(2) 相手国側研究代表者所属職名氏名 The University of Zambia 講師 John Yabe(H H は Kaampwe Muzandu) (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 氏

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このかこびき
5 years ago
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1 ( 様式 4) 二国間交流事業共同研究報告書平成 29 7 月 12 日独立行政法人日本学術振興会理事長殿共同研究代表者所属部局北海道大学大学院獣医学研究院 ( ふりがな ) ( なかやましょうた ) 職氏名助教中山翔太 1. 事業名相手国 ( ザンビア ) との共同研究振興会対応機関 ( OP ) 2. 研究課題名ザンビアのヒト家畜における毒性金属汚染の解明と家畜の金属汚染低減技術の開発 3. 全採用期間平成 27 7 月 1 日 ~ 平成 29 6 月 30 日 (2 0 ヶ月 ) 4. 経費総額本事業により執行した研究経費総額研究交流経費 ( 直接経費 ):4,283,000 円間接経費 : 0 円初経費研究交流経費 ( 直接経費 ):2,115,000 円間接経費 : 0 円 2 経費研究交流経費 ( 直接経費 ):1,880,000 円間接経費 : 0 円 3 経費研究交流経費 ( 直接経費 ): 288,000 円間接経費 : 0 円 5. 研究組織 (1) 日本側参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 氏名所属職名石塚真由美北海道大学大学院獣医学研究院教授池中良徳北海道大学大学院獣医学研究院准教授トンプソンリサ石井千尋水川葉月北海道大学大学院獣医学ヤレドベイエネ北海道大学大学院獣医学豊巻治也 (H H ) John Yabe 北海道大学大学院獣医学研究院外国人招へい教員 (H H ) 中田北斗北海道大学大学院獣医学研究院学術研究員 (H H ) カタバアンドリュー (H H ) ムザンドカンポウェ北海道大学大学院獣医学研究院外国人招へい教員 (H H ) - 1 -

2 (2) 相手国側研究代表者所属職名氏名 The University of Zambia 講師 John Yabe(H H は Kaampwe Muzandu) (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 氏名所属職名 Abel Kabalo Alan Liazambi Geoffrey Mainda Kaampwe Muzandu Kennedy Choongo Ministry of Health 統括医師 Ministry of Livestock 統括獣医師 Ministry of Livestock 統括獣医師 The University of Zambia 講師(H H , H H ) The University of Zambia 講師 6. 研究実績概要 ( 全期間を通じた研究の的研究計画の実施状況成果等の概要を簡潔に記載してください ) アフリカにおいて既に高に汚染されている地域生物に対し緊急にその対策案を提示し解決策を見出す事は喫緊の課題であるそこで当該研究では地下資源が豊富なザンビア共和国に注し 1 産業動物に蓄積する有害金属問題と2 子供における有害金属汚染をモデルケースとし環境毒性学的な視点から汚染マネージメントおよび汚染地域での応用可能な家畜における汚染低減技術の開発を的とする当該期間では汚染マネージメントにおいて最も重要な汚染源推定手法の確立および汚染低減技術の基盤データさらに子供および母親における金属汚染の現状を明らかにすることができた 1-1 鉛をはじめとした金属汚染のスクリーニング調査および汚染源推定手法水土壌および野菜家畜家禽および人の金属濃をスクリーニングし鉛およびカドミウムの汚染ルートには水ではなく土壌および野菜が重要であることを明らかにした特に鉛に関してはヤギおよびニワトリのフィールド調査および In Vivo での飼育暴露実験を行い鉛安定同位体比測定を用いることで鉱床由来の鉛暴露経路の推定手法に関する知見を得た 1-2 汚染濃低減の技術手法開発のための基礎的データの取得 βカロテンおよびアスコルビン酸を鉛とともに HepG2 細胞株に暴露しこれらの鉛に対する毒性の低減効果を In Vitro において検討した生理的な濃範囲のβカロテンおよびアスコルビン酸は鉛の活性酸素種 (ROS) 産生量を低減することを明らかにし鉛汚染の低減効果に寄与する基礎的データを取得することができた 2 子供における有害金属汚染の状況把握と国際機関との連携事業期間を通じて合計で 1030 名分の血液尿糞便母乳などの人試料を採取し現地クリニックにおいてポータブル機器 (LeadcareⅡBlood Lead Analyzer) を用いた血中鉛濃のスクリーニングを行うことが出来た本成果により明らかになった点として我々の予想以上に広範囲に鉛汚染が広がっていることが分かり早急な対策が必要であることが改めて認識されたこれらの結果は Ministry of Health 統括医師を通じてサンプルを提供頂いた現地住民の方に Feedback を行っている一方で現地で測定することができない尿糞便母乳については試料の日本への輸入を行うザンビアの大統領交代に伴う保健省の組織 - 2 -

3 改編が起こり輸出許可の取得に予定よりも時間が掛かり当該事業期間中に全てのデータを得ることは出来なかったため今後の課題となった 3 国際シンポジウムでの成果発表およびザンビア政府関係者との連携および新規展開研究成果を広く発信する的で国際国内学会で発表を行った相手国代表者の Dr. John Yabe も成果発表を行っており本事業成果をアフリカ諸国の研究者と共有討議できた特に当該研究の対象地域である Kabwe における鉛汚染は深刻でありザンビア以外のアフリカ諸国の環境毒性研究者とも情報を共有するなど二国間から複数国における研究へと発展してきた点も当該事業の成果であるさらに当該事業の成果について保健省高等教育省鉱山鉱物開発省国土自然資源環境保護省ザンビア環境保護局 (ZEMA) など多数の政府省庁機関と金属汚染対策に関する討議を行うことができたことは今後の汚染対策を実施する上で非常に重要な機会となったさらに本事業による成果が認められ代表者らのグループは新たなプロジェクトを開始することが出来ているこの新しいプロジェクトには複数分野からの専門家が参画しており複合的なアプローチによる鉛汚染の本質的な解明を図る独創的なプロジェクトである (JST/JICA SATREPS 課題名ザンビアにおける鉛汚染のメカニズムの解明と健康経済リスク評価手法および予防修復技術の開発 ) 鉛汚染を取り巻く環境汚染問題を科学的かつ包括的に解明することにより具体的な解決策の提供を的とするこれらの達成により得られた成果は Kabwe 地域のみならず他のアフリカ諸国に Good practice として水平展開されることで国際的課題である金属汚染の本質的な解決に貢献することが期待される 2018 には世界銀行 (World Bank) が Kabwe を含むザンビアの鉱山域の金属汚染対策プロジェクトを開始するが先行している我々の研究データ成果をもとに対策方針を決定することで調整が進んでおり当該事業の成果が世界銀行や Pure Earth などの国際機関のプロジェクトに貢献する結果となった 4 若手研究者の育成当該事業期間の一部において相手国代表者の Dr. John Yabe および Dr. Kaampwe Muzandu は北海道大学の外国人招へい教員制の申請が許可され教員として本学に来学した重金属測定技術や生体影響評価に関わる知識技術を取得して帰国している現在はザンビア大学獣医学部の講師として現地の若手教員や学生の指導を行っており環境毒性学分野の教育研究の活性化が期待できるさらにザンビア人の若手研究者 1 名 (Andrew Kataba 氏 ) が月に博士課程に入学しアフリカ諸国においては後発分野である環境毒性学の専門家育成を開始することができた - 3 -

4 7. 派遣受入実績 (1) 各研究期間中に相手国または相手国以外の国を訪問した日本側参加者氏名派遣期間主たる訪問先氏名所属職名小計 3 名 ( 延べ人数 ) 豊巻治也大学院獣医学研究院大学院生小計 3 名 ( 延べ人数 ) 小計 1 名 ( 延べ人数 ) 合計 7 名 ( 延べ人数 ) 期間 ( 現地到着日 ~ 現地出発日 ) 8 月 16 日 ~8 月 20 日 8 月 29 日 ~9 月 2 日 9 月 13 日 ~9 月 16 日 4 月 18 日 ~4 月 23 日 5 月 19 日 ~5 月 21 日 4 月 18 日 ~4 月 23 日主たる訪問先 ( 機関名国名 ) ザンビア大学獣医学部ザンビア Garden Court 南アフリカ共和国ザンビア大学獣医学部ザンビア 5 月 31 日 ~6 月 5 日 - 4 -

5 (2) 各研究期間中に受け入れた相手国参加者氏名来日期間主たる訪問先期間氏名所属職名 ( 来日日 ~ 離日日 ) 1 小計 0 名 ( 延べ人数 ) 2 小計 0 名 ( 延べ人数 ) 3 小計 0 名 ( 延べ人数 ) 主たる訪問先 ( 機関名 ) 合計 0 名 ( 延べ人数 ) - 5 -

共同研究報告書

( 様式 4) 二国間交流事業共同研究報告書平成 30 4 月 20 日独立行政法人日本学術振興会理事長殿共同研究代表者所属部局東海大学医学部 ( ふりがな ) はだのしんじ職氏名教授秦野伸二 1. 事業名相手国 ( 中国 ) との共同研究振興会対応機関 ( NSFC ) 2. 研究課題名東アジア人における筋萎縮性側索硬化症の発症分子機構の解析 3. 全採用期間平成 27

(2) 相手国側研究代表者 所属 職名 氏名 The University of Zambia 講師 John Yabe(H H は Kaampwe Muzandu) (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 氏

(2) 相手国側研究代表者所属職名氏名 The University of Zambia 講師 John Yabe(H H は Kaampwe Muzandu) (3) 相手国参加者 ( 実施期間中の参加者全員 ( 途中から参加 / 不参加となった方も含む )) 氏