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目次 1. 事業の概要 1 (1) 事業の目的 1 (2) 事業の経緯 5 (3) 事業の概要 6 2. 投資額及び整備期間 7 (1) 投資額 ( 事業費 ) 7 (2) コスト縮減結果 7 (3) 整備期間 7 3. 事業の必要性等 8 (1) 本整備事業による効果 8 (2) 定量的な効果 9

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特集 平成 30 年分成田空港貿易概況 ( 速報 ) 平成 31 年 1 月 23 日 ( 水 ) 東京税関 本資料における 2018 年 の数値は速報値 本資料における 伸率 とは前年との比較によるもの 本資料における対中国の貿易額には対香港及び対マカオの貿易額を含む

目 次 1. 事業の概要 1) 事業の目的 P 1 2) 概要及び進捗状況 P 2 2. 事業の効果 1) 効果項目の抽出と便益の計測 P 3 2) 便益として計測する効果 1 陸上輸送コスト削減便益 P 4 2 滞船コスト削減便益 P 5 3) その他の効果 1 排出ガス発生の抑制 P 6 2 沿


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茨城港 ( 日立港区 ) の全景 ひ たち 日立港区 茨城港日立港区 茨城県 水戸 常陸那珂港区 大洗港区 計画変更箇所 がいこう 外港地区 第 5 ふ頭地区 ひたちなか 常陸那珂港区 第 3 ふ頭地区 久慈漁港 第 1 ふ頭地区 第 2 ふ頭地区 久慈川 第 4 ふ頭地区 JR 常磐線 H26.3

説明用パワーポイント

平成20年度国家予算

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議案内容:新潟港港湾計画の改訂について

特集 切花の輸入 平成 29 年 2 月 24 日東京税関 成田空港の輸入品にも春が来る! 輸入される切花は 菊 と カーネーション で 6 割を占める 毎年 3 月は ばら が輸入のピークを迎える 3 月が最初のピーク 春が近づき 花の話題が増える季節となりました 輸入品においても季節ごとの商品が

ットワーク構築の観点等を盛り込み, 太平洋側港湾の代替機能の確保, 及び, 防災機能の確保についても併せて求められることとなった. 表 -2 日本海側拠点港計画書記載項目 ( 国際海上コンテナ, 国際フェリー 国際 RORO 船 ) (2) 目的と目標日本海側拠点港の募集にあたり, 日本海側港湾のあ

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数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

目次 1. 事業の概要 1 (1) 事業の目的 1 (2) 事業の経緯 6 (3) 事業の概要 7 2. 投資額及び整備期間 8 (1) 投資額 ( 事業費 ) 8 (2) コスト縮減結果 9 (4) 整備期間 9 3. 事業の必要性等 10 (1) 本整備事業による効果 10 (2) 定量的な効果

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国土技術政策総合研究所 研究資料

伏木富山港における大型クルーズ船受入機能強化等 基盤整備調査 調査成果報告書 別添 3 調査主体 富山県 対象地域 富山県高岡市 対象となる基盤整備分野 港湾. 調査の背景と目的伏木富山港は 平成 3 年 月に日本海側拠点港の 外航クルーズ ( 背後観光地クルーズ ) に選定されたほか その他の機能

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ぶり ( 冷凍したフィレ ) の輸出 2011 年は 数量 価額ともに過去最高 平成 24 年 11 月 21 日 門司税関 はじめに ぶり は 刺身 寿司 照り焼きなど日本の食卓には欠かせない食材の一つですが 近年 その ぶり ( 冷凍したフィレ ) の輸出が増加しています 2011 年全国税関別

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平成 30 年 1 月から 6 月までの名古屋税関における知的財産侵害物品の差止状況 輸入差止件数は 936 件で 前年同期比 30.4% の減少となったものの 6 年連続で 900 件を超えました 輸入差止点数は 14,893 点で 前年同期比 46.2% の減少となりました 知的財産侵害物品の輸

平成27年度 北陸地域国際戦略チーム 幹事会 現代版北前船航路の形成に向けて

No.14-1 近畿地方整備局事業評価監視委員会平成 25 年度第 2 回 ほっこう わかやましもつ和歌山下津港 北港地区航路 泊地整備事業 事後評価 平成 25 年 10 月近畿地方整備局

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別紙 Ⅰ 対象事業の概要環境影響評価法 ( 平成 9 年法律第 81 号 以下 法 という ) 第 15 条に基づき 事業者である国土交通省関東地方整備局及び横浜市から 平成 30 年 6 月 22 日に送付のあった環境影響評価準備書 ( 以下 準備書 という ) の概要は次のとおりである 1 事業

資料 4 港湾の渋滞緩和対策について 平成 29 年 12 月 11 日 国土交通省港湾局 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

仕出国別 来の知財侵害物品の差止件数は 660 件であり 仕出国別の構成比では 前年に続き全体の 8 割 (79.6%) を占めるに至っている 一方 2 位の来が構成比 9.0% 3 位の来が同 4.9% を占めるにとどまっており 来への一極化の傾向にあると言える なお 前年同期 2 位であった来は

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心に供給量が減少した. 我が国における製油所は図 -1 のように太平洋側を中心に配置され, 今回の震災による製油所の稼働停止により, 全国の精製能力 (4,516 千 BD) の約 30% にあたる 1,398 千 BD の生産能力が一時的に失われた 2). 単位 : バレル / 日 帝石ト ( 頸

平成 30 年 12 月 19 日特集東京税関 2012 年から輸出金額 数量ともに増加中! 2017 年の輸出金額は 2012 年の 2 倍以上に増加! 2017 年の輸出金額 数量ともに東京税関管内が全国税関で 1 位 はじめに クリスマスパーティーや年末年始 みなさんお菓子を食べる機会がこれか

大規模震災発生に備えたサプライチェーンの構築を目指して 別紙 -3 浅見尚史 2 齋藤輝彦 1 舟川幸治 1 1 渡邉理之 1 港湾空港部港湾物流企画室 ( 新潟市中央区美咲町 1-1-1). 2 国土交通省港湾局技術企画課 ( 千代田区霞が関 2-1-3) 東日

ビール系飲料の輸入

前回の御指摘概要 1 CY カットタイムの短縮 < 諸外国の現状 > 北米 欧州等が 24 時間をルール導入 北米向け貨物の書類のカット日はタイが 3 日前 台湾 3 日前 ベトナム 48 時間 南中国 香港 48 時間 韓国 48 時間 ( 日本は書類 貨物共に 3 日前 ) 荷主からもらったデー

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[ 参考 ] 地震以降の神戸発着の旅客 フェリーの輸送実績では 既存航路について 高速船やフェリーの発着港シフト 神戸抜港などがあった [ 神戸港復興記録 ~ 阪神 淡路大震災を乗り越えて ~ 神戸市港湾整備局 (1997/5),p.65] 04) 海外では 船会社が神戸港向け ( 神戸港経由を含む

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外航コンテナの国内フィーダ輸送実績(20年度報告)

平成 28 年 6 月分東京港統計調査月報 目 次 1 概況 (1) 入港船舶 P1 (2) 海上出入貨物 P1 (3) 海上出入貨物の主要品種別表 P2 (4) 海上出入貨物航路別表 P3 2 入港船舶 (1) 入港船舶月別前年比較表 P4 (2) 入港船舶航路別表 P5 (3) 入港船舶トン数階

仕出国別 中国来の知財侵害物品の差止件数は 1,131 件であり 仕出国別の構成比では 前年に続き全体の約 8 割 (78.7%) を占めるに至っています 一方 2 位のフィリピン来が構成比 9.7% 3 位の香港来が同 4.8% を占めるにとどまっており 中国来への一極化の傾向にあると言えます な

5 ii) 実燃費方式 (499GT 貨物船 749GT 貨物船 5000kl 積みタンカー以外の船舶 ) (a) 新造船 6 申請船の CO2 排出量 (EEDI 値から求めた CO2 排出量 ) と比較船 (1990~2010 年に建造され かつ 航路及び船の大きさが申請船と同等のものに限る )

表 1 隻数ベースのコンテナ船隊構成 船型 ( 隻数 単位 : 隻 ) Total 1,000TEU 未満 1,000 以上 3,000 未満 パナマックス (3,000 以上 ) ポストパナマックス (3,000 以上 8,000TEU 未満 ) 8,000 以上 12,000 未満 12,000

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トマトの輸入 2011 年門司税関は数量 価額とも全国シェア第 1 位 平成 24 年 6 月 20 日 門司税関 はじめに FAO( 国連食糧農業機関 ) の統計データによると 世界のトマト生産量 (2010 年 ) は 約 146 百万トンで 野菜の生産量の中では常にトップクラスを維持しています

平成 27 年共同研究の成果について ポイント 以下 1~3 については 平成 27 年 7 月 ~11 月の動向です 1 北極海航路を横断した船舶の航行数 北極海航路( ロシア側 ) を横断した船舶は24 航行 ( 前年は31 航行 ) 前年の航行数はノルウェーの研究機関 CHNLの分析結果 2

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平成24年

港則法 海上交通安全法改正に伴う AIS の目的地入力について >JP FNB >JP TYO >JP CHB >JP KWS >JP ANE >JP YOK >JP KZU >JP YOS 第三管区海上保安本部

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平成 27 年 (2015 年 ) 名古屋港 10 大ニュース 物流関連 名古屋港港湾計画 15 年ぶりに改訂へ 金城ふ頭の自動車輸送拠点機能を強化へ 東航路水深 16m 暫定供用で超大型コンテナ船に対応 名古屋港埠頭 ( 株 ) が公共コンテナターミナルの運営を開始 総取扱貨物量 14 年連続日本

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コンテナ戦略港湾に寄港する欧州基幹航路を週3便に増やす し 阪神国際港湾株式会社が設立され 同年11月28日に国土 とともに 北米基幹航路のデイリー寄港を維持 拡大する こ 交通大臣が同社を港湾運営会社として指定した同年12月26 とを設定し 概ね10年以内に 国際コンテナ戦略港湾におい 日には同社

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那覇港浦添ふ頭地区 臨港道路整備事業 再評価資料 平成 25 年 12 月 4 日 沖縄総合事務局開発建設部

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臨 港 道 路

平成 30 年 3 月 13 日交通政策審議会第 70 回港湾分科会資料 6-4 港湾の中長期政策 PORT 2030 ~ 施策の内容 ( 参考資料 ) ~ 国土交通省港湾局 平成 30 年 3 月 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and To

Transcription:

資料 5 指標詳細ならびに目標設定等について ( 案 ) 1. 安くて 速いサービスの提供 2. 安全 安心なサービスの提供 3. 投資の有効性 効果的な利用の実現 4. 透明性の高い行政の実現 5. 効率的 効果的な行政への対応

(1-1) 安くて 速いサービスの提供 -1 大水深ターミナル等における寄港船舶の平均平均船型 の概要概要 コンテナ船や貨物船 フェリー RORO 船などの大型化などに対応した物流ターミナルの整備により 大型船の就航が可能になる 大型船による貨物の運搬によって る 大型船による貨物の運搬によって スケールメリットが生まれ が生まれ 物流コストの低減などが可能になることから 主要ターミナルにおける船舶の平均船型を 利用貨物の輸送コストの低減 安いサービスが提供されているかどうかの代表指標とする 主要ターミナルごとの接岸した船舶の平均船型 ( =Σ 主要ターミナルへの寄港船舶の船型 / 主要ターミナルへの寄港隻数 ) 主要ターミナル別 国際海上コンテナ 多目的国際 内貿ユニットロードのターミナル別 A 港コンテナターミナル : 4,269TEU(H16) 4,5TEU(H17) B 港多目的ターミナル : 35,GT(H16) 37,GT(H17) 入出港届等 安くて速いサービスが提供されているか? 船舶の大型化への対応がなされているか? 大水深ターミナル等における寄港船舶の平均船型の大型化 規模の経済による海上輸送コストの低減 物流コストの低減 1 9 8 7 6 船型別の海上輸送費用 ( スケールメリットによるコスト低減 ) 6, 5, 4, コンテナの平均船型の推移 4,363 3,794 平均船型の推移基幹航路 ( 北米西岸航路 + 欧州航路 ) 5 3, 4, 6, 8, H14 末 H16 末船型 (TEU) 航行日数が1 日の場合で 4TEU 級船の費用を1とした 資料 : 国際輸送ハンドブック資料 : 港湾整備事業の費用対効果分析マニュアル ( 平成 16 年 6 月 ) 船型 (TEU) Y 港 N 港 4,374 4,42 4,789 4,269 コンテナ船の航路別船型データ ( イメージ ) 航路運航頻度船名船型運行会社北米航路 weekly L.A Seattle Tokyo Kobe Nagoya B 船 4,627 1 号岸壁 24 112 1 31. バルク船 24 113 17 寄港地 A 船 6,TEU 社 B 船 5,5TEU 社 欧州航路 biweekly C 船 4,5TEU 社 Hamburg Rotterdam Shingapore Kobe 平均船型 TEU 貨物船の入港データ ( イメージ ) 船名 総トン数入港日時岸壁出港時間岸壁形態 (G/T) 年月日時間使用時間年月日時間 A 船 53,519 1 号岸壁 24 111 9 8. バルク船 24 111 17 C 船 42,339 1 号岸壁 24 115 1 1. バルク船 24 115 2 平均船型 GT 1

(1-2) 安くて 速いサービスの提供 -2 港湾の入出港港湾の入出港等手続きにおける電子データ利用率 の概要指標の概要 輸出入 港湾関連手続きのシングルウインドウ化への IT 情報環境を整備することにより 港湾 EDI 等の電子データの利用が促進される 電子データの利用によって 港湾諸手続きが簡素化 迅速化され リードタイムの短縮 荷役コストをはじめとする物流コスト短縮 荷役コストをはじめとする物流コストの低減低減にもつながることから 港湾の入出港等手続きおける電子データの利用率を代表指標とする 安くて速いサービスが提供されているか? 港湾運営が迅速かつ効率的に行われているか? 港湾の入出港手続きにおける電子データ利用率の向上 港湾手続きの迅速化によるリードタイムの短縮 申請件数 ( 件 ) 港湾ごとの入出港等手続きにおける電子データ ( 港湾 EDI) の利用率 ( = 電子データによる入出港届等の申請件数 / 入出港届等の申請件数 ) 港湾もしくは主要ターミナル別 港 : 4%(H16) 5%(H17) 入出港届等 港湾 EDI システムの月別申請件数と登録者数の推移 55, 5, 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 1999/ 8 9 1 11 12 2/ 1 23 供用開始 申請者 ( その他業種 ) 申請者 ( 係留施設管理者 ) 申請者 ( 運航船社 ) 申請者 ( 船舶代理店 ) 申請件数 4 56 7 89 1 11 12 21/ 1 23 4 56 7 89 1 11 12 22/ 1 23 4 56 7 89 1 11 12 23/ 1 23 4 56 7 89 52,43 921 1 11 12 24/ 1 23 2,5 2, 1,5 1, 5 登録者数 ( 事業所 ) 1% 5% ( 電子データの利用率 ) 3% 4% 5% EDI 申請 FAX 持参 6% 7% 入出港届のデータ ( イメージ ) 1 船舶の名称 2 定期不定期別 3 船舶の種類 物流コストの低減 国際競争力の強化と国民生活の質の向上及びに資する海上輸送サービスの確保 産業空間の形成 貨物船貨客船客船油槽船漁船その他 汽船機船機帆船その他 4 国籍 5 船籍港 6 信号符字又は船舶番号 7 総トン数 (Gross Tonnage) 定期航路名不定期航路 8 純トン数 (Net Tonage) % 2

(2-1) 安全 安心なサービスの提供 -3 主要ターミナルにおける定期航路の欠航率 の概要指標の概要 防波堤等を整備 供用することにより 港内の静穏度が向上し 定期航路の欠航率が減少し 船舶の安全 安心なサービスの提供に資することとなる よって 安全 安心なサービスの提供に資することとなる よって 主要ターミナルにおける定期航路の欠航率を代表指標とする 安全 安心なサービスが提供されているか? 船舶の円滑な航行が実現しているか? 主要ターミナルにおける定期航路の欠航率の縮減 定期航路の遅延および欠航率 ( = 定期航路の欠航等便数 / 定期航路の就航便数 ) 内貿ユニットロードターミナルなどの主要ターミナル別 A 港内貿ユニットロードターミナル (RORO 船 ): 12 便 (H16) 11 便 (H17) B 港内貿ユニットロードターミナル ( フェリー ): 5%(H16) 3%(H17) 定期船の運航会社資料等 船舶の円滑な航行による安全性の向上 防波堤による静穏度向上 ( イメージ写真 ) ( コンテナ定期航路の欠航率 ) 2 便 目標値欠航便数 1 便 15 便 12 便 1 便 3

(2-2) 安全 安心なサービスの提供 -4 開発保全航路等における海難事故発生件数 の概要指標の概要 浅瀬等の存在により航行に支障が生じている生じている開発保全航路開発保全航路や港内航路を整備整備することにより 船舶航行の安全性が向上し 安全 安心なサービスの提供に資する よって 航行の安全性が向上し 安全 安心なサービスの提供に資する よって 開発保全航路等における海難事故発生件数を代表指標とする 安全 安心なサービスが提供されているか? 船舶の円滑な航行が実現しているか? 開発保全航路等における海難事故発生件数の減少 開発保全航路や港内における海難事故発生件数 開発保全航路別 港湾別 港航路 : 8 件 (H16) 5 件 (H17) 開発保全航路 : 13 件 (H16) 11 件 (H17) 海難統計等 海難事故の減少による安全性の向上 航路の整備状況 ( 東京湾口航路 ) ( 海難事故の発生件数 ) 2 件 目標値事故件数 海難統計のデータ ( イメージ ) 15 件 1 件 13 件 7 件 事故件数 件 ( 出所 ) 国土交通省情報管理部交通調査統計課 HP 4

(3-1) 投資の有効性 効果的な利用の実現 -5 目標取扱貨物量の伸び率 の概要指標の概要 取扱貨物量の増加に対応するために物流ターミナルを整備すると多くすると多くの貨物を取り扱うことができるようになる ポートセールス等により多く多くの貨物が集まるようになり 港湾施設が効果的に利用されるとスケールメリットが生まれ 物流コストが低減スケールメリットが生まれ 物流コストが低減し 投資の有効性 効果的な利用の実現に資することとなる よって 目標取扱貨物量の伸び率目標取扱貨物量の伸び率を代表指標とする 取扱貨物量 ( 千 TEU) 主要ターミナルごとに設定した取扱貨物量の目標値の伸び率 ( = 主要ターミナルの取扱貨物量 / 主要ターミナルの取扱貨物量の目標値 ) 主要ターミナル別 国際海上コンテナ 多目的国際 内貿ユニットロードのターミナル別 A 港コンテナターミナル : - (H16) 1.15 倍 (H17) 2 万 TEU 23 万 TEU B 港多目的ターミナル : -(H16) 1.1 倍 (H17) 3 万トン 33 万トン 泊地係船岸及び本船荷役集計表等 ( コンテナの貨物量 ) 2 目標値貨物量 16 1 15 123 船舶 旅客 貨物調査票 イメージ 入港日 5 上段 : 船名下段 : 総トン数 A 船 5 航路名 内国定期 国籍 日本 入港船舶 用途 フルコン船 場所 埠頭 係留状況 上段 : 着岸時刻中段 : 離岸時刻下段 : 係留時間 3 月 5 日 11 時 分 3 月 7 日 1 時 分 1 日 23 時 分 区分 1. 輸出 2. 移出 3. 輸入 4. 移入 4 仕向港又は仕出港 横浜 海上出入貨物 貨物の内容 最終船卸港又は最初船積港 ロッテルダム 投資の有効性 効果的な利用が実現しているか? 港湾施設が効果的に利用されているか? 目標取扱貨物量のの達成 規模の経済による海上輸送コストの低減 物流コストの低減 貨物形態 1. コンテナ 2. シャーシ 3. その他 1 上段 : 品名又は車種下段 : 数量 ( トン又は台 ) 原木 36 5

(3-2) 投資の有効性 効果的な利用の実現 -6 主要ターミナルにおける年間貿易額 の概要指標の概要 取扱貨物量の増加に対応するために物流ターミナルを整備すると多くすると多くの貨物を取り扱うことができるようになる ポートセールス等により多く多くの貨物が集まるようになり 港湾施設が効果的に利用されるとスケールメリットが生まれ 物流コストが低減スケールメリットが生まれ 物流コストが低減し 投資の有効性 効果的な利用の実現に資することとなる よって 主要ターミナルにおける年間貿易額を代表指標とする 投資の有効性 効果的な利用が実現しているか? 港湾施設が効果的に利用されているか? 主要ターミナルにおける年間貿易額の増加 規模の経済による港湾コストの低減 主要ターミナルごとの年間貿易額 主要ターミナル別 国際海上コンテナ 多目的国際 内貿ユニットロードのターミナル別 A 港コンテナターミナル : 2 億円 (H16) 22 億円 (H17) B 港多目的ターミナル : 3 億円 (H16) 33 億円 (H17) 貿易統計等 物流コストの低減 2 億円 1 億円 ( コンテナターミナルの貿易額 ) 11 億 1 億 目標値年間貿易額 14 億 貿易統計のイメージ (2) 港別輸出入額 ( 東京港 ) ( 単位 : 百万円 %) 輸出 輸入 平成 15 年 平成 14 年 平成 15 年 平成 14 年 価額 前年比構成比 価額 前年比 価額 前年比構成比 価額 前年比 港名全国海港総額 4,284,259 14.1 1. 38,716,59 15.9 31,636,944 16.4 1. 29,737,142 98.6 管内海港 4,16,14 1.2 1.3 4,151,88 93.5 5,44,193 14.7 17.2 5,195,823 99.8 東京港 4,14,431 1.1 1. 4,1,637 93. 5,5,17 14.3 16. 4,843,441 1.2 新潟港 67,552 13.8.2 65,69 114. 326,749 112.4 1. 29,593 98.2 直江津港 3,225 17.5.1 28,11 99.9 36,484 94.6.1 38,564 99.5 柏崎港 153 全増. - 全減 538 258.. 29 3.4 酒田港 47,653 1.8.1 47,271 13.9 26,45 114.7.1 23,17 82.2 横浜港 6,91,972 14.8 15.1 5,813,12 11. 2,863,845 99.7 9.1 2,872,627 95.1 神戸港 4,331,15 11.7 1.8 4,257,793 16.9 2,54,11 11.1 6.5 2,3,831 99.3 大阪港 1,782,59 18.3 4.4 1,645,246 12.7 2,758,866 15.4 8.7 2,617,45 96.8 名古屋港 7,441,295 16.3 18.5 6,997,829 16.9 2,88,835 16.7 8.9 2,633,582 1.7 輸出価額 百万円 輸入価額 百万円 ( 出所 ) 東京税関管内貿易概要 ( 平成 15 年度 : 速報 ) 6

(4) 透明性の高い行政の実現 -7 港湾広報活動への年間参加人数 の概要指標の概要 国民 地域住民 港湾ユーザー等との効果的なコミュニケーションや情報公開によって 港湾への理解が深まる それにより 国民 地域住民等への説明責任が果たされ 透明性の赤い行政への実現に資することとなる よって 港湾広報活動への年間参加人数を代表指標とする 透明性の高い行政が実現しているか? 国民に開かれた行政運営が実現しているか? 港湾広報活動への年間参加人数の増加 広報活動による国民 地域住民 港湾ユーザー等の港湾への理解が深まる 2 千人 港湾別 港湾ごとに開催した広報活動に参加した人数 港 : 1 千人 (H16) 1.4 千人 (H17) 事務所の管理データ等 目標値参加人数 1.8 千人 港湾広報活動のイメージ 効率的 効果的な港湾の利用が実現することによる物流コストの低減 1 千人 1 千人 1.2 千万人 7

(5-1) 効率的 効果的な行政への対応 -8 事業計画の予定進捗率の達成度 の概要指標の概要 適正な進捗管理による円滑な港湾整備事業を実現実現し 早期の供用 早期の供用を可能可能とする それにより 早期の大型船舶の寄港等が可能になり 大型船による貨物の運搬によって スケールメリットが生まれ 物流コストの低減などが可能になることから 効率的 効果的な行政への対応に資することとなる よって 事業計画の予定進捗率の達成度を代表指標とする 効率的 効果的な行政への対応が実現しているか? 予定通りに工事が行われているか? 事業計画の予定進捗率の達成度 適切な進捗管理による早期供用の実現 ( 目標値の設定 ) 港湾ごとの当該年度の予定進捗率の達成度 ( = 年度末出来高 / 予定年度末出来高 ) 港湾別 港 : 98%(H16) 1%(H17) 事務所の管理データ等 大型船舶の寄港による物流コストの低減 1% 98% 1% 1% 1% 1% 港湾工事 ( イメージ ) 5% 目標値達成度 8

(5-2) 効率的 効果的な行政への対応 -9 工事コスト縮減率 の概要指標の概要 より経済的な構造断面の検討や リサイクル材および新技術の導入によって 建設費用が削減される 建設費用の削減によって 港費が低減され ひいてはひいては物流コストの低減などが可能になることから 効率的 効果的な行政への対応に資することとなる よって 効率的 効果的な行政への対応に資することとなる よって 港湾ごとの工事コスト縮減率を代表指標とする 効率的 効果的な行政への対応が実現しているか? 建設費が効率的に使われているか? 工事コスト縮減率の向上 工事コスト縮減による港費の低減 港湾ごとの工事コストの縮減率 ( = 港湾ごとのコスト縮減額 / 港湾ごとの当初予算額 ) 港湾別 港 : 7%(H16) 8%(H17) 事務所の管理データ等 物流コストの低減 目標値縮減率 公共事業コスト構造改革プログラム -1% -2% -7% -9% -11% -13% -15% 9