ワークエンゲイジメント研究方法概要

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かずきふじした
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1 要旨 : Abstract: キーワード : Keywords: はじめに

2 ワークエンゲイジメント研究方法概要

3 表３ Engagement Scale UWESであオリジナルの Q３職業 UWESはワークエンゲイジメントの３つの要あパーセント度数素であ活力熱意没頭を項目で測定すものでための手段としUWESの９項目で測定す短縮版質問項目 Schaufeli et al の日本語版島津介護福祉士候補者表４を用いた Q４日本滞在期間活力熱意没頭の各要素について例えば活力については朝に目がさめとさあ仕事へ行こうという気持ちにな質問５熱意については仕事に熱心であ質問３没頭については仕事をしていとつい夢中になってしまう質問９などそれぞれの要素について３つの質問が用意されて半年以上年未満表５よってベトナム人看護師介護福祉士候補者に対す北海道地方現状を把握し考察す東北地方甲信越地方 EPAによってベトナムから来日してい質問紙調北陸地方査回答者名の性別および年齢職業日本滞在東海地方期間居住地を以下に示す表１２３４５近畿地方パーセント累積パー女性九州地方４調査結果分析４１性別と意識のクロス集計性別 Q１と各意識変化のクロス集計を行った Q_１仕事をしていと活力がみなぎように感じ表６において男性が感じが% 女性 Q２年齢が感じが%と男性の方が強く感じていことがパーセント度数セントセント男性表２累積パー中国四国地方度数パーセント関東地方 Q１性別 Q５居住地度数ワークエンゲイジメントを測定すことに表１ントで回答すことが求められ１調査対象者の属性累積パーセ年以上６から全くない０までの７つのスケール調査対象者の構成パーセント度数おり回答者はそれぞれの質問に対しいつも感じ３２セント看護師候補者本稿ではワークエンゲイジメントを測定す累積パー累積パー１%水準で有意となった df６ χ p< Q_２職場では元気が出て精力的になようにセント歳感じ表６において男性が感じが% 女性歳が感じが%と男性の方が強く感じていことが１歳以上 %水準で有意となった df６ χ p< Q_ 職場に最良の友だちがい表６において男性のはいが% 女性のはい % と男性の方が最良の友だちがいことが５%水準で有意となった Fisher の直接法 df６ p<

4 表６ Q１性別とQ Qのクロス集計によカイ二乗検定女性男性 O 全く感じないほとんど感じない % % % % % d f 滅多に感じない Q_ 仕事をしていと活力がみなぎように感じ時々感じ良く感じ % % % % とても良く感じ % % % % いつも感じ O 全く感じないほとんど感じない % % % % % % 滅多に感じない Q_ 職場では元気が出て精力的になように感時々感じじ良く感じ % % % % とても良く感じ % % いつも感じ Q_ 職場に最良の友だちがいはいいいえ p < p < p < ４２ % % % % % % % x二乗在日期間と意識状況に関すクロス集計 % 半年以上で感じは%と１年以上の方が Q 報酬表７において１年以上で満活力がみなぎように感じことの強いことが５%水足は% 半年以上１年未満以降半年以上と表記で満足は%と半年以上の方が満足の多いこ準で有意となった df６ χ p< Q_２職場では元気が出て精力的になようとが１%水準で有意となった df３ χ に感じ表９において１年以上で感じは% p< 半年以上で感じは%と１年以上の方が元気が Q_２待遇有休消化の量表７において１年以上で満足は% 半年以上で満足は% と半年以上の方が有休消化満足の多いことが%水準で有意傾向となった df３ χ p< Q_３待遇帰国への対応表７において１年以上で満足は% 半年以上で満足は%と半出て精力的になように感じことの強いことが５%水準で有意となった df６ χ p< Q_３仕事に熱心であ表９において１年以上で感じは% 半年以上で感じは% と１年以上の方が仕事に熱心であことが１%水準で有意となった df６ χ p< 年以上の方が帰国への対応満足の多いことが１%水準で有意傾向となった df３ χ p< ５ワークエンゲイジメント UWES調査 Q_１日本で何年ぐらい働くつもり表８において１年以上ですぐに帰りたいは５% 半年以上ですぐに帰りたいは% 年以上働くは１年５１ UWES調査概要 Shimazu et al は UWES短縮版を用いて以上で% 半年以上で%と半年以上の方が帰国日本を含むヵ国におけワークエンゲイジメン希望の強いことが１%水準で有意となった df３トの国際比較を行い日本人労働者のスコアが他の χ p< ヵ国の労働者に比べ顕著に低いことを示した日 Q 日本に来て満足していますか表８にお本人のスコアは平均で３点弱であこれに対し日いて１年以上で満足は% 半年以上で満足は% 本以外のヵ国ではスコアが３点台後半を上回っておと１年以上の方が日本に来たことの満足が高いことり最上位のフランス人は４点台後半であが５%水準で有意傾向となった df３ χ p< Q_１日本企業におけワークエンゲイジメントが低水準であことの一因が日本企業におけ長期雇仕事をしていと活力がみなぎよ用は管理職の選抜の基準を管理職としての能力やうに感じ表９において１年以上で感じは適性に基づくものにすことをしにくくす八代

5 表７ Q４在日期間とQ のクロス集計によカイ二乗検定半年以 d f 上 % % x二乗年以上満足 Q 報酬やや満足 % % やや不満 % % 不満 % % % % やや満足 % % やや不満 % % 満足 Q_ 待遇有給消化の量 Q_ 待遇帰国への対応 p < p < p < 表８不満 % % 満足 % % やや満足 % % やや不満 % % 不満 % % Q４在日期間とQ のクロス集計によカイ二乗検定半年以上年以上契約終わったら直ぐに帰国したい Q_ 日本で年何年ぐらい働く年間年間年以上つもり % % d f % % まだ分からない % % かなり満足してい % % % % % % % % p < p < p < x二乗 % % Q 日本に来やや満足していて満足していあまり満足していないますか全く満足していない表９ Q４在日期間とQのクロス集計によカイ二乗検定１半年以 d f 上 % % 年以上 O全く感じないほとんど感じない % % 滅多に感じない % % % % Q_ 仕事をしていと活力がみな時々感じぎように感じ良く感じとても良く感じ Q_ 職場では元気が出て精力的になように感じ % % % % いつも感じ % % 〇全く感じない % % ほとんど感じない滅多に感じない % % % % 時々感じ良く感じ % % % % とても良く感じいつも感じ % % 〇全く感じないほとんど感じない滅多に感じない Q_ 仕事に熱心時々感じであ良く感じ % % % % % % % % % % % % とても良く感じ % % いつも感じ % % p < p < p < x二乗

6 等管理職の管理職としてのマネジメントスキルが十分でない点が指摘されてい均値は半年以上のUWES平均値と比べて１%水準有意 p で高いということがわかった表八代は日本の企業では管理職への昇進は必ずしも管理能力に基づいて決定されわけで表 UWES 男性女性t検定はないという指摘を行ってい八代によれば日女性男性本の企業では新規学卒採用を長期雇用すことが特徴となっておりそのために１管理職への選抜が時間をかけて行われ２管理職への選抜基準が管活力理能力ではなく企業内キャリアにおけ実績で熱意あ傾向が強いと指摘しその状況が従業員におけ熱意ワークエンゲイジメントの低さの一つの要因で活力没頭タイにおけ米国系企業と日本系企業との比較実証熱意研究 Colignon et al では従業員の内発的動没頭機を通じワークエンゲイジメントに影響を及ぼ没頭すとみられ上司の部下とのコミュニケーション能データ数力や相互の信頼感部下が自律的に仕事を行うための平均側面支援などの面で日系企業が劣後すことを示して標準偏差い不偏分散あと言えしかし本稿が対象とすベトナム人看護師介護分散比 F値福祉士候補者においては看護や介護対象者がその人 F検定らしく生きために寄り添い支えていくという職 t検定 p値務要求条件からワークエンゲイジメントの高さが求められ表 UWES 在日期間別 t 検定本稿では候補者の日本におけ学びと職務において年以上何がワークエンゲイジメントに影響を与えていの半年以上活力熱意熱意頭にどのような影響を与えたかの効果を測定した活力没頭５２熱意没頭没頭かを検証した性別在日期間別日本語聞き取り能力別日本語発話能力別にUWESスコアを算出した候補者教育状況がワークエンゲイジメント活力熱意没性別の影響男性のUWES平均値は女性のUWES平均値はであったt 検定の結果で２つのグループの平均は等しいという帰無仮説を棄却すよって男データ数性のUWES平均値は女性のUWES平均値と比べて１% 平均水準有意 p で高いということがわかった表標準偏差不偏分散５３在日期間の影響在日期間が１年以上のUWES平均値は半年以上のUWES平均値はであったt検定の結果で２つのグループの平均は等しいという帰無仮説を棄却すよって在日期間が１年以上のUWES平分散比 F値 F検定 t検定 p値

7 ５４日本語聞き取り能力の影響コアは低いと言え表１年以上UWESスコア日本語聞き取り能力のあメンバーのUWES平均は半年以上に比べてUWESスコアは高値は聞き取れないメンバーのUWES平均値はい表半年以上は非常に低い数値でであったt検定の結果で２つのグループの平あ均は等しいという帰無仮説を棄却すよって日聞き取れないUWESスコアはは最低ラインで本語が聞き取れメンバーのUWES平均値は聞き取あすべてのモチベーションは高くない表れないメンバーのUWES平均値と比べて１%水準有意話せないUWESスコアと話せUWESスコ p で高いということがわかった表アの数値は表聞き取り能力t検定と表発話能力t検定でも確認した通り日本語能５５日本語発話能力の影響力としては発話よりも聞き取り能力の方がモチベー日本語能力で話せと回答したメンバーのUWES 平均値は話せないのUWES平均値はであっションに大きく左右していことが見て取れ表たt検定の結果で２つのグループの平均は等しいという帰無仮説を採択すよって日本語能力で話６考察せのUWES平均値と話せないUWES平均値には差が無いことがわかった表本稿ではベトナム人看護師介護福祉士候補者を中心として質問紙調査法によってモチベーション状況５６ UWESスコアを浮き彫りにした日本語の発話聞き取りが劣ってワークエンゲイジメント UWES短縮版調査い状況下で職場に投入されと帰国したいといは表の通り９つの質問で行う職務に取り組むうホームシック的な状況下に陥っていことが垣間見ためのモチベーションとして３つの活力状況３つのことができ表８ Q_１熱意状況３つの没頭状況を抽出す待遇面に関しては１年以上の長期滞在者の方が仕男性UWESスコアはと日本平均であ３未満事のボリュームが増えていき休みや帰国が難しく表に比べて高い女性は男性に比べてUWESスなって不満が増え傾向にあことが明らかになった表 UWES 聞き取り能力別 t 検定聞き取れ聞き取れない表 UWES 発話能力別t検定話せない話せ活力活力活力熱意熱意熱意活力没頭熱意没頭没頭熱意活力没頭熱意没頭データ数没頭平均標準偏差不偏分散データ数平均標準偏差不偏分散分散比 F値 F検定 t検定 p値分散比 F値 F検定 t 検定 p値

表ワークエンゲイジメント UWES調査に感時々感じとても良いつも患全息以iほc J v ど滅多良感じい感以い以い患じじ年に覆ヶ月にヶ月に覆週

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8 表ワークエンゲイジメント UWES調査に感時々感じとても良いつも患全息以iほc J v ど滅多良感じい感以い以い患じじ年に覆ヶ月にヶ月に覆週間に週同 : 全ない毎B 回以下目以下目覆回目活力 ~ 活力 ~ 熱意 ~ 熱意 r ` 活力 ~ 没頭 ~ 熱意~ 没頭 ~ 没頭 ~ 活力がみなぎ仕事をしていとように感じ場では元気が出て精力的になように感じ什こ懇心であ仕事は私に活力を与えてれ覇に目がさめとさあ仕事へ行こうという気持ちにな仕事に没頭していとき奉せだと患じ自分の仕畢に請りを感じ私は仕事にのめり込んでい仕事とをしていとつい夢中になってしまう表 UWES 国別比較島津明人 P 日本 j スペイン l ギリシャオランダスウェーデン中国ノルウェ- S O カナダ l チェコオーストラリアイタリアベルギー l ドイツ南アフリカフィンランドフランス得点ボンフェローニ法によすべての対比較において %で有在表 s 活力男性女性暉熱意熱意表 s 活力年以上半年以上暉性別UMES 熱意活力没頭熱意没頭没頭熱意没頭没頭在日期間別UMES 熱意活力没頭

表日本語聞き取り能力別UMES s 活力熱意熱意活力聞き取れない聞き取れ総計暉表 s 活力話せない話せ暉熱意没頭熱意没頭没頭熱意没頭没頭日本語発話能力別UMES 熱意活力表７ Q_３没頭ゲイジメントにつながっていくことを明らかにした本稿被験者の場合女性に比べて男性の方が積極的に職場に関与してい状況が浮かび上がった表参考文献

労働調チベーションは非常に高い日本平均よりはかに高査会いUMES値を出してい表村杉健大橋岩雄五百蔵隆治層別比較を FHerzberg は人間が仕事に満足感を感中心とした動機付け衛星理論の吟味ハーズバーグじ要因と不満足を感じ要因は全く別物であとすのM H理論の実証的研究第１報日本経営考えの動機付け衛生理論二要因理論を打ち出し工学会誌 Vol o３ pp-

9 表日本語聞き取り能力別UMES s 活力熱意熱意活力聞き取れない聞き取れ総計暉表 s 活力話せない話せ暉熱意没頭熱意没頭没頭熱意没頭没頭日本語発話能力別UMES 熱意活力表７ Q_３没頭ゲイジメントにつながっていくことを明らかにした本稿被験者の場合女性に比べて男性の方が積極的に職場に関与してい状況が浮かび上がった表参考文献 UWES値も男性の方が高い日本語能力については八代充史管理職への選抜育成から見た日 UWES値から見て発話能力よりも聞き取り能力が重要であことがわかった表本的雇用制度日本労働研究雑誌年１月号 o pp- また UMES値は男性１年以上の在日者で聞島津明人ワークエンゲイジメントポジき取り能力が向上していことを実感してい人のモティブメンタルヘルスで活力あ毎日を労働調チベーションは非常に高い日本平均よりはかに高査会いUMES値を出してい表村杉健大橋岩雄五百蔵隆治層別比較を FHerzberg は人間が仕事に満足感を感中心とした動機付け衛星理論の吟味ハーズバーグじ要因と不満足を感じ要因は全く別物であとすのM H理論の実証的研究第１報日本経営考えの動機付け衛生理論二要因理論を打ち出し工学会誌 Vol o３ pp- た動機付け衛生理論とは職務を行う人間はどのよ厚生労働省インドネシアフィリピン及うな要因で動機付けられかを調査し達成承認びベトナムからの外国人看護師介護福祉士候責任仕事自体といった職務内容と直接関係のあ要補者の受入れについて因が動機付け可能な要因であということを調査に stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/ よって明らかにした gaikokujin/other/indexhtml // この動機付け理論には欧米と日本の文化の違いや対象にした標本にブルーカラーが少ないなど批判が岩沢誠一郎経済社会学会年報 pp あったが村杉は労働条件給与などの苦財務省経済連携協定 EPA 痛や欠乏状態を避けたいという欲求衛生要因は不 mofgojp/customs_tariff/trade/international/epa/ 足すと不満につなががモチベーション向上につ indexhtm // ながらない達成成長責任の各因子こそがモチベーションを上げ要因であと結論付けた働きがいを持ちワークモチベーションが高くかつ活性化してい組織が社会的責任を果たせアーノルドBバッカーマイケルPライター編ワークエンゲイジメント星和書店 Schaufeli WB Bakker AB Salanova M The measurement of work engagement with 外国人看護師介護福祉士候補者のモチベーション a short questionnaire A cross-national study 向上には本稿によUMES値の分析においても内 Educational and Psychological Measurement : 発的動機を如何に喚起できかがポイントであこと pp- が指摘できそのためにベースとな日本語の聞 Schaufeli WB Salanova M Gonzalez-Romá V き取り能力の向上は内発的動機であワークエン et al The measurement of engagement

日本企業における従業員のワークエンゲイジメントとマネジメントスキル岩澤誠一郎 a 要約日本企業における従業員のワークエンゲイジメント (Schaufeli and Bakker 2004) は国際比較において相対的に劣後している (Shimazu et al. 2010) この結果の一部は

日本企業における従業員のワークエンゲイジメントとマネジメントスキル岩澤誠一郎 a 要約日本企業における従業員のワークエンゲイジメント (Schaufeli and Bakker 2004) は国際比較において相対的に劣後している (Shimazu et al. 2010) この結果の一部は日本企業における従業員のワークエンゲイジメントとマネジメントスキル岩澤誠一郎 a 要約日本企業における従業員のワークエンゲイジメント (Schaufeli and Bakker 2004) は国際比較において相対的に劣後している (Shimazu et al. 2010) この結果の一部は日本人がポジティブな含意を持つ質問に対し No と答える文化的なバイアスを持つ(Tellis and

ワークエンゲイジメント 研究方法 概要

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