Using L1 Cache on PIC32MZ Devices.recover.fm

Size: px
Start display at page:

Download "Using L1 Cache on PIC32MZ Devices.recover.fm"

Transcription

1 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 AN1600 本書は PIC32MZ デバイスファミリにおけるレベル 1 (L1) CPU キャッシュの実装に関する情報を提供します また キャッシュシステムに関連するリスクと それらへの対処法についても解説します さらに 熟練ユーザ向けに MPLAB Harmony 統合ソフトウェアフレームワークのキャッシュ管理ルーチンと microaptiv コアの専用命令を使ってキャッシュを管理する事で 性能の最適化を図る方法についても解説します Note: 本書には キャッシュのアーキテクチャまた実装に関する全般的な解説や キャッシュ管理に関する詳細な説明は記載していません それらに関しては microaptiv マイクロプロセッサコアのソフトウェアユーザマニュアル ( から入手可能 ) を参照してください PIC32MZ アーキテクチャに関する知識があると 本書をよりよく理解できます 参考資料として PIC32 ファミリリファレンスマニュアル セクション 50. microaptiv コア採用デバイスの CPU (DS ) を推奨します この文書は から入手できます 背景 CPU キャッシュは メインメモリのアクセス速度を補うために使う分離されたメモリブロックです レベル 1 キャッシュには CPU の動作速度と同じアクセス速度を持つメモリを使います このため レベル 1 キャッシュにアクセスする場合 CPU は命令またはデータを待機する必要はありません レベル 2 およびレベル 3 キャッシュはレベル 1 キャッシュと一緒に使われます これらのキャッシュのアクセス速度は CPU よりも低速ですが メインメモリよりは高速です PIC32MZ デバイスファミリでは L1 キャッシュだけを使います レベル 1 (L1) キャッシュは命令キャッシュとデータキャッシュに分割されます CPU は メモリに対して直接アクセスする事も キャッシュ経由でアクセスする事もできます PIC32MZ デバイスファミリから最高の性能を引き出すには キャッシュの使用が必須です メモリとキャッシュ間のアクセスは どちらの方向も 1 クロックサイクル内で発生します これに対し システムバス経由のアクセスは複数クロックサイクルを要します PIC32MZ アーキテクチャ以下では PIC32MZ アーキテクチャの動作とコンフィグレーションの鍵となる L1 キャッシュと 2 つのセグメントについて説明します フラッシュプリフェッチモジュールフラッシュプリフェッチモジュールは 128 ビットデータパス (32 ビット CPU バスの 4 倍のバス幅 ) を介してプログラムフラッシュメモリをフェッチする事によってフラッシュ待機ステートを隠蔽するために使います コードが分岐しない限り 次の命令は常にこのモジュールから得られます 分岐では 次のラインをロードする間にストールが発生します このモジュール内のレジスタは フラッシュ待機ステートを定義し プリフェッチ動作を有効にします プリフェッチモジュールの詳細については PIC32 ファミリリファレンスマニュアル セクション 41. L1 CPU キャッシュ搭載デバイス用プリフェッチモジュール (DS ) を参照してください メモリ管理ユニット (MMU) 全ての PIC32 アーキテクチャにおいて CPU は仮想アドレス空間を介してメモリと周辺モジュールにアクセスします 仮想アドレス空間は 5 つのセグメント (KSEG0 ~ KSEG3 と KUSEG) に分割されます 仮想 KSEG0 および KSEG1 アドレスは 物理アドレス空間の最初の 512 MB に配置されます ブートフラッシュ プログラムフラッシュ データメモリには KSEG0 と KSEG1 のどちらを介してもアクセスできます 特殊機能レジスタ (SFR) には KSEG1 を介してのみアクセスできます KSEG1 にはキャッシュは一切適用されません KSEG0 のキャッシュポリシーは設定可能です これは起動コード内のキャッシュ初期化中に設定します PIC32MZ アーキテクチャはTLB (Translation Look-aside Buffer) 方式のメモリ管理ユニット (MMU) を採用しています TLB は KUSEG/KSEG2/KSEG3 に対して仮想から物理へのアドレス変換を実行するよう設定できます これらのセグメントのキャッシュ適用属性は CPU コプロセッサ 0 (CP0) EntryLo0 および EntryLo1 レジスタを使ってTLBを設定する際に定義します コプロセッサ 0 レジスタの詳細については PIC32 ファミリリファレンスマニュアル セクション 50. microaptiv コア採用デバイスの CPU (DS ) を参照してください 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 1

2 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 L1 命令キャッシュ / データキャッシュ図 1 に示すように CPU はシステム RAM に対して直接またはキャッシュ経由でアクセスできます フラッシュメモリに対しても同様に 直接またはキャッシュ経由でアクセスできます DMA は常に RAM に直接アクセスします CPU - キャッシュ間を除く全てのアクセスにはシステムバスを使います リセット時は キャッシュ非適用アクセスを使って KSEG1 からコードを実行します このプロセスは 起動コードでキャッシュを初期化するまでキャッシュが使えないために必要です キャッシュが初期化された後は キャッシュを使って KSEG0 からコードを実行する事で 性能を最適化できます CPU が命令またはデータをキャッシュ適用メモリからフェッチすると システムは要求されたデータがキャッシュ内に存在するかどうか確認します 存在する場合 データはキャッシュから読み出され 性能上のペナルティは生じません これを キャッシュヒット と呼びます 要求されたデータがキャッシュ内に存在しない場合 ハードウェアは必要なデータをプログラムフラッシュメモリまたはデータ RAM からキャッシュにフィルします CPU は キャッシュへのフィルが完了するまで待機した後に データを読み出す必要があります これを キャッシュミス と呼びます キャッシュミスの場合 キャッシュフィルに要する時間に比例した性能ペナルティが生じます キャッシュのサイズは プログラムフラッシュまたはデータ RAM のサイズの整数分の 1 に固定されています PIC32MZ のキャッシュは 4 way セットアソシエティブ です これは キャッシュを同じサイズの 4 つの部分 (way) に分割し アドレスレンジ全域に配分する事を意味します 各 way は複数のキャッシュラインで構成されます キャッシュラインは キャッシュとフラッシュまたは RAM 間で転送可能な最小サイズのデータです 全てのメモリア位置は キャッシュ内のいずれか 1 つのセット位置にマップ ( 割り当て ) され そのセット内で 4 つの way の中の 1 つにマップできます つまり 各メモリ位置は キャッシュ内の 4 つの位置の中のどれかにマップできるという事です 各キャッシュラインは対応するタグを有し このタグはエントリのメモリ割り当て情報とステータスビットを格納します PIC32MZ のキャッシュは仮想インデックス / 物理タグ付き (VIPT) 方式を採用しており キャッシュラインタグはメモリ内のデータの物理アドレスを保持します ステータスビットは キャッシュライン内のデータが有効かどうかと ロックされているかどうかを示します また データキャッシュの場合にのみ dirty かどうかを示します キャッシュ動作の詳細は PIC32 ファミリリファレンスマニュアル セクション 50. microaptiv コア採用デバイスの CPU (DS ) を参照してください キャッシュミスが発生した時に そのメモリ位置に割り当てられているライン (4 way のどれも ) が利用できない場合 いずれか 1 つのラインを追い出す必要があります ハードウェアは 最長時間未使用 (LRU) アルゴリズムを使って 追い出すラインを選択します その名が示す通り 最後に使われてから最も長い時間使われていないキャッシュラインを追い出します 追い出しによってキャッシュ内のラインが開放され そのラインに新しいメモリ位置からのデータがフィルされます 以前に CPU が書き込んだデータがラインに格納されている場合 このデータを RAM へ書き戻した後に 新しいデータをラインにフィルします このプロセスを キャッシュライトバック と呼びます CPU が書き込んだキャッシュデータが RAM 内のデータと一致しない場合 ( この状態を dirty と呼ぶ ) キャッシュデータを置換する前にライトバックする必要があります CPU がメモリにアクセスする唯一のエンティティである場合 キャッシュはシステム動作に対して事実上透過的です PIC32MZ では DMA モジュールと DMA 対応周辺モジュールもメモリにアクセスします 既にキャッシュに転送済みのメモリ位置に対して DMA 書き込みが発生した場合 キャッシュの内容は RAM の内容と一致しなくなります この場合 キャッシュ内のデータの状態を stale と呼びます 同様に DMA モジュールへの転送のために CPU によって更新されたメモリ位置は dirty となるため DMA がそのデータをフェッチする前にメモリへ書き戻す必要があります DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

3 AN1600 図 1: PIC32MZ のキャッシュ実装 ( 概略図 ) System Bus Flash Controller I-Cache Reads Instruction Cache I-Cache Fills Flash Flash Prefetch Buffer Uncached instruction and data reads MIPS32 Execution Core Uncached instruction and data reads Uncached writes and write throughs Write Buffer D-Cache Writes D-Cache Write Backs Data Cache RAM D-Cache Reads D-Cache Fills DMA Writes DMA and DMA Enabled Peripherals DMA Reads キャッシュコヒーレンシ キャッシュコヒーレンシ とは キャッシュ内のデータが対応する物理メモリの内容に同期しているかどうかを表します コヒーレンシを管理するには 同期が必要かどうかを判断し 必要な時にだけ同期維持動作を実行します キャッシュとメモリ間の同期は様々な状況で失われます そのような状況は CPU が別のバスマスタとメモリを共有している場合に発生します 以下では そのような状況について いくつかの例を挙げて説明します これらの状況では ソフトウェアによってコヒーレンシを管理する必要があります キャッシュコヒーレンシを無視すると しばしば予測も対処も困難な致命的問題が生じます 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 3

4 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 DMA とキャッシュコヒーレンシ DMA を使う場合 キャッシュコヒーレンシに配慮してシステムを設計する必要があります これには DMA モジュールと DMA 機能を内蔵した各種周辺モジュール ( フラッシュコントローラ等 ) が含まれます DMA を使う場合 以下の条件を確保する必要があります DMA モジュールがデータを必要とする時に CPU によって書き込まれたデータが RAM 内に存在する事 - DMA がメモリを読み出す時に キャッシュに書き込まれたデータが RAM にも書き込まれているとは限りません ( キャッシュは dirty かもしれません ) DMA によって更新されたメモリの内容を CPU が正しく読み出す事 - DMA によって RAM に書き込まれたデータがキャッシュにも格納されているとは限りません ( キャッシュは stale かもしれません ) フラッシュの更新とキャッシュコヒーレンシ PIC32MZ は実行時にフラッシュメモリを再プログラミングできます フラッシュを再プログラミングした場合 更新されたメモリ位置に対応するキャッシュラインは全て stale となります 更新されたフラッシュメモリ位置に CPU がアクセスする前に キャッシュを無効化する必要があります 更新されたフラッシュ領域の用途に応じて 適切なキャッシュを無効化する必要があります つまり フラッシュ領域がデータを格納している場合はデータキャッシュ (D キャッシュ ) を無効化し 実行可能コードを格納している場合は命令キャッシュ (I キャッシュ ) を無効化する必要があるという事です RAM からのコード実行とキャッシュコヒーレンシ RAM からコードを実行するには 最初に RAM にコードを書き込む必要があります RAM への書き込みは D キャッシュを介して発生し RAM からの実行は I キャッシュを介して発生します 命令が実行される前に 命令を格納した D キャッシュラインを RAM へ書き戻す必要があります その結果としてIキャッシュラインが stale となる場合 そのラインを無効化する必要があります キャッシュの実装キャッシュポリシー KSEG0 のキャッシュ適用性属性は CP0 コンフィグレーションレジスタ内の 3 つのビットを使って制御します これらの 3 ビットによって KSEG0 領域全体のキャッシュポリシーが決まります TLB を使って KUSEG KSEG2 KSEG3 のいずれかにマップしたメモリの場合 各メモリ領域のキャッシュポリシーは TLB コンフィグレーションレジスタ内で別々に指定できます 以下の 4 通りのキャッシュポリシーがサポートされます キャッシュせず キャッシュ可能 : 非コヒーレント / ライトバック / ライトアロケート有効 キャッシュ可能 : 非コヒーレント / ライトスルー / ライトアロケート無効 キャッシュ可能 : 非コヒーレント / ライトスルー / ライトアロケート有効 各キャッシュポリシーの詳細は以下の通りです キャッシュせず : キャッシュ非適用として指定したメモリ領域内のアドレスは キャッシュから読み出されません キャッシュ非適用メモリ領域への書き込みは キャッシュの内容を変更する事なく 直接メインメモリに書き込みます ライトバック / ライトアロケート有効 : ロードと命令フェッチは最初にキャッシュを検索し 目的とするデータがキャッシュ内に存在しなければ メインメモリを読み出します データストア動作では 最初にキャッシュを検索して ターゲットアドレスがキャッシュ内に存在するかどうか調べます 存在する場合 キャッシュの内容を更新しますが メインメモリには書き込みません ストアでキャッシュルックアップミスが発生すると メインメモリを読み出して そのラインをキャッシュ内へ移動し 新しいストアデータとマージします 従って キャッシュミス時のアロケーションポリシーは リードアロケートまたはライトアロケートです データストアは way 選択配列内の適切な dirty ビットを更新する事で そのラインに変更されたデータが格納されている事を示します dirty データを格納したラインがキャッシュから退出した時点で そのデータはメモリに書き戻されます ライトスルー / ライトアロケート無効 : ロードと命令フェッチは最初にキャッシュを検索し 目的とするデータがキャッシュ内に存在しなければ メインメモリを読み出します データストア動作では 最初にキャッシュを検索して ターゲットアドレスがキャッシュ内に存在するかどうかを調べます 存在する場合 キャッシュの内容を更新し メインメモリにも書き込みます ストアでキャッシュルックアップミスが発生すると メインメモリのみに書き込みます 従って キャッシュミス時のアロケーション方式は リードアロケートのみです ライトスルー / ライトアロケート有効 : ロードと命令フェッチは最初にキャッシュを検索し 目的とするデータがキャッシュ内に存在しなければ メインメモリを読み出します データストア動作では 最初にキャッシュを検索して ターゲットアドレスがキャッシュ内に存在するかどうかを調べます 存在する場合 キャッシュの内容を更新し メインメモリにも書き込みます ストアでキャッシュルックアップミスが発生すると メインメモリを読み出して そのラインをキャッシュ内へ移動し 新しいストアデータとマージします さらに ストアデータをメインメモリにも書き込みます 従って キャッシュミス時のアロケーションポリシーは リードアロケートまたはライトアロケートです 補遺 A: キャッシュポリシーとコヒーレンシ では MPLAB XIDE 上で仮想および物理メモリにデータを書き込む簡単なプログラムを使って 各キャッシュポリシーがキャッシュと物理メモリの内容に与える影響 ( キャッシュコヒーレンシ ) について説明します DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

5 AN1600 各ポリシーの長所と短所表 1 に 各キャッシュポリシーの長所と短所を示します PIC32MZ ファミリの既定値キャッシュポリシー ( 開発ツールに同梱の起動コードが適用するポリシー ) は ライトバック / ライトアロケート有効 です KSEG0 ポリシーの変更に関しては MPLAB XC32 C/C++ Compiler User s Guide (DS51686) を参照してください 起動コードには キャッシュの初期化方法を示すソースコードも含まれます 表 1: キャッシュポリシーの比較 ポリシー 長所 短所 キャッシュせず キャッシュコヒーレンシ問題は発生しない 各メモリアクセスでは バス転送時間とメモリ待機ステートが生じるため 性能が大幅に悪化する ライトバック / ライトアロケート有効 ライトスルー / ライトアロケート無効 ライトスルー / ライトアロケート有効 最高の性能が得られる 全てのトランザクションでキャッシュを使い 必要時にのみメモリにアクセスする メモリは常に更新されるため 書き込み時のキャッシュコヒーレンシ問題は生じない メモリは常に更新されるため 書き込み時のキャッシュコヒーレンシ問題は生じない メモリへの書き込み時にキャッシュもフィルするため 書き込んだデータは直ちに CPU から読み出せる アプリケーションは メモリの読み出しと書き込みの両方向でコヒーレンシ問題に対処する必要がある 各 CPU 書き込みでバストランザクションが生じるため CPU によるメモリバス帯域幅の使用率が増加する 連続した書き込みでもメモリに書き込まれる CPU 読み出し時のキャッシュコヒーレンシ問題に対処する必要がある 各 CPU 書き込みでバストランザクションが生じるため CPU によるメモリバス帯域幅の使用率が増加する 連続した書き込みでもメモリに書き込まれる CPU 読み出し時のキャッシュコヒーレンシ問題に対処する必要がある メモリへの書き込み時にキャッシュもフィルするため 必要なデータをキャッシュから追い出してしまう可能性がある KSEG0 と KSEG1 MIPS コアでは 使用する仮想アドレスに応じて 物理メモリの最初の 512 MB をキャッシュ適用または非適用のどちらかに指定できます この 512 MB 領域は キャッシュ適用時に KSEG0 として参照され キャッシュ非適用時に KSEG1 として参照されます KSEG0 のアドレスレンジは 0x ~ 0x9FFFFFFF です KSEG1 のアドレスレンジは 0xA ~ 0xBFFFFFFF です 特殊機能レジスタは KSEG1 内にのみ存在する事を除けば KSEG0 と KSEG1 はどちらも同じ物理メモリを参照します KSEG0 を介するアクセスはキャッシュ適用可能ですが KSEG1 を介するアクセスはキャッシュ非適用です KSEG0 のキャッシュ適用性属性は CPU コプロセッサ 0 (CP0) コンフィグレーションレジスタを使って設定できます 既定値設定は ライトバック / ライトアロケート有効 です PIC32MZ の場合 リンカはデータセクションをキャッシュ適用 KSEG0 セグメントに割り当てます ( リンカスクリプトの指定に従う ) MPLAB 開発ツールは 実行時のヒープ割り当てとリンク時のデータ変数割り当てのための関数を提供します KSEG1 におけるリンク時コヒーレント割り当てには coherent 変数属性を使います 例 1 のコードは KSEG1 に割り当てる 1024 エレメントの符号なし整数配列を作成します 既定値のスタックはキャッシュ適用 KSEG0 領域に割り当てられるため キャッシュ非適用メモリの実行時割り当てはヒープから行う必要があります MPLAB 開発ツールは 実行時にキャッシュ非適用変数を作成するための関数として malloc と free に機能的に等価な 2 つの関数 (pic32_alloc_coherent と pic32_free_coherent) を提供します 例 2 に 1024 エレメントのキャラクタバッファを割り当て 使用後にこれをヒープに返す関数を示します 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 5

6 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 例 1: リンク時コヒーレント属性の使用 unsigned int attribute ((coherent)) buffer[1024]; 例 2: 実行時のコヒーレントメモリの割り当て / 解放 #include <xc.h> void myfunction(void) { char* buffer = pic32_alloc_coherent(1024); if (buffer) { /* do something */ } else { /* handle error */ } if (buffer) { pic32_free_coherent(buffer); } } 表 2: アドレス変換マクロ マクロ名 KVA_TO_PA(v) PA_TO_KVA0(pa) PA_TO_KVA1(pa) KVA0_TO_KVA1(v) KVA1_TO_KVA0(v) IS_KVA(v) IS_KVA0(v) IS_KVA1(v) IS_KVA01(v) 例 3 に KSEG1 から KSEG0 の位置に定義されている変数にアクセスする方法を示します 概要 カーネル (KSEG) 仮想アドレスを物理アドレスに変換します 物理アドレスを KSEG0 仮想アドレスに変換します 物理アドレスを KSEG1 仮想アドレスに変換します KSEG0 仮想アドレスを KSEG1 仮想アドレスに変換します KSEG1 仮想アドレスを KSEG0 仮想アドレスに変換します アドレスがカーネルセグメント仮想アドレスである場合に 1 と評価し それ以外の場合に 0 と評価します アドレスが KSEG0 仮想アドレスである場合に 1 と評価し それ以外の場合に 0 と評価します アドレスが KSEG1 仮想アドレスである場合に 1 と評価し それ以外の場合に 0 と評価します アドレスが KSEG0 または KSEG1 仮想アドレスである場合に 1 と評価し それ以外の場合に 0 と評価します 例 3: アドレス変換マクロのサンプルコード /* Declare a variable.by default it is defined in KSEG0 */ int Var1InKseg0 = 5; /* Declare a pointer to the same variable type and assign */ /* it the translated address using the address translation */ /* macro */ int *pvar1inkseg1 = KVA0_TO_KVA1(&Var1InKseg0); /* Assign x the value of the variable from the cache */ x = Var1InKseg0; /* Assign y the uncached value */ y = *pvar1inkseg1; DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

7 AN1600 PIC32MZ のキャッシュ管理命令 Imagination Technologies Limited の MIPS コアは キャッシュを管理するための専用アセンブリ命令を備えています 各命令は単一キャッシュラインに対して動作します これらの命令の使い方と動作の詳細については Imagination Technologies Limited のウェブサイト ( を参照してください CACHE 命令 CACHE 命令は 主に起動時のキャッシュ初期化用に使います コヒーレンシを管理するために CACHE 命令は以下のように使えます キャッシュアドレスヒットで無効化 - 指定されたアドレスのキャッシュを検索し ヒットが発生するとキャッシュラインを無効化 ( 追い出し ) します キャッシュラインがdirtyであってもライトバックは実行しません キャッシュアドレスヒットでライトバック - 指定されたアドレスのキャッシュを検索し ヒットが発生してラインが dirty であれば キャッシュラインをメモリに書き込みます キャッシュのフィル - 指定されたアドレスからのデータを命令キャッシュ (I キャッシュ ) にフィルします データキャッシュ (D キャッシュ ) のフィルには PREF 命令を使います フェッチとロック - 指定されたアドレスからのデータを命令キャッシュまたはデータキャッシュにフィルし そのデータをキャッシュ内でロックします キャッシュ命令を使ってキャッシュを無効化するまで データはキャッシュ内でロックされます MPLAB Harmony のキャッシュ管理関数 MPLAB Harmony 統合ソフトウェアフレームワークは キャッシュ管理を容易にする各種の関数を備えています これらの関数は MIPS アセンブリ命令を使って アドレスの全域または一部領域でキャッシュ操作を実行します これらの関数はデバイス制御 (DEVCON) システムサービスライブラリに含まれています キャッシュの管理には これらの関数を使う事を推奨します これらの命令により 実行時に以下のキャッシュ操作を実行できます 初期化 フラッシュ ( キャッシュ全体 データまたは命令もしくはその両方 ) クリーン ( アドレスレンジ データまたは命令 ) 無効化 ( アドレスレンジ データまたは命令 ) ロック ( アドレスレンジ データまたは命令 ) 同期 KSEG0 ポリシーの設定または読み出しこれらの関数に関する詳細な説明と使い方を示すサンプルアプリケーションについては MPLAB Harmony の最新文書を参照してください PREF 命令プリフェッチ命令 (PREF) を使うと ソフトウェアで以下のキャッシュフィル動作を指定する事によって D キャッシュの性能を最適化できます 書き込み動作向けにキャッシュラインをフィルする - キャッシュラインを予約しますが メモリには最終的に新しいデータが書き込まれるため メモリからキャッシュへのフィルは実行しません 読み出し動作向けにキャッシュラインをフィルする - キャッシュラインを予約し メモリの内容をキャッシュにフィルします Streamed および Retained オプションを使う事で ストリームしたデータが保持データを追い出さないキャッシュ階層を指定できます ライトバックと無効化により キャッシュラインを解放し キャッシュラインが dirty であればメモリに書き戻す事ができます これは nudge とも呼びます SYNCI 命令 RAM から実行する場合 メモリを初期化する際に D キャッシュと I キャッシュの両方を使います SYNCI 命令は 実行コードを RAM にプログラミングする際に使います これにより 両方のキャッシュを同期させて 効果的な命令書き込みが行えます SYNCI 命令は 指定されたアドレスに対して D キャッシュのライトバックと I キャッシュの無効化を適用します これらの命令に関するマクロサポートについては MPLAB XC32 C/C++ Compiler User s Guide (DS51686) と関連する ReadMe ファイルを参照してください 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 7

8 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 キャッシュコヒーレンシ問題の対処法以下では キャッシュコヒーレンシ問題に対処するためのオプションについて説明します DMA DMA モジュールは常に物理メモリにアクセスし キャッシュを有効にする場合はキャッシュコヒーレンシ問題に対処する必要があります キャッシュポリシーの既定値は ライトバック / ライトアロケート有効 ですが ライトスルー / ライトアロケート有効 または ライトスルー / ライトアロケート無効 に変更できます DMA モジュールが使用するメモリにアクセスする場合 開発の初期段階では ライトバック / ライ トアロケート有効 キャッシュポリシー ( 既定値 ) を適用して KSEG1 を使う事を推奨します これは最も単純な方法でありながら ほとんどの場合に十分な性能が得られます プロジェクトをデバッグした後は DMA 共有メモリへのアクセスを KSEG1 経由に変更し CACHEおよびPREF 命令を使ってコヒーレンシを管理する事で 性能を向上させる事ができます 複数の DMA バスマスタを使うシステムでは ソフトウェアによるキャッシュ管理を必要な箇所にのみ適用 ( つまり 1 度に 1 つの DMA モジュールに対してのみ実装 ) する事で デバッグプロセスを簡素化できます 表 3 に DMA キャッシュコヒーレンシ管理オプションを示します 表 3: DMA キャッシュコヒーレンシ管理オプション 方法概要使用目的 ライトバック / ライトアロケート有効 ポリシー -DMA 共有メモリへのアクセスに KSEG1 を使用 ライトバック / ライトアロケート有効 ポリシー - DMA 共有メモリへのアクセスに KSEG0 を使用 - ソフトウェアによるコヒーレンシ管理 ライトスルー ポリシー - ソフトウェアによるコヒーレンシ管理 キャッシュポリシーは ライトバック / ライトアロケート有効 に設定しますが CPU はキャッシュ非適用 KSEG1 を使って全ての DMA 共有メモリを参照します これは最も単純なキャッシュ管理アプローチです キャッシュポリシーは ライトバック / ライトアロケート有効 に設定し CPU はキャッシュ適用 KSEG0 を使って DMA 共有メモリを参照します MPLAB Harmony 統合ソフトウェアフレームワークが提供するキャッシュ管理関数を使ってキャッシュコヒーレンシを管理します ( 必要に応じてキャッシュラインを無効化してデータをライトバック ) この方法では最高の性能が得られますが ソフトウェアでキャッシュを管理する必要があります キャッシュポリシーはライトスルーモードを使って設定します KSEG0 を使って DMA 共有メモリを参照でき 書き込み時にキャッシュコヒーレンシ問題は発生しません 読み出し時は CACHE または PREF 命令を使ってキャッシュコヒーレンシを管理するか 全ての読み出しに KSEG1 を使う必要があります ライトスルーポリシーでは キャッシュデータをライトバックする必要はありませんが システムバス帯域幅の使用量が増加します プロジェクトが動作できるようになるまでの初期段階では このアプローチを推奨します 最高の性能を達成する必要がある場合 このアプローチを使います 最高の性能を達成する必要がある場合 このアプローチを使います DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

9 AN1600 フラッシュの更新フラッシュメモリの一部を不揮発性ストレージとして使う場合またはブートローダアプリケーションで使う場合 フラッシュの更新が発生する可能性があります フラッシュプログラミング 行プログラミングを行う場合 フラッシュコントローラは DMA を使って RAM の内容を読み出し 以下の方法でフラッシュメモリに書き込む事ができます キャッシュ非適用 KSEG1 を使って行データを初期化する キャッシュ適用 KSEG0 を使って行データを初期化し NVM 書き込み命令を実行する前に CACHE ライトバック命令または MPLAB Harmony キャッシュ管理ルーチンを使って キャッシュした内容を RAM に書き込む 不揮発性データストレージ 不揮発性データストレージフラッシュアプリケーションでは フラッシュの書き込みは必ずフラッシュコントローラを介して発生するため ライトバックに関する問題は生じません フラッシュメモリ位置が再プログラミングされると キャッシュされたラインは stale になります 以下のオプションが利用できます KSEG1 を介して不揮発性データストレージにアクセスする - これらのメモリ位置へのアクセスが頻繁に発生しないのであれば バス帯域幅を大きく消費しないため この方法を推奨します 任意のキャッシュポリシー ( キャッシュせず を除く ) を使って KSEG0 経由でアクセスする - 再プログラミングされたフラッシュメモリ位置に対応するキャッシュ位置を無効化する必要があります RAM からのコード実行後でコードとして実行する予定のデータを RAM に書き込む場合 I キャッシュと D キャッシュの両方が使われます この問題に対処するため SYNCI 命令が用意されています RAM に書き込んだ実行可能データを実行する前に SYNCI 命令を使って両方のキャッシュを同期させます 効率的なデータの配置キャッシュは データに空間的局所性を持たせた場合に最高の性能を発揮します 既に説明したように キャッシュとの間で双方向に転送可能な最小のデータサイズは 1 キャッシュラインです PIC32MZ の場合 キャッシュラインのサイズは 4 ワード (16 バイト ) です 複数ワードにまたがる静的データに関しては キャッシュラインの境界に配置するよう宣言する事で 性能を最適化できます これにより 4 ワードのデータ構造体が 2 つのキャッシュラインにまたがる ( すなわち 1 つのキャッシュラインに書き込むのに比べて 2 倍の時間がかかる ) 事を防ぎます 1 ワードの静的変数に関しては 一緒に使う物同士をキャッシュラインが最少数となるようにグループ化する事で 性能を向上させる事ができます これを行うための 1 つの方法は キャッシュラインの境界に配置した構造体の中でそれらの変数を宣言する事です まとめ PIC32MZ ファミリのデバイスを使って最高の性能を達成するには L1 CPU キャッシュを使う必要があります DMA を使う場合 コヒーレンシ問題を防ぐために キャッシュ管理に配慮してプロジェクトを設計する必要があります システムの要求性能に応じて 複雑さの異なる各種の方法でキャッシュコヒーレンシを管理する事ができます ブートロード 一般的に アプリケーションコードを更新するためのブートロードは頻繁には実行しませんが 大容量のフラッシュメモリにアクセスするため キャッシュ全体を使う可能性があります このため ブートロードしたコードを実行する前に I キャッシュ全体を無効化する事を推奨します 新しいコードの実行を開始する前にブートローダがリセットを実行する場合 起動コードがキャッシュを初期化するため 特別な操作は不要です しかし リセットが実行されない場合 新しいコードを実行する前にキャッシュを無効化する事を推奨します 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 9

10 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 補遺 A: キャッシュポリシーとコヒーレンシ 以下では MPLAB X IDE を使った 4 つの例を通して キャッシュコヒーレンシに対するキャッシュポリシーの影響を示します いずれの例でも KSEG0 と KSEG1 を介してデータメモリを変更します 例 1: データメモリへの キャッシュせず 書き込み 例 2: データメモリへの ライトバック / ライトアロケート有効 書き込み 例 3: データメモリへの ライトスルー / ライトアロケート有効 書き込み 例 4: データメモリへの ライトスルー / ライトアロケート無効 書き込み単純化のために これらの例は KSEG0 および KSEG1 ポインタを使ってSRAM 内の同一メモリ位置を参照します KSEG0 ポインタは CPU からのキャッシュ適用メモリアクセスに対応し KSEG1 ポインタはキャッシュ非適用メモリアクセスに対応します キャッシュは CPU による KSEG1 メモリアクセスを一切関知しません これは物理メモリへの DMA アクセスと同じです DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

11 AN1600 A.1 例 1: データメモリへの キャッシュせず 書き込み キャッシュせず ポリシーの場合 同じメモリ位置に異なるデータを 2 回書き込みます 最初の書き込みでは KSEG0 ポインタを使い 2 回目の書き込みでは KSEG1 ポインタを使います その後 同じ KSEG0 および KSEG1 ポインタを使って そのメモリ位置の値を別々のグローバル変数に読み戻します この場合 どちらの変数も 2 回目に書き込んだ値を示すはずです ( 図 A-1 参照 ) 図 A-1: 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 11

12 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 そこで MPLAB X IDE を使って仮想メモリと物理メモリを調べると 図 A-2 と図 A-3 に示すように どちらも 2 回目に書き込んだ値を格納している事が分かります 図 A-2: 図 A-3: DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

13 A.2 例 2: データメモリへの ライトバック / ライトアロケート有効 書き込み ライトバック / ライトアロケート有効 キャッシュポリシーの場合 CPU は KSEG0 アドレスを使う場合にキャッシュへ書き込みます そのラインを追い出さない限り データは SRAM へ書き戻されません KSEG1 アドレスを使う場合 CPU はキャッシュをバイパスして直接 SRAM に書き込みます 従って 最初に書き込んだデータはキャッシュ内に格納され 2 回目に書き込んだ値は SRAM 内に格納されているはずです ( 図 A-4 参照 ) 図 A-4: AN Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 13

14 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 そこで MPLAB X IDE の [Watch] ウィンドウ ( 図 A-5 図 A-6) で仮想メモリと物理メモリを調べると 同じメモリ位置に異なるデータが格納されている事が分かります つまり キャッシュがコヒーレントではないという事です キャッシュ内のデータを SRAM へ書き戻すまで このキャッシュラインは非コヒーレントのままです 図 A-5: 図 A-6: DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

15 AN1600 図 A-7 ~ 図 A-9 に示すように KSEG0 書き込みを削除した場合 キャッシュには書き込まないため KSEG0 読み出しを実行するとデータは物理メモリからフェッチされ キャッシュはこの時点で更新されます ( リードアロケート ) 図 A-7: 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 15

16 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 図 A-8: 図 A-9: キャッシュせず 以外の全てのキャッシュポリシーでは キャッシュは常にリードアロケートする事に注意してください これはデバッグ時に重要な影響を及ぼします というのは デバッグエグゼクティブの実行または print/display へのデータ読み出しによってキャッシュのコヒーレント / 非コヒーレントに違いが生じる可能性があるからです DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

17 A.3 例 3: データメモリへの ライトスルー / ライトアロケート有効 書き込み ライトスルー / ライトアロケート有効 ポリシーの動作は ライトバック / ライトアロケート有効 ポリシーと似ていますが キャッシュに書き込まれたデータは物理メモリにも書き込まれるという点で異なります これは KSEG1 書き込みを削除すると KSEG0 読み出しと KSEG1 読み出しがどちらも同じデータを返す事によって説明できます ( 図 A-10) 図 A-10: AN Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 17

18 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 図 A-11 に示すように 両方の書き込みを実行した場合は非コヒーレントです キャッシュは KSEG1 への書き込みを一切関知しないため 最初の書き込みがまだ有効であると見なします 図 A-11: DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

19 A.4 例 4: データメモリへの ライトスルー / ライトアロケート無効 書き込み ライトスルー / ライトアロケート無効 とは 書き込み時に対応するラインが既にキャッシュ内に存在する場合にのみキャッシュを更新する事を意味します ラインがキャッシュ内に存在しない場合 データを物理メモリに直接書き込み キャッシュには書き込みません KSEG0 書き込みと KSEG1 書き込みを実行すると 最初の書き込みはキャッシュに書き込みません このため KSEG0 読み出しを実行すると KSEG1 読み出しと同じデータが返されます ( 図 A-12 参照 ) 図 A-12: AN Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 19

20 PIC32MZ の L1 キャッシュの使い方 しかし 図 A-13 に示すように KSEG0 書き込みの前にダミー読み出しを実行すると リードアロケーションによって異なる結果が得られます 図 A-13: DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

21 Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください Microchip 社製品は 該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています Microchip 社では 通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合 Microchip 社製品のセキュリティレベルは 現在市場に流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています しかし コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です 弊社の理解ではこうした手法は Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります このような行為は知的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます Microchip 社は コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し 対応策に取り組んでいきます Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで 自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません コード保護機能とは Microchip 社が製品を 解読不能 として保証するものではありません コード保護機能は常に進歩しています Microchip 社では 常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます Microchip 社のコード保護機能の侵害は デジタルミレニアム著作権法に違反します そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著 本書に記載されているデバイスアプリケーション等に関する情報は ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであり 更新によって無効とされる事があります お客様のアプリケーションが仕様を満たす事を保証する責任は お客様にあります Microchip 社は 明示的 暗黙的 書面 口頭 法定のいずれであるかを問わず 本書に記載されている情報に関して 状態 品質 性能 商品性 特定目的への適合性をはじめとする いかなる類の表明も保証も行いません Microchip 社は 本書の情報およびその使用に起因する一切の責任を否認します Microchip 社の明示的な書面による承認なしに 生命維持装置あるいは生命安全用途に Microchip 社の製品を使用する事は全て購入者のリスクとし また購入者はこれによって発生したあらゆる損害 クレーム 訴訟 費用に関して Microchip 社は擁護され 免責され 損害をうけない事に同意するものとします 暗黙的あるいは明示的を問わず Microchip 社が知的財産権を保有しているライセンスは一切譲渡されません 商標 Microchip 社の名称と Microchip ロゴ dspic FlashFlex KEELOQ KEELOQ ロゴ MPLAB PIC PICmicro PICSTART PIC 32 ロゴ rfpic SST SST ロゴ SuperFlash UNI/O は 米国およびその他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です FilterLab Hampshire HI-TECH C Linear Active Thermistor MTP SEEVAL Embedded Control Solutions Company は 米国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です Silicon Storage Technology は その他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です Analog-for-the-Digital Age Application Maestro BodyCom chipkit chipkit ロゴ CodeGuard dspicdem dspicdem.net dspicworks dsspeak ECAN ECONOMONITOR FanSense HI-TIDE In-Circuit Serial Programming ICSP Mindi MiWi MPASM MPF MPLAB 認証ロゴ MPLIB MPLINK mtouch Omniscient Code Generation PICC PICC-18 PICDEM PICDEM.net PICkit PICtail REAL ICE rflab Select Mode SQI Serial Quad I/O Total Endurance TSHARC UniWinDriver WiperLock ZENA Z-Scale は 米国およびその他の国における Microchip Technology Incorporated の登録商標です SQTP は 米国における Microchip Technology Incorporated のサービスマークです GestICとULPPは その他の国におけるMicrochip Technology Germany II GmbH & Co. & KG (Microchip Technology Incorporated の子会社 ) の登録商標です その他 本書に記載されている商標は各社に帰属します 2013, Microchip Technology Incorporated, Printed in the U.S.A., All Rights Reserved. ISBN: QUALITY MANAGEMENT SYSTEM CERTIFIED BY DNV == ISO/TS == Microchip 社では Chandler および Tempe ( アリゾナ州 ) Gresham ( オレゴン州 ) の本部 設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています Microchip 社の品質システムプロセスおよび手順は PIC MCU および dspic DSC KEELOQ コードホッピングデバイス シリアル EEPROM マイクロペリフェラル 不揮発性メモリ アナログ製品に採用されています さらに 開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています 2015 Microchip Technology Inc. DS C_JP - p. 21

22 各国の営業所とサービス 北米本社 2355 West Chandler Blvd. Chandler, AZ Tel: Fax: 技術サポート : support URL: アトランタ Duluth, GA Tel: Fax: オースティン (TX) Tel: ボストン Westborough, MA Tel: Fax: シカゴ Itasca, IL Tel: Fax: クリーブランド Independence, OH Tel: Fax: ダラス Addison, TX Tel: Fax: デトロイト Novi, MI Tel: ヒューストン (TX) Tel: インディアナポリス Noblesville, IN Tel: Fax: ロサンゼルス Mission Viejo, CA Tel: Fax: ニューヨーク (NY) Tel: サンノゼ (CA) Tel: カナダ - トロント Tel: Fax: アジア / 太平洋アジア太平洋支社 Suites , 37th Floor Tower 6, The Gateway Harbour City, Kowloon Hong Kong Tel: Fax: オーストラリア - シドニー Tel: Fax: 中国 - 北京 Tel: Fax: 中国 - 成都 Tel: Fax: 中国 - 重慶 Tel: Fax: 中国 - 東莞 Tel: 中国 - 杭州 Tel: Fax: 中国 - 香港 SAR Tel: Fax: 中国 - 南京 Tel: Fax: 中国 - 青島 Tel: Fax: 中国 - 上海 Tel: Fax: 中国 - 瀋陽 Tel: Fax: 中国 - 深圳 Tel: Fax: 中国 - 武漢 Tel: Fax: 中国 - 西安 Tel: Fax: アジア / 太平洋中国 - 厦門 Tel: Fax: 中国 - 珠海 Tel: Fax: インド - バンガロール Tel: Fax: インド - ニューデリー Tel: Fax: インド - プネ Tel: 日本 - 大阪 Tel: Fax: 日本 - 東京 Tel: Fax: 韓国 - 大邱 Tel: Fax: 韓国 - ソウル Tel: Fax: または マレーシア - クアラルンプール Tel: Fax: マレーシア - ペナン Tel: Fax: フィリピン - マニラ Tel: Fax: シンガポール Tel: Fax: 台湾 - 新竹 Tel: Fax: 台湾 - 高雄 Tel: 台湾 - 台北 Tel: Fax: タイ - バンコク Tel: Fax: ヨーロッパオーストリア - ヴェルス Tel: Fax: デンマーク - コペンハーゲン Tel: Fax: フランス - パリ Tel: Fax: ドイツ - デュッセルドルフ Tel: ドイツ - ミュンヘン Tel: Fax: ドイツ - プフォルツハイム Tel: イタリア - ミラノ Tel: Fax: イタリア - ベニス Tel: オランダ - ドリューネン Tel: Fax: ポーランド - ワルシャワ Tel: スペイン - マドリッド Tel: Fax: スウェーデン - ストックホルム Tel: イギリス - ウォーキンガム Tel: Fax: /27/15 DS C_JP - p Microchip Technology Inc.

PIC10(L)F320/322 Product Brief

PIC10(L)F320/322 Product Brief 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います PIC10(L)F320/322 PIC10(L)F320/322 製品概要 高性能 RISC CPU: 命令は 35 しかなく習得が容易 : - 分岐命令を除き 全てシングルサイクル命令 動作速度 : - DC 16 MHz クロック入力 - DC 250 ns 命令サイクル 最大 1 K

More information

AN1019 そのような配慮として 下記の基本的ガイドラインに沿って 可能な限り 環境条件または動作条件を制限する必要があります アプリケーションの温度を可能な限り下げる アプリケーションの電圧 ( または EEPROM の VCC 電圧 ) を可能な限り下げる 書き込みバイト数を可能な限り少なくす

AN1019 そのような配慮として 下記の基本的ガイドラインに沿って 可能な限り 環境条件または動作条件を制限する必要があります アプリケーションの温度を可能な限り下げる アプリケーションの電圧 ( または EEPROM の VCC 電圧 ) を可能な限り下げる 書き込みバイト数を可能な限り少なくす 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います EEPROM 書き込み耐性の基礎 AN1019 Author: 基礎 David Wilkie Microchip Technology Inc. EEPROM の 書き込み耐性 を一言で明確に定義して理解する事はできません 以下で説明するように メーカーごとに定義が異なります 全てのメーカー

More information

RI_JTAG.book

RI_JTAG.book 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います JTAG アダプタ (PIC MCU 向け ) はじめに JTAG アダプタ (AC007) は MPLAB REAL ICE インサーキットエミュレータと PIC ターゲットデバイスの間を接続するために使います このキットは JTAG アダプタボード リボンケーブル 説明書 (DS00009)

More information

SMSC LAN8700 Datasheet

SMSC LAN8700 Datasheet 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います Microchip 社 LAN9252 SDK と Beckhoff 社 EtherCAT SSC の統合 Author: Kansal Mariam Banu Shaick Ibrahim Microchip Technology Inc. 概要 Microchip 社の LAN9252 は

More information

ヒント 2: CWG を使ったハーフブリッジまたはフルブリッジ回路の駆動 ハーフブリッジまたはフルブリッジモータ回路を駆動するために多ピンマイクロコントローラは必ずしも必要ではありません PWM モジュールと CWG モジュールを組み合わせると 少ピンデバイスでも駆動できます 図 2: CWG によ

ヒント 2: CWG を使ったハーフブリッジまたはフルブリッジ回路の駆動 ハーフブリッジまたはフルブリッジモータ回路を駆動するために多ピンマイクロコントローラは必ずしも必要ではありません PWM モジュールと CWG モジュールを組み合わせると 少ピンデバイスでも駆動できます 図 2: CWG によ 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います 新周辺モジュール活用のヒントとコツ 相補波形ジェネレータ (CWG) 構成可能なロジックセル (CLC) 数値制御オシレータ (NCO) 周辺モジュール活用のヒントとコツ はじめに マイクロチップ社は 小型化と高性能化ならびに使いやすさと信頼性の向上を目指して常に先進的な製品を提供しています

More information

PIC24F Family Reference Manual, Section 9 Watchdog Timer (WDT)

PIC24F Family Reference Manual, Section 9 Watchdog Timer (WDT) 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います セクション 9. ウォッチドッグタイマ (WDT) ハイライト 本セクションには以下の主要項目を記載しています 9.1 はじめに... 9-2 9.2 WDT の動作... 9-3 9.3 レジスタマップ... 9-7 9.4 設計のヒント... 9-8 9.5 関連アプリケーションノート...

More information

SMSC LAN8700 Datasheet

SMSC LAN8700 Datasheet 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います Microchip 社 Ethernet コントローラ スイッチ EtherCAT コントローラのトランスレスアプリケーション Author: Kansal Mariam Banu Shaick Ibrahim Microchip Technology Inc. はじめに Microchip

More information

51814a0910.indd

51814a0910.indd Software Tools マイクロチップテクノロジーが提供する HI-TECH C コンパイラ www.microchip.com/hi-tech マイクロチップの OCG(Omniscient Code Generation) HI-TECH Software は組込みシステム用の開発ツールを提供する世界有数のプロバイダーです プログラム全体の最適化 コンパイリングテクノロジー OCG (Omniscient

More information

Manchester Decoder Using the CLC and NCO

Manchester Decoder Using the CLC and NCO 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN1470 CLC と NCO を使ったマンチェスタデコーダ 著者 : 概要 PIC16F150x が内蔵する CLC( 構成可能なロジックセル ) と NCO ( 数値制御オシレータ ) を使うと マンチェスタデコーダを構築できます PIC16F150x は 低消費電力 XLP 技術に対応したエンハンストコアを実装したデバイスです

More information

B MPLAB XC HPA Renewal Instructions.book

B MPLAB XC HPA Renewal Instructions.book 優先アクセス (HPA) の概要 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います MPLAB XC HPA の更新方法 MPLAB XC C コンパイラ優先アクセス MPLAB XC PRO C コンパイラをご購入頂くと 1 年間の優先アクセス (HPA) サポートを無償で受けられます その後は年間契約で HPA を購入できます HPA はいつでも購入できます

More information

AN2754 USB-to-I2C Bridging with USB7002, USB7050, USB7051, and USB7052 Hubs

AN2754 USB-to-I2C Bridging with USB7002, USB7050, USB7051, and USB7052 Hubs 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います Microchip 社製 USB7002/USB7050/USB7051/USB7052 ハブの USB-to-I 2 C ブリッジ機能 Author: Mick Davis Microchip Technology, Inc. はじめに USB-to-I 2 C ブリッジ機能は Microchip

More information

開発ツール WINDOWS 2000 でのインストールに関する問題 MPLAB ICD 2 USB ドライバの読み込み時に問題が発生する場合 Microsoft Windows Update サイトのパッチが役立つかもしれません このパッチは Windows 2000 SP4 に更新したユーザに適用

開発ツール WINDOWS 2000 でのインストールに関する問題 MPLAB ICD 2 USB ドライバの読み込み時に問題が発生する場合 Microsoft Windows Update サイトのパッチが役立つかもしれません このパッチは Windows 2000 SP4 に更新したユーザに適用 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います 開発ツール 不適正な USB デバイスドライバのアンインストール 推奨アンインストール方法 次に挙げるマイクロチップ社製開発ツールの使用時 不適正なデバイスドライバがインストールされていると問題が発生する可能性があります Windows OS がマイクロチップ社製開発ツールに対して既定値の USB

More information

Cortex -M キャッシュコントローラを使って決定論的コード性能を達成する方法 TB3186 はじめに マイクロコントローラベース (MCU) の組み込みアプリケーションでは ソフトウェアは不揮発性メモリに保存して実行します この不揮発性メモリとは 通常はフラッシュメモリです フラッシュメモリは

Cortex -M キャッシュコントローラを使って決定論的コード性能を達成する方法 TB3186 はじめに マイクロコントローラベース (MCU) の組み込みアプリケーションでは ソフトウェアは不揮発性メモリに保存して実行します この不揮発性メモリとは 通常はフラッシュメモリです フラッシュメモリは Cortex -M キャッシュコントローラを使って決定論的コード性能を達成する方法 はじめに マイクロコントローラベース (MCU) の組み込みアプリケーションでは ソフトウェアは不揮発性メモリに保存して実行します この不揮発性メモリとは 通常はフラッシュメモリです フラッシュメモリはコードを保存して実行する効率的なメディアですが フラッシュから実行する時に決定論的コード性能を制限する多数の因子があります

More information

USB.mif

USB.mif 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN1142 組み込み USB ホストにおけるマスストレージクラス Author: はじめに Microchip 社の USB OTG モジュール内蔵マイクロコントローラを使うと マイクロコントローラアプリケーションで USB 組み込みホスト機能を容易にサポートできます この機能の代表的な用途の

More information

Microchip Capacitive Proximity Design Guide

Microchip Capacitive Proximity Design Guide 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います マイクロチップ社の静電容量式近接検出設計ガイド 著者 : はじめに Xiang Gao Microchip Technology Inc. 近接検出を使うと 物理的接触なしに電子装置を操作できます この技術は製品の見た目と使いやすさを向上させ 消費電力を低減します 近接検出機能の実装には 磁気

More information

TB3179 メモリ保護ユニット (MPU) の設定方法 はじめに メモリ保護ユニット (MPU) は Cortex -M7 コアがメモリ保護のために備えているオプションのコンポーネントです MPU はメモリマップを分割し それぞれにアクセス権とルールを設定します 本書では Cortex-M7 ベー

TB3179 メモリ保護ユニット (MPU) の設定方法 はじめに メモリ保護ユニット (MPU) は Cortex -M7 コアがメモリ保護のために備えているオプションのコンポーネントです MPU はメモリマップを分割し それぞれにアクセス権とルールを設定します 本書では Cortex-M7 ベー メモリ保護ユニット (MPU) の設定方法 はじめに メモリ保護ユニット (MPU) は Cortex -M7 コアがメモリ保護のために備えているオプションのコンポーネントです MPU はメモリマップを分割し それぞれにアクセス権とルールを設定します 本書では Cortex-M7 ベースの Microchip 社製 MCU で MPU メモリ領域を設定する方法を説明します MPU の特長は以下の通りです

More information

DALI App. Note

DALI App. Note 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN465 DALI (Digitally Addressable Lighting Interface) 通信 著者 : Shaima Husain Microchip Technology Inc. DALI (Digitally Addressable Lighting Interface)

More information

a.fm

a.fm 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います TB3099 ゼロクロススイッチングによるリレーの長寿命化 Author: Stephen Allen Microchip Technology Inc. はじめに本書では PIC16F1708 マイクロコントローラでゼロクロス検出機能を実装する方法を紹介します 本書では この機能を使って 220

More information

a.fm

a.fm 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います TB3129 PIC マイクロコントローラの信号計測タイマ (SMT) モジュール Author: Ashutosh Tiwari Microchip Technology Inc. 要約本書には 柔軟で便利な信号計測タイマ (SMT) モジュールの技術概要を記載しています 幅広い PIC マイクロコントローラが内蔵する

More information

PICF/LF1847 表 1: デバイス PICF/LF1847 ファミリの各製品 プログラムメモリフラッシュ ( ワード ) データ EEPROM ( バイト ) SRAM ( バイト ) I/O 10 ビット A/D (ch) タイマ 8/ ビット EUSART MSSP CCP/ ECCP

PICF/LF1847 表 1: デバイス PICF/LF1847 ファミリの各製品 プログラムメモリフラッシュ ( ワード ) データ EEPROM ( バイト ) SRAM ( バイト ) I/O 10 ビット A/D (ch) タイマ 8/ ビット EUSART MSSP CCP/ ECCP ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします PICF/LF1847 18/20/28 ピン 8 ビットフラッシュマイクロコントローラ製品概要 高性能 RISC CPU: 命令数は 49 で習得が容易 動作速度 : - DC 32 MHz クロック入力 - DC 12 ns 命令サイクル 割り込み機能

More information

Multi-Tool Design Advisory

Multi-Tool Design Advisory 注 意 : この 日 本 語 版 文 書 は 参 考 資 料 としてご 利 用 ください 最 新 情 報 は 必 ずオリジナルの 英 語 版 をご 参 照 願 います 開 発 ツールの 設 計 注 意 書 各 種 ツールの 設 計 注 意 書 (DS51764) この 注 意 書 は 以 下 の 開 発 ツールに 適 用 します MPLAB REAL ICE インサーキット エミュレータ MPLAB

More information

TB3172 Cortex -M7 マイクロコントローラの XDMAC を使ってオーディオアプリケーションにピンポンバッファリングを実装する方法 はじめに オーディオシステムアプリケーションでは リアルタイムシステムに関する代表的なプロデューサ / コンシューマ問題が発生する可能性があります タイミ

TB3172 Cortex -M7 マイクロコントローラの XDMAC を使ってオーディオアプリケーションにピンポンバッファリングを実装する方法 はじめに オーディオシステムアプリケーションでは リアルタイムシステムに関する代表的なプロデューサ / コンシューマ問題が発生する可能性があります タイミ Cortex -M7 マイクロコントローラの XDMAC を使ってオーディオアプリケーションにピンポンバッファリングを実装する方法 はじめに オーディオシステムアプリケーションでは リアルタイムシステムに関する代表的なプロデューサ / コンシューマ問題が発生する可能性があります タイミングの制約にはレイテンシ サンプリングレート サンプリング期間 リアルタイム応答等があります 通常 オーディオのタイミング問題に対するソリューションを実装するには

More information

00763b.book

00763b.book ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします AN763 ラッチアップから MOSFET ドライバを保護する 著者 : マイクロチップテクノロジ ( 株 ) 始めに あらかたの CMOS IC は適当な条件にさえなれば あたかも SCR のように容易に " ラッチ " してしまい 正の電源電圧からグラウンドにかけて短絡回路を形成します

More information

Sensorless Field Oriented Control (FOC) of an AC Induction (ACIM) Using Field Weakening

Sensorless Field Oriented Control (FOC) of an AC Induction (ACIM) Using Field Weakening 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN1206 磁界弱め制御を採用した AC 誘導モータ (ACIM) のセンサレス磁界方向制御 (FOC) Author: Mihai Cheles Microchip Technology Inc. Co-author:Dr.-Ing.Hafedh Sammoud APPCON Technologies

More information

Sample Rate Conversion Library for PIC32 User’s Guide

Sample Rate Conversion Library for PIC32 User’s Guide 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います 2013 Microchip Technology Inc DS61190A_JP Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください Microchip 社製品は 該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています Microchip 社では

More information

00681a.fm

00681a.fm 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います 高速フーリエ変換 (FFT) の活用法 Author: はじめに Bonnie C. Baker Microchip Technology Inc. シグナルインテグリティ問題を解決するには 複数のツールを使ってシステムの挙動を解析するのが最善の方法です 信号経路にアナログ / デジタル (A/D)

More information

ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします PIC12F1822/16F182X 8/14/20 ピン 8 ビットフラッシュマイクロコントローラ製品概要 高性能 RISC CPU: 命令数は 49

ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします PIC12F1822/16F182X 8/14/20 ピン 8 ビットフラッシュマイクロコントローラ製品概要 高性能 RISC CPU: 命令数は 49 ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします 8/14/20 ピン 8 ビットフラッシュマイクロコントローラ製品概要 高性能 RISC CPU: 命令数は 49 で習得が容易 動作速度 : - DC 32 MHz クロック入力 - DC 125 ns 命令サイクル 割り込み機能 自動コンテキスト保存機能付き

More information

A.book

A.book 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います MCP6421 電磁干渉除去比 (EMIRR) 評価用ボードユーザガイド 2017 Microchip Technology Inc. DS50002175A_JP Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください Microchip 社製品は 該当する Microchip

More information

目次 はじめに キャッシュポリシーの概要 サポートされている設定 キャッシュコヒーレンシ問題 キャッシュメンテナンス API を使ったキャッシュコヒーレンシの処理 DMA と CPU が共有するメモリ領域でのキャッシュの無効化..

目次 はじめに キャッシュポリシーの概要 サポートされている設定 キャッシュコヒーレンシ問題 キャッシュメンテナンス API を使ったキャッシュコヒーレンシの処理 DMA と CPU が共有するメモリ領域でのキャッシュの無効化.. Cortex-M7 ベースの MCU におけるキャッシュコヒーレンシの管理 はじめに 本書では各種シナリオでのキャッシュコヒーレンシ問題の概要を説明します また キャッシュコヒーレンシ問題を管理または回避する方法も提案します DS90003195A_JP - p. 1 目次 はじめに...1 1. キャッシュポリシーの概要...3 2. サポートされている設定...4 3. キャッシュコヒーレンシ問題...5

More information

この方法では, 複数のアドレスが同じインデックスに対応づけられる可能性があるため, キャッシュラインのコピーと書き戻しが交互に起きる性のミスが発生する可能性がある. これを回避するために考案されたのが, 連想メモリアクセスができる形キャッシュである. この方式は, キャッシュに余裕がある限り主記憶の

この方法では, 複数のアドレスが同じインデックスに対応づけられる可能性があるため, キャッシュラインのコピーと書き戻しが交互に起きる性のミスが発生する可能性がある. これを回避するために考案されたのが, 連想メモリアクセスができる形キャッシュである. この方式は, キャッシュに余裕がある限り主記憶の 計算機システム Ⅱ 演習問題学科学籍番号氏名 1. 以下の分の空白を埋めなさい. CPUは, 命令フェッチ (F), 命令デコード (D), 実行 (E), 計算結果の書き戻し (W), の異なるステージの処理を反復実行するが, ある命令の計算結果の書き戻しをするまで, 次の命令のフェッチをしない場合, ( 単位時間当たりに実行できる命令数 ) が低くなる. これを解決するために考案されたのがパイプライン処理である.

More information

Section 15. Input Capture

Section 15. Input Capture 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います セクション 15. 入力キャプチャ ハイライト 本セクションには下記の主要項目を記載しています 15.1 はじめに... 15-2 15.2 入力キャプチャレジスタ... 15-4 15.3 タイマの選択... 15-8 15.4 入力キャプチャの有効化... 15-8 15.5 入力キャプチャイベントモード...

More information

A.book

A.book 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います USB Type-C の概要 AN1953 Author: Andrew Rogers Microchip Technology Inc. はじめに USB-IF が策定した全く新しい USB Type-C コネクタの登場により USB は今後さらに多くの機器への採用が広がる事が確実となりました

More information

Reduction of the High-Frequency Switching Noise in the MCP16301 High-Voltage Buck Converter

Reduction of the High-Frequency Switching Noise in the MCP16301 High-Voltage Buck Converter 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN466 MCP630 高電圧降圧型コンバータにおける高周波スイッチングノイズの低減 著者 : はじめに Valentin Constantin Microchip Technology Inc. 高入力電圧 DC/DC 降圧型コンバータの開発では 効率とサイズのトレードオフを検討する必要があります

More information

講義計画 1. コンピュータの歴史 1 2. コンピュータの歴史 2 3. コンピュータの歴史 3 4. 論理回路と記憶, 計算 : レジスタとALU 5. 主記憶装置とALU, レジスタの制御 6. 命令セットアーキテクチャ 7. 演習問題 8. パイプライン処理 9. メモリ階層 : キャッシュ

講義計画 1. コンピュータの歴史 1 2. コンピュータの歴史 2 3. コンピュータの歴史 3 4. 論理回路と記憶, 計算 : レジスタとALU 5. 主記憶装置とALU, レジスタの制御 6. 命令セットアーキテクチャ 7. 演習問題 8. パイプライン処理 9. メモリ階層 : キャッシュ 計算機システム Ⅱ キャッシュと仮想記憶 和田俊和 講義計画 1. コンピュータの歴史 1 2. コンピュータの歴史 2 3. コンピュータの歴史 3 4. 論理回路と記憶, 計算 : レジスタとALU 5. 主記憶装置とALU, レジスタの制御 6. 命令セットアーキテクチャ 7. 演習問題 8. パイプライン処理 9. メモリ階層 : キャッシュと仮想記憶 ( 本日 ) 10. 命令レベル並列処理

More information

DS70172A_JP

DS70172A_JP ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします dspic30f から dspic33f へ dspic30f から dspic33f への移行ガイドライン 著者 : 概説 Richard L. Fischer Microchip Technology Inc. 本書は dspic30f から dspic33f

More information

MMUなしプロセッサ用Linuxの共有ライブラリ機構

MMUなしプロセッサ用Linuxの共有ライブラリ機構 MMU なしプロセッサ用 Linux の共有ライブラリ機構 大谷浩司 高岡正 近藤政雄 臼田尚志株式会社アックス はじめに μclinux には 仮想メモリ機構がないので共有ライブラリ機構が使えない でもメモリ消費抑制 ストレージ消費抑制 保守性の向上のためには 欲しい 幾つかの実装があるが CPU ライセンス 機能の制限のためにそのまま利用できない RidgeRun 社 (Cadenux 社 )

More information

MPLAB Code Configurator User’s Guide

MPLAB Code Configurator User’s Guide MPLAB Code Configurator ユーザガイド 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います 2015 Microchip Technology Inc. DS40001725B_JP Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して以下の点にご注意ください Microchip 社製品は 該当する Microchip

More information

Using RN4020 for Bluetooth Smart Communication.fm

Using RN4020 for Bluetooth Smart Communication.fm 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN1861 Microchip 社の RN4020 モジュールと 16 ビット PIC マイクロコントローラを使った Bluetooth Smart 通信 Author: Venkatesh Bengeri and Pradeep Shamanna はじめに大部分の組み込みアプリケーションには

More information

TB3177 MPLAB Harmony Configurator (MHC) を使った Hello World アプリケーションの作成 はじめに MPLAB Harmony は互換で相互運用可能なライブラリで構成されたソフトウェアフレームワークであり 周辺モジュールドライバ ミドルウェア システム

TB3177 MPLAB Harmony Configurator (MHC) を使った Hello World アプリケーションの作成 はじめに MPLAB Harmony は互換で相互運用可能なライブラリで構成されたソフトウェアフレームワークであり 周辺モジュールドライバ ミドルウェア システム MPLAB Harmony Configurator (MHC) を使った Hello World アプリケーションの作成 はじめに MPLAB Harmony は互換で相互運用可能なライブラリで構成されたソフトウェアフレームワークであり 周辺モジュールドライバ ミドルウェア システムサービス サードパーティライブラリを含んでいます MPLAB Harmony Configurator (MHC)

More information

10-vm1.ppt

10-vm1.ppt オペレーティングシステム ~ 仮想記憶 (1) ~ 山田浩史 hiroshiy @ cc.tuat.ac.jp 2015/06/19 OS の目的 裸のコンピュータを抽象化 (abstraction) し より使いやすく安全なコンピュータとして見せること OS はハードウェアを制御し アプリケーションの効率的な動作や容易な開発を支援する OS がないと メモリをアプリケーション自身が管理しなければならない

More information

Notes and Points for TMPR454 Flash memory

Notes and Points for TMPR454 Flash memory 表紙 TMPR454 内蔵 Flash メモリ対応版手順書 株式会社 DTS インサイト ご注意 (1) 本書の内容の一部または 全部を無断転載することは禁止されています (2) 本書の内容については 改良のため予告なしに変更することがあります (3) 本書の内容について ご不明な点やお気付きの点がありましたら ご連絡ください (4) 本製品を運用した結果の影響については (3) 項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください

More information

Operating System 仮想記憶

Operating System 仮想記憶 Operating System 仮想記憶 2018-12 記憶階層 高速 & 小容量 ( 高価 ) レジスタ アクセスタイム 数ナノ秒 容量 ~1KB CPU 内キャッシュ (SRAM) 数ナノ秒 1MB 程度 ランダムアクセス 主記憶 (DRAM) 数十ナノ秒 数 GB 程度 ランダムアクセス フラッシュメモリ (SSD) 約 100 万倍 シーケンシャルアクセス 磁気ディスク (HDD) 数十ミリ秒

More information

21942b_Japanese.book

21942b_Japanese.book : SC70-5 : -40 C +125 C : ±4 C (max.), 0 C +70 C (ADC) : - : 1 mv/ C (typ.) - : 19.5 mv/ C (typ.) : - : V DD = 2.3V 5.5V - : V DD = 3.1V 5.5V : 6 µa (typ.) 10 kω V DD V DD MCLR V SS PICmicro MCU ANI /01

More information

39733a.fm

39733a.fm 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います セクション 45. 拡張データ空間 (EDS) を備えたデータメモリ ハイライト 本セクションには下記の主要項目を記載しています 45.1 はじめに... 45-2 45.2 データメモリの構成... 45-3 45.3 拡張データ空間... 45-7 45.4 データ配置... 45-14

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション コンピュータアーキテクチャ 第 13 週 割込みアーキテクチャ 2013 年 12 月 18 日 金岡晃 授業計画 第 1 週 (9/25) 第 2 週 (10/2) 第 3 週 (10/9) 第 4 週 (10/16) 第 5 週 (10/23) 第 6 週 (10/30) 第 7 週 (11/6) 授業概要 2 進数表現 論理回路の復習 2 進演算 ( 数の表現 ) 演算アーキテクチャ ( 演算アルゴリズムと回路

More information

AN1817 Using a Hardware or Software CRC with Enhanced Core PIC16F1XXX in Class B Applications

AN1817 Using a Hardware or Software CRC with Enhanced Core PIC16F1XXX in Class B Applications 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN1817 クラス B アプリケーションで拡張コア PIC16F1XXX のハードウェアまたはソフトウェア CRC を使う方法 著者 : 1.0 はじめに Corey Simoncic Microchip Technology Inc. 安全が重視されるアプリケーションでフォルトを検出するためにマイクロコントローラでクラス

More information

Microsoft PowerPoint - No7note.ppt

Microsoft PowerPoint - No7note.ppt 仮想記憶 (2) 実際に存在する主記憶 ( 物理メモリ ) の容量に制限されない 仮想的な記憶空間 をユーザに提供する 仮想記憶の基本アイディア 主記憶に入りきらない大きなプログラムでも, ある時点で実行されているのはプログラムの一部のみ, 必要となるデータも一時には一部のデータのみ ( 参照の局所性 ) プログラム全体はディスク装置に入れておき, 実行時に必要な部分を主記憶にもってくればよい 主記憶容量

More information

Microsoft PowerPoint - os ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - os ppt [互換モード] 4. メモリ管理 (1) 概要メモリ管理の必要性静的メモリ管理と動的メモリ管理スワッピング, 仮想記憶ページングとセグメンテーション 2008/5/ 20 メモリ管理 (1) 1 メモリはコンピュータの 5 大構成要素 装置 ( キーボード, マウス ) CPU ( 中央演算装置 ) 出 装置 ( モニタ, プリンタ ) 主記憶装置 ( メインメモリ ) 外部記憶装置 (HDD) 2008/5/ 20

More information

1

1 PE-Expert4 統合開発環境 PE-ViewX 及び パワエレ専用ライブラリ PEOS バージョンアップのお知らせ Myway プラス株式会社 220-0022 神奈川県横浜市西区花咲町 6-145 横浜花咲ビル TEL.045-548-8836 FAX.045-548-8832 http://www.myway.co.jp/ E-mail: sales@myway.co.jp 拝啓貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます

More information

020105.メモリの高機能化

020105.メモリの高機能化 速化記憶階層の活用 5. メモリの高機能化 メモリインタリーブ メモリインタリーブとは 0 2 3 5 バンク番号 0 2 3 5 8 9 0 2 3 5 8 9 20 並列アクセス 主記憶装置をいくつかのバンクに分割し 各バンク毎にアクセスパスを設定する あるバンクの情報に対するアクセスがある時は それに続く全てのバンクの情報を同時にそれぞれのアクセスパスを経由して読み出す バンク数をウェイといい

More information

Pulse Oximeter Design Using Microchip’s Analog Devices and dsPIC Digital Signal Controllers (DSCs)

Pulse Oximeter Design Using Microchip’s Analog Devices and dsPIC Digital Signal Controllers (DSCs) Microchip 社のアナログデバイスと dspic デジタルシグナルコントローラ (DSC) を使ったパルスオキシメータの設計 著者 : Zhang Feng Microchip Technology Inc. はじめに パルスオキシメータは血中の酸素飽和度と心拍数を監視する非侵襲性の医療機器です 本書では Microchip 社のアナログデバイスと dspic デジタルシグナルコントローラ (DSC)

More information

Microsoft PowerPoint - OS07.pptx

Microsoft PowerPoint - OS07.pptx この資料は 情報工学レクチャーシリーズ松尾啓志著 ( 森北出版株式会社 ) を用いて授業を行うために 名古屋工業大学松尾啓志 津邑公暁が作成しました 主記憶管理 主記憶管理基礎 パワーポイント 27 で最終版として保存しているため 変更はできませんが 授業でお使いなる場合は松尾 (matsuo@nitech.ac.jp) まで連絡いただければ 編集可能なバージョンをお渡しする事も可能です 復習 OS

More information

OS

OS Operatig System 仮想記憶 2017-12 記憶階層 高速 & 小容量 ( 高価 ) レジスタ アクセスタイム 数ナノ秒 容量 ~1KB ランダムアクセス ランダムアクセス CPU 内キャッシュ (SRAM) 主記憶 (DRAM) フラッシュメモリ 数ナノ秒 数十ナノ秒 1MB 程度 数 GB 程度 シーケンシャルアクセス 磁気ディスク (HDD) 光磁気ディスク (CD-R DVD-RW

More information

表 1: ファミリの各製品 デバイス (1) プログラムメモリ バイトワード SRAM ( バイト ) データメモリ データ EEPROM ( バイト ) ピン数 I/O 10 ビット A/D チャンネル コンパレータ CCP/ ECCP BOR/LVD CTMU MSSP EUSART タイマ 8

表 1: ファミリの各製品 デバイス (1) プログラムメモリ バイトワード SRAM ( バイト ) データメモリ データ EEPROM ( バイト ) ピン数 I/O 10 ビット A/D チャンネル コンパレータ CCP/ ECCP BOR/LVD CTMU MSSP EUSART タイマ 8 ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします PIC18F/LF2XK22/4XK22 nanowatt XLP テクノロジ採用 28/40/44 ピン高性能マイクロコントローラ 高性能 RISC CPU: C コンパイラ向けに最適化されたアーキテクチャ / 命令セット 1024 バイトのデータ EEPROM

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2015 年度 5 セメスター クラス D 計算機工学 6. MIPS の命令と動作 演算 ロード ストア ( 教科書 6.3 節,6.4 節 ) 大学院情報科学研究科鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ レジスタ間の演算命令 (C 言語 ) c = a + b; ( 疑似的な MIPS アセンブリ言語 )

More information

Microsoft PowerPoint - No15›¼‚z‰L›¯.ppt

Microsoft PowerPoint - No15›¼‚z‰L›¯.ppt メモリ アーキテクチャ 3 仮想記憶 計算機アーキテクチャ ( 第 15 回目 ) 今井慈郎 (imai@eng.kagawa-u.ac.jp) 仮想記憶とは コンピュータ上に実装されている主記憶よりも大きな記憶領域を仮想的に提供する仕組み メモリ空間の一部をハードディスク装置等の大容量外部記憶にマッピングし実装したメモリ量以上のメモリ空間を利用できる環境をユーザに提供 実装したメモリ : 実記憶

More information

Silk Central Connect 15.5 リリースノート

Silk Central Connect 15.5 リリースノート Silk Central Connect 15.5 リリースノート Micro Focus 575 Anton Blvd., Suite 510 Costa Mesa, CA 92626 Copyright Micro Focus 2014. All rights reserved. Silk Central Connect は Borland Software Corporation に由来する成果物を含んでいます,

More information

スライド 1

スライド 1 知能制御システム学 画像処理の高速化 OpenCV による基礎的な例 東北大学大学院情報科学研究科鏡慎吾 swk(at)ic.is.tohoku.ac.jp 2007.07.03 リアルタイム処理と高速化 リアルタイム = 高速 ではない 目標となる時間制約が定められているのがリアルタイム処理である.34 ms かかった処理が 33 ms に縮んだだけでも, それによって与えられた時間制約が満たされるのであれば,

More information

Microsoft PowerPoint - sp ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - sp ppt [互換モード] システムプログラム概論 メモリ管理 (1) 第 x 講 : 平成 20 年 10 月 15 日 ( 水 ) 2 限 S1 教室 今日の講義概要 メモリ管理の必要性 静的メモリ管理と動的メモリ管理 スワッピング, 仮想記憶 ページングとセグメンテーション 中村嘉隆 ( なかむらよしたか ) 奈良先端科学技術大学院大学助教 y-nakamr@is.naist.jp http://narayama.naist.jp/~y-nakamr/

More information

QuartusII SOPC_Builderで利用できるGPIF-AVALONブリッジとは?

QuartusII SOPC_Builderで利用できるGPIF-AVALONブリッジとは? アルテラ FPGA 向け PLL リコンフィグの応用回路 1. PLL リコンフィグとは アルテラ FPGA は PLL 機能を内蔵しています PLL を利用して基本周波数を逓倍 分周したクロックを利用することができます 通常 FPGA 開発ツール Quartus2( 以下 Q2) の MegaWizard プラグインマネージャを利用して PLL を設定し 希望のクロック周波数を得ることができます

More information

QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1

QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1 QNAP vsphere Client 用プラグイン : ユーザーガイド 2012 年 12 月更新 2012. QNAP Systems, Inc. All Rights Reserved. 1 注意 : 提示する情報は 通知なく変更することがあります 商標 QNAP および QNAP ロゴは QNAP Systems, Inc. の商標です 引用されるすべてのブランド名および製品名は各所有者の商標です

More information

Microsoft PowerPoint - ARC-SWoPP2011OkaSlides.pptx

Microsoft PowerPoint - ARC-SWoPP2011OkaSlides.pptx データ値の局所性を利用した ライン共有キャッシュの提案 九州大学大学院 岡慶太郎 福本尚人 井上弘士 村上和彰 1 キャッシュメモリの大容量化 マルチコア プロセッサが主流 メモリウォール問題の深刻化 メモリアクセス要求増加 IOピンの制限 大容量の LL(Last Level) キャッシュを搭載 8MB の L3 キャッシュを搭載 Core i7 のチップ写真 * * http://www.atmarkit.co.jp/fsys/zunouhoudan/102zunou/corei7.html

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation Armv8-M セキュアマイコンプログラミングテクニック 技術チーム / 殿下 信二 このセッションの目的 Armv8-M セキュアマイコンの使い方の基礎を学ぶ Cortex-M マイコンと Armv8-M セキュアマイコンの違い 簡単です Armv8-M セキュアマイコンプログラミング なぜセキュアマイコンが必要ですか? 製品が偽造 模造 過剰生産されるリスクの低減 IoT 製品のメリット ( コネクティビティ

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 部内向けスキルアップ研修 組込み OS 自作入門 2014 年 2 月 10st ステップ担当 : 中村 目次 はじめに OSの役割 メモリ管理 メモリ管理実装 プログラムの実行 まとめ はじめに 前回やったこと OS の原型を作成 今回やること 9th ステップでは CPU 時間 という資源管理 本ステップでは メモリ という資源管理 10.1 OS の役割 10.1.1 コンピュータの 3 大要素

More information

Microsoft PowerPoint - No6note.ppt

Microsoft PowerPoint - No6note.ppt 前回 : 管理 管理の目的 : の効率的利用 ( 固定区画方式 可変区画方式 ) しかし, いかに効率よく使ったとしても, 実行可能なプログラムサイズや同時に実行できるプロセス数は実装されているの大きさ ( 容量 ) に制限される 256kB の上で,28kB のプロセスを同時に 4 個実行させることはできないか? 2 256kB の上で,52kB のプロセスを実行させることはできないか? 方策 :

More information

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用 RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用体型のローカル変数を文字列操作関数で操作する場合の注意事項 (RXC#013) 配列型構造体または共用体の配列型メンバから読み出した値を動的初期化に用いる場合の注意事項

More information

[DS50-N A] BIOS マニュアル BIOS セットアップユーティリティとは BIOS セットアップユーティリティとは BIOS の設定を確認 変更するためのツールです セットアップユーティリティは 本体に内蔵されているマザーボード上のフラッシュメモリーに格納されています このユ

[DS50-N A] BIOS マニュアル BIOS セットアップユーティリティとは BIOS セットアップユーティリティとは BIOS の設定を確認 変更するためのツールです セットアップユーティリティは 本体に内蔵されているマザーボード上のフラッシュメモリーに格納されています このユ BIOS マニュアル BIOS セットアップユーティリティとは BIOS セットアップユーティリティとは BIOS の設定を確認 変更するためのツールです セットアップユーティリティは 本体に内蔵されているマザーボード上のフラッシュメモリーに格納されています このユーティリティで定義される設定情報は チップセット上の CMOS RAM と呼ばれる特殊な領域に格納 されます この設定情報は マザーボードに搭載されているバックアップ電池により保存されます

More information

WAGO / / Modbus/RTU対応 バスカプラ クイックスタートガイド

WAGO / / Modbus/RTU対応 バスカプラ クイックスタートガイド クイックスタート WAGO-I/O-SYSTEM 750 750-315/300-000 750-316/300-000 通信設定手順書 Ver 1.0.0 136-0071 東京都江東区亀戸 1-5-7 ワゴジャパン株式会社オートメーション TEL: Web: 03-5627-2059 FAX:03-5627-2055 http://www.wago.co.jp/io WAGO Kontakttechnik

More information

Microsoft Word - DS50-N A.doc

Microsoft Word - DS50-N A.doc BIOS マニュアル BIOS セットアップユーティリティとは BIOS セットアップユーティリティとは BIOS の設定を確認 変更するためのツールです セットアップユーティリティは 本体に内蔵されているマザーボード上のフラッシュメモリーに格納されています このユーティリティで定義される設定情報は CMOS RAM と呼ばれる特殊な領域に格納されます この設定情報は マザーボードに搭載されているバックアップ電池により保存され

More information

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順 Crucial Client SSD でのファームウェアアップデート手順 概要このガイドを使うことにより パーソナルコンピューティング環境に ( 以下本文書ではホストシステムという ) インストールされた Crucial SSD でファームウェアアップデートを実行することがきます このガイドでは 2 つのアップデート方法を説明します 方法 1:Crucial Storage Executive ソフトウェアを介したオンラインアップデート

More information

dsPIC33E FRM - Section #. Title

dsPIC33E FRM - Section #. Title 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います セクション 47. 外部バスインターフェイス (EBI) ハイライト 本セクションには下記の主要項目を記載しています 47 47.1 はじめに... 47-2 47.2 制御レジスタ... 47-4 47.3 外部デバイスへの接続... 47-14 47.4 バスコンフィグレーション... 47-16

More information

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365

Polycom RealConnect for Microsoft Office 365 ユーザガイド Polycom RealConnect for Microsoft Office 365 1.0 4 月 2017 年 3725-06676-005 A Copyright 2017, Polycom, Inc. All rights reserved. 本書のいかなる部分も Polycom, Inc. の明示的な許可なしに いかなる目的でも 電子的または機械的などいかなる手段でも 複製

More information

ハイサイド MOSFET の損失 どのような MOSFET でも 総損失は伝導損失とスイッチング損失の合計として求まります 低デューティでは コンバータスイッチング損失がハイサイド MOSFET の支配的な損失要因となる傾向にあります 降圧型コンバータのデューティサイクルは下式により表せます ハイサ

ハイサイド MOSFET の損失 どのような MOSFET でも 総損失は伝導損失とスイッチング損失の合計として求まります 低デューティでは コンバータスイッチング損失がハイサイド MOSFET の支配的な損失要因となる傾向にあります 降圧型コンバータのデューティサイクルは下式により表せます ハイサ 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います AN1471 Microsoft Office Excel を使った損失計算ツールによる効率的な同期降圧型コンバータの解析 Author: はじめに Joseph Depew Microchip Technology Inc. スイッチング電源の設計では効率とコストが常にトレードオフの関係となり

More information

-2 外からみたプロセッサ GND VCC CLK A0 A1 A2 A3 A4 A A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A1 A16 A17 A18 A19 D0 D1 D2 D3 D4 D D6 D7 D8 D9 D10 D11 D12 D13 D14 D1 MEMR

-2 外からみたプロセッサ GND VCC CLK A0 A1 A2 A3 A4 A A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A1 A16 A17 A18 A19 D0 D1 D2 D3 D4 D D6 D7 D8 D9 D10 D11 D12 D13 D14 D1 MEMR 第 回マイクロプロセッサのしくみ マイクロプロセッサの基本的なしくみについて解説する. -1 マイクロプロセッサと周辺回路の接続 制御バス プロセッサ データ バス アドレス バス メモリ 周辺インタフェース バスの基本構成 Fig.-1 バスによる相互接続は, 現在のコンピュータシステムのハードウェアを特徴づけている. バス (Bus): 複数のユニットで共有される信号線システム内の データの通り道

More information

メモリ管理

メモリ管理 メモリ管理 (1) メモリ 思い出そう プログラムの実行のために, ありとあらゆるものがメモリに格納されなくてはならなかったことを グローバル変数, 配列 局所変数 配列 ( スタック ) 実行中に確保される領域 (malloc, new) プログラムのコード メモリの 管理 とは 誰が, メモリの どの部分を, 今, 使ってよいかを記憶しておき, メモリ割り当て要求 にこたえることができるようにすること

More information

RL78開発環境移行ガイド R8C/M16C, H8S/H8SXからRL78への移行(統合開発環境編)(High-performance Embedded Workshop→CS+)

RL78開発環境移行ガイド R8C/M16C, H8S/H8SXからRL78への移行(統合開発環境編)(High-performance Embedded Workshop→CS+) RL78 開発環境移行ガイド R8C/M16C, H8S/H8SXからRL78への移行 ( 統合開発環境編 ) (High-performance Embedded Workshop CS+) 2017/4/7 R20UT2087JJ0103 ソフトウェア事業部ソフトウエア技術部ルネサスシステムデザイン株式会社 はじめに 本資料は 統合開発環境 High-performance Embedded Workshop

More information

AFF2016_FullBrochure_Japanese_0809

AFF2016_FullBrochure_Japanese_0809 スポンサーシップ オポチュニティー AFFは2,600人を超えるグローバルな金融 ビジネス界で活躍するCEOや上級幹部の方々を迎え 貴重なマーケティングの機会 を提供します スポンサー企業のご要望に応じたスポンサーパッケージをご用意致しますので お問い合わせください 過去のAFFスポンサー企業の皆様 一部 参加料金 通常料金 早期割引料金 20% オフ 1,100USドル 880USドル 8,600香港ドル

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2016 年度 5 セメスター クラス C3 D1 D2 D3 計算機工学 13. メモリシステム ( 教科書 8 章 ) 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ レジスタ選択( 復習 ) MIPS の構造 PC 命令デコーダ 次 PC 計算 mux 32x32 ビットレジスタファイル

More information

JPN_SENT 16 FRM.fm

JPN_SENT 16 FRM.fm 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います SENT (Single-Edge Nibble Transmission) モジュール ハイライト 本セクションには下記の主要項目を記載しています 1.0 はじめに...2 2.0 レジスタ...3 3.0 プロトコルの概要...8 4.0 送信モード...9 5.0 受信モード...15

More information

Microsoft PowerPoint - Sol7 [Compatibility Mode]

Microsoft PowerPoint - Sol7 [Compatibility Mode] ミニクイズ 4 E ハザード ( つ前の命令の結果を必要とする状況 ) が発生する条件を つ挙げよ. また それぞれの時に 制御線 ForwardA, ForwardB はどのように設定すれば良いか? ( 回答 ) E/.RegWrite= かつ E/.RegisterRd = ID/.RegisterRs この時,ForwardA = と制御すれば良い. E/.RegWrite= かつ E/.RegisterRd

More information

Oracle Web CacheによるOracle WebCenter Spacesパフォーマンスの向上

Oracle Web CacheによるOracle WebCenter Spacesパフォーマンスの向上 Oracle ホワイト ペーパー 2010 年 2 月 Oracle Web Cache による Oracle WebCenter Spaces パフォーマンスの向上 免責事項 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント

More information

スライド 1

スライド 1 RL78/G13 周辺機能紹介安全機能 ルネサスエレクトロニクス株式会社 ルネサス半導体トレーニングセンター 2013/08/02 Rev. 0.00 00000-A コンテンツ 安全機能の概要 フラッシュ メモリ CRC 演算機能 RAM パリティ エラー検出機能 データの保護機能 RAM ガード機能 SFR ガード機能 不正メモリ アクセス機能 周辺機能を使用した安全機能 周波数検出機能 A/D

More information

< B8CDD8AB B83685D>

< B8CDD8AB B83685D> () 坂井 修一 東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻東京大学工学部電子情報工学科 / 電気電子工学科 はじめに アウトオブオーダ処理 工学部講義 はじめに 本講義の目的 の基本を学ぶ 場所 火曜日 8:40-0:0 工学部 号館 4 ホームページ ( ダウンロード可能 ) url: http://www.mtl.t.u-tokyo.ac.jp/~sakai/hard/ 教科書 坂井修一

More information

プログラミングI第10回

プログラミングI第10回 プログラミング 1 第 10 回 構造体 (3) 応用 リスト操作 この資料にあるサンプルプログラムは /home/course/prog1/public_html/2007/hw/lec/sources/ 下に置いてありますから 各自自分のディレクトリにコピーして コンパイル 実行してみてください Prog1 2007 Lec 101 Programming1 Group 19992007 データ構造

More information

ヤマハDante機器と他社AES67機器の接続ガイド

ヤマハDante機器と他社AES67機器の接続ガイド はじめに AES67 は 高性能なデジタル IP ネットワークの相互接続を実現するための標準規格です AES67 は や Ravenna Q-LAN Livewire WheatNet などの異なるネットワーク規格で構築されたシステム間で オーディオ信号を送受信する手段を提供します ヤマハも 機器のアップデートにより順次 AES67 への対応を開始し 第一弾としてデジタルミキシングコンソール CL/QL

More information

Notes and Points for RZ/G1x Serial Flash memory

Notes and Points for RZ/G1x Serial Flash memory 表紙 RZ / G1x Serial Flash メモリ対応手順書 株式会社 DTS インサイト ご注意 (1) 本書の内容の一部または 全部を無断転載することは禁止されています (2) 本書の内容については 改良のため予告なしに変更することがあります (3) 本書の内容について ご不明な点やお気付きの点がありましたら ご連絡ください (4) 本製品を運用した結果の影響については (3) 項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください

More information

Oracle Enterprise Linux 5における認証

Oracle Enterprise Linux 5における認証 Oracle Enterprise Linux 5 における認証 ORACLE Oracle Enterprise Linux 5 Oracle Enterprise Linux 5 は Red Hat Enterprise Linux 5 と完全互換 ( ソース バイナリとも ) Oracle Enterprise Linux 5 は完全 kabi 準拠 オープン ソースとしてご利用いただける Oracle

More information

OpenLAB Data Store Release Notes

OpenLAB Data Store Release Notes Agilent OpenLAB Data Store バージョン A.02.02 リリースノートおよび更新履歴 注意 Agilent Technologies, Inc. 2014 本マニュアルは米国著作権法および国際著作権法によって保護されており Agilent Technologies, Inc. の書面による事前の許可なく 本書の一部または全部を複製することはいかなる形式や方法 ( 電子媒体による保存や読み出し

More information

: mxt641td-at/mxt641td-ab 1.0 maxtouch 640 maxtouch 32 X ( ) 20 Y ( ) ( 16:10) ( = 5.5 mm ) ( 16 ) AEC-Q100 Automotive SPICE 3 CISPR-25 Out-C

: mxt641td-at/mxt641td-ab 1.0 maxtouch 640 maxtouch 32 X ( ) 20 Y ( ) ( 16:10) ( = 5.5 mm ) ( 16 ) AEC-Q100 Automotive SPICE 3 CISPR-25 Out-C : mxt641td-at/mxt641td-ab 1.0 maxtouch 640 maxtouch 32 X ( ) 20 Y ( ) 640 8.17 ( 16:10) ( = 5.5 mm ) ( 16 ) AEC-Q100 Automotive SPICE 3 CISPR-25 Out-Cell PET Out-Cell Touch-on displaytft IPS OLED ( ) (

More information

DS01202B_JP

DS01202B_JP ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします PIC10F を使用したキャパシティブセンサー 著者 : はじめに Marcel Flipse Microchip Technology Inc. 本アプリケーションノートでは PIC10F204/6 マイクロコントローラファミリを使用したキャパシティブセンサーの実装方法を説明します

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 高性能計算基盤 第 7 回 CA1003: 主記憶共有型システム http://arch.naist.jp/htdocs-arch3/ppt/ca1003/ca1003j.pdf Copyright 2019 奈良先端大中島康彦 1 2 3 4 マルチスレッディングとマルチコア 5 6 7 主記憶空間の数が 複数 か 1 つ か 8 ただしプログラムは容易 9 1 つの主記憶空間を共有する場合 10

More information

a.mif

a.mif 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います 高分解能 RGB LED の色調制御 AN562 Author: はじめに Brian Tompson, Stephen Allen Microchip Technology Inc. 本書では PIC2F572 プロセッサを使った高分解能 RGB LED の色調制御について解説します PIC2F572

More information

世界最高水準の 8/16 ビット PIC マイクロコントローラの伝統を継承し PIC32 ファミリ誕生は 32 ビットの性能と大容量のメモリで複雑化を続ける組み込みシステム設計の課題を解決します 高性能と大容量メモリ RTOS タッチパネル 複雑なアプリケーション向け MHz 1.56 DMIPS

世界最高水準の 8/16 ビット PIC マイクロコントローラの伝統を継承し PIC32 ファミリ誕生は 32 ビットの性能と大容量のメモリで複雑化を続ける組み込みシステム設計の課題を解決します 高性能と大容量メモリ RTOS タッチパネル 複雑なアプリケーション向け MHz 1.56 DMIPS 32-bit Microcontrollers PIC32 マイクロコントローラファミリ USB CAN Ethernet 機能内蔵 www.microchip.com/pic32 世界最高水準の 8/16 ビット PIC マイクロコントローラの伝統を継承し PIC32 ファミリ誕生は 32 ビットの性能と大容量のメモリで複雑化を続ける組み込みシステム設計の課題を解決します 高性能と大容量メモリ RTOS

More information

本書は INpMac v2.20(intime 5.2 INplc 3 Windows7/8/8.1に対応 ) の内容を元に記載しています Microsoft Windows Visual Studio は 米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です

本書は INpMac v2.20(intime 5.2 INplc 3 Windows7/8/8.1に対応 ) の内容を元に記載しています Microsoft Windows Visual Studio は 米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標です ACTIVE TOUCH 拡張部品取扱説明書 - 共有メモリアクセスコンポーネント - 1. はじめに 1 (1) 概要... 1 (2) INpMac のインストール... 1 2. Windows アプリケーションとの連携 2 (1) コントロール ( 部品 ) の登録... 2 (2) データの関連付け... 3 3. INtime アプリケーションとの連携 4 (1) 部品 ( コンポーネント

More information

出 アーキテクチャ 誰が 出 装置を制御するのか 1

出 アーキテクチャ 誰が 出 装置を制御するのか 1 出 アーキテクチャ 誰が 出 装置を制御するのか 1 が 出 装置を制御する メモリ ( 主記憶 ) 命令データ 出 装置 2 が 出 装置を制御する 命令 実 入出力装置を制御する命令を実行する メモリ ( 主記憶 ) 命令データ 制御 出 装置 3 が 出 装置を制御する メモリ ( 主記憶 ) 命令 実 制御 命令データ データを出力せよ 出 装置 4 が 出 装置を制御する メモリ ( 主記憶

More information

DS01149C_JP

DS01149C_JP ご注意 : この日本語版ドキュメントは 参考資料としてご使用の上 最新情報につきましては 必ず英語版オリジナルをご参照いただきますようお願いします マイクロチップのスタンドアロンリチウムイオンバッテリ充電管理コントローラを使用したリチウムイオンバッテリ充電回路および負荷分担システムの設計 著者 : はじめに Brian Chu Microchip Technology Inc. バッテリは 多くの携帯型電子機器で主なエネルギー源として使用されています

More information

Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ

Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ Oracle ホワイト ペーパー 2006 年 10 月 Oracle Warehouse Builder: 製品ロードマップ はじめに Oracle Warehouse Builder(OWB) は オラクルの代表的な ETL ソリューションで Oracle データベースのユーザーを対象に 世界中の何千ものサイトで利用されています

More information

InfiniDB最小推奨仕様ガイド

InfiniDB最小推奨仕様ガイド 最小推奨仕様ガイド Release 4.0 Document Version 4.0-1 www.calpont.com 1 InfiniDB 最小推奨仕様ガイド 2013 年 10 月 Copyright 本書に記載された InfiniDB Calpont InfiniDB ロゴおよびその他のすべての製品またはサービスの名称またはスローガンは Calpont およびそのサプライヤまたはライセンサの商標であり

More information

Microsoft Word - Circular-Memory-Leak_Mitigation

Microsoft Word - Circular-Memory-Leak_Mitigation 循環メモリリークの緩和 : Windows Internet Explorer 8 Beta 1 for Developers Web 作業の操作性を向上 2008 年 3 月 詳細の問い合わせ先 ( 報道関係者専用 ) : Rapid Response Team Waggener Edstrom Worldwide (503) 443 7070 rrt@waggeneredstrom.com このドキュメントに記載された内容は

More information

免責事項 Samsung Electronics は 製品 情報 および仕様を予告なく変更する権利を留保します 本書に記載されている製品および仕様は 参照のみを目的としています 本書に記載されているすべての情報は 現状有姿 のまま 何らの保証もない条件で提供されます 本書および本書に記載されているす

免責事項 Samsung Electronics は 製品 情報 および仕様を予告なく変更する権利を留保します 本書に記載されている製品および仕様は 参照のみを目的としています 本書に記載されているすべての情報は 現状有姿 のまま 何らの保証もない条件で提供されます 本書および本書に記載されているす Samsung SSD Data Migration v.3.1 導入およびインストールガイド 免責事項 Samsung Electronics は 製品 情報 および仕様を予告なく変更する権利を留保します 本書に記載されている製品および仕様は 参照のみを目的としています 本書に記載されているすべての情報は 現状有姿 のまま 何らの保証もない条件で提供されます 本書および本書に記載されているすべての情報は

More information