徒 質 問 紙 と 学 力 の 相 関 関 係 を 分 析 すると 次 のような 子 どもが 国 語 や 算 数 数 学 の 平 均 正 答 率 が 高 い 傾 向 にあります 小 中 学 校 共 通 朝 食 を 毎 日 食 べている 家 で 学 校 の 宿 題 をしている 新 聞 を 読 んでいる テレビのニュース 番 組 やインターネットのニュースを 見 る 1 日 あたりのテレビゲームの 時 間 が 少 ない 読 書 が 好 きである 携 帯 電 話 やスマートフォンを 持 っていない 又 は 使 用 時 間 が 少 ない 小 学 校 毎 日 同 じ 時 刻 に 起 きたり 寝 たりしている 地 域 の 行 事 に 参 加 している 家 の 人 と 学 校 での 出 来 事 について 話 をする 中 学 校 学 校 の 規 則 を 守 っている いじめは いけないことだと 思 っている 地 域 や 者 会 で 起 こっている 事 に 関 心 がある - 5 -

3 学 びの 環 境 改 善 のための 提 言 平 成 26 年 度 掛 川 市 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 分 析 委 員 会 の 報 告 書 さらなる 学 校 改 善 に 向 けて によれば 次 のように 提 言 がされています (1) 今 求 められている 学 力 について 全 教 職 員 が 共 通 認 識 をもつ 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 問 題 にふれたり 学 習 指 導 要 領 を 読 み 返 すなどして 今 求 められている 学 力 がどのようなものかを 全 職 員 が 共 通 認 識 をもつことが 必 要 で ある (2) 確 かな 学 力 を 身 につけるための 授 業 改 善 を 強 力 に 推 し 進 める 単 元 あるいは1 時 間 の 授 業 の 中 で つけたい 力 を 明 確 にする 単 元 を 通 して 基 礎 的 な 知 識 技 能 を 確 実 に 習 得 させること 習 得 した 知 識 技 能 を 活 用 させること の 授 業 をバランスよく 取 り 入 れる 自 分 の 考 えを 既 習 事 項 や 図 表 グラフ 式 等 を 使 って 相 手 に 伝 えたり 資 料 から 読 みとった 事 柄 を 根 拠 にして 説 明 したりする 活 動 を 取 り 入 れる 授 業 のねらいを 達 成 させるために ICTを 効 果 的 に 活 用 する 実 生 活 と 関 連 づけた 内 容 や 発 展 的 な 内 容 補 充 的 な 内 容 を 計 画 的 かつ 積 極 的 に 取 り 入 れる 長 文 や 資 料 を 用 いて 把 握 した 内 容 を 要 約 して 書 いたり わかりやすく 相 手 に 伝 え たりする 活 動 を 通 して 読 み 取 る 力 をつける 教 員 自 らが 問 題 (テスト)を 作 成 するなどして 毎 時 間 あるいは 定 期 的 に 学 習 内 容 の 定 着 度 の 見 取 りを 行 う (3) 生 徒 指 導 や 学 級 経 営 道 徳 の 授 業 の 充 実 を 図 る よりよい 人 間 関 係 を 基 盤 とした 学 級 づくりや 達 成 感 自 己 有 用 感 を 味 わうことがで きる 学 級 づくりを 心 がける 自 尊 感 情 や 規 範 意 識 を 高 めたり 自 立 心 を 育 み 積 極 的 に 学 習 に 取 り 組 む 子 どもを 育 てたりすることを 目 指 し かけがわ 道 徳 を 核 とした 道 徳 教 育 の 充 実 に 努 める (4) 子 どもが 家 庭 学 習 に 主 体 的 に 取 り 組 んだり 子 どもの 学 びを 支 えたりする 学 習 環 境 を 整 える 教 科 の 力 を 伸 ばす 家 庭 学 習 の 研 究 を 進 める 学 校 支 援 ボランティア( 地 域 住 民 大 学 生 高 校 生 等 )を 中 心 に 学 校 の 補 充 学 習 を 支 援 する 体 制 をつくる 家 庭 での 規 則 正 しい 生 活 習 慣 や 学 習 に 集 中 できる 家 庭 環 境 を 大 切 にするように 学 園 単 位 で 各 家 庭 に 働 きかけをする - 6 -

第 3 章 学 びのものがたり 平 成 25 年 度 の 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 結 果 を 受 け 県 でのこれまでの 一 連 の 動 き や 市 分 析 委 員 会 による 分 析 結 果 の 報 告 等 を 踏 まえて 学 力 向 上 に 向 けた 掛 川 市 の 取 組 と して 以 下 のような 内 容 を 全 小 中 学 校 で 取 り 組 みます 1 新 たな 学 びのプロセス への 転 換 (1) 学 びのユニバーサルデザインを 重 視 した 授 業 ア 本 時 で 何 を 学 習 するのか 何 を 考 えさせるのかをはっきりさせる 焦 点 化 学 習 の 見 通 しを 持 たせる 子 どもの 言 葉 を 生 かした 中 心 発 問 など イ 思 考 を 助 けるために 学 習 している 内 容 をわかりやすく 表 す 視 覚 化 板 書 の 構 造 化 教 材 教 具 の 工 夫 など ウ 個 々の 考 え 方 を 認 め よりよい 支 援 や 授 業 展 開 を 考 える 個 への 対 応 よさや 困 り 感 の 見 取 り 特 性 に 応 じた 支 援 多 様 な 授 業 形 態 の 工 夫 など (2) 授 業 過 程 の 再 構 築 これまでの 授 業 では 導 入 時 の 学 習 課 題 の 提 示 から 学 習 問 題 の 設 定 までに 子 ど もの 思 考 の 流 れを 大 事 にするあまり 時 間 をかける 傾 向 にあり 追 究 やまとめの 時 間 が 十 分 確 保 されないとの 指 摘 がありました そこで 今 後 は 次 のような 例 を 参 考 に 早 い 段 階 で 学 習 の 見 通 しを 持 たせ 何 を 考 えるのかの 問 い を 提 示 し 追 究 やまとめの 時 間 を 十 分 確 保 するように 意 識 化 を 図 ります ア 興 味 のわく 導 入 を 工 夫 し 早 い 段 階 で 学 習 問 題 を 扱 う イ 追 究 場 面 に 十 分 な 時 間 を 配 分 する ( 調 べる 考 える 話 し 合 う やってみる) ウ まとめの 時 間 を 確 実 に 取 り 定 着 を 図 る ( 結 論 を 出 す 確 かめる 練 習 する) - 7 -

< 例 > 導 入 導 入 (5 分 ) 学 習 課 題 学 習 問 題 (5 分 ) 学 習 問 題 追 究 (25 分 ) 追 まとめ 究 まとめ(10~15 分 ) (3) 新 たな 学 びのプロセス 研 修 研 修 主 任 研 修 会 等 の 実 施 各 校 における 授 業 実 践 や 校 内 研 修 指 導 主 事 の 学 校 訪 問 による 指 導 助 言 を 通 して 新 たな 学 びのプロセスへの 転 換 を 図 る 2 言 語 活 動 の 充 実 児 童 生 徒 が 確 かな 学 力 を 身 に 付 け 豊 かにかかわり 合 うことのできる 力 を 高 めてい くためには すべての 教 科 等 で 書 く 話 す 聞 く 読 む の 言 語 活 動 を 各 教 科 等 のねらいの 達 成 に 向 けて 学 習 過 程 に 位 置 付 け 充 実 させていく 必 要 があります 筋 道 を 立 てて 論 理 的 に 考 える 力 事 実 を 正 確 に 理 解 し 伝 達 する ( 例 ) 身 近 な 動 植 物 の 観 察 や 地 域 の 公 共 施 設 等 の 見 学 の 結 果 を 記 述 報 告 する 概 念 法 則 意 図 などを 解 釈 し 説 明 したり 活 用 したりする ( 例 ) 衣 食 住 や 健 康 安 全 に 関 する 知 識 を 活 用 して 自 分 の 生 活 を 管 理 する 互 いの 考 えを 伝 え 合 う 力 互 いの 考 えを 伝 え 合 い 自 らの 考 えや 集 団 の 考 えを 発 展 させる ( 例 ) 将 来 の 予 測 に 関 する 問 題 などにおいて 問 答 やディベートの 形 式 を 用 いて 議 論 を 深 め より 高 次 の 解 決 策 に 至 る 経 験 をさせる - 8 -

自 分 の 考 えを 自 分 の 言 葉 で 表 現 する 力 体 験 から 感 じ 取 ったことを 表 現 する ( 例 ) 日 常 生 活 や 体 験 的 な 学 習 活 動 の 中 で 感 じ 取 ったことを 言 葉 絵 身 体 などを 用 いて 表 現 する 情 報 を 分 析 評 価 し 論 述 する ( 例 ) 文 章 や 資 料 を 読 んだうえで 自 分 の 知 識 や 経 験 に 照 らし 合 わせて 自 分 なり の 考 えをまとめて 400 字 以 内 といった 条 件 の 中 で 表 現 する 手 紙 や 新 聞 にまとめて 相 手 に 伝 える 課 題 について 構 想 を 立 て 実 践 し 評 価 改 善 する ( 例 ) 理 科 の 調 査 研 究 において 仮 説 を 立 てて 観 察 実 験 を 行 い その 結 果 を 整 理 し 考 察 し まとめ 表 現 したり 改 善 したりする 3 地 域 の 人 に 学 ぶ 活 動 の 推 進 多 くの 専 門 的 知 見 を 持 つ 地 域 の 人 から 学 ぶ 活 動 を 積 極 的 に 取 り 入 れ 本 物 の 体 験 活 動 等 を 通 して かけがわ 型 スキル を 養 うもととする 地 域 ボランティアや 退 職 教 員 等 による 放 課 後 の 学 習 指 導 等 地 域 との 連 携 を 積 極 的 に 行 って 学 習 支 援 を 工 夫 する 学 校 の 特 色 や 地 域 の 実 情 を 踏 まえつつ 子 どもたちの 発 達 段 階 にふさわしいキャリア 教 育 を 推 進 充 実 する 4 読 解 力 を 伸 ばす 問 題 の 作 成 問 題 作 成 を 通 して 教 員 の 指 導 力 向 上 を 図 る 各 校 で 問 題 を 作 成 し 市 教 委 がまとめ 全 校 に 提 供 する 5 読 書 活 動 の 推 進 学 校 の 読 書 環 境 が 読 書 活 動 や 指 導 方 法 に 影 響 が 大 きいことから 学 校 図 書 館 の 整 備 な ど 読 書 環 境 の 整 備 を 計 画 的 に 行 うとともに 朝 読 書 読 み 聞 かせなどの 読 書 活 動 を 通 じて 読 書 好 きな 子 どもを 増 やす 図 書 のみならず 新 聞 に 積 極 的 に 触 れさせることで 広 い 視 野 に 立 ったものの 見 方 や 考 え 方 ができる 子 どもを 育 てる 家 での 読 書 活 動 が 充 実 するよう 働 きかける - 9 -

6 市 の 指 定 による 研 究 実 践 (1) 倉 真 小 大 須 賀 中 ICT 活 用 ( 平 成 26 27 年 度 ) (2) 桜 木 小 和 田 岡 小 桜 が 丘 中 道 徳 教 育 ( 平 成 26 27 年 度 ) (3) 城 北 小 確 かな 学 力 ( 平 成 27 28 年 度 ) 7 学 力 向 上 指 標 A 学 びのユニバーサルデザイン を 重 視 した 授 業 づくり ユニバーサルデザインに 焦 点 を 当 てた 校 内 授 業 研 究 を 実 施 する 国 語 の 授 業 の 内 容 がよくわかると 答 える 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 30% 以 上 25% 以 上 平 成 26 年 度 26.0% 22.0% 平 成 25 年 度 27.2% 23.3% 算 数 数 学 の 授 業 の 内 容 がよくわかると 答 える 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 46% 以 上 37% 以 上 平 成 26 年 度 44.4% 34.9% 平 成 25 年 度 43.9% 35.3% B 読 解 力 を 付 ける 言 語 活 動 を 取 り 入 れた 授 業 に 全 教 員 が 取 り 組 む 小 学 校 国 語 A 問 題 において 学 習 指 導 要 領 の 領 域 等 における 読 むこと 及 び 話 すこと 聞 くこと に 関 する 全 ての 設 問 の 平 均 正 答 率 を 前 年 度 以 上 にする 平 成 26 年 度 平 均 正 答 率 72.6% 平 成 25 年 度 平 均 正 答 率 42.2% 設 問 4 新 聞 の 投 書 を 読 み, 表 現 の 仕 方 を 捉 える 73.3% 設 問 5ア 広 告 を 読 み, 編 集 の 特 徴 を 捉 える 48.4% 設 問 5 物 語 の 登 場 人 物 の 相 互 関 係 を 捉 える 68.6% 設 問 5イ 広 告 を 読 み, 編 集 の 特 徴 を 捉 える 55.6% 設 問 7 話 合 いの 観 点 に 基 づいて 情 報 を 関 係 付 ける 75.9% 設 問 6アイ 俳 句 の 情 景 を 捉 える 35.3% 設 問 7 スピーチの 表 現 を 工 夫 する 29.3% - 10 -

C かけがわ 道 徳 を 核 とした 人 づくり かけがわ 道 徳 の 授 業 に 全 教 員 が 取 り 組 む 難 しいことでも 失 敗 をおそれないで 挑 戦 する と 答 える 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 24% 以 上 22% 以 上 平 成 26 年 度 21.1% 20.6% 平 成 25 年 度 22.4% 16.8% 人 の 役 に 立 つ 人 間 になりたいと 思 う と 答 える 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 70% 以 上 75% 以 上 平 成 26 年 度 72.0% 75.6% 平 成 25 年 度 67.7% 73.6% 将 来 の 夢 や 目 標 をもっている と 答 える 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 72% 以 上 51% 以 上 平 成 26 年 度 70.9% 49.4% 平 成 25 年 度 69.5% 48.9% D 家 庭 での 学 習 習 慣 を 身 に 付 ける 家 庭 学 習 のあり 方 について かけがわっ 子 家 庭 学 習 のすすめ 等 を 参 考 にして 保 護 者 に 働 きかける ( 各 学 校 で 実 態 に 合 ったすすめを 作 成 することもよい ) 家 で 自 分 で 計 画 を 立 てて 勉 強 をしている と 答 える 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 26% 以 上 18% 以 上 平 成 26 年 度 23.5% 14.4% 平 成 25 年 度 23.5% 16.0% E 本 に 親 しみ 読 書 習 慣 を 身 に 付 ける 図 書 や 新 聞 などを 活 用 した 授 業 に 全 教 員 が 取 り 組 む 家 や 図 書 館 で 普 段 ( 月 ~ 金 曜 日 ) 1 日 当 たり30 分 以 上 読 書 する 児 童 生 徒 の 割 合 小 学 校 中 学 校 目 標 値 37% 以 上 35% 以 上 平 成 26 年 度 36.5% 30.9% 平 成 25 年 度 35.6% 32.2% - 11 -

第 4 章 家 庭 のものがたり 各 学 校 では 創 意 工 夫 を 凝 らした 家 庭 学 習 の 手 引 き を 作 成 するなどして 家 庭 学 習 の 指 導 にあたってきました 小 中 学 校 義 務 教 育 9 年 間 を 見 通 して 発 達 段 階 に 応 じ た 学 習 の 仕 方 を 身 に 付 けるためには 家 庭 での 保 護 者 の 前 向 きな 理 解 と 協 力 が 欠 かせま せん 今 後 は さらに 家 庭 での 規 則 正 しい 生 活 習 慣 や 学 習 に 集 中 できる 家 庭 環 境 を 大 切 にするよう 学 校 や 学 園 単 位 等 で 各 家 庭 への 働 きかけを 行 います かけがわっ 子 家 庭 学 習 のすすめ 家 庭 での 取 組 ポイント 家 庭 学 習 の 習 慣 づくりは 学 校 で 学 習 したことをしっかりと 身 に 付 けるた めにとても 大 切 なことです 各 御 家 庭 での 取 組 の 参 考 としていただくために 取 組 事 例 を 紹 介 します お 子 さんの 成 長 段 階 なども 踏 まえて それぞれの 御 家 庭 に 合 わせて 実 践 なさってはいかがでしょうか 項 目 家 庭 での 取 組 例 家 庭 学 習 に つ 1 早 寝 早 起 き 朝 ごはん など 規 則 正 しい 生 活 を 送 らせましょう な が る 生 活 習 2 テレビやゲームの 時 間 などのきまりをつくり 約 束 事 を 守 らせましょう 慣 の 定 着 の た 3 携 帯 電 話 やスマートフォンを 持 たせる 時 は 必 ず 親 子 で 話 し 合 い ルー めに ルをつくり 守 らせましょう 家 庭 学 習 の 環 4 学 習 に 集 中 して 取 り 組 めるスペースなどを 設 けましょう 境 づ く り の た 5 お 子 さんが 家 庭 学 習 を 始 めたら テレビを 消 したり 音 量 を 小 さくした めに りしましょう 6 学 習 する 場 は 学 習 に 使 うものだけを 置 くようにして 身 の 回 りの 整 理 整 頓 をさせましょう 子 ど も が や る 7 他 の 子 とは 比 べずに よくなったところやできるようになったところを 気 に な る よ う 見 つけて 褒 めましょう にするために 8 この 問 題 わからない という 時 も 投 げ 出 すことがないように 教 科 書 をもってきてごらん 私 ならこうやるよ などと 子 どもの 努 力 に 力 を 貸 しましょう 学 校 で の 学 習 9 学 校 からのおたより 等 で 学 習 内 容 等 を 確 認 しましょう 内 容 を 把 握 す 10 学 校 での 出 来 事 や 学 習 の 様 子 を 聞 き 子 どもが 頑 張 っていることや 困 っ るために ていることを 理 解 しましょう 11 音 読 を 聞 いたり プリントの 丸 付 けをしたりするなどして がんばりを 褒 めるようにしましょう 時 には 各 教 科 のノートを 見 て がんばりを 見 つけたりアドバイスをしたりすることも 良 いでしょう 子 ど も の 豊 か 12 読 み 聞 かせをしたり 図 書 館 につれて 行 ったりして 読 書 好 きにしましょ な 心 や 感 性 を う 育 くむために 13 休 日 には 市 内 外 の 美 術 館 やコンサート 自 然 公 園 等 に 出 掛 けて 芸 術 に 触 れたり 自 然 に 親 しんだりしましょう 14 15 歴 史 科 学 自 然 等 の 学 びのテレビ 番 組 の 視 聴 を 通 して 家 族 で 内 容 に ついて 考 えたり 感 想 を 語 り 合 ったりしましょう 手 伝 いや 家 事 の 分 担 をして 人 の 役 に 立 つことの 喜 びを 味 わわせましょ う あわせて 様 々な 生 活 の 知 恵 にも 触 れさせましょう - 12 -

第 5 章 我 が 校 のものがたり( 別 冊 ) 各 学 校 では 子 どもたちに 確 かな 学 力 を 身 につけさせるために これまで 次 のような 様 々な 実 践 を 積 極 的 に 進 めてきました これを 参 考 に 自 校 のものがたりをつくります 取 組 内 容 学 力 向 上 の た め の 取 組 ド リ ル 学 習 朝 1 0 ~ 1 5 分 程 度 国 算 の ド リ ル 学 習 か 作 文 を 書 く 指 導 を 実 施 基 礎 学 力 定 着 の た め の 週 1 回 ( 火 曜 日 1 5 分 間 ) ド リ ル タ イ ム を 設 定 下 校 前 算 数 計 算 領 域 の 定 着 を 目 的 に プ リ ン ト 等 を 使 っ た 指 導 朝 の ド リ ル タ イ ム で 繰 り 返 し 学 習 を 行 い 漢 字 力 計 算 力 を 伸 ば す 指 導 を 実 施 ( 毎 週 金 曜 日 ) 国 算 の 基 本 問 題 を 練 習 し て 全 員 が 合 格 を 目 指 す チ ャ レ ン ジ テ ス ト を 実 施 チ ャ レ ン ジ テ ス ト 夏 冬 春 ( 年 3 回 ) 漢 字 と 計 算 の テ ス ト を 実 施 校 内 テ ス ト と こ と ん テ ス ト ( 長 期 休 業 前 に 必 ず 合 格 す る よ う 指 導 す る テ ス ト を 実 施 ) 授 業 時 復 習 や 振 り 返 り な ど 反 復 練 習 の 時 間 を 設 定 し 小 テ ス ト 等 を 実 施 3 年 生 の 学 力 調 査 実 施 に 合 わ せ た 1 2 年 生 の 定 着 テ ス ト の 実 施 少 人 数 指 導 一 人 一 人 に わ か る よ う に 丁 寧 な 指 導 が で き る よ う 少 人 数 指 導 を 実 施 算 数 に お け る 少 人 数 指 導 を 能 力 別 に す る な ど 工 夫 し て 実 施 5 年 生 6 年 生 を 対 象 に 少 人 数 指 導 を 実 施 算 数 の 少 人 数 指 導 を 4 年 生 以 上 で 実 施 算 数 で 各 学 級 を 二 つ に 分 け 個 に 応 じ た 少 人 数 指 導 を 実 施 朝 の 学 習 活 動 年 間 4 回 の 基 礎 学 力 タ イ ム を 朝 学 習 の 時 間 に 週 単 位 で 設 定 週 1 回 朝 の 活 動 で 読 む 聞 き 取 る 書 く 力 を つ け る た め の 時 間 を 設 定 ス タ デ ィ タ イ ム ( 朝 の 活 動 ) で 基 礎 基 本 の 演 習 を 実 施 朝 の 活 動 と し て 漢 字 計 算 文 法 の 学 習 を 実 施 ( 年 間 6 6 回 ) 朝 活 動 に わ く わ く タ イ ム を 設 定 し 国 算 の プ リ ン ト 問 題 を 実 施 算 数 の 定 着 が 図 ら れ て い な い 子 を 放 課 後 に 級 外 や 退 職 教 員 が 指 導 放 課 後 学 習 支 援 放 課 後 学 習 支 援 日 の 設 定 ( 年 1 0 回 地 域 ボ ラ ン テ ィ ア も 活 用 ) 放 課 後 に 寺 子 屋 タ イ ム を 設 定 ( 毎 週 金 曜 日 ) 放 課 後 に 補 習 学 習 ( 寺 子 屋 ) を 実 施 ( 全 学 年 月 曜 日 放 課 後 時 数 外 ) 長 期 休 業 中 の 長 期 習 休 業 に お け る 学 習 支 援 を 計 画 的 に 実 施 学 習 支 援 活 動 夏 休 み 中 の 3 日 間 寺 子 屋 学 習 ( 希 望 者 に よ る 補 習 学 習 ) を 実 施 - 13 -

夏 休 み 中 に 補 習 学 習 を 実 施 家 庭 学 習 支 援 児 童 の 家 庭 学 習 の 習 慣 を 図 る た め 家 庭 学 習 の 手 引 き を 作 成 配 付 家 庭 で の 学 習 習 慣 づ く り を 目 的 に P T A 総 会 で 中 学 校 子 育 て 5 カ 条 を 説 明 家 庭 と 連 携 し 家 庭 学 習 の 充 実 に 向 け た 活 動 を 実 施 家 庭 学 習 時 間 を 調 査 し 家 庭 学 習 の 充 実 を 啓 発 冊 数 や ペ ー ジ 数 で 目 標 設 定 カ ー ド に 記 録 家 庭 と の 連 携 ( 親 子 読 書 等 ) 読 書 活 動 の 充 実 学 校 家 庭 で 読 書 活 動 を 推 進 校 内 の 読 書 活 動 読 み 聞 か せ 活 動 の 充 実 図 書 館 ボ ラ ン テ ィ ア の 活 動 習 熟 度 別 指 導 高 学 年 の 少 人 数 指 導 ( 算 数 ) を 児 童 の 実 態 を さ ら に 細 か く 分 析 し た 習 熟 度 別 ク ラ ス 分 け で 実 施 課 題 を や り き ら せ る た め の 個 に 応 じ た 徹 底 指 導 の 実 施 そ の 他 全 校 で 五 つ の 学 習 習 慣 ( 1 挨 拶 2 整 理 整 頓 3 宿 題 4 読 書 の 徹 底 5 運 動 ) の 徹 底 言 語 力 育 成 の た め 3 年 生 以 上 は 国 語 辞 典 を 机 の 上 に 置 い て 活 用 表 現 力 を 高 め る た め 年 間 1 2 回 全 校 の 前 で 一 人 一 回 全 員 が 話 す た か ら も の ス ピ ー チ を 実 施 毎 日 の 振 り 返 り 日 記 全 校 で 実 施 授 業 の 始 ま り に 前 時 の 復 習 や 小 テ ス ト を 実 施 校 内 研 修 を 通 し て 子 ど も た ち の 考 え る 力 を 向 上 さ せ る 手 だ て を 追 究 外 国 語 活 動 の 研 修 に 力 を 入 れ 英 語 に 親 し む と と も に プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン や 表 現 力 を 育 成 研 修 の 充 実 自 分 の 考 え を も た せ る 工 夫 伝 え た く な る 授 業 構 想 や 教 師 の 関 わ り 振 り 返 り の 視 点 の 提 示 を 柱 に し た 研 修 活 用 力 表 現 力 の 育 成 授 業 の 中 で 書 く 話 す 力 の 育 成 外 部 講 師 ( 大 学 教 授 県 指 導 主 事 ) を 招 聘 し て の 校 内 研 修 を 実 施 大 学 附 属 学 校 へ 全 職 員 で 行 き 授 業 技 術 に つ い て 研 修 を 実 施 学 習 問 題 を 赤 四 角 で 囲 み 今 日 の 学 習 で 学 ぶ こ と を 明 確 に し た 授 業 校 内 研 修 で 学 習 問 題 づ く り に 焦 点 を 当 て 児 童 の 思 考 過 程 を 大 切 に し た 授 業 展 開 思 考 力 の 育 成 学 習 内 容 の 整 理 定 着 を 目 指 し わ か り や す い 板 書 ノ ー ト 指 導 を 実 施 全 文 を 意 識 し た 授 業 改 善 の 研 修 ( 国 語 ) - 14 -

授 業 改 善 書 く こ と の 重 視 自 分 の 考 え 授 業 の ま と め 感 想 を ノ ー ト に 書 く こ と を 継 続 し て 実 施 思 考 力 を 伸 ば す た め 学 習 場 面 は も と よ り 生 活 場 面 で も 考 え た り 話 し 合 っ た り す る こ と の 習 慣 づ け 一 人 一 公 開 授 業 に よ る 授 業 技 術 の 向 上 へ の 取 組 学 校 独 自 の 授 業 づ く り 指 針 ス タ ン ダ ー ド を 使 い 共 通 し て 授 業 に 取 り 組 ん で い る 研 修 主 任 と 管 理 職 に よ る 授 業 巡 回 数 学 で は 支 援 を き め 細 か く 行 い 具 体 物 プ リ ン ト 図 示 を 多 く 活 用 自 己 肯 定 感 が 全 国 の 2 倍 と 高 い 実 態 に 基 づ き 認 め 励 ま し 自 尊 心 を ふ く ら め る 指 導 方 法 に 転 換 読 み が 浅 い た め 集 中 さ せ 段 落 ご と に 要 約 読 み 終 わ っ た 後 の わ か っ た こ と 疑 問 に 思 っ た こ と を 大 事 に 扱 う 取 組 授 業 の 中 で I C T 機 器 の 活 用 を 心 掛 け わ か る 授 業 を 実 践 言 語 活 動 の 充 実 言 語 活 動 の 充 実 を 核 と し た 校 内 研 修 ( 国 語 算 数 を 中 心 に ) の 推 進 言 語 活 動 を 国 語 科 以 外 の 教 科 領 域 で も 意 識 的 に 取 り 入 れ 言 語 能 力 の 向 上 に 努 力 言 語 活 動 の 場 面 を 入 れ 思 考 判 断 表 現 力 を 向 上 さ せ る 授 業 改 善 3 カ 条 を 見 直 し よ り 言 語 活 動 を 充 実 さ せ 活 用 す る 力 を 意 識 し た 授 業 を 行 っ て い く 研 修 全 職 員 で 学 力 調 査 の 問 題 を 解 き 日 常 の 授 業 を 振 り 返 り な が ら 6 年 間 で 子 ど も た ち に 付 け た い 力 を 再 確 認 昨 年 度 の 調 査 問 題 を 研 修 で 取 り 上 げ ど の よ う な 力 を つ け る こ と を 求 め ら れ て い る の か 職 員 が 問 題 内 容 を 通 し て 理 解 全 職 員 が 問 題 冊 子 を 見 て 必 要 と さ れ て い る 学 力 を 把 握 調 査 問 題 の 分 析 職 員 が 学 力 調 査 の 問 題 を 解 い て 今 求 め ら れ て い る 学 力 に つ い て 理 解 し 授 業 に 活 用 2 ~ 5 年 生 も 全 国 標 準 学 力 検 査 ( C R T ) を 取 り 入 れ 実 態 を と ら え 能 力 開 発 を 試 み る 領 域 を 検 討 校 内 研 修 で 結 果 分 析 を 全 員 で 行 い 短 期 ま た は 中 長 期 的 視 野 に 分 け て 授 業 改 善 を 推 進 心 の 教 育 自 尊 感 情 の 醸 成 が 人 間 関 係 を 高 め 話 し 合 い 活 動 を 活 発 に し 学 力 の 向 上 に つ な が る と 考 え 心 の 教 育 を 充 実 化 - 15 -

策 定 に 携 わった 人 掛 川 市 教 育 委 員 会 教 育 長 浅 井 正 人 教 育 次 長 平 出 行 良 学 校 教 育 課 長 佐 藤 嘉 晃 主 席 指 導 主 事 佐 藤 裕 子 指 導 主 事 柴 田 勝 明 指 導 主 事 澤 﨑 忍 指 導 主 事 染 葉 美 智 子 平 成 26 年 度 掛 川 市 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 分 析 委 員 ( 第 2 章 ) 委 員 長 第 一 小 学 校 長 安 松 敏 副 委 員 長 大 渕 小 学 校 教 頭 白 井 久 雄 副 委 員 長 栄 川 中 学 校 教 頭 板 倉 康 弘 委 員 中 央 小 学 校 教 諭 鈴 木 まり 子 委 員 西 山 口 小 学 校 教 諭 髙 村 知 史 委 員 原 谷 小 学 校 教 諭 板 倉 亨 委 員 和 田 岡 小 学 校 教 諭 萩 田 歩 委 員 東 山 口 小 学 校 教 諭 古 屋 映 里 委 員 北 中 学 校 教 諭 落 合 訓 子 委 員 西 中 学 校 教 諭 由 井 原 千 春 委 員 原 野 谷 中 学 校 教 諭 伊 藤 良 典 委 員 城 東 中 学 校 教 諭 池 田 直 茂 委 員 東 中 学 校 教 諭 安 野 裕 介 事 務 局 学 校 教 育 課 長 佐 藤 嘉 晃 事 務 局 学 校 教 育 課 指 導 主 事 柴 田 勝 明