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1 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください 最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います セクション. 割り込み 割り込み ハイライト 本セクションには下記の主要項目を記載しています.1 はじめに ノンマスカブルトラップ 割り込み処理タイミング 割り込み制御 / ステータスレジスタ 割り込みのセットアップ手順 レジスタマップ 関連アプリケーションノート 改訂履歴 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -1

2 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル.1 はじめに Note: dspic33e/pic24e の割り込みコントローラは CPU に対する多数の周辺モジュールからの割り込み要求の中から 最も優先度の高い 1 つの割り込み要求を選択します dspic33e/pic24e 本モジュールは下記の特長を備えます 最大 8 つのプロセッサ例外とソフトウェアトラップ ユーザ選択可能な 7 段階の優先度 最大 254 ベクタの割り込みベクタテーブル (IVT) 割り込みまたは例外要因の各々に一意のベクタ 同一ユーザ指定優先度を持つ要因間の優先順位は自然順序優先度に従う 固定された割り込みエントリとリターンレイテンシ.1.1 割り込みベクタテーブル 図 -1 に示すように IVT はプログラムメモリの 0x から始まります IVT には 254 個のベクタがあり そのうち 8 個はノンマスカブルトラップベクタ 残りは最大 24 個の割り込み要因です 一般的に 各割り込み要因には固有のベクタが割り当てられます 各割り込みベクタは 24 ビット幅のアドレスを格納します 各割り込みベクタ位置に書き込まれた値は 対応する割り込みサービスルーチン (ISR) の開始アドレスを指します 補助フラッシュを備えたデバイスでは 補助フラッシュメモリ内に 1 つの補助割り込みベクタが存在します この割り込みベクタは 補助フラッシュからプログラムを実行している際にトラップまたは有効な割り込みが発生した時に実行される ISR の開始アドレス (24 ビット幅 ) を格納します 補助割り込みベクタが利用可能かどうか およびその格納位置については 各デバイスデータシートの メモリ構成 と 割り込みコントローラ を参照してください.1.2 リセットシーケンス 例外コントローラはリセット処理には関与しないため デバイスリセットは厳密には例外処理ではありません dspic33e/pic24e は リセット時にレジスタをクリアしてプログラムカウンタ (PC) を強制的にゼロに設定した後に 0x からプログラムの実行を開始します ユーザアプリケーションはリセットアドレスに GOTO 命令を書き込む事によって プログラムの実行を適当な起動ルーチンへリダイレクトできます Note: ファミリリファレンスマニュアルの本セクションは デバイスデータシートの補足を目的としています 本セクションの内容は dspic33e/pic24e ファミリの一部のデバイスには対応していません 本書の内容がお客様のご使用になるデバイスに対応しているかどうかは 最新デバイスデータシート内の 割り込み の冒頭に記載している注意書きでご確認ください デバイスデータシートとファミリリファレンスマニュアルの各セクションは マイクロチップ社のウェブサイト ( でご覧になれます IVT の未実装または未使用ベクタ位置には RESET 命令を実行する既定値割り込みハンドラルーチンのアドレスを書き込む必要があります 補助フラッシュを備えたデバイスでは オプションの設定により リセット位置を補助フラッシュに設定する事ができます 補助フラッシュが利用可能かどうかと リセット位置を補助フラッシュに設定する方法については 各デバイスデータシートの メモリ構成 と 特殊機能 を参照してください DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

3 セクション. 割り込み 図 -1: 割り込みベクタテーブル テーブルの下ほど自然順序優先度が低い IVT リセット GOTO 命令 0x リセット GOTO アドレス 0x オシレータ障害トラップベクタ 0x アドレスエラートラップベクタ 0x00000 一般ハードトラップベクタ 0x スタックエラートラップベクタ 0x00000A 算術エラートラップベクタ 0x00000C DMAC エラートラップベクタ 0x00000E 一般ソフトトラップベクタ 0x 予約済み 0x 割り込みベクタ 0 0x 割り込みベクタ 1 0x00001 : : : : : : 割り込みベクタ 52 0x00007C 割り込みベクタ 53 0x00007E 割り込みベクタ 54 0x : : : : : : 割り込みベクタ 11 0x0000FC 割り込みベクタ 117 0x0000FE 割り込みベクタ 118 0x 割り込みベクタ 119 0x 割り込みベクタ 120 0x : : : : 割り込みベクタの詳細は各デバイスデータシート内の 割り込み を参照してください 割り込み 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -3

4 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル.1.3 CPU 優先度ステータス CPU は 1 段階の優先度 (0 ~ 15) で動作できます 割り込みまたはトラップ要因の優先度がその時点の CPU 優先度より高い場合にのみ 例外処理が起動します 周辺モジュールおよび外部の割り込み要因は 優先度 0 ~ 7 に設定できます CPU 優先度 8 ~ 15 は トラップ要因向けに予約されています トラップとは ハードウェアおよびソフトウェア問題の検出を目的とするノンマスカブル割り込み要因です (.2 ノンマスカブルトラップ 参照 ) 各トラップ要因の優先度は固定されており 1 つの優先度には 1 つのトラップだけが割り当てられます 優先度 0 に設定された割り込み要因は CPU 優先度よりも高くなる事がないため 実質的に無効になります 現在の CPU 優先度は 下記のステータスビットにより示されます CPUステータスレジスタ (SR<7:5>) の CPU 割り込み優先度ステータスビット (IPL<2:0>) コア制御レジスタ (CORCON<3>) の CPU 割り込み優先度ステータスビット (IPL3) IPL<2:0> ステータスビットは読み書き可能です 従ってユーザアプリケーションでこれらのビットに書き込んで CPU 優先度を設定する事により その優先度以下の全ての割り込み要因を無効にできます 例えば IPL<2:0> = 011 に設定した場合 優先度 0 ~ 3 の全ての要因は CPU に対して割り込めません トラップイベントは 全てのユーザ割り込み要因よりも高い優先度を持ちます トラップイベントの実行中は IPL3 ビットがセットされます ユーザアプリケーションは IPL3 ビットをクリアできますが セットする事はできません アプリケーションによっては トラップ発生時に IPL3 ビットをクリアして トラップの原因となった命令の直後の命令とは異なる命令に分岐させる必要があります IPL<2:0> を 111 に設定する事により 全てのユーザ割り込みを無効にできます.1.4 割り込み優先度 周辺モジュール割り込み要因には 7 段階の優先度を割り当てる事ができます ユーザは IPCx レジスタ内の各ニブルの下位 3 ビットを使って 各割り込みに優先度を割り当てる事ができます この場合 各ニブルの bit 3 は常に 0 として読み出されます これらのビットは各割り込みの優先度を定義します 割り当て可能な優先度は 1 ( 最低優先度 ) ~ 7 です ある割り込みに対応する IPC ビットを全てクリアすると その割り込みは実質的に無効になります ( 優先度 0) 複数の割り込み要因に対して同一の優先度を割り当てる事ができます ユーザによって同一の優先度が割り当てられた複数の割り込み要因間の競合を解消するために 各割り込み要因には IVT 内の並び順に従う自然順序優先度が割り当てられています ( 割り込みベクタテーブルの正確な情報は 各デバイスデータシート内の 割り込み に記載しています ) 番号が若い割り込みベクタほど高い自然順序優先度を持ちます 保留中の割り込み要因の総合優先度は まずユーザアプリケーションが IPCx レジスタで割り当てた優先度に従い これが同じであれば IVT 内の自然順序優先度によって決まります 自然順序優先度は 同一のユーザアプリケーション割り当て優先度を持つ複数の割り込みが同時に保留状態にある場合にのみ それらの競合を回避するために使われます 優先度の競合が解消して例外処理が始まった後は これよりも高いユーザアプリケーション割り当て優先度を持つ割り込み要因だけが CPU に対して割り込めます すなわち 例外処理の実行中に 同一ユーザアプリケーション割り当て優先度を持ち自然順序優先度がより高い割り込みが新たに要求されても それらは実行中の例外処理が完了するまで全て保留されます 各割り込み要因には 7 段階の優先度を設定できます ユーザアプリケーションで優先度を設定する事により 自然順序優先度の低い割り込みに非常に高い総合優先度を持たせる事ができます 例えば 自然順序優先度が低い UART1 RX 割り込みに優先度 7 を設定し 逆に自然順序優先度が高い外部割り込み 0 (INT0) に優先度 1 を設定する事ができます Note: dspic33e/pic24e の IVT に含まれている周辺モジュールと割り込み要因はデバイスごとに異なります 本書には dspic33e/pic24e ファミリの全デバイスを包括した全ての割り込み要因を記載しています 詳細は各デバイスのデータシートを参照してください DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

5 セクション. 割り込み.2 ノンマスカブルトラップ トラップはノンマスカブルでネスト可能な割り込みです トラップの優先度は固定されています トラップを使うと アプリケーションのデバッグ中と動作中に異常動作を修正できます トラップエラー発生時にユーザアプリケーションでトラップ条件の修正処理を実行しない場合 トラップベクタにはデバイスリセット用ソフトウェアルーチンのアドレスを書き込む必要があります そうでない場合 ユーザアプリケーションはトラップ条件修正サービスルーチンのアドレスをトラップベクタに書き込む必要があります dspic33e/pic24e は下記のノンマスカブルトラップ要因を実装しています オシレータ障害トラップ スタックエラートラップ アドレスエラートラップ 算術エラートラップ DMACエラートラップ 一般ハードトラップ 一般ソフトトラップ多くのトラップ条件では トラップを引き起こした命令の実行が完了してから例外処理が始まります 従って トラップを引き起こした命令の動作をユーザアプリケーションで修正しなければならない場合があります 各トラップ要因の優先度は IVT 内の順位によって決まります ( 優先度は固定されています ) オシレータ障害トラップが最高の優先度を持ち DMA コントローラ (DMAC) エラートラップが最低の優先度を持ちます ( 図 -1 参照 ) さらに トラップ要因はソフトトラップとハードトラップに分類されます 割り込み.2.1 ソフトトラップ DMAC エラートラップ ( 優先度 10) 算術エラートラップ ( 同 11) スタックエラートラップ ( 同 12) はソフトトラップに分類されます ソフトトラップは IVT 内の順位によって優先度が決まるノンマスカブル割り込み要因と同様に扱う事ができます ソフトトラップは割り込みと同様に処理され 例外処理の前に検出と認識のために 2 サイクルを要します このため ソフトトラップが認識される前に別の命令が実行される可能性があります スタックエラートラップ ( ソフトトラップ 優先度 12) スタックはリセット時に 0x1000 に初期化されます スタックポインタのアドレスが 0x1000 より低いと スタックエラートラップが発生します スタックポインタに関連付けられたスタックリミット (SPLIM) レジスタは リセット時に初期化されません SPLIM レジスタにワード書き込みをするまで スタックオーバーフローチェックは有効になりません W15 を使ってソースまたはデスティネーションポインタとして生成された全ての実効アドレス (EA) は SPLIM レジスタ内の値と比較されます 実効アドレスの方が大きいと スタックエラートラップが発生します また 実効アドレスの計算がデータ空間の終端 (0xFFFF) を超えた場合も スタックエラートラップが発生します スタックエラーは INTCON1 レジスタのスタックエラートラップステータスビット (STKERR) をポーリングする事により ソフトウェアで検出できます トラップサービスルーチン (TSR) への再入を防ぐために STKERR ステータスフラグをソフトウェアでクリアする必要があります 算術エラートラップ ( ソフトトラップ 優先度 11) 下記のイベントにより 算術エラートラップが発生する可能性があります アキュムレータ A のオーバーフロー アキュムレータ B のオーバーフロー アキュムレータの致命的オーバーフロー ゼロ除算 ±1 ビットを超えるアキュムレータシフト (SFTAC) 動作 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -5

6 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル INTCON1 レジスタの下記 3 ビットの設定により 3 種類のアキュムレータオーバーフロートラップを有効にできます INTCON1 レジスタのアキュムレータ A オーバーフロートラップイネーブルビット (OVATE) は アキュムレータ A のオーバーフローイベントに対するトラップを有効にします INTCON1 レジスタのアキュムレータ B オーバーフロートラップイネーブルビット (OVBTE) は アキュムレータ B のオーバーフローイベントに対するトラップを有効にします INTCON1 レジスタの致命的オーバーフロートラップイネーブル (COVTE) は いずれかのアキュムレータで発生した致命的オーバーフローイベントに対するトラップを有効にします これらのトラップが検出されると INTCON1 レジスタの下記の ERROR ビットがセットされます - アキュムレータ A オーバーフロートラップフラグビット (OVAERR) - アキュムレータ B オーバーフロートラップフラグビット (OVBERR) - アキュムレータ A 致命的オーバーフロートラップフラグビット (COVAERR) - アキュムレータ B 致命的オーバーフロートラップフラグビット (COVBERR) アキュムレータ A (B) オーバーフローとは アキュムレータ A (B) で bit 31 からの桁上げが発生した事を意味します 31 ビット飽和モードを有効にしたアキュムレータでは オーバーフローは発生しません 致命的オーバーフローとは いずれかのアキュムレータで bit 39 からの桁上げが発生した事を意味します アキュムレータ飽和 (bit 31 または 39) を有効にした場合には 致命的オーバーフローは発生しません ゼロ除算トラップを無効にする事はできません ゼロ除算は 除算命令を実行する REPEAT ループの初回実行時にチェックされます ゼロ除算が検出されると INTCON1 レジスタの算術エラーステータスビット (DIV0ERR) がセットされます アキュムレータシフトトラップを無効にはできません SFTAC 命令を使うと リテラル値またはいずれかのワーキングレジスタ内の値を用いてアキュムレータをシフトできます シフト値が ±1 ビットを超えると算術エラートラップが発生し INTCON1 レジスタのアキュムレータシフトエラーステータスビット (SFTACERR) がセットされます この場合 SFTAC 命令は実行されますが シフト結果はアキュムレータに書き込まれません 算術エラートラップは INTCON1 レジスタの算術エラーステータスビット (MATHERR) をポーリングする事により ソフトウェアで検出できます トラップサービスルーチンへの再入を防ぐために MATHERR ステータスフラグをソフトウェアでクリアする必要があります MATHERR ステータスビットをクリアする前に トラップの発生原因となった全ての条件をクリアする必要があります アキュムレータオーバーフローによるトラップが発生した場合 SR レジスタのアキュムレータオーバーフローステータスビット (OA または OB) をクリアする必要があります DMAC エラートラップ ( ソフトトラップ 優先度 10) DMAC エラートラップは下記の条件で発生します RAM 書き込み衝突 DMA 対応周辺モジュールの RAM 書き込み衝突書き込み衝突エラーは ノンマスカブル CPU トラップイベントを保証するためのシステム整合性に重大な影響を及ぼします CPU と DAM チャンネルが同時に同一アドレスに書き込みを試みた場合 CPU が優先されます (DMA 書き込みは無視 ) この場合 DMAC エラートラップが発生し INTCON1 レジスタの DMAC エラートラップステータスビット (DMACERR) がセットされます 一般ソフトトラップ 一般ソフトトラップは INTCON3 レジスタのいずれかのビットがセットされた時に発生します INTCON3 レジスタの各ビットは それぞれ特定のトラップエラー条件に割り当てられています USB アドレスエラーソフトトラップ (UAE) USB エンドポイントは全て RAM にバッファとして実装されています バッファには CPU と USB モジュールのどちらからもアクセスできます アプリケーションでは エンドポイントバッファ記述子テーブル (BDT) を使って エンドポイントバッファとその他のデータの位置を指定します エンドポイント BDT のサイズは 512 バイトです エンドポイント BDT は 各エンドポイントに対応するエントリ ( エンドポイント記述子 と呼ぶ ) を格納します エンドポイントバッファ用の空間は エンドポイントが有効であっても無効であっても関係なく割り当てられます エンドポイント BDT の開始アドレスは アプリケーションで指定します この 32 ビットアドレスは UxBDTP1 UxBDTP2 UxBDTP3 レジスタで指定しますが アドレスを 512 バイト境界に配置する必要があります ( つまり アドレスの下位 9 ビットは 0 である事が必要です ) DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

7 セクション. 割り込み UxBDTP1 UxBDTP2 UxBDTP3 レジスタが未実装メモリ領域またはバッファの任意の 512 バイトを指すアドレスに初期化された場合 USB モジュールは未実装メモリにアクセスする結果となり USB アドレスエラーソフトトラップが発行されて UAE ビットがセットされます 詳細はセクション 25. USB On-The-Go (OTG) (DS70175) を参照してください DMA アドレスエラーソフトトラップ (DAE) ダイレクトメモリアクセス (DMA) コントローラは 周辺モジュール用データレジスタとデータ空間 SRAM 間でデータを転送します DMA モジュールが未実装メモリアドレスにアクセスを試みると DMA アドレスエラーソフトトラップが発行され DAE ビットがセットされます 詳細はセクション 22. ダイレクトメモリアクセス (DMA) (DS70348) を参照してください DO スタックオーバーフローソフトトラップ (DOOVR) ハードウェアでは 最大で 4 重の DO ループを実行およびネスト可能です CORCON レジスタの DO レベルビット (DL<2:0>) は DO ループのネストの深さを示し DO スタックを指定するために使われます これらのビットは DO ループがネストされるたびに自動的に更新されます DO レベルが 0 (DL<2:0> = 000) の場合 DO ループはネストされていない (DO ステートを保存する必要はない ) 事を意味します DO レベルが 4 (DL<2:0> = 100) の場合 既に 4 つの DO ループがネストされて処理中である事を示します DO スタックが既にフル状態 ( すなわち DL<2:0> = 100: 既に 4 つの DO ループが処理中 ) である時にユーザがさらに DO ループのネストを試みた場合 DO スタックオーバーフローソフトトラップが発行されます (DOOVR = 1) DO 命令の実行によってトラップが発生した場合 その命令の実行前の DO ステートと DO スタックは変更されません ユーザはフォルト条件の復元を試みるか タスクを中止するか デバイスを単純にリセットする事ができます.2.2 ハードトラップ ハードトラップは優先度 13 ~ 15 の例外を含みます アドレスエラー ( 優先度 13) とオシレータエラー ( 同 14) はハードトラップです ソフトトラップと同様に ハードトラップもノンマスカブル割り込み要因です ただしソフトトラップとは異なり ハードトラップはトラップを引き起こした命令の実行後に CPU のコード実行を強制的に停止します 正常なプログラム実行フローは トラップが認識され処理されるまで再開されません ハードトラップの優先度と競合トラップの処理中に それよりも優先度の高いトラップが発生すると 処理中のトラップは割り込まれ 高優先度のトラップが認識 / 処理されます 低優先度トラップは 高優先度トラップの処理が終了するまで保留されます どのようなタイプのコード実行であっても 発生した各ハードトラップが認識 / 処理されるまで コード実行を再開する事はできません あるハードトラップが保留中 / 認識済み / 実行中のいずれかである時に これよりも低い優先度のハードトラップが発生した場合 高優先度トラップの処理が完了するまで低優先度トラップを認識できないため ハードトラップの競合が発生します ハードトラップ競合条件では デバイスが自動的にリセットされます リセットが発生すると リセット制御レジスタ (RCON<15>) のトラップリセットフラグステータスビット (TRAPR) がセットされるため ソフトウェアでリセットの発生を検出できます 詳細はセクション 8. リセット (DS7002) を参照してください オシレータ障害トラップ ( ハードトラップ 優先度 14) オシレータ障害トラップイベントは下記の条件により発生します フェイルセーフクロックモニタ (FSCM) が有効な時に システムクロック源の喪失を検出した場合 PLL を使って動作中に PLL ロックの喪失を検出した場合 FSCM が有効な状態でパワーオンリセット (POR) が発生した時に PLL がロックに失敗した場合オシレータ障害トラップイベントは INTCON1 レジスタのオシレータ障害トラップステータスビット (OSCFAIL) または OSCCON レジスタのクロック障害ステータスビット (CF) をポーリングする事により ソフトウェアで検出可能です トラップサービスルーチンへの再入を防ぐために OSCFAIL ステータスフラグをソフトウェアでクリアする必要があります フェイルセーフクロック監視機能の詳細はセクション 7. オシレータ (DS70580) とセクション 30. デバイス構成 (DS70194) を参照してください 割り込み 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -7

8 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル アドレスエラートラップ ( ハードトラップ 優先度 13) アドレスエラートラップが発生する可能性のある動作条件には下記が含まれます 不正な位置のデータワードフェッチを試みた場合 : このような条件は 奇数の実効アドレス ( 最下位ビット (LSb) が 1 ) を使ってワードアクセスを行う命令を実行した場合に発生します dspic33e/pic24e のワードアクセスでは 常に偶数アドレス境界位置を指定する必要があります ビット操作命令が 奇数の実効アドレス ( 最下位ビット (LSb) が 1 ) で間接アドレッシングモードを使った場合 未実装のデータアドレス空間からデータフェッチを試みた場合 BRA #literal 命令または GOTO #literal 命令の literal が未実装のプログラムメモリアドレスであった場合 dsr/dsw ページが 0 の時に ページングによるアドレス指定でデータの読み出しまたは書き込みを試みた場合 PC が未実装のプログラムメモリアドレスに変更された後に命令を実行した場合 : PC は 値をスタックに書き込んだ後に RETURN 命令を実行する事により変更できます アドレスエラートラップが発生すると データの破損を防ぐために データ空間への書き込みが禁止されます アドレスエラーは ADDRERR ステータスビット (INTCON1<3>) をポーリングする事により ソフトウェアで検出できます トラップサービスルーチンへの再入を防ぐために ADDRERR ステータスフラグをソフトウェアでクリアする必要があります Note: MAC クラス命令では データ空間が X 領域と Y 領域に分割されます このような命令では 全ての Y 領域も未実装 X 領域として扱われ 全ての X 領域も未実装 Y 領域として扱われます 一般ハードトラップ一般ハードトラップは下記の条件で発生します INTCON2 レジスタの SWTRAP ビットがセットされた場合 INTCON4 レジスタのいずれかのビットがセットされた場合 Note: ユーザが SWTRAP ビット (INTCON2<13>) を 1 にセットすると SGHT ビット (INTCON4<0>) が自動的に 1 にセットされ これによりコード実行は一般ハードトラップハンドラへ移行します トラップハンドラ内では トラップの再入を防ぐために SWTRAP および SGHT ビットの両方をクリアする ( 0 に設定する ) 必要があります.2.3 割り込み命令の無効化 DISI ( 割り込み無効化 ) 命令は 最大 1384 命令サイクルの割り込みを無効にします この命令は 処理時間が重視されるコードセグメントを実行する際に便利です DISI 命令は優先度 1~の割り込みを無効にします 優先度 7の割り込みと全てのトラップイベントは DISI 命令がアクティブであっても CPU に割り込む事ができます DISI 命令は CPU 内の割り込み無効化カウント (DISICNT) レジスタと連動します DISICNT レジスタが 0 以外であれば 優先度 1 ~ の割り込みが無効になります DISICNT レジスタは 命令サイクルごとに 1 つデクリメントします DISICNT レジスタが 0 までデクリメントすると 優先度 1 ~ の割り込みが再び有効になります DISI 命令がカウントするサイクル数 ( 命令コードで指定するサイクル数 ) には PSV アクセスや命令ストール等により発生するサイクルも全て含まれます DISICNT レジスタは読み書き可能です ユーザアプリケーションで DISICNT レジスタをクリアする事により 先に実行した DISI 命令の効果を早期に終了できます あるいは DISINCT レジスタに値を書き込むか加算する事により 割り込み無効にする期間を延長できます DISICNT レジスタが既にゼロである場合 ゼロ以外の値を書き込んで割り込みを無効にする事はできません 割り込み無効化の初期開始には DISI 命令を実行する必要があります DISI 命令を実行してから DISICNT レジスタがゼロまでデクリメントするまでの間であれば ユーザアプリケーションで DISINCT レジスタの値を変更して割り込み無効化期間を延長できます DISI 命令の効果によって割り込みが無効になると INTCON2レジスタのDISI 命令ステータスビット (DISI) がセットされます Note: DISI 命令を使うと ユーザ割り込み要因を簡単に無効にできます ( ただし それらの要因中に CPU 優先度 7 の要因が含まれていない場合 ) DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

9 セクション. 割り込み グローバル割り込みイネーブル (GIE) ビット グローバル割り込みイネーブルビット (GIE) を使うと 全ての割り込みを一括で有効または無効にできます GIE ビットをクリアした場合の割り込みコントローラの挙動は CPU の IPL ビット ( レジスタ -1 参照 ) を 7 に設定した時と同様となり トラップを除く全ての割り込みが無効になります GIE ビットを再びセットすると割り込みコントローラは IPL 値に基づいて動作し システムは 以前の割り込み優先度ビットの設定に応じて 以前の動作ステートに戻ります 割り込み Note 1: GIE ビットを変更しても CPU の IPL ビットは変更されません 2: GIE ビットをクリアしてから割り込みが無効になるまでに 1 サイクルの遅延が生じます.2.4 割り込み動作 各命令サイクルでは 全ての割り込みイベントフラグが監視されます 保留中の割り込み要求 (IRQ) は IFSx レジスタのフラグビット = 1 で示されます 割り込みイネーブル (IECx) レジスタ内の対応するビットがセットされると IRQ が割り込みを生成します IRQ が検出された命令サイクルの残りの期間中に 保留中の全ての IRQ の優先度が評価されます CPU が IRQ に応答する際に 実行中の命令は中断されません すなわち IRQ が検出された時に実行中であった命令が完了してから 割り込みサービスルーチン (ISR) が実行されます 現在のプロセッサ優先度 (IPL<2:0> ステータスビット (SR<7:5>) よりも高いユーザ割り当て優先度を持つ保留 IRQ が存在すると プロセッサに対する割り込みが発生します この場合プロセッサは 下記の情報をソフトウェアスタックに保存します 現在のプログラムカウンタ (PC) の値 プロセッサステータスレジスタ (SRL) の下位バイト IPL3 ステータスビット (CORCON<3>) スタックフレームアクティブ (CORCON<3>) これにより 戻り PC アドレス値 MCU ステータスビット 現在のプロセッサ優先度が自動的に保存されます これらの情報をスタックに保存した後に CPU はその保留割り込みの優先度を IPL<2:0> ビットに書き込みます このような動作により RETFIE 命令によって ISR が終了するまでの間 その ISR の優先度以下の全ての割り込みを無効にします 図 -2: 割り込みイベントのスタック動作 15 0 This stack stores the IPL3 status bit (CORCON<3>) Stack Grows Toward Higher Address PC<15:1>; SR<7:0> <Free Word> PC<22:1> This stack stores the SFA bit (CORCON<2>) W15 (before IRQ) W15 (after IRQ) 割り込みからの復帰 RETFIE ( 割り込みからの復帰 ) 命令は 割り込みシーケンス開始前のプロセッサの状態と優先度を復元するために PC 戻りアドレス IPL3 ステータスビット SFA ビット SRL レジスタをアンスタックします 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -9

10 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル 割り込みのネスティング 既定値状態では割り込みのネスティングが可能です つまり 実行中の ISR よりも高いユーザアプリケーション割り当て優先度を持つ割り込み要因は その ISR に割り込む事ができます 割り込みのネスティングは INTCON1 レジスタの割り込みネスティングディセーブルビット (NSTDIS) をセットする事により無効にできます NSTDIS 制御ビットをセットすると 実行中の割り込みは IPL<2:0> を常に 111 に設定します ( すなわち CPU 優先度を強制的に 7 に設定 ) この操作は RETFIE 命令によって実行中の ISR が終了するまでの間 他の割り込み要因をマスクします 割り込みネスティングを無効にした場合 ユーザアプリケーション割り当て割り込み優先度は 保留割り込み間の競合を解消する以外の効果を持ちません また IPL<2:0> ビット (SR<7:5>) は読み出し専用になります これにより ユーザアプリケーションが IPL<2:0> を 111 ( 優先度 7) より低い値に設定してしまう事 ( すなわち割り込みのネスティングを実質的に有効にしてしまう事 ) を防ぎます.2.5 スリープおよびアイドルからの復帰 IECx レジスタの対応する制御ビットで有効にされた割り込み要因は いずれもプロセッサをスリープまたはアイドルモードから復帰させる事ができます ある要因の割り込みステータスフラグがセットされ かつ IEC 制御レジスタの対応するビットによってその割り込み要因が有効にされている場合 復帰信号が dspic33e/pic24e CPU へ送られます デバイスがスリープまたはアイドルモードから復帰すると 次のいずれかの動作が発生します その要因の割り込み優先度が現在の CPU 優先度よりも高い場合 プロセッサは割り込みを処理します ( すなわち その割り込み要因の ISR に分岐します ) その要因に対してユーザアプリケーションが割り当てた割り込み優先度が現在の CPU 優先度以下である場合 プロセッサは CPU をスリープまたはアイドルモードに移行させた PWRSAV 命令の直後の命令から動作を再開します Note: CPU 優先度 0 を割り当てられたユーザ割り込み要因は 実質的に無効であるため スリープまたはアイドルモードから CPU を復帰させる事はできません 割り込みを復帰要因として使うには その割り込みの CPU 優先度をプログラムで 1 以上に設定する必要があります.2. アナログ - デジタルコンバータ (ADC) の外部変換要求 INT0 外部割り込み要求ピンは ADC 向けの外部変換要求信号ピンとしても使います INT0 割り込み要因と同様に ADC 外部変換要求でもエッジ極性を選択できます.2.7 外部割り込みサポート dspic33e/pic24e は最大 5 つの外部割り込みピン要因 (INT0 ~ INT4) をサポートします 各外部割り込みピンは 割り込みイベント検出用のエッジ検出回路を備えます INTCON2 レジスタは 各エッジ検出回路の極性を選択するための 5 つの制御ビット (INT0EP ~ INT4EP) を備えます これらのビットにより 各外部割り込みピンの極性 ( 立ち上がり / 立ち下がりのどちらのエッジで CPU に割り込むか ) を個別に設定できます 詳細はレジスタ -4 を参照してください DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

11 セクション. 割り込み.3 割り込み処理タイミング サイクル命令に対する割り込みレイテンシ 図 -3 に 1 サイクル命令の実行中に周辺モジュール割り込みが要求された場合のイベントシーケンスを示します 割り込み処理には 10 命令サイクルを要します 図の各割り込み処理サイクルには参照番号 ( 丸囲み番号 ) を表記しています 命令サイクル中に周辺モジュール割り込みが発生すると 割り込みフラグステータスビットがセットされます 実行中の命令はこの命令サイクル内で完了します 割り込み発生後の次の命令サイクル 2 では PC と下位バイトステータス (SRL) レジスタの内容をテンポラリバッファレジスタに保存します この命令サイクル 2 では 2 サイクル命令への割り込みシーケンスとの整合性を維持するために NOP を実行します ( サイクル命令に対する割り込みレイテンシ 参照 ) 命令サイクル 3 では 割り込み要因のベクタテーブルアドレスを PC に書き込み ISR の開始アドレスをフェッチします 命令サイクル 4 では ISR アドレスを PC に書き込みます このサイクルは NOP として実行し この間に ISR 内の先頭命令をフェッチします 割り込み 図 -3: 1 サイクル命令実行中に割り込みが発生した場合のタイミング PC PC + 2 Vector # ISR INST Executed INST INST Fetch (PC - 2) (PC) Vector ISR Fetch ISR Interrupt Flag Status bit CPU IRQ CPU Priority Peripheral interrupt event occurs at or before midpoint of this cycle Save PC in temporary buffer PUSH Low 1 bits of PC (from temporary buffer) PUSH SRL and High 8 bits of PC (from temporary buffer) 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -11

12 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル サイクル命令に対する割り込みレイテンシ 2 サイクル命令実行中の割り込みレイテンシは 1 サイクル命令の場合と同じです 割り込み処理のサイクル1と2により 2 サイクル命令の動作を完了する事ができます 図 -4 は 2 サイクル命令実行前のサイクル中に周辺モジュール割り込みイベントが発生した場合のタイミング図です 図 -5 は 2 サイクル命令の第 1 サイクル実行中に周辺モジュール割り込みイベントが発生した場合のタイミング図です この場合の割り込み処理は 1 サイクル命令の場合 ( サイクル命令に対する割り込みレイテンシ 参照 ) と同じです 図 -4: 2 サイクル命令実行前のサイクル中に割り込みが発生した場合のタイミング PC PC + 2 Vector # ISR INST Executed Interrupt Flag Status bit INST (PC - 2) INST 1st Cycle INST 2nd Cycle Fetch Vector ISR Fetch ISR CPU IRQ CPU Priority Peripheral interrupt event occurs at or before midpoint of this cycle Save PC in temporary buffer PUSH Low 1 bits of PC (from temporary buffer) PUSH SRL and High 8 bits of PC (from temporary buffer) 図 -5: 2 サイクル命令の第 1 サイクル実行中に割り込みが発生した場合のタイミング PC PC + 2 Vector # ISR INST Executed INST (PC-2) INST 1st Cycle INST 2nd Cycle Fetch Vector ISR Fetch ISR ISR + 2 Interrupt Flag Status bit CPU IRQ CPU Priority Peripheral interrupt event occurs at or before midpoint of this cycle Save PC in temporary buffer PUSH Low 1 bits of PC (from temporary buffer) PUSH SRL and High 8 bits of PC (from temporary buffer) DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

13 セクション. 割り込み.3.3 割り込みからの復帰 割り込みから戻るには プログラムで RETFIE 命令を呼び出す必要があります RETFIE 命令のサイクル 1 および 2 では PC と SRL レジスタの内容をスタックからポップします サイクル 3 では 更新されたプログラムカウンタが指すアドレスの命令をフェッチします このサイクルは NOP 命令として実行します サイクル 4 では 割り込み発生位置からプログラム実行を再開します 割り込み 図 -: 割り込みからの復帰 TCY INST Executed ISR last instruction RETFIE RETFIE 2nd Cycle PC PC ISR ISR + 2 PC CPU Priority 例外レイテンシ 割り込みレイテンシは 固定レイテンシまたは可変レイテンシとして選択できます 例外プロセスは これら 2 つのモードのいずれかで実行できます このモードは コア制御レジスタの VAR ビット (CORCON<15>) の状態によって決まります 固定レイテンシ (VAR = 0 かつ CPU が最優先マスタ ) VAR = 0 ( 既定値のリセット状態 ) かつ CPU が最高優先度の EDS バスマスタ (MSTRPR<2:0> = 000) である場合 CPU は優先度の高い例外に対しても常に固定レイテンシ応答を提供します 割り込みレイテンシとは 割り込みが認識されてから ISR の先頭命令が実行されるまでの遅延時間を意味します 固定レイテンシモードでは TBLRDx 命令や PSV アクセスを要求する命令を含む全ての命令に対して 割り込みレイテンシは一定となります ただし下記の状況では 割り込みレイテンシが変化します PSV を介してデータにアクセスする MOV.D 命令では 次の PSV フェッチを完了するために 1 サイクルが追加されます ストールサイクルに関連する TBLRDx または PSV アクセス命令では 1 サイクルが追加されます PSV アクセスの繰り返し実行では 最後の繰り返しで 1 サイクルが追加されます 可変レイテンシ (VAR = 1 かつ CPU が最優先マスタ ) VAR = 1 かつ CPU が最高優先度の EDS バスマスタ (MSTRPR<2:0> = 000) である場合 CPU は全ての例外に対して可変レイテンシを提供します 複数の割り込みを有効にしてデバイスをネスト無効モードで動作させる場合 割り込みの処理中に それよりも高い優先度を持つ割り込み要求が発生する可能性があります 従って 最も長い ISR を実行するのに必要な時間を最大レイテンシに追加する必要があります VAR = 0 の場合 例外処理には 13 命令サイクルのフラッシュアクセス時間 (0 MHz の動作速度で 21 ns) が必要です VAR = 1 の場合 例外処理時間は一定ではなく 9 ~ 13 命令サイクルのフラッシュアクセス時間 (0 MHz の動作速度で 150 ~ 21 ns) が必要です 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -13

14 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル.3.5 割り込みレイテンシに関する特殊条件 dspic33e/pic24e では 発生した周辺モジュール割り込み要因を保留して 実行中の命令を完了させる事ができます 1 サイクル命令と 2 サイクル命令のいずれも割り込みレイテンシは同じです ただし 割り込みの発生タイミングによっては 割り込みレイテンシが 1 サイクル増える場合があります アプリケーションがこのようなレイテンシの変化を受け付けない場合 下記の動作を避ける必要があります PSV を使ってプログラムメモリ空間内の値にアクセスする MOV.D 命令の実行 2 サイクル命令に対する命令ストールサイクルの追加 PSV アクセスを行う 1 サイクル命令に対する命令ストールサイクルの追加 PSVを使ってプログラムメモリ空間内の値にアクセスするビットテストおよびスキップ命令 (BTSC BTSS) DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

15 セクション. 割り込み.4 割り込み制御 / ステータスレジスタ 割り込みコントローラには下記のレジスタが割り当てられています INTCONx: 割り込み制御レジスタ ( レジスタ -3 ~レジスタ -) これらのレジスタは グローバルな割り込み機能を制御します 以下のレジスタ名内の x はレジスタ番号を表します - INTCON1: 割り込み制御レジスタ 1 は 割り込みネスティングディセーブルビット (NSTDIS) と プロセッサトラップ要因の制御フラグとステータスフラグを格納します - INTCON2: 割り込み制御レジスタ 2 は 外部割り込み要求信号の挙動と代替ベクタテーブルの使用を制御します - INTCON3: 割り込み制御レジスタ 3 は ソフトトラップステータスビットを制御します - INTCON4: 割り込み制御レジスタ 4 は ソフトウェアが生成するハードトラップのステータスビットを制御します IFSx: 割り込みフラグステータスレジスタ全ての割り込み要求フラグは IFSx レジスタに格納されます ( x はレジスタ番号 ) 各割り込み要因にはステータスビットが割り当てられています これらのステータスビットは 対応する周辺モジュールまたは外部信号によりセットされ ソフトウェアでクリアします IECx: 割り込みイネーブル制御レジスタ全ての割り込みイネーブル制御ビットは IECx レジスタに格納されます ( x はレジスタ番号 ) これらの制御ビットを使って 周辺モジュールまたは外部信号からの割り込みを個別に有効にできます IPCx: 割り込み優先度制御レジスタ各ユーザ割り込み要因には 7 段階の優先度を割り当てる事ができます IPC レジスタは 各割り込み要因の優先度を個別に設定します INTTREG: 割り込み制御 / ステータスレジスタこのレジスタは 対応する割り込みベクタ番号と新しい CPU 割り込み優先度を格納します これらはベクタ番号 (VECNUM<7:0>) および割り込みレベル (ILR<3:0>) ビットフィールドにラッチされます 新しい割り込み優先度とは 保留中割り込みの優先度です SR: ステータスレジスタ SR そのものは割り込みコントローラハードウェアの一部ではありませんが 現在の CPU 優先度を示す IPL<2:0> ステータスビット (SR<7:5>) を格納しています ユーザアプリケーションでこの IPL ビットに書き込む事により 現在の CPU 優先度を変更できます CORCON: コア制御レジスタ CORCON レジスタそのものは割り込みコントローラハードウェアの一部ではありませんが 現在の CPU 優先度を示す IPL3 ステータスビットを格納しています IPL3 は読み出し専用ビットであるため ユーザアプリケーションでトラップイベントをマスクする事はできません この後に各レジスタの詳細な説明を記載しています 割り込み Note: 割り込み要因の総数とタイプはデバイスごとに異なります 詳細は各デバイスのデータシートを参照してください 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -15

16 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル レジスタ -1: SR: ステータスレジスタ R-0 R-0 R/C-0 R/C-0 R-0 R/C-0 R-0 R-0 OA OB SA SB OAB SAB DA DC bit 15 bit 8 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 IPL<2:0> (1,2) RA N OV Z C bit 7 bit 0 凡例 : C = クリア可能ビット R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15-8 割り込みコントローラには使用せず SR ビットについてはセクション 2. CPU (DS70359) 参照 ) bit 7-5 IPL<2:0>: CPU 割り込み優先度ステータスビット (1,2) 111 = CPU 割り込み優先度は 7 (15) ユーザ割り込みは無効 110 = CPU 割り込み優先度は (14) 101 = CPU 割り込み優先度は 5 (13) 100 = CPU 割り込み優先度は 4 (12) 011 = CPU 割り込み優先度は 3 (11) 010 = CPU 割り込み優先度は 2 (10) 001 = CPU 割り込み優先度は 1 (9) 000 = CPU 割り込み優先度は 0 (8) bit 4-0 割り込みコントローラには使用せず (SR ビットについてはセクション 2. CPU (DS70359) 参照 ) Note 1: IPL<2:0> ビットは IPL<3> ビット (CORCON<3>) と連結して CPU 割り込み優先度を形成します カッコ内の値は IPL<3> = 1 の場合の値です 2: NSTDIS (INTCON1<15>) = 1 の場合 IPL<2:0> ステータスビットは読み出し専用です DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

17 セクション. 割り込み レジスタ -2: CORCON: コア制御レジスタ R/W-0 U-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R-0 R-0 R-0 VAR US<1:0> EDT DL<2:0> bit 15 bit 8 割り込み R/W-0 R/W-0 R/W-1 R/W-0 R/C-0 R-0 R/W-0 R/W-0 SATA SATB SATDW ACCSAT IPL3 (1) SFA RND IF bit 7 bit 0 凡例 : C = クリア可能ビット R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15 VAR: 例外処理可変レイテンシ制御ビット 1 = 例外処理レイテンシを可変にする 0 = 例外処理レイテンシを固定にする ( 詳細は.3.4 例外レイテンシ 参照 ) bit 14-4 割り込みコントローラには使用せず (CORCON ビットについてはセクション 2. CPU (DS70359) 参照 ) bit 3 IPL3: CPU 割り込み優先度ステータスビット 3 (1) 1 = CPU 優先度は 8 以上 0 = CPU 優先度は 7 以下 bit 2-0 割り込みコントローラには使用せず (CORCON ビットについてはセクション 2. CPU (DS70359) 参照 ) Note 1: IPL3 ビットは IPL<2:0> ビット (SR<7:5>) と連結して CPU 割り込み優先度を形成します 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -17

18 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル レジスタ -3: INTCON1: 割り込み制御レジスタ 1 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 NSTDIS OVAERR OVBERR COVAERR COVBERR OVATE OVBTE COVTE bit 15 bit 8 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 U-0 SFTACERR DIV0ERR DMACERR MATHERR ADDRERR STKERR OSCFAIL bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15 bit 14 bit 13 bit 12 bit 11 bit 10 bit 9 bit 8 bit 7 bit bit 5 bit 4 bit 3 NSTDIS: 割り込みネスティングディセーブルビット 1 = 割り込みネスティングを無効にする 0 = 割り込みネスティングを有効にする OVAERR: アキュムレータ A オーバーフロートラップフラグビット 1 = アキュムレータ A のオーバーフローによるトラップが発生した 0 = アキュムレータ A のオーバーフローによるトラップは発生していない OVBERR: アキュムレータ B オーバーフロートラップフラグビット 1 = アキュムレータ B のオーバーフローによるトラップが発生した 0 = アキュムレータ B のオーバーフローによるトラップは発生していない COVAERR: アキュムレータ A 致命的オーバーフロートラップフラグビット 1 = アキュムレータ A の致命的オーバーフローによるトラップが発生した 0 = アキュムレータ A の致命的オーバーフローによるトラップは発生していない COVBERR: アキュムレータ B 致命的オーバーフロートラップフラグビット 1 = アキュムレータ B の致命的オーバーフローによるトラップが発生した 0 = アキュムレータ B の致命的オーバーフローによるトラップは発生していない OVATE: アキュムレータ A オーバーフロートラップイネーブルビット 1 = アキュムレータ A のオーバーフロートラップを有効にする 0 = このトラップを無効にする OVBTE: アキュムレータ B オーバーフロートラップイネーブルビット 1 = アキュムレータ B のオーバーフロートラップを有効にする 0 = このトラップを無効にする COVTE: 致命的オーバーフロートラップイネーブルビット 1 = アキュムレータ A または B の致命的オーバーフロートラップを有効にする 0 = このトラップを無効にする SFTACERR: アキュムレータシフトエラーステータスビット 1 = 無効なアキュムレータシフトによる算術エラートラップが発生した 0 = 無効なアキュムレータシフトによる算術エラートラップは発生していない DIV0ERR: ゼロ除算エラーステータスビット 1 = ゼロ除算によるエラートラップが発生した 0 = ゼロ除算によるエラートラップは発生していない DMACERR: DAMC エラートラップステータスビット 1 = DMAC トラップが発生した 0 = DMAC トラップは発生していない MATHERR: 算術エラーステータスビット 1 = 算術エラートラップが発生した 0 = 算術エラートラップは発生していない ADDRERR: アドレスエラートラップステータスビット 1 = アドレスエラートラップが発生した 0 = アドレスエラートラップは発生していない DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

19 セクション. 割り込み レジスタ -3: INTCON1: 割り込み制御レジスタ 1 ( 続き ) bit 2 bit 1 bit 0 STKERR: スタックエラートラップステータスビット 1 = スタックエラートラップが発生した 0 = スタックエラートラップは発生していない OSCFAIL: オシレータ障害トラップステータスビット 1 = オシレータ障害トラップが発生した 0 = オシレータ障害トラップは発生していない 未実装 : 0 として読み出し 割り込み 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -19

20 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル レジスタ -4: INTCON2: 割り込み制御レジスタ 2 R/W-1 R/W-0 R/W-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 GIE DISI SWTRAP bit 15 bit 8 U-0 U-0 U-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 INT4EP INT3EP INT2EP INT1EP INT0EP bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15 bit 14 bit 13 bit 12-5 bit 4 bit 3 bit 2 bit 1 bit 0 GIE: グローバル割り込みイネーブルビット 1 = 割り込みと対応する IE ビットを有効にする 0 = 割り込みを無効にする ( トラップは有効なまま ) DISI: DISI 命令ステータスビット 1 = DISI 命令はアクティブ 0 = DISI 命令は非アクティブ SWTRAP: ソフトウェアトラップステータスビット 1 = ソフトウェアトラップを有効にする 0 = ソフトウェアトラップを無効にする 未実装 : 0 として読み出し INT4EP: 外部割り込み 4 エッジ検出極性選択ビット 1 = 立ち下がりエッジで割り込む 0 = 立ち上がりエッジで割り込む INT3EP: 外部割り込み 3 エッジ検出極性選択ビット 1 = 立ち下がりエッジで割り込む 0 = 立ち上がりエッジで割り込む INT2EP: 外部割り込み 2 エッジ検出極性選択ビット 1 = 立ち下がりエッジで割り込む 0 = 立ち上がりエッジで割り込む INT1EP: 外部割り込み 1 エッジ検出極性選択ビット 1 = 立ち下がりエッジで割り込む 0 = 立ち上がりエッジで割り込む INT0EP: 外部割り込み 0 エッジ検出極性選択ビット 1 = 立ち下がりエッジで割り込む 0 = 立ち上がりエッジで割り込む DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

21 セクション. 割り込み レジスタ -5: INTCON3: 割り込み制御レジスタ 3 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 bit 15 bit 8 割り込み U-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 U-0 U-0 U-0 U-0 UAE DAE DOOVR bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15-7 bit bit 5 bit 4 bit 3-0 未実装 : 0 として読み出し UAE: USB アドレスエラーソフトトラップステータスビット 1 = USB アドレスエラー ( ソフト ) トラップが発生した 0 = USB アドレスエラー ( ソフト ) トラップは発生していない DAE: DMA アドレスエラーソフトトラップステータスビット 1 = DAM アドレスエラーソフトトラップが発生した 0 = DMA アドレスエラーソフトトラップは発生していない DOOVR: Do スタックオーバーフローソフトトラップステータスビット 1 = Do スタックオーバーフローソフトトラップが発生した 0 = Do スタックオーバーフローソフトトラップは発生していない 未実装 : 0 として読み出し レジスタ -: INTCON4: 割り込み制御レジスタ 4 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 bit 15 bit 8 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 R/W-0 SGHT bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15-1 bit 0 未実装 : 0 として読み出し SGHT: ソフトウェア生成ハードトラップステータスビット 1 = ソフトウェアが生成したハードトラップが発生した 0 = ソフトウェアが生成したハードトラップは発生していない 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -21

22 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル レジスタ -7: IFSx: 割り込みフラグステータスレジスタ R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 IFS15 IFS14 IFS13 IFS12 IFS11 IFS10 IFS9 IFS8 bit 15 bit 8 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 IFS7 IFS IFS5 IFS4 IFS3 IFS2 IFS1 IFS0 bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15-0 Note: IFS15:IFS0: 割り込みフラグステータスビット 1 = 割り込み要求が発生した 0 = 割り込み要求は発生していない ここには IFSx レジスタの一般的な定義しか記載していません 詳細は各デバイスデータシートの 割り込み を参照してください レジスタ -8: IECx: 割り込みイネーブル制御レジスタ R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 IEC15 IEC14 IEC13 IEC12 IEC11 IEC10 IEC9 IEC8 bit 15 bit 8 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 R/W-0 IEC7 IEC IEC5 IEC4 IEC3 IEC2 IEC1 IEC0 bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15 Note: IEC15:IEC0: 割り込みイネーブル制御ビット 1 = 割り込み要求を有効にする 0 = 割り込み要求を無効にする ここには IECx レジスタの一般的な定義しか記載していません 詳細は各デバイスデータシートの 割り込み を参照してください DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

23 セクション. 割り込み レジスタ -9: IPCx: 割り込み優先度制御レジスタ U-0 R/W-1 R/W-0 R/W-0 U-0 R/W-1 R/W-0 R/W-0 IP3<2:0> IP2<2:0> bit 15 bit 8 割り込み U-0 R/W-1 R/W-0 R/W-0 U-0 R/W-1 R/W-0 R/W-0 IP1<2:0> 10, 2, 0 bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit 15 bit bit 11 bit 10-8 bit 7 bit -4 bit 3 bit 2-0 未実装 : 0 として読み出し IP3<2:0>: 割り込み優先度ビット 111 = 割り込み優先度 7 ( 最優先割り込み ) 001 = 割り込み優先度 = 割り込み要因は無効未実装 : 0 として読み出し IP2<2:0>: 割り込み優先度ビットこれらのビットの定義は bit と同じです 未実装 : 0 として読み出し IP1<2:0>: 割り込み優先度ビットこれらのビットの定義は bit と同じです 未実装 : 0 として読み出し IP0<2:0>: 割り込み優先度ビットこれらのビットの定義は bit と同じです Note: ここには IPCx レジスタの一般的な定義しか記載していません 詳細は各デバイスデータシートの 割り込み を参照してください 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -23

24 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル レジスタ -10: INTTREG: 割り込み制御 / ステータスレジスタ U-0 U-0 U-0 U-0 R-0 R-0 R-0 R-0 ILR<3:0> bit 15 bit 8 R-0 R-0 R-0 R-0 R-0 R-0 R-0 R-0 VECNUM<7:0> bit 7 bit 0 凡例 : R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット 0 として読み出し -n = POR 時の値 1 = ビットはセット 0 = ビットはクリア x = ビットは未知 bit bit 11-8 bit 7-0 未実装 : 0 として読み出し ILR<3:0>: 新規 CPU 割り込み優先度ビット 1111 = CPU 割り込み優先度は = CPU 割り込み優先度は = CPU 割り込み優先度は 0 VECNUM<7:0>: 保留中割り込みベクタ番号ビット = 保留中の割り込みベクタ番号は = 保留中の割り込みベクタ番号は = 保留中の割り込みベクタ番号は 8 DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

25 セクション. 割り込み.5 割り込みのセットアップ手順.5.1 初期化 割り込み要因の設定手順は下記の通りです 1. 割り込みをネストしない場合 NSTDIS 制御ビット (INTCON1<15>) をセットします 2. 割り込み要因のユーザアプリケーション割り当て優先度を選択します ( 対応する IPCx 制御レジスタの制御ビットに書き込む ) 優先度はアプリケーションと割り込み要因のタイプによって決まります 複数の優先度を設定する必要がない場合 全ての有効割り込み要因の IPCx レジスタ制御ビットをゼロ以外の同じ値に設定できます 割り込み Note: 3. 適切な IFSx ステータスレジスタで その周辺モジュールに対応する割り込みフラグステータスビットをクリアします 4. 適切な IECx 制御レジスタで その割り込み要因に対応する割り込みイネーブル制御ビットをセットして有効にします.5.2 割り込みサービスルーチン ISR を宣言して IVT を適正なベクタアドレスに初期化する方法は プログラミング言語 (C またはアセンブリ ) と アプリケーションの開発に使う言語 - 開発ツールによって異なります 一般的にユーザアプリケーションは ISR で処理する割り込み要因の割り込みフラグを 対応する IFSx レジスタ内でクリアする必要があります これをクリアしないと アプリケーションは ISR ルーチン終了後即座にまた同じ ISR ルーチンに再入します ISR をアセンブリ言語でコーディングする場合 保存した PC 値 SRL 値 以前の CPU 優先度をアンスタックするために RETFIE 命令を使って ISR を終了する必要があります.5.3 トラップサービスルーチン TSR も ISR と同様にコーディングできますが TSR への再入を防ぐために INTCON1 レジスタで適切なトラップステータスフラグをクリアする必要があります.5.4 割り込みの無効化 INTCON2 レジスタの GIE ビットをセットするとユーザ割り込みが有効になります このビットをクリアすると 割り込みは無効になります Note: デバイスリセットが発生すると IPC レジスタが初期化され 全てのユーザ割り込み要因は優先度 4 に設定されます この場合 優先度 7 以下のユーザ割り込みだけを無効化にできます トラップ要因 ( 優先度 8 ~ 15) を無効にはできません DISI 命令を使うと 優先度 1 ~ の割り込みを簡単に一定時間無効にできます DISI 命令は優先度 7 の割り込み要因を無効にしません 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -25

26 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル.5.5 サンプルコード 例 -1 のサンプルコードは 割り込みのネスティングを有効にして Timer1/Timer2/Timer3/ 入力状態変化通知割り込みをそれぞれ優先度 2/5//4 に設定する方法と ステータスレジスタを使って割り込みを有効 / 無効にする方法を示しています 各 ISR には割り込みフラグをクリアするコードも示しています 例 -1: 割り込みセットアップのサンプルコード void enableinterrupts(void) { /* Enable level 1-7 interrupts */ /* No restoring of previous CPU IPL state performed here */ INTCON2bits.GIE = 1; return; } void disableinterrupts(void) { /* Disable level 1-7 interrupts */ /* No saving of current CPU IPL setting performed here */ INTCON2bits.GIE = 0; return; } void initinterrupts(void) { /* Interrupt nesting enabled here */ INTCON1bits.NSTDIS = 0; /* Set Timer3 interrupt priority to (level 7 is highest) */ IPC2bits.T3IP = ; /* Set Timer2 interrupt priority to 5 */ IPC1bits.T2IP = 5; /* Set Change Notice interrupt priority to 4 */ IPC4bits.CNIP = 4; /* Set Timer4 interrupt priority to 3 */ IPCbits.T4IP = 3; /* Set Timer1 interrupt priority to 2 */ IPC0bits.T1IP = 2; /* Reset Timer1 interrupt flag */ IFS0bits.T1IF = 0; /* Reset Timer2 interrupt flag */ IFS0bits.T2IF = 0; /* Reset Timer3 interrupt flag */ IFS0bits.T3IF = 0; /* Reset Timer4 interrupt flag */ IFS1bits.T4IF = 0; /* Enable CN interrupts */ IEC1bits.CNIE = 1; DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

27 セクション. 割り込み 例 -1: 割り込みセットアップのサンプルコード ( 続き ) /* Enable Timer1 interrupt */ IEC0bits.T1IE = 1; /* Enable Timer2 interrupt (PWM time base) */ IEC0bits.T2IE = 1; 割り込み /* Enable Timer3 interrupt */ IEC0bits.T3IE = 1; /* Enable Timer4 interrupt (replacement for Timer2 */ IEC1bits.T4IE = 1; /* Reset change notice interrupt flag */ IFS1bits.CNIF = 0; return; } void attribute (( interrupt,no_auto_psv)) _T1Interrupt(void) { /* Insert ISR Code Here*/ /* Clear Timer1 interrupt */ IFS0bits.T1IF = 0; } void attribute (( interrupt,no_auto_psv)) _T2Interrupt(void) { /* Insert ISR Code Here*/ /* Clear Timer2 interrupt */ IFS0bits.T2IF = 0; } void attribute (( interrupt,no_auto_psv)) _T3Interrupt(void) { /* Insert ISR Code Here*/ /* Clear Timer3 interrupt */ IFS0bits.T3IF = 0; } void attribute (( interrupt,no_auto_psv)) _T4Interrupt(void) { /* Insert ISR Code Here*/ /* Clear Timer4 interrupt */ IFS1bits.T4IF = 0; } void attribute (( interrupt,no_auto_psv)) _CNInterrupt(void) { /* Insert ISR Code Here*/ /* Clear CN interrupt */ IFS1bits.CNIF = 0; } 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -27

28 DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.. レジスタマップ 表 -1: 割り込みコントローラ関連のレジスタマップ (1) レジスタ名 dspic33e/pic24e ファミリの割り込みモジュールに関連するレジスタの要約を表 -1 に示します Bit 15 Bit 14 Bit 13 Bit 12 Bit 11 Bit 10 Bit 9 Bit 8 Bit 7 Bit Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0 INTCON1 NSTDIS OVAERR OVBERR COVAERR COVBERR OVATE OVBTE COVTE SFTACERR DIV0ERR DMACTRAP MATHERR ADDRERR STKERR OSCFAIL 0000 INTCON2 GIE DISI SWTRAP INT4EP INT3EP INT2EP INT1EP INT0EP 8000 INTCON3 UAE DAE DOOVR 0000 INTCON4 SGHT 0000 IFSx IFS15 IFS14 IFS13 IFS12 IFS11 IFS10 IFS9 IFS8 IFS7 IFS IFS5 IFS4 IFS3 IFS2 IFS1 IFS IECx IEC15 IEC14 IEC13 IEC12 IEC11 IEC10 IEC9 IEC8 IEC7 IEC IEC5 IEC4 IEC3 IEC2 IEC1 IEC IPCx IP3<2:0> IP2<2:0> IP1<2:0> IP0<2:0> 4444 INTTREG ILR<3:0> VECNUM<7:0> 0000 凡例 : = 未実装 0 として読み出し リセット値は 1 進表記です Note 1: 一部のデバイスでは使えないビットもあります 詳細は各デバイスデータシートの 割り込み を参照してください 全リセット dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル

29 セクション. 割り込み.7 関連アプリケーションノート 本セクションに関連するアプリケーションノートの一覧を下に記載します 一部のアプリケーションノートは dspic33e/pic24e ファミリ向けではありません ただし概念は共通しており 変更が必要であったり制限事項が存在するものの利用が可能です 割り込みモジュールに関連する最新のアプリケーションノートは下記の通りです 割り込み タイトル現在 関連するアプリケーションノートはありません アプリケーションノート番号 N/A Note: dspic33e/pic24e デバイスファミリ関連のアプリケーションノートとサンプルコードはマイクロチップ社のウェブサイト ( でご覧になれます 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -29

30 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル.8 改訂履歴 リビジョン A (2009 年 7 月 ) 本書の初版 リビジョン B (2010 年 4 月 ) 本書全体を通して下記の内容を更新 : ビット名の変更 ( 表 -2: 割り込みコントローラレジスタマップ参照 ) - DMACTRAP を DMACERR に変更 ( レジスタ -3 参照 ) - CMPIFを CMIF に変更 ( レジスタ -8 参照 ) - PCEPIF を PSEMIF に変更 ( レジスタ -10 参照 ) - PCESIF を PSESMIF に変更 ( レジスタ -11 参照 ) - CMPIE を CMIE に変更 ( レジスタ -17 参照 ) - RTCCIE を RTCIE に変更 PCEPIE を PSEMIE に変更 ( レジスタ -19 参照 ) - PCESIE を PSESMIE に変更 ( レジスタ -20 参照 ) - CMPIP を CMIP に変更 ( レジスタ -29 参照 ) - PCEPIP を PSEMIP に変更 ( レジスタ -39 参照 ) - RTCCIP を RTCIP に変更 ( レジスタ -40 参照 ) - PCEPIP を PSESMIP に変更 ( レジスタ -43 参照 ) その他に下記を更新 : 下記の項目を追加 USB アドレスエラーソフトトラップ (UAE) DMA アドレスエラーソフトトラップ (DAE) DO スタックオーバーフローソフトトラップ (DOOVR) 割り込みセットアップ用サンプルコードの void attribute 行を更新し ウォーターマークを削除 ( 例 -1 参照 ) 表 -1 内の下記の割り込み要因名を変更 - CMP1 を CM に変更 ( 割り込みベクタ番号 2 参照 ) - PCEPを PSEM PWM 特殊イベント一致に変更 ( 割り込みベクタ番号 5 参照 ) - RTCC を RTC に変更 ( 割り込みベクタ番号 70 参照 ) - PCES を PSESM PWM セカンダリ特殊イベント一致に変更 ( 割り込みベクタ番号 81 参照 ) - SI2C3 を予約済みに変更 ( 割り込みベクタ番号 95 参照 ) - MI2C3 を予約済みに変更 ( 割り込みベクタ番号 9 参照 ) - USBOIG を USB1 に変更 ( 割り込みベクタ番号 97 参照 ) - PCG1 ~ PCG7 を PWM1 ~ PWM7 に変更 ( 割り込みベクタ番号 105 ~ 111 参照 ) レジスタの追加と削除 ( 表 -2: 割り込みコントローラレジスタマップ参照 ) - レジスタ -2 に VAR ビットの定義を追加 一般ハードトラップ に ハードトラップの動作を説明する網掛け注釈を追加 - 割り込み制御レジスタ 2( レジスタ -4 参照 ) 内の GIE ビットの POR 時の既定値を 0 から 1 に変更 - IFS3 から FLT1IF ビットを削除 ( レジスタ -10 参照 ) - IFS4 に CRCIF ビットを追加し FLT4IF FLT3IF FLT2IF ビットを削除 ( レジスタ -11 参照 ) - IFS5 から MI2C3IF および SI2C3IF ビットを削除 ( レジスタ -12 参照 ) - IFS から PWM9IF および PWM7IF ビットを削除 ( レジスタ -13 参照 ) - IFS8 に ICDIF および DMA12IF ビットを追加 ( レジスタ -15 参照 ) - IEC3から FLT1IE ビットを削除 ( レジスタ -19 参照 ) - IEC4から FLT4IE および FLT3IE ビットを削除 ( レジスタ -20 参照 ) - IECから PWM9IE および PWM8IE ビットを削除 ( レジスタ -22 参照 ) DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

31 セクション. 割り込み リビジョン B (2010 年 1 月 ) ( 続き ) レジスタの追加と削除 ( 続き ) ( 表 -2: 割り込みコントローラのレジスタマップ参照 ) - IEC8 に ICDIE および DMA12IE ビットを追加 ( レジスタ -24 参照 ) - IPC15 から FLT1IP<2:0> ビットを削除 ( レジスタ -40 参照 ) - IPC1 から FLT2IP<2:0> ビットを削除 ( レジスタ -41 参照 ) - IPC18 から FLT3IP<2:0> ビットを削除 ( レジスタ -43 参照 ) - IPC19 を削除 ( 元はレジスタ -44 であった ) - IPC21 から MI2C3IP<2:0> および SI2C3IP<2:0> ビットを削除 ( レジスタ -45 参照 ) - IPC35 に ICDIP<2:0> ビットを追加 ( レジスタ -5 参照 ) - INTTREG 内の VECNUM ビットを <:0> から <7:0> に変更 ( レジスタ -57 参照 ) 割り込み リビジョン C (2012 年 2 月 ) このリビジョンでの変更内容は以下の通りです.4 割り込み制御 / ステータスレジスタ に INTTREG レジスタに関する段落を追加 割り込みベクタの詳細 ( 表 -1) を削除.4.1 制御レジスタに対する割り込みの割り当て を削除 IFSx IECx IPCx レジスタのフォーマットを変更 ( レジスタ -7 ~レジスタ -9 参照 ) CPU IRQを割り込みタイミング図に追加 ( 図 -3 ~ 図 -5 参照 ) 表現および体裁の変更等 本書全体の細部を修正 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -31

32 dspic33e/pic24e ファミリリファレンスマニュアル NOTE: DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

33 マイクロチップ社製デバイスのコード保護機能に関して次の点にご注意ください マイクロチップ社製品は 該当するマイクロチップ社データシートに記載の仕様を満たしています マイクロチップ社では 通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合 マイクロチップ社製品のセキュリティレベルは 現在市場に流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています しかし コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です 弊社の理解ではこうした手法は マイクロチップ社データシートにある動作仕様書以外の方法でマイクロチップ社製品を使用する事になります このような行為は知的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます マイクロチップ社は コードの保全性に懸念を抱くお客様と連携し 対応策に取り組んでいきます マイクロチップ社を含む全ての半導体メーカーで 自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません コード保護機能とは マイクロチップ社が製品を 解読不能 として保証するものではありません コード保護機能は常に進歩しています マイクロチップ社では 常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます マイクロチップ社のコード保護機能の侵害は デジタルミレニアム著作権法に違反します そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著作物に不正なアクセスを受けた場合は デジタルミレニアム著作権法の定めるところにより損害賠償訴訟を起こす権利があります 本書に記載されているデバイスアプリケーション等に関する情報は ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであり 更新によって無効とされる事があります お客様のアプリケーションが仕様を満たす事を保証する責任は お客様にあります マイクロチップ社は 明示的 暗黙的 書面 口頭 法定のいずれであるかを問わず 本書に記載されている情報に関して 状態 品質 性能 品性 特定目的への適合性をはじめとする いかなる類の表明も保証も行いません マイクロチップ社は 本書の情報およびその使用に起因する一切の責任を否認します マイクロチップ社の明示的な書面による承認なしに 生命維持装置あるいは生命安全用途にマイクロチップ社の製品を使用する事は全て購入者のリスクとし また購入者はこれによって発生したあらゆる損害 クレーム 訴訟 費用に関して マイクロチップ社は擁護され 免責され 損害うけない事に同意するものとします 暗黙的あるいは明示的を問わず マイクロチップ社が知的財産権を保有しているライセンスは一切譲渡されません 商標マイクロチップ社の名称と Microchip ロゴ dspic KEELOQ KEELOQ ロゴ MPLAB PIC PICmicro PICSTART rfpic UNI/O は 米国およびその他の国におけるマイクロチップ テクノロジー社の登録商標です FilterLab Hampshire HI-TECH C Linear Active Thermistor MXDEV MXLAB SEEVAL Embedded Control Solutions Company は 米国におけるマイクロチップ テクノロジー社の登録商標です Analog-for-the-Digital Age,Application Maestro chipkit chipkit logo CodeGuard dspicdem dspicdem.net dspicworks dsspeak ECAN ECONOMONITOR FanSense HI-TIDE In-Circuit Serial Programming ICSP Mindi MiWi MPASM MPLAB Certifiedr ロゴ MPLIB MPLINK mtouch Omniscient Code Generation PICC PICC-18 PICDEM PICDEM.net PICkit PICtail REAL ICE rflab Select Mode Total Endurance TSHARC UniWinDriver WiperLock ZENA は 米国およびその他の国におけるマイクロチップ テクノロジー社の登録商標です SQTP は 米国におけるマイクロチップ テクノロジー社のサービスマークです その他 本書に記載されている商標は各社に帰属します 2011, Microchip Technology Incorporated, All Rights Reserved. ISBN : マイクロチップ社では Chandler および Tempe ( アリゾナ州 ) Gresham ( オレゴン州 ) の本部 設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とイドのデザインセンターが ISO/TS-1949:2009 認証を取得しています マイクロチップ社の品質システムプロセスおよび手順は PIC MCU および dspic DSC KEELOQ コードホッピングデバイス シリアル EEPROM マイクロペリフェラル 不揮発性メモリ アナログ製品に採用されています さらに 開発システムの設計と製造に関するマイクロチップ社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています 2012 Microchip Technology Inc. DS7000C_JP - p. -33

34 各国の営業所とサービス 北米本社 2355 West Chandler Blvd. Chandler, AZ Tel: Fax: 技術サポート : support URL: アトランタ Duluth, GA Tel: Fax: ボストン Westborough, MA Tel: Fax: シカゴ Itasca, IL Tel: Fax: クリーブランド Independence, OH Tel: Fax: ダラス Addison, TX Tel: Fax: デトロイト Farmington Hills, MI Tel: Fax: インディアナポリス Noblesville, IN Tel: Fax: ロサンゼルス Mission Viejo, CA Tel: Fax: サンタクララ Santa Clara, CA Tel: Fax: トロント Mississauga, Ontario, Canada Tel: Fax: アジア / 太平洋アジア太平洋支社 Suites , 37th Floor Tower, The Gateway Harbour City, Kowloon Hong Kong Tel: Fax: オーストラリア - シドニー Tel: Fax: 中国 - 北京 Tel: Fax: 中国 - 成都 Tel: Fax: 中国 - 重慶 Tel: Fax: 中国 - 杭州 Tel: Fax: 中国 - 香港 SAR Tel: Fax: 中国 - 南京 Tel: Fax: 中国 - 青島 Tel: Fax: 中国 - 上海 Tel: Fax: 中国 - 瀋陽 Tel: Fax: 中国 - 深圳 Tel: Fax: 中国 - 武漢 Tel: Fax: 中国 - 西安 Tel: Fax: 中国 - 厦門 Tel: Fax: 中国 - 珠海 Tel: Fax: アジア / 太平洋 インド - バンガロール Tel: Fax: インド - ニューデリー Tel: Fax: インド - プネ Tel: Fax: 日本 - 大阪 Tel: Fax: 日本 - 横浜 Tel: Fax: 韓国 - 大邱 Tel: Fax: 韓国 - ソウル Tel: Fax: または マレーシア - クアラルンプール Tel: Fax: マレーシア - ペナン Tel: Fax: フィリピン - マニラ Tel: Fax: シンガポール Tel: Fax: 台湾 - 新竹 Tel: Fax: 台湾 - 高雄 Tel: Fax: 台湾 - 台北 Tel: Fax: タイ - バンコク Tel: Fax: ヨーロッパオーストリア - ヴェルス Tel: Fax: デンマーク - コペンハーゲン Tel: Fax: フランス - パリ Tel: Fax: ドイツ - ミュンヘン Tel: Fax: イタリア - ミラノ Tel: Fax: オランダ - ドリューネン Tel: Fax: スペイン - マドリッド Tel: Fax: イギリス - ウォーキンガム Tel: Fax: /29/11 DS7000C_JP - p Microchip Technology Inc.

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