熟年しあわせ計画(老人福祉計画)及び第6期介護保険事業計画

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1 江戸川区熟年しあわせ計画 ( 老人福祉計画 ) 及び第 6 期介護保険事業計画 平成 27 年 3 月 江戸川区

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3 策定にあたって 平成 12 年に発足した介護保険制度も15 年を経過し この 4 月から第 6 期を迎えます 厳しい社会 経済情勢のなか 介護保険制度を支えてこられた関係者の皆様に深く敬意を表します 国は今回 制度創設以来の大規模な改正を行い 介護保険制度の持続可能性の確保を見据えた費用負担の公平化と 住み慣れた地域で生活を継続することができるように 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的に提供される 地域包括ケアシステムの構築の実現 を改正の柱としました 本区では 第 6 期計画において 認知症への早期対応や 社会参加も視野に入れた介護予防施策 地域特性を活かした生活支援サービスの体制整備について 計画期間全体を通して推進してまいります そして 安心して地域で暮らし続けるために 熟年相談室 ( 地域包括支援センター ) の機能を充実させるとともに 地域密着型サービス等の整備支援を行い 介護基盤の一層の充実を図ってまいります また 本区の高齢者人口は 平成 26 年 10 月に13 万 7 千人強を数え 高齢化率は20% を超えましたが 介護保険の認定率は低く 元気な熟年者が多いことが特徴です 本区では 熟年者が その豊かな人生経験を活かして生きがいを持ち 地域で 生涯現役 として活躍していただくことが 江戸川の地域力をさらに高めていくことにつながると考えます 区民や関係機関の皆様のご協力を得ながら 新しい時代の活動の場の創造 環境づくりに努めてまいります 最後に 本計画の策定にあたり貴重なご意見をお寄せいただきました区民の皆様をはじめ 長期間にわたり精力的にご審議をいただいた介護保険事業計画等改定検討委員会の皆様に 心より感謝を申し上げます 平成 27 年 3 月 江戸川区長多田正見

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5 目 次 第 1 部総論 第 1 部 総論 の要旨... 3 第 1 章計画の目的と性格 計画改定の目的 計画の性格 計画期間 計画改定のための取り組み... 7 (1) 調査概要... 7 (2) 計画改定のための体制... 8 (3) 広報及び意見募集... 8 第 2 章基本理念と施策の体系 基本理念と基本目標 施策の体系 第 2 部 区の現状 第 2 部 区の現状 の要旨 第 1 章区の現況と推計 人口及び高齢化率の推移 推計 (1) 総人口の推移 推計 (2) 高齢者人口の推移 推計 (3) 日常生活圏域別の高齢化率の推移 推計 世帯の状況 住まいの状況 介護保険被保険者及び要介護認定者の推移 推計 認知症の方 ( 疑い含む ) の状況 地域活動をしている熟年者の元気度の状況 第 2 章介護保険サービス等の現状と課題 介護保険サービス利用者 居宅サービス (1) サービス別利用者数 利用割合 (2) 居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合 目次 1

6 3 居住系サービス 地域密着型サービス 施設サービス 第 3 部 熟年者保健福祉施策の展開 第 3 部 熟年者保健福祉施策の展開 の要旨 第 1 章熟年しあわせ計画 計画の方向性 - 高齢化への対応 今後の高齢化の進行 - 世界に例を見ない高齢化を前に Ⅰ 医療 - 誰もが虚弱高齢者になりうる Ⅱ 介護 - 右肩上がりの要介護認定者数 Ⅲ 住まい - 高齢化による住まいの変化 Ⅳ 生活支援 - 孤立化が進む熟年者 Ⅴ 介護予防 - 人との関わりは介護予防 熟年者が生き生きと活躍する長寿社会をめざして 施策の柱と事業計画 健康ではつらつとした生活づくり (1) 健康長寿のまち (2) 介護予防推進のまち 安心と信頼のサービスづくり (1) 地域生活を支援するまち (2) 介護する家族を支えるまち (3) 安心介護のまち 介護保険事業計画部分に相当 豊かな福祉のまちづくり (1) 安全 快適 心のバリアフリーのまち (2) いつまでも住み続けることのできるまち 生きがいに満ちた生涯づくり (1) ふれあいと支えあいのまち (2) 熟年パワーのあふれるまち サービス利用支援体制づくり (1) 安心してサービスが利用できるまち (2) 連携により円滑なサービスを提供するまち 目次 2

7 第 2 章介護保険事業計画 計画の方向性 - 住み慣れた地域で暮らし続けるために 熟年者の介護予防と日常生活を支える地域づくり (1) 介護予防 日常生活支援総合事業の創設 (2) 介護予防 生活支援サービスの提供体制の整備 (3) 社会参加と地域の支えあい 助けあいの仕組みづくり (4) 効果的な介護予防の推進 認知症高齢者への地域ケアの確立 (1) 認知症の予防 早期発見 診断 対応の仕組みづくり (2) 認知症の人を支える地域ネットワークの構築 (3) 地域生活を支える介護サービスの更なる充実 (4) 地域での日常生活 家族の支援の強化 在宅療養を支える医療と介護の連携 (1) 医療と介護の連携体制の強化 (2) 在宅療養に関わる専門職のスキルアップ (3) 在宅医療 介護サービスの充実 熟年者を支える地域ネットワークの構築 (1) 熟年相談室の相談支援体制の強化 (2) 地域ケア会議 地域連携会議の充実 (3) 安心生活応援ネットワークの充実 安心して住み続けられる住まいの確保 (1) 住まいに対する相談 情報提供 (2) 自宅や民間賃貸住宅での居住継続への支援 (3) サービス付き高齢者向け住宅の整備 (4) 低所得者向け住まいの確保 介護基盤の強化による安心と希望のある地域づくり (1) 地域密着型サービスの整備推進と普及促進 (2) 地域密着型サービスの質の確保 (3) 介護人材の確保と介護サービス事業者への支援 (4) 介護保険事業の適正化と的確な事業者指導 (5) 介護保険施設の計画的な整備と重度者利用の推進 (6) 介護保険外サービスのあり方 事業計画 介護保険サービス量の見込み (1) 居宅サービス (2) 居住系サービス (3) 施設サービス (4) 地域密着型サービス 目次 3

8 (5) 地域支援事業の主要事業と事業量の見込み 介護保険財政の実績と見込み (1) 介護保険財政の3 年間のまとめ (2) 保険給付費等及び保険料の見込み額 介護保険事業を円滑に推進するための施策 (1) サービス利用等における低所得者への配慮 (2) サービスの質の向上のための方策 (3) 高齢者虐待への対応 (4) 介護保険事業の推進 資料 江戸川区介護保険事業計画等改定検討委員会設置要綱 江戸川区介護保険事業計画等改定検討委員会委員名簿 改定検討委員会開催日程と検討内容 中間のまとめ の公表と主な意見 介護保険法改正のポイント 平成 27 年度介護報酬改定のポイント 介護保険制度の変遷... エラー! ブックマークが定義されていません 8 用語解説 ( あいうえお順 ) 目次 4

9 第 1 部 総 論

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11 第 1 部 総論 の要旨 1 計画の目的と性格 (4 ページ~) 本計画は 江戸川区熟年しあわせ計画 と 江戸川区介護保険事業計画 をあわせたものであり 江戸川区の熟年者施策の総合的な推進を図る計画です 江戸川区熟年しあわせ計画 は老人福祉法に基づく 区市町村老人福祉計画 であり 熟年者の保健福祉施策の充実を図るための計画です また 江戸川区介護保険事業計画 は介護保険法により策定が義務づけられている計画です 本計画は 江戸川区基本構想 基本計画 の理念や将来都市像と方向性をともにし 江戸川区地域福祉計画 との整合性を保ちつつ策定されています 2 基本理念と施策の体系 (9 ページ~) 本計画は 江戸川区基本構想 基本計画 の理念に基づき 基本目標のひとつである すこやかに安心して暮らせ生涯活躍できるいきいきとしたまち を実現するため 5 つの施策の柱を定めて事業を推進します 基本目標 熟年しあわせ計画及び第 6 期介護保険事業計画 施策の柱 1 健康ではつらつとした生活づくり すこやかに安心して暮らせ生涯活躍できるいきいきとしたまち 2 安心と信頼のサービスづくり 3 豊かな福祉のまちづくり 4 生きがいに満ちた生涯づくり 5 サービス利用支援体制づくり 3

12 第 1 章計画の目的と性格 1 計画改定の目的 介護保険制度は平成 12 年 4 月にスタートして 16 年目を迎え 高齢者の介護に無くてはならないものとして定着 発展してきています 一方 平成 27 年にはすべての団塊の世代 が 65 歳に到達することから 江戸川区においても高齢化が進み 平成 26 年 10 月 1 日現在 65 歳以上の高齢者数は平成 12 年度同期比で 1.7 倍 介護保険の要介護認定者数は 2.8 倍に増加しています 平成 24~26 年度の 江戸川区第 5 期介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画 ( 老人福祉計画 ) では 熟年者が介護が必要な状態になっても 住み慣れた地域で個人として尊重された生活を継続できるよう 介護 予防 医療 住まい 生活支援サービスを切れ目なく提供していく地域包括ケアシステムの構築をめざした取り組みをスタートしました 今回の介護保険制度の改正においては 更なる高齢化 特に 75 歳以上人口が急増するとともに ひとり暮らしや夫婦のみの高齢者世帯 認知症高齢者の増加等が見込まれることへの対応として 地域包括ケアシステムの構築と介護保険制度の持続可能性の確保が基本的考え方に掲げられています 全国一律の予防給付 ( 訪問介護 通所介護 ) を区市町村が実施する介護予防 日常生活支援総合事業に移行することとあわせて 在宅医療 介護連携や認知症施策の推進などの地域支援事業の充実 給付の重点化と費用の公平化 団塊の世代が 75 歳以上となる 10 年後の平成 37 (2025) 年を見据えた中長期的な視野に立った介護保険事業計画の策定などが求められています こうした方向性を踏まえ これまでの区の熟年者施策や介護保険事業の動向とともに 平成 37(2025) 年までの見通しを十分に検討した上で 平成 27 年度から平成 29 年度までの 江戸川区熟年しあわせ計画 ( 老人福祉計画 ) 及び第 6 期介護保険事業計画 として 計画の改定を行います 団塊の世代とは 昭和 22~24 年生まれの 戦後のベビーブーム世代 を意味しています 4

13 2 計画の性格 江戸川区熟年しあわせ計画( 老人福祉計画 ) は 老人福祉法第 20 条の 8 の規定に基づく 区市町村老人福祉計画 であり 熟年者の保健福祉施策の充実を図るための計画です また 江戸川区介護保険事業計画 は 介護保険法第 117 条によりすべての区市町村に策定が義務づけられている 区市町村介護保険事業計画 であり 介護サービスの円滑な実施を図るとともに サービス提供体制の確保及び効率的な運営を実現するための計画です 江戸川区介護保険事業計画 は 江戸川区熟年しあわせ計画( 老人福祉計画 ) の部分計画に位置づけられ 両計画一体となって 熟年者施策の総合的な推進を図ります 第 6 期以降については平成 37(2025) 年を見据え 地域包括ケアシステムの構築に向けた 中長期的な視点に立った施策の方向性を定めるものとします なお 両計画は 江戸川区基本構想 基本計画 の理念や将来都市像と方向性をともにし 社会福祉法第 107 条の規定による 江戸川区地域福祉計画 との整合性を保ちつつ策定されています 江戸川区熟年しあわせ計画 介護保険事業計画の位置づけ 江戸川区基本構想 江戸川区基本計画 江戸川区地域福祉計画 江戸川区熟年しあわせ計画 ( 老人福祉計画 ) 江戸川区介護保険事業計画 5

14 3 計画期間 介護保険事業計画は介護保険法の規定により 3 年を 1 期とする計画期間になっています 江戸川区第 6 期介護保険事業計画 は 平成 27~29 年度の 3 年間の計画を定めます 平成 29 年度には見直し及び改定を行い 平成 30~32 年度の 江戸川区第 7 期介護保険事業計画 を定めることとなります 一方 江戸川区熟年しあわせ計画 ( 老人福祉計画 ) は 江戸川区第 6 期介護保険事業計画 と一体となり 江戸川区の熟年者施策の充実を総合的に図る計画です したがって 江戸川区熟年しあわせ計画 ( 老人福祉計画 ) も同様に 計画期間を 3 年間として定めます 江戸川区熟年しあわせ計画 介護保険事業計画の計画期間 江戸川区熟年しあわせ計画及び第 6 期介護保険事業計画 江戸川区熟年しあわせ計画及び第 7 期介護保険事業計画 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度平成 32 年度 6

15 4 計画改定のための取り組み (1) 調査概要 区民や介護サービス利用者等の意見や要望などを計画の改定に反映するため 平成 25 年度に下表の1~6の調査を 平成 26 年度に7の調査を行いました 各調査結果の詳細は 江戸川区介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画改定のための基礎調査報告書 ( 平成 26 年 4 月 ) 及び 平成 26 年度熟年者のお元気度チェック調査報告書 ( 平成 27 年 3 月 ) として公表しています 江戸川区介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画改定のための基礎調査 調査名 1 熟年者の健康と生きがいに関する調査 2 介護予防に関する調査 3 介護保険サービス利用に関する調査 調査方法 郵送配付 郵送回収 調査対象者 65 歳以上の要介護認定を受けていない区民 65 歳以上の二次予防事業の候補者 決定者となっている区民 65 歳以上の要介護認定を受け 施設サービス 認知症高齢者グループホーム 有料老人ホームを利用していない区民 調査期間 平成 25 年 11 月 15 日 ~12 月 11 日 対 象 者 及び 回 収 率 対象者数 :2,500 有効回収数 :1,666 有効回収率 :66.6% 対象者数 :1,000 有効回収数 :723 有効回収率 :72.3% 対象者数 :2,500 有効回収数 :1,490 有効回収率 :59.6% 調査名 調査方法 調査対象者 調査期間 対 象 者 及び 回 収 率 4 熟年者のお元気度チェック調査 活動の場にて協力を得られた方に直接配付 郵送回収 ( 一部その場で回収 ) リズム運動くすのきクラブくすのきカルチャー教室シルバー人材センターウオーキング参加者 平成 25 年 12 月 2 日 ~ 平成 26 年 1 月 10 日 対象者数 :512 有効回収数 :372 有効回収率 :72.7% 5 介護保険サービス事業者調査 区内すべての介護保険サービス事業者 対象者数 :405 有効回収数 :275 有効回収率 :67.9% 郵送配付 郵送回収 6 介護支援専門員調査 NPO 法人江戸川区ケアマネジャー協会に加入し 介護支援専門員として従事している会員 平成 25 年 11 月 15 日 ~12 月 11 日 対象者数 :423 有効回収数 :256 有効回収率 :60.5% 7

16 調査名 7 平成 26 年度熟年者のお元気度チェック調査 調査方法 調査対象者 調査期間 対 象 者 及び 回 収 率 郵送配付 郵送回収 平成 25 年度に実施した 熟年者のお元気度チェック調査 回答者のうち 約 1 年後に実施する本調査への協力をご了承くださった方 平成 26 年 10 月 21 日 ~11 月 13 日 対象者数 :368 有効回収数 :332 有効回収率 :90.2% (2) 計画改定のための体制 江戸川区介護保険事業計画等改定検討委員会設置要綱に基づき 学識経験者 保健 医療 社会福祉関係者 区民代表 区議会議員 行政代表からなる 江戸川区介護保険事業計画等改定検討委員会 を設置し 検討委員会での議論をとおして計画の改定を行いました ( 委員名簿 検討内容等は ページを参照 ) (3) 広報及び意見募集 1 広報えどがわ での情報公開 江戸川区熟年しあわせ計画及び第 6 期介護保険事業計画 の改定について 平成 26 年 6 月 1 日号及び 12 月 1 日号の 広報えどがわ に掲載し 区民への周知を図りました 2 江戸川区介護保険事業計画等改定検討委員会 の公開 江戸川区介護保険事業計画等改定検討委員会 を公開するとともに ホームペ ージに各回の議事録を掲載しました 3 中間のまとめ の公表 パブリックコメントの実施 江戸川区介護保険事業計画等改定にかかる中間のまとめ を関係機関や区民希望者に配布するとともに 広報紙 ホームページ等により周知を図り 広く区民からの意見を募りました また 中間のまとめ の報告会とあわせて講演会を開催しました 講演会は 熟年者の知識や経験を地域社会に活かすことが必要とされている現状を踏まえ 関わり方は十人十色地域を輝かせる熟年者の力 をテーマとしました 当日は 300 人を超える区民や関係者の参加があり 関心の高さがうかがえました 8

17 第 2 章基本理念と施策の体系 1 基本理念と基本目標 江戸川区基本構想 基本計画 ( 平成 24~33 年度 ) では 1. 自立した個人 2. つながりと信頼 3. 地球人としての発想 の理念を掲げ 将来都市像 生きる喜びを実感できる都市 実現のための 6 つの基本目標を定めています 熟年者を対象とした本計画においても 江戸川区基本構想 基本計画 の理念や将来都市像と方向性をともにしており すこやかに安心して暮らせ生涯活躍できるいきいきとしたまち を基本目標とします 江戸川区基本構想 基本計画 ( 平成 24~33 年度 ) 理念 1. 自立した個人 2. つながりと信頼 3. 地球人としての発想 将来都市像 基本目標 創造性豊かな文化はぐくむ水辺と緑かがやく安心と活力ある生きる喜びを実感できる都市 人間性豊かに未来を担う人が育つはつらつとしたまち 学びと協働で区民文化はぐくむふれあいのまち すこやかに安心して暮らせ生涯活躍できるいきいきとしたまち 自然豊かな地球環境にやさしいやすらぎのまち 都市と産業が共存共栄する活力に満ちたにぎわいのあるまち 楽しい暮らしを支え安全快適で美しい魅力あふれるうるおいのまち いきいきとした生活のための健康 福祉の社会づくり 高齢の人々の生きがいと健康 高齢の人々の生活支援 障害のある人々の生活支援 福祉のまちづくり 熟年しあわせ計画及び第 6 期介護保険事業計画 施策の柱 1 健康ではつらつとした生活づくり 2 安心と信頼のサービスづくり 3 豊かな福祉のまちづくり 4 生きがいに満ちた生涯づくり 5 サービス利用支援体制づくり 9

18 2 施策の体系 施策の柱 施策項目 理念 1. 自立した個人 2. つながりと信頼 3. 地球人としての発想 1 健康ではつらつ とした生活づくり 1 健康長寿のまち 2 介護予防推進のまち 1 地域生活を支援するまち 将来都市像 創造性豊かな文化はぐくむ 水辺と緑かがやく安心と活力ある 生きる喜びを実感できる都市 2 安心と信頼の サービスづくり 2 介護する家族を支えるまち 3 安心介護のまち ( 介護保険事業計画部分に相当 ) 基本目標 すこやかに安心して暮らせ生涯活躍できるいきいきとしたまち 3 豊かな福祉 のまちづくり 1 安全 快適 心のバリアフリーのまち 2 いつまでも住み続けることのできるまち 4 生きがいに 満ちた生涯づくり 1 ふれあいと支えあいのまち 2 熟年パワーのあふれるまち 5 サービス利用 支援体制づくり 1 安心してサービスが利用できるまち 2 連携により円滑なサービスを提供するまち 10

19 事業名 1 健康サポートセンター の機能の充実 2 生活習慣病予防とがん検診の推進 3 生活習慣病予防のための相談等の充実 運動の推進 成人歯科健康診査 1 リズム運動の推進 2 ウオーキングの推進 3 介護予防教室の充実 4 地域ミニデイサービス実施への支援 5 出前健康講座の実施 5 江戸川区口腔保健センターの運営支援 6 感染症予防対策の充実 7 食を通じた心とからだの健康づくり の啓発 普及 6 認知症を正しく理解するための啓発活動 7 介護予防 生活支援サービス事業対象者把握の推進 8 介護予防ケアマネジメントへの取り組み 9 熟年ふれあいセンターの充実 8 健康学習の場と機会の提供 9 健康づくりリーダーが活躍できる仕組みの整備 10 健康長寿協力湯の推進 11 三療サービスの実施 10 熟年スポーツトレーニングの推進 11 熟年いきいきトレーニングの充実 12 熟年口腔ケアセミナーの充実 13 地域リハビリテーションの充実 14 介護職への介護予防知識等の普及 1 配食サービスの実施 2 紙おむつ等介護用品の支給 おむつ使用料の助成 3 徘徊探索サービスの実施 4 ケア機器等の給付 助成の実施 5 寝具乾燥消毒等サービスの実施 6 福祉理美容サービスの実施 7 熟年者を見守るネットワークの強化 8 民間緊急通報システムの拡大 9 消費生活相談と情報提供の充実 10 戸別訪問収集の実施 11 生活福祉資金の貸付 ( 社会福祉協議会 ) 12 不動産担保型生活資金の貸付 ( 社会福祉協議会 ) 1 介護者交流会の開催 1 居宅サービス 訪問介護 介護予防訪問介護 訪問入浴介護 介護予防訪問入浴介護 訪問看護 介護予防訪問看護 訪問リハビリテーション 介護予防訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 介護予防居宅療養管理指導 通所介護 介護予防通所介護 通所リハビリテーション 介護予防通所リハビリテーション 短期入所生活介護 介護予防短期入所生活介護 短期入所療養介護 介護予防短期入所療養介護 福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 特定福祉用具購入費 特定介護予防福祉用具購入費 住宅改修費 介護予防住宅改修費 居宅介護支援 介護予防支援 2 居住系サービス 特定施設入居者生活介護 介護予防特定施設入居者生活介護 3 施設サービス 介護老人福祉施設 ( 特別養護老人ホーム ) 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 4 地域密着型サービス 小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能型居宅介護 認知症対応型通所介護 介護予防認知症対応型通所介護 ( 認知症デイサービス ) 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 ( 小規模特別養護老人ホーム ) 認知症対応型共同生活介護 介護予防認知症対応型共同生活介護 ( 認知症高齢者グループホーム ) 地域密着型特定施設入居者生活介護 ( 小規模介護専用型有料老人ホーム等 ) 夜間対応型訪問介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 看護小規模多機能型居宅介護 ( 複合型サービス ) 地域密着型通所介護 5 サービス利用等における低所得者への配慮 6 サービスの質の向上のための方策 介護サービス従事者の資質向上 各種団体への支援 介護サービス情報の公表と第三者評価の推進 相談及び苦情対応の強化 介護給付適正化計画に基づく事業者指導等 7 高齢者虐待への対応 8 介護保険事業の推進 公平 公正な要介護認定の実施 地域密着型サービスの指定事務の実施 介護保険事業計画の推進 評価 1 福祉のまちづくりの推進 2 だれもが快適に移動できるユニバーサルデザインの推進 1 有料老人ホームの整備指導 2 高齢者向け賃貸住宅の供給促進 3 都市型軽費老人ホームの整備支援 3 公共施設のバリアフリー化の推進 4 駅施設のバリアフリー化の推進 5 人にやさしい道づくりの整備推進 4 住まいの改造助成の実施 5 民間賃貸住宅家賃等の助成 6 住まい関連ボランティアへの支援 6 だれにもやさしい公園づくりの推進 7 区民との協働による防災体制の強化 8 交通安全対策の充実 7 戸建住宅耐震改修工事助成 8 家具転倒防止ボランティアへの支援 1 熟年者向け地域情報誌の配布 2 ボランティア立区の推進 3 すくすくスクールでのボランティア活動 4 学校における交流の推進 1 くすのきカルチャー教室の充実 2 熟年者のスポーツ レクリエーション活動の推進 5 町会 自治会などを基礎としたコミュニティの活性化 6 くすのきクラブへの支援 7 ふれあい訪問員活動の充実 3 スポーツ活動支援の充実 4 熟年者の参加を促進する行事の実施 8 認知症サポーターの養成 9 熟年介護サポーターの育成 10 健康知識 介護技術を持つボランティアの育成 5 シルバー人材センターへの支援 6 シルバーお助け隊 の実施 1 情報提供の多様化と充実 2 相談 助言に関する窓口機能強化 3 認知症地域ネットワーク活用事業 4 認知症早期発見 早期対応への取り組み 5 熟年者緊急短期入所実施事業 6 権利擁護の推進 7 民生 児童委員との連携強化 8 介護ブラッシュアップセミナー等の推進 9 社会福祉士等卒後連携事業 1 熟年相談室 ( 地域包括支援センター ) の機能強化 2 保健 医療 福祉の連携強化 3 社会福祉協議会との連携強化 11

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21 第 2 部 区の現状

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23 第 2 部 区の現状 の要旨 1 区の現況と推計 (16 ページ~) 江戸川区の総人口は 平成 28 年度にピークを迎えると推計されています 65 歳以上の高齢者人口は 平成 26 年 10 月 1 日現在 137,099 人 ( 高齢化率 20.16%) から 平成 29 年度には 144,380 人 ( 高齢化率 21.15%) に達する見込みです 今後は介護が必要な状態になりやすい 75 歳以上人口が増加していきます 特に東部事務所 鹿骨事務所圏域は 75 歳以上の高齢者の割合が急激に増加していくことが見込まれます 高齢者の約半数は ひとり暮らしまたは夫婦のみ世帯であり 6 割台が持ち家の一戸建てに居住しています 要介護認定者数の推移をみると 特に 要支援 1 から要介護 1 の軽度の要介護認定者数が増加傾向にあります 平成 26 年度の要介護認定者数は 21,278 人 ( 要介護認定率 14.96%) であり 平成 29 年度には 26,577 人 ( 要介護認定率 17.83%) になると見込まれます 要介護認定を受けている方の約半数は 認知症の方です 一方 調査の結果からは 地域活動をしている熟年者の約 95% は 1 年後も未認定の状態を維持していることが明らかになっています 2 介護保険サービス等の現状と課題 (29 ページ~) 介護保険サービス利用者については 居宅サービス利用者数が大きく増加しています 居宅サービスのうち 要介護 1~5 の人が利用する介護給付は 福祉用具貸与や通所介護の利用者が多くなっています 居住系サービスについては 有料老人ホームの増加により 特定施設入居者生活介護の利用が伸びています 地域密着型サービスについては 認知症対応型共同生活介護( 認知症高齢者グループホーム ) 小規模多機能型居宅介護の利用が伸びています 施設サービスについては 施設整備に伴い 介護老人福祉施設( 特別養護老人ホーム ) 利用者が増えています 15

24 第 1 章区の現況と推計 1 人口及び高齢化率の推移 推計 (1) 総人口の推移 推計 江戸川区の総人口は 平成 28 年度にピークを迎えると推計されています 平成 22 年度に至るまで長期的に増加傾向にあった江戸川区の総人口は 平成 年度に前年を下回りましたが その後ゆるやかに増加に転じ 平成 26 年 10 月 1 日現在は 680,013 人となっています 今後は平成 28 年度にピークを迎えると推計されます 一方 65 歳以上の高齢者人口は増加傾向が続きます 年齢階層別人口の推移 推計 実績 推計 0~14 歳 15~64 歳 65 歳以上高齢化率 (%) 700,000 人 600,000 人 680, , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,206 35% 30% 500,000 人 400,000 人 % 20% 300,000 人 200,000 人 100,000 人 0 人 460, , , , , , , , , ,608 98,342 97,159 95,548 94,155 93,614 92,356 91,794 90,448 87,662 84,319 平成 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 32 年度 37 年度 15% 10% 5% 0% 人口は 住民基本台帳 ( 平成 23 年度以前は外国人人口を含む )( 各年度 10 月 1 日現在 ) 高齢化率は 総人口に占める 65 歳以上人口の割合 平成 22~26 年度は実績値 平成 27 年度以降は コーホート要因法による推計値 16

25 (2) 高齢者人口の推移 推計 今後は介護が必要な状態になりやすい 75 歳以上人口が増加していきます 65 歳以上の高齢者人口は 平成 26 年 10 月 1 日現在 137,099 人であり 高齢化率は 20.16% と 2 割を超えました 第 6 期計画期間中 ( 平成 27~29 年度 ) も高齢者人口は増加が続き 平成 29 年度には 144,380 人 高齢化率は 21.15% に達する見込みです 特に 介護が必要な状態につながりやすい 75 歳以上人口が増え 平成 29 年度には約 7 万人 高齢者の 48.5% を占めると予測されます さらに 昭和 22~24 年生まれの団塊の世代が 75 歳以上になりきる平成 37 年度には約 8 万 5 千人となり 高齢者の半数以上を占めると推計されます 65 歳以上人口の推移 推計 実績 推計 150,000 人 120,000 人 90,000 人 60,000 人 30,000 人 0 人 127,814 65~74 歳 75 歳以上 高齢化率 (%) 高齢者人口に占める 75 歳以上の割合 (%) 132, , , , , , ,206 56,025 58,738 60,832 63,612 66,838 70, ,531 84, ,789 73,926 76,267 76,774 75,987 74,370 70,112 59,647 平成 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 32 年度 37 年度 % 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 人口は 住民基本台帳 ( 各年度 10 月 1 日現在 ) 平成 24~26 年度は実績値 平成 27 年度以降は コーホート要因法による推計値 17

26 (3) 日常生活圏域別の高齢化率の推移 推計 特に東部事務所 鹿骨事務所圏域は 今後 75 歳以上の高齢者の割合の急激な増加が見込まれます 高齢化率が高い上位 3 地域は小岩事務所 小松川事務所 区民課圏域であり 高齢者人口に占める 75 歳以上の人の割合は 45% を超えています 東部事務所及び鹿骨事務所圏域は平成 37 年度に高齢化率は低下するものの 75 歳以上の高齢者の割合は 6 割台に達し 他の地域に比べても高い割合になると見込まれます 日常生活圏域別高齢化率 ( 平成 26 年度 平成 37 年度 ) 80% 60% 40% 20% 高齢化率 高齢者人口に占める 75 歳以上の割合 % 平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成 年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度 区民課小松川葛西北葛西南小岩東部鹿骨 高齢化率等は 住民基本台帳 ( 各年度 10 月 1 日現在 ) による 平成 26 年度は実績値 平成 37 年度は コーホート要因法による推計値 日常生活圏域とは 日常生活圏域とは 高齢者が住み慣れた地域で生活を継続することができるように地 理的条件 人口 施設の整備状況等を勘案して設定を行うものです 江戸川区では 現在の 6 事務所制の地域割を基礎として 区民課圏域 小松川事務 所圏域 葛西事務所北圏域 葛西事務所南圏域 小岩事務所圏域 東部事務所圏域 鹿骨事務所圏域 の 7 地域を 日常生活圏域として設定しています 18

27 7 つの日常生活圏域と特性 小岩事務所圏域 区民課圏域 面 積 10.41km2 総 人 口 136,705 人 高齢者人口 30,202 人 高齢化率 22.09% 面 積 6.26km2 総 人 口 95,535 人 高齢者人口 23,357 人 高齢化率 24.45% 小松川事務所圏域 区民課圏域 小岩事務所圏域 鹿骨事務所圏域 東部事務所圏域 鹿骨事務所圏域 面 積 4.78km2 総 人 口 54,071 人 高齢者人口 11,343 人 高齢化率 20.98% 小松川事務所圏域 面 積 4.43km2 総 人 口 56,884 人 高齢者人口 13,288 人 高齢化率 23.36% 葛西事務所北圏域 東部事務所圏域 面 積 6.26km2 総 人 口 90,517 人 高齢者人口 18,957 人 高齢化率 20.94% 葛西事務所南圏域 葛西事務所北圏域 葛西事務所南圏域 面 積 10.38km2 総 人 口 155,573 人 高齢者人口 22,250 人 高齢化率 14.30% 面 積 6.19km2 総 人 口 90,728 人 高齢者人口 17,702 人 高齢化率 19.51% 総人口 高齢者人口及び高齢化率は 住民基本台帳 ( 平成 26 年 10 月 1 日現在 ) 19

28 2 世帯の状況 高齢者の約半数は ひとり暮らしまたは夫婦のみ世帯です 要介護認定を受けていない一般高齢者の 52.6% 要介護認定を受けている在宅の高齢者の 47.8% が ひとり暮らしまたは夫婦のみの世帯となっています 要介護認定を受けている在宅の高齢者のうち 要支援 1~2 の人の 3 割台はひとり暮らし 夫婦のみ世帯を加えると 6 割前後であり 要介護 1~5 の人や一般高齢者に比べて高い割合となっています 子どもと孫と同居 11.2% その他 6.0% 無回答 2.5% 要介護認定を受けていない高齢者の世帯状況 ひとり暮らし 16.9% 前回調査 0% 20% 40% 60% 80% 100% 子どもと同居 27.7% 夫婦のみ 35.7% 今回調査 16.9 ひとり暮らし 夫婦のみ 35.7 子どもと同居 27.7 子どもと孫と同居 その他無回答 回答者数 =1,666 人 要介護認定を受けている在宅の高齢者の世帯状況 その他 5.4% 無回答 2.1% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 要支援 子どもと孫と同居 14.2% ひとり暮らし 22.6% 要支援 2 要介護 子どもと同居 30.4% 夫婦のみ 25.2% 要介護 2 要介護 回答者数 =1,490 人 要介護 4 要介護 ひとり暮らし 夫婦のみ 子どもと同居 子どもと孫と同居 その他 無回答 江戸川区介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画改定のための基礎調査報告書 ( 平成 26 年 4 月 ) より 20

29 日常生活圏域別にみると 要介護認定を受けていない高齢者のうち ひとり暮らしまたは夫婦のみの世帯の割合は 小松川事務所 葛西事務所南 葛西事務所北圏域の順に高くなっています 日常生活圏域別の高齢者世帯の割合 内円 : 要介護認定を受けていない高齢者 外円 : 要介護認定を受けている在宅の高齢者 区民課圏域 小岩事務所圏域 ひとり暮らし 夫婦のみ ひとり暮らし 夫婦のみ 小岩事務所圏域 鹿骨事務所圏域 21.4 小松川事務所圏域 区民課圏域 鹿骨事務所圏域 東部事務所圏域 ひとり暮らし夫婦のみ 小松川事務所圏域 葛西事務所北圏域 東部事務所圏域 ひとり暮らし 25.4 夫婦のみ 葛西事務所南圏域 ひとり暮らし 夫婦のみ 葛西事務所南圏域 葛西事務所北圏域 ひとり暮らし 夫婦のみ ひとり暮らし 夫婦のみ 江戸川区介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画改定のための基礎調査報告書 ( 平成 26 年 4 月 ) より 21

30 3 住まいの状況 6 割台が持ち家の一戸建てに居住しています 要介護認定を受けていない高齢者の約 6 割 要介護認定を受けている高齢者の 7 割弱が 持ち家の一戸建てに居住しています 今後介護を受けたい場所としては 半数以上が在宅を希望しています 住まいの形態 0% 20% 40% 60% 80% 100% 要介護認定を受けていない高齢者 (1,666 人 ) 要介護認定を受けている在宅の高齢者 (1,490 人 ) 一戸建て ( 持ち家 ) 一戸建て ( 賃貸 ) 分譲マンション 賃貸のマンション アパート 都営 区営 公団などの公営住宅 その他無回答 主に家族の介護を受けながら 自宅で暮らしたい 主に介護サービスを利用して 自宅で暮らしたい 高齢者向け住宅に住み替えて 介護サービスを利用したい 今後介護を受けたい場所 0% 10% 20% 30% 40% 8.6 主に家族の介護を受けながら 19.1 自宅で暮らしたい 主に介護サービスを利用して 在宅 26.3 自宅で暮らしたい =54.0% 高齢者向け住宅に住み替えて 介護サービスを利用したい 0% 10% 20% 30% 40% 在宅 =64.4% 有料老人ホームなどで暮らしたい 3.4 有料老人ホームなどで暮らしたい 1.7 数人で暮らせる 家庭的な介護付きホームで暮らしたい 介護保険施設に入りたい 数人で暮らせる 家庭的な介護 在宅付きホームで暮らしたい以外 介護保険施設に入りたい =21.5% 在宅以外 =14.8% その他 0.8 その他 1.3 わからない 無回答 わからない要介護認定を受けていない高齢者無回答回答者数 =1,666 人 要介護認定を受けている在宅の高齢者回答者数 =1,490 人 江戸川区介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画改定のための基礎調査報告書 ( 平成 26 年 4 月 ) より 22

31 4 介護保険被保険者及び要介護認定者の推移 推計 特に 要支援 1 から要介護 1 の軽度の要介護認定者数が増加傾向にあります 推移 65 歳以上の第 1 号被保険者数は 平成 24 年度の 128,275 人から平成 26 年度には 137,623 人に増加しています 要介護認定者数は 平成 18 年度から平成 20 年度までは 14,000 人台で推移していましたが 近年 増加のペースが再び拡大しており 平成 26 年度の要介護認定者数は 21,278 人 第 1 号被保険者における要介護認定率は 14.96% となっています 要介護度別にみると 要支援 1 から要介護 1 の軽度認定者の増加が顕著となって います 第 1 号被保険者数の推移 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 第 1 号被保険者数 128,275 人 133,116 人 137,623 人 65~74 歳 71,928 人 74,059 人 76,427 人 75 歳以上 56,347 人 59,057 人 61,196 人 介護保険事業状況報告 ( 各年度 9 月末現在 ) より 要介護認定者数 要介護認定率の推移 25,000 人 20,000 人 15,000 人 10,000 人 5,000 人 0 人 ,507 16,538 15,688 2,060 1,973 1,771 2,376 2,386 2,454 2,511 2,351 2,341 2,539 2,230 2,380 3,058 3,316 3, ,298 21,278 18,725 2,119 2,202 2,117 2,576 2,491 2,434 2,907 2,765 2,516 3,147 2,974 2,794 4,033 4,442 4,670 1,564 1,784 1,999 2,192 2,386 2,479 2,328 2,290 2,347 2,639 3,036 3, 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 15.0% 12.0% 9.0% 6.0% 3.0% 0.0% 要介護 5 要介護 4 要介護 3 要介護 2 要介護 1 要支援 2 要支援 1 要介護認定率 介護保険事業状況報告 ( 各年度 9 月末現在 ) より 要介護認定率 =65 歳以上の要介護認定者数 第 1 号被保険者数 要介護認定者数は 第 1 号被保険者と第 2 号被保険者の要介護認定者を合計したもの 23

32 平成 29 年度の要介護認定者数は 26,577 人 要介護認定率は 17.83% になると見込まれます 推計 第 1 号被保険者数は 平成 27 年度の 140,951 人から 平成 29 年度には 145,046 人 ( 約 4,000 人増 ) になると推計されます 要介護認定者数も年々増加し 平成 29 年度には 26,577 人になり 第 1 号被保険者における要介護認定率は 17.83% まで上昇すると見込まれます 第 1 号被保険者数の推計 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 第 1 号被保険者数 140,951 人 143,441 人 145,046 人 65~74 歳 76,942 人 76,171 人 74,568 人 75 歳以上 64,009 人 67,270 人 70,478 人 各年度 9 月末現在 第 1 号被保険者数 = 人口推計における 65 歳以上人口 + 住所地特例被保険者の推計値 要介護認定者数 要介護認定率の推計 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 第 1 号要介護認定者数 22,233 人 24,016 人 25,857 人 要支援 1 3,735 人 4,188 人 4,670 人 要支援 2 2,595 人 2,804 人 3,025 人 要介護 1 4,934 人 5,377 人 5,836 人 要介護 2 3,215 人 3,421 人 3,628 人 要介護 3 3,096 人 3,417 人 3,747 人 要介護 4 2,527 人 2,666 人 2,810 人 要介護 5 2,131 人 2,143 人 2,141 人 第 1 号要介護認定率 15.77% 16.74% 17.83% 第 2 号要介護認定者数 697 人 709 人 720 人 要介護認定者数合計 22,930 人 24,725 人 26,577 人 各年度 9 月末現在 24

33 5 認知症の方 ( 疑い含む ) の状況 要介護認定を受けている方の約半数は認知症です 要介護認定を受けていない高齢者の認知機能障害の程度をみると 1 レベル以上の障害程度と評価されるリスク者の割合は全体の 21.8% であり 女性より男性 年齢層が高くなるほど低下者の割合が高くなっています 一方 要介護認定を受けている方の認知症の状況をみると 日常生活に支障を来すような症状 行動や意思疎通の困難さがみられる日常生活自立度 Ⅱ 以上の方の割合は 居宅で生活している人の 45.9% であり 介護保険施設利用者においては 9 割近くを占めています 要介護認定を受けていない高齢者の認知機能障害の程度 (CPS) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体 性別 男性 女性 ~69 歳 ~74 歳 年齢別 75~79 歳 ~84 歳 歳以上 回答者数 =1,666 人 0 レベル ( 障害なし ) 1 レベル ( 境界的 ) 2 レベル ( 軽度 ) 3 レベル ( 中等度 ) 以上 無回答 江戸川区介護保険事業計画及び熟年しあわせ計画改定のための基礎調査報告書 ( 平成 26 年 4 月 ) より 25

34 要介護認定を受けている方の認知症の状況 生活場所人数 (a) 認知症 (b) 認知症の割合 (b) (a) 居宅 14,216 人 6,521 人 45.9% 介護保険施設 1,897 人 1,678 人 88.5% 居住系施設 1,790 人 1,427 人 79.7% 病院 2,549 人 1,328 人 52.1% その他 119 人 - - 合計 20,571 人 10,954 人 53.2% 要介護認定情報 ( 平成 26 年 3 月末現在 ) より 生活場所は要介護認定申請時の状況 認知症 とは 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 のうち Ⅱ~M に該当する人 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 ランク Ⅰ Ⅱ 判定基準 何らかの認知症を有するが 日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している 日常生活に支障を来すような症状 行動や意思疎通の困難さが多少見られても だれかが注意していれば自立できる Ⅲ ランク Ⅱ の症状が見られ 介護を必要とする ( 徘徊 失禁などが見られる ) Ⅳ M ランク Ⅱ の症状が頻繁に見られ 常に介護を必要とする 著しい精神症状や問題行動あるいは重篤な身体疾患が見られ 専門医療を必要とする 26

35 6 地域活動をしている熟年者の元気度の状況 地域活動をしている熟年者の約 95% が 1 年後も未認定の状態を維持しています 平成 25 年度に地域活動 ( リズム運動 くすのきクラブ くすのきカルチャー教室 シルバー人材センター ウオーキング ) 参加者を対象に実施したお元気度チェック調査の結果によると 9 割以上が要介護認定を受けておらず 1 年後も 94.9% が要介護認定 未認定を維持 し 0.3% が認定から未認定に 改善 していることがわかりました 一方 未認定から新たに認定を受けた 悪化 は 1.5% でした (65 歳以上の人では 1.6%) 参考値ですが 平成 25 年度の江戸川区全体の新規認定率 (1 年間に新たに要支援 要介護認定を受けた認定者の割合 ) は 4.1% であり 地域活動への参加により 要介護への移行に一定の抑制効果があることがうかがえます また 生きがいの状況について平成 25 年度と 26 年度の回答を比較すると 4 項目のいずれも 感じているを維持 または 向上 した人が 8 割台と 多くが生きがい感を維持しており 地域活動への参加が介護予防の目標とする 生きがいのある生活 自己実現 にもつながっている可能性が示されています 要介護認定状況の変化 ( 平成 25 年度と平成 26 年度調査の回答の比較 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 改善 ( 認定 未認定 ) 0.3 未認定を維持 94.9 認定を継続 1.5 悪化 ( 未認定 認定 ) 1.5 わからない 0.6 無回答 1.2 回答者数 =332 人 平成 26 年度熟年者のお元気度チェック調査報告書 ( 平成 27 年 3 月 ) より 調査回答者には 65 歳未満の人を含む 27

36 65 歳以上の人の新規認定率の比較 平成 26 年度調査対象者 江戸川区全体 新規認定者数 (A) 5,485 人 対象者数 (B) 新規認定率 (A B 100) 5 人 317 人 1.6% 135,312 人 ( 年度末第 1 号被保険者数 ) 4.1% 平成 26 年度熟年者のお元気度チェック調査報告書 ( 平成 27 年 3 月 ) より 新規認定者数は 1 年間に新たに要支援 要介護認定を受けた認定者数 江戸川区全体の数値は 平成 25 年度要介護認定申請状況による 江戸川区全体の新規認定者数は 65 歳未満の人を含む人数 生きがいの状況の変化 ( 平成 25 年度と平成 26 年度調査の回答の比較 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 生活に対する生きがいやはりあい 家族や親せき 友人との行き来への満足 まだやりたいことがある 家族や他人から期待され 頼りにされている 回答者数 =332 人 向上感じているを維持感じていないを維持低下無回答 平成 26 年度熟年者のお元気度チェック調査報告書 ( 平成 27 年 3 月 ) より 向上 : 平成 25 年度は 感じていない 平成 26 年度は 感じている と回答した人の割合 感じているを維持 : 平成 年度とも 感じている と回答した人の割合 感じていないを維持 : 平成 年度とも 感じていない と回答した人の割合 低下 : 平成 25 年度は 感じている 平成 26 年度は 感じていない と回答した人の割合 28

37 第 2 章介護保険サービス等の現状と課題 1 介護保険サービス利用者 居宅サービス利用者数が大きく増加しています 現状 介護保険サービス利用者数は 年々増加傾向にあります 主に増えているのは居宅サービス利用者で平成 21 年度時点の 1.41 倍 施設サービス利用者数は 1.17 倍となっています 居宅サービスも施設サービスも利用していないサービス未利用者の割合はほぼ横ばいであり 平成 26 年度現在は 20.4% となっています 要介護度別にみると サービス未利用者の割合は軽度認定者において高くなっています とりわけ要支援 1 の人では半数近くが介護保険サービスを利用していない状況です 課題 高齢者人口及び要介護認定者数の増加に伴い 今後もサービス利用者数の増加が見込まれます サービス提供量の充実に向けて 今後も介護サービス提供基盤を強化していく必要があります サービス未利用者の割合が高い要支援 1~2については ひとり暮らし世帯が多いことから 介護保険制度の改正により新たに創設される 介護予防 日常生活支援総合事業 の実施により 生活支援と介護予防を一体的に提供するなど必要な支援に結び付け 重度化の予防を推進していく必要があります 29

38 介護保険サービス利用者数の推移 18,000 人 15,000 人 12,000 人 12,398 2,253 居宅サービス利用者数 13,254 2,285 施設サービス利用者数 14,031 2,305 サービス未利用者率 16,047 15,004 2,473 2,355 16,934 2, % 80% 60% 9,000 人 6,000 人 10,145 10,969 11,726 12,649 13,574 14,305 40% 3,000 人 0 人 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 20% 0% 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 各年度 10 月審査分 ) より 居宅サービスには 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護以外の地域密着型サービスを含んでいる サービス未利用者率 =( 要介護認定者数 - サービス利用者数 ) 要介護認定者数 要介護度別介護保険サービスの利用状況 0% 20% 40% 60% 80% 100% 要支援 要支援 要介護 要介護 要介護 要介護 要介護 居宅サービス利用者 施設サービス利用者 サービス未利用者 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 26 年 10 月審査分 ) より 30

39 2 居宅サービス (1) サービス別利用者数 利用割合 介護給付は 福祉用具貸与や通所介護の利用者が多くなっています 現状 要介護 1~5 の人が利用する介護給付は 福祉用具貸与 通所介護 訪問介護の順に利用者数が多くなっています 推移をみると 短期入所生活介護 短期入所療養介護及び訪問入浴介護を除き 利用者数は増加傾向にあり 特に居宅療養管理指導 訪問リハビリテーション 通所介護の増加率が高くなっています 要支援 1~2 の人が利用する予防給付は 訪問介護 通所介護に利用が集中しています 推移をみると 特に訪問リハビリテーション 訪問看護の増加率が高くなっています 課題 介護給付については 訪問リハビリテーションや訪問看護等の医療系サービスの充実を図るとともに 医療機関等との連携をより強化し 在宅療養を支える環境整備を一層進めていく必要があります あわせて 介護者の急病時等に利用できるショートステイ ( 短期入所生活介護 ) など 在宅介護を支える家族の支援の充実が求められています 31

40 サービス別居宅サービス利用者数の推移 ( 介護給付 ) 介護給付 利用者数 (1 か月あたり ) 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 増加率 ( 平成 年度 ) 標準的居宅サービス利用者における利用割合 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 標準的居宅サービス利用者 8,335 人 8,863 人 9,061 人 8.7% 訪問介護 4,199 人 4,329 人 4,336 人 3.3% 50.4% 48.8% 47.9% 訪問入浴介護 720 人 696 人 652 人 -9.4% 8.6% 7.9% 7.2% 訪問看護 1,079 人 1,138 人 1,208 人 12.0% 12.9% 12.8% 13.3% 訪問リハビリテーション 174 人 192 人 203 人 16.7% 2.1% 2.2% 2.2% 居宅療養管理指導 2,945 人 3,298 人 3,572 人 21.3% 35.3% 37.2% 39.4% 通所介護 4,369 人 4,759 人 5,055 人 15.7% 52.4% 53.7% 55.8% 通所リハビリテーション 845 人 893 人 886 人 4.9% 10.1% 10.1% 9.8% 短期入所生活介護 971 人 980 人 966 人 -0.5% 11.6% 11.1% 10.7% 短期入所療養介護 129 人 118 人 111 人 -14.0% 1.5% 1.3% 1.2% 福祉用具貸与 5,197 人 5,580 人 5,817 人 11.9% 62.4% 63.0% 64.2% 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 年度は年度平均実績 平成 26 年度は 4~11 月審査分平均実績 ) より 標準的居宅サービス利用者とは 居宅介護サービス ( 特定施設入居者生活介護 特定福祉用具購入費 住宅改修 居宅介護支援を除く ) のうち いずれか 1 種類以上のサービスを利用している人 標準的居宅サービス利用者における利用割合 = 各サービス利用者数 標準的居宅サービス利用者数 標準的居宅サービス利用者における利用割合 ( 介護給付 ) 80% 60% 40% % 0% 訪問介護 7.2 訪問入浴介護 13.3 訪問看護 2.2 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 1.2 短期入所療養介護 福祉用具貸与 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 26 年 4~11 月審査分平均実績 ) より 32

41 サービス別居宅サービス利用者数の推移 ( 予防給付 ) 予防給付 利用者数 (1 か月あたり ) 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 増加率 ( 平成 年度 ) 標準的居宅サービス利用者における利用割合 平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 標準的居宅サービス利用者 2,722 人 2,960 人 3,208 人 17.9% 訪問介護 1,618 人 1,678 人 1,717 人 6.1% 59.4% 56.7% 53.5% 訪問入浴介護 5 人 3 人 2 人 -60.0% 0.2% 0.1% 0.1% 訪問看護 63 人 73 人 97 人 54.0% 2.3% 2.5% 3.0% 訪問リハビリテーション 7 人 9 人 13 人 85.7% 0.3% 0.3% 0.4% 居宅療養管理指導 157 人 190 人 193 人 22.9% 5.8% 6.4% 6.0% 通所介護 1,297 人 1,474 人 1,640 人 26.4% 47.6% 49.8% 51.1% 通所リハビリテーション 88 人 84 人 108 人 22.7% 3.2% 2.8% 3.4% 短期入所生活介護 14 人 20 人 20 人 42.9% 0.5% 0.7% 0.6% 短期入所療養介護 1 人 1 人 1 人 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 福祉用具貸与 590 人 655 人 762 人 29.2% 21.7% 22.1% 23.8% 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 年度は年度平均実績 平成 26 年度は 4~11 月審査分平均実績 ) より 標準的居宅サービス利用者とは 居宅介護サービス ( 介護予防特定施設入居者生活介護 特定介護予防福祉用具購入費 介護予防住宅改修 介護予防支援を除く ) のうち いずれか 1 種類以上のサービスを利用している人 標準的居宅サービス利用者における利用割合 = 各サービス利用者数 標準的居宅サービス利用者数 標準的居宅サービス利用者における利用割合 ( 予防給付 ) 60% % % 0% 訪問介護 0.1 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 6.0 居宅療養管理指導 通所介護 3.4 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 福祉用具貸与 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 26 年 4~11 月審査分平均実績 ) より 33

42 (2) 居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合 居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合は 5 割台となっています 現状 平成 26 年 4 月の消費税率 8% への引き上げに伴い介護報酬改定が行われ 消費税引き上げ分の上乗せ対応が行われるとともに 居宅サービスの区分支給限度基準額も引き上げられました 平成 26 年度の区分支給限度基準額に対する利用割合は 利用者全体では 54.2% であり 東京都平均の 49.9% を上回っています 要介護度別にみると 要支援 2 の 40.1% から介護度が高くなるほど高くなり 要介護 5 では 65.4% となっています 平成 24 年度時点と比較すると 利用割合は利用者全体で 1.7 ポイント上昇しています 課題 介護報酬の改定が利用者のサービス選択に与える影響を見定めるため 引き続き居宅サービス区分支給限度基準額に対する利用割合の動向に留意していく必要があります 居宅サービスの区分支給限度基準額に対する利用割合 要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 全体 平成 24 年度 47.3% 40.4% 40.9% 51.2% 55.5% 61.3% 63.8% 52.5% 平成 25 年度 48.2% 40.5% 41.4% 52.5% 56.5% 60.7% 65.2% 52.9% 平成 26 年度 48.5% 40.1% 43.9% 54.5% 57.2% 63.8% 65.4% 54.2% 平成 26 年度 東京都 44.7% 38.1% 38.4% 48.5% 54.0% 58.3% 63.8% 49.9% 全国 46.3% 40.6% 45.0% 53.1% 58.2% 62.0% 64.9% 53.5% 江戸川区 : 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 各年度 10 月審査分 ) より 東京都 全国 : 介護給付費実態調査月報 ( 平成 26 年 10 月審査分 ) より 34

43 3 居住系サービス 有料老人ホームの増加により 特定施設入居者生活介護の利用が伸びています 現状 区内の特定施設 ( 有料老人ホーム等 ) は 第 5 期計画期間中に介護付き有料老人ホームが 4 か所増加し 平成 26 年度現在計 32 か所となっています 平成 26 年度の 1 か月あたり平均利用者数は 平成 23 年度と比較して 248 人増の 1,232 人となっています 有料老人ホームに対しては 良好な居住環境の確保を目的に制定した 江戸川区有料老人ホーム設置指導要綱 に基づき 有料老人ホームの適正な整備と運営の確保に努めています 平成 23 年 4 月の 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 ) の改正により 同年 10 月から 高齢者円滑入居賃貸住宅 ( 高円賃 ) 高齢者専用賃貸住宅 ( 高専賃 ) 及び 高齢者向け優良賃貸住宅( 高優賃 ) が 有資格者による生活相談を付帯する サービス付き高齢者向け住宅 に一本化されました 課題 熟年者が住み慣れた地域で必要なサービスを受けながら暮らし続けることのできるための基盤として 引き続きサービス付き高齢者向け住宅などの多様な住まいや有料老人ホームの適正な量と質の確保に努めていく必要があります 居住系サービスの整備及び利用者数 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 増減 ( 平成 年度 ) 特定施設入居者生活介護 区内施設数 28 か所 32 か所 32 か所 32 か所 +4 か所 利用者数 (1 か月あたり ) 984 人 1,080 人 1,191 人 1,232 人 +248 人 区内施設数は 各年度 3 月末現在 ( 平成 26 年度は 10 月 1 日現在 ) 利用者数は 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 23~25 年度は年度平均実績 平成 26 年度は 4 ~11 月審査分平均実績 ) より 利用者数は介護給付 予防給付の合計で 区外施設利用者を含む 35

44 4 地域密着型サービス 認知症対応型共同生活介護 ( 認知症高齢者グループホーム ) 小規模多機能型居宅介護の利用が伸びています 現状 平成 26 年度の 1 か月あたり平均利用者数を平成 23 年度と比較すると 小規模多機能型居宅介護は 106 人増の 169 人 認知症対応型共同生活介護 ( 認知症高齢者グループホーム ) は 112 人増の 523 人 夜間対応型訪問介護は 26 人増の 73 人と サービス利用が伸びています 一方 第 5 期計画期間における整備数は 計画予定数に達していません 日常生活圏域別にみると各サービスの整備状況に圏域ごとの偏りがみられます 課題 ひとり暮らしや夫婦のみ世帯 重度の要介護者や認知症高齢者の増加が見込まれる中 住み慣れた地域での生活の継続を支援するため 地域密着型サービスの整備をさらに促進していく必要があります その際 日常生活圏域を踏まえ ある程度均等な整備がなされるよう誘導していくことが課題となります 介護保険制度の改正により 平成 28 年度から 通所介護のうち定員 18 人以下の小規模型は 区市町村が指定 監督する地域密着型サービス 地域密着型通所介護 に移行することから 区として事業所の適正な配置と質の確保に努めていく必要があります 36

45 地域密着型サービスの整備及び利用者数 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 増減 ( 平成 年度 ) 小規模多機能型居宅介護 認知症対応型通所介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 認知症対応型共同生活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 夜間対応型訪問介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 複合型サービス 区内施設数 4か所 8か所 10か所 11か所 +7か所 利用者数 (1 か月あたり ) 63 人 88 人 140 人 169 人 +106 人 区内施設数 15か所 15か所 16か所 16か所 +1か所 利用者数 (1 か月あたり ) 373 人 362 人 339 人 320 人 -53 人 区内施設数 1か所 1か所 1か所 1か所 0か所 利用者数 (1 か月あたり ) 20 人 21 人 21 人 22 人 +2 人 区内施設数 25か所 28か所 32か所 34か所 +9か所 利用者数 (1 か月あたり ) 411 人 448 人 466 人 523 人 +112 人 区内施設数 0か所 0か所 0か所 0か所 0か所 利用者数 (1 か月あたり ) 区内施設数 1か所 1か所 1か所 1 か所 0か所 利用者数 (1 か月あたり ) 47 人 59 人 65 人 73 人 +26 人 区内施設数 1か所 2か所 2か所 +2か所 利用者数 (1 か月あたり ) 3 人 14 人 21 人 +21 人 区内施設数 0か所 0か所 0か所 0か所 利用者数 (1 か月あたり ) 区内施設数は 各年度 3 月末現在 ( 平成 26 年度は 10 月 1 日現在 ) 利用者数は 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 23~25 年度は年度平均実績 平成 26 年度は 4 ~11 月審査分平均実績 ) より 利用者数は介護給付 予防給付の合計で 区外施設利用者を含む 37

46 日常生活圏域別地域密着型サービス整備状況 日常生活圏域 高齢化率 高齢者人口 ( 人 ) 人口 ( 人 ) 要要介介護護認認定定率者数 ( 人 ) 居小宅規介模護多機能型 通認所知介症護対応型 入介地所護域者福密生祉着活老型介人護施設 共認同知生症活対介応護型 訪夜問間介対護応型 訪定問期介巡護回看 随護時対応型 全区 区民課圏域 小松川事務所圏域 葛西事務所北圏域 葛西事務所南圏域 小岩事務所圏域 東部事務所圏域 鹿骨事務所圏域 680,013 - 施設数 ( か所 ) ,099 14,122 定員 ( 人 ) % 10.30% 整備率 1.95% 1.64% 0.14% 4.24% 2.12% - 136,705 - 施設数 ( か所 ) ,202 3,091 定員 ( 人 ) % 10.23% 整備率 1.62% 1.55% 3.72% 9.71% - 56,884 - 施設数 ( か所 ) ,288 1,575 定員 ( 人 ) % 11.85% 整備率 1.59% 1.52% 3.94% 90,728 - 施設数 ( か所 ) ,702 1,676 定員 ( 人 ) % 9.47% 整備率 2.98% 1.85% 5.31% 155,573 - 施設数 ( か所 ) ,250 2,101 定員 ( 人 ) % 9.44% 整備率 1.19% 1.71% 1.71% 95,535 - 施設数 ( か所 ) ,357 2,780 定員 ( 人 ) % 11.90% 整備率 0.90% 0.43% 3.24% - 90,517 - 施設数 ( か所 ) ,957 1,853 定員 ( 人 ) % 9.77% 整備率 2.70% 3.67% 6.31% 54,071 - 施設数 ( か所 ) ,343 1,046 定員 ( 人 ) % 9.22% 整備率 4.78% 1.15% 1.91% 8.60% 人口 高齢者数は 住民基本台帳 ( 平成 26 年 10 月 1 日現在 ) 要介護認定者数及び要介護認定率は 在宅の要介護認定者数及び要介護認定率 ( 平成 26 年 9 月末現在 ) 施設数及び定員 ( 平成 26 年 10 月 1 日現在 ) 整備率 = 定員 在宅の要介護認定者数 ( 定期巡回 随時対応型訪問介護看護は定員がないため整備率は記載していない ) 38

47 5 施設サービス 施設整備に伴い 介護老人福祉施設 ( 特別養護老人ホーム ) 利用者が増えています 現状 第 5 期計画期間中は 介護老人福祉施設 ( 特別養護老人ホーム )2 か所 240 床 介護老人保健施設 1 か所 80 床が整備され 施設サービス利用者数は増加傾向となっています 平成 26 年度の 1 か月あたり平均利用者数の内訳をみると 平成 23 年度と比較して 介護老人福祉施設利用者数は 231 人 介護老人保健施設利用者数は 68 人増加した一方 介護療養型医療施設利用者数は 13 人減少しています 国の参酌標準により 平成 26 年度に施設サービス利用者に占める要介護 4~5 の利用者の割合を 70% 以上にすることを目標としていましたが 平成 26 年度の実績は 61.7% となっています 一方 平成 26 年 10 月 1 日現在 1,000 人強の方が介護老人福祉施設への入所を希望している状況であり そのうち約 86% は要介護 3 以上の要介護者となっています 課題 施設サービスについては 居宅における介護 医療 生活支援サービスや 高齢者向けの住まいの充実を重視した上で 施設利用希望者の世帯状況や認知症の状況等を踏まえ 必要数にあった計画的な整備を進めていく必要があります 第 6 期計画においては 介護保険制度の改正により 平成 27 年度から介護老人福祉施設 ( 特別養護老人ホーム ) の新規入所者は 原則 要介護 3 以上に限定 ( 既入所者は除く ) されます 今後は 介護老人福祉施設は在宅での生活が困難な中 重度の要介護者を支える施設として また 介護老人保健施設は在宅復帰や在宅療養を支援する施設としての機能を充実 強化していく必要があります 39

48 施設サービスの整備及び利用者数 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度 増減 ( 平成 年度 ) 介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 区内施設数 13か所 13か所 15か所 15 か所 2 か所 利用者数 (1 か月あたり ) 1,138 人 1,153 人 1,219 人 1,369 人 +231 人 区内施設数 10か所 10か所 10か所 11 か所 1 か所 利用者数 (1 か月あたり ) 984 人 1,042 人 1,085 人 1,052 人 +68 人 区内施設数 2か所 2か所 2か所 2 か所 0 か所 利用者数 (1 か月あたり ) 177 人 172 人 175 人 164 人 -13 人 区内施設数 25 か所 25 か所 27 か所 28 か所 3 か所 合計 利用者数 (1 か月あたり ) 2,299 人 2,367 人 2,479 人 2,585 人 +286 人 要介護 4~5 の割合 63.8% 62.7% 62.7% 61.7% - 区内施設数は 各年度 3 月末現在 ( 平成 26 年度は 10 月 1 日現在 ) 利用者数は 東京都国保連介護給付実績分析システム ( 平成 23~25 年度は年度平均実績 平成 26 年度は 4 ~11 月審査分平均実績 ) より 利用者数は介護給付 予防給付の合計で 区外施設利用者を含む 第 5 期計画期間中の介護保険施設の整備支援 施設の種類 名称 開設の時期 定員 介護老人福祉施設 古川親水苑 平成 25 年 9 月 120 人 介護老人福祉施設 江戸川さくらの杜 平成 26 年 1 月 120 人 介護老人保健施設 東京さくらメディケアセンター 平成 26 年 8 月 80 人 40

49 第 3 部 熟年者保健福祉施策の展開

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51 第 3 部 熟年者保健福祉施策の展開 の要旨 1 熟年しあわせ計画 (47 ページ~) 施策の柱と事業計画 (1) 健康ではつらつとした生活づくり 1 健康長寿のまち がん 脳卒中 糖尿病などの生活習慣病の早期発見 早期治療につながる各種の健 ( 検 ) 診 健康に関する身近な相談窓口である健康サポートセンターの機能を充実させ 熟年者自らが健康の保持に取り組めるような環境の整備を進めます 2 介護予防推進のまち 介護を必要としない状態を維持するため リズム運動や健康づくり事業など元気な熟年者向けの元気施策や 熟年ふれあいセンター 熟年いきいきトレーニングなどの事業を推進していきます (2) 安心と信頼のサービスづくり 1 地域生活を支援するまち 熟年者が在宅で安心して生活できるよう 介護保険外サービスを展開するとともに 情報提供や消費生活相談の充実を進めていきます 2 介護する家族を支えるまち 介護する家族の交流の場を設けることにより 介護による負担や悩みの軽減を図ります 3 安心介護のまち 介護保険事業計画部分に相当 介護を必要な方が安心して介護サービスが利用できるように 介護保険事業における各サービスの量と質の確保を図るとともに サービス利用支援や基盤整備を進めていきます 43

52 (3) 豊かな福祉のまちづくり 1 安全 快適 心のバリアフリーのまち 区民誰もが安全 快適に暮らせるようなユニバーサルデザインのまちづくりを進めるために 公共施設などのバリアフリー化を推進します 地震等の災害に備えるため 区民との協働による防災体制の強化を進めます 2 いつまでも住み続けることのできるまち 熟年者がいつまでも住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるように 住まいの条件整備や支援を行います (4) 生きがいに満ちた生涯づくり 1ふれあいと支えあいのまち 地域での支えあいを基盤とし ボランティア立区を推進していくとともに くすのきクラブへの支援やふれあい訪問員活動 地域で活躍できる人材の育成など 心のふれあう地域づくりを推進していきます 2 熟年パワーのあふれるまち スポーツ活動やくすのきカルチャー教室等 熟年者の主体的な活動支援を進めるとともに シルバー人材センターへの支援など 熟年者の生きがいづくりを推進します (5) サービス利用支援体制づくり 1 安心してサービスが利用できるまち 誰もが安心してサービスを利用できるよう 情報提供の充実や相談窓口機能を強化するとともに 苦情への対応や権利擁護事業を推進していきます 2 連携により円滑なサービスを提供するまち 地域における身近な相談機関である熟年相談室 において 介護に関する相談やネットワークづくりを推進するとともに 保健 医療 福祉の連携をとりながら サービスの円滑な提供 運営を進めます 熟年相談室とは 江戸川区の地域包括支援センターの愛称です 44

53 2 介護保険事業計画 (102 ページ~) 事業計画 (1) 介護保険サービス量の見込み 介護保険サービス量の見込み ( 月あたり ) 単位平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 訪問介護 人 5,591 4,890 5,107 訪問入浴介護 回 3,485 3,634 3,590 訪問看護 回 16,548 20,304 22,661 訪問リハビリテーション 回 3,207 3,887 4,271 居宅サービス 居宅療養管理指導 人 4,397 5,040 5,523 通所介護 人 6,740 2,599 2,844 通所リハビリテーション 人 1,062 1,148 1,221 短期入所生活介護 日 9,103 9,872 10,290 短期入所療養介護 日 1,364 1,489 1,526 福祉用具貸与人 7,441 8,365 9,130 特定福祉用具販売件 住宅改修費件 サービス 居住系 施設サービス 居宅介護支援 人 12,121 11,621 12,365 特定施設入居者生活介護 人 1,320 1,430 1,530 介護老人福祉施設 人 1,420 1,502 1,715 介護老人保健施設 人 1,200 1,240 1,280 介護療養型医療施設 人 小規模多機能型居宅介護 人 認知症対応型通所介護回 3,438 3,751 3,927 地域密着型サービス 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 人 認知症対応型共同生活介護 人 地域密着型特定施設入居者生活介護 人 夜間対応型訪問介護 人 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 人 看護小規模多機能型居宅介護 ( 複合型サービス ) 人 地域密着型通所介護人 3,802 4,160 上記のサービス量の見込みは 介護給付と予防給付の合計値である 45

54 (2) 介護保険財政の実績と見込み 所得段階別保険料 ( 月額 ) 第 5 期の所得段階 乗率 第 5 期の保険料 第 1 段階 ,400 円 第 2 段階 ,400 円 第 6 期の所得段階 乗率 第 6 期の保険料 第 1 段階 ,205 円 特例第 3 段階 ,000 円第 2 段階 ,675 円 第 3 段階 ,600 円第 3 段階 ,675 円 特例第 4 段階 ,200 円第 4 段階 ,410 円 第 4 段階 ( 基準額 ) 4,800 円第 5 段階 1.00 ( 基準額 ) 4,900 円 第 5 段階 ,400 円第 6 段階 ,880 円 第 6 段階 ,000 円第 7 段階 ,370 円 第 7 段階 ,200 円第 8 段階 ,350 円 第 8 段階 ,680 円第 9 段階 ,840 円 第 9 段階 ,160 円第 10 段階 ,575 円 第 10 段階 ,640 円第 11 段階 ,310 円 第 11 段階 ,120 円第 12 段階 ,290 円 第 13 段階 ,270 円 第 12 段階 ,600 円 第 14 段階 ,250 円 第 15 段階 ,230 円 (3) 介護保険事業を円滑に推進するための施策 1サービス利用等における低所得者への配慮 高額な利用料や住宅改修費の支払いが困難な人に対する助成制度等を設けています 2サービスの質の向上のための方策 介護サービス従事者の資質向上 各種団体への支援 介護サービス情報の公表と第三者評価の推進 相談及び苦情対応の強化 介護給付費適正化計画に基づく事業者指導等に取り組みます 3 高齢者虐待への対応 事例研修やケア会議の充実を図り 熟年相談室や関係機関と連携して虐待の早期発見 早期対応に取り組んでいきます 4 介護保険事業の推進 公平 公正な要介護認定の実施 地域密着型サービスの指定事務の実施 介護保険事業計画の推進 評価に取り組みます 46

55 第 1 章熟年しあわせ計画 計画の方向性 - 高齢化への対応 - 今後の高齢化の進行 - 世界に例を見ない高齢化を前に - 日本は 諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています 我が国の 65 歳以上の人口は 現在 3,000 万人を超えており ( 国民の約 4 人に 1 人 ) 平成 54 年 (2042 年 ) の約 3,900 万人でピークを迎え その後も 75 歳以上の人口割合は増加し続けます 特に 大都市と周辺部では 高齢化が今後急速に進むと予想されます 75 歳以上になると医療や介護の必要度が急速に高まると言われています 江戸川区においては 75 歳以上人口は平成 26 年 (2014 年 ) で約 61,000 人 (11 人に 1 人 ) ですが 団塊の世代が 75 歳以上となる平成 37 年 (2025 年 ) には 24,000 人増えて約 85,000 人 (8 人に 1 人 ) になると見込まれています ひとり暮らし高齢者や認知症の方についても大幅に増加することが見込まれ これからの高齢化の影響は 現行の社会や私たちの生活を変質させかねない 世界でも経験がない規模のものになると推測されます 住み慣れたまちで自分らしく ( 地域包括ケアシステムの確立 ) 高齢になり 医療や介護等が必要な状態になっても 住み慣れた地域で適切なサービスを利用して 尊厳を保持しながら 自立した日常生活を送ることは 区民に共通する願いです 少子高齢化が進行する中で この願いを実現するために 地域において医療 介護 住まい 生活支援 介護予防を切れ目なく一体的に提供する 地域包括ケアシステム の構築を図る必要があります 47

56 Ⅰ 医療 - 誰もが虚弱高齢者になりうる - 江戸川区の生活習慣病による死亡割合は 61.4%( 平成 24 年 ) であり 全国や東京都に比べて高いにもかかわらず 健 ( 検 ) 診の受診率 ( 平成 25 年度 ) は 特定健診 45.5% 長寿健診 63.5% がん検診 10.3% と 特にがん検診が低くなっています このため区民の健康に対する意識を一層向上させ 健康で自立した期間を増やす必要があります また 江戸川区の在宅療養支援体制の充実度は相対的に低く 今後の虚弱者の増加を見込むと 早期対応が必要です 健康寿命の延伸 日本人の平均寿命は世界最高水準にあります 平均寿命の伸び以上に 元気で自立した生活を送れる期間である健康寿命を延ばし 長寿の恩恵を互いに享受しあい もって活力ある長寿社会の実現をめざします 一人ひとりの健康づくりへの意識向上 ( 自分のからだは 自分でまもる ) 健康は他に与えられるものではなく 個人個人が日々の暮らしの中から 年齢や体力 生活様式に応じて自分に適したものを獲得し 守っていくものです 自らの健康は自ら維持できるよう 定期的な確認の機会として健 ( 検 ) 診を活用し 日々の生活習慣を改善するよう促していきます 在宅療養体制の充実 虚弱になっても誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるためには それを支える確固たる在宅療養体制が不可欠です 江戸川区医師会をはじめ各療養提供機関の主体的取り組みと相互の綿密な連携を図りながら 段階的に更なる在宅療養体制の充実 強化を図ります 48

57 Ⅱ 介護 - 右肩上がりの要介護認定者数 - 江戸川区は今後 後期高齢者の増加により要介護認定率が急上昇し 介護給付費が増加することが見込まれます 高齢化とともに認知症高齢者も増加します このため 必要なニーズを公的支援や保険制度のみで賄うことは 急速に困難になっていきます また 障害者とその介護者である親の高齢化が進んでおり 今後ますます 親なき後の対応が必要となります 現在も介護人材の不足は全国的な課題ですが 今後の高齢化によりますます深刻化すると考えられます 要介護認定率上昇の抑制 高齢化率が上昇していくため 全体の要介護認定率は上がるものの 地域社会全体として介護予防につながる施策を充実し 年齢別の認定率は上昇させないことをめざします 認知症の早期発見 早期治療や介護基盤の拡充 認知症は 長寿健診 認知症の気づきチェックリストなどを活用し 早期発見 早期治療に努めるとともに 在宅介護の充実を中心に 在宅で介護ができなくなった場合の介護基盤の拡充の検討を進めていきます また 介護を必要とする障害者の高齢化に対応するための介護基盤についてもあわせて検討します 介護人材の確保 介護人材の確保を進めるために 区内の実態把握を行い ハローワーク等の関係機関と協力し 需要と供給のマッチングや研修など さまざまな角度から検討を進めます 49

58 Ⅲ 住まい - 高齢化による住まいの変化 - 江戸川区では全世帯の 4 分の 1 に熟年者が住んでおり 夫婦世帯の持ち家率は 7 割強と高くなっています 一方 借家に住む熟年者は 単身世帯の 5 割強 夫婦のみ世帯の 4 分の 1 を占めます 借家はバリアフリー化への対応が低く また家賃の負担感も高いことから 単身高齢者に対応した施策が求められています 熟年者の個々の事情 ( 介護状況や収入など ) に応じた住まい方を支援 施設及び住宅の相談体制 ( コーディネート機能 ) の充実 熟年者の住まい方について 選択肢を幅広く用意 提案していきます 行政が行う支援について 体系を整理し 熟年者が利用しやすいものにしていきます 熟年者からの相談について 効率的 効果的に対応できるようにしていきます Ⅳ 生活支援 - 孤立化が進む熟年者 - 高齢化 核家族化などにより高齢の単身 夫婦のみ世帯が増加し 地域で支えや見守りが必要な熟年者が増加していきます 今後の財政的制約も踏まえれば 住み慣れた地域で熟年者の多様な生活ニーズに応える仕組みをつくるためには 行政を中心とした 公助 や介護保険などの 共助 だけでなく 自助 を基本としつつ 多様な主体と江戸川区が協働しながら地域全体を支えあう 互助 の体制づくりが求められています 出会い ふれあい 助けあい を育む環境づくり 地域コミュニティの中心となる町会 自治会 地域イベントなどに より多くの熟年者が参加することができるように取り組みます あわせて地域の温かい目や ICTによる見守りを充実します また 江戸川区とNPO ボランティア 町会 自治会など多様な主体同士が連携するために 地域ごとの資源を把握し 地域の問題を議論する場を充実させるなど 互助 の体制づくりを強化していきます 50

59 Ⅴ 介護予防 - 人との関わりは介護予防 - 定年退職などで 地域社会へ移行する熟年者が増加していきますが 地域社会へ参加するきっかけがつかめない熟年者が多く 家に引きこもることは 歩行障害 認知症など健康を阻害する要因になっています これまで 江戸川区では 地域コミュニティを活かした活動やサークル活動など 生きがい づくりに取り組んできました しかし くすのきクラブの会員数は漸減し カルチャーセンターの利用者も女性が中心であり男性は数少なくなっています シルバー人材センターでは仕事の需要と供給のミスマッチが起きるなど現行施策に課題が生じています また 約半数の熟年者が 地域の支え手としてできることがない と考えているなど 熟年者の活力が地域社会で活かしきれていない状況です 生きがい は 生きる力 生活機能の低下を予防する 就業 地域活動や趣味活動への参加 家族や仲間の中で役割を担う など 自己実現の過程の中で 生きがい を見つけられるよう促していきます また 現行施策の検証もあわせて行います 世紀の新薬 は 1 に運動 2 に食事 ( スローガン ) 生活習慣病の最有効策は 運動と適正な食事です 難しい個人の行動変容を促す ため 区をあげて区全域に 健康づくりの文化 を醸成していきます 歩きたくなるまち をめざして 豊かな水辺環境や多彩なイベントなど 区内に点在する資源を ウオーキング資源 健康資源 として再評価 認識し 広く区民の健康づくりへの活用につなげていきます 元気な熟年者は支える側に 今後 急増する健康で知力 体力的に衰えていない元気な熟年者は地域活力の源泉です 虚弱高齢者支援など地域課題の担い手として期待され 元気熟年者自身の生きがいや介護予防につながるよう促します 51

60 熟年者が生き生きと活躍する長寿社会をめざして 町会 自治会活動 ボランティア 就労など 既に熟年者が大きな役割を担って います 今後も少子高齢化が進むため 熟年者の活力を さらに活かすことので きる地域社会が求められています 熟年者の知恵と経験を活かした地域社会に 高齢社会は 人生経験豊かで多様な人材がストックされた社会です 熟年社会を 負担 ではなく 成熟社会 として捉え 熟年者個人の 知恵 活力 経験 を大きな地域力に転換できるような地域社会の構築をめざします 52

61 施策の柱と事業計画 1 健康ではつらつとした生活づくり (1) 健康長寿のまち がん 脳卒中 糖尿病などの生活習慣病の早期発見 早期治療につながる各種の健 ( 検 ) 診 健康に関する身近な相談窓口である健康サポートセンターの機能を充実させ 熟年者自らが健康の保持に取り組めるような環境の整備を進めます 1 健康サポートセンター の機能の充実 健康サポートセンターにおいて生活習慣病予防 精神保健など心や身体の健康相談 また介護予防相談などを実施します 健康 運動 介護 ボランティアなどの情報を提供し 専門スタッフが健康づくりの場としての役割を推進します 熟年者が 住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう 高齢化に対応した事業を展開します 53

62 2 生活習慣病予防とがん検診の推進 区民の健康を増進するため 区民の年齢や対象にあわせた健康診査やがん検診を実施し 生活習慣病の予防及びがんの早期発見 早期治療を促進します 国保健診及び長寿健診は個別に受診券を送付します 65 歳以上の方は健康診査において 介護予防 生活支援サービス事業対象者の把握もあわせて行います 健診制度の定着 受診率の向上をめざし啓発活動を実施します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 長寿健康診査対象者 :75 歳以上及び後期高齢者医療制度加入の 65 歳以上 国保健康診査対象者 : 国保加入の 40~74 歳 40 歳未満の区民健康診査対象者 :40 歳未満の区民 胃がん検診対象者 :30 歳以上 ( 年 1 回 ) 肺がん検診対象者 :40 歳以上 ( 年 1 回 ) 大腸がん検診対象者 :40 歳以上 ( 年 1 回 ) 前立腺がん検診対象者 : 歳 乳がん検診対象者 :30 歳以上 ( 年 1 回 ) マンモク ラフィ検査は 2 年に 1 回 子宮頸がん検診対象者 :20 歳以上 (2 年に 1 回 ) 35,223 人 36,958 人 38,880 人 41,180 人 43,810 人 55,755 人 59,426 人 60,500 人 62,800 人 63,400 人 9,822 人 9,156 人 9,156 人 8,880 人 8,610 人 21,559 人 20,710 人 23,000 人 23,300 人 23,600 人 26,332 人 27,550 人 28,500 人 28,800 人 29,100 人 20,259 人 22,570 人 24,100 人 24,400 人 24,700 人 3,061 人 2,820 人 3,100 人 3,200 人 3,300 人 23,902 人 23,120 人 24,700 人 25,000 人 25,300 人 20,078 人 16,430 人 18,800 人 19,010 人 19,210 人 54

63 3 生活習慣病予防のための相談等の充実 生活習慣病の予防のために 食事や運動などの生活習慣改善支援を行います 一人ひとりにあった健康相談や講習会などを充実します 区内にあるウオーキング資源や健康資源を活用し 区民が自然に健康づくりに取り組めるよう支援します 若い世代からの生活習慣病予防を図るため 母子事業を活用した個別相談や健康教育を行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 区民健康診査等フォロー来所者数 ( 結果相談会 ) 8 回 127 人 8 回 126 人 8 回 130 人 継続 継続 区民健康診査等随時相談 ( 電話 面接相談 ) 国保健診特定保健指導対象者 : 国保加入の 40~74 歳の区民 保健指導対象者 :40 歳未満の区民 188 人 190 人 190 人継続継続 2,051 人 2,343 人 2,343 人 2,450 人 2,475 人 18 人 9 人 18 人 18 人 18 人 骨粗しょう症予防教室 8 回延 477 人 8 回延 450 人 8 回延 450 人 継続 継続 ファミリー健康アップ事業 - 5,000 人 6,000 人継続継続 55

64 48020 運動の推進 成人歯科健康診査 健康な歯の維持は 食事や会話を楽しみ 生きがいのある生活を送る基礎となります 歯周疾患をはじめとする口腔疾患の予防と 熟年者の残存歯の保持を目標とする 8020( ハチマルニイマル ) 運動 の推進に 歯科医師会や地域と連携して取り組みます 区民一人ひとりが歯と口腔の健康づくりの重要性を理解し 主体的に取り組めるよう 健口体操 江戸川区はっきり言葉 口腔ケアの重要性などの普及に努めるとともに 健診のPRを強化します 歯科医療機関の協力による区民への予防啓発と かかりつけ医の更なる普及の啓発を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 8020 運動の周知 啓発 2,796 人 2,900 人充実充実充実 成人歯科健康診査受診者数 6,462 人 6,300 人 6,500 人 6,550 人 6,600 人 5 江戸川区口腔保健センターの運営支援 江戸川区歯科医師会が運営する障害者 ( 児 ) や介護を必要とする寝たきりの人等も受診できる歯科診療所の事業運営の支援を区が行い 障害者等の口腔保健の向上をめざします 同センターでは診療のほか 口腔ケア及び口腔機能の維持 改善に関する知識 技法の普及啓発を進めます 施設事業職員を対象とした口腔ケア研修や地域医療機関との連携を進めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 受診者数 3,062 人 3,000 人 3,000 人 3,000 人 3,000 人 口腔ケア研修ベーシックコース 5 回 106 人 5 回 100 人 5 回 100 人 5 回 100 人 5 回 100 人 口腔ケア研修アドバンスコース 2 回 41 人 2 回 53 人 2 回 60 人 2 回 60 人 2 回 60 人 56

65 6 感染症予防対策の充実 毎年 熟年者に健康被害を及ぼすインフルエンザや結核などの感染症を予防するため 国等の感染症に関する調査や かかりつけ医 関係機関等から得られる感染症に関する情報を集約し 医療機関や区民などに提供します 結核の早期発見 治療のため 65 歳以上の熟年者を対象に結核健康診断 (X 線検査 ) を健康診査とともに実施します 65 歳以上の熟年者を対象にインフルエンザ予防接種を一部公費負担で実施します インフルエンザ流行前に予防接種を受けることで 熟年者のインフルエンザの感染 発症 重症化の予防が確認されています また 肺炎球菌による肺炎予防のため インフルエンザ同様に 高齢者肺炎球菌 ( 平成 27 年 10 月から定期化 ) の一部公費負担も実施します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 情報提供 (HP など ) 関係機関との連携 継続継続継続継続継続 結核健康診断の受診者 69,634 人 72,885 人 75,366 人 77,900 人 80,400 人 熟年者インフルエンザ予防接種接種者 熟年 ( 高齢 ) 者肺炎球菌予防接種接種者 63,002 人 59,697 人 59,204 人 60,000 人 61,000 人 5,297 人 6,633 人 4,697 人 5,500 人 5,500 人 57

66 7 食を通じた心とからだの健康づくり の啓発 普及 健康の保持 増進のためには適切な栄養の摂取が大切です さらに食事を美味しく食べる楽しみ 家族や仲間と会話を楽しみながら食べることも健康づくりには欠かせません バランスのとれた栄養 食事を美味しく楽しむ長寿を支える食生活の啓発普及に努めます また 江戸川区内の給食施設に従事する管理栄養士 栄養士を対象に それぞれの施設での食事や健康教育を通じて区民の生活習慣病予防 健康づくりができるよう地域栄養士のネットワークづくりを進めます 地域で長寿を支える食生活が実践できるよう 熟年男性料理自主グループ育成や栄養成分表示制度の普及啓発など食環境づくりを行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域栄養士連絡会開催 4 回 4 回 4 回継続継続 地域栄養士連絡会参加協力給食施設数 72 か所 118 か所 100 か所継続継続 8 健康学習の場と機会の提供 健康知識や健康に過ごす方法などを幅広く学ぶ場として 区民が必要とする知識を より身近な地域で得られるような場の設定と機会の提供等を行い 区民一人ひとりの健康づくりを支援していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域健康講座開催回数 参加者数 16 回 778 人 20 回 1,000 人 20 回 1,000 人 継続 継続 ファミリーヘルス健康講座開催回数 参加者数 47 回 2,714 人 45 回 2,800 人 50 回 3,000 人 継続 継続 58

67 9 健康づくりリーダーが活躍できる仕組みの整備 身近な地域で健康づくりを推進できるよう 医療関係者やスポーツ団体 ファミリーヘルス推進員などが 健康づくりのリーダーとして活躍する場をさらに充実します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 ファミリーヘルス推進員 352 人 331 人 350 人 360 人 360 人 10 健康長寿協力湯の推進 熟年者の健康増進と地域の人々との交流を促進し いつまでも元気でいきいきと過ごせるよう 65 歳以上の方に対し 事業の促進を図ります ふれあいづくり 健康づくりの視点から 公衆浴場の活用を進め 一層の利用の促進に努めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 入浴証引換人数 2,520 人 2,658 人 2,658 人 2,668 人 2,679 人 利用回数 ( 延 ) 1,224,387 回 1,255,000 回 1,255,000 回 1,260,000 回 1,265,000 回 11 三療サービスの実施 75 歳以上の方に三療 ( はり きゅう マッサージ ) の施術を 1 回 200 円で受けられる三療券を 65 歳以上の方には 1 回 2,200 円で受けられる三療割引券を希望により配付し 疲労回復と熟年者の健康増進を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 三療券申請者数 9,202 人 11,000 人 12,000 人 12,500 人 13,000 人 三療券利用枚数 69,269 枚 75,000 枚 90,000 枚 93,750 枚 97,500 枚 三療割引券申請者数 (65~74 歳 ) 1,115 人 1,400 人 1,450 人 1,500 人 1,550 人 59

68 (2) 介護予防推進のまち 介護を必要としない状態を維持するため リズム運動や健康づくり事業など元気な熟年者向けの元気施策や 熟年ふれあいセンター 熟年いきいきトレーニングなどの事業を推進していきます 1 リズム運動の推進 リズム運動の実施をとおして 熟年者の健康増進や仲間づくりを支援します また リズム運動参加者の拡大を図るため PRの強化を図るとともに 経験のない人や男性のみを対象とした各種初心者教室や地区リズム運動教室などを開催します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 実施会場数 202 か所 215 か所 215 か所 215 か所 215 か所 参加団体数 236 団体 235 団体 235 団体 235 団体 235 団体 参加人数 10,466 人 10,364 人 10,500 人 11,000 人 11,300 人 60

69 2 ウオーキングの推進 熟年者でも無理なく手軽に行え 健康増進効果が高いウオーキングを 地域における健康づくり運動として推進します ウオーキングを通じて地域に自主的な健康づくりの輪が広がるよう 情報や活動の機会を提供し 生涯スポーツとしてのウオーキングの普及を図るための講座や 健康ウオーキング大会 を開催します ウオーキングフェスタえどがわ の開催 地域の自主的なウオーキングサークルへの支援等を通じ 生涯スポーツとしてのウオーキングの定着をめざします 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 健康ウオーキング大会参加者 ウオーキングフェスタえどがわ参加者 2,783 人 2,800 人 3,000 人継続継続 1,071 人 1,377 人 1,200 人 1,200 人 1,200 人 3 介護予防教室の充実 熟年相談室において 転倒などによる骨折の予防や健康体操 体力測定 趣味を活かした活動など 地域の熟年者を対象として 様々な介護予防教室を身近な地域で開催します 介護予防に対する知識の向上と意識づくりを進めることにより 熟年者の体力低下や閉じこもりを防ぎ 介護予防を推進します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 開催回数 119 回 106 回 108 回充実充実 参加者数 1,809 人 1,380 人 1,600 人充実充実 61

70 4 地域ミニデイサービス実施への支援 虚弱な熟年者の閉じこもり予防と 地域住民との交流をとおした仲間づくりを支援するため 身近な町会会館などを利用して会食や趣味活動 健康づくりなどを行う地域ミニデイサービスの実施を支援します また 地域ミニデイサービスボランティア交流研究会を開催し ボランティア同士の情報交換や相談しあえる場をとおして 地域ミニデイサービス活動を発展 充実します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域ミニデイサービス 35 か所 35 か所 36 か所 37 か所 37 か所 地域ミニデイサービスボランティア交流研究会の開催 1 回 1 回 1 回検討検討 5 出前健康講座の実施 熟年者を対象に地域に出向き 日常の健康生活 運動器の機能向上 口腔ケア 栄養等についての講座をとおして知識を深め 健康意識の向上を図り健康長寿の一助とします 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 開催回数 18 回 18 回 18 回継続継続 参加者数 485 人 600 人 600 人継続継続 6 認知症を正しく理解するための啓発活動 地域の熟年者等を対象に 認知症に関する正しい知識を得るための相談を行い 認知症の予防方法や本人 家族に対する必要な支援 助言を行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 物忘れ相談 54 人 50 人 50 人継続継続 62

71 7 介護予防 生活支援サービス事業対象者把握の推進 要介護状態になることを予防するため 生活機能の低下が心配される熟年者を早 期に発見し 介護予防事業等への参加につなげていきます 基本チェックリストの実施 65 歳以上の熟年者に対して 区が実施する国保健診 長寿健診等の際に 基本チェックリストを実施し その結果から介護予防 生活支援サービス事業対象者を把握します 国保健診 長寿健診等対象外の社会保険加入者等の方には 熟年相談室にて基本チェックリストを実施し 把握をします 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 基本チェックリスト実施者 70,618 人 73,500 人 76,500 人増加増加 介護予防相談の実施 介護予防 生活支援サービス事業対象者に対し 熟年相談室にて介護予防相談を実施します 面接によりその方に合った介護予防事業等の事業への参加を勧めます あらゆる機会を通じて介護予防の重要性について普及啓発するとともに 民生 児童委員や区民からの連絡 熟年相談室職員や保健師の訪問活動 家族 本人からの相談等をとおして 介護予防 生活支援サービス事業対象者の把握に努めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 相談者数 869 人 1,353 人充実充実充実 63

72 8 介護予防ケアマネジメントへの取り組み 介護予防 日常生活支援総合事業の導入に伴い 住み慣れた地域で安心して生活できるよう 介護予防 生活支援サービス事業対象者でサービスを利用する方を対象に 熟年相談室等において介護予防ケアマネジメントを実施し 要介護状態にならないよう生活機能の維持 向上をめざします 個々の生活や心身の状態にあわせたプランを作成し いきいきとした生活を送れるよう支援します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 介護予防プランの作成 902 件 1,000 件増加増加増加 9 熟年ふれあいセンターの充実 身体的に虚弱などの理由により閉じこもりがちな介護予防 生活支援サービス事業対象者に対して 会食や趣味活動 レクリエーション等を実施し 利用者同士の交流を深めるなど 外出への動機付けをします 各ふれあいセンターの特色を活かしながら 介護予防に視点をおいた内容を積極的に取り入れ 誰もが参加しやすいプログラムを工夫 検討していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 実施会場利用者数 ( 延 ) 4 か所 33,984 人 4 か所 37,000 人 4 か所 39,000 人 4 か所継続 4 か所継続 介護予防機能強化プログラムの実施 実施実施実施実施実施 64

73 10 熟年スポーツトレーニングの推進 運動器の機能向上を図ることが必要な介護予防 生活支援サービス事業対象者に対し実施します 春と秋に区立スポーツ施設のスタジオまたはプールにおいて ストレッチ 有酸素運動 簡易器具を用いた運動 筋力トレーニング等を実施します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 教室数 20 教室 20 教室 20 教室検討検討 参加者 ( 実人数 ) 336 人 350 人 360 人実施実施 11 熟年いきいきトレーニングの充実 運動器の機能の維持向上が必要な介護予防 生活支援サービス事業対象者に対し 運動器の機能向上を基調とする介護予防機能を強化したメニューを実施します 実施会場の特徴を活かしながらも 運動器の機能向上の目的に見合った一定レベルのメニューを検討していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 参加者 ( 実人数 ) 513 人 615 人 750 人継続継続 参加者 ( 延人数 ) 20,621 人 24,700 人 30,000 人継続継続 65

74 12 熟年口腔ケアセミナーの充実 口腔ケアが必要な介護予防 生活支援サービス事業対象者に対し 歯科医師による口腔機能についての講話や 歯科衛生士による健口体操などの実技指導等を実施します 今後も 口腔アセスメントや口腔機能を向上させる実技を効果的に取り入れながら 魅力あるプログラムを実施していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 利用者 ( 実人数 ) 189 人 250 人増加増加増加 13 地域リハビリテーションの充実 疾病 加齢などによる身体機能障害のために日常生活に支障がある人に対して 生活の質の向上や自立 社会復帰 疾病予防 介護予防などをめざす教室の開催や相談を行います これらは本人や家族だけではなくその支援者も対象とし 医療 福祉の関係者との連携を強化します さらに超高齢社会に向けて 多様なサービスの提供と地域の支えあい体制づくりのために 地域のリハビリテーション関係者のネットワークづくりを進めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 自立支援セミナー実施回数 62 回 46 回 46 回 46 回 46 回 リハビリ 運動相談回数 来所 電話等 750 回 820 回 820 回 820 回 820 回 訪問 233 回 245 回 250 回 250 回 250 回 中高年のためのひざ痛 腰痛改善教室実施回数 在宅リハビリテーション支援事業指導回数 48 回 48 回 48 回 48 回 48 回 88 回 150 回 150 回 150 回 150 回 66

75 14 介護職への介護予防知識等の普及 在宅の身体障害者や虚弱高齢者の自立や介護予防に携わる区内事業者等を対象に 区民の介護予防及び要介護状態の改善を図るためのリハビリテーションの必要性と方法について 講習会をとおした知識の普及と技術支援を行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 在宅リハビリ技術講習会の実施 3 回 89 人 3 回 98 人 3 回 120 人 3 回 120 人 3 回 120 人 67

76 2 安心と信頼のサービスづくり (1) 地域生活を支援するまち 熟年者が在宅で安心して生活できるよう 介護保険外サービスを展開するとともに 情報提供や消費生活相談の充実を進めていきます 1 配食サービスの実施 65 歳以上で食事づくりが困難な熟年者に対して 区内仕出し弁当組合による配食サービスを行い 熟年者の食生活の支援を行います また 身体的理由により栄養や調理法に配慮が必要な熟年者に対して 低カロリー食や減塩食など利用者の個別ニーズに対応した 虚弱者向け配食サービス を 社会福祉法人に委託し実施します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 一般向け 配食利用者数 配食数 ( 延 ) 349 人 / 月 92,839 食 314 人 / 月 83,556 食 310 人 / 月 83,556 食 310 人 / 月 83,556 食 310 人 / 月 83,556 食 虚弱者向け 配食利用者数 配食数 ( 延 ) 403 人 / 月 103,866 食 409 人 / 月 104,905 食 430 人 / 月 105,954 食 435 人 / 月 107,014 食 440 人 / 月 108,084 食 68

77 2 紙おむつ等介護用品の支給 おむつ使用料の助成 60 歳以上で失禁がある人に対して 紙おむつ等を支給することにより 清潔な生活の保持と経済的負担 介護負担の軽減を図ります また 入院等により区が支給する紙おむつが使用できない場合は おむつ使用料の助成を行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 紙おむつ支給者数 ( 延 ) 59,035 人 60,982 人 64,263 人 66,834 人 68,839 人 おむつ使用料助成件数 ( 延 ) 6,369 件 6,896 件 6,896 件 7,103 件 7,316 件 3 徘徊探索サービスの実施 認知症等により 徘徊行動のある熟年者が行方不明となったとき GPSを使って現在位置を家族に知らせる探索サービスの利用料を助成し 早期発見 早期保護につなげるとともに 日頃の家族の不安感を解消します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 利用者数 ( 延 ) 201 人 226 人 240 人 246 人 252 人 4 ケア機器等の給付 助成の実施 自ら歩行できる 65 歳以上の方に対して 自立生活の継続や外出の支援を目的として 歩行車 ( シルバーカー ) の給付を行います また 65 歳以上で住民税非課税の難聴者に 補聴器購入費用の一部を助成します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 ケア機器給付件数 1,254 件 1,180 件 1,254 件 1,292 件 1,331 件 補聴器購入費助成件数 216 件 257 件 257 件 265 件 273 件 69

78 5 寝具乾燥消毒等サービスの実施 60 歳以上の介護保険要介護 4 5 の在宅の方に対して 寝具の乾燥消毒と水洗いクリーニングのサービスを行い 清潔な生活の保持と経済的負担 介護の負担の軽減を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 寝具乾燥消毒利用者数 ( 延 ) 水洗いクリーニング利用者数 ( 延 ) 2,389 人 2,304 人 2,419 人 2,443 人 2,467 人 430 人 316 人 332 人 335 人 338 人 6 福祉理美容サービスの実施 60 歳以上の介護保険要介護 4 5 の在宅の方に対して理美容券を交付し 理美容師による出張理美容サービスを実施し 清潔な生活の保持と経済的な負担の軽減を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 利用者数 ( 延 ) 2,469 人 2,469 人 2,469 人 2,494 人 2,519 人 7 熟年者を見守るネットワークの強化 平成 24 年度に それまで行っていた 3 つの会議 ( 安心生活応援ネットワーク 高齢者虐待対応支援ネットワーク 医療と介護連携会議 ) を再編し 情報の共有や見守りの運営体制を強化するとともに ネットワーク参加事業者の拡大も図っています 70

79 8 民間緊急通報システムの拡大 65 歳以上の熟年者のいる世帯を対象に 緊急通報に 24 時間体制で警備員が駆けつけるとともに 生活反応確認機能を備えた民間緊急通報システムを区が設定した利用料で提供します 従来の連絡ベルや火災報知機等の機能もあわせて持つため 引き続き 利用者の拡大と 従来の事業から民間緊急通報システムへの移行を積極的に推進します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 年度末設置台数 878 台 1,030 台 1,180 台 1,300 台 1,420 台 9 消費生活相談と情報提供の充実 熟年者をはじめ区民の消費者トラブルについて 相談を受け 解決のお手伝いをします 熟年者を狙った悪質な詐欺的商法など 複雑 巧妙化した取引による消費者被害から救済するため 熟年相談室などの関係機関と連携して 迅速かつ適切な解決を図ります 消費者被害に遭わないための知識や 商品 サービスの選択及び使用 利用上の注意点など 主体的 合理的な消費生活を送る上で役立つ情報を 消費生活情報紙の発行 ホームページ メールマガジンによる発信 地域の団体 グループへの講師派遣などにより提供していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 消費者相談件数 4,517 件 4,700 件 4,400 件 4,400 件 4,400 件 熟年者被害未然防止のための団体への講師派遣 リズム運動会場での啓発実施回数 35 回 14 回 35 回 35 回 35 回 回 148 回検討検討 71

80 10 戸別訪問収集の実施 65 歳以上のひとり暮らし世帯 世帯全員が 65 歳以上の世帯 障害者のみの世帯など ごみ 資源を集積所まで運ぶことが困難な人に対して 戸別にごみ 資源の収集を行い 負担の軽減をします 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 実施世帯数 722 世帯 762 世帯実施実施実施 11 生活福祉資金の貸付 ( 社会福祉協議会 ) 社会福祉協議会において 低所得世帯 障害者や介護を要する熟年者のいる世帯に対し 世帯の自立を図ることを目的に資金を貸付けます 利用目的別に資金種類があり それぞれに貸付の条件 基準が定められています 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 貸付件数 94 件 70 件継続継続継続 12 不動産担保型生活資金の貸付 ( 社会福祉協議会 ) 生活費が不足する状態にあるが 現に居住している自己所有の不動産 ( 土地 建物 ) に将来にわたって住み続けることを希望する 65 歳以上の熟年者世帯に対し その不動産を担保に生活資金を貸付け 自立を支援します 貸付契約の終了時に貸付元利金を一括して償還していただきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 貸付件数 2 件 8 件継続継続継続 72

81 (2) 介護する家族を支えるまち 介護する家族の交流の場を設けることにより 家族の介護による負担や悩みの軽 減を図ります 1 介護者交流会の開催 熟年相談室において 介護者同士の交流や情報交換 専門講師による介護技術の紹介など 介護者をサポートしていく介護者交流会を開催します 広報えどがわ 等により開催の周知を行い より多くの介護者の参加を進めます 介護者交流会を月 1 回定期的に茶話会形式等で開催し 介護者の精神的負担を軽減していきます あわせて虐待防止の啓発にも努めていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 開催回数 203 回 215 回 216 回充実充実 参加者数 1,473 人 1,800 人 2,100 人充実充実 73

82 (3) 安心介護のまち 介護保険事業計画部分に相当 介護を必要な方が安心して介護サービスが利用できるように 介護保険事業における各サービスの量と質の確保を図るとともに サービス利用支援や基盤整備を進めていきます 1 居宅サービス (115 ページに掲載 ) 2 居住系サービス (123 ページに掲載 ) 3 施設サービス (124 ページに掲載 ) 4 地域密着型サービス (127 ページに掲載 ) 5サービス利用等における低所得者への配慮 (152 ページに掲載 ) 6サービスの質の向上のための方策 (153 ページに掲載 ) 7 高齢者虐待への対応 (158 ページに掲載 ) 8 介護保険事業の推進 (159 ページに掲載 ) 74

83 3 豊かな福祉のまちづくり (1) 安全 快適 心のバリアフリーのまち 区民誰もが安全 快適に暮らせるようなユニバーサルデザインのまちづくりを進めるために 公共施設などのバリアフリー化を推進します 地震などの災害に備えるため 区民との協働による防災体制の強化を進めます 1 福祉のまちづくりの推進 高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 ( バリアフリー新法 ) 東京都福祉のまちづくり条例 江戸川区住宅等整備事業における基準等に関する条例等に基づき 多くの人が利用する病院や大規模店舗 共同住宅などの新築 増改築に際し 民間事業者や区民との連携をとりながら 熟年者をはじめ誰にでもやさしい建築物を整備し 福祉のまちづくりを進めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 バリアフリー新法に基づく整備件数 東京都福祉のまちづくり条例に基づく届出件数 江戸川区住宅等整備基準条例に基づく協議件数 21 件 18 件実施実施実施 43 件 50 件実施実施実施 121 件 120 件実施実施実施 75

84 2 だれもが快適に移動できるユニバーサルデザインの推進 誰にでもやさしいユニバーサルデザインのまちづくりを推進するため 区内のバリアフリー施設を紹介するマップを配布するとともに マップをホームページに掲載し 熟年者や子ども 障害者など 誰もが快適に移動でき 外出しやすいまちをめざします 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 バリアフリーマップホームページ掲載 335 件 350 件 追加情報随時掲載及び冊子の改訂版作成 追加情報随時掲載及び冊子の改訂版発行 追加情報随時掲載 3 公共施設のバリアフリー化の推進 熟年者や障害者などの社会参加が促進されるよう 公共施設の改修事業にあわせ てエレベーター設置を行い バリアフリー化を推進します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 整備か所 1 か所 ( 小岩くすのきカルチャーセンター ) 1 か所 ( 葛西くすのきカルチャーセンター ) 推進推進推進 4 駅施設のバリアフリー化の推進 交通機関の要となる鉄道を誰もが安全で快適に利用できるよう 鉄道駅舎のエレ ベーター設置を鉄道事業者に要請し バリアフリー化を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 整備か所推進推進 1 か所着工推進推進 76

85 5 人にやさしい道づくりの整備推進 熟年者をはじめ 区民が道路を安全で快適に利用できるように 段差の解消など歩道の改良 バス停の環境整備等を行います さらに 歩行者を交通事故から守るため ブルーレーンやナビマーク等 自転車との輻輳を防ぐ自転車走行環境の整備や 交差点の特殊舗装や路肩のカラー舗装等 自動車ドライバーの視認性を高める環境整備を進めます また 区民の健康づくりに役立つように 河川の土手 親水公園や親水緑道 緑道に健康サインや距離の表示等の整備などを行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 歩道巻込み部の段差解消 36 か所 10 か所 道路改修工事及び占用工事にあわせて改修 道路改修工事及び占用工事にあわせて改修 道路改修工事及び占用工事にあわせて改修 歩道改良 1,326m 486m 1,000m 1,000m 1,000m ブルーレーン及びナビマーク 3,000m 4,800m 2,700m 2,200m 2,000m 路肩のカラー舗装 882 m2 800 m2 800 m2 800 m2 800 m2 使いやすいバス停改良 0 か所 2 か所 2 か所 2 か所 2 か所 77

86 6 だれにもやさしい公園づくりの推進 ユニバーサルデザインを念頭に 誰もが利用しやすい公園づくりをめざし 出入口等の段差解消 手洗所の洋式化 手すりの取り付け等の改修 リフレッシュ遊具の整備 ベンチ等休養施設の整備などを行います また 地域の人が参加した公園づくりワークショップの成果を活かし 地域により身近で親しまれる公園の整備と効率的な維持管理に努めます さらに公園での清掃 花の植え付け 水やり等の活動を行う 公園ボランティア を支援し 社会参加による生きがいづくりを進めます そのために より気軽に区民が行動できるよう 水と緑の情報の拠点となる 水と緑のセンター の機能を充実します また 江戸川区の豊富な河川を活かし 四季の変化が楽しめ やすらぎの空間となるよう 国や東京都との協力のもと 緑道の整備や親水化の整備 河川緑地を活用したスポーツ レクリエーションの場の整備を進めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 公園整備 新設か所数 手洗所の改修棟数 5 か所 3 棟 3 か所 2 棟 3 か所 2 棟 1 か所 1 棟 1 か所 2 棟 公園ボランティア 207 団体 120 人 222 団体 132 人 232 団体 137 人 242 団体 142 人 252 団体 147 人 水と緑のネットワークづくり 水と緑のアダプト活動等 水と緑のアダプト活動等 水と緑のアダプト活動等 水と緑のアダプト活動等 水と緑のアダプト活動等 78

87 7 区民との協働による防災体制の強化 災害による被害を最小限に抑えるためには 一人ひとりが 普段からできる準備と発災時にとるべき適切な行動を理解して それを実践することが大切です これらを効果的に実践できるよう 地域防災訓練や防災講習会等を通じて 防災に対する意識啓発及び地域特性等知識の向上を図り 地域の防災力を高めていきます そして 町会や自治会などの自主防災組織との協働により各小中学校に避難所運営協議会を設立して 地域の熟年者や障害者など 災害時に支援を必要とする人を地域で支える体制づくりを推進します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域防災訓練 150 回 31,618 人 150 回 32,000 人 継続継続継続 防災講習会等 185 回 19,550 人 170 回 20,000 人 継続継続継続 避難所運営協議会の設立 6 校 8 校 ( 延 14 校 ) 継続継続継続 79

88 8 交通安全対策の充実 熟年者や子どもをはじめとする区民を交通事故から守るため 各種団体との連携をとりつつ 交通安全運動や地域のイベント くすのきクラブを対象とした安全教室などをとおして交通安全意識を啓発します また 交通事故が多いとされる夕暮れ時や夜間の歩行者確認に有効な 反射材を使ったステッカーなどの配布と着用を進めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 交通安全運動 イベント開催時等における啓発活動 継続継続継続継続継続 広報えどがわ 定期掲載回数 緊急時掲載回数 9 回 2 回 9 回 2 回 9 回 2 回 9 回 2 回 9 回 2 回 リーフレット等による啓発 リーフレット枚数 ステッカー枚数 ストップマーク枚数 20,000 枚 300 枚 1,000 枚 20,000 枚 300 枚 1,100 枚 20,000 枚 300 枚 1,100 枚 20,000 枚 300 枚 1,100 枚 20,000 枚 300 枚 1,100 枚 交通安全区民の集い 参加者数 500 人 500 人 500 人 500 人 500 人 区行事等の参加者への交通安全啓発 開催回数 参加者数 13 回 3,668 人 13 回 3,593 人 13 回 3,700 人 13 回 3,700 人 13 回 3,700 人 熟年者向けの交通安全教室 開催回数 参加者数 7 回 318 人 6 回 208 人 10 回 400 人 10 回 400 人 10 回 400 人 80

89 (2) いつまでも住み続けることのできるまち 熟年者がいつまでも住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう に 住まいの条件整備や支援を行います 1 有料老人ホームの整備指導 介護など生活に必要な支援を受けられる民間有料老人ホームについては 区内での増加傾向に対応するため 江戸川区有料老人ホーム設置指導要綱 を設け 一定の水準が確保できるよう指導しています 今後も 多様な住まいの選択肢のひとつとして さらに適正な指導を充実させていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 要綱による整備指導継続継続継続継続継続 2 高齢者向け賃貸住宅の供給促進 平成 23 年度に従前の高齢者向け優良賃貸住宅に代わり バリアフリー構造で安否確認 緊急時対応サービス 資格者が生活相談サービスを提供する等の機能を備えた住まいとして サービス付き高齢者向け住宅 が創設されました 区では こうした 高齢者向け賃貸住宅 の供給にあたっては ニーズを見極めながら 地域的に均等に供給が行われるように建設費補助などを実施し促進していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 累積整備戸数 232 戸 232 戸 277 戸 306 戸 306 戸 81

90 3 都市型軽費老人ホームの整備支援 身体機能の低下等により自立した日常生活を営むことに不安があり 家族の援助を受けることが困難な 60 歳以上の低所得の方に対し 所得に応じた負担で入居が可能な 都市型軽費老人ホーム の整備を支援していきます 整備にあたっては 事業者の参入意向を見極めつつ 国交付金等を活用しながら 適正に運営できる事業者の確保を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 整備か所数 1 か所 1 か所 2 か所 1 か所整備支援 4 住まいの改造助成の実施 熟年者が介助を要する状態になっても 住み慣れた住宅に住み続けられるよう 住まいを改造する際の費用を助成し 暮らしやすい生活が送れるよう支援します 介護保険の住宅改修に該当する場合は 介護保険支給限度額を超える分を助成し 在宅での介護が続けられるよう支援します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 助成件数 167 件 150 件 150 件 150 件 150 件 5 民間賃貸住宅家賃等の助成 民間賃貸住宅に住み 取り壊し等のために転居を求められた 65 歳以上の熟年者が 住み慣れた地域で引き続き安心して暮らしていけるよう 転居前後の家賃の差額や転居一時金等を助成し 確実な住宅確保を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 助成件数 229 件 230 件 230 件 230 件 230 件 82

91 6 住まい関連ボランティアへの支援 熟年者の暮らしやすい住まいづくりのために 住まいの簡単な補修 民間アパート探しなど 熟年者の住まいに関するボランティア活動を行っている各種ボランティア団体等の活動を支援します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 住まいのボランティア 50 件 50 件 50 件 50 件 50 件 熟年者に親切なお店 144 件 140 件 140 件 140 件 140 件 7 戸建住宅耐震改修工事助成 江戸川区耐震コンサルタント派遣を受けた後 江戸川区戸建住宅耐震改修設計等助成事業を利用して改修計画等を作成した世帯に 耐震改修工事費用の一部を助成します 戸建住宅所有者の耐震化促進に対しての積極的姿勢を引き出していくよう PR 意識啓発に一層力を入れていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 改修工事費用助成件数 70 件 47 件 65 件 65 件 65 件 83

92 8 家具転倒防止ボランティアへの支援 65 歳以上のひとり暮らし または 65 歳以上の熟年者のみの世帯及び身体的事情などで自力では取り付けが困難な方の世帯を対象に 熟年者住まいのボランティア推進協議会 ( 区内の建築組合で構成 ) が 家具等の転倒防止 ( 無料 ) の施工を進めています 区はL 字型金具など必要な資材を協議会に支給すること等により この取り組みを支援します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 支援件数 71 件 50 件 70 件 70 件 70 件 84

93 4 生きがいに満ちた生涯づくり (1) ふれあいと支えあいのまち 地域での支えあいを基盤とし ボランティア立区を推進していくとともに くすのきクラブへの支援やふれあい訪問員活動 地域で活躍できる人材の育成など 心のふれあう地域づくりを推進していきます 1 熟年者向け地域情報誌の配布 地域情報誌により熟年世代のイベント 地域活動の紹介をします 熟年者へ行政からの地域資源の情報提供をしつつ さまざまな地域情報も織り込んでいきます また 当年度 65 歳になる熟年者に直接送付することで 地域デビューを促進します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 発行部数 ,000 冊 30,000 冊 30,000 冊 配布対象数 - - 9,000 人 8,000 人 7,500 人 85

94 2 ボランティア立区の推進 誰もが安心し 心豊かに暮らし続けていける地域をつくるため 子どもから熟年者まで 誰もがそれぞれのできることで地域社会に貢献できる仕組みを広げていくことが求められます ボランティア活動は 地域社会に対する貢献を通じて自己実現を図る重要な活動です そのため 本区ではボランティア立区の推進を掲げ 各人の関心 能力等に応じて 様々な分野で幅広い世代が活動しやすい環境を整備します 今後もボランティアセンターを中心に 情報提供 相談支援等を行うとともに ボランティア活動へのきっかけづくりとなる機会を提供し ボランティア立区の形成を一層推進します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 ボランティア団体登録数 170 団体 186 団体 190 団体 195 団体 200 団体 ボランティア活動相談 794 件 800 件 850 件 900 件 950 件 ボランティア活動コーディネート 65 件 65 件 70 件 80 件 90 件 各種講座 ( ボランティア人材育成 ) 7 講座 7 講座 7 講座 7 講座 7 講座 ボランティア出前講習 45 回 45 回 45 回 45 回 45 回 夏のボランティア体験 166 人 302 人 300 人 300 人 300 人 ボランティアフェスティバル参加団体数 来場者数 76 団体 4,700 人 69 団体 5,000 人 68 団体 5,000 人 68 団体 5,000 人 68 団体 5,000 人 ボランティア保険料助成 3,699 人 3,700 人 3,750 人 3,800 人 3,850 人 ボランティア団体活動費助成 81 団体 80 団体 80 団体 80 団体 80 団体 86

95 3 すくすくスクールでのボランティア活動 区内全小学校の すくすくスクール では 熟年者を含む地域の方がボランティアとして お手玉やベーゴマ等の昔遊び 手芸 工作 児童の見守り活動に取り組んでいます 児童の健全育成の一役を担うとともに 熟年者の生きがいや地域貢献活動として充実を図っていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 ボランティアの延人数 16,198 人 17,562 人 18,000 人 18,500 人 19,000 人 4 学校における交流の推進 幼稚園や小 中学校の行事に熟年者を招待し 熟年者と幼児 児童 生徒の交流を通じ 熟年者との豊かなふれあいを推進していきます また 小 中学校の 総合的な学習の時間 などにおいて 熟年者の長年の経験や能力を活かし 地域の歴史や伝統文化などを学ぶ機会を増やしていくなど 熟年者とのふれあいを一層進めて 熟年者との交流を充実していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 熟年者との交流活動の充実実施実施継続継続継続 87

96 5 町会 自治会などを基礎としたコミュニティの活性化 熟年者をはじめ区民の暮らしに身近な町会 自治会を基本とする コミュニティの活性化を進めます 地域ミニデイサービスや防災活動といった地域活動が注目されるなか 区民と区によるパートナーシップを基本とした 地域の各種団体相互の連携や情報提供の強化 役割分担の検討などに 地域が一体となって課題に取り組める体制づくりをめざします こうした地域活動を支援するため 江戸川区ホームページに 地域活動情報 を掲載しています また 地域が自主的に運営を行っている地区会館の維持管理をはじめ より活用しやすいコミュニティ活動の 場 の提供を積極的に行っていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域活動情報の掲載 ( 区ホームページ ) 随時更新随時更新随時更新随時更新随時更新 活動の場の整備継続継続継続継続継続 6 くすのきクラブへの支援 くすのきクラブ の活動をとおして 熟年者が地域において健康で生きがいのある生活が送れるよう クラブの活動に対して助成を行います また クラブ間の連携を深め より効果的に事業目的が達成できるよう くすのきクラブ連合会 への助成を行います さらに 熟年者による子どもの見守りや清掃 リサイクルなどのボランティア活動を支援し 地域社会との関わりを一層深めることで くすのきクラブ 全体の活性化を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 クラブ数 204 団体 201 団体 203 団体 203 団体 203 団体 会員数 18,581 人 18,114 人 18,500 人 18,700 人 18,900 人 88

97 7 ふれあい訪問員活動の充実 60 歳以上のひとり暮らしや熟年者のみの世帯 あるいは日中ひとりになる熟年者等を対象に ボランティアによる訪問員を派遣し 安否確認を行い 話し相手や悩みごとの相談にのるなど孤独感の解消と事故の未然防止に努めます また 訪問員の質の向上につながる研修についても 積極的に取り入れます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 訪問員数 122 人 115 人 120 人 122 人 124 人 訪問対象世帯数 155 世帯 150 世帯 155 世帯 160 世帯 165 世帯 安否確認対象世帯数 909 世帯 780 世帯 702 世帯 632 世帯 569 世帯 8 認知症サポーターの養成 国の 認知症を知り地域をつくる 10 ヵ年 ( 平成 17 年度厚生労働省推進事業 ) キャンペーンの一環として 認知症を理解し 本人と家族を温かく見守り 支援する認知症サポーターを増やし 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをめざします 区の認知症サポーターの養成目標を年間 1,800 人と定め 計画的に講座を開催します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 講座開催数 35 講座 40 講座 40 講座充実充実 サポーター養成数 1,214 人 1,800 人 1,800 人充実充実 89

98 9 熟年介護サポーターの育成 元気な 65 歳以上の熟年者の方が 介護施設の利用者などを支援したり 熟年相談室の事業を支援する熟年介護サポーター制度を拡充し 地域で介護を支える人材を育成していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 介護サポーター登録者数 422 人 424 人 450 人増加増加 10 健康知識 介護技術を持つボランティアの育成 専門的な資格を持つボランティアグループを対象に 地域で支えあえるまちづくりをめざし 健康づくりや福祉に関する講座を開催して 地域で活動できるボランティアを育成します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域活動栄養士育成講習会 1 回 32 人 1 回 30 人 1 回 30 人 継続 継続 歯科ボランティア講習会 2 回 28 人 2 回 30 人 2 回 30 人 継続 継続 90

99 (2) 熟年パワーのあふれるまち スポーツ活動やくすのきカルチャー教室等 熟年者の主体的な活動支援を進めるとともに シルバー人材センターへの支援など 熟年者の生きがいづくりを推進します 1 くすのきカルチャー教室の充実 熟年者が 健康で充実したしあわせな人生を送ることができるよう 生きがいや仲間づくりのきっかけとなる 趣味や教養の学習の機会と場を提供していきます 正規教室終了後は 自主性 自立性を高めて生涯現役として活躍できるよう 自主活動教室を支援します また習得した知識や経験を活かして社会貢献ができるよう情報の提供と機会の拡大を図ります 今後も熟年者が生きがいを持ち 知識や教養を身につけながら元気に通うための 魅力ある教室編成に努めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 正規教室 2,199 人 77 教室 2,045 人 79 教室 2,850 人 100 教室 2,850 人 100 教室 2,850 人 100 教室 自主教室 6,015 人 311 教室 5,861 人 306 教室 6,600 人 330 教室 6,600 人 330 教室 6,600 人 330 教室 2 熟年者のスポーツ レクリエーション活動の推進 熟年者がいきいきと健康に暮らせるよう スポーツ レクリエーションに親しむ機会づくりを進めます 特に 誰にでも取り組みやすいウオーキングやグラウンドゴルフなどの講座の開催をはじめ このような活動の普及を進めている団体への支援を行います 参加者の増加をめざし 魅力ある講座の内容や周知方法の改善に努めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 講座の開催及び後援等の支援の実施 継続継続継続継続継続 91

100 3 スポーツ活動支援の充実 生涯にわたってスポーツに親しみ 生活習慣病の一因ともなる運動不足を解消するため 地域スポーツ講座や体力測定を行い スポーツやレクリエーションに親しむ層の拡大に努めます 現在行われている講座については 世代を超えて誰もが参加できるように 種目の工夫 検討を行います また スポーツ活動支援のための情報提供 区内スポーツ大会等の支援 後援の充実により 区民がスポーツに親しみやすい環境づくりを進めます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 地域スポーツ講座等開催回数 参加者数 133 回 3,015 人 150 回 3,000 人 150 回 3,000 人 150 回 3,000 人 150 回 3,000 人 体力テスト開催回数 参加者数 1 回 12 人 1 回 11 人 1 回 20 人 1 回 20 人 1 回 20 人 区内大会 区民大会春季参加者数秋季参加者数 25,224 人 25,083 人 23,492 人 25,000 人 25,000 人 25,000 人 25,000 人 25,000 人 25,000 人 25,000 人 マラソン大会参加者数 3,060 人 2,988 人 3,000 人 3,000 人 3,000 人 ウオーキングフェスタえどがわ参加者数 1,071 人 1,377 人 1,200 人 1,200 人 1,200 人 4 熟年者の参加を促進する行事の実施 熟年者が日頃の学習 活動成果を発表する 熟年文化祭 や 自らの健康増進と世代間交流を図る さわやか体育祭 等の開催をとおして 熟年者の社会参加や地域交流を推進し 生きがいづくりを支援します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 リズム運動大会 5,000 人 5,000 人 5,000 人 5,000 人 5,000 人 さわやか体育祭 0 人 ( 中止 ) 0 人 ( 中止 ) 8,000 人 8,000 人 8,000 人 熟年文化祭 6,000 人 6,000 人 6,000 人 6,000 人 6,000 人 92

101 5 シルバー人材センターへの支援 熟年者の 知識 経験 能力 を活かし 就業機会を確保 提供している公益社団法人シルバー人材センターの事業を支援することにより 熟年者の生きがいづくりと社会参加を促進します 区内公園 児童遊園の清掃や一般家庭の樹木剪定 事業所から依頼される作業など 親切 ていねい 誠実 をモットーに 事業を継続します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 会員数 4,088 人 4,200 人 4,300 人 4,300 人 4,300 人 就業延人員数 30,646 人 32,500 人 33,500 人 34,500 人 35,000 人 6 シルバーお助け隊 の実施 短時間で終わる簡易な仕事 ( 例 : 電球取替え 家具移動 浴槽清掃など ) について 人手の確保が困難な熟年者のみの世帯などを対象に シルバー人材センターの会員を派遣します 利用した熟年者世帯等からは一定の負担を徴収します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 実施件数 543 件 550 件 600 件 600 件 600 件 93

102 5 サービス利用支援体制づくり (1) 安心してサービスが利用できるまち 誰もが安心してサービスを利用できるよう 情報提供の充実や相談窓口機能を強化するとともに 苦情への対応や権利擁護事業を推進していきます 1 情報提供の多様化と充実 広報紙 チラシ ホームページなどのあらゆる情報媒体を活用し 区民が様々なサービスや制度の情報を容易に入手できるよう 情報提供の充実を図ります 介護保険や熟年者の福祉サービス等の情報提供については 熟年相談室の相談窓口を充実させ 一人ひとりの状況にあった情報提供を行います 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 広報えどがわ適時適時適時適時適時 くらしの便利帳 - 情報掲載 - 情報掲載 - 江戸川区公式ホームページ介護保険課ホームページ 継続 継続 事業計画及び制度の周知 継続 継続 熟年相談室 介護保険課 健康サポートセンターによる相談 情報提供 継続継続継続継続継続 94

103 2 相談 助言に関する窓口機能強化 熟年相談室の総合相談機能の拡充を図り 区全体の相談体制を強化します 必要に応じて調査 指導を実施するなどきめ細かに対応し 利用者等からの苦情をサービス改善のきっかけとしてサービスの質の維持 向上に有効に役立てていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 熟年相談室設置数 25 か所 ( 内分室 8) 26 か所 ( 内分室 8) 26 か所 ( 内分室 8) 充実 充実 相談件数 熟年相談室 55,576 件 58,154 件 61,000 件充実充実 介護保険課 17,453 件 17,500 件 17,700 件充実充実 3 認知症地域ネットワーク活用事業 熟年相談室江戸川区医師会を中心とした 医療と介護に関わる関係機関のネットワークづくりを進めます 熟年相談室や介護サービス事業者に対しては認知症サポート医等による相談窓口や 講演会を通じて医療と介護の連携を強化していきます あわせて 認知症の方を介護している家族や地域の人への認知症に対する正しい知識と理解の普及啓発や 専門的な電話や窓口相談を実施し 認知症の方の早期発見 早期対応にも努めていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 ホットライン相談件数 191 件 195 件 200 件増加増加 事業者向け講演会参加者 70 人 80 人 80 人継続継続 区民向け講演会参加者 60 人 65 人 80 人継続継続 95

104 4 認知症早期発見 早期対応への取り組み 認知症支援コーディネーター ( 熟年相談室江戸川区医師会一之江 に設置) が 熟年相談室 介護サービス事業者等から認知症に関する相談を受け付け 必要な支援を行います 認知症の疑いのある人を把握した場合は 認知症支援コーディネーターがアセスメントを行い 認知症が疑われる場合は かかりつけ医や介護サービス事業者と連携しながら 認知症の診断を受けるための医療機関の受診を促し 診断後は適切な医療 介護サービスの導入を図ります 受診に至らない場合は 認知症疾患医療センターの認知症アウトリーチチームと連携して 状態に応じた適切な医療 介護サービスにつなげます また 地域において認知症の人への支援を行う関係者が課題を検討し 情報交換を行うための会議の開催や 認知症のケアや医療 介護の連携等に係る研修を実施して 認知症の人とその家族の支援に携わる関係者の認知症対応力の向上を図ります 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 相談実人数 18 人 30 人 36 人増加増加 相談延人数 64 人 196 人 235 人増加増加 5 熟年者緊急短期入所実施事業 65 歳以上で 認知症その他やむを得ない理由により保護を要し 身元が不明である方 本人を代理する家族等がいない方 または居宅生活が困難な方に対し 短期入所を実施します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 短期入所利用日数 9 日 7 日 7 日継続継続 96

105 6 権利擁護の推進 区は 成年後見制度の利用促進のための報酬助成事業や 申立人不在の場合の区長申立てに関する事務 成年後見制度の利用相談のほか 福祉サービスへの苦情受付などを社会福祉協議会に委託し実施しています 社会福祉協議会は 認知症などで判断能力に不安のある熟年者等が地域で安心して生活が送れるよう 権利擁護の中心的な機関として安心生活センターを設置し 福祉サービスの利用相談や手続き支援 日常的な金銭管理 書類等の預かりといった安心生活サポート事業を行っています さらに 社会福祉協議会は 社会貢献型後見人を養成し 自ら監督人になるなど広く活動の場を提供するとともに 社会福祉法人が後見人となる法人後見事業も実施しています 今後も 社会福祉協議会との連携を強化し 区民及び関係機関 団体へのPR 活動の強化 潜在しているニーズの掘り起こしに努め 区民がより安心してサービスを利用できる体制づくりを進めていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 福祉サービスの利用相談や手続き支援件数 安心生活サポート事業契約件数 ( 年度末件数 ) 成年後見制度区長申立件数 社会福祉協議会による法人後見受任件数 社会福祉協議会による後見監督人受任件数 社会貢献型後見による後見人受任件数 成年後見制度利用支援事業 ( 報酬助成 ) 利用件数 6,480 件 6,800 件 7,000 件 7,300 件 7,500 件 40 件 52 件 55 件 57 件 59 件 38 件 45 件 50 件 55 件 60 件 18 件 20 件 25 件 26 件 27 件 16 件 20 件 25 件 30 件 35 件 16 件 20 件 25 件 30 件 35 件 6 件 14 件 26 件 28 件 30 件 97

106 7 民生 児童委員との連携強化 民生 児童委員の資質向上のために各種研修や研究活動を行い 地域における社 会福祉の推進役として力を発揮できるよう 連携を強化していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 委員数 435 人 435 人 435 人一斉改選 - 相談 支援 4,703 件 4,500 件継続継続継続 8 介護ブラッシュアップセミナー等の推進 介護福祉士等の有資格者で現在介護の仕事に就いていない方のうち 就職の意思がある方の就職に向けての技術や知識の不安を解消するため 研修を実施します 研修の中で 就職に関する相談や情報提供等をします また 介護に関心のある方や家族の介護をしている方などを対象に 介護保険の知識や家庭介護の技術等を習得する研修を実施し 介護人材に関するすそ野を広げていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 介護ブラッシュアップセミナー受講者数 介護スタートセミナー受講者数 23 人 13 人継続継続継続 53 人 58 人継続継続継続 98

107 9 社会福祉士等卒後連携事業 区内の専門学校と連携し 社会福祉士等の養成課程の卒業生であって 区での活躍を期待することができる者を 区が最長 3 年間 福祉 介護支援員 ( 非常勤職員 ) として雇用し 福祉及び介護分野における多様な問題に対応する区の福祉向上に寄与する人材として育成します 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 新規採用人数 0 人 0 人 5 人増加増加 雇用人数 18 人 7 人 5 人増加増加 99

108 (2) 連携により円滑なサービスを提供するまち 地域における身近な相談機関である熟年相談室において 介護に関する相談やネットワークづくりを推進するとともに 保健 医療 福祉の連携をとりながら サービスの円滑な提供 運営を進めます 1 熟年相談室の機能強化 熟年相談室が区民にわかりやすく親しみやすい地域の相談機関となるよう 引き続きPRに努めます 地域の様々な社会資源を活用した継続的 包括的なケア体制の整備に向けて 地域ケア会議 地域連携会議を通じて介護サービス事業者や医療機関 民生 児童委員 町会 自治会 地域のボランティア等のネットワークづくりをさらに推進していきます 熟年相談室の適切な運営管理 今後の方向性などについては 熟年相談室運営協議会での意見を踏まえ 基盤の強化に努めるなど積極的に支援していきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 熟年相談室設置数 25 か所 ( 内分室 8) 26 か所 ( 内分室 8) 26 か所 ( 内分室 8) 充実 充実 相談件数 55,576 件 58,154 件 61,000 件充実充実 100

109 2 保健 医療 福祉の連携強化 日常生活圏域ごとに医療 介護の関係機関間の情報 意見交換 課題検討の場づくりを推進し 相互の顔の見える関係づくり ネットワーク構築を進めます 退院時のカンファレンスの実施など 要介護者が医療機関からの退院後 スムーズに在宅生活に移行し 必要な医療 介護サービスを継続して利用することができるよう連携体制を強化していきます 医療と介護の連携のため 介護従事者向け医療研修 を実施します ケアマネジャーを含めた介護サービス事業者を対象に 在宅医療機関との連携に重点化した研修内容の充実を図っていきます 平成 25 年度実績 平成 26 年度 ( 見込み ) 平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 研修の開催回数 34 回 39 回充実充実充実 3 社会福祉協議会との連携強化 地域福祉の中核である社会福祉協議会との連携 情報共有を進め 安心生活サポート事業や成年後見制度利用支援事業など権利擁護機能がさらに充実するよう積極的に支援していきます また 社会福祉協議会は福祉サービスの苦情処理に対する区民 事業者 区との調整などにも取り組んでおり 今後もさらに連携を強化していきます 101

110 第 2 章介護保険事業計画 計画の方向性 - 住み慣れた地域で暮らし続けるために - 本計画の基本目標である すこやかに安心して暮らせ生涯活躍できるいきいきとしたまち を実現するためには 豊かな知識と経験を持つ熟年者が 生涯現役として 地域で元気に活躍できるとともに 介護が必要な状態になっても 住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを続けることができる 地域包括ケアシステム を構築していく必要があります 区は 団塊の世代が 75 歳以上となり介護が必要な高齢者が急増する平成 37 (2025) 年度までに 江戸川区の実情に応じた 地域包括ケアシステム を構築することを目標として 区民 地域団体 組織 企業等との連携のもと 以下の 1~6の基本的方向性にそって介護保険事業を展開していきます 計画の方向性 計画の方向性 - 住み慣れた地域で暮らし続けるために - 1. 熟年者の介護予防と日常生活を支える地域づくり 2. 認知症高齢者への地域ケアの確立 3. 在宅療養を支える医療と介護の連携 4. 熟年者を支える地域ネットワークの構築 5. 安心して住み続けられる住まいの確保 6. 介護基盤の強化による安心と希望のある地域づくり 102

111 1 熟年者の介護予防と日常生活を支える地域づくり - 誰もがいきいきと暮らすために - ひとり暮らしや夫婦のみ世帯の熟年者の増加等により 支援を必要とする熟年者が増加する中で 誰もが地域で孤立することなく いきいきと安心して暮らし続けることができるよう 介護に頼らずいつまでも元気で暮らせるための支援や 元気な熟年者をはじめとする多様な主体の参画による 地域の支えあい 助けあいの仕組みづくりを推進します 熟年者が その豊かな知識と経験を活かして地域活動へ参加することが 介護予防の目標とする 生きがい 自己実現 につながるよう 新しい活躍の場を創出 発信していきます (1) 介護予防 日常生活支援総合事業の創設 介護保険制度の改正に伴い 介護予防と日常生活への支援を切れ目なく提供する仕組みとして 介護予防 日常生活支援総合事業 を創設し 平成 27 年度から実施します これにより 予防給付のうち介護予防訪問介護と介護予防通所介護を地域支援事業に移行するとともに 従来の介護予防事業を見直し 要支援者と生活機能の低下がみられる熟年者を対象とする 介護予防 生活支援サービス事業 と すべての熟年者を対象にする 一般介護予防事業 に再編し 事業を展開していきます 従来の介護予防訪問介護と介護予防通所介護については 介護予防 生活支援サービス事業 の訪問型サービス 通所型サービスとして実施します (2) 介護予防 生活支援サービスの提供体制の整備 各地域で開催している 地域連携会議 において 町会 自治会 現に活動しているグループ 団体 地域企業 関連機関等が意見を出し合い 地域特性を活かした仕組みづくりを検討していきます 要支援者等軽度の高齢者は 掃除や調理 買い物などの生活行為 (IADL) の低下に対応した多様な支援が求められることから 地域住民の力等を活用して多様な介護予防 生活支援サービスの充実を図ります 103

112 ( 仮称 ) 生活支援コーディネーターを配置して 元気な熟年者のサービスの担い手としての養成や組織化 町会 自治会等の地域団体やNPOや企業 社会福祉法人 シルバー人材センター等によるサービスの開発 関係者のネットワーク化 ニーズとサービスのマッチングなどを行います あわせて サービス提供主体やコーディネーター等の関係者による協議体を設置し サービスに関する情報提供の仕組みづくりや サービス提供主体間の情報共有及び連携強化への支援を行います ( 仮称 ) 生活支援コーディネーターの配置先や配置人数については 資質を持った方を地域の実情に応じて適正に配置します (3) 社会参加と地域の支えあい 助けあいの仕組みづくり 熟年者の生きがいづくりや健康づくり 介護予防の観点から 引き続き くすのきクラブやくすのきカルチャー教室 ファミリーヘルス推進員等による地域ミニデイ スポーツ活動 身近な場所でのウオーキングの普及など 熟年者の社会参加活動を促進していきます 意欲がある方の知識や経験を活かすため 社会貢献をめざす区民の方の学びの場である江戸川総合人生大学の卒業生など 地域に関心がある熟年者等を活動につなげる仕組みづくりを進めます あわせて 活動を行った時間に応じてポイントを付与する熟年介護サポーター事業の拡充など 熟年者のボランティア活動を支援する取り組みを充実し より多くの人材が地域で活躍できるよう支援します (4) 効果的な介護予防の推進 一般介護予防事業については 従来のように元気な熟年者と生活機能が低下している熟年者を隔てることなく 健康づくりと介護予防を一体的に推進するために すべての熟年者を対象に事業を展開していきます 熟年者一人ひとりが介護予防の必要性に気づき 日常生活の中で自ら取り組んでいけるよう 介護予防意識の普及啓発を図るとともに リズム運動やウオーキング 各種健康づくり事業など 生きがいや仲間づくりを通じた介護予防活動の普及を推進します 104

113 あわせて 区民主体の介護予防の取り組みを拡大するため 身近な地域で参加しやすい活動の場づくりと リハビリテーション等の専門職によるサポートを受けられる体制づくりを進めます 要支援者や介護予防 生活支援サービスの利用者に対しては その心身の状態等に応じた事業 サービスが包括的に提供されるよう 適切な介護予防ケアマネジメントを実施し 熟年者の地域での自立した生活を支援していきます 介護予防 日常生活支援総合事業の創設 < 第 5 期 > 介護保険制度 < 第 6 期 > 介護給付 ( 要介護 1~5) 介護給付 ( 要介護 1~5) 現行と同様 予防給付 ( 要支援 1~2) 訪問看護 福祉用具等 訪問介護 通所介護 移行 介護予防給付 ( 要支援 1~2) 介護予防 日常生活支援総合事業 ( 要支援 1~2 それ以外の熟年者 ) 介護予防事業 一次予防事業 二次予防事業 移行 介護予防 生活支援サービス事業訪問型サービス 通所型サービス 生活支援サービス 介護予防ケアマネジメント 地域支援事業 包括的支援事業 熟年相談室の運営 ( 相談やケアマネジメント ) 充実 一般介護予防事業 包括的支援事業 熟年相談室の運営 ( 左記 + 地域ケア会議の充実 ) 在宅医療 介護連携の推進 認知症施策の推進 生活支援サービスの体制整備 地域支援事業 任意事業 任意事業 介護給付等費用適正化事業 介護者交流会など 継続 介護給付等費用適正化事業 介護者交流会など 105

114 2 認知症高齢者への地域ケアの確立 - 誰もが地域で暮らせるまちをめざして - 認知症の人は 今後さらに増加することが予測されます 認知症になっても住み慣れた地域での生活を継続できるようにするために 早期発見と早期診断を基本に 認知症の進行状況にあわせて適切なサービスや支援を提供できる体制を構築するとともに 認知症の人とその家族を地域で支えるためのネットワークづくりを進めていきます (1) 認知症の予防 早期発見 診断 対応の仕組みづくり 認知症の予防に関する普及啓発 社会参加活動や介護予防教室等 認知症の予防につながる取り組みを推進します 熟年相談室や健康サポートセンターの窓口相談 認知症ホットラインの電話相談等 相談体制の充実を図ります 熟年相談室に認知症地域支援推進員を配置し 医療機関や健康サポートセンターと介護サービス等の地域の支援機関間の連携を図っていきます 認知症支援コーディネーター ( 熟年相談室江戸川区医師会一之江 に設置) が 認知症地域支援推進員と連携し 初期の段階で医療機関への受診支援等を行います 受診が難しい場合は 認知症アウトリーチチームと連携して 適切な医療 介護サービスにつなげていきます 今後 認知症初期集中支援チームを配置し 初期の段階で認知症の人やその家族に対して個別の支援を行い 適切なサービスにつなげる体制を整備していきます 認知症に対応できる区内のかかりつけ医を増やし より早期の対応が図れる体制の整備に取り組みます (2) 認知症の人を支える地域ネットワークの構築 熟年相談室江戸川区医師会が実施する 認知症サポート医による介護サービス事業者向け認知症相談窓口の活用等を通じて 医療と介護の連携を強化していきます 106

115 民生 児童委員や認知症サポーター ファミリーヘルス推進員等の地域住民や 地域の様々な事業所と機関が 認知症の人やその家族を支援する地域ネットワー クの構築をめざします (3) 地域生活を支える介護サービスの更なる充実 (4) 地域での日常生活 家族の支援の強化 認知症対応型共同生活介護 ( 認知症高齢者グループホーム ) 認知症対応型通所介護 ( 認知症デイサービス ) 小規模多機能型居宅介護など 認知症に対応する地域密着型サービスの普及をさらに進めていきます 特に小規模多機能型居宅介護は 本人にとって馴染みのある関係の中で 通い 訪問及び泊まり ( ショートステイ ) が利用できるサービスです 認知症高齢者グループホームなどの居住系施設との併設形態も含め 区として積極的な導入を図っていきます あわせて 介護サービス従事者に対して 認知症に対するケア知識 技術の向上を目的とする認知症研修の機会を充実します 介護者の交流会など家族等が集い情報交換や交流できる場を充実し 介護家族への支援の充実を図ります 認知症の状態に応じたサービス提供の流れを示す認知症ケアパスを作成し 区民や関係機関等に 認知症の進行状況にあわせて いつ どこで どのような医療 介護サービスを受ければよいかの情報の周知を図るとともに 多職種連携の推進により支援者の知識や技術の習得 ネットワークの強化を進めていきます 広く区民に対して認知症に関する講演会の開催等を通じて 認知症に関する正しい知識と理解の普及啓発を行っていきます 引き続き認知症サポーターの養成を推進するとともに 認知症サポーターが活躍の場を広げ その活動が認知症の方とその家族を支える地域づくりにつながるよう支援していきます 認知症高齢者の方などの権利を擁護するため 成年後見制度の周知 利用促進を図るとともに 後見業務を担う意欲のある区民を 社会貢献型後見人 ( 市民後見人 ) として養成し 地域における活動を支援します 107

116 3 在宅療養を支える医療と介護の連携 - 在宅での安心の実現 - 医療の必要性の高い要介護者が 安心して在宅療養を続けることができるよう 地域における医療と介護の関係機関の連携を推進し 退院支援 日常の療養支援 急変時の対応 看取り等の各場面で医療 介護を一体的に提供できる体制を整備します (1) 医療と介護の連携体制の強化 医療ソーシャルワーカーと地域の熟年相談室の職員等による 医療福祉連絡会 等における事例検討の場や 研修による相互理解の充実を通じて 医療と介護をはじめとした関係機関間の顔の見える関係づくり ネットワーク構築を推進します 医師やケアマネジャー 介護サービス事業者等利用者に関わる関係者が 利用者の介護や治療 常備薬などの情報を共有するための 介護連絡ノート の活用と普及を進めるとともに 効率的で利便性の高い情報共有の仕組みについて検討していきます (2) 在宅療養に関わる専門職のスキルアップ ケアマネジャーをはじめとする介護サービス従事者が 予防や医療の視点を含めて利用者の生活を支援できるよう 予防や医療に関する知識の向上や在宅療養に関する理解を深めるための研修を充実していきます 在宅療養に関わる医師 訪問看護師 病院医師 医療ソーシャルワーカー ケアマネジャー 歯科医師 薬剤師 理学療法士 作業療法士 歯科衛生士 管理栄養士 保健師等多職種間の連携を強化するための研修を充実していきます 研修の実施や地域における連携については 専門職を介して支援を行っていきます 108

117 (3) 在宅医療 介護サービスの充実 訪問診療や往診が可能な医療機関に関する情報提供の充実を通じて 在宅療養に対する区民の理解を促進していきます 医療が必要な重度の要介護者の在宅生活を支える上で欠かせない訪問看護やリハビリの普及を促進するため 今後とも基盤強化に努めていきます 介護保険制度の改正により平成 24 年度に創設された 定期巡回 随時対応型訪問介護看護の普及 小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせて一体的に提供する看護小規模多機能型居宅介護 ( 複合型サービス ) の整備を推進し 利用を促進していきます 在宅医療 介護の連携体制のイメージ 医師会 熟年相談室 連携 関係機関の連携体制構築支援 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 看護小規模多機能型居宅介護等 在宅療養支援診療所 歯科診療所等 訪問診療 往診 訪問歯科診療 介護サービス 介護サービス事業所 訪問診療 訪問看護 服薬管理等 一時入院 ( 緊急時の受け入れ ) 病院 在宅療養支援診療所 ( 有床 ) 等 訪問看護事業所 薬局等 109

118 4 熟年者を支える地域ネットワークの構築 - 地域における連携 協働を通じて - 熟年相談室が地域の熟年者やその家族を継続的 包括的に支える地域包括ケアシステムの中核機関として その機能を十分に発揮することができるよう機能を強化します 地域ケア会議や地域連携会議 地域の見守りネットワークの充実等を通じて 熟年者を支える地域ネットワークの構築を進めていきます (1) 熟年相談室の相談支援体制の強化 高齢化の進展とそれに伴う相談件数の増加や 地域支援事業を充実していくにあたり 熟年相談室がその役割を果たしていくことができるよう 業務量に応じた人員体制の充実など 必要な体制を整備するとともに 相談室間の役割分担 連携を強化し 効率的かつ効果的な運営を推進します 地域の相談機関として区民に周知されるよう パンフレットや会報誌によるPR や介護サービス情報の公表制度の活用 訪問による相談支援の充実に取り組みます 地域の実情に応じた体制を確保するため 熟年相談室運営協議会による評価 点検の取り組みを強化していきます (2) 地域ケア会議 地域連携会議の充実 各熟年相談室が多職種協働による個別事例の検討のために開催している地域ケア会議は 自立支援に資するケアマネジメント支援や地域支援ネットワークの構築につながるよう充実していきます あわせて 各熟年相談室が担当地域ごとに熟年者にかかわる関係機関により開催している地域連携会議の充実を図り 個別事例の検討を通じて地域課題を把握するとともに 必要な社会資源の開発や地域づくりにつなげる仕組みづくりを推進します 110

119 (3) 安心生活応援ネットワークの充実 安心生活応援ネットワークは ひとり暮らし等の熟年者を見守り 地域からの孤立を防止するため 熟年相談室 民生 児童委員 区の連携により 協力団体 事業所 区民の方からの通報に迅速に対応するシステムです 関係機関の連携の強化や 協力団体を増やしていくことなどにより ネットワークを一層充実 強化していきます 安心生活応援ネットワーク 区役所 見守りサービスの提供 目配り訪問支援 目配り相談 熟年相談室 民生 児童委員 見守りを必要としている熟年者 気づき協力団体 事業所 区民の皆さん連携警察 消防の関係部署 江戸川区くすのきクラブ連合会 ふれあい訪問員 東京都公衆浴場生活衛生同業組合江戸川支部 江戸川区新聞販売同業組合 江戸川仕出し弁当組合 小岩仕出し弁当組合 江戸川牛乳組合 東京ヤクルト販売 ( 株 ) 生協コープみらい パルシステム東京 明治安田生命保険相互会社 日本郵便江戸川 小岩 葛西郵便局 東京電力 ( 株 ) 東京支店江東支社 東京ガス ( 株 ) 東部支店 東京都水道局江戸川営業所 東京都住宅供給公社 江戸川区社会福祉協議会 江戸川区熟年人材センター 111

第 2 部 区の現状 第第 2 部 区の現状 の要旨 1 区の現況と推計 (16 ページ ~) 江戸川区の総人口は 平成 28 年度にピークを迎えると推計されています 部 65 歳以上の高齢者人口は 平成 26 年 10 月 1 日現在 137,099 人 ( 高齢化率 20.16%) から 平成 29 年度には 144,380 人 ( 高齢化率 21.15%) に達する見込みです 今後は介護が必要な状態になりやすい

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