柏駅西口北地区まちづくり

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本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

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[2] 具体的事業の内容 (1) 法に定める特別の措置に関連する事業 該当なし (2)1 認定と連携した支援措置のうち 認定と連携した特例措置に関連する事業 事業名 内容及び実施時期 実施主体 中心市街地の活性化を実現するための位置付け及び必要性 支援措置の内容及び実施時期 その他 の事項 群馬の玄

東京都市計画第一種市街地再開発事業前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業位置図 東京停車場線 W W 江戸橋 JCT 日本橋茅場町 都 道 一石橋 5.0 特別区道中日第 号線 江戸橋 15.

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

PowerPoint プレゼンテーション

目 次 1 基本方針 再開発を促進すべき地区等の整備又は開発の方針... 2 別表再開発促進地区の整備又は計画の概要... 3 都市再開発方針図 ( 総括図 )... 6 都市再開発方針附図

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

都市計画図 平河町二丁目東部地区(PDF)

別記様式第4

Microsoft Word - 09池町通り.doc

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4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

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仙台市市街地再開発事業補助金交付要綱取扱い基準 ( 平成 27 年 3 月 30 日都市整備局長決裁 ) 目次 序章 1 はじめに 2 基準の位置づけ 第一章補助採択の方針 1 補助採択に対する市の基本的な考え方 第二章補助対象となる事業 1 市街地再開発事業の要件 2 本市施策との整合 3 事業効

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2

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

環状第二号線沿道新橋地区街並み再生地区及び街並み再生方針について

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ


(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

板橋区

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

Microsoft Word - 16_資料編09_上位計画関連_

市川都市計画都市再開発の方針の変更 市川都市計画都市再開発の方針を次のとおり変更する

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

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江戸川五丁目付近地区 地区計画(素案)説明会

05+説明資料

世田谷区

福知山市中心市街地活性化基本計画

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計画書

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

神宮外苑地区計画

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

全体構成 1. 市街地再開発事業に着手するまでの進め方 2. 市街地再開発事業とは 3. 事例紹介 質疑応答

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市街地再開発事業による社会的便益の分析

⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策


指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10


1 整備目標 方針 地区名 大森中地区 ( 西糀谷 東蒲田 大森中 ) 西糀谷一丁目 西糀谷四丁目 北糀谷二丁目 東蒲田二丁目の全域位置大森中二丁目 大森中三丁目 西糀谷二丁目 西糀谷三丁目 東蒲田一丁目 南蒲田一丁目の各一部地区の現況 課題 現況 当地区の幹線道路沿いは商業 業務施設及び中高層の集

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

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(第14回協議会100630)

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東海市中心市街地活性化基本計画について 東海市では 東海市総合計画 や 東海市都市計画マスタープラン において 名鉄太田川駅周辺を本市の都市拠点と定め東海市の顔 玄関口としていくため 土地区画整理事業や連続立体交差事業 ( 鉄道の高架化 ) 市街地再開発事業を進めてきました こうした都市基盤整備事業

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Taro-全員協議会【高エネ研南】

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

都市計画図 飯田橋駅西口地区(PDF)


また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな


地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

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第2章

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江戸川五丁目付近地区 地区計画(素案)説明会

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

目 次 1 都市再開発の方針 1 (1) 基本方針 1 (2) 市街化進行地域及び新市街地の整備方針 1 (3) 既成市街地の再開発の方針 2 2 計画的に再開発が必要な市街地 (1 号市街地 ) 3 3 再開発を促進すべき地区の整備又は開発の方針 4 別表 1(1 号市街地 ) 別表 2(2 号地

はじめに 深沢地域整備事業 ( 以下 本事業 という ) は 平成 22 年 9 月に策定した土地利用計画 ( 案 ) をもとにまちづくりを進めてきましたが 計画策定から既に5 年以上経過し社会情勢が大きく変化していることや より広く市民意見を反映して欲しいといった意見を踏まえ 土地利用計画 ( 案

( 新 ) 藤沢都市計画都市再開発の方針 平成年月 神奈川県

Microsoft Word - ★都市マス案(最終案) docx

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1.UR 都市機構における再開発共同事業者エントリー制度の概要 1 参考資料 1

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(100817)

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

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大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

2 計画 ( 素案 ) からの主な変更点 1 はじめに頁主な変更点 1 これまでの経緯に 不燃化特区補助制度の指定 地区計画と都市防災不燃化促進事業の導入についての記載を追加 また 大和町中央通り沿道地区は 平成 26 年に不燃化特区補助制度 ( 平成 32 年度まで ) の対象区域に指定されるとと

金沢都市計画地区計画の変更

防災まちづくりの具体的な方向性を示す 方針 は 防災まちづくりに関するキーワードごとに 以下の12 項目にまとめました 防災まちづくりの方針 防災( 安全 安心 ) 地域コミュニティ ひと 1 多様な世代の交流や地域活動への参加が 防災 減災活動を支えるまち ( 自助 共助の話し合いが活発に行われて

三原市中心市街地活性化基本計画《概要版》

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

長岡市立地適正化計画概要版目次 1. 立地適正化計画制度の概要... 1 (1) 立地適正化計画策定の背景と目的... 1 (2) 立地適正化計画制度... 1 (3) 立地適正化計画の位置付け... 2 (4) 計画の対象区域... 2 (5) 計画期間 長岡市の現状と将来見通し.

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

第 3 号様式 ( 第 3 条関係 ) 不燃化推進特定整備地区整備プログラム 品川区 豊町 丁目 二葉 3 4 丁目及び西大井 6 丁目地区 平成 25 年 11 月第 1 回変更認定平成 27 年 10 月第 2 回変更認定平成 29 年 3 月 品川区

稲毛海岸5丁目地区

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

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Microsoft Word 【最終】基本構想(URDIチェック)→市確認

Microsoft Word - さいたま市都市計画道路見直し指針1/3.doc

目次 1. 生駒駅前北口地区第一種市街地再開発事業の概要 2. 生駒駅前北口第二地区第一種市街地再開発事業について 3. 大和都市計画道路の変更について 4. 今後のスケジュールについて

第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って

工業地域用途地域の一つで 主として工業の業務の利便の増進を図る地域のこと 住宅や店舗は建てられるが 学校や病院 ホテルなどは建てられない 高次都市機能行政 教育 文化 情報 商業 交通 レジャーなど都市自体が持つ住民生活や企業の経済活動に対する各種のサービス機能のうち 受益圏が広域にわたる質の高い機

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

Transcription:

柏市の市街地再開発事業 平成 25 年 4 月 都市部中心市街地整備課

目次 柏駅周辺地区の位置付け柏駅周辺中心市街地の整備方針再開発事業とは柏駅周辺における再開発事業柏駅東口地区地区再生計画柏駅東口 D 街区第一地区 ( 事業計画の概要 ) 柏駅西口北地区地区再生計画柏駅西口北地区の将来像都市計画道路網の整備 ( 街路事業 ) 市街地再開発事業スケジュール ( 優先順位 ) 平成 25 年度予算の概要

柏駅周辺地区の位置付け 柏駅周辺地区は柏市の中心市街地として商業都市 柏の象徴であり市の玄関口 再開発事業などにより, 広域商業拠点として発展 常磐線 東武野田線のターミナル駅として賑わい 柏のイメージ, ブランドを形成 柏駅周辺地区の衰退は, 市の衰退に 少子高齢化, 人口減少, 郊外大型店等が立地 来街者の減少や税収の落ち込み 中心市街地に魅力がなくなることは柏の魅力がなくなること 柏駅周辺地区の活性化により, 市全体に潤い 市民が誇りに思える ( 象徴, アピールポイント ) 市民活動の活性化, 高齢化社会への対応, 市の税収効果等, 中心市街地の活性化が市域全域に波及

柏駅周辺中心市街地の整備方針 柏駅周辺中心市街地の現状と課題 柏駅周辺地区は, 広域商業拠点として広く認知されているが, 近年, 郊外への大型店の立地などの影響から, その賑わいにかげりが見られる 基本方針 平成 23 年度調査結果は, 平成 18 年度調査と比べ商圏人口は拡大しているが, 吸引人口は減少している 商圏人口 252.5 万人 (H18 238.5 万人 ) 吸引人口 64.9 万人 (H18 83.8 万人 ) 広域的な商業拠点として, 更なる魅力の向上を図ることに加え, 都心居住機能等を導入し, 市民と来街者の両方が 積極的に訪れたい と感じる賑わいのある地区を目指す 優先的に進める取り組み 本市の最大の集客エリアである柏駅周辺中心市街地について, 集客力を強化するための活性化策や都市型住宅の供給に優先的に取り組む 柏駅周辺中心市街地の整備方針 柏駅東口 D 街区第一地区や西口北地区などの市街地再開発事業や, 都市計画道路の整備を推進することにより, まちなかの回遊性を高め, 住んでいる人や来街者が楽しめる都市環境を整備する

再開発事業とは 再開発事業とは 土地利用の細分化や老朽化した木造建築物の密集, 道路等十分な公共施設がないなどの都市機能の低下がみられる区域において, 土地の集約により高度利用を図る事業です 建物を不燃化し, 広場や道路などの公共施設の整備を行い, 安全で快適な都市環境を形成するもので, 都市再開発法に基づき行われる事業です

再開発事業とは 再開発事業の効果は 土地利用の更新と, 道路等公共施設を一体的に整備することにより, 区域内の総合的なまちづくりを行うことが出来ます 〇新たな施設や公共施設の整備に伴い, 安全性, 快適性, 利便性が向上します 〇耐火, 耐震性能の向上により, 安全 安心な環境が整備されます 〇駐車場や公共施設の整備により, 市民生活をサポートします 〇共同住宅等が建設され, 住民が増加するなど, 街が活性化します 〇新たな税収効果が期待されます 柏駅東口 A 街区第二地区 低密度な土地利用であった地区を再開発事業により高度利用 商業, 医療施設, 住宅を整備し, 都市計画道路, 公開空地を整備 柏駅東口 E 街区第一地区 中心市街地で不足していた駐車場を整備 地区内の道路を整備し, 歩道と一体となった公開空地を整備 柏駅西口 B 街区第二地区 西口駅前線である都市計画道路を拡幅し, 広幅員歩道を整備し, バスベイを設置 低未利用地にホテルを誘致

柏駅周辺における再開発事業柏駅周辺地区では, 柏駅東口地区 ( 柏そごう ) をはじめ,4 箇所の市街地再開発事業が完了し,D 街区第一地区が実施中です これらの事業は, 都市再生特別措置法などの国の制度を活用しながら, 事業化を進めています 柏駅西口北地区計画中 柏駅東口 D 街区第一地区事業実施中

柏駅東口地区地区再生計画柏駅東口地区では, 昭和 63 年に地区再生計画を策定しています 4 本の都市計画道路の整備による回遊性の向上や, 商店街の更新などにより, 広域商業拠点にふさわしい街並みの形成を図ります 商業ゾーン 商業 業務ゾーン 都市計画道路 7 6 4 中通り線の整備 ( 幅員 8m 延長約 330m) 商業 文化ゾーン 商業ゾーン 都市計画道路 7 6 2 南通り線の整備 ( 幅員 11m 延長約 270m) 複合ゾーン 都市計画道路 8 7 1 小柳町通り線の整備 ( 幅員 6m 延長約 270m) 都市計画道路 7 5 3 元町通り線の整備 ( 幅員 12m 延長約 270m)

柏駅東口 D 街区第一地区 ( 事業計画の概要 ) 3 階文化 交流施設専有面積 3 階 : 約 2,300 m2 (696 坪 ) 柏駅東口 D 街区第一地区市街地再開発事業では, 既存商店街の再編整備や, 老朽密集市街地の建て替えによる防災性の向上に加え, 都市計画道路の整備や, 壁面後退による歩行者空間の整備を行います また, 市では, 文化交流施設の整備を行うこととしています 文化 交流施設 完成イメージ図

柏駅西口北地区地区再生計画柏駅西口北地区では, 平成 22 年に地区再生計画を策定しています 都市サービス機能と高質な居住空間を複合的に配置して都市機能を更新し, 都市活力の再生と防災安全性の向上を図ります A 街区 商業 医療 福祉サービスゾーン B 街区 業務 都市型住宅ゾーン B 街区 C 街区 文化 教育 住宅ゾーン A 街区 C 街区

柏駅西口北地区の将来像柏駅西口北地区の将来像は下図のとおりです 商業 業務機能を高めると共に, 医療 福祉, 教育 文化等生活サービス機能の充実を図ります 整備のイメージ 柏の消費文化を支える商業施設 地域住民の日常生活を支える食品スーパー 地域医療の中核としての総合病院 日常の健康を支えるクリニック 安心安全かつ便利な住宅 街の風格を生み出すシンボル道路 イメージ図 芸術文化活動や住民の交流の場となる文化交流施設 高層住宅 商業施設 劇場 シネマ等 専門店館 総合病院 福祉施設等 高層住宅 食品スーパー クリニック 生活サービス 飲食店等 店舗 店舗 文化交流施設 中層住宅店舗 高層住宅 専門学校

都市計画道路網の整備 ( 街路事業 ) 柏駅東口 A 街区第二地区市街地再開発事業区域周辺の都市計画道路を整備しています 元町通り線 中通り線整備事業 元町通り線計画幅員 12.0m 中通り線計画幅員 8.0m 事業認可取得日平成 14 年 2 月 8 日 事業進捗率( 用地取得率 ) 44%( 平成 24 年 9 月現在 ) 柏駅東口 A 街区第二地区市街地再開発事業区域 中通り線 元町通り線 3500 12000 5000 3500 1000 3000 1000 1500 8000 5000 1500 元町通り線 中通り線

都市計画道路網の整備 ( 街路事業 ) 柏駅東口 D 街区第一地区市街地再開発事業区域周辺の都市計画道路の整備を予定しています 南通り線整備事業 計画幅員 11.0m 事業認可取得日 平成 25 年 3 月 26 日 柏駅東口 D 街区第一地区市街地再開発事業区域 2000 11000 7000 2000 500 3000 3000 500 南通り線 事業認可区域歩道拡幅予定箇所

市街地再開発事業スケジュール ( 優先順位 ) 柏駅周辺で, 現在進めている市街地再開発事業は二つの地区です 柏駅東口 D 街区第一地区は既に着手しており, 柏駅西口北地区は 3 つの街区に分けて事業化の検討を進めています 柏駅東口 D 街区第一地区スケジュール 平成 23 年度 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 6 9 12 3 都市計画決定 組合設立 調査設計着手 権利変換計画認可 解体工事 ( 一部着手 ) 本体工事 柏駅西口北地区スケジュール 街区整素備案計作画成 準備検組討合会設立 準備組合設立 都市計画案作成 都市計画決定 第一組期合街設区立 第一事期業街実区施 優先順位 柏駅周辺の市街地再開発事業や都市計画道路の整備については, 優先順位を決めて取り組んでいます 市街地再開発事業は, 総合的にまちづくりを行う事業であることから, 道路整備事業に対して優先的に取り組みます ただし, 財政上の理由から同時に 2 つ以上の地区は行いません また, 都市計画道路の整備については, 整備効果の高い路線若しくは再開発事業と連携して整備することでより大きな効果が見込まれる部分を優先して進めます 〇市街地再開発事業優先順位 1 柏駅東口 D 街区第一地区優先順位 2 柏駅西口北地区〇都市計画道路の整備優先順位 3 元町通り 中通り線の歩道整備優先順位 4 南通り線 (D-1 関連 )

平成 25 年度予算の概要柏駅周辺中心市街地の市街地再開発事業及び都市計画道路の整備に係る平成 25 年度予算の概要は次のとおりです ( 単位 : 千円 ) 1 柏駅東口 D 街区第一地区市街地再開発事業の支援 再開発組合への補助 ( 本体工事など ) 1,400,600 2 柏駅西口北地区のまちづくり事業の推進 先行街区の再開発組合設立に向けた市街地整備の推進に係る調査費 7,400 3 都市計画道路南通り線の整備 用地取得費 補償費など 2,460