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1 附 属 資 料

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3 附 属 資 料 1 証 券 監 視 委 の 組 織 事 務 概 要 組 織 及 び 事 務 概 要 証 券 取 引 等 の 監 視 体 制 の 概 念 図 証 券 監 視 委 の 機 能 強 化 証 券 監 視 委 と 内 閣 総 理 大 臣 金 融 庁 長 官 及 び 財 務 局 長 等 の 関 係 の 概 念 図 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 監 視 官 部 門 の 定 員 の 推 移 機 構 図 組 織 事 務 に 係 る 法 令 の 概 要 証 券 監 視 委 と 自 主 規 制 機 関 との 関 係 の 概 念 図 公 正 な 市 場 の 確 立 に 向 けて~ 市 場 の 番 人 としての 今 後 の 取 組 み~ 証 券 検 査 に 関 する 基 本 指 針 取 引 調 査 に 関 する 基 本 指 針 開 示 検 査 に 関 する 基 本 指 針 証 券 監 視 委 の 活 動 実 績 等 証 券 監 視 委 の 活 動 状 況 市 場 分 析 審 査 実 施 状 況 証 券 検 査 実 施 状 況 勧 告 等 実 施 状 況 申 立 て 実 施 状 況 告 発 実 施 状 況 建 議 実 施 状 況 等 市 場 のグローバル 化 への 対 応 状 況 平 成 26 年 度 主 な 講 演 会 等 の 開 催 状 況 平 成 26 年 度 各 種 広 報 媒 体 への 寄 稿 皆 様 からの 情 報 提 供 が 市 場 を 守 ります! 年 金 運 用 ホットラインでの 情 報 受 付 について ~ 疑 わしい 年 金 運 用 等 に 関 する 情 報 の 提 供 をお 願 いします~ 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 公 益 通 報 窓 口 相 談 窓 口 金 融 庁 や 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 職 員 を 装 った 悪 質 な 電 話 に ご 注 意 ください!~ 未 公 開 株 に 関 するご 注 意 ~ 359

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5 1 証 券 監 視 委 の 組 織 事 務 概 要 1-1 組 織 及 び 事 務 概 要 ⑴ 証 券 監 視 委 設 置 の 経 緯 平 成 3 年 夏 の 一 連 のいわゆる 証 券 不 祥 事 を 契 機 に 証 券 行 政 のあり 方 特 に 証 券 会 社 及 び 証 券 市 場 に 対 する 検 査 監 視 体 制 のあり 方 について 種 々の 議 論 が 行 われた こうした 状 況 を 踏 まえ 同 年 7 月 内 閣 総 理 大 臣 から 臨 時 行 政 改 革 推 進 審 議 会 ( 以 下 行 革 審 という )に 対 して 証 券 市 場 の 監 視 適 正 化 のための 是 正 策 について 諮 問 がされ 審 議 の 結 果 同 年 9 月 に 証 券 金 融 の 不 公 正 取 引 の 基 本 的 是 正 策 に 関 する 答 申 が 取 りまと められた この 答 申 においては 自 由 公 正 で 透 明 健 全 な 証 券 市 場 の 実 現 を 基 本 的 目 標 として 証 券 行 政 に 係 る 提 言 等 と 併 せ 新 たな 検 査 監 視 機 関 として 大 蔵 省 に 行 政 部 門 か ら 独 立 した 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 に 基 づく 委 員 会 ( 八 条 委 員 会 )を 設 置 すべきであるとの 提 言 が 盛 り 込 まれた 大 蔵 省 においては 行 革 審 答 申 を 踏 まえつつ 更 に 各 方 面 の 意 見 も 聴 取 するなど 広 範 な 視 点 から 証 券 取 引 等 における 検 査 監 視 体 制 のあり 方 について 検 討 を 重 ねた 末 平 成 4 年 2 月 証 券 監 視 委 の 設 置 を 柱 とする 証 券 取 引 等 の 公 正 を 確 保 するための 証 券 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 を 取 りまとめた 同 法 案 は 第 123 回 通 常 国 会 に 提 出 され 衆 参 両 議 院 での 審 議 を 経 て 同 年 5 月 29 日 に 成 立 し 同 年 6 月 5 日 に 法 律 第 73 号 として 公 布 同 年 7 月 20 日 に 施 行 され 同 日 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 及 び 大 蔵 省 設 置 法 第 7 条 に 基 づき 大 蔵 省 に 置 かれる 合 議 制 の 機 関 ( 八 条 委 員 会 ) として 証 券 監 視 委 が 発 足 した ⑵ 金 融 庁 ( 金 融 監 督 庁 金 融 再 生 委 員 会 )への 移 管 民 間 金 融 機 関 等 に 対 する 検 査 監 督 機 能 と 金 融 制 度 等 の 企 画 立 案 機 能 とを 分 離 し 透 明 かつ 公 正 な 金 融 行 政 への 転 換 を 図 るため 平 成 10 年 6 月 22 日 総 理 府 の 外 局 として 金 融 監 督 庁 が 設 置 されたが 同 時 に 証 券 監 視 委 の 果 たす 中 立 的 客 観 的 な 役 割 が 引 き 続 き 重 要 で あるとの 観 点 から 証 券 監 視 委 は 従 前 の 体 制 ( 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 及 び 金 融 監 督 庁 設 置 法 第 7 条 に 基 づき 設 置 された 合 議 制 の 機 関 ( 八 条 委 員 会 ))のまま 金 融 監 督 庁 に 移 管 された さらに 同 年 12 月 15 日 には 我 が 国 の 金 融 機 能 の 安 定 及 びその 再 生 を 図 り 金 融 システ ムに 対 する 内 外 の 信 頼 を 回 復 し 金 融 機 能 の 早 期 健 全 化 を 図 ることを 主 たる 任 務 として 金 融 再 生 委 員 会 が 発 足 したが これに 伴 い 金 融 監 督 庁 とともに 証 券 監 視 委 は 従 前 の 体 制 ( 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 及 び 金 融 再 生 委 員 会 設 置 法 第 21 条 に 基 づき 設 置 された 合 議 制 の 機 関 )の まま 金 融 再 生 委 員 会 に 移 管 された その 後 平 成 12 年 7 月 1 日 には 大 蔵 省 金 融 企 画 局 が 担 ってきた 金 融 制 度 の 企 画 立 案 に 関 する 事 務 が 金 融 監 督 庁 に 移 管 されて 新 たに 金 融 庁 が 発 足 し 証 券 監 視 委 は 従 前 の 体 制 ( 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 及 び 金 融 再 生 委 員 会 設 置 法 第 21 条 に 基 づき 設 置 された 合 議 制 の 機 関 )のまま 金 融 庁 に 移 管 された なお 平 成 13 年 1 月 6 日 には 中 央 省 庁 改 革 に 際 して 金 融 再 生 委 員 会 が 廃 止 され 証 券 監 視 委 は 内 閣 府 の 外 局 として 設 置 された 金 融 庁 に 移 管 され 内 閣 府 設 置 法 第 54 条 及 び 金 融 庁 設 置 法 第 6 条 に 基 づき 設 置 された 合 議 制 の 機 関 (いわゆる 八 条 委 員 会 (( 注 ) 国 家 行 政 組 織 法 第 8 条 に 基 づき 設 置 される 八 条 委 員 会 に 相 当 するもの )としての 位 置 づけ)として 現 在 に 至 っている 133

6 ⑶ 事 務 概 要 1 監 視 のための5つの 事 務 証 券 監 視 委 が 行 う 監 視 事 務 は 市 場 分 析 審 査 証 券 検 査 取 引 調 査 開 示 検 査 及 び 犯 則 事 件 の 調 査 の5つに 分 かれる イ 市 場 分 析 審 査 金 商 法 等 によって 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 された 権 限 に 基 づいて 金 融 商 品 取 引 業 者 登 録 金 融 機 関 金 融 商 品 取 引 業 協 会 及 び 金 融 商 品 取 引 所 等 に 対 して 有 価 証 券 の 売 買 取 引 等 に 関 する 報 告 を 求 め 又 は 資 料 を 徴 取 し 取 引 の 内 容 を 審 査 すること により 日 常 的 な 市 場 監 視 を 行 う ロ 証 券 検 査 金 商 法 等 によって 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 された 権 限 に 基 づいて 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 して 検 査 を 行 う また 犯 収 法 によって 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 された 権 限 に 基 づいて 金 融 商 品 取 引 業 者 等 による 顧 客 等 に 係 る 本 人 確 認 及 び 取 引 記 録 の 保 存 義 務 等 の 遵 守 状 況 の 検 査 を 行 う ハ 取 引 調 査 金 商 法 によって 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 された 権 限 に 基 づいて 風 説 の 流 布 偽 計 相 場 操 縦 内 部 者 取 引 といった 不 公 正 取 引 の 課 徴 金 に 係 る 事 件 の 調 査 を 行 う ニ 開 示 検 査 金 商 法 によって 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 された 権 限 に 基 づいて 開 示 の 適 正 性 を 確 保 するため 有 価 証 券 届 出 書 の 届 出 者 発 行 登 録 書 の 提 出 者 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 者 公 開 買 付 者 大 量 保 有 報 告 書 の 提 出 者 等 に 対 して 検 査 を 行 う ホ 犯 則 事 件 の 調 査 金 商 法 又 は 犯 収 法 に 基 づき 犯 則 事 件 を 調 査 するため 必 要 があるときは 質 問 検 査 領 置 等 の 任 意 調 査 を 行 うほか 裁 判 官 の 発 する 許 可 状 による 臨 検 捜 索 及 び 差 押 えとい った 強 制 調 査 を 行 うことができる 金 商 法 等 においては 犯 則 事 件 の 範 囲 は 具 体 的 には 取 引 の 公 正 を 害 するものとし て 関 係 する 政 令 において 定 められており 主 なものとしては 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 記 載 のある 有 価 証 券 届 出 書 有 価 証 券 報 告 書 等 の 提 出 損 失 保 証 損 失 補 てん 相 場 操 縦 内 部 者 取 引 などがある また 犯 収 法 では 金 融 商 品 取 引 業 者 等 が 本 人 確 認 を 行 う 場 合 における 顧 客 等 による 氏 名 住 所 等 の 隠 ぺい 行 為 が 犯 則 事 件 とされている 2 勧 告 証 券 監 視 委 は 証 券 検 査 取 引 調 査 開 示 検 査 又 は 犯 則 事 件 の 調 査 を 行 った 場 合 におい て 必 要 があると 認 めるときは その 結 果 に 基 づき 金 融 商 品 取 引 等 の 公 正 を 確 保 するた め 又 は 投 資 者 の 保 護 その 他 の 公 益 を 確 保 するため 開 示 書 類 の 訂 正 報 告 書 等 の 提 出 命 令 や 課 徴 金 納 付 命 令 の 発 出 その 他 必 要 な 行 政 処 分 等 を 行 うよう 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 勧 告 することができる また 証 券 監 視 委 は 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 し 勧 告 に 基 づいて 執 った 措 置 について 報 告 を 求 めることができる 3 建 議 証 券 監 視 委 は 証 券 検 査 取 引 調 査 開 示 検 査 又 は 犯 則 事 件 の 調 査 の 結 果 に 基 づき 必 要 があると 認 めるときは 金 融 商 品 取 引 等 の 公 正 を 確 保 するため 又 は 投 資 者 の 保 護 その 他 の 公 益 を 確 保 するために 必 要 と 認 められる 施 策 について 内 閣 総 理 大 臣 金 融 庁 長 官 又 は 財 務 大 臣 に 建 議 することができる 134

7 4 告 発 証 券 監 視 委 は 犯 則 事 件 の 調 査 により 犯 則 の 心 証 を 得 たときは 検 察 官 に 告 発 を 行 う 5 裁 判 所 への 違 反 行 為 の 禁 止 停 止 の 申 立 て 金 商 法 第 192 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 裁 判 所 への 違 法 行 為 の 禁 止 停 止 の 申 立 て 及 びそ の 前 提 となる 同 法 第 187 条 の 規 定 に 基 づく 調 査 権 限 が 金 融 庁 長 官 から 証 券 監 視 委 に 委 任 さ れている 6 事 務 の 処 理 状 況 の 公 表 証 券 監 視 委 は 毎 年 その 事 務 の 処 理 状 況 の 公 表 を 行 う 135

8 1-2 証 券 取 引 等 の 監 視 体 制 の 概 念 図 内 閣 総 理 大 臣 金 融 担 当 大 臣 金 融 裁 委 員 長 委 員 の 任 命 判 所 ( 注 1) 違 反 行 為 の 禁 止 停 止 の 申 立 て ( 注 3) 勧 告 勧 告 に 基 づき 執 った 措 置 の 報 告 建 財 務 大 臣 議 ( 注 1) 勧 告 勧 告 に 基 づき 執 った 措 置 の 報 告 証 券 事 務 の 処 理 ( 注 1) 状 況 の 公 表 建 議 監 視 国 民 犯 則 の 心 証 告 発 検 察 官 庁 長 官 建 議 検 査 結 果 委 調 査 結 果 情 報 交 換 等 自 主 規 制 機 関 総 検 監 ( 注 2) 事 務 局 務 総 市 証 証 取 開 特 企 画 局 査 局 督 局 務 場 分 析 審 査 券 券 検 検 査 監 査 理 引 調 査 示 検 査 別 調 査 課 課 課 官 課 課 課 ( 注 1) 勧 告 については 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 して 建 議 については 内 閣 総 理 大 臣 金 融 庁 長 官 又 は 財 務 大 臣 に 対 して 行 うことができる( 設 置 法 第 20 条 第 21 条 ) ( 注 2) 平 成 18 年 7 月 に 総 務 検 査 課 特 別 調 査 課 の2 課 体 制 から 総 務 課 市 場 分 析 審 査 課 証 券 検 査 課 課 徴 金 開 示 検 査 課 特 別 調 査 課 の5 課 体 制 に 再 編 更 に 23 年 7 月 に 現 行 の6 課 体 制 に 強 化 された ( 注 3) 金 商 法 改 正 ( 平 成 20 年 12 月 施 行 )により 同 法 第 192 条 に 基 づく 当 該 申 立 ての 権 限 等 が 金 融 庁 より 委 任 された 136

9 1-3 証 券 監 視 委 の 機 能 強 化 情 報 収 集 分 析 審 査 証 券 検 査 取 引 調 査 開 示 検 査 犯 則 調 査 申 立 て 調 査 証 券 会 社 等 の 検 査 係 る 検 査 取 引 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 財 務 の 健 全 性 等 に 1 (17.7~) (19.9~) (22.4~) (23.4~) (24.11~) (17.4~) (18.7~) (20.12~) (25.9~) (26.4~) (17.7~) (20.4~) (20.12~) (25.9~) ( ( ( ( ( の の の ( の フ ァ 拡 拡 拡 注 拡 大 大 大 4 大 ) 投 資 顧 問 業 者 等 ) ン ド 等 ) 新 た な 検 査 対 象 先 信 用 格 付 業 者 等 ) 新 た な 検 査 対 象 先 プ 会 社 等 ) 連 結 規 制 導 入 に 伴 う グ ルー ( 新 た な 検 査 対 象 先 取 引 情 報 蓄 積 機 関 ) 新 た な 検 査 対 象 先 風 説 の 流 布 偽 計 現 実 売 買 に よ る 相 場 操 縦 イ ン サ イ ダー 取 引 見 せ 玉 ) 調 査 対 象 課 徴 金 対 象 馴 合 売 買 安 定 操 作 取 引 相 場 操 縦 の う ち 仮 装 売 買 調 査 対 象 課 徴 金 対 象 不 公 正 取 引 等 の 者 が 他 人 の 計 算 で 行 っ た 金 融 商 品 取 引 業 者 等 以 外 課 徴 金 対 象 の 拡 大 等 情 報 伝 達 取 引 推 奨 行 為 等 イ ン サ イ ダー 取 引 に 関 す る 課 徴 金 対 象 の 拡 大 等 * 印 は 課 徴 金 対 象 の 開 示 書 類 臨 時 報 告 書 * 等 半 期 報 告 書 * 有 価 証 券 報 告 書 * 有 価 証 券 届 出 書 * 内 部 統 制 報 告 書 等 四 半 期 報 告 書 * 検 査 対 象 課 徴 金 対 象 検 査 対 象 課 徴 金 対 象 提 出 等 に 加 担 す る 行 為 虚 偽 開 示 書 類 等 の 課 徴 金 対 象 の 拡 大 犯 則 事 件 の 調 査 インサイダー 取 引 ( 情 報 伝 達 取 引 推 奨 行 為 を 含 む8) 相 場 操 縦 風 説 の 流 布 偽 計 虚 偽 有 報 等 の 提 出 損 失 補 てん 等 裁 判 所 への 違 反 行 為 の 禁 止 停 止 の 申 立 てに 向 けた 調 査 勧 告 建 議 告 発 裁 判 所 への 違 反 行 為 禁 止 停 止 申 立 て 証 券 監 視 委 は 金 融 商 品 取 引 法 資 産 流 動 化 法 (SPC 法 ) 投 信 法 社 債 株 式 振 替 法 犯 罪 収 益 移 転 防 止 法 預 金 保 険 法 に 基 づき 権 限 を 行 使 ( 注 1) 1 部 分 が 証 券 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 16 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 他 )に 伴 い 検 査 調 査 の 対 象 となった 部 分 ( 開 示 検 査 のうち 有 価 証 券 届 出 書 については 平 成 17 年 4 月 から 有 価 証 券 報 告 書 等 については 平 成 17 年 12 月 から 課 徴 金 の 対 象 となっている ) ( 注 2) 2 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 の 施 行 ( 平 成 19 年 9 月 30 日 他 )に 伴 い 検 査 調 査 の 対 象 となった 部 分 ( 注 3) 3 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 20 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 20 年 12 月 12 日 )に 伴 い 検 査 調 査 等 の 対 象 となった 部 分 ( 注 4) 開 示 検 査 対 象 の 拡 大 の 内 容 については 以 下 のとおり 特 定 投 資 家 向 け 有 価 証 券 に 係 る 情 報 課 徴 金 対 象 の 拡 大 の 内 容 については 以 下 のとおり 公 開 買 付 届 出 書 大 量 保 有 報 告 書 の 虚 偽 記 載 不 提 出 発 行 開 示 書 類 継 続 開 示 書 類 の 不 提 出 ( 平 成 20 年 12 月 までは 虚 偽 記 載 が 課 徴 金 の 対 象 となっていた ) 特 定 投 資 家 向 け 有 価 証 券 に 係 る 情 報 の 虚 偽 等 ( 注 5) 4 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 21 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 )に 伴 い 検 査 の 対 象 となった 部 分 ( 注 6) 5 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 22 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 )に 伴 い 検 査 の 対 象 となった 部 分 ( 注 7) 6 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 22 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 24 年 11 月 1 日 )に 伴 い 検 査 の 対 象 となった 部 分 ( 注 8) 7 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 24 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 25 年 9 月 6 日 )に 伴 い 検 査 調 査 の 対 象 となった 部 分 ( 注 9) 8 部 分 が 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 改 正 ) の 施 行 ( 平 成 26 年 4 月 1 日 )に 伴 い 調 査 の 対 象 となった 部 分 137

10 1-4 証 券 監 視 委 と 内 閣 総 理 大 臣 金 融 庁 長 官 及 び 財 務 局 長 等 の 関 係 の 概 念 図 内 閣 総 理 大 臣 委 任 金 融 庁 長 官 委 員 長 委 員 の 任 命 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 検 査 財 務 の 健 全 性 等 に 係 る 検 査 取 引 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 187 条 調 査 取 引 調 査 開 示 検 査 委 任 勧 告 建 議 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 検 査 財 務 の 健 全 性 等 に 係 る 検 査 取 引 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 187 条 調 査 取 引 調 査 開 示 検 査 犯 則 事 件 の 調 査 課 徴 金 調 査 委 任 ( 指 揮 監 督 ) 指 揮 監 督 財 務 局 長 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 検 査 財 務 の 健 全 性 等 に 係 る 検 査 取 引 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 187 条 調 査 取 引 調 査 開 示 検 査 犯 則 事 件 の 調 査 ( 注 1) 証 券 監 視 委 が 財 務 局 長 等 に 委 任 した 権 限 については 証 券 監 視 委 が 財 務 局 長 等 を 指 揮 監 督 する( 金 商 法 第 194 条 の 7 第 8 項 等 ) ( 注 2) 犯 則 事 件 の 調 査 については 証 券 監 視 委 が 財 務 局 長 等 を 指 揮 監 督 し 必 要 があるときは 財 務 局 等 職 員 を 直 接 指 揮 監 督 すること ができる( 金 商 法 第 224 条 第 4 項 第 5 項 等 ) ( 注 3) 証 券 監 視 委 は 以 下 の 公 示 で 指 定 する 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 関 する 権 限 については 財 務 局 長 等 への 委 任 を 行 っていない 金 融 商 品 取 引 法 施 行 令 第 四 十 四 条 第 五 項 並 びに 投 資 信 託 及 び 投 資 法 人 に 関 する 法 律 施 行 令 第 百 三 十 六 条 第 二 項 の 規 定 に 基 づき 金 融 商 品 取 引 業 者 等 を 指 定 する 公 示 犯 罪 による 収 益 の 移 転 防 止 に 関 する 法 律 施 行 令 第 二 十 八 条 第 六 項 の 規 定 に 基 づき 金 融 商 品 取 引 業 者 等 を 指 定 する 公 示 138

11 1-5 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 監 視 官 部 門 の 定 員 の 推 移 年 度 予 算 定 員 証 券 監 視 委 財 務 局 等 合 計 4 年 度 84 人 118 人 202 人 5 年 度 84 人 118 人 202 人 6 年 度 86 人 118 人 204 人 7 年 度 88 人 118 人 206 人 8 年 度 89 人 118 人 207 人 9 年 度 91 人 118 人 209 人 1 0 年 度 98 人 126 人 224 人 1 1 年 度 106 人 133 人 239 人 1 2 年 度 112 人 139 人 251 人 1 3 年 度 122 人 144 人 266 人 1 4 年 度 182 人 183 人 365 人 1 5 年 度 217 人 199 人 416 人 1 6 年 度 237 人 204 人 441 人 1 7 年 度 307 人 245 人 552 人 1 8 年 度 318 人 246 人 564 人 1 9 年 度 341 人 268 人 609 人 2 0 年 度 358 人 282 人 640 人 2 1 年 度 374 人 300 人 674 人 2 2 年 度 384 人 313 人 697 人 2 3 年 度 392 人 312 人 704 人 2 4 年 度 392 人 322 人 714 人 2 5 年 度 400 人 339 人 739 人 2 6 年 度 409 人 354 人 763 人 2 7 年 度 410 人 354 人 764 人 ( 注 ) 財 務 局 等 には 沖 縄 総 合 事 務 局 財 務 部 を 含 む 139

12 1-6 機 構 図 1 証 券 監 視 委 の 機 構 図 証 券 監 視 委 委 員 長 委 員 (2 人 ) 事 務 局 局 長 次 長 2 人 国 際 情 報 総 括 官 総 務 課 総 括 調 整 官 市 場 分 析 審 査 課 取 引 審 査 調 整 官 情 報 処 理 調 整 官 主 任 証 券 取 引 審 査 官 主 任 国 際 専 門 審 査 官 証 券 取 引 審 査 官 イ ン タ ー ネ ッ ト 審 査 官 国 際 専 門 審 査 官 証 券 検 査 課 証 券 検 査 監 理 官 統 括 検 査 官 特 別 検 査 官 専 門 検 査 官 証 券 検 査 官 取 引 調 査 課 国 際 取 引 等 調 査 室 証 券 調 査 指 導 官 統 括 調 査 官 総 括 証 券 調 査 官 主 任 証 券 調 査 官 証 券 調 査 官 開 示 検 査 課 証 券 調 査 指 導 官 統 括 調 査 官 主 任 証 券 調 査 官 証 券 調 査 官 特 別 調 査 課 特 別 調 査 調 整 官 特 別 調 査 指 導 官 特 別 調 査 管 理 官 統 括 特 別 調 査 官 主 任 証 券 取 引 特 別 調 査 官 主 任 情 報 技 術 専 門 官 主 任 国 際 専 門 調 査 官 証 券 取 引 特 別 調 査 官 情 報 技 術 専 門 官 ( 注 ) 平 成 18 年 7 月 に5 課 体 制 に 再 編 さらに 平 成 23 年 7 月 に6 課 体 制 に 再 編 国 際 専 門 調 査 官 140

13 1-6-2 財 務 局 の 機 構 図 ( 関 東 財 務 局 ) 財 務 局 長 証 券 取 引 等 監 視 官 証 券 取 引 等 副 監 視 官 証 券 検 査 指 導 官 統 括 証 券 検 査 官 上 席 証 券 検 査 官 証 券 検 査 官 統 括 証 券 取 引 審 査 官 上 席 証 券 取 引 審 査 官 証 券 取 引 審 査 官 統 括 証 券 調 査 官 上 席 証 券 調 査 官 証 券 調 査 官 統 括 証 券 取 引 特 別 調 査 官 上 席 証 券 取 引 特 別 調 査 官 証 券 取 引 特 別 調 査 官 141

14 1-7 組 織 事 務 に 係 る 法 令 の 概 要 1 証 券 監 視 委 の 組 織 権 限 等 証 券 監 視 委 の 組 織 権 限 等 は 設 置 法 の 以 下 の 条 項 により 規 定 されている 設 置 法 条 項 規 定 の 概 要 第 4 条 第 6 条 第 8 条 第 9 条 第 10 条 第 11 条 第 12 条 第 13 条 第 14 条 第 15 条 第 16 条 第 17 条 第 18 条 第 19 条 第 20 条 第 21 条 第 22 条 金 融 庁 の 事 務 証 券 監 視 委 の 設 置 証 券 監 視 委 の 所 掌 事 務 委 員 長 及 び 委 員 の 職 権 の 行 使 証 券 監 視 委 の 組 織 委 員 長 委 員 長 及 び 委 員 の 任 命 委 員 長 及 び 委 員 の 任 期 委 員 長 及 び 委 員 の 身 分 保 障 委 員 長 及 び 委 員 の 罷 免 委 員 長 及 び 委 員 の 服 務 等 委 員 長 及 び 委 員 の 給 与 会 議 事 務 局 勧 告 建 議 事 務 の 処 理 状 況 の 公 表 142

15 1-7-2 権 限 及 び 範 囲 に 係 る 規 定 (1) 証 券 検 査 の 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 証 券 監 視 委 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 権 限 を 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 されている 具 体 的 な 権 限 の 規 定 は 以 下 のとおりである 金 商 法 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 第 56 条 の2 第 1 項 ( 第 65 条 の3 第 3 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む )から 第 4 項 まで 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 194 条 の7 第 2 項 第 1 号 及 び 第 3 項 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 金 融 商 品 取 引 業 者 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 と 取 引 をする 者 金 融 商 品 取 引 業 者 等 ( 登 録 金 融 機 関 を 除 く )がその 総 株 主 等 の 議 決 権 の 過 半 数 を 保 有 する 銀 行 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 を 子 会 社 とする 持 株 会 社 金 融 商 品 取 引 業 者 等 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 金 融 商 品 取 引 業 者 の 主 要 株 主 金 融 商 品 取 引 業 者 を 子 会 社 とする 持 株 会 社 の 主 要 株 主 特 定 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 親 金 融 機 関 等 特 定 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 子 金 融 機 関 等 金 融 商 品 取 引 業 者 の 親 銀 行 等 金 融 商 品 取 引 業 者 の 子 銀 行 等 第 57 条 の10 第 1 項 第 194 条 の7 第 3 項 特 別 金 融 商 品 取 引 業 者 の 子 会 社 等 第 57 条 の23 第 194 条 の7 第 3 項 指 定 親 会 社 指 定 親 会 社 と 取 引 をする 者 指 定 親 会 社 の 子 会 社 等 指 定 親 会 社 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 57 条 の26 第 2 項 第 194 条 の7 第 3 項 指 定 親 会 社 の 主 要 株 主 第 60 条 の11( 第 60 条 の 12 第 3 項 におい て 準 用 する 場 合 を 含 む ) 第 194 条 の7 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 項 取 引 所 取 引 許 可 業 者 取 引 所 取 引 許 可 業 者 と 取 引 を 行 う 者 取 引 所 取 引 許 可 業 者 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 63 条 第 7 項 及 び 第 8 項 第 194 条 の7 第 3 項 特 例 業 務 届 出 者 特 例 業 務 届 出 者 と 取 引 を 行 う 者 特 例 業 務 届 出 者 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 66 条 の22 第 194 条 の7 第 2 項 第 3 号 及 び 第 3 項 金 融 商 品 仲 介 業 者 金 融 商 品 仲 介 業 者 と 取 引 をする 者 第 66 条 の45 第 1 項 第 194 条 の7 第 2 項 第 3 号 の2 及 び 第 3 項 信 用 格 付 業 者 信 用 格 付 業 者 と 取 引 をする 者 信 用 格 付 業 者 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 信 用 格 付 業 者 の 関 係 法 人 143

16 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 第 75 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 4 号 及 び 第 3 項 認 可 金 融 商 品 取 引 業 協 会 店 頭 売 買 有 価 証 券 の 発 行 者 取 扱 有 価 証 券 の 発 行 者 認 可 金 融 商 品 取 引 業 協 会 から 業 務 の 委 託 を 受 け た 者 第 79 条 の4 第 194 条 の7 第 2 項 第 5 号 及 び 第 3 項 認 定 金 融 商 品 取 引 業 協 会 認 定 金 融 商 品 取 引 業 協 会 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 79 条 の77 第 194 条 の7 第 3 項 投 資 者 保 護 基 金 投 資 者 保 護 基 金 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 103 条 の4 第 194 条 の7 第 3 項 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 対 象 議 決 権 保 有 届 出 書 の 提 出 者 ( 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 総 株 主 の 議 決 権 の 百 分 の 五 を 超 える 対 象 議 決 権 の 保 有 者 ) 第 106 条 の6 第 1 項 ( 同 条 第 2 項 におい て 準 用 する 場 合 を 含 む ) 第 194 条 の7 第 3 項 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 主 要 株 主 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 保 有 基 準 割 合 以 上 の 数 の 対 象 議 決 権 を 保 有 する 商 品 取 引 所 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 保 有 基 準 割 合 以 上 の 数 の 対 象 議 決 権 を 保 有 する 商 品 取 引 所 持 株 会 社 第 106 条 の 16 第 194 条 の7 第 3 項 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 対 象 議 決 権 保 有 届 出 書 の 提 出 者 ( 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 総 株 主 の 議 決 権 の 百 分 の 五 を 超 える 対 象 議 決 権 の 保 有 者 ) 第 106 条 の 20 第 1 項 ( 同 条 第 2 項 におい て 準 用 する 場 合 を 含 む ) 第 194 条 の7 第 3 項 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 主 要 株 主 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 保 有 基 準 割 合 以 上 の 数 の 対 象 議 決 権 を 保 有 する 商 品 取 引 所 第 106 条 の 27 第 194 条 の7 第 3 項 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 子 会 社 第 109 条 において 準 用 する 第 106 条 の27 第 194 条 の7 第 3 項 親 商 品 取 引 所 等 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 を 子 会 社 とする 商 品 取 引 所 第 151 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 6 号 及 び 第 3 項 金 融 商 品 取 引 所 金 融 商 品 取 引 所 の 子 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 商 品 取 引 参 加 者 金 融 商 品 取 引 所 に 上 場 されている 有 価 証 券 の 発 行 者 金 融 商 品 取 引 所 から 業 務 の 委 託 を 受 け た 者 144

17 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 第 153 条 の4におい て 準 用 する 第 151 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 6 号 及 び 第 3 項 自 主 規 制 法 人 第 155 条 の9 第 194 条 の7 第 2 項 第 7 号 及 び 第 3 項 外 国 金 融 商 品 取 引 所 外 国 金 融 商 品 取 引 所 参 加 者 外 国 金 融 商 品 取 引 所 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 156 条 の5の4 第 194 条 の7 第 3 項 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 対 象 議 決 権 保 有 届 出 書 の 提 出 者 ( 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 総 株 主 の 議 決 権 の 百 分 の 五 を 超 える 対 象 議 決 権 の 保 有 者 ) 第 156 条 の5の8 第 194 条 の7 第 3 項 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 主 要 株 主 第 156 条 の 15 第 194 条 の7 第 3 項 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 清 算 参 加 者 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 156 条 の 20 の 12 第 194 条 の7 第 3 項 外 国 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 外 国 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 清 算 参 加 者 外 国 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 156 条 の 34 第 194 条 の7 第 3 項 証 券 金 融 会 社 証 券 金 融 会 社 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 156 条 の 58 第 194 条 の7 第 3 項 指 定 紛 争 解 決 機 関 指 定 紛 争 解 決 機 関 の 加 入 金 融 商 品 取 引 関 係 業 者 指 定 紛 争 解 決 機 関 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 第 156 条 の 80 第 194 条 の7 第 3 項 取 引 情 報 蓄 積 機 関 取 引 情 報 蓄 積 機 関 と 取 引 情 報 収 集 契 約 を 締 結 した 者 取 引 情 報 蓄 積 機 関 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 ( 委 託 を 受 けた 者 から 委 託 を 受 けた 者 を 含 む ) 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 命 ずる 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない( 取 引 等 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 以 外 の 検 査 の 権 限 については 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 緊 急 の 必 要 があると 認 められる 場 合 及 び 検 査 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 に 特 に 資 すると 認 められる 場 合 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない ) 145

18 投 信 法 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 第 22 条 第 1 項 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 225 条 第 3 項 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 投 資 信 託 委 託 会 社 等 受 託 会 社 等 受 託 会 社 等 と 当 該 受 託 会 社 等 に 係 る 投 資 信 託 に 係 る 業 務 に 関 して 取 引 する 者 第 213 条 第 1 項 から 第 5 項 まで 第 225 条 第 2 項 及 び 第 3 項 設 立 中 の 投 資 法 人 の 設 立 企 画 人 等 投 資 法 人 投 資 法 人 の 資 産 保 管 会 社 等 投 資 法 人 の 執 行 役 員 等 投 資 法 人 又 は 当 該 投 資 法 人 の 資 産 保 管 会 社 等 と 当 該 投 資 法 人 に 係 る 業 務 に 関 して 取 引 する 者 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 命 ずる 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない( 取 引 等 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 以 外 の 検 査 の 権 限 については 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 緊 急 の 必 要 があると 認 められる 場 合 及 び 検 査 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 に 特 に 資 すると 認 められる 場 合 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない ) SPC 法 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 第 209 条 第 2 項 にお いて 準 用 する 第 217 条 第 1 項 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 290 条 第 2 項 第 1 号 及 び 第 3 項 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 資 産 対 応 証 券 の 募 集 等 の 取 扱 いを 行 う 特 定 譲 渡 人 第 217 条 第 1 項 第 290 条 第 3 項 特 定 目 的 会 社 第 286 条 第 1 項 にお いて 準 用 する 第 209 条 第 2 項 において 準 用 する 第 217 条 第 1 項 第 290 条 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 項 特 定 目 的 信 託 の 原 委 託 者 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 命 ずる 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない( 取 引 等 の 公 正 の 確 保 に 係 る 検 査 以 外 の 検 査 の 権 限 については 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 緊 急 の 必 要 があると 認 められる 場 合 及 び 検 査 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 に 特 に 資 すると 認 められる 場 合 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない ) 社 債 等 振 替 法 検 査 又 は 報 告 資 料 証 券 監 視 委 への の 徴 取 の 権 限 規 定 権 限 委 任 規 定 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 第 20 条 第 1 項 ( 第 43 第 286 条 第 2 項 振 替 機 関 条 第 3 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 命 ずる 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない 146

19 犯 収 法 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 第 14 条 及 び 第 15 条 第 1 項 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 21 条 第 6 項 及 び 第 7 項 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 金 融 商 品 取 引 業 者 特 例 業 務 届 出 者 登 録 金 融 機 関 証 券 金 融 会 社 振 替 機 関 口 座 管 理 機 関 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 命 ずる 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない 預 金 保 険 法 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 第 136 条 第 1 項 及 び 第 2 項 並 びに 第 137 条 第 1 項 及 び 第 2 項 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 139 条 第 2 項 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 金 融 商 品 取 引 業 者 等 ( 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 のうち 有 価 証 券 関 連 業 に 該 当 するものを 行 う 者 に 限 る ) 指 定 親 会 社 金 融 商 品 取 引 業 者 子 特 定 法 人 指 定 親 会 社 子 会 社 等 証 券 金 融 会 社 ) 金 融 商 品 仲 介 業 者 登 録 金 融 機 関 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 子 会 社 金 融 商 品 取 引 業 者 等 から 業 務 の 委 託 を 受 けた 者 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 命 ずる 権 限 並 びに 預 金 保 険 法 の 円 滑 な 実 施 を 確 保 するため 緊 急 の 必 要 があると 認 められる 場 合 及 び 検 査 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 実 施 に 特 に 資 すると 認 められる 場 合 に おける 検 査 の 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 規 定 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 検 査 又 は 報 告 資 料 の 徴 取 の 対 象 第 9 条 第 1 項 第 12 条 第 6 項 金 融 商 品 取 引 業 者 金 融 商 品 仲 介 業 者 登 録 金 融 機 関 金 融 庁 長 官 が 自 らその 権 限 を 行 使 することを 妨 げない 147

20 ⑵ 取 引 調 査 の 権 限 範 囲 1 取 引 調 査 の 権 限 不 公 正 取 引 規 制 等 の 実 効 性 を 確 保 し 違 反 行 為 を 抑 止 するため 新 たな 行 政 上 の 措 置 とし て 金 銭 的 な 負 担 を 課 する 制 度 ( 課 徴 金 制 度 )が 導 入 されたことにより 証 券 監 視 委 は 課 徴 金 に 係 る 事 件 について 必 要 な 調 査 をするため 事 件 関 係 人 等 に 対 する 質 問 又 は 報 告 等 の 徴 取 及 び 検 査 の 権 限 を 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 されている ( 注 ) 具 体 的 な 権 限 の 規 定 は 以 下 のとおりである 金 商 法 質 問 報 告 等 の 徴 取 検 査 の 権 限 規 定 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 177 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 8 号 質 問 報 告 等 の 徴 取 及 び 検 査 の 対 象 事 件 関 係 人 参 考 人 事 件 関 係 人 の 営 業 所 そ の 他 必 要 な 場 所 ( 注 ) 報 告 を 徴 する 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない 2 取 引 調 査 の 範 囲 上 記 質 問 報 告 等 の 徴 取 及 び 検 査 の 権 限 の 範 囲 は 金 商 法 において 定 められており 個 別 的 に 掲 げると 以 下 のとおりである 金 商 法 条 項 規 定 の 概 要 第 173 条 第 174 条 第 174 条 の2 第 174 条 の3 第 175 条 第 175 条 の2 風 説 の 流 布 等 により 有 価 証 券 等 の 価 格 に 影 響 を 与 えた 者 仮 装 馴 合 売 買 をした 者 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 有 価 証 券 売 買 等 をした 者 安 定 操 作 取 引 等 の 禁 止 に 違 反 した 者 内 部 者 取 引 をした 者 未 公 表 の 重 要 事 実 の 伝 達 等 の 禁 止 に 違 反 した 者 148

21 ⑶ 開 示 検 査 及 び 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 並 びに 課 徴 金 の 対 象 範 囲 1 開 示 検 査 及 び 報 告 資 料 の 徴 取 の 権 限 行 政 命 令 発 出 のための 事 実 認 定 としてのディスクロージャー 関 係 規 定 の 遵 守 状 況 に 関 す る 検 査 については 証 券 監 視 委 が 担 った 方 が 違 反 行 為 の 摘 発 を 有 効 に 行 えると 考 えられるこ とから 報 告 若 しくは 資 料 の 提 出 を 命 じる 権 限 及 び 検 査 の 権 限 を 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 されている 具 体 的 な 権 限 の 規 定 は 以 下 のとおりである 金 商 法 報 告 資 料 の 徴 取 証 券 監 視 委 への 検 査 の 権 限 規 定 権 限 委 任 規 定 第 26 条 第 194 条 の7 第 3 項 ( 第 27 条 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 報 告 資 料 の 徴 取 及 び 検 査 の 対 象 有 価 証 券 届 出 書 有 価 証 券 報 告 書 等 の 縦 覧 書 類 ( 注 1)を 提 出 した 者 又 は 提 出 すべきであると 認 めら れる 者 有 価 証 券 の 引 受 人 その 他 の 関 係 者 参 考 人 第 27 条 の22 第 1 項 ( 第 27 条 の22の2 第 2 項 において 準 用 す る 場 合 も 含 む ) 第 194 条 の7 第 3 項 公 開 買 付 者 公 開 買 付 けによって 株 券 等 の 買 付 け 等 を 行 うべきであると 認 められる 者 これらの 特 別 関 係 者 その 他 の 関 係 者 参 考 人 第 27 条 の22 第 2 項 第 194 条 の7 第 3 項 意 見 表 明 報 告 書 を 提 出 した 者 又 は 提 出 すべきであ ると 認 められる 者 これらの 関 係 者 参 考 人 第 27 条 の30 第 1 項 第 194 条 の7 第 3 項 大 量 保 有 報 告 書 を 提 出 した 者 又 は 提 出 すべきであ ると 認 められる 者 これらの 共 同 保 有 者 その 他 の 関 係 者 参 考 人 第 27 条 の30 第 2 項 ( 報 告 資 料 の 徴 取 のみ) 第 194 条 の7 第 3 項 大 量 保 有 報 告 書 に 係 る 株 券 等 の 発 行 者 である 会 社 参 考 人 第 27 条 の35 第 194 条 の7 第 3 項 特 定 情 報 を 提 供 若 しくは 公 表 した 発 行 者 特 定 情 報 を 提 供 若 しくは 公 表 すべきであると 認 められる 発 行 者 特 定 情 報 に 係 る 有 価 証 券 の 引 受 人 その 他 の 関 係 者 参 考 人 第 177 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 8 号 事 件 関 係 人 参 考 人 事 件 関 係 人 の 営 業 所 そ の 他 必 要 な 場 所 第 193 条 の2 第 6 項 ( 報 告 資 料 の 徴 取 のみ) 第 194 条 の7 第 3 項 監 査 証 明 を 行 った 公 認 会 計 士 又 は 監 査 法 人 ( 注 1) 開 示 検 査 の 対 象 となる 縦 覧 書 類 は 第 25 条 第 1 項 に 掲 げられている 有 価 証 券 届 出 書 及 びその 添 付 書 類 並 びにこれらの 訂 正 届 出 書 149

22 発 行 登 録 書 及 びその 添 付 書 類 発 行 登 録 追 補 書 類 及 びその 添 付 書 類 並 びにこれらの 訂 正 発 行 登 録 書 有 価 証 券 報 告 書 及 びその 添 付 書 類 並 びにこれらの 訂 正 報 告 書 有 価 証 券 報 告 書 の 記 載 内 容 に 係 る 確 認 書 及 びその 訂 正 確 認 書 内 部 統 制 報 告 書 及 びその 添 付 書 類 並 びにこれらの 訂 正 報 告 書 四 半 期 報 告 書 半 期 報 告 書 及 びこれらの 訂 正 報 告 書 四 半 期 報 告 書 及 び 半 期 報 告 書 の 記 載 内 容 に 係 る 確 認 書 及 びこれらの 訂 正 確 認 書 臨 時 報 告 書 及 びその 訂 正 報 告 書 自 己 株 券 買 付 状 況 報 告 書 及 びその 訂 正 報 告 書 親 会 社 等 状 況 報 告 書 及 びその 訂 正 報 告 書 である ( 注 2) 有 価 証 券 届 出 書 等 の 効 力 発 生 前 における 届 出 者 等 に 対 する 検 査 等 の 権 限 及 び 公 開 買 付 期 間 中 の 公 開 買 付 者 等 に 対 する 検 査 等 の 権 限 については 課 徴 金 に 係 る 事 件 についての 検 査 に 係 るものを 除 き 証 券 監 視 委 に 委 任 されていない 2 課 徴 金 の 対 象 範 囲 課 徴 金 の 対 象 範 囲 は 金 商 法 において 定 められており 個 別 的 に 掲 げると 以 下 のとおりで ある 金 商 法 条 項 規 定 の 概 要 第 172 条 第 172 条 の2 第 172 条 の3 第 172 条 の4 第 172 条 の5 第 172 条 の6 第 172 条 の7 第 172 条 の8 第 172 条 の9 第 172 条 の10 第 172 条 の11 第 172 条 の12 有 価 証 券 届 出 書 ( 募 集 売 出 しの 発 行 開 示 )が 受 理 されていないのに 有 価 証 券 の 募 集 等 をした 者 等 虚 偽 記 載 のある 有 価 証 券 届 出 書 ( 募 集 売 出 しの 発 行 開 示 ) 等 の 提 出 により 有 価 証 券 を 取 得 させ 又 は 売 り 付 けた 者 等 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 しない 発 行 者 虚 偽 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 した 発 行 者 公 開 買 付 開 始 公 告 を 行 わないで 株 券 等 の 買 付 け 等 をした 者 虚 偽 表 示 のある 公 開 買 付 開 始 公 告 等 を 行 った 者 等 大 量 保 有 報 告 書 等 を 提 出 しない 者 虚 偽 記 載 のある 大 量 保 有 報 告 書 等 を 提 出 した 者 特 定 証 券 情 報 の 提 供 又 は 公 表 がされていないのに 特 定 勧 誘 等 をした 者 虚 偽 のある 特 定 証 券 等 情 報 の 提 供 又 は 公 表 をし 有 価 証 券 を 取 得 させ 又 は 売 り 付 けた 発 行 者 等 虚 偽 のある 発 行 者 等 情 報 の 提 供 又 は 公 表 をした 発 行 者 虚 偽 開 示 書 類 等 の 提 出 等 を 容 易 にすべき 行 為 又 は 唆 す 行 為 をした 者 150

23 ⑷ 犯 則 事 件 の 調 査 の 権 限 範 囲 1 犯 則 事 件 の 調 査 の 権 限 犯 則 事 件 の 調 査 は 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 を 受 けた 権 限 に 基 づいて 行 う 検 査 及 び 報 告 資 料 の 徴 取 とは 異 なり 証 券 監 視 委 職 員 の 固 有 の 権 限 として 規 定 されている 具 体 的 な 権 限 は 以 下 のとおりである 根 拠 規 定 金 商 法 第 210 条 犯 収 法 第 30 条 犯 則 事 件 の 調 査 の 権 限 犯 則 嫌 疑 者 等 に 対 する 出 頭 の 求 め 質 問 犯 則 嫌 疑 者 等 が 所 持 し 又 は 置 き 去 った 物 件 の 検 査 犯 則 嫌 疑 者 等 が 任 意 に 提 出 し 又 は 置 き 去 った 物 件 の 領 置 等 の 任 意 調 査 権 限 金 商 法 第 211 条 第 211 条 の2 犯 収 法 第 30 条 裁 判 官 の 発 する 許 可 状 により 行 う 臨 検 捜 索 又 は 差 押 えの 強 制 調 査 権 限 2 犯 則 事 件 の 範 囲 犯 則 事 件 の 範 囲 は 取 引 の 公 正 を 害 するものとして 金 商 法 施 行 令 第 45 条 及 び 犯 収 法 第 30 条 において 定 められており 個 別 的 に 掲 げると 以 下 のとおりである 金 商 法 条 項 行 為 者 規 定 の 概 要 第 5 条 第 24 条 等 発 行 者 有 価 証 券 届 出 書 有 価 証 券 報 告 書 等 の 提 出 義 務 等 第 15 条 等 発 行 者 売 出 しをする 者 引 受 人 金 融 商 品 取 引 業 者 等 有 価 証 券 届 出 書 の 効 力 発 生 前 の 募 集 売 出 し 又 は 売 付 けの 禁 止 等 第 23 条 の3 等 発 行 登 録 者 発 行 登 録 書 等 の 提 出 義 務 等 第 27 条 の3 等 公 開 買 付 者 公 開 買 付 届 出 書 等 の 提 出 義 務 等 第 27 条 の23 等 大 量 保 有 者 等 大 量 保 有 報 告 書 等 の 提 出 義 務 等 第 30 条 の2 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 認 可 の 条 件 第 37 条 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 広 告 等 の 規 制 第 37 条 の3 金 融 商 品 取 引 業 者 等 契 約 締 結 前 の 書 面 の 交 付 第 37 条 の4 金 融 商 品 取 引 業 者 等 契 約 締 結 時 等 の 書 面 の 交 付 151

24 条 項 行 為 者 規 定 の 概 要 第 37 条 の5 金 融 商 品 取 引 業 者 等 保 証 金 の 受 領 に 係 る 書 面 の 交 付 第 38 条 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のこと を 告 げる 行 為 の 禁 止 第 38 条 の2 金 融 商 品 取 引 業 者 等 投 資 顧 問 契 約 等 に 関 し 偽 計 暴 行 脅 迫 の 禁 止 等 第 39 条 第 1 項 金 融 商 品 取 引 業 者 等 損 失 保 証 損 失 補 てん 等 の 禁 止 第 40 条 の4 金 融 商 品 取 引 業 者 等 特 定 投 資 家 向 け 有 価 証 券 の 一 般 投 資 家 を 相 手 方 とする 売 買 等 第 41 条 の2 金 融 商 品 取 引 業 者 等 投 資 助 言 業 務 に 関 する 禁 止 事 項 第 42 条 の2 金 融 商 品 取 引 業 者 等 投 資 運 用 業 に 関 する 禁 止 事 項 第 42 条 の7 金 融 商 品 取 引 業 者 等 運 用 報 告 書 の 交 付 第 157 条 何 人 も 有 価 証 券 の 売 買 等 について 不 正 の 手 段 計 画 等 の 禁 止 第 158 条 何 人 も 風 説 の 流 布 偽 計 暴 行 又 は 脅 迫 の 禁 止 第 159 条 何 人 も 相 場 操 縦 行 為 等 の 禁 止 第 161 条 第 1 項 金 融 商 品 取 引 業 者 等 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 自 己 計 算 取 引 及 び 過 当 な 数 量 の 売 買 取 引 等 の 制 限 第 163 条 等 会 社 役 員 等 役 員 主 要 株 主 の 特 定 有 価 証 券 等 の 売 買 報 告 書 の 提 出 義 務 等 第 165 条 会 社 役 員 等 役 員 主 要 株 主 による 特 定 有 価 証 券 の 一 定 額 を 超 える 売 付 けの 禁 止 等 第 166 条 会 社 関 係 者 等 会 社 関 係 者 等 による 内 部 者 取 引 の 禁 止 第 167 条 公 開 買 付 者 等 関 係 者 等 公 開 買 付 者 等 関 係 者 等 による 内 部 者 取 引 の 禁 止 152

25 条 項 行 為 者 規 定 の 概 要 第 167 条 の2 会 社 関 係 者 未 公 表 の 重 要 事 実 の 伝 達 等 の 禁 止 等 第 168 条 何 人 も 虚 偽 の 相 場 の 公 示 虚 偽 文 書 の 頒 布 等 の 禁 止 第 169 条 何 人 も 対 価 を 受 けた 証 券 記 事 等 の 制 限 第 170 条 何 人 も 募 集 又 は 売 出 しに 際 しての 有 利 買 付 け 等 の 表 示 の 禁 止 第 171 条 有 価 証 券 の 不 特 定 多 数 者 向 け 勧 誘 等 をする 者 等 不 特 定 多 数 向 け 勧 誘 等 に 際 しての 一 定 の 額 の 配 当 等 の 表 示 の 禁 止 犯 収 法 条 項 行 為 者 規 定 の 概 要 第 4 条 第 6 項 顧 客 等 代 表 者 等 本 人 特 定 事 項 の 虚 偽 申 告 の 禁 止 153

26 ⑸ 裁 判 所 への 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 及 びそのための 調 査 の 権 限 証 券 監 視 委 は 金 商 法 違 反 行 為 等 を 行 う 者 に 対 する 裁 判 所 への 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 及 びそのための 調 査 の 権 限 を 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 から 委 任 されている 具 体 的 な 権 限 の 規 定 は 以 下 のとおりである 金 商 法 申 立 て 報 告 等 の 徴 取 検 査 等 の 権 限 第 187 条 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 194 条 の7 第 4 項 第 1 号 申 立 て 報 告 等 の 徴 取 検 査 等 の 対 象 関 係 人 参 考 人 鑑 定 人 第 192 条 第 1 項 第 194 条 の7 第 4 項 第 2 号 金 商 法 又 は 同 法 に 基 づく 命 令 に 違 反 する 行 為 を 行 い 又 は 行 おうとする 者 金 商 法 違 反 行 為 を 行 う 者 に 対 する 裁 判 所 への 禁 止 命 令 等 の 申 立 て 及 びそのための 調 査 の 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない 投 信 法 申 立 て 報 告 等 の 徴 取 検 査 等 の 権 限 第 26 条 第 1 項 ( 第 54 条 第 1 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 第 219 条 第 1 項 証 券 監 視 委 への 権 限 委 任 規 定 第 225 条 第 4 項 第 1 号 申 立 て 報 告 等 の 徴 取 検 査 等 の 対 象 受 益 証 券 等 の 募 集 の 取 扱 い 等 を 現 に 行 い 又 は 行 おうとする 者 について 以 下 に 該 当 するとき 投 信 法 若 しくは 同 法 に 基 づく 命 令 等 に 違 反 している 場 合 で 投 資 者 の 損 害 の 拡 大 を 防 止 する 緊 急 の 必 要 があると き 受 益 証 券 を 発 行 する 投 資 信 託 委 託 会 社 の 運 用 の 指 図 等 が 著 しく 適 正 を 欠 き かつ 現 に 投 資 者 の 利 益 が 著 しく 害 さ れている 場 合 等 で 投 資 者 の 損 害 の 拡 大 を 防 止 する 緊 急 の 必 要 があるとき 等 第 60 条 第 1 項 第 223 条 第 1 項 第 225 条 第 4 項 第 1 号 外 国 投 資 信 託 等 の 受 益 証 券 の 募 集 の 取 扱 い 等 を 現 に 行 い 又 は 行 おうとする 者 につ いて 以 下 に 該 当 するとき 受 益 証 券 に 係 る 外 国 投 資 信 託 の 資 産 の 運 用 の 指 図 等 が 著 しく 適 正 を 欠 き か つ 現 に 投 資 者 の 利 益 が 著 しく 害 され ている 場 合 等 で 投 資 者 の 損 害 の 拡 大 を 防 止 する 緊 急 の 必 要 があるとき 等 154

27 第 26 条 第 7 項 ( 第 54 条 第 1 項 において 準 用 する 場 合 を 含 む ) 第 60 条 第 3 項 第 219 条 第 3 項 第 223 条 第 3 項 におい て 準 用 する 金 融 商 品 取 引 法 第 187 条 の 規 定 による 権 限 第 225 条 第 4 項 第 2 号 関 係 人 参 考 人 鑑 定 人 投 信 法 違 反 行 為 等 を 行 う 者 に 対 する 裁 判 所 への 禁 止 命 令 等 の 申 立 て 及 びそのための 調 査 の 権 限 は 金 融 庁 長 官 が 自 ら 行 うことを 妨 げない 155

28 取 引 所 市 場 等 金 融 商 品 取 引 所 金 融 商 品 取 引 業 協 会 金 融 商 品 取 引 業 者 取 引 状 況 の 監 視 1-8 証 券 監 視 委 と 自 主 規 制 機 関 との 関 係 の 概 念 図 上 場 会 社 上 場 管 理 開 示 検 査 等 取 引 状 況 の 監 視 金 融 資 本 市 場 法 令 自 主 規 制 ルー ル の 遵 守 状 況 の 検 査 法 令 自 主 規 制 ルー ル の 遵 守 状 況 の 検 査 法 令 の 遵 守 状 況 の 検 査 取 引 状 況 の 監 視 情 報 交 換 自 主 規 制 機 関 と し て の 業 務 の 検 査 情 報 交 換 自 主 規 制 機 関 と し て の 業 務 の 検 査 証 券 監 視 委 156

29 2-1 公 正 な 市 場 の 確 立 に 向 けて ~ 市 場 の 番 人 としての 今 後 の 取 組 み~ 平 成 26 年 1 月 21 日 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 1. 証 券 監 視 委 の 使 命 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 ( 証 券 監 視 委 )は 引 き 続 き 市 場 の 公 正 性 透 明 性 の 確 保 投 資 者 の 保 護 を 目 指 して 市 場 監 視 に 取 り 組 んでいきます 2. 基 本 的 な 考 え 方 金 融 商 品 取 引 法 の 累 次 の 改 正 ITの 活 用 等 による 金 融 商 品 取 引 のイノベーションの 進 展 さらには 海 外 との 間 のクロスボーダー 取 引 の 拡 大 等 我 が 国 市 場 はダイナミックに 変 化 していま す 証 券 監 視 委 は こうした 市 場 の 動 向 を 常 に 注 視 し 感 度 を 一 層 高 めた 情 報 収 集 分 析 を 行 い 対 応 を 要 する 問 題 にタイムリーに 取 り 組 んでいきます (1) 機 動 性 戦 略 性 の 高 い 市 場 監 視 証 券 監 視 委 の 持 つ 勧 告 告 発 裁 判 所 への 申 立 て 及 び 建 議 といった 手 段 を 戦 略 的 に 活 用 し 現 下 の 市 場 における 問 題 に 早 期 に 取 り 組 み 監 督 当 局 や 自 主 規 制 機 関 等 と 連 携 し 問 題 の 内 容 に 応 じ 効 果 的 な 対 応 を 行 っていきます その 際 最 近 の 市 場 の 動 向 や 外 部 から 入 手 した 情 報 及 び 監 視 活 動 から 得 た 情 報 等 を 総 合 分 析 し 顕 在 化 しつつある 問 題 をタイムリーに 把 握 し 機 動 的 に 対 応 していきます (2) 市 場 のグローバル 化 に 対 応 した 監 視 力 の 強 化 クロスボーダー 取 引 や 投 資 ファンド 等 の 市 場 参 加 者 の 国 際 的 活 動 が 日 常 化 し これらが 我 が 国 市 場 や 投 資 者 へ 与 える 影 響 が 高 まっていることを 踏 まえ 海 外 当 局 等 との 連 携 を 一 層 強 化 し グローバルな 市 場 監 視 に 取 り 組 んでいきます グローバルに 活 動 する 大 規 模 な 証 券 会 社 等 に 対 しては 海 外 当 局 との 意 見 交 換 等 国 際 的 な 検 査 監 督 の 枠 組 みを 積 極 的 に 活 用 し 内 外 の 業 務 全 体 を 視 野 に 入 れた 検 査 を 行 っていきま す そのため 国 際 的 な 事 案 への 対 応 力 を 備 えた 人 材 の 育 成 に 取 り 組 むとともに 意 見 交 換 や 人 材 交 流 等 を 通 じた 海 外 当 局 とのネットワークの 強 化 に 努 めていきます (3) 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 取 組 み 市 場 監 視 から 得 られた 問 題 意 識 を 建 議 等 を 通 じて 金 融 庁 をはじめとする 関 係 機 関 による ルール 整 備 制 度 づくりに 反 映 させていきます また 各 市 場 参 加 者 による 自 主 的 な 取 組 みを 通 じた 市 場 規 律 機 能 が 強 化 されるよう 自 主 規 制 機 関 等 と 連 携 し 各 市 場 参 加 者 に 積 極 的 に 働 きかけていきます そのため 市 場 参 加 者 との 対 話 や 市 場 への 情 報 発 信 を 充 実 させ 証 券 監 視 委 の 問 題 意 識 を 分 かりやすく 伝 えるよう 努 め ます 証 券 監 視 委 としては このような 考 え 方 に 基 づき その 総 合 力 を 発 揮 した 実 効 性 の 高 い 市 場 監 視 を 通 じて 公 正 透 明 な 質 の 高 い 市 場 の 形 成 に 貢 献 することが 我 が 国 市 場 の 発 展 国 際 競 争 力 の 向 上 に 資 するものと 考 えています 157

30 3. 重 点 施 策 市 場 監 視 の 各 手 段 を 戦 略 的 に 活 用 しながら 特 に 以 下 のような 点 に 重 点 をおいて 実 効 性 のあ る 効 率 的 な 市 場 監 視 を 行 っていきます (1) 情 報 力 に 支 えられた 機 動 的 な 市 場 監 視 様 々なチャネルを 通 じて 得 られる 情 報 の 総 合 分 析 や 個 別 取 引 や 市 場 動 向 の 審 査 調 査 によ り 市 場 における 問 題 をタイムリーに 把 握 し 機 動 的 に 市 場 監 視 を 行 っていきます 発 行 市 場 流 通 市 場 全 体 に 目 を 向 けた 複 眼 的 な 監 視 を 行 い 違 反 行 為 の 全 体 像 を 解 明 し 適 切 な 法 執 行 に 努 めます 従 来 取 り 上 げられてこなかったものの 市 場 の 公 正 性 の 観 点 から 問 題 があると 認 められる 取 引 等 についても 注 意 を 払 い 対 応 を 検 討 していきます クロスボーダー 取 引 による 違 反 行 為 に 対 しては 証 券 規 制 当 局 間 の 情 報 交 換 枠 組 み 等 を 積 極 的 に 活 用 し 海 外 当 局 への 調 査 依 頼 等 により 実 態 の 解 明 を 行 い 適 切 な 法 執 行 に 努 めます (2) 重 大 悪 質 な 不 公 正 取 引 や 虚 偽 記 載 等 への 厳 正 な 対 応 インサイダー 取 引 相 場 操 縦 風 説 の 流 布 偽 計 や 虚 偽 記 載 等 の 違 反 行 為 のうち 重 大 で 悪 質 なものについては 犯 則 調 査 の 権 限 を 行 使 し 厳 正 に 対 応 していきます その 際 事 案 の 内 容 に 応 じ 捜 査 当 局 や 海 外 当 局 等 の 関 係 機 関 と 連 携 し 実 態 の 解 明 や 責 任 追 及 を 効 果 的 に 行 っていきます (3)ディスクロージャー 違 反 に 対 する 迅 速 効 率 的 な 開 示 検 査 の 実 施 正 確 な 企 業 情 報 が 遅 滞 なく 適 正 かつ 公 平 に 市 場 に 提 供 されることを 主 眼 とし 迅 速 効 率 的 な 開 示 検 査 の 実 施 に 努 めます 上 場 企 業 等 が 虚 偽 記 載 等 を 行 った 場 合 には 当 該 企 業 が 自 律 的 かつ 迅 速 に 正 しい 企 業 情 報 を 市 場 に 提 供 するよう 企 業 自 身 の 取 組 みを 促 すとともに 関 係 者 への 働 きかけを 強 化 してい きます その 際 には 必 要 に 応 じて 虚 偽 記 載 等 の 原 因 となった 内 部 管 理 上 の 問 題 も 指 摘 し 改 善 を 求 めていきます (4) 不 公 正 取 引 等 に 対 する 課 徴 金 制 度 の 活 用 課 徴 金 制 度 の 特 性 を 活 かし インサイダー 取 引 相 場 操 縦 や 風 説 の 流 布 偽 計 といった 不 公 正 取 引 等 の 調 査 等 を 迅 速 効 率 的 に 実 施 していきます 不 公 正 取 引 規 制 に 係 る 制 度 のあり 方 に 関 し 引 き 続 き 調 査 結 果 を 踏 まえ 積 極 的 に 必 要 な 提 言 を 行 っていきます (5) 検 査 対 象 先 の 特 性 に 応 じた 効 率 的 かつ 実 効 性 ある 証 券 検 査 の 実 施 検 査 対 象 業 者 の 範 囲 の 拡 大 等 を 踏 まえ 効 率 的 で 実 効 性 ある 検 査 を 実 施 する 観 点 から 情 報 の 収 集 分 析 の 充 実 を 図 り 情 報 及 び 分 析 結 果 に 基 づいて 検 査 対 象 先 や 検 証 分 野 の 選 定 を 行 う 態 勢 を 確 立 するとともに 検 査 対 象 業 者 の 特 性 に 応 じた 検 査 手 法 やノウハウの 開 発 定 着 に 取 り 組 み メリハリの 利 いた 証 券 検 査 を 実 施 していきます グローバルに 活 動 する 国 内 大 手 証 券 会 社 外 資 系 証 券 会 社 に 対 しては 引 き 続 きフォワー ド ルッキングな 観 点 から 金 融 庁 検 査 監 督 部 局 によるモニタリングの 情 報 も 活 用 しつつ 内 部 管 理 態 勢 やリスク 管 理 態 勢 の 適 切 性 を 検 証 していきます (6) 詐 欺 的 な 営 業 を 行 う 悪 質 業 者 等 への 対 応 投 資 者 保 護 の 観 点 から 詐 欺 的 な 営 業 を 行 い 投 資 者 に 被 害 をもたらす 悪 質 な 金 融 商 品 取 引 業 者 や 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 等 に 対 しては 早 い 段 階 で 検 査 に 着 手 し 法 令 違 反 行 為 の 実 態 の 解 明 及 び 被 害 の 拡 大 防 止 に 努 めます 検 査 対 象 先 の 選 定 にあたっては 様 々なチ ャネルを 通 じて 情 報 を 収 集 分 析 し 問 題 業 者 に 迅 速 に 対 応 する 態 勢 を 強 化 していきます また 悪 質 性 の 高 い 業 者 については 関 係 機 関 と 連 携 し 厳 正 な 対 応 を 図 っていきます 無 登 録 業 者 によるファンドの 販 売 等 に 対 しては 金 融 庁 財 務 局 や 捜 査 当 局 等 との 連 携 を 強 化 するとともに 裁 判 所 への 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て( 金 商 法 第 192 条 )の 権 限 を 積 極 的 に 活 用 し 対 応 していきます 158

31 (7) 情 報 発 信 の 充 実 勧 告 等 の 個 別 事 案 に 係 る 報 道 発 表 等 において 事 案 の 内 容 及 び 問 題 点 が 的 確 に 伝 わるよう 具 体 的 で 分 かりやすい 説 明 に 努 めます 過 去 の 事 例 をまとめた 課 徴 金 事 例 集 や 証 券 検 査 における 主 な 指 摘 事 項 の 公 表 等 において 違 反 行 為 の 未 然 防 止 に 資 する 観 点 から 内 容 を 充 実 させ 効 果 的 な 情 報 発 信 に 努 めます 証 券 監 視 委 のウェブサイトについて 利 用 者 情 報 提 供 者 の 使 いやすさに 配 慮 した 見 直 しを 行 うほか 英 語 での 情 報 発 信 にも 注 力 していきます (8) 自 主 規 制 機 関 等 との 連 携 全 体 としての 市 場 監 視 機 能 を 強 化 するため 自 主 規 制 機 関 等 と 情 報 や 問 題 意 識 を 共 有 して 監 視 に 取 り 組 んでいきます このため 自 主 規 制 機 関 等 の 行 う 考 査 監 査 や ルール 整 備 市 場 参 加 者 や 投 資 者 への 情 報 発 信 提 供 の 面 での 連 携 を 一 層 強 化 していきます 159

32 2-2 証 券 検 査 に 関 する 基 本 指 針 平 成 27 年 4 月 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 160

33 証 券 検 査 に 関 する 基 本 指 針 Ⅰ 検 査 の 基 本 事 項 1. 検 査 の 使 命 と 基 本 原 則 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 ( 以 下 証 券 監 視 委 という )の 検 査 は 公 益 又 は 投 資 者 保 護 を 図 ることを 目 的 として 法 令 に 基 づき 検 査 対 象 先 の 業 務 又 は 財 産 の 状 況 等 を 検 証 することにより 経 営 管 理 及 び 業 務 運 営 の 状 況 等 を 的 確 に 把 握 し 検 査 対 象 先 に 問 題 点 を 通 知 するとともに 必 要 に 応 じて 内 閣 総 理 大 臣 ( 金 融 庁 長 官 )に 対 して 適 切 な 措 置 若 しくは 施 策 を 求 め 又 は 監 督 部 局 ( 検 査 対 象 先 に 対 する 監 督 権 限 を 有 する 部 局 をいう 以 下 同 じ ) に 対 して 必 要 な 情 報 を 提 供 する 等 の 措 置 を 講 ずることを 使 命 とする 近 年 証 券 監 視 委 の 検 査 対 象 業 者 は 多 様 化 し その 数 も 増 加 している また 大 規 模 かつ 複 雑 な 業 務 をグループ 一 体 として 行 う 証 券 会 社 グループ については 内 部 管 理 態 勢 及 びリスク 管 理 態 勢 ( 以 下 内 部 管 理 態 勢 等 と いう )の 適 切 性 の 検 証 にウェイトをおく 必 要 があるなど 検 証 分 野 が 拡 張 等 している 状 況 にある こうした 状 況 を 踏 まえ 証 券 監 視 委 の 使 命 を 適 切 に 果 たしていくためには 効 率 的 効 果 的 で 実 効 性 ある 検 査 を 実 施 する 必 要 があることから 個 別 業 者 の 検 査 実 施 の 優 先 度 の 判 断 に 際 しては 業 態 規 模 その 他 の 特 性 その 時 々の 市 場 環 境 等 に 応 じて 検 査 対 象 業 者 に 関 す る 様 々な 情 報 を 収 集 分 析 し 個 別 業 者 の 市 場 における 位 置 付 けや 抱 えて いる 問 題 点 等 を 総 合 的 に 勘 案 して リスク ベースで 検 査 対 象 先 を 選 定 す ることとしている また 検 査 においては 法 令 等 ( 法 令 法 令 に 基 づく 行 政 官 庁 の 処 分 又 は 金 融 商 品 取 引 業 協 会 若 しくは 金 融 商 品 取 引 所 の 定 款 その 他 の 規 則 をいう 以 下 同 じ ) 違 反 行 為 のみならず 内 部 管 理 態 勢 等 の 適 切 性 実 効 性 の 検 証 を 行 い 問 題 の 把 握 に 努 める 必 要 があるほか 検 査 対 象 先 との 双 方 向 の 対 話 を 通 じ 業 務 運 営 上 の 問 題 点 等 に 係 る 認 識 の 共 有 に 努 める 必 要 がある こうした 考 えの 下 公 益 及 び 投 資 者 の 期 待 に 応 えられる 証 券 検 査 を 実 施 するために 検 査 対 象 業 者 の 特 性 を 勘 案 しつつ 以 下 のような 目 的 及 び 方 法 に 留 意 して 行 う 必 要 がある ( 注 ) 内 部 管 理 態 勢 とは 法 令 等 遵 守 に 係 る 管 理 態 勢 を 指 す リスク 管 理 態 勢 とは 信 用 リスク 流 動 性 リスク 市 場 リスク オペレー ショナルリスク 等 に 係 る 管 理 態 勢 を 指 す 以 下 同 じ 161

34 (1) 証 券 検 査 の 目 的 1 証 券 検 査 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 して 市 場 の 公 正 性 透 明 性 の 確 保 及 び 投 資 者 の 保 護 を 図 るための 内 部 管 理 態 勢 の 構 築 を 促 す ことを 目 的 とするものである 2 証 券 検 査 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 財 務 の 健 全 性 を 含 めたリスク 管 理 態 勢 の 適 切 性 の 確 保 を 目 的 とするものである 3 証 券 検 査 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 して ゲートキーパーとし ての 役 割 の 自 覚 を 促 すことを 目 的 とするものである (2) 証 券 検 査 の 方 法 1 証 券 検 査 においては 双 方 向 の 対 話 を 軸 とする 2 証 券 検 査 においては 内 部 管 理 態 勢 等 の 構 築 に 責 任 を 有 する 経 営 陣 の 認 識 の 把 握 に 努 めるものとする 3 証 券 検 査 においては 全 体 を 広 く 鳥 かんしつつ 重 大 な 問 題 を 捉 え るようにする 4 証 券 検 査 は 監 督 部 局 と 十 分 連 携 して 行 うものとする 2. 検 査 官 の 心 構 え (1) 目 的 の 認 識 検 査 官 は 公 益 又 は 投 資 者 保 護 を 図 ることが 検 査 の 目 的 であること を 念 頭 に 常 に 問 題 意 識 を 持 って 検 査 を 実 施 するように 努 めなければ ならない (2) 効 率 的 な 遂 行 検 査 官 は 検 査 事 項 の 軽 重 及 び 検 査 日 数 等 を 勘 案 した 順 序 分 担 等 に 基 づき 効 率 的 にこれを 遂 行 するように 努 めなければならない (3) 適 正 な 手 続 の 遵 守 検 査 官 は 検 査 が 私 企 業 等 への 権 限 の 行 使 であることを 自 覚 し 適 正 な 手 続 に 基 づきその 権 限 の 行 使 を 行 うよう 常 に 留 意 して 検 査 を 遂 行 し なければならない (4) 信 用 保 持 検 査 官 は 常 に 品 位 と 信 用 を 保 持 するように 努 めるとともに 検 査 の 162

35 遂 行 に 当 たって 知 り 得 た 秘 密 を 漏 らしてはならない (5) 実 態 の 把 握 検 査 官 は 常 に 穏 健 かつ 冷 静 な 態 度 を 保 ち 相 手 方 の 説 明 及 び 答 弁 を 慎 重 に 聴 取 し 正 確 な 実 態 を 把 握 して 事 実 を 解 明 するように 努 めなけれ ばならない (6) 自 己 研 さん 検 査 官 は 金 融 証 券 に 関 する 法 令 等 を 正 しく 理 解 し 金 融 商 品 市 場 等 の 動 向 や 新 たな 金 融 商 品 取 引 手 法 等 の 習 得 に 努 めなければならない 3. 関 係 部 局 との 連 携 等 (1) 財 務 局 等 ( 証 券 取 引 等 監 視 官 部 門 ) 検 査 の 実 施 に 当 たっては 証 券 監 視 委 と 財 務 局 等 ( 財 務 局 財 務 支 局 及 び 沖 縄 総 合 事 務 局 をいう 以 下 同 じ )との 間 で 合 同 検 査 の 積 極 的 活 用 検 査 官 の 相 互 派 遣 等 により 効 率 的 かつ 効 果 的 な 検 査 の 実 施 に 努 める また 証 券 監 視 委 は 検 査 手 法 や 情 報 の 共 有 化 検 査 結 果 の 処 理 等 において 財 務 局 等 を 支 援 し 一 体 的 に 検 査 に 取 り 組 むものと する (2) 監 督 部 局 等 金 融 庁 及 び 財 務 局 等 の 監 督 部 局 との 間 では 監 督 を 通 じて 把 握 され た 情 報 と 検 査 を 通 じて 把 握 された 情 報 をタイムリーに 交 換 すること 等 によって 情 報 を 共 有 し 相 互 の 問 題 意 識 を 共 有 するなど 連 携 を 図 る ものとする また 検 査 に 際 しては オンサイトの 検 査 とオフサイト のモニタリングの 一 体 化 など 監 督 部 局 と 切 れ 目 のない 連 携 を 図 るも のとする 金 融 庁 検 査 局 との 間 では 問 題 意 識 等 を 共 有 し 金 融 グループ 内 の 検 査 対 象 先 に 対 する 検 査 を 連 携 して 実 施 するほか 検 証 項 目 の 設 定 や 検 査 の 時 期 方 法 等 に 関 し 連 携 を 一 層 強 化 するものとする 4. 自 主 規 制 機 関 等 との 連 携 等 (1) 自 主 規 制 機 関 自 主 規 制 機 関 ( 金 融 商 品 取 引 業 協 会 並 びに 金 融 商 品 取 引 所 及 び 自 主 163

36 規 制 法 人 をいう 以 下 同 じ )が 実 施 する 所 属 会 員 等 に 対 する 監 査 考 査 等 と 証 券 監 視 委 が 実 施 する 検 査 との 連 携 を 一 層 強 化 し 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 監 視 機 能 の 総 体 としての 向 上 に 努 めるものとする こうした 観 点 から 自 主 規 制 機 関 との 間 では 証 券 検 査 実 施 計 画 (Ⅱ2. 参 照 )の 調 整 情 報 交 換 及 び 検 査 官 の 研 修 における 連 携 を 推 進 するとともに 自 主 規 制 機 関 の 業 務 の 状 況 等 を 把 握 し 必 要 に 応 じて 自 主 規 制 機 関 に 対 して 検 査 を 実 施 するなど 自 主 規 制 機 能 の 強 化 に 資 するものとする (2) 捜 査 当 局 等 悪 質 性 の 高 い 業 者 による 詐 欺 的 な 営 業 や 無 登 録 業 者 によるファンド の 販 売 等 に 対 応 するため 捜 査 当 局 等 との 連 携 を 強 化 するものとする (3) 海 外 証 券 規 制 当 局 等 海 外 証 券 規 制 当 局 等 との 間 では 海 外 クロスボーダー 業 務 の 拡 大 等 に 対 応 するため 証 券 規 制 当 局 間 の 多 国 間 情 報 交 換 枠 組 み(MMO U) 等 を 活 用 した 情 報 交 換 や 検 査 の 実 施 における 協 力 などを 通 じて 連 携 を 強 化 するものとする 164

37 Ⅱ 検 査 実 施 の 手 続 等 1. 証 券 検 査 基 本 方 針 及 び 証 券 検 査 基 本 計 画 の 策 定 証 券 監 視 委 は 年 度 の 当 初 に 証 券 検 査 基 本 方 針 及 び 証 券 検 査 基 本 計 画 を 策 定 し 公 表 するものとする これらの 策 定 及 び 公 表 に 当 たって は 効 率 的 かつ 効 果 的 な 検 査 を 実 施 するとの 観 点 から 監 督 部 局 の 監 督 方 針 や 金 融 商 品 市 場 を 巡 る 環 境 の 変 化 等 に 十 分 配 慮 するものとする 2. 証 券 検 査 実 施 計 画 の 策 定 (1) 証 券 検 査 実 施 計 画 の 策 定 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 は 証 券 検 査 基 本 方 針 及 び 証 券 検 査 基 本 計 画 に 基 づき 年 度 検 査 基 本 計 画 及 び 四 半 期 ごとに 証 券 検 査 実 施 計 画 を 策 定 する なお 具 体 的 な 策 定 に 当 たっては 次 の 事 項 に 留 意 するものとする 1 検 査 対 象 先 検 査 対 象 先 は 業 態 規 模 その 他 の 特 性 その 時 々の 市 場 環 境 等 に 応 じて 検 査 対 象 先 に 関 する 様 々な 情 報 を 収 集 分 析 し 個 別 業 者 の 市 場 における 位 置 付 けや 抱 えている 問 題 点 等 を 総 合 的 に 勘 案 し て リスク ベースで 選 定 するとともに 選 定 理 由 や 着 眼 点 等 の 明 確 化 に 努 めるものとする 2 検 査 日 数 検 査 日 数 は 検 査 対 象 先 の 規 模 業 務 の 内 容 及 び 前 回 検 査 の 結 果 等 を 考 慮 して 決 定 する 3 臨 店 検 査 官 数 臨 店 検 査 官 数 は 検 査 対 象 先 の 規 模 業 務 の 内 容 等 に 加 え 検 査 官 の 経 験 知 識 等 を 勘 案 し 決 定 する 4 臨 店 検 査 先 店 舗 臨 店 検 査 先 店 舗 の 選 定 は 検 査 対 象 先 の 規 模 業 務 の 内 容 店 舗 の 分 布 状 況 前 回 検 査 の 結 果 及 び 各 種 情 報 等 を 勘 案 するとともに 検 査 日 数 等 を 考 慮 して 決 定 する (2) 支 店 単 独 検 査 原 則 として 各 種 情 報 及 び 本 店 検 査 の 検 査 結 果 等 を 総 合 的 に 勘 案 し た 上 で 特 に 検 査 を 要 すると 認 められる 場 合 は 支 店 単 独 検 査 の 証 165

38 券 検 査 実 施 計 画 を 策 定 するものとする (3) グループ 一 体 型 検 査 証 券 検 査 実 施 計 画 の 策 定 に 当 たっては 効 率 的 かつ 効 果 的 な 検 査 を 実 施 するとの 観 点 から 検 査 対 象 先 の 親 子 法 人 や 契 約 先 など 一 体 として 検 査 を 実 施 することが 適 当 と 判 断 される 他 の 検 査 対 象 先 があ る 場 合 は 必 要 に 応 じて グループ 一 体 型 の 証 券 検 査 実 施 計 画 を 策 定 するものとする (4) 特 別 検 査 特 別 検 査 を 実 施 する 場 合 当 該 検 査 を 必 要 とする 業 務 運 営 等 に 係 る 特 定 の 事 項 について その 規 模 や 情 報 の 信 ぴょう 性 等 に 配 意 しつつ 対 象 とする 検 査 対 象 先 ( 必 要 があると 認 められる 場 合 は 複 数 の 対 象 先 ) 検 査 期 間 等 を 決 定 するものとする なお 検 査 項 目 の 範 囲 や 前 回 検 査 からの 経 過 期 間 等 を 考 慮 し 特 別 検 査 として 実 施 するか 又 は 一 般 検 査 の 周 期 を 早 めて 実 施 するか 等 に ついて 十 分 検 討 する 3. 検 査 の 種 類 (1) 検 査 の 種 類 は 次 のとおりとする 1 一 般 検 査 検 査 対 象 先 に 係 る 業 務 運 営 等 の 全 般 について 各 種 情 報 前 回 検 査 の 結 果 及 び 検 査 周 期 等 を 総 合 的 に 勘 案 した 上 で 行 う 検 査 をいう 2 特 別 検 査 検 査 対 象 先 に 係 る 業 務 運 営 等 の 一 部 について 情 報 等 を 基 に 機 動 的 に 行 う 検 査 をいう (2) 一 般 検 査 及 び 特 別 検 査 は 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 が 単 独 で 担 当 す る 検 査 対 象 先 に 対 して 行 うほか 次 の 方 法 により 行 うものとする 1 合 同 検 査 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 が 担 当 する 検 査 対 象 先 に 対 して 行 う 検 査 のうち 担 当 以 外 の 財 務 局 等 又 は 証 券 監 視 委 が 合 同 して 当 該 検 査 対 象 先 に 対 して 行 う 検 査 をいう 2 支 店 単 独 検 査 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 が 担 当 する 検 査 対 象 先 の 支 店 等 のみに 対 166

39 して 行 う 検 査 (1に 掲 げるものを 除 く )をいう 3 同 時 検 査 効 率 的 かつ 効 果 的 な 検 査 の 実 施 に 資 するため 金 融 庁 検 査 局 と 時 期 を 同 じくして 行 う 検 査 をいう 4. 検 査 の 方 式 検 査 は 原 則 として 検 査 対 象 先 の 本 店 支 店 又 はその 他 の 営 業 所 等 を 訪 問 して 帳 簿 書 類 その 他 の 物 件 を 検 査 する 方 法 ( 以 下 臨 店 検 査 という ) により 行 うものとする 5. 検 査 予 告 (1) 臨 店 検 査 については 原 則 無 予 告 検 査 とするが 検 査 対 象 先 の 業 務 の 特 性 検 査 の 重 点 事 項 検 査 の 効 率 性 検 査 対 象 先 の 受 検 負 担 の 軽 減 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 必 要 に 応 じて 予 告 検 査 とする (2) 検 査 予 告 は 臨 店 検 査 着 手 日 の 概 ね1 週 間 から2 週 間 前 に 主 任 検 査 官 が 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 電 話 連 絡 して 行 うものとし 臨 店 検 査 着 手 日 等 必 要 な 事 項 を 伝 えるものとする(Ⅱ8.(1) 参 照 ) 主 任 検 査 官 は 検 査 予 告 を 行 ったときには 証 券 監 視 委 事 務 局 に 対 し 速 やかに 報 告 するものとする 6. 検 査 基 準 日 検 査 基 準 日 は 検 査 実 施 の 基 準 となる 特 定 の 日 であり 原 則 として 臨 店 検 査 着 手 日 の 前 営 業 日 とする( 予 告 検 査 を 行 う 場 合 については 検 査 予 告 日 の 前 営 業 日 とする ) ( 注 ) 財 務 数 値 や 営 業 の 状 況 等 については 必 ずしも 検 査 基 準 日 時 点 での 検 証 を 要 するというものではない 7. 検 査 命 令 書 の 作 成 検 査 命 令 書 ( 別 紙 様 式 1)は 証 券 監 視 委 においては 委 員 長 名 財 務 局 等 においては 財 務 局 長 等 ( 財 務 局 にあっては 財 務 局 長 財 務 支 局 にあって は 財 務 支 局 長 沖 縄 総 合 事 務 局 にあっては 沖 縄 総 合 事 務 局 長 以 167

40 下 同 じ ) 名 で 作 成 する 8. 検 査 実 施 の 留 意 事 項 (1) 検 査 命 令 書 等 の 提 示 及 び 説 明 事 項 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 着 手 時 に 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 し 検 査 命 令 書 及 び 検 査 証 票 を 提 示 し 原 則 として 以 下 の 事 項 について 説 明 を 行 うものとする 1 検 査 の 権 限 及 び 目 的 ( 一 般 検 査 特 別 検 査 の 別 を 含 む また 検 査 の 実 効 性 の 確 保 に 支 障 が 生 じない 範 囲 で 検 査 の 重 点 分 野 にも 言 及 す る ) 2 検 査 への 協 力 依 頼 3 検 査 のプロセス( 初 回 検 査 先 以 外 は 省 略 可 ) 4 検 査 関 係 情 報 (Ⅱ8.(2)1 参 照 )の 第 三 者 への 開 示 制 限 の 概 要 5 検 査 モニターの 概 要 (Ⅱ 検 査 実 施 の 手 続 等 10. 検 査 モニター 参 照 ) 6 意 見 申 出 制 度 の 概 要 (Ⅱ 検 査 実 施 の 手 続 等 12. 意 見 申 出 制 度 参 照 ) 7 必 要 な 提 出 資 料 の 提 示 (Ⅳ 参 考 2. 提 出 資 料 一 覧 参 照 ) 8 その 他 必 要 な 事 項 予 告 検 査 の 場 合 には 検 査 予 告 時 に ⅰ. 上 記 1 及 び2の 項 目 の 説 明 ⅱ. 臨 店 検 査 着 手 日 の 伝 達 並 びにⅲ.これ 以 降 の 資 料 保 存 等 の 要 請 を 行 うとともに その 後 速 やかに 必 要 な 提 出 資 料 の 提 示 を 行 うもの とする また 検 査 予 告 を 受 けて 書 類 や 電 子 メールの 破 棄 等 が 認 め られた 場 合 には 検 査 忌 避 行 為 として 厳 格 に 対 処 する 旨 も 併 せて 伝 達 するものとする それ 以 外 の 項 目 については 臨 店 検 査 初 日 までに 提 示 及 び 説 明 をするものとする なお 検 査 官 は 相 手 方 の 求 めに 応 じて 検 査 証 票 を 提 示 できるよう 常 に 携 帯 するものとする (2) 検 査 関 係 情 報 の 第 三 者 への 開 示 制 限 1 臨 店 検 査 着 手 時 の 説 明 事 項 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 着 手 時 ( 予 告 の 場 合 は 臨 店 検 査 着 手 前 )に 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 検 査 関 係 情 報 ( 検 査 中 の 検 査 官 からの 質 問 指 摘 要 請 その 他 検 査 官 と 検 査 対 象 先 の 役 職 員 等 とのやりと りの 内 容 及 び 検 査 終 了 通 知 書 をいう 以 下 同 じ )の 第 三 者 への 開 示 168

41 制 限 の 概 要 を 説 明 するに 当 たっては 以 下 の 事 項 を 説 明 するものと する 検 査 関 係 情 報 は 検 査 対 象 先 の 顧 客 取 引 先 等 に 係 る 保 秘 性 の 高 い 情 報 更 には 検 査 の 具 体 的 な 手 法 等 に 関 わる 情 報 が 含 まれて いること 適 切 な 情 報 管 理 を 行 い 検 査 の 円 滑 な 実 行 を 阻 害 しないため 検 査 関 係 情 報 を 証 券 監 視 委 事 務 局 証 券 検 査 課 長 ( 以 下 証 券 検 査 課 長 という 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 ) 又 は 主 任 検 査 官 の 事 前 の 承 諾 なく 第 三 者 に 開 示 しないこと 上 記 を 理 解 の 上 検 査 関 係 情 報 を 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっ ては 証 券 取 引 等 監 視 官 ) 又 は 主 任 検 査 官 の 事 前 の 承 諾 なく 第 三 者 に 開 示 しないことの 承 諾 書 ( 以 下 第 三 者 非 開 示 承 諾 書 という ( 別 紙 様 式 2))に 記 名 押 印 すること 2 第 三 者 非 開 示 承 諾 書 の 提 出 検 査 関 係 情 報 は その 取 扱 いに 慎 重 を 期 す 観 点 から 以 下 のとお り 取 り 扱 うものとする イ. 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 着 手 時 ( 予 告 の 場 合 は 臨 店 検 査 着 手 前 ) に 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 臨 店 検 査 終 了 前 であれば 主 任 検 査 官 ( 臨 店 検 査 終 了 後 であれば 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 ))の 事 前 の 承 諾 なく 検 査 関 係 情 報 を 第 三 者 に 開 示 してはならない 旨 を 説 明 し 第 三 者 非 開 示 承 諾 書 に 検 査 対 象 先 の 責 任 者 から 記 名 押 印 を 受 けるものとする ロ.なお 検 査 監 督 部 局 自 主 規 制 機 関 及 びこれらに 準 ずると 認 められる 者 並 びに 検 査 対 象 先 の 組 織 内 に 設 置 された 内 部 管 理 を 目 的 とした 委 員 会 等 の 構 成 員 となっている 外 部 の 弁 護 士 公 認 会 計 士 不 動 産 鑑 定 士 等 の 専 門 家 については 第 三 者 に 該 当 しないも のとする ハ. 検 査 対 象 先 が 臨 店 検 査 期 間 中 に 今 回 の 検 査 に 係 る 検 査 関 係 情 報 を 外 部 の 弁 護 士 公 認 会 計 士 不 動 産 鑑 定 士 等 の 専 門 家 に 開 示 の 上 相 談 する 場 合 については 主 任 検 査 官 への 事 前 の 報 告 を 求 めた 上 で 主 任 検 査 官 が 検 査 の 実 効 性 の 確 保 に 支 障 がないと 判 断 した 場 合 は 当 該 報 告 で 足 り 下 記 3イ.の 開 示 承 諾 申 請 は 必 要 ないものとする 3 検 査 関 係 情 報 開 示 承 諾 申 請 書 の 提 出 イ. 主 任 検 査 官 ( 臨 店 検 査 終 了 後 であれば 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 に あっては 証 券 取 引 等 監 視 官 ))は 検 査 対 象 先 から 第 三 者 への 開 169

42 示 の 申 出 があった 場 合 には 当 該 検 査 対 象 先 から 書 面 による 申 請 ( 以 下 開 示 承 諾 申 請 という ( 別 紙 様 式 3))を 求 めるものとす る 検 査 対 象 先 から 開 示 承 諾 申 請 があった 場 合 主 任 検 査 官 ( 臨 店 検 査 終 了 後 であれば 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 ))は ⅰ. 開 示 の 必 要 性 ⅱ. 開 示 対 象 者 における 保 秘 義 務 の 状 況 ( 守 秘 義 務 契 約 の 締 結 等 ) ⅲ. 検 査 の 実 効 性 への 影 響 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 承 諾 の 可 否 を 判 断 し 書 面 で 回 答 するものと する なお 臨 店 検 査 期 間 中 に 主 任 検 査 官 が 検 査 対 象 先 に 対 し 今 回 検 査 に 係 る 事 項 について 第 三 者 ( 例 えば 業 務 委 託 先 )に 確 認 を 行 うよう 求 める 場 合 その 確 認 を 求 めるために 必 要 な 限 度 内 の 開 示 については 検 査 対 象 先 からの 開 示 承 諾 申 請 を 要 しないことと する ロ. 検 査 対 象 先 から 開 示 承 諾 申 請 が 行 われることが 想 定 される 事 例 としては 以 下 のとおり 検 査 対 象 先 の 経 営 管 理 会 社 その 他 の 親 法 人 等 への 開 示 検 査 対 象 先 又 は 検 査 対 象 先 の 経 営 管 理 会 社 の 適 切 な 業 務 運 営 に 資 するとの 観 点 から 行 われる 弁 護 士 外 部 監 査 人 業 務 委 託 先 等 への 開 示 検 査 対 象 先 に 係 るデュー ディリジェンスの 目 的 で 行 われる 企 業 結 合 等 の 当 事 者 への 開 示 検 査 対 象 先 に 係 る 破 産 手 続 又 は 民 事 再 生 手 続 が 開 始 された 場 合 における 管 財 人 又 は 監 督 委 員 への 開 示 ハ. 検 査 対 象 先 が 過 去 の 検 査 において 検 査 対 象 先 の 経 営 管 理 会 社 に 対 する 開 示 承 諾 を 受 けている 場 合 は 当 該 経 営 管 理 会 社 が 変 更 している 場 合 等 を 除 きその 都 度 申 請 の 必 要 はないものとする (3) 現 物 検 査 1 検 査 対 象 先 の 実 態 把 握 やその 業 務 の 適 切 性 の 検 証 を 効 果 的 に 行 う ため 主 任 検 査 官 が 必 要 と 判 断 した 場 合 検 査 官 が 検 査 対 象 先 の 役 職 員 が 現 に 業 務 を 行 っている 事 務 室 資 料 保 管 場 所 等 に 直 接 赴 き 原 資 料 等 を 適 宜 抽 出 閲 覧 する 現 物 検 査 を 行 うものとする 2 検 査 官 は 現 物 検 査 の 実 施 に 際 しては 次 の 点 に 留 意 し 特 に 慎 重 に 行 うものとする イ. 検 査 対 象 先 の 責 任 者 等 1 名 以 上 を 立 ち 会 わせ 的 確 かつ 迅 速 に 170

43 行 うとともに 書 類 の 紛 失 等 の 事 故 がないように 留 意 する ロ. 検 査 対 象 先 の 役 職 員 から 私 物 である 旨 の 申 出 があった 場 合 であ っても 必 要 かつ 適 当 と 認 められる 場 合 には 現 物 検 査 を 行 うもの とするが 相 手 方 の 承 諾 を 得 て 現 物 検 査 を 実 施 するよう 努 める (4) 臨 店 検 査 の 実 施 主 任 検 査 官 は 検 査 の 目 的 に 沿 って 担 当 検 査 官 を 統 括 して 効 率 的 かつ 効 果 的 に 臨 店 検 査 を 遂 行 するものとする 1 検 査 進 捗 状 況 の 把 握 及 び 検 査 方 法 の 指 示 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 の 進 捗 状 況 検 証 状 況 及 びその 結 果 判 明 した 事 項 等 について 担 当 検 査 官 から 随 時 報 告 を 求 めるとともに 適 切 な 指 示 を 行 うものとする また 必 要 に 応 じて 検 査 打 合 せ 会 を 開 き 各 検 査 官 の 保 有 する 情 報 を 交 換 するとともに 今 後 の 具 体 的 な 検 査 方 法 について 検 討 を 行 い 効 率 的 な 臨 店 検 査 の 実 施 及 び 検 査 官 の 資 質 の 向 上 に 努 めるもの とする 2 臨 店 検 査 先 店 舗 の 巡 回 指 導 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 先 店 舗 が 複 数 ある 場 合 には 必 要 に 応 じ 店 舗 を 巡 回 して 検 査 指 導 を 行 うとともに 当 該 店 舗 の 責 任 者 等 と 面 談 を 行 うことにより 業 務 の 実 情 を 把 握 し もって 当 該 検 査 対 象 先 全 体 の 業 務 の 動 向 等 を 把 握 するよう 努 めるものとする 3 法 令 等 違 反 又 は 業 務 運 営 上 の 問 題 等 の 取 りまとめ 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 期 間 中 に 把 握 した 事 項 について 以 下 の 点 に 留 意 し 必 要 に 応 じて 問 題 と 考 えられる 事 項 等 について 照 会 等 を 行 うなど 証 券 監 視 委 事 務 局 証 券 検 査 監 理 官 ( 以 下 証 券 検 査 監 理 官 という )と 密 接 に 連 携 を 取 り( 財 務 局 等 にあっては 証 券 検 査 指 導 官 や 審 査 担 当 係 等 経 由 ) 早 期 に 取 りまとめるものとする 証 券 検 査 監 理 官 は 照 会 等 を 受 けた 事 項 について 証 券 監 視 委 事 務 局 証 券 検 査 課 審 査 担 当 ( 以 下 審 査 係 という )と 連 携 を 図 りながら 速 やかに 処 理 するよう 努 めるものとする イ. 事 案 の 事 実 の 的 確 な 把 握 ロ. 検 査 対 象 先 における 問 題 の 重 要 性 ハ. 根 拠 規 定 ニ. 発 生 原 因 及 び 責 任 の 所 在 の 解 明 ホ. 検 査 対 象 先 の 認 識 及 び 対 応 4 証 券 検 査 監 理 官 による 巡 回 指 導 171

44 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 なお 証 券 検 査 指 導 官 が 設 置 されている 財 務 局 等 にあっては 証 券 検 査 指 導 官 )は 各 検 査 の 臨 店 検 査 終 了 前 に 巡 回 し 検 査 チームが 検 査 対 象 先 との 間 で 確 認 した 事 項 や 議 論 した 内 容 について どの 事 項 を 整 理 票 (Ⅱ8.(12)1 参 照 )として 求 めるか 等 検 査 チームが 臨 店 検 査 期 間 中 に 論 点 の 詰 めを 十 分 に 行 うよう 指 導 を 行 うものとする (5) 検 査 対 象 先 の 業 務 等 への 配 慮 主 任 検 査 官 は 検 査 対 象 先 の 業 務 等 に 支 障 が 生 じないように 以 下 の 点 に 留 意 するものとする 1 小 規 模 な 検 査 対 象 先 に 対 する 臨 店 検 査 に 当 たっては その 対 応 能 力 を 踏 まえ 業 務 の 円 滑 な 遂 行 に 支 障 が 生 じないよう 配 慮 する 2 臨 店 検 査 は 検 査 対 象 先 の 就 業 時 間 内 に 実 施 することを 原 則 とし 就 業 時 間 外 に 行 おうとするときは 検 査 対 象 先 の 承 諾 を 得 るものと するが 合 理 的 な 理 由 なく 恒 常 的 に 就 業 時 間 外 に 臨 店 検 査 を 行 うこ とのないように 配 慮 するものとする (6) 双 方 向 の 対 話 を 重 視 した 検 査 の 実 施 主 任 検 査 官 は 効 率 的 かつ 効 果 的 な 臨 店 検 査 を 実 施 する 観 点 から 下 記 のとおり 経 営 陣 と 意 見 交 換 を 行 うなど 臨 店 検 査 の 目 的 や 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 しつつ 検 査 対 象 先 との 双 方 向 の 対 話 を 重 視 した 臨 店 検 査 の 実 施 に 努 めるものとする 1 臨 店 検 査 初 日 ( 初 日 に 実 施 できない 場 合 には 可 能 な 限 り 速 やか に)に 意 見 交 換 を 行 い 経 営 陣 の 内 部 管 理 やリスク 管 理 に 対 する 認 識 等 の 把 握 に 努 める 2 臨 店 検 査 終 了 時 に 意 見 交 換 ( 以 下 エグジット ミーティング と いう )を 行 い 臨 店 検 査 期 間 中 に 議 論 してきた 事 実 関 係 に 係 る 認 識 を 最 終 的 に 確 認 するものとする エグジット ミーティングにおいては 検 査 対 象 先 の 責 任 者 コン プライアンス 担 当 者 及 びリスク 管 理 責 任 者 の 出 席 を 求 め 主 任 検 査 官 が 検 査 の 結 果 問 題 点 として 認 識 した 事 実 関 係 について 検 査 官 とし ての 評 価 ( 法 令 適 用 及 び 内 部 管 理 態 勢 の 不 備 等 )を 検 査 対 象 先 に 口 頭 で 伝 えるものとする その 際 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 としての 最 終 的 な 意 見 を 伝 えるものではないことを 併 せて 伝 えるものとする なお エグジット ミーティングにおいて 伝 達 した 内 容 に 変 更 が 生 じた 場 合 は 必 要 に 応 じて 改 めてエグジット ミーティングを 行 う 172

45 ものとする また 必 要 に 応 じて 臨 店 検 査 終 了 後 の 検 査 プロセスについても 改 めて 説 明 するものとする 3 エグジット ミーティングにおいて 主 任 検 査 官 と 検 査 対 象 先 との 間 で 認 識 の 相 違 する 事 実 が 認 められた 場 合 は 主 任 検 査 官 は 当 該 相 違 する 事 実 を 明 らかにし 書 面 を 作 成 するものとする なお 検 査 対 象 先 からその 写 しの 提 出 を 求 められた 場 合 は 交 付 するものとする ただ し 検 査 対 象 先 の 確 認 を 得 た 整 理 票 で 当 該 相 違 する 事 実 が 明 らかな 場 合 は 当 該 書 面 の 作 成 を 要 しないものとする 主 任 検 査 官 は 上 記 以 外 にも 必 要 に 応 じて 臨 店 検 査 の 進 捗 状 況 や 検 査 対 象 先 の 臨 店 検 査 ヘの 対 応 検 査 官 の 検 査 手 法 等 について 経 営 陣 と 意 見 交 換 も 行 うものとする また 検 査 対 象 先 が 初 回 検 査 である 場 合 は 意 見 交 換 によりその 業 務 内 容 や 特 性 等 の 把 握 に 努 め るものとする (7) 検 査 対 象 先 への 指 示 の 禁 止 検 査 官 は 臨 店 検 査 期 間 中 事 実 の 解 明 又 は 認 定 に 努 めるものとし その 解 明 又 は 認 定 した 事 実 に 基 づき 検 査 官 の 私 見 により 断 定 的 にそ の 是 非 を 述 べること 又 は 是 正 措 置 を 指 示 すること 等 のないよう 留 意 す る ただし これは 事 実 認 定 の 一 環 として 検 査 対 象 先 の 自 主 的 な 改 善 に 向 けた 取 組 みを 聴 取 することを 妨 げるものではない (8) 証 券 検 査 基 本 方 針 検 査 マニュアル 等 の 取 扱 い 検 査 官 は 検 査 の 実 施 に 当 たっては 証 券 検 査 基 本 方 針 を 十 分 踏 まえ 金 融 商 品 取 引 業 者 等 検 査 マニュアル 等 の 検 査 マニュアル( 以 下 検 査 マニュアル という )を 活 用 して 検 査 対 象 先 の 実 態 把 握 に 努 めるものとする ただし 検 査 マニュアル の 確 認 項 目 は 検 査 対 象 先 の 実 態 を 把 握 する 上 で 有 効 と 思 われる 確 認 事 項 を 例 示 したものであることから 検 査 対 象 先 の 特 性 業 務 の 状 況 取 扱 商 品 等 を 十 分 考 慮 する 必 要 があり 各 項 目 を 機 械 的 画 一 的 に 検 証 することのないよう 留 意 するものとす る なお 金 融 商 品 取 引 業 者 等 向 けの 総 合 的 な 監 督 指 針 についても 検 査 の 実 施 に 当 たっての 参 考 とするものとする (9) ヒアリングの 実 施 173

46 検 査 官 は 役 職 員 に 対 するヒアリングの 際 検 査 対 象 先 から 他 の 役 職 員 の 同 席 を 依 頼 された 場 合 は 臨 店 検 査 に 支 障 が 生 じない 範 囲 内 で こ れを 認 めるものとする なお 同 席 を 認 めない 場 合 は その 合 理 的 な 理 由 を 検 査 対 象 先 に 対 し て 説 明 するものとする (10) 検 査 対 象 先 からの 申 入 れ 等 検 査 官 は 検 査 対 象 先 から 臨 店 検 査 に 関 する 申 入 れ 等 があった 場 合 には 主 任 検 査 官 に 報 告 するものとする 主 任 検 査 官 は 当 該 申 入 れ 等 について 慎 重 な 取 扱 いが 必 要 であると 判 断 した 場 合 には 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )へ 連 絡 し 必 要 な 指 示 を 受 けるものとする (11) 計 数 等 による 実 態 把 握 臨 店 検 査 に 当 たっては 検 査 対 象 先 からの 口 頭 説 明 等 のみに 依 存 す ることなく 経 営 管 理 の 状 況 業 務 運 営 等 の 状 況 及 びそれらに 関 する 法 令 等 の 遵 守 状 況 について 計 数 等 の 客 観 的 資 料 に 基 づいて 実 態 を 的 確 に 把 握 するよう 努 めるものとする (12) 事 実 及 び 経 緯 の 記 録 検 査 官 は ヒアリングや 帳 簿 その 他 の 証 票 類 の 調 査 検 討 を 行 うこ とにより 問 題 点 等 を 的 確 に 把 握 し 主 任 検 査 官 に 報 告 後 検 査 対 象 先 の 役 職 員 から 書 面 の 提 出 を 求 める 等 の 方 法 により 事 実 関 係 の 確 認 を 得 るものとする 事 実 関 係 の 確 認 のため 検 査 対 象 先 の 役 職 員 から 書 面 の 提 出 を 求 め る 際 には 主 任 検 査 官 はその 必 要 性 を 十 分 考 慮 した 上 で 行 うものとし 以 下 の 方 法 によるものとする 1 整 理 票 ( 別 紙 様 式 4) 検 査 官 が 問 題 点 として 指 摘 する 可 能 性 のある 事 実 関 係 及 び 当 該 事 実 関 係 に 対 する 検 査 対 象 先 の 認 識 を 確 認 するため 必 要 に 応 じて 整 理 票 を 作 成 する 2 質 問 票 ( 別 紙 様 式 5) 事 実 関 係 について 検 査 対 象 先 の 担 当 者 等 に 回 答 を 求 めるため 必 要 に 応 じて 質 問 票 を 作 成 する (13) 業 務 運 営 等 の 基 本 的 な 問 題 の 把 握 174

47 検 査 官 は 臨 店 検 査 において 認 められた 業 務 運 営 上 の 問 題 について 事 実 関 係 や 経 緯 等 を 詳 細 に 分 析 することにより 法 令 等 に 抵 触 するか 否 かの 検 証 にとどまらず 内 部 管 理 やリスク 管 理 などの 管 理 上 の 問 題 との 関 連 性 を 検 討 し 業 務 運 営 上 の 問 題 の 発 生 原 因 を 追 究 するものと する 更 に 経 営 方 針 等 との 関 連 性 を 検 証 することにより 経 営 管 理 上 の 基 本 的 問 題 点 の 把 握 に 努 めるものとし 必 要 に 応 じ 整 理 票 を 作 成 するものとする (14) 反 面 調 査 の 留 意 事 項 主 任 検 査 官 が 顧 客 等 から 検 査 対 象 先 との 取 引 状 況 等 の 確 認 ( 反 面 調 査 )を 行 う 必 要 があると 判 断 した 場 合 には 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )に 報 告 し 指 示 を 受 けて 行 うものとする (15) 主 要 株 主 等 に 対 する 検 査 が 必 要 な 場 合 の 対 応 主 任 検 査 官 が 主 要 株 主 金 融 商 品 取 引 業 者 を 子 会 社 とする 持 株 会 社 等 への 検 査 を 行 う 必 要 があると 判 断 した 場 合 には 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )に 報 告 する 当 該 検 査 について は 証 券 検 査 監 理 官 は 証 券 検 査 課 長 と 協 議 し 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )がこれらの 者 に 対 して 検 査 を 行 う 必 要 があると 認 めた 場 合 に 必 要 な 手 続 を 経 て これを 実 施 するものとする (16) 問 題 発 生 時 の 対 応 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 の 拒 否 妨 害 忌 避 その 他 重 大 な 事 故 等 ( 以 下 検 査 拒 否 等 という )により 臨 店 検 査 の 実 施 が 困 難 な 状 況 になっ たときは 検 査 対 象 先 に 対 して 受 検 等 の 説 得 に 努 めるとともに 検 査 拒 否 等 の 経 緯 理 由 検 査 対 象 先 の 言 動 その 他 の 事 実 関 係 を 詳 細 に 記 録 し 直 ちに 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 ) にその 旨 を 報 告 し 指 示 を 受 けるものとする なお 証 券 検 査 監 理 官 は 上 記 報 告 を 受 け 次 第 速 やかに 証 券 検 査 課 長 とその 対 応 について 協 議 するものとする この 際 主 任 検 査 官 又 は 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )は 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 し 事 実 確 認 を 行 うととも に 検 査 拒 否 等 に 係 る 理 由 書 を 求 める 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるものとす る (17) 臨 店 検 査 期 間 の 変 更 等 175

48 主 任 検 査 官 は 原 則 として 与 えられた 臨 店 検 査 期 間 中 に 必 要 な 検 証 を 完 了 し 整 理 票 の 記 載 内 容 を 確 定 の 上 臨 店 検 査 を 終 えるように 努 めるものとする ただし 検 証 に 時 間 を 要 すると 考 えられる 場 合 臨 店 検 査 終 了 期 間 終 盤 においても 検 査 対 象 先 との 間 で 重 大 な 問 題 点 に ついて 認 識 の 相 違 がある 場 合 等 には 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっ ては 証 券 取 引 等 監 視 官 )にその 旨 報 告 し 臨 店 検 査 期 間 の 延 長 又 は 臨 店 検 査 の 一 時 的 な 中 断 の 是 非 について 指 示 を 受 けるものとする また 早 期 に 検 証 を 終 了 することが 見 込 まれる 場 合 等 には 証 券 検 査 監 理 官 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )にその 旨 報 告 し 臨 店 検 査 期 間 の 短 縮 の 是 非 について 指 示 を 受 けるものとする 証 券 検 査 監 理 官 は 主 任 検 査 官 に 指 示 を 与 えるに 先 立 ち 証 券 検 査 課 長 と 臨 店 検 査 期 間 の 変 更 等 の 可 否 について 協 議 するものとする (18) 災 害 発 生 時 等 の 対 応 主 任 検 査 官 は 災 害 発 生 により 検 査 対 象 先 が 被 災 した 場 合 には 直 ちに 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )にその 旨 を 報 告 し 指 示 を 受 けるものとする 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあって は 証 券 取 引 等 監 視 官 )は 検 査 対 象 先 における 復 旧 業 務 を 優 先 すべき 観 点 から 主 任 検 査 官 を 通 じた 検 査 対 象 先 との 協 議 を 可 能 な 限 り 経 た 上 で 検 査 を 一 時 的 に 中 断 又 は 中 止 することを 検 討 するものとする また 検 査 対 象 先 が 被 災 していない 場 合 においても 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )は 主 任 検 査 官 を 通 じた 検 査 対 象 先 との 協 議 を 可 能 な 限 り 経 た 上 で 検 査 を 継 続 するか 否 かを 検 討 するものとする 上 記 検 討 の 結 果 検 査 を 継 続 中 断 又 は 中 止 する 場 合 は 主 任 検 査 官 は 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して その 旨 を 口 頭 により 伝 達 するも のとする 災 害 以 外 にも 会 社 の 消 滅 システム 障 害 等 の 特 別 な 事 情 により 検 査 の 継 続 が 困 難 であると 考 えられる 場 合 には 同 様 の 取 扱 いとする (19) 検 査 結 果 の 取 りまとめ 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 終 了 後 の 検 査 結 果 の 取 りまとめに 当 たって は 個 々の 事 案 の 事 実 を 的 確 に 把 握 するとともに 事 案 の 特 徴 及 び 現 象 がどのような 原 因 によるものかを 正 確 に 把 握 し 問 題 点 等 として 抽 出 するものとする また 上 記 の 結 果 抽 出 された 問 題 点 等 については 必 要 に 応 じて 176

49 審 査 係 ( 財 務 局 等 にあっては 各 局 の 審 査 担 当 係 等 を 経 由 )と 密 接 な 連 携 を 図 りつつ 取 りまとめるものとする 9. 検 査 資 料 の 徴 求 (1) 既 存 資 料 の 有 効 活 用 検 査 官 は 原 則 として 検 査 対 象 先 の 既 存 資 料 等 を 活 用 するものと し 検 査 対 象 先 の 負 担 軽 減 に 努 めるものとする なお 既 存 資 料 以 外 の 資 料 を 求 める 場 合 には 当 該 資 料 の 必 要 性 等 を 十 分 検 討 するものと する 検 査 官 は 検 査 対 象 先 から 電 子 媒 体 による 資 料 提 出 の 希 望 があった 場 合 には 検 査 に 支 障 が 生 じない 限 りこれに 応 ずるものとする (2) 資 料 徴 求 の 迅 速 化 検 査 官 は 検 査 対 象 先 に 対 し 資 料 の 提 出 を 依 頼 する 場 合 には 原 則 と して 内 部 管 理 部 門 等 を 通 じて 一 元 的 に 行 うよう 努 めるとともに 依 頼 の 趣 旨 を 適 切 に 説 明 するものとする 検 査 官 は 徴 求 する 資 料 について 臨 店 検 査 における 優 先 順 位 や 検 査 対 象 先 への 負 担 等 を 考 慮 し 必 要 に 応 じて 書 面 を 取 り 交 わすなど して 迅 速 かつ 正 確 に 処 理 するものとする 主 任 検 査 官 は 各 検 査 官 の 検 査 対 象 先 に 対 する 資 料 徴 求 の 状 況 を 常 時 把 握 し 資 料 の 重 複 等 がないように 努 めるものとする (3) 資 料 の 借 用 検 査 官 は 的 確 かつ 効 率 的 な 実 態 把 握 のため 必 要 な 場 合 には 検 査 対 象 先 より 資 料 等 の 現 物 を 借 り 受 けるものとする その 際 原 則 として 借 用 書 を 交 付 するものとし 借 り 受 けた 資 料 等 については 適 切 な 管 理 を 行 うとともに 早 期 の 返 却 に 努 めるものと する (4) 資 料 の 返 却 等 検 査 官 は 臨 店 検 査 期 間 中 検 査 対 象 先 から 業 務 に 必 要 な 資 料 等 と して 検 査 会 場 からの 持 出 しや 返 却 等 の 要 求 があった 場 合 には 検 査 に 支 障 が 生 じない 範 囲 内 で 検 査 会 場 からの 持 出 しや 返 却 等 を 認 めるもの とする 177

50 10. 検 査 モニター 検 査 モニターは 検 査 対 象 先 からの 意 見 聴 取 により 臨 店 検 査 の 実 態 を 把 握 することにより 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 による 適 切 な 臨 店 検 査 の 実 施 を 確 保 するとともに 効 率 性 実 効 性 の 高 い 検 査 の 実 施 に 資 する 目 的 から 検 査 の 目 的 期 間 等 を 総 合 的 に 勘 案 しつつ 原 則 として 以 下 のとおり 取 り 扱 うものとする (1) 検 査 対 象 先 への 説 明 主 任 検 査 官 は 原 則 として 臨 店 検 査 着 手 日 において 検 査 モニターの 概 要 を 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 説 明 する (2) 検 査 モニターの 概 要 検 査 モニターは 意 見 受 付 (アンケート 方 式 ) の 方 法 により 実 施 す ることとし 必 要 に 応 じて 意 見 聴 取 の 方 法 を 併 せて 実 施 する なお 意 見 の 対 象 は 検 査 官 の 検 査 手 法 に 限 る 1 意 見 受 付 (アンケート 方 式 ) イ. 意 見 提 出 方 法 所 定 のアンケート 用 紙 ( 別 紙 様 式 6)に 記 入 し 電 子 メール 又 は 郵 送 により 送 付 する ロ. 提 出 先 提 出 先 は 証 券 監 視 委 の 検 査 においては 証 券 検 査 課 長 宛 てとす る 財 務 局 等 の 検 査 においては 証 券 取 引 等 監 視 官 宛 てを 原 則 とす るが 証 券 検 査 課 長 宛 てに 提 出 することもできる ハ. 受 付 期 間 臨 店 検 査 開 始 日 から 臨 店 検 査 終 了 後 10 日 目 ( 行 政 機 関 の 休 日 を 除 く )までを 目 安 とする 2 意 見 聴 取 イ. 実 施 者 実 施 者 は 証 券 監 視 委 事 務 局 においては 事 務 局 長 次 長 ( 証 券 検 査 課 担 当 ) 総 務 課 長 又 は 証 券 検 査 課 長 とする 財 務 局 等 においては 原 則 として 証 券 取 引 等 監 視 官 又 は 証 券 取 引 等 監 視 官 が 指 名 する 者 ( 必 要 に 応 じ 証 券 監 視 委 事 務 局 の 実 施 者 )とする ロ. 実 施 方 法 実 施 者 は 検 査 の 適 切 性 を 確 保 するため 必 要 と 判 断 した 場 合 に 178

51 は 臨 店 検 査 期 間 中 に 検 査 対 象 先 を 訪 問 し 検 査 官 の 検 査 手 法 に ついて 検 査 対 象 先 の 責 任 者 から 意 見 聴 取 を 行 う ( 注 ) 実 施 者 は 検 査 の 実 効 性 をモニターする 観 点 から 実 施 前 に( 必 要 があれば 実 施 後 も) 検 査 チームとの 面 談 を 行 うものと する 3 処 理 検 査 対 象 先 からの 意 見 は 適 切 かつ 効 率 性 実 効 性 の 高 い 検 査 の 実 施 に 資 するための 実 態 把 握 として 役 立 たせるものとし 実 施 者 は 必 要 に 応 じ 主 任 検 査 官 に 指 示 するなどの 措 置 をとる 11. 講 評 等 (1) 主 任 検 査 官 は 臨 店 検 査 終 了 後 指 摘 事 項 が 整 理 された 段 階 で( 指 摘 事 項 がない 場 合 は 可 能 な 限 り 速 やかに) 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 し 以 下 の 方 法 により 当 該 検 査 の 講 評 を 行 うものとする なお 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )が 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 緊 急 を 要 すると 判 断 した 場 合 等 については 講 評 を 行 わない 場 合 もある ( 注 ) 指 摘 とは 検 査 により 検 査 対 象 先 の 問 題 点 と 判 断 した 事 項 を 当 該 検 査 対 象 先 に 検 査 結 果 として 通 知 する 事 実 行 為 をいう 1 検 査 で 認 められた 法 令 等 違 反 行 為 等 を 伝 達 する また 問 題 が 認 められない 場 合 にはその 旨 を 伝 達 する 2 上 記 1のうち 検 査 対 象 先 と 認 識 が 相 違 した 事 項 ( 以 下 意 見 相 違 事 項 という )を 確 認 する (2) 主 任 検 査 官 は 講 評 内 容 に 変 更 が 生 じた 場 合 は 必 要 に 応 じて 改 めて 講 評 を 行 う 旨 を 説 明 するものとする (3) 講 評 の 際 の 出 席 者 1 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 原 則 として 主 任 検 査 官 のほか 担 当 検 査 官 1 名 以 上 とする 2 検 査 対 象 先 検 査 対 象 先 の 責 任 者 の 出 席 を 必 須 とする 当 該 責 任 者 が 検 査 対 象 先 の 他 の 役 職 員 の 出 席 を 要 望 した 場 合 は 特 段 の 支 障 がない 限 りこ れを 認 めるものとする 179

52 (4) 講 評 方 法 講 評 は 主 任 検 査 官 が 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 原 則 として 口 頭 により 伝 達 ( 指 摘 事 項 がない 場 合 のほか 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )が 効 率 性 等 の 観 点 から 電 話 による 伝 達 が 適 当 と 判 断 した 場 合 は 電 話 により 伝 達 )する なお 講 評 は 意 見 申 出 の 前 提 となるものであること 等 を 踏 まえ その 実 施 に 際 しては 検 査 対 象 先 に 十 分 内 容 が 伝 わるよう 努 めるものとする 12. 意 見 申 出 制 度 意 見 申 出 制 度 は 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 の 検 査 水 準 の 維 持 向 上 並 び に 手 続 の 透 明 性 及 び 公 正 性 確 保 を 図 る 目 的 から 以 下 のとおり 取 り 扱 うも のとする (1) 検 査 対 象 先 への 説 明 主 任 検 査 官 は 原 則 として 以 下 の 意 見 申 出 制 度 の 概 要 を 臨 店 検 査 着 手 時 及 び 講 評 時 に 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 説 明 するものとする (2) 意 見 申 出 制 度 の 概 要 1 意 見 申 出 書 の 提 出 等 イ. 申 出 者 ( 検 査 対 象 先 の 代 表 者 )は 確 認 された 意 見 相 違 事 項 につ いて 事 実 関 係 及 び 申 出 者 の 意 見 を 意 見 申 出 書 ( 別 紙 様 式 7)に 記 載 し 必 要 な 説 明 資 料 を 添 付 した 上 で 申 出 者 名 による 発 出 文 書 により 証 券 監 視 委 事 務 局 長 宛 てに 直 接 又 は 主 任 検 査 官 経 由 で 提 出 する また 認 識 の 相 違 に 至 った 経 緯 を 明 らかにするため 意 見 相 違 事 項 についての 検 査 官 との 議 論 の 経 緯 についても 書 面 で 提 出 する ロ. 意 見 申 出 は 原 則 として 検 査 で 認 められた 法 令 等 違 反 行 為 等 のうち 意 見 相 違 事 項 に 限 る ハ. 意 見 申 出 書 の 提 出 期 間 は 責 任 者 に 対 する 検 査 の 講 評 が 終 わっ た 日 から3 日 間 ( 講 評 が 終 わった 日 の 翌 日 から 起 算 し 行 政 機 関 の 休 日 を 除 く )とする ただし 講 評 の 終 わった 日 から3 日 以 内 に 提 出 期 間 延 長 の 要 請 があれば 更 に2 日 間 ( 行 政 機 関 の 休 日 を 除 く )を 限 度 として 提 出 期 間 の 延 長 ができる 郵 送 の 場 合 につい ては 消 印 が 提 出 期 間 内 ( 延 長 の 場 合 は 延 長 した 提 出 期 間 内 )の ものを 有 効 とする 180

53 ニ. 意 見 申 出 書 に 添 付 する 説 明 資 料 の 提 出 が 提 出 期 間 内 に 間 に 合 わ ない 等 の 場 合 については 提 出 期 間 内 に 意 見 申 出 書 のみを 提 出 し 後 日 速 やかに 説 明 資 料 を 提 出 する ホ. 申 出 者 は 提 出 した 意 見 申 出 書 を 取 り 下 げる 場 合 は 取 下 書 ( 別 紙 様 式 8)を 提 出 した 上 で 意 見 申 出 書 の 返 却 を 求 める 2 審 理 手 続 等 イ. 意 見 申 出 事 項 は 証 券 監 視 委 事 務 局 ( 証 券 検 査 課 以 外 の 課 )が 作 成 した 審 理 結 果 ( 案 )に 基 づいて 証 券 監 視 委 において 審 理 を 行 う ロ. 審 理 結 果 については 検 査 終 了 通 知 書 ( 案 )に 反 映 させる 3 審 理 結 果 の 回 答 方 法 審 理 結 果 については 検 査 終 了 通 知 書 に 包 含 する 13. 検 査 終 了 の 通 知 検 査 終 了 通 知 書 は 証 券 監 視 委 の 議 決 後 ( 財 務 局 等 にあっては 財 務 局 長 等 説 明 後 ) 速 やかに 証 券 監 視 委 委 員 長 名 ( 財 務 局 等 にあっては 財 務 局 長 等 名 )において 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 交 付 するものとする( 別 紙 様 式 9) なお 検 査 終 了 通 知 書 の 交 付 に 当 たっては 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 し て 証 券 検 査 課 長 ( 財 務 局 等 にあっては 証 券 取 引 等 監 視 官 )の 事 前 の 承 諾 なく 第 三 者 に 開 示 してはならないことを 伝 えるものとする また 検 査 を 中 止 した 場 合 その 他 の 特 段 の 事 情 が 認 められる 場 合 につい ては 検 査 終 了 通 知 書 の 交 付 を 行 わないものとし 主 任 検 査 官 は 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して その 旨 を 口 頭 により 伝 達 するものとする 検 査 終 了 通 知 書 の 交 付 は 臨 店 検 査 終 了 後 3 月 以 内 を 目 途 に 行 うよう 努 めるものとする 14. 勧 告 検 査 の 結 果 必 要 があると 認 められた 場 合 は 法 令 等 違 反 の 事 実 関 係 並 びに 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 し 行 政 処 分 その 他 の 措 置 を 行 うこと を 勧 告 する 旨 を 記 載 した 勧 告 書 ( 案 )を 作 成 し 証 券 監 視 委 に 付 議 するもの とする なお 勧 告 書 ( 案 )が 証 券 監 視 委 において 議 決 された 場 合 は 証 券 監 視 委 事 務 局 から 監 督 部 局 に 対 して 勧 告 書 を 交 付 するものとする 181

54 15. 検 査 結 果 等 の 公 表 (1) 検 査 結 果 の 公 表 証 券 監 視 委 の 事 務 運 営 の 透 明 性 を 確 保 し 公 正 な 事 務 執 行 を 図 ると ともに 投 資 者 保 護 に 資 するため 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 の 行 った 検 査 事 務 の 処 理 状 況 については 国 家 公 務 員 の 守 秘 義 務 の 観 点 から 慎 重 な 検 討 を 行 った 上 で 以 下 のとおり 証 券 監 視 委 のウェブサイト 上 等 で 公 表 するものとする 1 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 検 査 において 勧 告 に 至 った 事 案 に ついては 検 査 終 了 後 直 ちに 公 表 する この 際 原 則 として 検 査 対 象 先 の 名 称 又 は 商 号 等 を 公 表 する 2 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 検 査 において 勧 告 に 至 らない 事 案 については 必 要 と 認 められる 場 合 に 適 宜 公 表 する この 際 原 則 として 検 査 対 象 先 の 名 称 又 は 商 号 等 の 公 表 は 控 えるものとす る 3 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 に 対 する 検 査 においては 金 融 商 品 取 引 法 ( 以 下 金 商 法 という ) 上 不 利 益 処 分 が 限 定 されて いることから 金 商 法 の 違 反 行 為 等 について 行 為 の 重 大 性 悪 質 性 に 鑑 み 証 券 監 視 委 が 投 資 者 保 護 上 広 く 周 知 することが 適 当 であ ると 認 める 事 案 については 上 記 1に 準 じて 検 査 対 象 先 の 名 称 又 は 商 号 等 について 公 表 する 4 証 券 監 視 委 が 行 った 検 査 事 務 の 処 理 状 況 について 1 年 分 ごとに 取 りまとめて 公 表 する なお 公 益 又 は 投 資 者 への 影 響 等 から 公 表 が 不 適 当 と 判 断 され る 事 案 については 公 表 を 控 える 等 の 措 置 を 講 ずるものとする (2) 検 査 対 象 先 名 の 公 表 法 令 等 の 遵 守 状 況 等 を 検 証 する 上 で 端 緒 となるべき 検 査 対 象 先 に 係 る 情 報 を 広 く 求 めていくとの 観 点 から 原 則 として 臨 店 検 査 着 手 日 ( 予 告 検 査 の 場 合 にあっては 検 査 予 告 日 )から 一 定 の 期 間 証 券 監 視 委 のウェブサイト 上 で 検 査 対 象 先 名 を 公 表 するものとする 公 表 期 間 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 業 態 及 び 規 模 等 を 考 慮 し 以 下 のとおりとする なお 公 表 期 間 の 経 過 前 に 臨 店 検 査 が 終 了 した 場 合 には 当 該 臨 店 検 査 の 終 了 日 までの 期 間 とする 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 金 融 庁 監 理 業 者 ) 30 営 業 日 その 他 15 営 業 日 182

55 16.その 他 留 意 事 項 (1) 支 店 単 独 検 査 の 実 施 支 店 単 独 検 査 は 当 該 支 店 独 自 の 問 題 点 の 検 証 に 加 え 本 店 等 検 査 の 際 に 指 摘 した 事 項 の 支 店 等 における 改 善 状 況 及 び 次 回 の 本 店 等 検 査 の 参 考 となる 事 項 を 検 証 する (2) 合 同 検 査 及 び 同 時 検 査 の 実 施 合 同 検 査 の 実 施 に 当 たっては 合 同 して 行 う 証 券 監 視 委 財 務 局 等 の 間 で 十 分 調 整 の 上 行 うものとする また 同 時 検 査 の 実 施 に 当 た っては 金 融 庁 検 査 局 との 間 で 十 分 調 整 の 上 行 うものとする なお 講 評 は 本 店 担 当 主 任 検 査 官 が 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 行 うことから 支 店 担 当 主 任 検 査 官 は 行 わないものとする (3) 特 別 検 査 の 実 施 特 別 検 査 は 各 種 情 報 等 を 有 効 に 活 用 し 金 融 商 品 市 場 の 新 たな 動 向 や 個 別 の 取 引 等 を 端 緒 に 時 機 を 失 することなく 機 動 的 に 実 施 する との 趣 旨 に 鑑 み 検 査 項 目 を 絞 る 等 効 率 的 な 検 査 を 行 うものとする Ⅲ 施 行 日 本 指 針 は 平 成 17 年 7 月 14 日 を 検 査 基 準 日 とする 検 査 から 実 施 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 18 年 7 月 3 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 19 年 9 月 30 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 20 年 8 月 11 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 21 年 6 月 29 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 22 年 7 月 29 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 22 年 11 月 10 日 から 適 用 する 183

56 ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 23 年 7 月 4 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 24 年 7 月 23 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 25 年 8 月 8 日 から 適 用 する ( 改 正 ) 本 指 針 は 平 成 27 年 4 月 3 日 から 適 用 する Ⅳ 参 考 1. 検 査 のイメージ 図 2. 提 出 資 料 一 覧 ( 別 紙 ) 様 式 1 検 査 命 令 書 様 式 2 第 三 者 非 開 示 承 諾 書 様 式 3-1 検 査 関 係 情 報 開 示 承 諾 申 請 書 ( 経 営 管 理 会 社 用 ) 様 式 3-2 検 査 関 係 情 報 開 示 承 諾 申 請 書 ( 経 営 管 理 会 社 以 外 用 ) 様 式 4 整 理 票 様 式 5 質 問 票 様 式 6 オフサイト 検 査 モニター 用 紙 様 式 7 意 見 申 出 書 様 式 8 意 見 申 出 取 下 書 様 式 9 検 査 終 了 通 知 書 上 記 については 予 告 なく 変 更 する 場 合 がある 検 査 対 象 先 (1) 金 融 商 品 取 引 業 者 等 ( 金 商 法 第 56 条 の2 第 1 項 第 194 条 の7 第 2 項 第 1 号 及 び 第 3 項 ) (2) 金 融 商 品 取 引 業 者 の 主 要 株 主 等 ( 金 商 法 第 56 条 の2 第 2 項 から 第 4 項 まで 第 194 条 の7 第 2 項 第 1 号 及 び 第 3 項 ) (3) 特 別 金 融 商 品 取 引 業 者 の 子 会 社 等 ( 金 商 法 第 57 条 の 10 第 1 項 第 194 条 の7 第 3 項 ) (4) 指 定 親 会 社 ( 金 商 法 第 57 条 の 23 第 194 条 の7 第 3 項 ) 184

57 (5) 指 定 親 会 社 の 主 要 株 主 ( 金 商 法 第 57 条 の 26 第 2 項 第 194 条 の7 第 3 項 ) (6) 取 引 所 取 引 許 可 業 者 ( 金 商 法 第 60 条 の 11 第 194 条 の7 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 項 ) (7) 特 例 業 務 届 出 者 ( 金 商 法 第 63 条 第 8 項 第 194 条 の7 第 3 項 ) (8) 金 融 商 品 仲 介 業 者 ( 金 商 法 第 66 条 の 22 第 194 条 の7 第 2 項 第 3 号 及 び 第 3 項 ) (9) 信 用 格 付 業 者 ( 金 商 法 第 66 条 の 45 第 1 項 第 194 条 の7 第 2 項 第 3 号 の2 及 び 第 3 項 ) (10) 認 可 金 融 商 品 取 引 業 協 会 ( 金 商 法 第 75 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 4 号 及 び 第 3 項 ) (11) 認 定 金 融 商 品 取 引 業 協 会 ( 金 商 法 第 79 条 の4 第 194 条 の7 第 2 項 第 5 号 及 び 第 3 項 ) (12) 投 資 者 保 護 基 金 ( 金 商 法 第 79 条 の 77 第 194 条 の7 第 3 項 ) (13) 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 対 象 議 決 権 保 有 届 出 書 の 提 出 者 ( 金 商 法 第 103 条 の4 第 194 条 の7 第 3 項 ) (14) 株 式 会 社 金 融 商 品 取 引 所 の 主 要 株 主 ( 金 商 法 第 106 条 の6 第 194 条 の7 第 3 項 ) (15) 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 対 象 議 決 権 保 有 届 出 書 の 提 出 者 ( 金 商 法 第 106 条 の 16 第 194 条 の7 第 3 項 ) (16) 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 の 主 要 株 主 ( 金 商 法 第 106 条 の 20 第 194 条 の7 第 3 項 ) (17) 金 融 商 品 取 引 所 持 株 会 社 ( 金 商 法 第 106 条 の 27 第 194 条 の7 第 3 項 ) (18) 金 融 商 品 取 引 所 ( 金 商 法 第 151 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 6 号 及 び 第 3 項 ) (19) 自 主 規 制 法 人 ( 金 商 法 第 153 条 の4において 準 用 する 第 151 条 第 194 条 の7 第 2 項 第 6 号 及 び 第 3 項 ) (20) 外 国 金 融 商 品 取 引 所 ( 金 商 法 第 155 条 の9 第 194 条 の7 第 2 項 第 7 号 及 び 第 3 項 ) (21) 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 対 象 議 決 権 保 有 届 出 書 の 提 出 者 ( 金 商 法 第 156 条 の5の4 第 194 条 の7 第 3 項 ) (22) 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 の 主 要 株 主 ( 金 商 法 第 156 条 の5の8 第 194 条 の7 第 3 項 ) (23) 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 ( 金 商 法 第 156 条 の 15 第 194 条 の7 第 3 項 ) (24) 外 国 金 融 商 品 取 引 清 算 機 関 ( 金 商 法 第 156 条 の 20 の 12 第 194 条 の 185

58 7 第 3 項 ) (25) 証 券 金 融 会 社 ( 金 商 法 第 156 条 の 34 第 194 条 の7 第 3 項 ) (26) 指 定 紛 争 解 決 機 関 ( 金 商 法 第 156 条 の 58 第 194 条 の7 第 3 項 ) (27) 取 引 情 報 蓄 積 機 関 等 ( 金 商 法 第 156 条 の 80 第 194 条 の7 第 3 項 ) (28) 投 資 信 託 委 託 会 社 等 ( 投 資 信 託 及 び 投 資 法 人 に 関 する 法 律 ( 以 下 投 信 法 という ) 第 22 条 第 1 項 第 225 条 第 3 項 ) (29) 投 資 法 人 の 設 立 企 画 人 等 ( 投 信 法 第 213 条 第 1 項 第 225 条 第 2 項 及 び 第 3 項 ) (30) 投 資 法 人 ( 投 信 法 第 213 条 第 2 項 第 225 条 第 3 項 ) (31) 投 資 法 人 の 資 産 保 管 会 社 等 ( 投 信 法 第 213 条 第 3 項 第 225 条 第 3 項 ) (32) 投 資 法 人 の 執 行 役 員 等 ( 投 信 法 第 213 条 第 4 項 第 225 条 第 3 項 ) (33) 特 定 譲 渡 人 ( 資 産 の 流 動 化 に 関 する 法 律 ( 以 下 SPC 法 という ) 第 209 条 第 2 項 において 準 用 する 第 217 条 第 1 項 第 290 条 第 2 項 第 1 号 及 び 第 3 項 ) (34) 特 定 目 的 会 社 (SPC 法 第 217 条 第 1 項 第 290 条 第 3 項 ) (35) 特 定 目 的 信 託 の 原 委 託 者 (SPC 法 第 286 条 第 1 項 において 準 用 する 第 209 条 第 2 項 において 準 用 する 第 217 条 第 1 項 第 290 条 第 2 項 第 2 号 及 び 第 3 項 ) (36) 振 替 機 関 ( 社 債 株 式 等 の 振 替 に 関 する 法 律 第 20 条 第 1 項 第 286 条 第 2 項 ) (37) その 他 上 記 (1)から(36)までに 掲 げる 法 律 の 規 定 により 証 券 検 査 の 対 象 とされている 者 なお 次 に 掲 げる 者 が 検 査 対 象 先 の 場 合 には 犯 罪 収 益 移 転 防 止 法 により 証 券 監 視 委 に 委 任 された 権 限 に 基 づく 検 査 を 同 時 に 実 施 するものとするの で 留 意 する イ. 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 法 令 により 規 制 対 象 とならない 業 者 を 除 く ) 特 例 業 務 届 出 者 ( 犯 罪 収 益 移 転 防 止 法 第 15 条 第 1 項 第 21 条 第 6 項 第 1 号 ) ロ. 登 録 金 融 機 関 ( 犯 罪 収 益 移 転 防 止 法 第 15 条 第 1 項 第 21 条 第 6 項 第 2 号 ) ハ. 証 券 金 融 会 社 振 替 機 関 口 座 管 理 機 関 ( 犯 罪 収 益 移 転 防 止 法 第 15 条 第 1 項 第 21 条 第 7 項 ) ( 注 ) ( ) 書 きは 検 査 権 限 及 び 証 券 監 視 委 への 委 任 規 定 Ⅳ 参 考 の1 及 び2 並 びに 別 紙 の 様 式 の 掲 載 は 省 略 186

59 2-3 取 引 調 査 に 関 する 基 本 指 針 Ⅰ. 基 本 的 考 え 方 1. 取 引 調 査 の 目 的 等 取 引 調 査 とは 金 融 商 品 取 引 法 ( 以 下 金 商 法 という )が 定 める 課 徴 金 制 度 に おいて 風 説 の 流 布 偽 計 や 相 場 操 縦 内 部 者 取 引 といった 不 公 正 取 引 について 金 商 法 第 177 条 の 権 限 に 基 づき 事 件 関 係 人 や 参 考 人 に 対 する 質 問 調 査 や 立 入 検 査 等 を 行 うものである 取 引 調 査 は 市 場 を 取 り 巻 く 状 況 の 変 化 に 対 応 した 機 動 性 戦 略 性 の 高 い 市 場 監 視 が 求 められる 中 不 公 正 取 引 の 可 能 性 がある 場 合 に 迅 速 効 率 的 に 実 施 することに より 違 反 行 為 を 抑 止 し もって 市 場 の 公 正 性 透 明 性 の 確 保 を 図 り 投 資 者 を 保 護 することを 目 的 とする 2. 取 引 調 査 に 携 わる 職 員 の 心 構 え 取 引 調 査 に 携 わる 職 員 ( 以 下 調 査 官 という )は 取 引 調 査 ( 以 下 調 査 と いう )の 目 的 を 意 識 しつつ 以 下 の 心 構 えを 持 って 業 務 を 遂 行 するものとする (1) 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 使 命 調 査 官 は 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 ( 以 下 証 券 監 視 委 という )が 市 場 の 公 正 性 透 明 性 を 確 保 し 投 資 者 を 保 護 することを 使 命 としていることを 常 に 自 覚 し 調 査 を 実 施 するように 努 めなければならない (2) 綱 紀 品 位 秘 密 の 保 持 調 査 官 は 国 民 の 信 用 信 頼 を 確 保 するため 常 に 綱 紀 品 位 の 保 持 に 努 め るとともに 業 務 の 遂 行 に 当 たって 知 り 得 た 秘 密 を 漏 らしてはならない (3) 適 正 な 手 続 の 遵 守 調 査 官 は 金 商 法 の 規 定 及 び 課 徴 金 制 度 の 趣 旨 を 十 分 に 理 解 した 上 で 私 企 業 又 は 個 人 に 対 して 法 令 上 の 権 限 を 行 使 する 立 場 にあることを 自 覚 し 常 に 適 正 な 手 続 に 基 づいてその 権 限 を 行 使 しなければならない (4) 効 率 的 効 果 的 な 調 査 による 事 案 の 解 明 調 査 官 は 常 に 穏 健 冷 静 な 態 度 を 保 ち 相 手 方 の 説 明 及 び 答 弁 を 慎 重 かつ 十 分 に 聴 取 するとともに 創 意 工 夫 を 通 じて 効 率 的 効 果 的 な 調 査 を 行 い 事 案 の 実 態 を 解 明 するように 努 めなければならない (5) 自 己 研 鑽 と 能 力 の 発 揮 調 査 官 は 金 融 証 券 に 係 る 法 令 諸 規 制 等 を 正 しく 理 解 し 新 たな 金 融 商 品 取 引 手 法 等 の 習 得 に 努 めるとともに 金 融 証 券 市 場 等 の 動 向 に 広 く 目 を 向 け 常 に 自 己 研 鑽 に 努 めなければならない また 全 ての 調 査 官 が 持 てる 能 力 を 最 大 限 発 揮 して 業 務 を 遂 行 するように 努 めなければならない 187

60 Ⅱ. 取 引 調 査 の 実 施 手 続 等 1. 調 査 の 実 施 金 商 法 第 173 条 第 174 条 第 174 条 の 2 第 174 条 の 3 第 175 条 又 は 第 175 条 の 2 に 定 められる 違 反 行 為 が 疑 われる 取 引 ( 以 下 事 案 という )について 事 実 を 解 明 するために 調 査 を 行 う 2. 調 査 対 象 者 等 に 対 する 立 入 検 査 又 は 質 問 調 査 の 実 施 立 入 検 査 又 は 質 問 調 査 を 行 うに 当 たっては 対 象 者 法 人 等 ( 以 下 対 象 先 とい う )に 配 慮 し 効 率 的 効 果 的 なものとするよう 努 めるものとする (1) 立 入 検 査 1 証 票 の 提 示 及 び 説 明 立 入 検 査 ( 以 下 検 査 という )を 行 うに 際 しては 調 査 官 は 証 票 を 携 帯 し 検 査 着 手 時 には 対 象 先 に 対 して 証 票 を 提 示 し 自 らが 証 券 監 視 委 の 職 員 であること を 伝 えるとともに 以 下 の 事 項 について 説 明 し 協 力 を 得 て 行 うものとする イ 検 査 の 権 限 ( 金 商 法 第 177 条 ) 及 び 目 的 ロ 検 査 の 事 実 及 び 内 容 にかかる 情 報 を 適 切 に 管 理 すること 2 留 意 事 項 等 検 査 を 行 うに 際 して 調 査 官 は 以 下 の 事 項 に 十 分 に 留 意 するものとする イ 検 査 の 権 限 は 金 商 法 第 177 条 を 根 拠 とし 検 査 は 対 象 とする 物 件 又 は 場 所 の 所 有 者 若 しくは 管 理 者 の 同 意 を 得 たうえで 行 うものとする ロ 対 象 先 の 資 料 等 を 閲 覧 するに 当 たっては 対 象 先 ( 対 象 先 が 法 人 等 の 団 体 であ る 場 合 は 当 該 資 料 等 の 管 理 者 等 )を 立 ち 会 わせるものとする ハ 対 象 先 の 状 況 等 を 踏 まえ 対 象 先 の 業 務 遂 行 等 への 支 障 が 最 小 限 となるよう 配 慮 するものとする なお 法 人 等 の 就 業 時 間 内 に 実 施 することを 原 則 とする ニ 閲 覧 や 提 出 を 求 める 資 料 等 は 予 め その 必 要 性 について 十 分 に 検 証 を 行 い 必 要 最 小 限 のものとする ホ 検 査 で 求 めた 資 料 等 の 個 人 情 報 や 機 密 性 等 に 配 慮 し 紛 失 置 き 忘 れ 第 三 者 が 閲 覧 可 能 な 状 況 にするといったことがないよう 留 意 するものとする 3 資 料 等 の 借 用 的 確 かつ 効 率 的 な 実 態 把 握 のために 必 要 な 場 合 調 査 官 は 物 件 の 所 有 者 又 は 管 理 者 の 同 意 を 得 たうえで 資 料 等 を 一 時 的 に 借 り 受 けるものとする その 際 には 借 用 書 を 交 付 し 借 り 受 けた 資 料 等 については 紛 失 毀 損 することがないよう 適 切 な 管 理 を 行 うとともに 早 期 の 返 却 に 努 めるものとする (2) 質 問 調 査 1 証 票 の 提 示 及 び 説 明 質 問 調 査 を 行 うに 際 しては 調 査 官 は 証 票 を 携 帯 し 質 問 調 査 着 手 時 には 対 象 188

61 者 に 対 して 証 票 を 提 示 し 自 らが 証 券 監 視 委 の 職 員 であることを 伝 えるとともに 以 下 の 事 項 について 説 明 し 協 力 を 得 て 行 うものとする イ 質 問 調 査 の 権 限 ( 金 商 法 第 177 条 ) 及 び 目 的 ロ 質 問 調 査 の 事 実 及 び 内 容 にかかる 情 報 を 適 切 に 管 理 すること 2 留 意 事 項 等 質 問 調 査 を 行 うに 際 して 調 査 官 は 以 下 の 事 項 に 十 分 に 留 意 するものとする イ 質 問 調 査 の 権 限 は 金 商 法 第 177 条 を 根 拠 とし 質 問 調 査 は 対 象 者 の 同 意 を 得 た うえで 行 うものとする ロ 法 令 違 反 が 疑 われる 事 項 については 対 象 者 に 対 して 十 分 な 説 明 を 求 め 対 象 者 の 意 見 又 は 主 張 についても 十 分 に 聴 取 するものとする ハ 質 問 調 査 で 知 り 得 た 内 容 については 秘 密 として 厳 守 する ニ 質 問 調 書 を 作 成 した 場 合 は 供 述 人 に 調 書 の 内 容 を 読 み 聞 かせ 又 は 閲 覧 させ て 誤 りがないかを 問 い 供 述 人 が 調 書 の 修 正 を 申 し 立 てたときは 必 要 な 修 正 を 加 え あらためて 供 述 人 に 内 容 の 確 認 を 求 めるものとする ホ 質 問 調 査 は 公 務 所 等 調 査 内 容 の 秘 密 が 保 たれる 場 所 において 行 うものとす る へ 対 象 先 の 状 況 等 を 踏 まえ 対 象 先 の 業 務 遂 行 等 への 支 障 が 最 小 限 となるよう 配 慮 する なお 法 人 等 の 就 業 時 間 内 に 実 施 することを 原 則 とする ト 質 問 調 査 が 長 時 間 となる 場 合 は 対 象 者 の 休 憩 時 間 を 適 切 に 確 保 するものとす る 3. 調 査 対 象 先 からの 申 入 れ 等 対 象 先 からの 調 査 に 関 する 申 入 れ 等 について 慎 重 な 取 扱 いが 必 要 であると 判 断 し た 場 合 には 主 任 証 券 調 査 官 等 は 速 やかに 統 括 調 査 官 又 は 証 券 調 査 指 導 官 にその 旨 を 報 告 し 指 示 を 受 けるものとする 4. 問 題 発 生 時 の 対 応 主 任 証 券 調 査 官 等 は 調 査 の 拒 否 妨 害 忌 避 その 他 重 大 な 事 故 等 により 調 査 の 実 施 が 困 難 な 状 況 になったときは 法 令 に 基 づく 調 査 であることをあらためて 説 明 するとともに 経 緯 及 び 事 実 関 係 を 詳 細 に 記 録 し 直 ちに 統 括 調 査 官 又 は 証 券 調 査 指 導 官 に 報 告 し 指 示 を 受 けるものとする 報 告 を 受 けた 統 括 調 査 官 又 は 証 券 調 査 指 導 官 は 速 やかに 取 引 調 査 課 長 に 報 告 し その 対 応 について 協 議 するものとする 5. 災 害 発 生 時 の 対 応 調 査 中 に 予 期 せぬ 災 害 が 発 生 し 対 象 者 又 は 調 査 官 の 生 命 身 体 に 危 害 が 及 ぶ 可 能 性 がある 場 合 には 調 査 官 は 調 査 を 中 断 し 直 ちに 取 引 調 査 課 長 又 は 統 括 調 査 官 にそ の 旨 を 報 告 し 指 示 を 受 けるとともに 対 象 者 及 び 自 らの 生 命 身 体 の 安 全 の 確 保 と 書 類 等 の 滅 失 情 報 漏 洩 の 防 止 に 努 めるものとする 189

62 Ⅲ. 勧 告 調 査 の 結 果 金 商 法 に 定 められる 違 反 行 為 が 認 められた 場 合 は 法 令 等 違 反 の 事 実 関 係 並 びに 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 して 課 徴 金 納 付 命 令 を 行 うことを 勧 告 する 旨 を 記 載 した 勧 告 書 ( 案 )を 作 成 し 証 券 監 視 委 に 付 議 するものとする 付 議 の 結 果 議 決 された 場 合 には 証 券 監 視 委 事 務 局 から 金 融 庁 に 対 して 勧 告 書 を 交 付 するも のとする Ⅳ. 公 表 勧 告 を 行 った 際 は 原 則 として 記 者 レクを 行 い 勧 告 事 案 の 概 要 を 公 表 する また 記 者 レク 後 の 同 日 に 証 券 監 視 委 ウェブサイトにおいても 勧 告 事 案 の 概 要 を 掲 載 公 表 を 行 う Ⅴ. 情 報 管 理 1. 情 報 管 理 上 の 留 意 点 調 査 官 は 調 査 で 得 られた 情 報 を 行 政 機 関 の 保 有 する 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 等 の 法 令 一 般 的 な 行 政 文 書 の 管 理 に 関 する 規 定 等 に 即 して 適 切 に 管 理 する そ の 際 特 に 以 下 の 点 に 配 慮 する イ 調 査 の 実 施 により 知 り 得 た 秘 密 を 漏 らしてはならない ロ 調 査 に 関 する 情 報 は 不 公 正 取 引 の 抑 止 及 び 投 資 者 の 保 護 という 目 的 以 外 には 使 用 してはならない(ただし 法 令 上 の 正 当 行 為 に 該 当 する 際 の 使 用 を 除 く ) ハ とりわけ 対 象 先 の 秘 密 事 項 及 びプライバシー 等 に 係 る 情 報 の 取 扱 いについて は 細 心 の 注 意 を 払 う 2. 主 任 文 書 管 理 者 等 による 実 態 把 握 等 主 任 文 書 管 理 者 等 及 び 主 任 証 券 調 査 官 等 は 調 査 官 が 上 記 の 点 を 含 め 適 切 に 情 報 を 管 理 しているかを 把 握 し 必 要 に 応 じて 適 切 な 措 置 を 講 ずる ( 注 ) 主 任 文 書 管 理 者 等 とは 金 融 庁 行 政 文 書 管 理 規 則 で 定 める 主 任 文 書 管 理 者 文 書 管 理 者 をいう Ⅵ. 関 係 課 との 連 携 市 場 監 視 機 能 の 維 持 強 化 のため 証 券 監 視 委 内 の 関 係 課 との 緊 密 な 連 携 と 情 報 共 有 に 努 める Ⅶ. 施 行 日 本 基 本 指 針 は 平 成 25 年 8 月 30 日 から 施 行 する ( 改 正 ) 本 基 本 指 針 は 平 成 26 年 4 月 1 日 から 適 用 する 190

63 2-4 開 示 検 査 に 関 する 基 本 指 針 Ⅰ 基 本 的 考 え 方 1. 開 示 検 査 の 基 本 的 考 え 方 金 融 商 品 取 引 法 ( 以 下 金 商 法 という )における 開 示 制 度 とは 有 価 証 券 の 発 行 流 通 市 場 において 投 資 者 が 十 分 に 投 資 判 断 を 行 うことができるよ うな 資 料 を 提 供 するため 有 価 証 券 届 出 書 をはじめとする 各 種 開 示 書 類 の 提 出 を 有 価 証 券 の 発 行 者 等 に 義 務 付 け これらを 公 衆 縦 覧 に 供 することにより 有 価 証 券 の 発 行 者 の 事 業 内 容 財 務 内 容 等 を 正 確 迅 速 かつ 公 平 に 開 示 し もっ て 証 券 市 場 の 機 能 の 十 全 な 発 揮 と 投 資 者 保 護 を 図 ろうとする 制 度 である 金 商 法 第 26 条 その 他 の 法 令 に 基 づき 実 施 する 開 示 検 査 等 に 携 わる 調 査 官 は このような 制 度 の 趣 旨 を 踏 まえ 1 正 確 な 企 業 情 報 が 迅 速 かつ 公 平 に 市 場 に 提 供 されるようにすること 2 開 示 規 制 の 違 反 行 為 を 適 切 に 抑 止 すること を 目 的 として 開 示 検 査 等 を 行 わなければならない 有 価 証 券 の 発 行 者 等 に 法 令 違 反 等 が 認 められる 場 合 には その 法 令 違 反 等 の 事 実 関 係 並 びに 課 徴 金 納 付 命 令 その 他 の 措 置 の 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 への 勧 告 について 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 ( 以 下 証 券 監 視 委 という )に 付 議 する こうした 活 動 を 通 じ て 証 券 監 視 委 の 使 命 である 市 場 の 公 正 性 透 明 性 の 確 保 と 投 資 者 保 護 の 実 現 に 資 するよう 努 めるものとする 2. 調 査 官 の 心 構 え 調 査 官 は 上 記 開 示 制 度 の 趣 旨 と 開 示 検 査 等 の 目 的 を 意 識 しつつ 以 下 の 心 構 えを 持 って 業 務 を 遂 行 するものとする (1) 綱 紀 品 位 秘 密 の 保 持 調 査 官 は 開 示 検 査 行 政 の 担 い 手 として 国 民 の 信 用 信 頼 を 確 保 するた め 常 に 綱 紀 品 位 の 保 持 に 努 めるとともに 業 務 の 遂 行 に 当 たって 知 り 得 た 秘 密 を 漏 らしてはならない (2) 適 正 な 手 続 の 遵 守 調 査 官 は 報 告 の 徴 取 及 び 検 査 等 において 金 商 法 の 規 定 及 び 課 徴 金 制 度 の 趣 旨 を 十 分 に 理 解 した 上 で 私 企 業 等 又 は 個 人 に 対 して 法 令 上 の 権 限 を 行 使 する 立 場 にあることを 自 覚 し 常 に 適 正 な 手 続 に 基 づいてその 権 限 を 行 使 しなければならない (3) 効 率 的 効 果 的 な 事 案 の 解 明 191

64 調 査 官 は 不 断 に 必 要 な 情 報 の 収 集 分 析 に 努 め また 検 査 対 象 先 と 接 する 際 には 常 に 穏 健 冷 静 な 態 度 を 保 ち 相 手 方 の 説 明 を 慎 重 に 聴 取 す るとともに 有 益 な 資 料 を 確 保 すること 等 効 率 的 効 果 的 に 事 案 の 実 態 を 解 明 するよう 努 めなければならない (4) 自 己 研 鑽 と 能 力 の 発 揮 調 査 官 は 金 融 証 券 会 計 等 に 係 る 法 令 諸 規 則 等 を 正 しく 理 解 する とともに 金 融 証 券 市 場 や 会 計 実 務 等 の 動 向 に 広 く 目 を 向 け 常 に 自 己 研 鑽 に 努 めなければならない また 全 ての 調 査 官 が 持 てる 能 力 を 最 大 限 発 揮 して 業 務 を 遂 行 するように 努 めなければならない Ⅱ 開 示 検 査 等 の 実 施 手 続 等 検 査 対 象 先 に 対 する 報 告 の 徴 取 及 び 検 査 等 は 法 令 に 定 められた 正 当 な 権 限 の 行 使 であるが 検 査 対 象 先 に 大 きな 負 担 等 をもたらすおそれがあり 検 査 対 象 先 の 理 解 と 協 力 があってはじめて 実 施 できるものである このため 手 続 の 透 明 性 及 び 検 査 対 象 先 の 予 見 可 能 性 を 高 め 調 査 に 当 たって 検 査 対 象 先 の 協 力 を 促 すことで より 円 滑 かつ 効 果 的 な 調 査 が 実 施 されることをねらいとして 以 下 に 開 示 検 査 等 の 実 施 に 際 して その 基 本 となる 上 場 企 業 に 対 する 標 準 的 な 実 施 手 続 等 を 示 す なお 本 基 本 指 針 で 定 める 実 施 手 続 等 は 機 械 的 画 一 的 な 運 用 に 陥 らない よう 配 慮 する 必 要 があるとともに 開 示 検 査 等 の 状 況 等 により 主 任 証 券 調 査 官 と 開 示 検 査 課 長 との 間 で 協 議 等 のうえ 機 動 的 な 対 応 を 行 うことを 妨 げない 1. 実 施 手 続 1-1. 情 報 収 集 分 析 調 査 官 は 有 価 証 券 の 発 行 者 が 提 出 した 各 種 開 示 書 類 関 係 政 府 機 関 等 が 把 握 した 情 報 一 般 投 資 家 等 から 証 券 監 視 委 に 寄 せられた 情 報 や 公 益 通 報 者 保 護 法 に 基 づく 公 益 通 報 を 通 じて 提 供 された 情 報 等 を 幅 広 く 収 集 するとと もに 平 素 から 蓄 積 し 培 ってきた 知 識 や 手 法 等 を 用 いて 様 々な 角 度 から 分 析 し 開 示 検 査 を 実 施 する 必 要 性 について 検 討 する ( 注 ) 有 価 証 券 の 発 行 者 より 過 年 度 決 算 の 訂 正 に 係 る 適 時 開 示 が 行 われた 場 合 や 開 示 書 類 の 訂 正 報 告 書 が 提 出 された 場 合 等 には 必 要 に 応 じて 当 該 発 行 者 に 対 してヒアリング 等 を 実 施 する 1-2. 開 示 検 査 (1) 報 告 又 は 資 料 の 徴 取 調 査 官 は 有 価 証 券 の 発 行 者 が 提 出 した 又 は 提 出 すべき 開 示 書 類 の 記 載 内 192

65 容 等 に 関 する 的 確 な 実 態 把 握 及 びその 適 切 性 の 検 証 を 行 う 観 点 から 当 該 発 行 者 その 他 参 考 人 等 の 検 査 対 象 先 に 対 して 報 告 又 は 資 料 を 徴 取 することが できる 資 料 等 を 求 めるに 当 たっては 検 査 遂 行 に 支 障 が 生 じない 限 り 原 則 とし て 検 査 対 象 先 の 既 存 資 料 等 を 活 用 することとし また 電 子 媒 体 による 受 渡 し 又 は 提 出 を 認 めるなど 検 査 対 象 先 の 事 務 負 担 に 留 意 する 検 査 対 象 先 の 担 当 者 等 が 合 理 的 な 理 由 なく 資 料 等 の 提 出 を 遅 延 している と 認 められる 等 の 場 合 は 主 任 証 券 調 査 官 は この 旨 を 検 査 対 象 先 の 役 員 そ の 他 の 責 任 者 に 告 げ 改 善 を 求 める (2) 立 入 検 査 調 査 官 は 有 価 証 券 の 発 行 者 が 提 出 した 又 は 提 出 すべき 開 示 書 類 の 記 載 内 容 等 に 関 する 的 確 な 実 態 把 握 及 びその 適 切 性 の 検 証 を 効 果 的 に 行 うため 開 示 検 査 課 長 の 承 認 を 得 て 当 該 発 行 者 その 他 参 考 人 等 の 検 査 対 象 先 に 対 して 立 入 検 査 を 行 うことができる 調 査 官 は 立 入 検 査 の 実 施 に 際 しては 次 の 点 に 留 意 し 特 に 慎 重 に 行 うも のとする 1 予 告 検 査 の 効 率 性 の 観 点 から 原 則 として 検 査 対 象 先 に 対 して 立 入 開 始 前 に 予 告 を 行 う ただし 実 効 性 のある 実 態 把 握 の 確 保 の 観 点 から 必 要 と 認 める 場 合 には 無 予 告 で 立 入 検 査 を 実 施 することができる 2 証 票 等 の 提 示 及 び 説 明 事 項 調 査 官 は 立 入 検 査 の 開 始 に 際 しては 検 査 対 象 先 の 役 員 その 他 の 責 任 者 に 対 して 証 票 及 び 法 令 の 規 定 に 基 づき 報 告 を 求 める 旨 の 書 面 を 提 示 す るとともに 原 則 として 以 下 の 事 項 について 説 明 を 行 うものとする イ. 検 査 の 権 限 目 的 及 び 主 な 検 証 範 囲 ロ. 検 査 への 協 力 依 頼 ハ. 検 査 関 係 情 報 の 適 切 な 情 報 管 理 を 行 うこと ニ. 必 要 な 提 出 資 料 の 提 示 ホ.その 他 必 要 な 事 項 3 現 物 検 査 調 査 官 は 検 査 対 象 先 の 役 職 員 が 現 に 業 務 を 行 っている 事 務 室 資 料 保 管 場 所 等 に 直 接 赴 き 原 資 料 等 を 適 宜 抽 出 閲 覧 する 必 要 があると 判 断 し た 場 合 には 次 の 点 に 留 意 の 上 現 物 検 査 を 行 うものとする イ. 検 査 対 象 先 の 責 任 者 等 1 名 以 上 を 立 ち 会 わせ 的 確 かつ 迅 速 に 行 うと ともに 書 類 の 紛 失 等 の 事 故 がないように 留 意 する 193

66 ロ. 検 査 対 象 先 の 役 職 員 から 私 物 である 旨 の 申 出 があった 場 合 であっても 的 確 な 実 態 把 握 のため 必 要 な 場 合 相 手 方 の 了 解 を 得 て 現 物 検 査 を 実 施 するよう 努 める 4 その 他 の 留 意 事 項 イ. 検 査 対 象 先 からの 申 出 による 立 入 検 査 への 第 三 者 立 会 いについては 検 査 の 円 滑 な 実 施 に 支 障 がないと 主 任 証 券 調 査 官 が 判 断 する 場 合 を 除 き これを 認 めない ロ. 調 査 官 は 的 確 かつ 効 率 的 な 実 態 把 握 のため 必 要 な 場 合 資 料 等 の 現 物 を 借 り 受 けるものとする その 際 借 用 書 を 交 付 するものとし 借 り 受 けた 資 料 等 については 適 切 な 管 理 を 行 うとともに 早 期 の 返 却 に 努 める (3) 証 拠 の 収 集 保 全 と 的 確 な 事 実 認 定 1 調 査 官 は 開 示 検 査 の 過 程 において 開 示 書 類 の 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 等 の 法 令 違 反 が 疑 われる 事 項 を 把 握 した 場 合 には 必 要 な 証 拠 の 収 集 保 全 を 行 った 上 で 検 査 対 象 先 にその 事 項 について 十 分 な 説 明 を 求 め その 意 見 又 は 主 張 を 十 分 聴 取 して 内 容 等 を 整 理 し 的 確 な 事 実 認 定 を 行 う なお 調 査 官 は 開 示 検 査 の 必 要 に 応 じ 検 査 対 象 先 の 監 査 人 ( 公 認 会 計 士 又 は 監 査 法 人 をいう 以 下 同 じ )の 意 見 等 を 聴 取 する 2 検 査 対 象 先 が 不 適 正 な 会 計 処 理 等 の 疑 義 について 検 査 対 象 先 と 利 害 関 係 のない 外 部 の 専 門 家 によって 構 成 される 委 員 会 ( 以 下 外 部 調 査 委 員 会 という )を 設 置 して 調 査 を 実 施 した 場 合 は その 調 査 資 料 や 調 査 結 果 等 を 開 示 検 査 の 事 実 認 定 において 判 断 材 料 とすることができる ただし 外 部 調 査 委 員 会 の 独 立 性 中 立 性 専 門 性 及 び 調 査 手 法 の 有 用 性 客 観 性 を 十 分 検 証 した 上 で 合 理 性 が 認 められた 場 合 に 限 る 3 法 令 違 反 が 疑 われる 事 項 がある 開 示 書 類 について 訂 正 報 告 書 等 が 提 出 されていない 場 合 は 訂 正 報 告 書 等 の 自 発 的 提 出 の 必 要 性 に 関 する 検 査 対 象 先 の 意 見 又 は 主 張 を 十 分 聴 取 する 訂 正 報 告 書 等 が 自 発 的 に 提 出 された 場 合 は 提 出 に 至 った 経 緯 や 訂 正 内 容 の 妥 当 性 等 を 検 証 する (4)その 他 の 留 意 事 項 1 証 票 の 携 帯 及 び 提 示 調 査 官 は その 身 分 を 示 す 証 票 を 携 帯 し 検 査 を 実 施 するに 当 たっては 検 査 対 象 先 に 提 示 しなければならない 2 検 査 対 象 先 の 業 務 等 への 配 慮 194

67 イ. 調 査 官 は 銀 行 等 金 融 機 関 監 査 人 情 報 提 供 者 検 査 対 象 先 の 取 引 先 等 の 参 考 人 や 公 務 所 等 に 対 して 報 告 又 は 資 料 の 徴 取 及 び 立 入 検 査 を 実 施 するに 当 たっては その 必 要 性 を 十 分 検 討 する ロ. 検 査 対 象 先 の 役 職 員 等 に 対 し 質 問 調 査 を 行 う 場 合 又 は 資 料 等 の 提 出 を 求 める 場 合 には 検 査 対 象 先 の 就 業 時 間 内 に 行 うことを 原 則 とする ハ. 調 査 官 は 開 示 検 査 による 的 確 かつ 効 率 的 な 実 態 把 握 や 検 査 対 象 先 の 担 当 者 等 の 事 務 負 担 の 軽 減 の 観 点 を 考 慮 し 資 料 等 の 提 出 範 囲 方 法 に ついて 適 時 適 切 な 見 直 しに 努 める 3 検 査 対 象 先 からの 申 入 れ 等 主 任 証 券 調 査 官 は 検 査 対 象 先 からの 立 入 検 査 等 に 関 する 申 入 れ 等 につ いて 慎 重 な 取 扱 いが 必 要 であると 判 断 した 場 合 には 速 やかに 統 括 調 査 官 又 は 総 括 証 券 調 査 官 にその 旨 を 報 告 し 指 示 を 受 けるものとする 4 問 題 発 生 時 の 対 応 主 任 証 券 調 査 官 は 報 告 若 しくは 資 料 の 不 提 出 虚 偽 の 報 告 若 しくは 資 料 の 提 出 検 査 拒 否 検 査 妨 害 又 は 検 査 忌 避 に 該 当 するおそれがある 行 為 が 見 出 された 場 合 には 相 手 方 の 説 得 に 努 めるとともに 事 実 関 係 を 詳 細 に 記 録 した 上 で 速 やかに 統 括 調 査 官 又 は 総 括 証 券 調 査 官 にその 旨 を 報 告 し 指 示 を 受 けるものとする 5 災 害 発 生 時 等 の 対 応 主 任 証 券 調 査 官 は 災 害 発 生 により 検 査 対 象 先 が 被 災 した 場 合 は 検 査 を 休 止 し 直 ちに 統 括 調 査 官 又 は 総 括 証 券 調 査 官 にその 旨 を 報 告 するととも に 検 査 対 象 先 の 職 員 等 の 生 命 身 体 の 安 全 の 確 保 に 配 慮 し 書 類 等 の 滅 失 情 報 漏 洩 の 防 止 に 努 めるものとする 6 開 示 検 査 の 中 止 主 任 証 券 調 査 官 は 災 害 システム 障 害 等 の 特 別 な 事 情 や 開 示 書 類 の 記 載 内 容 等 に 関 する 適 切 な 実 態 把 握 が 著 しく 困 難 なときその 他 の 検 査 の 継 続 が 困 難 になった 場 合 には 検 査 全 体 の 効 率 性 を 考 慮 して 開 示 検 査 を 中 止 することができる 1-3. 開 示 検 査 等 の 終 了 (1) 勧 告 開 示 検 査 等 の 結 果 開 示 書 類 の 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 等 の 法 令 違 反 が 認 められる 場 合 には 法 令 違 反 等 の 事 実 関 係 並 びに 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 して 課 徴 金 納 付 命 令 その 他 の 措 置 を 行 うことを 勧 告 する 旨 を 記 載 した 勧 告 書 ( 案 )を 作 成 し 証 券 監 視 委 に 付 議 するものとする 195

68 勧 告 書 ( 案 )が 証 券 監 視 委 において 議 決 された 場 合 は 証 券 監 視 委 事 務 局 から 金 融 庁 に 対 して 勧 告 書 を 交 付 するものとする (2) 検 査 終 了 通 知 書 の 交 付 開 示 書 類 の 提 出 者 に 対 して 報 告 の 徴 取 及 び 検 査 を 行 った 場 合 で 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 して 課 徴 金 納 付 命 令 等 の 勧 告 を 行 わない 場 合 は 証 券 監 視 委 の 議 決 後 速 やかに 証 券 監 視 委 名 において 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 検 査 終 了 通 知 書 を 交 付 するものとする ( 注 ) 開 示 検 査 を 中 止 した 場 合 は 検 査 終 了 通 知 書 の 交 付 を 行 わないもの とする (3) 検 査 結 果 の 公 表 証 券 監 視 委 の 事 務 運 営 の 透 明 性 を 確 保 し 公 正 な 事 務 執 行 を 図 るととも に 投 資 者 保 護 に 資 するため 開 示 検 査 等 の 結 果 証 券 監 視 委 が 課 徴 金 納 付 命 令 等 の 勧 告 を 行 った 事 案 については 検 査 終 了 後 証 券 監 視 委 のウェ ブサイト 上 等 で 勧 告 の 概 要 等 を 公 表 するものとする 2. 情 報 管 理 (1) 検 査 等 情 報 管 理 上 の 留 意 点 調 査 官 は 開 示 検 査 等 に 関 する 情 報 を 行 政 機 関 の 保 有 する 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 等 の 法 令 一 般 的 な 行 政 文 書 の 管 理 に 関 する 規 定 等 に 即 して 適 切 に 管 理 する その 際 特 に 以 下 の 点 に 配 慮 する イ. 開 示 検 査 等 の 実 施 により 知 った 秘 密 を 漏 らしてはならない ロ. 開 示 検 査 等 に 関 する 情 報 は 適 正 な 開 示 の 確 保 及 び 開 示 規 制 違 反 の 抑 止 という 目 的 以 外 には 使 用 してはならない(ただし 法 令 上 の 正 当 行 為 に 該 当 する 際 の 使 用 を 除 く ) ハ.とりわけ 検 査 対 象 先 の 秘 密 事 項 等 に 係 る 情 報 の 取 扱 いについては 細 心 の 注 意 を 払 う (2) 主 任 文 書 管 理 者 等 による 実 態 把 握 等 主 任 文 書 管 理 者 等 及 び 主 任 証 券 調 査 官 は 調 査 官 が 上 記 の 点 を 含 め 適 切 に 情 報 を 管 理 しているかを 把 握 し 必 要 に 応 じて 適 切 な 措 置 を 講 ずる ( 注 ) 主 任 文 書 管 理 者 等 とは 金 融 庁 行 政 文 書 管 理 規 則 で 定 める 主 任 文 書 管 理 者 文 書 管 理 者 をいう (3) 検 査 関 係 情 報 の 取 扱 い 主 任 証 券 調 査 官 は 立 入 検 査 着 手 時 に 検 査 対 象 先 の 責 任 者 に 対 して 検 査 関 係 情 報 ( 開 示 検 査 中 の 調 査 官 からの 質 問 指 摘 要 請 その 他 調 査 官 と 検 査 対 象 先 の 役 職 員 等 とのやりとりの 内 容 及 び 検 査 終 了 通 知 書 をいう 以 下 同 196

69 じ)には 開 示 検 査 の 端 緒 や 具 体 的 な 検 査 手 法 に 関 わる 情 報 開 示 検 査 の 過 程 で 第 三 者 から 入 手 した 保 秘 性 の 高 い 情 報 が 含 まれていることから 検 査 関 係 情 報 につき 適 切 な 情 報 管 理 を 行 わなければならない 旨 を 説 明 し この 旨 の 承 諾 を 得 るものとする 3. 関 係 部 局 等 との 連 携 (1) 金 融 庁 及 び 財 務 局 ( 福 岡 財 務 支 局 及 び 沖 縄 総 合 事 務 局 を 含 む )との 間 に おいて 有 価 証 券 の 発 行 者 による 適 切 な 開 示 を 確 保 する 観 点 から 適 切 な 連 携 を 図 るものとする (2) 公 認 会 計 士 監 査 審 査 会 事 務 局 との 間 において 公 認 会 計 士 監 査 審 査 会 証 券 監 視 委 のそれぞれの 独 立 性 を 尊 重 しつつ 適 切 な 連 携 を 図 るもの とする (3) 金 融 商 品 取 引 所 との 間 において 市 場 の 公 正 性 及 び 透 明 性 を 確 保 する 観 点 から 適 切 な 連 携 を 図 るものとする Ⅲ その 他 1. 金 商 法 上 の 関 連 規 定 金 商 法 第 27 条 の 22 第 1 項 に 基 づく 公 開 買 付 者 等 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 及 び 検 査 同 法 第 27 条 の 22 の 2 第 2 項 により 準 用 される 同 法 第 27 条 の 22 第 1 項 に 基 づく 公 開 買 付 者 等 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 及 び 検 査 同 条 第 2 項 に 基 づく 意 見 表 明 報 告 書 の 提 出 者 等 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 及 び 検 査 同 法 第 27 条 の 30 第 1 項 に 基 づく 大 量 保 有 報 告 書 の 提 出 者 等 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 及 び 検 査 同 条 第 2 項 に 基 づく 大 量 保 有 報 告 書 に 係 る 株 券 等 の 発 行 者 で ある 会 社 等 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 同 法 第 27 条 の 35 に 基 づく 特 定 情 報 の 提 供 者 等 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 及 び 検 査 同 法 第 177 条 に 基 づく 調 査 ( 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 24 年 法 律 第 86 号 )の 施 行 後 ) 並 びに 金 商 法 第 193 条 の 2 第 6 項 に 基 づく 監 査 人 に 対 する 報 告 資 料 の 徴 取 に 当 たっては 本 指 針 に 示 された 基 本 的 な 考 え 方 を 踏 まえつつ 事 案 の 実 態 に 即 し て 検 査 を 実 施 するものとする 2. 施 行 日 本 基 本 指 針 は 平 成 25 年 8 月 30 日 から 施 行 する 197

70 3 証 券 監 視 委 の 活 動 実 績 等 3-1 証 券 監 視 委 の 活 動 状 況 年 度 総 括 表 単 位 : 件 数 区 分 4~ 合 計 犯 則 事 件 の 告 発 勧 告 証 券 検 査 結 果 等 に 基 づく 勧 告 課 徴 金 納 付 命 令 に 関 する 勧 告 ( 不 公 正 取 引 ) 課 徴 金 納 付 命 令 に 関 する 勧 告 ( 開 示 書 類 の 虚 偽 記 載 等 ) 訂 正 報 告 書 等 の 提 出 命 令 に 関 す る 勧 告 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 等 に 対 する 検 査 結 果 等 の 公 表 無 登 録 業 者 無 届 募 集 等 に 対 する 裁 判 所 への 禁 止 命 令 等 の 申 立 て 建 議 証 券 検 査 金 融 商 品 取 引 業 者 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 者 投 資 運 用 業 者 投 資 助 言 代 理 業 者 登 録 金 融 機 関 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 金 融 商 品 仲 介 業 者 信 用 格 付 業 者 自 主 規 制 機 関 等 投 資 法 人 その 他 2, ,461 2, ,888 1, , 取 引 審 査 9, ,043 1,084 13,719 ( 注 ) 1. 証 券 検 査 の 計 数 は 着 手 ベースの 実 施 件 数 である 2. 上 記 の 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 旧 国 内 証 券 会 社 )に 対 する 検 査 のほか 財 務 局 等 において 委 員 会 担 当 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 旧 国 内 証 券 会 社 )の 支 店 単 独 検 査 を 実 施 している 3.18 年 度 以 前 は 投 資 運 用 業 者 は 旧 投 資 信 託 委 託 業 者 投 資 助 言 代 理 業 者 は 旧 投 資 顧 問 業 者 である 4.24 年 度 及 び26 年 度 における 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 等 に 対 する 検 査 結 果 等 の 公 表 件 数 には 金 融 商 品 取 引 法 第 187 条 に 基 づく 調 査 結 果 の 公 表 がそれぞれ1 件 含 まれている 198

71 3-2 市 場 分 析 審 査 実 施 状 況 1 取 引 審 査 実 施 状 況 ( 単 位 : 件 ) 区 分 年 度 価 格 形 成 に 関 するもの 内 部 者 取 引 に 関 するもの そ の 他 合 計 ,043 1,084 ( 証 券 監 視 委 ) ( 財 務 局 等 ) ( 注 ) 会 計 年 度 ベース 4 月 ~ 翌 年 3 月 199

72 ( 件 ) 8,000 7,500 7,000 6, 情 報 の 受 付 状 況 財 務 局 等 から 回 付 来 訪 文 書 電 話 イ ン タ ー ネ ッ ト 6,000 5,500 5,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 区 分 年 度 合 計 7,118 6,927 6,179 6,362 6,401 5,688 うち 年 金 運 用 ホットライン イ ン タ ー ネ ッ ト 4,293 4,040 3,543 3,881 4,316 3,733 電 話 1,917 2,219 2,033 1,883 1,518 1,375 文 書 来 訪 財 務 局 等 から 回 付 ( 注 ) 年 金 運 用 ホットラインは 平 成 24 年 4 月 に 運 用 開 始 200

73 3-2-3 情 報 の 内 容 別 受 付 状 況 区 分 年 度 ( 単 位 : 件 ) A. 個 別 銘 柄 a. 取 引 規 制 1. 風 説 の 流 布 偽 計 相 場 操 縦 2,753 2,468 1,995 2,297 2,735 2, インサイダー 取 引 その 他 b. 開 示 1. 大 量 保 有 報 告 書 の 虚 偽 記 載 大 量 保 有 報 告 書 の 未 提 出 その 他 ( 小 計 ) 3,889 3,640 3,227 3,751 4,040 3,904 B. 発 行 体 a. 法 定 開 示 1. 無 届 募 集 ファイナンス 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 有 価 証 券 報 告 書 等 の 未 提 出 内 部 統 制 報 告 無 届 公 開 買 付 その 他 b. 協 会 取 引 所 ルール 1. 適 時 開 示 その 他 c.その 他 1. ガバナンス 等 その 他 ( 小 計 ) C. 金 融 商 品 取 引 業 者 等 a. 禁 止 行 為 等 1. 断 定 的 判 断 を 提 供 した 勧 誘 無 断 売 買 損 失 保 証 補 てん 虚 偽 告 知 無 登 録 での 募 集 私 募 の 取 扱 い その 他 法 令 違 反 b. 業 務 の 運 営 状 況 1. 顧 客 の 知 識 等 に 照 らした 不 当 な 勧 誘 システム 関 連 投 資 運 用 関 連 その 他 営 業 姿 勢 に 関 するもの c. 経 理 1. 法 定 帳 簿 に 関 する 不 正 財 務 の 健 全 性 リスク 管 理 d. 協 会 取 引 所 ルール 1. 自 主 ルール 違 反 e.その 他 0. その 他 ( 小 計 ) 1,349 1, D.その 他 a. 意 見 要 望 等 1. 委 員 会 に 対 する 意 見 等 証 券 行 政 政 策 に 対 する 意 見 等 b.その 他 1. 無 登 録 業 者 未 公 開 株 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 等 その 他 ( 小 計 ) 1,045 1,548 1,634 1,385 1, 合 計 7,118 6,927 6,179 6,362 6,401 5,688 ( 注 ) 情 報 区 分 Ca4 Ca5 Cb3 は 平 成 26 年 4 月 に 新 設 した 区 分 201

74 3-3 証 券 検 査 実 施 状 況 1 検 査 実 施 状 況 一 覧 表 ( 単 位 : 件 数 ) 区 分 22 年 4 月 23 年 4 月 24 年 4 月 25 年 4 月 26 年 4 月 ~23 年 3 月 ~24 年 3 月 ~25 年 3 月 ~26 年 3 月 ~27 年 3 月 合 計 ( 証 券 監 視 委 ) (35) (38) (48) (48) (54) ( 財 務 局 長 等 ) (151) (164) (166) (223) (212) 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (26) (23) (34) (33) (32) ( 財 務 局 長 等 ) (122) (125) (119) (189) (174) 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (17) (17) (11) (16) (12) ( 財 務 局 長 等 ) (74) (68) (46) (53) (65) 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (0) (0) (1) (9) (8) ( 財 務 局 長 等 ) (6) (14) (19) (99) (64) 投 資 助 言 代 理 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (0) (0) (2) (2) (1) ( 財 務 局 長 等 ) (36) (40) (38) (27) (41) 投 資 運 用 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (9) (6) (20) (6) (11) ( 財 務 局 長 等 ) (6) (3) (16) (10) (4) 登 録 金 融 機 関 ( 証 券 監 視 委 ) (2) (4) (0) (1) (0) ( 財 務 局 長 等 ) (26) (28) (28) (8) (1) 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ( 証 券 監 視 委 ) (0) (4) (10) (5) (12) ( 財 務 局 長 等 ) (2) (2) (11) (18) (19) 金 融 商 品 仲 介 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (0) (0) (1) (0) (0) ( 財 務 局 長 等 ) (1) (9) (8) (8) (18) 信 用 格 付 業 者 ( 証 券 監 視 委 ) (0) (4) (3) (0) (2) ( 財 務 局 長 等 ) (0) (0) (0) (0) (0) 自 主 規 制 機 関 等 ( 証 券 監 視 委 ) (1) (0) (0) (3) (3) ( 財 務 局 長 等 ) (0) (0) (0) (0) (0) 投 資 法 人 ( 証 券 監 視 委 ) (6) (2) (0) (3) (2) ( 財 務 局 長 等 ) (0) (0) (0) (0) (0) そ の 他 ( 証 券 監 視 委 ) (0) (1) (0) (3) (3) ( 財 務 局 長 等 ) (0) (0) (0) (0) (0) 202

75 検 査 対 象 当 たりの 平 均 延 べ 検 査 投 入 人 員 区 分 ( 単 位 : 人 日 ) 22 年 4 月 23 年 4 月 24 年 4 月 25 年 4 月 26 年 4 月 ~23 年 3 月 ~24 年 3 月 ~25 年 3 月 ~26 年 3 月 ~27 年 3 月 金 融 商 品 取 引 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 者 投 資 助 言 代 理 業 者 業 者 投 資 運 用 業 者 登 録 金 融 機 関 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 金 融 商 品 仲 介 業 者 信 用 格 付 業 者 自 主 規 制 機 関 等 そ の 他 ( 注 ) 検 査 年 度 中 に 検 査 に 着 手 し 終 了 したものについて 臨 店 期 間 分 を 算 出 したものである 203

76 3-3-3 検 査 結 果 の 状 況 ⑴ 検 査 終 了 件 数 ( 単 位 : 件 数 ) 区 分 22 年 4 月 23 年 4 月 24 年 4 月 25 年 4 月 26 年 4 月 ~23 年 3 月 ~24 年 3 月 ~25 年 3 月 ~26 年 3 月 ~27 年 3 月 検 査 終 了 件 数 金 融 商 品 取 引 業 者 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 者 投 資 助 言 代 理 業 者 投 資 運 用 業 者 登 録 金 融 機 関 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 金 融 商 品 仲 介 業 者 信 用 格 付 業 者 自 主 規 制 機 関 等 投 資 法 人 そ の 他 ⑵ 問 題 点 が 認 められた 業 者 等 の 数 区 分 22 年 4 月 ~23 年 3 月 23 年 4 月 ~24 年 3 月 24 年 4 月 ~25 年 3 月 25 年 4 月 ~26 年 3 月 26 年 4 月 ~27 年 3 月 問 題 点 が 認 められた 業 者 等 の 数 不 公 正 取 引 に 関 するもの 投 資 者 保 護 に 関 するもの 財 産 経 理 等 に 関 するもの その 他 業 務 運 営 に 関 するもの ( 注 1) 問 題 点 が 認 められた 業 者 等 の 数 とは 検 査 終 了 通 知 書 において 問 題 点 を 指 摘 した 会 社 等 の 数 をいう ( 注 2) 不 公 正 取 引 に 関 するもの 投 資 者 保 護 に 関 するもの 財 産 経 理 等 に 関 するもの 及 び その 他 業 務 運 営 に 関 するもの は 各 項 目 で 問 題 点 が 認 められた 業 者 等 の 数 をいう したがって 各 項 目 で 重 複 する 会 社 等 があるため 各 項 目 の 合 計 と 問 題 点 が 認 められた 業 者 等 の 数 の 数 値 とは 一 致 しない 204

77 3-3-4 オンサイト オフサイト 一 体 でのモニタリングの 実 施 状 況 担 当 区 分 被 検 査 法 人 委 員 会 金 商 業 者 ( 一 種 業 ) その 他 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ) モニタリング 開 始 日 モニタリング 終 了 日 野 村 證 券 H 野 村 ファイナンシャル プロダクツ サービシズ H 大 和 証 券 H 野 村 ホ ー ル デ ィ ン グ ス H 大 和 証 券 グ ル ー プ 本 社 H ( 注 ) オンサイト オフサイト 一 体 でのモニタリングとは 大 規 模 証 券 会 社 グループ 等 について フォワードル ッキングな 観 点 から 内 部 管 理 態 勢 等 の 適 切 性 や 経 営 管 理 態 勢 リスク 管 理 態 勢 の 適 切 性 に 重 点 を 置 いた 検 証 を 行 うものをいう なお モニタリング 開 始 日 とは オンサイト オフサイト 一 体 でのモニタリングを 開 始 した 日 をいう また モニタリング 終 了 日 とは 検 査 結 果 通 知 等 により モニタリングを 終 了 することとした 日 をいう 205

78 3-3-5 平 成 26 年 度 に 検 査 が 終 了 した 法 人 等 一 覧 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 検 査 終 了 通 知 日 委 員 会 金 商 業 者 一 種 業 1 ばんせい 証 券 H H H シティグループ 証 券 H H H SMBC 日 興 証 券 H H H 大 和 証 券 H H H マネックス 証 券 H H H みずほ 証 券 H H H UBS 証 券 H H H 岡 三 オンライン 証 券 H H H 野 村 證 券 H H H 野 村 ファイナンシャル プロダクツ サービシズ H H H 松 井 証 券 H H H 三 菱 UFJモルガン スタンレー 証 券 H H H モルガン スタンレーMUFG 証 券 H H H バークレイズ 証 券 H H H ニューエッジ ジャパン 証 券 H H H ナティクシス 日 本 証 券 H H H メリルリンチ 日 本 証 券 H H H 二 種 業 1 アドベンチャー アンリミテッド H H H レガリア フィナンシャル H H H エクスチェンジコーポレーション H H H おひさまエネルギーファンド H H H CAIJ H H H ヴァンネット H H H ジースリー H H H maneoマーケット H H H クラム インベストメント H H H ファンドクリエーション H H H 匠 投 信 投 資 顧 問 H H H ザイマックス H H H 助 言 1 コンサルティング アルファ H H H FCパートナーズ H H H 運 用 1 ばんせい 投 信 投 資 顧 問 H H H 平 和 不 動 産 アセットマネジメント H H H 三 菱 UFJ 投 信 H H H 損 保 ジャパン 日 本 興 亜 アセットマネジメント H H H 新 光 投 信 H H H ファンドクリエーション アール エム H H H 三 井 住 友 トラスト アセットマネジメント H H H ピムコジャパンリミテッド H H H ザイマックス 不 動 産 投 資 顧 問 H H H 投 資 法 人 1 平 和 不 動 産 リート 投 資 法 人 H H H 特 例 業 務 届 出 者 1 アジア 投 資 H H H アール オー イー H H H クエストキャピタルマネージメント H H H ウィンヴォル H H H ウィンヴォル ステーション H H H ウィンヴォル ドリーム H H H ウィンヴォル ファルコン H H H 日 本 ヴェリタス H H H 備 考 206

79 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 検 査 終 了 通 知 日 備 考 そ の 他 1 大 和 証 券 グループ 本 社 H H H 野 村 ホールディングス H H H 三 菱 UFJ 証 券 ホールディングス H H H ( 注 1) 区 分 欄 の 運 用 は 投 資 運 用 業 者 特 例 業 務 届 出 者 は 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 である ( 注 2) 斜 字 体 数 字 は 平 成 25 年 度 に 検 査 着 手 をした 法 人 である ( 注 3) 備 考 欄 の は 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 する 勧 告 を 行 ったものである なお 勧 告 の 公 表 を 控 える 場 合 がある ( 注 4) 備 考 欄 の は 検 査 の 結 果 問 題 が 認 められ その 結 果 について 公 表 を 行 い さらに 金 融 庁 ( 財 務 局 )が 警 告 書 の 発 出 を 行 ったものである 207

80 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 関 東 金 商 業 者 検 査 終 了 通 知 日 一 種 業 1 セントレード 証 券 H H H DMM.com 証 券 H H H 臼 木 証 券 H H H GMOクリック 証 券 H H H 日 産 センチュリー 証 券 H H H アイネット 証 券 H H H みらい 證 券 H H H 岡 三 にいがた 証 券 ( 旧 丸 福 証 券 ) H H H アルパリジャパン H H H FXトレード フィナンシャル H H H MCPアセット マネジメント 証 券 H H H むさし 証 券 H H H トレイダーズ 証 券 H H H アーツ 証 券 H H H エイチ エス 証 券 H H H キャピタル パートナーズ 証 券 H H H JPアセット 証 券 H H H 武 甲 証 券 H H H GAM 証 券 投 資 顧 問 H H H 丸 國 証 券 H H H レクセム 証 券 H H H AMPキャピタル インベスターズ H H H 富 岡 証 券 H H H FXコーポレーション H H H 中 原 証 券 H H H アヴァトレード ジャパン H H H 水 戸 証 券 H H H 丸 三 証 券 H H H 藍 澤 證 券 H H H 新 潟 証 券 H H H 國 府 証 券 H H H ストームハーバー 証 券 H H H フォレックスクラウン H H H ひまわり 証 券 H H H あい 証 券 H H H IS 証 券 H H H エスピーシー 証 券 H H H ワンアジア 証 券 H H H 山 和 証 券 H H H マネーパートナーズ H H H IG 証 券 H H H ジャパンオルタナティブ 証 券 H H H イタウ アジア セキュリティーズ リミテッド H H H オリックス ホールセール 証 券 H H H バンクオブニューヨークメロン 証 券 H H H KOYO 証 券 H H H FXCMジャパン 証 券 H H H 二 種 業 1 インテレス キャピタル マネージメント H H H FIPパートナーズ H H H グローバルネクストアソシエイト( 旧 グローバルネクスト) H H H インフィニット H H H フォーカスキャピタルマネジメント H H H FORTIA H H H 生 活 サポート 基 金 H H H ASAアセットマネジメント H H H 三 井 住 友 ファイナンス&リース H H H 岡 藤 商 事 H H H 東 京 センチュリーリース H H H 日 本 エンジェルズ インベストメント H H H リアルキャピタルマネジメント H H H 備 考

81 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 検 査 終 了 通 知 日 備 考 14 日 生 不 動 産 販 売 H H H デイズ トラスティ H H H リコークリエイティブサービス H H H 中 央 物 流 H H H 湾 岸 企 業 投 資 H H H 三 菱 UFJリース H H H LBI H H H NEXT TRUST H H H ソーシャルインパクト リサーチ H H H ゼック H H H Promoters H H H スマートエナジー H H H プロトラスト H H H JA 三 井 リース H H H NTTファイナンス H H H 社 楽 パートナーズ H H H ウィルシーズ H H H ユニゾン キャピタル H H H プルスウルトラインベストメント H H H ビーフラット H H H 日 本 産 業 復 興 基 金 H H H 日 本 プレミアム H H H JSKパートナーズ H H H 千 代 田 中 央 コンサルティング H H H 百 楽 リアルパートナー H H H グローバル 投 資 顧 問 H H H 日 本 管 理 センター H H H 助 言 1 トラフィック H H H ライフスタイルインベストメント H H H チャートマスター H H H 日 本 インベストメント リサーチ H H H ヴィエナキャピタル ジャパン H H H AMオンライン H H H アキュラシー インベストメント H H H 谷 口 郁 夫 ( 谷 口 パートナーズ 国 際 会 計 税 務 事 務 所 ) H H H マーケットバンク H H H みんかブルトレードパートナーズ H H H ワカバヤシエフエックスアソシエイツ H H H シグマベイスキャピタル H H H フラトン ファンド マネジメント ジャパン H H H ファーストスタンダード 投 資 顧 問 H H H ダイヤモンド フィナンシャル リサーチ H H H WIN-INVEST JAPAN H H H イタウ ジャパン アセットマネジメント H H H 新 日 本 情 報 システム H H H 池 田 俊 彦 H H H 運 用 1 KW Investment H H H 日 本 グローバル インベストメント H H H 特 例 業 務 届 出 者 1 インテレスCX H H H アルファ メディア H H H ジー クエスト H H H ORTIZ H H H Black Clover H H H ティーイーアイ H H H ゴールデンゲート H H H

82 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 検 査 終 了 通 知 日 備 考 1 ロキ コンサルティング H H H クリーンコントロールベトナム H H H エークシト H H H マーケットバンクアセットマネージメント H H H KSG RESOURCE H H H ドアウェイブ H H H NGIS1 H H H 仲 介 1 ソーシャルトレード H H H 近 畿 金 商 業 者 一 種 業 仲 介 北 海 道 金 商 業 者 東 北 金 商 業 者 仲 介 東 海 金 商 業 者 1 岡 安 証 券 H H H 西 村 証 券 H H H 西 脇 証 券 H H H 光 証 券 H H H エース 証 券 H H H 二 種 業 1 プロテクノス H H H フルハウスサポート H H H MID 都 市 開 発 H H H フォーサイトビジネスジャパン H H H エイ アイ シー 債 権 回 収 H H H コーニッシュ H H H 富 士 商 行 H H H Okatos Hero Real Estate H H H 平 成 コーポレーション H H H 助 言 1 シックス インベストメント H H H アイ 波 動 経 済 研 究 所 H H H アチーゴ H H H ザ タイミング 株 式 投 資 学 研 究 所 H H H アセットアライブ H H H ランドスカイ H H H トリロジー H H H Havana H H H 運 用 1 パナソニックペンションファンドマネジメント H H H 特 例 業 務 届 出 者 2 グローバルリンクアドバイザーズ H H H 渡 邉 和 彦 H H H UAG H H * 1 財 コンサルティング H H H 二 種 業 1 コンストラクションマネジメントサービス H H H T sフロンティア H H H スミセキ コンテック H H H 三 光 不 動 産 H H H 助 言 1 プラスアルファ H H H 一 種 業 1 荘 内 証 券 H H H 二 種 業 1 カナヤマコーポレーション H H H 共 和 ホーム H H H アート 不 動 産 H H H 中 央 住 宅 産 業 H H H サラリサーチ H H H オフィスメディア H H H ワンアイド キャピタル アドバイザーズ H H H エフピーライン H H H 一 種 業 1 安 藤 証 券 H H H 寿 証 券 H H H 大 万 証 券 H H H 田 原 証 券 H H H 二 種 業 1 ミソノサービス H H H プロパティパートナーズ H H H

83 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 検 査 終 了 通 知 日 備 考 1 荘 苑 H H H リアルエステートジャパン H H H 川 口 事 務 所 H H H 助 言 1 今 福 博 文 (デイボード 株 式 投 資 顧 問 ) H H H 今 村 勝 ( 大 伸 経 済 研 究 社 ) H H H Gコーポレーション H H H プレコオンライン H H H 東 山 総 研 H H H 北 陸 金 商 業 者 一 種 業 1 坂 本 北 陸 証 券 H H H 竹 松 証 券 H H H 石 動 証 券 H H H 助 言 1 國 澤 晃 (ラディッシュ リサーチ) H H H 仲 介 1 エフピーサポート 研 究 所 H H H Fan H H H インプルーブ H H H アセット&ライフクリニック H H H 中 国 金 商 業 者 一 種 業 1 ワイエム 証 券 H H H 中 銀 証 券 H H H ウツミ 屋 証 券 H H H 二 種 業 1 ほくしん H H H ライフメントホーム H H H 積 和 不 動 産 中 国 H H H ケイアイホールディングス H H H ラポールエステート H H H ひろしま 信 愛 不 動 産 H H H リビングハウス H H H アイディオー H H H 助 言 1 フィデリア H H H 仲 介 1 Jade H H H ココ DE プランニング H H H 登 金 1 もみじ 銀 行 H H H 四 国 金 商 業 者 一 種 業 1 香 川 証 券 H H H 三 豊 証 券 H H H 愛 媛 証 券 H H H いよぎん 証 券 H H H 阿 波 証 券 H H H 仲 介 1 塚 本 イズムジャパン H H H TFIB H H H サイラタウン H H H 西 田 幸 世 H H H 九 州 金 商 業 者 二 種 業 1 Lion Force International H H H 明 和 不 動 産 H H H 助 言 1 明 和 アセットマネジメント H H H 仲 介 1 プログレス H H H フィナンシャル 情 報 館 H H H 福 岡 金 商 業 者 一 種 業 1 飯 塚 中 川 証 券 H H H 二 種 業 1 福 岡 キャピタルパートナーズ H H H 三 和 エステート H H H 西 日 本 不 動 産 開 発 H H H 大 央 H H H 不 動 産 パートナー H H H 地 域 開 発 プランニング H H H リアンホールディングス H H H

84 担 当 区 分 被 検 査 法 人 検 査 着 手 日 臨 店 終 了 日 検 査 終 了 通 知 日 備 考 運 用 1 アヴァルセック H H H 仲 介 1 Bicman Asia H H H ( 注 1) 区 分 欄 の 助 言 は 投 資 助 言 代 理 業 者 運 用 は 投 資 運 用 業 者 登 金 は 登 録 金 融 機 関 仲 介 は 金 融 商 品 仲 介 業 者 特 例 業 務 届 出 者 は 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 である ( 注 2) 斜 字 体 数 字 は 平 成 24 年 度 及 び 同 25 年 度 に 検 査 着 手 をした 法 人 等 である ( 注 3) 備 考 欄 の は 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 する 勧 告 を 行 ったものである なお 勧 告 の 公 表 を 控 える 場 合 がある ( 注 4) 備 考 欄 の は 検 査 の 結 果 問 題 が 認 められ その 結 果 について 公 表 を 行 い さらに 金 融 庁 ( 財 務 局 ) が 警 告 書 の 発 出 を 行 ったものである ( 注 5) 備 考 欄 の は 登 録 申 請 書 等 に 記 載 されたとおりの 業 務 運 営 体 制 が 構 築 されているかを 把 握 するための 検 査 ( 登 録 事 項 検 査 )を 行 ったものである ( 注 6) 備 考 欄 の*は 金 商 法 第 187 条 に 基 づく 調 査 を 実 施 し 同 法 第 192 条 に 基 づき 裁 判 所 へ 金 商 法 違 反 行 為 の 禁 止 命 令 等 の 申 立 てを 行 ったものである なお 検 査 については 裁 判 所 から 命 令 の 発 令 があったことを 踏 まえ 中 止 した 212

85 3-4 勧 告 等 実 施 状 況 1 勧 告 実 施 件 数 一 覧 表 区 分 勧 告 件 数 年 度 行 政 処 分 に 関 する 勧 告 証 券 検 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 証 券 監 視 委 の 行 った 検 査 等 にかかるもの 財 務 局 長 等 の 行 った 検 査 等 にかかるもの 取 引 調 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 国 際 取 引 等 調 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 犯 則 事 件 の 調 査 に 基 づく 勧 告 課 徴 金 納 付 命 令 に 関 する 勧 告 取 引 調 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 国 際 取 引 等 調 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 開 示 検 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 訂 正 報 告 書 等 の 提 出 命 令 に 関 する 勧 告 ( 注 )25 26 年 度 の 行 政 処 分 に 関 する 勧 告 には 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 等 が 実 施 した 検 査 調 査 に 基 づくも のを 一 つの 勧 告 として 行 っていたものがあり これについては 内 訳 として 証 券 監 視 委 及 び 財 務 局 にそれぞれ 計 上 したため 合 計 数 と 一 致 しない 213

86 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 行 政 処 分 等 に 係 る 勧 告 実 績 ~ 平 成 24 年 度 ~ 担 当 被 検 査 法 人 勧 告 日 1 委 員 会 SMBC 日 興 証 券 H 関 東 FXCMジャパン 証 券 H 東 海 大 万 証 券 H 委 員 会 ジャパン アドバイザリー H ( 国 際 取 引 等 調 査 ) 5 委 員 会 野 村 證 券 H 委 員 会 アイティーエム 証 券 H ( 犯 則 事 件 の 調 査 ) 7 委 員 会 ユナイテッド 投 信 投 資 顧 問 H 勧 告 の 原 因 となった 法 令 違 反 行 為 等 法 人 関 係 情 報 に 関 する 管 理 について 不 公 正 取 引 の 防 止 を 図 るために 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 じていない 業 務 運 営 状 況 及 び 法 令 違 反 行 為 を 含 む 不 適 切 な 勧 誘 行 為 業 務 運 営 に 関 し 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 顧 客 に 必 要 証 拠 金 の 不 足 額 を 預 託 させることなく FX 取 引 に 係 る 契 約 を 継 続 する 行 為 報 告 徴 取 命 令 に 対 する 事 実 と 異 なる 報 告 損 失 の 補 てん 及 び 利 益 の 追 加 のために 財 産 上 の 利 益 を 提 供 する 行 為 等 内 部 者 取 引 規 制 に 違 反 した 行 為 無 登 録 で 投 資 運 用 業 を 営 んだ 行 為 法 人 関 係 情 報 に 係 る 不 公 正 な 取 引 の 防 止 を 図 るために 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 じていないと 認 められる 状 況 公 募 増 資 案 件 に 係 る 法 人 関 係 情 報 に 関 する 管 理 について 不 公 正 取 引 の 防 止 を 図 るために 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 じていない 業 務 運 営 状 況 有 価 証 券 の 売 買 その 他 の 取 引 等 につき 法 人 関 係 情 報 を 顧 客 に 提 供 して 勧 誘 する 行 為 及 びその 他 不 適 切 な 業 務 運 営 状 況 投 資 一 任 契 約 に 係 る 善 管 注 意 義 務 違 反 役 職 員 による 投 資 一 任 契 約 の 締 結 に 係 る 偽 計 への 関 与 投 資 一 任 契 約 に 係 る 善 管 注 意 義 務 違 反 8 委 員 会 スタッツインベストメントマネ ジメント 9 関 東 サンハーベスト H 関 東 新 日 本 経 済 投 資 顧 問 H 東 海 ユーレカプロジェクト H H 投 資 一 任 契 約 に 係 る 善 管 注 意 義 務 違 反 海 外 事 業 に 出 資 する 集 団 投 資 スキーム(ファンド)の 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 自 己 の 名 義 をもって 他 人 ( 新 日 本 経 済 投 資 顧 問 )にファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 わ せている 状 況 ファンドに 関 し 著 しく 不 当 な 行 為 を 行 っている 状 況 無 登 録 で 集 団 投 資 スキーム(ファンド) 持 分 に 係 る 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 著 しく 不 当 な 勧 誘 を 行 っている 状 況 業 務 の 運 営 の 状 況 に 関 し 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 のある 広 告 をする 行 為 12 関 東 イニシア スター 証 券 H 顧 客 区 分 管 理 必 要 額 を 運 転 資 金 等 に 流 用 しているなど 公 益 及 び 投 資 者 保 護 上 著 しく 不 当 な 行 為 が 認 められる 状 況 13 委 員 会 ビバーチェ キャピタル マネ ジメント H 顧 客 勧 誘 資 料 に 虚 偽 の 表 示 をする 行 為 等 14 委 員 会 新 生 インベストメント マネジ メント H 投 資 一 任 業 務 にかかる 善 管 注 意 義 務 違 反 15 委 員 会 スタンダード&プアーズ レーティング ジャパン H 付 与 した 信 用 格 付 に 係 る 検 証 及 び 更 新 を 適 切 かつ 継 続 的 に 実 施 するための 措 置 が 適 切 に 講 じられておらず 業 務 管 理 体 制 の 整 備 が 不 十 分 な 状 況 業 務 の 運 営 の 状 況 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 16 近 畿 企 業 設 計 H 無 登 録 で 外 国 集 団 投 資 スキーム 持 分 に 係 る 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 17 北 海 道 FPLアセットマネジメント H 無 登 録 で 投 資 信 託 に 係 る 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 18 東 海 Forex&Mineral Trading H 集 団 投 資 スキーム(ファンド) 持 分 の 取 得 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 権 利 者 から 出 資 を 受 けた 金 銭 を 流 用 する 行 為 純 財 産 額 が 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 必 要 かつ 適 当 な 金 額 を 満 たさない 状 況 19 関 東 メジャーインベスト H 近 畿 Joule H 顧 客 からの 金 銭 の 預 託 の 受 入 れ 業 務 停 止 命 令 違 反 検 査 忌 避 及 び 業 務 改 善 命 令 違 反 24 年 度 委 員 会 財 務 局 7 11 関 東 5 近 畿 2 東 海 3 北 海 道 1 その 他 合 計 2 20 ジャパン アドバイザリーについては 国 際 取 引 等 調 査 の 過 程 で アイティーエム 証 券 について は 犯 則 事 件 の 調 査 の 過 程 で 明 らかとなった 事 案 である 214

87 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 行 政 処 分 等 に 係 る 勧 告 実 績 ~ 平 成 25 年 度 ~ 担 当 被 検 査 法 人 勧 告 日 勧 告 の 原 因 となった 法 令 違 反 行 為 等 1 委 員 会 アール ビー エス セキュリ ティーズ ジャパン リミテッド (アール ビー エス 証 券 会 社 東 京 支 店 ) H 円 LIBORに 係 る 不 適 切 な 行 為 親 法 人 等 からの 顧 客 に 関 する 非 公 開 情 報 を 受 領 する 行 為 2 関 東 ライツマネジメント H 委 員 会 MRI INTERNATIONAL,INC. H 委 員 会 プラザアセットマネジメント H 関 東 ケートス キャピタル パート ナーズ H 委 員 会 With Asset Management H 業 務 運 営 の 状 況 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 等 顧 客 からの 出 資 金 を 他 の 顧 客 に 対 する 配 当 金 及 び 償 還 金 の 支 払 いに 流 用 する 行 為 等 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げ る 行 為 虚 偽 の 内 容 の 事 業 報 告 書 を 作 成 し 関 東 財 務 局 長 に 提 出 する 行 為 報 告 徴 取 命 令 に 対 する 虚 偽 の 報 告 投 資 一 任 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 し 重 要 な 事 項 につき 誤 解 を 生 ぜしめる べき 表 示 をする 行 為 年 金 基 金 関 係 者 に 対 し 特 別 の 利 益 を 提 供 している 状 況 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 著 しく 不 当 な 行 為 を 行 っている 状 況 7 関 東 アマデウスアドバイザーズ H 関 東 ディベックス H 関 東 K2Investment H 関 東 10 アブラハム プライベートバンク H 委 員 会 11 関 東 IFA JAPAN H 投 資 一 任 業 務 に 係 る 忠 実 義 務 違 反 等 業 務 の 運 営 の 状 況 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 報 告 徴 取 命 令 に 対 する 虚 偽 報 告 無 登 録 で 外 国 投 資 証 券 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 無 登 録 で 海 外 ファンドの 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 又 は 著 しく 人 を 誤 認 させるような 表 示 のある 広 告 をす る 行 為 顧 客 の 利 益 に 追 加 するため 財 産 上 の 利 益 を 提 供 する 行 為 無 登 録 で 外 国 投 資 証 券 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 12 委 員 会 ドイツ 証 券 H 厚 生 年 金 基 金 の 役 職 員 に 対 し 特 別 の 利 益 を 提 供 している 状 況 13 関 東 ジーク 投 資 顧 問 H 関 東 Global Arena Capital H 関 東 Liaison Japon 証 券 ( 旧 プロ フィット 証 券 ) H 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 の 勧 誘 に 関 する 虚 偽 告 知 等 検 査 忌 避 集 団 投 資 スキーム 持 分 の 取 得 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 顧 客 出 資 金 の 目 的 外 運 用 及 び 流 用 純 財 産 額 が 法 定 の 基 準 を 下 回 っている 状 況 等 純 財 産 額 が 法 定 の 最 低 純 財 産 額 に 満 たない 状 況 業 務 の 運 営 に 関 し 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 16 関 東 トラヴィス コンサルティング H 無 登 録 業 者 に 名 義 貸 しを 行 っている 状 況 17 関 東 K2Investment H 関 東 PROUD Asset Management H 業 務 停 止 命 令 違 反 無 登 録 業 者 による 投 資 事 業 有 限 責 任 組 合 の 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 に 加 担 してい る 状 況 等 25 年 度 委 員 会 6 財 務 局 13 関 東 13 合 計 18 アブラハム プライベートバンクについては 委 員 会 及 び 財 務 局 が 実 施 した 検 査 に 基 づくもの を 一 つの 勧 告 として 行 っており 内 訳 として 委 員 会 及 び 財 務 局 にそれぞれ 計 上 したため 合 計 数 と 一 致 しない 215

88 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 行 政 処 分 等 に 係 る 勧 告 実 績 ~ 平 成 26 年 度 ~ 担 当 被 検 査 法 人 勧 告 日 勧 告 の 原 因 となった 法 令 違 反 行 為 等 1 関 東 インテレス キャピタル マネー ジメント H ファンドの 私 募 の 取 扱 いに 関 して 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められ る 状 況 無 登 録 で 社 債 の 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 2 委 員 会 おひさまエネルギーファンド H 分 別 管 理 が 確 保 されていないにもかかわらずファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っている 状 況 当 局 への 虚 偽 報 告 3 関 東 ヴィエナキャピタル ジャパン H 関 東 チャートマスター H 委 員 会 5 ( 国 際 取 引 等 調 査 ) むさし 証 券 H 関 東 6 委 員 会 ばんせい 証 券 H 委 員 会 ばんせい 投 信 投 資 顧 問 H 関 東 トラフィック H 関 東 ライフスタイルインベストメント H 委 員 会 ジースリー H 委 員 会 コンサルティング アルファ H 無 登 録 で 海 外 ファンドの 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 報 告 徴 取 命 令 で 提 出 を 求 められた 資 料 の 不 提 出 投 資 助 言 代 理 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 が 確 保 されていない 状 況 等 無 登 録 で 店 頭 デリバティブ 取 引 の 媒 介 を 行 っている 状 況 無 登 録 業 者 に 名 義 貸 しを 行 っている 状 況 自 己 売 買 による 相 場 操 縦 行 為 株 券 に 係 る 市 場 デリバティブ 取 引 の 自 己 売 買 に 係 る 売 買 審 査 態 勢 に 不 備 が 認 めら れる 状 況 船 舶 関 連 私 募 債 の 売 買 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 年 金 基 金 との 投 資 一 任 契 約 における 忠 実 義 務 違 反 について ファンドの 運 用 において 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 無 登 録 でファンドの 出 資 持 分 の 私 募 を 行 っている 状 況 無 登 録 で 外 国 株 式 の 募 集 の 取 扱 いを 行 い 金 銭 の 預 託 を 受 ける 行 為 業 務 運 営 の 状 況 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 等 無 登 録 業 者 に 対 する 名 義 貸 し 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 を 有 しない 状 況 無 登 録 で 海 外 ファンドの 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 12 関 東 FXコーポレーション H 純 財 産 額 及 び 自 己 資 本 規 制 比 率 が 法 定 の 基 準 を 下 回 っている 状 況 等 13 近 畿 財 コンサルティング H 外 務 員 の 登 録 を 受 けた 者 以 外 の 者 に 外 務 員 の 職 務 を 行 わせる 行 為 14 関 東 リアルキャピタルマネジメント H 不 正 又 は 著 しく 不 当 な 行 為 をした 場 合 において その 情 状 が 特 に 重 いと 認 められる 状 況 等 15 関 東 NEXT TRUST H 関 東 日 本 産 業 復 興 基 金 H 名 義 貸 し 不 正 の 手 段 により 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けた 状 況 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 が 確 保 されていない 状 況 26 年 度 委 員 会 5 財 務 局 11 関 東 10 近 畿 1 その 他 1 合 計 16 むさし 証 券 については 国 際 取 引 等 調 査 及 び 関 東 財 務 局 が 実 施 した 検 査 に 基 づくものを 一 つ の 勧 告 として 行 っており 内 訳 としてその 他 及 び 財 務 局 にそれぞれ 計 上 したため 合 計 数 と 一 致 し ない 216

89 3-4-3 勧 告 等 事 案 の 概 要 一 覧 表 ⑴ 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 行 政 処 分 等 に 関 する 勧 告 等 1 証 券 検 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 ) 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 株 式 会 社 インテレス キャピタル マネージメント( 関 東 ) 会 社 勧 告 ⑴ ファンドの 私 募 の 取 扱 いに 関 して 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 当 社 は 当 社 代 表 取 締 役 が 取 締 役 を 兼 務 している 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ( 以 下 特 例 業 務 届 出 者 という ) であるアルファ メディア 株 式 会 社 株 式 会 社 インテレスC X 及 び 株 式 会 社 ジー クエストをそれぞれ 営 業 者 とする 匿 名 組 合 ( 以 下 本 件 3ファンド という )の 出 資 持 分 に 係 る 私 募 の 取 扱 いを 行 っているところ 当 該 特 例 業 務 届 出 者 が 行 う 業 務 において 下 記 のとおり 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が ある 行 為 が 行 われている 状 況 を 認 識 していたにもかかわら ず 本 件 3ファンドの 私 募 の 取 扱 いを 継 続 していた ア 本 件 3ファンドの 出 資 金 の 流 用 上 記 特 例 業 務 届 出 者 3 社 は 顧 客 からの 出 資 金 のう ち 少 なくとも 約 4,700 万 円 について 匿 名 組 合 契 約 で 定 められた 商 品 先 物 取 引 や 株 式 公 社 債 等 で 運 用 するこ となく 本 件 3ファンドのうち 自 らが 営 業 者 となってい るもの 以 外 のファンドの 顧 客 への 解 約 返 戻 金 や アルフ ァ メディア 株 式 会 社 及 び 株 式 会 社 インテレスCXが 発 行 している 社 債 の 利 払 い 及 び 当 社 のA 取 締 役 が 代 表 取 締 役 等 を 兼 務 している 関 連 会 社 等 の 事 務 経 費 等 に 流 用 していた イ 虚 偽 の 運 用 報 告 書 の 交 付 上 記 特 例 業 務 届 出 者 3 社 は それぞれ 自 らが 運 用 す るファンドに 損 失 が 発 生 しているにもかかわらず 解 約 の 防 止 を 図 る 等 のため 顧 客 に 対 し 自 らが 算 出 した 単 価 より 高 い 単 価 を 記 載 した 運 用 報 告 書 を 交 付 していた ウ 分 配 基 準 未 達 での 配 当 アルファ メディア 株 式 会 社 及 び 株 式 会 社 インテレス CXは 匿 名 組 合 契 約 約 款 において 運 用 利 益 が 一 定 の 水 準 に 達 した 場 合 に 限 り 配 当 を 行 うと 定 めているが 運 用 で 利 益 が 出 ておらず 当 該 利 益 水 準 に 達 していないに もかかわらず 解 約 の 防 止 を 図 る 等 のため 顧 客 に 対 し 配 当 を 実 施 していた 当 社 代 表 取 締 役 は 当 該 特 例 業 務 届 出 者 3 社 の 取 締 役 を 兼 務 し 自 らが 指 示 して 当 該 特 例 業 務 届 出 者 3 社 に 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 のある 上 記 ア~ウの 行 為 を 行 わせて おり 当 社 は 上 記 ア~ウの 行 為 が 行 われている 状 況 を 認 識 しながら 本 件 3ファンドの 私 募 の 取 扱 いを 継 続 してい た 当 社 におけるこのような 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 9 号 に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 に 関 し 不 正 又 は 著 し く 不 当 な 行 為 をした 場 合 において その 情 状 が 特 に 重 いと き に 該 当 するものと 認 められる ⑵ 無 登 録 で 社 債 の 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 当 社 は 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けていないにも かかわらず 顧 客 に 対 し アルファ メディア 株 式 会 社 及 び 株 式 会 社 インテレスCXが 新 たに 発 行 する 社 債 の 勧 誘 を 行 い 取 得 させている 状 況 が 認 められた 具 体 的 には 当 社 代 表 取 締 役 は 当 社 が 本 件 3ファンドの 私 募 の 取 扱 い 等 を 行 っている 顧 客 に 対 し 当 社 の 子 会 社 が 新 たなシステムを 開 発 するので システム 開 発 の 資 金 を 出 資 してほしい 等 と 説 明 した 上 で 同 社 が 発 行 する 社 債 の 取 得 を 希 望 した 顧 客 に 対 しては 当 社 の 社 名 入 りの 案 内 文 等 の 書 類 を 当 社 の 社 名 入 りの 封 筒 で 送 付 していた 当 該 行 為 は 上 記 特 例 業 務 届 出 者 のために 当 該 社 債 の 私 募 の 取 扱 いを 行 っていたものと 認 められる 行 政 処 分 等 の 内 容 行 政 処 分 日 平 成 26 年 4 月 22 日 会 社 に 対 する 処 分 登 録 取 消 し 関 東 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 565 号 の 登 録 を 取 消 す 業 務 改 善 命 令 1 顧 客 の 状 況 顧 客 財 産 の 運 用 管 理 状 況 を 早 急 に 把 握 し 当 該 財 産 の 顧 客 への 返 還 に 関 する 方 針 及 び 返 還 する 場 合 の 方 策 について 検 討 すること 2 顧 客 に 対 し 顧 客 財 産 の 運 用 管 理 状 況 等 の 説 明 に 努 め 顧 客 の 意 向 も 踏 まえ て 必 要 な 手 続 を 行 うこと 3 顧 客 間 の 公 平 に 配 慮 しつつ 顧 客 保 護 に 万 全 の 措 置 を 講 ずること 4 上 記 の 対 応 実 施 状 況 について 完 了 ま での 間 書 面 により 随 時 報 告 すること 217

90 一 連 番 号 1 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 1 項 に 規 定 する 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 ( 同 法 第 2 条 第 8 項 第 9 号 に 掲 げる 有 価 証 券 の 私 募 の 取 扱 い を 業 として 行 うこと )に 該 当 するもので あり 当 社 が 同 法 第 31 条 第 4 項 に 基 づく 変 更 登 録 を 受 ける ことなく 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うことは 同 法 第 29 条 に 違 反 するものと 認 められる おひさまエネルギーファンド 株 式 会 社 ( 証 券 監 視 委 ) 会 社 勧 告 当 社 は 市 民 出 資 による 自 然 エネルギー 事 業 への 投 資 を 目 的 として 組 成 された 匿 名 組 合 契 約 ( 以 下 ファンド という ) に 基 づく 権 利 ( 以 下 ファンド 持 分 という )に 係 る 取 得 勧 誘 を 業 として 行 う 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 者 であり 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 登 録 を 受 けた 日 ( 平 成 20 年 6 月 ) 以 降 検 査 基 準 日 ( 平 成 25 年 11 月 )までの 間 計 7 種 類 14 本 のファ ンド 持 分 ( 以 下 当 社 が 取 得 勧 誘 を 行 ったファンドを 本 件 フ ァンド といい それに 基 づく 権 利 を 本 件 ファンド 持 分 と いう )につき 取 得 勧 誘 を 行 っている また 本 件 ファンドのほとんどにおいて 当 社 自 身 のほか 当 社 と 実 質 的 に 一 体 と 認 められる 関 係 会 社 が 営 業 者 を 務 めてお り 当 社 は 本 件 ファンドの 運 用 状 況 を 把 握 できる 状 況 にある 今 回 の 検 証 の 結 果 本 件 ファンドにおいてファンド 資 金 の 私 的 流 用 等 の 問 題 は 認 められなかったものの 当 社 等 において は 少 ない 人 的 資 源 を 自 然 エネルギー 事 業 に 係 る 業 務 等 に 費 や す 状 況 となっており 資 金 管 理 に 係 る 業 務 について 代 表 取 締 役 A( 以 下 A 社 長 という ) 一 人 で 集 中 的 に 管 理 すること となっていたため ファンドの 資 金 の 管 理 等 につき 以 下 のとお り 不 適 切 な 状 況 が 認 められた ⑴ 分 別 管 理 が 確 保 されていないにもかかわらずファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っている 状 況 当 社 が 本 件 ファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 の 際 に 使 用 している 匿 名 組 合 契 約 書 等 の 内 容 を 検 証 したところ 営 業 者 の 固 有 財 産 とファンド 資 金 との 分 別 管 理 を 行 うことが 確 保 されてお らず また ファンド 持 分 に 関 し 出 資 された 金 銭 であること が 名 義 により 明 らかとなる 預 貯 金 口 座 が 開 設 されていない 状 況 が 認 められた そして 実 際 の 分 別 管 理 の 状 況 を 検 証 したところ 各 出 資 者 からの 出 資 金 は 各 営 業 者 名 義 の 預 貯 金 口 座 に 対 して 振 り 込 まれており 現 に 各 営 業 者 の 固 有 財 産 とファンド 資 金 の 分 別 管 理 が 確 保 されていない 状 況 が 認 められた 更 に 本 件 ファンドのうち 当 社 又 は 当 社 と 実 質 的 に 一 体 と 認 められる 関 係 会 社 が 営 業 者 を 務 めるファンドは 契 約 締 結 前 交 付 書 面 等 により ファンド 立 上 げ 直 後 の 事 業 利 益 が 発 生 していない 計 算 期 間 等 においては 現 金 分 配 が 行 えないこ ととされているにもかかわらず A 社 長 は 業 務 多 忙 で 個 別 の ファンド 収 益 の 算 出 が 困 難 であるとして 当 初 の 計 画 として 掲 げた 目 標 に 概 ね 沿 った 金 額 の 現 金 分 配 を 行 っていた このように 事 業 利 益 が 発 生 しておらず 契 約 上 現 金 分 配 を 行 うことができない 事 業 状 況 であったにもかかわらず 目 標 に 沿 った 現 金 分 配 を 行 ったことに 伴 い 一 部 の 本 件 ファ ンド 間 で 資 金 の 貸 借 が 行 われてファンドからの 現 金 分 配 に 充 当 されるなど 本 件 ファンドの 出 資 金 の 管 理 には 不 適 切 な 状 況 が 認 められた 以 上 のとおり 当 社 は 本 件 ファンドについて 分 別 管 理 が 確 保 されていない 状 況 にあり また 当 該 状 況 を 当 然 に 知 り うる 立 場 にあったにもかかわらず 当 該 状 況 が 発 生 した 後 に おいても ファンド 資 金 に 係 る 管 理 態 勢 を 見 直 すことなく 新 たなファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 継 続 していた ⑵ 当 局 への 虚 偽 報 告 当 社 は 関 東 財 務 局 長 による 平 成 25 年 6 月 28 日 付 の 報 告 徴 取 命 令 に 基 づく 報 告 書 において 本 件 ファンドの 分 別 管 理 に 係 る 事 項 につき 顧 客 の 出 資 金 および 運 用 が 営 業 者 の 行 政 処 分 等 の 内 容 行 政 処 分 日 平 成 26 年 5 月 23 日 会 社 に 対 する 処 分 業 務 改 善 命 令 1 法 令 違 反 等 の 事 実 について 原 因 を 究 明 するとともに 責 任 の 所 在 を 明 らか にすること 2 適 切 な 再 発 防 止 策 及 び 改 善 計 画 ( 分 別 管 理 を 確 保 する 態 勢 の 整 備 及 びファ ンド 間 の 資 金 の 貸 借 の 解 消 方 法 を 含 む )を 策 定 し 確 実 に 実 施 すること 3 出 資 者 に 対 し 行 政 処 分 に 至 った 経 緯 及 び 事 実 関 係 を 正 確 に 説 明 し 誠 実 に 対 応 すること 4 金 融 商 品 取 引 業 務 を 適 切 に 行 うため の 経 営 管 理 態 勢 業 務 運 営 態 勢 及 び 法 令 等 遵 守 態 勢 を 整 備 すること 5 上 記 1から4につ いて その 対 応 実 施 状 況 を1ヶ 月 以 内 に 報 告 すること 218

91 一 連 番 号 2 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 固 有 財 産 とは 区 分 されたファンドの 管 理 口 座 において 管 理 されていることが 確 認 された 等 の 虚 偽 の 報 告 を 行 ってい た 行 政 処 分 等 の 内 容 当 社 における 上 記 ⑴の 状 況 は 金 商 法 第 40 条 の3( 分 別 管 理 が 確 保 されていない 場 合 の 売 買 等 の 禁 止 )に 違 反 するものと 認 められ また 上 記 ⑵については 同 法 第 52 条 第 1 項 第 6 号 に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 に 関 し 法 令 に 基 づいてする 行 政 官 庁 の 処 分 に 違 反 したとき に 該 当 するものと 認 められる ヴィエナキャピタル ジャパン 株 式 会 社 ( 関 東 ) 会 社 勧 告 行 政 処 分 日 平 成 26 年 5 月 28 日 ⑴ 無 登 録 で 海 外 ファンドの 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 当 社 は 平 成 20 年 2 月 上 旬 から 同 26 年 1 月 中 旬 までの 間 当 社 と 投 資 顧 問 契 約 を 締 結 している 顧 客 に 対 し 外 国 で 発 行 される 集 団 投 資 スキーム 持 分 ( 以 下 海 外 ファンド という ) の 資 料 を 提 示 し その 商 品 内 容 コスト メリット デメリ ット 等 の 説 明 を 行 った 上 で 取 得 申 込 書 の 送 付 など 取 得 申 込 手 続 のサポートを 行 うことにより 少 なくとも8 顧 客 に 対 し 取 得 契 約 を 成 立 させている 他 方 顧 客 による 海 外 ファンドの 取 得 に 関 しては 当 社 の 代 表 取 締 役 が 唯 一 の 株 主 役 職 員 として 業 務 上 の 意 思 決 定 を 行 うなど 当 社 と 一 体 と 認 められる Vienna Capital Holdings Limited が 海 外 ファンドの 発 行 者 との 間 の 契 約 に 基 づき 当 社 顧 客 の 海 外 ファンドに 対 する 投 資 資 産 残 高 に 応 じた 報 酬 を 当 該 海 外 ファンドの 発 行 者 から 受 領 している このような 当 社 の 行 為 は 海 外 ファンドの 発 行 者 のために 行 っている 海 外 ファンドの 取 得 の 勧 誘 行 為 であり 私 募 の 取 扱 いに 該 当 するものと 認 められる 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 するものであり 当 社 が 金 商 法 第 31 条 第 4 項 に 基 づく 変 更 登 録 を 受 けることなく 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うことは 金 商 法 第 29 条 に 違 反 する ものと 認 められる ⑵ 報 告 徴 取 命 令 で 提 出 を 求 められた 資 料 の 不 提 出 今 回 検 査 の 過 程 において 上 記 ⑴の 具 体 的 な 実 態 把 握 のた め 必 要 な 資 料 の 提 出 を 再 三 要 請 したものの 当 社 は 提 出 を 拒 否 し 続 けている これを 踏 まえ 関 東 財 務 局 長 は 当 社 に 対 し て 二 度 にわたる 報 告 徴 取 命 令 を 発 出 し 当 該 資 料 の 提 出 を 求 めたが 当 社 は 正 当 な 理 由 がないにもかかわらずこれを 提 出 していない 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 6 号 に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 に 関 し 法 令 又 は 法 令 に 基 づいてす る 行 政 官 庁 の 処 分 に 違 反 したとき に 該 当 するものと 認 めら れる ⑶ 投 資 助 言 代 理 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 が 確 保 されていない 状 況 等 当 社 は 当 社 の 唯 一 の 常 勤 役 職 員 である 代 表 取 締 役 が 金 商 法 等 の 理 解 を 欠 いているにもかかわらず 投 資 助 言 代 理 業 務 に 関 する 十 分 な 知 識 及 び 経 験 を 有 する 役 員 又 は 使 用 人 を 配 置 していないなど 必 要 な 法 令 等 遵 守 態 勢 の 整 備 を 怠 って いる 結 果 上 記 ⑴のとおり 無 登 録 で 海 外 ファンドの 私 募 の 取 扱 いを 行 っていることに 加 え 契 約 締 結 前 交 付 書 面 などの 法 定 書 面 の 記 載 不 備 等 多 くの 法 令 違 反 が 認 められる 状 況 と なっている( 法 定 書 面 の 記 載 不 備 等 の 法 令 違 反 の 該 当 法 令 は 別 添 参 照 ) また 上 記 ⑵のとおり 当 社 の 代 表 取 締 役 に は 法 令 等 遵 守 意 識 が 著 しく 欠 如 している 以 上 のことから 当 社 は 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 す るに 足 りる 人 的 構 成 が 確 保 されていない 状 況 にあると 認 め られる 当 社 の 上 記 の 状 況 は 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 第 1 号 ニ に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 会 社 に 対 する 処 分 登 録 取 消 し 関 東 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 1729 号 の 登 録 を 取 り 消 す 業 務 改 善 命 令 1 本 件 についての 適 切 な 顧 客 説 明 を 行 い 顧 客 の 求 めに 応 じ 誠 実 に 対 応 する こと 2 現 在 当 社 と 投 資 顧 問 契 約 を 締 結 して いる 者 との 契 約 を 適 切 に 終 了 させる こと 3 本 件 行 為 の 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 4 上 記 1から3につ いて 1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 するこ と 219

92 一 連 番 号 3 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 成 を 有 しない 者 に 該 当 するものと 認 められ このような 当 社 の 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 1 号 に 該 当 するものと 認 められる 行 政 処 分 等 の 内 容 ( 別 添 記 載 内 容 ) 法 定 書 面 の 記 載 不 備 等 ( 今 回 認 められた 法 令 違 反 ) ア 標 識 の 未 掲 示 ( 金 商 法 第 36 条 の2 第 1 項 に 違 反 ) イ 契 約 締 結 前 交 付 書 面 の 記 載 不 備 ( 金 商 法 第 37 条 の3 第 1 項 に 違 反 ) ウ 契 約 締 結 時 交 付 書 面 の 記 載 不 備 ( 金 商 法 第 37 条 の4 第 1 項 に 違 反 ) エ 投 資 顧 問 契 約 に 基 づく 助 言 の 内 容 を 記 載 した 書 面 の 未 作 成 ( 金 商 法 第 47 条 に 違 反 ) オ 契 約 締 結 前 交 付 書 面 の 写 し 契 約 締 結 時 交 付 書 面 の 写 し 及 び 投 資 顧 問 契 約 の 内 容 を 記 載 した 書 面 の 未 保 存 ( 金 商 法 第 47 条 に 違 反 ) カ 事 業 報 告 書 の 記 載 不 備 ( 金 商 法 第 47 条 の2に 違 反 ) キ 説 明 書 類 の 公 衆 縦 覧 の 不 履 行 ( 金 商 法 第 47 条 の3に 違 反 ) ク 訴 訟 当 事 者 になった 旨 の 届 出 の 未 提 出 ( 金 商 法 第 50 条 第 1 項 に 違 反 ) 株 式 会 社 チャートマスター( 関 東 ) 会 社 勧 告 ⑴ 無 登 録 で 店 頭 デリバティブ 取 引 の 媒 介 を 行 っている 状 況 当 社 は 顧 客 91 名 に 対 し 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 け ていない 特 定 の 外 国 証 券 業 者 2 社 の 証 券 口 座 で 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 ( 以 下 FX 取 引 という )を 行 うための 当 社 開 発 の 自 動 売 買 ソフト( 以 下 当 社 ソフト という )を 販 売 し 当 社 ソフトを 購 入 した 顧 客 に 対 し 口 座 開 設 手 続 きをサ ポートしていた 一 方 で 当 社 は 当 社 代 表 取 締 役 が 唯 一 の 株 主 でありCE Oを 務 める 海 外 法 人 である Twins International Ltd.( 以 下 Twins 社 という )を 設 立 し 当 社 顧 客 が 当 社 ソフト を 利 用 して 行 ったFX 取 引 の 取 引 量 に 応 じた 報 酬 を 受 領 す る 契 約 を Twins 社 と 当 該 外 国 証 券 業 者 との 間 で 締 結 してい た この 結 果 当 社 が 紹 介 した 顧 客 は 当 該 外 国 証 券 業 者 との 間 で 当 社 ソフトを 利 用 して 継 続 的 にFX 取 引 を 行 うに 至 っ ており 当 社 は 平 成 23 年 1 月 13 日 から 検 査 基 準 日 ( 同 25 年 7 月 9 日 )までの 間 当 該 外 国 証 券 業 者 から 当 該 取 引 の 取 引 量 に 応 じた 報 酬 を Twins 社 経 由 で 受 領 していた 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 外 国 証 券 業 者 と 国 内 顧 客 間 に おけるFX 取 引 を 媒 介 する 行 為 と 認 められるため 金 商 法 第 28 条 第 1 項 に 規 定 する 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 ( 同 法 第 2 条 第 8 項 第 4 号 に 掲 げる 店 頭 デリバティブ 取 引 の 媒 介 を 業 として 行 うこと)に 該 当 するものであり 当 社 が 同 法 第 31 条 第 4 項 に 基 づく 変 更 登 録 を 受 けることなく 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うことは 同 法 第 29 条 に 違 反 するものと 認 め られる ⑵ 無 登 録 業 者 に 名 義 貸 しを 行 っている 状 況 当 社 は 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けていない 株 式 会 社 E Aアーキテクツに 当 社 の 名 義 を 使 用 させて 平 成 24 年 3 月 20 日 から 検 査 基 準 日 までの 間 に 338 名 の 顧 客 と 投 資 顧 問 契 約 を 締 結 させ 日 経 225 オプション 取 引 の 投 資 助 言 行 為 を 行 わせていた 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 自 己 の 名 義 をもって 他 人 に 金 融 商 品 取 引 業 を 行 わせたものであり 金 商 法 第 36 条 の3 に 違 反 するものと 認 められる 行 政 処 分 日 平 成 26 年 6 月 6 日 会 社 に 対 する 処 分 業 務 停 止 命 令 金 融 商 品 取 引 業 の 全 ての 業 務 を 平 成 26 年 6 月 6 日 から 平 成 26 年 12 月 5 日 まで 停 止 すること(ただ し 顧 客 との 投 資 顧 問 契 約 の 解 約 業 務 を 除 く ) 業 務 改 善 命 令 1 当 該 法 令 違 反 によ る 顧 客 に 対 し 適 切 な 顧 客 対 応 を 行 う 等 投 資 者 保 護 のた めに 万 全 の 方 策 を とること 2 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 3 当 該 法 令 違 反 状 況 を 直 ちに 是 正 する とともに 適 切 な 再 発 防 止 策 を 講 じる こと 4 金 融 商 品 取 引 業 務 ( 投 資 助 言 業 務 )を 適 切 に 行 うための 経 営 管 理 態 勢 業 務 運 営 態 勢 及 び 法 令 等 遵 守 態 勢 を 整 備 すること 5 上 記 1から4につ いて 具 体 的 な 改 善 策 を1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 するこ と 220

93 一 連 番 号 勧 告 実 施 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 年 月 日 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ばんせい 証 券 株 式 会 社 及 びばんせい 投 信 投 資 顧 問 株 式 会 社 ( 証 券 監 視 委 ) 会 社 勧 告 ⑴ 本 件 指 摘 に 関 する 各 ファンドの 概 要 ばんせい 証 券 株 式 会 社 ( 以 下 ばんせい 証 券 という ) は 平 成 17 年 から 同 22 年 にかけて 以 下 の 商 品 ファンドの 組 成 販 売 等 を 行 った ファンドA: 甲 年 金 基 金 からの 優 先 投 資 及 びばんせい 証 券 からの 劣 後 投 資 約 2.6 億 円 で 構 成 される 商 品 ファンド 当 該 ファンドに 運 用 損 が 生 じて も 損 失 額 がばんせい 証 券 の 劣 後 投 資 額 の 範 囲 内 であれば ばんせい 証 券 のみに 損 失 が 帰 属 する 仕 組 み ファンドα:ファンドAの 資 金 が 全 額 投 資 される 商 品 ファ ンド ファンドB: 一 般 投 資 家 向 けに 組 成 された 商 品 ファンド ファンドβ:ファンドBの 資 金 が 全 額 投 資 される 商 品 ファ ンド ファンドC:ばんせい 投 信 投 資 顧 問 株 式 会 社 ( 以 下 ばん せい 投 信 という )と 甲 年 金 基 金 の 間 で 締 結 された 投 資 一 任 契 約 に 基 づき 同 年 金 基 金 の 運 用 資 金 が 投 資 される 商 品 ファンド 行 政 処 分 等 の 内 容 行 政 処 分 日 平 成 26 年 6 月 20 日 会 社 に 対 する 処 分 5 ⑵ 船 舶 関 連 私 募 債 の 売 買 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 (ばんせい 証 券 ) ばんせい 証 券 は ファンドα ファンドβ 及 びファンドC の 運 営 を 行 う 法 人 をそれぞれ 設 立 し 当 該 各 法 人 の 職 務 執 行 をばんせい 証 券 の 乙 取 締 役 ( 当 時 )に 行 わせていた そして このように 実 質 的 にばんせい 証 券 が 各 ファンドの 運 営 に 係 る 業 務 を 行 う 中 ファンドの 主 たる 運 用 対 象 である 商 品 投 資 については 商 品 投 資 顧 問 業 者 に 運 用 が 委 託 される 一 方 余 資 運 用 としての 有 価 証 券 運 用 は 乙 取 締 役 が 行 っていた こうした 中 乙 取 締 役 は ファンドαが 組 み 入 れていた 額 面 金 額 2.6 億 円 分 の 船 舶 関 連 私 募 債 ( 以 下 船 舶 債 という ) の 価 値 が 下 落 していることを 認 識 していたにもかかわらず 平 成 22 年 3 月 に 船 舶 債 全 額 をファンドαからファンドβ へ 更 に 同 年 4 月 に 船 舶 債 2.6 億 円 のうち2 億 円 分 をファ ンドβからファンドCへ 価 値 の 下 落 を 反 映 させない 価 格 ( 簿 価 )で 売 却 した ファンドAは 平 成 22 年 6 月 に 投 資 元 本 を 上 回 る 形 で 償 還 され 劣 後 部 分 を 保 有 していたばんせい 証 券 も 約 2.8 億 円 の 償 還 金 を 受 領 したが 上 記 のとおりファンドαからファン ドβへ ファンドβからファンドCへ 簿 価 で 売 却 された 船 舶 債 は その 後 同 24 年 3 月 になって ファンドβ 及 びファ ンドCにおいて その 全 額 が 減 損 処 理 された この 結 果 ば んせい 証 券 は 船 舶 債 の 価 値 下 落 に 伴 う 損 失 を 免 れる 一 方 フ ァンドBに 投 資 を 行 った 一 般 投 資 家 及 びファンドCに 投 資 を 行 った 甲 年 金 基 金 が 当 該 損 失 を 負 担 することとなった ばんせい 証 券 は 乙 取 締 役 のほか 他 の 取 締 役 ら( 当 時 ) においても 船 舶 債 の 簿 価 が 実 質 的 な 価 値 を 反 映 していない ことを 認 識 している 状 況 にあったが 上 記 のような 利 益 相 反 となる 船 舶 債 の 売 買 について 適 切 な 管 理 検 証 を 行 わず 看 過 しているなど 乙 取 締 役 の 業 務 について 適 切 な 管 理 を 怠 っ ていた ばんせい 証 券 が 行 った 利 益 相 反 となる 船 舶 債 の 上 記 売 買 及 び 利 益 相 反 管 理 態 勢 に 係 る 不 備 は 金 融 商 品 取 引 業 者 とし て 極 めて 不 適 切 なものであり 金 商 法 第 51 条 に 基 づく 業 務 改 善 命 令 を 発 出 することができる 場 合 の 要 件 となる 業 務 の 運 営 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 必 要 かつ 適 当 である と 認 めるとき に 該 当 するものと 認 められる ばんせい 証 券 業 務 改 善 命 令 1 本 件 により 損 失 を 与 えた 顧 客 に 対 し 今 回 の 行 政 処 分 の 内 容 について 十 分 に 説 明 し 顧 客 の 意 向 を 確 認 して 誠 実 に 対 応 すること 2 本 件 について 経 営 管 理 態 勢 及 び 内 部 管 理 態 勢 の 問 題 点 を 含 め 発 生 原 因 を 究 明 するとともに 経 営 責 任 の 明 確 化 を 図 ること 3 経 営 管 理 態 勢 の 抜 本 的 な 見 直 しを 図 るとともに 経 営 管 理 態 勢 及 び 内 部 管 理 態 勢 の 強 化 を 含 む 再 発 防 止 策 を 策 定 し 確 実 に 実 施 す ること 4 本 件 と 類 似 の 事 例 の 有 無 ( 当 社 の 役 職 員 が 運 用 に 関 与 し ているファンドの 有 無 及 びその 運 用 の 適 切 性 を 含 む)に ついて 検 証 するこ と ( 注 ) 検 証 の 結 果 類 似 の 事 例 が 認 めら れた 場 合 には そ の 原 因 及 び 改 善 方 針 について 報 告 すること 5 上 記 1から4につ いて その 対 応 実 施 状 況 を1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 す 221

94 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 行 政 処 分 等 の 内 容 ること 6 ⑶ 年 金 基 金 との 投 資 一 任 契 約 における 忠 実 義 務 違 反 につい て(ばんせい 投 信 ) ばんせい 投 信 は 甲 年 金 基 金 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 し 当 該 契 約 に 基 づき 同 年 金 基 金 の 運 用 資 金 をファンドC へ 投 資 していた こうした 中 上 記 ⑵のとおり ばんせい 証 券 は ファンド βに 組 み 入 れられていた 船 舶 債 を その 価 値 が 下 落 している ことを 認 識 していたにもかかわらず 価 値 の 下 落 を 反 映 させ ない 価 格 ( 簿 価 )によりファンドCに 売 却 した この 取 引 を 行 った 乙 取 締 役 は ばんせい 投 信 の 運 用 担 当 取 締 役 でもあったことから ばんせい 投 信 は こうしたばんせ い 証 券 による 取 引 を 当 然 に 知 り 得 る 立 場 にあったが 投 資 一 任 契 約 に 基 づき 年 金 基 金 の 運 用 を 受 託 している 投 資 運 用 業 者 として 何 ら 対 応 を 行 わず その 結 果 平 成 24 年 3 月 にフ ァンドCが 取 得 した 船 舶 債 について 全 額 減 損 処 理 が 行 われ たことにより 甲 年 金 基 金 に 対 し2 億 円 の 損 失 を 与 えた ばんせい 投 信 が 行 った 上 記 の 行 為 は 顧 客 である 甲 年 金 基 金 のために 忠 実 に 投 資 運 用 業 を 行 っていないものであり 金 商 法 第 42 条 第 1 項 に 違 反 すると 認 められる 株 式 会 社 トラフィック( 関 東 ) 会 社 勧 告 ばんせい 投 信 業 務 改 善 命 令 1 本 件 により 損 失 を 与 えた 顧 客 に 対 し 今 回 の 行 政 処 分 の 内 容 について 十 分 に 説 明 し 顧 客 の 意 向 を 確 認 して 誠 実 に 対 応 すること 2 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 3 本 件 発 生 原 因 を 究 明 するとともに 現 在 の 経 営 管 理 態 勢 及 び 内 部 管 理 態 勢 が 十 分 かどうか 検 証 を 行 った 上 再 発 防 止 策 を 策 定 し 確 実 に 実 施 すること 4 本 件 と 類 似 の 事 例 の 有 無 について 再 点 検 すること 5 上 記 1から4につ いて その 対 応 実 施 状 況 を1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 す ること 行 政 処 分 日 平 成 26 年 6 月 25 日 当 社 は 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 とい う )の 届 出 を 行 い 特 例 業 務 として 自 らを 営 業 者 とし 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 及 び 有 価 証 券 等 の 取 引 を 主 な 投 資 対 象 事 業 と する 複 数 の 匿 名 組 合 ( 以 下 ファンド という )の 出 資 持 分 の 私 募 ( 取 得 勧 誘 )を 行 い その 出 資 金 の 運 用 を 行 っている そのような 中 当 社 の 行 う 業 務 の 運 営 状 況 を 検 証 したところ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた ⑴ ファンドの 運 用 において 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 め られる 状 況 当 社 は 検 査 基 準 日 ( 平 成 25 年 1 月 ) 現 在 運 用 してい る7つのファンドのうち4つのファンドについて その 出 資 金 の 一 部 を 匿 名 組 合 契 約 書 に 定 められた 投 資 対 象 事 業 以 外 の 使 途 ( 当 社 と 本 店 の 所 在 地 を 同 一 とし 当 社 に 社 員 を 出 向 させ かつ 当 社 の 元 取 締 役 が 代 表 取 締 役 を 務 める2 社 に 対 する 金 銭 貸 付 )に 充 当 していた なお 当 社 は 上 記 2 社 に よる 資 金 の 使 用 目 的 を 確 認 することなく 当 該 貸 付 を 行 って おり また 当 該 4つのファンドの 運 用 報 告 書 には 当 該 貸 付 の 状 況 を 記 載 していなかった 更 に 当 社 は 上 記 7つのファンドのうち1つのファンド については 顧 客 からの 出 資 金 の 一 部 を 別 のファンドの 運 用 に 充 当 していた 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 51 条 に 規 定 する 業 務 の 運 営 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 必 要 かつ 適 当 で あると 認 めるとき に 該 当 するものと 認 められる ⑵ 無 登 録 でファンドの 出 資 持 分 の 私 募 を 行 っている 状 況 特 例 業 務 については 1 名 以 上 の 適 格 機 関 投 資 家 を 相 手 方 とする 取 得 勧 誘 が 行 われることが 要 件 とされている 当 社 は 今 回 の 検 査 対 象 期 間 中 ( 平 成 22 年 4 月 ~ 同 25 年 1 月 ) 10 のファンド( 以 下 本 件 10 ファンド という ) の 営 業 者 として 出 資 持 分 の 私 募 ( 取 得 勧 誘 )を 行 っている 本 件 10 ファンドに 唯 一 の 適 格 機 関 投 資 家 として 出 資 し ているのは 甲 投 資 事 業 有 限 責 任 組 合 ( 以 下 甲 組 合 とい 会 社 に 対 する 処 分 業 務 停 止 命 令 金 融 商 品 取 引 業 の 全 ての 業 務 を 平 成 26 年 6 月 25 日 から 平 成 26 年 8 月 24 日 ま で 停 止 すること(た だし 顧 客 との 投 資 顧 問 契 約 の 解 約 業 務 を 除 く ) 業 務 改 善 命 令 1 当 社 が 関 与 した 全 てのファンドにつ いて 取 扱 い 状 況 ( 顧 客 属 性 ファン ド 名 投 資 金 額 及 び 現 在 の 評 価 額 )を 把 握 し 報 告 するこ と 2 本 件 についての 適 切 な 顧 客 説 明 顧 客 への 適 切 な 対 応 な ど 投 資 者 保 護 のた めに 万 全 の 措 置 を 講 じること 3 無 登 録 金 融 商 品 取 引 業 務 を 直 ちに 停 止 し 適 切 な 再 発 防 止 策 を 講 じること 4 金 融 商 品 取 引 業 務 222

95 一 連 番 号 7 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) う )であるが 甲 組 合 の 業 務 執 行 は 当 社 が 行 っている このため 当 社 は 本 件 10 ファンドの 営 業 者 であるとと もに 甲 組 合 の 業 務 執 行 者 でもあることから 甲 組 合 からの 本 件 10 ファンドに 対 する 出 資 は 適 格 機 関 投 資 家 を 相 手 方 とする 取 得 勧 誘 によるものとは 認 められない したがって 当 社 が 行 った 本 件 10 ファンドの 出 資 持 分 の 私 募 ( 取 得 勧 誘 )は 特 例 業 務 の 要 件 を 満 たさないものと 認 められる 当 社 が 特 例 業 務 の 要 件 を 満 たすことなく 行 った 本 件 10 フ ァンドの 出 資 持 分 の 私 募 ( 取 得 勧 誘 )は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 するもので あり 当 社 が 同 法 第 31 条 第 4 項 に 基 づく 変 更 登 録 を 受 ける ことなく 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うことは 同 法 第 29 条 に 違 反 するものと 認 められる 株 式 会 社 ライフスタイルインベストメント( 関 東 ) 会 社 勧 告 無 登 録 で 外 国 株 式 の 募 集 の 取 扱 いを 行 い 金 銭 の 預 託 を 受 ける 行 為 行 政 処 分 等 の 内 容 を 適 切 に 行 うため の 経 営 管 理 態 勢 業 務 運 営 態 勢 及 び 法 令 等 遵 守 態 勢 を 整 備 すること 5 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 6 上 記 1から5につ いて 1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 するこ と 行 政 処 分 日 平 成 26 年 6 月 25 日 会 社 に 対 する 処 分 当 社 は 海 外 の 不 動 産 への 投 資 で 利 益 をあげることを 目 的 とする 外 国 法 人 の 代 表 者 から 要 請 を 受 け 平 成 24 年 12 月 か ら 同 25 年 6 月 までの 間 当 社 が 開 催 するセミナーに 参 加 し た 投 資 者 に 対 し 当 該 法 人 が 発 行 する 株 式 ( 以 下 本 件 株 式 という )の 商 品 内 容 リスク 等 の 説 明 を 行 ったうえ 本 件 株 式 の 取 得 の 申 込 手 続 きを 支 援 し 本 件 株 式 の 発 行 者 のため に 78 名 の 投 資 者 との 取 得 契 約 を 成 立 させ 当 該 契 約 の 締 結 件 数 に 応 じた 報 酬 を 受 領 している 上 記 の 当 社 の 行 為 は 本 件 株 式 の 募 集 の 取 扱 いに 該 当 する と 認 められる 業 務 停 止 命 令 金 融 商 品 取 引 業 の 全 ての 業 務 を 平 成 26 年 6 月 25 日 から 平 成 26 年 9 月 24 日 ま で 停 止 すること(た だし 顧 客 との 投 資 顧 問 契 約 の 解 約 業 務 を 除 く ) また 当 社 は 本 件 株 式 の 募 集 の 取 扱 いに 関 し 平 成 24 年 12 月 から 同 25 年 6 月 までの 間 62 名 の 投 資 者 から 本 件 株 式 の 取 得 資 金 として 約 167 百 万 円 の 金 銭 の 預 託 を 受 け ている 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 1 項 に 規 定 する 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 ( 同 項 第 1 号 及 び 第 5 号 に 掲 げる 行 為 を 業 として 行 うこと)に 該 当 し 当 社 が 同 法 第 31 条 第 4 項 に 基 づく 変 更 登 録 を 受 けることなく 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うことは 同 法 第 29 条 に 違 反 するものと 認 められ る 業 務 改 善 命 令 1 当 社 が 取 得 勧 誘 を 行 った 株 式 につい て 取 扱 い 状 況 ( 顧 客 属 性 株 式 名 投 資 金 額 及 び 現 在 の 評 価 額 )を 至 急 把 握 し 報 告 すること 2 本 件 についての 適 切 な 顧 客 説 明 顧 客 への 適 切 な 対 応 な ど 投 資 者 保 護 のた めに 万 全 の 措 置 を 講 じること 3 無 登 録 金 融 商 品 取 引 業 務 を 直 ちに 停 止 し 適 切 な 再 発 防 止 策 を 講 じること 4 金 融 商 品 取 引 業 務 ( 投 資 助 言 業 務 )を 適 切 に 行 うための 経 営 管 理 態 勢 業 務 運 営 態 勢 及 び 法 令 等 遵 守 態 勢 を 整 備 すること 5 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 6 上 記 1から5につ いて 1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 するこ と 223

96 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ジースリー 株 式 会 社 ( 証 券 監 視 委 ) 会 社 勧 告 ⑴ 業 務 運 営 の 状 況 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が 認 められる 状 況 等 ア 無 登 録 代 理 店 を 利 用 した 海 外 ファンド 等 の 取 得 勧 誘 行 為 当 社 及 び 当 社 の 代 表 取 締 役 であるA( 以 下 A 社 長 と いう )は 平 成 22 年 1 月 頃 から 同 23 年 11 月 頃 までの 間 B 及 び 株 式 会 社 Grant( 以 下 Grant 社 と いう Bは 同 社 の 会 長 を 自 称 している )の 代 表 取 締 役 であるC(B A 社 長 及 びCの3 名 を 以 下 Bら という ) とともに 多 数 の 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けていない 代 理 店 ( 以 下 無 登 録 代 理 店 という )を 利 用 して 海 外 集 団 投 資 スキーム 持 分 に 該 当 する 積 立 型 の 金 融 商 品 ( 以 下 海 外 ファンド という ) 及 びBらが 実 質 支 配 する 海 外 法 人 等 が 営 業 者 となり 組 成 運 用 するファンド( 以 下 自 製 ファンド という )に 係 る 取 得 勧 誘 を 行 っている 状 況 が 認 められた また 平 成 23 年 12 月 頃 以 降 は Gran t 社 による 同 社 自 ら 又 は 無 登 録 代 理 店 を 利 用 した 海 外 フ ァンドの 取 得 勧 誘 行 為 に 加 担 している 状 況 が 認 められた イ 自 製 ファンドの 取 得 勧 誘 行 為 に 係 る 問 題 点 当 社 における 自 製 ファンドの 勧 誘 状 況 等 を 検 証 したと ころ 上 記 アのとおり 無 登 録 代 理 店 を 利 用 して 取 得 勧 誘 を 行 っていた 事 実 のほか 以 下 のとおり 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 日 経 225 先 物 取 引 等 による 運 用 を 目 的 とするファン ド( 以 下 自 製 ファンドA という ) 金 鉱 山 を 所 有 す る 外 国 企 業 の 未 公 開 株 に 投 資 するファンド( 以 下 自 製 フ ァンドB という ) 及 びバッテリー 関 連 事 業 等 を 行 う 外 国 企 業 の 事 業 に 投 資 するファンド( 以 下 自 製 ファンドC という )について 問 題 点 が 認 められた (ア) 自 製 ファンドA a 自 製 ファンドAは A 社 長 が 株 主 及 び 取 締 役 となっ ている 海 外 法 人 ( 取 締 役 については 平 成 22 年 12 月 にBに 交 代 )Grand City Asia P acific Limited( 以 下 GCAP 社 という )を 営 業 者 とするものであるところ 当 社 は 無 登 録 代 理 店 を 利 用 するなどして 平 成 22 年 1 月 か ら 同 23 年 10 月 までの 間 に 顧 客 延 べ 863 名 から 約 19 億 円 の 出 資 金 を 集 めた なお GCAP 社 は 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けることなく これらの 出 資 金 を 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 で 運 用 していた b 遅 くとも 平 成 22 年 3 月 以 降 当 該 ファンドにおい ては 事 業 内 容 を 詳 細 に 把 握 しないまま 外 国 におけ るごみ 処 理 事 業 やカジノ 顧 客 への 貸 付 事 業 自 製 ファ ンドCへの 出 資 等 匿 名 組 合 契 約 に 定 める 事 業 目 的 以 外 の 事 業 に 投 資 しているところ 当 社 は A 社 長 がG CAP 社 の 株 主 及 び 取 締 役 であることから 当 然 にこ うした 状 況 を 認 識 していたにもかかわらず その 後 も 漫 然 と 当 該 ファンドの 取 得 勧 誘 を 継 続 していた (イ) 自 製 ファンドB a 自 製 ファンドBは Bが 実 質 的 に 所 有 する 海 外 法 人 No.1 Limited( 以 下 No.1 社 という ) を 営 業 者 とするものであるところ 当 社 は 無 登 録 代 理 店 を 利 用 するなどして 平 成 23 年 9 月 頃 から1か 月 余 りの 間 に 顧 客 延 べ 83 名 から 約 2 億 4,000 万 円 の 出 資 金 を 集 めた なお No.1 社 は 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けることなく これらの 出 資 金 を 未 公 開 株 で 運 用 していた b A 社 長 は 当 該 ファンドの 出 資 金 は 海 外 ファンド に 係 る 顧 客 の 拠 出 金 額 に 応 じて 海 外 の 第 一 次 販 売 代 理 店 から 支 払 われる 販 売 手 数 料 を 受 領 するためのN o.1 Limited 名 義 の 銀 行 口 座 において 当 該 販 売 手 数 料 と 区 別 されることなく 管 理 されていた 上 出 資 金 を 現 金 で 預 かった 場 合 には 当 社 の 金 庫 に 入 れ て 匿 名 組 合 契 約 上 の 投 資 目 的 以 外 の 用 途 に 使 用 する こともあったとしている また 出 資 金 の 大 半 をBら 行 政 処 分 等 の 内 容 行 政 処 分 日 平 成 26 年 7 月 3 日 会 社 に 対 する 処 分 登 録 取 消 し 関 東 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 1928 号 の 登 録 を 取 消 す 業 務 改 善 命 令 1 当 社 が 関 与 した 全 てのファンドにつ いて 当 該 ファンド を 取 得 した 全 ての 出 資 者 を 把 握 し 当 該 出 資 者 に 対 し 行 政 処 分 の 事 実 及 び 処 分 理 由 について 説 明 を 行 うこと 2ファンドの 出 資 者 に 対 し ファンド 財 産 の 運 用 管 理 状 況 等 の 説 明 に 努 め 出 資 者 の 意 向 も 踏 ま えて 必 要 な 対 応 を 行 うこと 3 出 資 者 間 の 公 平 に 配 慮 しつつ 出 資 者 保 護 に 万 全 の 措 置 を 講 ずること 4 上 記 の 対 応 実 施 状 況 について 完 了 ま での 間 書 面 により 随 時 報 告 すること 224

97 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) は 自 製 ファンドAの 解 約 払 戻 金 や 当 社 の 経 費 に 充 て 匿 名 組 合 契 約 上 の 投 資 対 象 である 未 公 開 株 式 への 投 資 には 手 元 に 残 った 数 千 万 円 のみを 充 てたとしてい る (ウ) 自 製 ファンドC a 自 製 ファンドCは A 社 長 が 代 表 社 員 兼 職 務 執 行 社 員 を 務 める 合 同 会 社 ジースリーを 営 業 者 としている ところ 当 社 は 無 登 録 代 理 店 を 利 用 するなどして 平 成 22 年 10 月 から 同 23 年 1 月 までの 間 に 顧 客 延 べ 159 名 から 約 2 億 7,000 万 円 の 出 資 金 を 集 めた b 当 社 は 自 製 ファンドCの 投 資 対 象 となる 外 国 企 業 を 決 定 するに 当 たり その 事 業 内 容 や 財 務 状 況 等 に 係 る 資 料 を 確 認 せず 事 業 計 画 等 の 分 析 も 行 っていなか ったところ 当 該 ファンドの 勧 誘 パンフレットに 合 理 的 な 根 拠 のない 配 当 利 回 り 等 を 記 載 し これを 利 用 し て 当 社 が 主 催 するセミナーにおいて 取 得 勧 誘 を 行 っ ていた c さらに 当 社 は 当 該 ファンドについては 実 際 に は 顧 客 からの 出 資 金 のほか 自 製 ファンドAからその 匿 名 組 合 契 約 上 の 投 資 目 的 以 外 の 投 資 の 一 部 として 50 万 USドルが 出 資 されたのみで 出 資 額 は 募 集 目 標 である5 億 円 に 達 していなかったにもかかわらず これが 顧 客 に 知 られて 匿 名 組 合 契 約 が 解 除 されるこ とを 恐 れ 海 外 投 資 家 が 300 万 USドルを 追 加 出 資 した 旨 を 記 載 した 虚 偽 の 報 告 書 を 顧 客 に 送 付 してい た 行 政 処 分 等 の 内 容 9 つづき 当 社 が 上 記 ア 及 びイに 記 載 の 行 為 を 行 っている 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 9 号 に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 に 関 し 不 正 又 は 著 しく 不 当 な 行 為 をした 場 合 において その 情 状 が 特 に 重 いとき に 該 当 するものと 認 められる また 上 記 イ (ウ)bに 記 載 の 行 為 は 金 商 法 第 38 条 第 1 号 に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 にも 該 当 するものと 認 められる ⑵ 無 登 録 業 者 に 対 する 名 義 貸 し 当 社 は 平 成 22 年 5 月 から 同 23 年 2 月 までの 間 株 式 会 社 オーバル( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 はない )との 合 意 のも と 同 社 の 社 員 及 びその 傘 下 の 無 登 録 代 理 店 (あわせて 個 人 9 名 )に 対 し 当 社 の 商 号 等 が 記 載 された 名 刺 を 使 用 させる など 当 社 の 名 義 において 海 外 ファンド 等 の 取 得 勧 誘 を 行 わ せていた 当 社 による 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 36 条 の3( 名 義 貸 し の 禁 止 )に 違 反 するものと 認 められる ⑶ 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 を 有 しない 状 況 A 社 長 は Grant 社 や 無 登 録 代 理 店 が 海 外 ファンドの 取 得 勧 誘 をすることは 違 法 であると 認 識 していたにもかか わらず 上 記 ⑴アのとおり 平 成 23 年 12 月 頃 以 降 同 社 に よる 違 法 行 為 に 加 担 している 状 況 が 認 められた また A 社 長 は 外 国 の 不 動 産 を 対 象 としたランドバンキ ング 事 業 への 投 資 を 行 う 海 外 法 人 の 社 債 及 び 株 式 の 取 得 勧 誘 を 行 い 平 成 24 年 7 月 から 同 25 年 11 月 までの 間 顧 客 6 名 から 合 計 約 3,000 万 円 の 出 資 金 を 集 めた A 社 長 は 当 社 が 無 登 録 の 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 で 行 政 処 分 を 受 けるこ とを 回 避 するため 個 人 として 当 該 社 債 及 び 株 式 の 発 行 者 との 間 で 販 売 代 理 店 契 約 を 締 結 していたものであり 代 表 者 が 自 ら 違 法 行 為 を 行 っていたものと 認 められる さらに 当 社 にはA 社 長 を 含 め 役 職 員 2 名 が 在 籍 している ものの そのうち1 名 は 大 阪 市 所 在 のGrant 社 に 勤 務 し ているため 当 社 における 勤 務 実 態 はなく 実 質 的 にA 社 長 以 外 の 役 職 員 が 存 在 しない 状 況 であると 認 められる 上 記 の 状 況 から 当 社 は 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 第 1 号 ニに 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 を 有 しない 者 に 該 当 するものと 認 められ このよう 225

98 一 連 番 号 9 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) な 当 社 の 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 1 号 に 該 当 するも のと 認 められる 行 政 処 分 等 の 内 容 株 式 会 社 コンサルティング アルファ( 証 券 監 視 委 ) 会 社 勧 告 無 登 録 で 海 外 ファンドに 係 る 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 行 政 処 分 日 平 成 26 年 8 月 8 日 会 社 に 対 する 処 分 当 社 は 投 資 助 言 代 理 業 の 登 録 を 受 けている 金 融 商 品 取 引 業 者 であるが 前 回 検 査 基 準 日 ( 平 成 23 年 5 月 18 日 )か ら 今 回 検 査 基 準 日 ( 同 26 年 2 月 25 日 )までの 間 ( 以 下 対 象 期 間 という ) 外 国 の 者 の 発 行 する 証 券 又 は 証 書 で 株 券 又 は 社 債 券 の 性 質 を 有 するものに 表 示 されるべき 権 利 ( 以 下 海 外 ファンド という )の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いを 行 っている 状 況 が 認 められた 具 体 的 には 当 社 は 平 成 10 年 頃 から 運 営 していた 会 員 制 投 資 情 報 提 供 ウェブサイトへの 海 外 ファンドに 係 る 概 要 説 明 の 掲 載 及 び 海 外 ファンドの 購 入 を 希 望 する 会 員 向 けに 行 う 取 得 申 込 手 続 に 係 るサポート 業 務 ( 以 下 海 外 ファンド 取 得 支 援 業 務 という )を 行 っており 同 23 年 4 月 には 海 外 ファンド 取 得 支 援 業 務 を 資 産 ナビ 株 式 会 社 ( 以 下 資 産 ナビ 社 という )に 移 管 させ 対 象 期 間 において 同 社 の 会 員 (26 顧 客 )に 対 し 海 外 ファンドを 延 べ 29 件 取 得 させ ていた しかしながら 資 産 ナビ 社 の 代 表 取 締 役 は 当 社 代 表 取 締 役 が 兼 務 しており また 海 外 ファンド 取 得 支 援 業 務 の 運 営 は 従 前 どおり 当 社 役 職 員 が 行 っていること 等 から 移 管 の 前 後 において 海 外 ファンド 取 得 支 援 業 務 を 遂 行 する 態 勢 に 変 更 はなく 当 社 が 資 産 ナビ 社 の 名 を 用 いて 実 質 的 に 海 外 ファンド 取 得 支 援 業 務 を 行 っているものと 認 められる その 上 で 資 産 ナビ 社 は 海 外 ファンドの 販 売 会 社 等 との 間 の 契 約 に 基 づき 同 社 の 会 員 による 海 外 ファンドの 取 得 額 に 応 じ た 報 酬 を 当 該 販 売 会 社 等 から 受 領 していた 以 上 のことから 当 社 は 資 産 ナビ 社 の 名 を 用 いて 海 外 フ ァンドの 発 行 者 のために 有 価 証 券 を 顧 客 に 取 得 させる 意 図 又 は 目 的 をもって 当 該 有 価 証 券 の 商 品 内 容 等 を 説 明 し ま た 海 外 ファンドの 販 売 会 社 等 との 間 で 契 約 を 締 結 した 上 で 当 該 販 売 会 社 等 から 海 外 ファンドへの 投 資 額 に 応 じた 報 酬 を 受 領 しており 当 社 が 行 った 一 連 の 行 為 は 投 資 助 言 の 範 囲 にとどまらず 有 価 証 券 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 いに 該 当 するものと 認 められる 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 1 項 に 規 定 する 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 ( 同 法 第 2 条 第 8 項 第 9 号 に 掲 げ る 有 価 証 券 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い を 業 として 行 うこと) に 該 当 するものであり 当 社 が 同 法 第 31 条 第 4 項 に 基 づく 変 更 登 録 を 受 けることなく 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うこ とは 同 法 第 29 条 に 違 反 するものと 認 められる 業 務 停 止 命 令 金 融 商 品 取 引 業 の 全 ての 業 務 を 平 成 26 年 8 月 8 日 から 平 成 26 年 11 月 7 日 まで 停 止 すること(ただ し 顧 客 との 投 資 顧 問 契 約 の 解 約 業 務 を 除 く ) 業 務 改 善 命 令 1 無 登 録 金 融 商 品 取 引 業 務 を 直 ちに 停 止 し 適 切 な 再 発 防 止 策 を 講 じること 2 本 件 についての 適 切 な 顧 客 説 明 顧 客 への 適 切 な 対 応 な どの 投 資 者 保 護 の ために 万 全 の 措 置 を 講 じること 3 当 社 が 関 与 した 全 ての 海 外 ファンド について 取 扱 い 状 況 ( 顧 客 属 性 海 外 ファンドの 名 称 投 資 金 額 )を 至 急 把 握 すること 4 本 件 行 為 の 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 5 上 記 1から4につ いて 1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 するこ と FXコーポレーション 株 式 会 社 ( 関 東 ) 会 社 勧 告 純 財 産 額 及 び 自 己 資 本 規 制 比 率 が 法 定 の 基 準 を 下 回 って いる 状 況 等 行 政 処 分 日 平 成 26 年 9 月 5 日 会 社 に 対 する 処 分 当 社 は 平 成 26 年 2 月 3 日 以 降 現 預 金 勘 定 に 47 百 万 円 を 計 上 しているものの 同 日 以 降 検 査 基 準 日 ( 同 年 7 月 8 日 ) に 至 るまで 当 社 において 47 百 万 円 に 相 当 する 現 預 金 は 確 認 されていない これにより 当 社 は 遅 くとも 平 成 26 年 3 月 末 以 降 純 財 産 額 が 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 第 5 号 ロに 基 づく 金 商 法 施 行 令 第 15 条 の9 第 1 項 に 定 める 金 額 (50 百 万 円 以 下 法 定 額 という )に 満 たない 状 況 となっており また 自 己 業 務 停 止 命 令 平 成 26 年 9 月 5 日 から 12 月 4 日 まで の 間 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 全 ての 業 務 ( 顧 客 取 引 の 結 了 の ための 処 理 等 当 局 が 226

99 一 連 番 号 11 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 資 本 規 制 比 率 が 140%( 同 年 6 月 末 以 降 は 120%)を 下 回 る 状 況 となっている しかしながら 当 社 は 純 財 産 額 が 法 定 額 に 満 たないこと について 当 局 から 処 分 されることを 恐 れ 必 要 な 会 計 処 理 を 行 わなかったほか 金 商 法 第 50 条 第 1 項 第 8 号 に 基 づく 金 商 業 等 府 令 第 199 条 第 11 号 イに 掲 げる 場 合 ( 純 財 産 額 が 法 定 額 に 満 たなくなった 場 合 )の 届 出 を 行 っていなかった また 当 社 は 純 財 産 額 が 法 定 額 に 満 たない 事 実 を 隠 蔽 す るために 金 商 法 第 46 条 の6 第 1 項 に 基 づく 月 次 の 自 己 資 本 規 制 比 率 の 届 出 に 際 し 平 成 26 年 2 月 末 以 降 虚 偽 の 純 財 産 額 等 を 基 に 同 比 率 を 算 出 し 当 局 に 届 け 出 ていた さら に 当 社 は 自 己 資 本 規 制 比 率 が 平 成 26 年 3 月 末 から 検 査 基 準 日 までの 間 140%を 下 回 っている 状 況 にあるにもか かわらず 金 商 法 第 46 条 の6 第 1 項 に 基 づく 金 商 業 等 府 令 第 179 条 第 1 項 第 1 号 に 掲 げる 場 合 ( 自 己 資 本 規 制 比 率 が 140%を 下 回 った 場 合 )の 届 出 を 行 っていなかった 以 上 のとおり 当 社 の 純 財 産 額 が 法 定 額 に 満 たない 状 況 は 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 して 監 督 上 の 処 分 を 命 ず ることができる 場 合 の 要 件 となる 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 3 号 ( 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 第 5 号 ロ( 純 財 産 額 が 法 定 額 に 満 たない 者 )に 該 当 することとなったとき)に 該 当 するも のと 認 められる また 当 社 は 純 財 産 額 が 法 定 額 に 満 たな くなった 場 合 ( 金 商 法 第 50 条 第 1 項 第 8 号 に 基 づく 金 商 業 等 府 令 第 199 条 第 11 号 イに 掲 げる 場 合 )に 該 当 するにもか かわらず 必 要 とされる 届 出 を 行 っておらず 金 商 法 第 50 条 第 1 項 に 違 反 するものと 認 められる さらに 当 社 が 虚 偽 の 自 己 資 本 規 制 比 率 を 当 局 に 届 け 出 た こと 及 び 当 社 の 自 己 資 本 規 制 比 率 が 140%を 下 回 っている 場 合 ( 金 商 法 第 46 条 の6 第 1 項 に 基 づく 金 商 業 等 府 令 第 179 条 第 1 項 第 1 号 に 掲 げる 場 合 )に 該 当 するにもかかわらず 必 要 とされる 届 出 を 行 っていないことは 金 商 法 第 46 条 の 6 第 1 項 に 違 反 するものと 認 められる また 当 社 の 自 己 資 本 規 制 比 率 が 120%を 下 回 っている 状 況 は 金 商 法 第 46 条 の6 第 2 項 に 違 反 するものと 認 められる 行 政 処 分 等 の 内 容 個 別 に 承 認 したもの を 除 く )を 停 止 する こと 業 務 改 善 命 令 1 純 財 産 額 を 50 百 万 円 以 上 自 己 資 本 規 制 比 率 を 120% 以 上 に 回 復 させるため の 方 策 を 策 定 する こと 2 本 件 処 分 に 係 る 責 任 の 所 在 を 明 確 に すること 3 本 件 処 分 の 内 容 に ついて 顧 客 に 対 し 十 分 な 説 明 を 行 う こと 4 上 記 1から3につ いて その 対 応 実 施 状 況 を 平 成 26 年 9 月 19 日 までに 書 面 で 報 告 すること 株 式 会 社 財 コンサルティング( 近 畿 ) 会 社 勧 告 行 政 処 分 日 平 成 26 年 10 月 3 日 外 務 員 の 登 録 を 受 けた 者 以 外 の 者 に 外 務 員 の 職 務 を 行 わ せる 行 為 会 社 に 対 する 処 分 当 社 は 外 務 員 の 登 録 を 受 けた 者 でなければ 外 務 員 の 職 務 を 行 うことができないという 認 識 があったにもかかわらず 外 務 員 の 登 録 を 受 けていない 当 社 使 用 人 8 名 に 遅 くとも 平 成 23 年 10 月 以 降 各 人 それぞれ 一 定 期 間 所 属 金 融 商 品 取 引 業 者 が 取 り 扱 う 投 資 信 託 の 取 得 勧 誘 等 の 外 務 員 の 職 務 を 行 わせていた 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 66 条 の 25 において 準 用 する 同 法 第 64 条 第 2 項 に 違 反 するものと 認 められる 業 務 改 善 命 令 1 本 件 法 令 違 反 に 係 る 原 因 を 究 明 し 役 職 員 による 法 令 遵 守 を 徹 底 させるこ とを 含 む 実 効 性 の ある 再 発 防 止 策 を 策 定 すること 2 本 件 に 係 る 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 3 上 記 1 2につい て その 対 応 実 施 状 況 を1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 する こと また 1について は その 実 施 状 況 を 当 分 の 間 3ヶ 月 ごとに 書 面 で 報 告 すること 227

100 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 株 式 会 社 リアルキャピタルマネジメント( 関 東 ) 会 社 勧 告 不 正 又 は 著 しく 不 当 な 行 為 をした 場 合 において その 情 状 が 特 に 重 いと 認 められる 状 況 等 ⑴ 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 が 行 われたように 装 う 行 為 当 社 は 23 の 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 を 行 おうとす る 者 ( 以 下 特 例 業 務 届 出 希 望 者 という )から その 組 成 するファンドに 出 資 を 行 う 適 格 機 関 投 資 家 を 紹 介 し て 欲 しいとの 依 頼 を 受 け 適 格 機 関 投 資 家 である 海 外 のA 証 券 の 代 理 人 と 称 する 045fund 合 同 会 社 ( 以 下 045fund 社 という )に 当 該 ファンドへの 出 資 を 依 頼 することに より A 証 券 から 当 該 ファンドに 出 資 を 行 わせる 旨 を 約 す 行 為 を 行 っていた そして 当 該 ファンドには 045fund 社 から 出 資 が 行 われ た しかしながら 実 際 には 当 社 及 び 045fund 社 は 特 例 業 務 届 出 希 望 者 から 受 け 取 った 資 金 の 一 部 を 045fund 社 を 通 じて 当 該 特 例 業 務 届 出 希 望 者 が 組 成 したファンドへ の 出 資 に 充 てていたものである このスキームは 当 社 及 び 045fund 社 が 考 案 したもの で 当 社 は A 証 券 から 出 資 がされていないこと 及 び 同 証 券 による 出 資 とされていた 資 金 が 当 該 特 例 業 務 届 出 希 望 者 から 拠 出 されたものであることを 認 識 していた 当 社 において 上 記 の 行 為 が 行 われている 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 9 号 に 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 に 関 し 不 正 又 は 著 しく 不 当 な 行 為 をした 場 合 において その 情 状 が 特 に 重 いとき に 該 当 するものと 認 められる ⑵ 自 己 の 名 義 をもって 他 人 にファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 わせている 状 況 ( 名 義 貸 し) 当 社 は 平 成 24 年 4 月 1 日 から 同 年 7 月 13 日 までの 間 に クリーンコントロールベトナム 合 同 会 社 ( 以 下 クリ ーン 社 という )が 組 成 運 用 するファンドの 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 について クリーン 社 に 対 し 当 社 の 名 義 を 用 いてこれを 行 わせていた 当 社 における 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 36 条 の3( 名 義 貸 しの 禁 止 )に 違 反 するものと 認 められる ⑶ 法 定 書 面 の 未 交 付 等 当 社 は 契 約 締 結 前 交 付 書 面 などの 法 定 書 面 の 未 交 付 等 多 くの 法 令 違 反 が 認 められる 状 況 ( 法 定 書 面 の 未 交 付 等 の 法 令 違 反 の 該 当 法 令 は 別 添 参 照 )となっている 行 政 処 分 等 の 内 容 行 政 処 分 日 平 成 26 年 10 月 24 日 会 社 に 対 する 処 分 登 録 取 消 し 関 東 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 1143 号 の 登 録 を 取 消 す 業 務 改 善 命 令 1 当 社 が 関 与 した 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 を 全 て 把 握 し 当 該 届 出 者 に 対 し 行 政 処 分 の 事 実 及 び 理 由 に ついて 説 明 を 行 う こと 2 当 該 届 出 者 に 対 し 当 該 届 出 者 が 運 営 するファンドの 出 資 者 に 当 社 の 行 政 処 分 の 事 実 のうち 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 が 行 わ れたように 装 う 行 為 について 説 明 を 行 わせる 等 投 資 家 保 護 のために 万 全 の 方 策 をとること 3 現 在 当 社 と 投 資 顧 問 契 約 を 締 結 して いる 者 との 契 約 を 適 切 に 終 了 させる こと 4 上 記 の 対 応 実 施 状 況 について 完 了 ま での 間 書 面 により 随 時 報 告 すること ⑷ 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 が 確 保 されていない 状 況 等 当 社 の 業 務 の 多 くは 代 表 取 締 役 一 人 により 主 体 的 に 処 理 されているところ 当 社 代 表 取 締 役 が 行 った 上 記 ⑴ない し⑶ 記 載 の 業 務 において 法 令 違 反 等 の 問 題 が 認 められ 当 社 はこれらの 業 務 によって 営 業 収 益 のほとんどを 上 げて いる したがって 当 社 代 表 取 締 役 は 業 務 運 営 に 当 たり 法 令 等 遵 守 意 識 が 著 しく 欠 如 しているものと 認 められる 当 社 における 上 記 の 状 況 は 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 第 1 号 ニに 掲 げる 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 を 有 しない 者 に 該 当 するものと 認 められ このような 当 社 の 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 1 号 に 該 当 するものと 認 められる ( 別 添 記 載 内 容 ) 法 定 書 面 の 未 交 付 等 228

101 一 連 番 号 13 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ア 政 令 で 定 める 使 用 人 の 変 更 届 出 の 未 済 ( 金 商 法 第 31 条 第 1 項 に 違 反 ) イ 契 約 締 結 前 交 付 書 面 の 未 交 付 等 ( 金 商 法 第 37 条 の3 第 1 項 に 違 反 ) ウ 契 約 締 結 時 交 付 書 面 の 未 交 付 等 ( 金 商 法 第 37 条 の4 第 1 項 に 違 反 ) エ 業 務 に 関 する 帳 簿 書 類 ( 投 資 顧 問 契 約 に 基 づく 助 言 の 内 容 を 記 載 した 書 面 )の 未 作 成 ( 金 商 法 第 47 条 に 違 反 ) オ 事 業 報 告 書 の 記 載 不 備 ( 金 商 法 第 47 条 の2に 違 反 ) 行 政 処 分 等 の 内 容 株 式 会 社 NEXT TRUST ( 関 東 ) 会 社 勧 告 名 義 貸 し 当 社 は 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けていない 株 式 会 社 グ ランター( 以 下 グランター 社 という )に 対 し グラン ター 社 がその 関 連 会 社 であるPB EDGE COMPA NY LIMITED( 以 下 PB という )と 顧 客 との 間 における 投 資 一 任 契 約 の 締 結 の 媒 介 を 行 うに 際 して 当 社 の 名 義 を 使 用 することを 許 諾 した これを 受 け グランター 社 は 自 らが 開 催 したセミナーに おいて 少 なくとも 平 成 25 年 9 月 頃 から 同 26 年 1 月 頃 まで の 間 当 社 名 義 によりPBと 顧 客 との 間 における 投 資 一 任 契 約 の 締 結 の 媒 介 を 反 復 継 続 して 行 うことにより 投 資 助 言 代 理 業 を 行 った その 結 果 少 なくとも 171 名 の 顧 客 がPB との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 した 当 社 が 行 った 行 為 は 自 己 の 名 義 をもって 他 人 に 金 融 商 品 取 引 業 を 行 わせたものであり 金 商 法 第 36 条 の3に 違 反 するものと 認 められる 日 本 産 業 復 興 基 金 株 式 会 社 ( 関 東 ) 会 社 勧 告 行 政 処 分 日 平 成 26 年 12 月 16 日 会 社 に 対 する 処 分 業 務 停 止 命 令 金 融 商 品 取 引 業 の 全 ての 業 務 を 平 成 26 年 12 月 16 日 から 平 成 27 年 3 月 15 日 ま で 停 止 すること 業 務 改 善 命 令 1 自 己 の 名 義 を 貸 し 無 登 録 業 者 に 投 資 助 言 代 理 業 務 を 行 わせている 状 況 を 直 ちに 是 正 すると ともに 適 切 な 再 発 防 止 策 を 講 じるこ と 2 名 義 貸 しによる 顧 客 に 対 し 適 切 な 顧 客 対 応 を 行 う 等 投 資 者 保 護 のために 万 全 の 方 策 をとる こと 3 本 件 行 為 の 責 任 の 所 在 の 明 確 化 を 図 ること 4 金 融 商 品 取 引 業 務 を 適 切 に 行 うため の 経 営 管 理 態 勢 業 務 運 営 態 勢 及 び 法 令 等 遵 守 態 勢 を 整 備 すること 5 上 記 1から4につ いて 具 体 的 な 改 善 策 を1ヶ 月 以 内 に 提 出 すること 行 政 処 分 日 平 成 27 年 3 月 13 日 ⑴ 不 正 の 手 段 により 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けた 状 況 当 社 は X 監 査 役 ( 平 成 17 年 3 月 の 設 立 時 から 同 26 年 9 月 までの 間 代 表 取 締 役 )の 下 設 立 時 以 降 貸 借 対 照 表 に 資 本 金 1,000 万 円 を 計 上 するとともに 一 定 額 の 架 空 の 現 金 を 計 上 し 続 け 同 21 年 2 月 期 の 貸 借 対 照 表 においては 現 金 及 び 預 金 の 額 として 約 921 万 円 を 計 上 していたが 実 際 に 保 有 していたのは 預 金 残 高 として 計 上 した 約 216 万 円 であり 差 額 の 約 705 万 円 については 架 空 の 金 額 となって いた 会 社 に 対 する 処 分 登 録 取 消 し 関 東 財 務 局 長 ( 金 商 ) 第 2281 号 の 登 録 を 取 消 す 業 務 改 善 命 令 1 当 社 が 関 与 した 229

102 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) こうした 中 当 社 は 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 申 請 書 に 添 付 すべき 最 終 の 貸 借 対 照 表 ( 平 成 21 年 2 月 期 )におい て 現 金 及 び 預 金 の 額 が 虚 偽 の 金 額 であることを 認 識 し ながらこれを 記 載 し 登 録 申 請 書 を 関 東 財 務 局 長 宛 てに 提 出 することによって 同 21 年 11 月 16 日 付 けで 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けたものである 行 政 処 分 等 の 内 容 15 つづき 当 社 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 柱 書 きに 規 定 する 登 録 申 請 書 に 添 付 すべき 書 類 に 虚 偽 の 記 載 があるとき に 該 当 するものと 認 められる このような 当 社 の 状 況 は 金 商 法 第 52 条 第 1 項 第 5 号 に 規 定 する 不 正 の 手 段 により 第 二 十 九 条 の 登 録 を 受 けたとき に 該 当 するもの と 認 められる ⑵ 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 が 確 保 されていない 状 況 当 社 は 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うに 当 たり 当 該 業 務 に 関 する 十 分 な 知 識 及 び 経 験 を 有 する 役 員 又 は 使 用 人 を 確 保 していなければならないところ 実 質 的 に 一 人 で 業 務 を 行 っ ているX 監 査 役 は 法 令 等 遵 守 意 識 が 欠 如 しており 法 令 等 を 熟 知 した 役 員 又 は 使 用 人 の 配 置 などの 必 要 な 整 備 を 怠 っ ている その 結 果 当 社 は 上 記 ⑴のとおり 不 正 の 手 段 に より 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けたほか 上 記 ⑴と 同 様 に 現 金 及 び 預 金 等 の 額 に 虚 偽 の 金 額 を 記 載 した 貸 借 対 照 表 を 含 む 事 業 報 告 書 を 関 東 財 務 局 長 宛 てに 提 出 している また 当 社 が 当 社 ウェブサイトで 本 店 所 在 地 と 表 示 してい る 事 務 所 には 当 社 以 外 の 複 数 社 が 入 居 しており 当 社 の 役 員 又 は 使 用 人 を 常 駐 させておらず 当 社 ウェブサイト 等 に 記 載 している 電 話 番 号 に 架 電 をしても 応 対 しない 状 況 が 継 続 し 顧 客 等 は 当 社 との 連 絡 が 取 れない 状 況 となっている さらに 当 社 は 当 社 の 使 用 人 以 外 の 者 で 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けていない 者 に 対 し ファンドの 出 資 持 分 に 係 る 取 得 勧 誘 を 行 わせている 全 てのファンド( 以 下 ファンド とい う )について フ ァンド 持 分 を 取 得 した 全 ての 出 資 者 に 対 し 行 政 処 分 の 事 実 及 び 理 由 につ いて 説 明 を 行 うこ と 2ファンド 財 産 の 運 用 管 理 の 状 況 を 早 急 に 把 握 し ファン ド 出 資 者 に 対 し 当 該 状 況 その 他 必 要 な 事 項 の 説 明 を 行 うこと 3ファンド 出 資 者 の 意 向 を 踏 まえ ファ ンド 財 産 の 返 還 等 に 関 する 方 針 を 速 やかに 策 定 し 実 施 すること 4ファンドの 出 資 者 間 の 公 平 に 配 慮 し つつ 出 資 者 保 護 に 万 全 の 措 置 を 講 ず ること 5 上 記 1から4まで の 対 応 実 施 状 況 に ついて 完 了 までの 間 書 面 により 随 時 報 告 すること 当 社 の 上 記 の 状 況 は 金 商 法 第 29 条 の4 第 1 項 第 1 号 ニ に 規 定 する 金 融 商 品 取 引 業 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 人 的 構 成 を 有 しない 者 に 該 当 するものと 認 められ このような 当 社 の 状 況 は 同 法 第 52 条 第 1 項 第 1 号 に 該 当 するものと 認 められる さらに 当 社 が 虚 偽 の 金 額 を 記 載 した 貸 借 対 照 表 を 含 む 事 業 報 告 書 を 関 東 財 務 局 長 宛 てに 提 出 する 行 為 は 金 商 法 第 47 条 の2に 違 反 するものと 認 められる 根 拠 条 文 は 勧 告 実 施 日 時 点 において 適 用 される 法 律 を 記 載 している 230

103 一 連 番 号 2 国 際 取 引 等 調 査 の 結 果 及 び 証 券 検 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 ) 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) むさし 証 券 株 式 会 社 ( 証 券 監 視 委 及 び 関 東 ) ⑴は 会 社 勧 告 及 び 役 職 員 勧 告 ⑵は 会 社 勧 告 ⑴ 自 己 売 買 による 相 場 操 縦 行 為 当 社 は 同 社 契 約 ディーラーとして 同 社 ディーリング 業 務 に 従 事 していたAディーラーにおいて 同 社 の 業 務 に 関 し 株 式 会 社 東 京 証 券 取 引 所 ( 当 時 以 下 東 証 という )に 上 場 されていたTOPIX 先 物 ( 平 成 25 年 9 月 限 月 )につ いて 市 場 デリバティブ 取 引 を 誘 引 する 目 的 をもって 平 成 25 年 7 月 29 日 から 同 月 31 日 まで 及 び 同 年 9 月 9 日 から 同 月 11 日 までの 間 合 計 6 取 引 日 にわたり 上 記 取 引 所 にお いて 約 定 させる 意 思 がないのに 買 い 最 良 気 配 値 に 多 数 の 買 い 注 文 を 発 注 したり 売 り 最 良 気 配 値 に 多 数 の 売 り 注 文 を 発 注 したりするなどの 方 法 により 上 記 先 物 合 計 2016 単 位 を 買 い 付 ける 一 方 同 先 物 合 計 2016 単 位 を 売 り 付 けるとと もに 同 先 物 合 計 4 万 3554 単 位 の 買 い 注 文 及 び 合 計 4 万 4889 単 位 の 売 り 注 文 を 発 注 し もって 自 己 の 計 算 におい て 市 場 デリバティブ 取 引 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 上 記 取 引 所 における 上 記 先 物 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 市 場 デリバティブ 取 引 及 び 申 込 みを 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 159 条 第 2 項 第 1 号 に 掲 げる 行 為 に 該 当 するものと 認 められる ⑵ 株 券 に 係 る 市 場 デリバティブ 取 引 の 自 己 売 買 に 係 る 売 買 審 査 態 勢 に 不 備 が 認 められる 状 況 当 社 は 内 規 上 当 社 の 自 己 勘 定 による 取 引 ( 以 下 自 己 売 買 という )における 不 公 正 取 引 の 審 査 を 監 査 部 売 買 審 査 課 に 行 わせることとしていたが 売 買 審 査 課 は 委 託 取 引 の 売 買 審 査 で 多 忙 であったことから 自 己 売 買 に 係 る 売 買 審 査 を 行 っていなかった また 同 課 課 長 は 自 己 売 買 の 審 査 をデ ィーリング 部 長 に 任 せていたとしているが 同 部 長 も 株 券 に 係 る 市 場 デリバティブ 取 引 における 不 公 正 取 引 のチェッ クという 観 点 からはほとんど 売 買 審 査 を 行 っていなかった こうした 中 当 社 は Aディーラーの 約 定 させる 意 思 がな い 注 文 の 発 注 等 について 東 証 から 平 成 25 年 7 月 31 日 に 注 意 を 受 け Aディーラーに 口 頭 注 意 を 行 うとともに 株 券 に 係 る 市 場 デリバティブ 取 引 における 不 公 正 取 引 の 売 買 管 理 システムによる 抽 出 を 開 始 したが 不 公 正 取 引 に 係 る 検 証 は 依 然 として 不 十 分 であり Aディーラーによる 同 年 9 月 9 日 から 11 日 までの 上 記 不 公 正 取 引 を 看 過 するなど 売 買 審 査 態 勢 の 抜 本 的 な 検 証 見 直 しは 行 っていなかった また 当 社 はその 後 東 証 から 平 成 25 年 10 月 1 日 に2 度 目 の 注 意 を 受 けたものの 本 来 の 担 当 である 売 買 審 査 課 が 自 己 売 買 の 審 査 を 行 っていない 等 の 状 況 は 引 き 続 き 継 続 して いた 更 に 内 部 管 理 統 括 責 任 者 である 当 社 副 社 長 は 当 社 の 売 買 審 査 の 人 員 が 不 足 している 状 況 を 知 りながら 売 買 審 査 態 勢 の 状 況 を 確 認 しておらず 東 証 による 上 記 2 度 の 注 意 を 受 けても 適 切 な 態 勢 整 備 は 行 われていなかった 上 記 のとおり 当 社 の 株 券 に 係 る 市 場 デリバティブ 取 引 の 自 己 売 買 に 係 る 売 買 審 査 態 勢 には 不 備 が 認 められ このよう な 当 社 の 状 況 は 金 融 商 品 取 引 業 者 として 極 めて 不 適 切 なも のであり 金 商 法 第 51 条 に 基 づく 業 務 改 善 命 令 を 発 出 する ことができる 場 合 の 要 件 となる 業 務 の 運 営 に 関 し 公 益 又 は 投 資 者 保 護 のため 必 要 かつ 適 当 であると 認 めるとき に 該 当 するものと 認 められる 根 拠 条 文 は 勧 告 実 施 日 時 点 において 適 用 される 法 律 を 記 載 している 行 政 処 分 等 の 内 容 行 政 処 分 日 平 成 26 年 6 月 20 日 会 社 に 対 する 処 分 業 務 停 止 命 令 平 成 26 年 6 月 23 日 から 平 成 26 年 7 月 4 日 までの 間 自 己 の 計 算 による 株 券 に 係 る 市 場 デリバティ ブ 取 引 の 売 買 業 務 ( 当 局 が 個 別 に 認 め たものを 除 く)を 停 止 すること 業 務 改 善 命 令 1 取 引 の 公 正 を 確 保 するための 必 要 な 人 員 配 置 や 検 証 デ ータ 整 備 などを 含 め 売 買 管 理 態 勢 の 抜 本 的 な 見 直 しを 図 るとともに 法 令 違 反 の 根 絶 に 向 け た 再 発 防 止 策 を 講 じること 2 全 役 職 員 に 対 して 法 令 遵 守 の 徹 底 を 図 るための 措 置 を 講 じること 3 本 件 に 係 る 経 営 陣 を 含 む 責 任 の 所 在 を 明 確 化 すること 4 上 記 1から3につ いて その 対 応 実 施 状 況 を1ヶ 月 以 内 に 書 面 で 報 告 す ること 外 務 員 に 対 する 処 分 職 務 停 止 13 週 間 231

104 一 連 番 号 3 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 等 に 対 する 検 査 結 果 等 の 公 表 ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 ) 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 株 式 会 社 アール オー イー( 証 券 監 視 委 ) 当 社 は 自 らを 営 業 者 とし 主 に 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 に 対 する 投 資 を 行 うとする 匿 名 組 合 であるファンド( 以 下 本 件 フ ァンド という )を 組 成 し 顧 客 に 対 して 本 件 ファンドの 匿 名 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 勧 誘 を 行 い 出 資 金 の 運 用 を 行 っている そのような 中 当 社 の 業 務 の 運 営 状 況 を 検 証 したところ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた ⑴ 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 当 社 は 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 の 届 出 を 行 った 平 成 24 年 8 月 から 本 件 ファンドの 取 得 勧 誘 を 行 っているとこ ろ 以 下 のとおり 実 態 と 相 違 した 虚 偽 の 説 明 を 行 っている 状 況 が 認 められた ア 勧 誘 資 料 における 虚 偽 の 説 明 当 社 は 勧 誘 資 料 中 の 本 件 ファンドの 運 用 に 係 る 説 明 と して 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 上 場 株 式 及 び 日 経 225 先 物 取 引 の 売 買 システムが 24 時 間 フルタイムで 完 全 自 動 運 転 す る 旨 を 記 載 している しかしながら 当 社 に 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 に 係 る 売 買 システムなるものは 存 在 せず 当 社 は 一 部 期 間 を 除 き 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 による 運 用 を 行 っていない イ 契 約 締 結 前 交 付 書 面 における 虚 偽 の 説 明 当 社 は 契 約 締 結 前 交 付 書 面 において 本 件 ファンドに ついて 出 資 金 を 当 社 の 固 有 財 産 を 保 管 する 銀 行 口 座 とは 別 の 預 り 金 口 座 としての 銀 行 預 金 口 座 に 預 金 し 分 別 管 理 するなどとしている しかしながら 実 際 には 当 社 は 本 件 ファンドの 取 得 勧 誘 を 開 始 した 平 成 24 年 8 月 以 降 同 一 の 当 社 名 義 預 金 口 座 で 当 社 固 有 財 産 と 出 資 金 を 管 理 しており 分 別 管 理 をしていない 当 社 の 上 記 行 為 は 金 商 法 第 63 条 第 4 項 に 基 づき 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 を 金 融 商 品 取 引 業 者 とみなして 適 用 される 同 法 第 38 条 第 1 号 に 規 定 する 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 に 該 当 すると 認 められる ⑵ 投 資 者 保 護 上 問 題 が 認 められる 状 況 ア 出 資 金 の 流 用 等 当 社 は 本 件 ファンドに 係 る 出 資 金 について 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 で 運 用 を 行 うとしていた しかしながら 当 社 は 本 件 ファンドに 係 る 出 資 金 を 当 社 の 社 会 保 険 料 等 の 支 払 いに 充 てるなどして 本 件 ファン ドに 係 る 出 資 金 を 運 用 に 充 てていない 状 況 が 認 められた また 当 社 は 本 件 ファンドに 係 る 出 資 金 及 び 配 当 金 を 現 金 により 授 受 したとしているが 出 資 及 び 配 当 の 事 実 を 確 認 できる 書 類 等 の 記 録 を 保 管 しておらず 出 資 金 や 配 当 金 の 受 渡 しの 管 理 を 行 っていない なお 当 社 は こうした 状 況 にもかかわらず 本 件 ファ ンドの 取 得 勧 誘 を 継 続 している イ 業 務 運 営 が 著 しく 杜 撰 な 状 況 当 社 は 当 社 と 雇 用 関 係 にない 者 に 委 託 し 本 件 ファン ドに 係 る 業 務 を 行 わせていることから 勧 誘 した 顧 客 及 び その 人 数 等 を 正 確 に 把 握 しておらず 顧 客 管 理 台 帳 も 作 成 していない 更 に 当 社 は 運 用 開 始 以 来 運 用 報 告 書 を 作 成 していな い 上 記 のとおり 当 社 は 本 件 ファンドに 係 る 出 資 金 を 当 社 の 経 費 として 流 用 しているにもかかわらず 本 件 ファンドの 行 政 処 分 等 の 内 容 警 告 書 発 出 日 平 成 26 年 4 月 11 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 232

105 一 連 番 号 1 つづき 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 取 得 勧 誘 を 継 続 しており また 当 社 の 本 件 ファンドに 対 す る 運 用 管 理 は 著 しく 杜 撰 な 状 況 にあり こうした 当 社 の 業 務 の 運 営 状 況 は 投 資 者 保 護 上 問 題 があると 認 められる アジア 投 資 株 式 会 社 ( 証 券 監 視 委 ) 当 社 は 自 らを 営 業 者 とし 主 に 外 国 優 良 企 業 等 に 対 する 事 業 投 資 を 行 うとする 匿 名 組 合 である4つのファンド( 以 下 本 件 ファンド という )を 組 成 し 顧 客 に 対 して 本 件 ファン ドの 匿 名 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 勧 誘 を 行 い 出 資 金 の 運 用 を 行 っていたとしている そのような 中 当 社 の 業 務 の 運 営 状 況 を 検 証 したところ 以 下 のとおり 投 資 者 保 護 上 問 題 と 認 められる 状 況 が 判 明 した ⑴ 運 用 実 態 の 把 握 が 極 めて 杜 撰 な 状 況 当 社 は 本 件 ファンドの 勧 誘 資 料 に 複 数 の 運 用 委 託 契 約 先 を 記 載 しており これらの 運 用 委 託 契 約 先 のうち 外 国 法 人 1 社 が 破 綻 したことを 理 由 に 解 散 し 清 算 手 続 に 入 ったとして いる しかしながら 当 社 は 運 用 委 託 契 約 先 における 資 金 の 運 用 状 況 について 一 切 把 握 しておらず 具 体 的 にどの 運 用 委 託 先 が 破 綻 したのかも 明 らかになっていない また 当 社 は 運 用 委 託 契 約 先 への 多 額 の 出 資 金 の 受 渡 し について 関 係 者 に 現 金 による 手 渡 しで 行 ったとしている が その 実 態 は 一 切 不 明 である 更 に 当 社 は 清 算 業 務 を 行 うに 当 たって 確 認 すべき 本 件 ファンドの 運 用 の 状 況 も 把 握 していない ⑵ 出 資 者 の 出 資 状 況 の 把 握 が 極 めて 杜 撰 な 状 況 当 社 は 本 件 ファンドに 対 する 全 出 資 者 分 の 匿 名 組 合 契 約 書 を 保 管 しておらず 本 件 ファンドに 係 る 出 資 残 高 を 検 証 で きる 資 料 も 保 管 していないなど 出 資 者 の 出 資 状 況 を 把 握 で きる 客 観 的 資 料 を 欠 いている 状 況 にある ⑶ 不 適 切 な 勧 誘 行 為 当 社 は 本 件 ファンドのうち 2つのファンドにおける 契 約 締 結 前 交 付 書 面 において 各 出 資 者 からの 出 資 金 の 振 込 先 として 当 社 があらかじめ 指 定 する 個 人 名 義 の 預 金 口 座 を 記 載 していた しかしながら 当 社 は 当 該 預 金 口 座 が 銀 行 によって 平 成 24 年 9 月 に 強 制 解 約 とされていたにもかかわらず 強 制 解 約 以 降 同 25 年 4 月 頃 までの 間 契 約 締 結 前 交 付 書 面 にお いて 当 該 預 金 口 座 を 出 資 金 の 振 込 先 と 記 載 したまま 取 得 勧 誘 を 行 い 匿 名 組 合 契 約 を 締 結 していた 当 社 は 当 該 匿 名 組 合 契 約 を 締 結 した 者 からの 出 資 金 を 現 金 で 受 領 したとし ているが その 実 態 は 一 切 不 明 である なお 今 回 臨 店 検 査 では 出 資 者 の 匿 名 組 合 契 約 書 運 用 委 託 契 約 先 との 契 約 書 等 の 存 在 が 確 認 できず 業 務 の 詳 細 な 検 証 が 困 難 である 状 況 が 認 められた 当 社 の 上 記 の 業 務 の 運 営 状 況 は 投 資 者 保 護 上 極 めて 問 題 が あると 認 められる 行 政 処 分 等 の 内 容 警 告 書 発 出 日 平 成 26 年 4 月 11 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 アルファ メディア 株 式 会 社 株 式 会 社 インテレスCX 及 び 株 式 会 社 ジー クエスト( 関 東 ) 警 告 書 発 出 日 平 成 26 年 4 月 22 日 アルファ メディア 株 式 会 社 ( 同 社 を 営 業 者 とする 匿 名 組 合 関 東 財 務 局 におい を 以 下 Aファンド という ) 株 式 会 社 インテレスCX( 同 て 直 ちに 当 該 行 為 社 を 営 業 者 とする 匿 名 組 合 を 以 下 Bファンド という ) 及 を 取 り 止 めるよう 警 び 株 式 会 社 ジー クエスト( 同 社 を 営 業 者 とする 匿 名 組 合 を 以 告 書 を 発 出 下 Cファンド という )(いずれも 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 金 融 庁 ウェブサイト 業 務 届 出 者 ( 以 下 特 例 業 務 届 出 者 といい 3 社 を 総 称 し 警 告 書 の 発 出 を 行 て 本 件 3 社 という ))は それぞれが 自 身 を 営 業 者 とす った 適 格 機 関 投 資 家 る 匿 名 組 合 であるAファンド Bファンド 及 びCファンド( 以 等 特 例 業 者 の 名 称 等 下 本 件 3ファンド という )の 出 資 金 の 運 用 を 行 っている について に 本 件 3 本 件 3ファンドの 出 資 持 分 に 係 る 私 募 の 取 扱 いは 本 件 3 社 社 の 名 称 等 を 掲 載 し の 取 締 役 であるXが 代 表 取 締 役 を 兼 務 している 株 式 会 社 イン 公 表 テレス キャピタル マネージメント( 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 233

106 一 連 番 号 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 者 )が 行 っている 行 政 処 分 等 の 内 容 3 つづき こうした 状 況 の 中 本 件 3 社 の 運 営 状 況 等 を 検 証 したとこ ろ 以 下 の 問 題 が 認 められた ⑴ 投 資 者 保 護 上 問 題 がある 行 為 ア 出 資 金 の 流 用 (ア) アルファ メディア 株 式 会 社 アルファ メディア 株 式 会 社 は 平 成 23 年 8 月 18 日 か ら 同 25 年 1 月 18 日 までの 間 にAファンドに 出 資 した 顧 客 13 名 の 出 資 金 3,600 万 円 のうち 少 なくとも 約 1,600 万 円 を 匿 名 組 合 契 約 で 定 められた 商 品 先 物 取 引 や 株 式 公 社 債 等 で 運 用 することなく Bファンド 及 びCファンド の 口 座 に 送 金 し 当 該 ファンドの 顧 客 への 解 約 返 戻 金 及 び 関 連 会 社 等 の 事 務 経 費 等 に 流 用 していた (イ) 株 式 会 社 インテレスCX 株 式 会 社 インテレスCXは 平 成 23 年 7 月 12 日 から 同 25 年 5 月 24 日 までの 間 にBファンドに 出 資 した 顧 客 3 名 の 出 資 金 2,400 万 円 のうち 少 なくとも 約 1,500 万 円 を 匿 名 組 合 契 約 で 定 められた 商 品 先 物 取 引 や 株 式 公 社 債 等 で 運 用 することなく Aファンドの 口 座 に 送 金 し 当 該 ファンドの 顧 客 への 解 約 返 戻 金 及 び 同 社 の 代 表 取 締 役 が 代 表 取 締 役 等 を 兼 務 している 関 連 会 社 等 の 事 務 経 費 等 に 流 用 していた (ウ) 株 式 会 社 ジー クエスト 株 式 会 社 ジー クエストは 平 成 25 年 1 月 21 日 から 同 年 6 月 27 日 までの 間 にCファンドに 出 資 した 顧 客 7 名 の 出 資 金 1,700 万 円 のうち 少 なくとも 約 1,600 万 円 を 匿 名 組 合 契 約 で 定 められた 商 品 先 物 取 引 や 株 式 公 社 債 等 で 運 用 することなく Aファンド Bファンド 及 び 株 式 会 社 ジー クエストの 代 表 取 締 役 個 人 の 口 座 に 送 金 し 当 該 ファンドの 顧 客 への 解 約 返 戻 金 当 該 ファンドの 特 例 業 務 届 出 者 が 発 行 している 社 債 の 利 払 い 及 び 関 連 会 社 等 の 事 務 経 費 等 に 流 用 していた イ 虚 偽 の 運 用 報 告 書 の 交 付 本 件 3 社 は それぞれ 自 らが 運 用 するファンドに 損 失 が 発 生 しているにもかかわらず 解 約 の 防 止 を 図 る 等 のた め Aファンドは 平 成 23 年 9 月 末 基 準 以 降 Bファンド 及 びCファンドは 同 22 年 11 月 末 基 準 以 降 顧 客 に 対 し 自 ら が 算 出 した 単 価 より 高 い 単 価 を 記 載 した 運 用 報 告 書 を 交 付 していた ウ 分 配 基 準 未 達 での 配 当 アルファ メディア 株 式 会 社 及 び 株 式 会 社 インテレスC Xは 匿 名 組 合 契 約 約 款 において 運 用 利 益 が 一 定 の 水 準 に 達 した 場 合 に 限 り 配 当 を 行 うと 定 めているが 運 用 で 利 益 が 出 ておらず 当 該 利 益 水 準 に 達 していないにもかかわ らず 解 約 の 防 止 を 図 る 等 のため アルファ メディア 株 式 会 社 は 全 ての 顧 客 に 対 し 株 式 会 社 インテレスCXは 特 定 の 顧 客 に 対 し それぞれ 配 当 を 実 施 していた 本 件 3 社 が 行 った 上 記 ア~ウの 行 為 は 投 資 者 保 護 上 問 題 があるものと 認 められる ⑵ 報 告 徴 取 命 令 に 対 する 虚 偽 報 告 株 式 会 社 ジー クエストは 関 東 財 務 局 長 が 平 成 24 年 10 月 31 日 付 で 発 出 した Cファンドの 出 資 対 象 及 び 出 資 先 の 状 況 等 に 関 する 報 告 徴 取 命 令 に 対 し 同 年 11 月 13 日 付 同 年 12 月 5 日 付 及 び 同 月 27 日 付 で 出 資 対 象 は 債 券 等 であり 出 資 先 は 株 式 会 社 ジー クエストの 代 表 取 締 役 が 取 締 役 を 務 める 関 連 会 社 であるなどとする 回 答 を 記 載 した 報 告 書 及 び 当 該 出 資 を 証 する 契 約 書 等 の 写 しを 提 出 している しかしながら 株 式 会 社 ジー クエストは Cファンドに ついて 平 成 24 年 5 月 以 降 全 く 運 用 を 行 っていない 状 況 であ った 234

107 一 連 番 号 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 行 政 処 分 等 の 内 容 3 つづき 株 式 会 社 ジー クエストが 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 63 条 第 7 項 の 規 定 に 基 づく 報 告 徴 取 命 令 に 対 して 虚 偽 の 報 告 を 行 ったものと 認 められる 渡 邉 和 彦 ( 近 畿 ) ⑴ 無 登 録 で 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 及 び 投 資 運 用 業 を 行 う 行 為 ア 当 該 者 は 平 成 20 年 4 月 1 日 以 降 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けることなく 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 い ま た 投 資 運 用 業 の 登 録 を 受 けることなく 出 資 金 を 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 により 運 用 していた イ 当 該 者 は 平 成 22 年 10 月 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )の 届 出 を 行 い 特 例 業 務 におい て 自 らを 営 業 者 として 平 成 22 年 12 月 及 び 同 23 年 8 月 に それぞれ 組 成 した2つの 匿 名 組 合 ( 以 下 本 件 匿 名 組 合 という )に 係 る 出 資 金 を 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 により 運 用 していた 当 該 者 は 本 件 匿 名 組 合 について 平 成 24 年 7 月 末 日 及 び 同 年 11 月 末 日 に 適 格 機 関 投 資 家 との 間 の 本 件 匿 名 組 合 に 係 る 契 約 をそれぞれ 解 消 したにもかかわらず 同 契 約 を 解 消 した 日 の 翌 日 以 降 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 を 受 け ることなく また 投 資 運 用 業 の 登 録 を 受 けることもなく 運 用 を 継 続 していた 当 該 者 が 行 った 上 記 アに 係 る 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 上 記 ア 及 びイに 係 る 出 資 金 の 運 用 は 同 条 第 4 項 に 規 定 する 投 資 運 用 業 に 該 当 し 当 該 者 が 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けることなく 業 として 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる ⑵ 虚 偽 の 変 更 届 出 書 の 提 出 当 該 者 は 本 件 匿 名 組 合 について 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 がなく 特 例 業 務 の 要 件 を 欠 いた 後 も 運 用 を 継 続 してい た しかしながら 当 該 者 は 特 例 業 務 の 要 件 を 満 たさなく なった 事 態 の 発 覚 を 避 けるため 本 件 匿 名 組 合 を 解 散 したと する 虚 偽 の 特 例 業 務 に 係 る 届 出 事 項 の 変 更 届 出 書 を 平 成 24 年 11 月 及 び 同 25 年 6 月 に 近 畿 財 務 局 長 に 提 出 していた 当 該 者 が 行 った 上 記 の 行 為 は 金 商 法 第 63 条 第 3 項 に 違 反 するものと 認 められる クリーンコントロールベトナム 合 同 会 社 ( 関 東 ) 当 社 は 平 成 24 年 2 月 から 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )として 自 らを 営 業 者 とする 匿 名 組 合 ( 以 下 本 件 ファンド という )の 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っている( 当 社 の 業 務 執 行 については 当 社 の 会 長 と 称 するX が その 実 質 的 な 代 表 者 として 指 示 決 定 統 括 している ) ⑴ 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 特 例 業 務 については 1 名 以 上 の 適 格 機 関 投 資 家 を 相 手 方 とする 取 得 勧 誘 が 行 われることが 要 件 の 一 つとされている 当 社 は 本 件 ファンドに 唯 一 の 適 格 機 関 投 資 家 として 出 資 しているのは 海 外 のA 証 券 としていた しかしながら 当 社 は 実 際 には 特 例 業 務 の 開 始 当 初 か ら 本 件 ファンドにおいて A 証 券 を 含 む 適 格 機 関 投 資 家 か らの 出 資 を 全 く 受 けていないことから 本 件 ファンドの 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 は 金 商 法 第 63 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 特 例 業 務 の 要 件 を 充 足 していない したがって 当 社 が 業 として 行 った 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 当 社 が 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けることなく 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる 警 告 書 発 出 日 平 成 26 年 9 月 26 日 近 畿 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 該 者 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 警 告 書 発 出 日 平 成 26 年 10 月 24 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 235

108 一 連 番 号 5 つづき 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ⑵ 金 融 商 品 取 引 業 者 の 名 義 を 用 いた 取 得 勧 誘 当 社 は 平 成 24 年 4 月 1 日 から 同 年 7 月 13 日 までの 間 に 株 式 会 社 リアルキャピタルマネジメント( 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 者 投 資 助 言 代 理 業 者 以 下 リアル 社 という ) との 合 意 のもと リアル 社 の 名 義 を 用 いて 本 件 ファンドの 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 った 行 政 処 分 等 の 内 容 ⑶ 出 資 金 の 流 用 当 社 は 平 成 24 年 2 月 9 日 から 同 年 10 月 27 日 までの 間 に 本 件 ファンドに 出 資 した 顧 客 13 名 の 出 資 金 約 2,200 万 円 のう ち 少 なくとも 約 1,200 万 円 を 匿 名 組 合 契 約 で 定 められた 事 業 のために 運 用 することなく 当 社 社 員 及 び 関 連 会 社 の 経 費 等 に 流 用 していた 当 社 が 行 った 上 記 ⑵ 及 び⑶の 行 為 は 投 資 者 保 護 上 問 題 が あると 認 められる 株 式 会 社 ウィンヴォル 外 3 社 ( 証 券 監 視 委 ) 株 式 会 社 ウィンヴォル( 以 下 当 社 という ) ウィンヴ ォル ステーション 合 同 会 社 ウィンヴォル ドリーム 合 同 会 社 及 びウィンヴォル ファルコン 合 同 会 社 ( 以 下 各 合 同 会 社 を 併 せて 合 同 会 社 3 社 といい 当 社 と 合 同 会 社 3 社 を 併 せ て 当 社 外 3 社 という )は それぞれが 自 身 を 営 業 者 とす る 匿 名 組 合 型 ファンド( 以 下 単 に ファンド という )の 取 得 勧 誘 を 行 い 出 資 金 の 運 用 を 行 っている 合 同 会 社 3 社 を 営 業 者 とするファンドの 出 資 金 は 当 社 への 貸 付 け 又 は 当 社 発 行 の 社 債 購 入 による 運 用 という 形 式 を 通 じ て 当 社 に 集 約 され 当 社 を 営 業 者 とするファンドの 出 資 金 とと もに 未 公 開 株 式 等 の 投 資 に 充 てるとされている なお 合 同 会 社 3 社 は 当 社 代 表 取 締 役 のXの 支 配 下 にあると 認 められる 警 告 書 発 出 日 平 成 26 年 12 月 17 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 本 件 4 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 そのような 中 当 社 外 3 社 のファンド 業 務 の 運 営 状 況 等 を 検 証 したところ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた ⑴ 出 資 金 の 流 用 等 上 記 ファンドにおいては 当 社 による 十 分 な 運 用 収 益 が 生 じていなかったところ 出 資 金 の 元 本 を 取 り 崩 して 分 配 金 の 支 払 いが 行 われていた このような 状 況 において 当 社 は 満 期 を 迎 えたファンドに 係 る 出 資 金 全 額 を 元 本 を 取 り 崩 し て 支 払 った 分 配 金 相 当 額 を 控 除 することなく 償 還 しており 当 社 に 集 約 された 未 償 還 ファンドの 出 資 金 を 他 のファンド の 償 還 金 の 一 部 に 流 用 していた このほか 当 社 は 営 業 損 益 が 赤 字 となっている 状 況 にお いて 当 社 に 集 約 された 未 償 還 ファンドの 出 資 金 を 販 売 管 理 費 等 に 流 用 していた なお 当 社 が 作 成 した 決 算 報 告 書 ( 第 5 期 )に 記 載 の 貸 借 対 照 表 によれば 平 成 26 年 5 月 末 現 在 当 社 は 債 務 超 過 状 態 にある ⑵ 不 適 切 な 勧 誘 行 為 当 社 外 3 社 は 上 記 ⑴の 状 況 下 にありながらも ファンド の 取 得 勧 誘 を 継 続 し 出 資 金 を 新 たに 集 めている 当 社 は 未 償 還 ファンドの 出 資 金 を 他 のファンドの 償 還 金 や 販 売 管 理 費 等 に 流 用 していた 上 当 社 外 3 社 はそのような 状 況 の 中 でも 取 得 勧 誘 を 継 続 しており こうした 状 況 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 があると 認 められる KSG RESOURCE 株 式 会 社 ( 関 東 ) 当 社 は 平 成 25 年 4 月 19 日 から 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )として 自 らを 営 業 者 とし 金 の 現 物 取 引 に 事 業 投 資 を 行 うとする 匿 名 組 合 ( 以 下 本 件 ファ ンド という )の 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っている 警 告 書 発 出 日 平 成 27 年 1 月 16 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 236

109 一 連 番 号 7 つづき 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ⑴ 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 特 例 業 務 については 1 名 以 上 の 適 格 機 関 投 資 家 から 出 資 を 受 けることが 要 件 の 一 つとされている しかしながら 当 社 は 特 例 業 務 の 開 始 当 初 から 本 件 フ ァンドにおいて 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 を 受 けていない ことから 本 件 ファンドの 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 は 金 商 法 第 63 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 特 例 業 務 の 要 件 を 充 足 してい ないこととなる 行 政 処 分 等 の 内 容 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 したがって 当 社 が 業 として 行 った 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 当 社 が 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けることなく 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる ⑵ 投 資 者 保 護 上 問 題 が 認 められる 状 況 当 社 は 顧 客 に 対 して 契 約 前 に 交 付 した 書 面 において 本 件 ファンド 資 金 を 当 社 ( 営 業 者 )の 固 有 の 財 産 と 分 別 して 管 理 するとしている しかしながら 本 件 ファンド 資 金 の 管 理 口 座 には 当 社 グ ループ 会 社 が 借 り 入 れた 金 銭 等 が 混 在 し 本 件 ファンド 資 金 を 判 別 できない 状 態 にある また 当 社 は 本 件 ファンド 資 金 の 運 用 状 況 を 把 握 してい ない 上 記 のとおり 当 社 における 本 件 ファンド 資 金 の 管 理 は 極 めて 不 透 明 で 杜 撰 なものと 認 められ このような 行 為 は 投 資 者 保 護 上 問 題 があるものと 認 められる 株 式 会 社 エークシト( 関 東 ) 当 社 は 平 成 26 年 2 月 3 日 から 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )として 自 らを 営 業 者 とし 主 に 国 内 上 場 株 式 を 投 資 対 象 とする 匿 名 組 合 ( 以 下 本 件 ファン ド という )の 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 及 び 出 資 金 の 運 用 を 行 っ ている ⑴ 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 及 び 投 資 運 用 業 に 係 る 無 登 録 営 業 特 例 業 務 については 1 名 以 上 の 適 格 機 関 投 資 家 から 出 資 を 受 けることが 要 件 の 一 つとされている しかしながら 当 社 は 平 成 26 年 2 月 3 日 から 同 年 6 月 26 日 までの 間 本 件 ファンドにおいて 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 を 受 けていないことから 当 該 期 間 における 本 件 ファン ドの 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 及 び 出 資 金 の 運 用 は 金 商 法 第 63 条 第 1 項 第 1 号 及 び 第 2 号 に 規 定 する 特 例 業 務 の 要 件 を 充 足 していないこととなる 警 告 書 発 出 日 平 成 27 年 1 月 23 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 したがって 平 成 26 年 2 月 3 日 から 同 年 6 月 26 日 までの 間 当 社 が 業 として 行 った 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 及 び 同 条 第 4 項 に 規 定 する 投 資 運 用 業 に 該 当 し 当 社 が 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けることなく 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 す るものと 認 められる ⑵ 投 資 者 保 護 上 問 題 が 認 められる 状 況 当 社 は 平 成 26 年 2 月 3 日 から 同 年 10 月 8 日 までの 間 に 本 件 ファンドに 出 資 した 顧 客 20 名 の 出 資 金 約 1 億 2,000 万 円 の うち 約 5,000 万 円 を 匿 名 組 合 契 約 で 定 められた 投 資 等 の 用 途 に 充 てることなく 当 社 の 職 員 給 与 等 の 経 費 等 に 流 用 して いた 当 社 が 行 った 上 記 行 為 は 投 資 者 保 護 上 問 題 があるものと 認 められる 株 式 会 社 Money Management Streng th( 東 海 ) 当 社 は 平 成 24 年 11 月 から 同 26 年 7 月 までの 間 適 格 機 関 投 警 告 書 発 出 日 平 成 27 年 1 月 30 日 東 海 財 務 局 におい 237

110 一 連 番 号 9 つづき 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 行 政 処 分 等 の 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )として 匿 名 組 て 直 ちに 当 該 行 為 合 型 ファンドⅠ( 以 下 ファンドⅠ という ) 及 び 同 II( 以 を 取 り 止 めるよう 警 下 ファンドII といい ファンドⅠと 合 せて 本 件 ファンド 告 書 を 発 出 という )の 取 得 勧 誘 を 行 っていた( 当 社 の 業 務 執 行 について 金 融 庁 ウェブサイト は 代 表 取 締 役 A 及 び 専 務 取 締 役 Bが 指 示 決 定 統 括 して 警 告 書 の 発 出 を 行 いる ) った 適 格 機 関 投 資 家 当 社 の 主 張 等 によれば 本 件 ファンドの 投 資 対 象 は 米 国 事 等 特 例 業 者 の 名 称 等 業 会 社 Money Management Strateg について に 当 社 の ies,llc( 以 下 米 MMS 社 という )に 対 する 信 名 称 等 を 掲 載 し 公 用 供 与 のサポート 事 業 であり 米 MMS 社 によって 米 国 の 銀 表 行 に 開 設 されたファンド 名 義 の 口 座 ( 以 下 ファンド 口 座 と いう )へ 出 資 金 を 送 金 するだけで 米 MMS 社 から 高 額 の 手 数 料 報 酬 を 受 領 できるとのことである その 具 体 的 内 容 は 以 下 のとおりとされている イ 当 社 は 米 MMS 社 との 間 で 資 産 運 用 に 関 する EXCLU SIVE PRIVATE PROGRAM という 名 称 の 契 約 ( 以 下 EPP 契 約 という )を 締 結 し 同 契 約 に 基 づき 米 MMS 社 は 米 国 の 銀 行 にファンド 口 座 を 開 設 する ロ 当 社 は 募 集 した 出 資 金 をファンド 口 座 に 送 金 する ハ 米 国 の 銀 行 と 米 MMS 社 間 の 合 意 に 基 づき ファンド 口 座 の 残 高 相 当 額 のクレジットラインが 米 MMS 社 口 座 (トレー ディングアカウント)に 対 して 設 定 され 口 座 残 高 相 当 額 が 米 MMS 社 口 座 に 信 用 供 与 される ニ クレジットラインの 設 定 に 伴 い ファンド 口 座 は 米 国 の 銀 行 によって 封 鎖 (ブロック)され かつ 担 保 にも 供 されな い 状 態 に 置 かれる ホ 米 MMS 社 は 米 国 の 銀 行 から 信 用 供 与 を 受 け 資 産 運 用 の 極 秘 プログラムである EXCLUSIVE PRIVA TE PROGRAM によりデリバティブ 等 による 運 用 を 行 うが 当 社 に 対 しては 当 該 運 用 の 成 績 に 関 係 なく EP P 契 約 に 基 づき ファンド 口 座 残 高 の40%をクレジットライ ン 開 設 のための 手 数 料 報 酬 として 支 払 う(2 月 5 月 8 月 及 び11 月 に1 年 分 の 報 酬 が 分 割 して 支 払 われる ) ヘ 当 社 は 米 MMS 社 から 受 領 した 手 数 料 報 酬 の50%(すな わちファンド 口 座 残 高 の20%)を 上 限 に 出 資 者 へ 配 当 し 残 りを 営 業 報 酬 として 取 得 する そして 当 社 は 平 成 24 年 11 月 頃 から 同 26 年 7 月 頃 までの 間 に 延 べ65 名 の 顧 客 に 対 し 総 額 約 5 億 3,000 万 円 のファンド 持 分 を 取 得 させている(ファンドⅠ: 延 べ33 名 約 3 億 5,000 万 円 ファンドII: 延 べ32 名 約 1 億 8,000 万 円 ) そのような 中 本 件 ファンド 業 務 の 運 営 状 況 等 を 検 証 したと ころ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた ⑴ 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 ア 出 資 金 の 使 途 等 に 関 する 虚 偽 告 知 当 社 は 本 件 ファンドに 係 る 匿 名 組 合 契 約 の 締 結 又 はそ の 勧 誘 に 際 し 出 資 金 の 使 途 等 に 関 して 本 件 ファンド の 出 資 対 象 事 業 はクレジットライン 開 設 への 信 用 供 与 サ ポート 事 業 である 出 資 金 はその 他 の 目 的 には 使 われな い などと 説 明 しているほか 本 件 ファンドの 契 約 書 に も 出 資 金 は 信 用 供 与 のサポート 事 業 のためにのみ 使 う と 明 記 している また 当 社 は 出 資 金 の 送 金 先 である 米 国 の 銀 行 に 開 設 されたファンド 口 座 は 同 行 によって1 年 間 封 鎖 (ブロ ック)される などと 説 明 しているほか その 旨 を 明 記 した 契 約 締 結 前 交 付 書 面 等 を 顧 客 に 交 付 している しかしながら ファンド 口 座 に 送 金 した 出 資 金 は 本 件 ファンドの 手 数 料 報 酬 の 支 払 同 報 酬 とは 別 のA 及 びBの 各 個 人 に 対 する 金 銭 支 払 米 MMS 社 の 関 係 先 会 社 への 振 込 出 金 米 MMS 社 関 係 者 によるクレジットカード 決 済 へ の 支 払 等 に 充 当 されるなど 全 く 封 鎖 (ブロック)されて おらず 信 用 供 与 サポート 事 業 には 充 てられていなかっ た イ 配 当 金 の 支 払 に 関 する 虚 偽 告 知 当 社 は 配 当 金 の 支 払 に 関 して 配 当 金 は 信 用 供 与 サ 238

111 一 連 番 号 9 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ポート 事 業 の 成 果 の 分 配 として 米 MMS 社 から 当 社 へ 支 払 われる 手 数 料 報 酬 から 当 社 によって 支 払 われる な どと 説 明 しているほか 本 件 ファンドの 契 約 書 において も 本 件 ファンドの 収 益 は 米 MMS 社 から 支 払 われる 手 数 料 報 酬 である と 明 記 している しかしながら ファンド 口 座 の 内 容 は 上 記 ア 記 載 のと おりであり 配 当 金 の 支 払 原 資 には ファンド 口 座 に 送 金 された 出 資 金 が 充 てられていた 行 政 処 分 等 の 内 容 つづき 当 社 によるファンドⅠの 出 資 持 分 に 係 る 上 記 説 明 は 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 に 該 当 する( 金 商 法 第 63 条 第 4 項 第 38 条 第 1 号 なお 下 記 ⑵の 無 登 録 営 業 に 該 当 するファンドII の 出 資 持 分 に 係 る 説 明 は 投 資 者 保 護 上 問 題 のある 行 為 に 該 当 する ) なお 当 社 は ファンド 口 座 は 封 鎖 (ブロック)されてお らず 出 資 金 が 信 用 供 与 サポート 事 業 以 外 に 使 われているこ となどの 可 能 性 が 高 いことを 認 識 していたにもかかわらず 出 資 金 が 引 き 出 されないようにするための 適 切 な 措 置 等 を 講 じることなく 漫 然 と 出 資 者 に 対 する 取 得 勧 誘 を 継 続 して いたものである ⑵ 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 特 例 業 務 については 1 名 以 上 の 適 格 機 関 投 資 家 を 相 手 方 とする 取 得 勧 誘 が 行 われることが 要 件 の 一 つとされている 当 社 は ファンドIIに 唯 一 の 適 格 機 関 投 資 家 として 出 資 し ているのは X 投 資 事 業 有 限 責 任 組 合 としていた しかしながら 当 社 は 実 際 には ファンドIIに 係 る 特 例 業 務 の 開 始 当 初 から X 投 資 事 業 有 限 責 任 組 合 を 含 む 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 を 全 く 受 けていないことから ファンド IIの 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 は 金 商 法 第 63 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 特 例 業 務 の 要 件 を 充 足 していない したがって 当 社 が 業 として 行 った 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 当 社 が 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けることなく 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる 株 式 会 社 ドアウェイブ( 関 東 ) 当 社 は 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 とい う )として 自 らを 営 業 者 とし 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 ( 以 下 FX 取 引 という )で 運 用 を 行 うとする 匿 名 組 合 型 ファン ド( 以 下 Aファンド という )のほか 名 称 の 異 なる 複 数 のファンド( 以 下 各 ファンドの 名 称 にかかわらず Bファン ド という )を 組 成 し 顧 客 に 対 し 両 ファンドの 出 資 持 分 ( 以 下 それぞれ Aファンド 持 分 Bファンド 持 分 と いう )の 取 得 勧 誘 及 び 出 資 金 の 運 用 を 行 っている 今 回 検 査 において 当 社 のファンド 業 務 の 運 営 状 況 等 を 検 証 したところ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた ⑴ 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 ア Aファンドの 運 用 実 績 に 係 る 虚 偽 告 知 当 社 は Aファンドの 出 資 金 を 運 用 していないか 又 は 運 用 しても 継 続 的 に 運 用 利 益 を 計 上 できていないにもか かわらず Aファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 に 当 たり 顧 客 に 対 し 運 用 実 績 として 年 率 20% 相 当 の 利 益 が 出 ている などと 実 態 と 異 なる 説 明 をしているほか 過 去 の 運 用 実 績 として 勧 誘 資 料 の 運 用 目 標 を 上 回 るように 架 空 の 運 用 利 回 りが 記 載 された 書 面 を 交 付 して 実 態 と 異 なる 説 明 をし ている イ Aファンドの 運 用 方 法 に 係 る 虚 偽 告 知 当 社 は 実 際 にはFX 取 引 だけでなく 商 品 先 物 取 引 によ る 運 用 も 行 うことを 意 図 していたにもかかわらず Aファ 警 告 書 発 出 日 平 成 27 年 2 月 24 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 239

112 一 連 番 号 10 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) ンド 持 分 の 取 得 勧 誘 に 当 たり 顧 客 に 対 し 運 用 方 法 は FX 取 引 である と 実 態 と 異 なる 説 明 をしている 行 政 処 分 等 の 内 容 つづき 当 社 によるAファンド 持 分 に 係 る 上 記 説 明 は 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 のこと を 告 げる 行 為 に 該 当 する( 金 商 法 第 63 条 第 4 項 第 38 条 第 1 号 ) ⑵ 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 等 ア 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 当 社 は Bファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っているとこ ろ Bファンドはいずれも 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 を 受 けておらず 当 該 取 得 勧 誘 は 金 商 法 第 63 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 特 例 業 務 の 要 件 を 満 たしていない イ Bファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 の 際 の 虚 偽 説 明 当 社 は Bファンドが 出 資 時 に 運 用 利 益 の 分 配 率 や 出 資 金 全 額 の 償 還 が 確 定 しているものではないにもかかわら ず Bファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 に 当 たり 顧 客 に 対 し 年 率 40%から75%の 利 益 分 配 が 確 実 に 受 けられる 出 資 金 全 額 が 確 実 に 償 還 される などと 実 態 と 異 なる 説 明 をしている また 当 社 は 両 ファンドに 出 資 している 顧 客 のうち 過 去 に 金 融 商 品 取 引 で 損 害 を 受 けたことのある 顧 客 に 対 し 債 権 者 保 護 保 全 機 構 に 保 証 金 を 預 ければ 損 害 の 一 部 が 補 てんされる などと 架 空 の 話 を 説 明 し 当 社 が 保 証 金 を 負 担 するので 保 証 金 の 一 部 相 当 額 をBファンド に 出 資 してほしい と Bファンド 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っている 当 社 が 業 として 行 った 上 記 ⑵アの 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 当 社 が 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けることなく 上 記 行 為 を 行 う ことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる また 当 社 が 行 った 上 記 ⑵イの 行 為 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 があると 認 められる ⑶ 運 用 資 産 の 杜 撰 な 管 理 等 ア 出 資 金 による 配 当 金 の 支 払 い 当 社 は 顧 客 との 間 で 契 約 書 又 は 口 頭 により 運 用 利 益 が 生 じない 限 り 配 当 金 の 分 配 は 行 わない 旨 を 合 意 して いるにもかかわらず 両 ファンドの 運 用 を 行 っていない 期 間 においても 顧 客 に 対 する 配 当 を 実 施 しており 同 配 当 は 両 ファンドの 出 資 金 を 原 資 として 行 われている イ Bファンドの 出 資 金 の 目 的 外 使 用 当 社 は 顧 客 に 対 し Bファンドの 出 資 金 はFX 取 引 により 運 用 される と 説 明 しているにもかかわらず B ファンドの 出 資 金 を 原 資 として 第 三 者 への 多 額 の 貸 付 け を 行 っており 出 資 金 を 目 的 外 に 使 用 している 当 社 が 行 った 上 記 ⑶の 行 為 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 が あると 認 められる クエストキャピタルマネージメント 有 限 会 社 ( 証 券 監 視 委 ) 当 社 は AR1 有 限 責 任 事 業 組 合 ( 以 下 AR1 という ) AR2 有 限 責 任 事 業 組 合 ( 以 下 AR2 という ) 及 びKL EM 任 意 組 合 ( 以 下 KLEM といい AR1 及 びAR2と 併 せて 本 件 ファンド という )の 業 務 執 行 組 合 員 として 組 合 財 産 の 運 用 管 理 等 を 行 っている しかしながら 当 社 は 平 成 25 年 10 月 に 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )の 届 出 を 行 った 際 既 に 組 合 財 産 の 運 用 管 理 等 を 行 っていた 本 件 ファンドについて その 旨 を 全 く 記 載 しなかった また 当 社 は 同 26 年 7 月 の 関 東 財 務 局 長 からの 報 告 命 令 に 対 しても 本 件 ファンドにおいて 多 額 の 出 資 金 を 集 めていたにもかかわらず 記 載 しない 又 は 偽 った 金 額 を 記 載 することにより 虚 偽 の 報 告 を 行 っている 警 告 書 発 出 日 平 成 27 年 3 月 3 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 240

113 一 連 番 号 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) そのような 中 本 件 ファンド 業 務 の 運 営 状 況 等 を 検 証 したと ころ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた 行 政 処 分 等 の 内 容 11 つづき ⑴ 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 当 社 は 自 身 を 営 業 者 とするAR1 及 びKLEMの 各 出 資 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 っているところ AR1 及 びKLEMは いずれも 適 格 機 関 投 資 家 からの 出 資 を 受 けておらず 当 該 取 得 勧 誘 は 金 商 法 第 63 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 する 特 例 業 務 の 要 件 を 充 足 していない 当 社 が 行 った 上 記 行 為 は 同 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けないまま 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 する ものと 認 められる ⑵ 投 資 者 保 護 上 問 題 が 認 められる 状 況 ア 無 登 録 の 者 にファンドの 取 得 勧 誘 を 行 わせている 状 況 当 社 は 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けていないAR2の 一 部 の 組 合 員 等 及 びグローバルエコシス 株 式 会 社 ( 東 京 都 新 宿 区 )と 準 業 務 執 行 組 合 員 契 約 と 称 する 合 意 を 締 結 した 上 ( 以 下 AR2との 間 で 同 合 意 を 締 結 した 組 合 員 等 を 準 業 務 執 行 組 合 員 等 という ) 準 業 務 執 行 組 合 員 等 にAR2の 取 得 勧 誘 を 行 わせ 金 銭 を 支 払 ってい る 準 業 務 執 行 組 合 員 等 が 行 った 行 為 は 同 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 同 法 第 29 条 に 基 づく 登 録 を 受 けないまま 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる イ 出 資 金 の 流 用 等 当 社 は AR2の 出 資 金 について 契 約 上 定 められた 投 資 対 象 事 業 による 運 用 をほとんど 行 っておらず したがっ て 運 用 収 益 が 発 生 していないため 契 約 上 は 分 配 を 行 わ ないものとされているにもかかわらず AR2の 組 合 員 に 対 し 出 資 金 を 原 資 として 配 当 金 を 定 期 的 に 支 払 ってい るほか 準 業 務 執 行 組 合 員 等 に 対 する 金 銭 支 払 並 びに 他 の ファンドの 組 合 員 に 対 する 配 当 金 及 び 償 還 金 に 出 資 金 を 流 用 している ウ 組 合 員 に 対 する 虚 偽 の 運 用 報 告 書 の 交 付 等 当 社 は AR2の 一 部 の 組 合 員 に 対 し 運 用 収 益 が 発 生 しているという 虚 偽 の 内 容 を 記 載 した 運 用 報 告 書 を 交 付 しているほか 契 約 上 定 められた 投 資 対 象 事 業 により 出 資 金 を 運 用 している 旨 の 虚 偽 の 説 明 を 行 っている 当 社 は 無 登 録 の 者 にAR2の 取 得 勧 誘 を 行 わせていると ともに AR2の 出 資 金 を 流 用 し さらに 組 合 員 に 虚 偽 の 運 用 報 告 書 を 交 付 するなどしており こうした 状 況 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 があると 認 められる 株 式 会 社 日 本 ヴェリタス( 証 券 監 視 委 ) 当 社 及 び 当 社 の 業 務 の 実 質 的 管 理 者 であるA( 以 下 A 社 長 という )は 平 成 23 年 1 月 頃 から 同 26 年 7 月 頃 までの 間 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 として 自 らを 営 業 者 とする3つの 名 称 の 匿 名 組 合 契 約 ( 以 下 同 契 約 の 個 別 の 名 称 にかかわらず フ ァンド という )に 基 づく 権 利 の 取 得 勧 誘 を 行 い 延 べ233 名 から 約 5 億 円 の 出 資 を 受 けている なお 当 社 の 各 ファンドに 出 資 した 顧 客 の 多 くは 関 連 会 社 である 株 式 会 社 ギフタージャパン( 東 京 都 中 央 区 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 )が 組 成 したファンドに 移 管 されてい る 今 回 検 査 において 当 社 のファンド 業 務 の 運 営 状 況 等 を 検 証 したところ 以 下 の 問 題 点 が 認 められた 警 告 書 発 出 日 平 成 27 年 3 月 20 日 関 東 財 務 局 におい て 直 ちに 当 該 行 為 を 取 り 止 めるよう 警 告 書 を 発 出 金 融 庁 ウェブサイト 警 告 書 の 発 出 を 行 った 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 者 の 名 称 等 について に 当 社 の 名 称 等 を 掲 載 し 公 表 241

114 一 連 番 号 12 つづき 公 表 実 施 年 月 日 公 表 内 容 ( 業 者 名 欄 に 検 査 等 を 実 施 した 証 券 監 視 委 又 は 財 務 局 等 名 を 付 記 ) 出 資 金 の 杜 撰 な 管 理 等 A 社 長 は 当 社 で 一 般 投 資 家 から 集 めた 出 資 金 を 株 式 会 社 JBSホールディングス( 東 京 都 中 央 区 )に 集 約 した 上 で 各 ファンドでは 顧 客 の 配 当 を 賄 えるだけの 運 用 益 が 出 てい ないにもかかわらず 出 資 金 を 原 資 として 分 配 上 限 額 相 当 額 ( 出 資 金 額 の1% 相 当 額 )を 長 期 間 顧 客 に 支 払 い また 残 りの 大 部 分 を 当 社 及 び 関 連 会 社 の 役 職 員 の 給 与 等 の 経 費 の 支 払 いやA 社 長 への 貸 付 けに 充 てるなど 出 資 金 を 極 めて 杜 撰 に 管 理 している また 当 社 は 顧 客 に 対 し 実 際 の 運 用 率 を 上 回 る 虚 偽 の 運 用 率 を 記 載 した 分 配 金 支 払 通 知 書 を 交 付 している 行 政 処 分 等 の 内 容 当 社 における 上 記 状 況 は 投 資 者 保 護 上 重 大 な 問 題 がある と 認 められる 根 拠 条 文 は 公 表 実 施 日 時 点 において 適 用 される 法 律 を 記 載 している 242

115 (2) 課 徴 金 納 付 命 令 に 関 する 勧 告 1 取 引 調 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 ( 不 公 正 取 引 ) 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 ノジマ( 東 証 JASDAQ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 ノジマとの 契 約 締 結 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は ノジマ( 以 下 ノジマ という )と 法 律 顧 問 契 約 を 締 結 していた 者 であるが 契 約 の 履 行 に 関 し ノジマ の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 がノジマの 発 行 する 株 式 を 引 き 受 ける 者 の 募 集 を 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 重 要 事 実 を 知 りながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 11 月 19 日 よ り 前 の 同 月 15 日 自 己 の 計 算 において ノジマ 株 式 合 計 2,000 株 を 売 付 価 額 合 計 194 万 6,900 円 で 売 り 付 けた 課 徴 金 額 39 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 売 付 価 格 ) ( 売 付 株 数 )-( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 低 い 価 格 ) ( 売 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるノジマの 最 も 低 い 株 価 は 778 円 であることから 売 付 価 額 1,946,900( )- (778 円 2,000 株 ) =390,900 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 39 万 円 ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 ) 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 4 月 22 日 第 1 回 審 判 期 日 ( 結 審 ) 平 成 26 年 7 月 25 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 8 月 21 日 なお 本 件 決 定 に 対 して 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 は 平 成 26 年 9 月 19 日 に 東 京 地 方 裁 判 所 に 取 消 し 訴 訟 を 提 起 している ( ) 売 付 価 額 は 970 円 100 株 +971 円 700 株 +972 円 300 株 +973 円 100 株 +975 円 200 株 +977 円 500 株 +978 円 100 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 三 洋 貿 易 ( 東 証 2 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 無 職 の 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 三 洋 貿 易 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 す る 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 売 買 をした 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 4 月 22 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 5 月 26 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 1,042 万 円 ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 数 量 ) 243

116 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 2 つづき または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 10,429,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 1,042 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 1 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 は 58,900 株 であ り 2 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 実 際 の 買 付 け 等 の 数 量 83,600 株 に 違 反 行 為 開 始 時 にその 時 の 価 格 (715 円 )で 買 付 け 等 をしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 107,700 株 を 加 えた 191,300 株 である 当 該 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについて 売 付 価 額 43,145,700 円 ( 2)- 買 付 価 額 42,113,500 円 ( 3)= 1,032,200 円 ( 2) 売 付 価 額 は 717 円 1,000 株 +718 円 5,500 株 +719 円 3,500 株 +721 円 2,700 株 +723 円 4,800 株 +724 円 2,500 株 +725 円 1,000 株 +727 円 2,200 株 +729 円 2,400 株 +730 円 2,200 株 +732 円 2,000 株 +734 円 3,100 株 +739 円 2,000 株 +740 円 3,200 株 +741 円 2,000 株 +742 円 2,400 株 +743 円 5,400 株 +744 円 6,400 株 +746 円 2,100 株 +747 円 2,500 株 の 合 計 額 である ( 3) 買 付 価 額 は 715 円 58,900 株 の 額 である ( 4) 買 付 価 額 の 算 定 においては 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 けのうち 最 も 早 い 時 期 に 行 われたものから 順 次 当 該 売 買 対 当 数 量 に 達 するまで 割 り 当 てることとなる 本 件 においては 違 反 行 為 の 開 始 時 点 において 所 有 して おり 違 反 行 為 の 開 始 時 点 にその 時 における 価 格 (715 円 ) で 買 い 付 けたものとみなされるもの(みなし 買 付 け)から 割 り 当 てられることとなる ⑵ 上 記 ⑴のとおり 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 えることから 当 該 超 える 数 量 132,400 株 (191,300 株 -58,900 株 )について 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (798 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 105,655,200 円 (798 円 132,400 株 )- 買 付 価 額 96,258,400 円 ( 5)=9,396,800 円 ( 5) 買 付 価 額 は 709 円 100 株 +715 円 49,300 株

117 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 2 円 600 株 +717 円 100 株 +718 円 1,800 株 +719 円 1,200 株 +720 円 2,000 株 +721 円 3,500 株 +722 円 つづき 3,000 株 +723 円 6,300 株 +724 円 4,500 株 +725 円 2,200 株 +726 円 200 株 +727 円 3,100 株 +728 円 1,300 株 +729 円 100 株 +730 円 300 株 +731 円 400 株 +732 円 3,600 株 +733 円 2,200 株 +734 円 4,300 株 円 600 株 +736 円 100 株 +737 円 600 株 +738 円 1,000 株 +739 円 3,200 株 +740 円 5,400 株 +741 円 4,300 株 +742 円 3,200 株 +743 円 7,300 株 +744 円 6,700 株 +745 円 2,800 株 +746 円 4,200 株 +747 円 2,900 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 フライトシステムコンサルティング( 東 証 マザーズ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 フライトシステムコンサルティン グとの 契 約 締 結 交 渉 者 の 社 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は ソフトバンクモバイル ( 以 下 ソフトバンク モバイル という )の 社 員 であるが フライトシステムコ ンサルティング( 以 下 フライトシステムコンサルティング という )とソフトバンクモバイルとの 売 買 契 約 の 締 結 の 交 渉 に 関 し フライトシステムコンサルティングの 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 新 たに 決 済 装 置 を 発 売 することについての 決 定 をした 旨 の 重 要 事 実 を 知 りながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 4 月 11 日 より 前 の 同 月 10 日 自 己 の 計 算 において フライトシステムコンサルティング 株 式 合 計 100 株 を 買 付 価 額 合 計 179 万 9,000 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 137 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるフライト システムコンサルティングの 最 も 高 い 株 価 は 31,700 円 であるこ とから (31,700 円 100 株 ) - 買 付 価 額 1,799,000 円 ( ) =1,371,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 137 万 円 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 5 月 20 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 6 月 17 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった ( ) 買 付 価 額 は 17,990 円 100 株 の 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 ジャムコ( 東 証 2 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 ジャムコ 社 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 職 務 に 関 し ジャムコ( 以 下 ジャムコ と いう )の 属 する 企 業 集 団 の 平 成 25 年 3 月 期 の 経 常 利 益 につ いて 平 成 24 年 5 月 11 日 に 公 表 がされた 直 近 の 予 想 値 に 比 較 して 同 社 が 新 たに 算 出 した 予 想 値 において 投 資 者 の 投 資 判 断 に 及 ぼす 影 響 が 重 要 なものとして 内 閣 府 令 で 定 める 基 準 に 該 当 する 差 異 が 生 じた 旨 の 重 要 事 実 を 知 りながら 新 たに 算 出 した 予 想 値 が 経 常 利 益 22 億 円 として 公 表 がされた 平 成 25 年 2 月 8 日 より 前 の 同 月 7 日 自 己 の 計 算 において ジャ 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 5 月 20 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 6 月 17 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 245

118 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 4 つづき ムコ 株 式 合 計 4,200 株 を 買 付 価 額 合 計 196 万 8,900 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 40 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるジャムコ の 最 も 高 い 株 価 は 566 円 であることから (566 円 4,200 株 ) - 買 付 価 額 1,968,900 円 ( ) =408,300 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 40 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 462 円 600 株 +463 円 400 株 +465 円 1,100 株 +470 円 1,100 株 +478 円 1,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 ダイエー( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 の 役 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は イオン の 役 員 であったが その 職 務 に 関 し 同 社 の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が ダイエー( 以 下 ダイ エー という ) 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 を 知 りながら こ の 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 3 月 28 日 より 前 の 同 年 2 月 14 日 から3 月 5 日 までの 間 自 己 の 計 算 において ダイエー 株 式 合 計 1 万 4,000 株 を 買 付 価 額 合 計 314 万 4,100 円 で 買 い 付 けた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 5 月 30 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 6 月 26 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 197 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるダイエーの 最 も 高 い 株 価 は 366 円 であることか ら (366 円 14,000 株 ) - 買 付 価 額 3,144,100 円 ( ) =1,979,900 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 197 万 円 6~ 8 ( ) 買 付 価 額 は 201 円 3,900 株 +202 円 100 株 +234 円 10,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 ダイエー( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 の 役 員 からの 情 報 受 領 者 1ないし3 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 1ないし3は イオン の 役 員 から 同 人 がその 職 務 に 関 し 知 った 同 社 の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が ダイ エー( 以 下 ダイエー という ) 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うこ 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 5 月 30 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 6 月 26 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 1ないし3か ら 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があ ったため 審 判 の 期 日 は 開 かれなかった 246

119 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 6~ 8 つづき とについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 の 伝 達 を 受 けながら 対 象 者 1は この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 3 月 28 日 よ り 前 の 同 年 2 月 14 日 から3 月 5 日 までの 間 自 己 の 計 算 にお いて ダイエー 株 式 合 計 1 万 4,000 株 を 買 付 価 額 合 計 315 万 4,100 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 2は この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 3 月 28 日 よ り 前 の 同 月 13 日 及 び 14 日 自 己 の 計 算 において ダイエー 株 式 合 計 1 万 株 を 買 付 価 額 合 計 229 万 5,000 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 3は この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 3 月 28 日 よ り 前 の 同 月 13 日 及 び 15 日 自 己 の 計 算 において ダイエー 株 式 合 計 5,000 株 を 買 付 価 額 合 計 114 万 5,000 円 で 買 い 付 け た 課 徴 金 額 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 3 68 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるダイエーの 最 も 高 い 株 価 は 366 円 であることか ら 対 象 者 1の 課 徴 金 額 は (366 円 14,000 株 ) - 買 付 価 額 3,154,100 円 ( ) =1,969,900 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 196 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 201 円 3,900 株 +202 円 100 株 +235 円 10,000 株 の 合 計 額 である 対 象 者 2の 課 徴 金 額 は (366 円 10,000 株 ) - 買 付 価 額 2,295,000 円 ( ) =1,365,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 136 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 225 円 5,000 株 +234 円 5,000 株 の 合 計 額 である 対 象 者 3の 課 徴 金 額 は (366 円 5,000 株 ) - 買 付 価 額 1,145,000 円 ( ) =685,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 68 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 225 円 3,000 株 +235 円 2,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 ローヤル 電 機 ( 東 証 JASDAQ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 者 の 役 員 か らの 情 報 受 領 者 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 20 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 18 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 247

120 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 9 つづき 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は みらいコンサルティング ( 以 下 みらいコン サルティング という )の 役 員 から みらいコンサルティン グと 小 田 原 エンジニアリング( 以 下 小 田 原 エンジニアリ ング という )との 間 で 締 結 していたアドバイザリー 契 約 の 履 行 に 関 し 知 った 小 田 原 エンジニアリングの 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が ローヤル 電 機 ( 以 下 ローヤル 電 機 とい う )の 株 式 等 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 の 伝 達 を 受 けながら こ の 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 8 月 13 日 より 前 の 同 月 1 日 か ら9 日 までの 間 自 己 の 計 算 において ローヤル 電 機 株 式 合 計 1 万 7,000 株 を 買 付 価 額 合 計 633 万 700 円 で 買 い 付 けた 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 242 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるローヤル 電 機 の 最 も 高 い 株 価 は 515 円 であること から (515 円 17,000 株 ) - 買 付 価 額 6,330,700 円 ( ) =2,424,300 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 242 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 370 円 10,100 株 +373 円 200 株 +375 円 4,500 株 +378 円 2,200 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 アイ エム アイ( 大 証 JASDAQ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 者 の 職 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 新 日 本 アーンストアンドヤング 税 理 士 法 人 ( 以 下 新 日 本 アーンストアンドヤング という )の 職 員 であっ たが その 職 務 に 関 し 新 日 本 アーンストアンドヤングの 別 の 職 員 がKTC ( 以 下 KTC という )と 新 日 本 アーン ストアンドヤングとの 業 務 委 託 契 約 の 履 行 に 関 し 知 った K TCの 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 がアイ エム アイ ( 以 下 アイ エム アイ という ) 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うこと についての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 を 知 りながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 7 月 6 日 より 前 の 同 年 6 月 13 日 自 己 の 計 算 において アイ エム アイ 株 式 合 計 200 株 を 買 付 価 額 合 計 31 万 2,000 円 で 買 い 付 けた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 20 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 18 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 21 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるアイ エム アイの 最 も 高 い 株 価 は 2,615 円 であ ることから (2,615 円 200 株 ) - 買 付 価 額 312,000 円 ( ) =211,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 21 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 1,560 円 200 株 の 額 である 248

121 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 アイ エム アイ( 大 証 JASDAQ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 者 の 職 員 か らの 情 報 受 領 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 新 日 本 アーンストアンドヤング 税 理 士 法 人 ( 以 下 新 日 本 アーンストアンドヤング という )の 職 員 から 同 人 がその 職 務 に 関 し 知 った KTC ( 以 下 KTC と いう )の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 がアイ エム アイ ( 以 下 アイ エム アイ という ) 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うこ とについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 の 伝 達 を 受 けながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 7 月 6 日 より 前 の 同 年 6 月 13 日 自 己 の 計 算 において アイ エム アイ 株 式 合 計 400 株 を 買 付 価 額 合 計 62 万 4,000 円 で 買 い 付 け た 上 記 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 は 新 日 本 アーンスト アンドヤングの 別 の 職 員 がKTCと 新 日 本 アーンストアンド ヤングとの 業 務 委 託 契 約 の 履 行 に 関 し 知 ったものである 課 徴 金 額 42 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるアイ エム アイの 最 も 高 い 株 価 は 2,615 円 であ ることから (2,615 円 400 株 ) - 買 付 価 額 624,000 円 ( ) =422,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 42 万 円 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 20 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 18 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった ( ) 買 付 価 額 は 1,560 円 400 株 の 額 である 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 メディアクリエイト( 東 証 マザーズ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 無 職 の 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は メディアクリエイトの 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 売 買 及 び 委 託 をした 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 7 月 29 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 8 月 21 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 71 万 円 ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 249

122 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 12 つづき 数 量 ) または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 710,000 円 課 徴 金 の 額 は 71 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 1 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 は 18,000 株 であ り 2 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (89 円 )で 買 付 けをしたものとみ なされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 21,000 株 である ことから 18,000 株 となる 当 該 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについて 売 付 価 額 2,114,000 円 ( 2)- 買 付 価 額 1,602,000 円 ( 3) = 512,000 円 ( 2) 売 付 価 額 は 105 円 2,000 株 +119 円 16,000 株 の 合 計 額 である ( 3) 買 付 価 額 は 89 円 18,000 株 の 額 である ⑵ 上 記 ⑴のとおり 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 えることから 当 該 超 える 数 量 3,000 株 (21,000 株 -18,000 株 )について 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (155 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 465,000 円 (155 円 3,000 株 )- 買 付 価 額 267,000 円 (89 円 3,000 株 )=198,000 円 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 TASAKI( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 会 社 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は TASAKIの 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させる べき 一 連 の 売 買 をした 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 7 月 29 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 11 月 6 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 172 万 円 250

123 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 13 つづき ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 数 量 ) または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 1,722,800 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 172 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が0 株 であることから 0 株 である ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 実 際 の 買 付 数 量 8,400 株 に 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (311 円 ) で 買 付 けをしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 8,500 株 を 加 えた 16,900 株 であ る 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 え ることから 当 該 超 える 数 量 16,900 株 (16,900 株 -0 株 )について 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (416 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 7,030,400 円 (416 円 16,900 株 )- 買 付 価 額 5,307,600 円 ( 2)=1,722,800 円 ( 2) 本 件 においては 違 反 行 為 の 開 始 時 において 所 有 してい る 有 価 証 券 について 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (311 円 )で 買 い 付 けたものとみなされる(みなし 買 付 け) よって 買 付 価 額 は 311 円 8,700 株 +312 円 2,100 株 +315 円 2,000 株 +316 円 800 株 +317 円 300 株 円 100 株 +319 円 300 株 +320 円 100 株 +321 円 100 株 +322 円 300 株 +323 円 1,200 株 +324 円 300 株 +326 円 400 株 +327 円 200 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 技 研 興 業 ( 東 証 2 部 ) 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 9 月 9 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 10 月 3 日 251

124 一 連 番 号 14 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 技 研 興 業 役 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は その 職 務 に 関 し 技 研 興 業 ( 以 下 技 研 興 業 という )の 平 成 26 年 3 月 期 の 売 上 高 について 平 成 25 年 5 月 14 日 に 公 表 がされた 直 近 の 予 想 値 に 比 較 して 同 社 が 新 た に 算 出 した 予 想 値 において 投 資 者 の 投 資 判 断 に 及 ぼす 影 響 が 重 要 なものとして 内 閣 府 令 で 定 める 基 準 に 該 当 する 差 異 が 生 じた 旨 の 重 要 事 実 を 知 りながら 新 たに 算 出 した 予 想 値 が 売 上 高 137 億 円 として 公 表 がされた 平 成 25 年 8 月 1 日 より 前 の 同 年 7 月 29 日 自 己 の 計 算 において 技 研 興 業 株 式 合 計 3,000 株 を 買 付 価 額 合 計 48 万 6,000 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 22 万 円 勧 告 後 の 経 緯 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 技 研 興 業 の 最 も 高 い 株 価 は 238 円 であることから (238 円 3,000 株 ) - 買 付 価 額 486,000 円 ( ) =228,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 22 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 162 円 3,000 株 の 額 である 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 ホクシン( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 会 社 役 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は ホクシン の 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 売 買 をした 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 9 月 9 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 10 月 17 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 4,367 万 円 ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 数 量 ) または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 252

125 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 15 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう つづき 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 43,677,600 円 課 徴 金 の 額 は 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 4,367 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 1 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 は 922,500 株 であ り 2 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 実 際 の 買 付 け 等 の 数 量 324,100 株 に 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (186 円 )で 買 付 けをしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 2,197,300 株 を 加 えた 2,521,400 株 である ことから 922,500 株 となる 当 該 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについて 売 付 価 額 184,347,100 円 ( 2)- 買 付 価 額 171,585,000 円 ( 3)= 12,762,100 円 ( 2) 売 付 価 額 は 186 円 2,000 株 円 500 株 +187 円 1,200 株 +188 円 1,800 株 円 500 株 +189 円 12,900 株 円 1,000 株 +190 円 64,400 株 円 500 株 +191 円 23,700 株 +192 円 9,500 株 円 500 株 +193 円 16,700 株 +194 円 34,800 株 円 42,100 株 円 1,000 株 +196 円 22,700 株 円 500 株 +197 円 63,600 株 円 500 株 +198 円 62,500 株 +199 円 36,400 株 円 1,500 株 +200 円 82,700 株 円 500 株 +201 円 65,800 株 円 1,500 株 +202 円 59,500 株 円 8,500 株 +203 円 51,800 株 円 2,000 株 +204 円 19,700 株 円 1,000 株 +205 円 22,200 株 円 2,600 株 +206 円 85,000 株 +207 円 44,800 株 +208 円 63,600 株 円 600 株 +209 円 9,600 株 +210 円 300 株 の 合 計 額 である ( 3) 買 付 価 額 は 186 円 922,500 株 の 額 である ( 4) 買 付 価 額 の 算 定 においては 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 けのうち 最 も 早 い 時 期 に 行 われたものから 順 次 当 該 売 買 対 当 数 量 に 達 するまで 割 り 当 てることとなる 本 件 においては 違 反 行 為 の 開 始 時 点 において 所 有 して おり 違 反 行 為 の 開 始 時 点 にその 時 における 価 格 (186 円 ) で 買 い 付 けたものとみなされるもの(みなし 買 付 け)から 割 り 当 てられることとなる ⑵ 上 記 ⑴のとおり 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 えることから 当 該 超 える 数 量 1,598,900 株 (2,521,400 株 -922,500 株 ) について 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (208 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 332,571,200 円 (208 円 1,598,900 株 )- 買 付 価 額 301,655,700 円 ( 5)=30,915,500 円 ( 5) 買 付 価 額 は 186 円 1,275,100 株 +187 円 2,400 株 + 253

126 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 円 3,900 株 +189 円 2,600 株 +190 円 6,200 株 円 40,900 株 +192 円 18,900 株 +193 円 8,100 株 つづき +194 円 4,200 株 +195 円 21,700 株 +196 円 25,400 株 +197 円 9,400 株 +198 円 16,200 株 +199 円 11,300 株 +200 円 5,500 株 +201 円 7,800 株 +202 円 23,200 株 +203 円 21,300 株 +204 円 4,000 株 +205 円 4,600 株 +206 円 15,400 株 +207 円 37,000 株 +208 円 33,800 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 夢 の 街 創 造 委 員 会 ( 大 証 JASDAQ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 夢 の 街 創 造 委 員 会 社 員 からの 情 報 受 領 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 夢 の 街 創 造 委 員 会 ( 以 下 夢 の 街 創 造 委 員 会 という )の 社 員 から 同 人 がその 職 務 に 関 し 知 った 夢 の 街 創 造 委 員 会 の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 薩 摩 恵 比 寿 堂 の 発 行 済 株 式 の 全 部 を 取 得 して 子 会 社 化 することについての 決 定 をした 旨 の 重 要 事 実 の 伝 達 を 受 けながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 5 月 17 日 より 前 の 同 年 4 月 19 日 から 同 年 5 月 16 日 までの 間 自 己 の 計 算 において 夢 の 街 創 造 委 員 会 株 式 合 計 8,600 株 を 買 付 価 額 合 計 471 万 9,500 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 256 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 夢 の 街 創 造 委 員 会 の 最 も 高 い 株 価 は 847 円 であることから (847 円 8,600 株 ) - 買 付 価 額 4,719,500 円 ( ) =2,564,700 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 256 万 円 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 10 月 14 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 11 月 6 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった ( ) 買 付 価 額 は 515 円 700 株 +516 円 1,400 株 +518 円 1,700 株 +561 円 200 株 +562 円 600 株 +563 円 900 株 +565 円 1,900 株 +572 円 200 株 +612 円 1,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 川 口 化 学 工 業 ( 東 証 2 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 無 職 の 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 川 口 化 学 工 業 の 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させる べき 一 連 の 売 買 及 び 委 託 をした 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 10 月 14 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 10 月 30 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 93 万 円 ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) 254

127 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 17 つづき と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 数 量 ) または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 932,000 円 課 徴 金 の 額 は 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 93 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 1 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 は 46,000 株 であ り 2 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 実 際 の 買 付 け 等 の 数 量 22,000 株 に 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (109 円 )で 買 付 けをしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 26,000 株 を 加 えた 48,000 株 である ことから 46,000 株 となる 当 該 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについて 売 付 価 額 6,003,000 円 ( 2)- 買 付 価 額 5,090,000 円 ( 3) = 913,000 円 ( 2) 売 付 価 額 は 110 円 2,000 株 +124 円 4,000 株 +125 円 4,000 株 +130 円 19,000 株 +131 円 1,000 株 +133 円 1,000 株 +134 円 2,000 株 +135 円 3,000 株 +138 円 10,000 株 の 合 計 額 である ( 3) 買 付 価 額 は 109 円 28,000 株 +110 円 3,000 株 +111 円 7,000 株 +112 円 5,000 株 +123 円 1,000 株 +124 円 2,000 株 の 合 計 額 である ( 4) 買 付 価 額 の 算 定 においては 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 けのうち 最 も 早 い 時 期 に 行 われたものから 順 次 当 該 売 買 対 当 数 量 に 達 するまで 割 り 当 てることとなる 本 件 においては 違 反 行 為 の 開 始 時 点 において 所 有 して おり 違 反 行 為 の 開 始 時 点 にその 時 における 価 格 (109 円 ) で 買 い 付 けたものとみなされるもの(みなし 買 付 け)から 割 り 当 てられることとなる ⑵ 上 記 ⑴のとおり 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 えることから 当 該 超 える 数 量 2,000 株 (48,000 株 -46,000 株 )について 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (134 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 255

128 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 17 つづき 268,000 円 (134 円 2,000 株 )- 買 付 価 額 249,000 円 ( 5) =19,000 円 ( 5) 買 付 価 額 は 124 円 1,000 株 +125 円 1,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 伊 勢 化 学 工 業 ( 東 証 2 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 会 社 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 伊 勢 化 学 工 業 の 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させる べき 一 連 の 売 買 をした 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 11 月 12 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 12 月 4 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 課 徴 金 額 105 万 円 ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 数 量 ) または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 1,050,000 円 課 徴 金 の 額 は 105 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 1 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 は 46,000 株 であ り 2 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 実 際 の 買 付 け 等 の 数 量 91,000 株 に 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (484 円 )で 買 付 けをしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 18,000 株 を 加 えた 109,000 株 である ことから 46,000 株 となる 当 該 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについて 売 付 価 額 23,387,000 円 ( 2)- 買 付 価 額 22,510,000 円 ( 3)= 877,000 円 256

129 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 18 つづき ( 2) 売 付 価 額 は 489 円 10,000 株 +494 円 8,000 株 +510 円 7,000 株 +515 円 4,000 株 +520 円 7,000 株 +525 円 5,000 株 +530 円 5,000 株 の 合 計 額 である ( 3) 買 付 価 額 は 484 円 19,000 株 +488 円 1,000 株 +489 円 12,000 株 +490 円 2,000 株 +491 円 1,000 株 +494 円 7,000 株 +500 円 1,000 株 +509 円 1,000 株 +510 円 2,000 株 の 合 計 額 である ( 4) 買 付 価 額 の 算 定 においては 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 けのうち 最 も 早 い 時 期 に 行 われたものから 順 次 当 該 売 買 対 当 数 量 に 達 するまで 割 り 当 てることとなる 本 件 においては 違 反 行 為 の 開 始 時 点 において 所 有 して おり 違 反 行 為 の 開 始 時 点 にその 時 における 価 格 (484 円 ) で 買 い 付 けたものとみなされるもの(みなし 買 付 け)から 割 り 当 てられることとなる ⑵ 上 記 ⑴のとおり 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 えることから 当 該 超 える 数 量 63,000 株 (109,000 株 -46,000 株 )につい て 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (518 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 32,634,000 円 (518 円 63,000 株 )- 買 付 価 額 32,461,000 円 ( 5)=173,000 円 ( 5) 買 付 価 額 は 495 円 4,000 株 +500 円 3,000 株 +510 円 17,000 株 +512 円 2,000 株 +513 円 6,000 株 +514 円 1,000 株 +515 円 4,000 株 +520 円 9,000 株 +522 円 3,000 株 +525 円 6,000 株 +529 円 1,000 株 +530 円 7,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 チムニー( 東 証 2 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 交 渉 者 から の 情 報 受 領 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は やまや( 以 下 やまや という )と 公 開 買 付 けの 実 施 及 び 応 募 に 関 する 契 約 の 締 結 の 交 渉 をしていた 者 か ら 同 人 が 同 契 約 の 締 結 交 渉 に 関 し 知 った やまやの 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が チムニー ( 以 下 チムニー という ) 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 の 伝 達 を 受 けながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 11 月 7 日 より 前 の 同 年 10 月 22 日 から 同 月 24 日 までの 間 自 己 の 計 算 において チムニー 株 式 合 計 1,500 株 を 買 付 価 額 合 計 162 万 1,500 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 44 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるチムニーの 最 も 高 い 株 価 は 1,380 円 であることか 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 11 月 12 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 12 月 4 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 257

130 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 19 ら つづき (1,380 円 1,500 株 ) - 買 付 価 額 1,621,500 円 ( ) =448,500 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 44 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 1,088 円 1,000 株 +1,067 円 500 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 日 立 メディコ( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 交 渉 者 の 社 員 からの 情 報 受 領 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 日 立 メディコ( 以 下 日 立 メディコ という ) の 社 員 から 日 立 製 作 所 ( 以 下 日 立 製 作 所 という )の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 日 立 メディコ 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 す る 事 実 の 伝 達 を 受 けながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 11 月 13 日 より 前 の 同 月 12 日 自 己 の 計 算 において 日 立 メ ディコ 株 式 合 計 1,000 株 を 買 付 価 額 合 計 135 万 3,000 円 で 買 い 付 けた 上 記 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 は 日 立 メディコの 役 員 が 同 社 と 日 立 製 作 所 との 公 開 買 付 けの 条 件 に 関 する 契 約 の 締 結 交 渉 に 関 し 知 り その 後 日 立 メディコの 社 員 が そ の 職 務 に 関 しこの 事 実 を 知 ったものである 課 徴 金 額 44 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 日 立 メディコの 最 も 高 い 株 価 は 1,799 円 であるこ とから (1,799 円 1,000 株 ) - 買 付 価 額 1,353,000 円 ( ) =446,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 44 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 1,353 円 1,000 株 の 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 ワイヤレスゲート( 東 証 マザーズ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 ワイヤレスゲート 役 員 からの 情 報 受 領 者 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は ワイヤレスゲート( 以 下 ワイヤレスゲート という )の 役 員 から 同 人 がその 職 務 に 関 し 知 った ワイヤ レスゲートの 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 株 式 の 分 割 を 行 うこ とについての 決 定 をした 旨 の 重 要 事 実 の 伝 達 を 受 けながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 25 年 7 月 19 日 午 後 3 時 頃 より 前 の 同 日 午 前 10 時 12 分 頃 自 己 の 計 算 において ワイヤレス ゲート 株 式 合 計 1,000 株 を 買 付 価 額 合 計 548 万 円 で 買 い 付 け た 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 12 月 8 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 1 月 15 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 12 月 12 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 1 月 15 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 258

131 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 21 つづき 課 徴 金 額 52 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるワイヤレ スゲートの 最 も 高 い 株 価 は 6,000 円 であることから (6,000 円 1,000 株 ) - 買 付 価 額 5,480,000 円 ( ) =520,000 円 課 徴 金 の 額 は 52 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 5,480 円 1,000 株 の 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 日 神 不 動 産 ( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 日 神 不 動 産 役 員 からの 情 報 受 領 者 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 12 月 19 日 審 判 手 続 中 ( 平 成 27 年 4 月 30 日 現 在 ) 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 日 神 不 動 産 ( 以 下 日 神 不 動 産 という )の 役 員 から 同 人 がその 職 務 に 関 し 知 った 同 社 の 平 成 26 年 3 月 期 の 剰 余 金 の 配 当 について 平 成 25 年 5 月 10 日 に 公 表 が された 直 近 の 予 想 値 (10 円 )に 比 較 して 同 社 が 新 たに 算 出 した 予 想 値 において 投 資 者 の 投 資 判 断 に 及 ぼす 影 響 が 重 要 なものとなる 差 異 が 生 じた 旨 の 重 要 事 実 の 伝 達 を 受 けなが ら 新 たに 算 出 した 剰 余 金 の 配 当 予 想 値 が 実 質 12 円 と 公 表 さ れた 平 成 25 年 10 月 21 日 午 後 3 時 頃 より 前 の 同 日 午 前 10 時 34 分 頃 自 己 の 同 族 会 社 の 計 算 において 日 神 不 動 産 株 式 合 計 9,700 株 を 買 付 価 額 合 計 686 万 3,300 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 104 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 日 神 不 動 産 の 最 も 高 い 株 価 は 815 円 であることから (815 円 9,700 株 ) - 買 付 価 額 6,863,300 円 ( ) =1,042,200 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 104 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 705 円 500 株 +706 円 2,300 株 +707 円 1,000 株 +708 円 3,100 株 +709 円 2,800 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 加 地 テック( 東 証 2 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 加 地 テック 社 員 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は その 職 務 に 関 し 加 地 テック( 以 下 加 地 テ ック という )の 平 成 26 年 3 月 期 の 業 績 予 想 における 売 上 高 について 平 成 25 年 4 月 30 日 に 公 表 がされた 直 近 の 予 想 値 に 比 較 して 同 社 が 新 たに 算 出 した 予 想 値 において 投 資 者 の 投 資 判 断 に 及 ぼす 影 響 が 重 要 なものとなる 差 異 が 生 じた 旨 の 重 要 事 実 を 知 りながら 新 たに 算 出 した 予 想 値 が 売 上 高 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 2 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 3 月 18 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 259

132 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 23 つづき 50 億 円 として 公 表 がされた 平 成 25 年 10 月 24 日 午 後 4 時 30 分 頃 より 前 の 同 日 午 後 0 時 30 分 頃 自 己 の 計 算 において 加 地 テック 株 式 合 計 1 万 株 を 売 付 価 額 合 計 382 万 円 で 売 り 付 け た 課 徴 金 額 71 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 売 付 価 格 ) ( 売 付 株 数 )-( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 低 い 価 格 ) ( 売 付 株 数 ) となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 加 地 テッ クの 最 も 低 い 株 価 は 311 円 であることから 売 付 価 額 3,820,000 円 ( )- (311 円 10,000 株 ) =710,000 円 課 徴 金 の 額 は 71 万 円 ( ) 売 付 価 額 は 382 円 10,000 株 の 額 である 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 条 の2 第 1 項 ) 銘 柄 名 高 田 工 業 所 ( 東 証 2 部 福 証 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 会 社 役 員 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 2 日 審 判 手 続 中 ( 平 成 27 年 4 月 30 日 現 在 ) 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 は 高 田 工 業 所 の 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 自 己 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させるべ き 一 連 の 売 買 をした 課 徴 金 額 739 万 円 ( 注 ) 1. 課 徴 金 額 は ⑴ 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) と ⑵ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 が 買 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 価 額 )-( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 低 価 格 当 該 超 える 数 量 ) または 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 える 場 合 の 当 該 超 える 数 量 に 係 るものについて ( 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 当 該 超 える 数 量 )-( 有 価 証 券 の 買 付 価 額 ) との 合 計 額 として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 と 買 付 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1) 及 び(2)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 7,398,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 739 万 円 ⑴ 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は 1 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 数 量 は 83,500 株 であ 260

133 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 24 つづき り 2 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 は 実 際 の 買 付 け 等 の 数 量 100,000 株 に 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (312 円 )で 買 付 けをしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 61,000 株 を 加 え た 161,000 株 である ことから 83,500 株 となる 当 該 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについて 売 付 価 額 27,438,000 円 ( 2)- 買 付 価 額 26,058,500 円 ( 3)= 1,379,500 円 ( 2) 売 付 価 額 は 312 円 20,000 株 +314 円 2,500 株 +315 円 13,000 株 +316 円 500 株 +317 円 2,000 株 +318 円 2,000 株 +322 円 500 株 +323 円 2,500 株 +324 円 500 株 +325 円 500 株 +326 円 1,500 株 +329 円 3,000 株 +330 円 6,000 株 +333 円 1,000 株 +334 円 1,000 株 +335 円 1,000 株 +336 円 1,000 株 +337 円 2,000 株 円 500 株 +339 円 1,000 株 +340 円 1,000 株 +341 円 1,000 株 +342 円 1,000 株 +343 円 1,500 株 +344 円 500 株 +345 円 1,500 株 +348 円 1,000 株 +350 円 1,000 株 +354 円 3,500 株 +355 円 1,500 株 +357 円 2,000 株 +360 円 2,000 株 +361 円 500 株 +365 円 500 株 +372 円 500 株 +373 円 500 株 +374 円 500 株 +378 円 500 株 +379 円 1,000 株 の 合 計 額 である ( 3) 買 付 価 額 は 312 円 80,500 株 +314 円 2,500 株 +315 円 500 株 の 合 計 額 である ( 4) 買 付 価 額 の 算 定 においては 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 けのうち 最 も 早 い 時 期 に 行 われたものから 順 次 当 該 売 買 対 当 数 量 に 達 するまで 割 り 当 てることとなる 本 件 においては 違 反 行 為 の 開 始 時 点 において 所 有 して おり 違 反 行 為 の 開 始 時 点 にその 時 における 価 格 (312 円 ) で 買 い 付 けたものとみなされるもの(みなし 買 付 け)から 割 り 当 てられることとなる ⑵ 上 記 ⑴のとおり 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 数 量 が 売 付 数 量 を 超 えることから 当 該 超 える 数 量 77,500 株 (161,000 株 -83,500 株 )につい て 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 有 価 証 券 の 最 高 価 格 (418 円 )に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 32,395,000 円 (418 円 77,500 株 )- 買 付 価 額 26,376,500 円 ( 5)=6,018,500 円 ( 5) 買 付 価 額 は 314 円 6,000 株 +315 円 14,500 株 +316 円 500 株 +317 円 1,000 株 +318 円 2,500 株 +321 円 3,500 株 +322 円 1,000 株 +325 円 500 株 +329 円 500 株 +333 円 500 株 +336 円 500 株 +338 円 500 株 +339 円 3,000 株 +342 円 500 株 +343 円 1,000 株 +345 円 500 株 +347 円 3,000 株 +350 円 11,000 株 +352 円 1,500 株 +353 円 500 株 +354 円 1,000 株 +355 円 6,000 株 +357 円 2,500 株 +361 円 500 株 +362 円 1,000 株 +363 円 1,000 株 +364 円 3,000 株 +365 円 2,500 株 +367 円 1,000 株 +368 円 1,000 株 +369 円 261

134 一 連 番 号 24 つづき 25 ~28 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 500 株 +370 円 2,000 株 +372 円 500 株 +373 円 500 株 +374 円 500 株 +382 円 500 株 +383 円 500 株 +384 円 500 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 トーメンエレクトロニクス( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 交 渉 者 の 役 員 からの 情 報 受 領 者 1ないし4 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 1ないし4は 公 開 買 付 者 との 契 約 締 結 交 渉 者 の 役 員 から 豊 田 通 商 の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が トーメン エレクトロニクス( 以 下 トーメンエレクトロニクス とい う ) 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 の 伝 達 を 受 けながら 対 象 者 1は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 1 月 28 日 よ り 前 の 同 月 14 日 自 己 の 計 算 において トーメンエレクトロ ニクス 株 式 合 計 2,000 株 を 買 付 価 額 合 計 253 万 1,100 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 2は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 1 月 28 日 よ り 前 の 同 月 9 日 自 己 の 計 算 において トーメンエレクトロ ニクス 株 式 合 計 2,000 株 を 買 付 価 額 合 計 253 万 4,000 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 3は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 1 月 28 日 よ り 前 の 同 月 14 日 自 己 の 計 算 において トーメンエレクトロ ニクス 株 式 合 計 1,000 株 を 買 付 価 額 合 計 126 万 6,900 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 4は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 1 月 28 日 よ り 前 の 同 月 8 日 自 己 の 計 算 において トーメンエレクトロ ニクス 株 式 合 計 200 株 を 買 付 価 額 合 計 23 万 9,200 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 1 76 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 2 76 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 3 38 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 4 9 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 におけるトーメンエレクトロニクスの 最 も 高 い 株 価 は 1,648 円 であることから 対 象 者 1の 課 徴 金 額 は (1,648 円 2,000 株 ) - 買 付 価 額 2,531,100 円 ( ) =764,900 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 76 万 円 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 27 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 4 月 23 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 1ないし4か ら 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があ ったため 審 判 の 期 日 は 開 かれなかった ( ) 買 付 価 額 は 1,264 円 200 株 +1,265 円 500 株 +1,266 円 1,300 株 の 合 計 額 である 対 象 者 2の 課 徴 金 額 は (1,648 円 2,000 株 ) - 買 付 価 額 2,534,000 円 ( ) 262

135 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 25 ~28 =762,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 76 万 円 つづき ( ) 買 付 価 額 は 1,267 円 2,000 株 の 額 である 対 象 者 3の 課 徴 金 額 は (1,648 円 1,000 株 ) - 買 付 価 額 1,266,900 円 ( ) =381,100 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 38 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 1,266 円 100 株 +1,267 円 900 株 の 合 計 額 である 対 象 者 4の 課 徴 金 額 は (1,648 円 200 株 ) - 買 付 価 額 239,200 円 ( ) =90,400 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 9 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 1,196 円 200 株 の 額 である 29 ~ 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 大 陽 日 酸 ( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 大 陽 日 酸 役 職 員 からの 情 報 受 領 者 1ないし8 違 反 行 為 の 態 様 対 象 者 1ないし8は 大 陽 日 酸 ( 以 下 大 陽 日 酸 とい う )の 役 員 等 から 三 菱 ケミカルホールディングス( 以 下 三 菱 ケミカルホールディングス という )の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 大 陽 日 酸 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うことについて の 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 の 伝 達 を 受 けながら 下 記 のとおり 大 陽 日 酸 株 式 を 買 い 付 けた 上 記 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 は 三 菱 ケミカルホー ルディングスの 役 員 から 大 陽 日 酸 の 役 員 がその 職 務 に 関 し 伝 達 を 受 け その 後 上 記 の 大 陽 日 酸 の 役 員 及 び 社 員 がその 職 務 に 関 し 知 ったものである 対 象 者 1は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 よ り 前 の 同 月 9 日 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 4 万 株 を 買 付 価 額 合 計 3,164 万 4,000 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 2は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 よ り 前 の 同 月 9 日 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 3,000 株 を 買 付 価 額 合 計 236 万 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 3は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 よ り 前 の 同 月 8 日 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 2 万 5,000 株 を 買 付 価 額 合 計 1,979 万 1,000 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 4( 法 人 )は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 午 後 3 時 より 前 の 同 日 午 後 2 時 7 分 頃 及 び8 分 頃 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 2 万 株 を 買 付 価 額 合 計 1,780 万 円 で 買 い 付 けた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 27 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 4 月 23 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 1ないし8か ら 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があ ったため 審 判 の 期 日 は 開 かれなかった 263

136 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 29 ~36 つづき 対 象 者 5は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 午 後 3 時 より 前 の 同 日 午 前 10 時 13 分 頃 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 1 万 株 を 買 付 価 額 合 計 897 万 円 で 買 い 付 け た 対 象 者 6は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 よ り 前 の 同 月 8 日 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 1 万 3,000 株 を 買 付 価 額 合 計 1,029 万 6,000 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 7( 法 人 )は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 より 前 の 同 月 8 日 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 5 万 株 を 買 付 価 額 合 計 3,960 万 円 で 買 い 付 けた 対 象 者 8は この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 よ り 前 の 同 月 8 日 及 び9 日 自 己 の 計 算 において 大 陽 日 酸 株 式 合 計 1 万 4,000 株 を 買 付 価 額 合 計 1,105 万 4,000 円 で 買 い 付 けた 課 徴 金 額 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 2 39 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 4 54 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 5 20 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 大 陽 日 酸 の 最 も 高 い 株 価 は 917 円 であることか ら 対 象 者 1の 課 徴 金 額 は (917 円 40,000 株 ) - 買 付 価 額 31,644,000 円 ( ) =5,036,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 503 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 790 円 12,000 株 +791 円 12,000 株 +792 円 16,000 株 の 合 計 額 である 対 象 者 2の 課 徴 金 額 は (917 円 3,000 株 ) - 買 付 価 額 2,360,000 円 ( ) =391,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 39 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 786 円 1,000 株 +787 円 2,000 株 の 合 計 額 である 対 象 者 3の 課 徴 金 額 は (917 円 25,000 株 ) - 買 付 価 額 19,791,000 円 ( ) =3,134,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 313 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 791 円 9,000 株 +792 円 16,000 株 の 合 計 額 である 対 象 者 4の 課 徴 金 額 は 264

137 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 29 ~36 (917 円 20,000 株 ) - 買 付 価 額 17,800,000 円 ( ) =540,000 円 課 徴 金 の 額 は 54 万 円 つづき ( ) 買 付 価 額 は 890 円 20,000 株 の 額 である 対 象 者 5の 課 徴 金 額 は (917 円 10,000 株 ) - 買 付 価 額 8,970,000 円 ( ) =200,000 円 課 徴 金 の 額 は 20 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 897 円 10,000 株 の 額 である 対 象 者 6の 課 徴 金 額 は (917 円 13,000 株 ) - 買 付 価 額 10,296,000 円 ( ) =1,625,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 162 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 792 円 13,000 株 の 額 である 対 象 者 7の 課 徴 金 額 は (917 円 50,000 株 ) - 買 付 価 額 39,600,000 円 ( ) =6,250,000 円 課 徴 金 の 額 は 625 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 792 円 50,000 株 の 額 である 対 象 者 8の 課 徴 金 額 は (917 円 14,000 株 ) - 買 付 価 額 11,054,000 円 ( ) =1,784,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 178 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 789 円 10,000 株 +791 円 4,000 株 の 合 計 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 2 項 ) 銘 柄 名 大 陽 日 酸 ( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 大 陽 日 酸 社 員 からの 情 報 受 領 者 の 社 員 違 反 行 為 の 様 態 対 象 者 は 勤 務 先 の 役 員 が 大 陽 日 酸 ( 以 下 大 陽 日 酸 という )の 社 員 から 職 務 上 伝 達 を 受 けた 三 菱 ケミカルホ ールディングス( 以 下 三 菱 ケミカルホールディングス と いう )の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 大 陽 日 酸 株 式 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 決 定 をした 旨 の 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 を その 職 務 に 関 し 知 りながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 午 後 3 時 より 前 に 下 記 のとおり 大 陽 日 酸 株 式 を 買 い 付 けた 上 記 公 開 買 付 けの 実 施 に 関 する 事 実 は 三 菱 ケミカルホー ルディングスの 役 員 から 大 陽 日 酸 の 役 員 がその 職 務 に 関 し 伝 達 を 受 け その 後 上 記 の 大 陽 日 酸 の 社 員 がその 職 務 に 関 し 知 ったものである 課 徴 金 額 54 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 におけ 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 27 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 4 月 23 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 265

138 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 37 つづき る 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 ) となる したがって 公 開 買 付 け 等 の 実 施 に 関 する 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 大 陽 日 酸 の 最 も 高 い 株 価 は 917 円 であることか ら (917 円 4,000 株 ) - 買 付 価 額 3,124,000 円 ( ) =544,000 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 54 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 781 円 4,000 株 の 額 である 違 反 行 為 内 部 者 取 引 ( 金 商 法 第 175 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 三 菱 ケミカルホールディングス( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 三 菱 ケミカルホールディングスと の 契 約 締 結 交 渉 者 の 役 員 からの 情 報 受 領 者 違 反 行 為 の 様 態 対 象 者 ( 法 人 )は 同 社 役 員 において 大 陽 日 酸 ( 以 下 大 陽 日 酸 という )の 役 員 から 三 菱 ケミカルホールデ ィングス( 以 下 三 菱 ケミカルホールディングス という ) の 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が 大 陽 日 酸 の 発 行 済 株 式 を 取 得 して 子 会 社 化 することについての 決 定 をした 旨 の 重 要 事 実 の 伝 達 を 受 けながら この 事 実 が 公 表 された 平 成 26 年 5 月 13 日 午 後 3 時 より 前 の 同 日 午 後 2 時 26 分 頃 自 己 の 計 算 におい て 三 菱 ケミカルホールディングス 株 式 合 計 2 万 株 を 買 付 価 額 合 計 830 万 円 で 買 い 付 けた 上 記 重 要 事 実 は 三 菱 ケミカルホールディングスと 公 開 買 付 けの 基 本 的 内 容 に 関 する 契 約 の 締 結 交 渉 をしていた 大 陽 日 酸 の 役 員 が 同 契 約 の 交 渉 に 関 し 知 り その 後 上 記 の 大 陽 日 酸 の 役 員 がその 職 務 に 関 し 知 ったものである 課 徴 金 額 24 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は ( 重 要 事 実 が 公 表 された 後 2 週 間 における 最 も 高 い 価 格 ) ( 買 付 株 数 )-( 買 付 価 格 ) ( 買 付 株 数 )となる したがって 重 要 事 実 の 公 表 後 2 週 間 における 三 菱 ケミカルホールディングスの 最 も 高 い 株 価 は 427 円 であることから (427 円 20,000 株 ) - 買 付 価 額 8,300,000 円 ( ) =240,000 円 課 徴 金 の 額 は 24 万 円 ( ) 買 付 価 額 は 415 円 20,000 株 の 額 である 根 拠 条 文 は 勧 告 実 施 日 時 点 において 適 用 される 法 律 を 記 載 している 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 27 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 4 月 23 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 266

139 一 連 番 号 2 国 際 取 引 等 調 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 ( 不 公 正 取 引 ) 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 の2 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 TOPIX 先 物 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 むさし 証 券 株 式 会 社 違 反 行 為 の 態 様 むさし 証 券 株 式 会 社 ( 以 下 むさし 証 券 という )は 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 を 行 うことにつき 内 閣 総 理 大 臣 の 登 録 を 受 けている 株 式 会 社 であるが 同 社 ディーラーにおいて 同 社 の 業 務 に 関 し TOPIX 先 物 ( 平 成 25 年 9 月 限 月 )について 市 場 デリバティブ 取 引 を 誘 引 する 目 的 をもって 平 成 25 年 7 月 29 日 から 同 月 31 日 まで 及 び 同 年 9 月 9 日 から 同 月 11 日 ま での 間 合 計 6 取 引 日 にわたり 約 定 させる 意 思 がないのに 買 い 最 良 気 配 値 に 多 数 の 買 い 注 文 を 発 注 したり 売 り 最 良 気 配 値 に 多 数 の 売 り 注 文 を 発 注 したりするなどの 方 法 により 上 記 先 物 合 計 2,016 単 位 を 買 い 付 ける 一 方 同 先 物 合 計 2,016 単 位 を 売 り 付 けるとともに 同 先 物 合 計 4 万 3,554 単 位 の 買 い 注 文 及 び 合 計 4 万 4,889 単 位 の 売 り 注 文 を 発 注 し もって 自 己 の 計 算 において 市 場 デリバティブ 取 引 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 上 記 先 物 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 市 場 デリバティブ 取 引 及 び 申 込 みをした 課 徴 金 額 543 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 1. 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 )として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 数 量 と 買 付 け 等 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 ⑴ 及 び⑵によりそれぞれ 計 算 し た 額 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 543 万 円 (1) 平 成 25 年 7 月 29 日 ないし 同 月 31 日 における 一 連 の 市 場 デリバ ティブ 取 引 及 び 申 込 みについて ( 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 )22,641,455,000 円 -( 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 )22,636,145,000 円 =5,310,000 円 ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 ) 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 13 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 6 月 26 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった (2) 平 成 25 年 9 月 9 日 ないし 同 月 11 日 における 一 連 の 市 場 デリバテ ィブ 取 引 及 び 申 込 みについて ( 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 )356,675,000 円 -( 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 )356,550,000 円 =125,000 円 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 の2 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 長 期 国 債 先 物 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 会 社 役 員 違 反 行 為 の 態 様 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 は 長 期 国 債 先 物 ( 平 成 25 年 9 月 限 月 )について 市 場 デリバティブ 取 引 を 誘 引 する 目 的 をもっ て 平 成 25 年 6 月 26 日 午 前 9 時 33 分 頃 から 同 日 午 後 2 時 58 分 頃 までの 間 約 定 させる 意 思 がないのに 買 い 最 良 気 配 値 以 下 の 価 格 に 多 数 の 買 い 注 文 を 発 注 したり 売 り 最 良 気 配 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 9 月 5 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 11 月 6 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 267

140 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 2 つづき 値 以 上 の 価 格 に 多 数 の 売 り 注 文 を 発 注 したりするなどの 方 法 により 上 記 先 物 合 計 39 単 位 を 買 い 付 ける 一 方 同 先 物 合 計 39 単 位 を 売 り 付 けるとともに 同 先 物 合 計 1,672 単 位 の 買 い 注 文 及 び 合 計 757 単 位 の 売 り 注 文 を 発 注 し もって 自 己 の 計 算 において 市 場 デリバティブ 取 引 が 繁 盛 であると 誤 解 さ せ かつ 上 記 先 物 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 市 場 デリ バティブ 取 引 及 び 委 託 をした 課 徴 金 額 33 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 1. 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて ( 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 )-( 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 )として 計 算 される ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 数 量 と 買 付 け 等 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をいう 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 のとおり 計 算 した 額 33 万 円 平 成 25 年 6 月 26 日 における 一 連 の 市 場 デリバティブ 取 引 及 び 委 託 について ( 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 )5,545,500,000 円 -( 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 )5,545,170,000 円 =330,000 円 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 の2 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 日 東 電 工 ( 東 証 1 部 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 Areion Asset Management Company Limited 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 1 月 16 日 審 判 手 続 中 ( 平 成 27 年 4 月 30 日 現 在 ) 違 反 行 為 の 態 様 Areion Asset Management Company Limited( 以 下 アレイ オン という )は 香 港 法 に 基 づき 設 立 されたリミテッド カンパニーであり ケイマン 籍 ユニット トラストのハレイ オン ファンド(Hareion Fund)の 受 託 者 であるオジエ ト ラスティーズ(ケイマン) リミテッド 及 びインベストメン ト マネージャーであるジリオン キャピタル リミテッド との 間 で 締 結 したインベストメント アドバイザリー 契 約 に 基 づき 同 ファンドに 出 資 された 資 産 の 運 用 権 限 を 有 してい たものである アレイオンは その 代 表 者 らにおいて アレイオンの 業 務 に 関 し 日 東 電 工 株 式 会 社 の 株 式 につき 同 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもって 平 成 25 年 9 月 25 日 午 後 2 時 59 分 30 秒 から 同 日 午 後 3 時 までの 間 成 行 又 は 直 前 約 定 値 より 高 指 値 で 大 量 の 買 い 注 文 を 連 続 して 発 注 して 株 価 を 引 き 上 げた り 下 値 に 大 量 の 買 い 注 文 を 発 注 するなどの 方 法 により 同 株 式 合 計 788 万 6,900 株 を 買 い 付 けるとともに 同 株 式 合 計 131 万 1,200 株 の 買 付 けの 委 託 を 行 い もって アレイオン の 役 員 等 の 同 年 9 月 度 における 同 ファンドへの 出 資 割 合 であ る 7.25 パーセント 相 当 については 自 己 の 計 算 において それ 以 外 については 自 己 以 外 の 者 である 同 ファンドへの 出 資 者 の 計 算 において 同 株 式 の 売 買 等 が 繁 盛 であると 誤 解 させ か つ 同 市 場 における 同 株 式 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 売 買 及 び 委 託 をした 課 徴 金 額 4 億 3,074 万 円 268

141 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 3 つづき ( 注 ) 課 徴 金 額 は 1.(1) 売 買 対 当 数 量 ( 1)に 係 るものについて 自 己 の 計 算 による 当 該 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 から 自 己 の 計 算 による 当 該 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 を 控 除 した 額 ( 1) 売 買 対 当 数 量 : 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 数 量 と 買 付 け 等 数 量 のうち いずれか 少 ない 数 量 をい う (2) 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 数 量 が 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 数 量 を 超 える 場 合 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 各 日 における 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 についての 平 成 25 年 法 律 第 45 号 による 改 正 前 の 金 商 法 第 67 条 の 19 に 規 定 する 最 高 の 価 格 のうち 最 も 高 い 価 格 に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 超 える 数 量 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 を 控 除 した 額 及 び (3) 違 反 者 が 自 己 以 外 の 者 の 計 算 において 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 から 当 該 違 反 行 為 の 終 了 後 1 月 を 経 過 するまでの 間 に 違 反 行 為 等 をした 場 合 当 該 違 反 行 為 等 に 係 る 手 数 料 報 酬 その 他 の 対 価 の 額 の 合 計 額 として 算 定 される 2. 本 件 における 課 徴 金 の 額 は 下 記 (1)ないし(3)によりそれぞれ 算 定 される 額 の 合 計 430,740,136 円 課 徴 金 の 額 は1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てるため 4 億 3,074 万 円 (1) 当 該 違 反 行 為 に 係 る 売 買 対 当 数 量 は (i) 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 数 量 が0 株 であ り (ii) 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 数 量 が 1,030, 株 ( 2)である ことから 0 株 となる ( 2) 実 際 の 買 付 け 等 の 数 量 7,886,900 株 に 違 反 者 の 役 員 等 のハレイオン ファンド(Hareion Fund)に 対 する 出 資 割 合 7.25 パーセントを 乗 じて 得 られる 571, 株 に 上 記 改 正 前 の 同 法 第 174 条 の2 第 8 項 及 び 金 商 法 施 行 令 第 33 条 の 13 第 1 号 の 規 定 により 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 (6,690 円 )で 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 を 自 己 の 計 算 においてしたも のとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 数 量 6,327,200 株 に 同 7.25 パーセント を 乗 じて 得 られる 458,722 株 を 加 えた 数 量 (2) 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 数 量 が 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 数 量 を 超 えることから 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 各 日 における 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 についての 上 記 改 正 前 の 同 法 第 67 条 の 19 に 規 定 する 最 高 の 価 格 に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 超 269

142 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 3 える 数 量 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 を 控 除 した 額 は つづき (7,300 円 1,030, 株 ) -{ 違 反 行 為 期 間 中 における 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 のうち 上 記 ファンドに 対 する 違 反 者 の 役 員 等 の 出 資 割 合 相 当 額 (55,617,651,000 円 7.25%)+ 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 で 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 を 自 己 の 計 算 においてしたものとみなされる 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 に 所 有 している 当 該 有 価 証 券 の 価 額 (6,690 円 6,327,200 株 7.25%)} により 算 定 される 421,682,547 円 となる (3) 違 反 者 は 自 己 以 外 の 者 の 計 算 において 運 用 財 産 の 運 用 とし て 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 から 当 該 違 反 行 為 の 終 了 後 1 月 を 経 過 するまでの 間 に 違 反 行 為 等 をしていることから 当 該 違 反 行 為 等 に 係 る 手 数 料 報 酬 その 他 の 対 価 の 額 は 上 記 改 正 前 の 同 法 第 174 条 の2 第 1 項 及 び 平 成 26 年 内 閣 府 令 第 7 号 による 改 正 前 の 金 商 法 第 六 章 の 二 による 課 徴 金 に 関 する 内 閣 府 令 第 1 条 の 16 の 規 定 により (ア) 算 定 対 象 取 引 が 行 われた 月 について 違 反 者 に 当 該 運 用 財 産 の 運 用 の 対 価 として 支 払 われた 運 用 報 酬 の 価 額 の 総 額 に (イ) 違 反 行 為 の 開 始 時 から 違 反 行 為 の 終 了 後 1 月 を 経 過 するまでの 間 の 当 該 運 用 財 産 である 算 定 対 象 取 引 の 銘 柄 の 総 額 のうち 最 も 高 い 額 を 乗 じた 額 を (ウ) 算 定 対 象 取 引 が 行 われた 月 の 末 日 のうち 最 も 遅 い 日 における 当 該 運 用 財 産 の 総 額 で 除 して 得 た 額 のうち (エ) 上 記 ファンドに 対 する 違 反 者 の 役 員 等 以 外 の 者 の 出 資 割 合 相 当 額 (ア)13,927,406 円 (イ)(7,540 円 14,214,100 株 ) (ウ) 152,832,389,165 円 (エ)92.74% により 算 定 される 9,057,589 円 となる 違 反 行 為 相 場 操 縦 ( 金 商 法 第 174 の2 条 第 1 項 ) 銘 柄 名 日 本 海 洋 掘 削 ( 東 証 1 部 )ほか 44 銘 柄 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 Select Vantage Inc. 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 4 月 7 日 審 判 手 続 中 ( 平 成 27 年 4 月 30 日 現 在 ) 違 反 行 為 の 態 様 Select Vantage Inc.( 以 下 セレクト バンテイジ とい う )は 英 領 アンギラに 登 記 住 所 を 置 き 自 己 資 金 により 株 式 売 買 等 を 行 って 収 益 を 得 ることを 業 とする 会 社 であるが 同 社 の 株 式 売 買 業 務 に 従 事 していたトレーダーらにおいて 同 社 の 業 務 に 関 し 日 本 海 洋 掘 削 株 式 会 社 の 株 式 等 いずれ も 金 融 商 品 取 引 所 が 上 場 する 合 計 45 銘 柄 の 株 式 につき 私 設 取 引 システム (Proprietary Trading System 以 下 PTS という )を 利 用 した 上 記 各 株 式 の 売 買 を 誘 引 する 目 的 をもっ て 平 成 26 年 4 月 9 日 から 同 年 5 月 23 日 までの 間 合 計 28 取 引 日 にわたり 金 融 商 品 取 引 所 の 午 前 立 会 時 間 終 了 後 から 午 後 立 会 時 間 開 始 前 までの 注 文 受 付 時 間 に 取 引 所 金 融 商 品 市 場 で 成 行 又 は 直 前 の 寄 前 気 配 値 段 よりも 上 値 の 価 格 帯 に 約 定 させる 意 思 のない 大 量 の 買 い 注 文 を 発 注 して 寄 前 気 配 値 段 を 引 き 上 げた 上 で PTSで 売 り 注 文 を 発 注 し その 売 り 注 文 の 一 部 に 自 己 の 買 い 注 文 を 対 当 させて 株 価 を 引 き 上 げて 残 りの 売 り 注 文 を 自 己 に 有 利 な 価 格 で 約 定 させるなどの 方 法 に より 上 記 各 株 式 合 計 25 万 2,600 株 を 買 い 付 け 及 び 合 計 27 万 6,800 株 を 売 り 付 けるとともに 上 記 各 株 式 合 計 153 万 8,200 株 の 買 い 注 文 及 び 合 計 17 万 1,200 株 の 売 り 注 文 を 発 注 270

143 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 4 つづき し もって 自 己 の 計 算 において 上 記 各 株 式 の 売 買 が 繁 盛 であると 誤 解 させ かつ 取 引 所 金 融 商 品 市 場 における 上 記 各 株 式 の 相 場 を 変 動 させるべき 一 連 の 売 買 及 び 委 託 をした 課 徴 金 額 2,213 万 2,935 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 1.(1) 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 売 買 対 当 数 量 に 係 るものについ て 自 己 の 計 算 による 当 該 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 から 自 己 の 計 算 による 当 該 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 を 控 除 した 額 (2) 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 数 量 が 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 数 量 を 超 える 場 合 は 当 該 超 える 数 量 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 価 額 から 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 す るまでの 間 の 各 日 における 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 等 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 についての 金 商 法 第 67 条 の 19 又 は 第 130 条 に 規 定 する 最 低 の 価 格 のうち 最 も 低 い 価 格 に 当 該 超 える 数 量 を 乗 じて 得 た 額 を 控 除 した 額 及 び (3) 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 数 量 が 当 該 違 反 行 為 に 係 る 自 己 の 計 算 による 有 価 証 券 の 売 付 け 等 の 数 量 を 超 える 場 合 は 当 該 違 反 行 為 が 終 了 してから1 月 を 経 過 するまでの 間 の 各 日 における 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 等 に 係 る 有 価 証 券 の 売 付 け 等 についての 同 法 第 67 条 の 19 又 は 第 130 条 に 規 定 する 最 高 の 価 格 のうち 最 も 高 い 価 格 に 当 該 超 え る 数 量 を 乗 じて 得 た 額 から 当 該 超 える 数 量 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 の 価 額 を 控 除 した 額 の 合 計 額 として 算 定 2.また 同 法 第 174 条 の2 第 8 項 及 び 金 商 法 施 行 令 第 33 条 の 13 第 1 号 の 規 定 により 違 反 者 が 違 反 行 為 の 開 始 時 に 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 を 所 有 している 場 合 には 上 記 1.に 掲 げる 額 の 計 算 に おいて 当 該 違 反 者 が 当 該 違 反 行 為 の 開 始 時 にその 時 における 価 格 で 当 該 違 反 行 為 に 係 る 有 価 証 券 の 買 付 け 等 を 自 己 の 計 算 において したものとみなす 3.さらに 同 法 第 185 条 の7 第 15 項 の 規 定 により 違 反 者 が 違 反 行 為 を 開 始 した 日 から 遡 り5 年 以 内 に 同 法 第 185 条 の7 第 1 項 の 決 定 を 受 けたことがあるときは 上 記 1. 及 び2.により 算 定 した 額 に 代 えて 当 該 額 の 1.5 倍 に 相 当 する 額 を 課 徴 金 の 額 とする 本 件 では 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 は 平 成 26 年 4 月 9 日 に 違 反 行 為 を 開 始 したところ 同 者 は 同 日 から 遡 り5 年 以 内 に 同 法 第 185 条 の7 第 1 項 の 決 定 を 受 けた よって 上 記 違 反 行 為 の 態 様 に 掲 げる 事 実 につき 課 徴 金 の 額 は 上 記 1.ないし3.により 算 定 される 2,213 万 2,935 円 となる ( 注 ) 算 定 の 詳 細 は を 参 照 願 いたい 根 拠 条 文 は 勧 告 実 施 日 時 点 において 適 用 される 法 律 を 記 載 している 271

144 3 開 示 検 査 の 結 果 に 基 づく 勧 告 ( 開 示 書 類 の 虚 偽 記 載 等 ) ( 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 27 年 3 月 ) 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の4 第 1 項 第 2 項 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 太 陽 商 会 ( 名 証 セントレックス) 違 反 行 為 の 態 様 売 買 取 引 の 実 体 を 伴 っていない 物 品 販 売 契 約 を 締 結 するこ と 等 により 架 空 の 売 上 を 計 上 した 結 果 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 した 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 4 月 22 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 5 月 26 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 ( 単 位 : 百 万 円 ) ( 平 成 25 年 3 月 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 連 結 経 常 損 益 43 5 連 結 当 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 7 30 ( 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 連 結 純 資 産 額 ( 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 連 結 純 資 産 額 858 千 円 44 ( 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 連 結 純 資 産 額 課 徴 金 額 1,200 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 25 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 (16,732 円 )が 600 万 円 を 超 えないことから 600 万 円 となる 2 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 21,280 円 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 17,913 円 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 28,619 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅱ 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 272

145 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 1 つづき は 200 万 円 ⅲ 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の4 第 1 項 第 172 条 の2 第 1 項 第 1 号 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 三 栄 建 築 設 計 ( 東 証 1 部 名 証 1 部 ) 違 反 行 為 の 態 様 虚 偽 記 載 の 内 容 欄 に 記 載 のとおり 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 し 当 該 有 価 証 券 報 告 書 等 を 組 込 情 報 とする 有 価 証 券 届 出 書 に 基 づく 募 集 によ り 有 価 証 券 を 取 得 させた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 5 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 1 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 継 続 開 示 平 成 23 年 8 月 期 有 価 証 券 報 告 書 第 4 提 出 会 社 の 状 況 1 株 式 等 の 状 況 (7) 大 株 主 の 状 況 に 掲 記 され た 大 量 保 有 者 の 所 有 株 式 数 が 6,840,200 株 であるところを 6,554,000 株 と 記 載 し 同 人 の 発 行 済 株 式 総 数 に 対 する 所 有 株 式 数 の 割 合 が 72.32%であるところを 69.29%と 記 載 第 4 提 出 会 社 の 状 況 5 役 員 の 状 況 に 掲 記 された 大 量 保 有 者 の 所 有 株 式 数 が 6,840,200 株 であるところを 6,554,000 株 と 記 載 発 行 開 示 平 成 24 年 7 月 13 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 一 般 募 集 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 23 年 8 月 期 有 価 証 券 報 告 書 平 成 24 年 7 月 13 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 (その 他 の 者 に 対 する 割 当 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 23 年 8 月 期 有 価 証 券 報 告 書 課 徴 金 額 7,896 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 23 年 8 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 (693,331 円 )が 600 万 円 を 超 えないことから 600 万 円 となる 2 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 発 行 開 示 書 類 に 基 づく 募 集 により 取 得 させた 株 券 等 の 発 行 価 額 の 総 額 の 100 分 の 4.5 に 相 当 する 額 が 課 徴 金 の 額 となることから イ 平 成 24 年 7 月 13 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 一 般 募 集 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 1,410,200,000 円 4.5/100=63,459,000 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 6,345 万 円 となる ロ 平 成 24 年 7 月 13 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 (その 他 の 者 に 対 する 割 当 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 211,530,000 円 4.5/100=9,518,850 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 951 万 円 となる 273

146 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 違 反 行 為 変 更 報 告 書 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の8) 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 三 栄 建 築 設 計 株 式 に 係 る 大 量 保 有 者 違 反 行 為 の 態 様 虚 偽 記 載 の 内 容 欄 に 記 載 のとおり 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 変 更 報 告 書 を 提 出 した 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 5 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 1 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 変 更 報 告 書 No.3 ( 平 成 21 年 11 月 16 日 提 出 ) 変 更 報 告 書 No.4 ( 平 成 22 年 5 月 19 日 提 出 ) 変 更 報 告 書 No.5 ( 平 成 22 年 8 月 13 日 提 出 ) 変 更 報 告 書 No.6 ( 平 成 24 年 7 月 27 日 提 出 ) 保 有 株 券 等 の 数 が 18,329 株 である ところを 17,900 株 と 記 載 し 株 券 等 保 有 割 合 が 77.94%であるとこ ろを 75.70%と 記 載 保 有 株 券 等 の 数 が 3,481,500 株 で あるところを 3,350,000 株 と 記 載 し 株 券 等 保 有 割 合 が 74.04%であ るところを 70.83%と 記 載 保 有 株 券 等 の 数 が 3,419,200 株 で あるところを 3,277,000 株 と 記 載 し 株 券 等 保 有 割 合 が 72.72%で あるところを 69.29%と 記 載 保 有 株 券 等 の 数 が 13,540,200 株 で あるところを 12,946,800 株 と 記 載 し 株 券 等 保 有 割 合 が 72.00%であ るところを 68.44%と 記 載 課 徴 金 額 41 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 変 更 報 告 書 に 係 る 株 券 等 の 発 行 者 が 発 行 する 株 券 の 当 該 変 更 報 告 書 が 提 出 された 日 の 翌 日 における 金 商 法 第 130 条 に 規 定 する 最 終 の 価 格 に 当 該 翌 日 における 当 該 発 行 者 の 発 行 済 株 式 の 総 数 を 乗 じて 得 た 額 に 10 万 分 の1を 乗 じて 得 た 額 となることから イ 平 成 21 年 11 月 16 日 提 出 の 変 更 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 311,000 円 23,647 株 1/100,000=73,542 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 7 万 円 となる ロ 平 成 22 年 5 月 19 日 提 出 の 変 更 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 2,185 円 4,729,400 株 1/100,000=103,337 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 10 万 円 となる ハ 平 成 22 年 8 月 13 日 提 出 の 変 更 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 2,250 円 4,729,400 株 1/100,000=106,411 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 10 万 円 となる ニ 平 成 24 年 7 月 27 日 提 出 の 変 更 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 767 円 18,917,600 株 1/100,000=145,097 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 14 万 円 となる 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の4 第 1 項 第 2 項 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 アイレックス( 東 証 ジャスダック) 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 19 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 18 日 なお 課 徴 金 納 付 命 274

147 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 4 つづき 違 反 行 為 の 態 様 システム 開 発 に 係 る 派 遣 業 務 について 実 際 には 作 業 に 従 事 していない 人 員 の 勤 務 表 を 改 ざんして 実 態 を 上 回 る 作 業 時 間 を 計 上 することにより これに 対 応 する 架 空 の 売 上 を 計 上 するなどし また システムの 開 発 及 び 制 作 を 受 注 して 行 う 取 引 について 顧 客 の 検 収 後 に 発 生 した 労 務 費 等 を 費 用 とし て 処 理 すべきであったにもかかわらず 仕 掛 品 として 計 上 す るなどした 結 果 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 した 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 ( 単 位 : 百 万 円 ) ( 平 成 24 年 3 月 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 連 結 経 常 損 益 連 結 当 期 純 損 益 ( 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 連 結 純 資 産 額 ( 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 連 結 四 半 期 経 常 損 益 連 結 四 半 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 ( 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 連 結 四 半 期 経 常 損 益 連 結 四 半 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 ( 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 ( 訂 正 )) 連 結 四 半 期 経 常 損 益 連 結 四 半 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 課 徴 金 額 1,500 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 (206,903 円 )が 600 万 円 を 超 えないことから 600 万 円 となる 2 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 203,455 円 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 192,050 円 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 191,479 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 275

148 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 4 つづき 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅱ 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅲ 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 3 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 の 訂 正 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 (192,050 円 )が 600 万 円 を 超 えないことから 300 万 円 となる 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 172 条 の4 第 1 項 第 172 条 の2 第 1 項 第 1 号 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 日 本 アセットマーケティング ( 東 証 マザーズ) 違 反 行 為 の 態 様 ソフトウエアの 販 売 に 当 たり 実 体 のない 販 売 代 理 業 務 に 係 る 契 約 を 締 結 し 当 該 契 約 に 基 づき 仲 介 手 数 料 を 支 払 うこ とにより 資 金 を 販 売 先 に 還 流 させるとともに 当 該 仲 介 手 数 料 に 相 当 する 金 額 を 含 めたソフトウエアの 販 売 代 金 を 計 上 す ることにより 売 上 を 過 大 に 計 上 した 結 果 重 要 な 事 項 につ き 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 し 当 該 有 価 証 券 報 告 書 等 を 組 込 情 報 とする 有 価 証 券 届 出 書 に 基 づく 募 集 に より 有 価 証 券 を 取 得 させた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 6 月 19 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 7 月 18 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 継 続 開 示 ( 単 位 : 百 万 円 ) ( 平 成 24 年 3 月 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 売 上 高 発 行 開 示 平 成 24 年 9 月 7 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 新 株 予 約 権 証 券 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 平 成 24 年 9 月 7 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 平 成 25 年 3 月 1 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 組 込 情 報 ) 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 課 徴 金 額 1 億 915 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 (85,250 円 )が 600 万 円 を 超 えないことから 600 万 円 となる 2 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 発 行 開 示 書 類 に 基 づく 募 集 により 取 得 させた 株 券 等 の 発 行 価 額 の 総 額 の 100 分 の 4.5 に 相 当 する 額 が 課 徴 金 の 額 となることから イ 平 成 24 年 9 月 7 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 新 株 予 約 権 証 券 ) に 係 る 課 徴 金 の 額 は 276

149 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 5 つづき 302,642,640 円 4.5/100=13,618,918 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 1,361 万 円 となる ロ 平 成 24 年 9 月 7 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 299,999,340 円 4.5/100=13,499,970 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 1,349 万 円 となる ハ 平 成 25 年 3 月 1 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 1,690,000, /100=7,605 万 円 となる 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の4 第 1 項 第 2 項 第 172 条 の2 第 1 項 第 1 号 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 インスパイアー ( 東 証 ジャスダック) 違 反 行 為 の 態 様 実 際 は カード 事 業 に 係 るソフトウエアの 開 発 を 行 ってい なかったにもかかわらず 同 事 業 のためのソフトウエアを 開 発 するなどとして ソフトウェア 仮 勘 定 等 の 架 空 の 資 産 計 上 等 により 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 し 当 該 有 価 証 券 報 告 書 等 を 組 込 情 報 とする 有 価 証 券 届 出 書 に 基 づく 募 集 により 有 価 証 券 を 取 得 させた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 9 月 2 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 10 月 3 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 継 続 開 示 ( 単 位 : 百 万 円 ) ( 平 成 21 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 四 半 期 純 損 益 純 資 産 額 ( 平 成 21 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 四 半 期 純 損 益 純 資 産 額 ( 平 成 22 年 3 月 期 ) 当 期 純 損 益 純 資 産 額 ( 平 成 22 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 22 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 23 年 3 月 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 純 資 産 額 ( 平 成 24 年 3 月 期 ) 純 資 産 額

150 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 6 つづき ( 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 純 資 産 額 9 99 ( 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 純 資 産 額 発 行 開 示 平 成 24 年 2 月 20 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 24 年 2 月 20 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 新 株 予 約 権 証 券 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 課 徴 金 額 4,336 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 21 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 21 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 22 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るも の 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 21 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 31,748 円 平 成 21 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 20,844 円 平 成 22 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 30,455 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 21 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 21 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 22 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 6,000,000 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 とな る ⅰ 平 成 21 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 150 万 円 ⅱ 平 成 21 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 150 万 円 ⅲ 平 成 22 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 300 万 円 2 平 成 22 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 22 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 22 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 23,697 円 平 成 22 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 19,544 円 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 13,289 円 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 17,019 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 22 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 22 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 278

151 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 6 つづき 300 万 円 ニ 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 22 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅱ 平 成 22 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅲ 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅳ 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 240 万 円 3 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 6,846 円 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 8,219 円 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 7,537 円 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 7,788 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ニ 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅱ 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅲ 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅳ 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 240 万 円 4 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 24,208 円 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 21,836 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 5 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 発 行 開 示 書 類 に 基 づく 募 集 により 取 得 させた 株 券 等 の 発 行 価 額 の 総 額 の 100 分 の 4.5 に 相 当 する 額 が 課 徴 金 の 額 となることから イ 平 成 24 年 2 月 20 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 279

152 一 連 番 号 6 つづき 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 322,759,896 円 4.5/100=14,524,195 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 1,452 万 円 となる ロ 平 成 24 年 2 月 20 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 新 株 予 約 権 証 券 ) に 係 る 課 徴 金 の 額 は 107,562,500 円 4.5/100=4,840,312 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 484 万 円 となる 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の4 第 1 項 第 2 項 第 172 条 の2 第 1 項 第 1 号 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 JALCOホールディングス ( 東 証 ジャスダック) 違 反 行 為 の 態 様 連 結 子 会 社 において 売 買 取 引 の 実 体 を 伴 っていない 割 賦 販 売 契 約 を 締 結 すること 等 により 売 上 等 を 過 大 に 計 上 した 結 果 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 した 虚 偽 記 載 の 内 容 継 続 開 示 ( 単 位 : 百 万 円 ) ( 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 連 結 四 半 期 純 損 益 ( 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 売 上 高 連 結 四 半 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 81 5 ( 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 売 上 高 1, 連 結 四 半 期 純 損 益 連 結 純 資 産 額 ( 平 成 25 年 3 月 期 ) 売 上 高 3, 連 結 当 期 純 損 益 ( 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 売 上 高 1, 連 結 四 半 期 純 損 益 ( 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 売 上 高 3, 連 結 四 半 期 純 損 益 ( 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 売 上 高 4, 連 結 四 半 期 純 損 益 勧 告 後 の 経 緯 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 26 年 11 月 21 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 26 年 12 月 16 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 発 行 開 示 平 成 24 年 12 月 26 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 25 年 11 月 1 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 25 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 280

153 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 7 課 徴 金 額 1 億 5,150 万 円 つづき ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 25 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 39,922 円 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 32,514 円 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 33,974 円 平 成 25 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 46,810 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ニ 平 成 25 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 24 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅱ 平 成 24 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅲ 平 成 24 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅳ 平 成 25 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 240 万 円 2 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 238,289 円 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 406,673 円 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 642,868 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 25 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅱ 平 成 25 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅲ 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 3 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 発 行 開 示 書 類 に 基 づく 募 集 により 取 得 させた 株 券 等 の 発 行 価 額 の 総 額 の 100 分 の 4.5 に 相 当 する 額 が 課 徴 金 の 額 となることから イ 平 成 24 年 12 月 26 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 )に 係 る 課 281

154 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 7 つづき 徴 金 の 額 は 1,300,000,000 円 4.5/100=5,850 万 円 となる ロ 平 成 25 年 11 月 1 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 1,800,000,438 円 4.5/100=81,000,019 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 8,100 万 円 となる 違 反 行 為 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 ( 金 商 法 第 172 条 の4 第 1 項 第 2 項 第 172 条 の2 第 1 項 第 1 号 ) 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 SJI( 東 証 ジャスダック) 違 反 行 為 の 態 様 売 買 取 引 を 装 うなどして 実 質 破 綻 状 態 にあった 当 社 役 員 に 資 金 を 流 出 させていたにもかかわらず 同 流 出 資 金 につい て 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 を 計 上 しなかった 上 同 役 員 の 知 人 が 代 表 取 締 役 を 務 める 会 社 等 に 対 する 貸 付 金 について 適 切 な 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 の 計 上 等 をしなかった 結 果 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 有 価 証 券 報 告 書 等 を 提 出 し 当 該 有 価 証 券 報 告 書 等 を 組 込 情 報 とする 有 価 証 券 届 出 書 に 基 づく 募 集 によ り 有 価 証 券 を 取 得 させた 審 判 手 続 開 始 決 定 日 平 成 27 年 3 月 27 日 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 平 成 27 年 4 月 23 日 なお 課 徴 金 納 付 命 令 対 象 者 から 事 実 関 係 等 を 認 める 旨 の 答 弁 書 の 提 出 があったため 審 判 の 期 日 は 開 かれな かった 虚 偽 記 載 の 内 容 継 続 開 示 ( 単 位 : 百 万 円 ) ( 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 連 結 四 半 期 純 損 益 ( 平 成 23 年 3 月 期 ) 連 結 当 期 純 損 益 ( 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 ) 連 結 四 半 期 純 損 益 266 1,785 連 結 純 資 産 額 11,796 9,318 ( 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 ) 連 結 四 半 期 純 損 益 ( 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 連 結 四 半 期 純 損 益 ( 平 成 24 年 3 月 期 ) 連 結 当 期 純 損 益 ( 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 ) 連 結 四 半 期 純 損 益 526 1,351 ( 平 成 26 年 3 月 期 ) 連 結 当 期 純 損 益 6,149 6,714 発 行 開 示 平 成 23 年 9 月 22 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 ) ( 組 込 情 報 ) 平 成 23 年 3 月 期 報 告 書 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 報 告 書 平 成 24 年 11 月 27 日 提 出 有 価 証 券 届 出 書 ( 新 株 予 約 権 付 社 債 ) ( 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 以 下 の 連 結 損 益 計 算 書 を 掲 載 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 282

155 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 8 つづき ( 平 成 24 年 3 月 期 ) 虚 偽 記 載 額 認 定 金 額 連 結 当 期 純 損 益 課 徴 金 額 1 億 9,426 万 円 ( 注 ) 課 徴 金 額 は 以 下 のように 算 出 される 1 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 23 年 3 月 第 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 672,555 円 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 761,980 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであるこ とから 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 とな る ⅰ 平 成 22 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅱ 平 成 23 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 400 万 円 2 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 598,686 円 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 542,303 円 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 533,111 円 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 566,724 円 が 600 万 円 を 超 えないことから イ 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ハ 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ニ 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 23 年 6 月 第 1 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅱ 平 成 23 年 9 月 第 2 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅲ 平 成 23 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 120 万 円 ⅳ 平 成 24 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 240 万 円 3 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 及 び 平 成 26 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 るもの 同 社 の 株 式 の 市 場 価 額 の 総 額 に 10 万 分 の6を 乗 じて 得 た 額 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 445,489 円 平 成 26 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 418,193 円 が 600 万 円 を 超 えないことから 283

156 一 連 番 号 勧 告 実 施 年 月 日 勧 告 の 対 象 となった 法 令 違 反 等 の 内 容 勧 告 後 の 経 緯 8 つづき イ 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 については 300 万 円 ロ 平 成 26 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 については 600 万 円 となるが これらの 書 類 が 同 一 の 事 業 年 度 に 係 るものであること から 金 商 法 第 185 条 の7 第 6 項 の 規 定 により 600 万 円 を 個 別 決 定 ごとの 算 出 額 に 応 じて 按 分 した 金 額 が 課 徴 金 の 額 となる ⅰ 平 成 25 年 12 月 第 3 四 半 期 四 半 期 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 200 万 円 ⅱ 平 成 26 年 3 月 期 有 価 証 券 報 告 書 に 係 る 課 徴 金 の 額 は 400 万 円 4 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 がある 発 行 開 示 書 類 に 基 づく 募 集 により 取 得 させた 株 券 等 の 発 行 価 額 の 総 額 の 100 分 の 4.5 に 相 当 する 額 が 課 徴 金 の 額 となることから イ 平 成 23 年 9 月 22 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 株 式 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 1,417,000,000 円 4.5/100=63,765,000 万 円 について 1 万 円 未 満 を 切 り 捨 てて 6,376 万 円 となる ロ 平 成 24 年 11 月 27 日 提 出 の 有 価 証 券 届 出 書 ( 新 株 予 約 権 付 社 債 )に 係 る 課 徴 金 の 額 は 2,500,000,000 円 4.5/100=11,250 万 円 となる 根 拠 条 文 は 勧 告 実 施 日 時 点 において 適 用 される 法 律 を 記 載 している 284

157 3-4-4 課 徴 金 納 付 命 令 までの 流 れ 金 融 庁 長 官 7 納 付 命 令 等 決 定 4 審 判 手 続 開 始 決 定 及 び 審 判 官 の 指 定 3 審 判 手 続 開 始 決 定 起 案 6 決 定 案 審 判 官 3 名 の 合 議 体 8 納 付 命 令 ( 決 定 書 謄 本 送 達 ) 市 場 課 企 業 開 示 課 総 務 企 画 局 総 務 課 審 判 手 続 室 ( 審 判 記 録 の 作 成 等 ) 2 勧 告 5 審 判 手 続 事 務 局 取 引 調 査 課 開 示 検 査 課 国 際 取 引 等 調 査 室 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 1 調 査 被 審 人 ( 代 理 人 ) 1 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 が 調 査 2 その 結 果 課 徴 金 の 対 象 となる 法 令 違 反 行 為 があると 認 める 場 合 には 内 閣 総 理 大 臣 及 び 金 融 庁 長 官 に 対 し 勧 告 3 4 勧 告 を 受 け 金 融 庁 長 官 ( 内 閣 総 理 大 臣 から 委 任 以 下 同 じ )は 審 判 手 続 開 始 決 定 及 び 審 判 官 を 指 定 5 審 判 官 による 審 判 手 続 6 審 判 手 続 を 経 たうえで 審 判 事 件 についての 決 定 案 を 作 成 金 融 庁 長 官 に 提 出 7 8 金 融 庁 長 官 は 決 定 案 に 基 づき 課 徴 金 の 納 付 を 命 ずるか 否 かを 決 定 285

158 3-4-5 課 徴 金 納 付 命 令 に 関 する 勧 告 件 数 及 び 課 徴 金 額 ( 内 部 者 取 引 相 場 操 縦 及 び 偽 計 ) 勧 告 件 数 ( 件 ) 課 徴 金 額 ( 円 ) 年 度 内 部 者 取 引 相 場 操 縦 偽 計 件 数 課 徴 金 額 件 数 課 徴 金 額 件 数 課 徴 金 額 件 数 課 徴 金 額 ,660, ,660, ,150, ,150, ,600, ,600, ,610, ,160, ,450, ,480, ,220, ,260, ,940, ,680, ,260, ,690, ,300, ,390, ,720, ,150, ,570, ,608,060, ,960, ,050, ,096,050, ,342, ,820, ,522, 合 計 252 5,615,252, ,700, ,126,502, ,096,050,000 ( 開 示 規 制 違 反 等 ) 勧 告 件 数 ( 件 ) 課 徴 金 額 ( 円 ) 年 度 開 示 規 制 その 他 件 数 課 徴 金 額 件 数 課 徴 金 額 件 数 課 徴 金 額 ,330, ,330, ,849, ,849, ,913,909, ,913,909, ,479, ,979, ,500, ,879,819, ,879,819, ,250, ,250, ,749, ,749, ,048,369, ,048,369, ,640, ,640, 合 計 88 8,149,399, ,141,899, ,500,000 ( 注 ) 1 年 度 とは 当 年 4 月 ~ 翌 年 3 月 をいう 2 課 徴 金 額 は 勧 告 時 点 のもの 3 内 部 者 取 引 のうち 平 成 23 年 度 に 個 人 に 対 し 行 われた1 件 ( 課 徴 金 額 550,000 円 )については 課 徴 金 納 付 命 令 の 勧 告 後 審 判 手 続 により 違 反 事 実 なし となっている 4 開 示 規 制 のうち 平 成 21 年 度 に 個 人 に 対 し 行 われた1 件 ( 課 徴 金 額 120,730,000 円 )については 課 徴 金 納 付 命 令 の 勧 告 後 審 判 手 続 により 違 反 事 実 なし となっている 5 その 他 の1 件 は 公 開 買 付 開 始 公 告 実 施 義 務 違 反 である 286

159 3-5 申 立 て 実 施 状 況 1 申 立 て 実 施 件 数 一 覧 表 年 度 合 計 合 計 無 登 録 業 者 等 無 届 募 集 無 登 録 業 者 無 届 募 集 等 に 対 する 裁 判 所 への 禁 止 命 令 等 の 申 立 て 実 績 一 連 番 号 被 申 立 人 1 大 経 他 2 名 ( 東 京 都 中 央 区 ) 2 生 物 化 学 研 究 所 ( 山 梨 県 中 央 市 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 22 年 11 月 17 日 ( 東 京 地 裁 ) 平 成 22 年 11 月 26 日 ( 甲 府 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 無 登 録 金 融 商 品 取 引 業 ( 株 式 等 の 募 集 の 取 扱 い 等 )の 禁 止 等 大 経 ( 以 下 当 社 という )は 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けずに 平 成 22 年 2 月 ころから6 月 こ ろまでの 間 業 として 生 物 化 学 研 究 所 ( 山 梨 県 中 央 市 以 下 生 物 化 学 という )が 新 規 に 発 行 す る 株 式 及 び 新 株 予 約 権 の 取 得 の 勧 誘 を 行 い その 結 果 約 100 名 の 投 資 家 が 生 物 化 学 の 株 式 等 を1 億 円 弱 で 取 得 していたほか 同 年 11 月 末 に 予 定 されてい る 生 物 化 学 の 新 株 発 行 に 向 けて 投 資 家 に 対 する 取 得 の 勧 誘 を 行 っていたものである また 当 社 は 上 記 株 式 等 のほかにも 平 成 15 年 7 月 の 設 立 以 来 別 の 株 式 会 社 4 社 の 株 式 につき 投 資 家 に 対 する 取 得 の 勧 誘 を 繰 り 返 し 行 っていたものである このような 当 社 の 行 為 は 金 商 法 第 29 条 に 違 反 す るものであり また 当 社 並 びにその 役 員 であるA 及 びBは 当 該 違 反 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 い ものと 認 められる 無 届 募 集 ( 株 式 等 )の 禁 止 等 生 物 化 学 研 究 所 ( 以 下 当 社 という )は 平 成 22 年 2 月 ころから 同 年 6 月 ころまでの 間 7 回 に わたって 自 社 の 株 式 及 び 新 株 予 約 権 ( 以 下 株 式 等 という )の 発 行 を 行 い 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 等 が ない 大 経 と 連 携 して 株 式 等 の 取 得 の 勧 誘 を 行 った 結 果 約 100 名 の 投 資 家 に 株 式 等 を 取 得 させていた ( 株 式 の 払 込 金 額 約 1 億 円 新 株 予 約 権 の 行 使 に 際 して 払 い 込 むべき 金 額 約 2 億 2,000 万 円 ) また 当 社 は 平 成 22 年 11 月 末 発 行 予 定 の 株 式 について 投 資 家 に 対 する 取 得 の 勧 誘 を 行 っていた 当 社 は 上 記 各 発 行 のいずれについても 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 していない しかしながら 上 記 7 回 のうち6 回 の 発 行 に 係 る 株 式 等 及 び 同 月 末 発 行 予 定 の 株 式 に 関 する 取 得 の 勧 誘 は いずれも 有 価 証 券 の 募 集 に 該 当 し かつ 金 商 法 第 4 条 第 1 項 本 文 の 規 定 の 適 用 を 受 けることから 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 しなければ 行 ってはならないものである このような 当 社 の 行 為 は 金 商 法 第 4 条 第 1 項 本 文 等 に 違 反 するものであり また 当 社 は 当 該 違 反 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 い 発 令 日 平 成 22 年 11 月 26 日 ( 東 京 地 裁 ) 平 成 22 年 12 月 15 日 ( 甲 府 地 裁 ) 287

160 一 連 番 号 被 申 立 人 3 ジャパン リアライズ 他 2 名 ( 北 海 道 札 幌 市 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 23 年 4 月 28 日 ( 札 幌 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 無 登 録 金 融 商 品 取 引 業 (ファンドの 私 募 等 運 用 )の 禁 止 等 ジャパンリアライズ 他 2 名 ( 以 下 当 社 ら と いう )は 平 成 20 年 11 月 ころから 平 成 23 年 4 月 までの 間 合 計 20 本 の 組 合 契 約 ( 以 下 JRファン ド という )の 持 分 の 私 募 を 行 い その 出 資 金 の 運 用 を 行 っている 当 社 らは 集 めた 出 資 金 を 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 により 運 用 しており JRファンドの 出 資 対 象 事 業 はいずれも 同 一 である そうすると JRファンドは 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 という )の 私 募 の 要 件 として 6か 月 以 内 に 持 分 を 取 得 させた 適 格 機 関 投 資 家 以 外 の 者 ( 以 下 一 般 投 資 家 という )は 通 算 49 名 以 下 でなければならないところ 遅 くと も 平 成 22 年 4 月 上 旬 以 降 に 行 われた 私 募 はいず れもこの 要 件 を 満 たしていない また JRファン ドは 特 例 業 務 の 運 用 の 要 件 として JRファンド 全 体 で 適 格 機 関 投 資 家 1 名 以 上 及 び 一 般 投 資 家 49 名 以 下 からの 出 資 でなければならないところ 運 用 中 のJRファンドの 一 般 投 資 家 の 人 数 は 遅 くと も 平 成 21 年 8 月 末 以 降 49 名 を 超 え 平 成 23 年 3 月 末 現 在 約 100 名 であり この 要 件 を 満 たしてい ない 当 社 らの 上 記 行 為 は 私 募 につき 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 運 用 につき 同 条 第 4 項 に 規 定 する 投 資 運 用 業 に 該 当 し いずれも 同 法 第 29 条 に 違 反 す るものである また 当 社 らは 組 合 契 約 上 運 用 益 のうち 配 当 上 限 額 を 超 えた 部 分 のみ 成 功 報 酬 として 取 得 す るとしているが 実 質 的 には 十 分 な 運 用 益 が 出 てい ないにもかかわらず 上 限 額 の 配 当 を 行 うととも に 出 資 金 の 一 部 を 役 職 員 の 報 酬 等 に 充 てていた さらに 平 成 23 年 5 月 2 日 を 募 集 開 始 日 とする 新 たなJRファンドの 勧 誘 を 企 画 している 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 反 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 平 成 23 年 5 月 13 日 ( 札 幌 地 裁 ) 4 ベネフィット アロー 平 成 23 年 6 月 24 日 無 登 録 金 融 商 品 取 引 業 (ファンドの 私 募 等 の 取 扱 い)の 禁 止 等 平 成 23 年 7 月 5 日 他 3 名 ( 東 京 都 中 央 区 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) ( 東 京 地 裁 ) ベネフィットアロー( 以 下 当 社 という )は 平 成 22 年 11 月 ころ 以 降 ( 有 )フロンティア( 東 京 都 中 央 区 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 以 下 フロンティア 社 という )から 委 託 を 受 け 多 数 の 個 人 投 資 家 に 対 し フロンティア 社 が 業 務 執 行 組 合 員 となっている 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 の 申 込 みを 勧 誘 し 多 数 の 個 人 投 資 家 に 当 該 権 利 を 取 得 させた 当 社 の 株 主 であるA 及 び 当 社 代 表 取 締 役 B は 当 社 の 従 業 員 に 指 示 して 上 記 行 為 に 当 たらせ た C( 以 下 当 社 A B 及 びCを 併 せて 当 社 ら という )は 平 成 22 年 6 月 ころ 以 降 当 社 コ ンサルティングファーム( 東 京 都 中 央 区 ) Rリサー チ ( 東 京 都 中 央 区 ) セカンドミリオン( 東 京 都 港 区 ) リミックスマネージメント ( 東 京 都 台 東 区 ) フロンティアターゲット ( 東 京 都 台 東 区 ) 及 び ツアーコンサルタント( 東 京 都 台 東 区 )( 以 下 併 せて 委 託 会 社 という なお 委 託 会 社 は 全 て 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 である )から 委 託 を 受 け 勧 誘 を 専 門 とする 複 数 のグループに 指 示 し て 多 数 の 個 人 投 資 家 に 対 し 委 託 会 社 が 営 業 者 と なっている 匿 名 組 合 契 約 又 は 委 託 会 社 が 業 務 執 行 組 合 員 となっている 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 の 申 込 みを 勧 誘 し 多 数 の 個 人 投 資 家 に 当 該 権 利 を 取 得 288 ( 東 京 地 裁 ) ( 被 申 立 人 1 名 ) 平 成 23 年 7 月 15 日 ( 東 京 地 裁 ) ( 上 記 1 名 以 外 の 被 申 立 人 ら)

161 一 連 番 号 4 つづき 被 申 立 人 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 申 立 ての 内 容 させた 当 社 らの 上 記 行 為 は いずれも 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 同 法 第 29 条 に 違 反 するものである 当 社 に 対 しては 平 成 23 年 4 月 に 関 東 財 務 局 から 無 登 録 で 金 融 商 品 取 引 業 を 行 っているとして 警 告 書 が 発 出 されていたが 上 記 のとおり 当 社 は その 後 も 無 登 録 で 金 融 商 品 取 引 業 を 行 っていたものであ り また Cは 当 社 以 外 の 他 の 委 託 会 社 に 係 る 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 の 申 込 みの 勧 誘 を 行 って いたものである 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 5 Eファクトリー 及 び エクセレント 他 1 名 ( 東 京 都 新 宿 区 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) 平 成 23 年 12 月 22 日 ( 東 京 地 裁 ) 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 自 己 私 募 )を 行 う に 当 たっての 虚 偽 告 知 の 禁 止 等 Eファクトリー 社 及 び エクセレント 社 ( 以 下 両 社 という )は A 社 長 ( 以 下 両 社 と 併 せて 当 社 ら という )の 指 示 の 下 平 成 23 年 1 月 か ら 同 年 11 月 までの 間 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 両 社 が 無 限 責 任 組 合 員 となっている 複 数 のファンドに 係 る 投 資 事 業 有 限 責 任 組 合 契 約 の 締 結 を 勧 誘 してお り 当 該 勧 誘 の 際 に 顧 客 に 交 付 した 基 本 契 約 書 パ ンフレット 目 論 見 書 等 ( 以 下 パンフレット 等 と いう )により 顧 客 に 告 知 した 手 数 料 及 び 分 配 報 酬 金 の 支 払 い 並 びに 主 要 投 資 対 象 先 の 経 営 実 態 に 関 する 表 示 は 以 下 のとおり 事 実 と 著 しく 相 違 するもの であった (1) 両 社 は 顧 客 による 出 資 金 のうち 一 律 に 50%に 相 当 する 金 額 を 入 金 後 直 ちに 売 上 げとして 計 上 し て 自 己 の 経 費 等 に 使 用 していたにもかかわらず 手 数 料 又 は 報 酬 をこれよりも 著 しく 低 額 である 旨 をパンフレット 等 において 表 示 していた (2) 両 社 は 分 配 報 酬 金 の 支 払 いについて 投 資 に よる 利 益 が 生 じた 場 合 には 年 率 3%から8%(な お 年 率 は 各 ファンドごとに 異 なる )を 上 限 とし て 分 配 報 酬 金 を 支 払 う 旨 などをパンフレット 等 に おいて 表 示 していたところ 実 際 には 投 資 による 利 益 が 生 じていないのに 当 該 上 限 額 による 分 配 報 酬 金 を 機 械 的 に 算 出 して 顧 客 に 支 払 い その 原 資 として 出 資 金 を 充 てていた (3) 両 社 は 主 要 投 資 対 象 先 について 成 長 性 が 高 く 財 務 状 況 の 健 全 なベンチャー 企 業 への 投 資 を 主 とする 旨 及 び 株 式 市 場 への 上 場 が 期 待 される 会 社 である 旨 などをパンフレット 等 において 表 示 し ていたところ 実 際 には 主 要 投 資 対 象 先 の 経 営 実 態 は 著 しく 相 違 するものであった 上 記 行 為 は 金 商 法 第 63 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づき 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 を 金 融 商 品 取 引 業 者 とみなして 適 用 される 同 法 第 38 条 第 1 号 に 規 定 する 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 し て 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 に 該 当 す ると 認 められる 両 社 に 対 しては 平 成 22 年 12 月 に 関 東 財 務 局 か ら 無 登 録 で 金 融 商 品 取 引 業 を 行 っているとして 警 告 書 が 発 出 されており さらに 平 成 23 年 10 月 にE ファクトリー 社 は 名 古 屋 営 業 所 を 開 設 し 同 年 11 月 にエクセレント 社 はファンドを 新 設 しており 今 後 も 上 記 の 虚 偽 告 知 を 伴 うファンドの 取 得 勧 誘 を 締 結 する 意 向 が 認 められる 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 いものと 認 められる 平 成 24 年 2 月 3 日 ( 東 京 地 裁 ) 289

162 一 連 番 号 被 申 立 人 6 F-SEED 他 1 名 ( 名 古 屋 市 中 区 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 25 年 3 月 22 日 ( 名 古 屋 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 自 己 私 募 )を 行 う に 当 たっての 虚 偽 告 知 の 禁 止 等 F-SEED ( 以 下 当 社 という )は 当 社 が 組 成 する 匿 名 組 合 の 運 営 業 務 を 統 括 管 理 するA ( 以 下 当 社 と 併 せて 当 社 ら という )の 指 示 の 下 平 成 22 年 11 月 ころから 平 成 25 年 3 月 ころまで の 間 多 数 の 投 資 家 に 対 し 当 社 が 組 成 する 匿 名 組 合 の 契 約 締 結 を 勧 誘 しているが 当 該 勧 誘 の 際 に 顧 客 に 交 付 したパンフレット 契 約 書 等 ( 以 下 パン フレット 等 という )により 顧 客 に 告 知 した 営 業 者 報 酬 及 び 分 配 金 の 支 払 いに 関 する 表 示 は 以 下 のと おり 事 実 と 著 しく 相 違 するものであった (1) 当 社 らは 平 成 23 年 3 月 ころ 以 降 出 資 金 を 充 てて 行 う 投 資 による 収 入 の 有 無 に 関 係 なく 架 空 の 収 入 を 計 上 し 当 該 架 空 の 収 入 の8 割 を 営 業 者 報 酬 として 出 資 金 から 収 受 して 自 己 の 経 費 等 に 費 消 する 意 図 を 有 し 実 際 にこれに 沿 った 取 扱 いを 行 っていた しかしながら 当 社 は 上 記 意 図 や 取 扱 いを 顧 客 には 秘 匿 して 収 入 が 生 じない 限 り 営 業 者 報 酬 を 収 受 することは 無 い 旨 を 表 示 したパン フレット 等 により 勧 誘 を 行 っていた (2) 当 社 らは 平 成 23 年 5 月 ころ 以 降 営 業 者 報 酬 を 収 受 するために 計 上 していた 架 空 の 収 入 の2 割 に 相 当 する 金 額 を 分 配 金 とし 出 資 金 を 原 資 とし て 顧 客 に 分 配 する 意 図 を 有 し 実 際 にこれに 沿 っ た 取 扱 いを 行 っていた しかしながら 当 社 は 上 記 意 図 や 取 扱 いを 顧 客 には 秘 匿 して 収 入 が 生 じ ない 限 り 分 配 金 の 支 払 いを 行 わないこと 及 び 出 資 金 を 原 資 とした 分 配 を 行 わない 旨 を 表 示 したパン フレット 等 により 勧 誘 を 行 っていた 上 記 行 為 は 金 商 法 第 63 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づき 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 を 金 融 商 品 取 引 業 者 とみなして 適 用 される 同 法 第 38 条 第 1 号 に 規 定 する 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 し て 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 に 該 当 す ると 認 められる 当 社 らは 上 記 虚 偽 告 知 ばかりでなく 運 用 方 法 に 関 しても 虚 偽 告 知 を 伴 う 勧 誘 を 行 っていたなど 法 令 遵 守 意 識 が 欠 如 している また 上 記 (1)(2)の とおり 架 空 の 営 業 収 入 に 基 づく 営 業 者 報 酬 の 収 受 や 分 配 金 の 支 払 いによって 出 資 金 を 毀 損 させてい る 更 に 当 社 は 出 資 金 を 受 け 入 れる 以 外 に 新 た な 資 金 調 達 の 方 法 がないため 匿 名 組 合 の 運 営 業 務 を 継 続 するには 今 後 も 新 たな 出 資 金 を 受 け 入 れ 続 け なければならない 状 況 にあり 現 に 従 業 員 の 募 集 を 行 ったり 直 近 においても 勧 誘 を 行 ったりしてい る 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 反 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 平 成 25 年 4 月 11 日 ( 名 古 屋 地 裁 ) 7 ライフステージ 他 2 名 ( 東 京 都 新 宿 区 ) 平 成 25 年 11 月 12 日 ( 東 京 地 裁 ) 無 登 録 金 商 業 (ファンドの 私 募 等 の 取 扱 い)の 禁 止 等 ライフステージ( 以 下 当 社 という )は 遅 くとも 平 成 23 年 8 月 頃 以 降 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けずに 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 当 社 の 関 連 会 社 である 外 国 法 人 のLIFESTAGE LIM ITED( 以 下 リミテッド 社 という )が 出 資 さ れた 資 金 を 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 ( 以 下 FX 取 引 という )で 運 用 し それにより 生 じた 運 用 益 を 支 払 うことを 内 容 とする 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 の 申 込 みを 勧 誘 し 多 数 の 一 般 投 資 家 に 当 該 権 利 を 取 得 さ せた また 当 社 は 平 成 25 年 9 月 頃 以 降 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 を 受 けずに 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し リミテッド 社 が 出 資 された 資 金 をFX 取 引 等 で 運 用 し 当 社 の 関 連 会 社 である 外 国 法 人 のGLOBAL 290 平 成 25 年 11 月 26 日 ( 東 京 地 裁 )

163 一 連 番 号 7 つづき 被 申 立 人 8 アイエムビジョン 他 1 名 ( 名 古 屋 市 中 区 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 26 年 1 月 10 日 ( 名 古 屋 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 INTERNATIONAL HOLDINGS LTD.がそれにより 生 じた 運 用 益 を 支 払 うことを 内 容 とする 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 の 申 込 みを 勧 誘 し 多 数 の 一 般 投 資 家 に 当 該 権 利 を 取 得 させた 当 社 の 100 パーセント 株 主 で 会 長 であるA 及 び 代 表 取 締 役 であるB( 以 下 当 社 A 及 びBを 併 せて 当 社 ら という )は 自 ら 上 記 申 込 みの 取 得 勧 誘 行 為 を 行 っているほか エージェント と 呼 ばれる 個 人 又 は 法 人 に 指 示 するなどして 上 記 申 込 みの 取 得 勧 誘 行 為 に 当 たらせている なお 当 社 は エージェント に 対 して 勧 誘 した 一 般 投 資 家 の 出 資 金 額 に 応 じた 紹 介 料 を 毎 月 支 払 っている 以 上 の 結 果 平 成 23 年 8 月 頃 から 平 成 25 年 10 月 頃 までの 間 に 延 べ 5,336 名 の 一 般 投 資 家 が 約 146 億 円 を 出 資 した 当 社 らの 上 記 各 行 為 は いずれも 金 商 法 第 28 条 第 2 項 第 2 号 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 同 法 第 29 条 に 違 反 するものである 当 社 らは 以 上 のとおり 長 期 間 にわたり 大 規 模 かつ 頻 繁 な 勧 誘 を 行 っていたほか 平 成 25 年 9 月 頃 以 降 勧 誘 する 権 利 を 変 更 して 当 該 権 利 に 関 する 勧 誘 を 本 格 的 に 実 行 し 始 めたところである 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 反 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 無 登 録 金 商 業 (ファンドの 私 募 等 運 用 )の 禁 止 等 アイエムビジョン ( 以 下 当 社 という ) 他 1 名 ( 以 下 当 社 と 併 せて 当 社 ら という )は 平 成 23 年 1 月 頃 から 平 成 25 年 10 月 頃 までの 間 合 計 12 本 の 匿 名 組 合 契 約 ( 以 下 同 契 約 の 個 別 の 名 称 に かかわらず 本 件 ファンド という )に 基 づく 権 利 の 私 募 を 行 い 延 べ 389 名 から 約 15 億 円 の 出 資 を 受 け その 出 資 金 の 運 用 を 行 っている 当 社 らは 集 めた 出 資 金 を 主 に 国 内 上 場 株 式 へ 投 資 することによ り 運 用 しており 本 件 ファンドの 出 資 対 象 事 業 はい ずれも 同 一 である 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 と いう )の 私 募 の 要 件 として 6か 月 以 内 に 権 利 を 取 得 させた 適 格 機 関 投 資 家 以 外 の 者 ( 以 下 一 般 投 資 家 という )は 通 算 49 名 以 下 でなければならない ところ 当 社 らが 遅 くとも 平 成 23 年 7 月 頃 以 降 延 べ 334 名 の 一 般 投 資 家 に 対 して 行 った 私 募 は この 要 件 を 満 たしていない また 特 例 業 務 の 運 用 の 要 件 として 一 般 投 資 家 の 人 数 は 49 名 以 下 でなければならないところ 当 社 らが 運 用 中 の 本 件 ファンドの 一 般 投 資 家 の 人 数 は 遅 くとも 平 成 23 年 7 月 末 以 降 49 名 を 超 え 平 成 25 年 10 月 末 時 点 で 少 なくとも 139 名 であり この 要 件 を 満 たしていない 当 社 らの 上 記 行 為 は 私 募 につき 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 運 用 につき 同 条 第 4 項 に 規 定 する 投 資 運 用 業 に 該 当 し いずれも 同 法 第 29 条 に 違 反 する ものである また 当 社 らは 顧 客 から 受 け 入 れた 出 資 金 の 大 半 を 混 同 して 管 理 運 用 していたため その 資 金 繰 り 状 況 を 正 確 に 把 握 できない 状 態 にあった そのような 状 態 の 中 当 社 らは 契 約 上 投 資 に よる 運 用 益 から 顧 客 への 配 当 を 控 除 した 金 額 のみを 当 社 の 経 費 等 に 充 てるべき 営 業 者 報 酬 として 収 受 す るとされているにもかかわらず 平 成 23 年 1 月 頃 か ら 平 成 25 年 10 月 頃 までの 期 間 を 通 じて 運 用 益 を 超 えて 既 存 顧 客 への 配 当 及 び 当 社 の 経 費 の 支 払 を 行 うとともに 償 還 金 等 の 支 払 を 行 うため 本 件 ファ ンドに 新 たに 出 資 された 出 資 金 を 充 当 していた 以 上 の 結 果 当 社 らは 受 け 入 れた 出 資 金 のうち 約 4 割 を 投 資 しているにすぎず 出 資 金 を 毀 損 させ 291 発 令 日 平 成 26 年 1 月 24 日 の 名 古 屋 地 裁 から 当 社 に 対 する 破 産 手 続 開 始 決 定 の 発 令 を 受 け 同 月 31 日 に 申 立 てを 取 下 げ

164 一 連 番 号 8 つづき 被 申 立 人 9 UAG 他 2 名 ( 大 阪 市 福 島 区 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 26 年 6 月 6 日 ( 大 阪 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 ている このような 当 社 らが 出 資 金 を 配 当 及 び 経 費 に 用 いて 流 用 する 行 為 は 投 資 者 保 護 上 問 題 があるもの と 認 められる さらに 当 社 らは 平 成 26 年 1 月 上 旬 を 募 集 開 始 日 とする 新 たな 匿 名 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 勧 誘 を 企 画 している 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 反 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 無 登 録 金 商 業 (ファンドの 私 募 等 の 取 扱 い)の 禁 止 等 UAG( 以 下 当 社 という ) 代 表 取 締 役 A 及 び 従 業 員 B( 以 下 当 社 と 併 せて 当 社 ら という ) は 遅 くとも 平 成 24 年 7 月 頃 以 降 当 社 の 業 務 とし て 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 当 社 の 関 連 会 社 であ る 外 国 法 人 のUPDATE ASIA GROUP LIMITEDが 営 業 者 であり 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 などで 出 資 金 の 運 用 を 行 うとする2 本 の 匿 名 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 取 得 の 申 込 みを 勧 誘 し 多 数 の 一 般 投 資 家 に 当 該 権 利 を 取 得 させている その 結 果 当 該 権 利 を 取 得 した 一 般 投 資 家 は 平 成 24 年 7 月 頃 から 平 成 26 年 5 月 頃 までの 間 で 延 べ 262 名 に 及 び その 出 資 額 は 約 18 億 円 となっている なお 当 社 らは 当 社 顧 客 を 含 む 個 人 又 は 法 人 に 対 して 一 般 投 資 家 を 当 社 に 紹 介 するよう 委 託 する とともに 出 資 金 額 に 応 じた 紹 介 手 数 料 を 毎 月 支 払 っている 当 社 らの 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 第 2 号 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 同 法 第 29 条 に 違 反 するものである そして 当 社 らは こうした 勧 誘 行 為 を 現 在 まで 継 続 しており さらに 平 成 26 年 2 月 頃 から 同 年 3 月 頃 にかけては 新 たな 匿 名 組 合 を 組 成 し 当 該 匿 名 組 合 に 係 る 権 利 の 取 得 の 申 込 みの 勧 誘 を 行 ってい るなど 最 近 になって より 大 規 模 かつ 頻 繁 な 勧 誘 を 行 っている 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 平 成 26 年 6 月 23 日 ( 大 阪 地 裁 ) 10 Grant 他 3 名 ( 大 阪 市 北 区 ) 平 成 26 年 7 月 3 日 ( 大 阪 地 裁 ) 無 登 録 金 商 業 (ファンドの 私 募 等 の 取 扱 い)の 禁 止 等 Grant( 以 下 当 社 という ) 代 表 取 締 役 A 当 社 関 係 者 B 及 び 同 C( 以 下 A 及 びBと 併 せ て Aら という また 当 社 及 びAらを 併 せて 当 社 ら という )は 平 成 23 年 12 月 頃 以 降 Bが 会 長 を 務 める 当 社 において 自 ら 又 は 多 数 の 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 のない 代 理 店 ( 以 下 無 登 録 代 理 店 という )を 利 用 して 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 海 外 の 第 一 次 販 売 代 理 店 から 紹 介 された 海 外 集 団 投 資 スキーム 持 分 に 該 当 する 積 立 型 の 金 融 商 品 ( 以 下 海 外 ファンド という )に 係 る 取 得 勧 誘 を 行 って いる その 結 果 海 外 ファンドを 取 得 した 顧 客 は 平 成 23 年 12 月 頃 から 平 成 26 年 5 月 頃 までの 間 で 延 べ 約 1,600 名 に 及 び 同 月 までの 積 立 額 の 合 計 は 約 16 億 円 に 上 る なお 当 社 らは Aらが 実 質 支 配 する 海 外 の 関 連 法 人 を 介 するなどして 無 登 録 代 理 店 に 対 して 販 売 手 数 料 として 顧 客 の 拠 出 金 額 に 応 じた 金 銭 を 支 払 っていた 当 社 らは 現 在 においても 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 海 外 ファンドに 係 る 取 得 勧 誘 を 行 っており こうした 取 得 勧 誘 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 第 平 成 26 年 7 月 28 日 ( 大 阪 地 裁 )

165 一 連 番 号 10 つづき 被 申 立 人 11 グランター 他 2 名 ( 東 京 都 港 区 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 26 年 8 月 6 日 ( 東 京 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 号 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 無 登 録 でこれを 行 うことは 同 法 第 29 条 に 違 反 する ものである そして 当 社 らは 平 成 26 年 5 月 において より 多 くの 顧 客 を 獲 得 することを 目 的 として 無 登 録 代 理 店 を 増 やす 方 法 を 企 画 し 海 外 ファンドの 取 得 勧 誘 の 拡 大 を 図 っている なお 以 上 に 加 え Aらは 平 成 19 年 8 月 頃 から 平 成 21 年 12 月 頃 までの 間 Bが 代 表 者 を 務 める 株 式 会 社 アビオン 35( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 等 はな い )において また 平 成 22 年 1 月 頃 から 平 成 23 年 11 月 頃 までの 間 Cが 代 表 者 を 務 めるジースリー 株 式 会 社 ( 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 投 資 助 言 代 理 業 )において 自 ら 又 は 上 記 無 登 録 代 理 店 を 利 用 し て 海 外 ファンドに 係 る 取 得 勧 誘 を 行 っていた そ の 結 果 海 外 ファンドを 取 得 した 顧 客 は 平 成 19 年 8 月 頃 から 平 成 23 年 11 月 頃 までの 間 で 延 べ 約 2,400 名 に 及 び 本 年 5 月 までの 積 立 額 の 合 計 は 約 73 億 円 に 上 る さらに Aらは 平 成 19 年 3 月 頃 から 平 成 24 年 5 月 頃 までの 間 自 ら 又 は 上 記 無 登 録 代 理 店 を 利 用 して 同 人 らが 実 質 支 配 する 国 内 外 の 関 連 法 人 等 が 営 業 者 となり 組 成 運 用 する 複 数 のファンドの 持 分 ( 主 に 匿 名 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 )の 取 得 勧 誘 を 行 っていたところ これらのファンド 持 分 を 取 得 した 一 般 投 資 家 は 上 記 期 間 で 延 べ 約 1,600 名 に 及 び その 出 資 額 は 約 56 億 円 に 上 る 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 無 登 録 金 商 業 ( 投 資 一 任 契 約 の 締 結 の 媒 介 及 び ファンド 等 の 私 募 等 の 取 扱 い)の 禁 止 等 グランター( 以 下 当 社 という ) 当 社 代 表 取 締 役 A 及 び 当 社 職 員 B( 以 下 当 社 ら という ) は 全 国 各 地 で 資 産 運 用 セミナー と 称 するセミ ナーを 頻 繁 に 開 催 して 参 加 者 に 対 し 取 得 勧 誘 を 行 っ ているところ 平 成 25 年 10 月 頃 以 降 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 当 社 の 関 連 会 社 である 外 国 法 人 のP B EDGE COMPANY LIMITED ( 以 下 PB 社 という )が 運 用 を 行 うとする 資 産 管 理 口 座 と 称 するラップ 口 座 の 開 設 の 勧 誘 を 行 い 多 数 の 一 般 投 資 家 とPB 社 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 させた また 当 社 らは 平 成 26 年 1 月 頃 以 降 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 当 社 の 関 連 会 社 であるSTパート ナーズ 株 式 会 社 が 発 行 する 社 債 の 取 得 を 行 うことを 事 業 内 容 とするSTP 合 同 会 社 の 社 員 権 に 係 る 取 得 勧 誘 を 行 っている さらに 当 社 らは 平 成 24 年 10 月 頃 以 降 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 海 外 集 団 投 資 スキーム 持 分 に 該 当 する 積 立 型 の 金 融 商 品 ( 以 下 海 外 ファンド という )に 係 る 取 得 勧 誘 を 行 っている その 結 果 平 成 25 年 10 月 頃 から 平 成 26 年 6 月 頃 までの 間 に 延 べ 1,826 名 の 一 般 投 資 家 がPB 社 と の 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 し 約 6 億 円 を 出 資 した また 同 年 1 月 頃 から 同 年 6 月 頃 までの 間 に 延 べ 1,129 名 の 一 般 投 資 家 がSTP 合 同 会 社 の 社 員 権 を 取 得 し 約 7 億 円 を 出 資 した さらに 平 成 24 年 10 月 頃 から 平 成 26 年 6 月 頃 までの 間 に 延 べ 251 名 の 一 般 投 資 家 が 海 外 ファンドを 取 得 し 同 月 まで に 合 計 約 4,500 万 円 を 出 資 した なお 当 社 らは 顧 客 となっていた 個 人 又 は 法 人 に 対 して 一 般 投 資 家 を 当 社 に 紹 介 するよう 委 託 す るとともに 出 資 金 額 に 応 じた 紹 介 手 数 料 を 毎 月 支 払 っている 当 社 らの 上 記 各 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 3 項 第 2 号 に 規 定 する 投 資 助 言 代 理 業 又 は 同 条 第 2 項 293 発 令 日 平 成 26 年 9 月 5 日 ( 東 京 地 裁 )

166 一 連 番 号 11 つづき 被 申 立 人 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 申 立 ての 内 容 第 2 号 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 にそれ ぞれ 該 当 し 無 登 録 でこれを 行 うことはいずれも 同 法 第 29 条 に 違 反 するものである そして 当 社 らは こうした 勧 誘 行 為 を 現 在 まで 継 続 しているとともに 今 後 も 継 続 して 勧 誘 を 行 っ ていくことを 計 画 している 以 上 に 加 え 当 社 らは 平 成 23 年 10 月 頃 から 平 成 25 年 9 月 頃 までの 間 当 社 の 関 連 会 社 である 外 国 法 人 のStep 1 Up (Asia) Lim itedが 運 用 を 行 うとするラップ 口 座 の 開 設 の 勧 誘 を 行 い 延 べ 4,553 名 の 一 般 投 資 家 と 同 社 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 させ 約 27 億 円 を 出 資 させ た また 当 社 は 平 成 24 年 10 月 頃 から 平 成 26 年 3 月 頃 までの 間 当 社 又 は 当 社 の 関 連 会 社 である 国 内 法 人 の 株 式 会 社 エッジコンストラクショングル ープが 組 成 するファンドの 持 分 の 取 得 勧 誘 を 行 い 延 べ 2,224 名 の 一 般 投 資 家 に 約 40 億 円 を 出 資 させ た そして 当 社 らは これらの 顧 客 に 対 する 配 当 支 払 が 負 担 となったことなどから 当 該 顧 客 に 対 し 上 記 PB 社 が 運 用 を 行 うとするラップ 口 座 及 びST P 合 同 会 社 の 社 員 権 への 出 資 金 の 移 行 を 勧 めてい る 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 12 ESPLUS 他 1 名 ( 大 阪 市 淀 川 区 ) 平 成 26 年 9 月 12 日 ( 名 古 屋 地 裁 ) 無 登 録 金 商 業 (ファンドの 私 募 等 の 取 扱 い)の 禁 止 等 ESPLUS( 以 下 当 社 という )は 平 成 25 年 10 月 頃 以 降 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し 当 社 の 関 連 会 社 である 外 国 法 人 のCannip Lim ited( 以 下 カニップ 社 という )において 出 資 金 を 集 め 当 社 代 表 取 締 役 A( 以 下 A といい 当 社 と 併 せて 当 社 ら という )が 役 員 会 会 長 を 務 める 外 国 法 人 のNippon Dragon Re sources Inc.の 鉱 山 開 発 事 業 へ 投 資 し て 運 用 を 行 うとする カニップインターナショナル リソースファンド という 名 称 のファンド( 以 下 カ ニップファンド という )に 係 る 権 利 の 取 得 勧 誘 を 行 っている また 当 社 は 同 月 頃 以 降 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し ワールド ハッピー スマイル チルドレン 有 限 責 任 事 業 組 合 を 組 合 の 名 称 とする 有 限 責 任 事 業 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 ( 投 資 対 象 投 資 条 件 等 は カニップファンドと 同 一 である )の 取 得 勧 誘 を 行 っ ている 当 社 の 代 表 清 算 人 Aは 当 社 の 名 古 屋 事 務 所 ( 名 古 屋 市 中 村 区 )を 主 要 な 拠 点 とし 当 社 の 大 阪 事 務 所 ( 大 阪 市 北 区 )の 責 任 者 及 び 名 古 屋 事 務 所 の 従 業 員 並 びに 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 のない 代 理 店 と 呼 ばれる 個 人 又 は 法 人 に 指 示 するなどして 上 記 取 得 勧 誘 行 為 に 当 たらせている なお 当 社 は カニ ップ 社 を 介 して 代 理 店 に 対 して 勧 誘 した 一 般 投 資 家 の 出 資 金 額 に 応 じた 報 酬 を 毎 月 支 払 ってい る 以 上 の 結 果 平 成 25 年 10 月 頃 から 同 26 年 6 月 頃 までの 間 に 延 べ 75 名 の 一 般 投 資 家 に 約 2 億 4,000 万 円 を 出 資 させた 当 社 らの 上 記 各 行 為 は いずれも 金 商 法 第 28 条 第 2 項 第 2 号 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し 同 法 第 29 条 に 違 反 するものである 当 社 は 平 成 25 年 9 月 末 に 解 散 決 議 を 行 った 旨 登 記 しているものの 当 社 らは 上 記 のとおり 自 ら 又 は 代 理 店 を 利 用 するなどして 勧 誘 行 為 を 継 続 し ていることに 加 え 平 成 24 年 1 月 頃 から 同 26 年 6 月 頃 までの 間 多 数 の 一 般 投 資 家 に 対 し Aが 大 韓 民 国 に 設 立 した 金 融 投 資 貸 付 株 式 会 社 が 組 成 する KT という 名 称 のファンドに 係 る 権 利 の 取 得 勧 294 平 成 26 年 10 月 22 日 ( 名 古 屋 地 裁 )

167 一 連 番 号 12 つづき 被 申 立 人 13 MASTERS DPB LIMITED 他 1 名 ( 本 店 ニュージー ランド オークランド 市 日 本 支 店 東 京 都 港 区 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 27 年 1 月 14 日 ( 東 京 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 誘 を 行 い 延 べ 243 名 の 一 般 投 資 家 に 約 5 億 8,000 万 円 を 出 資 させた 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 無 登 録 金 商 業 ( 投 資 一 任 契 約 に 基 づく 運 用 )の 禁 止 等 MASTERS DPB LIMITED( 以 下 当 社 という ) 及 び 当 社 の 代 表 取 締 役 兼 日 本 における 代 表 者 A( 以 下 当 社 ら という )は 平 成 25 年 3 月 以 降 多 数 の 日 本 の 一 般 投 資 家 に 対 し ビジネ スパック という 名 称 の 商 品 ( 以 下 ビジネスパッ ク という )を 販 売 しており その 内 容 は (1) 資 産 形 成 に 関 するメールマガジンの 配 信 等 (2)ア フィリエイト プログラム( 顧 客 紹 介 と 報 酬 支 払 ) への 参 加 権 (3) 資 産 運 用 を 行 うための 口 座 の 提 供 などである さらに 当 社 らは ビジネスパックを 購 入 した 顧 客 のうち 資 産 運 用 を 希 望 する 者 がいた 場 合 ウェブ サイト 上 に 表 示 される 投 資 一 任 契 約 基 本 約 款 に 同 意 させる 方 法 により 投 資 判 断 の 委 任 及 び 当 該 顧 客 か ら 預 託 を 受 けた 口 座 内 の 資 金 の 操 作 等 に 必 要 な 権 限 の 委 任 を 受 けた 上 で 当 社 が 運 用 を 行 う セパレー トリーマネージドアカウント という 名 称 の 口 座 ( 以 下 SMA 口 座 という )において 顧 客 から 預 託 を 受 けた 運 用 資 金 を 受 け 入 れており これにより 当 該 顧 客 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 している また 当 社 らは 平 成 26 年 10 月 以 降 MAST ERS DPB LIMITED ADVANC E という 新 たな 名 称 のサービス( 以 下 アドバン ス という )の 取 扱 いを 開 始 し 顧 客 からSMA 口 座 における 運 用 を 委 任 する 旨 の 申 し 出 を 受 けた 上 で 同 口 座 に 運 用 資 金 を 受 け 入 れている そして 当 社 らは 投 資 一 任 契 約 に 基 づき 少 な くともSMA 口 座 の 資 金 の 一 部 を 国 内 株 式 等 に 投 資 して 運 用 を 行 っている 以 上 の 結 果 当 社 らは 平 成 25 年 3 月 頃 から 平 成 26 年 12 月 頃 までの 間 少 なくとも 延 べ 940 名 の 一 般 投 資 家 から 約 7 億 円 の 資 金 の 預 託 を 受 けている 当 社 らの 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 4 項 第 1 号 に 規 定 する 投 資 運 用 業 に 該 当 し 無 登 録 でこれ を 行 うことは 同 法 第 29 条 に 違 反 するものである そして 当 社 らは 上 記 のとおり 平 成 26 年 10 月 に 新 たなサービスとしてアドバンスの 取 扱 いを 開 始 したばかりであり また 平 成 25 年 3 月 以 降 長 期 にわたり 無 登 録 投 資 運 用 業 を 継 続 して 行 ってきたも のである また 当 社 らは 本 来 運 用 のみに 用 いられるべき SMA 口 座 内 に 入 金 された 資 金 を 上 記 アフィリエ イト プログラムにおける 顧 客 紹 介 に 対 する 報 酬 等 の 会 社 事 業 のための 支 払 いにも 充 当 しているほか 運 用 益 が 全 く 生 じていないにもかかわらず 運 用 資 金 等 を 原 資 に 配 当 を 行 うなど 運 用 資 金 について 極 め て 杜 撰 な 管 理 を 行 っている 以 上 に 加 え Aは 平 成 24 年 9 月 頃 から 当 社 が 設 立 されるまでの 間 国 内 法 人 である 株 式 会 社 マスタ ーズを 用 いて 同 様 の 無 登 録 投 資 運 用 業 を 行 ってい た 以 上 からすれば 当 社 らは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これを 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 平 成 27 年 2 月 23 日 ( 東 京 地 裁 ) 295

168 一 連 番 号 被 申 立 人 14 日 本 ヴェリータ 及 び ギフタージャパン 他 1 名 ( 東 京 都 中 央 区 ) ( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 ) 申 立 日 ( 申 立 てを 行 っ た 裁 判 所 ) 平 成 27 年 3 月 20 日 ( 東 京 地 裁 ) 申 立 ての 内 容 無 登 録 金 商 業 (ファンドの 私 募 等 )の 禁 止 等 及 び 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 自 己 私 募 )を 行 う に 当 たっての 虚 偽 告 知 の 禁 止 等 日 本 ヴェリータ 社 及 び 代 表 取 締 役 A( 以 下 ヴ ェリータ 社 ら という )は 平 成 23 年 12 月 頃 から 同 27 年 2 月 頃 までの 間 いずれもヴェリータ 社 を 営 業 者 とする3つの 名 称 の 匿 名 組 合 契 約 ( 以 下 同 契 約 の 個 別 の 名 称 にかかわらず ファンド というこ とがある )に 基 づく 権 利 の 私 募 を 行 い 延 べ 392 名 から 約 12 億 円 の 出 資 を 受 けた ヴェリータ 社 の 各 ファンドでは いずれも 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 への 投 資 により 同 社 において 集 められた 出 資 金 の 一 部 が 運 用 されており 各 ファンドの 出 資 対 象 事 業 は 同 一 で ある 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 ( 以 下 特 例 業 務 と いう )の 私 募 の 要 件 として 6か 月 以 内 に 権 利 を 取 得 させた 適 格 機 関 投 資 家 以 外 の 者 ( 以 下 一 般 投 資 家 という )は 通 算 49 名 以 下 でなければならない ところ ヴェリータ 社 らが 遅 くとも 平 成 26 年 6 月 頃 以 降 延 べ 107 名 の 一 般 投 資 家 に 対 して 行 った 私 募 は この 要 件 を 満 たしていない ヴェリータ 社 らが 業 として 行 った 上 記 行 為 は 金 商 法 第 28 条 第 2 項 に 規 定 する 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 該 当 し ヴェリータ 社 らが 同 法 第 29 条 に 基 づ く 登 録 を 受 けることなく 上 記 行 為 を 行 うことは 同 条 に 違 反 するものと 認 められる ギフタージャパン 及 び 同 社 の 業 務 の 実 質 的 管 理 者 であるA( 以 下 ギフター 社 ら という )は 平 成 26 年 1 月 頃 から 同 27 年 2 月 頃 までの 間 2つの 名 称 の 匿 名 組 合 契 約 に 基 づく 権 利 の 私 募 を 行 い 延 べ 84 名 から 約 2 億 5,000 万 円 の 出 資 を 受 けた ギフター 社 らは 運 用 益 の 有 無 にかかわらず 顧 客 の 出 資 金 を 原 資 として 毎 月 分 配 上 限 額 相 当 額 ( 出 資 金 額 の1% 相 当 額 )を 分 配 する 意 図 を 有 し 実 際 に 出 資 金 を 原 資 とした 上 記 配 当 を 継 続 して 行 ってい た しかしながら ギフター 社 らは 上 記 意 図 や 取 扱 いを 顧 客 には 秘 匿 して 運 用 益 が 生 じない 限 り 分 配 金 の 支 払 いを 行 わない 旨 を 表 示 した 契 約 書 を 顧 客 に 示 して 勧 誘 を 行 っていた ギフター 社 らによる 上 記 説 明 は 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 して 顧 客 に 対 し 虚 偽 の ことを 告 げる 行 為 に 該 当 する( 金 商 法 第 63 条 第 4 項 第 38 条 第 1 号 ) そして ヴェリータ 社 ギフター 社 及 びAは こ うした 勧 誘 行 為 を 現 在 まで 継 続 しているとともに 今 後 も 継 続 して 勧 誘 を 行 っていくことを 企 図 してい る また Aは ヴェリータ 社 及 びギフター 社 で 一 般 投 資 家 から 集 めた 出 資 金 を JBSホールディン グスに 集 約 した 上 で 出 資 金 を 原 資 として 上 記 分 配 金 を 毎 月 顧 客 に 支 払 い また 残 りの 大 部 分 を 各 社 の 役 職 員 の 給 与 等 の 経 費 の 支 払 いやAへの 個 人 的 な 貸 付 けに 充 てているところ このような 経 費 の 支 出 や 既 存 顧 客 への 分 配 金 支 払 いを 今 後 も 継 続 して 行 うためには ヴェリータ 社 及 びギフター 社 における ファンドの 取 得 勧 誘 を 行 って 新 たな 出 資 金 を 得 るこ とが 不 可 欠 な 状 況 にある 以 上 からすれば ヴェリータ 社 ギフター 社 及 び Aは 上 記 違 法 行 為 を 今 後 も 行 う 蓋 然 性 が 高 く これ を 可 及 的 速 やかに 禁 止 停 止 させる 必 要 がある 発 令 日 平 成 27 年 5 月 22 日 ( 東 京 地 裁 ) 296

169 3-5-3 金 融 商 品 取 引 法 違 反 行 為 に 係 る 裁 判 所 への 申 立 て 裁 判 所 3. 審 問 2. 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 4. 禁 止 停 止 命 令 証 券 監 視 委 1. 証 券 監 視 委 等 による 調 査 違 反 行 為 者 < 金 商 法 第 192 条 > 裁 判 所 は 緊 急 の 必 要 があり かつ 公 益 及 び 投 資 者 保 護 のため 必 要 かつ 適 当 であると 認 めるときは 内 閣 総 理 大 臣 又 は 内 閣 総 理 大 臣 及 び 財 務 大 臣 の 申 立 てにより この 法 律 又 はこの 法 律 に 基 づく 命 令 に 違 反 する 行 為 を 行 い 又 は 行 おうとする 者 に 対 し その 行 為 の 禁 止 又 は 停 止 を 命 ずることができる 297

170 3-6 告 発 実 施 状 況 1 告 発 件 数 等 一 覧 表 区 分 4~21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 合 計 告 発 件 数 告 発 人 数 告 発 事 件 の 概 要 一 覧 表 ( 関 係 条 文 肩 書 きは 犯 則 行 為 時 点 のもの ) 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 日 本 ユニシス の 株 価 を 高 騰 さ 1につき 条 第 1 項 第 せ 自 ら 売 り 抜 けることを 目 的 とし ( 東 京 地 裁 ) 2 項 等 た 十 数 名 の 名 義 による 仮 装 売 買 買 不 動 産 会 社 社 長 ( 相 場 操 縦 ) い 上 がり 買 付 け 等 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 金 融 業 者 役 員 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 不 動 産 会 社 社 長 (いずれも 確 定 ) 金 融 業 者 役 員 証 取 法 第 27 条 の 23 第 1 項 等 ( 大 量 保 有 報 告 書 の 不 提 出 ) 証 取 法 第 197 条 第 1 号 の 2 同 法 第 207 条 第 1 項 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) 2 上 記 売 買 の 過 程 において 発 行 済 株 式 総 数 の 5%を 超 える 株 式 を 保 有 するに 至 ったにもかかわらず 大 量 保 有 報 告 書 を 提 出 していなかった ( 嫌 疑 者 ) 不 動 産 会 社 社 長 アイペックは 関 連 会 社 を 利 用 した 架 空 売 上 の 計 上 等 により 粉 飾 経 理 を 行 い 虚 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 役 員 2につき 不 動 産 会 社 社 長 不 起 訴 ( 東 京 地 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 1 年 8 月 同 社 役 員 懲 役 1 年 2 月 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 役 員 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 東 京 高 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 1 年 8 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) (いずれも 確 定 ) 298

171 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 日 本 商 事 の 新 薬 の 投 与 による 副 作 ( 大 阪 簡 裁 ) 条 第 1 項 第 用 死 亡 例 の 発 生 ( 重 要 事 実 )を 知 り 会 社 役 職 員 3 項 同 法 第 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 取 引 先 職 員 24 名 200 条 第 6 号 罰 金 20~50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 等 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 職 員 ( 大 阪 地 裁 ) ( 内 部 者 取 取 引 先 職 員 医 師 罰 金 30 万 円 引 ) 医 師 ( 第 一 次 情 報 受 領 者 ) ( 大 阪 高 裁 ) 医 師 原 判 決 破 棄 地 裁 へ 差 戻 し ( 最 高 裁 ) 医 師 原 判 決 破 棄 高 裁 へ 差 戻 し ( 大 阪 高 裁 ) 医 師 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 医 師 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 新 日 本 国 土 工 業 の 約 束 手 形 の 不 渡 ( 東 京 簡 裁 ) 条 第 1 項 りの 発 生 ( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 取 引 銀 行 罰 金 50 万 円 同 法 第 207 条 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 同 行 役 職 員 2 名 罰 金 20~50 万 円 第 1 項 等 取 引 先 同 社 職 員 ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 取 引 銀 行 罰 金 30 万 円 ( 略 式 命 令 ) 引 ) 同 行 役 職 員 (いずれも 確 定 ) 取 引 先 同 社 職 員 証 取 法 第 158 テーエスデー の 社 長 は 同 社 株 券 の ( 東 京 地 裁 ) 条 同 法 第 197 価 格 を 高 騰 させるため 虚 偽 の 事 実 を 懲 役 1 年 4 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 条 第 9 号 発 表 ( 確 定 ) ( 風 説 の 流 布 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 長 証 取 法 第 50 千 代 田 証 券 は 株 式 取 引 の 自 己 勘 定 ( 東 京 簡 裁 ) 条 の3 第 1 項 から 顧 客 勘 定 への 付 け 替 えにより 損 同 社 社 長 同 法 第 207 条 失 補 てん 及 び 利 益 の 追 加 同 社 役 職 員 4 名 第 1 項 等 罰 金 30~50 万 円 ( 略 式 命 令 ) ( 損 失 補 て ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 ( 東 京 地 裁 ) ん) 当 該 会 社 社 長 証 券 会 社 罰 金 1,500 万 円 当 該 会 社 役 職 員 同 社 役 員 懲 役 6 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 顧 客 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 日 本 織 物 加 工 の 第 三 者 割 当 増 資 の ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 決 定 ( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 知 懲 役 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 2 項 人 名 義 等 で 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 約 2,621 万 円 同 法 第 200 条 ( 東 京 高 裁 ) 第 6 号 ( 嫌 疑 者 ) 割 当 先 監 査 役 ( 弁 護 士 ) 原 判 決 破 棄 地 裁 へ 差 戻 し ( 内 部 者 取 ( 最 高 裁 ) 引 ) 原 判 決 破 棄 高 裁 へ 差 戻 し ( 東 京 高 裁 ) 控 訴 棄 却 ( 確 定 ) 299

172 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 158 特 定 の 株 券 の 価 格 を 高 騰 させ 自 ら 売 ( 東 京 簡 裁 ) 条 り 抜 けるため ギャンぶる 大 帝 の 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 同 法 第 197 条 袋 とじ 株 式 欄 に 虚 偽 の 事 実 を 記 載 ( 確 定 ) 第 9 号 ( 風 説 の 流 ( 嫌 疑 者 ) 雑 誌 監 修 人 ( 投 資 顧 問 業 ) 布 ) 証 取 法 第 166 鈴 丹 の 子 会 社 の 破 綻 に 伴 う 損 失 等 9.5.1( 名 古 屋 簡 裁 ) 条 第 1 項 の 発 生 ( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 役 員 4 名 及 び 関 連 会 社 同 法 第 207 条 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 第 1 項 等 ( 名 古 屋 地 裁 ) ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 会 長 同 社 会 長 懲 役 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 引 ) 当 該 会 社 役 員 (いずれも 確 定 ) 関 連 会 社 証 取 法 第 166 シントム の 第 三 者 割 当 増 資 の 決 定 ( 東 京 簡 裁 ) 条 第 3 項 ( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 知 人 名 割 当 先 社 長 及 び 割 当 先 会 社 等 同 法 第 200 条 義 等 で 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 30 万 円 ( 略 式 命 令 ) 第 6 号 等 (いずれも 確 定 ) ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 割 当 先 社 長 引 ) 割 当 先 会 社 等 証 取 法 第 50 野 村 證 券 は 株 式 等 取 引 の 自 己 勘 定 ( 東 京 地 裁 ) 条 の3 第 1 項 から 顧 客 勘 定 への 付 け 替 え 等 により 証 券 会 社 罰 金 1 億 円 同 法 第 207 条 損 失 補 てん 顧 客 は 損 失 補 てんを 要 同 社 社 長 同 社 役 員 A 第 1 項 等 求 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 損 失 補 て 同 社 役 員 B 懲 役 8 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ん) ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 社 長 顧 客 懲 役 9 月 当 該 会 社 役 員 追 徴 金 約 6 億 9,363 万 円 顧 客 (いずれも 確 定 ) ( 注 ) 山 一 日 興 大 和 證 券 関 連 と 共 に 一 括 審 理 証 取 法 第 50 山 一 證 券 は 海 外 先 物 取 引 の 自 己 勘 ( 東 京 地 裁 ) 条 の 3 第 1 定 から 顧 客 勘 定 への 付 け 替 えにより 証 券 会 社 罰 金 8,000 万 円 項 第 2 項 損 失 補 てん 及 び 利 益 の 追 加 顧 客 は 同 社 役 員 A 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 同 法 第 207 条 損 失 補 てんを 要 求 ( 東 京 地 裁 ) 第 1 項 等 同 社 副 社 長 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 損 失 補 て ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 ( 東 京 地 裁 ) ん) 当 該 会 社 社 長 同 社 職 員 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 当 該 会 社 副 社 長 同 社 役 職 員 2 名 懲 役 8 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 当 該 会 社 役 職 員 ( 東 京 地 裁 ) 顧 客 顧 客 懲 役 9 月 追 徴 金 約 6 億 9,363 万 円 ( 注 )11 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 東 京 地 裁 ) 同 社 役 員 B 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 東 京 地 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 2 年 6 月 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) (いずれも 確 定 ) 300

173 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 50 日 興 證 券 は 株 式 取 引 の 自 己 勘 定 か ( 東 京 地 裁 ) 条 の3 第 1 項 ら 顧 客 勘 定 への 付 け 替 えにより 損 失 証 券 会 社 罰 金 1,000 万 円 同 法 第 207 条 補 てん 顧 客 は 損 失 補 てんを 要 求 同 社 副 社 長 同 社 職 員 第 1 項 等 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 損 失 補 て ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 同 社 役 員 2 名 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ん) 当 該 会 社 副 社 長 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 役 職 員 顧 客 懲 役 9 月 顧 客 追 徴 金 約 6 億 9,363 万 円 ( 注 )11 号 事 件 と 一 括 審 理 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 50 山 一 證 券 は 海 外 先 物 取 引 の 自 己 勘 ( 東 京 地 裁 ) 条 の3 第 1 項 定 から 顧 客 勘 定 への 付 け 替 えにより 証 券 会 社 罰 金 8,000 万 円 同 法 第 207 条 損 失 補 てん 同 社 役 員 A 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 第 1 項 等 ( 東 京 地 裁 ) ( 損 失 補 て ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 同 社 副 社 長 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ん) 当 該 会 社 社 長 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 副 社 長 同 社 役 職 員 2 名 懲 役 8 月 ( 執 行 猶 予 2 年 ) 当 該 会 社 役 職 員 ( 東 京 地 裁 ) 同 社 役 員 B 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 東 京 地 裁 ) 同 社 役 員 C 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 東 京 地 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 2 年 6 月 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 50 大 和 證 券 は 株 式 取 引 の 自 己 勘 定 か ( 東 京 地 裁 ) 条 の 3 第 1 ら 顧 客 勘 定 への 付 け 替 えにより 損 失 証 券 会 社 罰 金 4,000 万 円 項 第 2 項 補 てん 顧 客 は 損 失 補 てんを 要 求 同 社 副 社 長 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 法 第 207 条 同 社 役 職 員 3 名 第 1 項 等 ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 損 失 補 て 当 該 会 社 副 社 長 同 社 役 職 員 2 名 懲 役 8 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ん) 当 該 会 社 役 職 員 ( 東 京 地 裁 ) 顧 客 顧 客 懲 役 9 月 追 徴 金 約 6 億 9,363 万 円 ( 注 )11 号 事 件 と 一 括 審 理 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 50 日 興 證 券 は 株 式 取 引 の 自 己 勘 定 か ( 東 京 地 裁 ) 条 の3 第 1 項 ら 顧 客 勘 定 への 付 け 替 えにより 利 益 証 券 会 社 罰 金 1,000 万 円 同 法 第 207 条 追 加 同 社 副 社 長 同 社 役 員 第 1 項 等 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 損 失 補 て ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 (いずれも 確 定 ) ん) 当 該 会 社 副 社 長 当 該 会 社 役 員 301

174 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 山 一 證 券 は 有 価 証 券 の 含 み 損 を 国 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 号 内 海 外 のペーパーカンパニー 等 に 飛 同 社 会 長 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 同 法 第 207 条 ばしを 行 うことで 隠 蔽 し 虚 偽 の 記 載 同 社 社 長 懲 役 2 年 6 月 第 1 項 第 1 号 をした 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 東 京 高 裁 ) 等 同 社 社 長 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) ( 虚 偽 の 有 ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 (いずれも 確 定 ) 価 証 券 報 告 当 該 会 社 会 長 書 の 提 出 ) 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 副 社 長 証 取 法 第 167 トーソク の 株 券 について 親 会 社 が ( 横 浜 簡 裁 ) 条 第 1 項 他 社 ( 買 収 先 )へ 一 括 株 式 譲 渡 を 実 施 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 同 法 施 行 令 すること( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 ( 確 定 ) 第 31 条 に 親 族 名 義 口 座 で 同 社 株 券 を 買 い 付 同 法 第 200 条 けた 第 6 号 等 ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 親 会 社 役 員 引 ) 証 取 法 第 166 大 都 工 業 の 会 社 更 生 手 続 開 始 の 申 ( 東 京 簡 裁 ) 条 第 3 項 立 ての 決 定 ( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 関 連 会 社 職 員 の 親 族 同 法 第 200 条 前 に 信 用 取 引 等 を 利 用 して 同 社 株 券 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 第 6 号 等 を 売 り 付 けた ( 東 京 地 裁 ) ( 内 部 者 取 関 連 会 社 役 員 懲 役 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 関 連 会 社 役 員 罰 金 50 万 円 関 連 会 社 職 員 の 親 族 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 日 本 エム アイ シー のベンチャー ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 企 業 の 吸 収 合 併 の 決 定 ( 重 要 事 実 )を 証 券 会 社 職 員 懲 役 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 法 第 200 条 知 り 公 表 前 に 仮 名 口 座 で 同 社 株 券 を 罰 金 50 万 円 第 6 号 等 買 い 付 けた ( 東 京 地 裁 ) ( 内 部 者 取 合 併 相 手 先 役 員 懲 役 6 月 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 合 併 相 手 先 役 員 罰 金 50 万 円 証 券 会 社 職 員 ( 東 京 高 裁 ) 合 併 相 手 先 役 員 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 合 併 相 手 先 役 員 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 トーア スチール の 解 散 の 決 定 ( 重 ( 東 京 簡 裁 ) 条 第 1 項 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 信 用 取 引 を 部 下 職 員 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 同 法 第 198 条 利 用 して 部 下 の 親 族 名 義 口 座 で 同 社 ( 東 京 地 裁 ) 第 15 号 等 株 券 を 売 り 付 けた 取 引 先 役 員 懲 役 1 年 罰 金 200 万 円 ( 内 部 者 取 ( 東 京 高 裁 ) 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 取 引 先 役 員 取 引 先 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 部 下 職 員 罰 金 200 万 円 (いずれも 確 定 ) 302

175 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 トーア スチール の 解 散 の 決 定 ( 重 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 信 用 取 引 を 取 引 先 役 員 懲 役 1 年 同 法 第 198 条 利 用 して 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 罰 金 200 万 円 第 15 号 等 同 業 他 社 社 長 懲 役 10 月 ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 取 引 先 役 員 罰 金 200 万 円 引 ) 同 業 他 社 社 長 ( 東 京 高 裁 ) 取 引 先 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 200 万 円 同 業 他 社 社 長 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 200 万 円 (いずれも 確 定 ) ( 注 )21 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 159 昭 和 化 学 工 業 の 株 価 を 高 騰 させ 自 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 ら 売 り 抜 けることを 目 的 とした 十 数 金 融 業 者 役 員 2 項 名 の 名 義 による 仮 装 売 買 買 い 上 がり 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 法 第 197 条 買 付 け 等 金 融 業 者 罰 金 400 万 円 等 (いずれも 確 定 ) ( 相 場 操 縦 ) ( 嫌 疑 者 ) 金 融 業 者 金 融 業 者 役 員 証 取 法 第 197 日 本 長 期 信 用 銀 行 は 関 連 親 密 企 業 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 号 等 への 融 資 に 関 して 適 正 な 引 当 償 却 を 同 行 頭 取 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 虚 偽 の 有 行 わないことにより 粉 飾 経 理 を 行 い 同 行 副 頭 取 2 名 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 価 証 券 報 告 虚 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 報 告 書 を ( 東 京 高 裁 ) 書 の 提 出 ) 提 出 いずれも 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 銀 行 いずれも 原 判 決 破 棄 無 罪 当 該 銀 行 頭 取 (いずれも 確 定 ) 当 該 銀 行 副 頭 取 証 取 法 第 197 日 本 債 券 信 用 銀 行 は 取 立 不 能 と 見 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 号 等 込 まれる 貸 出 金 に 関 して 適 正 な 引 同 行 会 長 懲 役 1 年 4 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 虚 偽 の 有 当 償 却 を 行 わないことにより 粉 飾 経 同 行 頭 取 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 価 証 券 報 告 理 を 行 い 虚 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 同 行 副 頭 取 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 書 の 提 出 ) 報 告 書 を 提 出 ( 東 京 高 裁 ) いずれも 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 銀 行 ( 最 高 裁 ) 当 該 銀 行 会 長 いずれも 原 判 決 を 破 棄 東 京 高 裁 に 差 戻 当 該 銀 行 頭 取 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 銀 行 副 頭 取 いずれも 原 判 決 破 棄 無 罪 当 該 銀 行 役 員 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 159 ヒューネットの 株 価 を 高 騰 させ 自 ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 ら 売 り 抜 けることを 目 的 とした 数 名 会 社 社 長 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 第 2 項 第 の 名 義 による 仮 装 売 買 等 ( 確 定 ) 1 号 第 4 項 同 法 第 197 条 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 社 長 第 8 号 会 社 役 員 ( 相 場 操 縦 ) 303

176 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 198 ヤクルト 本 社 は プリンストン 債 が ( 東 京 地 裁 ) 条 第 4 号 等 償 還 済 であるという 事 実 を 隠 蔽 し 資 同 社 副 社 長 懲 役 7 年 ( 虚 偽 の 半 産 及 び 収 益 を 過 大 に 計 上 する 方 法 で 罰 金 6,000 万 円 期 報 告 書 の 虚 偽 の 記 載 をした 半 期 報 告 書 を 提 出 当 該 会 社 罰 金 1,000 万 円 提 出 ) ( 東 京 高 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 いずれも 控 訴 棄 却 当 該 会 社 副 社 長 (いずれも 確 定 ) 証 券 会 社 会 長 証 取 法 第 197 テスコンは 架 空 売 上 の 計 上 により ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 号 等 粉 飾 経 理 を 行 い 虚 偽 の 記 載 をした 有 同 社 社 長 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 確 定 ) 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 役 員 証 取 法 第 158 クレスベール インターナショナル ( 東 京 簡 裁 ) 条 リミテッドは プリンストン 債 を 販 売 同 社 役 職 員 2 名 罰 金 30 万 円 ( 略 式 命 令 ) 同 法 第 197 条 するため 当 局 の 承 認 が 得 られている (いずれも 確 定 ) 第 6 号 等 商 品 である 旨 の 虚 偽 の 資 料 を 使 用 ( 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 役 職 員 証 取 法 第 158 クレスベール インターナショナル ( 東 京 地 裁 ) 条 リミテッドは プリンストン 債 を 販 売 同 社 会 長 懲 役 3 年 同 法 第 197 条 するため 投 資 家 に 虚 偽 の 説 明 罰 金 6,400 万 円 第 6 号 等 ( 東 京 高 裁 ) ( 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 控 訴 棄 却 当 該 会 社 会 長 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 証 取 法 第 166 ピコイが 和 議 開 始 の 申 立 てを 行 う ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 こと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 懲 役 8 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 法 第 198 条 社 株 券 を 売 り 付 けた 罰 金 100 万 円 第 15 号 等 追 徴 金 約 448 万 円 ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 取 引 先 役 員 ( 確 定 ) 引 ) 証 取 法 第 166 プレナスが 子 会 社 の 異 動 を 伴 う 株 ( 東 京 簡 裁 ) 条 第 3 項 券 の 取 得 を 行 う( 重 要 事 実 )ことを 知 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 同 法 第 198 条 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 約 158 万 円 第 15 号 等 ( 確 定 ) ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 役 員 の 姉 引 ) 304

177 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 158 東 天 紅 の 株 価 を 高 騰 させるため 公 ( 東 京 簡 裁 ) 条 等 開 買 付 けをする 旨 の 虚 偽 発 表 をする 会 社 役 員 ら 3 名 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 同 法 第 197 条 とともに 虚 偽 の 大 量 保 有 報 告 書 を 提 ( 東 京 地 裁 ) 第 1 項 第 5 号 出 会 社 役 員 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 等 罰 金 600 万 円 ( 風 説 の 流 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 (いずれも 確 定 ) 布 虚 偽 の 大 量 保 有 報 告 書 の 提 出 ) 証 取 法 第 27 会 社 役 員 は 東 天 紅 の 株 券 の 大 量 保 ( 東 京 地 裁 ) 条 の 23 第 1 有 者 になったにもかかわらず 期 限 ま 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 項 でに 大 量 保 有 報 告 書 を 提 出 しなかっ 罰 金 600 万 円 同 法 第 198 条 た ( 確 定 ) 第 5 号 ( 大 量 保 有 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 報 告 書 の 不 提 出 ) 証 取 法 第 166 武 藤 工 業 が 他 社 と 資 本 業 務 提 携 を ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 行 う( 重 要 事 実 )ことを 知 り 公 表 前 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 法 第 198 条 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 100 万 円 第 15 号 等 追 徴 金 約 1,414 万 円 ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 提 携 先 社 員 ( 公 認 会 計 士 ) ( 確 定 ) 引 ) 証 取 法 第 159 アイカ 工 業 の 株 価 を 高 騰 させるこ ( 名 古 屋 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 とを 目 的 とした 複 数 名 義 による 買 い 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 第 2 項 第 上 がり 買 付 け 仮 装 売 買 等 追 徴 金 約 2,818 万 円 1 号 ( 確 定 ) 同 法 第 197 条 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 社 長 第 1 項 第 5 号 ( 相 場 操 縦 ) 証 取 法 第 197 フットワークエクスプレス は 架 空 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 収 益 の 計 上 等 により 粉 飾 経 理 を 行 い 同 社 社 長 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 を 同 社 副 社 長 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 虚 偽 の 有 提 出 同 社 常 務 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 価 証 券 報 告 (いずれも 確 定 ) 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 副 社 長 当 該 会 社 常 務 当 該 会 社 社 員 305

178 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 159 志 村 化 工 の 株 価 を 高 騰 させること ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 を 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 会 社 役 員 A 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 第 2 項 売 買 等 追 徴 金 約 1 億 1,395 万 円 第 1 号 ( 東 京 地 裁 ) 同 法 第 197 条 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 無 職 C 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 第 1 項 第 7 号 追 徴 金 約 1 億 2,080 万 円 等 会 社 役 員 B 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 相 場 操 縦 ) 追 徴 金 約 1 億 2,080 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 会 社 役 員 B 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 会 社 役 員 B 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 ティーアンドイーソフトが 他 社 と ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 業 務 提 携 を 行 う( 重 要 事 実 )ことを 知 懲 役 8 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 同 法 第 198 条 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 100 万 円 第 18 号 等 追 徴 金 約 922 万 円 ( 内 部 者 取 ( 嫌 疑 者 ) 記 者 発 表 会 業 務 下 請 会 社 役 ( 確 定 ) 引 ) 員 証 取 法 第 197 フットワークエクスプレス の 監 査 ( 大 阪 簡 裁 ) 条 第 1 項 第 1 業 務 を 行 った 公 認 会 計 士 が 架 空 収 益 公 認 会 計 士 2 名 罰 金 50 万 円 ( 略 式 命 令 ) 号 等 を 計 上 するなどした 虚 偽 の 記 載 のあ (いずれも 確 定 ) ( 虚 偽 の 有 る 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 公 認 会 計 士 1 名 ( 大 阪 地 裁 ) 価 証 券 報 告 死 亡 による 公 訴 棄 却 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 公 認 会 計 士 証 取 法 第 197 ナナボシは 平 成 12 年 3 月 期 及 び ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 平 成 13 年 3 月 期 決 算 において 架 空 同 社 会 長 懲 役 2 年 6 月 号 等 工 事 の 受 注 工 事 代 金 の 計 上 により 粉 ( 大 阪 地 裁 ) ( 虚 偽 の 有 飾 経 理 を 行 い 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 同 社 役 員 懲 役 3 年 6 月 価 証 券 報 告 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 大 阪 高 裁 ) 書 の 提 出 ) 同 社 会 長 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 会 長 同 社 会 長 上 告 棄 却 当 該 会 社 役 員 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 167 コカ コーラウェストジャパン が ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 三 笠 コカ コーラボトリング 株 券 の 銀 行 員 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 公 開 買 付 けを 行 うことを 知 り 公 表 前 罰 金 80 万 円 引 ) に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 約 400 万 円 医 師 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 銀 行 員 ( 契 約 締 結 先 ) 等 罰 金 50 万 円 追 徴 金 約 400 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 医 師 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 医 師 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 306

179 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 167 三 陽 エンジニアリング が 三 陽 パッ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 クス 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うこと 銀 行 員 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 け 罰 金 80 万 円 引 ) た 追 徴 金 約 400 万 円 医 師 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 銀 行 員 ( 第 一 次 情 報 受 領 者 ) 罰 金 50 万 円 等 追 徴 金 約 400 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 医 師 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 医 師 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )42 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 167 光 通 信 が クレイフィッシュ 株 券 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 の 公 開 買 付 けを 行 うことを 知 り 公 表 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 100 万 円 引 ) 追 徴 金 約 1,048 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 ( 確 定 ) 証 取 法 第 197 ナナボシは 平 成 10 年 3 月 期 及 び ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 平 成 11 年 3 月 期 決 算 において 架 空 同 社 会 長 懲 役 2 年 6 月 号 等 工 事 の 受 注 工 事 代 金 の 計 上 により 粉 ( 大 阪 地 裁 ) ( 虚 偽 の 有 飾 経 理 を 行 い 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 同 社 役 員 懲 役 3 年 6 月 価 証 券 報 告 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 大 阪 高 裁 ) 書 の 提 出 ) 同 社 会 長 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 会 長 同 社 会 長 上 告 棄 却 当 該 会 社 役 員 (いずれも 確 定 ) ( 注 )41 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 158 ドリームテクノロジーズ の 株 券 を ( 広 島 簡 裁 ) 条 取 引 していた 者 が 同 株 券 の 相 場 の 変 罰 金 30 万 円 同 法 第 197 条 動 を 意 図 し インターネット 上 で 募 集 追 徴 金 36 万 6 千 円 第 1 項 第 7 号 した 会 員 に 対 し 電 子 メールで 売 買 を ( 略 式 命 令 ) ( 風 説 の 流 推 奨 する 内 容 虚 偽 の 情 報 を 提 供 した ( 確 定 ) 布 及 び 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 株 券 取 引 者 証 取 法 第 197 エムティーシーアイは 架 空 資 産 を ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 計 上 するなど 虚 偽 の 記 載 のある 貸 借 同 社 会 長 懲 役 2 年 号 等 対 照 表 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を ( 確 定 ) ( 虚 偽 の 有 提 出 その 後 の 公 募 増 資 にあたり 上 価 証 券 届 出 記 貸 借 対 照 表 を 掲 載 した 有 価 証 券 届 書 及 び 報 告 出 書 を 提 出 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 会 長 307

180 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 167 ニチメン が ニチメンインフィニ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 ティ 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うことを 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 け 罰 金 100 万 円 引 ) た 追 徴 金 約 921 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 公 開 買 付 代 理 人 であった 証 券 会 社 職 員 証 取 法 第 158 エムティーシーアイは 公 募 増 資 に ( 東 京 地 裁 ) 条 あたり 一 般 投 資 家 に 対 して 虚 偽 の 同 社 会 長 懲 役 2 年 同 法 第 197 条 事 実 を 公 表 した ( 確 定 ) 第 1 項 等 ( 注 )47 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 会 長 証 取 法 第 167 コカ コーラウェストジャパン が ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 等 三 笠 コカ コーラボトリング 株 券 の 会 社 職 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 公 開 買 付 けを 行 うことを 知 り 公 表 前 罰 金 100 万 円 引 ) に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 290 万 円 職 員 知 人 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 職 員 等 罰 金 80 万 円 追 徴 金 約 210 万 円 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 167 コカ コーラウェストジャパン が ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 等 三 笠 コカ コーラボトリング 株 券 の 会 社 職 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 公 開 買 付 けを 行 うことを 知 り 公 表 前 罰 金 100 万 円 引 ) に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 290 万 円 ( 注 )50 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 職 員 等 職 員 実 弟 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 545 万 円 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 197 ケイビーは 架 空 売 上 を 計 上 するな ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 どの 方 法 により 粉 飾 経 理 を 行 い 虚 偽 同 社 専 務 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 の 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 東 京 地 裁 ) ( 虚 偽 の 有 同 社 常 務 懲 役 4 年 価 証 券 報 告 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 ( 東 京 高 裁 ) 書 の 提 出 ) 当 該 会 社 会 長 同 社 常 務 控 訴 棄 却 当 該 会 社 専 務 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 常 務 同 社 会 長 懲 役 8 年 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 会 長 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 同 社 会 長 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 167 ニチメン が ニチメンインフィニ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 ティ 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うことを 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 け 罰 金 70 万 円 引 ) た 追 徴 金 約 891 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 公 開 買 付 代 理 人 であった 証 券 会 社 職 員 308

181 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 ソーテックが 自 己 株 式 を 取 得 する ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 2 項 第 1 こと 及 び 投 資 運 用 会 社 と 業 務 提 携 を 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 行 うこと(ともに 重 要 事 実 )を 知 り 罰 金 80 万 円 ( 内 部 者 取 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 約 845 万 円 引 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 職 員 証 取 法 第 159 大 阪 証 券 取 引 所 が 開 設 する 有 価 証 券 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 3 オプション 市 場 に 上 場 されている 株 同 取 引 所 副 理 事 長 無 罪 号 等 券 オプションにつき 投 資 家 にその 取 ( 大 阪 高 裁 ) ( 相 場 操 縦 ) 引 が 繁 盛 に 行 われていると 誤 解 させ 同 取 引 所 副 理 事 長 ることを 目 的 として 仮 装 売 買 等 を 行 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) った ( 最 高 裁 ) 同 取 引 所 副 理 事 長 上 告 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 大 阪 証 券 取 引 所 ( 確 定 ) 同 取 引 所 副 理 事 長 証 券 会 社 証 券 会 社 代 表 取 締 役 証 取 法 第 167 ニチメン が ニチメンインフィニ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 ティ 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うことを 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 け 罰 金 80 万 円 引 ) た 追 徴 金 約 936 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 公 開 買 付 代 理 人 であった 証 券 会 社 職 員 ( 元 課 長 ) 証 取 法 第 166 アイチコーポレーションの 業 務 に ( 名 古 屋 地 裁 ) 条 第 3 項 等 関 し 他 社 と 業 務 提 携 を 行 うこと( 重 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 罰 金 80 万 円 引 ) 買 い 付 けた 追 徴 金 約 1,105 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 証 取 法 第 159 キャッツの 株 価 を 高 騰 させること ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 を 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 会 社 役 員 A 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 売 買 等 を 行 った 追 徴 金 3 億 1,082 万 円 ( 相 場 操 縦 ) 同 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 長 等 追 徴 金 3 億 1,082 万 円 会 社 役 員 B 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 追 徴 金 3 億 1,082 万 円 ( 東 京 地 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 追 徴 金 3 億 1,082 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 会 社 役 員 B 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 会 社 役 員 B 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 309

182 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 大 日 本 土 木 が 民 事 再 生 手 続 開 始 の ( 名 古 屋 地 裁 ) 条 第 3 項 等 申 立 てを 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 公 表 前 に 信 用 取 引 を 利 用 して 同 社 株 罰 金 80 万 円 引 ) 券 を 売 り 付 けた ( 確 定 ) 証 取 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 半 期 報 告 書 及 び 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) 証 取 法 第 166 条 第 1 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) 証 取 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 キャッツは 同 社 役 員 への 貸 付 金 を 消 費 寄 託 契 約 に 基 づく 預 け 金 として 計 上 した 虚 偽 の 記 載 のある 半 期 報 告 書 を 提 出 し また 同 社 が 保 有 する 株 式 の 取 得 価 格 を 水 増 しして 計 上 した 虚 偽 の 記 載 の ある 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 した ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 社 長 会 社 役 員 公 認 会 計 士 デジタルが 他 社 と 業 務 提 携 を 行 う こと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 森 本 組 は 完 成 工 事 総 利 益 及 び 当 期 未 処 理 損 失 をそれぞれ 粉 飾 するなど した 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 した ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 役 員 ( 東 京 地 裁 ) 会 社 役 員 C 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 東 京 地 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 追 徴 金 3 億 1,082 万 円 ( 注 )58 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 東 京 地 裁 ) 公 認 会 計 士 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 東 京 高 裁 ) 公 認 会 計 士 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 公 認 会 計 士 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 大 阪 地 裁 ) 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 945 万 円 ( 確 定 ) ( 大 阪 地 裁 ) 同 社 役 員 A 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 大 阪 地 裁 ) 同 社 役 員 B 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) ( 大 阪 地 裁 ) 同 社 役 員 C 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 5 年 ) ( 大 阪 地 裁 ) 同 社 役 員 D 懲 役 6 年 ( 大 阪 高 裁 ) 同 社 役 員 D 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 同 社 役 員 D 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 310

183 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 イセキ 開 発 工 機 が 民 事 再 生 手 続 開 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 始 の 申 立 てを 行 うこと( 重 要 事 実 )を 会 社 役 員 A 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 け 罰 金 80 万 円 引 ) た 追 徴 金 655 万 円 ( 東 京 地 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 役 員 同 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 会 社 役 員 罰 金 100 万 円 追 徴 金 1,000 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 会 社 役 員 A 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 会 社 役 員 A 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 会 社 役 員 B 死 亡 による 公 訴 棄 却 証 取 法 第 166 メディア リンクスが 純 利 益 及 び 配 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 等 当 予 想 値 の 修 正 を 行 うこと( 重 要 事 懲 役 3 年 6 月 ( 内 部 者 取 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 罰 金 200 万 円 引 ) 付 けた ( 大 阪 高 裁 ) 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 長 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 証 取 法 第 158 メディア リンクスは 同 社 の 株 価 ( 大 阪 地 裁 ) 条 を 高 騰 させるため 同 社 が 発 行 を 決 定 同 社 社 長 懲 役 3 年 6 月 同 法 第 197 条 した 転 換 社 債 型 新 株 予 約 権 付 社 債 に 罰 金 200 万 円 第 1 項 第 7 号 つき 払 込 みがなされていないのに 発 当 該 会 社 罰 金 500 万 円 等 行 総 額 について 払 込 みが 完 了 した 旨 ( 大 阪 高 裁 ) ( 風 説 の 流 の 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した また 同 社 同 社 社 長 控 訴 棄 却 布 及 び 偽 計 ) 債 の 一 部 について 株 式 転 換 が 完 了 し 当 該 会 社 控 訴 棄 却 資 本 金 が 充 実 された 旨 虚 偽 の 事 実 を ( 最 高 裁 ) 公 表 した 同 社 社 長 上 告 棄 却 ( 注 )64 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 上 告 棄 却 当 該 会 社 社 長 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 159 真 柄 建 設 等 複 数 銘 柄 の 株 価 を 高 騰 ( 釧 路 地 裁 ) 条 第 2 項 第 1 させることを 目 的 とした 見 せ 玉 を 行 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 った 罰 金 100 万 円 ( 相 場 操 縦 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 311

184 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 メディア リンクスは 架 空 売 上 及 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 び 架 空 仕 入 れを 計 上 するなどの 方 法 同 社 社 長 懲 役 3 年 6 月 号 等 により 粉 飾 経 理 を 行 い 虚 偽 の 記 載 の 罰 金 200 万 円 ( 虚 偽 の 有 ある 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 当 該 会 社 罰 金 500 万 円 価 証 券 報 告 ( 大 阪 高 裁 ) 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 同 社 社 長 控 訴 棄 却 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 同 社 社 長 上 告 棄 却 ( 注 )64 号 事 件 及 び 65 号 事 件 と 一 括 審 理 当 該 会 社 上 告 棄 却 ( 注 )65 号 事 件 と 一 括 審 理 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 シーエスケイコミュニケーション ( 東 京 地 裁 ) 条 第 2 項 等 ズが シーエスケイとの 株 式 交 換 ( 重 会 社 役 員 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 要 事 実 )により シーエスケイの 完 全 罰 金 20 万 円 引 ) 子 会 社 になることを 知 り 公 表 前 に 同 追 徴 金 約 310 万 円 社 株 券 を 買 い 付 けた 上 記 役 員 が 経 営 する 会 社 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 851 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 167 コダックジャパンデジタルプロダク ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 トディベロップメント が 産 業 活 力 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 再 生 特 別 措 置 法 の 適 用 を 前 提 として 罰 金 90 万 円 引 ) チノン 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うこ 追 徴 金 約 1,373 万 円 とを 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 ( 確 定 ) けた 証 取 法 第 166 条 第 1 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) 証 取 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) 証 取 法 第 166 条 第 2 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 国 家 公 務 員 南 野 建 設 が 第 三 者 割 当 増 資 による 新 株 の 発 行 を 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 け た ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 役 員 等 西 武 鉄 道 は コクドの 所 有 に 係 る 西 武 鉄 道 株 式 につき 発 行 済 み 株 式 総 数 に 対 する 所 有 割 合 を 少 なく 記 載 するなどし 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 等 西 武 鉄 道 が 有 価 証 券 報 告 書 に 継 続 的 に コクド 所 有 に 係 る 株 式 等 につ いて 虚 偽 の 記 載 をしてきた 事 実 ( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 ( 大 阪 地 裁 ) 同 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 80 万 円 追 徴 金 約 625 万 円 役 員 妻 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 50 万 円 追 徴 金 約 625 万 円 (いずれも 確 定 ) ( 東 京 地 裁 ) 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 500 万 円 当 該 会 社 罰 金 2 億 円 (いずれも 確 定 ) ( 東 京 地 裁 ) 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 500 万 円 ( 注 )71 号 事 件 と 一 括 審 理 親 会 社 罰 金 1 億 5,000 万 円 (いずれも 確 定 )

185 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 キヤノンソフトウェア が 株 式 の 分 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 割 を 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 50 万 円 引 ) 追 徴 金 658 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 業 務 委 託 契 約 先 社 員 ( 確 定 ) 証 取 法 第 159 日 信 工 業 の 株 価 を 高 騰 させること ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 を 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 相 場 操 縦 ) 売 買 等 を 行 った 追 徴 金 約 1,166 万 円 ( 東 京 高 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 個 人 投 資 家 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 証 取 法 第 197 カネボウは 大 量 の 不 良 在 庫 等 を 抱 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 え 業 績 が 悪 化 していた 子 会 社 を 連 結 同 社 社 長 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 決 算 の 対 象 からはずすなどの 方 法 に 同 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 虚 偽 の 有 より 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 (いずれも 確 定 ) 価 証 券 報 告 書 を 提 出 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 役 員 証 取 法 第 197 公 認 会 計 士 として カネボウの 監 査 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 業 務 を 行 った 際 大 量 の 不 良 在 庫 等 を 公 認 会 計 士 A 号 等 抱 え 業 績 が 悪 化 していた 子 会 社 を 連 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 虚 偽 の 有 結 決 算 の 対 象 からはずすなどの 方 法 公 認 会 計 士 B 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 価 証 券 報 告 により 虚 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 報 公 認 会 計 士 C 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 書 の 提 出 ) 告 書 を 提 出 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 159 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) ( 嫌 疑 者 ) 公 認 会 計 士 ソキアの 株 価 を 高 騰 させることを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 った ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 ( 大 阪 地 裁 ) 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 200 万 円 追 徴 金 約 4,924 万 円 ( 確 定 ) 313

186 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 158 ライブドアは ライブドアマーケ ( 東 京 地 裁 ) 条 ティング 株 券 の 売 買 のため 及 び 同 社 同 社 代 表 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 同 法 第 197 条 の 株 価 の 高 騰 を 図 る 目 的 をもって 同 ( 東 京 地 裁 ) 第 1 項 第 7 号 社 をして 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した 同 社 役 員 A 懲 役 1 年 8 月 ( 風 説 の 流 同 社 役 員 B 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 布 及 び 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 会 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 当 該 会 社 子 会 社 ( 注 )いずれも 82 号 事 件 と 一 括 審 理 当 該 会 社 代 表 取 締 役 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 役 員 (2 名 ) 当 該 会 社 罰 金 2 億 8,000 万 円 会 社 役 員 同 社 子 会 社 罰 金 4,000 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 役 員 A 懲 役 1 年 2 月 ( 最 高 裁 ) 同 社 役 員 A 上 告 棄 却 ( 注 )82 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 最 高 裁 ) 同 社 代 表 取 締 役 上 告 棄 却 ( 注 )82 号 事 件 と 一 括 審 理 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 東 北 エンタープライズが 民 事 再 生 ( 仙 台 地 裁 ) 条 第 3 項 等 手 続 開 始 の 申 立 てを 行 うこと( 重 要 事 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 罰 金 60 万 円 引 ) 付 けた 追 徴 金 約 429 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 証 取 法 第 166 東 北 エンタープライズが 民 事 再 生 ( 福 島 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 手 続 開 始 の 申 立 てを 行 うこと( 重 要 事 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 罰 金 80 万 円 ( 内 部 者 取 付 けた 追 徴 金 約 345 万 引 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 証 取 法 第 166 東 北 エンタープライズが 民 事 再 生 ( 福 島 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 手 続 開 始 の 申 立 てを 行 うこと( 重 要 事 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 罰 金 30 万 円 ( 内 部 者 取 付 けた 追 徴 金 約 124 万 円 引 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 314

187 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 ライブドアは 売 上 計 上 の 認 められ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 ない 自 社 株 売 却 益 の 売 上 高 への 計 上 同 社 代 表 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 号 等 等 により 虚 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 ( 東 京 地 裁 ) ( 虚 偽 の 有 報 告 書 を 提 出 同 社 役 員 A 懲 役 1 年 8 月 価 証 券 報 告 同 社 役 員 B 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 会 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 ( 注 )いずれも 78 号 事 件 と 一 括 審 理 当 該 会 社 役 員 (3 名 ) 同 社 役 員 C 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 会 社 役 員 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 罰 金 2 億 8,000 万 円 ( 注 )78 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 役 員 A 懲 役 1 年 2 月 ( 最 高 裁 ) 同 社 役 員 A 上 告 棄 却 ( 注 )78 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 最 高 裁 ) 同 社 代 表 取 締 役 上 告 棄 却 ( 注 )78 号 事 件 と 一 括 審 理 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 197 公 認 会 計 士 や 監 査 の 実 質 的 責 任 者 と ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 して ライブドアの 監 査 業 務 を 行 っ 公 認 会 計 士 A 懲 役 10 月 号 等 た 際 売 上 計 上 の 認 められない 自 社 株 公 認 会 計 士 B 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 虚 偽 の 有 売 却 益 を 売 上 高 への 計 上 等 により 虚 ( 東 京 高 裁 ) 価 証 券 報 告 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 報 告 書 を 提 公 認 会 計 士 A 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 書 の 提 出 ) 出 ( 東 京 高 裁 ) 公 認 会 計 士 B 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 公 認 会 計 士 (2 名 ) ( 最 高 裁 ) 公 認 会 計 士 B 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 アライドテレシス が 株 式 の 分 割 を (さいたま 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 同 社 役 員 同 居 人 号 等 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 内 部 者 取 追 徴 金 約 452 万 円 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 役 員 等 同 社 役 員 同 居 人 の 実 妹 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 追 徴 金 約 435 万 円 (さいたま 地 裁 ) 同 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 1,089 万 円 同 社 役 員 実 子 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 50 万 円 追 徴 金 約 1,532 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 同 社 役 員 実 子 控 訴 棄 却 (いずれも 確 定 ) 315

188 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 167 ライブドアが ニッポン 放 送 の 総 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 等 株 主 の 議 決 権 数 の 百 分 の 五 以 上 の 株 ファンド 実 質 経 営 者 懲 役 2 年 ( 内 部 者 取 券 等 を 買 い 集 める 旨 の 公 開 買 付 けに 罰 金 300 万 円 引 ) 準 ずる 行 為 の 実 施 を 知 り 公 表 前 に 追 徴 金 約 11 億 4,900 万 円 ニッポン 放 送 株 券 を 買 い 付 けた ファンド 中 核 会 社 罰 金 3 億 円 ( 東 京 高 裁 ) ( 嫌 疑 者 )ファンド 中 核 会 社 ファンド 実 質 経 営 者 ファンド 実 質 経 営 者 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 11 億 4,900 万 円 ファンド 中 核 会 社 罰 金 2 億 円 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 西 松 屋 チェーンほか 4 社 が 株 式 分 割 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 等 を 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 新 聞 社 社 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 内 部 者 取 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 600 万 円 引 ) 追 徴 金 約 1 億 1,674 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 新 聞 社 社 員 ( 確 定 ) 証 取 法 第 166 ピーシーデポコーポレーションが ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 株 式 分 割 を 行 うこと( 重 要 事 実 ) 懲 役 4 年 6 月 号 等 オーエー システム プラザが ピー 罰 金 500 万 円 ( 内 部 者 取 シーデポコーポレーションと 業 務 提 追 徴 金 1 億 938 万 円 引 ) 携 を 行 うこと( 重 要 事 実 ) 及 び オ ( 確 定 ) ーエー システム プラザが 株 式 を 発 行 すること( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 証 取 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) 証 取 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) 証 取 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 IMJが 株 式 分 割 を 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 顧 問 セイクレストが 株 式 分 割 を 行 うこ と( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 会 社 役 員 会 社 社 員 サンビシ は 連 結 子 会 社 があるにも 関 わらずこれがないとする 等 の 虚 偽 の 記 載 をした 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 社 長 当 該 会 社 役 員 ( 東 京 地 裁 ) 同 社 顧 問 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 200 万 円 追 徴 金 1,675 万 円 ( 確 定 ) ( 大 阪 地 裁 ) 同 社 社 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 200 万 円 追 徴 金 6,000 万 円 ( 確 定 ) ( 名 古 屋 地 裁 ) 同 社 社 長 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 同 社 役 員 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) (いずれも 確 定 ) 316

189 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 セイクレストが 経 常 利 益 及 び 純 利 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 益 の 予 想 値 の 修 正 を 行 うこと( 重 要 事 同 社 社 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 罰 金 200 万 円 ( 内 部 者 取 付 けた 追 徴 金 6,000 万 円 引 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 ( 注 )89 号 事 件 と 一 括 審 理 会 社 役 員 証 取 法 第 166 セイクレストが 株 式 分 割 を 行 うこ ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 3 項 等 と( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 内 部 者 取 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 80 万 円 引 ) 追 徴 金 約 533 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 の 知 人 ( 確 定 ) 証 取 法 第 159 ビーマップの 株 価 を 高 騰 させるこ ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 とを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 会 社 役 員 A 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 号 等 装 売 買 等 を 行 った 罰 金 500 万 円 ( 相 場 操 縦 ) 追 徴 金 約 9 億 7,843 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 (7 名 ) ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 役 員 B 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 追 徴 金 約 2 億 4,533 万 円 ( 大 阪 高 裁 ) 会 社 役 員 B 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 会 社 役 員 B 上 告 棄 却 ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 役 員 C 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 追 徴 金 約 2 億 4,533 万 円 ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 役 員 D 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 追 徴 金 約 2 億 4,533 万 円 ( 大 阪 高 裁 ) 会 社 役 員 D 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 会 社 役 員 D 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )104 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 166 ホーマック 及 び カーマが ホーマ ( 札 幌 地 裁 ) 条 第 1 項 第 4 ック カーマ 及 びダイキ による 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 共 同 持 株 会 社 を 設 立 するために 株 式 罰 金 70 万 円 ( 内 部 者 取 移 転 を 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 り 追 徴 金 約 3,591 万 円 引 ) 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 札 幌 高 裁 ) 原 判 決 破 棄 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 70 万 円 追 徴 金 約 3,591 万 円 ( 確 定 ) 317

190 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 ホーマック が カーマ 及 びダイキ ( 札 幌 地 裁 ) 条 第 3 項 等 と 共 同 持 株 会 社 を 設 立 するために 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 内 部 者 取 株 式 移 転 を 行 うこと( 重 要 事 実 )を 知 罰 金 150 万 円 引 ) り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 追 徴 金 約 5,407 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 証 取 法 第 166 伊 藤 園 ほか 17 社 が 株 式 分 割 を 行 う ( 秋 田 地 裁 ) 条 第 1 項 等 こと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 印 刷 会 社 社 員 ( 内 部 者 取 社 株 券 を 買 い 付 けた 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 引 ) 罰 金 300 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 印 刷 会 社 社 員 親 族 A 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 印 刷 会 社 社 員 の 親 族 (6 名 ) 罰 金 300 万 円 親 族 B 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 300 万 円 親 族 C 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 250 万 円 親 族 D 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 200 万 円 * 追 徴 金 12 銘 柄 の 取 引 について 全 員 から 約 7 億 1,029 万 円 3 銘 柄 の 取 引 について 印 刷 会 社 社 員 及 び 親 族 Aから 約 9,985 万 円 3 銘 柄 の 取 引 について 印 刷 会 社 社 員 親 族 A B Cから 約 1 億 3,463 万 円 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 159 川 上 塗 料 の 株 価 を 高 騰 させること (さいたま 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 を 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 無 職 A 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 売 買 等 を 行 った 罰 金 300 万 円 ( 相 場 操 縦 ) 無 職 B 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 無 職 罰 金 200 万 円 会 社 役 員 追 徴 金 約 5 億 1,108 万 円 証 取 法 第 159 川 上 塗 料 の 株 取 引 を 誘 引 する 目 的 ( 連 帯 ) 条 第 2 項 第 2 をもって 同 株 券 の 相 場 が 自 己 又 は 他 ( 東 京 高 裁 ) 号 等 人 の 操 作 によって 変 動 する 旨 の 情 報 無 職 A 控 訴 棄 却 ( 相 場 操 縦 ) を 流 布 した 無 職 B 控 訴 棄 却 証 取 法 第 159 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) ( 嫌 疑 者 ) 無 職 オーエー システム プラザの 株 価 を 高 騰 させることを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 った ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 ( 最 高 裁 ) 無 職 A 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )102 号 事 件 と 一 括 審 理 (102 号 事 件 では 無 職 B は 会 社 役 員 と 記 載 ) ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 役 員 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 追 徴 金 約 4 億 4,225 万 円 ( 確 定 ) 318

191 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 158 大 盛 工 業 の 株 券 について その 売 買 ( 東 京 地 裁 ) 条 等 の 目 的 のため 及 びその 株 価 の 高 騰 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 風 説 の 流 を 図 る 目 的 をもって 虚 偽 の 事 実 を 流 追 徴 金 約 15 億 6,110 万 円 布 ) 布 した ( 東 京 高 裁 ) 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 追 徴 金 約 15 億 5,810 万 円 ( 確 定 ) 証 取 法 第 159 南 野 建 設 の 株 価 を 高 騰 させること ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 を 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 会 社 役 員 A 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 号 等 売 買 等 を 行 った 追 徴 金 約 3 億 8,379 万 円 ( 相 場 操 縦 ) ( 大 阪 地 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 株 式 投 資 アドバイザー 等 会 社 役 員 B 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 追 徴 金 約 4 億 4,225 万 円 ( 注 ) 99 号 事 件 と 一 括 審 理 22.4( 大 阪 地 裁 ) 株 式 投 資 アドバイザー 公 訴 棄 却 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 159 オー エイチ ティー の 株 価 を 高 騰 (さいたま 地 裁 ) 条 第 1 項 等 させることを 目 的 とした 買 い 上 がり 無 職 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 相 場 操 縦 ) 買 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 った 罰 金 300 万 円 会 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 罰 金 200 万 円 追 徴 金 約 5 億 1,108 万 円 ( 連 帯 ) ( 東 京 高 裁 ) 無 職 控 訴 棄 却 会 社 役 員 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 無 職 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )97 98 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 159 丸 八 証 券 は 同 社 が 主 幹 事 であった ( 名 古 屋 地 裁 ) 条 第 3 項 等 ケイエス 冷 凍 食 品 の 株 価 を 公 募 価 当 該 証 券 会 社 罰 金 2,500 万 円 ( 相 場 固 定 ) 格 以 上 に 固 定 する 目 的 をもって 一 定 証 券 会 社 役 員 B 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) の 価 格 以 下 の 同 社 株 券 の 買 付 注 文 を 証 券 会 社 役 員 C 勧 誘 し 受 託 した 懲 役 10 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 名 古 屋 地 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 証 券 会 社 証 券 会 社 役 員 A 懲 役 1 年 4 月 当 該 証 券 会 社 役 員 ( 名 古 屋 高 裁 ) 証 券 会 社 役 員 A 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) (いずれも 確 定 ) 319

192 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 158 アイ シー エフ( 現 : オーベン) ( 大 阪 地 裁 ) 条 の 株 券 の 取 引 のため 会 社 役 員 の 1 名 当 該 会 社 罰 金 500 万 円 ( 偽 計 ) が 実 質 的 に 支 配 する 会 社 の 企 業 価 値 追 徴 金 7 億 3,315 万 円 を 過 大 に 評 価 し 虚 偽 の 事 実 の 公 表 等 ( 連 帯 ) を 行 った ( 大 阪 高 裁 ) 当 該 会 社 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 等 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 上 告 棄 却 ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 役 員 B 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 追 徴 金 7 億 3,315 万 円 会 社 役 員 C 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 追 徴 金 7 億 3,315 万 円 ( 連 帯 ) ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 役 員 A 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 500 万 円 追 徴 金 約 9 億 7,843 万 円 (いずれも 確 定 ) ( 注 )93 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 167 ポッカコーポレーションほか 4 社 の ( 札 幌 簡 裁 ) 条 第 1 項 第 5 株 券 について 公 開 買 付 けが 行 われる 印 刷 会 社 社 員 B 罰 金 50 万 円 号 等 ことを 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い ( 札 幌 地 裁 ) ( 内 部 者 取 付 けた 印 刷 会 社 社 員 A 引 ) 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 印 刷 会 社 社 員 罰 金 700 万 円 追 徴 金 約 1 億 5,938 万 円 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 証 券 会 社 社 員 等 は 三 光 純 薬 ほか ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 等 社 が 株 式 交 換 を 行 うことなど( 重 要 事 証 券 会 社 社 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 内 部 者 取 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 罰 金 100 万 円 引 ) 付 けた 追 徴 金 635 万 円 証 券 会 社 社 員 の 知 人 ( 嫌 疑 者 ) 証 券 会 社 社 員 等 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 5,544 万 円 ( 内 635 万 円 は 連 帯 ) (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 197 アクセスは 架 空 売 上 を 計 上 するな ( 神 戸 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 ど 虚 偽 の 記 載 のある 損 益 計 算 書 等 を 当 該 会 社 罰 金 500 万 円 号 等 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 した 当 該 会 社 役 員 B 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 虚 偽 の 有 ( 神 戸 地 裁 ) 価 証 券 報 告 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 役 員 A 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 書 の 提 出 ) 当 該 会 社 役 員 罰 金 1,500 万 円 (いずれも 確 定 ) 320

193 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 アイ エックス アイは 架 空 売 上 を ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 計 上 するなど 虚 偽 の 記 載 のある 損 益 当 該 会 社 役 員 C 号 等 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 虚 偽 の 有 を 提 出 し その 後 の 公 募 増 資 にあた 罰 金 500 万 円 価 証 券 報 告 り 上 記 有 価 証 券 報 告 書 をとじ 込 んだ ( 大 阪 地 裁 ) 書 及 び 有 価 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 した 当 該 会 社 役 員 B 証 券 届 出 書 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 罰 金 500 万 円 当 該 会 社 役 員 ( 大 阪 地 裁 ) 当 該 会 社 役 員 A 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 800 万 円 (いずれも 確 定 ) 金 商 法 第 166 LTTバイオファーマが 子 会 社 の ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 異 動 を 伴 う 株 式 の 譲 渡 を 行 うこと( 重 当 該 会 社 役 員 号 等 ( 内 部 者 要 事 実 ) 及 び 同 子 会 社 が 主 力 事 業 とし 懲 役 15 年 取 引 ) て 投 資 を 募 っていた 事 業 が 架 空 であ 罰 金 500 万 円 ったこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 追 徴 金 約 4 億 1,223 万 円 ( 確 定 ) に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 金 商 法 第 158 条 等 ( 暴 行 脅 迫 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 役 員 ドン キホーテ 株 券 について 有 価 証 券 等 の 相 場 の 変 動 を 図 る 目 的 をも って 同 社 店 舗 に 放 火 ( 暴 行 )し 新 聞 社 宛 に 警 告 文 を 送 信 して 同 社 役 員 に 対 し 同 社 に 危 害 を 加 える 旨 告 知 ( 脅 迫 )した ( 横 浜 地 裁 ) 会 社 員 懲 役 6 年 ( 確 定 ) ( 注 )112 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 LTTバイオファーマが 子 会 社 の 異 動 を 伴 う 株 式 の 譲 渡 を 行 うこと( 重 要 事 実 ) 及 び 同 子 会 社 が 主 力 事 業 とし て 投 資 を 募 っていた 事 業 が 架 空 であ ったこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 東 京 地 裁 ) 会 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 1,924 万 円 ( 確 定 ) 金 商 法 第 158 条 等 ( 暴 行 脅 迫 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 ドン キホーテ 株 券 について 有 価 証 券 等 の 相 場 の 変 動 を 図 る 目 的 をも って 同 社 店 舗 に 放 火 ( 暴 行 )し 新 聞 社 宛 に 警 告 文 を 送 付 して 同 社 役 員 に 対 し 同 社 に 危 害 を 加 える 旨 告 知 ( 脅 迫 )した ( 横 浜 地 裁 ) 会 社 員 懲 役 6 年 ( 確 定 ) ( 注 )110 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 321

194 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 オー エイチ ティー は 架 空 売 上 ( 広 島 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 を 計 上 するなど 虚 偽 の 記 載 のある 連 当 該 会 社 罰 金 800 万 円 号 等 結 損 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 当 該 会 社 代 表 取 締 役 社 長 ( 虚 偽 の 有 報 告 書 を 提 出 (2 期 )し その 後 の 新 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 価 証 券 報 告 株 予 約 権 付 社 債 募 集 を 行 うにあたり 当 該 会 社 役 員 A 書 及 び 有 価 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 をとじ 込 んだ 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 証 券 届 出 書 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 した 当 該 会 社 役 員 B 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) の 提 出 ) (いずれも 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 社 長 当 該 会 社 役 員 (2 名 ) 証 取 法 第 166 ワークスアプリケーションズの 経 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 常 利 益 について 公 表 された 直 近 の 予 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 ( 内 部 者 想 値 に 比 較 して 新 たに 算 出 した 予 想 罰 金 300 万 円 取 引 ) 値 に 差 異 が 生 じたこと( 重 要 事 実 )を 追 徴 金 約 1 億 2,092 万 円 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 け ( 確 定 ) エネサーブ の 剰 余 金 の 配 当 につい て 公 表 された 前 事 業 年 度 の 対 応 する 期 間 にかかる 実 績 値 に 比 較 して 新 た に 算 出 した 予 想 値 に 差 異 が 生 じたこ と( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 証 取 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 届 出 書 の 提 出 ) 証 取 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) ( 嫌 疑 者 )IRコンサルティング 業 プロデュースは 上 場 に 伴 う 株 式 の 募 集 等 を 行 うに 際 し 架 空 売 上 を 計 上 するなど 虚 偽 の 記 載 のある 損 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 した ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 当 該 会 社 専 務 取 締 役 キャビンがプライベートエクィテ ィファンドとの 業 務 上 の 提 携 を 解 消 することについて 決 定 したこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 東 証 一 部 上 場 企 業 代 表 取 締 役 同 人 の 実 質 支 配 会 社 (さいたま 地 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 3 年 罰 金 1,000 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 上 告 棄 却 (さいたま 地 裁 ) 当 該 会 社 専 務 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) (いずれも 確 定 ) ( 注 )120 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 高 松 地 裁 ) 上 場 企 業 代 表 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 100 万 円 同 人 の 実 質 支 配 会 社 罰 金 200 万 円 両 名 追 徴 金 3 億 5,500 万 円 (いずれも 確 定 ) 322

195 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 166 プロデュースが 粉 飾 決 算 を 内 実 と (さいたま 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 する 金 融 商 品 取 引 法 違 反 等 の 嫌 疑 で 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 ( 内 部 者 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 から 強 制 調 査 罰 金 500 万 円 取 引 ) を 受 けたこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 追 徴 金 約 7,888 万 円 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 元 役 員 証 取 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) ジェイ ブリッジ の 売 上 高 及 び 経 常 利 益 について 直 近 の 公 表 された 予 想 値 に 比 較 して 新 たに 算 出 した 予 想 値 に 差 異 が 生 じたこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 915 万 円 ( 確 定 ) 証 取 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 常 務 執 行 役 員 ジェイ ブリッジ の 売 上 高 及 び 経 常 利 益 について 直 近 の 公 表 された 予 想 値 に 比 較 して 新 たに 算 出 した 予 想 値 に 差 異 が 生 じたこと( 重 要 事 実 )を 知 り シンガポールの 金 融 機 関 に 開 設 し た 英 領 ヴァージン 諸 島 に 設 立 された 法 人 名 義 の 口 座 を 利 用 し 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 200 万 円 追 徴 金 約 3,750 万 円 ( 確 定 ) 証 取 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 及 び 有 価 証 券 届 出 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 取 締 役 会 長 プロデュースは 架 空 売 上 を 計 上 す るなど 虚 偽 の 記 載 のある 損 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 (2 期 )し その 後 の 株 式 募 集 を 行 う にあたり 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 を 参 照 すべき 旨 を 記 載 した 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 した ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 当 該 会 社 専 務 取 締 役 (さいたま 地 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 3 年 罰 金 1,000 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 上 告 棄 却 (さいたま 地 裁 ) 当 該 会 社 専 務 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) (いずれも 確 定 ) ( 注 )115 号 事 件 と 一 括 審 理 323

196 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 プロデュースは 架 空 売 上 を 計 上 す (さいたま 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 るなど 上 場 に 伴 う 株 式 の 募 集 等 を 行 懲 役 3 年 6 月 号 等 うに 際 し 虚 偽 の 記 載 のある 損 益 計 算 ( 東 京 高 裁 ) ( 虚 偽 の 有 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 届 出 書 を 提 控 訴 棄 却 価 証 券 報 告 出 し さらに 虚 偽 の 記 載 のある 損 益 計 ( 最 高 裁 ) 書 及 び 有 価 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を 上 告 棄 却 証 券 届 出 書 提 出 (2 期 )し その 後 の 株 式 募 集 を ( 確 定 ) の 提 出 ) 行 うにあたり 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 を 参 照 すべき 旨 を 記 載 した 有 価 証 券 届 出 書 を 提 出 した 証 取 法 第 158 条 等 ( 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 公 認 会 計 士 ペイントハウスが 発 行 する 新 株 式 を 犯 則 嫌 疑 者 が 実 質 的 に 統 括 管 理 し ていた 投 資 事 業 組 合 名 義 で 取 得 する に 際 し 真 実 は, 同 組 合 が 払 い 込 む 金 額 の 大 半 は 直 ちに 社 外 に 流 出 させる ものであるのに その 情 を 秘 し,あた かも 当 該 払 込 みによって 相 応 の 資 本 充 実 が 図 られたものであるかのよう な 虚 偽 の 事 実 を 公 表 させた ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 400 万 円 追 徴 金 約 3 億 147 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 証 取 法 第 167 条 第 1 項 第 5 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 エヌエー が 日 産 ディーゼル 工 業 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うことを 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 従 業 員 会 社 員 (さいたま 地 裁 ) 当 該 会 社 従 業 員 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 200 万 円 追 徴 金 約 1,293 万 円 会 社 員 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 1 億 6,164 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 従 業 員 控 訴 棄 却 会 社 員 控 訴 棄 却 (いずれも 確 定 ) 324

197 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 159 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で 日 立 造 船 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 2 項 第 1 ほか 1 銘 柄 の 株 価 を 高 騰 させること 無 職 A 号 等 を 目 的 とした 見 せ 玉 等 を 行 い 当 該 上 懲 役 2 年 2 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 相 場 操 縦 ) 昇 させた 株 価 により 各 株 券 の 売 買 を 罰 金 250 万 円 行 った 追 徴 金 約 2 億 2,661 万 円 会 社 役 員 B ( 嫌 疑 者 ) 無 職 (2 名 ) 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 会 社 役 員 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 2 億 2,661 万 円 無 職 C 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 150 万 円 追 徴 金 約 2 億 2,661 万 円 ( 連 帯 ) (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 166 グッドウィル グループ が 子 会 社 の ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 等 異 動 を 伴 う 株 券 の 取 得 を 行 うこと( 重 懲 役 2 年 6 月 ( 内 部 者 取 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 罰 金 500 万 円 引 ) 買 い 付 けた 追 徴 金 15 億 3,180 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 無 職 証 取 法 第 159 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で ユニオン ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 ホールディングス の 株 価 を 高 騰 さ 代 表 取 締 役 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 号 等 せることを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 罰 金 300 万 円 ( 相 場 操 縦 ) 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 い もって 当 該 追 徴 金 約 2 億 5,529 万 円 変 動 させた 相 場 により 有 価 証 券 の 売 ( 注 )129 号 事 件 と 一 括 審 理 買 を 行 った ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 員 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 罰 金 200 万 円 会 社 役 員 (4 名 ) 追 徴 金 約 2 億 5,529 万 円 会 社 員 ( 大 阪 地 裁 ) 不 詳 (3 名 ) 会 社 役 員 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 2 億 6,477 万 円 ( 注 )132 号 事 件 と 一 括 審 理 (いずれも 確 定 ) 325

198 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 テレウェイヴ( 現 : SBR)の 売 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 等 上 高 及 び 経 常 利 益 について 直 近 の 公 会 社 役 員 A ( 内 部 者 取 表 された 予 想 値 に 比 較 して 新 たに 算 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 引 ) 出 した 予 想 値 に 差 異 が 生 じたこと( 重 罰 金 500 万 円 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 追 徴 金 約 8,462 万 円 売 り 付 けた 会 社 役 員 B 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 (2 名 ) 罰 金 200 万 円 会 社 員 会 社 員 金 商 法 第 167 ロシュ ファームホールディング ビ 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 条 第 3 項 等 ー ヴィが 中 外 製 薬 株 券 の 公 開 買 付 罰 金 500 万 円 ( 内 部 者 取 けを 行 うことを 知 り 公 表 前 に 同 社 追 徴 金 約 2 億 7,218 万 円 引 ) 株 券 を 買 い 付 けた (いずれも 確 定 ) 金 商 法 第 158 条 等 ( 偽 計 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 ユニオンホールディングス の 発 行 予 定 の 新 株 等 を 売 却 するため 同 社 の 第 三 者 割 当 増 資 等 につき IABja pan 株 式 会 社 は, 第 三 者 割 当 増 資 の 払 込 金 等 を 実 際 に 拠 出 する 資 力 がな いのに 同 社 が 実 際 に 資 金 拠 出 するか のような 虚 偽 の 事 実 を 公 表 し 同 社 名 義 で 払 い 込 む 第 三 者 割 当 増 資 の 払 込 金 の 一 部 は 見 せ 金 に 過 ぎないのに 払 込 が 実 際 にあったかのように 仮 装 し た 上 第 三 者 割 当 増 資 等 の 資 本 増 強 が 行 われたかのような 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した ( 大 阪 地 裁 ) 代 表 取 締 役 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 2 億 5,529 万 円 ( 注 )126 号 事 件 と 一 括 審 理 被 告 会 社 罰 金 3,000 万 円 (いずれも 確 定 ) 証 取 法 第 159 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で ユニオン ホールディングス の 株 価 を 高 騰 さ せることを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 い もって 当 該 変 動 させた 相 場 により 有 価 証 券 の 売 買 を 行 った ( 嫌 疑 者 ) 会 社 経 営 者 ( 大 阪 地 裁 ) 会 社 経 営 者 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 400 万 円 追 徴 金 約 3 億 7,637 万 円 ( 大 阪 高 裁 ) 会 社 経 営 者 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 会 社 経 営 者 上 告 棄 却 ( 確 定 ) ( 注 )132 号 事 件 と 一 括 審 理 326

199 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 ニイウスコー は 架 空 売 上 を 計 上 す ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 るなど 虚 偽 の 記 載 のある 連 結 損 益 計 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 号 等 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 虚 偽 の 有 提 出 し その 後 の 株 式 募 集 を 行 うにあ 罰 金 300 万 円 価 証 券 報 告 たり 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 を 参 照 す ( 横 浜 地 裁 ) 書 及 び 有 価 べき 旨 を 記 載 した 有 価 証 券 届 出 書 を 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 証 券 届 出 書 提 出 した 懲 役 3 年 の 提 出 ) 罰 金 800 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 控 訴 棄 却 当 該 会 社 取 締 役 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )133 号 事 件 と 一 括 審 理 証 取 法 第 166 テークスグループが 第 三 者 割 当 増 ( 大 阪 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 資 を 行 うこと( 重 要 事 実 ) 及 び 第 三 者 会 社 役 員 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 割 当 増 資 の 約 9 割 は 失 権 すること( 重 罰 金 300 万 円 ( 内 部 者 取 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 追 徴 金 約 2 億 6,477 万 円 引 ) 買 い 付 け 売 り 付 けた ( 注 )126 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 実 質 的 経 営 者 会 社 役 員 ( 大 阪 地 裁 ) 当 該 会 社 実 質 的 経 営 者 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 400 万 円 追 徴 金 約 3 億 7,637 万 円 ( 大 阪 高 裁 ) 当 該 会 社 実 質 的 経 営 者 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 実 質 的 経 営 者 上 告 棄 却 ( 確 定 ) ( 注 )130 号 事 件 と 一 括 審 理 327

200 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 ニイウスコー は 架 空 売 上 を 計 上 す ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 るなど 虚 偽 の 記 載 のある 連 結 損 益 計 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 号 等 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 虚 偽 の 有 提 出 し その 後 の 株 式 募 集 及 び 売 出 し 罰 金 300 万 円 価 証 券 報 告 を 行 うにあたり 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 ( 横 浜 地 裁 ) 書 及 び 有 価 書 を 参 照 すべき 旨 を 記 載 した 有 価 証 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 証 券 届 出 書 券 届 出 書 を 提 出 した 懲 役 3 年 の 提 出 ) 罰 金 800 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 控 訴 棄 却 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 副 会 長 上 告 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )131 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 158 トランスデジタル は 新 株 予 約 権 に ( 東 京 地 裁 ) 条 等 ついて その 行 使 に 係 る 払 込 みを 仮 装 元 当 該 会 社 顧 問 ( 偽 計 ) した 上 その 情 を 秘 し 適 法 な 新 株 予 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 約 権 の 行 使 による 新 株 の 発 行 が 行 わ れた 旨 の 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した 元 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 (いずれも 確 定 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 社 役 員 (2 名 ) 元 当 該 会 社 代 表 取 締 役 元 当 該 会 社 顧 問 元 会 社 役 員 証 取 法 第 166 GDHほか 3 社 が 発 行 する 株 式 を 引 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 4 き 受 ける 者 を 募 集 することなど( 重 要 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 罰 金 200 万 円 ( 内 部 者 取 買 した 追 徴 金 約 5,824 万 円 引 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 銀 行 員 ( 注 )136 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 166 リサ パートナーズが 銀 行 団 によ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 3 項 等 る 協 調 融 資 により 新 規 事 業 資 金 を 調 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 内 部 者 取 達 できることが 確 実 になったことを 罰 金 200 万 円 引 ) 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 け 追 徴 金 約 5,824 万 円 た ( 確 定 ) ( 注 )135 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 嫌 疑 者 ) 銀 行 員 328

201 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 197 エフオーアイは 上 場 に 伴 う 株 式 の (さいたま 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 募 集 等 を 行 うに 際 し 架 空 売 上 高 を 計 当 該 会 社 代 表 取 締 役 社 長 号 等 上 する 方 法 により 虚 偽 の 記 載 のある 懲 役 3 年 ( 虚 偽 の 有 連 結 損 益 計 算 書 を 掲 載 した 有 価 証 券 (さいたま 地 裁 ) 価 証 券 届 出 届 出 書 を 提 出 した 当 該 会 社 代 表 取 締 役 専 務 書 の 提 出 ) 懲 役 3 年 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 (いずれも 確 定 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 社 長 当 該 会 社 代 表 取 締 役 専 務 当 該 会 社 役 員 金 商 法 第 158 エフオーアイは 虚 偽 の 売 上 高 を 前 条 等 提 とした 有 価 証 券 届 出 書 等 の 開 示 書 ( 偽 計 ) 類 につき 真 実 かつ 正 確 な 記 載 がなさ れている 旨 の 虚 偽 の 表 明 をするなど し 多 数 の 一 般 投 資 家 にこれらの 虚 偽 の 内 容 を 記 載 した 目 論 見 書 を 交 付 さ せるなどした 金 商 法 第 159 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) 証 取 法 第 167 条 第 3 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) 証 取 法 第 197 条 の2 第 1 号 等 ( 無 届 社 債 券 募 集 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 社 長 当 該 会 社 代 表 取 締 役 専 務 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で テクノ マセマティカルほか 2 銘 柄 の 株 価 を 高 騰 させることを 目 的 とした 見 せ 玉 等 を 行 い 当 該 上 昇 させた 株 価 により 各 株 券 の 売 買 を 行 った ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 ワイオミング ホールディング ジー エムビーエイチの 業 務 執 行 を 決 定 す る 機 関 が 西 友 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うことについての 伝 達 を 受 け 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 外 取 締 役 の 配 偶 者 同 人 の 主 宰 法 人 内 閣 総 理 大 臣 に 届 出 をしないで 新 た に 発 行 される 社 債 券 の 取 得 の 申 込 み の 勧 誘 を 行 い 有 価 証 券 の 募 集 をした もの ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 ( 大 分 地 裁 ) 懲 役 2 年 4 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 600 万 円 追 徴 金 約 2 億 6148 万 円 ( 福 岡 高 裁 ) 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 ( 確 定 ) ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 社 外 取 締 役 の 配 偶 者 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 100 万 円 追 徴 金 約 3,725 万 円 (うち 2,766 万 円 は 被 告 会 社 と 連 帯 ) 同 人 の 主 宰 法 人 罰 金 400 万 円 追 徴 金 2,766 万 円 ( 被 告 人 と 連 帯 ) (いずれも 確 定 ) ( 福 岡 地 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 懲 役 6 年 罰 金 300 万 円 ( 福 岡 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 控 訴 棄 却 ( 最 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 329

202 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 166 オックスホールディングス の 子 会 ( 東 京 地 裁 立 川 支 部 ) 条 第 1 項 第 4 社 の 業 務 遂 行 の 過 程 で 損 害 が 発 生 し 懲 役 3 年 号 等 たこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 追 徴 金 約 3,232 万 円 ( 内 部 者 取 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 東 京 高 裁 ) 引 ) 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 ( 最 高 裁 ) 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 証 取 法 第 197 富 士 バイオメディックスは 架 空 売 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 上 を 計 上 するなど 虚 偽 の 記 載 のある 当 該 会 社 代 表 取 締 役 号 等 連 結 損 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 懲 役 2 年 ( 虚 偽 の 有 券 報 告 書 を 提 出 し その 後 の 株 式 募 集 当 該 会 社 取 締 役 価 証 券 報 告 を 行 うにあたり 虚 偽 の 記 載 のある 損 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 書 及 び 有 価 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 届 出 証 券 届 出 書 書 を 提 出 した 当 該 会 社 嘱 託 社 員 の 提 出 ) 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 罰 金 400 万 円 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 社 役 員 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 当 該 会 社 取 締 役 罰 金 800 万 円 当 該 会 社 嘱 託 社 員 ( 東 京 高 裁 ) 会 社 役 員 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 (いずれも 確 定 ) 金 商 法 第 166 スルガコーポレーションが 委 託 先 公 判 手 続 停 止 中 ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 法 人 に 行 わせていた 同 社 所 有 の 商 業 号 等 ビルの 立 ち 退 き 交 渉 業 務 に 関 し 警 察 ( 内 部 者 取 において, 同 委 託 先 法 人 が 反 社 会 的 勢 引 ) 力 であるとし, 当 該 交 渉 業 務 につい て, 同 社 役 員 らも 捜 査 対 象 となってい たこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた 金 商 法 第 166 条 第 3 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 当 該 会 社 執 行 役 員 当 該 会 社 社 員 ジャストシステムの 業 務 執 行 を 決 定 する 機 関 が キーエンスを 割 当 先 とする 第 三 者 割 当 増 資 を 行 うこと( 重 要 事 実 ) 及 び 業 務 提 携 を 行 うこと( 重 要 事 実 )についての 決 定 をした 旨 の 伝 達 を 受 け 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 400 万 円 追 徴 金 約 1 億 1,796 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 330

203 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 158 NESTAGEは クロスビズ を ( 大 阪 地 裁 ) 条 等 引 受 人 とする 現 物 出 資 を 含 む 第 三 者 会 社 役 員 ( 偽 計 ) 割 当 増 資 において 宿 泊 施 設 等 であっ 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) た 土 地 及 び 建 物 3 物 件 の 価 値 を 過 大 に 会 社 員 評 価 した 上 募 集 株 式 の 払 込 金 額 に 相 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 当 する 価 値 のある 不 動 産 が 現 物 出 資 (いずれも 確 定 ) として 給 付 される 旨 の 虚 偽 の 内 容 を 含 む 公 表 を 行 った ( 大 阪 地 裁 ) 当 該 会 社 罰 金 300 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 当 該 会 社 代 表 取 締 役 会 長 懲 役 1 年 4 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 当 該 会 社 取 締 役 当 該 会 社 取 締 役 当 該 会 社 執 行 役 員 (2 名 ) 懲 役 1 年 2 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 会 社 役 員 当 該 会 社 執 行 役 員 会 社 員 懲 役 1 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 不 動 産 鑑 定 士 ( 確 定 ) 金 商 法 第 159 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で GAB ( 福 岡 地 裁 ) 条 第 2 項 第 1 Aほか 2 銘 柄 の 株 価 を 高 騰 させること 懲 役 3 年 号 等 を 目 的 とした 見 せ 玉 等 を 行 い 当 該 上 罰 金 300 万 円 ( 相 場 操 縦 ) 昇 させた 株 価 により 各 株 券 の 売 買 を 追 徴 金 約 1 億 8,695 万 円 行 った ( 福 岡 高 裁 ) 控 訴 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 ( 確 定 ) 金 商 法 第 158 井 上 工 業 は アップル 有 限 責 任 事 業 ( 東 京 地 裁 ) 条 等 組 合 を 割 当 先 とする 第 三 者 割 当 増 資 会 社 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 偽 計 ) につき その 払 込 みを 仮 装 した 上 そ ( 東 京 地 裁 ) の 情 を 秘 し 新 株 式 発 行 増 資 の 払 込 金 当 該 会 社 社 員 B として 全 額 の 払 込 みが 完 了 した 旨 の 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 社 員 A ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 (2 名 ) 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 会 社 員 証 券 ブローカー 証 券 ブローカー 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) (いずれも 確 定 ) 金 商 法 第 158 エスプールほか 3 銘 柄 の 株 券 の 売 買 の ( 神 戸 簡 裁 ) 条 等 ため かつ 相 場 の 変 動 を 図 る 目 的 をも 罰 金 30 万 円 ( 風 説 の 流 って インターネットを 介 して 電 子 掲 追 徴 金 4 万 8,330 円 布 及 び 偽 計 ) 示 板 上 で 内 容 虚 偽 の 文 章 を 不 特 定 多 ( 略 式 命 令 ) 数 かつ 多 数 の 者 が 閲 覧 できる 状 態 に ( 確 定 ) 置 いた ( 嫌 疑 者 ) 無 職 331

204 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 166 NECエレクトロニクス が ルネ ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 3 サステクノロジと 合 併 することにつ 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 号 等 いて 決 定 したこと( 重 要 事 実 ) 及 びエ 罰 金 100 万 円 ( 内 部 者 取 ルピーダメモリ が 産 業 活 力 の 再 生 追 徴 金 約 1,031 万 円 引 ) 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 ( 東 京 高 裁 ) 置 法 に 基 づく 事 業 再 構 築 計 画 の 認 定 控 訴 棄 却 を 取 得 し 同 計 画 に 沿 って 日 本 政 策 公 判 係 属 中 ( 最 高 裁 ) 投 資 銀 行 を 割 当 先 とする 第 三 者 割 当 増 資 を 行 うことについての 決 定 をし たこと( 重 要 事 実 )を 知 り それぞれ の 事 実 の 公 表 前 にNECエレクトロ ニクス 及 びエルピーダメモリ の 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 国 家 公 務 員 証 取 法 第 197 オリンパス は 損 失 を 抱 えた 金 融 商 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 品 を 簿 外 処 理 するとともに 架 空 のの 当 該 会 社 罰 金 7 億 円 号 等 れん 代 を 計 上 するなどの 方 法 により 当 該 会 社 代 表 取 締 役 ( 虚 偽 の 有 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 のある 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 価 証 券 報 告 連 結 貸 借 対 照 表 を 掲 載 した 有 価 証 券 当 該 会 社 監 査 役 書 の 提 出 ) 報 告 書 を 提 出 (2 期 )した 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 当 該 会 社 取 締 役 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 ( 確 定 ) 当 該 会 社 監 査 役 ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 取 締 役 会 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 会 社 役 員 (3 名 ) 罰 金 700 万 円 公 判 係 属 中 ( 東 京 高 裁 ) ( 注 )155 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) 黒 崎 播 磨 及 び 同 社 が 所 属 する 企 業 集 団 の 経 常 利 益 の 各 予 想 値 について 直 近 に 公 表 された 各 予 想 値 と 比 較 し て 新 たに 算 出 した 各 予 想 値 との 間 に 差 異 が 生 じたこと( 重 要 事 実 )を 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 け 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 会 社 役 員 公 判 係 属 中 ( 東 京 地 裁 ) 会 社 役 員 (2 名 ) ( 注 )156 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 福 岡 地 裁 ) 当 該 会 社 社 員 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 2 億 2,442 万 円 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 200 万 円 追 徴 金 約 2 億 1,693 万 円 ( 福 岡 高 裁 ) 会 社 役 員 控 訴 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )153 号 事 件 と 一 括 審 理 332

205 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 166 黒 崎 播 磨 及 び 同 社 が 所 属 する 企 業 ( 福 岡 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 集 団 の 経 常 利 益 の 各 予 想 値 について 当 該 会 社 社 員 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 号 等 直 近 に 公 表 された 各 予 想 値 に 比 較 し 罰 金 300 万 円 ( 内 部 者 取 て 新 たに 算 出 した 各 予 想 値 との 間 に 追 徴 金 約 2 億 2,442 万 円 引 ) 差 異 が 生 じたこと( 重 要 事 実 )を 知 り 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 200 万 円 追 徴 金 約 2 億 1,693 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 ( 福 岡 高 裁 ) 会 社 役 員 会 社 役 員 控 訴 棄 却 (いずれも 確 定 ) ( 注 )152 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 158 セラーテムテクノロジーは 自 己 資 ( 東 京 地 裁 ) 条 等 金 を 北 京 誠 信 能 環 科 技 有 限 公 司 と 当 該 会 社 取 締 役 兼 最 高 財 務 責 任 者 ( 偽 計 ) WEALTH CHIME INDUSTRIAL LIMITED の 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 三 社 間 で 2 回 循 環 させる 方 法 により 罰 金 400 万 円 北 京 誠 信 能 環 科 技 有 限 公 司 を 買 収 し ( 確 定 ) たかのように 偽 装 するため WEALTH 当 該 会 社 罰 金 800 万 円 CHIME INDUSTRIAL LIMITED を 割 当 先 と 当 該 会 社 代 表 取 締 役 する 第 三 者 割 当 増 資 を 実 施 して 資 金 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) を 調 達 し 北 京 誠 信 能 環 科 技 有 限 公 司 罰 金 400 万 円 を 実 質 的 に 完 全 子 会 社 化 するための ( 東 京 高 裁 ) 買 収 資 金 に 充 当 することを 決 議 した 当 該 会 社 控 訴 棄 却 旨 の 虚 偽 の 事 実 を 公 表 し さらに 前 記 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 第 三 者 割 当 増 資 に 係 る 払 込 手 続 が 完 ( 最 高 裁 ) 了 した 旨 の 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した 当 該 会 社 上 告 棄 却 当 該 会 社 代 表 取 締 役 上 告 棄 却 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 ( 確 定 ) 当 該 会 社 取 締 役 兼 最 高 財 務 責 任 者 当 該 会 社 代 表 取 締 役 金 商 法 第 197 オリンパス は 損 失 を 抱 えた 金 融 商 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 品 を 簿 外 処 理 するとともに 架 空 のの 当 該 会 社 罰 金 7 億 円 号 等 れん 代 を 計 上 するなどの 方 法 により 当 該 会 社 代 表 取 締 役 ( 虚 偽 の 有 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 のある 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 価 証 券 報 告 連 結 貸 借 対 照 表 を 掲 載 した 有 価 証 券 当 該 会 社 監 査 役 書 の 提 出 ) 報 告 書 を 提 出 (3 期 )した 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 5 年 ) 当 該 会 社 取 締 役 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 ( 確 定 ) 当 該 会 社 監 査 役 当 該 会 社 取 締 役 ( 東 京 地 裁 ) 会 社 役 員 会 社 役 員 懲 役 1 年 6 月 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 700 万 円 公 判 係 属 中 ( 東 京 高 裁 ) ( 注 )151 号 事 件 と 一 括 審 理 333

206 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 証 取 法 第 197 オリンパス は 損 失 を 抱 えた 金 融 商 公 判 係 属 中 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 品 を 簿 外 処 理 するなどの 方 法 により 会 社 役 員 号 等 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 のある ( 注 )151 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 虚 偽 の 有 連 結 貸 借 対 照 表 を 掲 載 した 有 価 証 券 価 証 券 報 告 報 告 書 を 提 出 (2 期 )した 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 金 商 法 第 166 条 第 3 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) 金 商 法 第 38 条 の2 第 1 号 等 ( 投 資 一 任 契 約 の 締 結 に 係 る 偽 計 ) 金 商 法 第 167 条 第 1 項 第 4 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) 日 本 風 力 開 発 の 株 券 について 監 理 銘 柄 に 指 定 される 可 能 性 があること ( 重 要 事 実 )についての 伝 達 を 受 け 公 表 前 に 同 社 株 券 を 売 り 付 けた ( 嫌 疑 者 ) 無 職 AIJ 投 資 顧 問 は 虚 偽 の 運 用 実 績 等 を 記 載 した 資 料 を 年 金 基 金 の 運 用 担 当 者 らに 提 示 するなどし 犯 則 嫌 疑 法 人 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 させ た ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 当 該 会 社 取 締 役 証 券 会 社 代 表 取 締 役 日 立 物 流 が ハ ンテック 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うことを 知 り 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた ( 嫌 疑 者 )アト ハ イサ リー 業 務 委 託 契 約 を 締 結 していた 証 券 会 社 社 員 ( 元 執 行 役 員 ) 会 社 役 員 A 会 社 役 員 B 無 職 ( 神 戸 地 裁 ) 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 8,637 万 円 ( 確 定 ) ( 東 京 地 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 15 年 当 該 会 社 取 締 役 懲 役 7 年 証 券 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 7 年 没 収 金 約 5 億 6,884 万 円 上 記 被 告 人 3 名 から 連 帯 して 追 徴 金 約 156 億 9,809 万 円 ( 東 京 高 裁 ) 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 当 該 会 社 取 締 役 控 訴 棄 却 証 券 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 公 判 係 属 中 ( 最 高 裁 ) ( 注 ) 号 事 件 と 一 括 審 理 ( 横 浜 地 裁 ) 会 社 役 員 A 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 1 億 43 万 円 ( 確 定 ) ( 横 浜 地 裁 ) 証 券 会 社 社 員 ( 元 執 行 役 員 ) 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 150 万 円 公 判 係 属 中 ( 東 京 高 裁 ) ( 注 )161 号 事 件 と 一 括 審 理 334

207 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 38 AIJ 投 資 顧 問 は 虚 偽 の 運 用 実 績 等 ( 東 京 地 裁 ) 条 の2 第 1 号 を 記 載 した 資 料 を 年 金 基 金 の 運 用 担 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 15 年 等 当 者 らに 提 示 するなどし 犯 則 嫌 疑 法 当 該 会 社 取 締 役 懲 役 7 年 ( 投 資 一 任 人 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 させ 証 券 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 7 年 契 約 の 締 結 た 没 収 金 約 5 億 6,884 万 円 に 係 る 偽 計 ) 上 記 被 告 人 3 名 から 連 帯 して 追 徴 金 約 156 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 億 9,809 万 円 締 役 当 該 会 社 取 締 役 証 券 会 社 代 表 ( 東 京 高 裁 ) 取 締 役 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 当 該 会 社 取 締 役 控 訴 棄 却 証 券 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 公 判 係 属 中 ( 最 高 裁 ) ( 注 ) 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 167 TM コーホ レーションがハ ルス 株 券 の 公 開 買 ( 横 浜 地 裁 ) 条 第 1 項 第 4 付 けを 行 うこと(ほか 1 件 )を 知 り 会 社 役 員 A 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 号 等 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 罰 金 300 万 円 ( 内 部 者 取 追 徴 金 約 1 億 43 万 円 引 ) ( 嫌 疑 者 )アト ハ イサ リー 業 務 委 託 契 約 を ( 確 定 ) 締 結 していた 証 券 会 社 社 員 ( 元 執 行 役 ( 横 浜 地 裁 ) 員 ) 会 社 役 員 A 会 社 役 員 B 無 職 証 券 会 社 社 員 ( 元 執 行 役 員 ) 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 150 万 円 公 判 係 属 中 ( 東 京 高 裁 ) ( 注 )159 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 38 AIJ 投 資 顧 問 は 虚 偽 の 運 用 実 績 等 ( 東 京 地 裁 ) 条 の2 第 1 号 を 記 載 した 資 料 を 年 金 基 金 の 運 用 担 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 15 年 等 当 者 らに 提 示 するなどし 犯 則 嫌 疑 法 当 該 会 社 取 締 役 懲 役 7 年 ( 投 資 一 任 人 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 させ 証 券 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 7 年 契 約 の 締 結 た 没 収 金 約 5 億 6,884 万 円 に 係 る 偽 計 ) 上 記 被 告 人 3 名 から 連 帯 して 追 徴 金 約 156 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 億 9,809 万 円 締 役 当 該 会 社 取 締 役 証 券 会 社 代 表 ( 東 京 高 裁 ) 取 締 役 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 当 該 会 社 取 締 役 控 訴 棄 却 証 券 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 公 判 係 属 中 ( 最 高 裁 ) ( 注 ) 号 事 件 と 一 括 審 理 金 商 法 第 38 AIJ 投 資 顧 問 は 虚 偽 の 運 用 実 績 等 ( 東 京 地 裁 ) 条 の2 第 1 号 を 記 載 した 資 料 を 年 金 基 金 の 運 用 担 当 該 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 15 年 等 当 者 らに 提 示 するなどし 犯 則 嫌 疑 法 当 該 会 社 取 締 役 懲 役 7 年 ( 投 資 一 任 人 との 間 で 投 資 一 任 契 約 を 締 結 させ 証 券 会 社 代 表 取 締 役 懲 役 7 年 契 約 の 締 結 た 没 収 金 約 5 億 6,884 万 円 に 係 る 偽 計 ) 上 記 被 告 人 3 名 から 連 帯 して 追 徴 金 約 156 ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 億 9,809 万 円 締 役 当 該 会 社 取 締 役 証 券 会 社 代 表 ( 東 京 高 裁 ) 取 締 役 当 該 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 当 該 会 社 取 締 役 控 訴 棄 却 証 券 会 社 代 表 取 締 役 控 訴 棄 却 公 判 係 属 中 ( 最 高 裁 ) ( 注 ) 号 事 件 と 一 括 審 理 335

208 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 158 セイクレストは 合 同 会 社 カナヤマを 引 受 人 と ( 大 阪 地 裁 ) 条 等 する 現 物 出 資 を 含 む 第 三 者 割 当 増 資 会 社 役 員 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 偽 計 ) において 現 物 出 資 財 産 である 山 林 に 罰 金 300 万 円 は 募 集 株 式 の 払 込 金 額 に 相 当 する 価 追 徴 金 約 6 億 2,926 万 円 値 がなく 本 件 土 地 を 取 得 後 に 開 発 ( 大 阪 高 裁 ) 販 売 する 具 体 的 な 事 業 計 画 もない 上 会 社 役 員 控 訴 棄 却 合 同 会 社 カナヤマは 割 り 当 てられた 株 式 公 判 係 属 中 ( 最 高 裁 ) を 短 期 間 で 譲 渡 する 意 図 であったに もかかわらず 虚 偽 の 内 容 を 含 む 公 表 ( 大 阪 地 裁 ) を 行 った 当 該 会 社 元 代 表 取 締 役 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 元 代 表 取 締 役 会 罰 金 300 万 円 社 役 員 ( 確 定 ) 金 商 法 第 166 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 内 部 者 取 引 ) イー アクセス の 業 務 執 行 を 決 定 す る 機 関 が 同 種 事 業 を 営 むソフトバン クモバイル と 業 務 上 の 提 携 をする ( 重 要 事 実 )とともに ソフトバンク モバイル の 親 会 社 であるソフトバ ンク との 間 で 株 式 交 換 を 行 うこと ( 重 要 事 実 )についての 決 定 をした 旨 を 自 己 の 職 務 に 関 して 知 り 公 表 前 に イー アクセス 株 券 を 買 い 付 けた ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 2 年 6 月 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 300 万 円 追 徴 金 約 4,473 万 円 ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 社 員 金 商 法 第 159 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で セントラ ル 総 合 開 発 の 株 価 を 高 騰 させるこ とを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 った ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 3 年 ( 執 行 猶 予 4 年 ) 罰 金 2,000 万 円 追 徴 金 約 8,286 万 円 公 判 係 属 中 ( 東 京 高 裁 ) 金 商 法 第 158 条 等 ( 風 説 の 流 布 ) カネヨウ ほか 2 銘 柄 の 株 券 の 売 買 の ため 及 び 相 場 の 変 動 を 図 る 目 的 をも って インターネットを 介 し 電 子 掲 示 板 上 に 合 理 的 な 根 拠 もない 書 き 込 みを 行 い 不 特 定 かつ 多 数 の 者 が 閲 覧 できる 状 態 に 置 き 風 説 を 流 布 した ( 名 古 屋 簡 裁 ) 罰 金 80 万 円 追 徴 金 275 万 円 ( 略 式 命 令 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 336

209 事 告 発 年 関 係 条 文 事 件 の 概 要 判 決 件 月 日 金 商 法 第 197 インデックスは 架 空 売 上 を 計 上 す 公 判 係 属 中 ( 東 京 地 裁 ) 条 第 1 項 第 1 るなどの 方 法 により 虚 偽 の 記 載 のあ 号 等 る 連 結 損 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 ( 虚 偽 の 有 証 券 報 告 書 を 提 出 した 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 取 締 役 会 長 当 該 会 社 代 表 取 締 役 社 長 金 商 法 第 158 条 等 ( 偽 計 ) 井 上 工 業 は アップル 有 限 責 任 事 業 組 合 を 割 当 先 とする 第 三 者 割 当 増 資 につき その 払 込 みを 仮 装 した 上 そ の 情 を 秘 し 新 株 式 発 行 増 資 の 払 込 金 として 全 額 の 払 込 みが 完 了 した 旨 の 虚 偽 の 事 実 を 公 表 した ( 東 京 地 裁 ) 懲 役 2 年 ( 執 行 猶 予 3 年 ) ( 確 定 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 員 金 商 法 第 159 条 第 2 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で オリエ ントコーポレーションほか 3 銘 柄 の 相 場 を 変 動 させることを 目 的 とした 見 せ 玉 手 法 等 を 行 い 当 該 変 動 させた 相 場 により 各 株 券 の 売 買 を 行 った 公 判 係 属 中 ( 東 京 地 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 無 職 会 社 員 金 商 法 第 159 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 相 場 操 縦 ) 財 産 上 の 利 益 を 得 る 目 的 で fon funの 株 価 を 高 騰 させることを 目 的 とした 買 い 上 がり 買 付 け 仮 装 売 買 等 を 行 った ( 神 戸 地 裁 ) 懲 役 2 年 8 月 罰 金 500 万 円 追 徴 金 約 3,291 万 円 ( 嫌 疑 者 ) 無 職 公 判 係 属 中 ( 大 阪 高 裁 ) 金 商 法 第 197 条 第 1 項 第 1 号 等 ( 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 ) 太 陽 商 会 ( 当 時 : NowLoad ing)は 架 空 売 上 を 計 上 するなど の 方 法 により 虚 偽 の 記 載 のある 連 結 損 益 計 算 書 等 を 掲 載 した 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 した ( 嫌 疑 者 ) 当 該 会 社 当 該 会 社 代 表 取 締 役 当 該 会 社 取 締 役 公 判 係 属 中 ( 東 京 地 裁 ) 金 商 法 第 167 条 第 3 項 等 ( 内 部 者 取 引 ) 豊 田 通 商 が トーメンエレクトロ ニクス 株 券 の 公 開 買 付 けを 行 うこと についての 伝 達 を 受 け 公 表 前 に 同 社 株 券 を 買 い 付 けた 公 判 係 属 中 ( 東 京 地 裁 ) ( 嫌 疑 者 ) 会 社 役 員 (2 名 ) 337

210 3-7 建 議 実 施 状 況 等 1 建 議 実 施 状 況 一 覧 表 ( 単 位 : 件 ) 年 度 4~ 合 計 件 数 建 議 案 件 の 概 要 一 覧 表 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 の 提 出 の 嫌 疑 に 係 る 犯 則 事 件 の 調 査 の 結 果 店 頭 売 買 有 価 証 券 の 登 録 審 査 について 問 題 点 が 認 められたので 日 本 証 券 業 協 会 の 店 頭 売 買 有 価 証 券 の 登 録 に 関 する 規 則 等 について 会 員 証 券 会 社 等 による 厳 正 かつ 深 度 ある 登 録 審 査 を 確 保 し 投 資 者 保 護 に 十 全 を 期 する 観 点 から 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 大 手 証 券 会 社 による 損 失 補 てん 事 件 について 犯 則 事 件 の 調 査 等 を 行 った 結 果 法 令 遵 守 のための 内 部 管 理 に 関 し て 問 題 点 が 認 められたので 委 託 注 文 と 自 己 の 計 算 による 取 引 の 区 分 の 制 度 化 等 法 令 遵 守 のための 内 部 管 理 体 制 の 充 実 強 化 の 観 点 から 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 日 本 長 期 信 用 銀 行 及 び 日 本 債 券 信 用 銀 行 の 有 価 証 券 報 告 書 の 虚 偽 記 載 に 関 し 犯 則 事 件 の 調 査 を 行 った 結 果 銀 行 が 提 出 する 財 務 諸 表 について 問 題 点 が 認 められたので 銀 行 信 託 業 等 における 担 保 資 産 の 開 示 関 連 当 事 者 との 取 引 の 十 分 な 開 示 の 観 点 から 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ず るよう 建 議 した 証 券 会 社 の 検 査 を 行 った 結 果 証 券 投 資 信 託 の 償 還 乗 換 えの 際 の 優 遇 措 置 の 未 利 用 取 引 同 一 外 貨 建 て 商 品 間 の 売 買 に 係 る 不 適 正 な 取 扱 いという 営 業 姿 勢 に 関 する 問 題 点 が 認 められたので 顧 客 に 対 する 誠 実 かつ 公 正 な 業 務 の 執 行 の 観 点 から 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 し た 証 券 会 社 の 検 査 を 行 った 結 果 1 発 行 会 社 の 既 発 債 の 市 場 における 流 通 利 回 りが 大 幅 に 上 昇 している 状 況 下 にお ける 普 通 社 債 の 個 人 投 資 家 向 けの 募 集 の 取 扱 い 2 対 象 株 式 の 株 価 が 大 幅 に 下 落 している 状 況 下 における 他 社 株 券 償 還 特 約 付 社 債 券 の 個 人 投 資 家 向 けの 売 出 しに 関 して 証 券 会 社 の 営 業 姿 勢 に 問 題 点 が 認 められたので これらを 取 得 する 個 人 投 資 家 を 保 護 するためのルールの 整 備 を 建 議 した 日 本 証 券 業 協 会 は 登 録 審 査 に 関 し 1 証 券 会 社 と 公 認 会 計 士 等 との 十 分 な 連 携 2 審 査 項 目 の 見 直 し 3 申 請 会 員 と 協 会 の 連 携 等 の 改 善 策 を 講 じている 各 証 券 取 引 所 では 株 式 の 売 買 等 について 証 券 会 社 に 対 して 自 己 委 託 の 別 の 入 力 を 義 務 付 ける 措 置 を 講 じ 実 施 済 である 大 蔵 省 は ガイドラインを 改 正 し 銀 行 業 等 を 営 む 会 社 の 財 務 諸 表 における 担 保 資 産 の 注 記 を 義 務 付 けるとともに 全 銀 協 等 は 会 員 に 関 連 当 事 者 との 取 引 の 開 示 を 徹 底 することを 通 知 した 金 融 監 督 庁 は 日 本 証 券 業 協 会 に 対 し 会 員 に 不 適 正 な 投 資 勧 誘 について 周 知 指 導 の 徹 底 を 要 請 する 旨 の 文 書 を 発 出 するととも に 財 務 局 ほか 関 係 先 にも 通 知 し た 金 融 庁 は 行 為 規 制 府 令 を 改 正 し 証 券 会 社 の 業 務 の 状 況 につき 是 正 を 加 えることが 必 要 な 場 合 として 募 集 期 間 中 または 売 出 期 間 中 に 生 じた 投 資 判 断 に 影 響 を 及 ぼす 重 要 な 事 象 について 個 人 の 顧 客 に 対 して 説 明 を 行 って いない 状 況 を 追 加 するととも に 事 務 ガイドラインに 具 体 的 な ケースを 規 定 した 338

211 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 証 券 会 社 の 検 査 を 行 った 結 果 インターネット 取 引 を 取 り 扱 う 複 数 の 証 券 会 社 の 検 査 において 1 証 券 会 社 が イ ンターネット 取 引 において 不 十 分 な 売 買 審 査 体 制 の 下 で 買 い 上 がり 買 付 けと 自 己 対 当 取 引 を 繰 り 返 す 等 の 作 為 的 相 場 形 成 となる 顧 客 の 注 文 を 継 続 的 に 受 託 している 行 為 2 証 券 会 社 が インターネット 取 引 において 個 人 顧 客 が 空 売 りの 価 格 規 制 を 潜 脱 する 目 的 で 行 ったと 認 めら れる 短 時 間 に 連 続 する 複 数 回 の 信 用 売 り 注 文 を 受 託 し こ れを 発 注 している 行 為 3 証 券 会 社 が インターネット 取 引 において 顧 客 の 注 文 が 本 人 になりすましている 疑 いが ある 取 引 であるにもかかわらず これを 受 託 している 行 為 が 認 められたので 市 場 の 公 正 性 を 確 保 するため インタ ーネット 取 引 を 取 り 扱 う 証 券 会 社 の 売 買 審 査 体 制 や 顧 客 管 理 体 制 の 適 正 性 を 確 保 させるための 適 切 な 措 置 を 講 ず るよう 建 議 した 証 券 会 社 の 検 査 を 行 った 結 果 1 証 券 会 社 が 当 該 証 券 会 社 に 所 属 しないアナリストとの 間 で 投 資 者 への 勧 誘 等 に 際 し 使 用 するためのアナリスト レポートの 作 成 に 係 る 契 約 を 締 結 したが 当 該 アナリストは 当 該 契 約 に 基 づき 作 成 する 個 別 の 発 行 体 に 関 するアナリスト レポートに 当 該 発 行 体 に 係 る 株 式 について 新 規 に 買 い 推 奨 を 示 すレ ーティングを 付 した 場 合 に 同 レポートの 投 資 者 への 公 表 前 に 当 該 株 式 の 買 付 けを 行 い 公 表 後 に 売 付 けを 行 うとい った 行 為 を 繰 り 返 しており 証 券 会 社 のアナリスト レポ ート 及 びアナリストに 係 る 管 理 が 十 分 なものとは 認 めら れない 状 況 2 証 券 会 社 が 情 報 提 供 会 社 に 対 し 銘 柄 を 指 定 した 上 対 価 を 支 払 ってアナリスト レポートの 作 成 を 依 頼 したが 同 レポートがそのような 事 情 の 下 で 作 成 さ れたことを 同 レポートに 表 示 することなく 投 資 者 に 対 し 公 表 している 状 況 が 認 められたので 投 資 者 保 護 及 び 市 場 の 公 正 性 透 明 性 を 高 める 観 点 から アナリスト レポー ト 及 びこれを 作 成 したアナリストに 対 する 適 切 な 管 理 体 制 を 構 築 させるため 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 相 場 操 縦 の 一 手 法 として 市 場 の 株 価 を 誘 導 するため に 約 定 させる 意 思 がないにもかかわらず 市 場 に 注 文 を 出 して 売 買 を 申 込 み 約 定 する 前 に 取 り 消 す いわゆる 見 せ 玉 等 が 認 められた 相 場 操 縦 の 禁 止 について 規 定 する 証 取 法 第 159 条 第 2 項 第 1 号 は 顧 客 による 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 を 規 制 の 対 象 としているが 相 場 操 縦 に 対 する 課 徴 金 について 規 定 する 同 法 第 174 条 は 売 買 等 が 成 立 している 取 引 のみ を 規 制 の 対 象 としており 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 は 売 買 等 が 成 立 していないことから 課 徴 金 制 度 が 適 用 さ れない したがって 相 場 操 縦 等 の 不 公 正 取 引 規 制 の 実 効 性 を 確 保 するための 課 徴 金 制 度 においても 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 を 適 用 対 象 とするよう 建 議 した 金 融 庁 は 行 為 規 制 府 令 を 改 正 し 証 券 会 社 の 業 務 の 状 況 につき 是 正 を 加 えることが 必 要 な 場 合 と して 実 勢 を 反 映 しない 作 為 的 相 場 を 形 成 させるべき 一 連 の 有 価 証 券 の 売 買 取 引 の 受 託 等 に 関 して 当 該 取 引 を 防 止 するための 売 買 管 理 が 十 分 でないと 認 められる 状 況 を 追 加 するとともに この 売 買 管 理 について 事 務 ガイドライ ンに 具 体 的 に 規 定 した また 顧 客 による 空 売 り 規 制 の 潜 脱 行 為 を 防 止 するための 管 理 の 徹 底 や 本 人 確 認 の 徹 底 についても 事 務 ガイ ドラインに 具 体 的 に 規 定 した 日 本 証 券 業 協 会 は アナリス ト レポートの 取 扱 い 等 について ( 理 事 会 決 議 )を 改 正 し 証 券 会 社 が 契 約 等 に 基 づき 外 部 アナリス トが 執 筆 したアナリスト レポー トを 使 用 する 場 合 には 外 部 アナ リストの 有 価 証 券 の 売 買 等 に 関 し 外 部 アナリストの 公 正 かつ 適 正 な 業 務 の 遂 行 が 確 保 されるため の 措 置 が 講 じられていることの 確 認 や 対 価 の 支 払 い 又 は 銘 柄 の 指 定 等 をして 外 部 アナリストにアナ リスト レポートの 作 成 を 依 頼 し た 場 合 には その 旨 を 顧 客 に 通 知 又 はアナリスト レポートに 表 示 することなどを 追 加 した 取 引 誘 引 目 的 で 行 われる 証 券 会 社 への 売 買 等 の 委 託 ( 媒 介 取 次 ぎ 又 は 代 理 の 申 込 み)の 内 売 買 等 が 成 立 していないもの(いわゆ る 見 せ 玉 等 )についても 新 たに 課 徴 金 の 対 象 とすることを 内 容 とする 改 正 が 盛 り 込 まれた 証 券 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 平 成 18 年 6 月 7 日 成 立 した ( 同 法 の 当 該 部 分 は 平 成 18 年 7 月 4 日 から 施 行 された ) 339

212 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 証 券 会 社 の 顧 客 が 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 を 行 っ た 場 合 証 取 法 第 159 条 第 2 項 第 1 号 にいう 売 買 等 の 委 託 に 該 当 し 処 罰 の 対 象 となるにもかかわらず 証 券 取 引 所 の 取 引 参 加 者 である 証 券 会 社 が 自 己 の 計 算 で 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 を 行 った 場 合 には 売 買 等 にも 売 買 等 の 委 託 にも 該 当 しないことから 同 号 による 禁 止 の 対 象 とさ れていない 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 による 相 場 操 縦 につき 証 券 会 社 とその 顧 客 において 当 罰 性 には 何 ら 差 異 がない ことから 証 券 会 社 の 自 己 の 計 算 における 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 み 行 為 をも 同 号 における 禁 止 規 定 の 対 象 とする とともに 同 法 第 197 条 第 1 項 第 7 号 において 規 定 する 刑 事 罰 の 対 象 とし 併 せて 同 法 第 174 条 に 規 定 する 課 徴 金 の 対 象 にもするよう 建 議 した 金 融 審 議 会 金 融 分 科 会 第 一 部 会 ( 中 間 整 理 )によると 業 務 範 囲 に 関 して 投 資 サービス 法 においては 本 来 業 務 として 投 資 商 品 として 位 置 付 けられる 幅 広 い 金 融 商 品 に 係 る 販 売 勧 誘 やこれに 関 する 資 産 運 用 助 言 資 産 管 理 を 一 体 として 規 制 すべきである この 際 現 行 法 の 下 においては 例 えば 現 在 証 券 業 と 証 券 投 資 一 任 業 を 兼 業 するためには 証 券 業 の 登 録 投 資 顧 問 業 との 兼 業 の 届 出 投 資 助 言 業 の 登 録 一 任 の 認 可 証 券 業 との 兼 業 の 認 可 といった 手 続 が 必 要 となるほか 兼 業 に 伴 う 弊 害 防 止 措 置 についても 証 取 法 と 投 資 顧 問 業 法 にそれぞれ 規 定 が 置 かれているなど 縦 割 りの 法 律 が 健 全 な 兼 業 を 妨 げている といった 指 摘 があることに 留 意 が 必 要 である と 指 摘 さ れている 当 委 員 会 による 証 券 会 社 に 対 する 検 査 の 結 果 を 踏 まえ ると 現 在 も 取 引 一 任 勘 定 取 引 により 顧 客 が 不 当 な 手 数 料 の 支 払 いを 強 いられるような 状 況 が 散 見 されるところ である このため 投 資 サービス 法 における 業 務 範 囲 の 見 直 しに 当 たって 幅 広 い 金 融 商 品 に 係 る 販 売 勧 誘 やこれ に 関 する 資 産 運 用 助 言 資 産 管 理 を 一 体 として 規 制 する こととなり それに 伴 い 取 引 一 任 勘 定 取 引 契 約 の 禁 止 の 扱 いも 見 直 される 場 合 には 投 資 者 保 護 に 支 障 を 来 たさない よう 証 券 会 社 が 顧 客 の 利 益 を 損 なうことを 防 止 するため 現 行 の 投 資 顧 問 業 法 における 投 資 一 任 契 約 に 係 る 規 制 も 踏 まえ 必 要 かつ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 上 場 会 社 が 株 式 や 新 株 予 約 権 付 社 債 ( 以 下 株 式 等 と いう ) を 発 行 しようとする 際 主 幹 事 証 券 会 社 又 はその 関 連 会 社 が 発 行 体 による 当 該 株 式 等 の 発 行 に 係 る 情 報 ( 以 下 発 行 情 報 という )の 公 表 前 に 国 内 外 の 機 関 投 資 家 に 対 して 当 該 株 式 等 に 係 る 需 要 動 向 の 調 査 ( 以 下 プレ ヒアリング という ) を 行 うことがある このよ うなプレ ヒアリングの 過 程 で 発 行 情 報 を 入 手 した 海 外 の 投 資 家 が 発 行 情 報 の 公 表 前 に 当 該 株 式 等 の 発 行 体 に 係 る 上 場 普 通 株 式 を 売 り 付 けている 事 例 が 認 められた 当 委 員 会 では このような 事 例 が 認 められた 場 合 内 部 者 取 引 を 行 ったものと 認 められる 海 外 投 資 家 に 関 して 海 外 当 局 に 対 する 調 査 依 頼 を 行 っており これを 受 けて 海 外 当 局 において 当 該 投 資 家 に 対 する 処 分 が 行 われるに 至 っている 他 方 で 証 券 会 社 の 検 査 の 結 果 1プレ ヒアリングの 過 程 で 発 行 情 報 を 外 部 に 伝 達 することに 関 して 手 続 規 程 を 整 備 していない2 発 行 情 報 を 外 部 に 伝 達 する 際 に その 対 象 者 に 対 し 伝 達 される 発 行 情 報 が 公 表 前 の 重 要 事 実 に 取 引 誘 引 目 的 で 行 われる 証 券 会 社 の 自 己 の 計 算 による 見 せ 玉 等 売 買 の 申 込 みについて 新 たに 相 場 操 縦 行 為 として 禁 止 するとと もに 刑 事 罰 及 び 課 徴 金 の 対 象 と することを 内 容 とする 改 正 が 盛 り 込 まれた 証 券 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 平 成 18 年 6 月 7 日 成 立 した( 同 法 の 当 該 部 分 は 平 成 18 年 7 月 4 日 から 施 行 され た ) 投 資 一 任 契 約 に 係 る 業 務 に 関 す る 各 種 行 為 規 制 証 券 業 と 投 資 一 任 契 約 に 係 る 業 務 を 同 時 に 行 うこ とに 関 する 弊 害 防 止 措 置 など 所 要 の 規 制 を 課 すことを 内 容 とする 改 正 が 盛 り 込 まれた 証 券 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 平 成 18 年 6 月 7 日 成 立 した( 同 法 の 当 該 部 分 は 平 成 19 年 9 月 30 日 から 施 行 された ) 金 融 庁 は 行 為 規 制 府 令 を 改 正 し プレ ヒアリングにおける 情 報 提 供 行 為 を 禁 止 するとともに ( 平 成 18 年 11 月 1 日 施 行 ) 日 本 証 券 業 協 会 においても 協 会 員 に おけるプレ ヒアリングの 適 正 な 取 扱 いについて ( 理 事 会 決 議 )を 制 定 し 具 体 的 な 取 扱 いが 規 定 さ れた( 平 成 19 年 1 月 4 日 施 行 ) 340

213 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 該 当 することを 伝 達 するなどの 適 切 な 注 意 喚 起 を 行 って いないことが 疑 われる3プレ ヒアリングをいつ 誰 に 対 して どのような 方 法 で 実 施 し その 過 程 でどのような 発 行 情 報 を 外 部 の 者 に 伝 達 したかについて 記 録 を 残 してい ない 会 社 が 存 することが 認 められた このような 情 報 管 理 体 制 を 放 置 することは 内 部 者 取 引 を 誘 発 しかねない ついては 証 券 会 社 がプレ ヒアリング 等 において 公 表 前 の 発 行 情 報 等 を 外 部 に 伝 達 する 行 為 により 内 部 者 取 引 が 誘 発 されることを 防 止 し もって 証 券 取 引 の 公 正 を 確 保 するため 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 上 場 会 社 が 重 要 な 事 項 につき 虚 偽 の 記 載 のある 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 していた 犯 則 事 件 に 関 し 当 該 上 場 会 社 の 会 計 監 査 を 担 当 した 監 査 法 人 の 公 認 会 計 士 が 当 該 犯 則 行 為 に 深 く 関 与 していた 事 例 が 複 数 認 められた 当 委 員 会 は これらの 事 例 について 当 該 上 場 会 社 及 び 同 社 の 役 員 に 加 え 当 該 公 認 会 計 士 についても 共 同 正 犯 ( 刑 法 第 60 条 )として 証 取 法 第 226 条 の 規 定 に 基 づき 告 発 し た 一 方 で 現 行 の 証 券 取 引 法 には 虚 偽 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 した 上 場 会 社 の 役 員 らと 共 謀 した 公 認 会 計 士 が 所 属 する 監 査 法 人 の 刑 事 責 任 を 追 及 できる 規 定 はないなど 上 記 公 認 会 計 士 が 所 属 していた 監 査 法 人 に 対 しては 刑 事 責 任 を 追 及 することは 困 難 である しかし 当 該 上 場 会 社 との 監 査 契 約 の 当 事 者 は 監 査 法 人 であり また 監 査 法 人 は 所 属 する 公 認 会 計 士 による 業 務 の 公 正 かつ 的 確 な 遂 行 のため 業 務 管 理 体 制 を 整 備 しな ければならない 立 場 にある 公 認 会 計 士 法 上 監 査 法 人 の 社 員 が 虚 偽 又 は 不 当 な 証 明 をした 場 合 に 監 査 法 人 に 対 して 行 政 処 分 を 行 うことが 可 能 であり また 監 査 法 人 の 社 員 は 民 事 上 の 責 任 も 負 うこと とされているが 監 査 法 人 による 厳 正 な 監 査 を 確 保 してい く 観 点 から 民 事 行 政 責 任 のほか 刑 事 責 任 を 含 めた 監 査 法 人 の 責 任 のあり 方 について 総 合 的 に 検 討 を 行 い 必 要 か つ 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 証 券 会 社 の 検 査 の 結 果 1 主 幹 事 会 社 が 新 規 上 場 公 募 増 資 を 予 定 している 発 行 体 の 業 績 の 見 通 しについて 適 切 な 審 査 を 行 っていないものと 認 められる 事 例 2 主 幹 事 会 社 が 上 場 会 社 による 公 募 増 資 において 発 行 体 の 財 政 状 態 経 営 成 績 等 について 何 ら 引 受 審 査 を 行 っていない 事 例 が 認 められた 株 券 等 の 募 集 売 出 しに 際 して 引 受 けを 行 おうとする 証 券 会 社 には 発 行 体 の 財 政 状 態 経 営 成 績 業 績 の 見 通 し 等 の 厳 正 な 審 査 を 通 じて 投 資 者 が 当 該 募 集 売 出 しにつ いて 適 切 な 投 資 判 断 をなし 得 る 状 況 を 確 保 するとともに 投 資 者 が 不 測 の 損 害 を 被 ることを 未 然 に 防 止 する 役 割 が 期 待 されているところ 証 券 会 社 がこのような 引 受 審 査 を 適 切 かつ 十 分 に 実 施 することが 確 保 されるよう 建 議 した 証 券 会 社 の 検 査 の 結 果 証 券 会 社 のトレーダーが 東 京 証 券 取 引 所 における 東 証 株 価 指 数 先 物 取 引 のある 限 月 の 売 買 取 引 ( 以 下 本 件 TOPIX 先 物 取 引 という )におい て 同 一 委 託 者 による 同 一 指 数 での 買 付 注 文 と 売 付 注 文 と を 対 当 させることにより 権 利 の 移 転 を 目 的 としない 取 引 を 大 量 かつ 反 復 継 続 的 に 成 立 させ( 以 下 このようにして 成 立 した 取 引 を 本 件 仮 装 取 引 という ) その 結 果 当 日 の 本 件 TOPIX 先 物 取 引 の 約 定 指 数 の 出 来 高 加 重 平 均 値 (いわゆる 市 場 VWAP )を 当 該 トレーダーに 有 利 な 方 向 平 成 18 年 12 月 22 日 の 金 融 審 議 会 公 認 会 計 士 制 度 部 会 報 告 におい て ( 行 政 処 分 の) 処 分 類 型 の 多 様 化 を 図 っていくことが 適 当 であ る とした 一 方 刑 事 罰 の 導 入 に ついては 非 違 の 抑 止 等 の 観 点 か ら 監 査 法 人 に 対 する 刑 事 罰 を 導 入 する 可 能 性 が 否 定 されるべきで はなく 一 つの 検 討 課 題 であるが 非 違 事 例 等 に 対 しては 課 徴 金 制 度 の 導 入 をはじめとする 行 政 的 な 手 法 の 多 様 化 等 により 対 応 するこ とをまず 求 めていくことが 考 えら れる と 示 されており 今 後 とも 引 き 続 き 十 分 な 検 討 を 行 っていく こととされた また 公 認 会 計 士 監 査 法 人 に 対 し 違 反 行 為 を 適 切 に 抑 止 する 観 点 から 利 得 相 当 額 を 基 準 とする 課 徴 金 を 賦 課 する 内 容 等 が 盛 り 込 まれた 公 認 会 計 士 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 平 成 19 年 6 月 20 日 成 立 した( 平 成 20 年 4 月 1 日 施 行 ) 金 融 庁 は 有 価 証 券 の 元 引 受 を 行 う 証 券 会 社 が 当 該 有 価 証 券 の 発 行 者 の 財 政 状 態 経 営 成 績 その 他 引 受 けの 適 否 の 判 断 に 資 する 事 項 について 適 切 な 審 査 を 行 うべき 旨 を 規 定 する 内 容 が 盛 り 込 まれた 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 制 定 した( 平 成 19 年 9 月 30 日 施 行 ) 金 融 庁 は 証 券 会 社 が 市 場 VWAP あるいは 出 来 高 といった 市 場 指 標 を 変 動 させる 目 的 で 仮 装 取 引 を 行 うこと 及 び これらの 取 引 を 受 託 することを 禁 止 規 制 するべ き 旨 を 規 定 する 内 容 が 盛 り 込 まれ た 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 制 定 した( 平 成 19 年 9 月 30 日 施 行 ) 341

214 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 に 変 動 させるとともに 当 日 公 表 された 本 件 TOPIX 先 物 取 引 の 出 来 高 が 本 件 仮 装 取 引 に 対 応 する 枚 数 分 増 加 すると いう 事 態 を 生 じさせていた 事 例 が 認 められた 市 場 VWAP は 取 引 関 係 者 において 広 く 参 照 されている 数 値 であり 当 該 数 値 を 実 勢 を 反 映 しない 数 値 とする 取 引 は 当 該 数 値 に 基 づいて 行 われる 市 場 内 外 における 他 の 取 引 の 内 容 を 歪 めさせ 得 るものである また 仮 装 取 引 に より その 対 象 とされた 取 引 の 出 来 高 を 現 実 の 需 給 に 基 づ かない 取 引 によって 増 加 させる 行 為 は 出 来 高 を 参 照 しつ つ 投 資 判 断 を 行 う 市 場 関 係 者 の 投 資 判 断 を 誤 らせ 得 るも のである ついては 証 券 会 社 が 市 場 VWAP あるいは 出 来 高 とい った 市 場 指 標 を 実 勢 を 反 映 しないものに 歪 めさせる 取 引 を 行 うこと 及 び 証 券 会 社 がこれらの 取 引 を 受 託 すること が 規 制 されるよう 建 議 した 平 成 18 年 証 券 取 引 法 改 正 においては 罰 則 の 見 直 しが 行 われ 虚 偽 有 価 証 券 報 告 書 等 の 提 出 ( 第 24 条 第 1 項 ほ か) 不 公 正 取 引 ( 第 157 条 ) 風 説 の 流 布 偽 計 等 ( 第 158 条 ) 及 び 相 場 操 縦 行 為 等 ( 第 159 条 )に 係 る 懲 役 刑 が5 年 以 下 から 10 年 以 下 に 引 き 上 げられている これに 伴 い これらの 罪 に 係 る 公 訴 時 効 については 刑 事 訴 訟 法 第 250 条 の 規 定 によって5 年 から7 年 へと 延 長 さ れている 一 方 証 券 取 引 法 第 188 条 に 定 める 証 券 会 社 等 の 業 務 に 関 する 書 類 ( 以 下 法 定 帳 簿 という )については 保 存 期 間 も 含 め 具 体 的 には 証 券 会 社 に 関 する 内 閣 府 令 第 60 条 に 規 定 されているところであるが そのうち 注 文 伝 票 に ついては 保 存 期 間 が5 年 とされているところであり 5 年 から7 年 へと 延 長 された 公 訴 時 効 に 対 応 したものとなっ ていない そのため 法 定 帳 簿 の 保 存 期 間 につき 公 訴 時 効 の 延 長 も 勘 案 しつつ 適 切 に 見 直 すよう 建 議 した 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 する 重 点 検 査 の 結 果 カバー 取 引 先 への 預 託 によって 顧 客 からの 保 証 金 が 管 理 される 場 合 でありながら 顧 客 からの 保 証 金 の 額 を 把 握 しておらず 自 己 の 固 有 財 産 と 顧 客 の 財 産 を 適 切 に 区 分 管 理 していない 事 例 が 多 く 認 められた これらの 中 には 1 顧 客 から 預 託 を 受 けた 保 証 金 が カ バー 取 引 先 から 引 き 出 され 不 当 に 流 用 されていた 2カ バー 取 引 先 に 預 託 していた 顧 客 の 保 証 金 を 基 に 行 う 自 己 勘 定 取 引 を 繰 り 返 した 結 果 外 国 為 替 相 場 の 急 変 により 損 失 を 拡 大 させ 破 綻 し 顧 客 に 損 害 を 被 らせた といった 事 例 が 認 められた したがって 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 の 区 分 管 理 について 保 証 金 が 金 銭 である 場 合 の 管 理 方 法 を 金 銭 信 託 に 限 る 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した ロスカットルールとは 保 証 金 に 対 して 損 失 が 一 定 割 合 以 上 となった 際 には 自 動 的 に 反 対 取 引 により 決 済 するル ールであるが 当 該 ルールが 機 能 しない 場 合 には 顧 客 に 不 測 の 損 害 を 与 えるばかりか 業 者 の 財 務 体 質 を 悪 化 さ せ 最 悪 の 場 合 には 業 者 が 破 綻 して 顧 客 全 体 にも 著 しい 損 害 を 与 えかねないような 問 題 を 含 むことから 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 に 係 るロスカットルールの 適 切 な 運 用 は 極 めて 重 要 である 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 金 融 庁 は 虚 偽 の 有 価 証 券 報 告 書 等 の 提 出 等 の 罪 について 公 訴 時 効 が 延 長 されたことに 伴 い 注 文 伝 票 の 保 存 期 間 (5 年 )と 公 訴 時 効 ( 最 大 7 年 )との 整 合 性 が 図 ら れる 内 容 が 盛 り 込 まれた 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 制 定 した( 平 成 19 年 9 月 30 日 施 行 ) 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 改 正 し 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 の 区 分 管 理 の 方 法 を 金 銭 信 託 に 一 本 化 する 旨 を 規 定 した( 平 成 21 年 8 月 1 日 施 行 ) 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 改 正 し 金 融 商 品 取 引 業 者 に 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 に 係 るロスカット ルールの 整 備 遵 守 を 義 務 付 ける 旨 を 規 定 し た( 平 成 21 年 8 月 1 日 施 行 ) 342

215 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 する 重 点 検 査 の 結 果 1ロスカットルールを 設 けていなか ったことから 顧 客 の 損 失 を 拡 大 させた 2 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 に 係 る 約 款 上 ロスカットルールを 定 めていたにも かかわらず 顧 客 の 要 請 に 応 じて 追 加 保 証 金 の 入 金 を 猶 予 していた といった 事 例 が 認 められた したがって 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 し ロスカットルールの 制 定 を 義 務 付 ける 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 にお いては 顧 客 がその 入 金 した 保 証 金 を 上 回 る 多 額 の 取 引 を 行 うことができるという 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 の 特 性 等 か ら 適 切 なリスク 管 理 態 勢 の 構 築 が 極 めて 重 要 である 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 する 重 点 検 査 の 結 果 為 替 相 場 の 急 変 時 に 適 切 な 対 応 が 取 られていない 事 例 が 認 められた 現 行 法 上 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 の 保 証 金 についての 規 制 はなく 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 が 自 由 にレバレッジを 設 計 しているところであるが いわ ゆる 高 レバレッジの 商 品 については 僅 かな 為 替 変 動 であ っても 保 証 金 不 足 が 生 じ 顧 客 に 不 測 の 損 害 を 与 えるばか りか 業 者 の 財 務 体 質 を 悪 化 させるおそれがある したがって 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 し 為 替 変 動 を 勘 案 した 水 準 の 保 証 金 の 預 託 を 受 けることを 義 務 付 ける 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 にあたり その 適 格 性 を 判 断 する ためには 登 録 申 請 時 に 提 出 する 書 類 は 極 めて 重 要 であ る 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 を 取 り 扱 う 金 融 商 品 取 引 業 者 に 対 する 重 点 検 査 の 結 果 虚 偽 の 記 載 をした 最 終 の 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 を 作 成 したほか 純 財 産 額 を 算 出 した 書 面 及 び 自 己 資 本 規 制 比 率 を 算 出 した 書 面 についても 虚 偽 の 記 載 をし 登 録 拒 否 要 件 に 該 当 しないものとして 登 録 申 請 を 行 い 登 録 を 受 けていた 事 例 が 認 められた したがって 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 にあたり 申 請 書 類 に 記 載 された 純 財 産 額 及 び 自 己 資 本 規 制 比 率 等 の 数 値 が 虚 偽 でないことを 裏 付 ける 疎 明 資 料 等 を 提 供 させる 等 適 切 な 措 置 を 講 ずるよう 建 議 した 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 改 正 し 1 日 の 為 替 の 価 格 変 動 をカバーできる 水 準 を 証 拠 金 として 確 保 すること を 基 本 として 個 人 顧 客 を 相 手 方 とする 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 等 につ いて 取 引 所 取 引 店 頭 取 引 共 通 の 規 制 として 想 定 元 本 の4% 以 上 の 証 拠 金 の 預 託 を 受 けずに 業 者 が 取 引 を 行 うことを 禁 止 する 旨 を 規 定 した( 平 成 22 年 8 月 1 日 施 行 ) 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 向 けの 総 合 的 な 監 督 指 針 を 改 正 し 新 規 に 第 一 種 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 申 請 を 受 けた 場 合 の 留 意 事 項 として 登 録 拒 否 要 件 等 に 該 当 しないかを 確 認 するため 疎 明 資 料 の 提 出 を 求 める 旨 を 明 確 化 した ( 平 成 21 年 8 月 1 日 発 出 ) 集 団 投 資 スキーム( 以 下 ファンド という )の 出 資 持 分 の 販 売 を 行 う 業 者 ( 以 下 販 売 業 者 という )に 対 する 集 中 的 な 検 査 において 出 資 又 は 拠 出 を 受 けた 金 銭 ( 以 下 出 資 金 という )を 主 として 有 価 証 券 又 はデリバ ティブ 取 引 に 対 する 投 資 以 外 の 事 業 に 投 資 するファンド ( 以 下 事 業 型 ファンド という )について 1 出 資 金 とファンドの 運 用 業 者 の 固 有 財 産 を 同 一 の 口 座 で 混 在 させているもの 2 出 資 金 をファンドの 運 用 業 者 の 運 転 資 金 等 に 流 用 するもの など ファンドの 運 用 業 者 において 分 別 管 理 を 適 切 に 行 っ ていないにもかかわらず 販 売 業 者 がファンドの 出 資 持 分 の 販 売 勧 誘 を 行 っている 状 況 が 多 く 認 められた その 中 には 出 資 金 の 流 用 により 投 資 者 に 被 害 が 生 じている 事 例 も 認 められている また このような 状 況 の 下 においては 投 資 者 に 対 して 重 要 な 投 資 判 断 材 料 であるファンドの 運 用 業 者 の 具 体 的 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 改 正 し 事 業 型 ファンドに 係 る 出 資 持 分 の 販 売 に 関 する 契 約 締 結 前 交 付 書 面 の 記 載 事 項 に 次 の 内 容 を 追 加 した( 平 成 23 年 4 月 1 日 施 行 ) 1 ファンド 毎 の 出 資 金 の 具 体 的 な 預 託 先 支 店 名 口 座 名 義 及 び 口 座 番 号 等 2 分 別 管 理 の 実 施 状 況 及 びそ の 確 認 を 行 った 方 法 343

216 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 な 分 別 管 理 の 内 容 について 十 分 な 情 報 提 供 がなされてい ない したがって こうした 状 況 に 鑑 みれば 事 業 型 ファンド に 係 る 投 資 者 保 護 の 一 層 の 徹 底 を 図 るため 出 資 金 の 分 別 管 理 の 徹 底 及 び 投 資 者 に 対 する 重 要 な 投 資 判 断 材 料 の 提 供 の 観 点 から 事 業 型 ファンド 販 売 の 契 約 締 結 前 交 付 書 面 における 分 別 管 理 に 関 する 記 載 事 項 を 拡 充 するよう 建 議 した 投 資 助 言 代 理 業 者 に 対 する 集 中 的 な 検 査 において 1 投 資 助 言 代 理 業 者 自 らが 無 登 録 業 務 を 行 っている 状 況 2 無 登 録 業 者 に 対 する 名 義 貸 し 等 3 顧 客 に 対 する 情 報 提 供 が 不 適 切 な 状 況 ( 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 のある 広 告 契 約 締 結 前 交 付 書 面 の 未 交 付 等 ) 4 基 本 的 な 帳 簿 書 類 の 作 成 管 理 が 不 適 切 な 状 況 ( 法 定 帳 簿 の 未 作 成 未 保 存 虚 偽 内 容 を 記 載 した 事 業 報 告 書 の 提 出 等 ) など 多 数 の 法 令 違 反 事 例 や 不 適 切 事 例 が 認 められた これらの 発 生 原 因 をみると ほとんどすべての 事 例 にお いて 役 職 員 の 基 本 的 な 法 令 の 知 識 や 法 令 遵 守 意 識 の 著 し い 欠 如 等 により 自 己 の 営 業 上 の 利 益 のみを 優 先 した 業 務 運 営 が 行 われているという 状 況 が 認 められた こうした 状 況 に 鑑 みれば 投 資 助 言 代 理 業 者 に 係 る 投 資 者 保 護 の 一 層 の 徹 底 を 図 るため 投 資 助 言 代 理 業 に 関 する 基 本 的 な 法 令 の 知 識 や 法 令 遵 守 意 識 が 欠 如 している など 業 務 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 役 職 員 が 確 保 されて いない 場 合 に 登 録 を 拒 否 できるよう 他 の 業 種 と 同 様 に 投 資 助 言 代 理 業 の 登 録 拒 否 事 由 に 人 的 構 成 要 件 を 追 加 す るよう 建 議 した なお 平 成 22 年 12 月 14 日 の 犯 罪 対 策 閣 僚 会 議 に 報 告 された 暴 力 団 取 締 り 等 総 合 対 策 に 関 するワーキングチー ムによる 企 業 活 動 からの 暴 力 団 排 除 の 取 組 について に おいて 各 府 省 は 業 の 主 体 から 暴 力 団 等 を 排 除 する 対 策 の 充 実 に 努 めることとされているところ 登 録 拒 否 事 由 に 人 的 構 成 要 件 を 追 加 することにより 投 資 助 言 代 理 業 者 に ついても こうした 対 策 の 充 実 が 図 られるものと 考 えられ る 金 融 庁 は 投 資 助 言 代 理 業 者 の 登 録 申 請 に 当 たり 業 務 を 適 確 に 遂 行 するに 足 りる 役 職 員 が 確 保 されていない 場 合 に 登 録 を 拒 否 で きるよう 投 資 助 言 代 理 業 の 登 録 拒 否 事 由 に 人 的 構 成 要 件 を 追 加 する 金 商 法 の 改 正 ( 改 正 法 公 布 後 1 年 以 内 に 施 行 )を 含 む 資 本 市 場 及 び 金 融 業 の 基 盤 強 化 のための 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 を 国 会 に 提 出 した 同 法 は 平 成 23 年 5 月 25 日 に 公 布 された( 同 法 の 該 当 部 分 は 平 成 24 年 4 月 1 日 から 施 行 された ) 不 公 正 取 引 事 案 の 調 査 において 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 該 当 しない 者 が 顧 客 等 の 計 算 において 不 公 正 取 引 を 行 った 疑 いがある 事 例 が 認 められた 現 行 の 制 度 では 顧 客 等 の 計 算 において 不 公 正 取 引 を 行 った 者 ( 以 下 違 反 者 という )に 係 る 課 徴 金 については 課 徴 金 の 計 算 規 定 の 適 用 が 違 反 者 が 金 融 商 品 取 引 法 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 である 場 合 に 限 られていることか ら 違 反 者 が 対 価 を 得 ているにもかかわらず 課 徴 金 を 課 す ことができない したがって 違 反 行 為 の 抑 止 の 観 点 から 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 該 当 しない 者 が 他 人 の 計 算 において 不 公 正 取 引 を 行 い 対 価 を 得 ている 場 合 においても 課 徴 金 を 課 すことができるようにする 必 要 がある 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 該 当 しない 者 が 他 人 の 計 算 において 不 公 正 取 引 を 行 い 対 価 を 得 ている 場 合 においても 課 徴 金 を 課 すことができることとす る 金 商 法 の 改 正 ( 改 正 法 公 布 後 1 年 以 内 に 施 行 )を 含 む 金 融 商 品 取 引 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 を 国 会 に 提 出 した 同 法 は 平 成 24 年 9 月 12 日 に 公 布 された( 同 法 の 該 当 部 分 は 平 成 25 年 9 月 6 日 から 施 行 された ) 344

217 建 議 年 月 日 建 議 の 内 容 措 置 の 状 況 信 用 格 付 業 者 に 対 する 検 査 において 社 内 で 決 定 付 与 された 信 用 格 付 を 提 供 し 又 は 閲 覧 に 供 する 行 為 ( 以 下 公 表 等 という )を 行 う 際 に 誤 って 異 なる 信 用 格 付 を 公 表 等 している 事 例 が 認 められた これは 信 用 格 付 を 利 用 する 投 資 者 の 投 資 判 断 を 歪 める 状 況 を 生 み 出 すとともに 信 用 格 付 業 者 に 対 する 信 用 失 墜 にもつながる 重 大 な 問 題 である このように 信 用 格 付 業 者 においては 信 用 格 付 の 付 与 に 係 る 業 務 を 的 確 に 実 施 することが 求 められると 同 時 に 付 与 した 信 用 格 付 の 公 表 等 を 的 確 に 行 うことも 重 要 な 業 務 であり その 公 表 等 にあたっては 当 然 に 正 確 性 が 求 めら れるものである しかし 現 行 の 制 度 では 信 用 格 付 業 者 に 対 して 信 用 格 付 の 公 表 等 に 係 る 正 確 性 の 確 保 を 直 接 求 める 制 度 になっていない したがって 信 用 格 付 を 利 用 する 投 資 者 の 保 護 及 び 金 融 資 本 市 場 において 重 要 な 役 割 を 担 う 信 用 格 付 業 者 の 信 頼 性 確 保 の 観 点 から 信 用 格 付 業 者 が 信 用 格 付 の 公 表 等 を 行 う 際 にその 正 確 性 の 確 保 を 直 接 求 める 制 度 の 整 備 を 行 う 必 要 がある 金 融 庁 は 金 融 商 品 取 引 業 等 に 関 する 内 閣 府 令 を 改 正 し 信 用 格 付 業 者 が 整 備 を 求 められる 業 務 管 理 体 制 の 一 環 として 信 用 格 付 の 公 表 等 に 係 る 正 確 性 を 確 保 する ための 体 制 を 規 定 した( 平 成 25 年 9 月 2 日 施 行 ) 集 団 投 資 スキーム( 以 下 ファンド という )のうち 適 格 機 関 投 資 家 等 (1 名 以 上 の 適 格 機 関 投 資 家 及 び 49 名 以 下 の 適 格 機 関 投 資 家 以 外 の 者 )を 出 資 者 とするもの(い わゆる プロ 向 けファンド )の 販 売 投 資 運 用 を 行 う 特 例 業 務 届 出 者 については これまでの 検 査 において 顧 客 に 対 する 虚 偽 の 告 知 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 の 要 件 を 満 たさずに 行 った 登 録 が 必 要 となるファンドの 販 売 投 資 運 用 出 資 金 の 流 用 使 途 不 明 など 多 数 の 金 商 法 違 反 事 例 や 一 般 投 資 家 に 被 害 が 生 じて いる 悪 質 な 事 例 が 認 められた また その 中 には 出 資 金 を 毀 損 させている 状 態 の 中 その 後 も 金 商 法 違 反 行 為 を 行 う 蓋 然 性 が 高 く 裁 判 所 への 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 てに 至 ったものもある したがって こうした 状 況 に 鑑 みれば ファンドに 係 る 投 資 者 保 護 の 一 層 の 徹 底 を 図 る 観 点 から 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 に 関 する 特 例 について 出 資 者 に 係 る 要 件 を 厳 格 化 する 等 一 般 投 資 家 の 被 害 の 発 生 等 を 防 止 するための 適 切 な 措 置 を 講 ずる 必 要 がある 平 成 26 年 9 月 金 融 担 当 大 臣 か ら 金 融 審 議 会 に 対 して 投 資 家 の 保 護 及 び 成 長 資 金 の 円 滑 な 供 給 との 観 点 を 踏 まえ いわゆるプロ 向 けファンドをめぐる 制 度 のあり 方 などの 課 題 について 検 討 するこ と について 諮 問 が 行 われた こ の 諮 問 を 受 けて 金 融 審 議 会 は 投 資 運 用 等 に 関 するワーキング グ ループ を 設 置 し 同 年 10 月 から 6 回 にわたり 検 討 審 議 が 行 われ 平 成 27 年 1 月 28 日 に 同 ワーキン グ グループにおいてとりまとめ られた 報 告 書 が 公 表 された この 報 告 書 を 踏 まえ 金 融 庁 は 平 成 27 年 3 月 24 日 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 に 関 する 特 例 等 の 見 直 しを 含 む 金 融 商 品 取 引 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 を 国 会 に 提 出 し 同 法 は 同 年 6 月 3 日 に 公 布 された 345

218 3-8 市 場 のグローバル 化 への 対 応 状 況 1 市 場 のグローバル 化 への 対 応 に 向 けての 取 組 み 海 外 証 券 規 制 当 局 海 外 当 局 による 摘 発 事 例 海 外 当 局 の 処 分 発 表 日 摘 発 した 海 外 当 局 H シンカ ホ ール MAS H 英 国 FSA H 香 港 SFC H 香 港 SFC 被 処 分 者 ( 処 分 ) 銘 柄 名 違 反 行 為 シンカ ホ ール 政 府 投 資 公 社 の 従 業 員 ( 制 裁 金 ) 英 国 ヘッジファンドの GLG Partners LP 及 びそ の 元 役 員 ( 制 裁 金 ) クレディ スイス( 香 港 )リ ミテッドのトレーダー( 懲 戒 処 分 ) 香 港 の 投 資 運 用 会 社 の オアシスマネジメント LLC 及 びその 最 高 経 営 責 任 者 ( 戒 告 処 分 制 裁 金 ) 三 井 住 友 フィナンシャルク ルーフ 三 井 住 友 フィナンシャルク ルーフ 住 友 軽 金 属 工 業 日 本 航 空 内 部 者 取 引 内 部 者 取 引 内 部 者 取 引 相 場 操 縦 不 正 行 為 ( 注 ) 上 記 は 証 券 監 視 委 による 市 場 監 視 を 端 緒 として 海 外 証 券 規 制 当 局 との 情 報 交 換 を 行 った 結 果 海 外 証 券 規 制 当 局 が 当 地 の 法 令 に 基 づき 処 分 を 行 った 事 例 である 海 外 規 制 当 局 等 が 主 催 する 国 際 会 議 等 への 参 加 証 券 監 視 委 の 幹 部 が 国 際 シンポジウムに 参 加 講 演 を 実 施 当 局 間 の 協 力 関 係 の 維 持 強 化 や 当 面 の 証 券 市 場 を 巡 る 諸 問 題 について 海 外 証 券 規 制 当 局 と 意 見 交 換 を 実 施 グローバルに 活 動 する 金 融 機 関 海 外 自 主 規 制 機 関 国 際 的 な 業 界 団 体 国 際 的 な 議 論 への 参 画 意 見 交 換 人 材 交 流 等 IOSCO (International Organization of Securities Commissions, 証 券 監 督 者 国 際 機 構 昭 和 49 年 発 足 ) 証 券 規 制 の 国 際 的 な 調 和 や 規 制 当 局 間 の 相 互 協 力 を 目 指 して 活 動 する 国 際 的 機 関 各 国 地 域 から203 機 関 が 加 盟 ( 平 成 27 年 3 月 末 現 在 ) 証 券 監 視 委 は 平 成 5 年 10 月 に 準 会 員 資 格 として 加 盟 IOSCO 多 国 間 MOU 及 び 二 国 間 MOU を 通 じた 法 執 行 上 必 要 な 情 報 の 交 換 金 融 庁 は 平 成 20 年 2 月 にIOSCO 多 国 間 MOU に 署 名 その 他 7つの 証 券 規 制 当 局 と 二 国 間 MOUを 締 結 意 見 交 換 国 際 的 な 議 論 への 参 画 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 第 8 期 活 動 方 針 市 場 のグローバル 化 に 対 応 した 監 視 力 の 強 化 クロスボーダー 事 案 の 摘 発 事 例 ( 平 成 26 年 度 ) 告 発 日 嫌 疑 者 違 反 行 為 H インデックス 及 び 同 社 役 員 虚 偽 有 価 証 券 報 告 書 提 出 H 会 社 役 員 等 内 部 者 取 引 勧 告 日 勧 告 対 象 者 違 反 行 為 H 課 徴 金 勧 告 個 人 H 課 徴 金 勧 告 Areion Asset Management Company Limited H 課 徴 金 勧 告 Select Vantage Inc. 市 場 のグローバル 化 への 体 制 整 備 国 際 情 報 総 括 官 ( 次 長 級 )の 設 置 国 際 専 門 審 査 官 国 際 専 門 調 査 官 等 の 国 際 担 当 職 員 の 配 置 クロスボーダー 取 引 等 を 利 用 した 内 外 プロ 投 資 家 による 不 公 正 取 引 の 実 態 解 明 を 専 門 に 担 当 する 国 際 取 引 等 調 査 室 の 設 置 海 外 規 制 当 局 への 事 務 局 職 員 派 遣 及 び 海 外 規 制 当 局 か らの 職 員 受 入 れ 短 期 研 修 への 参 加 海 外 規 制 当 局 への 中 長 期 派 遣 海 外 規 制 当 局 等 が 主 催 する 短 期 研 修 への 参 加 アジアの 証 券 市 場 整 備 に 向 けた 技 術 支 援 事 務 局 職 員 がアジアの 海 外 当 局 に 対 し 調 査 手 法 のアドバイスを 実 施 事 務 局 職 員 が 研 修 講 師 を 務 め 昨 今 の 証 券 監 視 委 における 活 動 状 況 や 市 場 監 視 検 査 手 法 等 を 紹 介 ( 注 )IOSCO 多 国 間 MOU:Multilateral Memorandum of Understanding ( 平 成 14 年 のIOSCO 年 次 総 会 で 採 択 された 証 券 規 制 当 局 間 の 多 国 間 情 報 交 換 枠 組 み) 申 立 日 及 び 公 表 日 H H H H 相 場 操 縦 相 場 操 縦 相 場 操 縦 対 象 者 違 反 行 為 及 びその 対 応 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 株 式 会 社 UAG 及 びその 役 員 等 2 名 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 株 式 会 社 Grant 及 びその 役 員 等 3 名 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 株 式 会 社 ESPLUS 及 びその 役 員 1 名 調 査 結 果 の 公 表 株 式 会 社 Money Management Strength 株 式 会 社 UAG( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 )に よる 無 登 録 での 集 団 投 資 スキーム 持 分 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い 証 券 監 視 委 は 大 阪 地 方 裁 判 所 に 対 し 当 該 行 為 の 禁 止 及 び 停 止 を 命 ずるよう 申 立 てを 実 施 株 式 会 社 Grant 及 びその 役 員 等 3 名 ( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 はない)による 無 登 録 で 海 外 ファンド 等 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い 証 券 監 視 委 は 大 阪 地 方 裁 判 所 に 対 し 当 該 行 為 の 禁 止 及 び 停 止 を 命 ずるよう 申 立 てを 実 施 株 式 会 社 ESPLUS( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 等 はない) 及 びその 役 員 1 名 による 無 登 録 での 集 団 投 資 スキーム 持 分 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い 証 券 監 視 委 は 名 古 屋 地 方 裁 判 所 に 対 し 当 該 行 為 の 禁 止 及 び 停 止 を 命 ずるよう 申 立 てを 実 施 株 式 会 社 Money Management Strength( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 )による 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 及 び 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 証 券 監 視 委 は 当 社 に 対 する 調 査 の 結 果 を 公 表 346

219 3-8-2 市 場 のグローバル 化 への 対 応 ( 一 覧 表 ) 1. 証 券 監 視 委 による 主 な 摘 発 等 の 事 例 < 告 発 > 告 発 日 連 携 した 嫌 疑 者 違 反 行 為 ( 事 件 番 号 ) 主 な 海 外 当 局 H シンガポール 通 貨 ジェイ ブリッジ 取 締 役 会 長 内 部 者 取 引 (119 号 事 件 ) 監 督 庁 (MAS) H H ( 号 事 オリンパス 同 社 役 員 及 び 協 力 者 虚 偽 有 価 証 券 報 告 書 提 出 - 件 ) H セラーテムテクノロジー 及 び 同 (154 号 事 件 ) 社 役 員 偽 計 ( 架 空 増 資 ) - H H H H 投 資 一 任 契 約 の 締 結 に 係 AIJ 投 資 顧 問 及 び 同 社 役 員 等 ( る 偽 計 - 号 事 件 ) H (168 号 事 件 ) インデックス 及 び 同 社 役 員 虚 偽 有 価 証 券 報 告 書 提 出 - H (173 号 事 件 ) 会 社 役 員 等 内 部 者 取 引 - ( ) 事 件 の 概 要 及 び 公 判 の 状 況 については 附 属 資 料 告 発 事 件 の 概 要 一 覧 表 参 照 < 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 > 勧 告 日 ( 課 徴 金 納 付 命 令 決 定 日 ) H (H26.8.1) H ( 未 定 ) H (H ) H (H ) H (H ) H ( 未 定 ) H ( 未 定 ) 勧 告 対 象 者 違 反 行 為 銘 柄 名 ジャガーノート キャピタ ル マネジメント ピーテ ィイー リミテッド 個 人 相 場 操 縦 偽 計 取 引 RISE ウェッジホール ディングス MAM PTE.LTD. 内 部 者 取 引 日 本 板 硝 子 Select Vantage Inc. 相 場 操 縦 酉 島 製 作 所 ホシザキ 電 機 個 人 相 場 操 縦 長 期 国 債 先 物 Areion Asset Management Company Limited Select Vantage Inc. 相 場 操 縦 相 場 操 縦 日 東 電 工 日 本 海 洋 掘 削 等 合 計 45 銘 柄 連 携 した 主 な 海 外 当 局 シンガポール 通 貨 監 督 庁 (MAS) タイ 証 券 取 引 委 員 会 (SECT) シンガポール 通 貨 監 督 庁 (MAS) オンタリオ 証 券 委 員 会 (OSC) シンガポール 通 貨 監 督 庁 (MAS) 香 港 証 券 先 物 取 引 委 員 会 (SFC) 英 国 金 融 行 為 規 制 機 構 (FCA) < 行 政 処 分 勧 告 > 勧 告 日 ( 行 政 処 分 日 ) H (H ) 勧 告 対 象 者 MRI INTERNATIONAL, INC 違 反 行 為 顧 客 からの 出 資 金 を 他 の 顧 客 に 対 する 配 当 金 及 び 償 還 金 の 支 払 いに 流 用 する 行 為 等 金 融 商 品 取 引 契 約 の 締 結 又 はその 勧 誘 に 関 し て 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 虚 偽 の 内 容 の 事 業 報 告 書 を 作 成 し 関 東 財 務 局 長 に 提 出 する 行 為 報 告 徴 取 命 令 に 対 する 虚 偽 の 報 告 連 携 した 主 な 海 外 当 局 米 国 証 券 取 引 委 員 会 (SEC) 347

220 < 裁 判 所 の 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 及 び 調 査 結 果 の 公 表 > 申 立 日 及 び 公 表 日 ( 発 令 日 ) 対 象 者 違 反 行 為 及 びその 対 応 連 携 した 主 な 海 外 当 局 H (H ) 株 式 会 社 UAG 及 びその 役 員 等 2 名 ( 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て) 株 式 会 社 UAG( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 )による 無 登 録 での 集 団 投 資 スキーム 持 分 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い 証 券 監 視 委 は 大 阪 地 方 裁 判 所 に 対 し 当 該 行 為 の 禁 止 及 び 停 止 を 命 ずるよう 申 立 てを 実 施 香 港 証 券 先 物 委 員 会 (SFC) H (H ) 株 式 会 社 Grant 及 びその 役 員 等 3 名 ( 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て) 株 式 会 社 Grant 及 びその 役 員 等 3 名 ( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 はない)による 無 登 録 で 海 外 ファン ド 等 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い 証 券 監 視 委 は 大 阪 地 方 裁 判 所 に 対 し 当 該 行 為 の 禁 止 及 び 停 止 を 命 ずるよう 申 立 てを 実 施 香 港 証 券 先 物 委 員 会 (SFC) H (H ) 株 式 会 社 ESPLUS 及 びその 役 員 1 名 ( 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て) 株 式 会 社 ESPLUS( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 等 はない) 及 びその 役 員 1 名 による 無 登 録 での 集 団 投 資 スキーム 持 分 の 募 集 又 は 私 募 の 取 扱 い 証 券 監 視 委 は 名 古 屋 地 方 裁 判 所 に 対 し 当 該 行 為 の 禁 止 及 び 停 止 を 命 ずるよう 申 立 てを 実 施 香 港 証 券 先 物 委 員 会 (SFC) H 株 式 会 社 Money Management Strength ( 調 査 結 果 の 公 表 ) 株 式 会 社 Money Management Strength( 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 届 出 者 )による 顧 客 に 対 し 虚 偽 のことを 告 げる 行 為 及 び 第 二 種 金 融 商 品 取 引 業 に 係 る 無 登 録 営 業 証 券 監 視 委 は 当 社 に 対 する 調 査 の 結 果 を 公 表 米 国 証 券 取 引 委 員 会 (SEC) 2. 海 外 当 局 による 摘 発 事 例 海 外 当 局 による 処 分 発 表 日 H H H H 摘 発 した 海 外 当 局 シンガポール 通 貨 監 督 庁 (MAS) 英 国 金 融 サービス 機 構 (FSA) 香 港 証 券 先 物 委 員 会 (SFC) 香 港 証 券 先 物 委 員 会 (SFC) 被 処 分 者 ( 処 分 ) 銘 柄 名 違 反 行 為 シンガポール 政 府 投 資 公 社 の 従 業 員 ( 制 裁 金 ) 英 国 ヘッジファンドの GLG Partners LP 及 びその 元 役 員 ( 制 裁 金 ) クレディ スイス( 香 港 )リミ テッドのトレーダー( 懲 戒 処 分 ) 香 港 の 投 資 運 用 会 社 のオアシ スマネジメント LLC 及 びその 最 高 運 用 責 任 者 ( 戒 告 処 分 制 裁 金 ) 三 井 住 友 フィナン シャルグループ 三 井 住 友 フィナン シャルグループ 住 友 軽 金 属 工 業 日 本 航 空 内 部 者 取 引 内 部 者 取 引 内 部 者 取 引 相 場 操 縦 不 正 行 為 平 成 25 年 9 月 に 当 委 員 会 からの 協 力 要 請 を 受 けた 米 国 証 券 取 引 委 員 会 の 申 立 てを 受 け 米 国 ネヴ ァダ 州 連 邦 地 方 裁 判 所 から 同 州 にある MRI インターナショナル 本 社 及 びその 代 表 者 等 に 対 し 資 産 凍 結 命 令 等 が 出 されている 348

221 3-9 平 成 26 年 度 主 な 講 演 会 等 の 開 催 状 況 - 市 場 参 加 者 との 対 話 市 場 への 情 報 発 信 強 化 の 取 組 み- 開 催 日 講 演 等 主 催 者 テーマ 対 象 : 市 場 参 加 者 (32 件 ) 平 成 26 年 5 月 14 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 5 月 21 日 資 本 市 場 研 究 会 ( 大 阪 ) 5 月 26 日 資 本 市 場 研 究 会 ( 東 京 ) 5 月 28 日 資 本 市 場 研 究 会 ( 名 古 屋 ) 証 券 検 査 を 巡 る 最 近 の 動 向 について ~ 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 と 最 近 の 指 摘 事 例 ~ 証 券 検 査 を 巡 る 最 近 の 動 向 について ~ 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 と 最 近 の 指 摘 事 例 ~ 証 券 検 査 を 巡 る 最 近 の 動 向 について ~ 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 と 最 近 の 指 摘 事 例 ~ 6 月 4 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 6 月 10 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 大 阪 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 6 月 11 日 日 本 投 資 顧 問 業 協 会 証 券 検 査 を 巡 る 最 近 の 動 向 について ~ 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 と 最 近 の 指 摘 事 例 ~ 6 月 19 日 日 本 投 資 顧 問 業 協 会 運 用 を 考 える 経 済 と 制 度 の 日 米 比 較 7 月 2 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 における 検 証 手 法 7 月 11 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 最 近 の 検 査 結 果 から 見 た 主 な 指 摘 事 項 について~ 営 業 員 向 け~ 7 月 17 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) システムリスク( 情 報 セキュリティ) 管 理 態 勢 について~ 検 査 官 の 視 点 で~ 9 月 11 日 国 際 銀 行 協 会 The SESC's Inspection Policy and Program for 月 10 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 最 近 における 検 査 概 要 について 10 月 15 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 10 月 21 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 最 近 の 検 査 結 果 から 見 た 主 な 指 摘 事 項 について~リテール 業 務 向 け~ 10 月 29 日 投 資 信 託 協 会 証 券 検 査 を 巡 る 最 近 の 動 向 について ~ 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 と 最 近 の 指 摘 事 例 ~ 10 月 29 日 全 国 信 用 組 合 中 央 協 会 証 券 検 査 をめぐる 最 近 の 動 向 ~ 登 録 金 融 機 関 業 務 における 内 部 管 理 態 勢 ~ 11 月 7 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 11 月 11 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 名 古 屋 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 平 成 27 年 1 月 14 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 1 月 16 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 3 取 引 所 共 催 1 月 27 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) インサイダー 取 引 を 巡 る 動 向 - 健 全 で 活 力 ある 市 場 を 目 指 して- ( 上 場 会 社 コンプライアンスフォーラム( 名 古 屋 )) 証 券 会 社 のリスク 管 理 態 勢 について ~ 財 務 の 健 全 性 等 に 必 要 なリスク 管 理 態 勢 ~ 2 月 5 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 名 古 屋 ) 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 最 近 における 検 査 概 要 について 2 月 5 日 不 動 産 証 券 化 協 会 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 最 近 における 検 査 概 要 について 2 月 6 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 大 阪 ) 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 最 近 における 検 査 概 要 について 2 月 10 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 内 部 管 理 態 勢 整 備 の 留 意 点 2 月 16 日 日 本 証 券 業 協 会 ( 東 京 ) 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 最 近 における 検 査 概 要 について 2 月 20 日 3 月 2 日 3 月 13 日 3 月 25 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 3 取 引 所 共 催 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 3 取 引 所 共 催 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 3 取 引 所 共 催 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 3 取 引 所 共 催 3 月 31 日 日 本 証 券 業 協 会 最 近 の 検 査 指 摘 事 例 インサイダー 取 引 を 巡 る 動 向 - 健 全 で 活 力 ある 市 場 を 目 指 して- ( 上 場 会 社 コンプライアンスフォーラム( 大 阪 )) インサイダー 取 引 を 巡 る 動 向 - 健 全 で 活 力 ある 市 場 を 目 指 して- ( 上 場 会 社 コンプライアンスフォーラム( 東 京 )) インサイダー 取 引 を 巡 る 動 向 - 健 全 で 活 力 ある 市 場 を 目 指 して- ( 上 場 会 社 コンプライアンスフォーラム( 札 幌 )) インサイダー 取 引 を 巡 る 動 向 - 健 全 で 活 力 ある 市 場 を 目 指 して- ( 上 場 会 社 コンプライアンスフォーラム( 福 岡 )) 349

222 開 催 日 講 演 等 主 催 者 テーマ 対 象 : 自 主 規 制 機 関 等 (21 件 ) ( 取 引 所 ) 平 成 26 年 4 月 8 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 5 月 29 日 札 幌 証 券 取 引 所 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 6 月 3 日 名 古 屋 証 券 取 引 所 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 6 月 5 日 福 岡 証 券 取 引 所 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 6 月 10 日 東 京 金 融 取 引 所 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 6 月 19 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 8 月 27 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 11 月 26 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 12 月 4 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 平 成 27 年 2 月 4 日 日 本 取 引 所 自 主 規 制 法 人 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 ( 取 引 業 協 会 等 ) 平 成 26 年 4 月 15 日 投 資 信 託 協 会 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 5 月 13 日 日 本 証 券 業 協 会 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 5 月 27 日 金 融 先 物 取 引 業 協 会 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 6 月 25 日 日 本 証 券 業 協 会 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 8 月 21 日 日 本 証 券 業 協 会 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 10 月 17 日 日 本 証 券 業 協 会 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 10 月 23 日 日 本 証 券 業 協 会 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 11 月 7 日 日 本 投 資 顧 問 業 協 会 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 12 月 12 日 証 券 保 管 振 替 機 構 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 12 月 16 日 日 本 証 券 クリアリング 機 構 活 動 状 況 を 踏 まえた 意 見 交 換 平 成 27 年 1 月 28 日 日 本 証 券 業 協 会 市 場 規 律 の 強 化 に 向 けた 意 見 交 換 対 象 : 公 認 会 計 士 (3 件 ) 平 成 26 年 11 月 21 日 仰 星 監 査 法 人 等 インサイダー 取 引 について 平 成 27 年 1 月 7 日 三 優 監 査 法 人 インサイダー 取 引 について 2 月 10 日 会 計 教 育 研 修 機 構 金 融 商 品 取 引 法 及 び 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 活 動 状 況 対 象 : 弁 護 士 等 (2 件 ) 平 成 26 年 5 月 19 日 第 二 東 京 弁 護 士 会 金 融 商 品 等 取 引 法 研 究 会 不 公 正 ファイナンスへの 証 券 監 視 委 の 対 応 10 月 22 日 第 一 東 京 弁 護 士 会 金 商 法 研 究 部 会 証 券 監 視 委 の 業 務 説 明 対 象 : 大 学 大 学 院 (5 件 ) 平 成 26 年 5 月 12 日 慶 應 義 塾 大 学 証 券 市 場 と 日 本 経 済 6 月 19 日 慶 應 義 塾 大 学 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 活 動 状 況 ~いくつかの 事 例 を 題 材 にした 今 後 日 本 市 場 を 支 えていかれる 皆 様 へのメッセージ~ 10 月 28 日 福 岡 大 学 " 不 公 正 ファイナンス"と 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 取 組 み 11 月 11 日 福 岡 大 学 有 価 証 券 報 告 書 等 虚 偽 記 載 12 月 10 日 中 央 大 学 法 科 大 学 院 証 券 監 視 委 の 業 務 説 明 350

223 3-10 平 成 26 年 度 各 種 広 報 媒 体 への 寄 稿 - 市 場 参 加 者 との 対 話 市 場 への 情 報 発 信 強 化 の 取 組 み- 掲 載 日 媒 体 テーマ 平 成 26 年 4 月 25 日 日 本 証 券 業 協 会 HP 証 券 業 報 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 及 び 証 券 検 査 基 本 計 画 について 10 月 27 日 日 本 証 券 業 協 会 HP 証 券 業 報 不 公 正 取 引 に 関 する 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 平 成 26 年 4 月 2 日 平 成 26 年 度 証 券 検 査 基 本 方 針 及 び 証 券 検 査 基 本 計 画 について 4 月 16 日 HFT などの 金 融 市 場 における 新 たな 動 きに 関 する 研 究 のご 紹 介 4 月 30 日 証 券 検 査 のあり 方 と 最 近 の 取 組 みについて 5 月 14 日 平 成 25 年 7 月 以 降 に 勧 告 した 内 部 者 取 引 に 関 する 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 事 案 の 特 色 について 5 月 28 日 事 実 を 事 実 として 6 月 11 日 ネット 掲 示 板 を 悪 用 した 風 説 の 流 布 事 件 の 告 発 について 6 月 25 日 平 成 25 年 度 の 証 券 監 視 委 活 動 状 況 について 7 月 9 日 デリバティブ 取 引 に 係 る 相 場 操 縦 事 案 について 7 月 30 日 金 商 法 第 192 条 に 基 づく 裁 判 所 への 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 ての 活 用 について 8 月 13 日 公 開 買 付 関 係 者 によるインサイダー 取 引 について 8 月 27 日 開 示 検 査 の 結 果 行 われた 自 発 的 訂 正 について 9 月 10 日 性 悪 説 東 京 証 券 取 引 所 9 月 24 日 メールマガジン 証 券 監 視 委 の 更 なる 機 能 強 化 を 目 指 して - 基 盤 体 制 の 整 備 - 10 月 8 日 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 のポスター 刷 新 及 びナビダイヤルの 導 入 について 10 月 22 日 金 商 法 第 192 条 に 基 づく 裁 判 所 への 禁 止 停 止 命 令 の 申 立 て 事 例 等 について 11 月 5 日 本 年 7 月 以 降 の 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 の 概 要 について 11 月 19 日 開 示 規 制 違 反 に 係 る 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 12 月 3 日 リスクを 愛 することについて 12 月 17 日 海 外 の 市 場 監 視 執 行 当 局 との 連 携 協 力 強 化 について 平 成 27 年 1 月 7 日 国 際 取 引 等 調 査 室 における 勧 告 事 案 について 1 月 21 日 朝 日 にゝほふ 山 ざくら 花 2 月 4 日 最 近 の 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 の 概 要 について(26 年 11~12 月 分 ) 2 月 18 日 有 価 証 券 報 告 書 等 の 虚 偽 記 載 に 対 する 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 事 案 について 3 月 4 日 平 成 26 年 度 の 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 による 告 発 状 況 について 3 月 18 日 IOSCO APRC 法 執 行 当 局 課 長 級 会 合 について 351

224 掲 載 日 媒 体 テーマ 平 成 27 年 1 月 12 日 週 刊 経 営 財 務 開 示 規 制 違 反 に 係 る 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 平 成 27 年 2 月 16 日 週 刊 金 融 財 政 事 情 金 融 商 品 取 引 法 における 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 事 案 の 傾 向 平 成 26 年 12 月 25 日 (1 月 号 ) 月 刊 日 本 行 政 不 公 正 取 引 に 関 する 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 平 成 26 年 平 成 27 年 12 月 1 日 (12 月 号 ) 1 月 1 日 (1 月 号 ) 月 刊 監 査 研 究 不 公 正 取 引 に 関 する 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 開 示 規 制 違 反 に 係 る 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 平 成 27 年 1 月 1 日 (1 月 号 ) 2 月 1 日 (2 月 号 ) 会 計 監 査 ジャーナル 不 公 正 取 引 に 関 する 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 開 示 規 制 違 反 に 係 る 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 平 成 27 年 2 月 25 日 (2 月 号 ) 3 月 25 日 (3 月 号 ) 月 刊 監 査 役 不 公 正 取 引 に 関 する 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 開 示 規 制 違 反 に 係 る 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 352

225 証 券 監 視 委 メールマガジンの 発 行 掲 載 日 平 成 26 年 4 月 1 日 媒 体 テーマ 電 子 掲 示 板 を 悪 用 した 風 説 の 流 布 事 件 の 告 発 について 5 月 1 日 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 に 関 する 特 例 についての 建 議 6 月 2 日 情 報 提 供 窓 口 (ウェブサイト)の 改 修 等 について SESC Latest Topics の 新 設 について 7 月 1 日 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 活 動 状 況 の 公 表 について 8 月 1 日 最 近 の 不 公 正 取 引 事 案 に 係 る 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 について 9 月 1 日 証 券 監 視 委 メールマガジン 最 近 の 不 公 正 取 引 事 案 ( 国 際 取 引 等 調 査 )に 係 る 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 について 10 月 1 日 開 示 規 制 違 反 に 関 する 課 徴 金 事 例 集 の 公 表 について 11 月 4 日 告 発 事 案 から 見 た 相 場 操 縦 行 為 に 対 する 犯 則 調 査 について 12 月 1 日 第 2 回 アジア 太 平 洋 市 場 監 視 当 局 者 対 話 を 東 京 で 開 催 しました 平 成 27 年 1 月 5 日 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 のポスター 刷 新 及 びナビダイヤルの 導 入 について 2 月 2 日 証 券 検 査 における 最 近 の 主 な 指 摘 事 項 について 3 月 2 日 最 近 の 不 公 正 取 引 事 案 に 係 る 課 徴 金 納 付 命 令 勧 告 について 353

226 4-1 皆 様 からの 情 報 提 供 が 市 場 を 守 ります! 証 券 監 視 委 では 広 く 一 般 の 皆 様 から 情 報 を 受 け 付 けています 寄 せられた 情 報 は 各 種 調 査 検 査 や 日 常 的 な 市 場 監 視 を 行 う 場 合 の 有 用 な 情 報 として 活 用 しています 個 別 銘 柄 に 関 する する 情 報 相 場 操 縦 ( 見 せ 玉 や 空 売 りによるもの など) 相 場 操 縦 ( 見 せ 玉 や 空 売 りによるもの など) インサイダー インサイダー 取 引 ( 会 ( 社 関 係 者 による による 重 要 事 実 公 表 前 の 売 り 抜 け など) など) 風 説 の 流 布 (ネット (ネット 掲 示 板 の 書 込 み 等 によるデマ によるデマ 情 報 など) など) 疑 わしいディスクロージャー( わしいディスクロージャー( 有 価 証 券 報 告 書 適 時 開 示 など) など) 疑 わしいファイナンス( わしいファイナンス( 架 空 増 資 や 疑 わしい わしい 割 当 先 など) など) 上 場 会 社 の 内 部 統 制 の 問 題 など 上 場 会 社 の 内 部 統 制 の 問 題 など 金 融 商 品 取 引 業 者 に 関 する 情 報 金 融 商 品 取 引 業 者 に 関 する 情 報 証 券 会 社 や 外 国 為 替 証 拠 金 取 引 (FX) (FX) 業 者 運 用 業 者 投 資 助 言 業 者 などによる などによる 不 正 行 為 (リスク (リスク 説 明 の 不 足 システム 上 の 問 題 など) 明 の 不 足 システム 上 の 問 題 など) 経 営 管 理 態 勢 や 財 務 内 容 に 関 する 問 題 (リスク 管 理 自 己 資 本 規 制 比 率 の 算 定 など) など 経 営 管 理 態 勢 や 財 務 内 容 に 関 する 問 題 (リスク 管 理 自 己 資 本 規 制 比 率 の 算 定 など) など その 他 の 情 報 その 他 の 情 報 疑 わしい 金 融 商 品 やファンド( 投 資 詐 欺 的 な 資 金 集 め など) 無 登 録 業 者 疑 わしい 金 融 商 品 やファンド( 投 資 詐 欺 的 な 資 金 集 め など) 無 登 録 業 者 市 場 の 公 正 性 を 害 する する 市 場 参 加 者 (いわゆる (いわゆる 仕 手 グループ グループ など) など) など など 株 株 式 式 に に 限 限 らず デリバティブや らず デリバティブや 債 債 券 券 等 等 に に 関 関 する する 情 情 報 報 についても についても 幅 幅 広 広 く く 受 受 け け 付 付 けています けています お 気 付 きの きの 情 報 がありましたら こちらまでお 寄 せください 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 情 報 提 供 窓 口 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 情 報 提 供 窓 口 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 中 央 合 同 庁 舎 第 7 号 館 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 中 央 合 同 庁 舎 第 7 号 館 電 話 : : (ナビダイヤル) (ナビダイヤル) 一 部 のIP のIP 電 話 等 は ( は ( 情 報 提 供 窓 口 直 通 ) ) FAX FAX : :

227 4-2 年 金 運 用 ホットラインでの 情 報 受 付 について ~ 疑 わしい 年 金 運 用 等 に 関 する 情 報 の 提 供 をお 願 いします~ 年 金 運 用 ホットラインのウェブサイトにアクセスいただきありがとうございます 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 では 年 金 運 用 等 に 関 する 有 用 性 の 高 い 情 報 を 収 集 するための 専 用 の 窓 口 年 金 運 用 ホットライン において 投 資 一 任 業 者 の 業 務 運 営 の 実 態 等 につ いての 以 下 のような 情 報 を 受 け 付 けております 提 供 いただきたい 情 報 の 例 投 資 一 任 業 者 における 疑 わしい 運 用 等 の 情 報 ( 例 ) 相 場 の 上 昇 局 面 下 落 局 面 のいずれにおいても 高 い 運 用 実 績 が 恒 常 的 に 続 い ているなど 市 場 環 境 や 運 用 手 法 の 特 性 等 に 反 する 運 用 実 績 となっており そ の 理 由 が 合 理 的 に 説 明 されないような 場 合 年 金 投 資 一 任 契 約 の 不 適 切 な 勧 誘 に 関 する 情 報 ( 例 ) 年 金 投 資 一 任 契 約 を 契 約 する 見 返 りとして 運 用 報 酬 等 の 一 部 を 年 金 基 金 の 担 当 者 にリベートとして 供 与 するなど 不 適 切 な 勧 誘 が 行 われた 場 合 年 金 投 資 一 任 契 約 の 勧 誘 の 際 の 不 十 分 な 情 報 提 供 に 関 する 情 報 ( 例 ) 誤 解 を 生 ぜしめるような 勧 誘 や 虚 偽 の 勧 誘 が 行 われたと 疑 われる 場 合 ( 例 ) 年 金 基 金 の 運 用 方 針 と 異 なるものなど 年 金 基 金 側 の 意 向 に 沿 わない 運 用 商 品 を 紹 介 された 場 合 ( 例 ) 運 用 に 係 る 報 酬 や 費 用 を 明 確 に 開 示 しない 勧 誘 が 行 われ 契 約 時 や 契 約 後 に 想 定 外 の 費 用 負 担 等 を 行 う 必 要 が 生 じた 場 合 契 約 や 説 明 を 遵 守 しない 運 用 に 関 する 情 報 ( 例 ) 実 際 の 運 用 内 容 が 当 初 の 契 約 内 容 と 一 致 しない 場 合 ( 例 ) 運 用 報 告 等 が 実 際 の 運 用 内 容 と 異 なっていると 疑 われる 場 合 ( 例 ) 投 資 一 任 業 者 が 行 うべきデュー ディリジェンスやモニタリングが 不 十 分 で 市 場 変 動 等 に 起 因 しない 不 測 の 損 失 を 蒙 った 場 合 情 報 提 供 に 当 たっての 留 意 事 項 本 ホットラインへの 情 報 提 供 は 実 名 の 方 を 対 象 としております( 匿 名 の 場 合 は 情 報 提 供 窓 口 で 受 け 付 けております ) 情 報 提 供 に 当 たっては できる 限 り 具 体 的 な 情 報 ( 運 用 業 者 名 や 商 品 名 仲 介 してい る 業 者 名 等 )の 提 供 をお 願 いします 特 に 詳 細 な 情 報 提 供 をいただける 場 合 当 委 員 会 の 年 金 運 用 の 専 門 家 が 対 応 させてい ただきますので 面 談 等 の 日 程 を 調 整 するため ご 都 合 の 良 い 日 程 及 び 電 話 番 号 や メールアドレス 等 の 連 絡 先 を 予 めお 知 らせください 355

228 宛 先 郵 送 : 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 年 金 運 用 ホットライン 直 通 電 話 : 電 子 メール:pension-hotline@fsa.go.jp 当 委 員 会 では 情 報 を 提 供 いただいた 方 のお 名 前 などの 個 人 情 報 や 情 報 内 容 は 外 部 に 漏 洩 することがないよう セキュリティーには 万 全 を 期 しております 皆 様 からの 情 報 提 供 をベースに 当 委 員 会 の 年 金 運 用 の 専 門 家 が 積 極 的 かつ 質 の 高 い 分 析 を 行 うことにより 投 資 一 任 業 者 の 検 査 対 象 先 の 選 定 や 検 査 における 検 証 の 着 眼 点 の 明 確 化 に 活 用 しております 当 委 員 会 では 調 査 結 果 に 関 する 照 会 への 回 答 等 は 行 っていないほか 個 別 のトラブル 処 理 調 査 等 には 対 応 しておりません その 場 合 金 融 商 品 取 引 業 者 の 利 用 者 からの 相 談 苦 情 の 解 決 や 紛 争 解 決 サービスを 行 っている 証 券 金 融 商 品 あっせん 相 談 センター 等 を ご 紹 介 しております ( 参 考 1) 匿 名 の 情 報 提 供 は 引 き 続 き 当 委 員 会 情 報 提 供 窓 口 で 歓 迎 します 郵 送 : 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 情 報 提 供 窓 口 直 通 電 話 : (ナビダイヤル) 一 部 の IP 電 話 等 は FAX: インターネット: ( 参 考 2) 公 益 通 報 者 保 護 法 ( 平 成 18 年 4 月 施 行 )により 労 働 者 の 方 が 公 益 のた めに 労 務 提 供 先 の 法 令 違 反 行 為 を 通 報 したことを 理 由 とした 解 雇 等 の 不 利 益 な 取 扱 いから 保 護 されるとともに 公 益 通 報 を 受 けた 行 政 機 関 には 必 要 な 調 査 や 適 切 な 措 置 をとる 義 務 が 課 されているところです こうした 公 益 通 報 については 当 委 員 会 では 公 益 通 報 を 受 け 付 ける 専 用 の 窓 口 を 設 置 するとともに 電 話 による 相 談 の 対 応 も 行 っております 郵 送 : 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 公 益 通 報 窓 口 直 通 電 話 : FAX: インターネット: 356

229 4-3 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 公 益 通 報 窓 口 相 談 窓 口 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 ( 以 下 当 委 員 会 という )では 公 益 通 報 者 保 護 法 ( 平 成 16 年 法 律 第 122 号 以 下 法 という )の 施 行 に 伴 い 外 部 の 労 働 者 の 方 からの 公 益 通 報 を 適 切 に 処 理 するため 公 益 通 報 に 係 る 通 報 窓 口 相 談 窓 口 を 設 置 しました 金 融 商 品 取 引 法 に 規 定 する 法 令 違 反 行 為 ( 犯 則 行 為 等 )の 事 実 等 で 当 委 員 会 が 処 分 若 しくは 勧 告 等 を 行 う 権 限 を 有 するものについて 通 報 されたい 方 は 下 記 の 注 意 事 項 をご 確 認 の 上 郵 送 電 子 メール 又 はFAXによりご 連 絡 ください また 当 委 員 会 に 対 する 公 益 通 報 についてご 相 談 されたい 方 は 電 話 によりご 連 絡 ください 公 益 通 報 窓 口 で 受 け 付 ける 通 報 について 公 益 通 報 としての 通 報 においては 以 下 の 要 件 を 満 たす 必 要 がありますのでご 注 意 願 います (1) 通 報 者 が 通 報 対 象 となる 事 実 に 関 係 する 事 業 者 に 雇 用 されている 労 働 者 であること ( 当 該 事 業 者 を 派 遣 先 とする 派 遣 労 働 者 及 び 当 該 事 業 者 の 取 引 先 の 労 働 者 も 含 みます ) (2) 通 報 に 不 正 の 利 益 を 得 る 目 的 他 人 に 損 害 を 加 える 目 的 等 がないこと (3) 通 報 対 象 となる 事 実 が 生 じ 又 はまさに 生 じようとしていること (4) 通 報 対 象 となる 事 実 が 真 実 であると 信 ずるに 足 りる 相 当 の 理 由 証 拠 等 があること (5) 当 委 員 会 が 処 分 若 しくは 勧 告 等 をする 権 限 を 有 している 事 実 であること 当 委 員 会 では 公 益 通 報 窓 口 の 他 に 情 報 提 供 窓 口 を 設 置 しております 通 報 者 が 匿 名 での 通 報 を 望 まれる 場 合 や 通 報 対 象 となる 事 実 に 関 係 する 事 業 者 に 雇 用 されている 労 働 者 でない 場 合 などには 情 報 提 供 窓 口 に 情 報 提 供 をお 願 いいたします ( 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 情 報 提 供 窓 口 ) 東 京 都 千 代 田 区 霞 ヶ 関 中 央 合 同 庁 舎 第 7 号 館 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 事 務 局 市 場 分 析 審 査 課 情 報 提 供 窓 口 電 話 番 号 : (ナビダイヤル) 一 部 のIP 電 話 等 は FAX: 公 益 通 報 にあたってのご 注 意 1. 公 益 通 報 をされる 際 には 以 下 の 情 報 が 必 要 になりますので 明 記 願 います (1) 氏 名 ( 匿 名 を 希 望 される 場 合 は 情 報 提 供 窓 口 で 受 け 付 けております) (2) 連 絡 先 ( 住 所 電 話 番 号 メールアドレス 等 ) (3) 被 通 報 者 ( 法 令 違 反 を 行 った( 行 おうとしている) 事 業 者 ) (4) 通 報 者 と 被 通 報 者 の 関 係 (5) 法 令 違 反 の 具 体 的 事 実 ( 法 令 違 反 行 為 が 行 われた( 行 われようとしている) 内 容 年 月 日 関 与 者 事 実 を 知 った 経 緯 など) 2. 受 け 付 けた 通 報 は 審 査 を 行 い 法 に 基 づく 公 益 通 報 として 受 理 するか 否 かの 決 定 を 行 い 受 理 した ときは 受 理 した 旨 を 受 理 しないときは 受 理 しない 旨 を 通 知 させて 頂 きます 357

230 3. 通 報 内 容 を 把 握 するため 当 委 員 会 から 連 絡 をさせて 頂 く 場 合 があります 4. 受 理 しないときは 当 委 員 会 の 活 動 において 活 用 させて 頂 くため 情 報 提 供 窓 口 に 回 付 の 上 一 般 か らの 情 報 提 供 として 受 け 付 けさせて 頂 きます 5. 通 報 に 関 する 秘 密 は 国 家 公 務 員 法 行 政 機 関 の 保 有 する 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 等 により 守 られます 通 報 及 び 相 談 窓 口 について 通 報 は 郵 送 電 子 メール FAXのいずれかの 方 法 で 受 け 付 けております 通 報 にあたっては 公 益 通 報 と 明 記 して 頂 くようお 願 いいたします ( 通 報 先 ) 郵 送 FAX 番 号 電 子 メール 東 京 都 千 代 田 区 霞 ヶ 関 中 央 合 同 庁 舎 第 7 号 館 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 事 務 局 市 場 分 析 審 査 課 公 益 通 報 窓 口 koueki-tsuho.sesc@fsa.go.jp ( 相 談 先 ) 直 通 電 話 相 談 受 付 日 月 曜 日 ~ 金 曜 日 ( 祝 祭 日 年 末 年 始 は 除 く) 受 付 時 間 午 前 9 時 30 分 ~ 午 後 6 時 15 分 まで 358

231 4-4 金 融 庁 や 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 職 員 を 装 った 悪 質 な 電 話 にご 注 意 ください! ~ 未 公 開 株 に 関 するご 注 意 ~ 最 近 金 融 庁 や 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 又 はこれを 連 想 させる 組 織 を 名 乗 る 者 から 未 公 開 株 の 上 場 が 決 まりました 未 公 開 株 の 買 取 り 交 渉 を 行 います などといった 不 審 な 電 話 がある との 情 報 が 多 数 寄 せられています こちら 証 券 監 視 委 員 会 ですが 今 お 持 ちの 未 公 開 株 を 業 者 に 買 い 取 らせますの で 手 数 料 をお 願 いします そういえば 以 前 に 買 った 未 公 開 株 が まだ 上 場 してないな 国 に 関 係 する 組 織 からの 電 話 だったら 信 用 してもよさそうね 金 融 庁 や 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 職 員 が このような 電 話 をし たり 外 部 に 委 託 したりすることは 一 切 ありませんので くれぐれも ご 注 意 ください! このような 電 話 を 受 けた 場 合 には 裏 面 の 金 融 庁 又 は 証 券 取 引 等 監 視 委 員 会 の 窓 口 までご 連 絡 ください 359

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