Microsoft Word - 伊勢原市下水道長寿命化計画【概要版】

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1 伊勢原市下水道長寿命化計画 ( 処理場 ポンプ場 ) 概 要版 - 目次 - 第 1 章下水道計画の概要 P 1 第 2 章長寿命化計画の概要 P 2 第 3 章計画検討と調査検討設備の選定 P 8 第 4 章選定結果 P12 第 5 章アクション比較 P13 第 6 章設備更新に伴う基本方針の検討 P17 第 7 章年度別事業計画の策定 P2 平成 25 年 3 月 伊勢原市

2 第1章 下水道計画の概要 1 1 伊勢原市事業計画の概要 伊勢原市の公共下水道事業は 図1-1に示すとおり 市の東部を 流域関連公共下水道 東部処理区 と市中央西部を単独公共下水道 中央西部処理区 として事業を実施している 相模川流域関連公共下水道 東部処理区 は昭和 46 年度に当初の 下水道法の事業認可を受け その後 7 回の変更認可を受け平成 23 年度 に全体計画区域の変更を行い 約 65ha にて現在に至っている 一方 単独公共下水道は昭和 53 年度に当初整備区域として約 262ha で事業を着手し その後 8 回の変更認可を受け 約 683ha の事業認 可を受け現在に至っている 平成 23 年度末時点で流域関連公共下水道と単独公共下水道の行政人口 普及率は 76.39%まで 整備を進めている 図 1-1 伊勢原市の公共下水道計画図 -1-

3 第 2 章. 長寿命化計画の概要 2-1. 目的本計画は 下水道施設の健全度に関する点検 調査結果に基づき 予防保全的な管理を行うとともに 長寿命化を含めた計画的な改築等を行うことにより 事故の未然防止及びライフサイクルコストの最小化を図ることを目的とする なお 交付金対象事業として再構築事業を行う根拠となるものである 2-2. 背景伊勢原市の処理場 ポンプ場は平成 23 年度時点で 処理場は伊勢原終末処理場 1 ヵ所である 一方 ポンプ場は 単独公共下水道区域内では 東大竹ポンプ場の 1 ヶ所であり 流域関連公共下水道区域では 下落合第 1 第 2 中継ポンプ場の2ヵ所となっている 伊勢原終末処理場は 昭和 61 年度に供用を開始され供用開始後 26 年が経過している また 汚水中継ポンプ場である東大竹ポンプ場 ( 単独公共下水道 ) の供用開始は平成 9 年度であり 下落合第 1 中継ポンプ場及び下落合第 2 中継ポンプ場 ( 流域関連公共下水道 ) の供用開始はそれぞれ 昭和 48 年度 昭和 59 年度であり 各々 供用開始後 39 年 28 年 15 年が経過している 現在まで施設機能の維持管理作業の中で 処理施設及び各設備のメンテナンスを適宜実施してきたが 当初に建設された施設については 老朽化等による機能の低さが発現し始めている このようなことから 今後は 維持管理作業の中で対応することが困難な状況が増加する傾向にあると推測される 2-3. 対象施設の選定本計画では 老朽化が進んでいると考えられる次に掲げる施設及び設備を調査対象とした (1) 土木 : 沈砂池ポンプ棟 水処理施設 塩素滅菌池 用水再利用棟 独立管廊 (2) 建築 : 管理棟 自家用発電機棟 沈砂池ポンプ棟 ブロワー棟及び送風機棟 塩素滅菌棟 新旧汚泥処理棟 用水再利用棟 (3) 機械設備 : 沈砂池ポンプ設備 水処理設備 塩素滅菌設備 送風機設備 用水再利用設備 汚泥濃縮設備 汚泥脱水設備 (4) 電気設備 : 受変電設備 自家発電設備 制御負荷設備 計測設備 監視制御設備ただし 経過年度の浅い2 系最初沈殿池及び3 系水処理施設は本対象施設から除外した -2-

4 ポンプ場については 東大竹ポンプ場が 供用開始後 15 年が経過しており 標準耐用年数が15 年の機械設備や電気設備が改築や更新の時期を迎えているため 対象施設とした 下落合第 1 下落合第 2ポンプ場については 機械設備について状態を監視して適宜 修繕や改築更新を実施してきたことにより 今回は対象施設外とした 一方 状態監視することが困難で 劣化の予測が測れない電気設備については 今回の対象施設とした 調査対象となる施設リストを表 2-1に 調査対象施設と対象範囲を図 2-1~ 図 2-4に示す 表 2-1 調査対象施設リスト 凡例 : 調査対象施設 施設名称管理棟自家用発電機棟沈砂池 ポンプ棟 対象工種 土木 建築 建築電気機械設備電気設備 水処理施設 最初沈殿池 - - エアレーションタンク - - 最終沈殿池 - - 塩素滅菌池及び塩素滅菌棟ブロワ棟及び送風機棟用水再利用棟汚泥処理棟独立管廊東大竹ポンプ場下落合第一ポンプ場下落合第二ポンプ場

5 図 2-1 処理場一般平面図 平成 15 年以降に建設 -4-

6 図 2-2 下落合第 1 中継ポンプ場一般平面図 電気設備を対象 -5-

7 図 2-3 下落合第 2 中継ポンプ場一般平面図 電気設備を対象 -6-

8 図 2-4 東大竹ポンプ場一般平面図 機械設備 電気設備を対象 -7-

9 第 3 章. 計画検討と調査検討設備の選定 3-1. 長寿命化計画の検討フロー 下水道長寿命化支援制度に関する手引き( 案 ) ( 国土交通省都市 地域整備局下水道部 ) に基づき 長寿命化対象施設 更新施設の選定をフロー図 ( 図 3-1) に沿って検討する 図 3-1. 下水道長寿命化計画の検討 ( 基本情報 ) ( 日常的な維持管理 ) 対象施設の選定 工事情報 日常 定期点検の実施 設備情報 清掃 修繕等の実施 長寿命化対策検討設備の選定 対象外 情報システム ( データベース ) 対象 調査と調査判定項目 ( 主要部品単位 1) 点検 取替履歴等の収集 整理 調査判定項目の設定 主要部品単位の調査 調査と調査判定項目 ( 設備単位 2) 点検 取替履歴等の収集 整理 調査判定項目の設定 主要部品単位の調査 維持又は修繕 改築 不要 診断 ( 健全度評価 ) ( 主要部品及び設備単位 ) 診断 ( 健全度評価 ) ( 設備単位 ) 改築 不要 維持又は修繕 対策の検討 改築必要 改築必要 設備単位の対策検討 LCC 比較 4 更新長寿命化対策更新 設備群 3 の対策検討 ( 省エネ 省資源 効率化等の機能検証 ) 下水道長寿命化計画の策定 1 主要部品とは 処理制限期限以上の継続使用が期待でき 設備全体の長寿命化に寄与する部品を示す 2 設備単位とは 下水道施設の改築について ( 平成 15 年 6 月 19 日付け国都下事第 77 号国土交通省都市 地域整備局下水道事業課長通知 ) に定める小分類を指す 3 設備群とは 除塵設備 除砂設備 汚泥脱水設備等のまとまった処理機能を発揮するために必要な設備の集合体 ( 電気設備も含む ) を指す 4 下水道長寿命化支援制度の要件 ( 使用年数と標準耐用年数との関係等 ) に合致していることを確認する必要がある -8-

10 3-2. 長寿命化対策検討設備の選定 図 3-1 にある対象施設の選定後 次のフローに従い長寿命化検討対 象設備の選定を行う 図 3-2. 長寿命化検討対象設備の選定フロー 保全区分の分類 事後保全 状態監視保全時間計画保全 経過年数が耐用年数超過倍率以下 No Yes 主要部品があり 入手可能 No Yes 劣化状態の概略確認 劣化が著しい それ以外 長寿命化検討対象 長寿命化検討対象外 ( 出典 : 下水道長寿命化支援に関する手引き ( 案 )H21.6) -9-

11 3-3. 保全区分 ( 管理方法 ) の分類保全区分の分類にあたっては 表 3-1に基づき それぞれの重要性や特性 環境条件 使用状態に応じて 各施設の保全区分を状態監視保全 時間計画保全 事後保全の3つに分類する 表 3-1. 保全区分 ( 管理方法 ) 保全方法 適用の考え方 状態監視保全 施設 設備の状態に応じて保全を行う 処理機能への影響の大きいもの ( 応急措置が困難なもの ) に適用 予算への影響が大きいものに適用 安全性の確保が必要なものに適用 劣化の予兆が測れるものに適用 予防保全 時間計画保全 施設 設備の状態を問わず 一定期間ごとに保全を行う 劣化の予兆が測れないものに適用 事後保全 ( 更新型 ) 故障 異常の発生後に更新を行う 処理機能への影響が小さいもの ( 応急措置が可能なもの ) に適用 予算への影響が小さいものに適用 法での定期保全が義務付けられているものに適用特徴 予兆を把握するための情報が多く必要 費用が高くなる可能性 点検頻度が少なくてすむ 健全度 健全度 健全度 健全度イメージ 管理基準値 機能限界値 故障 3 年 5 年 6 年年数 5 年 5 年 5 年 5 年 5 年年数 5 年 5 年 5 年 5 年 5 年年数 ( 出典 : 下水道長寿命化支援に関する手引き ( 案 )H21.6) -1-

12 3-4. 健全度の定義長寿命化検討対象設備の選定フローに従い 長寿命化検討対象外 ( 更新対象 ) となった設備は設備単位 ( 表 3-2) の健全度を用いて 通常点検を行う また 長寿命化検討対象となった設備は主要部品単位 ( 表 3-3) の健全度を用いて 詳細点検を行う 各健全度は5 段階で評価し 調査時および長寿命化計画期間内 (5 箇年 ) に 2. 以下と判定された場合は 長寿命化および更新対象施設とする 設備単位及び主要部品単位における健全度の定義を表 3-2 表 3-3に示す 表 3-2. 設備単位の健全度 判定区分運転状態措置方法 5 (4.1~5.) 4 (3.1~4.) 3 (2.1~3.) 2 (1.1~2.) 設置当初の状態で 運転上 機能上問題ない 設備として安定運転ができ 機能上問題ないが 劣化の兆候が現れ始めた状態 設備として劣化が進行しているが 機能は確保できる状態 機能回復が可能 設備として機能が発揮できない状態 または いつ機能停止してもおかしくない状態等機能回復が困難 措置は不要 措置は不要 消耗部品交換等長寿命化対策により機能回復する 精密調査や設備の更新等 大きな措置が必要 1 動かない 機能停止 ただちに設備更新が必要 ( 出典 : 下水道長寿命化支援に関する手引き ( 案 )H21.6) 表 3-3. 主要部品単位の健全度 判定区分運転状態措置方法 5 (4.1~5.) 4 (3.1~4.) 3 (2.1~3.) 2 (1.1~2.) 1 部品として設置当初の状態で 運転上 機能上問題ない 部品の機能上問題ないが 劣化の兆候が現れ始めた状態 部品として劣化が進行しているが 部品の機能は確保できる状態 機能回復が可能 部品として機能が発揮できない状態で 設備としての機能への影響がでている または いつ機能停止してもおかしくない状態等 機能回復が困難 著しい劣化 設備の機能停止 措置は不要 措置は不要 要観察 部分補修により機能回復する 交換が必要 ただちに交換が必要 ( 出典 : 下水道長寿命化支援に関する手引き ( 案 )H21.6) -11-

13 第 4 章. 選定結果 4-1. 長寿命化対策検討設備の選定結果 長寿命化検討対象設備の選定フローにより 以下の結果となった 表 4-1. 長寿命化対策検討設備の選定結果 ( 処理場 ) 工種 調査対象 長寿命化対象 選定結果 長寿命化対象外 土木 建築建築機械 建築電気 機械 電気 合計 表 4-2. 長寿命化対策検討設備の選定結果 ( ポンプ場 ) 機械 電気 工種下落合 P 東大竹 P 下落合 P 東大竹 P 合計 調査対象 選定結果長寿命化対象長寿命化対象外 健全度判定結果 詳細点検と通常点検を行い 調査時および長寿命化計画期間内 (5 箇年 ) に 2. 以下と判定された資産は以下のとおりである 工種 表 4-3. 健全度判定結果 ( 処理場 ) 調査対象 詳細点検 健全度判定結果 通常点検 土木 建築 建築機械 22 建築電気 機械 電気 合計 表 4-4. 健全度判定結果 ( ポンプ場 ) 機械 電気 工種 調査対象 詳細点検 健全度判定結果 通常点検 下落合 P 東大竹 P 29 1 下落合 P 3 2 東大竹 P 合計

14 第 5 章. アクション比較 (LCC 比較 ) 5-1. 最適アクションの選定本章では 第 4 章の4-2. 健全度判定結果において 詳細点検を実施した結果 調査時および長寿命化計画期間内 (5 箇年 ) に 2. 以下と判定された資産 ( 処理場 : 機械 32 点 電気 8 点 ポンプ場 : 機械 1 点 電気 1 点 ) の内 健全度評価の結果から対策の検討が必要とされる資産についてアクション1とアクション2を設定し 健全度評価結果を元に評価期間における費用および健全度推移のシミュレーションを行う最適アクションを選定する アクション1とアクション2について以下に示す アクション1 ( 更新パターン ) 対象施設の各部品について どれか1つでも健全度が2. 以下になった時点で 長寿命化対策 のための年数条件を満たす場合は 全体において求められる性能を十分発揮できなくなることから設備全体の更新 ( 再構築 ) を行う場合のアクション アクション2 ( 長寿命化パターン ) 対象設備の各部品について 部品交換を適宜行うことにより健全度を回復させ 設備単位の更新 ( 再構築 ) が必要な状態になるまで延命化させた場合のアクション 5-2. 検討対象資産処理場の長寿命化検討対象資産 ( 機械 :32 点 電気 :8 点 ) を表 5-1に ポンプ場の長寿命化検討対象資産 ( 機械 :1 点 電気 :1 点 ) を表 5-2に示す 表 5-1. 長寿命化検討対象資産 ( 処理場 ) 資産番号 機械設備 (32 点 ) 名称 513 No1 細目除塵機 5152 No2 主ホ ンフ 5211 No1-1 初沈汚泥掻寄機 5215 No1-2 初沈汚泥掻寄機 5364 No2-1-1 水中エアレーター 5365 No2-1-2 水中エアレーター 5366 No2-1-3 水中エアレーター 5367 No2-1-4 水中エアレーター 5368 No2-1-5 水中エアレーター 5369 No2-1-6 水中エアレーター -13-

15 資産番号 名称 537 No2-1-7 水中エアレーター 5371 No2-1-8 水中エアレーター 5372 No2-1-9 水中エアレーター 5373 No2-1-1 水中エアレーター 5374 No 水中エアレーター 5375 No 水中エアレーター 5376 No2-2-1 水中エアレーター 5377 No2-2-2 水中エアレーター 5378 No2-2-3 水中エアレーター 5379 No2-2-4 水中エアレーター 538 No2-2-5 水中エアレーター 5381 No2-2-6 水中エアレーター 5382 No2-2-7 水中エアレーター 5383 No2-2-8 水中エアレーター 5384 No2-2-9 水中エアレーター 5385 No2-2-1 水中エアレーター 5386 No 水中エアレーター 5387 No 水中エアレーター 5431 No2-1 終沈汚泥掻寄機 5432 No2-2 終沈汚泥掻寄機 5612 重力濃縮槽汚泥掻寄機 5713 No1 汚泥脱水機 電気設備 (8 点 ) 641 無停電電源装置蓄電池 _(CVCF.1) 642 無停電電源装置蓄電池 _(CVCFV.3) 6411 直流電源装置 _(DCP.1) 6412 整流器盤蓄電池設備 _(DC1.1) 6413 蓄電池盤 _(DC1.2) 6417 蓄電池盤 _(CVCFB2) 6419 制御用直流電源装置 ( 蓄電池有 )_(DC51) 642 始動用直流電源装置 ( 蓄電池有 )_(DC52) 表 5-2. 長寿命化検討対象資産 ( ポンプ場 ) 資産番号名称機械設備 No1 汚水ホ ンフ _ 東大竹電気設備 6411 直流電源盤 _(D1)_ 東大竹 -14-

16 5-3. アクション比較 ( 例 :No2-2 終沈汚泥掻寄機 ) 1 アクション別健全度推移グラフ 更新実施変減速機健全度 2. 以下のため更新 評価期間 (16 年 ) 経過年数 15 年 調査期間 1 年 + 計画期間 (5 年 ) 単独費にて変減速機交換 単独費にて電動機交換 更新実施水中軸 駆動軸健全度 2. 以下のため更新 長寿命化対策実施走行レール交換 単独費にて本体チェーン フライト交換長寿命化対策実施変減速機交換 評価期間 (42 年 ) 経過年数 15 年 調査期間 1 年 + 計画期間 (5 年 ) 主要部品名称変減速機 1 電動機 2 ケーシング 3 走行レール 4 本体用チェン 5 フライト 6 スプロケット 7 駆動軸 8 水中軸 9 潤滑油装置 1 主要部品 No2-2 終沈汚泥掻寄機 使用年数累積費用年平均費用評価改善額累計 ( 年 ) ( 百万円 ) ( 百万円 ) ( 百万円 ) アクション アクション コスト縮減効果 改善額累計 は以下の計算式による ただし 各変数の意味は以下のとおりとする ( 毎年度の改善額 )=( コスト削減額 )/(1+r) j-1 より r: 社会的割引率 (.4) j: 年次 n: 使用年数 ( 改善額累計 )=( コスト削減額 ) {1-(1+r) -n }/{1-(1+r) -1 } = 1.1 百万円 / 年のコスト縮減 シミュレーション結果と評価 部品 変減速機 が 1 年次に 部品 走行レール が 6 年次に 部品 電動機 が 1 次に 部品 本体チェーン フライト が 12 年次に 部品 変減速機 が 18 年次に健全度 2 以下になることが予想される 年平均費用の比較の結果アクション 2= 長寿命化対策を行うと判定する 3 長寿命化支援制度の要件との合致 長寿命化対策実施時点における設備の使用年数 16 年 処分制限期間 7 年 :OK 長寿命化対策実施後の設備の使用年数 5 年 < 処分制限期間 7 年 :NG 1 年目の変減速 機交換は単独費にて行うものとする 設置から更新までの設備の使用年数 42 年 標準耐用年数 15 年 :OK -15-

17 5-4. アクション比較の結果 終末処理場 長寿命化検討対象資産 4 個のアクション比較を行った結果 長寿命化が有利となる資産は2 個で それ以外の38 個は更新という結果となった 長寿命化が有利となった資産は 2-2 終沈汚泥掻寄機と 2 主ポンプであった なお 2 主ポンプは 沈砂池ポンプ棟の耐震化後の実施が有効と判断し 今回の長寿命化計画には含まれていない また 2-2 終沈汚泥掻寄機を長寿命化することによるライフサイクルコスト縮減額は 約 23 百万円であった 表 5-2. 長寿命化検討結果 ( 処理場 ) 工種 調査対象 アクション比較後の結果更新長寿命化維持 土木 建築 建築機械 建築電気 機械 電気 合計 ポンプ場 長寿命化検討対象資産 2 個のアクション比較を行った結果 長寿命化が有利となる資産は1 個で 更新対象が1 個という結果になった 長寿命化が有利となった資産は 東大竹ポンプ場の 1 汚水ポンプであったが ポンプ容量の変更を予定しており 長寿命化対象からは外すこととする また ライフサイクルコストの縮減結果にも含めないものとする 表 5-3. 長寿命化検討結果 ( ポンプ場 ) 機械 電気 工種 調査対象 アクション比較後の結果更新長寿命化維持 下落合 P 東大竹 P 下落合 P 東大竹 P 合計

18 第 6 章. 設備更新に伴う基本方針の検討 再構築にあたり 長寿命化検討対象の施設及び設備 長寿命化対象外の施 設及び設備の検討結果に基づき 各工種での事業実施方針を検討する 6-1. 土木腐食環境下にある 簡易蓋 足掛金物 防食塗装等について 更新工事を実施する 1) 簡易蓋 足掛金物縞鋼板等の鋼製製品を 耐食性に優れた合成木材やSUS 製に変更する また 足掛金物については腐食性に優れたポリプロピレン被覆を選定した 2) 防食塗装劣悪な環境下にある 濃縮汚泥貯留槽の防食塗装について 施工性と経済性を考慮した防食塗装を施す 6-2. 建築経年劣化による腐食等から 外壁塗装 屋上手摺り 屋上防水等の更新工事を実施する 1) 外壁塗装 屋上手摺り経年劣化により 外壁塗装等の劣化が著しいため 既設同等仕様の更新工事を実施する また 屋上手摺りについては 耐久性が高く 維持管理性にも優れるアルミ製の手摺りとする 2) 屋上防水工期やコスト 廃材等の削減が図れる既存防水については かぶせ工法を実施する 6-3. 建築電気設備処理場全体の誘導灯 総合盤 感知器等について 既存機種の更新工事を実施する (175 箇所 ) 機能的に変更する必要性がないため 既設同等仕様の更新工事を実施する 6-4. 機械設備沈砂池ポンプ棟内の機械設備については 耐震計画に合わせて更新を実施する 詳細点検において 機械の劣化が著しい汚泥脱水機および水処理施設について更新工事を実施する 1) 汚泥脱水機既設汚泥脱水機のうち No.1 汚泥脱水機は設置後 2 年を経過しており 詳細点検の結果劣化が著しい状況であった 既存機種としては ベルトプレス式脱水機であるが 維持管理性 経済性から既 -17-

19 設のベルトプレス式及び回転加圧式 遠心式 スクリュープレス式の4 機種を検討した 結果 経済性および本処理場の周辺対策である臭気対策 また伊勢原市の汚泥性状から判断し 高効率遠心脱水機が総合的に優位となることから ベルトプレス脱水機から高効率遠心脱水機に変更する 2) 水処理施設 (1) 汚泥掻き寄せ機既存の汚泥掻き寄せ機は チェーンフライト式のSUS 製であるが 近年 鋼製のものよりも軽く 施工性が良い樹脂製のものが主流となってきている 水中チェーンが樹脂製なので 動力も少なくてよく 経済性でも優れている また 既に樹脂製の汚泥掻き寄せ機を設置更新していることから 維持管理性においても 同型の機器の方が管理しやすい よって チェーンフライト式 SUS 製のものから チェーンフライト式樹脂製のものに変更する (2) 散気装置散気装置の機種としては 既存の機械撹拌式散気装置や近年採用が増加傾向にあるメンブレン式散気装置 セラミック式散気装置がある この3 機種で維持管理性 経済性を比較したところ メンブレン式やセラミック式など目詰まりを起こした場合に 池を空けて確認することから 汚水処理に影響が出てしまうことや 現在の送風機や配管では対応できないことから 経済性でも 既存機種である機械撹拌式散気装置が適しており 既設の仕様を変えずに更新するものとする 6-5. 電気設備電気設備については 処理場とポンプ場の更新工事を実施する 処理場においては 受変電設備や計装設備 監視制御設備について ポンプ場においては遠方監視装置 制御用電源設備について 更新工事を実施する 処理場 1) 受変電設備既存の変圧器は25 年以上前に設置されたものであり 効率が悪く 年間損失電力量が多い 現在の変圧器は 高性能の低損失鉄心材料の採用とコイル構造の改良で高効率仕様となっているため 高効率変圧器に変更する 2) 計装設備機械設備の更新に伴い 電気設備である計装設備も合わせて更新していく 更新設備としては 設置実績が多く 機能が安定しメンテナンスが容易なものを選定する -18-

20 3) 監視制御設備監視制御設備については 機械設備の更新に伴って負荷容量や運転操作方案が変更となることがあるため 補助継電器盤 コントロールセンタ 現場操作盤の仕様については 機械設備更新に合わせて実施する ポンプ場 1) 遠方監視装置遠方監視装置とは 処理場の管理棟中央監視室にある遠方監視装置から 遠方の中継ポンプ場の機器を遠隔操作及び監視をするための装置であるが 耐用年数である1 年を既に越えており 老朽化による動作不良が見られることから更新工事を実施する 2) 制御用電源設備蓄電池を内蔵する設備である蓄電池盤は 耐用年数は1 年であるが 実際に2 年近く使用する場合があることを考慮し 長寿命タイプ (13 年 ~15 年 ) である長寿命型 MSEに更新する -19-

21 第 7 章. 年度別事業計画の策定 7-1. 事業の優先順位第 5 章に記載した長寿命化検討結果の資産について 平成 25 年度から平成 29 年度までの間に 更新 長寿命化対策を実施する 処理場施設の役割および優先度から以下の2 資産について重点的に実施する その他の資産については 効率的な事業の実施並びに予算制約による事業費の平準化を考慮した上で 期間内に実施するものとする 1) 1 汚泥脱水設備改築工事 ( 平成 25 年度 ~ 平成 26 年度 ) 1 汚泥脱水機は平成 4 年度に設置され既に2 年以上が経過している 詳細点検においても主要部品であるフレームの腐食が著しいことから 健全度判定結果は2.となっている また 実際の運転においても不具合が生じていることから 早急に対応する必要がある 2) 第 1 2 系列水処理施設改築工事 ( 平成 26 年度 ~ 平成 29 年度 ) 水処理施設の機械設備については 既に標準耐用年数を経過しており 実際の運転においても不具合が生じている機器があることから 早急に更新工事を実施する必要がある 水処理施設に不具合が出た場合には 汚水処理に影響が出てしまうため優先的に事業を行う -2-

22 7-2. 年度別事業計画 1) 処理場年度別事業費 ( 単位 : 百万円 ) 対象施設平成 25 年度平成 26 年度 設計 水処理施設設計 ( 機械 電気 ) 平成 27 年度 水処理施設設計汚泥処理施設設計 ( 土木 建築 設備 ) ( 土木 建築 設備 ) 平成 28 年度 平成 29 年度 備考 管理棟 沈砂池ポンプ棟 水処理施設 ( ブロワ棟 送風機棟 処理水再利用棟含む ) 塩素滅菌棟 汚泥処理施設 ( 濃縮槽含む ) 自家発電機棟 独立管廊 建築工事建築設備電気土木工事建築設備電気土木建築工事建築設備機械電気建築設備工事電気土木建築設備工事機械電気 工事建築設備建築設備工事電気合計 屋上防水 手摺り誘導灯 感知器等受変電設備 計装設備 ポンプ場遠方監視装置簡易蓋誘導灯 感知器等動力 計装設備簡易蓋 角落し屋上防水誘導灯 感知器等第 2 系列エアレーター 終沈掻寄せ機第 1 系列初沈掻寄せ機等第 2 系列エアレーター 終沈掻寄せ機第 1 系列初沈掻寄せ機等誘導灯 感知器等計装設備防食塗装 簡易蓋等総合盤 感知器等 1 汚泥脱水機 1 汚泥脱水機計装設備総合盤 感知器等誘導灯 総合盤等計装設備 ) ポンプ場年度別事業費 ( 単位 : 百万円 ) 対象施設 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 下落合 P 設計 東大竹 P 設計 設計 備考 東大竹ポンプ場 工事 電気 下落合第一ポンプ場 工事 電気 下落合第二ポンプ場 工事 電気 合計 直流電源 遠方監視装置等直流電源 動力 遠方監視装置等動力 計装 遠方監視装置等

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