廃線探索 ~ 愛宕山鉄道中舞鶴線舞鶴港線 ~ 中学 1 年生の北口立大ですもうこれからの鉄研の部誌の話題はこの廃線探索にしようと思ってます初回は愛宕山鉄道と中舞鶴線と貨物線の舞鶴港線です愛宕山鉄道早速メインですしかしメインのつもりが前準備不足で大変なことになってきましたでは

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ゆみかかがんじ
5 years ago
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現在の京福電鉄の嵐山駅から愛宕山の山頂近くまでを鉄道とケーブルカーで運行していました愛宕山というのは標高 924mの京都府南部で一番高い山で山頂には昔から火伏せの神を祀っている愛宕神社があり

用客を増やそうと愛宕山にスキー場や遊園地ホテルなどの集客施設を設立したりしましたが思ったほど乗客は伸びず戦時中に不要不急路線に指定され昭和 19 年 (1944 年 ) 二月には鋼索線 (

A) 駅を出るとすぐに90 度カーブして嵐山高架道路となって山陰本線嵯峨駅構内西端を越えると国鉄と連絡するため嵯峨西駅が設けられていました丸太町通と交差すると清滝道となります

1 廃線探索 ~ 愛宕山鉄道中舞鶴線舞鶴港線 ~ 中学 1 年生の北口立大ですもうこれからの鉄研の部誌の話題はこの廃線探索にしようと思ってます初回は愛宕山鉄道と中舞鶴線と貨物線の舞鶴港線です愛宕山鉄道早速メインですしかしメインのつもりが前準備不足で大変なことになってきましたでは本題に移ります愛宕山鉄道は現在の京福電鉄の嵐山駅から愛宕山の山頂近くまでを鉄道とケーブルカーで運行していました愛宕山というのは標高 924mの京都府南部で一番高い山で山頂には昔から火伏せの神を祀っている愛宕神社があり京都の人々にとって信仰の山でした七月には千日詣りがありその日は愛宕山鉄道も終夜運転を行っていて大いに賑わっていたのですが恐慌の影響で乗客数は減少していきましたなので利写真 A 用客を増やそうと愛宕山にスキー場や遊園地ホテルなどの集客施設を設立したりしましたが思ったほど乗客は伸びず戦時中に不要不急路線に指定され昭和 19 年 (1944 年 ) 二月には鋼索線 ( ケーブルカー ) 十二月には平坦線( 鉄道 ) が廃止されてしまい 15 年しか営業できなかった薄命の鉄道です愛宕山鉄道は京福電鉄嵐山駅の北側半分に3 面 2 線のホームがありました ( 写真 A) 駅を出るとすぐに90 度カーブして嵐山高架道路となって山陰本線嵯峨駅構内西端を越えると国鉄と連絡するため嵯峨西駅が設けられていました丸太町通と交差すると清滝道となりますここからしばらく歩くと児童公園が見えてきますこの児童公園は釈迦堂駅の車庫跡でこの車庫に並んでホームもあった ( ) ここからどんどん上に登っていきます山が迫ってくると右側に鉄道時代の擁壁が続きます ( ) そして擁壁が無くなり左手に本来の愛宕参道が寄り添う所に鳥居本駅がありました

ここから先に進むと鉄道線唯一のトンネルの清滝トンネルが見えてきます ( ) 44 4mのトンネルを抜けると

が現れますここに石段があるのですが ( ) これはケーブルの清滝川駅に登る石段で

I の部分が見えました先に行くと橋梁が写真 I の先の所に写真 J が見えましたが

やっとのことで分岐するところまできて愛宕神社に進む方向に行ったところすぐに横に入れそうな道があるのですが

2 ここから先に進むと鉄道線唯一のトンネルの清滝トンネルが見えてきます ( ) 44 4mのトンネルを抜けると京都バスの発着場がありそこが鉄道線の清滝駅跡です ( 写真 E) またバスが止まっている所の奥には廃レールを使った柵が見られます ( ) ここから愛宕山の登山道を目指して歩きます清滝川を渡ると愛宕山登山道を記した看板? が現れますここに石段があるのですが ( ) これはケーブルの清滝川駅に登る石段で登ると土砂に埋まっていますが階段状のホームがあります ( 写真 H) その土砂に埋もれる階段を登るといよいよケーブルが走ってそうな所が見えてくるのですが ( 写真 I) なんと私有地で立ち入り禁止になっていたので普通の登山道で登ると写真 H 写真 I 登ったすぐの所に写真 I の部分が見えました先に行くと橋梁が写真 I の先の所に写真 J が見えましたがそこから先も立ち入り禁止なのでケーブルの終点の愛宕駅を目指して登り始めますかなりきつい斜面を登りやっとのことで分岐するところまできて愛宕神社に進む方向に行ったところすぐに横に入れそうな道があるのですが前準備不足で愛宕駅の場所がわからなかったので適当に周辺の施設跡 ( 写真 K) を撮りました大山より疲れた気がします頂上の300 円のポカリを買ってから下山し帰りはバスを使って阪急嵐山駅まで乗りました次はちゃんと場所を調べて再度行こうと思います取材日平成 24 年 (2012 年 )8 月 15 日写真 J 写真 K 中舞鶴線中舞鶴線は新舞鶴 ( 現東舞鶴 ) 駅から唯一の途中駅の東門 ( 後に北吸 ) 駅を通って中舞鶴駅まで走っていましたこの線はもともと日本海側で初の軍港が設けられた時

3 写真 A に合わせて開業された舞鶴線と同時に海軍関係の諸機関が集まる舞鶴の余部地区への物資輸送のために海軍専用の引き込み線が新舞鶴から敷設されたものでしたその後兵員の輸送もあって旅客線に転用することになりましたしかし戦後は軍事輸送がなくなり国道 27 号線が整備されると貨物輸送も旅客輸送もだんだん減少していきましたそしてついに昭和 47 年 (1972 年 )10 月 31 日に廃止になりました始点の東舞鶴駅は高架化されたので当時の面影は残っていませんここから中舞鶴線の列車は西舞鶴方面へ戻るといったん引き上げ線に入ってスイッチバックをしてから中舞鶴方面へ向かいましたスイッチバック後は寺川に沿って北上し舞鶴共済病院の右手を通っていきました今は線路跡を利用した自転車歩行者用の道路になっています ( 写真 A) 進んでいくと煉瓦造りの北吸トンネルがあり鉄道時代が想像できます ( ) トンネルを出て公園が見えてくると先のカーブの所が北吸駅跡になっています ( ) この先には名所の赤煉瓦倉庫群がありその中にあるまいづる智恵蔵という舞鶴の歴史や資料を展示するところがあり中には中舞鶴線に関する資料や写真の展示コーナーがあり国産初のディーゼル機関車の DB10が展示されています ( ) 線路跡は国道 27 号線の左側の歩道に吸収されて続きます中舞鶴駅は国道 27 号線沿いの中央公民館辺りになっています ( ) 中舞鶴駅跡にある公園には駅跡を示す碑文 ( ) や蒸気機関車の C58113( ) が保存されています

取材日平成 24 年 (2012 年 )5 月 5 日舞鶴港線舞鶴港線は勝手につけた名前で

( 現西舞鶴 ) 駅 ~ 舞鶴港駅間の旅客輸送も行われましたしかし貨物輸送が鉄道から車にかわっていくと

年ぐらいは残っていたらしいのですが撤去されました今回は貨物線なのでかなり線路が分岐します

で本線と分岐しますその証拠に田辺城跡の前を歩いていくと鉄道の脚代跡 ( ) があります

その遊歩道を歩くとうみまいづるはしという名前の橋 ( ) がありますこれは舞鶴港駅の前の呼び方が海舞鶴であり

ちゃんと廃線跡の煉瓦積みの橋台 ( ) が使われていましたこの遊歩道は途中国道で途切れてしまい

4 取材日平成 24 年 (2012 年 )5 月 5 日舞鶴港線舞鶴港線は勝手につけた名前で舞鶴線の支線として扱われていたようですもともとこの線は貨物線としてつくられましたまた大正時代には同時に舞鶴 ( 現西舞鶴 ) 駅 ~ 舞鶴港駅間の旅客輸送も行われましたしかし貨物輸送が鉄道から車にかわっていくと貨物量も減ってゆきましたそしてついに昭和 60 年に廃止されましたちなみに 8 年ぐらいは残っていたらしいのですが撤去されました今回は貨物線なのでかなり線路が分岐しますなので全ては回れていませんこの貨物線は西舞鶴を出発すると田辺城写真 A 跡の端あたり ( 写真 A) で本線と分岐しますその証拠に田辺城跡の前を歩いていくと鉄道の脚代跡 ( ) があります分岐した後からは遊歩道になっていてその道には廃線跡を遊歩道にしたことでとったと思われる賞 ( ) の碑がありますその遊歩道を歩くとうみまいづるはしという名前の橋 ( ) がありますこれは舞鶴港駅の前の呼び方が海舞鶴でありまたそのことから海舞鶴線と言われていたことでこの名前になったと思われますこの橋の下を見るとちゃんと廃線跡の煉瓦積みの橋台 ( ) が使われていましたこの遊歩道は途中国道で途切れてしまい廃線跡の場所がわからなくなるのですがあきらめずにまっすぐの方向の場所を見失わずに歩くと一階建ての建物が集まる未舗装のところが見つかりますそこから先は廃線跡の宝庫ですまず草に埋もれた柵の跡 ( ) で先は分岐していて真っ直ぐ進むと駐車場になっていて跡は見つけられ

ないけれども曲がると鉄道らしいカーブがあり川までくると橋台もちゃんと残っていました向こう岸に渡る近くの橋を渡って対岸にやってくると草に埋もれながらも橋台跡ヶ残っていましたその先には道があるのですが

がありましたこの調子で真っ直ぐ進むと鉄道が走っ写真 H ていたような跡が見受けられその中で一番わかるものは当時のものかは不明ですが踏切跡らしきもの ( 写真 J) があります

5 ないけれども曲がると鉄道らしいカーブがあり川までくると橋台もちゃんと残っていました向こう岸に渡る近くの橋を渡って対岸にやってくると草に埋もれながらも橋台跡ヶ残っていましたその先には道があるのですがそこを渡るための踏切跡が残っていましたしかも廃レールを使っています ( ) 真っ直ぐ行くとトラック専用の駐車場がありますそこにはコンテナがありよく見ると国鉄のコンテナ ( 写真 H 見えるか心配) がありましたこの調子で真っ直ぐ進むと鉄道が走っ写真 H ていたような跡が見受けられその中で一番わかるものは当時のものかは不明ですが踏切跡らしきもの ( 写真 J) がありますその先には廃線跡を利用したと思われる車道や道路が続いていました実は川を渡らなくてもあるようですがいっていません機会があればまた行ってみたいと思います写真 J 取材日平成 24 年 (2012 年 )2012 年 5 月 4 日後書きどうでしたか? 多分来年はもっと良い文章に写真構成写真になっていると思いますところでただ今廃線が好きで暇があればいっしょに行けるって言う人募集中? です北口に声をかけてくれればいいです多分知らないと思います ( っていうか知っていたらすごい ) 来年は信貴山あたりと三田あたりとをまわろうと思っていますまた舞鶴港線以外の参考書は新廃線跡を歩く今尾恵介編著です

愛宕山鉄道　探索之栞

愛宕山鉄道　探索之栞美と力象徴 ( 最新版 ) 探索ノ栞嵯峨駅西西嵯峨駅がごくわずか期間だけ存在た釈迦堂駅鳥居本駅があったほか省現在高架路等なほとんど面影残ていない間坦旧坦トンネル利用た車トンネル単断面コンクリート製トンネル引用国土地理院1:25,000地形図京都西南部路使用後者廃止されて建物なっている嵐電現京福電嵐駅と併用現在12番ホーム北側とそ北側嵐駅あ