11 柏崎真理 前田 そこで 本論文では 家庭科学習の基礎となる小学 弥生 家庭科教科書に記載されている用語と 家庭科の授業 校家庭科の学習内容がどれだけ身についているのかを 以外での裁縫経験の有無を家庭科の授業中に調査した 明らかにするために 小学生 中学生および生を 小学校家庭科教科書に記載され

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1 弘前教育学部紀要 第11号 年月 Bull. Fac. Educ. Hirosaki Univ Mar 小 中 生を対象とした被服製作用語の知識の実態 Survey of Knowledge on Words about Dressmaking for Elementary School Children, Junior High School Students, and College Students 柏崎真理 前田 Mariko KASHIWAZAKI, 要 Yuya MAEDA, 弥生 Yayoi HIKAGE* 旨 小学5年生から生までの計639名を対象に 小学校家庭科教科書に記載されている被服製作用語について用 語に関する知識39項目と技能の自己評価17項目を調査した その結果 以下のことが明らかとなった 用語に関する知識では いずれの項目も小学5年生から中学年生にかけて 知っている 割合が高くなり 小 学校家庭科学習の効果がみられた しかし 生では中学生に比べて減少傾向にあり 小学校で学習したことが 定着していないことが示唆された 技能の自己評価では 用語に関する知識と同様に小学5年生から中学年生に かけて できる 割合が著しく増加したが 中学年生から生にかけては男で減少 女で維持または減 少した しかし 家庭での裁縫経験がある生では 日常使う裁縫技能の項目で できる 割合は高く 裁縫経 験は技能程度を高めることがわかった キーワード 緒 小学校家庭科 被服製作用語 用語に関する知識 技能の自己評価 裁縫経験 言 は 生活のなかに解決を必要とする新しい問題を発見 小学校学習指導要領における家庭科の目標 には 日常生活に必要な基礎的 基本的な知識及び技能を し 問題を生活構造に照らし 具体的解決によって生 活を改善 向上する力であり また 生活スキルは 身に付け 家庭生活をよりよくしようとする実践的な 生活を営むために必要な認識と実践 と 生活をつ 態度を育てる ことが掲げられ 被服製作実習や調理 くるために必要な認識と実践 を結びつなぐ力である 実習などを通して その目標を達成することが記載さ と定義している つまり 生活の問題を発見し どう れている しかし 現代の日本社会は物質的に満たさ 解決するかという問いを立てることが出発点であると れ 調理や被服製作の技能がなくても生きていける社 述べている 会になりつつある そのため 家庭科で児童 生徒が また 河村 は どもたちが生活にかかわる技 技能 技術を学習することについて問い直す必要があ 能 技術を身につけることについて 今ここで 必 ると考える 要になるもの 今必要ではないが 将来に向けて必要 いつの時代でも 私たちはその社会に適合した生活 となるものがあるが どもたちが現時点で生活を見 を創造していかなければならない そのために 生活 つめ 今ここで 将来に向けて必要と思う生活にかか について学ぶ家庭科で 生活スキル を学ぶことは わる技能 技術を身につけること つまり 習得した 意義がある 青木 によると 従来の家庭科教育は 技能 技術が自分自身で必要かどうかを判断する能力 家庭生活が社会との相互関係のもとで営まれるにもか が大切であると述べている さらに河村は 生活スキ かわらず かつては 社会との相互関係を位置づけて ルは単なる技能や技術の習得だけではなく 生活のな いない家庭生活 社会との相互関係で諸問題や諸矛盾 かで必要な判断力 総合力を身につけることが必要で を抱えていない家庭生活を前提とした生活技術や生活 あり 自身の生活認識を高め 自己認識を深めること 技能の習得に主眼がおかれがちであった 生活スキル が必須であるとしている 弘前教育学部 Department of Home Economics Education, Faculty of Education, Hirosaki University

2 11 柏崎真理 前田 そこで 本論文では 家庭科学習の基礎となる小学 弥生 家庭科教科書に記載されている用語と 家庭科の授業 校家庭科の学習内容がどれだけ身についているのかを 以外での裁縫経験の有無を家庭科の授業中に調査した 明らかにするために 小学生 中学生および生を 小学校家庭科教科書に記載されている被服製作用語 対象に 小学校家庭科教科書に記載されている被服製 は 用具 に関する語群 以下 用具 語群 15項 作用語の知識の実態を把握することを目的とした 目 縫製方法 に関する語群 以下 縫製方法 語 群 19項目 布 型紙 に関する語群 以下 布 方 法 型紙 語群 5項目の計39項目で それぞれについて 調査時期および調査対象 知っている または 知らない で回答させた こ 調査対象 調査対象者を表に示す 本研究の目 れを 本研究では著者らの先行研究 と同様に用語に 的から 調査対象者は家庭科の学習を始めて間もな 関する知識とした また 縫製方法 語群19項目の い小学5年生 小学校での家庭科学習が色濃く残っ うち 本どり 本どり を除く17項目について ている中学年生 卒業間際で小学校と中学校の家 は できる または できない についても回答さ 庭科学習を行っている中学年生 小学校の学習か せた これを技能の自己評価4 とした これら全ての ら8年 1年経過している生 以下 順に 用語は 図と図に示した 生とする とした 調査対象人 数は 11名 197名 189名 生 143名である 裁縫経験の有無については あり または なし で回答させた 調査用紙の例を表に示す 調査時期 調査対象を選んだ上記1 の理由より とは27年5月に は同年12月に 大 学生は同年1月に実施した 調査内容および方法 調査内容の模式図を表に示す 調査内容は小学校 表 調査対象 名 男 女 小学5年生 中学年生 97 1 中学年生 生 計 計 表 調査用紙の例 番号 項目 知っている 知らない できる できない 1 針に糸を通す 2 玉結び 3 玉どめ 4 ぬいとり 5 ボタン付け 結果および考察 用語に関する知識 各調査項目における用語に関する知識 用語に関する知識を項目別に図に示す 39項目の 知っている 割合は 総じて女の方が 男より高く 学年進行により高くなった しかし 男の方が高かった項目はでは みみ の項目 では 四つ穴ボタン チャコえんぴつ 糸切 りばさみ 裁ちばさみ 縫い針 まち針 巻 き尺 メジャー ものさし ぬいしろ の9項 目 では ピンキングばさみ 玉結び よこ 糸 たて糸 の項目 生では 縫い針 巻 き尺 メジャー 針に糸を通す の項目で 中 では他の学年に比べて男の方が 知っている 割 合が高い項目が多くみられた また 足つきボタン と ピンキングばさみ では 全ての学年で 知って いる 割合が低かった さらに 各項目について男女 間の有意差を調べたところ 図に示したように 小 5が16項目 が1項目 が16項目 生 が24項目で女の方が男より優位となった また

3 小 中 生を対象とした被服製作用語の知識の実態 111 布 型紙 に関する語群 しるしつけ 並縫い では すべての学年で女の いる 割合はどの学年においてもほぼ1 であった 方が優位となった これより 有意差がみられた項目 その他の項目については 中学年生で 知ってい 数は学年進行により増加する傾向がみられた る 割合が高くなったが 生になると特に男に 用具 語群では 中学生の段階で 知っている おいてその割合は減少した 男女間の有意差を調べた 割合が1 近い項目が多くみられた しかし 足つ ところ では6項目 では7項目 では きボタン では 知っている割合は低く 男では 8項目 生では14項目で有意差がみられ いずれ で2.7 で68.8 で61.5 生で の項目でも女の方が男より優位だった 48.1 となり これは女でも同様だった また ピ 布 型紙 語群では ぬいしろ と 型紙 の ンキングばさみ も男女とも同様に低かった 男女間 知っている 割合が高く 両項目とも と の有意差を調べたところ では8項目 では 生の男は約8 と生の女は約95 だっ 項目 では5項目 生では5項目で有意差 た 一方 みみ ではその割合が低く 特にで がみられ いずれの項目でも女の方が男より優位 は男女とも約15 だった 男女間の有意差を調べたと だった ころ では項目 では項目 では 縫製方法 語群では 玉どめ 玉結び 針 に糸を通す など 日常的によく使う項目の 知って 項目 生では5項目すべてに有意差がみられ い ずれの項目でも女の方が男より優位だった

4 112 柏崎真理 前田 語群別の用語に関する知識 弥生 し 布 型紙 語群では男で低下 女で向上し 用語に関する知識を語群別に表に示す 語群別の ていることがわかった 知っている 割合の平均値は 用具 84.1 縫製方法 7.2 布 型紙 59.3 の順と 技能の自己評価 なり 用具 に関する語群が他の語群よりも高かっ 各調査項目における技能の自己評価 た また いずれの語群でも 知っている 割合は 技能の自己評価を項目別に図に示す 女の方が男よりも高かった 17項目の できる 割合は 総じて女の方が男 より高く 特にとで高くなった 男の方が 䋴䇭 䈮㑐䈜䉎 㵪 䈱䇸 䈦䈩䈇䉎䇹 ว䋨䋦䋩㵪 ዊ䋵 䈀 䈁 㪍㪋㪅㪍 䈀 ᣇᴺ䈁 㪋㪇㪅㪐 䈀Ꮣ䊶 䈁 㪉㪎㪅㪊 䇭䇭䇭䇭ሶ ਛ䋱 ਛ䋳 㪏㪍㪅㪊 㪏㪌㪅㪐 㪎㪍㪅㪍 㪎㪎㪅㪐 㪍㪍㪅㪎 㪍㪇㪅㪌 ᄢቇ 㪏㪋㪅㪐 㪌㪎㪅㪋 㪌㪌㪅㪉 ዊ䋵 㪏㪇㪅㪇 㪌㪍㪅㪈 㪋㪉㪅㪉 ᅚ䇭䇭䇭䇭ሶ ਛ䋱 ਛ䋳 㪏㪎㪅㪐 㪐㪈㪅㪍 㪏㪌㪅㪉 㪏㪎㪅㪍 㪎㪍㪅㪋 㪍㪍㪅㪈 高かった項目は項目のみで の 玉結び と大 ᐔဋ 学生の 針に糸を通す で 用語に関する知識と比較 ᄢቇ 㪐㪈㪅㪌 㪏㪋㪅㪈 㪎㪐㪅㪐 㪎㪇㪅㪉 㪏㪇㪅㪇 㪌㪐㪅㪊 してその項目数は少なかった 項目別にみると できる 割合は 玉どめ 玉 結び 針に糸を通す が全ての学年で高かった 中 との 知っている 割合の差は 用具 でも 針に糸を通す は 女ではで98.2 中 語群の男で21.7ポイント 女で7.9ポイント 縫 とで99. 生で98.9 となり 男でも 製方法 語群では男で35.7ポイント 女で2 生で1 になるなど 男女とも極めて高かった ポイント 布 型紙 語群では男で39.4ポイント しかし かがり縫い は他の項目に比べ低く 男 女で34.2ポイントと いずれも大きく増加した こ ではで11.3 で4.2 で42. 大 れは 特に男で顕著だったが 用具 語群の女 学生で11.3 となり 女でも できる 割合が最も ではそれほど増加しなかった これは 女の 高かった学年 でも6 に満たなかった 知っている 割合が8 を超えていたためである さらに 各項目について男女間の有意差を調べたと 一方 と生の 知っている 割合の差は ころ 図に示したように が9項目 が8 用具 語群の男で 1.ポイント 女で.1ポ 項目 が6項目 生が14項目で 生で多 イント 縫製方法 語群では男で 2.5ポイント くみられた また いずれの項目でも女の方が男 女で 7.7ポイント 布 型紙 語群では男で より優位となった また ボタンつけ しるしつ 5.3ポイント 女で13.9ポイントとなり 男では け 並縫い では すべての学年で女の方が優位 つの語群とも減少傾向 女では語群により異なった となった これより 用具 語群では男女ともの 知って 語群別技能の自己評価 いる 割合をほぼ維持しているが 縫製方法 語群 技能の自己評価を語群別に表5に示す では男女ともに比べて 知っている 割合は低下 できる 割合は いずれの学年でも女の方が男 䳅 ᣇᴺ䳆ߦ㑐ߔࠆ

5 小 中 生を対象とした被服製作用語の知識の実態 表5 技能の自己評価 縫製方法 できる 割合 生で52.8 に増加した 一方 女では で 男 73.2 にかけて約5ポイント減少するが 生で再び 女 は約7 だったが では8 に増加し そこから 74.7 高い値 84.3 になった これより 男女ともに学 年が進行するにつれて増加傾向がみられ 生では よりも高かった また できる 割合は 男女と 調査対象学年の中で最も高い値になった もからにかけて大きく増加し から 次に 同じ学年の あり の割合を男女で比較する はほぼ同じ割合を維持するが から生にかけ と どの学年でも女の方が男より高くなった そ ては減少した との差をみると 男では の差は では36.3ポイント では47.ポイン 5.6ポイント 女では43.5ポイント と生 ト では35.6ポイント 生では31.5ポイント の差は 男では21.2ポイント 女では5.6ポイント と で最も差が大きく 生で最も小さくなった で いずれも男の方が大きかった これより 被服 生で あり の割合が高かったことは 一人暮ら 製作技能は男女ともからにかけては著しく上 しの学生が多いことがつの要因であると推察された 達し 中学校段階ではその程度を維持するものの 大 学生では後退し その後退は男の方が顕著であるこ 裁縫経験の有無と技能の自己評価 できる 割合 とが分かった との関係 裁縫経験の有無と技能の自己評価 できる 割合と 裁縫経験の有無 のクロス集計の結果を表7に示す 裁縫経験 あり の割合 以下 あり の割合 学年進行からみた両者の関係 を表6に示す 男 の学 年 ごと の で き る 割合 の平 均 をみ る あり の割合を学年進行でみると 男では 小 と 縫製経験 あり のグループ 以下 あり の 5からまでは35 前後でほぼ同じ割合だったが グループ は 25.7 表6 裁縫経験 あり の割合 29.2 生 3.5 と 学年進行に伴い高く あり 男 女 なった しかし 裁縫経験 なし のグループ 以 84.3 下 なし のグループ では 13.5 から 47.5 にかけて増加するが それ以降は 42.1 生 2. と減少した 表7 男の裁縫経験の有無と できる 割合との関係 男 経験あり 経験なし 経験あり 項目 女 経験なし 針に糸を通す 37. 玉結び 31.5 玉どめ 2.4 ぬいとり ボタン付け 5.6 しるしつけ 9.3 布の裁ち方 まち針のうち方 7.3 しつけ 二つ折り 三つ折り 5.5 並縫い 本返し縫い 半返し縫い かがり縫い ミシン縫い 直線 ミシン縫い 角 平均

6 114 柏崎真理 前田 一 方 女 の あ り の グ ル ー プ で は 小 5 弥生 により著しく向上するが その維持あるいは向上には 33.4%) から 69.5 にかけて増加し それ以 日常生活の中での実践が影響することが明らかとなっ 降は 62.3 と生 64.9 ともほぼ同じ た そのためには 家庭科教育では技能習得で終始す 割合となった しかし なし のグループでは 小 るのではなく なぜこの技能が必要なのか どのよう 5 6.2 から 13.6 および 18. な時にこの技能は使用するのか あるいは使用したら にかけて増加するが 生 9.7 で著しく減少し よいのか などについて家庭科の授業でども達に理 男の なし のグループと同様な傾向を示した 解させるとともに 生活での活用場面を意識した授業 これより 一度習得した縫製技能は日常生活のなか で実践することで家庭科終了後も維持されることが明 らかとなった 男女別にみた両者の関係 できる 割合の平均を男の あり と なし のグループを各学年で比べると で は なし のグループの方が あり のグループより 高くなったが 生では あり のグループの方が 構築が求められる まとめ 小学5年生から生までの計639名を対象に 小 学校家庭科教科書に記載されている被服製作用語につ いて用語に関する知識39項目と技能の自己評価17項目 を調査した その結果 以下のことが明らかとなった 用語に関する知識では いずれの項目も小学5年生 から中学年生にかけて 知っている 割合が高くな 高くなった 一方 女では 全ての学年で あり り 小学校家庭科学習の効果がみられた しかし 大 のグループの方が高くなった これより 女では裁 学生では中学生に比べて減少傾向にあり 小学校で学 縫経験の有無と技能の自己評価との関連が明確にみら 習したことが定着していないことが示唆された れたが 男では生のみでみられ およびではみられなかった 技能の自己評価では 用語に関する知識と同様に小 学5年生から中学年生にかけて できる 割合が そこで 小 中 高校における家庭科での被服製 著しく増加したが 中学年生から生にかけては 作学習の影響が少なく 日常生活における裁縫経験 男で減少 女で維持または減少した しかし 家 の影響が大きいと考えられる生男と女につ 庭での裁縫経験がある生では 日常使う裁縫技能 いて詳細にみた まず あり のグループの でき の項目で できる 割合は高く 裁縫経験は技能程度 る 割合が なし のグループのそれより1ポイン を高めることがわかった ト以上高かった項目を調べたところ 男では 玉 日常生活の実践を高めるためには 家庭科の授業で どめ ボタンつけ 布の裁ち方 しつけ 並縫 ども達に理解させるとともに 生活での活用場面を い 本返し縫い 半返し縫い の7項目 女では 意識した授業構築が求められる すべての項目がそれにあてはまった 次に 全ての項 目について有意差をみたところ 男では ボタンつ け しつけ 本返し縫い 半返し縫い の項目 で 女では 針に糸を通す 玉結び ボタンつ け まち針のうち方 の項目で あり のグルー プの方が なし のグループより優位になった 1ポ 謝辞 本研究にご協力頂きました児童 生徒のみなさ んと教員の方々に心より感謝申し上げます 引用 参考文献 文部科学省 小学校学習指導要領 日本家庭科教育学会 シリーズ生活をつくる家庭科 イント以上差があり かつ有意差がみられた項目は 第巻 男女とも項目で 男では ボタンつけ しつけ ス出版 11 27(27) 本返し縫い 半返し縫い 女では 針に糸を通 す 玉結び ボタンつけ まち針のうち方 だっ 個人 家族 社会をつなぐ生活スキル ドメ 前掲 P. 42 日景弥生 鳴海多恵 被服製作用語に関する知識の た これらはいずれも 日常生活でよく使われる技能 実態 であるから 学校卒業後も裁縫経験のある人はこれら 日本家庭科教育学会誌 の できる 割合が高いことがわかった また 家庭 5 布施谷節 高部啓 家政系女短大生における手 科教育が終了しても生活の中で裁縫を行っている人は 技能程度が向上することが示唆され 布施谷らの報告5 を検証した 以上のことより 被服製作技能は小学校家庭科学習 弘前市内の小学生と生を対象として 縫いの技能の実態 被服製作の知識と過去の経験と の関連性 日本家庭科教育学会誌 受理

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