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1 < 公開されている海洋観測情報 > 水質に関する公開情報 有明海貧酸素広域観測 ( 諫早湾 ) / 九州農政局 有明海貧酸素水塊広域連続観測 / 独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所 佐賀有明テレメータ情報サービス ( 水温 塩分 比重 潮位 気温 風向 風速 ) / 佐賀県有明水産振興センター saga_ariakesenta/telemeter.html 有明海海況 気象情報 ( 気温 平均風向平均風速 最大時風向最大風速 日射量など ) / 福岡県水産海洋技術センター 熊本県水産研究センター自動海況観測 ( 水温 塩分 溶存酸素 ) / 熊本県水産研究センター 有明海 八代海のシャットネラ等有害赤潮プランクトン分布情報 / 独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所

2 気象 海象情報 気象庁最新の気象データ / 気象庁 気象庁防災気象情報 / 気象庁 福岡県の気象情報 / 福岡管区気象台 佐賀県の気象情報 / 佐賀地方気象台 長崎県の気象情報 / 長崎海洋気象台 熊本県の気象情報 / 熊本地方気象台 川の防災情報 ( 雨量 水位 水質 積雪 ) / 国土交通省 有明海表層流況 波浪情報配信システム ( 流況 波高 周期 波向 ) / 国土交通省九州地方整備局熊本港湾 空港整備事務所 沿岸域情報提供サービス ( 略称.MICS) / 海上保安庁 Joint Typhoon Warning Center(JTWC) / 合同台風警報センター ( 米軍 ) アメリカ海軍による情報です ( 英語 ) 風速 34 ノット (17.49m/ 秒 ) になる可能性がある範囲を表示 Northwest Pacific( 北西太平洋 ) の Typhoon( 台風 ) の情報をご覧ください 特に TC Warning Graphic( 台風警報図 ) を見てください (Typhoon 番号が気象庁発表のものと異なる場合があります ) 接近時は 3 Hour Position Update Graphic(3 時間位置更新図 ) が表示される場合があります 時間表示は協定世界時 (UTC) ですので 日本時間 (JST) へは 9 時間足してください ( 例えば 協定世界時 11 時は日本時間 20 時 ) [ より引用 ]

3 < 用語集 > SMB 法 [ えすえむびーほう ]: 海上での風速 吹送 ( すいそう ) 距離 吹送時間などの要素 をもとに 有義波の波高と周期を推定する実用的な方法の一つ 換算沖波 [ かんさんおきなみ ]: 地形変化が及ぼす波の屈折や回折の影響を考慮した仮想の沖波 ガンベル分布 [ がんべるぶんぷ ]: 波高の確率密度分布を統計的に表す確率分布で 波浪推算に使用される 同様な分布に ワイブル分布 がある 細粒分 [ さいりゅうぶん ]: 粒径 0.075mm 未満の土の粒子 底質のシルト分と粘土分を合わせた成分の名称 地盤高 [ じばんだか ]: 標高ともいう 標高は 東京湾平均海面を基準とした値 (TP ともいう ) ほかに 港湾 海岸ごとに決められた水深の工事用基準面や 潮汐観測に用いられる観測基準面を基準とした値もある (DL ともいう ) シールズ数 [ しーるずすう ]: 波浪による底質の移動しやすさを示す無次元量 底質を動かそうとする波浪や潮流による外力 ( 底面せん断力 ) と 底質の自重による抵抗力との比で表される シールズ数が 未満では底質は移動しないが 0.044~0.06 で掃流移動状態となり 0.1 以上で浮遊移動状態となる シールズ数が 0.2 より大きくなると底面が侵食されて アサリは定着できないとされる シールズ数は 次式により算定される 2 1 ρ f cw u Ψ = 2 ( ρ ρ) gd s Ψ : シールズ数 ρ : 海水の密度 ρ : 底質土粒子の密度 g : 重力加速度 (m/s 2 ) D : 底質の中央粒径 (mm) u : 底面波浪流速 (m/s) f cw : 摩擦係数 s 数値シミュレーション [ すうちしみゅれーしょん ]: 実際の海域で起こる現象を再現するために用いる予測方法のひとつ 計算機上で仮想の空間を設定して 実際の海域を再現するための条件や計算式を作成して 演算をおこなう解析方法 地形等の模型を水槽内に作成して 水を満たした状態で外力を加えて現況を再現 解析する水槽実験と異なり 計算機内で条件を変えて計算を繰り返すことが可能である 着底基質 [ ちゃくていきしつ ]: アサリ等の二枚貝類や巻貝類の浮遊幼生が底生生活に移る

4 ために付着する材料 干潟域では砂粒や礫など 中央粒径 [ ちゅうおうりゅうけい ]: 通過質量百分率が 50% の粒径を指し d 50 D 50 および Md などと略すことがある なお 底質の粒度分布の特徴を表現する値には 中央粒径以外にも最頻値 淘汰度 尖度 歪度 最大粒径などがある 粒度分布をわかりやすく図示するには ヒストグラムや積算 ( 累積 ) 曲線が用いられる 柱状採泥 [ ちゅうじょうさいでい ]: 長尺の円筒形のパイプ ( 鋼製またはプラスチック製 ) を海底面に垂直に打ち込み 海底の堆積層を保った状態で採集する方法 海底面からの深さごとの底質を比較する目的で実施する 底質 [ ていしつ ]: 海浜や海域を構成する堆積物の総称 またはその性質 主に石 礫 砂など鉱物起源の物質と 貝殻片 サンゴ片 その他の生物遺骸など生物起源の物質から構成される 鉱物起源の底質は 粒子の大きさ別に石分 ( 直径 75mm 以上 ) 礫分 ( 同 2 ~75mm) 砂分( 同 0.075~2mm) シルト分 ( 同 0.005~0.075mm) 粘土分( 同 0.005mm 未満 ) に大分される 適性指数 [ てきせいしすう ]: 評価種の生息条件を規定する食物 繁殖条件などの環境要因別に 0( まったく適さず ) から 1( 最適 ) までの数値で適性度合いを表現したもの そのモデルを SI(Suitability Index) モデルという 漂砂 [ ひょうさ ]: 波浪 潮流 沿岸流などによって土砂が移動する現象 または移動する土砂のこと 貧酸素水塊 [ ひんさんそすいかい ]: 水中の溶存酸素量が極めて不足している孤立した水塊 あるいはこのような水塊の占める水域のこと これらの移動により 海中あるいは海底に生息する生物の大量死が発生し 漁業や養殖業といった水産業において壊滅的な打撃をもたらすことがある 浮泥 [ ふでい ]: 河川などから流入あるいは海底に堆積していた泥 有機物の粒子が流れなどで巻き上げられ 沈殿せずに海底付近で浮遊している状態 特に生物由来の有機物も粒子からなる浮泥を 有機浮泥 ( デトリタス ) と区別することもある ワイブル分布 [ わいぶるぶんぷ ]: 波高の確率密度分布を統計的に表す確率分布で 波浪推算に使用される 同様な分布に ガンベル分布 がある

5 < 本ガイドラインに掲載した技術の一覧 > 対象減少要因対応策二枚貝 本ガイドラインに掲載し ている技術 掲載 ページ 着底基質 効率的な覆砂 ( 帯状の覆砂 ) 帯状覆砂による底質改善 基質供給技術 61 底質環境の変化 の供給流動の促進 海砂の代替材として砕石を用いた覆砂作澪 砕石による代替覆砂材活用技術作澪によるアサリ漁場環境改善技術 アサリ 浮泥堆積 の抑制 杭の打ち込みや 網の敷設 杭および網による 浮泥堆積抑制技術 121 貧酸素水塊 曝気 防除幕による水塊隔離と 微細気泡装置による酸素供給 微細気泡装置によるアサリ漁場環境改善技術 141 波浪などの物理環境 に起因する減耗 基質流出 の抑制 小規模構造物による覆砂材およびアサリの流出抑制 砂止潜堤による覆砂材の流出低減技術 97 サルボウ ガイ 稚貝密度の低下 着底基質 の供給 パーム 貝殻等貝殻覆砂技術 111 高水温 下層水 利用 揚水式曝気 揚水式曝気装置によるカ キ養殖場環境改善技術 177 生殖腺成熟に伴う 生理異常 抑制潮間帯利用潮間帯利用技術 197 カキ 避難潮間帯利用潮間帯利用技術 197 貧酸素水塊 曝気 微細気泡装置による 酸素供給 揚水式曝気 微細気泡装置によるカキ漁場環境改善技術揚水式曝気装置によるカキ養殖場環境改善技術

6 < 有明海漁場環境改善技術検討委員会委員名簿 > 本ガイドラインの内容は 以下の専門家および漁業関係者などの有識者からなる 有明海漁場環境改善技術検討委員会 により検討されたものである 氏名 ( 敬称略 ) 三本菅善昭 ( 委員長 ) 滝川清本城凡夫有瀧真人 所属 役職独立行政法人水産大学校名誉教授熊本大学沿岸域環境科学教育研究センターセンター長教授香川大学瀬戸内圏研究センターセンター長特任教授独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所 有明海 八代海漁場環境研究センターセンター長 關哲夫秋元聡川村嘉応一丸俊雄川崎信司宇野晶江口浩介池畑健次白石治朗 元独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所所長福岡県水産海洋技術センター有明海研究所資源増殖課長佐賀県有明水産振興センター副所長長崎県総合水産試験場環境養殖技術開発センター所長熊本県水産研究センター浅海干潟研究部長福岡有明海漁業協同組合連合会専務理事佐賀県有明海漁業協同組合専務理事長崎県漁業協同組合連合会専務理事熊本県漁業協同組合連合会参事 ( 平成 25 年 3 月時点 )

7 編集協力一般社団法人マリノフォーラム 21 芙蓉海洋開発株式会社五洋建設株式会社日本ミクニヤ株式会社 問い合わせ先 水産庁増殖推進部研究指導課 TEL: ( 代表 ) 内線 6780 一般社団法人マリノフォーラム 21 TEL:

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