BCR D世代の期待と現実　シングル世帯の苦悩.pptx

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ゆみかはにうだ
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1 単身 D 世代のお金との向き合い方ずさんな人生設計が最大の課題 2018 年 4 月フィデリティ退職投資教育研究所所長野尻哲史フィデリティ投信株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 388 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会一般社団法人日本投資顧問業協会

2 D 世代退職後の生活の期待と現実人生のページは 2017 年 9 月のレポート資産活用世代のお金との向き合い方を再掲期待現役者 65.7 歳で退職希望 5 割がのんびりマイペースな人生を期待最後の 5 年間は夫婦でゆったりと生活 80 代前半までの人生を想定現実退職者 ( 男性 ) の退職年齢 59.3 歳 60 歳の男性の 20% が 91 歳女性の 20% が 96 歳まで生きる時代 100 歳人生時代退職後の生活は 35 年間 100 歳人生生活費退職直前年収万円現役者の平均年収 739 万円働き方退職後年収万円目標代替率 74-57% 退職後の生活の中心が働くこと現役者 58.9% 退職者 21.6% 歳 66.6% 退職後年収に占める勤労収入の比率の推移歳 53.7% 歳 34.3% 歳 12.6% 歳の生活費の源泉公的年金 (200.9 万円または 61.7%) それ以外 (133.7 万円 ) 勤労収入 12.6% 企業年金 11.0% 資産取り崩し 5.9% 懸念される支出依然抱える住宅ローン賃貸で老後生活を継続医療費は最大懸念支出抑制できるのは食費だけ支出増なら退職後年収は不足勤労に頼れる期間は短いギャップ資産と老後 8 割が公的年金を不安と思う退職者 3 分の 1 が資産不足と感じる 82.5% が資産が必要額に届かず公的年金以外に必要な資金 229 万円 60 代の半数が 75 歳まで運用を続けたいと考える資産不足取り崩し過多をどう回避するかゆとりの老後のために最後の 5 年の生活のゆとりと人生設計の長さに影響を与えているのは資産があること年金が多いこと資産運用していること 1 単身 D 世代のお金との向き合い方

3 単身 D 世代退職後の生活の期待と現実のページは今回のレポート単身 D 世代のお金との向き合い方人生未婚者の早い退職と短い人生設計は退職後の資産準備に大きな課題を残す 15 年間の退職後生活期待現役夫婦世帯単身世帯 65 歳 65 歳 ±1 歳未婚者の 4 割が 70 代の人生を想定現実未婚退職者の退職年齢歳男性 ; 既婚配偶者有 60 歳既婚配偶者無 58 歳未婚 54 歳女性 ; 既婚配偶者有 53 歳既婚配偶者無 57 歳未婚 55 歳 60 歳の男性の 20% が 91 歳女性の 20% が 96 歳まで生きる時代 100 歳人生 40 年間の退職後生活生活費金融資産の引き出しへの依存度が高く保有資産の多寡で 2 極化も単身 D 世代 65 歳の年金受給年齢までに過度な金融資産引き出し退職後年収の 20% 近くを金融資産からの引き出しに依存している持続年数 20 年以上の資産保有者は既婚配偶者無で 19% 未婚で 24% 一方で 10 年未満の資産保有者は 44-45% あり夫婦世帯より二極化が進んでいる 2 単身 D 世代のお金との向き合い方

4 いつから始まるのか D 世代現役者は 66 歳で退職希望するが実際の退職者 ( 男性 ) は 59 歳で退職 50 代前半の現役者で退職年齢を 65 歳以上に置いているのは 46.2% 現役者の年齢別退職希望年齢 ( 単位 :%) 実年齢退職希望年齢歳歳 60 歳歳歳 70 歳以降平均退職希望年齢合計 (n=6,333) 歳歳 (n=2,214) 歳歳 (n=2,023) 歳歳 (n=1,349) 歳現役者のうち 50 代前半は 64.0 歳まで 50 代後半は 64.7 歳まで 60 代前半は 67.4 歳まで 60 代後半は 70.6 歳を退職年齢として想定退職希望年齢別の平均実年齢をみるとほぼ 10 年後を退職年齢と想定している自営業現役者の退職希望年齢は 68.5 歳会社員は 64.7 歳退職年齢は女性が 40 代でも退職していることから男性のデータで平均 59.3 歳歳 (n=747) 歳平均実年齢 52.0 歳 54.8 歳 54.6 歳 56.1 歳 58.0 歳 60.3 歳退職者の退職年齢 ( 単位 :%) 50 歳未満歳歳 60 歳歳歳平均合計 (n=6,250) 歳男性 (n=2,795) 歳女性 (n=3,455) 歳歳 (n=715) 歳歳 (n=816) 歳歳 (n=1,838) 歳歳 (n=2,881) 歳出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 3 単身 D 世代のお金との向き合い方

5 いつから始まるのか単身 D 世代単身 D 世代は想定よりかなり早い退職を余儀なくされている未婚者は希望年齢よりも退職する年齢が 10 歳前後早い婚姻別現役者の退職希望年齢と退職者の退職年齢 ( 単位 :%) 退職者現役者人数比率退職年齢人数退職希望年齢人数退職希望年齢と退職年齢の差男性 7,185 人 100% (57.1%) 59.3 歳 2,795 人 65.8 歳 4,390 人 -6.5 歳未婚 1,029 人 14.3% 53.8 歳 375 人 65.9 歳 654 人歳現役者の退職希望年齢には婚姻状態別の大きな差はない課題として残るのは実際に退職した年齢の方男性の退職年齢がほとんど 60 歳に収斂しているものの女性は平均で 50 代前半と早いこれは既婚配偶者有が専業主婦化する結果婚姻状態別には男性女性ともに未婚者がかなり早い退職となっておりこれが希望年齢と 10 年前後の格差につながっている女性既婚配偶者有 5,817 人 81.0% 60.3 歳 2,280 人 65.7 歳 3,537 人 -5.5 歳既婚配偶者無 339 人 4.7% 58.3 歳 140 人 67.3 歳 199 人 -8.9 歳 5,398 人 100% (42.9%) 53.3 歳 3,455 人 65.6 歳 1,943 人歳未婚 802 人 14.9% 55.1 歳 333 人 64.9 歳 469 人 -9.8 歳既婚配偶者有 3,886 人 72.0% 52.5 歳 2,748 人 65.6 歳 1,138 人歳既婚配偶者無 710 人 13.2% 57.0 歳 374 人 66.7 歳 336 人 -9.7 歳総計 12,583 人 (100%) 56.0 歳 6,250 人 65.7 歳 6,333 人 -9.8 歳出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 4 単身 D 世代のお金との向き合い方

6 D 世代の人生計画退職者の65% 現役者の71% が80 代前半までの人生を描いている 95 歳以上まで生きることを想定する人はわずか 5% 人生計画何歳まで生きるか ( 単位 :%) 退職者 (n=6,250) 現役者 (n=6,333) 40% 30% 平均的な人生設計は退職者で 82.6 歳まで現役者で 81.6 歳までと意外に短い 20% 10% 0% 歳歳歳歳歳歳 100 歳以上平均 ( 歳 ) 退職者 (n=6,250) 現役者 (n=6,333) 出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 5 単身 D 世代のお金との向き合い方

7 単身 D 世代の人生計画未婚者は早い身じまいを希望している未婚者は平均で 81.6 歳の人生を想定人生設計の水準は単身世帯かどうかよりも既婚か未婚かで差が出ている 70 代の人生計画と回答している人は未婚者で 40.7% に達し既婚配偶者無の 32.5% 既婚配偶者有の 30.2% を大きく上回る未婚者は退職年齢が早い分人生設計も早くしようとしている可能性がある人生計画何歳まで生きるか ( 単位 :%) 40.0% 35.0% 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 0.0% 未婚既婚配偶者有既婚配偶者無歳歳歳歳歳歳 100 歳以上未婚 (n=708) 20.2% 20.5% 30.8% 15.7% 6.1% 3.0% 3.8% 81.6 既婚配偶者有 (n=5028) 10.0% 20.2% 34.4% 23.2% 7.4% 2.4% 2.4% 82.7 既婚配偶者無 (n=514) 14.8% 17.7% 32.1% 21.4% 7.0% 3.1% 3.9% 82.7 平均 ( 歳 ) 出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 6 単身 D 世代のお金との向き合い方

8 D 世代退職後年収は 65 歳以降で 335 万円程度この水準で 35 年間生活すると 1 億 1,700 万円の資金が必要に 50 代退職者の方が退職後年収は多い退職後年収 ( 退職後の年間生活費 ) が多いセグメントは 50 代と女性歳の退職後年収は平均値では 445 万円だが中央値は 335 万円と 100 万円の差一部の高額データで平均値が高めに出ていることがその背景中央値の方が実感に近い退職者の退職後年収 ( 退職後の年間生活費 ) ( 単位 : 人万円 ) 退職後年収 ( 年間生活資金 ) 平均値退職後年収 ( 年間生活資金 ) 中央値全体 4,521 人万円万円性別男性 2,156 人万円万円女性 2,365 人万円万円年齢別 50 歳代計 1,015 人万円万円 50~54 歳 485 人万円万円 55~59 歳 530 人万円万円 60 歳代計 3,506 人万円万円 60~64 歳 1,335 人万円万円 65~69 歳 2,171 人万円万円性年齢別男性 50 歳代計 283 人万円万円 50~54 歳 116 人万円万円 55~59 歳 167 人万円万円 60 歳代計 1,873 人万円万円 60~64 歳 666 人万円万円 65~69 歳 1,207 人万円万円女性 50 歳代計 732 人万円万円 50~54 歳 369 人万円万円 55~59 歳 363 人万円万円 60 歳代計 1,633 人万円万円 60~64 歳 669 人万円万円 65~69 歳 964 人万円万円注 ) 退職者 6250 人のうちわからない回答したくない人を除いた 4521 人が対象出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 7 単身 D 世代のお金との向き合い方

9 単身 D 世代夫婦世帯の 3 分の 2 の生活水準既婚配偶者無世帯の方が未婚世帯より生活費が高め既婚配偶者無が万円未婚が 210 万円くらいの退職後生活退職者の退職後年収 ( 退職後の年間生活費 ) ( 単位 : 人万円 ) 既婚配偶者有既婚配偶者無未婚女性の既婚配偶者有の回答が高めなのは自身が退職だが配偶者がまだ退職していない可能性も単身 D 世代は生活水準が夫婦世帯の半分の水準とはならないただ既婚配偶者無と未婚では同じ単身であっても生活水準が違い既婚配偶者無の方が 1-2 割高くなっている男性女性退職後年収 ( 中央値 ) 退職後年収 ( 中央値 ) 既婚配偶者有に対する比率退職後年収 ( 中央値 ) 既婚配偶者有に対する比率歳万円 535 人万円 67.1% 40 人万円 53.1% 91 人歳万円 1084 人万円 76.1% 56 人万円 63.0% 67 人歳万円 531 人万円 60.4% 70 人万円 55.0% 68 人歳万円 753 人万円 66.4% 129 人万円 58.1% 82 人注 ) 退職者 6250 人のうちわからない回答したくない人を除いた 4,521 人が対象退職後年収は平均値のみを収載出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 8 単身 D 世代のお金との向き合い方

10 D 世代目標代替率は 8 割弱から 5 割程度まで年収が上がるほど目標代替率は低下する傾向現役時代年収 300 万円だった層は退職しても生活費はほとんど下がらない退職者の退職直前年収と退職後年収からみる目標代替率退職直前年収レンジ中央値 ( 万円 ) ( 人 ) 退職後年収平均値 ( 万円 ) ( 単位 : 万円人 %) 退職後年収中央値 ( 万円 ) 目標代替率中央値で算出 (%) 0 円円 -50 万円未満 % 万円未満 % が最も多い年収帯万円層で退職後年収は平均 445 万円中央値 354 万円目標代替率 (= 退職後年収 / 退職直前年収 ) は退職直前年収が高くなるほど低下する傾向退職直前年収万円層で 79% 万円層で 57% に退職後年収 300 万円台の目標代替率は % の水準万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 万円未満 % 750-1,000 万円未満 % 1,000-1,500 万円未満 1, % 1,500-2,000 万円未満 1, % 2,000 万円以上 2, , , % 注 ) 退職者だけを抽出して算出出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 9 単身 D 世代のお金との向き合い方

11 単身 D 世代低い目標代替率単身世帯の退職後年収は 300 万円未満がほとんど現役時代の年収が高い人ほど目標代替率は低い退職者の退職直前年収と退職後年収からみる目標代替率 ( 単位 : 万円人 %) 退職直前年収中央値 ( 万円 ) ( 人 ) 既婚配偶者有退職後年収中央値既婚配偶者無未婚 0 円既婚配偶者有目標代替率既婚配偶者無未婚 1 円 -50 万円未満万円未満 % 万円未満 % 92.6% 夫婦世帯 ( 既婚配偶者有 ) と単身世帯 ( 既婚配偶者無と未婚 ) で退職前の年収に対する退職後年収の比率 ( 目標代替率 ) に差異例えば回答者が最多の退職直前年収万円層では夫婦世帯で 6 割に対して単身世帯では 4 割単身世帯の方がより節約した退職後の生活を送っているまたは送らざるを得ないことを示唆万円未満 % 73.3% 万円未満 % 73.3% 76.2% 万円未満 % 90.5% 57.2% 万円未満 % 76.6% 59.8% 万円未満 % 64.2% 68.1% 万円未満 % 63.0% 58.6% 万円未満 % 54.2% 57.0% 万円未満 % 39.4% 45.2% 750-1,000 万円未満 % 35.6% 29.9% 1,000-1,500 万円未満 1, % 21.9% 37.9% 1,500-2,000 万円未満 1, % 2,000 万円以上 2, , , 注 ) 退職者だけを抽出して算出わからない答えたくないとの回答者を除く既婚配偶者有は 3,360 人既婚配偶者無は 334 人未婚者は 462 人なお目標代替率は既存配偶者有層ではが 3 ケタ残りでは 2 ケタ以上あるところのみ算出出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 10 単身 D 世代のお金との向き合い方

12 D 世代退職後年収の源泉は 65 歳以降で大きく変化資産取り崩しは公的年金支給までに急速に進む 65 歳になって公的年金への依存が本格化退職者の年代別退職後年収 ( 年間生活費 ) の源泉 ( 単位 :%) 退職者 (n=6250) 歳 (n=715) 歳 (n=816) 歳 (n=1,838) 歳 (n=2,881) 勤労収入公的年金の受け取り企業年金の受け取り高齢になるほど勤労収入比率が低下それを補うために公的年金の受給まで金融資産の取り崩しが進む金融資産取り崩しは 60 代前半まで 15% 内外で継続し 65 歳以降に 5.9% へ急落退職後年収 ( 中央値 ) から逆算した資産の平均取り崩し額は 60 代前半で 44.7 万円 (=330.9 万円 13.5%) 60 代後半で 19.7 万円 (=334.6 万円 5.9%) もし勤労収入がなくなれば 61.9 万円に個人年金保険の受け取り家賃不動産収入金融資産取り崩し銀行預金の取り崩し株や投資信託の配当分配金株や投資信託の一部売却家族などからの仕送りその他合計退職後年収 ( 年間生活費中央値 ) 万円万円万円万円注 ) 生活費の中央値はその金額を回答した人が対象のため総数は 4521 人で歳は 485 人歳は 530 人歳は 1335 人歳は 2171 人年間生活費の設問とその源泉に関する設問は別々で聞いているために必ずしも整合的でない部分がある出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 11 単身 D 世代のお金との向き合い方

13 単身 D 世代退職後年収の鍵は年金支給まで 65 歳までの金融資産の取り崩しが過大単身世帯の勤労収入不足が課題婚姻状態別の退職者の年代別退職後年収 ( 年間生活費 ) の源泉 ( 単位 :%) 総計歳歳勤労収入婚姻状態別の退職後年収の源泉を構成比でみると歳ではほとんど違いはないしかし 64 歳までの時代では単身世帯は夫婦世帯とは違った特徴を持つ既婚 ( 配偶者有 ) 既婚 ( 配偶者無 ) 公的年金等 ( 企業年金等含む ) の受け取り金融資産取り崩しその他退職後年収 ( 年間生活費中央値 ) 万円万円万円勤労収入公的年金等 ( 企業年金等含む ) の受け取り金融資産取り崩しその他退職後年収 ( 年間生活費中央値 ) 万円万円万円単身世帯は 64 歳までの勤労収入が 2 割にとどまりその分金融資産の取り崩しが 2 割に達する公的年金受給までの生活パターンが大きな課題といえる未婚勤労収入公的年金等 ( 企業年金等含む ) の受け取り金融資産取り崩しその他退職後年収 ( 年間生活費中央値 ) 万円万円万円注 ) 回答者は既婚 ( 配偶者有 ) が 5028 人既婚 ( 配偶者無し ) が 514 人未婚が 708 人出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 12 単身 D 世代のお金との向き合い方

14 D 世代の保有資産は十分とは言えない自分が必要と思う以上に資産を保有している退職者はわずか17.5% 35 年以上生活を支えられる資産を持つのは 2.2% 保有資産が増えるほど公的年金以外に必要な資産の総額は増える傾向にあるが年額ではそれほど増加しない保有資産 3500 万円以上で必要な資金総額を上回ることになるがこれを実現しているのは全体の 17.5% 保有資産の多い退職者ほど資産の持続年数が長くなる保有資産 2,500 万円以上で 10 年以上 5,000 万円以上で 20 年以上 1 億円を超えて 35 年以上の持続年数に退職者の保有資産別にみた公的年金以外に必要な資産額とその持続年数 ( 単位 : 万円人年 ) 保有資産保有資産中央値公的年金以外に必要な資金総額 ( 平均 ) 公的年金以外に必要な資金年額注 ) 持続年数は公的年金以外に必要な資金年額で除した数値出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月持続年数平均値中央値平均値中央値全体 6,250 人 2,634.4 万円万円万円 0 円 0 万円 202 人 1,029.9 万円万円万円 1 円 -500 万円未満 250 万円 774 人 1,191.4 万円万円万円 1.2 年 1.5 年 500-1,000 万円未満 750 万円 484 人 1,579.0 万円万円万円 3.2 年 3.8 年 1,000-1,500 万円未満 1,250 万円 312 人 1,875.0 万円万円万円 5.2 年 5.8 年 1,500-2,000 万円未満 1,750 万円 271 人 2,413.7 万円万円万円 7.3 年 8.6 年 2,000-2,500 万円未満 2,250 万円 257 人 2,293.6 万円万円万円 9.1 年 10.5 年 2,500-3,000 万円未満 2,750 万円 332 人 2,558.8 万円万円万円 11.0 年 12.3 年 3,000-4,000 万円未満 3,500 万円 278 人 3,165.6 万円万円万円 13.7 年 15.2 年 4,000-5,000 万円未満 4,500 万円 254 人 3,790.3 万円万円万円 17.7 年 19.0 年 5,000-7,000 万円未満 6,000 万円 219 人 3,795.6 万円万円万円 20.4 年 22.7 年 7,000 万円 -1 億円未満 8,500 万円 202 人 4,526.0 万円万円万円 27.3 年 31.9 年億円未満 12,500 万円 75 人 6,078.1 万円万円万円 37.4 年 41.4 年億円未満 17,500 万円 33 人 8,257.6 万円万円万円 48.9 年 51.2 年 2 億円以上 22,500 万円 30 人 1, 万円万円万円 37.1 年 56.4 年 13 単身 D 世代のお金との向き合い方

15 単身 D 世代の資産持続年数は2 極化格差が広がっている懸念単身者の 2 割程度が 20 年以上の生活をカバーする資産を保有退職者の保有資産別にみた公的年金以外に必要な資金年額とその持続年数 ( 単位 : 万円人年 ) 現在保有資産中央値 ( 万円 ) ( 人 ) 既婚配偶者有公的年金以外に必要な資金年額 ( 中央値 ) 既婚配偶者無未婚全体 4, , 既婚配偶者有持続年数既婚配偶者無未婚 0 円年以上の退職後生活をカバーする資産を持っている比率 ( 赤線での囲み ) は夫婦世帯で 14.3% 既婚配偶者無で 19.4% 未婚で 24.3% と単身世帯の方が多くなっているしかし 10 年未満の持続年数分の資産しか持たない人の比率 ( 青線での囲み ) はそれぞれ 51.5% 44.8% 43.7% 単身者の方が退職後の生活をカバーする資産の格差が大きい結果となった 1 円 -500 万円未満 ,000 万円未満 ,000-1,500 万円未満 1, ,500-2,000 万円未満 1, ,000-2,500 万円未満 2, ,500-3,000 万円未満 2, ,000-4,000 万円未満 3, ,000-5,000 万円未満 4, ,000-7,000 万円未満 6, ,000 万円 -1 億円未満 8, 億円未満 12, 億円未満 17, 億円以上 22, 注 ) 持続年数は公的年金以外に必要な資金年額で除した数値の少ない欄は計算していない青枠は持続年数が 10 年未満の欄赤枠は持続年数が 20 年以上の欄出所 ) フィデリティ退職投資教育研究所資産活用世代のお金との向き合い方アンケート 2017 年 8 月 14 単身 D 世代のお金との向き合い方

16 アンケート調査の概要調査対象者 : 歳の男女調査地域と方法 : 日本全国インターネット調査調査期間 :2017 年 8 月 1 日 ( 火 )~8 月 7 日 ( 月 ) の 7 日間 - 退職者 6,250 人現役者 6,333 人を含む 12,583 人配信パネル数 :72,651 件スクリーニング調査回収サンプルサイズ :21,602 サンプル ( 回収率 29.7%) 本調査回収サンプルサイズ :12,583 サンプル ( 条件該当率 58.1%) サンプル構成 ( 単位 : 人 %) 現年齢男性計歳歳歳歳女性計歳歳歳歳全体 12,583 7,185 1,704 1,650 1,808 2,023 5,398 1,225 1,189 1,379 1,605 構成比 100.0% 57.1% 13.5% 13.1% 14.4% 16.1% 42.9% 9.7% 9.4% 11.0% 12.8% 退職者 6,250 2, ,526 3, ,355 構成比 100.0% 44.7% 2.6% 3.9% 13.8% 24.4% 55.3% 8.8% 9.2% 15.6% 21.7% 現役者 6,333 4,390 1,542 1, , 用語の定義構成比 100.0% 69.3% 24.3% 22.2% 14.9% 7.8% 30.7% 10.6% 9.7% 6.4% 3.9% 退職会社勤め等からの退職自営業からの引退等で第一線を退いたことを想定また継続雇用などで就労を継続している場合既に退職金を受け取り現役時代から大きく年収が減っている状況は退職 ( 引退 ) に該当する退職者以前は会社勤めや自営業としてフルタイムで働いていたが現在は会社勤めや自営業から退き退職 ( 引退 ) している ( 退職後の継続雇用などを含む ) そのため 50 代でも退職 ( 引退 ) している人も退職者として計算している現役者現在現役で会社勤めや自営業としてフルタイムで働いており退職 ( 引退 ) していない人このため 60 代後半でも現役者として集計している人もいる退職後年収退職後の年間生活費を賄う総額アンケート調査では退職後の生活を支える資金の総額として聞いている生活費の他税金社会保障費関係などが含まれると想定目標代替率退職直前の年収に対する退職後年収で計算 Target Replacement Rate 日本でよく使われる所得代替率は公的年金の受給額を年金加入者平均所得で除した数値でここでいう目標代替率とは異なる生活費アンケートでは生活費 ( 税金や貯蓄を除く ) と年間の生活を支える資金の総額と別記して設問を設計前者は消費額で後者は税金などを含めた生活費 ( または上記の退職後年収 ) と表記 15 単身 D 世代のお金との向き合い方

17 アンケート調査の概要サンプル構成 ( 単位 : 人 %) 退職者現役者退職者現役者総計男性計歳歳歳歳女性計歳歳歳歳未婚既婚配偶者有既婚配偶者無総計未婚既婚配偶者有既婚配偶者無総計未婚 11.3% 13.4% 57.4% 35.1% 13.2% 5.4% 9.6% 10.1% 10.5% 10.4% 8.6% 既婚配偶者有 80.4% 81.6% 38.3% 58.7% 80.7% 90.3% 79.5% 84.3% 81.2% 79.8% 76.8% 既婚配偶者無 8.2% 5.0% 4.3% 6.2% 6.1% 4.3% 10.8% 5.6% 8.4% 9.9% 14.7% 未婚 17.7% 14.9% 21.3% 14.8% 9.4% 5.6% 24.1% 32.7% 25.2% 15.5% 12.4% 既婚配偶者有 73.8% 80.6% 75.1% 81.1% 85.8% 86.1% 58.6% 53.9% 56.3% 66.7% 63.6% 既婚配偶者無 8.4% 4.5% 3.6% 4.0% 4.8% 8.2% 17.3% 13.4% 18.5% 17.7% 24.0% 16 単身 D 世代のお金との向き合い方

18 重要情報当資料は信頼できる情報をもとにフィデリティ投信が作成しておりますが正確性完全性について当社が責任を負うものではありません当資料に記載の情報は作成時点のものであり市場の環境やその他の状況によって予告なく変更することがありますまたいずれも将来の傾向数値運用結果等を保証もしくは示唆するものではありません当資料に記載されている個別の銘柄企業名についてはあくまでも参考として申し述べたものでありその銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません当資料にかかわる一切の権利は引用部分を除き当社に属しいかなる目的であれ当資料の一部又は全部の無断での使用複製は固くお断りいたします投資信託のお申し込みに関しては下記の点をご理解いただき投資の判断はお客様自身の責任においてなさいますようお願い申し上げますなお当社は投資信託の販売について投資家の方の契約の相手方とはなりません投資信託は預金または保険契約でないため預金保険および保険契約者保護機構の保護の対象にはなりません販売会社が登録金融機関の場合証券会社と異なり投資者保護基金に加入しておりません投資信託は金融機関の預貯金と異なり元本および利息の保証はありません投資信託は国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とし投資元本が保証されていないため当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等により投資一単位当たりの価値が変動します従ってお客様のご投資された金額を下回ることもあります又投資信託は個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限取引市場投資対象国等が異なることからリスクの内容や性質が異なりますのでご投資に当たっては目論見書や契約締結前交付書面を良くご覧下さい投資信託説明書 ( 目論見書 ) については販売会社またはフィデリティ投信までお問い合わせくださいなお販売会社につきましては以下のホームページ ( をご参照くださいご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます申込時に直接ご負担いただく費用 : 申込手数料上限 4.32%( 消費税等相当額抜き 4.0%) 換金時に直接ご負担いただく費用 : 信託財産留保金上限 1% 投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用 : 信託報酬上限年率 %( 消費税等相当額抜き 1.93%) その他費用 : 上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります目論見書契約締結前交付書面等でご確認ください当該手数料費用等の上限額および合計額についてはお申込み金額や保有期間等に応じて異なりますので表示することができませんファンドに係る費用税金の詳細については各ファンドの投資信託説明書 ( 目論見書 ) をご覧くださいご注意 ) 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては一般的な投資信託を想定しております費用の料率につきましてはフィデリティ投信が運用するすべての公募投資信託のうち徴収する夫々の費用における最高の料率を記載しておりますが当資料作成以降において変更となる場合があります投資信託に係るリスクや費用は夫々の投資信託により異なりますのでご投資をされる際には事前に良く目論見書や契約締結前交付書面をご覧下さいフィデリティ投信株式会社金融商品取引業者登録番号 : 関東財務局長 ( 金商 ) 第 388 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会一般社団法人日本投資顧問業協会 BCR 単身 D 世代のお金との向き合い方

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PowerPoint プレゼンテーション資産活用世代のお金との向き合い方 D 世代の期待と現実 12,000 人アンケート 2017 年 9 月フィデリティ退職投資教育研究所所長野尻哲史フィデリティ投信株式会社 For investment professional use only and not for general public distribution 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 388 号加入協会 :

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