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平 成 28 年 1 月 25 日 第 7 回 常 任 委 員 会 決 定 第 76 回 国 民 体 育 大 会 ( 三 重 とこわか 国 体 ) 開 催 基 本 構 想 平 成 28 年 1 月 第 76 回 国 民 体 育 大 会 三 重 県 準 備 委 員 会

大 会 愛 称 三 重 とこわか 国 体 とこわか( 常 若 ) とは いつも 若 々しいこと いつまでも 若 いさま を 表 現 する 言 葉 で す 第 76 回 国 民 体 育 大 会 は 活 力 に 満 ちた 元 気 な 三 重 につながる 大 会 を 目 指 しており 三 重 の 人 地 域 そして 来 訪 者 の 全 てが 活 力 に 満 ち 元 気 になることを 願 い そのようなきっかけにつな がる 大 会 となるようにとの 思 いを 込 めて 活 力 に 満 ちた 元 気 な 姿 を いつまでも 若 いさま とい う 意 味 の とこわか に 託 しています 大 会 スローガン ときめいて 人 かがやいて 未 来 大 会 の 競 技 に 参 加 する 人 の 躍 動 感 あふれる 姿 や 競 技 を みる 人 や 支 える 人 の いき いきとした 姿 を ときめいて の 言 葉 に 託 し 全 ての 人 が そのようにときめいて 持 てる 力 を 結 集 することで 大 会 が 成 功 に 導 かれることを 目 指 していくものとします また 大 会 に 関 わる 全 ての 人 が 大 会 を 通 じて 夢 と 感 動 喜 びと 充 実 感 を 味 わえるように と の 思 いも ときめいて に 込 めています さらに 大 会 後 も 将 来 にわたり このようなときめきを 大 切 に 人 や 地 域 がいつまでも 元 気 であ り 続 けていくような 未 来 を 願 い その 思 いを かがやいて に 託 しています

目 次 はじめに 第 76 回 国 民 体 育 大 会 開 催 基 本 構 想 の 策 定 にあたって 1 第 1 章 第 76 回 国 民 体 育 大 会 の 開 催 に 向 けて 1 国 体 とは 2 2 国 体 のあゆみ 3 3 国 体 の 改 革 3 4 三 重 県 における 国 体 開 催 の 意 義 3 第 2 章 第 76 回 国 民 体 育 大 会 基 本 目 標 1 県 民 力 を 結 集 する 国 体 4 2 創 意 工 夫 を 凝 らした 国 体 4 3 おもてなしの 心 を 形 にする 国 体 4 第 3 章 基 本 目 標 の 実 現 のために 1 県 民 力 を 結 集 する 国 体 5 (1) 県 民 運 動 の 推 進 (2)ボランティア 等 人 材 の 育 成 (3) 県 内 全 域 で 競 技 会 を 開 催 (4) 開 催 県 としてふさわしい 成 績 の 獲 得 (5) 全 国 障 害 者 スポーツ 大 会 との 連 携 (6) 多 様 な 主 体 による 支 援 2 創 意 工 夫 を 凝 らした 国 体 6 (1) 既 存 施 設 の 有 効 活 用 (2) 大 会 運 営 の 充 実 (3)スポーツイヤーの 体 験 等 を 活 用 した 運 営 (4) 安 全 安 心 な 大 会 運 営 3 おもてなしの 心 を 形 にする 国 体 7 (1) 三 重 県 の 魅 力 の 発 信 (2) 多 様 な 広 報 で 効 果 的 な 情 報 発 信 (3) 心 に 残 る 大 会 づくり (4) 来 訪 者 との 交 流 第 4 章 スポーツによる 元 気 なみえ をめざして 9 ~みえでの 国 体 開 催 を 契 機 として~ (1) 子 どもの 体 力 向 上 とスポーツ 活 動 の 充 実 (2) 地 域 におけるスポーツ 活 動 の 推 進 (3) 競 技 力 の 向 上 (4) 障 がい 者 によるスポーツ 活 動 の 推 進 (5)スポーツを 通 じた 地 域 の 活 性 化 おわりに 県 民 力 を 結 集 した 元 気 なみえの 創 造 に 向 けて 10

はじめに 第 76 回 国 民 体 育 大 会 開 催 基 本 構 想 の 策 定 にあたって 国 民 体 育 大 会 ( 以 下 国 体 という)が 平 成 33 年 に 三 重 県 で 開 催 されます 本 県 での 開 催 は 昭 和 50 年 の 第 30 回 大 会 以 来 となります 前 回 大 会 では 開 催 を 翌 年 に 控 えた 昭 和 49 年 に 石 油 危 機 が 発 生 し かつてない 厳 しい 条 件 の 中 で 国 体 の 準 備 を 進 めることとなりました しかし こうした 環 境 の 中 であってこそ 華 美 を 求 めず 創 意 工 夫 を 凝 らして 実 り 多 き 大 会 にすることができました それは 前 回 大 会 が 当 時 節 約 国 体 普 段 着 国 体 と 言 われる 一 方 で 新 生 国 体 質 実 国 体 と 評 されたことにも この 大 会 が 国 体 本 来 の 姿 を 追 い 求 めて 一 定 の 成 果 をあげたことがうかがえます 昭 和 50 年 の 前 回 大 会 を 契 機 に 多 くの 方 の 献 身 的 なご 尽 力 により 選 手 育 成 の 基 盤 と なる 競 技 団 体 の 活 動 がさらに 拡 大 発 展 するなど 数 多 くの 競 技 において 普 及 振 興 が 図 られてきました 開 催 から 約 40 年 の 時 を 経 た 今 当 時 活 躍 した 選 手 がやがて 指 導 者 となって 後 進 の 育 成 に 励 み その 教 え 子 からオリンピック 選 手 をはじめ 国 内 外 で 活 躍 する 多 くの 選 手 が 輩 出 されるなど 三 重 国 体 で 培 った 選 手 競 技 のDNAが 次 世 代 へと 受 け 継 がれていま す 私 たちは かつて 第 30 回 大 会 の 準 備 に 懸 命 に 取 り 組 み 大 会 を 成 功 に 導 いたスポー ツ 関 係 者 など 県 民 の 皆 さんの 思 いを 大 切 にしながら 平 成 33 年 の 第 76 回 大 会 もまた 前 回 大 会 同 様 県 民 の 皆 さんのご 支 援 をいただき 個 性 豊 かで 充 実 した 大 会 となるよう たゆまぬ 努 力 を 重 ねていく 必 要 があります 開 催 基 本 構 想 は 大 会 にかけるこのような 考 え 方 を 結 実 させるため 第 76 回 国 民 体 育 大 会 開 催 基 本 方 針 ( 平 成 24 年 8 月 31 日 第 76 回 国 民 体 育 大 会 三 重 県 準 備 委 員 会 第 1 回 総 会 決 定 )に 基 づき 大 会 の 開 催 及 び 開 催 準 備 に 向 けた 基 本 目 標 とその 実 現 に 向 けた 主 な 取 組 などを 明 らかにするものです この 開 催 基 本 構 想 を 活 用 して 多 くの 県 民 の 皆 さんのご 理 解 とご 協 力 をいただきなが ら 大 会 の 開 催 準 備 を 進 めてまいります 1

第 1 章 第 76 回 国 民 体 育 大 会 の 開 催 に 向 けて 1 国 体 とは 国 体 は 広 く 国 民 の 間 にスポーツを 普 及 し スポーツ 精 神 を 高 揚 して 国 民 の 健 康 増 進 と 体 力 の 向 上 を 図 り 地 方 スポーツの 振 興 と 地 方 文 化 の 発 展 に 寄 与 するとともに 国 民 生 活 を 明 るく 豊 かにすることを 目 的 として 毎 年 開 催 されている 国 内 最 大 の 国 民 スポーツ の 祭 典 です 第 76 回 国 民 体 育 大 会 ( 三 重 とこわか 国 体 )における 実 施 予 定 競 技 正 式 競 技 (37 競 技 ) 特 別 競 技 (1 競 技 ) 正 式 競 技 とは 実 施 競 技 のうち 都 道 府 県 対 抗 の 得 点 対 象 となる 競 技 ( 天 皇 杯 皇 后 杯 対 象 競 技 )のことをいいます 三 重 とこわか 国 体 では 特 別 競 技 の 高 等 学 校 野 球 ( 得 点 対 象 外 )を 加 えた 38 競 技 が 実 施 されます 陸 上 競 技 水 泳 サッカー テニス ボート ホッケー ボクシング バレーボール 体 操 バスケットボール レスリング セーリング ウエイトリフティング ハンドボール 自 転 車 ソフトテニス 卓 球 軟 式 野 球 相 撲 馬 術 フェンシング 柔 道 ソフトボール バドミントン 弓 道 ライフル 射 撃 剣 道 ラグビーフットボー ル 山 岳 カヌー アーチェリー 空 手 道 クレー 射 撃 なぎなた ボウリング ゴルフ トライアスロン 高 等 学 校 野 球 ( 硬 式 軟 式 ) 公 開 競 技 (5 競 技 ) 公 開 競 技 とは 都 道 府 県 の 代 表 者 が 出 場 することから 一 定 の 条 件 を 満 たしている 競 技 団 体 の 競 技 のことをいいます 三 重 とこわか 国 体 では 武 術 太 極 拳 綱 引 パワーリフティング グラウンド ゴルフ ゲートボールの5 競 技 が 実 施 されます 武 術 太 極 拳 綱 引 パワーリフティング グラウンド ゴルフ ゲートボール デモンストレーション スポーツ 子 どもからお 年 寄 りまで 幅 広 く 親 しまれている 県 民 を 対 象 としたレクリエーションスポーツ 行 事 の ことをいいます 実 施 競 技 については 今 後 選 定 を 行 います( 例 :スポーツチャンバラ インディアカ 等 ) 平 成 32 年 (2020 年 )のオリンピック パラリンピック 競 技 大 会 ( 東 京 オリンピック) の 開 催 を 受 け 国 体 で 実 施 されていなかったオリンピック 競 技 種 目 が 正 式 競 技 及 びイ ベント 事 業 (エキシビジョン 含 む)として 導 入 が 予 定 されています 2

2 国 体 のあゆみ 国 体 は 戦 後 の 荒 廃 と 混 乱 の 中 で スポーツを 通 じて 国 民 に とりわけ 青 少 年 に 勇 気 と 希 望 を 与 えようと 関 係 者 の 熱 意 と 努 力 により 昭 和 21 年 に 京 都 府 を 中 心 とした 京 阪 神 地 域 で 第 1 回 大 会 が 開 催 されて 以 降 毎 年 各 県 持 ち 回 りで 開 催 されています 昭 和 23 年 第 3 回 福 岡 県 大 会 から 現 在 のように 競 技 得 点 の 合 計 を 競 う 都 道 府 県 対 抗 方 式 が 確 立 し 天 皇 杯 と 皇 后 杯 が 創 設 されました その 後 昭 和 63 年 第 43 回 京 都 府 大 会 から 二 巡 目 の 開 催 に 入 りました なお 平 成 13 年 第 56 回 宮 城 大 会 から 国 体 終 了 後 開 催 県 で 全 国 障 害 者 スポーツ 大 会 が 開 催 されるようになりました 3 国 体 の 改 革 これまでの 国 体 は スポーツ 選 手 の 育 成 を 図 るとともに スポーツ 施 設 整 備 の 絶 好 の 機 会 となり 地 域 スポーツの 振 興 に 大 きな 役 割 を 果 たしてきました また 道 路 などの インフラ 整 備 が 行 われ 地 域 の 活 性 化 にも 大 きく 貢 献 してきました しかしながら 国 内 スポーツの 水 準 が 向 上 し 国 際 大 会 への 参 加 機 会 が 増 加 したことや 国 内 大 会 を 含 めた 大 会 日 程 が 過 密 化 したことにより トップアスリートが 国 体 への 参 加 を 見 送 る 事 態 が 散 見 されるとともに 地 方 自 治 体 の 財 政 状 況 が 厳 しさを 増 すなか 開 催 地 に 求 められる 人 的 財 政 的 負 担 が 大 きくなるなど 国 体 を 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 し てきています こうした 状 況 をふまえて 公 益 財 団 法 人 日 本 体 育 協 会 ( 以 下 日 体 協 といいます ) では 平 成 15 年 3 月 に 新 しい 国 民 体 育 大 会 を 求 めて~ 国 体 改 革 2003~ を 策 定 し 大 会 の 充 実 活 性 化 と 大 会 運 営 の 簡 素 効 率 化 の 観 点 から トップアスリート の 参 加 促 進 夏 季 秋 季 大 会 の 一 本 化 参 加 総 数 の 削 減 などに 取 り 組 んできました さらに こうした 取 組 から 10 年 が 経 過 し 国 内 外 における 社 会 情 勢 や 新 たなスポー ツ 界 の 動 向 等 をふまえ 平 成 25 年 3 月 には 同 じく 日 体 協 が 21 世 紀 の 国 体 像 ~ 国 体 ムーブメントの 推 進 ~ を 取 りまとめ 少 年 種 別 の 充 実 や 各 競 技 会 の 実 施 規 模 の 見 直 し にも 取 り 組 んでいるところです 4 三 重 県 における 国 体 開 催 の 意 義 国 体 は 国 内 最 大 のスポーツの 祭 典 であり 全 国 トップレベルの 競 技 に 間 近 で 触 れる ことができる 貴 重 な 機 会 です また 本 県 での 国 体 開 催 は 東 京 オリンピックの 翌 年 にあたります 全 国 の 人 びとが 味 わった 感 動 と 興 奮 を 引 き 続 き 三 重 の 地 でも 分 かち 合 い 国 体 が 日 本 のスポーツ 普 及 を 支 える 大 会 となるよう 推 し 進 める 必 要 があります このような 大 会 の 本 県 開 催 を 千 載 一 遇 のチャンスと 捉 え 県 民 の 皆 さんがスポーツを 3

する みる 支 える といったさまざまな 関 わりを 持 つことで いつまでも 若 々し く 健 康 で 生 きがいのある 生 活 を 営 むとともに 人 と 人 地 域 と 地 域 との 絆 づくりが 進 み 地 域 に 活 力 が 生 まれることが 期 待 できます また 国 体 は 選 手 監 督 をはじめ 延 べ 数 十 万 人 の 人 びととの 交 流 の 場 となります 総 合 開 閉 会 式 各 競 技 会 などさまざまな 機 会 を 通 じ 全 国 各 地 の 人 びとと 交 流 の 輪 を 広 げるとともに 三 重 県 の 美 しい 自 然 と 豊 かな 伝 統 や 文 化 を 全 国 に 発 信 することができる 絶 好 の 機 会 でもあります 第 2 章 第 76 回 国 民 体 育 大 会 基 本 目 標 県 民 力 を 結 集 した 元 気 なみえの 創 造 本 県 で 開 催 する 国 体 が スポーツを 通 じて 人 びとに 夢 と 感 動 を 与 え 県 民 の 皆 さんの 一 体 感 を 高 めるとともに 人 と 人 地 域 と 地 域 の 絆 づくりが 進 み 活 力 に 満 ちた 元 気 な みえ につながる 大 会 にするため 県 民 力 を 結 集 した 元 気 なみえの 創 造 を 基 本 目 標 とします また 基 本 目 標 の 実 現 に 向 けて 次 の3つの 項 目 を 大 きな 柱 として さまざまな 取 組 を 進 めます 1 県 民 力 を 結 集 する 国 体 県 民 の 皆 さんが 競 技 会 等 を する みる 支 える といったさまざまな 関 わりを 持 つことで 県 民 力 を 結 集 した 大 会 をめざします 2 創 意 工 夫 を 凝 らした 国 体 市 町 県 体 育 協 会 競 技 団 体 や 関 係 機 関 さらには 広 く 民 間 主 体 も 含 めた 各 機 関 と の 協 力 のもとで 既 存 施 設 を 有 効 に 活 用 しながら 大 会 運 営 の 効 率 化 と その 内 容 の 充 実 に 向 けた 取 組 を 進 めます 3 おもてなしの 心 を 形 にする 国 体 三 重 県 の 美 しい 自 然 と 豊 かな 伝 統 や 文 化 を 再 認 識 し 三 重 県 の 魅 力 を 全 国 に 発 信 するとともに 県 民 の 皆 さんが 三 重 県 を 訪 れる 人 びとをおもてなしの 心 で 温 かく 迎 え ることにより 交 流 の 輪 を 広 げていきます 4

第 3 章 基 本 目 標 の 実 現 のために 1 県 民 力 を 結 集 する 国 体 (1) 県 民 運 動 の 推 進 県 民 の 皆 さんが 国 体 への 理 解 を 深 め 自 ら 進 んで 国 体 に 参 加 協 力 いただくととも に それを 楽 しんでいただけるよう マスコットキャラクターによる 全 県 的 なPR 活 動 や 環 境 美 化 活 動 花 いっぱい 運 動 やスポーツ レクリエーション 活 動 など 大 会 前 か ら 積 極 的 に 参 加 いただけるような 県 民 運 動 を 展 開 します (2)ボランティア 等 人 材 の 育 成 1 県 民 の 皆 さんにあらゆるかたちで 国 体 を 支 えていただくため 学 校 やNPO 法 人 地 域 コミュニティ 企 業 各 種 団 体 などの 協 力 をいただき 総 合 開 閉 会 式 での 大 会 運 営 ボランティア 等 の 育 成 確 保 に 努 めます また みえのスポーツ 応 援 隊 等 県 民 の 皆 さんがボランティアに 参 加 しやす い 環 境 づくりに 努 めます 2 競 技 会 を 円 滑 に 運 営 するため 市 町 競 技 団 体 と 連 携 しながら 競 技 役 員 や 係 員 を 計 画 的 に 養 成 していきます 3ボランティア 経 験 で 得 たノウハウを 地 域 に 浸 透 させ 県 民 の 皆 さんが 国 体 後 もス ポーツイベントへの 参 加 から 企 画 運 営 にも 携 われることができるよう 運 営 ボラ ンティアの 育 成 に 努 めます (3) 県 内 全 域 で 競 技 会 を 開 催 県 内 全 市 町 において 正 式 競 技 特 別 競 技 公 開 競 技 及 びデモンストレーションス ポーツのうち1 競 技 以 上 を 開 催 し より 多 くの 県 民 の 皆 さんが 多 様 なスポーツを 体 感 実 感 できる 機 会 を 創 出 します (4) 開 催 県 としてふさわしい 成 績 の 獲 得 ジュニア 少 年 選 手 の 発 掘 育 成 強 化 成 年 選 手 の 育 成 強 化 定 着 指 導 者 の 確 保 及 び 資 質 向 上 や 環 境 整 備 等 競 技 力 向 上 の 取 組 を 推 進 することで チームみえ として 天 皇 杯 及 び 皇 后 杯 の 獲 得 をめざします (5) 全 国 障 害 者 スポーツ 大 会 との 連 携 国 体 の 開 催 準 備 を 進 める 過 程 から 国 体 後 に 開 催 される 全 国 障 害 者 スポーツ 大 会 の 開 催 までを 念 頭 に 県 民 運 動 やボランティア 育 成 をはじめ 施 設 設 備 面 での 対 応 や 式 典 競 技 会 運 営 の 方 法 等 について 検 討 を 重 ねていきます 5

(6) 多 様 な 主 体 による 支 援 個 人 や 企 業 等 より 多 くの 方 々に 国 体 を 支 えていただけるよう 国 体 募 金 や 協 賛 制 度 を 創 設 し 県 民 の 皆 さんの 理 解 や 協 力 を 求 めるほか 支 援 の 方 法 についても ふるさ と 納 税 やクラウドファンディング ( 1) 国 体 定 期 預 金 など 支 援 しやすい 仕 組 みづくり に 努 めます 2 創 意 工 夫 を 凝 らした 国 体 (1) 既 存 施 設 の 有 効 活 用 1 競 技 施 設 は 可 能 な 限 り 既 存 施 設 を 活 用 することとし 施 設 の 整 備 や 改 修 を 行 う 場 合 は 真 に 必 要 な 改 修 範 囲 にとどめ 会 場 地 市 町 等 の 負 担 をできる 限 り 抑 えるとともに 競 技 施 設 基 準 やユニバーサルデザインに 配 慮 した 施 設 の 整 備 運 用 に 努 めます 2 競 技 用 具 の 整 備 にあたっては 県 及 び 会 場 地 市 町 等 が 現 有 するものをできる 限 り 利 活 用 することとし 不 足 するものについては 他 市 町 他 府 県 からの 借 用 や 共 同 購 入 を 検 討 するなど 合 理 的 な 整 備 を 心 がけていきます (2) 大 会 運 営 の 充 実 1 関 係 機 関 団 体 企 業 行 政 等 が 十 分 に 連 携 して 互 いの 強 みや 利 点 を 活 かし 効 果 的 な 大 会 運 営 に 努 めます 2 宿 泊 施 設 の 確 保 や 選 手 等 の 円 滑 な 輸 送 など 大 会 運 営 の 全 般 を 通 じてICT ( 2) を 利 活 用 するなど 情 報 サービスの 推 進 に 努 めます 3 障 がい 者 高 齢 者 など 移 動 に 困 難 を 伴 う 方 に おもいやり 駐 車 場 の 確 保 や 県 内 の バリアフリー 情 報 を 発 信 するなど 受 け 入 れ 側 のおもてなしを 向 上 することで 全 ての 人 にやさしい 大 会 運 営 に 努 めます 4 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 再 生 再 利 用 製 品 の 利 用 ごみの 減 量 化 や 分 別 など リサイクル 省 資 源 省 エネルギーに 取 り 組 み 環 境 への 負 荷 が 少 ない 国 体 の 運 営 に 努 めます (3)スポーツイヤーの 体 験 等 を 活 用 した 運 営 平 成 30 年 には 全 国 高 等 学 校 総 合 体 育 大 会 が また 平 成 32 年 の 全 国 中 学 校 体 育 大 会 がそれぞれ 三 重 県 を 中 心 に 開 催 されます さらに 同 年 の 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 の 開 催 に 合 わせて 事 前 キャンプ 地 の 誘 致 を 進 めているところです このように 数 年 にわたり 開 催 されるさまざまなスポーツイベントの 運 営 ノウハウ や 多 様 なネットワークを 生 かして 平 成 33 年 の 大 会 がこれらの 集 大 成 となるよう また 大 会 後 も これら 運 営 手 法 等 の 蓄 積 が 生 かされていくよう 取 組 を 進 めます ( 1)クラウドファンディング 不 特 定 多 数 の 人 が 通 常 インターネット 経 由 で 他 の 人 びとや 組 織 に 財 源 の 提 供 や 協 力 などを 行 うこと 群 衆 (crowd)と 資 金 調 達 (funding)を 組 み 合 わせた 造 語 ( 2)ICT Information and Communication Technology の 略 情 報 通 信 に 関 する 技 術 の 総 称 6

(4) 安 全 安 心 な 大 会 運 営 国 体 の 開 催 期 間 中 多 数 の 人 びとが 三 重 県 を 訪 れることから 大 規 模 災 害 や 突 発 事 故 をはじめ 大 会 参 加 者 の 食 中 毒 等 の 事 態 に 至 るさまざまなリスクを 想 定 し 危 機 管 理 体 制 を 構 築 するなど 各 種 計 画 を 策 定 することで 安 全 で 安 心 な 大 会 運 営 に 努 めます 3 おもてなしの 心 を 形 にする 国 体 (1) 三 重 県 の 魅 力 の 発 信 三 重 県 は 伊 勢 志 摩 の 海 や 鈴 鹿 の 山 なみなど 美 しい 自 然 風 景 や 伊 勢 神 宮 熊 野 古 道 伊 賀 の 俳 聖 殿 など 多 くの 歴 史 的 文 化 資 産 に 恵 まれ また 多 彩 な 食 文 化 や 個 性 豊 かな 伝 統 芸 能 など 多 くの 魅 力 を 有 しています これら 多 くの 魅 力 は 伊 勢 志 摩 サミット の 開 催 を 契 機 に 国 内 外 へ 広 く 発 信 され ることになります 世 界 中 に 高 まった 三 重 県 の 知 名 度 を 国 体 でさらにひきあげるため 観 光 振 興 の 取 組 と 連 携 しながら 来 訪 者 のおもてなしやさまざまな 広 報 活 動 を 通 じて 三 重 県 の 魅 力 を 発 信 していきます (2) 多 様 な 広 報 で 効 果 的 な 情 報 発 信 1 県 民 の 皆 さんに 国 体 の 意 義 を 十 分 ご 理 解 いただき 開 催 に 向 けてのご 協 力 ご 支 援 を 得 られるように また 全 国 の 来 訪 者 に 向 けて 三 重 県 の 魅 力 を 余 すと ころなく 伝 えるために 多 様 な 広 報 媒 体 を 活 用 して 積 極 的 な 広 報 活 動 に 取 り 組 ん でいきます 2 一 般 生 活 の 中 にも 広 く 普 及 したSNS ( 3) 等 を 情 報 発 信 のツールとして 活 用 す るとともに 人 口 の 集 中 する 首 都 圏 や 関 西 圏 をターゲットに 首 都 圏 営 業 拠 点 ( 三 重 テラス)や 関 西 事 務 所 を 活 用 した 広 報 活 動 に 努 めます 3 大 会 を 象 徴 し 広 く 永 く 県 民 の 皆 さんに 愛 されるような 大 会 の 愛 称 とスローガン を 広 く 普 及 することで 開 催 の 機 運 を 高 めていきます また マスコットキャラクター 等 を 活 用 した 商 品 開 発 など 商 機 にもつながる 取 組 を 進 めていきます (3) 心 に 残 る 大 会 づくり 1 総 合 開 閉 会 式 式 典 等 の 企 画 演 出 については 国 内 外 に 誇 る 数 々の 三 重 県 の 魅 力 が 十 分 に 発 信 されるよう 関 係 機 関 と 連 携 しながらこれまで 培 ったさまざ まな 情 報 発 信 の 手 法 や 経 験 ノウハウを 生 かして 取 り 組 んでいきます ( 3)SNS Social Networking Service の 略 人 と 人 とのつながりを 促 進 サポートする コミュニティ 型 の Web サイト 7

2 競 技 会 については 会 場 地 市 町 の 特 色 を 生 かした 運 営 を 検 討 するとともに 会 場 にお 越 しいただけない 人 にも 各 競 技 会 の 模 様 や 速 報 が 届 き 感 動 の 輪 が 広 がる よう 情 報 発 信 手 法 の 工 夫 に 努 めます また 各 競 技 会 を する みる 支 える 人 びとが いずれにおいても その 思 い 出 を 自 らの 達 成 感 や 充 実 感 とともに 次 世 代 に 語 り 継 ぎたいと 思 うような 参 加 の 機 会 づくりに 努 めます 3 国 体 の 文 化 プログラムとして スポーツや 郷 土 の 文 化 等 をテーマとして 三 重 県 の 魅 力 や 地 域 が 持 つさまざまな 価 値 に 気 づいていただけるような 取 組 を 進 め ていきます また 実 施 にあたっては 三 重 県 総 合 博 物 館 (MieMu) 首 都 圏 営 業 拠 点 ( 三 重 テラ ス) 等 の 活 用 をはじめ 県 内 市 町 文 化 団 体 等 との 連 携 を 図 りながら 情 報 発 信 に 努 めます (4) 来 訪 者 との 交 流 1 全 国 から 集 う 選 手 の 皆 さんが その 持 てる 力 を 伸 び 伸 びと 発 揮 できるよう 本 県 選 手 同 様 県 内 各 地 で 全 選 手 の 活 躍 を 見 守 り 応 援 します また 競 技 会 では 会 場 地 となる 市 町 が それぞれの 地 域 の 特 色 を 生 かしたおもてなしや 住 民 と 選 手 が 心 から 交 流 できる 機 会 づくりに 努 めます 2 県 内 外 や 国 内 外 から 三 重 県 を 訪 れる 人 がいつ 来 ても 何 度 来 ても 常 に 新 しい 魅 力 の 発 見 と 温 かい 心 のつながりを 感 じていただけるような 心 のこもったお もてなしに 努 めます 8

第 4 章 スポーツによる 元 気 なみえ をめざして ~みえでの 国 体 開 催 を 契 機 として~ 三 重 県 では スポーツが 人 にもたらすさまざまな 価 値 が 十 分 に 発 揮 され 県 民 の 皆 さ んがそれを 享 受 することで スポーツを 通 じた 人 づくりや 地 域 づくりを 進 め 県 民 の 力 を 結 集 した 元 気 なみえ をめざすため 三 重 県 スポーツ 推 進 条 例 を 平 成 26 年 12 月 に 制 定 し 平 成 27 年 4 月 から 施 行 しています 国 体 が 一 過 性 のスポーツイベントに 終 わることなく 大 会 にさまざまな 形 で 参 画 した 全 ての 方 が 夢 や 感 動 を 味 わい 大 会 後 も 将 来 にわたりこのようなときめきを 大 切 に 人 や 地 域 がいつまでも 若 々しくかがやき 続 ける 取 組 を 進 めます (1) 子 どもの 体 力 向 上 とスポーツ 活 動 の 充 実 子 どもたちが 国 体 の 開 催 を 契 機 に 国 体 の 競 技 を 間 近 に 触 れることで スポーツの 魅 力 を 感 じ 運 動 やスポーツがより 一 層 好 きになり 自 ら 日 常 的 に 体 を 動 かす 習 慣 を 身 につけるための 取 組 を 推 進 することにより 体 力 の 向 上 とスポーツ 活 動 の 充 実 をめ ざしていきます (2) 地 域 におけるスポーツ 活 動 の 推 進 国 体 の 正 式 競 技 特 別 競 技 公 開 競 技 及 びデモンストレーションスポーツの 実 施 な ど 国 体 の 開 催 を 契 機 として 多 くの 県 民 の 皆 さんがスポーツに 対 する 興 味 や 関 心 を 持 ち 地 域 におけるスポーツ 活 動 がさらに 推 進 されるよう 県 民 の 皆 さんがスポーツ を する みる 支 える 活 動 機 会 の 拡 大 に 努 めます (3) 競 技 力 の 向 上 本 県 選 手 の 活 躍 は 県 民 の 皆 さんに 夢 と 感 動 を 与 えるとともに 一 体 感 を 醸 成 し 郷 土 への 思 いをともにすることができます 国 体 開 催 年 での 天 皇 杯 皇 后 杯 の 獲 得 をめざすとともに 国 体 後 もジュニア 少 年 選 手 や 成 年 選 手 の 安 定 した 競 技 力 の 確 保 に 努 めます (4) 障 がい 者 によるスポーツ 活 動 の 推 進 国 体 に 続 き 開 催 される 全 国 障 害 者 スポーツ 大 会 を 契 機 に 障 がい 者 のスポーツを 通 じた 一 層 の 社 会 参 加 が 進 むとともに 県 民 の 障 がいに 対 する 理 解 がより 深 まることを めざして 障 がい 者 のスポーツ 参 加 機 会 の 充 実 や 参 加 意 欲 の 促 進 障 がい 者 スポーツ 団 体 の 育 成 強 化 選 手 の 発 掘 育 成 練 習 環 境 の 整 備 などに 取 り 組 んでいきます (5)スポーツを 通 じた 地 域 の 活 性 化 国 体 の 開 催 は 三 重 県 の 魅 力 を 全 国 に 発 信 する 絶 好 の 機 会 であることから 国 体 開 催 を 通 じて 観 光 振 興 や 県 産 品 等 のPRなど 地 域 活 性 化 の 取 組 に 結 びつけていくとと もに 会 場 となった 施 設 等 を 活 用 したスポーツイベントの 誘 致 促 進 など 国 体 の 開 催 を 契 機 として スポーツを 通 じた 地 域 の 活 性 化 に 向 けて 市 町 競 技 団 体 等 とともに 取 り 組 んでいきます 9

おわりに 県 民 力 を 結 集 した 元 気 なみえの 創 造 に 向 けて スポーツは 人 生 を 豊 かにし 私 たちに 幸 福 を 実 感 させるものである これは 三 重 県 スポーツ 推 進 条 例 の 前 文 冒 頭 の 文 章 です 平 成 30 年 の 全 国 高 校 総 体 から 始 まり 平 成 33 年 の 第 76 回 国 民 体 育 大 会 に 至 る4 年 間 は スポーツの 持 つ 大 きなインパクト( 人 生 を 豊 かにし 幸 福 を 実 感 させるもの ) を 県 民 の 皆 さんや 県 外 から 来 訪 される 皆 さんにさまざまな 形 で 提 供 できるチャンスで あり 人 や 地 域 が 元 気 なみえ になっていく またとない 好 機 と 受 けとめています 国 体 はまさにこれらの 好 機 を 締 めくくる 大 きなイベントであり 国 体 がもたらすさま ざまな 効 果 を 十 二 分 に 引 き 出 し また 永 続 させることで 私 たちのめざすスポーツを 通 じた 人 づくり 地 域 づくりに 取 り 組 んでいきます 10