簡易マニュアル償却資産管理 ( 資産情報インポート ) Ver: 2014 年 11 月 1 日
目次 事前準備 インポートの事前準備 P3 ( 参考 ) ファイルの拡張子を表示する Windows 7 Windows Vista Windows 8 の場合 P4 A-SaaS に直接インポートする CSV ファイルの出力手順 A-SaaS にインポートする CSV ファイルの出力手順 P5 汎用フォーマット CSV ファイルの作成 資産ヘッダー CSV ファイルをダウンロードする ダウンロードした資産ヘッダー CSV ファイルを編集する P9 P10 資産情報インポート 資産入力画面を表示する 資産情報 CSVファイルをインポートする エラー情報を取得する エラー情報を確認する P14 P15 P17 P18 2
事前準備 インポートの事前準備 顧問先情報の登録 A-SaaSにインポートする顧問先の顧問先情報が未登録の場合は 先に顧問先情報を登録します 詳細はオンラインマニュアル > 顧問先情報 顧問先情報登録 をご参照ください ( 顧問先情報を登録済みの場合へ ) 会計基本情報の登録 科目登録 部門登録 償却資産データの新規作成 A-SaaSにインポートする顧問先の償却資産データが未登録の場合は 先に償却資産データを登録します 詳細はオンラインマニュアル > 償却資産管理 資産基本情報登録 をご参照ください 3
( 参考 ) ファイルの拡張子を表示する 任意の拡張子をファイル名に付記する時や ファイルの拡張子を変更する場合 パソコンの設定によっては拡張子が表示されていないことがあります 下記の設定をすると ファイルの拡張子を表示させることができます Windows Vista Windows 7 Windows 8 の場合 スタートボタン > コントロールパネル > デスクトップのカスタマイズ > フォルダーオプション をクリックします Windows 8 の場合画面左下角を右クリックするか キーボードの [windows キー ]+[X] でス タートメニューが表示できます フォルダーオプションのウインドウが表示されたら [ 表示 ] タブを選択し 登録されている拡 張子は表示しない のチェックを外し [OK] をクリックします 4
A-SaaS に直接インポートする CSV ファイルの出力手順 A-SaaS 減価償却システムの [ 資産情報インポート ] では 他社の資産情報 CSVファイルを 無加工のままインポートできる機能があります 当機能に対応している他社システムでの詳細な出力手順等は各社のマニュアルをご確認ください * 当機能に対応している他社システム JDL------- 専用システムに対応 IBEX 会計の資産管理機能から出力するCSV には対応しておりません EPSON--- 減価償却応援に対応 Inter KX 等の専用システムから出力するCSV には対応しておりません 弥生会計 NTT DATA( 減価償却の達人 ) MJS ICS < 注意点 > 部門コード 資産科目コード( または資産科目名称 ) 設置場所コードは CSVデータと同じ内容をA- SaaS 側で事前に登録後にインポートを実行してください 資産科目コード ( または資産科目名称 ) 資産コード 資産コード枝番が全て同一の資産データが登録 済みの場合は同一資産とみなされ インポートできません 法人税申告書 青色申告決算書 収支内訳書に資産データを連動して電子申告を行う場合 細目や資 産名などの文字列に半角カナ文字は使用しないでください 圧縮記帳の資産 償却方法を変更している資産 会計任意償却を行っている資産はインポート後 内 容を訂正してください 編集方法は簡易マニュアル 減価償却 ( 資産入力 償却資産申告書 ) を ご参照ください 減損会計 耐用年数短縮 資産除去債務は未対応ですので 当期償却額を調整してください A-SaaS にインポートする CSV ファイルの出力手順 A-SaaSに無加工のままインポートする CSVファイルを出力します インポートの実行は P12をご参照ください JDL 専用システムのみに対応 減価償却システムを起動 >[ ファイル管理 ] > [ 汎用データ出力 ] > 会社 年度を選択 >[ 固定資産データ ( 汎用データ入力用 )] > 出力条件を指定 確認 >エンターキーを押す > 任意の場所に [ 保存 ] 5
EPSON 減価償却応援のみに対応 会社 年度を選択 >メニュー [ ファイル ] >[ 外部ファイル取込 / 作成 ] >[ 作成タブ ] を選択 >[ フォルダ ] に任意の保存先を設定 >[ 資産データ ] にチェックを入れる >[OK] ボタンをクリック 弥生会計 会社を選択 >メニュー [ 拡張機能 ] >[ 固定資産管理 ] >[ 固定資産一覧 ] >メニュー [ ファイル ] >[ エクスポート ] で出力方法を以下に設定する出力帳票 固定資産計算 ( 登録 ) 表 ] 書式 [ 汎用形式 ] 区切り文字 [ カンマ (CSV) 形式 ] 出力先 [ 任意の保存先を設定 ] 拡張子は.txt.csv に変更 >[OK] ボタンをクリック NTT DATA( 減価償却の達人 ) 会社 年度を選択 >ユーティリティ [ データのエクスポート ] > [ 資産ファイル (CSV 形式 ) のエクスポート ] >[OK] ボタンをクリック > 任意の場所に [ 保存 ] MJS 減価償却システムを起動 > 会社 年度を選択 > 印刷処理 > 物件台帳 > 全資産が出力されるように設定し [ 印刷 ] をクリック > 印刷設定ウインドウで [ ファイル出力 ] をクリック >ファイル名 : 保存場所を指定し 任意のファイル名を設定する >ファイル種類 :CSV( カンマ区切り ) を選択する >[OK] をクリックする 6
ICS 会社を選択 >[ 減価償却データエクスポート ] >[ 減価償却マスターコピー 変換 移動 ] >F7[ 形式設定 ] をクリックし 以下の項目を設定するレコード形式 [ 可変長 ] 小数点の処理 [ ピリオド付き ] 数字項目囲み [ なし ] 文字項目囲み [ ダブルコーテンション ] レコードエンドサイン [ODOA] ファイルエンドサイン [1A] データ作成場所 [ 任意の保存先を設定 ] 受渡ファイル名 [ 任意のファイル名を設定 ] 項目名出力 [ する ] >[ 開始 ] ボタンをクリック 出力したファイルに拡張子 [.csv] を付加してください ( ファイルの拡張子が表示されない場合 P3をご参照ください ) 他社システムで お使いのバージョンによっては 正常にインポートできない場合があります 上記以外の方法で出力した CSV ファイルはインポート時にエラーとなりますのでご注意ください 当処理に記載されていない他社システムの資産情報 CSV ファイルは A-SaaS にインポート可能な形式に CSV ファイルを加工後 インポートします 手順等の詳細は次ページ以降をご参照ください 7
汎用フォーマット CSV ファイルの作成 他社のシステムから出力した CSV ファイルはそのままでは A-SaaS にインポートすることはできません イン ポート可能な形式の CSV ファイルを準備する必要があります ( 前項の手順により出力した CSV ファイルは 無加工のままインポートを実行できますので 当処理は不要です ) < 手順 > 汎用フォーマット CSV ファイルを作成するため資産情報 CSV ヘッダーファイルをダウン ロードします < 注意点 > 部門コード 資産科目コード 設置場所コードは CSV データと同じ内容を A-SaaS 側で事前 に登録後にインポートを実行してください 資産科目コード 資産コード 資産コード枝番が全て同一の資産データが登録済みの場合は同 一資産とみなされ インポートできません 法人税申告書 青色申告決算書 収支内訳書に資産データを連動して電子申告を行う場合 細 目や資産名などの文字列に半角カナ文字は使用しないでください エクスポートしたヘッダー名は編集するとインポートエラーとなりますので 編集しないよう ご注意ください 法定限度区分は法定償却方法に対応する限度区分コードを設定してください 設定した法定償 却方法に対して設定できない法定限度区分コードを設定した場合はインポートエラーとなり エラーとなった法定限度区分コードは取り込まれません 圧縮記帳の資産 償却方法変更をしている資産 会計任意償却を行っている資産はインポート 後 訂正してください 減損会計 耐用年数短縮 資産除去債務は未対応ですので 当期償却額を調整してください 8
資産ヘッダー CSV ファイルをダウンロードする [ 業務から選ぶ ] タブの [ 償却資産管理 ] 業務から [ 資産入力 ] をクリックします 顧問先一覧から顧問先を選択し [ OK ] をクリックするか 顧問先名をダブルクリックで選択します 9
ダウンロードした資産ヘッダー CSV ファイルを編集する ダウンロードした資産情報ヘッダー CSVファイルをExcel 等のソフトで開き 各項目を適宜編集しま す 入力必須の項目は必ず入力してください ヘッダー名 入力必須 説明 資産科目コード 必須 資産科目登録で設定済みの科目コードを半角数字で入力します 資産コード 必須 12 桁までの半角数字で入力します 資産コード枝番 資本的支出 4 桁までの半角数字で入力します 償却基本情報で [ 取得価額の特例を適用する ] として作成した場合 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 資本的支出なし 1: 当期資本的支出 2: 前期資本的支出 3: 前期までの合計 10
ヘッダー名入力必須説明 資産名部門コード設置場所コード取得年月日 必須 必須 40 文字までで入力します 法人税申告書や青色申告決算書へデータ連動する場合 半角カナ文字は使用しないでください 資産部門登録で設定済みの部門コードを半角数字で入力します 設置場所登録で設定済みの設置場所コードを半角数字で入力します 取得年月日をインポート可能な形式で入力します 例 :2012 年 4 月 1 日の場合にインポート可能なフォーマット形式 2012.4.1 H24.04.01 平 24.4.1 20120401 供用年月日 ( 必須 ) 供用年月日をインポート可能な形式で入力します 事業に供している資産は入力必須です 例 :2012 年 4 月 1 日の場合にインポート可能なフォーマット形式 2012.4.1 H24.04.01 平 24.4.1 20120401 資産増加区分 必須 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 増加なし 1: 取得時 2: 供用時 取得価額必須 12 桁までで入力します 数量必須 3 桁までで入力します 販売管理費割合製造原価割合営業外経費割合増加事由事業割合摘要構造細目法定償却方法法定耐用年数 必須 3 桁までの % の値を半角数字で入力します 3 桁までの % の値を半角数字で入力します 3 桁までの % の値を半角数字で入力します 該当する区分コードを半角数字で入力します 0: 空欄 1: 新品 2: 中古 3: 移動 4: その他 5: その他 ( 申告もれ ) 整数 3 桁小数点以下 3 桁で % の値を半角数字で入力します 24 文字までで入力します 法人税申告書や青色申告決算書へデータ連動する場合 半角カナ文字は使用しないでください 30 文字までで入力します 法人税申告書へデータ連動する場合 半角カナ文字は使用しないでください 30 文字までで入力します 法人税申告書へデータ連動する場合 半角カナ文字は使用しないでください 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 非償却資産 1: 定額法 2: 定率法 (250%) 3: 定率法 (200%) 4: 旧定額法 5: 旧定率法 6: 三年一括償却 7: のれん償却 8: リース期間定額法 9: 旧リース期間定額法 10: 少額資産特例 11: 均等償却 12: 任意償却 13: その他 ( 非連動 ) 3 桁までで入力します 11
ヘッダー名入力必須説明 法定限度区分法定償却可能限度額法定残存率 ( 必須 ) 法定残存価額 ( 必須 ) 法定備忘価額法定定率法改訂取得価額 法定償却方法に合わせて区分コードを半角数字で入力します 定額法 定率法 (250%) 定率法 (200%) 0:0 円まで 1:1 円まで 10: 生物 10 万円上限残存価額 (1 円 ) まで 11: 生物 残存価額 (1 円 ) まで 旧定額法 旧定率法 0:0 円まで 5:5%(1 円まで ) リース期間定額法 旧リース期間定額法 9: 残価保証額まで 上記以外 0:0 円まで 12 桁までで入力します 3 桁までの % の値を半角数字で入力します * 法定限度区分未設定 もしくは法定限度区分が 10: 生物 10 万円上限残存価額 (1 円まで ) 11: 生物 残存価額 (1 円 ) まで の場合は必須入力です 12 桁までで入力します * 法定限度区分未設定 もしくは法定限度区分が 10: 生物 10 万円上限残存価額 (1 円まで ) 11: 生物 残存価額 (1 円 ) まで の場合は必須入力です 12 桁までで入力します 12 桁までで入力します 期首簿価必須 12 桁までで入力します 前期繰越過不足額増加償却率特別償却区分特別措置の区分番号特別償却率割増償却期限法定特別償却額償却準備金方式実施率 12 桁までで入力します 3 桁までの % の値を半角数字で入力します 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 該当なし 1: 特別償却 2: 割増償却 3: 即時償却 5 桁までで入力します 3 桁までの % の値を半角数字で入力します 割増償却期限日を [ 西暦 ].[ 月 ] の形式で入力します 例 : 平成 25 年 4 月 2013.05 12 桁までで入力します 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 償却 1: 準備金 3 桁までの % の値を半角数字で入力します 12
ヘッダー名入力必須説明 当期償却額除却方法除却年月日除却事由法定支払期間法定期首残存期間法定当期期間申告対象資産の種類地方税耐用年数前年申告評価額当年評価額特例率分子特例率分母 必須 12 桁までで入力します 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 未除却 1: 期首全除却 2: 期中全除却 3: 前期除却 ( 償却資産申告 ) 部分除却資産は現在未対応です 除却年月日をインポート可能な形式で入力します 例 :2012 年 4 月 1 日の場合にインポート可能なフォーマット形式 2012.4.1 H24.04.01 平 24.4.1 20120401 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 空欄 1: 売却 2: 滅失 3: 移動 4: その他月数を3 桁以内で入力します 償却方法がリース期間定額法の資産はリース期間を 旧リース期間定額法の資産は改定リース期間を入力してください 月数を3 桁以内で入力します 月数を3 桁以内で入力します 対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 申告対象外 1: 申告対象対応する区分コードを半角数字で入力します 0: 非課税 1: 構築物 2: 機械装置 3: 船舶 4: 航空機 5: 車両運搬具 6: 工具器具備品 3 桁までで入力します 12 桁までで入力します 12 桁までで入力します 2 桁までで入力します 2 桁までで入力します 13
資産情報インポート 資産入力画面を表示する [ 業務から選ぶ ] タブの [ 償却資産管理 ] 業務から [ 資産入力 ] をクリックします 顧問先一覧から顧問先を選択し [ OK ] をクリックするか 顧問先名をダブルクリックで選択します 14
資産情報 CSV ファイルをインポートする 資産入力画面メニュ バーの [ ファイル ] から [ 資産をインポートする ] をクリックします 資産情報インポート画面が表示されますので インポートするファイルの種類を指定後 [ 参照 ] をクリックし ファイル参照画面からインポートする資産情報 CSV ファイルを選択します 15
*A-SaaS に登録済みの同一資産コードが CSV ファイル内に存在する場合 エラーデータとして取り 込まれませんのでご注意ください A-SaaS の減価償却データに未設定の内容が CSV ファイルに設定されている場合は その内容が表示 されます 未登録の内容を確認し A-SaaS 側で登録後にインポートを実行します インポートが完了すると確認メッセージが表示されます 内容を確認後 データを取り込む場合 は [ 確定 ] を 取り込まず終了する場合は [ キャンセル ] をクリックします * エラー内容を確認する場合は [ エラーを取得する ] をクリックし エラー情報 CSV ファイルを ダウンロードします 詳細は次ページ以降をご参照ください 16
インポート済みの資産データで部門および設置場所を登録する場合は資産入力の移動タブで訂正して下さい 詳細は資産入力 部門 設置場所を移動する をご参照ください エラー情報を取得する インポートでエラーがあった場合 エラー情報 CSV ファイルをダウンロードして内容を確認する事 ができます インポート実行後の確認画面で [ エラーを取得する ] をクリックし 任意の場所に保存します エラー情報を取得後 [ 確定 ] をクリックしますとエラーとなった資産データ以外の 資産データは取り込まれます 全データを取り込まずにインポート作業を終える時 は [ キャンセル ] をクリックします 17
エラー内容を確認する Excel を開き オフィスボタン >[ 開く ] をクリックします ファイルの種類を [ すべてのファイル ] に変更します エラー情報のファイル選択し [ 開く ] をクリックします *[ すべてのファイル ] でなければ 取得したファイルは表示されません 表示されたエラー内容を確認し インポート元の CSV ファイルでエラー箇所を訂正してください 18
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