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ゆずさこいまる
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1 39 体重や体型へのこだわりに影響を及ぼす要因の検討パーソナリティと社会的要因が出会うとき前川浩子 The Role of Personality and Social Environment in the Weight and Shape Concerns of Adolescent Women Hiroko MAEKAWA 要約本研究は摂食障害の女性の特徴と考えられているパーソナリティ損害回避自己志向協調と女性のやせ願望や体型不満といった体重や体型へのこだわりに影響を与えることが知られている社会的要因体型に関して指摘を受けた経験友人のやせ志向を独立変数として組み合わせた場合に従属変数であるやせ願望や体型不満に与える影響を明らかにすることを目的として女子大学生を対象に行われたこれまで摂食障害とパーソナリティとの関連については多くの研究から高い損害回避低い自己志向および低い協調が摂食障害を持つ女性の特徴であるということが示されてきた本研究でもこのようなパーソナリティ特徴を持つことがやせ願望および体型不満の高さに関連があることが示されやはり高い損害回避と低い自己志向および低い協調は摂食障害の中核的な症状であるやせ願望および体型不満と関連があるといえるしかしながら本研究での要因の分散分析の結果パーソナリティ特徴友人のやせ志向の交互作用が有意でありこのようなパーソナリティ特性と対極にある低い損害回避高い自己志向および高い協調を併せ持ったパーソナリティ特徴が友人のやせ志向との交互作用によって体型不満を高めることが明らかになった低い損害回避高い自己志向高い協調のパーソナリティ特徴を持つ者は周りの友人にやせようとする意識のある者があまりいない場合には自分の体型不満得点は低いがやせようとする意識のある友人が周りに多い場合には自分の体型不満も高かった社会との関わりという点で協調というパーソナリティ特性に注目すると協調が高い場合には周りの他者にうまく合わせて行動しようとすると考えられるそのため周りの友人のやせようとする様子に影響されて自分の体型はどうであろうかと省みる機会を得てそして自分の体型に抱く不満が高くなるということが示唆されたキーワード摂食障害体重や体型へのこだわりパーソナリティ TCI 社会的要因問題と目的摂食障害の中核的な症状である体重や体型へのこだわりに関しては双生児研究によりある程度遺伝的な要因が関与していることが明らかにされている前川安藤 Rutherford, McGffin, Katz, & Murray 本研究ではこれまで示されてきた遺伝的な要因をパーソナリティとしてとらえさらに環境的な要因との組み合わせて考えることで体重や体型へのこだわりに遺伝的なパーソナリティと環境的な経験とがどのように影響を与えているのかについて検討を行うことを目的としている平成年月日受付平成年月日受理 Received Oct. 10, 2012 ; Accepted Oct. 31, 金沢学院大学文学部 Faculty of Literature, Kanazawa Gakuin University. この論文は慶應義塾大学に提出した博士論文の一部を加筆修正したものです

3 前川体重や体型へのこだわりに影響を及ぼす要因の検討 41 Field, Cheung, Wolf, Herzog, Gortmaker, & Colditz Hill & Pallin 前川 Paxton, Schutz, Wertheim & Muir Pike & Rodin Taylor, Altman, Shisslak, Bryson, Estes, Gray, Mcknight, Kraemer, & Killen Russell Thomsen, Weber, & Brown それではパーソナリティ特徴と社会的要因との組み合わせで摂食障害の中核的な症状である体重や体型へのこだわりやせ願望や体型不満を説明することはできるのであろうかつまりあるパーソナリティ特徴を持つ者が特定の社会的要因を経験することでやせ願望や体型不満が高くなるということは考えられないのであろうかそこで本研究ではこれまでの研究で摂食障害を持つ女性の特徴として一貫して示されてきたパーソナリティ特性である損害回避と自己志向そして協調の特性の組み合わせによってパーソナリティ特徴を構成するとともにこのパーソナリティ特徴がメディアの影響体型に関して指摘を受けた経験家族のやせ志向および友人のやせ志向という社会的要因とどのように組み合わさってやせ願望や体型不満に影響を与えるのかについて検討することを目的とするこれまでの摂食障害の研究では AN 女性および BN 女性に共通して損害回避の高さ自己志向の低さおよび協調の低さが報告されていることから高損害回避低自己志向低協調の組み合わせによるパーソナリティ特徴がやせ願望ならびに体型不満に影響を与えるのではないかということが予測される方法参加者首都圏の大学に通う歳から歳までの女子大学生名が本研究に参加した平均年齢は歳 SD であった調査内容パーソナリティに関する質問項目 Temperament and Character Inventory TCI 日本語版項目件法木島斉藤竹内吉野大野加藤北村を用いた TCI ではパーソナリティ構造をつの気質次元新奇性追求損害回避報酬依存固執とつの性格次元自己志向協調自己超越の計次元でとらえたモデルである本研究では損害回避自己志向および協調の次元の尺度を分析に用いた体重や体型へのこだわりに関する質問項目 Eating Disorder Inventory EDI Garner, Olmsted, & Polivy 永田切池松永池谷吉田山上からやせ願望尺度と体型不満尺度を使用した社会的要因に関する質問項目前川より作成されたメディアの影響項目家族のやせ志向項目友人のやせ志向項目体型に関する指摘を受けた経験項目のつの要因に関してあまりあてはまらないとてもあてはまるの件法で回答を求めた手続き第回調査年月月にかけてパーソナリティ調査を行った第回調査年月に体重や体型へのこだわりに関する項目と社会的要因の項目から構成された質問紙調査を行った

4 金沢学院大学紀要文学美術社会学編第号 42 結果体重や体型へのこだわりとパーソナリティ特性との関係体重や体型へのこだわりに関する概念であるやせ願望および体型不満と損害回避自己志向協調との関係を明らかにするために相関係数を算出した Table 1 やせ願望とパーソナリティ特性に関しては損害回避との間に正の自己志向との間に弱い負の有意な相関が認められたまた体型不満と自己志向との間には弱い負の有意な相関が認められた Table 1 やせ願望体型不満およびパーソナリティ特性間の相関係数 ① ①やせ願望 ② ③ ④ ⑤ ②体型不満 *** ③損害回避 HA ** ④自己志向 SD ** ** *** ⑤協調 CO *** *** *p **p ***p 体重や体型へのこだわりと社会的要因との関係体重や体型へのこだわりと社会的要因との相関係数を Table 2 に示したメディアの影響体型に関する指摘を受けた経験および友人のやせ志向とやせ願望体型不満との間に弱い中程度の有意な正の相関が認められた家族のやせ志向以外の社会的要因の高さと体重や体型へのこだわりの高さには関連があることが示された Table 2 やせ願望及び体型不満得点と社会的要因との相関係数やせ願望体型不満 *** *** メディアの影響体型に関する指摘 *** *** 家族のやせ志向友人のやせ志向 *** * *p ***p パーソナリティ特性と社会的要因との関係損害回避自己志向および協調のパーソナリティ特性と社会的要因との相関係数を算出した Table 3 メディアの影響家族のやせ志向友人のやせ志向とパーソナリティ特性との間には有意な相関は認められなかったが自己志向と体型に関する指摘を受けた経験との間に弱い負の相関が認められた自己志向が低いと体型に関する指摘を受けた経験得点が高い傾向にあるということが示された Table 3 パーソナリティ特性損害回避自己志向及び協調と社会的要因との相関係数メディアの影響損害回避 HA 自己志向 SD 協調 CO ***p 体型に関する指摘家族のやせ志向友人のやせ志向 ***

5 前川体重や体型へのこだわりに影響を及ぼす要因の検討 43 パーソナリティ特性社会的要因と体重や体型へのこだわりとの関係やせ願望体型不満といった体重や体型へのこだわり関してパーソナリティおよび社会的要因が関連していることは明らかになったが Table 1, Table 2 あるパーソナリティ特徴を持った者が特定の社会的要因に出会った場合の体重や体型へのこだわりを予測できないだろうか次の分析ではパーソナリティ特徴という個人差と社会的要因との組み合わせがやせ願望および体型不満に影響を与えるのかどうかの検討を行ったなお社会的要因に関してはやせ願望および体型不満と相関が見られなかった家族のやせ志向は今後の分析から除外することとしたパーソナリティ次元のパターンによるパーソナリティ特徴の分類まず損害回避自己志向および協調の Z 得点を用い Ward 法によるクラスタ分析によって参加者を分類した結果距離係数を指標としてクラスタが得られた Table 4 にはクラスタごとの各尺度得点の平均値標準偏差および標準得点 Z 欄を示した次に各クラスタの損害回避自己志向および協調の尺度得点の平均値に関してクラスタ間の一元配置分散分析を行ったところ全ての尺度得点においてクラスタ間で有意な差が見られたため Tukey の HSD 法水準による多重比較を行った Table 4 多重比較の結果第クラスタはどの尺度得点においても中間に位置する傾向があり中間なパーソナリティ特徴を持つ群中間群と考えられた第クラスタは損害回避得点が最も低く自己志向および協調得点が最も高いという傾向を持つ群低 HA 高 SD 高 CO 群と考えられたこの群は不安傾向が低く自分の目標を持ち自分に自信があり他者にうまく合わせて行動することができるというパーソナリティ特徴を持つと考えられる第クラスタは損害回避得点が最も高く自己志向および協調得点が最も低いという傾向を持つ群高 HA 低 SD 低 CO 群で第クラスタの特徴とは反対の傾向を持っていた第クラスタは不安が高く自分に自信がなくそして他者とあまり関わらないというパーソナリティ特徴を持つと考えられた以降の分析ではメディアの影響体型に関する指摘を受けた経験友人のやせ志向をそれぞれ低群に分けた独立変数とパーソナリティ特徴の群の独立変数を用いて行うこととしたがメディアの影響に関しては第クラスタ群においてメディアの影響が名メディアの影響低群が名しか見られなかったことからメディアの影響を独立変数とする分析は行わないこととした Table 4 全回答者および各クラスタでの損害回避自己志向性協調性得点の平均値標準偏差およびクラスタ間での分散分析結果 Z 欄には各クラスタの Z 得点を示した全体損害回避 HA 自己志向 SD 協調 CO 平均 SD Z 平均 SD Z 平均 SD Z 第クラスタ第クラスタ中間群低 HA 高 SD 高 CO 群第クラスタ高 HA 低 SD 低 CO 群上段 n n n n 多重比較結果下段 F 8*** F *** *** F ***p パーソナリティ特徴と体型に関する指摘を受けた経験を要因とした場合の体重や体型へのこだわりへの影響の検討体型に関する指摘を受けた経験の尺度得点の平均値が SD であったことから点を基準として体型に関する指摘を受けた経験低群名 Me 体型に関する指摘を受けた経験名 Me に分類したパーソナリティ特徴中間群低 HA 高 SD 高 CO 群高 HA 低 SD 低 CO 群と

6 金沢学院大学紀要文学美術社会学編第号 44 体型に関する指摘を受けた経験低群を独立変数やせ願望および体型不満得点を従属変数とした対応のない要因の分散分析を行った Table 5 やせ願望を従属変数とした場合パーソナリティ特徴の主効果 F p が有意であった Tukey の HSD 法水準による多重比較を行ったところ第クラスタ群低 HA 高 SD 高 CO 群よりも第クラスタ群高 HA 低 SD 低 CO 群のやせ願望の平均値が高いことが示された体型不満を従属変数とした場合には体型に関する指摘を受けた経験の主効果 F p が有意であり体型に関する指摘を受けた経験が多いことが体型不満を高めることが明らかとなった Table 5 体型に関する指摘を受けた経験とパーソナリティ特徴によるやせ願望および体型不満得点と分散分析結果パーソナリティ特徴第クラスタ体型に関する指摘を受低群けた経験 n n 第クラスタ第クラスタ低群 n n 低群 n n 主効果パーソナリティ特徴交互作用体型に関する指摘 *** やせ願望 * 体型不満低群内は標準偏差 *p ***p パーソナリティ特徴と友人のやせ志向を要因とした場合の体重や体型へのこだわりへの影響の検討友人のやせ志向の尺度得点の平均値が SD であったことから点を基準として体型に関する友人のやせ志向低群名 Me 友人のやせ志向名 Me に分類したパーソナリティ特徴中間群低 HA 高 SD 高 CO 群高 HA 低 SD 低 CO 群と友人のやせ志向低群を独立変数やせ願望および体型不満得点を従属変数とした対応のない要因の分散分析を行った Table 6 やせ願望においてはパーソナリティ特徴の主効果 F p および友人のやせ志向の主効果 F p が有意であったパーソナリティ特徴に関して Tukey の HSD 法水準による多重比較を行ったところ第中間群第クラスタ群低 HA 高 SD 高 CO 群よりも第クラスタ群高 HA 低 SD 低 CO 群のやせ願望の平均値が高いことが示されたまた友人のやせ志向がである場合に自分のやせ願望も高い傾向にあることが示された体型不満については友人のやせ志向の主効果 F p およびパーソナリティ特徴友人のやせ志向の交互作用 F p が有意であった交互作用について単純主効果の検定を行ったところ友人のやせ志向低群におけるパーソナリティ特徴の主効果 F p が有意であり多重比較 Bonferroni 水準の結果友人のやせ志向低群において第クラスタ群と第 Table 6 友人のやせ志向レベルとパーソナリティ特徴によるやせ願望および体型不満得点と分散分析結果パーソナリティ特徴第クラスタ第クラスタ第クラスタ友人のやせ志向レベル低群 n n 低群 n n 低群 n n やせ願望体型不満内は標準偏差 *p **p 主効果交互作用パーソナリティ特徴友人やせ志向 * * 低群 * 低群 **

7 前川体重や体型へのこだわりに影響を及ぼす要因の検討 45 クラスタ群との間で有意差が見られたなお第クラスタ群と第クラスタ群の間および第クラスタ群と第クラスタ群の間には有意差は見られなかったさらにパーソナリティ特徴第クラスタ群低 HA 高 SD 高 CO 群における友人のやせ志向の単純主効果 F p が有意であった Figure 1 体型不満得点平均値 Figure 1 体型不満におけるパーソナリティ特徴と友人のやせ志向レベルの相互作用このことから自分の周りにやせる意識の高い友人が多い場合には自分の体型不満が高くなるということが明らかとなったまた自分の周りにやせる意識の高い友人が少ない場合には第クラスタ群である高 HA 低 SD 低 CO のパーソナリティ特徴を持つ者のほうが第クラスタ群低 HA 高 SD 高 CO 群よりも体型不満が高いことが示されたさらに第クラスタ群のパーソナリティ特徴である低 HA 高 SD 高 CO のタイプの者はやせ志向の高い友人が周り多い場合には自分の体型不満も高くなるということが明らかになった考察本研究では摂食障害を持つ女性の特徴と考えられているパーソナリティ損害回避自己志向協調と女性のやせ願望や体型不満といった体重や体型へのこだわりに影響を与えることが知られている社会的要因体型に関して指摘を受けた経験友人のやせ志向とを独立変数として組み合わせた場合に従属変数であるやせ願望や体型不満にどのような影響を与えるのかについて検討を行った摂食障害を持つ女性は損害回避が高く自己志向および協調が低い Bulik et al., Bulik et al., DiasMarsa et al., Fassino et al, Klump et al., Maekawa et al., というパーソナリティ特徴を持つことが知られているがこれを一般女性の体重や体型へのこだわりにあてはめた本研究の結果では体重や体型へのこだわりと損害回避および自己志向との間に有意な相関が見られたつまり損害回避が高い者あるいは自己志向が低い者はやせ願望が高く自己志向が低い者は体型不満が高いという関連が見られるという結果が得られたまたこれまでの研究の結果のように体重や体型へのこだわりと社会的要因メディアの影響体型に関する指摘を受けた経験友人のやせ志向との間に有意な正の相関が見られたことからこれらの社会的要因を経験したりあるいは要因にさらされたりすることはやせ願望や体型不満の高さに影響を与えることが示された本研究で取り上げたパーソナリティ特性である損害回避自己志向および協調のつのパーソナリティ次元による組み合わせでクラスタ分析によりパーソナリティ特徴を分類したところどの特性も中間の得点に位置する中間群第クラスタ不安傾向が低く自分の目標を持ち自分に自信があり他者にうまく合わせて行動することができる低 HA 高 SD 高 CO 群第クラスタそして不安が高く自分に自信がなくそして他者や社会とあまり関わろうとしない高 HA 低 SD 低 CO 群第クラスタのつのパーソナリティタイプ

9 前川体重や体型へのこだわりに影響を及ぼす要因の検討 47 同定される可能性があり予防介入そして治療により多くの知見を与えることができると考えられる謝辞本研究にご参加いただいた参加者の皆様に心より感謝申し上げますまた長年ご指導を賜っております慶應義塾大学教授の安藤寿康先生ならびに調査にご協力いただき TCI についてのご助言を賜りました慶應義塾大学准教授の木島伸彦先生に心からお礼申し上げます参考文献 Abbate-Dage, G., Gramaglia, C., Malfi, G., Piero, A., Fassino, S European eating disorders review. The journal of the Eating Disorders Association, 15, Ando, J., Ono Y., Yoshimura, K., Onoda, N., Shinonara, M., Kanba, S., & Asai, M The genetic structure of Cloninger's seven factor model of temperament and character in a Japanese sample. Journal of Personality, 70, Ando, J., Suzuki, A., Yamagata, S., Kijima, N., Maekawa, H., Ono Y., & Jang, K Genetic and environmental structure of Cloninger's temperament and character dimensions. Journal of Personality Disorders, 18, Bulik, C. M., Sullivan, P, F., Weltzin, T. E. & Kaye, W. H Temperament in eating disorders. International Journal of Eating Disorders, 17, Bulik C. M., Sullivan P. F., & Joyce, P, R Temperament, character and suicide attempts in anorexia nervosa, bulimia nervosa and major depression. Acta Psychiatr Scand, 100, Bulik, C, M., Sullivan, P, F., Fear, J. L. & Pickering, A Outcome of anorexia nervosa : eating attitudes, personality, and parental bonding. International Journal of Eating Disorders, 28, Cloninger, C. R., Svrakic, D. M. & Przybeck, T. R A Psychobiological model of temperament and character. Archives of General Psychiatry, 50, Diaz-Marsa, M., Carrasco, J. L., Saiz, J A study of temperament and personality in anorexia and bulimia nervosa. Journal of Personality Disorders, 14, Fassino, S., Abbate-Daga, G., Amianto, F., Leombrumi, P., Boggio, S., & Rovera, G. G Temperament and character profile of eating disorders : a controlled study with the Temperament and Character Inventory. International Journal of Eating Disorders, 32, Field, A. E., Cheung, L., Wolf, A. M., Herzog, D. B., Gortmaker, S. L., & Colditz, G. A Exposure to the mass media and weight concerns among girls. Pediatrics, 103, 36. Garner, D. M., Olmsted, M. P. & Polivy, J Development and validation of a multidimensional eating disorder inventory for anorexia nervosa and bulimia. International Journal of Eating Disorders, 2, Hill, A. J., & Pallin, V Low self-esteem and weight control : Related issues in 8-year old irls but not boys. International Journal of Obesity, 19, 128. Klump, K. L., Bulik, C. M., Pollice, C., Halmi, K. A., Ficher, M. M., Berrettini, W. H., Devlin, B., Stober, M., Kaplan, A., Woodside, B., Treasure, J., Shabbout, M., Lilenfeld, L. R., Plotnicov, K. H., & Kaye, W. H Temperament and character in women with anorexia nervosa. The Journal of Nervous and Mental Disease, 188, Klump, K. L., Strober, M., Bulik, C. M., Thornton, L., Johnson, C., Devlin, B., Fichter, M. M., Halmi, K. A., Kaplan, A. S., Woodside D. B., Crow, S., Mitchell, J., Rotondo, A., Keel P. A., Berrettini, W, H., Plotnicov, K., Pollice, C., Lilenfeld., L. R., & Kaye, W. H Personality characteristics of women before and after recovery from an eating disorder. Psychological Medicine, 34, 木島伸彦斉藤令衣竹内美香吉野相英大野裕加藤元一郎北村俊則 Cloninger の気質と性格の次元モデルおよび日本語版 Temoerament and Character Inventory TCI 精神科診断学木島伸彦クロニンジャー理論の基礎精神科診断学 Kijima, N., Tanaka, E., Suzuki, N. & Kitamura, T Reliability and validity of Japanese version of the Temperament and Character Inventory (TCI). Psychological Reports, 86, 前川浩子青年期女子の体重や体型へのこだわりに影響を及ぼす要因親の養育行動と社会的要因からの検討パーソナリティ研究前川浩子安藤寿康体重体型と遺伝の関係双生児法によって遺伝と環境がもたらす影響の大きさを明らかにすること

10 Acta Psychiatrica Scandinavica 98 Journal of abnormal Psychology 108 Journal of Abnormal Psychology 100 Psychological Medicine 23 International Journal of Eating Disorders 24 American Journal of Health and Education 32

パーソナリティ研究 2004 第13 巻　第1 号　79–90

パーソナリティ研究 2004 第13 巻　第1 号　79–90 2004 13 1 79 90 2004 1 321 1998 90% eating disorders 1960 1961 1985 2001 1999 DSM- -PC 1 Schwartz, Thompson & Johnson 1985 1989Schwartz et al1985 risk factor model 80 13 1 Pp. 50 Boskind-White & White