1. 日本株市場見通し長谷川景子日経平均の推移と来週の見通し 25,000 24,000 23,000 22,000 21,000 20,000 19,000 < 予想レンジ> 75 日移動平均 ( 左軸 ) 日経平均 ( 左軸 ) 25 日移動平均 ( 左軸 ) 23,000 円 22,000

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さあしゃつつの
5 years ago
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1 2018 年 8 月 17 日号来週の見通しと投資ポイント CONTENTS 1. 日本株市場見通し注目テーマ : 経験則では 8,9 月は押し目買いの好機ドル円相場見通し米国株市場見通し投資部門別売買動向信用取引動向個人投資家の買付動向週間個別銘柄騰落状況 ( 東証 1 部 ) テクニカル分析 : 日経平均のトレンドライン来週再来週の主なスケジュール... 7 投資情報部

2 1. 日本株市場見通し長谷川景子日経平均の推移と来週の見通し 25,000 24,000 23,000 22,000 21,000 20,000 19,000 < 予想レンジ> 75 日移動平均 ( 左軸 ) 日経平均 ( 左軸 ) 25 日移動平均 ( 左軸 ) 23,000 円 22,000 円 ( 兆円 6 ) 東証一部売買代金 ( 右軸 ) 1 18, /2/27 18/3/19 18/4/9 18/4/27 18/5/22 18/6/11 18/6/29 18/7/20 18/8/9 18/8/29 ( 年 / 月 / 日 ) 注 : 予想は SMBC 日興証券出所 : QUICK より SMBC 日興証券作成日経平均は一進一退今週の日経平均は前週末のトルコリラ急落を受け週明けに 22,000 円を下回ったその後中国の景気減速が懸念された一方でトルコリラ下落の一服や米中通商協議の再開報道などを受け値動きの荒い展開来週は通商問題に注目トルコリラ急落は一部新興国通貨に波及したが今回はトルコ独自の問題とした見方が広がっているトルコが世界の名目 GDP に占める割合は 1% 程度に過ぎず世界経済や日本企業の成長を妨げるとは考え難い来週 21~24 日はトルコ市場が祝祭日で休場となる一方 20 日からは米国が 2,000 億ドル相当の対中追加関税に関する公聴会を開催するほか 23 日には米中双方が 160 億ドル相当の追加関税措置を発動予定 16 日発表の 7 月実質輸出は 46 月平均を下振れており大阪地震西日本豪雨による落ち込みとも考えられるが貿易摩擦による影響の可能性もある IMF( 国際通貨基金 ) は貿易摩擦激化による世界 GDP への影響は米国による 2,000 億ドル相当の対中関税措置と同規模の報復措置によって最大約 0.1%pt 貿易摩擦の激化に伴い企業などの景況感が悪化すれば約 0.4%pt の下押しになると試算している 16 日の TOPIX は 8 月下旬の米中通商協議の再開が報じられたことで下げ幅を縮めたものの一時は 7 月安値を下回った日本株は景気敏感株とされており貿易摩擦の激化による景気減速が意識された可能性があろう来週の日本株市場は米中通商問題の動向に左右されるだろう 1

3 2018 年 8 月 17 日(金) 2 注目テーマ経験則では8 9月は押し目買いの好機図表1. TOPIXの月別勝率 2005~2017年母良田剛株式市場ではアノマリーという言葉がしばしば使われるこれは経験的に観測できるマーケットの規則性のことであり経済合理性だけでは説明できない事象を表す近年では日本株市場は年後半に上昇する傾向がありこれも季節的なアノマリーの1つといえよう 2005年以降では TOPIXは10月と12月に8 割近い確率で前月比で上昇している図表1 2017年までの過去5年間のTOPIXにおいても 2~5月に上昇 6~9月は横ばい 10~12月に再上昇が平均的な株価パターンとなっている図表2 あえて理論的に説明するとすれば 2~5月は海外投資家の新規買いが始まる時期 6~9 月は企業の保守的な新年度予想に対する失望と上方修正への期待が入り混じる時期 10~12月は中間決算での上方修正期待と実績の織り込みの時期となろうか足元では米国発の通商問題に加えトルコリラの急落をきっかけに一部の海外市場で動揺が広がっている特に新興国市場やトルコに近い欧州市場などで懸念が高まっているしかし投資家の不安心理を示唆する米VIX指数ボラティリティ指数は比較的落ち着いておりリラが急落した8 月10日以降においても上昇が限定的となっている 15日時点で14.64と警戒ラインと言われる20 を下回っている図表3 また中国商務省が16日米中通商協議を8月下旬に再開すると発表した中国の景気減速に対する警戒感は残るものの貿易摩擦懸念が後退すれば中国市場も早晩落ち着きを取り戻そう当面は不透明感が漂うものの株式投資は先を見越して行動するところに妙味があるアノマリーにしたがって今年も秋から本格的な株高を迎えると考えれば 8 9月で売られた局面は押し目買いの好機と捉えたい 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月注: 50%超は月間での上昇回数が下落回数を上回っていることを表す出所:QUICKよりＳＭＢＣ日興証券作成図表2. TOPIXの推移 2013~17年の平均 120 1月月初=100とする月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月注:各年の年初を100として指数化したものを平均した出所: BloombergよりＳＭＢＣ日興証券作成図表3. VIX指数年初来月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 2018年出所:BloombergよりＳＭＢＣ日興証券作成 2

4 3. ドル円相場見通し龍翔太 ( 円 / ドル ) ドル円相場の推移と来週の見通し今週はトルコ情勢への警戒から週初に一 < 来週の予想レンジ :110.00~ 円 > 旦円まで下落したもののその後は持ち直し 111 円前後での小動きが続いた出所 : Bloomberg より SMBC 日興証券作成円円 104 1/1 1/22 2/12 3/5 3/26 4/16 5/7 5/28 6/18 7/9 7/30 8/ 年 ( 月 / 日 ) トルコ情勢については引き続き要警戒ながらもグローバルな金融システムに悪影響を及ぼす可能性は低い見込みだ金融不安を背景にドル円が大きく下振れた際は下値を拾うスタンスで臨みたい報道によると米中通商協議が 22~23 日に再開される見通し協議の継続もしくは進展など妥結に向けた両国の前向きな動きが示されれば安心感がドル円をサポートしよう 23 日には米中双方が 160 億ドル規模の関税措置を発動する予定もっとも発動は市場で概ね織り込まれていると推測されドル円への影響は限定的とみている 4. 米国株市場見通し吉田隼人 S&P500 業種別指数のS&P500に対する相対パフォーマンス今週の米株市場はS&P500とNYダウが前 (2017/12/29~2018/8/ /12/29を100として指数化 ) 週末比で上昇したトルコリラの下落を発情報技術端とした新興国情勢の不安や原油安などが指数の重石となったが一部企業の堅調な企業業績などが追い風となった年 2018 年出所 : Bloomberg より SMBC 日興証券作成一般消費財サーヒスヘルスケア公益事業不動産金融エネルギー資本財サーヒス素材生活必需品電気通信サーヒス ( 月 / 日 ) 年初来で S&P500 を上回って推移しているセクターは 11 業種中情報技術など 3 業種のみとなっている ( 図表 ) S&P500 が史上最高値を更新するためには年初来で S&P500 の重荷となっているセクターの上昇による支援も欲しいところだ来週 20 日からは米国で中国からの輸入製品 2,000 億ドル相当への追加関税に関する公聴会が開かれる予定である一方米中間の通商協議が 22~23 日に開催されると一部で報じられている来週は貿易問題に振らされる展開が想定されるが貿易摩擦懸念が後退し資本財セクターなどが上昇に向かえば S&P500 は再び史上最高値を試す可能性もあるだろう 3

5 5. 投資部門別売買動向 ( 現物先物 ) 松野利彦日経平均株価と主な投資部門別売買動向の推移 8 月第 2 週は一進一退だったものの週末 ( 億円 ) にトルコリラ安を引き金とするリスク回避姿日経平均 ( 右軸 ) 23,000 勢が強まり日経平均株価は調整を余儀なくされた 10,000 5, ,500 22,000 この週の海外投資家は 1,534 億円と 2 週連続の売り越し 2 週合計売り越し額は 5,169 億円となった 5,000 21,500 海外投資家に向かう傾向の強い個人投資家は 1,623 億円と 2 週連続の買い越し 2 週合計買い越し額は 2,822 億円だった 10,000 信託銀行 ( 左軸 ) 21,000 事業法人 ( 左軸 ) 海外投資家 ( 左軸 ) 15,000 個人 ( 左軸 ) 20,500 18/2/17 18/3/24 18/4/28 18/6/2 18/7/7 18/8/11 ( 年 / 月 / 日 ) 注 : 売買動向は2018 年 2 月第 2 週から2018 年 8 月第 2 週まで株価は2018 年 8 月 16 日までの週次データ現物は二市場一二部等先物は日経 225 日経 225mini JPX 日経 400 TOPIX 先物ミニTOPIXの合計出所 : QUICKよりSMBC 日興証券作成事業法人は 595 億円と 6 週連続の買い越し 6 週合計買い越し額は 2,389 億円信託銀行は 545 億円と 3 週連続の買い越し 3 週合計買い越し額は 1,097 億円投資信託が 2,284 億円と大きく売り越しに転じた 6. 信用取引動向松野利彦 8 月 10 日申し込み分の信用買い残は 8 月 3 日申し込み分比 122 億円増の 3 兆 265 億円と 2 週連続で増加したこの週は一進一退であったもののトルコリラ安を引き金に週末はリスク回避姿勢が強まり日経平均株価は調整を余儀なくされた売り残は 355 億円増の 8,082 億円と増加に転じた信用倍率は 3.74 倍と低下評価損益率 ( 買い方 ) は 11.93% と悪化を続けた二市場信用買い残売り残信用倍率 ( 兆円 ) ( 倍 ) 二市場信用買い残 ( 左軸 ) 二市場信用売り残 ( 左軸 ) 信用倍率 ( 右軸 ) TOPIX と二市場信用評価損益率 ( ホイント ) (%) 2, 年以降評価損益率が 11% 以上に悪化すると 1,900 相場が底入れ反転する傾向にある 45 1,800 1,700 1,600 二市場合計信用評価損益率 ( 右逆軸 ) TOPIX: 終値 ( 左軸 ) , , ,300 1, , /1 16/4 16/7 16/10 17/1 17/4 17/7 17/10 18/1 18/4 18/7 2.0 ( 年 / 月 ) 1, /1 16/4 16/7 16/10 17/1 17/4 17/7 17/10 18/1 18/4 18/7 ( 年 / 月 ) 注 : 東京名古屋二市場の制度信用と一般信用の合計 8 月 10 日申し込み分まで信用倍率は金額ベース出所 : QUICK より SMBC 日興証券作成 4 注 : 評価損益率は東証の制度信用と一般信用の合計買い建玉に対する評価損の割合 8 月 10 日申し込み分まで出所 : QUICK より SMBC 日興証券作成

6 7. 個人投資家の買付動向髙山裕介買付代金上位 10 銘柄 (8/10~8/16 銘柄コード順 ) コード銘柄名市場業種 8/9 終値 8/16 終値騰落率 (%) 1570 日経レバ東証 ETF 20, , 昭電工東証 1 部化学 5, , 東海カ東証 1 部カラス土石製品 2, , 日電産東証 1 部電気機器 16, , ソニー東証 1 部電気機器 6, , 昭電工 (4004) や東海カ (5301) は黒鉛電極の需給が緩むとの一部観測から株価は下落も個人投資家の押し目買い意欲は強い様子ソニー (6758) は複数の証券会社による目標株価の引き上げが相次ぎ注目を集めた模様 7203 トヨタ東証 1 部輸送用機器 6, , 任天堂東証 1 部その他製品 37, , 三菱 UFJ 東証 1 部銀行三井住友東証 1 部銀行 4, , ソフトハンクG 東証 1 部情報通信 10, , トヨタ (7203) は米国を巡る貿易摩擦懸念から軟調地合いが続いているものの配当利回りが昨年 9 月以来の高水準まで上昇したことで下値を拾う動きも増えているとみられる注 : 弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計ただし取引所外取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計出所 :QUICK より SMBC 日興証券作成 8. 週間個別銘柄騰落状況 ( 東証 1 部 ) 値上がり率上位 10 銘柄 (8/10~8/16) コード銘柄名業種 8/9 終値 8/16 終値値上がり率 (%) S サイエンス非鉄金属アルヒその他金融 2, , 石原産化学 1, , USENNEXT 情報通信 1, , オロ情報通信 3, , LITALICO サービス 1, , 東和薬品医薬品 6, , 宮地エンシ金属製品 2, , ノーリツ鋼機精密機器 2, , セイコー HD 精密機器 2, , 値下がり率上位 10 銘柄 (8/10~8/16) コード銘柄名業種 8/9 終値 8/16 終値値下がり率 (%) ワイヤレスG 情報通信 1, 新川機械 WSCOPE 電気機器 1, リニカルサービス 2, , オフトラン機械 3, , OATアクリオ化学 3, , サニックスサービスヨコオ電気機器 1, , 第一精工電気機器 1, , アイヒーシー情報通信 1, , 注 : 対象は東証 1 部銘柄出所 : QUICK より SMBC 日興証券作成髙山裕介日経平均は 8/10~8/16 の間 1.8% 下落アルヒ (7198) 30.3% 上昇 : 強気な中期経営計画を受けて期待が高まった東和薬品 (4553) 20.7% 上昇 : 19/3 期 1Q の大幅増収増益決算を好感ノーリツ鋼機 (7744) 17.8% 上昇 : 19/3 期 1Q 決算が好調で上期の営業利益計画を超過達成したことを好感ワイヤレス G(9419) 41.1% 下落 : 18/12 期利益計画の大幅下方修正を嫌気 WSCOPE(6619) 36.1% 下落 : 18/12 期通期利益計画を赤字見通しに修正したことを嫌気 5

7 9. テクニカル分析 : 日経平均のトレンドライン後藤晃郁日経平均日経平均はトルコリラ急落を発端とした新興国通貨安などへの懸念から足元で軟調に推移しているだが 2016 年 6 月安値から主要な安値を結んだトレンドラインが下値支持線として意識されている様子 ( 左図 ) また日経平均のスローストキャスティクスは %D %SD ラインのいずれも 30% 以下の安値圏でゴールデンクロスし買いシグナルが点灯した同シグナルの点灯は 7 月 6 日以来約 1 ヵ月半ぶりのこと一部テクニカル指標からは日経平均のサポートになるシグナルが出始めている ( 右図 ) 24,000 23,000 22,000 21,000 20,000 19,000 18,000 17,000 16,000 15,000 14,000 16/6 16/10 17/2 17/6 17/10 18/2 18/6 出所 :QUICKよりSMBC 日興証券作成 ( 年 / 月 ) 23,500 23,000 22,500 22,000 21,500 21,000 20,500 20,000 日経平均スローストキャスティクス % % 20 %Dライン 0 5/1 5/24 6/14 7/5 7/27 8/16( 月 / 日 ) 出所 :QUICK より SMBC 日興証券作成スローストキャスティクスは一般的に %D %SDラインのいずれも安値圏 (30% 以下 ) で %Dラインが %SDラインを上抜くと買いシグナルとされる %SD ライン (%) 120 指数 8/16 終値日経平均株価 22, 日移動平均 22, 日移動平均 22, 移動平均乖離率日移動平均 22, 売買高 ( 東証 1 部万株 1) 154, 日移動平均 138,417 売買代金 ( 東証 1 部億円 2) 25, 日移動平均 23,730 売買単価 ( 円 2/1) 1, TOPIX のサイコロジカルラインは 25% と売られ過ぎを示したまた日経ジャスダック平均の同指標は 8 月 13 日に 8.3% と 2012 年 7 月 25 日以来約 6 年ぶりの低水準となった日本株市場関連データ (8/16 時点 ) 前週末比前週末比 (%) 8/16 終値 ( 円,pt) TOPIX 1, JPX 日経 , 東証 2 部指数 7, 東証マザーズ指数日経ジャスダック平均 3, 東証 REIT 指数 1, 東証 1 部予想配当利回り (%) 2.16 東証 1 部予想 PER( 倍 ) テクニカル指標 [ 単位 :%] 騰落レシオ ( 東証 1 部 25 日 ) サイコロジカル (TOPIX) スローストキャスティクス (TOPIX) RSI(TOPIX) 売られ過ぎ注 : 予想は東証 1 部配当利回り及び東証 1 部予想 PERは日経予想東証 REIT 指数予想分配金利回りはQUICK 予想配当分配金利回りは加重平均テクニカル指標は一般的に騰落レシオ :120% 以上が買われ過ぎ 70% 以下が売られ過ぎサイコロジカル :75% 以上が買われ過ぎ 25% 以下が売られ過ぎスローストキャスティクス :70% 以上が買われ過ぎ 30% 以下が売られ過ぎ RSI:70% 以上が買われ過ぎ 30% 以下が売られ過ぎと判断される出所 : QUICKよりSMBC 日興証券作成指数前週末比 ( 円,pt) 東証 1 部 PBR( 倍 ) 1.27 東証 REIT 指数予想分配金利回り (%) 4.11 判定前週末比 (%) 売られ過ぎ売られ過ぎ 6

8 10. 来週再来週の主なスケジュール柴山真里枝来週日本では消費者物価指数が発表予定海外では米国で 20 日から中国製品 2,000 億ドル相当への追加関税に関する公聴会が開催されるほか 22~23 日には米中通商協議の実施 23 日には米中による相互の輸入製品 160 億ドル相当に対する追加関税発動が予定されているまた各国の中銀関係者らが出席するジャクソンホール会議が行われるなお通貨リラが急落するなど足元で先行き懸念が高まっているトルコは 21~24 日が祝祭日で休場となる来週の主なスケジュール発表日国地域市場予想前回値日本 7 月全国コンビニエンスストア売上高 ( 前年比 ) 1.1% 8 月 20 日 ( 月 ) 米国中国からの輸入製品 2000 億ドル相当に対する追加関税に関する公聴会 (~23 日 ) ギリシャ第 3 次金融支援終了 8 月 21 日 ( 火 ) 日本 7 月全国百貨店売上高 ( 前年比 ) 3.1% 7 月全国スーパー売上高 ( 前年比 ) 0.1% 米国 57 月期決算 :TJXカンパニーズ連邦議会予備選挙 ( アラスカ州ワイオミング州 ) 米国 7 月中古住宅販売件数 ( 前月比 ) 1.3% 0.6% 8 月 22 日 ( 水 ) 米中米中通商協議 (~23 日中国の王商務次官が訪米マルパス米財務次官と事務レベルで協議 ) NZ 46 月期実質小売売上高 ( 前期比 ) 0.1% 南ア 7 月消費者物価指数 ( 前年比 ) 4.6% 7 月新築住宅販売件数 ( 前月比 ) 3.0% 5.3% 6 月 FHFA 住宅価格指数 ( 前月比 ) 0.2% 米国ジャクソンホール会議 (~25 日各国中銀関係者ら出席の経済シンポジウム ) 8 月 23 日 ( 木 ) 中国の知的財産権侵害への制裁措置として 160 億ドル相当の中国輸入製品に追加関税発動中国米国の制裁関税への対抗措置として 160 億ドル相当の米国輸入製品に報復関税発動ユーロ圏 8 月製造業 PMI( 購買担当者景気指数 50が好不調の目安水準 ) 月サービス業 PMI( 購買担当者景気指数 50が好不調の目安水準 ) 54.2 G20デジタル経済担当相会合 (~24 日アルゼンチン ) 日本 7 月全国消費者物価指数 ( 生鮮食品除く前年比 ) 0.8% 7 月耐久財受注 ( 前月比 ) 1.0% 0.8% 米国 8 月 24 日 ( 金 ) 7 月 ( 除輸送用機器前月比 ) 0.5% 0.2% NZ 7 月貿易収支 ( 原数値前回値は前月値 ) 1.1 億 NZドルメキシコ 46 月期経常収支 ( 原数値前回値は前四半期値 ) 69.4 億ドル 8 月 25 日 ( 土 ) 北朝鮮先軍節 ( 故金正日総書記が軍事優先の統治を始めた記念日 ) 8 月 26 日 ( 日 ) 注 : 発表日は現地時間市場予想と実績は 2018 年 8 月 16 日 12 時時点の Bloomberg の値を表示前回値は断りがない限り月次データは前月値四半期データは前四半期値スケジュールは予告なしに変更されることがあります出所 : Bloomberg および各種報道などより SMBC 日興証券作成 7

9 再来週国内では鉱工業生産や失業率有効求人倍率が発表される海外では米国でコンファレンスボード消費者信頼感指数や 46 月期実質 GDP 改定値 PCE コアデフレータ中国で製造業 PMI ユーロ圏で消費者物価指数が発表予定再来週の主なスケジュール発表日国地域市場予想前回値 8 月 27 日 ( 月 ) 独 8 月 IFO 景況指数ブラジル 7 月経常収支 ( 原数値前回値は前月値 ) 4.4 億ドル 8 月コンファレンスボード消費者信頼感指数月 28 日 ( 火 ) 米国 6 月 S&P/ ケースシラー住宅価格指数 ( 主要 20 都市前年比 ) 6.51% 連邦議会予備選挙 ( アリゾナ州フロリダ州 ) ユーロ圏 7 月マネーサプライM3( 前年比 ) 4.4% 8 月 29 日 ( 水 ) 米国 46 月期実質 GDP( 改定値前期比年率前回値は速報値 ) 4.0% 4.1% 7 月中古住宅販売成約指数 ( 前月比 ) 0.9% 日本 7 月小売業販売額 ( 前年比 ) 1.7% 7 月 PCEコアデフレータ ( 食品エネルギーを除く個人消費デフレータ前年比 ) 1.9% 8 月 30 日 ( 木 ) 米国 7 月個人支出 ( 前月比 ) 0.4% 0.4% 7 月個人所得 ( 前月比 ) 0.4% ユーロ圏 8 月欧州委員会経済信頼感指数豪州 46 月期民間設備投資 ( 前期比 ) 0.4% 7 月鉱工業生産 ( 前月比 ) 1.8% 日本 7 月失業率 2.4% 7 月有効求人倍率 1.62 倍 8 月都区部消費者物価指数 ( 生鮮食品除く前年比 ) 0.8% 米国 8 月シカゴ購買部協会景況指数月製造業 PMI( 購買担当者景気指数 50が好不調の目安水準 ) 51.2 中国 8 月 31 日 ( 金 ) 8 月非製造業 PMI( 購買担当者景気指数 50が好不調の目安水準 ) 54.0 ユーロ圏 8 月消費者物価指数 ( 速報前年比 ) 2.1% 7 月失業率 8.3% インド 46 月期実質 GDP( 前年比 ) 7.7% ブラジル 46 月期実質 GDP( 前年比 ) 1.2% 大統領選挙の候補者による政見放送 (~10 月 4 日 ) 独家電見本市 IFA (~9 月 5 日ベルリン ) 9 月 1 日 ( 土 ) メキシコ連邦議会招集 9 月 2 日 ( 日 ) 注 : 発表日は現地時間市場予想と実績は 2018 年 8 月 16 日 12 時時点の Bloomberg の値を表示前回値は断りがない限り月次データは前月値四半期データは前四半期値スケジュールは予告なしに変更されることがあります出所 : Bloomberg および各種報道などより SMBC 日興証券作成 8

10 本資料について免責事項本資料は証券その他の投資対象の売買の勧誘ではなく SMBC 日興証券株式会社 ( 以下弊社といいます ) が投資情報の提供を目的に作成したものです本資料は弊社が信頼できると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成していますがこれらの情報が完全正確であるとの保証はいたしかねます情報が不完全または要約されている場合もあります本資料に記載する価格数値等は過去の実績値概算値あるいは将来の予測値であり実際とは異なる場合がありますかかる価格数値等は予告なしに変更することがありますので予めご了承くださいますようお願いいたします本資料は将来の結果をお約束するものでもありませんし本資料にある情報をいかなる目的で使用される場合におきましてもお客様の判断と責任において使用されるものであり本資料にある情報の使用による結果について弊社及び弊社の関連会社が責任を負うものではありません本資料は本資料を受領される特定のお客様の財務状況ニーズ又は投資目的を考慮して作成されているものではありません本資料はお客様に対して税金法律投資上のアドバイスを提供する目的で作成されたものではありません投資に関する最終決定は契約締結前交付書面上場有価証券等書面目論見書お客様向け資料等をよくお読みになりお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします本資料は弊社又は弊社の関連会社から配布しています本資料に含まれる情報は提供されましたお客様限りでご使用ください本資料は弊社の著作物です本資料のいかなる部分についても電子的または機械的な方法を問わずいかなる目的であれ無断で複製または転送等を行わないようにお願いいたします本資料に関するお問い合わせは弊社の営業担当者までお願いいたします本資料に記載された会社名商品名またはサービス名等は弊社または各社の商標または登録商標です金融商品取引法第 37 条 ( 広告等の規制 ) にかかる留意事項手数料等について弊社がご案内する商品等へのご投資には各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります例えば店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式等 ( 売買単位未満株式を除く ) の場合は約定代金に対して最大 1.242%( ただし最低手数料 5,400 円 ) の委託手数料をお支払いいただきます投資信託の場合は銘柄ごとに設定された各種手数料等 ( 直接的費用として最大 4.32% の申込手数料最大 4.5% の換金手数料又は信託財産留保額間接的費用として最大年率 5.61% の信託報酬 ( 又は運用管理費用 ) 及びその他の費用等 ) をお支払いいただきます債券株式等を募集売出し等又は相対取引により購入する場合は購入対価のみをお支払いいただきます ( 債券の場合購入対価に別途経過利息をお支払いいただく場合があります ) また外貨建ての商品の場合円貨と外貨を交換又は異なる外貨間での交換をする際には外国為替市場の動向に応じて弊社が決定した為替レートによるものとします上記手数料等のうち消費税が課せられるものについては消費税分を含む料率又は金額を記載しておりますリスク等について各商品等には株式相場金利水準為替相場不動産相場商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者等の信用状況 ( 財務経営状況を含む ) の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ ( 元本欠損リスク ) 又は元本を超過する損失を生ずるおそれ ( 元本超過損リスク ) がありますなお信用取引又はデリバティブ取引等 ( 以下デリバティブ取引等といいます ) を行う場合はデリバティブ取引等の額が当該デリバティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額 ( 以下委託保証金等の額といいます ) を上回る場合があると共に対象となる有価証券の価格又は指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ ( 元本超過損リスク ) がありますまた店頭デリバティブ取引については弊社が表示する金融商品の売付けの価格と買付けの価格に差がある場合があります上記の手数料等及びリスク等は商品毎に異なりますので当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書又はお客様向け資料等をよくお読みくださいなお目論見書等のお問い合わせは弊社各部店までお願いいたします商号等 SMBC 日興証券株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 2251 号加入協会日本証券業協会一般社団法人日本投資顧問業協会一般社団法人金融先物取引業協会一般社団法人第二種金融商品取引業協会 (2015/04/09 版 )

日本株市場を泳ぐ 5 頭のクジラ SMBC 日興証券株式会社投資情報部 2016 年 10 月 4 日更新版

日本株市場を泳ぐ 5 頭のクジラ SMBC 日興証券株式会社投資情報部 2016 年 10 月 4 日更新版 5 頭のクジラとは日本株市場には 1 年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF 公的年金 ) 23 共済 ( 国家公務員共済組合連合会地方公務員共済組合連合会日本私立学校振興共済事業団 ) 3 ゆうちょ銀行 4 かんぽ生命 5 日本銀行という買い手通称 5 頭のクジラが存在する

1. 日本株市場見通し 長谷川景子 日経平均の推移と来週の見通し 25,000 24,000 23,000 22,000 21,000 20,000 19,000 < 予想レンジ> 75 日移動平均 ( 左軸 ) 日経平均 ( 左軸 ) 25 日移動平均 ( 左軸 ) 23,000 円 22,000

1. 日本株市場見通し長谷川景子日経平均の推移と来週の見通し 25,000 24,000 23,000 22,000 21,000 20,000 19,000 < 予想レンジ> 75 日移動平均 ( 左軸 ) 日経平均 ( 左軸 ) 25 日移動平均 ( 左軸 ) 23,000 円 22,000