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かつかげさかいざわ
5 years ago
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1 ( 様式 4) 二国間交流事業共同研究報告書平成 29 年 4 月 13 日独立行政法人日本学術振興会理事長殿共同研究代表者所属部局大学院多元数理科学研究科 ( ふりがな ) まつもとこうじ職氏名教授松本耕二 1. 事業名相手国 ( フランス ) との共同研究振興会対応機関 ( CNRS ) 2. 研究課題名多変数ゼータ関数とその応用 3. 全採用期間平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ( 2 年 0 ヶ月 ) 4. 経費総額本事業により執行した研究経費総額研究交流経費 ( 直接経費 ):4,154,994 円間接経費 : 0 円初年度経費研究交流経費 ( 直接経費 ):2,203,068 円間接経費 : 0 円 2 年度経費研究交流経費 ( 直接経費 ):1,951,926 円間接経費 : 0 円 3 年度経費研究交流経費 ( 直接経費 ): 円間接経費 : 円 5. 研究組織 (1) 日本側参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名金子昌信九州大学教授津村博文首都大学東京教授大野泰生東北大学教授小森靖立教大学准教授古庄英和准教授谷口隆神戸大学准教授中筋麻貴上智大学准教授鈴木正俊東京工業大学准教授中村隆東京理科大学講師山本修司慶應義塾大学講師 ( 平成 28 年 4 月以降 ) (2) 相手国側研究代表者所属職名氏名 University Jean Monnet (Saint-Etienne) 教授 Driss Essouabri - 1 -

2 (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Gautami Bhowmik Raf Cluckers University Lille 1, Associate professor University Lille 1, CNRS Researcher Regis de la Breteche Emmanuel Fricain Stephane Fischler Stephane Louboutin Tanguy Rivoal Federico Pellarin Filippo Nuccio Xavier Roblot Institut de Mathematiques de Jussie, Professor University Lille 1, Professor Laboratoire de Mathematiques d Orsay, Associate professor Institut de Mathematiques de Marseille, Professor University Joseph Fourier, CNRS Senior Researcher University Jean Monnet, Professor University Jean Monnet, Associate professor University Claude Bernard, Associate professor *(1) (3) 共に代表者は除きます - 2 -

3 6. 研究実績概要 ( 全期間を通じた研究の目的研究計画の実施状況成果等の概要を簡潔に記載してください ) 本研究の目的は一言で言えば多重ゼータ関数の研究であるがこの分野では世界をリードしてきた日本とフランスの研究者が交流しそれぞれの国で発展してきた伝統に基づくアイデアを交換し相互訪問と討論共同研究によってさらなる発展を目指すことが共同研究事業を提案した背景であるこうした流れのそもそもの原点は新谷卓郎氏による1970 年代の研究で氏は総実代数体の Hecke の L 関数の特殊値の研究に多重ゼータ関数の理論が有用であることを見出したフランスの Cassou-Nogues, Sargos らはこの新谷氏の研究に触発されて多重 Dirichlet 級数の一般論を構築し本研究のフランス側代表者である Essouabri 氏がその流れを受け継いでいるこの方向は従来日本ではあまり顧みられていなかったまた Fischler 氏や Rivoal 氏による多重ゼータ値の無理数性超越性の研究も日本での研究方向とは異なる視点からのものであったと言えるしたがって日本学派とは異なる視点を持つフランスの研究者たちと相互交流し情報を交換することは極めて有意義であろうと考えられたそこで後述するように日仏双方のメンバーが何度も他方を訪問して討論と情報交換を行いまた共同研究集会を企画してさらなる議論と成果発表を行なった特に 2015 年 9 月 7 9 日にフランス Saint-Etienne の Jean Monnet 大学で行われた French-Japanese Workshop on Multiple Zeta Functions and Applications, 同年 11 月 9 13 日にで行われた International Conference on Zeta Functions of Several Variables and Applications, そして2017 年 3 月日にフランス Lille 第一大学で行われた Fonctions Zeta Franco-Japonaises は本共同研究事業の主要な活動と位置付けられるべきもので両国から多くの事業メンバーが参加し数多くの研究発表と極めて活発な討論共同研究が進められたこうした活動の結果 Euler-Zagier 型の多重ゼータ関数やその一般化に関する解析的研究特に負の整数点での挙動の解明 von Mangoldt 型の数論的関数を分子に載せた多重級数の解析的性質とその整数論への応用有限多重ゼータ値の構造論やそれらが満たす関係式関数体上の多重ゼータ値の理論の展開さらには荒川金子タイプのゼータ関数の研究や Schur 多重ゼータ関数の導入とその組み合わせ論的代数的な性質の解明など多岐にわたる成果が得られたさらに今後のさらなる発展へ向けての議論も相当に展開することができ将来への展望という意味でも充実した内容の共同研究事業となった - 3 -

4 7. 派遣受入実績 (1) 各研究期間中に相手国または相手国以外の国を訪問した日本側参加者氏名派遣期間主たる訪問先 ( 相手国以外の国における訪問先には下線を引き国名を明記してください委託費から支出した出張のみ記載してくださいただし日本国内出張は除きます ) 1 2 氏名所属職名小計 6 名 ( 延べ人数 ) 松本耕二教授中筋麻貴上智大学准教授鈴木正俊東京工業大学准教授大野泰生東北大学教授小森靖立教大学准教授津村博文首都大学東京教授山本修司慶應義塾大学講師鈴木正俊東京工業大学准教授鈴木正俊東京工業大学准教授中筋麻貴上智大学准教授中村隆東京理科大学講師期間 ( 現地到着日 ~ 現地出発日 ) 9 月 6 日 15 日 6 月 26 日 7 月 3 日 9 月 17 日 10 月 1 日主たる訪問先 ( 機関名国名 ) リヨン大学フランス小計 5 名 ( 延べ人数 ) 3 小計名 ( 延べ人数 ) 合計 11 名 ( 延べ人数 ) - 4 -

5 (2) 各研究期間中に受け入れた相手国参加者氏名来日期間主たる訪問先 ( 振興会から滞在費等の支給 1 2 を受けた研究者に * 印をつけてください ) 氏名所属職名 G. Bhowmik Univ Lille 1 Assoc Prof D. Essouabri Univ Jean R. de la Breteche Inst Math Jussie Prof S. Louboutin Inst Math Marseille Prof 小計 4 名 ( 延べ人数 ) F. Pellarin Univ Jean G. Bhowmik Univ Lille 1 Assoc Prof D. Essouabri Univ Jean 期間 ( 来日日 ~ 離日日 ) 10 月 28 日 11 月 18 日 11 月 2 日 19 日 11 月 2 日 12 日 11 月 2 日 18 日 10 月 22 日 27 日 11 月 3 日 17 日 11 月 13 日 23 日主たる訪問先 ( 機関名 ) 九州大学京都大学東京工業大学京都大学東京工業大学京都大学京都大学東京工業大学 3 小計 3 名 ( 延べ人数 ) 小計名 ( 延べ人数 ) 合計 7 名 ( 延べ人数 ) - 5 -

(3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Szilveszter Kovacs Adam Miklosi Marta Gacsi Peter Tamas D

(3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Szilveszter Kovacs Adam Miklosi Marta Gacsi Peter Tamas D ( 様式 4) 二国間交流事業共同研究報告書平成 29 年 4 月 18 日独立行政法人日本学術振興会理事長殿共同研究代表者所属部局中央大学理工学部 ( ふりがな ) はしもとひでき職氏名教授橋本秀紀 1. 事業名相手国 ( ハンガリー ) との共同研究振興会対応機関 ( HAS ) 2. 研究課題名空間知能化による動物行動学に基づく生活空間におけるコミュニケーションモデルの展

(3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は 参加期間も記入してください 氏 名 所属 職名 Gautami Bhowmik Raf Cluckers University Lille 1, Associ

(3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 途中から参加 / 不参加となった場合は参加期間も記入してください氏名所属職名 Gautami Bhowmik Raf Cluckers University Lille 1, Associ