授業風景 2 時限目 曜日の訪ね方や答え方を知り 先生や友達とゲームを楽しむ 相手の曜日をいち早く答える 生まれた年度のカレンダーを使って双六を楽しむ 3 時限目 ( 本時 ) ゲームや会話を通して 曜日を訪ねたり 答えたりしながら コミュニケーションを楽しむ 自分の好きな曜日を使って 曜日バスケットを楽しむ 歌に合わせて曜日の頭文字を動作化して楽しく歌う 五つ目のまるこちゃんシールは ゴールが目に見えてどの子も意欲的に取り組めてよかった 発話を聞く場面を設定したのは じっくり一人一人の発話を聞くことができるので評価もしやすい 教材は手作りで 児童の興味のあるテレビ番組を取り入れた 何曜日が好きかは その番組でわかるようにした キーワードになってよかった
第 2 学年外国語活動学習指導案 平成 22 年 7 月 15 日 ( 木 ) 4 校時指導者岡田紀子 (HRT) 2 年生教室 Padraig Blake (ALT) 1 単元 曜日を伝えよう! 2 目 標 曜日を英語で表現することに興味を持ち慣れ親しむ 曜日を伝えたり 友達のことを知ったりする活動を通して 先生や友達と一緒に活動を楽しむ ( コミュニケーションをする力 ) Sunday,Monday,Tuesday のリズムに慣れ 体を動かして表現を楽しむ ( 外国語を使って活動する力 ) 3 指導 評価計画案全 3 時間 ( は本時 ) 時数 学習内容 評価の観点 世界の一週間の由来を知っ たり 曜日の言い方を知り 1 歌やゲームを楽しんだりす 2 る Sunday,Monday,Tuesday キーワードゲーム 曜日の尋ね方や答え方を知 り 先生や友達とゲームを楽 2 しむ 1 オーストリッチゲーム ( 体育館で ) カレンダー双六 ゲームや会話を通して 曜 日を尋ねたり 答えたりしな 3 がら コミュニケーションを 1 楽しむ 曜日バスケット 曜日当てゲーム 評価規準 歌のリズムに慣れ 楽しみながら 曜日の言い方をまねようとしている ( 行動観察 ) 生まれた曜日に興味をもち ゲームを楽しもうとしている ( 行動観察 ) 自分の好きな曜日を伝えようとしている ( 行動観察 カード評価 ) 言語材料 A: Yes. I like Monday. 4 指導上の立場 (1) 単元について 2 年生の児童は これまでに あいさつの仕方や色 果物 野菜や動物 形 1 から 20 までの数字や時刻を尋ねたり答えたりする英語表現を学習している 本単元では 曜日を英語で表現し歌やゲームを通して 曜日を使いながら 友達や先生とコミュニケーションを楽しむことをねらいとしている そこで 体全体を使ったゲームや歌の中で みんなと楽しみながら曜日の言い方を知る活動と 曜日の尋ね方や答え方を知り興味を持ってゲームを楽しむ活動と 好き
な曜日を先生や友達に伝えたり友達の好きな曜日を知ったりしながらコミュニケーションを楽しむ活動とで構成した 学習後は 朝の会で天気や時刻と共に日常的に扱い 5 年生 時間割を作ろう 6 年生 オリジナルカレンダーを作ろう につなげていきたいと考えている (2) 児童の実態学級の児童は 19 名 ( 男子 11 名 女子 8 名 ) である 明るくのびのびとした子ども達は 活動的なことが大好きである 歌やゲーム等を取り入れると元気に取り組む姿が見られる また ALT の豊かな表情表現 繰り返しの工夫された英語表現等に児童は自然に引きこまれ 抵抗感なく学習に参加している しかし 中には自分から進んで ALT や友達にかかわることが苦手な児童 話の途中で思いついたことを口にしてしまい活動を聞き逃す児童もいる ゲームにおいては 勝敗にこだわり活動が停止する児童 どう言うのか どうしたらいいか分からない児童もいる そこで 本時では 自分の好きな曜日をみんなに 当ててもらいたいという気持ちをもたせる場面と好きな曜日のヒントのカードを準備した 授業の中では 集中して最後まで聞けない児童を中心に ALT の口元をしっかり見て聞く 大きな声で伝えることを併せて指導していきたい ゲームの勝敗については おまじない 負けても いい 最後まで 頑張る の声かけをゲームに前にしたり することが分からない児童には日本語で伝たえたりして 少しでもゲームの雰囲気がつかめるように支援する (3) 研究主題との関連 研究主題 : いろいろな考えを知り, 思いを伝え合おうとする児童の育成 ~ 外国語活動における適切な教材や評価のあり方を求めて ~ 低学年では 身近な外国語に親しみ 友達と一緒に活動することを楽しむ ことをねらいとしている 本単元の 曜日を伝えよう! では 曜日に慣れ親しめるように 教材の工夫として 1 英語ノート Sunday,Monday,Tuesday の歌を使い 曜日の頭文字を体全体で表現し 楽しんで取り組めるようにした 2 昨年 6 年生が作成したオリジナルカレンダーを児童の生まれた平成 14 15 年度版にし 興味を持ってゲームができるようにした 3 好きな曜日や理由を事前にアンケートで聞き 必要なカードを用意し 自分の好きな曜日を楽しんで伝えることができるようにした カードは 曜日がわかりやすいように テレビ番組 教科 朝学習 校外での活動を中心に書かせるようにした さらに 2 時では思いっきり動けるように 広い体育館で行うことも考えた これらのことにより 友達と一緒に楽しく活動ができ 主題に迫ることができると考える 評価については 活動場面ごとに HRT が花丸と言葉で称賛し ALT は 発音を確認し訂正したり称賛したりする 特に今回は 言いにくい Thursday に気をつけさせたい 最後の振り返りの場面では ALT が中心となり 楽しんでできたことを称賛する ALT の称賛は 信頼し憧れている児童にとって大きな自信と意欲につながり 大切にしたい評価でもある
5 本時案 ( 第 3 時 ) ゲームや会話を通して 曜日を尋ねたり答えたりしながら コミュニケ学習目標ーションを楽しもうとしている 時評価基準学習過程児童の活動教師の支援間と方法 0 1 ウォームアッフ 自分達から ALT にあ T1(HRT) T2(ALT) いさつをする Hello Padraig. How are you? I m fine (great). 日頃の取組みから 挨拶は自分から を目指し促す 笑顔で気楽な雰囲気を作り 挨拶する I m ~. How about you? 2 今日の学習の流れとめあて 今日のめあてや授業の流れを知る めあてや授業の流れを確認することで 見通しが持てるよう支援する 5 3 触れる Sunday,Monday,Tuesday を歌おう 明るく楽しく歌い 踊る リズムに合わせてジェスチャーをつけて 楽しく歌い 本時への意欲づけを図る リズムに合わせて大きい声で歌い 楽しい雰囲気づくりをする Thursday の言い方を確認する 10 4 慣れる Game 1 曜日バスケット をしよう 自分の生まれた曜日を使って 曜日の言い方に慣れる 曜日バスケット 1HRT ALT より 誕生日曜日のカードを受け取り 頭につけて椅子に座る 2 おにを決める 座っているみんな : What day is it? おに : It s Monday. 言われた曜日をつけている児童が 移動する 3 座れなかった児童がおにになる 4 All the days. と言われたら 児童全員が移動する ゲームの説明をする ゲームの手本を ALT と共に示す はっきりと発音するよう促す ゲームの手本を示す 発音の支援をする 雰囲気づくりに一緒にゲームを楽しむ
25 5 楽しむ Game 2 曜日当て ゲーム 好きな曜日を当ててもらうゲームをする 曜日当てゲーム 12 つのグループに分かれる 2 自分の好きな曜日をみんなに聞こえないように HRT (ALT) より受け取り カードを理由カードの裏の封筒に入れる 2 二人組で自由カードを見せて会話をする A: Yes. I like Monday. 3 友達に好きな曜日を当ててもらえたら カードの裏にシールをはる 時間内に何人の人に好きな曜日を当ててもらったか 後で発表する 好きな曜日の理由を アンケートで調べカードにして紙に貼らせておく ( テレビ番組 学校での教科 校外での活動 ) ゲームの手本を ALT と示す 好きな理由は ヒントカードで伝えることができにくい場合は絵やジェスチャーで伝えてもよいことを告げ 安心してゲームができるように助言する よいところは その都度称賛するよう心がける ゲームの手本を示す 発音のアドバイスをしたり ゲームの進行の手助けをしたりするために 児童と一緒にゲームに参加する 自分の好きな曜日を伝えようとしている ( 好きな曜日を当ててもらったシールの数で ) 40 6 振り返る 7 あいさつ 学習を振り返る 終わりのあいさつをする Good-by Thank you. 全体の頑張りを称賛する Good-by Thank you. 本時の目標のコミュニケーションを楽しんでいたところを称賛し 次からの外国語活動への意欲づけをする Good-by, class. See you. 6 言語材料 A: Yes. I like Monday. 7 教材 教具めあてカード曜日カード好きな曜日の理由を表したカード CDデッキ CD( 英語ノート1) 曜日バスケットの時に流す音楽