全体研究会プロシーディングスh0104

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1 台 湾 仏 教 における 尼 僧 の 戒 律 施 行 の 概 況 と 実 例 釈 見 晋 ( 台 湾 香 光 尼 衆 仏 学 院 教 師 香 光 書 郷 出 版 社 編 集 ) 北 村 一 仁 訳 キーワード 台 湾 仏 教 戒 律 比 丘 尼 尼 僧 僧 団 概 要 二 十 世 紀 末 より 現 在 に 至 るまで 地 球 上 の 漢 伝 蔵 伝 南 伝 上 座 部 1など 仏 教 の 各 系 統 のな かで 台 湾 比 丘 尼 は( 台 湾 比 丘 と 比 べて) 多 く 優 れており また 台 湾 の 仏 教 と 社 会 に 対 して 及 ぼす 影 響 力 は ただ 仏 教 史 上 稀 に 見 るものであるというだけでなく この 独 特 な 現 象 は あたかも 現 代 仏 教 における 台 湾 の 奇 蹟 のようになっている 本 文 では 台 湾 仏 教 の 尼 僧 教 団 の 戒 律 施 行 の 概 況 を 検 討 するが それは 伝 戒 と 密 接 な 関 係 にある 台 湾 社 会 において 比 丘 尼 戒 の 伝 授 の 最 初 の 事 例 は 1919 年 ( 大 正 8 年 ) 台 南 開 元 寺 での 伝 戒 である 当 時 比 丘 尼 戒 を 受 けた 者 は 79 名 であった この 後 台 湾 仏 教 では 自 主 的 に 比 丘 比 丘 尼 戒 を 授 ける 能 力 を 有 するに 至 った 1953 年 ( 台 湾 の) 中 国 仏 教 会 は 台 南 大 仙 寺 で 伝 戒 したが これは 台 湾 仏 教 が 転 換 する 重 要 な 契 機 となった その 後 は 毎 年 伝 戒 を 行 い 台 湾 仏 教 は 早 期 の 日 本 式 仏 教 及 び 斎 教 から 抜 けだし 出 家 衆 を 中 心 とする 仏 教 へと 変 わっていった 仏 教 の 女 性 修 行 者 は 出 家 受 戒 を 通 して 正 式 に 台 湾 仏 教 が 認 めた 比 丘 尼 の 資 格 を 得 ることができ 尼 僧 教 団 の 役 割 も 徐 々に 変 化 していった 1 数 世 紀 前 公 的 に 認 可 された 比 丘 尼 戒 の 授 与 は すでに 上 座 部 仏 教 の 伝 統 から 消 失 していた 最 後 の 比 丘 尼 僧 団 は 西 暦 十 一 世 紀 のスリランカに 存 在 していた 二 十 世 紀 末 スリランカの 比 丘 と 尼 師 たちは 比 丘 尼 戒 の 伝 授 の 復 活 を 開 始 し 法 を 設 け 無 くなって 久 しい 比 丘 尼 僧 団 を 再 建 し た 参 考 : 菩 提 長 老 著 釈 見 豪 訳 上 座 部 比 丘 尼 僧 団 重 建 探 討 ( 上 座 部 の 伝 統 における 比 丘 尼 戒 法 伝 授 の 回 復 2007 年 ドイツ ハンブルク 大 学 第 一 回 国 議 大 会 仏 教 女 性 在 僧 団 的 角 色 : 関 於 比 丘 尼 戒 及 其 授 戒 伝 承 ) 香 光 荘 厳 第 91 期 (2007 年 9 月 ) 59

2 近 六 十 年 の 間 で 台 湾 仏 教 の 比 丘 尼 には 大 きな 社 会 変 革 や 政 治 環 境 の 変 化 教 育 の 普 及 と 女 性 の 地 位 上 昇 の 中 で 社 会 と 仏 教 界 ( 例 えば 白 聖 長 老 )の 協 力 により 尼 衆 の 成 長 弘 法 領 衆 の 機 会 が 与 えられた そしてそこに 女 性 に 内 在 する 自 己 覚 醒 の 力 が 加 わり 活 動 的 な 生 命 力 が 現 れ 比 丘 尼 が 持 つ 専 門 性 自 主 性 が 徐 々に 進 展 していき 宗 教 教 育 慈 善 環 境 保 護 等 の 面 において 特 に 優 れた 社 会 的 貢 献 が 台 湾 の 社 会 で 認 められるようになった 本 稿 では 現 在 台 湾 で 最 も 戒 律 的 な 特 色 を 備 えた 四 つの 比 丘 尼 道 場 を 事 例 とし その 戒 律 施 行 の 現 況 と 特 色 を 検 討 する 内 容 は 以 下 の 四 つである ( 一 ) 義 徳 寺 南 山 律 により 比 丘 尼 戒 を 如 法 伝 授 する ( 二 ) 南 林 尼 僧 苑 戒 を 以 て 師 と 為 し 軽 重 等 持 す 毘 尼 蔵 とは 是 れ 仏 法 寿 なり ( 三 ) 仏 教 弘 誓 学 院 戒 律 と 倫 理 学 の 近 代 化 ( 四 ) 香 光 尼 僧 団 女 性 宗 教 師 を 育 て 近 代 的 僧 制 について 検 討 する これらの 事 例 は 戒 律 持 守 ( 例 えば 比 丘 尼 の 八 敬 法 )については 選 択 を 異 にしており また 異 なる 道 風 を 展 開 している 台 湾 仏 教 史 における 尼 僧 教 団 の 戒 律 施 行 状 況 及 び 事 例 を 検 討 する 際 必 ず 注 意 せねばならな いのが 仏 法 が 世 間 に 流 行 するということが 世 界 悉 檀 の 律 制 と 最 も 密 接 な 関 係 があると いうことである 戒 律 は 仏 陀 が 定 めたものであり その 教 えに 従 って 行 われるべきものである ただ 戒 律 はまた 世 間 悉 檀 でもあり その 時 その 地 域 の 文 化 に 適 応 し 人 をうまく 仏 教 に 引 き 入 れることが 重 要 視 されるのである 明 日 の 仏 教 はどこへ 向 かうのか 現 代 における 種 々の 議 題 に 直 面 して 例 えば 僧 俗 が 果 たす 役 割 や 仏 教 各 宗 派 の 伝 承 が 遭 遇 した 激 動 蔵 伝 及 び 南 伝 における 比 丘 尼 の 伝 承 の 消 失 そし て 生 態 核 エネルギー 種 族 ジェンダー 老 化 生 命 倫 理 等 の 問 題 について また 仏 法 と 戒 律 の 伝 承 及 び 展 開 に 対 して 如 何 に 智 慧 ある 選 択 を 行 っていくのか 如 何 に 仏 陀 の 教 導 によっ て 新 たな 啓 発 を 受 け 理 機 にかなった 現 代 的 な 解 釈 を 行 い 時 代 の 需 要 と 苦 難 に 答 えていく のか 如 何 に 世 界 悉 檀 より 第 一 義 悉 檀 に 向 かっていくのか これらは 仏 教 に 関 心 を 持 つ 者 が 深 く 考 え 検 討 し 実 践 していくに 値 する 課 題 なのである 60

3 前 言 比 丘 ( 男 性 ) 比 丘 尼 ( 女 性 )は 仏 教 の 出 家 修 行 者 であり 僧 団 の 中 心 的 構 成 員 でもある 二 千 五 百 年 以 上 前 仏 陀 は 比 丘 比 丘 尼 僧 団 を 創 立 して 正 法 を 長 く 世 にとどめるために 戒 に よって 僧 団 をとりまとめ 正 法 を 行 って 久 住 させ 出 家 した 僧 侶 が 必 ず 受 持 しなければならな い 戒 律 規 範 を 制 定 した それは 比 丘 戒 比 丘 尼 戒 (また 具 足 戒 大 戒 と 言 う)や また 安 居 や 自 恣 など 僧 侶 が 経 験 するであろうことを 含 んでいる 現 在 仏 教 の 伝 承 において 各 種 身 分 の 女 性 出 家 修 行 者 が 存 在 している しかし 漢 伝 仏 教 ( 及 び 少 数 のスリランカ 比 丘 )に 比 丘 尼 ( 出 家 し 具 足 戒 を 受 けた 女 性 )が 認 められるの を 除 いて その 他 の 伝 承 ではただ 女 性 出 家 者 は 沙 弥 尼 と 十 戒 女 八 戒 女 であり これらはとも に 比 丘 尼 とは 認 められない 二 十 世 紀 末 より 現 在 まで 台 湾 仏 教 には 二 つの 重 要 な 潮 流 がある 一 つは 伝 統 的 な 中 国 仏 教 と 近 代 世 界 の 政 治 経 済 文 化 が 台 湾 で 出 会 い 台 湾 仏 教 を 近 代 化 した 人 間 仏 教 とさせたも のである もう 一 つは 博 学 にして 有 能 な 比 丘 尼 による 団 体 の 興 起 ( 代 表 の 女 性 は 人 間 生 活 の 各 方 面 において 最 も 重 要 な 役 目 を 果 たしている)である 女 性 が 宗 教 と 社 会 の 両 面 において ま すます 重 要 な 役 目 を 担 う 時 仏 教 自 身 は 如 何 にしてこのような 世 界 に 対 して 適 切 に 順 応 するこ とができるだろうか 2 これはまさに 戒 律 が 第 一 義 悉 檀 に 依 拠 して 世 界 悉 檀 が 密 接 に 関 わる 問 題 を 選 び 取 るということである 一 古 今 往 来 の 台 湾 について 仏 教 の 初 伝 ( 一 ) 台 湾 仏 教 の 時 代 区 分 仏 教 が 台 湾 に 伝 来 したのは あるいは 三 国 時 代 より 以 降 隋 の 煬 帝 唐 の 昭 宗 北 宋 の 末 期 南 宋 の 孝 宗 などとされており 3 仏 教 信 仰 は 軍 の 派 兵 や 貿 易 あるいは 移 住 者 に 従 って 台 湾 金 2 3 菩 提 比 丘 推 薦 序 中 に 言 う 参 考 : 于 君 方 香 光 荘 厳 悟 因 法 師 行 伝 ( 台 北 市 若 魚 整 合 行 銷 有 限 公 司 2010 年 ) 史 料 上 最 も 早 いのは (1) 230 年 ( 三 国 時 代 呉 黄 龍 2 年 )であり 呉 の 孫 権 が 衛 温 と 諸 葛 直 を 派 遣 し 兵 士 1 万 人 を 率 いて 海 を 隔 てた 夷 州 ( 台 湾 を 指 す 臨 海 水 土 誌 に 見 える)に 進 入 した という 記 録 である この 他 は 以 下 の 通 りである (2) 607 年 ( 隋 大 業 3 年 ) 隋 の 煬 帝 は 朱 寛 何 蛮 の 二 人 を 派 遣 して 流 求 ( 台 湾 を 指 す)を 訪 ねて 調 査 させた (3) 北 宋 末 期 ( ) 金 が 侵 入 すると 北 宋 は 南 遷 した 沿 岸 の 民 衆 は 少 なからず 避 難 し 渡 海 して 台 湾 に 到 った (4) 南 宋 孝 宗 ( )の 時 かつて 泉 州 の 軍 民 を 派 遣 して 澎 湖 に 集 め 海 防 要 塞 を 看 守 させた 参 考 : 藍 吉 富 主 編 中 華 仏 教 百 科 全 書 ( 台 南 中 華 仏 教 百 科 文 献 基 金 会 1994 年 ) 61

4 門 などの 地 へ 伝 えられた 4 しかし 確 かな 史 実 として 認 めることができるのは 1661 年 ( 明 永 暦 15 年 ) 鄭 成 功 が 軍 を 率 いて 台 湾 へ 渡 った 前 後 である 台 湾 仏 教 の 発 展 の 歴 史 は およそ 五 期 ( 表 一 参 照 5)に 分 けることができ 各 段 階 の 様 相 は 異 なっている 6 1.オランダ 時 代 (1624~1661) 2. 鄭 氏 時 期 (1661~1683) 3. 満 清 時 期 (1683~1895) 4. 日 本 時 期 (1895~1945) 5. 中 華 民 国 時 期 (1945~ 現 在 ) 表 一 台 湾 仏 教 五 期 の 発 展 オランダ スペイン 占 領 時 期 台 湾 は 原 住 民 の 多 神 的 な 汎 霊 信 仰 が 主 であった ただし 仏 教 は 早 くは 三 国 時 代 (230 年 )より 漢 人 の 移 住 に 従 って 台 湾 に 入 っていた 更 に 多 くの 民 間 信 仰 が 現 れた 他 仏 教 道 教 やイスラム 教 など の 大 型 宗 教 が 出 現 した 正 統 仏 教 : 閩 南 系 ( 鼓 山 派 )の 禅 浄 双 修 寺 院 を 主 としていた 擬 似 仏 教 : 仏 教 は 一 般 的 な 斎 教 道 教 儒 教 などと 混 合 し 台 湾 社 会 の 民 俗 的 信 仰 を 形 成 していた 初 期 には 日 台 仏 教 が 併 存 していた 中 期 には1922 年 に 台 湾 全 体 の 仏 教 組 織 である 南 瀛 仏 教 会 が 設 立 され 1931 年 には 皇 民 化 運 動 により 台 湾 仏 教 は 全 面 的 に 日 本 化 した 1919 年 比 丘 比 丘 尼 戒 の 伝 授 が 台 湾 社 会 において 初 めて 行 われた 主 権 回 復 以 後 大 陸 仏 教 の 僧 侶 と 組 織 が 次 々と 台 湾 に 来 ることにな り 中 国 仏 教 会 の 組 織 的 運 営 と 毎 年 の 伝 戒 の 下 日 本 化 斎 教 化 し た 仏 教 が 除 去 された 戒 厳 令 解 除 後 台 湾 仏 教 は 政 治 経 済 文 化 の 発 展 に 従 って 近 代 化 した 比 丘 尼 僧 団 が 興 起 した ( 二 ) 明 清 時 代 の 台 湾 仏 教 17 世 紀 後 期 以 前 歴 代 の 中 国 王 朝 はいまだかつて 台 湾 に 郡 県 を 設 立 したことがなく 当 然 政 府 の 寺 院 もなかった そのため 明 鄭 氏 時 期 に 至 っても 台 湾 仏 教 は 依 然 として 色 濃 く 個 人 的 色 彩 を 帯 び 個 別 に 僧 侶 や 信 者 によって 単 独 の 祭 拝 が 行 われていた 鄭 氏 三 代 による 台 湾 経 江 南 閩 粵 より 台 湾 への 移 住 民 について 歴 史 的 に 見 てみると 三 国 時 代 から 特 に 北 宋 の 南 遷 以 来 嘉 義 北 港 は 漢 人 と 原 住 民 の 貿 易 や 交 流 の 場 所 となっていた 加 えて 江 南 閩 粤 一 帯 は 南 北 朝 時 代 以 来 仏 教 が 盛 んに 行 われており 特 に 阿 弥 陀 浄 土 信 仰 は 隋 唐 以 後 その 中 国 化 庶 民 化 に 従 って 庶 民 階 層 にも 普 及 した 宋 に 至 って 結 社 念 仏 の 気 風 が 江 南 一 帯 に 流 行 し 次 第 に 民 間 信 仰 と 融 合 した 点 から 見 て 鄭 氏 が 台 湾 に 依 拠 するより 更 に 早 く 南 宋 時 期 にはすでに 漢 人 が 移 住 して 仏 教 が 台 湾 に 入 っていた 可 能 性 を 否 定 することはできない 参 考 : 釈 慧 厳 台 湾 仏 教 史 前 期 中 華 仏 学 学 報 第 08 期 (1995 年 )pp 邢 福 泉 台 湾 的 仏 教 与 仏 寺 ( 台 湾 商 務 印 書 館 初 版 第 三 刷 1992 年 )pp.3-6. 林 俊 裕 近 現 代 仏 教 史 之 研 究 ( 慧 炬 No 年 ) 62

5 営 の 時 期 に 仏 教 は 徐 々に 重 視 されるようになった 台 湾 の 最 も 早 期 の 寺 院 小 西 天 寺 ( 現 在 の 竹 渓 寺 台 南 市 に 位 置 する 7 )は 1661~1664 年 の 間 に 建 てられた 1683 年 ( 康 煕 22 年 ) 清 朝 が 台 湾 を 占 領 すると 仏 教 も 次 第 に 広 まり 始 める 1684 年 か ら 各 地 では 続 々と 多 くの 寺 院 が 建 立 され 8 統 計 によると 清 代 の 台 湾 領 内 では 純 仏 教 寺 院 が 約 102 ヶ 寺 ( 斎 教 が 設 置 した 斎 堂 はここに 含 まないようである) 建 てられ そのうち 観 音 寺 (あ るいは 観 音 宮 観 音 廟 観 音 亭 などの 名 称 )と 名 付 けられた 寺 院 が およそ 55 ヶ 寺 強 を 占 め ている 9 渡 海 して 台 湾 にやってきた 移 民 社 会 には 消 災 厄 除 けや 西 方 宗 教 の 導 入 という 需 要 があり 仏 教 を 斎 教 道 教 儒 教 などと 混 合 させ 台 湾 社 会 の 民 俗 信 仰 を 形 成 した その 上 仏 僧 と 在 家 信 徒 の 個 人 的 な 弘 法 布 教 は 仏 教 勢 力 を 拡 大 させ 仏 教 を 台 湾 全 土 に 普 及 させた そ のため 清 代 の 台 湾 仏 教 は 正 信 仏 教 と 擬 似 仏 教 の 混 合 的 特 徴 を 出 現 させた 10 二 台 湾 仏 教 における 尼 僧 の 出 現 日 本 統 治 時 期 (1895~1945) ( 一 ) 台 閔 仏 教 日 本 仏 教 と 斎 教 の 交 流 と 衝 撃 台 湾 の 最 近 300 年 余 りの 仏 教 発 展 史 の 中 で 日 本 統 治 時 期 は 50 年 を 占 めるのみでは あるが 日 本 の 政 治 近 代 化 と 仏 教 文 化 の 衝 撃 の 下 にあっては 台 湾 仏 教 に 対 して 一 定 程 度 の 実 質 的 影 響 がある その 影 響 には 三 つの 層 がある すなわち 1 日 本 植 民 政 府 の 宗 教 政 策 が 台 湾 仏 教 に 対 して 与 えた 影 響 2 日 本 仏 教 の 台 湾 人 民 に 対 する 影 響 3 日 本 仏 教 の 台 湾 仏 教 に 対 する 影 響 有 山 定 次 郎 大 日 本 台 湾 地 図 (1895 年 ) ( 写 真 : 国 立 台 湾 歴 史 博 物 館 ) 7 盧 嘉 興 台 湾 的 第 一 座 寺 院 竹 渓 寺 ( 古 今 談 第 9 期 (1965 年 )p.33) また 中 国 仏 教 史 論 集 台 湾 仏 教 篇 現 代 仏 教 学 術 叢 刊 87( 大 乗 文 化 出 版 社 1979 年 ) 参 照 8 例 えば 台 南 の 名 士 である 李 茂 春 の 隠 遁 した 夢 蝶 園 は 改 めて 法 華 寺 となった 9 劉 枝 万 清 代 台 湾 之 寺 廟 台 北 文 献 第 6 期 ( 台 北 市 台 北 市 文 献 委 員 会 1963 年 )pp 林 俊 裕 近 現 代 仏 教 史 之 研 究 ( 慧 炬 No.527,2008 年 ) 63

6 である この 三 者 は 区 別 しなければならない 1895 年 馬 関 条 約 ( 下 関 条 約 )によって 清 朝 が 日 本 に 台 湾 を 割 譲 したが 日 本 仏 教 はこの 時 期 に 台 湾 に 伝 来 した 日 本 統 治 時 期 総 督 府 は 日 本 仏 教 台 湾 仏 教 の 共 存 を 許 し 閩 南 仏 教 を 持 続 的 に 台 湾 に 影 響 させた 11 そこで 台 湾 本 土 の 仏 教 はいくつかの 大 きな 主 要 宗 派 例 え ば 台 南 の 開 元 寺 派 苗 栗 大 湖 の 法 雲 寺 派 基 隆 月 眉 山 の 霊 泉 寺 派 高 雄 大 岡 山 の 超 峰 寺 派 台 北 観 音 山 の 凌 雲 寺 派 など 12 を 形 成 した これらは 閩 南 仏 教 と 深 い 関 係 が あり 禅 宗 の 法 脈 に 属 している しかし これらの 宗 派 の 開 山 あるいは 中 興 の 祖 師 は 皆 な 台 湾 本 土 の 僧 侶 であり 台 湾 仏 教 が 独 立 に 向 かい 始 めたことを 意 味 している 13 斎 教 14 は また 白 衣 仏 教 と 称 し 仏 教 道 教 儒 教 の 三 教 合 一 を 提 唱 し 禅 宗 より 変 遷 してきたと 伝 えられている 主 に 華 東 台 湾 一 帯 で 流 行 している 信 者 は 僧 俗 の 区 別 に 拘 わら ず 在 家 が 多 数 を 占 めており 食 菜 人 15( 男 性 は 斎 公 女 性 は 斎 姑 という)と 称 し その 布 教 を 行 う 場 所 を 斎 堂 という 清 代 の 台 湾 在 家 仏 教 団 体 である 斎 教 には 主 に 龍 華 派 金 幢 派 先 天 派 の 三 宗 派 が 存 在 する 中 国 政 府 は 長 らく 斎 教 を 秘 密 宗 教 としており 正 統 な 仏 教 宗 派 もまた 斎 教 を 地 方 在 家 仏 教 と 見 なし 斎 教 においては 在 家 人 身 分 の 者 が 僧 侶 の 役 務 を 担 当 し 各 種 の 儀 式 を 行 っていることを 非 難 した しかし 斎 教 の 立 場 から 見 れば 龍 華 金 幢 先 天 三 派 に 共 通 する 特 徴 は 自 らの 道 場 典 籍 系 譜 等 級 儀 式 がある 強 調 すべきは 禅 宗 六 祖 の 尊 い 法 脈 の 秘 伝 であり また 在 家 修 行 及 び 弘 法 者 の 優 越 性 をもって 自 任 し 出 家 僧 尼 の 腐 敗 と 能 力 不 足 を 批 判 する という 点 であ る 斎 教 は 明 清 以 来 の 仏 教 の 新 興 の 分 派 を 代 表 している 江 燦 騰 は 日 治 時 期 の 台 湾 仏 教 の 変 革 と 立 場 について 詳 述 し 総 督 府 が 日 本 仏 教 と 台 湾 仏 教 の 共 存 を 許 し 児 玉 後 藤 体 制 が 日 華 親 善 的 な 大 陸 拡 張 政 策 ( 閩 南 仏 教 を 持 続 的 に 台 湾 仏 教 に 影 響 さ せる)を 採 用 し 日 本 僧 が 台 湾 にやってきて 日 治 時 期 の 台 湾 四 大 法 脈 の 形 成 を 促 進 した 等 の 指 摘 をしている これは 日 治 時 期 の 台 湾 仏 教 の 発 展 を 解 読 するための 重 要 なキーワードである 参 考 : 江 燦 騰 台 湾 仏 教 史 ( 台 北 五 南 図 書 2009 年 ) 12 その 中 で 四 大 法 脈 ( 基 隆 霊 泉 寺 観 音 山 凌 雲 寺 大 湖 法 雲 寺 大 岡 山 超 峰 寺 )は 台 湾 民 間 仏 教 に 属 す しかし 南 瀛 仏 教 会 や 斎 教 などの 組 織 は 日 本 植 民 政 府 の 指 導 を 受 けた 参 考 :Jones, Charles B Buddhism in Taiwan: Religion and the State, Honolulu: University of Hawai'i Press. 13 参 考 : 林 俊 裕 近 現 代 仏 教 史 之 研 究 慧 炬 No.527(2008 年 ) 14 斎 教 の 斎 は 身 心 を 修 し 潔 め 嗜 欲 を 絶 ち 葷 辛 を 食 さないことを 意 味 し そのため 教 規 は 不 噉 葷 辛 不 飲 酒 不 賭 博 を 重 視 する 15 斎 教 別 名 在 家 仏 教 厳 格 に 五 戒 十 善 を 受 持 し 特 に 不 殺 戒 を 重 視 する そのため 食 菜 食 菜 人 の 名 称 がある 増 田 福 太 郎 台 湾 的 宗 教 ( 台 北 南 天 書 局 1996 年 )pp 江 燦 騰 台 湾 近 代 政 権 鼎 革 与 仏 教 教 派 転 型 : 以 高 雄 大 崗 山 超 峰 寺 派 的 源 流 与 発 展 為 例 思 与 言 64

7 1915 年 台 湾 では 斎 教 を 中 心 とした 大 規 模 な 抗 日 運 動 西 来 庵 事 件 が 発 生 し 当 時 の 台 湾 の 一 般 信 徒 と 寺 院 は 自 らを 守 るため 次 から 次 へと 日 本 の 仏 教 組 織 への 参 加 を 申 請 し 台 湾 と 日 本 の 仏 教 組 織 が 正 式 に 接 触 し 始 めた 日 本 植 民 政 府 の 宗 教 政 策 では 斎 教 に 政 府 の 認 可 を 与 え 斎 姑 を 政 府 に 承 認 された 仏 教 の 尼 僧 たちと 平 等 の 宗 教 身 分 とした 17 これは 統 治 者 の 立 場 に 基 づくと 一 石 二 鳥 の 利 を 収 めることができるものだったのかもし れない 一 方 では 浄 土 真 宗 などの 日 本 仏 教 の 僧 侶 もまた 家 族 を 持 つので 斎 教 を 否 認 して 日 本 の 僧 侶 が 結 婚 するという 戒 律 に 觝 触 する 問 題 をはっきり 示 すよりも 斎 教 の 指 導 者 を 僧 侶 身 分 と 同 様 に 承 認 して 双 方 を 近 づけて 斎 教 信 者 を 吸 収 する 方 が 良 かった もう 一 方 では 斎 教 を 台 湾 仏 教 の 範 疇 に 分 類 し 仏 教 の 尼 僧 たち と 斎 姑 の 僧 俗 の 境 界 線 を 曖 昧 に し 台 湾 仏 教 の 純 粋 性 を 低 下 させ ることができた 年 全 台 湾 組 織 南 瀛 仏 教 会 が 成 立 し これで 台 湾 の 寺 院 斎 堂 や 信 者 たちはすべて 日 本 政 府 によって 統 制 された ちょうど 日 本 の 近 代 仏 教 が 世 俗 化 する 時 期 に 大 正 十 年 (1921) 十 一 月 第 二 回 南 瀛 仏 教 講 習 会 紀 念 ( 写 真 は 開 元 寺 オフィシャルサイトより 抜 粋 ) 当 たり 19 そのため 台 湾 は 日 本 の 植 民 支 配 を 受 けるだけではなくて 仏 教 もその 世 俗 化 的 改 変 の 影 響 を 受 けた 第 37 巻, 第 4 期 (1999 年 12 月 ),pp 日 本 の 宗 教 政 策 の 植 民 者 としての 意 識 は 斎 姑 と 仏 教 尼 僧 たちとの 地 位 の 区 別 を 曖 昧 にしている ということにおいて 最 も 明 確 になっている 丸 井 圭 治 郎 は かつて 新 竹 浄 業 院 を 例 として 台 湾 の 尼 僧 は 日 本 の 尼 僧 と 似 ておらず かえって 斎 姑 と 比 較 的 似 ていることを 指 摘 している 参 考 : 丸 井 圭 治 郎 台 湾 宗 教 調 査 報 告 書 ( 台 北 台 湾 総 督 府 1919 年 )p.21. 李 玉 珍 出 家 入 世 戦 後 台 湾 仏 教 女 性 僧 侶 生 涯 之 変 遷 回 顧 台 湾 展 望 新 故 鄉 台 湾 社 会 文 化 変 遷 学 術 研 討 会 論 文 集 ( 台 北 師 大 歴 史 系 2000 年 ),pp 王 俊 中 は 以 下 のように 指 摘 している 明 治 初 年 清 除 旧 習 という 大 きな 気 風 の 下 で 日 本 仏 教 界 は 伝 統 仏 教 の 守 規 持 戒 から 背 離 して 僧 侶 の 肉 食 妻 帯 を 許 し 宗 教 の 中 で 聖 と 俗 の 境 界 線 を 大 いに 消 滅 させた 社 会 構 造 の 角 度 から 見 ても 僧 侶 階 級 の 世 俗 化 と 同 時 期 の 武 士 階 級 65

8 ( 二 ) 台 湾 における 比 丘 尼 の 受 具 足 戒 (1919-) 明 清 以 来 の 女 性 仏 教 徒 は かつて 主 に 帯 髪 修 行 の 斎 姑 の 形 態 をとって 台 湾 において 出 現 した 彼 女 たちは 現 代 台 湾 の 近 代 的 女 性 仏 教 徒 ( 比 丘 尼 ) の 先 駆 者 と 見 なすことがで きる 20 仏 教 において 女 性 が 出 家 するには 正 式 な 戒 師 によって 仏 法 にかなった 出 家 の 羯 磨 プログラ ムを 挙 行 し 戒 法 を 授 与 されなければならない 戒 律 によって 女 性 たちは 出 家 して 俗 世 の 家 庭 の 絆 から 離 れなければならず まず 剃 髪 染 衣 し 再 び 具 足 戒 を 受 けて 沙 弥 尼 となる 実 際 に 比 丘 尼 としてあるべき 戒 律 行 儀 を 受 持 して ようやく 比 丘 尼 と 称 することができる 台 湾 仏 教 史 上 で 最 初 に 具 足 戒 を 受 けた 比 丘 尼 が 現 れたのは 1919 年 ( 大 正 8 年 11 月 ) 台 南 の 開 元 寺 に 始 まる これ 以 前 に 台 湾 には 尼 僧 がいなかったが かなり 多 くの 斎 姑 がいて 21 彼 女 たちは 主 権 回 復 前 後 における 台 湾 の 尼 僧 の 主 要 な 出 所 であった の 消 滅 は すべて 日 本 人 が 封 建 社 会 的 身 分 制 を 打 破 することを 願 い 近 代 的 な 平 等 社 会 へ 向 かう 一 種 の 努 力 であり そこには 西 洋 のプロテスタントの 神 職 に 対 する 改 革 を 模 範 としたこともきわ めて 明 確 に 表 れている ただし 宗 教 信 仰 の 角 度 から 見 ると このような 改 革 の 実 義 はどこにあ るのか 評 定 することが 難 しい 参 考 : 王 俊 中 日 本 仏 教 的 近 代 転 変 以 仏 学 研 究 与 教 団 伝 教 為 例 獅 子 吼 雑 誌 第 33 巻 第 4 期 (1994 年 04 月 ) 20 江 燦 騰 は 台 湾 における 斎 姑 出 現 の 原 因 を 指 摘 している 一 清 朝 における 女 性 の 出 家 に 関 する 法 律 では 四 十 歳 以 上 に 規 定 されている 二 未 婚 後 家 あるいは 身 体 障 害 の 女 性 三 家 庭 の 伝 統 的 な 信 仰 に 従 って 斎 教 に 帰 依 する 四 僧 侶 の 無 知 社 会 的 地 位 の 低 下 と 行 為 の 汚 点 ( 妻 帯 者 が 非 常 に 多 い) この 中 の 第 2 点 について 多 くの 斎 堂 は 私 有 産 業 であり 養 老 と 宗 教 による 慰 めという 二 重 の 機 能 を 兼 ね 備 えており 更 に 深 く 見 てみると 女 性 の 生 活 の 自 主 性 を 保 障 し 一 族 や 男 性 の 強 権 的 で 恣 意 的 な 支 配 から 免 れさせた 当 然 このような 生 活 を 行 うためには 経 済 的 独 立 が 必 要 であり 伝 統 社 会 の 中 にあっては 通 常 土 豪 地 主 あるいは 仕 紳 の 一 族 のみ 可 能 であった したがって 初 期 に 創 立 された 斎 堂 は 社 会 的 地 位 の 象 徴 であった 江 燦 騰 日 拠 時 期 台 湾 仏 教 文 化 発 展 史 ( 南 天 出 版 社 2001 年 )p.511. 江 燦 騰 新 竹 市 浄 業 院 及 其 仏 門 女 性 的 百 年 滄 桑 史 竹 塹 文 献 雑 誌 第 24 期 (2002 年 7 月 号 ) 年 台 湾 宗 教 調 査 報 告 書 第 1 巻 ( 釈 慧 厳 訳 ) 本 島 において 尼 寺 と 称 されるところには 尼 僧 生 活 を 送 る 女 性 が 居 住 しているが これらはすべて 斎 姑 の 居 住 する 斎 堂 であり 認 可 された 尼 院 の 尼 僧 ではない およそ 正 しい 尼 僧 というものは 仏 教 に 帰 依 し 受 戒 して 剃 髪 して 僧 衣 を 着 なければならない 新 竹 浄 業 院 などでは 寺 院 の 構 造 を 備 え 居 住 している 老 婦 も 尼 僧 の 条 件 も 備 えているものの まだ 髪 を 下 ろしていない 要 するに 台 湾 には 尼 僧 がいないと 言 える 参 考 : 台 湾 宗 教 調 査 報 告 書 ( 台 湾 総 督 府 大 正 8 年 )p

9 表 二 年 台 湾 伝 戒 僧 尼 受 戒 人 数 統 計 表 年 (A.D.) 伝 授 寺 院 受 戒 人 数 開 元 寺 観 音 山 凌 雲 禅 寺 比 丘 戒 比 丘 尼 戒 合 計 人 数 鼓 山 湧 泉 寺 開 元 寺 中 壢 圓 光 寺 霊 泉 禅 寺 小 計 表 二 から 明 らかなように 台 湾 の 各 道 場 で 具 足 戒 を 受 けた 男 女 の 人 数 は 比 丘 尼 の 人 数 が 次 第 に 比 丘 よりも 多 くなる 傾 向 にある 22 開 元 寺 同 戒 録 には 大 正 8 年 11 月 (1919 年 ) 四 衆 戒 大 会 を 開 く とある 23 開 元 寺 は 康 煕 29 年 (1690 年 )に 建 立 され 台 湾 が 清 の 版 図 に 吸 収 された 後 政 府 の 主 導 によっ て 再 建 された 官 寺 の 一 つである 清 代 の 僧 侶 の 活 動 は 主 に 死 者 供 養 に 従 事 することであっ た 伝 芳 和 尚 は 1855 年 ( 清 咸 豊 5 年 )に 生 まれて 1881 年 ( 光 緒 7 年 )に 鼓 山 へ 至 って 出 家 し 卓 錫 すること 30 年 1912 年 ( 明 治 45 年 )に 台 南 にやってきた 1913 年 ( 大 正 2 年 ) 開 元 寺 住 職 として 招 聘 されたものの 伝 芳 和 尚 が 台 南 人 でありながら ずっと 中 国 大 陸 の 戸 籍 を 持 って いたことにより 名 義 上 は 住 職 を 担 当 することができず 名 目 上 の 住 職 は 成 円 和 尚 であった 伝 芳 和 尚 が 開 元 寺 に 至 り 最 初 に 行 なったのは 三 帰 五 戒 の 伝 授 である 伝 芳 和 尚 が 亡 くなった 後 成 円 和 尚 ( )は 開 元 寺 住 職 としての 権 限 を 得 て 初 めて 行 な ったのは 四 衆 戒 会 を 伝 えたことである 台 湾 日 日 新 報 (1919 年 12 月 8 日 )の 報 道 開 元 寺 授 戒 会 によると 戒 師 は 臨 済 宗 大 本 山 妙 心 寺 派 代 理 の 梅 山 玄 秀 ( 主 戒 ) 台 湾 布 教 監 督 の 山 崎 大 耕 ( 導 師 ) 雪 峰 達 本 和 尚 ( 開 堂 )である この 時 の 四 衆 受 戒 した 人 数 は 393 名 という 空 前 の 盛 況 であった 参 考 : 闞 正 宗 開 元 寺 伝 承 発 展 史 ( 台 南 開 元 寺 2008) 24 台 湾 観 音 山 凌 雲 禅 寺 同 戒 録 序 ( 大 正 12 年 ) 掲 載 大 正 12 年 11 月 11 日 初 めて 三 壇 大 戒 を 伝 え 受 戒 者 は 七 百 人 大 正 12 年 癸 亥 冬 11 月 11 日 一 週 間 開 催 し 四 衆 戒 壇 を 設 け 十 方 男 女 は 敬 虔 に 五 体 投 地 を 行 い 受 戒 者 七 百 人 がやって 来 た 伝 戒 大 和 尚 : 真 空 字 は 本 円 鼓 山 の 振 光 老 和 尚 より 受 戒 する 說 戒 大 和 尚 : 策 堂 台 北 円 山 護 国 禅 寺 住 職 羯 磨 阿 闍 黎 : 巌 西 字 は 聖 恩 福 州 鼓 山 湧 泉 寺 老 和 尚 25 民 国 44 年 に 出 版 された 曹 洞 宗 霊 泉 寺 同 戒 録 は 以 下 のようにある 昭 和 15 年 (1940 年 ) 逢 善 慧 師 の 還 暦 にあたり 還 暦 記 念 の 四 衆 戒 壇 を 開 催 した 出 家 者 中 比 丘 は 16 名 比 丘 尼 は 41 名 であった 伝 戒 大 和 尚 : 常 覚 字 は 善 慧 曹 洞 宗 霊 泉 寺 開 山 羯 磨 阿 闍 黎 : 即 体 字 は 本 円 観 音 山 凌 雲 寺 住 職 教 授 阿 闍 黎 : 演 揚 字 は 徳 馨 曹 洞 宗 宝 蔵 寺 住 職 李 添 春 序 霊 泉 禅 寺 沿 革 : 前 年 ( 宣 統 元 年 1909 年 を 指 す)9 月 23 日 第 1 回 伝 戒 会 を 開 催 した 在 家 二 衆 に 限 っても 来 山 して 受 戒 を 求 める 者 は 30 人 余 であり これは 台 湾 授 戒 の 発 端 で あり 更 には 前 例 がないほど 盛 大 な 行 事 であった 67

10 昭 和 甲 戌 年 (1934)11 月 11 日 開 元 寺 伝 戒 円 満 記 念 撮 影 ( 写 真 は 開 元 寺 オフィシャルサイトより 転 載 ) 1931 年 ( 昭 和 6 年 ) 新 竹 州 内 務 部 長 を 務 めた 中 島 覚 の 仏 教 家 の 使 命 に 就 いて では 特 に 本 島 の 特 色 について 説 くべきは 尼 僧 が 多 いことである 26 と 述 べら れ 1919~1931 の 12 年 間 台 湾 仏 教 界 にはすでに 相 当 数 の 比 丘 尼 がおり 僧 団 の 質 量 ともに 変 化 が 起 こり 台 湾 本 島 の 特 色 1934 年 冬 慧 雲 ( 前 列 左 から3 人 目 ) 和 尚 が 開 元 寺 の 伝 戒 に 参 与 ( 写 真 は 開 元 寺 オフィシャルサイトより 抜 粋 ) となっていたことが 分 かる 日 本 統 治 時 代 より 尼 僧 は 台 湾 仏 教 の 舞 台 で 活 躍 し 始 めた 高 雄 の 大 岡 山 龍 湖 庵 台 中 の 后 里 毗 盧 禅 寺 台 北 の 石 壁 湖 山 円 通 禅 寺 などは 台 湾 の 尼 僧 を 育 くんだ 揺 籃 といえる 例 えば 台 北 の 円 通 禅 寺 では 妙 清 法 師 が 1927 年 ( 昭 和 2 年 )に 開 山 してより 1934 年 ( 昭 和 9 年 ) に 大 殿 が 落 慶 するまで 20 数 名 が 居 住 し 27 その 中 で 高 等 女 学 校 を 卒 業 した 者 は 2 3 人 であ 26 釈 慧 厳 訳 南 瀛 仏 教 巻 9 之 5( 昭 和 6 年 5 月 1 日 )p 円 通 禅 寺 沿 革 南 瀛 巻 12 之 10( 昭 和 9 年 10 月 1 日 )p

11 った 彼 女 たちは 円 通 禅 寺 において 尼 僧 学 院 を 設 立 することを 計 画 し 将 来 の 台 湾 の 尼 僧 教 団 を 革 新 させた ( 三 ) 台 湾 尼 僧 の 剃 髪 可 否 釈 尊 在 世 の 時 世 俗 の 服 飾 を 捨 て 異 教 徒 と 容 易 に 区 別 されるようになったため 出 家 の 象 徴 的 な 符 号 である 剃 除 鬚 髪 著 袈 裟 衣 が 制 定 された 30 しかし 台 湾 にいた 日 本 の 僧 侶 は 皆 な 台 湾 の 尼 僧 が 剃 髪 することを 奨 励 しなかった 台 湾 に 皇 民 化 仏 教 が 入 ってきた 時 期 1941 年 に 日 本 の 臨 済 宗 妙 心 寺 派 の 二 人 の 尼 師 東 海 昌 道 尼 と 沢 木 弘 道 尼 が 日 本 から 台 湾 に 来 て 皇 道 仏 教 課 程 の 指 導 を 担 当 した 1941 年 蓮 峰 寺 で 尼 僧 講 習 会 を 開 催 し そこに 参 加 した 学 生 は 台 湾 南 部 の 女 性 僧 尼 斎 姑 であった 大 崗 山 蓮 峰 寺 において 仏 教 講 習 会 を 開 催 した 6 ヶ 月 の 1 期 であり 課 程 はすでに 終 了 し 12 月 13 日 修 了 式 を 開 催 する 次 回 参 加 の 学 生 は 主 に 台 湾 南 部 の 女 性 僧 尼 斎 姑 で 公 立 学 校 卒 業 以 上 の 学 力 を 持 ち 日 本 語 運 用 能 力 を 有 する 者 で 現 地 寺 院 の 推 薦 を 通 じて 講 習 者 20 名 を 参 加 させる 講 習 会 の 会 長 は 東 海 宜 真 師 が 担 当 し 課 程 教 師 は 東 海 昌 道 尼 沢 本 弘 道 尼 で あり すべての 皇 道 仏 教 の 課 程 を 担 当 する 31 修 了 式 では 日 本 の 剃 髪 した 尼 僧 教 師 と 多 くの 蓄 髪 した 台 湾 人 女 学 生 が 対 比 をなしていた 32 次 に 龍 湖 庵 の 例 を 取 り 上 げる この 庵 は 台 南 開 元 寺 の 永 定 和 尚 ( )によって 建 立 され 大 崗 山 龍 湖 庵 は 明 治 42 年 (1909 年 ) 春 に 建 てられた 永 定 上 人 が 超 峰 寺 に 住 して まもなく 女 性 たちが 清 修 する 場 所 が 無 いことを 憂 慮 し 2 年 後 の 明 治 44 年 (1911 年 ) 山 石 により 仏 殿 を 改 築 したが ただ 庵 舎 は 粗 略 であり 女 性 が 4 5 人 居 住 できるだけであっ た 大 正 7 年 (1917 年 ) 春 庵 にやって 来 る 者 が 徐 々に 多 くなり 当 時 庵 に 居 住 していた 者 28 曾 景 来 氏 巡 迴 随 録 南 瀛 巻 7 之 3 ( 昭 和 4 年 5 月 )p 釈 慧 厳 従 台 閩 日 仏 教 的 互 動 看 尼 僧 在 台 湾 的 発 展 中 華 仏 学 学 報 第 12 期 (1999 年 7 月 ) pp 中 阿 含 経 巻 1(1 七 法 品 ) 某 尊 弟 子 於 某 村 邑 剃 除 鬚 髪 著 袈 裟 衣 至 信 捨 家 無 家 学 道 (T01, no. 26, p. 422, b29-c2) 31 江 燦 騰 翻 訳 台 湾 仏 教 第 19 巻 第 1 号 (1941 年 1 月 )p.49. 参 考 : 江 燦 騰 日 治 時 期 高 雄 仏 教 発 展 与 東 海 宜 誠 中 華 仏 学 学 報 第 16 期 ( 台 北 : 中 華 仏 学 研 究 所,2003 年 )pp 李 玉 珍 出 家 入 世 戦 後 台 湾 仏 教 女 性 僧 侶 生 涯 之 変 遷 回 顧 台 湾 展 望 新 故 郷 台 湾 社 会 文 化 変 遷 学 術 研 討 会 論 文 集 ( 台 北 : 師 大 歴 史 系 2000 年 )pp

12 はすでに 30 数 人 に 及 んでいた 年 龍 湖 庵 ではかつて 大 陸 の 南 普 陀 寺 の 住 職 であっ た 会 泉 和 尚 ( )を 招 聘 して 台 湾 に 来 て 在 家 菩 薩 戒 34 を 授 けるように 請 うたこ とがある 1936 年 に 至 るまで 龍 湖 庵 の 人 数 は 増 加 して 140 人 ( 比 丘 尼 および 優 婆 夷 )に 至 り 台 湾 で 最 大 規 模 の 尼 僧 道 場 となった 大 陸 の 僧 侶 である 林 慧 雲 は 撰 述 した 萬 年 簿 序 において 龍 湖 庵 を 尼 僧 清 修 道 場 と 称 している 35 龍 湖 庵 では そこに 住 する 衆 が 帯 髪 修 行 したので 当 時 の 仏 教 界 から 斎 堂 と 分 類 された というわけではなかった 1941 年 に 出 版 された 台 湾 仏 教 名 蹟 宝 鑑 のように 龍 湖 庵 の 住 職 と 副 住 職 はともに 剃 髪 していない 36 李 玉 珍 は 1998 年 9-11 月 に 屏 東 の 東 山 寺 万 巒 の 普 賢 講 堂 左 営 の 興 隆 浄 寺 隆 豊 寺 高 雄 の 龍 湖 庵 旧 超 峰 寺 などの 地 を 訪 問 し 円 融 の 出 家 し た 弟 子 を 訪 問 した 際 円 融 比 丘 尼 は 当 時 龍 湖 庵 にあってはほとんど 第 一 位 の 尼 僧 であった が 円 融 自 身 も 不 平 をこぼしたことがあるように 当 時 龍 湖 庵 では 皆 な 彼 女 の 剃 髪 を 尊 重 し ておらず 朝 晩 に 授 業 が 斎 堂 で 行 われると 彼 女 は 剃 髪 していない 尼 僧 たちの 後 ろに 位 置 して いた という 話 を 聞 いた 37 日 本 統 治 時 期 台 湾 の 尼 僧 たちは 出 家 に 際 して 剃 髪 することが 普 遍 的 ではなく 彼 女 たち が 戒 律 を 受 けることも 同 様 に 難 しいことであった 台 湾 では 政 府 あるいは 大 宗 派 寺 院 の 戒 壇 が なく 具 足 戒 を 受 けたい 僧 尼 は 必 ず 台 湾 海 峡 を 渡 って 福 建 などの 地 で 行 って 受 戒 しなければ ならなかった 女 性 が 遠 方 へ 旅 をすることの 安 全 を 考 慮 しなければならないことを 除 いても 膨 大 な 旅 費 と 高 価 な 戒 場 費 用 ( 通 常 謝 師 訪 問 遊 学 などの 費 用 を 含 む)がかかるため 台 湾 寺 院 は 偏 向 した 選 抜 派 遣 特 に 住 職 継 承 の 候 補 者 は 大 陸 に 行 って 受 戒 する をしなけ ればならなくなる 比 較 的 環 境 に 恵 まれた 尼 僧 たちは 更 に 寄 戒 の 方 法 を 取 ることがで き 受 戒 する 費 用 を 郵 送 して 戒 壇 に 送 り 戒 碟 を 購 入 した 38 人 が 出 席 していない 状 況 では これらの 尼 僧 は 剃 髪 する 必 要 がない 彼 女 たちはあるいは 髪 の 毛 を 2 本 のおさげにくくって 彼 女 たちが 処 女 であることを 顕 示 する あるいは 耳 の 下 でそろえて 切 り 自 らの 先 進 性 を 表 示 33 中 国 南 普 陀 寺 比 丘 慧 雲 撰 大 崗 山 龍 湖 庵 万 年 簿 序 南 瀛 巻 14 之 3( 昭 和 11 年 3 月 1 日 )p 序 大 崗 山 龍 湖 庵 護 国 千 仏 寺 同 戒 録 ( 高 雄 : 龍 湖 庵 1977 年 )p 林 慧 雲 比 丘 大 崗 山 龍 湖 庵 万 年 簿 序 南 瀛 仏 教 14. 3(1936 年 3 月 )p 施 徳 昌 紀 元 二 千 六 百 年 紀 念 台 湾 仏 教 名 蹟 宝 鑑 ( 台 中 : 民 徳 写 真 館 1941 年 ) 37 李 玉 珍 出 家 入 世 戦 後 台 湾 仏 教 女 性 僧 侶 生 涯 之 変 遷 回 顧 台 湾 展 望 新 故 鄉 台 湾 社 会 文 化 変 遷 学 術 研 討 会 論 文 集 ( 台 北 : 師 大 歴 史 系 2000 年 )pp 蔡 文 婷 菩 提 道 上 女 児 多 光 華 22.12(1997 年 12 月 )pp

13 する あるいは 斎 姑 と 同 じように 既 婚 女 性 の 髪 型 にして 不 嫁 守 貞 を 志 していることを 明 らか にする 39 表 三 20 世 紀 中 葉 台 湾 女 性 仏 教 徒 の 宗 教 的 戒 律 生 活 宗 教 派 別 鼓 山 派 斎 教 日 本 派 修 行 の 特 徴 仏 教 先 天 龍 華 金 幢 仏 教 不 婚 嫁 不 淫 戒 / 不 邪 淫 戒 不 淫 不 淫 不 邪 淫 不 邪 淫 不 邪 淫 茄 素 ( 葷 辛 を 食 さない) 剃 髪 ( 四 ) 台 湾 仏 教 の 全 面 的 な 日 本 化 ( ) 1931 年 の 九 一 八 事 変 1937 年 ( 民 国 26 年 )の 盧 溝 橋 七 七 事 変 ( 盧 溝 橋 事 件 )により 中 日 両 国 が 正 式 に 宣 戦 すると 日 本 は 台 湾 の 人 民 に 対 して 皇 民 化 運 動 を 推 進 し 台 湾 仏 教 は 皇 民 化 の 影 響 を 受 けて 寺 院 の 設 備 僧 侶 の 服 装 生 活 様 式 や 一 切 の 法 会 儀 式 などが 完 全 に 日 本 化 し もともと 福 建 伝 来 であった 中 国 仏 教 的 制 度 儀 式 と 規 則 は 日 々 衰 微 してい った 日 本 仏 教 の 影 響 下 にあって 台 湾 仏 教 は 戒 律 を 重 視 しなくなり 結 婚 して 子 を 成 す 比 丘 や 葷 辛 を 食 す 者 家 族 親 戚 によって 寺 院 を 運 営 する 者 が 多 く 存 在 した しかしこの 独 特 な 仏 教 の 体 質 は また 後 期 の 仏 教 発 展 の 種 を 播 いた 一 方 台 湾 仏 教 界 は 伝 統 的 な 中 国 仏 教 の 儀 軌 唱 誦 を 重 視 し 僧 尼 は 法 脈 字 輩 剃 髪 による 師 弟 の 伝 承 を 重 視 し 信 者 は 僧 侶 を 招 聘 して 読 経 し 必 ず 死 者 が 聞 いて 分 かる 言 語 を 要 求 する など 依 然 として 日 本 仏 教 は 台 湾 仏 教 の 僧 侶 信 者 と 同 化 することは 無 かった しかも 台 湾 仏 教 は 中 国 人 的 宇 宙 観 の 位 置 にあって 日 本 仏 教 の 日 本 人 的 宇 宙 観 の 位 置 と 異 なっており これ によって 受 けた 同 化 もまたやはり 限 定 的 なものであった 40 ( 五 ) 日 本 統 治 時 期 ( )50 年 が 今 日 の 台 湾 仏 教 に 与 えた 影 響 李 玉 珍 出 家 入 世 戦 後 台 湾 仏 教 女 性 僧 侶 生 涯 之 変 遷 回 顧 台 湾 展 望 新 故 郷 台 湾 社 会 文 化 変 遷 学 術 研 討 会 論 文 集 ( 台 北 : 師 大 歴 史 系 2000 年 )pp 江 燦 騰 台 湾 仏 教 史 ( 台 北 : 五 南 図 書 2009 年 ) 71

14 闞 正 宗 は 以 下 のように 指 摘 している 日 本 仏 教 は 国 内 においては 神 道 儒 家 による 教 化 に 協 力 して 対 外 的 には 国 家 拡 張 主 義 に 歩 調 を 合 わせ 台 湾 植 民 にあっては 教 化 同 化 皇 民 化 の 役 目 を 演 じた その 歴 史 的 過 程 は 3 つの 時 期 に 分 けることができる 1. 前 期 ( ) 探 求 と 結 盟 : 軍 僧 及 び 各 宗 の 布 教 師 による 台 湾 での 開 教 にあっては 無 分 別 無 選 択 な 方 式 で 加 盟 する 寺 院 を 探 し そして 各 自 各 宗 派 の 開 教 計 画 を 定 める 2. 中 期 ( ) 協 力 と 展 開 : 西 来 庵 事 件 勃 発 後 今 までの 僧 侶 斎 友 の 素 質 に 対 して 大 いに 不 満 がある 植 民 当 局 は 正 式 に 全 台 湾 の 宗 教 調 査 をスタートさせた この 政 策 が 同 盟 後 の 台 湾 日 本 仏 教 の 協 力 を 加 速 させ 臨 済 宗 曹 洞 宗 をはじめとして 展 開 した 後 に 全 台 湾 の 地 域 勢 力 つまり 本 土 の 四 大 法 脈 を 区 分 させ 斎 教 三 派 は 統 一 して 台 湾 仏 教 龍 華 会 となって 日 本 仏 教 を 参 考 にするようになるなど 史 上 最 も 活 発 な 展 開 を 見 せた 時 期 である 3. 後 期 ( ) 皇 化 と 改 造 : 九 一 八 事 変 (1931 年 )は 日 本 史 学 界 の 称 すると ころの 十 五 年 戦 争 を 展 開 させた 中 日 戦 争 の 勃 発 により 仏 教 が 演 じた 役 目 は 極 致 化 を 助 けた 九 一 八 事 変 から 七 七 事 変 ( 盧 溝 橋 事 件 ) を 通 じて 太 平 洋 戦 争 に 至 るま で 仏 教 は 国 家 を 助 成 する 役 目 を 担 い 部 落 振 興 会 (1932 年 ) 台 湾 社 会 教 化 合 意 会 (1934 年 ) 打 破 旧 慣 信 仰 運 動 (1935 年 ) 民 風 作 興 協 議 会 (1936 年 ) 精 神 総 動 員 ( 皇 民 化 ) 運 動 (1937 年 )より 精 神 総 動 員 運 動 に 応 じて 寺 院 整 理 運 動 が 起 こり そして 寺 院 戦 時 体 制 (1942 年 )によって 皇 国 仏 教 化 がピークに 達 した 41 日 本 統 治 時 期 台 湾 仏 教 と 斎 教 は 日 本 の 植 民 政 策 の 要 求 により 丸 井 圭 治 郎 主 導 の 下 で 南 瀛 仏 教 会 を 創 立 し 正 統 仏 教 と 斎 教 ( 擬 似 仏 教 )を 合 一 させた( 合 称 して 仏 教 とし 同 一 組 織 に 組 み 込 んだ) 台 湾 地 区 の 仏 教 と 斎 教 にもたらされた 関 係 ( 融 合 )は 大 陸 における 二 教 の 相 互 不 承 認 的 な 関 係 ( 対 立 )と 大 いに 異 なっており 結 局 は 台 湾 仏 教 を 戦 後 発 展 させることがで きた プラス 面 の 影 響 としては 1945 年 以 後 国 民 党 政 府 が 台 湾 を 管 掌 し ( 台 湾 の) 中 国 仏 教 会 を 無 事 に 創 立 することができ 全 台 湾 の 寺 院 庵 堂 を 効 果 的 に 統 制 し 更 に 毎 年 伝 41 闞 正 宗 日 本 殖 民 時 期 台 湾 皇 国 仏 教 之 研 究 教 化 同 化 皇 民 化 下 的 仏 教 ( ) 国 立 成 功 大 学 歴 史 学 系 博 士 論 文 2011 年 72

15 戒 を 取 り 扱 い 斎 姑 に 受 戒 して 比 丘 尼 となる 機 会 を 提 供 した 日 本 統 治 時 代 の 変 革 と 組 織 化 が あったため 今 日 の 台 湾 仏 教 の 誇 らしい 組 織 と 充 実 した 力 があるのである 年 国 民 政 府 が 台 湾 を 接 収 し その 後 大 陸 は 占 領 され 国 民 政 府 は 焦 ってその 政 権 の 合 法 性 を 確 立 するように 強 制 して 日 本 化 除 去 の 政 策 をとったために 日 本 の 台 湾 統 治 50 年 における 功 罪 と 得 失 については 未 だ 正 式 に 研 究 されていないということになってしまった 台 湾 史 研 究 は 必 ず 1895 年 から 1945 年 までの 50 年 の 歴 史 過 程 の 課 題 に 向 かい 合 わねばならず 日 治 時 期 の 台 湾 仏 教 の 変 遷 に 対 して 更 に 深 く 理 解 しなければならない 43 三 伝 戒 からみた 尼 衆 の 戒 律 施 行 及 び 役 割 の 変 遷 台 湾 の 主 権 回 復 以 降 1945 年 に 台 湾 が 主 権 を 回 復 してから 約 六 十 年 大 きな 社 会 変 革 政 治 環 境 の 変 化 教 育 の 普 及 44 女 性 の 地 位 向 上 によって 台 湾 仏 教 の 比 丘 尼 は 仏 教 界 及 び 社 会 と 歩 調 を 合 わせて 成 長 し 能 力 を 発 揮 する 機 会 を 与 えられた また 内 在 的 な 自 我 が 覚 醒 し 目 覚 ましい 生 命 力 を 顕 わすようにもなった このことによって 徐 々に 比 丘 尼 は 自 らが 持 つ 専 門 性 自 主 性 を 発 揮 す るようになり 社 会 に 認 められるようになっていった 台 湾 仏 教 における 比 丘 尼 の 興 起 を 考 察 する 際 仏 教 界 内 部 における 重 要 な 要 素 としては 次 のようなことを 含 んでいる すなわち 1: 毎 年 の 伝 戒 によって 台 湾 仏 教 は 早 期 の 日 本 式 仏 教 や 斎 教 から 抜 け 出 すことができた 2: 仏 学 院 仏 学 研 修 所 の 相 次 ぐ 設 立 によって 僧 尼 が 法 を 受 け 高 等 教 育 を 受 ける 機 会 が 提 供 された 3: 比 丘 比 丘 尼 は 互 いに 尊 重 しあい 良 好 な 協 力 関 係 を 築 き 共 に 学 法 弘 法 寺 院 管 理 出 版 において 平 等 で 開 かれた 機 会 を 享 有 した 42 Jones, Charles B. Buddhism in Taiwan: Religion and the State, Honolulu: University of Hawai'i Press, 張 珣 台 湾 仏 教 史 研 究 及 其 当 代 性 : 兼 評 Charles Jones Buddhism in Taiwan: Religion and the State, 与 江 燦 騰 台 湾 仏 教 史 台 湾 史 研 究 第 十 六 巻 第 三 期 ( 中 央 研 究 院 台 湾 史 研 究 所,2009 年 9 月 )pp 台 湾 では 1968 年 より 九 年 間 の 義 務 教 育 の 実 施 後 女 性 が 教 育 を 受 ける 機 会 が 大 幅 に 上 昇 した 団 体 出 家 を 行 った 学 士 尼 は 台 湾 で 初 めて 出 現 した 九 年 間 の 義 務 教 育 後 大 学 を 卒 業 した 女 学 生 がそのうち 多 くを 占 める 丁 敏 台 湾 社 会 変 遷 中 的 新 興 尼 僧 団.. 香 光 尼 僧 団 的 崛 起 当 代 台 湾 的 社 会 与 宗 教 ( 台 北 : 仏 光 書 局 1996 年 )pp

16 ( 一 ) 台 湾 への 大 陸 仏 教 の 正 式 な 流 入 戒 厳 期 ( ) 1945 年 台 湾 は 主 権 を 回 復 した 国 民 政 府 は 台 湾 に 移 り 戒 厳 期 には 日 本 仏 教 化 を 除 去 する という 宗 教 政 策 を 推 進 し その 一 方 で 大 陸 仏 教 が 正 式 に 台 湾 に 流 入 した このことによ って 教 理 僧 制 儀 規 あるいは 言 語 において それ 以 前 の 斎 教 化 閩 南 化 45 日 本 化 して いた 台 湾 仏 教 は 全 面 的 に 改 革 し 大 陸 仏 教 が 主 流 の 地 位 を 占 めることとなった 1950 年 東 初 法 師 は 次 のように 述 べた 台 湾 仏 教 には 基 本 的 な 欠 点 がある それは 仏 教 徒 の 生 活 には 制 度 と 厳 格 に 合 う 規 定 がないということである また 在 家 と 出 家 にもはっき りした 境 界 線 はなく 出 家 するにも 剃 髪 し 受 戒 する 必 要 もない 一 般 的 な 斎 姑 について 言 うな らば 龍 華 派 の 斎 堂 では 妻 を 娶 り 葷 辛 を 食 べることすら 許 されている 出 家 の 条 件 が 甘 いこと によって 一 般 生 活 に 落 ち 着 くところのない 斎 姑 はみな 仏 門 に 入 り 仏 教 の 看 板 を 利 用 し 斎 堂 を 増 設 し 信 徒 を 争 い 集 め 香 油 をつける 者 すらいる このほか 台 湾 の 仏 教 徒 には 統 一 された 標 準 的 な 生 活 制 度 も 乏 しい 典 型 的 な 仏 教 僧 には 律 儀 教 育 叢 林 教 育 仏 学 教 育 が 必 要 である 台 湾 全 体 の 出 家 僧 で 仏 教 制 度 上 の 浄 戒 を 受 けた 者 は 比 丘 でも 10%( 四 十 歳 以 上 ) 比 丘 尼 では 1%にも 満 たない 故 に 根 本 的 な 律 儀 から 言 うならば 台 湾 の 多 くの 出 家 者 を 比 丘 や 比 丘 尼 とみなすことはできないのである 出 家 者 たちが 律 儀 教 育 を 等 閑 視 する 原 因 は 日 本 仏 教 の 影 響 であると 言 わざるを 得 ない 年 以 後 中 国 仏 教 総 会 47の 改 組 により 各 県 市 に 支 会 が 成 立 し また 一 律 に 中 国 式 の 戒 法 が 採 用 された 開 始 後 間 もなく 先 に 斎 堂 尼 寺 の 年 少 者 が 輔 導 される 対 象 となり 中 国 伝 統 仏 教 の 出 家 戒 法 が 授 与 され 日 本 仏 教 の 影 響 が 除 去 されることとなった またこの 時 か ら 中 国 仏 教 の 正 式 な 再 建 が 始 まったと 言 うことができる 48 台 湾 仏 教 界 の 僧 侶 は 仏 教 学 を 重 視 し 始 め 台 湾 仏 教 の 思 想 制 度 は 徐 々に 中 国 式 のものと なり 中 国 大 陸 の 仏 教 伝 戒 もまた 台 湾 で 進 展 していったのである 年 より 後 多 くの 大 陸 の 僧 侶 が 台 湾 を 訪 れ 江 浙 仏 教 を 主 体 とする 戒 法 の 伝 承 が 不 断 に 展 開 していった そしてもともと 日 本 植 民 初 年 の 台 湾 で 興 った 仏 教 四 大 法 脈 ( 基 隆 月 眉 山 霊 泉 寺 五 股 観 音 山 淩 雲 寺 苗 栗 大 湖 法 雲 寺 高 雄 大 崗 山 超 峰 寺 )は 相 次 いで 衰 弱 していった 参 照 : 闞 正 宗 開 元 寺 伝 承 発 展 史 ( 台 南 : 開 元 寺 2008 年 ) 46 釈 東 初 了 解 台 湾 仏 教 的 線 索 民 主 世 紀 的 仏 教 臨 済 曹 洞 法 脈 東 初 老 和 尚 紀 念 数 位 典 蔵 専 輯 47 中 国 仏 教 会 は 出 家 人 を 主 な 対 象 に 護 国 衛 教 を 宗 旨 としており 日 常 的 に 重 要 な 職 責 の 一 つは 伝 戒 の 審 査 と 輔 導 である 48 中 村 元 主 編 余 万 居 訳 漢 語 文 化 分 布 的 仏 教. 第 二 章 台 湾 的 仏 教 ( 張 曼 濤 著 ) 中 国 仏 教 発 展 史 第 四 篇 ( 台 北 : 天 華 1984 年 )p

17 ( 二 ) 伝 戒 と 台 湾 僧 尼 の 変 化 中 国 大 陸 の 仏 教 僧 は 素 食 し 妻 を 娶 らないという 戒 律 を 保 持 している 例 えば 民 国 初 めの 弘 一 は 戒 律 研 究 に 精 通 し 清 浄 を 行 持 していた 浄 厳 や 慈 舟 などの 法 師 もまた 戒 律 を 提 唱 し 当 時 著 名 であった 台 湾 中 部 の 懺 雲 法 師 もまた 戒 律 を 提 唱 していた 中 国 大 陸 の 伝 戒 方 法 戒 律 の 伝 統 は かつて 日 本 の 統 治 下 にあった 台 湾 仏 教 と とても 対 比 的 なものであった 白 聖 長 老 ( )は 大 陸 から 台 湾 に 渡 った 後 積 極 的 に 中 国 仏 教 会 の 台 湾 における 復 興 を 促 進 した また 伝 戒 の 方 式 を 通 し 台 湾 仏 教 を 日 本 仏 教 と 斎 教 より 離 れさせた 彼 は 1953 年 大 仙 寺 で 伝 戒 大 会 を 開 いた 時 戒 子 に 対 して 七 条 規 定 を 設 けた 一 必 ず 家 を 捨 て 俗 世 間 より 離 れ 僧 としての 姿 を 具 足 し はじめて 比 丘 の 大 戒 を 受 ける ことができる 二 出 家 した 者 は 世 俗 の 服 装 をしてはならない もし 僧 服 が 無 ければ 三 日 のうちに 用 意 すること できなければ 辞 去 し 居 士 戒 を 受 けよ 三 出 家 在 家 を 問 わず 須 らく 僧 宝 を 師 としてはじめて 戒 を 受 けることを 許 す もし 在 家 人 を 師 としている 者 があれば 速 やかに 改 めよ できなければ 一 律 に 戒 を 受 けることを 許 さない 四 居 士 戒 を 受 けるものは 絶 対 に 弟 子 をとることを 許 さない 五 戒 を 郵 便 で 送 ることを 許 さない 一 律 に 取 り 消 す 六 道 を 異 にして 以 前 に 戒 を 受 けた 者 は 必 ず 邪 を 改 め 正 に 帰 すことを 宣 誓 すること 七 戒 を 受 けた 日 より 絶 対 にタバコ 酒 葷 辛 を 禁 止 する 49 この 時 の 戒 会 では 開 参 道 源 を 三 師 和 尚 とし 比 丘 戒 を 受 けた 者 は 39 人 比 丘 尼 戒 を 受 けた 者 は 132 人 であった これより 台 湾 の 僧 尼 の 生 活 形 態 は 徹 底 的 に 改 められ 必 ず 家 を 捨 て 俗 を 離 れ( 不 婚 嫁 ) 葷 辛 や 酒 を 断 ち( 茹 素 ) 僧 像 を 具 足 し( 剃 髪 ) 僧 服 を 着 僧 宝 を 師 とし 具 足 戒 を 受 けるなどの 規 定 が 台 湾 で 僧 尼 となる 必 要 条 件 となった 49 釈 白 聖 大 仙 寺 開 堂 記 釈 会 性 憶 大 仙 戒 壇 懐 白 公 老 人 白 聖 長 老 円 寂 三 週 年 紀 念 論 文 集 編 審 委 員 会 編 白 聖 長 老 円 寂 三 週 年 紀 念 論 文 集 ( 台 北 : 能 仁 家 商 董 事 会 1992 年 )p.35 より 引 用 75

18 1953 年 の 大 仙 寺 の 伝 戒 は 台 湾 仏 教 の 重 要 な 転 機 となった その 後 台 湾 仏 教 界 は 毎 年 伝 戒 し 時 として 年 に 二 度 三 度 行 うこともあった 台 湾 の 仏 教 は 伝 戒 会 を 通 した 洗 礼 を 経 て よ うやく 質 的 に 変 化 したのである 民 国 四 十 二 年 (1953) 一 月 二 十 七 日 大 仙 寺 の 伝 戒 終 了 後 戒 師 と 戒 子 の 記 念 写 真 ( 開 元 寺 公 式 ウェブサイトより 転 載 ) ( 三 ) 尼 衆 の 剃 髪 と 受 戒 第 二 次 大 戦 の 前 と 後 では 台 湾 仏 教 の 女 性 修 行 者 は 受 持 する 戒 別 教 団 における 身 分 にお いて 極 めて 大 きな 差 異 が 見 られる 日 本 統 治 時 代 台 湾 の 尼 衆 は その 多 くが 尼 衆 となる 資 格 を 得 る 機 会 を 日 本 に 求 めた た だ それは 家 庭 環 境 に 優 れ 成 績 優 秀 な 尼 衆 に 限 られたため 剃 髪 できる 尼 衆 はなお 少 数 であ った 戦 後 台 湾 仏 教 が 伝 戒 制 度 を 建 て 中 国 の 禁 欲 的 教 団 生 活 の 方 式 を 復 興 させたことによ り 台 湾 の 尼 衆 は 剃 髪 しているか 否 かが 僧 俗 を 区 別 する 重 要 な 指 標 となった これに 対 し 以 前 に 盛 行 していた 斎 姑 などの 過 渡 的 な 形 態 である 女 性 の 宗 教 生 活 方 法 は 排 斥 されることとなっ た そして 伝 戒 制 度 と 密 接 な 関 係 にある 僧 としての 教 育 は 台 湾 の 出 家 女 性 に 正 当 な 宗 教 上 の 身 分 と 相 応 の 訓 練 とを 提 供 した 伝 戒 制 度 は 僧 俗 の 境 界 を 強 化 し 女 性 は 正 規 の 教 団 に 組 み 込 まれた 斎 教 の 儀 式 の 専 門 家 と 台 湾 の 日 本 式 僧 侶 は 宗 教 的 合 法 性 を 失 った この 変 化 の 過 程 に よって 制 度 化 標 準 化 された 女 性 僧 侶 の 修 行 人 生 が 形 作 られていったのである 李 玉 珍 出 家 入 世 戦 後 台 湾 仏 教 女 性 僧 侶 生 涯 之 変 遷 回 顧 台 湾 展 望 新 故 鄉 台 湾 社 会 文 化 変 遷 学 術 研 討 会 論 文 集 ( 台 北 : 師 大 歴 史 系 2000 年 )pp

19 ( 四 ) 台 湾 仏 教 における 初 めての 僧 尼 の 夏 安 居 夏 安 居 は 仏 の 在 世 時 に 起 源 を 持 つ 51 比 丘 が 雨 季 の 三 か 月 間 一 所 にとどまり( 安 居 ) 52 共 同 の 修 行 生 活 を 送 る 律 蔵 には 安 居 に 対 して 如 法 に 住 居 部 屋 の 割 り 当 てや 安 居 期 間 の 修 学 内 容 どのような 場 合 には 安 居 を 中 断 できるかなど 詳 細 な 規 定 が 記 されている 安 居 の 起 源 は 生 物 の 保 護 であり その 効 用 は 共 同 で 修 行 を 行 うことである 仏 陀 の 時 代 比 丘 たち は 四 処 雲 游 の 布 教 活 動 を 送 っていたが 彼 らが あちこちの 法 と 律 についての 見 聞 あるいは 疑 問 について 見 解 を 示 すことは 一 か 所 に 集 まり 互 いに 教 授 しあうことによっては じめて 可 能 であった 白 聖 長 老 は 戒 を 伝 えるが 戒 を 講 じないという 当 時 の 大 陸 の 状 況 に 不 満 を 抱 いていた そし て 台 湾 の 戒 壇 では 戒 の 講 義 を 重 視 し 彼 は 夏 安 居 を 借 りて 比 丘 比 丘 尼 に 戒 律 と 法 義 を 学 習 さ せた このことはまさに 僧 人 を 教 育 する これとない 機 会 であった 1955 年 十 普 寺 での 伝 戒 の 時 彼 は 次 のように 言 った 私 は 常 に 考 えている 伝 戒 とは 何 か 戒 子 が 寺 に 戻 り 持 戒 するためである ただ 戒 はどのようにして 持 するのか 必 ずや 先 に 戒 を 知 らなくてはならない もし 戒 の 条 文 に 対 して 少 しでもわからないところがあるならば 戒 壇 において 能 く 持 する と 答 えたとしても それはただ 台 上 で 戯 れに 対 話 しているだけでないばかりか 自 ら 嘘 をつき 人 を 欺 くことでもある 今 回 の 伝 戒 では 特 に 講 戒 を 重 視 し 皆 に 戒 を 理 解 させたいと 思 う 53と 戒 期 が 終 わってから 白 聖 長 老 は 大 仙 寺 (1953) 元 光 寺 (1954) 十 普 寺 (1955)で 前 後 三 壇 の 大 戒 を 受 けた 比 丘 比 丘 尼 を 率 い 獅 頭 山 の 海 会 寺 で 仏 制 90 日 の 夏 安 居 を 営 んだ これは 台 湾 仏 教 史 上 初 めての 制 度 に 基 づいた 夏 安 居 であった この 期 間 会 性 法 師 によって 比 丘 比 丘 尼 戒 が 講 じられ 白 聖 長 老 は 楞 厳 経 を 講 義 した 51 比 丘 は 一 年 が 始 まると 遊 行 を 行 う 夏 天 になると 印 度 の 雨 季 が 始 まり 暴 雨 が 降 り 水 は 氾 濫 し 比 丘 たちが 遊 行 に 携 帯 していた 衣 物 が 漂 失 してしまう また 比 丘 が 雨 季 に 外 出 すれば 路 上 の 草 木 や 虫 たちを 踏 み 殺 すことを 免 れず その 命 を 奪 ってしまい 居 士 たちの 批 判 や 譏 りにあう こととなる 参 見 : 四 分 律 巻 37 (T22, no. 1428, p. 830, b7-20) 52 四 分 律 巻 37: 世 尊 爾 時 以 此 因 縁 集 比 丘 僧 以 無 數 方 便 呵 責 六 群 比 丘 汝 所 爲 非 非 威 儀 非 淨 行 非 沙 門 法 非 隨 順 行 所 不 應 爲 云 何 六 群 比 丘 於 一 切 時 春 夏 冬 人 閒 遊 行 夏 天 暴 雨 水 大 漲 漂 失 衣 鉢 坐 具 針 筒 蹈 殺 生 草 木 居 士 於 草 木 有 命 根 想 譏 嫌 故 令 居 士 得 罪 以 無 數 方 便 呵 責 六 群 比 丘 已 告 諸 比 丘 汝 不 應 於 一 切 時 春 夏 冬 人 閒 遊 行 從 今 已 去 聽 諸 比 丘 三 月 夏 安 居 (T22, no. 1428, p. 830, b27-c7) 53 十 普 寺 伝 戒 会 編 護 国 千 仏 大 戒 同 戒 録 ( 台 北 : 十 普 寺 1955 年 )p

20 ( 五 ) 尼 衆 は 尼 衆 によって 指 導 されるべきである: 戒 壇 引 贊 中 国 仏 教 三 蔵 学 院 創 立 に 話 が 及 んだ 時 白 聖 長 老 はかつて 次 のように 述 べた 私 が 学 校 を 創 設 した 当 初 は 比 丘 を 対 象 としたものであった しかし 本 省 の 比 丘 は 少 なく 目 につく のは 尼 衆 だけであった 彼 女 らの 資 質 は 優 れたものであり また 仏 教 の 責 任 を 負 うに 足 るもの であった ここで 仮 に 方 便 として 出 家 男 女 二 衆 を 一 院 のうちに 分 け 宿 舎 を 分 ける 聴 講 時 は 時 に 堂 を 分 け 時 に 堂 を 共 にする 54 学 院 戒 壇 を 問 わず 女 衆 は 男 衆 より 多 かった 主 権 回 復 以 後 1953 年 に 行 われた 大 仙 寺 における 初 めての 伝 戒 大 会 においては 戒 堂 において 比 丘 が 担 当 するのは 引 礼 師 だけで あり 比 丘 尼 の 担 当 する 引 賛 師 ( 引 賛 とは 戒 場 で 女 衆 戒 子 を 輔 導 する 責 を 負 う 女 戒 師 で ある)は 無 かった 1954 年 獅 頭 山 元 光 寺 での 第 二 回 伝 戒 の 時 白 聖 長 老 は 比 丘 尼 が 引 賛 を 担 当 して 尼 衆 を 輔 導 する 新 戒 を 始 めた 1957 年 ( 農 暦 45 年 末 ) 白 聖 長 老 は 東 山 寺 の 伝 戒 会 で 教 授 和 尚 兼 開 堂 を 任 じ 戒 子 に 対 して 正 式 に 引 賛 を 紹 介 し 本 戒 場 では 女 衆 がはなはだ 多 い 一 切 の 決 まりごとは 引 賛 の 助 けが 必 要 である と 述 べた 55 白 聖 長 老 は 伝 戒 講 戒 の 場 を 借 り 台 湾 仏 教 の 生 態 を 改 革 しようと 考 えていた いきおい 比 丘 以 外 にも 比 丘 尼 の 協 力 が 必 要 であった 天 乙 法 師 は 台 湾 仏 教 の 転 換 期 で 重 要 な 位 置 を 占 め ている ( 六 ) 台 湾 仏 教 転 換 期 を 駆 け 抜 けた 比 丘 尼 56 天 乙 法 師 天 乙 法 師 ( )は 日 本 の 東 京 にある 昭 和 大 学 文 学 部 を 卒 業 し 1947 年 日 本 より 帰 国 し 東 山 寺 で 得 度 した 円 融 を 師 とし 法 名 は 院 儀 字 号 を 天 乙 とした 円 頂 後 は 東 山 寺 の 住 職 となった 1953 年 ( 民 国 42 年 )に 至 り 台 南 大 仙 寺 で 三 壇 大 戒 を 受 けた 天 乙 法 師 の 法 相 ( 香 光 尼 僧 団 資 料 写 真 ) 54 白 公 上 人 光 寿 録 p 東 山 寺 伝 戒 会 編 護 国 千 仏 大 戒 同 戒 録 ( 屏 東 : 東 山 寺 1957 年 )p 釈 見 曄 編 著 釈 自 鑰 校 訂 走 過 台 湾 仏 教 転 型 期 的 比 丘 尼 : 釈 天 乙 ( 台 北 : 中 天 1999 年 )pp

21 保 守 的 閉 鎖 的 で 男 女 の 社 会 的 地 位 の 格 差 がきわめて 大 きかった 時 期 において また 台 湾 仏 教 が 僧 俗 の 区 分 が 不 明 瞭 な 日 本 式 斎 教 式 仏 教 から 中 国 大 陸 式 の 仏 教 に 移 行 する 時 代 にお いて 天 乙 法 師 はその 独 特 な 見 解 と 確 固 たる 信 念 でもって 比 丘 尼 たちの 自 覚 を 強 く 引 き 起 こ した そして 仏 教 界 と 社 会 の 大 衆 に 向 かって 正 法 を 住 持 する 責 任 は 男 女 衆 で 分 けられるもので はない と 宣 言 した 彼 女 は 比 丘 尼 の 仏 教 に 対 する 責 任 の 識 見 と 観 点 を 強 調 し 尼 衆 の 生 活 理 念 を 正 し 尼 衆 の 新 たな 形 態 を 創 造 した さらに 後 の 台 湾 比 丘 尼 の 生 活 形 態 にも 影 響 を 与 え 香 光 尼 衆 団 を 設 立 する 悟 因 法 師 も 彼 女 に 学 び 彼 女 は 深 く 啓 発 されることとなった 天 乙 法 師 が 初 めて 戒 場 で 引 賛 師 を 担 当 したのは 1954 年 当 時 彼 女 はまだ 31 歳 であった こ れ 以 後 1976 年 龍 湖 庵 伝 三 壇 大 戒 まで 彼 女 が 戒 場 で 果 たした 役 割 は 引 賛 口 訳 であり 最 初 は 流 暢 なものではなかったが 次 第 に 白 聖 長 老 に 代 わって 戒 の 講 義 を 行 うまでになった 初 期 においては 比 丘 が 比 丘 尼 に 戒 を 講 義 していたので 戒 律 の 細 かい 部 分 においてはばかる 所 がとても 多 く 率 直 な 意 見 を 言 うことができなかった 天 乙 は 女 衆 の 身 分 で 比 丘 尼 に 戒 を 講 義 したので 比 丘 が 戒 を 講 ずる 限 界 を 打 ち 破 ることができた 彼 女 は 機 会 があれば 比 丘 尼 を 教 導 し 戒 を 受 けることを 是 認 するという 意 義 を 把 握 しており 女 衆 の 出 家 があってもよいと いう 観 念 や 儀 態 を 確 立 し あわせて 女 衆 の 弊 習 や 台 湾 仏 教 独 特 の 寺 院 中 における 男 女 同 居 などの 弊 害 について 大 いに 改 革 を 行 った 天 乙 法 師 の 戒 壇 への 参 与 は 白 聖 長 老 が 当 時 の 台 湾 仏 教 の 菜 姑 を 比 丘 尼 へと 至 らせる 過 渡 の 助 けとなったばかりではなく 比 丘 尼 衆 を 全 国 民 的 な 知 識 が 普 及 した 社 会 潮 流 に 対 応 させたのである 悟 因 法 師 57( 天 乙 法 師 の 弟 子 中 国 仏 教 三 蔵 学 院 卒 )は 次 のように 言 った 初 期 の 仏 教 経 典 には 女 性 には 五 不 能 八 十 四 態 等 があり 女 性 の 出 家 は 正 法 の 期 間 を 500 年 減 少 さ せたと 思 われる 私 の 上 人 である 天 乙 和 尚 尼 は これとは 異 なる 観 点 を 呈 示 した 彼 女 は あ る 欠 点 というのは もとより 人 格 の 暗 部 がはっきりと 現 れ 出 たものであるが ただそれは 個 人 をしばる 呪 いの 言 葉 のみならず 話 す 者 聴 く 者 をして 呪 いの 言 葉 の 泥 沼 の 中 に 陥 れるもので ある と 考 えた 歴 史 的 な 見 方 によれば 上 人 の 精 神 の 貴 ぶべきは 彼 女 が 台 湾 仏 教 の 転 換 期 に 伝 戒 寺 院 管 理 に 参 与 した 時 僧 尼 の 中 で 声 を 上 げたことにある 比 丘 尼 の 身 分 を 以 57 現 任 の 香 光 尼 僧 団 方 丈 香 光 尼 衆 仏 学 院 院 長 法 師 は 若 くして 出 家 し 学 を 白 聖 長 老 天 乙 法 師 明 宗 法 師 に 授 かった 台 湾 尼 僧 伽 教 育 及 び 仏 教 教 育 の 先 駆 者 の 一 人 である 79

22 て 社 会 に 参 与 し 仏 教 に 身 を 投 じ 尼 衆 を 率 い 台 湾 仏 教 の 比 丘 尼 のために 模 範 を 打 ち 立 て たのである ( 七 ) 正 法 久 住 の 責 任 は 比 丘 比 丘 尼 を 分 けるものではない 悟 因 法 師 は 白 聖 長 老 の 言 葉 を 追 憶 し 民 国 41 年 ( 陽 暦 42 年 初 ) 初 めて 式 に 従 い 法 に 準 じて 大 仙 寺 で 三 壇 の 大 戒 を 行 って 以 来 数 多 くの 斎 姑 が 剃 髪 して 比 丘 尼 の 姿 と なったが 必 ずしも 以 前 のように 完 全 に 唐 山 へ 寄 戒 し それで 初 めて 戒 を 受 けられるというような 状 況 ではなか った これは 白 聖 長 老 が 台 湾 比 丘 尼 を 成 就 したのである ただ 女 衆 の 生 活 と 修 行 はなお 女 衆 の 世 話 と 指 導 によ るべきであり 彼 はこの 一 原 則 尼 衆 は 尼 衆 によって 白 聖 長 老 と 尼 衆 学 僧 ( 香 光 尼 僧 団 資 料 写 真 ) 指 導 される を 強 調 し 貫 徹 した これによって 戒 堂 において 例 を 破 って 引 賛 を 設 置 し 尼 衆 に 新 戒 を 指 導 した 彼 はいつも 尼 衆 に 対 して 八 敬 法 を 行 い 比 丘 僧 団 を 尊 重 せねばならないと 述 べたが 尼 衆 自 身 もまた 発 奮 して 成 長 をはからね ばならない 正 法 が 久 住 する 責 任 は 比 丘 比 丘 尼 に 分 かたれるものではないからである と 述 べた 年 台 湾 政 府 が 戒 厳 令 を 解 き 台 湾 社 会 の 転 換 を 宣 言 したことにより 仏 教 の 思 想 文 化 組 織 活 動 もまた 多 元 化 活 発 化 した 社 会 の 急 速 な 変 化 に 伴 い 台 湾 の 尼 衆 は 仏 教 の 近 代 化 ということについても 自 覚 するところがあり 仏 教 界 の 長 老 による 指 導 や 自 らに 対 す る 期 待 の 下 で 三 宝 の 深 恩 にそむかず ついには 台 湾 比 丘 尼 の 世 界 を 展 開 していくことになる のである 四 現 代 台 湾 仏 教 における 尼 僧 の 戒 律 施 行 について 本 節 では 清 涼 山 義 德 寺 南 林 尼 僧 苑 仏 教 弘 誓 學 院 及 び 香 光 尼 僧 団 を 含 む 比 丘 尼 僧 団 を 例 として 戒 律 施 行 の 特 色 について 検 討 する 58 釈 悟 因 青 山 常 在 法 水 常 流 憶 師 公 以 及 那 段 曾 経 親 炙 的 日 子 白 聖 長 老 紀 念 会 編, 白 聖 長 老 円 寂 紀 念 集 ( 台 北 : 白 聖 長 老 紀 念 会 1997 年 )pp

23 ( 一 ) 事 例 : 義 徳 寺 59 南 山 律 により 比 丘 尼 戒 を 如 法 伝 授 する 義 徳 寺 の 一 大 特 色 としては 2002 年 より 住 職 の 招 安 和 尚 尼 の 下 二 年 毎 に 比 丘 尼 具 足 大 戒 を 授 けるということ が 挙 げられる 如 法 に 比 丘 尼 戒 を 授 け 三 条 件 を 具 足 することを 強 調 してい る その 三 条 件 とは 1 戒 師 如 法 2 戒 壇 如 法 3 戒 子 如 法 60である また 比 丘 尼 は 二 部 僧 受 戒 を 必 須 とする 清 涼 山 義 徳 寺 ( 撮 影 : 蔡 華 松 ) ことも 強 調 している しかし 如 法 とは 何 なのだろうか 義 徳 寺 で 施 行 されている 儀 軌 は 唐 朝 の 道 宣 律 師 ( )の 南 山 律 を 基 準 としている 1. 戒 師 如 法 律 では 和 尚 及 び 二 名 の 阿 闍 黎 が 定 められており これは 必 ず 如 法 にせね ばならない 七 名 の 尊 証 師 も みな 清 浄 にして 戒 律 に 通 暁 していなくてはな らない 61 僧 部 十 師 及 び 尼 部 十 師 もまた みな 戒 を 持 すること 清 浄 で なおかつ 戒 律 の 止 持 作 持 に 通 暁 している 2006 年 義 徳 寺 伝 授 比 丘 尼 具 足 大 戒 戒 師 如 法 ( 撮 影 : 蔡 華 松 ) 59 台 湾 内 政 部 では 財 団 法 人 台 湾 省 嘉 義 県 義 徳 寺 として 登 記 されており 組 織 型 態 は 理 事 会 制 で 主 に 釈 迦 牟 尼 仏 を 祀 る 義 徳 寺 は 嘉 義 市 の 義 徳 仏 堂 にはじまり 1974 年 紹 安 和 尚 尼 が 嘉 義 県 番 路 鄉 仁 義 潭 畔 に 遷 って 建 てた 印 順 長 老 に 清 涼 山 という 題 を 賜 り 1982 年 に 落 成 した 60 参 考 : 義 徳 寺 公 式 ウェブサイト 義 徳 寺 沿 革 61 随 機 羯 磨 諸 戒 受 法 篇 所 引 毗 尼 母 論 81

24 義 徳 寺 では 尼 部 十 師 如 法 条 件 として かつて 式 叉 尼 戒 を 受 け 法 を 二 年 間 学 んだこと 二 部 僧 に 具 足 戒 を 受 けたこと 夏 臘 を 満 たしていることを 特 に 強 調 している さらに 注 目 すべきことには 義 徳 寺 では 尼 僧 が かつて 式 叉 尼 戒 を 受 け 法 を 二 年 間 学 んだ こと 二 部 僧 に 具 足 戒 を 受 けたこと ということを 堅 持 しており ここ 数 十 年 の 台 湾 におけ る 伝 戒 の 尼 僧 は 僅 かに 沙 弥 尼 を 受 し 未 だ 式 叉 尼 戒 を 受 け 法 を 学 ぶこと 二 年 ならず 及 び 僅 かに 一 部 の 僧 中 に 於 いて 具 足 戒 を 受 く という 習 慣 的 作 法 とは 異 なっている 義 徳 寺 の 甘 露 戒 壇 の 大 きさや 数 などは 唐 道 宣 律 師 の 関 中 創 立 戒 壇 図 経 に 従 って 建 てられる 2. 戒 壇 如 法 四 分 律 刪 随 機 羯 磨 によれば 先 に 戒 場 界 を 結 し さらに 大 界 を 結 す 62 如 法 に 結 界 を 成 就 させる とは 羯 磨 法 によって 依 憑 する 所 を 形 作 るのである 伝 戒 の 前 に 比 丘 衆 は 寺 において 戒 場 の 界 を 結 し( 二 部 僧 戒 壇 結 界 ) 僧 大 界 を 結 した 後 比 丘 尼 衆 はまた 二 部 僧 戒 壇 の 上 で 重 ねて 界 を 結 す 63 如 法 なる 結 界 の 戒 会 比 丘 が 二 部 僧 戒 壇 結 界 を 作 った 後 比 丘 尼 衆 はまたそこで 重 ねて 界 を 結 す 内 容 や 次 第 については 複 雑 な 規 定 があるのである 写 真 では 戒 師 戒 子 が 戒 場 界 の 甘 露 戒 壇 外 で 結 界 している ( 撮 影 : 蔡 華 松 ) 3. 戒 子 如 法 の 五 つの 条 件 64 (1) 是 人 道 (2) 諸 根 具 足 ( 身 体 五 官 に 瑕 疵 がないこと) (3) 身 器 清 浄 : 事 前 に 五 八 十 戒 ( 及 び 式 叉 尼 戒 )を 受 けた 時 重 戒 を 破 っていないこと なおかつ 十 三 重 難 65 十 六 軽 遮 66が 62 まず 比 丘 衆 が 僧 部 の 結 界 を 作 る 次 の 日 に 戒 を 常 住 させ 先 にもともと 結 していた 所 の 浄 地 大 界 戒 場 を 解 き 戒 を 常 住 させて 自 然 界 を 作 る その 後 尼 部 本 法 堂 内 で 先 に 尼 部 本 法 によって 戒 場 界 を 結 し ついで 戒 場 の 外 に 出 て 有 戒 場 大 界 を 結 す この 時 の 有 戒 場 大 界 には 大 界 外 相 と 大 界 内 相 の 区 分 がある 次 に 尼 部 戒 場 に 出 て 大 界 相 内 に 至 り 大 界 を 結 し 最 後 に 再 び 浄 地 に 結 す 63 四 分 律 刪 補 随 機 羯 磨 疏 諸 戒 受 法 篇 によれば 二 部 僧 が 尼 に 具 足 戒 の 戒 壇 で 授 け 僧 尼 二 衆 はみ な そこで 界 を 結 せねばならない この 二 部 僧 授 戒 の 法 は 僧 尼 二 部 が 共 同 して 稟 持 するものであ るので 僧 尼 がみな 結 界 せねばならないのである さらに 僧 尼 は 同 法 であるので 僧 衆 が 結 界 し た 後 尼 衆 が 再 び 結 する 時 には 必 ず 重 ねて 界 を 結 せねばならないが これもまた 界 相 が 同 じで なければならず たがいに 交 叉 することができない 四 分 律 刪 補 随 機 羯 磨 疏 済 縁 記 巻 3 には 初 立 理 雖 下 引 證 諸 律 聽 者 即 是 善 見 及 下 五 百 問 彼 云 僧 尼 重 結 得 不 得 相 叉 謂 界 相 須 等 準 非 同 法 雖 叉 無 害 (X41, no. 728, p. 283, c15-17)とある 64 随 機 羯 磨 諸 戒 受 法 篇 受 戒 五 縁 によれば 受 者 は 五 種 の 条 件 を 満 たしてはじめて 具 足 戒 を 受 けることができる 82

25 無 いこと (4) 出 家 の 形 相 ( 出 家 剃 髮 染 衣 )を 具 足 していること (5) 得 少 分 法 : 比 丘 尼 戒 を 受 けようとするには すでに 沙 弥 尼 戒 及 び 滿 二 夏 の 式 叉 尼 戒 を 受 けていることが 必 須 である 4. 儀 軌 授 受 如 法 律 制 によれば 尼 衆 戒 子 たちは 先 に 尼 部 本 法 壇 に 登 り 本 法 を 受 け その 後 尼 部 十 師 がこれら 本 法 尼 を 携 え 同 日 のうちに 僧 部 戒 壇 に 至 り 僧 尼 合 計 二 十 師 の 前 で 比 丘 尼 具 足 大 戒 を 受 ける 2006 年 義 德 寺 傳 授 比 丘 尼 具 足 大 戒 10 月 30 日 戒 子 は 尼 部 本 法 壇 に 登 り 本 法 を 受 ける ( 撮 影 : 蔡 華 松 ) 律 制 により 本 法 尼 は 三 人 ごとに 二 部 僧 具 足 壇 に 登 る 前 方 の 座 上 は 僧 部 十 師 左 右 は 尼 部 十 師 である ( 撮 影 : 蔡 華 松 ) 如 法 とは 何 なのか 仏 陀 の 制 した 所 である また 祖 師 の 立 つる 所 とは?インド 式 中 国 式 日 本 式 なのか はたまた? 義 徳 寺 が 伝 戒 において 依 拠 するのは 中 国 唐 朝 の 道 宣 律 師 の 南 山 律 である 道 宣 律 師 は 626 年 から 645 年 の 間 前 後 して 四 分 律 刪 繁 補 闕 行 事 鈔 四 分 律 拾 毘 尼 義 鈔 四 分 律 刪 補 随 機 羯 磨 疏 四 分 律 注 戒 本 疏 比 丘 尼 鈔 等 五 書 を 撰 述 した これが 南 山 律 宗 の 五 大 部 疏 鈔 である 道 宣 律 師 は 終 南 山 で 戒 壇 を 創 設 し 仏 教 の 受 戒 儀 式 を 制 定 した 十 三 重 難..(1) 辺 罪 難 (2) 犯 比 丘 尼 (3) 曾 盗 聴 比 丘 ( 尼 ) 之 説 戒 羯 磨 詐 称 為 比 丘 ( 尼 ) 者 (4) 学 仏 志 性 無 定 (5) 黄 門 五 種 不 男 (6) 殺 父 (7) 殺 母 (8) 殺 阿 羅 漢 (9) 破 僧 (10) 出 仏 身 血 (11) 非 人 難 (12) 畜 生 難 (13) 具 男 女 双 性 十 六 軽 遮..(1) 不 知 自 己 之 名 (2) 不 知 和 尚 之 名 (3) 年 不 満 二 十 (4) 不 具 三 衣 (5) 不 具 (6) 父 不 聴 ( 允 許 ) 者 (7) 母 不 聴 者 (8) 負 債 人 (9) 為 他 人 奴 者 (10) 為 官 人 者 (11) 非 為 男 子 者 (12) 身 患 癩 病 (13) 身 患 癰 疽 (14) 有 白 癩 者 (15) 有 乾 痟 者 (16) 顛 狂 病 人 83

26 義 徳 寺 における 伝 戒 の 特 色 は 尼 僧 はまず 必 ず 式 叉 尼 戒 を 受 けて 法 を 学 ぶこと 二 年 ということ および 二 部 僧 中 に 於 いて 具 足 戒 を 受 く ということである 67 ( 二 ) 事 例 : 南 林 尼 僧 苑 以 戒 為 師 軽 重 等 持 : 毘 尼 藏 とは 仏 法 寿 である 南 林 尼 僧 苑 ( 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 1982 年 広 化 律 師 道 海 律 師 によって 女 衆 は 如 法 に 出 家 し 次 第 によって 受 戒 すること の 重 要 性 が 提 示 され 四 名 の 比 丘 尼 が 南 投 県 に 茅 蓬 南 林 精 舍 を 建 てて 静 修 し 戒 によって 行 持 した 道 風 が 清 らかであったので 人 衆 は 徐 々に 増 えていった そのため 僧 団 学 院 が 建 てられ 戒 を 以 て 師 と 為 し 律 を 以 て 身 を 厳 にす というように 律 によって 平 和 に 共 同 生 活 を 営 んだ 2002 年 現 在 の 場 所 に 移 り 南 林 尼 僧 苑 が 建 てられた この 尼 僧 苑 の 南 林 出 版 社 は 南 林 仏 学 院 の 教 科 書 律 学 叢 書 律 学 書 の 翻 訳 を 編 集 し 出 版 している また 図 書 館 を 設 立 し 資 料 が 完 備 された 律 学 資 料 庫 も 備 えている 67 台 湾 における 伝 戒 は 数 十 年 である 尼 僧 は 僅 かに 沙 彌 尼 戒 を 受 けるだけで 未 だ 式 叉 尼 戒 を 受 けず また 学 法 二 年 を 要 求 されず 早 期 には 多 く 一 部 僧 中 受 具 足 戒 であり 徐 々に 二 部 僧 中 受 具 足 戒 となりつつある 68 参 考 : 中 華 民 内 政 部 全 国 宗 教 資 訊 系 統 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイト 69 善 見 律 毘 尼 藏 者 是 佛 法 壽 毘 尼 藏 住 佛 法 亦 住 仏 説 遺 教 経 にも 云 う 自 今 以 後 我 諸 弟 子 展 轉 行 之 則 是 如 來 法 身 常 住 而 不 滅 也 84

27 南 林 尼 僧 苑 には 整 備 された 尼 僧 伽 学 院 もあり 開 設 されてい る 課 程 は 戒 律 学 および 浄 土 法 門 を 主 としている 実 際 には 僧 伽 の 日 常 行 事 を 借 り 師 徒 相 い 摂 するが 如 く また 如 法 に 出 家 し 受 戒 し 説 戒 安 居 自 尼 衆 は 律 によって 和 合 共 住 する 70 ( 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 恣 等 によって 尼 僧 を 養 成 している 住 職 の 惟 俊 和 尚 尼 恪 遵 仏 瑩 長 老 尼 は 四 分 比 丘 尼 戒 本 註 解 を 律 を 学 ぶその 入 門 とし 毘 尼 藏 とは 是 れ 仏 法 寿 なり の 信 念 を 持 ち 広 化 律 師 の 教 授 の 下 尼 衆 に 四 分 律 の 次 第 によって 沙 弥 尼 戒 式 叉 摩 那 法 ( 満 二 年 不 犯 )を 受 けさせ 後 二 部 僧 中 において 比 丘 尼 具 足 戒 を 受 けさせている 南 林 では 比 丘 尼 八 敬 法 を 堅 く 奉 ずる 71 善 見 には 次 のような 言 葉 がある 由 度 尼 故 正 法 減 半 若 行 八 敬 還 滿 千 年 と 72 南 林 は 現 代 の 尼 衆 が 八 敬 法 の 廃 止 を 提 唱 しているが それは 正 法 が 滅 ぶこ とを 招 く 原 因 になると 批 判 している もし 僧 尼 が 協 力 して 八 敬 法 を 行 うことがなけれ ば 尼 衆 はいかにして 比 丘 尼 戒 を 受 ければ 良 いのか 二 篇 罪 を 犯 した 場 合 また 如 何 比 丘 尼 八 敬 法 を 奉 じ 比 丘 僧 に 廣 教 誡 を 請 う 具 德 上 座 比 丘 は まず 比 丘 尼 衆 に 八 敬 法 を 教 誡 し それ からその 他 の 法 義 を 開 示 する ( 写 真 は 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 年 現 在 の 人 数 は 比 丘 尼 44 人 式 叉 摩 那 12 人 沙 弥 尼 6 人 浄 人 5 人 である 71 八 敬 法 は 比 丘 尼 が 比 丘 を 敬 重 すべき 八 項 の 規 定 である 第 一 雖 百 臘 比 丘 尼 見 初 受 戒 比 丘 應 起 迎 禮 拜 問 訊 請 令 坐 第 二 不 得 罵 謗 比 丘 第 三 不 得 擧 比 丘 罪 説 其 過 失 比 丘 得 説 尼 過 第 四 應 在 大 僧 中 求 受 大 戒 第 五 若 犯 僧 殘 應 在 二 部 僧 中 行 半 月 摩 那 埵 然 後 再 出 罪 第 六 應 半 月 半 月 向 僧 中 求 敎 授 人 第 七 不 得 在 無 比 丘 處 夏 安 居 第 八 安 居 竟 應 詣 比 丘 僧 中 求 三 事 見 聞 疑 自 恣 72 四 分 律 含 注 戒 本 疏 行 宗 記 巻 4 (X40, no. 714, p. 97, b1-3) 85

28 に 出 罪 するのか 善 を 生 じ( 受 戒 ) 悪 を 滅 す( 懺 悔 )ことなくして 正 法 はどのようにして 不 滅 であることができようか 仏 陀 は 尼 衆 を 教 え 誡 める 責 任 を 比 丘 に 託 した そして 広 教 誡 73の 請 う 所 の 者 は すなわち 二 部 の 広 律 に 通 じた 第 五 種 律 師 であった 南 林 は 2012 年 2 月 13 日 に 最 初 の 広 教 誡 を 行 った 比 丘 尼 は もし 教 授 が 来 たのを 聞 けば 半 由 旬 で 迎 えに 出 よ 寺 内 において 供 給 されるべきものは 洗 面 具 そして 羹 粥 飯 食 果 蓏 の 如 きものであり これを 以 て 供 養 する 74 南 林 の 尼 僧 苑 は 八 敬 法 広 教 誡 とは 正 法 を 久 住 せしめる ためのものであると 信 じている 南 林 尼 僧 苑 は 護 僧 について 以 下 の 如 く 指 摘 する 護 僧 とは 僧 団 を 護 持 し 仏 法 を 護 持 するということである それは 2012 年 2 月 13 日 果 清 律 師 が 初 めて 南 林 廣 教 誡 に 臨 む ( 写 真 は 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 単 純 に 僧 団 の 必 需 品 を 供 養 する( 供 僧 ) だけでなく 更 に 僧 衆 の 修 行 生 活 中 での 各 種 護 持 を 給 与 し 僧 人 が 浄 戒 を 持 する ことを 護 持 し 正 法 が 長 く 止 まり 衆 生 を 利 益 させるという 事 業 を 共 に 負 担 し 僧 団 がよりよく 功 能 を 発 揮 できるように させるということを 含 むものである これによって 尼 僧 苑 は 在 家 信 者 を 積 極 的 に 教 育 する 在 家 信 者 は この 教 育 で 三 宝 を 敬 い 僧 伽 の 養 成 並 びに 供 僧 作 南 林 尼 僧 苑 ( 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 73 尼 が 比 丘 に 教 授 を 乞 うのには 広 略 二 法 がある 広 法 : 受 尼 僧 請 後 比 丘 僧 中 差 具 德 上 座 往 尼 僧 寺 中 教 誡 比 丘 尼 略 法 : 尼 僧 遣 人 來 請 比 丘 僧 中 無 堪 能 教 授 比 丘 尼 者 上 座 即 應 作 略 教 誡 法 告 囑 授 人 云 : 此 衆 無 堪 教 授 師 雖 然 上 座 有 敕 敕 諸 尼 衆 精 勤 行 道 謹 慎 莫 放 逸 74 四 分 律 巻 29 (T22, no. 1428, p. 765, b24-26) 86

29 務 不 持 金 錢 戒 75 過 午 不 食 一 坐 食 不 菜 等 実 際 の 日 常 生 活 における 必 然 的 な 行 動 のうち に 如 何 によく 如 法 如 律 に 僧 を 護 持 するかを 理 解 するのである 南 林 尼 僧 苑 は 中 国 伝 統 の 僧 服 の 様 式 や 色 を 改 めた インドで 撰 述 された 四 分 律 の 描 写 に 従 って 縫 製 し あるいは 裙 を 穿 いて 褲 を 穿 かない などである 南 林 の 尼 僧 の 衣 服 は 南 伝 の 僧 服 に 似 ているが まさか 南 伝 の 声 聞 乗 の 道 場 なのだろうか? それは 違 う 南 林 尼 僧 苑 の 僧 団 宗 旨 は 菩 薩 三 聚 浄 戒 によって 解 行 双 到 普 利 群 生 を 願 う 菩 薩 比 丘 尼 僧 団 であり 76 仏 種 を 盛 んにし 77 正 法 を 永 久 に 世 にとどめ 78 仏 法 を 広 め 人 々を 幸 福 に 導 く というものである 79 僧 団 の 宗 旨 と その 他 の 関 連 する 資 料 によれば 別 解 脱 戒 菩 薩 三 聚 淨 戒 一 乘 戒 として 正 法 を 三 宝 のマーク 南 林 尼 僧 苑 の 精 神 的 象 徴 である 蓮 華 は 華 蔵 海 衆 が 極 楽 に 帰 すことを 示 す ( 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 永 くとどめ 儒 学 及 び 仏 学 持 戒 念 佛 往 生 極 樂 素 食 などを 強 調 しており ゆえに 漢 伝 の 色 合 いを 持 つ 菩 薩 比 丘 尼 僧 団 であることは 明 らかである 南 林 尼 僧 苑 は 中 国 の 南 山 律 を 受 け 継 いではいるが また 復 古 ( 仏 制 )によって 革 新 ( 南 山 律 )するという 特 色 を 示 してい る 南 林 尼 僧 苑 は 中 国 唐 朝 の 道 宣 律 師 の 南 山 律 を 採 用 しているが いくつかの 面 においては 中 国 や 台 湾 仏 教 の 伝 統 的 作 法 を 改 めている 例 えば 広 教 誡 を 推 進 していること 比 丘 尼 八 敬 法 を 奉 じていること 僧 服 の 様 式 や 色 を 改 めていること インド 撰 述 の 四 分 律 の 記 述 に 従 って 縫 製 していること 裙 を 穿 いて 褲 を 穿 かないことなどである 僧 伽 は 自 ら 金 銭 を 所 持 せず また 他 人 に 自 分 のために 金 銭 に 触 れさせて 儲 蓄 させない 信 徒 が 供 養 した 金 銭 は 執 事 人 によって 管 理 される 僧 団 宗 旨 ( 一 ) 僧 団 宗 旨 ( 二 ): 仏 種 を 紹 隆 する 菩 薩 比 丘 尼 僧 団 自 治 清 浄 和 合 安 楽 の 清 流 を 永 続 させる 僧 団 宗 旨 ( 三 ): 正 法 久 住 させる 道 宣 律 祖 の 学 信 得 道 正 法 久 住 という 学 宗 を 秉 持 し 如 来 戒 蔵 道 俗 別 解 脱 戒 菩 薩 三 聚 浄 戒 ないし 如 来 の 一 乗 円 極 妙 戒 を 体 証 する 僧 団 宗 旨 ( 四 ): 仏 法 を 弘 揚 し 群 衆 を 福 利 する 儒 学 及 び 仏 学 によって 社 会 風 気 を 改 善 し 深 く 因 果 を 信 じ 持 戒 念 仏 し 最 後 には 極 楽 に 往 生 し 無 生 法 忍 に 巧 入 するように 導 く 87

30 南 林 尼 僧 苑 は 毘 尼 藏 者 是 佛 法 壽 という 立 場 をとり 戒 律 の 態 度 上 では 以 戒 為 師 輕 重 等 持 と 言 うことができる 附 録 : 南 林 尼 僧 苑 の 護 僧 に 関 する 教 学 案 を 以 下 に 数 例 示 す 80 護 僧 教 学 の 事 例 1: 師 と 外 出 した 時 の 朝 食 甲 : 来 週 月 曜 日 早 朝 四 時 に 私 は 師 に 従 って 外 出 するのだが その 際 私 は 師 らに 台 中 で 最 も 有 名 なおにぎりを 食 べてもらい それに 米 漿 を 添 えようかと 考 えている すなわち 車 内 で 朝 食 をとることになるのだが これは 便 利 でまた 栄 養 にも 優 れている 乙 : 僧 伽 ではもともと 日 中 には 一 食 である 朝 食 は 方 便 の 食 事 に 過 ぎない ゆえに 朝 食 には 例 えば 飯 ( 米 小 麦 うるち 米 ハトムギなどの 穀 類 を 炊 いて 作 った 飯 )はよくない 必 ず 粥 麺 甘 いものなど(パン マントウ パオツ ピンの 類 )が 栄 養 的 にもよく あっさりしており 消 化 もしやすいという 原 則 に 一 致 するので これらが 理 想 である 甲 :では 私 はサンドイッチを 作 ろう そしてそれを 師 の 座 席 の 近 くに 置 く もし 師 が 空 腹 にな れば 自 分 で 食 べられるように これはいいのか? 乙 : 師 は 自 分 でとって 食 べることはできない 必 ず 居 士 の 授 食 が 必 要 であり( 親 手 供 養 ) 師 はこのようにして 初 めて 食 事 ができる 甲 :ああ それはどの 食 物 果 物 や 飲 み 物 も 含 ま れるのか? もしそうなら 私 が 食 べ 物 を 車 に 持 っていった 際 師 たちに 先 に 授 食 すること を 覚 えておかねばならない 乙 :それもだめだ 日 が 沈 む 前 に 師 は 食 べ 物 を 居 士 に 授 食 ( 手 ずから 供 養 )されている 食 物 僧 人 はそうして 初 めて 口 にすることが できる ( 写 真 は 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) 持 つことはできない 時 間 には 注 意 しなさい 正 午 を 過 ぎれば 師 は 食 事 ができなくな る 81 この 点 には 注 意 が 必 要 である 80 参 考 : 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイト 81 時 食 は また 時 薬 にも 作 る これは 仏 陀 が 僧 人 に 許 した 早 朝 夜 が 明 けてから 正 午 にいた るまでに 食 することができる 食 物 の 種 類 である 88

31 甲 :またもう 一 つ 車 がある 休 憩 所 を 過 ぎた 時 に もしそこで 停 車 して 当 地 の 名 産 の 何 某 か を 師 に 買 ってくるのは 食 後 のおやつになり これはよいことであると 思 うが 乙 :ただ 一 食 中 の 供 養 であれば 当 然 大 丈 夫 である ただし もし 師 がすでに 満 腹 になり 座 を 起 っていれば もし 時 間 が 正 午 を 過 ぎていなくても 何 も 口 にすることはできない 護 僧 教 学 の 事 例 2: 現 金 で 供 養 物 を 立 て 替 える 甲 : 私 は 服 を 買 いたいが 僧 服 の 規 格 と 作 り 方 を 知 らない 現 金 で 立 て 替 えるのはいいのか? 乙 : 師 は 現 金 を 受 けとれない 甲 :ではどうすれば? 乙 :あなたの 意 思 を 師 に 伝 え あわせて 師 にどの 人 があなたが 衣 服 を 購 入 することを 助 けてく れるのか 尋 ねればよい 師 はもし 必 要 があれば 人 を 捜 して 相 談 し その 人 が あなたが ほしい 服 をかわりに 買 ってきてくれるように 頼 むだろう 護 僧 教 学 の 事 例 3:いかによく 金 銭 戒 を 守 るか 甲 : 多 くの 居 士 が 師 が 金 銭 を 持 てないこ とを 知 らない 彼 らがいったん 供 養 す ることを 思 い 立 つと それを 聞 いた 師 は 言 うのである 私 はお 金 を 受 け 取 れない と このような 時 私 はいつ も 何 をすればいいのかわからない 以 前 には 師 が 遠 慮 しているのだと 思 い 強 引 に 金 銭 を 渡 そうとした 者 もいた 私 はすばやく 進 み 出 て 言 った 師 は 金 銀 を 持 たずに 必 要 とするところを 得 る 82 ( 南 林 尼 僧 苑 ウェブサイトより 転 載 ) お 金 を 受 け 取 れませんので 私 が 受 け 取 りましょう と そのあと 師 は 私 に 言 った 私 が あのようにしたことによって 人 を 誤 らせてしまった 私 自 身 が 受 けないのなら 別 人 を 探 82 居 士 は 供 養 の 意 思 を 僧 人 に 伝 え そして 僧 人 にどの 浄 人 が 処 理 の 手 助 けをしてくれるのか 尋 ねる 居 士 は 金 銭 を 浄 人 に 支 払 い もし 僧 人 が 必 要 になれば 浄 人 と 相 談 し 必 要 となった 衣 物 を 代 わ りに 買 ってくるように 頼 むのである 89

32 して 受 け 取 らせればよいのだと 思 うだろう またそのようでなければ 譏 りをうけるであ ろう 乙 : 師 は 戒 をまもるために 必 ずこのようにしなければならない 出 世 の 法 財 は 保 たれている のである 甲 : もしまたこのようなことになったら 私 はどうすればよいのだろうか 乙 : 状 況 を 見 て 決 めればよい もし 相 手 が 師 が 金 銭 を 受 け 取 れないことによって 供 養 する 気 持 ちをなくし 金 銭 を 戻 せば それはそれで 済 む もし 居 士 が 師 に 誰 か 法 師 のために 物 品 の 供 養 を 処 理 する 人 はいないか と 尋 ね 師 がもし 誰 々が 処 理 できる といえば 居 士 はその 人 を 探 しに 行 くであろう もし 処 理 できる 人 がいない といえば その 時 は あなたが 再 び 勇 気 をだして 浄 人 になることを 願 い 出 ればよい もし 居 士 が 信 頼 して 僧 伽 に 供 養 する 財 物 をあなたに 渡 せばあなたが 受 け 取 り 状 況 を 見 て 必 需 品 を 購 入 し 僧 伽 に 供 養 すればよい このように 一 面 では 居 士 が 清 らかな 気 持 ちで 如 法 に 三 宝 を 供 養 するとい う 功 徳 を 完 成 させ また 出 家 者 が 必 需 品 を 得 ることができ 金 銭 で 交 易 する 経 済 生 活 に 入 らず 清 らかに 修 行 に 専 心 できるのである ( 三 ) 事 例 : 仏 教 弘 誓 学 院 戒 律 と 倫 理 学 の 近 代 化 本 文 の 事 例 ( 二 )における 南 林 尼 僧 苑 が かたく 八 敬 法 を 行 うという 立 場 にある のに 対 して 仏 教 弘 誓 学 院 の 指 導 者 昭 慧 法 師 は 八 敬 法 非 仏 説 を 主 張 するだ けでなく 八 敬 法 を 排 除 する 宣 言 を 公 表 している 本 文 の 事 例 ( 一 ) 義 徳 寺 が 尼 僧 は 二 部 僧 中 受 具 足 戒 が 必 須 であると いうことを 堅 持 しているのに 対 しても 昭 慧 法 師 は 異 なる 意 見 を 持 っているのである 2001 年 人 間 仏 教 薪 火 相 伝 研 討 会 四 衆 弟 子 八 人 が 台 に 上 り 八 敬 法 の 条 文 を 破 り 捨 てた ( 撮 影 : 釈 見 晋 ) 83 八 敬 法 二 部 僧 受 戒 に 関 して 昭 慧 法 師 は 次 のように 述 べている 83 当 時 見 晋 自 身 もこの 場 に 居 合 わせ この 写 真 も 自 ら 撮 影 した 90

33 仏 陀 がこのように 制 定 したのは 女 衆 に 対 する 護 念 提 携 の 慈 悲 心 に 基 づいたものであるが 後 に 大 男 人 主 義 をとる 比 丘 が ついにこの 法 を 以 て 女 衆 僧 団 の 発 展 を 阻 害 したのである 二 部 僧 受 戒 というようなものは これが 南 伝 蔵 伝 比 丘 尼 の 絶 種 を 導 いた 利 器 で はないかといつも 考 えている つまり 尼 衆 が 新 衆 の 受 戒 を 制 止 することはありえなかっ た なぜなら 尼 衆 たちは 尼 僧 が 世 間 より 消 え 去 ることを 望 まなかったが ただ 比 丘 僧 のみ が 十 人 の 僧 を 組 織 して 女 衆 の 受 戒 資 格 をチェックすることを 拒 む という 方 式 を 採 り 得 たの で 新 衆 は 二 部 受 戒 という 合 法 的 な 順 序 を 経 て 比 丘 尼 になるすべがなくなったのである ここにおいて もといた 成 員 たちは 凋 落 し そして 数 十 年 間 このままにしていたことにより 比 丘 尼 僧 団 は 自 然 に 世 間 より 消 え 去 るに 至 ったのである この 方 法 はもともと 尼 衆 を 助 けると いう 良 い 意 図 を 持 っていたのであるが 変 質 して 尼 衆 を 抑 圧 し 消 滅 においこむ 利 器 となった 千 古 仏 門 における 遺 憾 事 である 84 また 次 のようにも 言 った 仏 陀 が 一 切 戒 を 制 したということは 全 て 正 法 と 梵 行 を 久 住 させるというためであるが 彼 らはその 道 に 背 き 枝 葉 末 節 を 用 いて 言 葉 を 弄 び 世 界 の 半 数 を 梵 行 久 住 できないようにしたのである 85 仏 教 弘 誓 学 院 は 1986 年 に 創 建 され 四 衆 の 弟 子 に 仏 法 の 研 修 を 提 供 している 年 には 僧 伽 学 制 を 増 設 し 仏 学 の 研 究 教 育 も 開 始 した 2006 年 には 玄 奘 大 学 の 認 証 を 得 単 位 が 免 除 されて 学 衆 の 仏 法 の 修 学 が 正 規 の 大 学 教 育 制 度 に 組 み 込 まれることにな 印 順 導 師 の 人 間 仏 教 の 思 想 を 承 け 清 新 簡 素 近 代 的 な 建 築 であり 伝 統 的 な 寺 廟 とは 全 く 異 なるものである 84 訪 談 紀 録 : 関 懐 生 命 協 会 ( 一 ) 談 台 湾 仏 教 与 人 間 仏 教 昭 慧 法 師 訪 問 記 中 央 研 究 院 新 興 宗 教 現 象 及 相 関 問 題 研 究 計 劃 子 計 劃 四 : 解 厳 後 新 興 台 湾 仏 教 教 派 的 理 念 及 其 形 成 原 因 (1998 年 7 月 8 日 ), 訪 談 者 : 楊 恵 南 受 訪 者 : 釈 昭 慧 85 同 上 註 86 創 立 者 院 長 である 性 広 法 師 は 1962 年 生 まれ 祖 籍 は 台 湾 省 嘉 義 市 である 1981 年 二 十 歳 で 汐 止 慈 航 紀 念 堂 で 慧 妙 上 人 の 下 で 剃 髪 し 翌 年 樹 林 海 明 寺 で 受 具 した 2000 年 玄 奘 大 学 宗 教 学 研 究 所 の 修 士 課 程 を 終 えた 2010 年 中 央 大 学 哲 学 研 究 所 の 博 士 となった 出 家 後 印 順 導 師 の 思 想 に 服 し 昭 慧 法 師 に 学 び 護 法 衛 教 運 動 に 従 事 している 91

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