平成20年度 国民健康保険料関係予想質問

Similar documents
平成20年度 国民健康保険料関係予想質問

< E9197BF88EA8EAE817995F18D D9195DB8E5A92E895FB8EAE8CA992BC82B5816A817A2E786264>

平成 24 年度国民健康保険税税率改定案 1 医療保険分 ( 基礎課税額 ) 現行 改定 増減 伸率 所得割額 4.30 % 4.63 % % 資産割額 % 9.80 % % 税率等 均等割額 17,100 円 18,000 円 900 円 5.3%

<4D F736F F D20944E8BE093C192A5837A815B B83572E646F63>

保険料は個人ごとに 後期高齢者医療制度では 被保険者一人ひとりに保険料を負担していただくことになります 新たに 75 歳になられた方 (65 歳以上 75 歳未満で一定以上の障害があり 認定を受けた方を含む ) は 以前に加入していた国民健康保険や被用者保険を脱退して この制度に移行することになりま

国民健康保険税率等の諮問 について 国立市健康福祉部健康増進課国民健康保険係 国立市富士見台 : ( 代表 ) 内線

<8E9197BF325F90E096BE97708E9197BF2E786C7378>

介護保険制度 介護保険料に関する Q&A 御前崎市高齢者支援課 平成 30 年 12 月 vol.1

公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

「公的年金からの特別徴収《Q&A

国民健康保険加入者の皆さんへ 皆さんの保険税は国保をささえる大切な財源です 平成 30 年度 国民健康保険 ( 国保 ) は 病気やけがに備えて加入者の皆さんが 国民健康保険税 ( 国保税 ) を納め 医療費の支払いにあてる保険制度です 医療費の支払いは 病院などで支払う一部負担金のほか 国などから

1. 制度趣旨関連 問 1 なぜ 制度の見直しが必要なのですか? 国保制度は 年齢構成が高く医療費水準が高い 所得水準が低く保険料負担が重い 小規模な運営主体 ( 市町村 ) が多く財政が不安定になりやすい などといった構造的な課題を抱えています また 市町村ごとに運営されているため 被保険者の医療

女性部ボランティアの日程について

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

Microsoft PowerPoint - 【がっちゃんこ版(分科会)】全国課長会議資料

納税義務者について Q 私自身は以前から社会保険に加入しているのに 国保税の納税通知書が私宛に届きましたがなぜですか? A 国保税は世帯主の方に納税義務があります ( 地方税法第 703 条の 4) 世帯主が国保以外の健康保険に加入していても ご家族のどなたかが国保に加入していれば あくまでも加入し

P1の裏

PowerPoint プレゼンテーション

平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 ) 第 6 回立川市国民健康保険運営協議会 資料 3 平成 28 年度国民健康保険料率等の改定について ( 係数発出及び制度改正等に伴う変更後 )

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

国民健康保険料の減額・減免等

平成19年度税制改正.xls

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

資料2-1(国保条例)

<4D F736F F D2089EE8CEC95DB8CAF97BF FC92E894C A2E646F6378>

untitled

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 国保は構造的な問題を抱えており 被保険者の保険料負担軽減のために法定外繰入金を繰入れているといった状況は 全国的な状況であることから 国は全国で約 3,400 億円の公費を拡充し 国保の財政基盤の強化

国民健康保険税納税通知書の見方について 1/9 1 ページ目 宛名 どなたの 何年度分の 保険税か確認できます 記載された年度の国民健康保険税についての通知です 国民健康保険税は 世帯主の方が納税義務者となります このため 世帯主が国民健康保険に加入していない場合においても 世帯の中に国民健康保険に

後期高齢者支援金等賦課額 ( 後期高齢者支援金等分 ) 所得割一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課総額の 100 分の50に相当する額を基礎控除後の総所得金額等の総額で除して得た数 ( 小数点以下第 4 位未満の端数は 切り上げ ) 被保険者均等割 世帯別平等割 賦課限度額 一般被保険者に係る後

東京いきいき_Vol24_P1_8_04

第6 北海道国民健康保険調整交付金

<81698AAE90AC94C5816A B8BE682CC8CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A79378>

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

納税義務者は世帯主です 国民健康保険税は世帯主に課税されます 世帯主自身が他の健康保険に加入していても 世帯内に国民健康保険加入者がいれば 納税義務者は世帯主になります ( 根拠法令 : 地方税法第 703 条の 4 上郡町国民健康保険税条例第 1 条 ) そのため 国民健康保険税に関する通知などは

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

国民健康保険特別会計 国民健康保険は 病気やケガにそなえて加入者が日ごろから所得等に応じて保険料を出し合い そ こから医療費を支出しようという相互扶助の制度です 加入者 ( 被保険者 ) 診察する 一部負担金を支払う 保険料を納める 保険証を交付する 負担金を交付する 国 都道府県 市町村 ( 一般

平成 29 年 11 月 1 日 ( 水 ) 第 3 回立川市国民健康保険運営協議会 資料 1 国民健康保険の保険料

<4D F736F F D E8482BD82BF82CC95E982E782B582C68CA790C52E646F6378>

(1)制度創設時の考え方

議題1 介護納付金課税額に係る税率及び課税限度額について(諮問)

4月20日(水)衆・厚労委 古屋範子議員の議事録(抜粋)

過納金とは 納付納入の時にはそれに対応する租税債務が存在していたが 結果的に不適法な納付納入となった場合における地方公共団体の徴収金のことであり 1 納付納入の時には一応適法であったものが その申告 更生 決定又は賦課決定が誤って過大にされていたため 後になって減額更正 減額の賦課決定又は賦課決定の

平成19年度市民税のしおり

○国民健康保険税について

保険年金管理課資料編

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 平成 28 年度決算時点において 本市に解消すべき法定外繰入金及び赤字はない Ⅱ (3) 赤字解消の年次計画 ( 総括表国定義 ) 以下の法定外繰入にかかる項目は別紙の内訳を自動集計します 法定外繰入

(2) 保険料の算定に関する基本的な方針 1 保険料負担の水準保険料負担の水準については 計画の対象期間である3 年間を通じ おおむね財政の均衡を確保することが可能となるよう 保険料を算定します したがって 人口の高齢化が進展する中では 保険給付が増大することに伴い 保険料負担が増大することは 避け

特別徴収制度説明会

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)


平成 30 年 4 月からの制度改正で 市区町村は都道府県と一緒に 国民健康保険を運営していきます Q なぜ制度改正をするの? 国保は会社勤めの方々が加入している保険と比べて 1 国保加入者の平均年齢が高い また 医療費も高額になりやすい 2 国保加入者は非正規労働者や定年退職者が多く 保険税の負担

第9号様式(第10条、第19条、第20条関係)

スライド 1

Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 保険料減免制度について 府の統一基準に一致させることで急激な保険料増加となる世帯が生じることから 段階的に低所得者減免制度を解消していく 保険料の減免制度については 平成 30 年度からは災害 収入減

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

春日井市国民健康保険運営協議会資料 1 国民健康保険事業の状況について 平成 29 年 7 月 27 日開催

平成 31 年度国民健康保険税率等 及び多子世帯に対する国民健康保 険税の減免について ( 答申 ) 平成 31 年 1 月 31 日 武蔵村山市国民健康保険運営協議会

PowerPoint プレゼンテーション

平成 29 年 4 月から 保険料の軽減率が変わります 後期高齢者医療保険料は 1 被保険者全員に納めていただく定額部分 ( 均等割 ) と 2 所得に応じて納めていただく部分 ( 所得割 ) があります 平成 29 年 4 月から 保険料が下のように変わります 1 均等割の額が変わる方 元被扶養者

<4D F736F F D20944E8BE093C192A582CC92868E7E82C994BA82A4945B957495FB96402E646F6378>

STEP2 前年の収入等を入力 給与収入 給与収入がある方は 給与所得の源泉徴収票の 支払金額 欄に記載している金額を入力します 給与収入がない方は入力不要です 源泉徴収票が複数枚ある方は それぞれの 支払金額 を合算して入力します ただし 源泉徴収票の摘要欄に 前職給与, 円 等の記載がある方 (

Microsoft Word - 個人住民税について

あっせん文(国民健康保険における限度額適用・標準負担額減額認定証 の申請に係る被保険者の負担軽減)

<4D F736F F D20947A8BF48ED28D548F9C A8BF48ED293C195CA8D548F9C82CC8CA992BC82B582C98AD682B782E >

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

⑵ 外来年間合算の支給額計算の基礎となる合算対象額は 基準日において 同一保険者の同一世帯に属しているか否かにより判断されます ( 例 ) 下記の事例の場合 基準日において 甲と乙が同一世帯であれば 3 と 4 は合算できるが 甲と乙が別世帯であれば 3 と 4 は合算できない 基準日保険者である

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

<4D F736F F D2096BE8DD78F9182CC8B4C8DDA82C982C282A282C E646F63>

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

1. 高額療養費制度について 高額療養費制度とは 患者さんの高額な医療費負担を軽減するための制度です 医療機関や薬局で 診察や治療を受けたときや薬局でお薬を受け取ったときなどに 支払った医療費の自己負担額が一定の金額 ( 自己負担限度額 ) を超えた場合 加入している健康保険 に申請することで 超え

Microsoft PowerPoint - 7.【資料3】国民健康保険料(税)の賦課(課税)限度額について

事務連絡平成 23 年 6 月 1 日 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県総務主管部 ( 局 ) 市区町村主管課 御中 厚生労働省保険局国民健康保険課総務省自治税務局市町村税課 東日本大震災により被災した被保険者に係る国民健康保険料 ( 税 ) の減免に対する財

平成19年度分から

<8D4C95F1E67C C8E8D B A2E706466>

Microsoft Word - FP2級法改正情報 doc

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

Q9 A9 6 5 歳以上だが会社で働いて給料をもらっている場合 保険料はどのように納めるのですか? 年金を受給している方は年金から徴収されます 年金からの徴収が開始されるまでは 納付書または口座振替で納めていただきます 会社で働いていても 医療保険に上乗せされることはありません Q10 口座引落と

退職後の健康保険制度について 退職後は 以下の3つの選択肢の中からご自分が加入する制度を選ぶことになります 必ずしもヤマトグルー プ健康保険組合の任意継続に加入する必要はありません 月々の保険料や加入条件等をよく比較して ご自身に 合った健康保険を選択してください A ご家族の扶養に入る B 国民健

自分にあった健康保険を見つけよう! それぞれの健康保険の特徴を踏まえ 自分にあった健康保険を選ぶようにしましょう! 今までの収入 扶養家族の有無によって どの健康保険に加入するとメリットがあるか 参考にしてください 健康保険の被保険者資格を喪失 再就職しない 再就職する 就職先の健康保険に加入できな

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

1 審査会の結論 平成 28 年度市民税 県民税の賦課決定処分 に係る審査請求は棄却する べきであるとの審査庁の判断は妥当である 2 事案概要南区長 ( 以下 処分庁 という ) は 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 以下 法 という ) 第 24 条及び第 294 条並びに横浜市市税


<4D F736F F D CA A944E8BE082A982E782CC95DB8CAF97BF8E7895A582A282C98AD682B782E B78EF588E397C3816A2E646F63>

<4D F736F F D208DA1944E348C8E95AA82A982E782CC944E8BE08A7A82C982C282A282C FA967B944E8BE08B408D5C816A2E646F6378>

となっています なお 1 日生まれの方は前月末日が満年齢到達日になりますので 前月を含めて介護保 険料が計算され 健康保険に含まれる介護保険分は前々月までの計算となります 65 歳以上の介護保険料が健康保険に含まれていた時より高額になったと思うのですが 答え 40 歳から 64 歳までの健康保険に含

12 保険料減免申請書の受理及び減免額の決定に関する事務 保険料納付困難者の救済方法として保険料を減額決定する ,184 なし 13 保険料収納環境推進に関する事務 国民健康保険事業に要する費用に充てる保険料の収納率の向上を図るために行う ,834 11,259 一部委

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

2 た金額の百分の三十に相当する金額によるものとする )の合算額がた金額の百分の三十に相当する金額によるものとする )の合算額が地方税法第三百十四条の二第二項に規定する金額にその世帯に属する地方税法第三百十四条の二第二項に規定する金額にその世帯に属する被保険者の数と特定同一世帯所属者の数の合計数に五

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得

PowerPoint プレゼンテーション

(案)

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

当該年度の四月一日から同年度の十二月三十一日までの当該会員市町村の前期高齢被保険者に係る拠出対象額 当該年度の当該会員市町村の前期高齢被保険者に係るアに掲げる額並びに後期高齢者支援金及び病床転換支援金の納付に要した費用の額との合計額の十二分の九 Ⅱ 当該年度の前年度の前期高 齢者交付金の額 ( 三ヶ

PowerPoint プレゼンテーション

高齢者医療制度に関する

2 外国人従業員に関すること Q4 A4 特別徴収をしていた 従業員 Bさん ( 外国人 ) が退職し 帰国することになりました この場合 未徴収分の市民税はどうすればいいですか 従業員 Bさんが帰国する場合は できる限り未徴収分の市県民税を一括徴収してください なお 1 月 1 日以降 4 月 3

Transcription:

平成 28 年度国民健康保険料額決定通知書送付に伴う 加入者の皆さまからのご質問 への 回答 この回答集は 昨年度までに加入者の皆さまから寄せられた ご質問 をもとに 平成 28 年度の国民 健康保険事業の予定にあわせ 一般的なご質問 と これらに対する 回答 として作成しました なお 個別の皆さまの保険料金額のお問合せは お住まいの区役所保険係へご照会ください 保険料額 率 ページ Q1 保険料は どのように計算されているのでしょうか? 1 Q2 医療分 ( 基礎賦課額 ) とは何ですか? 2 Q3 支援分 ( 後期高齢者支援金等賦課額 ) とは何ですか? 3 Q4 介護分 ( 介護納付金 ) とは何ですか? 4 Q5 自分の収入は 昨年と一昨年で変わらない ( 又は減った ) のですが急に保険料が上がりましたが? 5 Q6 保険料率が増減したのはなぜですか? 6 子どもがいる世帯の保険料減免 Q7 子どもがいる世帯の保険料減免とは何ですか? 6 Q8 子どもがいる世帯の保険料減免の対象者を具体的に教えて下さい 7 Q9 子どもがいる世帯の保険料減免の対象とならないのは どのような場合ですか 7 医療費等 Q10 医療費はどのように見込んでいますか? 7 Q11 近年の医療費の動向 推移はどうなっているのですか? 7 保険料額の支払い Q12 なぜ世帯主が納付義務者なのですか? なぜ保険料の算定は世帯単位で計算するのですか? 8 Q13 医療機関で受診する回数が少ない人は 保険料を安くすることはできませんか? 8 Q14 私は後期高齢者ではないので 支援分 を支払う必要がないと思うのですが? 8 Q15 私や家族は介護サービスを受けておらず 将来も受けるつもりが無いので 介護分 を支払いたくないのですが? 8

Q16 特定健診は受けないので その分の保険料を安くして欲しいのですが? 8 Q17 保険料額決定通知書が届いてから納期限の6 月 30 日までは期限が短すぎると思いますが? 9 Q18 税金のように 来年の3 月期分までの納付書をまとめて同封した方が コスト削減になるのではないでしょうか? また 一括納付書も同封してはどうでしょうか? 9 最高限度額 Q19 最高限度額 ( 賦課限度額 ) とは何ですか? 10 国民健康保険事業の財政状況と対策 Q20 国民健康保険の財政状況はどうなっているのですか? 10 Q21 保険料を支払わない人の分まで 支払わされているということですか? 10 Q22 保険料を支払わない滞納者がいると聞きましたが 未納対策はどうしているのですか? 10 特別徴収 Q23 特別徴収とは何ですか 11 Q24 特別徴収されると保険料は変わりますか 11 Q25 特別徴収の対象となるのはどのような場合ですか 11 Q26 特別徴収はいつから始まりますか 11

保険料額 率 Q1 保険料は どのように計算されているのでしょうか? 横浜市国民健康保険の保険料は 加入者ごとに下記の各保険料を計算し 合算したものが世帯全体の保険料となります 医療分保険料加入されている方の 医療費 の一部に充当するため徴収します 支援分保険料 後期高齢者支援金 として拠出 ( 納付 ) するため徴収します 介護分保険料 介護納付金 として拠出 ( 納付 ) するため徴収します ただし 計算の対象となるのは 40 歳以上 65 歳未満の方のみとなります 加入者ごとに各保険料を計算し 合計したものが世帯全体の保険料となります 所得割額 均等割額 医療分保険料 ( 限度額 :54 万円 ) = 基準総所得金額 ( ) 医療分所得割料率 (6.43%) + 医療分均等割料率 ( 額 ) ( 31,740 円 ) 支援分保険料 ( 1) = 基準総所得金額 ( ) ( 限度額 :19 万円 ) 支援分所得割料率 (2.02%) + 支援分均等割料率 ( 額 ) ( 10,170 円 ) ( 1) 後期高齢者医療制度の費用の一部に充てるため 拠出金として社会保険診療報酬支払基金に収めるものです 介護分保険料 ( 2) = 基準総所得金額 ( ) ( 限度額 :16 万円 ) 介護分所得割料率 (2.03%) + 介護分均等割料率 ( 額 ) ( 12,170 円 ) 介護分は40 歳以上 65 歳未満の方のみとなります ( 2) 介護保険制度の費用の一部に充てるため 拠出金として社会保険診療報酬支払基金に収めるものです 基準総所得金額 ( ) = 総所得金額等 - 市民税の基礎控除額 (33 万円 ) 地方税法第 314 条の 2 第 1 項などで規定される総所得金額等で 次の 1~7 の所得金額の合計となります ただし 退職所得を除きます また 雑損失 ( 災害又は盗難等によって生じた損失 ) の繰越控除は行いません 1 総所得金額 ( 注 ) 2 山林所得 3 分離課税分の土地建物等に係る短期譲渡所得 ( 特別控除後 ) 4 分離課税分の土地建物等に係る長期譲渡所得 ( 特別控除後 ) 5 ( 申告分離課税を選択した ) 上場株式等に係る配当所得 6 株式等に係る譲渡所得金額 7 先物取引に係る雑所得等 ( 注 ) 総合課税分の長期譲渡所得及び一時所得については 1/2 の金額 - 1 -

Q2 医療分 ( 基礎賦課額 ) とは何ですか? 被保険者に係る 療養給付費 高額療養費 等のほか 前期高齢者納付金 等を加えたものから 社会保険診療報酬支払基金から交付される 前期高齢者交付金 や 第三者行為に係る納付金 等を差し引いた医療費見込総額に 特定健診 保健指導に要する経費 ( 事務費を除く ) を加えたものです 本年度は 約 1,426 億円を予定しています 前期高齢者納付金 前期高齢者 (65~74 歳 ) に係る医療費の負担均衡を図るために社会保険診療報酬支払基金に対して支払う納付金 前期高齢者交付金 前期高齢者に係る医療費の負担均衡を図るために社会保険診療報酬支払基金から分配を受ける交付金 医療分の保険料率 について 医療分の保険料率の算出にあたっては 平成 28 年度の一般被保険者の医療費等の総額を 約 2,35 8 億円と見込み そこから前期高齢者交付金等の見込額 932 億円を差し引いた 1,426 億円のうち約 40.1% を国費 県費 5.5% を市費 約 8.4% を保険者支援制度等でそれぞれ賄い 残りの約 4 6.0% を加入者の皆さまの保険料でご負担いただくこと ( 保険料賦課総額 ) となっています このうちの 60% を基準総所得金額見込総額で除して 所得割の保険料率 6.43% を算出し 残りの 40% を被保険者見込数で除して 均等割の保険料率 31,740 円 を算出しました 一般被保険者の医療費の見込総額等 ( 特定健診 保健指導事業費を含む ) 1,426 億円国 県が負担横浜市が負担保険者支援制度 ( ) 等世帯主が保険料を負担 40.1% 5.5% 8.4% 46.0% 約 656 億円 約 2,358 億円 前期高齢者交付金等 約 932 億円 医療分の保険料は 国民健康保険事業の費用 ( 医療費 ) の一部に充てるものです 横浜市は 法定負担である国 県の補助金のほかに 予算措置により多額の市費を繰入れ 被保険者の保険料負担を緩和しています 保険者支援制度 : 保険料負担を緩和するために 国 県 市が費用を負担する制度 所得割総額 (60%) 一般被保険者の基準総所得金額見込総額約 6,127.2 億円 保険料率 ( 所得割 ) 6.43% 約 393.6 億円 被保険者均等割総額 (40%) 約 262.4 億円 一般被保険者見込人数 826,879 人 保険料率 ( 被保険者均等割 ) 31,740 円 医療分 27 年度 (a) 28 年度 (b) 差引き (b-a) 医療費の見込総額 1,426 億円 1,426 億円 0 億円 保険料率 ( 所得割 ) 6.29% 6.43% 0.14% 保険料率 ( 均等割 ) 31,040 円 31,740 円 700 円 保険料賦課総額 667.2 億円 656.0 億円 11.2 億円 被保険者見込人数 860,100 人 826,879 人 33,221 人 端数による誤差があります - 2 -

Q3 支援分 ( 後期高齢者支援金等賦課額 ) とは何ですか? 医療保険制度を持続可能なものにしていくため 平成 20 年度に 75 歳以上の高齢者の方等を対象とする 後期高齢者医療制度 が創設されました 後期高齢者医療制度 では 必要となる医療給付費のうち自己負担を除いた額の 5 割を公費で 1 割を後期高齢者医療制度被保険者 ( 加入者 ) が負担する保険料で 残り 4 割を各医療保険からの 後期高齢者支援金 で賄う仕組みとなっています このため 横浜市国民健康保険では 平成 20 年度から 後期高齢者医療に係る医療費の一部を支援する (= 後期高齢者支援金を拠出する ) こととなり 本年度の必要額として 約 437.4 億円を予定しています 支援分の保険料率 について 支援分の保険料率の算出にあたっては 平成 28 年度の後期高齢者支援金等の総額を 約 437.4 億円と見込み そのうち約 43.5% を国費 県費 5.5% を市費 約 3.0% を保険者支援制度でそれぞれ賄い 残りの約 48.0% を加入者の皆さまの保険料でご負担いただくこと ( 保険料賦課総額 ) となっています このうちの 60% を基準総所得金額見込総額で除して 所得割の保険料率 2.02% を算出し 残りの 40% を被保険者見込数で除して 均等割の保険料率 10,170 円 を算出しました 後期高齢者支援金等の見込総額国 県が負担横浜市が負担保険者支援制度世帯主が保険料を負担 43.5% 5.5% 3.0% 48.0% 約 210.2 億円 約 437.4 億円 支援分の保険料は 後期高齢者医療制度の費用 ( 後期高齢者支援金等 ) の一部に充てるため 拠出金として社会保険診療報酬支払基金に納めるものです 所得割総額 (60%) 約 126.1 億円 一般被保険者の基準総所得金額見込総額約 6,246.3 億円 被保険者均等割総額 (40%) 約 84.1 億円 一般被保険者見込人数 826,879 人 保険料率 ( 所得割 ) 2.02% 保険料率 ( 被保険者均等割 ) 10,170 円 支援分 27 年度 (a) 28 年度 (b) 差引き (b-a) 支援金等見込総額 455 億円 437 億円 18 億円 保険料率 ( 所得割 ) 2.09% 2.02% 0.07% 保険料率 ( 均等割 ) 10,270 円 10,170 円 100 円 保険料賦課総額 220.8 億円 210.2 億円 10.6 億円 被保険者見込人数 860,100 人 826,879 人 33,221 人 端数による誤差があります - 3 -

Q4 介護分 ( 介護納付金 ) とは何ですか? 介護保険制度の費用の一部に充てるため 社会保険診療報酬支払基金に拠出する介護納付金の額です 介護保険は 40 歳以上のすべての方が加入し 保険料を負担する仕組みとなっていますが 介護サービスへの需要と それに対する供給量は加齢に伴って増加するため 40 歳から 64 歳までの方と 65 歳以上の方とでは大きく差があることから 保険料の算定方法や徴収方法が異なっています 介護納付金とは このうち 40 歳から 64 歳までの被保険者が負担するもので 保険者が保険料の一部として被保険者から徴収し 社会保険診療報酬支払基金に対して拠出します 本年度は約 169.8 億円を拠出する予定です 介護分の保険料率 について 介護分の保険料率の算出にあたっては 平成 28 年度の介護納付金の総額を 約 169.8 億円と見込み そのうち 36.0% を国費 8% を県費 2.8% を保険者支援制度でそれぞれ賄い 残りの 53. 2% を 2 号被保険者 (40 歳以上 65 歳未満 ) の皆さまの保険料でご負担いただくこと ( 保険料賦課総額 ) となっています このうちの 60% を基準総所得金額見込総額で除して 所得割の保険料率 2.03% を算出し 残りの 40% を被保険者数見込数で除して 均等割の保険料率 12,170 円 を算出しました 国が負担 36.0% 介護納付金の見込総額等県が負担保険者支援制度世帯主が保険料を負担 8.0% 2.8% 53.2% 約 169.8 億円 約 90.3 億円 介護分の保険料は 介護保険制度の費用 ( 介護納付金 ) の一部に充てるため 拠出金として社会保険診療報酬支払基金に納めるものです ( ) 所得割総額 (60%) 約 54.2 億円 40 歳以上 65 歳未満の被保険者の基準総所得金額見込総額約 2,667.6 億円 被保険者均等割総額 (40%) 約 36.1 億円 40 歳以上 65 歳未満の被保険者の見込人数 296,682 人 保険料率 ( 所得割 ) 2.03% 保険料率 ( 被保険者均等割 ) 12,170 円 介護分 27 年度 (a) 28 年度 (b) 差引き (b-a) 介護納付金見込総額等 181 億円 170 億円 11 億円 保険料率 ( 所得割 ) 2.11% 2.03% 0.08% 保険料率 ( 均等割 ) 12,440 円 12,170 円 270 円 保険料賦課総額 97.3 億円 90.3 億円 7 億円 被保険者見込人数 313,165 人 296,682 人 16,483 人 端数による誤差があります - 4 -

Q5 自分の収入は 昨年と一昨年で変わらない ( 又は減った ) のですが 急に保険料が上がったのはなぜですか? 賦課限度額の場合 政令改正を受けて 医療分と支援分の賦課上限額をそれぞれ2 万円引き上げました このため 27 年度限度額世帯だった方は 収入が変わらなくても保険料が増加する場合があります 医療分支援分介護分合計 27 年度 52 万円 17 万円 16 万円 85 万円 28 年度 54 万円 19 万円 16 万円 89 万円 所得が不明な場合 昨年度まで 均等割額が法定減額により 7 割 5 割 2 割減額となっていたものの 今年度はこの減額の対象にならない方のなかには ご自身で税金の申告をしていないため 所得不明世帯として 今年度は暫定的に 均等割額を保険料額としてご通知 している世帯があります この場合は 所得の申告をしていただき 基準所得以下であれば 後日 法定軽減が適用されることになります 均等割額の法定減額制度について国の定める所得基準を下回る世帯については 医療分 支援分及び介護分それぞれの均等割を減額する制度があります 平成 28 年度 減額割合所得基準 ( 前年中の総所得金額等の合計額 ( 1)) 7 割減額 33 万円以下 5 割減額 33 万円 +(26 万 5 千円 被保険者数と世帯に属する特定同一世帯所属者 ( 2) の合算数 ) 以下 2 割減額 33 万円 +(48 万円 被保険者数と世帯に属する特定同一世帯所属者の合算数 ) 以下 1 市町村民税の総合課税分と分離課税分の所得金額 ( ただし 所得控除前の金額です また退職所得を除きます なお 総合課税分と分離課税分のうち どちらかが損失等により所得金額がマイナスになっても税と同様に相殺はしません マイナスは 0 円として合算します ) の合算額ですが 事業主の事業専従者控除は無いものとするほか 土地建物等に係る譲渡所得金額 ( 長期又は短期 ) の特別控除前の額で算定します また 65 歳以上の人が公的年金所得を有した場合は 税法上の控除額とは別に 15 万円を控除した額を公的年金等に係る所得金額とみなして算定します 2 次の 1 及び 2 に該当する者 1 後期高齢者医療制度の被保険者の資格を取得した日において 国民健康保険の被保険者の資格を有する者 2 後期高齢者医療制度の被保険者の資格を取得した日において 同一の世帯に属する国民健康保険の世帯主 ( 以後継続して世帯主である者に限る ) と当該日以後継続して同一の世帯に属する者 ( 当該日に国民健康保険の世帯主であった場合にあっては 当該日以後継続して国民健康保険の世帯主である者 ) 特別な所得が発生する場合 さらに 収入は変わっていないとおっしゃっている方のなかには 給与や年金は変わっていない ものの 上場株式等の譲渡損失を確定申告した場合 又は土地等に係る譲渡所得があった ことで所得金額が増額し 結果として保険料額も増加している方がいらっしゃいます このような可能性がある方は 再度 確定申告の内容確認をお願いいたします ( 確定申告の内容などの問合せは お住まいの管轄税務署 へお尋ねください ) - 5 -

Q6 保険料率が増減したのはなぜですか? 均等割額について医療分 : 医療の高度化に伴う直近の調剤費の急激な伸びや被保険者の高齢化に伴う自然増による 1 人あたり医療費の増等のため 増となりました 支援分 : 前々年度精算に伴う返還金の増による後期高齢者支援金の減等のため 減となりました 介護分 : 前々年度精算に伴う返還金の増による介護納付金の減のため 減となりました 所得割額について医療分 : 上述の理由 ( 均等割額について ) のほかに 加入者数の減少等の影響で有効基準総所得金額 ( ) が減少するため 増となりました 支援分 : 均等割額と同様の理由で 減となりました 介護分 : 均等割額と同様の理由で 減となりました なお 保険料賦課限度額の引き上げは 所得割料率の引き下げ要因になるため 医療分では所得割料率の増加割合の抑制 支援分では減少割合の拡大という影響があります 有効基準総所得金額 : 国民健康保険の加入者に係る 基準総所得金額 の総計から 賦課限度額を超過する部分に係る基準総所得金額を補正した所得額 子どもがいる世帯の保険料減免 Q7 子どもがいる世帯の保険料減免とは何ですか? 対象者 19 歳未満の被保険者 ( 該当年度の前年 12 月 31 日時点で判定 ) が属する世帯の世帯主 ( 世帯主が国民健康保険の被保険者でない場合や世帯主に所得がない場合 ( 妻のみに所得がある等 ) 減免額を控除してもなお限度額を超える場合 均等割額のみの場合は対象となりません ) 減免方法 世帯主の基準総所得金額から一定額を控除して保険料所得割額を算定し 控除前の保険料所得割額との差額を減免額としています 減免前 世帯主の基準総所得金額 所得割料率 = 保険料所得割額 減免後 減免計算上の所得金額 (*) 控除額 所得割料率 = ( 減免後の ) 保険料所得割額 1 人あたりの控除額 16 歳未満 33 万円 16 歳以上 19 歳未満 12 万円 (*) 世帯主の基準総所得金額 - 減免計算上の控除額 減免額 - 6 -

Q8 子どもがいる世帯の保険料減免の対象者を具体的に教えて下さい 平成 28 年度の場合は 平成 9 年 1 月 2 日以降に生まれた被保険者が 4 月 1 日 ( 年度の途中で新たに加入した世帯はその資格取得日 ) 現在において同一の世帯にいる世帯主が対象者になります ( ただし 国民健康保険に加入している世帯主に限ります ) なお 平成 9 年 1 月 2 日以降に生まれた被保険者の合計所得金額が 38 万円を超える場合は 対象となりません s Q9 子どもがいる世帯の保険料減免の対象とならないのは どのような場合ですか 以下の項目のいずれかに該当する場合は対象となりません 1 すでに加入している世帯で年度の途中に子どもが生まれた ( 例 :4 月 19 日に生まれた場合 ) 2 すでに加入している世帯に年度の途中で 19 歳未満の被保険者が転居等により国民健康保険に加入した 3 世帯主が国民健康保険に加入していない または 世帯主が年度の途中で国民健康保険に加入した 4 世帯主の保険料額が均等割額のみ 5 世帯主の所得割額の一部を控除してもなお限度額を超える場合 対象となる場合 1 世帯主 19 歳未満の被保険者が国民健康保険に新しく加入した ( 年度途中でも対象 ) 2 すでに対象となっている場合で 19 歳未満の被保険者が年度途中で国民健康保険を脱退した 3 すでに対象となっている場合で 世帯主が年度途中で国民健康保険を脱退した ( ただし世帯主が加入していた期間のみ ) 41 月 1 日から 3 月末日までに出生した子が賦課期日時点で加入している場合 医療費等 Q10 医療費はどのように見込んでいますか? 医療費 ( 見込額 ) は 過去の医療費実績とその経年変化をふまえ 次の式で算出しています 医療費 ( 見込額 ) = 受診 1 件あたりの金額 総受診件数 Q11 近年の医療費の動向 推移はどうなっているのですか? 高齢化や医療の高度化によって 年々医療費は増加しています 横浜市国民健康保険においても同様の 状況にあります <1 人あたり医療費 ( 全体 ) の推移 > ( 単位 : 円 ) 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 300,007 310,254 319,951 336,407 343,160 24~26 年度は決算値 27~28 年度は予算値 - 7 -

保険料額の支払い Q12 なぜ世帯主が納付義務者なのですか? なぜ保険料の算定は世帯単位で計算するのですか? 国民健康保険では 保険料を世帯単位で計算し その納付義務は世帯主が負うことが 法令 で規定されています これは 医療給付という受益が世帯全体の経済効果となって現われることから 世帯主が納付義務を負うのが妥当と考えられているためです Q13 医療機関で受診する回数が少ない人は 保険料を安くすることはできませんか? 国民健康保険に限らず 健康保険制度は その加入者全体の医療費を 加入者全体で保険料負担するという相互扶助の考え方に基づいて運営されていますので 保険料の算定に 受診回数の多寡 ( 診療率 ) を考慮することはできません Q14 私は後期高齢者ではないので 支援分 を支払う必要がないと思うのですが? 後期高齢者医療制度 は 将来にわたり高齢者の医療を安定的に支えていくために 各世代それぞれの負担能力に応じて費用負担をするという考え方で創設されました 現役世代が 国民健康保険料として 支援分 を負担して 後期高齢者医療制度 を支えることは 現行法制度に定められた仕組みですので ご理解ください なお 国民健康保険では 医療給付に充てる 医療分 と 後期高齢者医療に係る医療費を支援するための 支援分 介護保険の給付費を一部負担する 介護分 の 3 つの保険料を合算して 国民健康保険料として一体的に納付いただいており これらのうちのどれかを選択して納付することはできません ( 国保法施行令第 29 条の 7 第 1 項 ) Q15 私や家族は介護サービスを受けておらず 将来も受けるつもりが無いので 介護分 を支払いたくないのですが? 介護保険制度は 高齢者の介護に係る負担を 社会全体で支えるという考え方で創設されました このなかで 満 40 歳以上満 65 歳未満の介護保険法に定める第 2 号被保険者については 現在 介護サービスを受けている と 受けていない とにかかわらず 加入する医療保険の保険料の一部として 介護保険制度の運営に係る費用の一部を負担することとなっておりますので ご理解ください なお 国民健康保険では 医療給付に充てる 医療分 と 後期高齢者医療に係る医療費を支援するための 支援分 介護保険の給付の一部を負担する 介護分 の 3つの保険料を合算して 国民健康保険料として一体的に納付いただいており これらのうちのどれかを選択して納付することはできません ( 国保法施行令第 29 条の 7 第 1 項 ) Q16 特定健診は受けないので その分の保険料を安くして欲しいのですが? 特定健診やその後の特定保健指導は メタボリックシンドローム を早期に発見し 健診後の保健指導を徹底することによって 総医療費の 3 割を占めるともいわれる生活習慣病を予防し 中長期的に - 8 -

医療費の伸び (= 保険料の伸び ) を抑制することを目的として 保険者による実施が法令で義務付けられています 特定健診等に係る費用の 国費 県費 市費を除いた残りについて 皆さまの保険料でご負担いただくこととし 医療分の保険料 の中に含めていますが 医療を受けていない方について保険料額を減額しないのと同様に 健診等を受けない方や特定健診の対象でない 40 歳未満の方について保険料額を減額することはできません Q17 保険料額決定通知書が届いてから納期限の6 月 30 日までは期限が短すぎると思いますが? 平成 28 年度保険料額決定通知書は 5 月末に提供される市民税課税情報を基に 6 月上旬に計算し その後 保険料額決定通知書の作成等の後 6 月中旬に各区役所から郵便局へ持ち込み お手元には概ね 20 日頃までに届くよう発送しています 現在 保険料額決定通知書の作成等は外部業者に委託しており 55 万世帯に上る国保加入世帯に対して これ以上発送時期を縮めることは 技術的な制約から困難な状況ですので ご理解くださいますようお願いいたします 平成 28 年度保険料額決定通知書の発送等スケジュール 1 保険料率の告示 2 市民税課税情報を確定 3 加入世帯それぞれの保険料額を計算 4 委託業者が保険料額決定通知書等を作成 5 区役所で発送作業 6 被保険者へ保険料額決定通知書が到着 5 月 25 日 5 月 28 日 6 月上旬 6 月中旬 6 月 20 日頃まで Q18 税金のように 来年の 3 月期分までの納付書をまとめて同封した方が コスト削減になるのではないでしょうか? また 一括払用納付書も同封してはどうでしょうか? 住民税や都市計画税等の税金は 年度当初に課税された税額が年度途中に変更されることはほとんどないため 納付書は年間納付分を一度に郵送しています これに対して国民健康保険料は 世帯内の加入者が今年の 4 月から加入している期間のみ請求します 世帯内での新たな被保険者の加入や脱退等の異動 や 所得額の変更 等により 年度途中で保険料額が変更される場合が多く その変更の都度 新しい納付書を発行する必要があります このため 年間一括で納付書を発行すると かえって経費の増大と事務の非効率化になることから 年 4 回に分けて納付書を送付しています 一括払用納付書は 専用の納付書発行センター ( ) にご連絡いただくことで 別途発行いたします 6 月期の納付書は保険料額決定通知書と一緒に送付するので 7 月期から 3 月期の保険料を一枚にまとめた納付書を発行いたします なお 一括でお支払いいただくことによる保険料の割引等はありません 横浜市国民健康保険料一括払用納付書発行センター TEL:045-330-3112 FAX:045-330-1637 時間 :8 時 30 分から 19 時 ( 土 日 祝日も含む ) お問合わせの際はお手元に 保険料額決定通知書 をご用意ください - 9 -

最高限度額 Q19 最高限度額 ( 賦課限度額 ) とは何ですか? 最高限度額 ( 賦課限度額 ) は 世帯主にお支払いいただく 年間の保険料額の上限金額 です この最高限度額が決められている理由は 国民健康保険では 納めた保険料の多寡にかかわらず 加入者は同じ給付を受ける ため 大きな負担能力がある方から無制限に保険料を徴収することは妥当ではないという考え方から 国が政令で最高限度額を定めているものです 国民健康保険事業の財政状況と対策 Q20 国民健康保険の財政状況はどうなっているのですか? 横浜市の国民健康保険事業は 一般会計とは別に 特別会計 で経理管理されています 平成 19 年度から連続して収支が赤字となりましたが 平成 26 年度収支は23 24 25 年度に続き単年度黒字となりました 累積赤字は平成 25 年度に解消され 平成 26 年度は 161 億円の累積黒字となっています 横浜市国民保険事業費特別会計の過去 5 か年の決算状況 ( 累積 ) ( 単位 : 億円 ) 平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 歳入 (A) 歳出 (B) 収支差額 (A)-(B) 3,062 3,348 3,446 3,551 3,605 3,266 3,440 3,449 3,436 3,444 204 92 3 115 161 Q21 保険料を支払わない人の分まで 支払わされているということですか? 保険料は 医療費等の費用から 国 県や本市が負担する分を差し引いた後の費用見込額について 加入者の人数や基準総所得金額に応じて 皆さまにご負担いただいています したがって 滞納となっている保険料を 費用として見込むことはありません Q22 保険料を支払わない滞納者がいると聞きましたが 未納対策はどうしているのですか? 納期限を経過されてもなお 納付の確認できない方には 督促状を送付して再度 納付をお願いしています その後も 納付が確認できない方については 定期的に年 4 回 支払の催告を行うとともに 保険料が納付できない事情等について調査を実施します また 保険料を納付できる資力がありながら 納付しない方については その方の所有する財産を差押え 処分させていただく場合があります - 10 -

特別徴収 Q23 特別徴収とは何ですか 年金から国民健康保険料を天引きする徴収方法のことです 年間 10 回の支払いではなく 年金支給月に年金から天引きして納めていただくことになります 28 年度は 10 月から天引きが開始になりますので 6 月から 9 月までは普通徴収 ( 口座振替又は納付書 ) その後は年金が支給される 10 月 12 月 2 月に年金から天引きして国民健康保険料を納付していただくことになります Q24 特別徴収されると保険料は変わりますか 国民健康保険料の支払い方法を変更するものであり 年間の保険料額について変更となるものではありません Q25 特別徴収の対象となるのはどのような場合ですか 特別徴収となる方は 原則として 次の要件すべてに該当する方となりますが 実際の特別徴収にあたっては 年金保険者から送付される年金情報と被保険者の情報を市町村において結びつける作業を行う必要があるなど 被保険者の方の状況により異なる場合があります 判定については 7 月に行われ 対象の方には国民健康保険額通知書をお送りします 要件 (1) 世帯主が国民健康保険に加入しており 世帯内の被保険者全員が 65 歳以上 74 歳未満である (2) 世帯主が特別徴収の対象となる公的年金を年額換算で 18 万円以上受給している (3) 世帯主の介護保険料が公的年金から特別徴収されている (4) 同一の月に徴収されると見込まれる世帯主の介護保険料と国民健康保険料の合算額が当該月に支払われる公的年金受給額の 1/2 を超えない なお 複数の年金を受給している方については 国の定める順位により 優先順位の一番高い年金で上記の判定をいたします Q26 特別徴収はいつから始まりますか 7 月に特別徴収するかどうか判定し 10 月に支給される年金から特別徴収が開始となります 対象となる世帯には 7 月に再度 国民健康保険料額通知書をお送りしますので 特別徴収される金額等については その通知書にてご確認ください - 11 -