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1 Z 65 E 第一問 相続税法解答速報 問 1 の解答は 1 枚目から 3 枚目に 問 2 の解答は 4 枚目及び 6 枚目の所定の箇所に記入しなさい 問 1 1. 遺産の全部又は一部が共同相続人又は包括受遺者によって分割されていない場合において 相続税の申告書の作成に 当たって注意しなければならない相続税に関する規定 [10 点 ] ⑴ 未分割である場合 ❹ 相続税について申告書を提出する場合又は更正若しくは決定をする場合において 相続又は包括遺贈により取得 した財産の全部又は一部が共同相続人又は包括受遺者によってまだ分割されていないときは その分割されていな い財産については 各共同相続人又は包括受遺者が民法 ( 寄与分を除く ) の規定による相続分又は包括遺贈の割 合に従ってその財産を取得したものとしてその課税価格を計算する ⑵ 配偶者に対する相続税額の軽減 ❹ 相続税の期限内申告書の提出期限 ( 以下 申告期限 という ) までに その相続又は遺贈により取得した財産 の全部又は一部が共同相続人又は包括受遺者によってまだ分割されていない場合における配偶者に対する相続税 額の軽減の適用については その分割されていない財産は 配偶者に係る相続税の課税価格 ( 生前贈与加算及び相 続時精算課税適用財産の価額を加算した後の相続税の課税価格とみなされた金額 ) の計算の基礎とされる財産に 含まれない ⑶ 小規模宅地等についての相続税の課税価格計算の特例 ❷ 小規模宅地等の特例は 申告期限までに共同相続人又は包括受遺者によって分割されていない特例対象宅地等に については 適用しない (1)

2 問 1 ( 続き ) 2. 相続税の申告書の提出期限までに分割されていなかった遺産が その後 分割された場合の相続税 ( 附帯税を除く ) の課税上の取扱い及び申告等の特則規定 [15 点 ] ⑴ 配偶者に対する相続税額の軽減 ❸ 上記 1⑵ の場合において その分割されていない財産が申告期限から 3 年以内 ( その期間内にその財産が分割さ れなかったことにつき やむを得ない事情がある場合において 納税地の所轄税務署長の承認を受けたときは そ の財産の分割ができることとなった日の翌日から 4 月以内 以下同じ ) に分割された場合には その分割された 財産については この限りでない ⑵ 小規模宅地等についての相続税の課税価格計算の特例 ❷ 上記 1⑶ の場合において その分割されていない特例対象宅地等が申告期限から 3 年以内に分割された場合に は その分割されたその特例対象宅地等については この限りでない ⑶ 手続規定 1 更正の請求 ❻ 相続税について申告書を提出した者又は決定を受けた者は 次のいずれかの事由によりその申告又は決定に係 る課税価格又は相続税額が過大となったときは それぞれの事由が生じたことを知った日の翌日から 4 月以内に 限り 納税地の所轄税務署長に対し 更正の請求をすることができる イ上記 1⑴ の場合において その後その財産の分割が行われ 共同相続人又は包括受遺者がその分割により取 得した財産に係る課税価格がその相続分又は包括遺贈の割合に従って計算された課税価格と異なることとな ったこと ロ上記 2⑴ に該当したことにより その後その財産の分割が行われた時以後において 配偶者の税額軽減を適 用して計算した相続税額が その時前においてこの規定を適用して計算した相続税額と異なることとなったこ と ( 上記イに該当する場合を除く ) ハ上記 2⑵ の場合その他既に分割された財産について それぞれ小規模宅地等の計算の特例を受けていなかっ た場合として一定の場合 (2)

3 問 1 ( 続き ) ➁ 期限後申告 ❷ 期限内申告書の提出期限後において上記 1 イの事由が生じたため新たに期限内申告書を提出すべき要件に該 当することとなった者は 期限後申告書を提出することができる 3 修正申告 ❷ 期限内申告書又はその申告書に係る期限後申告書を提出した者 ( 相続税について決定を受けた者を含む ) は 上記 1 イの事由が生じたため既に確定した相続税額に不足を生じた場合には 修正申告書を提出することができ る 合計 25 点 (3)

4 問 2 ⑴ 教育資金の非課税の概要 [5 点 ] 平成 25 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日までの間に 個人 ( 教育資金管理契約締結日において 30 歳未満の者に限 る ) が その直系尊属と信託会社との間の教育資金管理契約に基づき信託受益権を取得した場合 その直系尊属か らの書面による贈与により取得した金銭を教育資金管理契約に基づき銀行等の法施行地にある営業所等において預 金若しくは貯金として預入をした場合又は教育資金管理契約に基づきその直系尊属からの書面による贈与により取 得した金銭等で金融商品取引業者の営業所等において有価証券を購入 ( 以下 預入等 という ) した場合には その 信託受益権 金銭又は金銭等の価額のうち 1,500 万円までの金額 ( 既にこの規定の適用を受けた金額を控除した残額 ) に相当する部分の価額については 贈与税の課税価格に算入しない ⑵ 教育資金の非課税の適用を初めて受ける際の手続き [2 点 ] ⑴ の規定は 受贈者が教育資金非課税申告書をその教育資金非課税申告書に記載した取扱金融機関の営業所等を経 由し 預入等をする日までに その受贈者の納税地の所轄税務署長に提出した場合に限り 適用する ⑶ 祖母 X からの金銭贈与について 教育資金の非課税の適用を受けるための手続きと注意すべき点 [5 点 ] 1 手続き ❸ 受贈者が既に教育資金非課税申告書を提出している場合において その教育資金非課税申告書に係る教育資金管 理契約に基づき 預入等したときは その受贈者は その信託受益権 金銭又は金銭等の価額について ⑴ の適用を 受けようとする旨その他一定の事項を記載した申告書 ( 以下 追加教育資金非課税申告書 という ) をその教育資 金非課税申告書を提出した取扱金融機関の営業所等を経由し 新たに預入等する日までに その受贈者の納税地の 所轄税務署長に提出した場合に限り ⑴ の適用を受けることができる ➁ 注意すべき点 ❷ 追加で受けることができる金額は 教育資金非課税申告書に記載された金額が 1,500 万円に満たない場合に限ら れる したがって 祖父 Y からの贈与について教育資金の非課税 1,000 万円の適用を受けていることより 500 万円 を追加教育資金非課税申告書に記載することになる なお 非課税限度額を超える 200 万円については贈与税の申告が必要となる (4)

5 問 2 ( 続き ) ⑷ 領収書の提出期限 [5 点 ] ⑴ の適用を受ける受贈者は 次の区分に応じ次に定める日までに 教育資金の支払に充てた金銭に係る領収書その 他の書類又は記録でその支払の事実を証するもの ( 以下 領収書等 という ) を取扱金融機関の営業所等に提出しな ければならない 1 教育資金の支払に充てた金銭に相当する額を払い出す方法により専ら払出しを受ける場合 領収書等に記載された支払年月日から 1 年を経過する日 ➁ 1 以外 領収書等に記載された支払年月日の属する年の翌年 3 月 15 日 ⑸ 教育資金管理契約の終了事由と贈与税の課税上の取扱い [8 点 ] 1 終了事由 ❹ 教育資金管理契約は 次の区分に応じ次に定める日のいずれか早い日に終了するものとする イ受贈者が 30 歳に達したこと その受贈者が 30 歳に達した日 ロ受贈者が死亡したこと その受贈者が死亡した日 ハ教育資金管理契約に係る信託財産の価額 預金若しくは貯金の額又は保管されている有価証券の価額が零とな った場合において受贈者と取扱金融機関との間でこれらの教育資金管理契約を終了させる合意があったこと その教育資金管理契約がその合意に基づき終了する日 ➁ 贈与税課税上の取扱い ❹ イ課税 1 イ又はハに掲げる事由に該当したことにより教育資金管理契約が終了した場合において その教育資金管理契 約に係る非課税拠出額から教育資金支出額 ( 学校教育法に規定する学校等以外に支払われる教育資金については 500 万円を限度とする 以下同じ ) を控除した残額があるときは その残額については その教育資金管理契約に 係る受贈者の 1 イ又はハに定める日の属する年の贈与税の課税価格に算入する ロ非課税 1 ロに掲げる事由に該当したことにより教育資金管理契約が終了した場合には その教育資金管理契約に係る非 課税拠出額から教育資金支出額を控除した残額については 贈与税の課税価格に算入しない (5)

6 問 2 ( 続き ) 合計 25 点 (6)

7 Z 65 E 第二問 相続税法解答速報 1 相続人等の相続税の課税価格の計算 ⑴ 相続又は遺贈により取得した個々の財産 ( 次の ⑵ 及び ⑶ に該当するものを除く ) の価額の計算 ( 単位 : 円 ) 財産の種類計算過程取得者 課税価格に算入される金額 宅地 J 180, , =183,528 配偶者乙 110,116,800❷ 183, m2 =110,116,800 3m 10m =0.05<0.1 がけ地の補正なし 600m2 居宅 K 8,000, =8,000,000 配偶者乙 8,000,000❶ 宅地 L ⑴ 旗竿地の評価子 A 122,398,760❷ 1 100, m 40m=221,000, , m 34m=51,000, =170,000, =81, ,339 2,090m2 5 81, =73, , ,205 2,090 m2 =152,998,450 ⑵ 計算上の奥行距離に基づく評価 100, ,090 m2 =159,885,000❶ 1 2,090m2 =348.33m>65m m 2 不整形地補正率 イ 65m 40m-2,090m2 = m 40m =0.99 ロ 1.00 * 0.90=0.90 * 65m = m ハイ > ロ 0.90 ⑶ ⑴<⑵ ⑴ ⑴ =122,398,760 (7) (6 点 )

8 ⑴ 相続又は遺贈により取得した個々の財産 ( 次の ⑵ 及び ⑶ に該当するものを除く ) の価額の計算 ( 続き ) ( 単位 : 円 ) 財産の種類計算過程取得者 課税価格に算入される金額 農地 M (90,000-3,660) 1,000 m2 =86,340,000 子 C 86,340,000❷ 造成費用 500 1,000 m2 +4, m3 +44, m2 =3,660,000 3,660,000 1,000 m2 =3,660 その他の財産 普通預金 50,000, =10,000,000 子 A 10,000,000 子 B 10,000,000 子 C 10,000,000 孫 E 10,000,000 子 X 10,000,000 定期預金 80,000, ,644=80,211,644 子 B 80,211,644❶ 既経過利子 1 80,000, % 365 日 +50 日 =265, 日 %=53, =211,644 ❶ 外貨建定期預金 100,000 米ドル 120=12,000,000 配偶者乙 12,000,000❶ 仏壇相続税の非課税子 A 家庭用財産配偶者乙 500,000 (8) (5 点 )

9 ⑴ 相続又は遺贈により取得した個々の財産 ( 次の ⑵ 及び ⑶ に該当するものを除く ) の価額の計算 ( 続き ) ( 単位 : 円 ) 財産の種類計算過程取得者 生命保険契約に関する権利 U 生命保険は掛捨て保険のため評価しない ❶ 課税価格に算入される金額 (1 点 ) ⑵ 相続又は遺贈により取得した個々の財産 ( 取引相場のない N 社株式 ) の価額の計算 イ評価方法の判定 5,000 個 +10,000 個 +18,000 個 +5,000 個 +5,000 個 +5,000 個 =80%>50% 同族株主のいる会社の同族株主 60,000 個 子 A 10,000 個 +18,000 個 46.6% 5% 原則評価 60,000 個孫 E 5,000 個 8.3% 5% 原則評価 60,000 個 D の子 H 同族株主のいる会社の同族株主以外 配当還元方式 判定 ❶ ロ純資産価額の計算 ( イ ) 資産の部 ( 単位 : 円 ) 科 目 帳簿価額 相続税評価額 計 算 過 程 資産 550,000, ,000,000 保険金請求権 10,000,000 10,000,000 ❶ 合 計 560,000, ,000,000 ( ロ ) 負債の部 ( 単位 : 円 ) 科 目 帳簿価額 相続税評価額 計 算 過 程 負債 450,000, ,000,000 未払固定資産税 1,400,000 1,400,000 ❶ 退職手当金等 10,600,000 10,600,000 10,000,000+1,200, ,000 6=10,600,000❶ 合計 462,000, ,000,000 (4 点 ) (9)

10 ( ハ ) 1 株当たりの純資産価額の計算 ( 単位 : 円 ) 1 660,000, ,000,000=198,000, ,000, ,000,000=98,000, =100,000, %=38,000, =2,666❷ 60,000 株 計算過程 ハ 1 株当たりの価額の計算 ( 単位 : 円 ) 財産の種類 計 算 過 程 取 得 者 ⑴ 類似業種比準価額 = ❶ 1 320<350<356< 課税価格に算入される金額 2 3,000,000+1,500,000 30,000,000 (600,000 株 )= イ 70,000,000 = ,000 株 ロ (70,000,000+50,000,000) 1 2 = ,000 株 ハイ > ロ ,000,000+70,000,000 = ,000 株 =6,950 ⑵ 純資産価額 2,666 ⑶ 併用方式 2, ,666 (1-0.75)=2,666 2,666<6,950 2,666 2,666-50=2,616❷ ⑷ 配当還元方式 % =375 ➁ 2, ,132 (1-0.75)=2,532❶ 2,532-50=2,482 2, =2, <2 375❷ N 社株式 A 2,616 18,000 株 =47,088,000 子 A 47,088,000 E 2,616 5,000 株 =13,080,000 孫 E 13,080,000 H 375 2,000 株 =750,000 D の子 H 750,000 (8 点 ) (10)

11 ハ 1 株当たりの価額の計算 ( 続き ) ( 単位 : 円 ) 財産の種類計算過程取得者 課税価格に算入される金額 配当期待権 A 50 ( %) 18,000 株 =716,220 子 A 716,220 E 50 ( %) 5,000 株 =198,950 孫 E 198,950 H 50 ( %) 2,000 株 =79,580 D の子 H 79,580 ❷ ⑶ 相続又は遺贈によるみなし相続財産の価額の計算 ( 単位 : 円 ) (2 点 ) 財産の種類計算過程取得者 課税価格に算入される金額 生命保険金等 B 30,000, =15,000,000 15,000,000-12,500,000=2,500,000 子 B 2,500,000 C 30,000, =15,000,000 15,000,000-12,500,000=2,500,000 子 C 2,500,000 生命保険金等の非課税 ❷ 1 5,000,000 5 人 ( 法定相続人の数 )=25,000, ,000, <2 25,000, ,000,000 15,000,000 30,000,000 =12,500,000 (11)

12 ⑶ 相続又は遺贈によるみなし相続財産の価額の計算 ( 続き ) ( 単位 : 円 ) 財産の種類計算過程取得者 課税価格に算入される金額 退職手当金等 10,000,000+1,200, ,000=10,600,0000 配偶者乙 0❶ 10,600, ,600,000=0 1 弔慰金の判定 1,200,000>100,000 6=600, ,000 2 退職手当金等の非課税 5,000,000 5 人 =25,000,000 10,600,000 S 生命保険は配偶者乙が保険料負担者であるため贈与税の課税対象 生命保険契約に関する権利 子 A 16,000,000❶ 債務免除益 D の子 H 5,000,000❶ (5 点 ) ⑷ 小規模宅地等の特例の計算 ( 単位 : 円 ) 1 減額単価乙 ( 居 ) 183, ,822.4(0.8) A ( 同 ) 122,398,760 =58,564 46,851.2 (0.8) 2,090m2 ( 対象宅地及び減額割合があっていれば ❶) 特例適用対象財産取得者課税価額から減額される金額 宅地 J 146, m2 =44,046,720 配偶者乙 44,046,720❶ 宅地 L 46, m2 =18,740,480 子 A 18,740,480❶ (12) (3 点 )

13 ⑸ 課税価格から控除すべき債務及び葬式費用 ( 単位 : 円 ) 債 務 及 び 葬 式 費 用 負担者計算過程金額 債務配偶者乙 100, , ,000=600, ,000 子 A 仏壇購入賦払金は控除できない 1,000,000 連帯保証債務は控除できない 子 C 400,000 葬式費用子 A 100,000+1,500, ,000+1,200,000=3,300,000 3,300,000 香典返戻費用は控除できない 香典収入は贈与税の非課税 ⑹ 課税価格に加算する贈与財産 ( 暦年贈与財産 ) 価額の計算 ( 単位 : 円 ) 贈与年分受贈者計算過程 加算される贈与財産価額 平成 25 年孫 E 贈与税の納税義務を負わない ❶ 平成 25 年孫 E 孫 G 相続又は遺贈により財産を取得していないため適用なし 平成 26 年子 X 3,000,000 平成 27 年孫 F 相続又は遺贈により財産を取得していないため適用なし (1 点 ) ⑺ 相続時精算課税に係る贈与財産価額の計算 ( 単位 : 円 ) 贈与年分受贈者計算過程 加算される贈与財産価額 平成 24 年子 C 30,000,000 平成 27 年子 C 3,000,000 (13)

14 ⑻ 相続人等の課税価格の計算 ( 単位 : 円 ) 区分 相続人等 相続又は遺贈による取得財産 配偶者乙子 A 子 B 子 C 子 X 孫 E D の子 H 計 86,570, ,462,500 90,211,644 96,340,000 10,000,000 23,278, ,580 みなし取得財産 0 16,000,000 2,500,000 2,500,000 5,000,000 相続時精算課税の適用を受ける贈与財産 33,000,000 ❶ 債務及び葬式費用 600,000 4,300, ,000 ❶ 生前贈与加算 ( 暦年課税分 ) 課税価格 (1,000 円未満切捨て ) 3,000,000 ❶ 85,970, ,162,000 92,711, ,440,000 13,000,000 23,278,000 5,829, ,390,000 (3 点 ) 2 納付すべき相続税額の計算 ⑴ 相続税の総額の計算 課税価格の合計額遺産に係る基礎控除額課税遺産額 525,390 千円 30,000+6,000 5 人 =60,000❶ 千円 465,390 千円 法定相続人法定相続分法定相続分に応ずる取得金額相続税の総額の基となる税額 千円 円 配偶者乙子 A 子 B 子 C 子 X ❶ 232,695 77,712,750 58,173 10,451,900 58,173 10,451,900 58,173 10,451,900 58,173 10,451,900 合計 5 人 1 (100 円未満切捨て ) 119,520,300 円 (2 点 ) (14)

15 算出税額 19,557,205 39,392,402 21,090,706 29,901,117 2,957,353 5,295,482 1,326, ,520,296 加算又は減算⑵ 相続人等の納付すべき相続税額の計算 ( 単位 : 円 ) 区分 相続人等 配偶者乙子 A 子 B 子 C 子 X 孫 E D の子 H 計 相続税額の 2 割加算 1,059, ,206 贈与税額控除額 ( 暦年課税分 ) 190,000 ❶ 配偶者の税額軽減額 19,557,205 未成年者控除額 障害者控除額 4,000,000 ❶ 差引税額 0 39,392,402 17,090,706 29,901,117 2,767,353 6,354,578 1,591,237 贈与税額控除額 ( 相続時精算課税分 ) 納付税額 (100 円未満切捨て ) 1,000,000 ❶ 0 39,392,400 17,090,700 28,901,100 2,767,300 6,354,500 1,591,200 ( 注 ) 相続税額の 2 割加算及び控除金額等の計算過程は 次の ⑶ に記載する (3 点 ) ⑶ 相続税額の 2 割加算及び控除金額の計算 ( 単位 : 円 ) 加算及び控除の項目 対象者計算過程金額 相続税額の2 割加算孫 E 5,295, =1,059,096 1,059, D の子 H 1,326, =265,206 ( 対象者及び算式 ❶) 265,206 贈与税額控除額子 X (3,000,000-1,100,000) 10%=190, ,000 ( 暦年課税分 ) 配偶者の税額軽減配偶者乙 ⑴ 19,557,205 19,557,205 ⑵ 1 525,390, =262,695, ,000, ,695,000 ( 算式 ❶) 2 85,970, >2 85,970, ,520, ,390,000 =19,557,205 ( 算式 ❶) ⑶ ⑴ ⑵4 19,557,205 未成年者控除 D の子 H 法定相続人でないため適用なし 障害者控除子 B 200,000 (85 歳 -65 歳 )=4,000,000 4,000,000 (3 点 ) (15)

16 ⑶ 相続税額の 2 割加算及び控除金額の計算 ( 続き ) ( 単位 : 円 ) 加算及び控除の項目 対象者計算過程金額 贈与税額控除 子 C 1 平成 24 年分 1,000,000 ( 相続時精算課税分 ) (30,000,000-25,000,000) 20%=1,000,000 30,000,000>25,000,000 25,000,000 ➁ 平成 27 年分相続開始年分の贈与は申告不要 ❶ (1 点 ) 3 納付すべき平成 27 年分の贈与税額の計算 ( 単位 : 円 ) 受贈者計算過程贈与税額孫 E (10,000,000-1,100,000) 30%-900,000=1,770,000 1,770,000❶ 孫 F 1 (2,000,000+2,500,000-1,100,000) 20%-250,000=430, ,800❷ 2,000, ,000 2,000,000+2,500,000 =191,111 ➁ (2,000,000+2,500,000-1,100,000) 15%-100,000=410,000 2,500, ,000 2,000,000+2,500,000 =227, =418, ,800 (3 点 ) 合計 50 点 (16)

17 第 65 回 税理士士試験 相続税税法講評 第一問問 1 遺産産が未分割の状態で申告告を行う場合合の実体規定定と分割が確確定した場合合の課税上の規定及び手続を問うオーソドックスな応用理論でした 申告告関連の理論論としてはヤマに挙がっていた論点でしたので解答答の柱を漏れなく列挙できたか否かがポイントとなります 問 2 近年年の傾向である事例問題題ですが 教教育資金の一括贈与を受けた場合合の贈与税の非課税 に関する内容を小問問形式とした個別理論に近い問題でした 追加加信託及び領領収書等の提出期限まで押さえていた受受験生にはアドバンテーージがあると思われます 書く分量が問 1 及び問 2と多く 書きき過ぎてしまうと 計算算解答時間が足りなくなったと思われます 第二問ここ数数年の本試験験問題と比較較すると解答答しやすかっったと思われます しかし 養子が以前死亡していてその養子の子が養子縁縁組前に出生生しているという部分に注意を要する問題でした 宅地等等及び取引相相場のない株株式もここ数数年の本試験験問題と比べると解答しやすかったことより 財産評価価 みなし取取得財産及び生前贈与財財産と解答した論点を確確実に得点に結びつけることが求められた問題となります 下記の 35の項目のうち 18 項目と 5 項目の23 項目目以上の正答答は必要になると思われます ⑴ 財産評価 (N 社株式以外 ) 1 宅地 J 5 普通預金 9 家庭用財産 2 居宅 K 6 定期期預金 10 小規模模宅地等の特例 3 宅地 L 〇 7 外貨定定期預金 4 農地 M 8 仏壇 1 株主区分 2 保険険金請求権 3 未払固定資産税 4 退職手当当金等 ⑵N 社株式式関係 5 純資産価額〇 6 類似業種比準価額〇 7 原則評評価額〇 8 配当還元元価額 9 配当期待権 1 生命保険金等 2 退職職手当金等 3 生命保険契約に関する権利 4 債務免免除益 ⑶ 財産評価価以外 5 債務 9 遺産に係る基礎控除 13 配偶者の税額軽減 6 葬式式費用 10 法定定相続人 14 障害害者控除〇 7 生前贈贈与加算 112 割加加算 15 贈与税額額控除 ( 相続時精精算課税分 ) 8 相続時精算課税加算 12 贈与税額額控除 ( 暦年課税税分 ) 16 贈与税額の計算〇

18 予想合格ライン合格ボーーダーラインは以下のとおりとなります 第一問第二問問 1 問 2 合 計 18 点 ~20 点 14 点 ~16 点 30 点 ~33 点 65 点 ~68 点

19 第 65 回税理士試験の受験お疲れ様でした 今年の本試験も終わり 第 66 回税理士試験受験に向けた準備のスタートです ネットスクールでは 試験翌週の 8 月 24 日以降に第 66 回税理士試験に向けた科目選びや講座選びに役立つイベントをインターネット上で無料配信致します WEB 講座や解答速報会と同じシステムを使うので リアルタイムでご参加頂くと チャットを通じて講師に直接相談や質問をすることも可能です 月火水木金土日 8/ 第 65 回税理士試験本試験 科目別 WEB 講座無料説明会 (20:00~) 各科目の概要や WEB 講座のコース体系 法人税法 相続税法 消費税法 簿記 / 財表 内容 受講するメリットなどをお伝えします 31 9/ WEB 講座開講前無料オリエンテーション (20:00~) WEB 講座を受講するにあたって 科目ごとの 法人税法 相続税法 消費税法 簿記 / 財表 効率的な学習方法や心構えをお伝えします WEB 講座無料体験講義 (20:00~) 簿記 / 財表 法人税法 相続税法 消費税法 初めてその科目を学ぶ方におすすめの 標準コース 初回講義を無料体験講義として配信します 実際の講義を体験してから受講を検討したい方はこちらもご覧下さい イベントや WEB 講座の詳細 受講のお申込はネットスクールホームページをご覧下さい 皆様のご受講 お待ちしております or ネットスクール で検索!

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