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1 この添付文書をよく読んでから使用してください 体外診断用医薬品 品番 RFIT-ASY-0126, RFIT-ASY 年 4 月改訂 ( 第 2 版 ) 2017 年 10 月作成 ( 第 1 版 ) 承認番号 22900EZX 核酸同定 一般細菌キット ( ) 核酸同定 ブドウ球菌キット ( ) 核酸同定 真菌キット ( ) バンコマイシン耐性遺伝子キット ( ) β-ラクタマーゼ遺伝子キット ( ) FilmArray 血液培養パネル 全般的な注意 本品は体外診断用であり それ以外の目的に使用しないで下さい 本品のパウチの外側に液体が認められる場合は 速やかに液体及び本品をバイオハザード容器に入れ 廃棄して下さい 専用の医療機器 FilmArrayシステム ( 届出番号 :13B3X ) 及びFilmArray Torchシステム ( 届出番号 : 13B3X )( 以下 専用機器 という ) 及び作業場は専用機器の取扱い説明書の記載に従って下さい 血液培養培地は 本品により検出可能なレベルで 生育不能微生物または核酸を含んでいることがあり 偽陽性の試験結果につながります このような培地は 本品に使用しないで下さい - チャコール含有血液培養ボトル (BacT/ALERT FA 培養ボトル ( 好気性 ) など ) は 偽陽性の試験結果を招くことがあるので 本品には使用しないでください 本品におけるvanA/Bに関する薬剤耐性遺伝子の分析では vanaとvanbを別々には判定しません いずれかが検出された場合に vana/bの検出 ( Detected ) と判定します 本品は専用機器で使用する同定パネルです 使用する専用機器の取扱い説明書をよく読んでから使用して下さい 本品は萊膜を持たないNeisseria meningitidisは検出しません 診断は他の関連する検査結果や臨床症状等に基づいて総合的に判断して下さい 本添付文書に記載された使用方法に従って使用して下さい 本添付文書に記載された使用方法及び使用目的以外での使用について得られた測定結果の信頼性は保証致しません 本測定で使用する検体には 病原体が含まれている可能性が高いので これらの検体を取り扱う際には 感染の危険があるので感染性があるものとして処理して下さい 詳細は 形状 構造等 ( キットの構成 ) または 用法 用量( 操作方法 ) を参照して下さい 本品のラベルに表示してある有効期限を過ぎたものは 使用しないで下さい 異なるロットの試薬は混合させないで下さい パウチは真空状態で包装されているため 使用する前に包装が未開封であることを確認して下さい 全て単回使用です 形状 構造等( キットの構成 ) 構成試薬 FilmArray 血液培養パウチ ( 凍結乾燥物を含む ) 水和溶液バイアル ( 青 )( 液体 ) サンプルバッファー ( 液体 ) 付属品 サンプルバッファーバイアル ( 赤 ) トランスファーピペット 取扱説明書を必ずご参照下さい P

2 使用目的 血液培養陽性となった培養液中のグラム陽性菌 (Enterococcus 属 Listeria monocytogenes Staphylococcus 属 (Staphylococcus aureus の同定を含む ) Streptococcus 属 (Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae 及び Streptococcus pyogenes の同定を含む )) グラム陰性菌 (Acinetobacter baumannii 腸内細菌科 (Enterobacter cloacae complex Escherichia coli Klebsiella oxytoca Klebsiella pneumoniae Proteus 属及び Serratia marcescens の同定を含む ) Haemophilus influenzae Neisseria meningitidis Pseudomonas aeruginosa) 酵母様真菌 (Candida albicans Candida glabrata Candida krusei Candida parapsilosis Candida tropicalis) の核酸及び薬剤耐性遺伝子 (meca vana/b KPC) の検出 ( 病原性細菌及び薬剤耐性菌感染の診断補助 ) 測定原理 本品は 以下の主要な 4 つの工程よりなります : (1) 核酸の精製 :3 つのブリスターパウチ ( 図 1 の C に該当する部分 ) において核酸の精製を行います 検体を破砕した後 磁気ビーズに吸着させ 精製し核酸抽出を行います これらの一連の作業に要する時間は約 10 分です 図 1. 本品の外観 ( 説明のために人工的に着色 ) (2) 第 1ステージ マルチプレックスPCR:(1) の工程で精製された核酸をもとに PCR 法で核酸の増幅を開始します 第 1ステージ マルチプレックスPCRの目的は 検体に含まれている標的核酸をアウタープライマーによって増幅させることです (3) 第 2ステージPCR:(2) で増幅された核酸は 希釈後 本品に含まれているDNA 結合色素を含むPCR 試薬により混和されます 本混和溶液を用いて第 2ステージ PCRを行います 各ウェルには微生物を検出するためにプライマーとコントロール溶液を含みます ( 各菌種の設計プライマーに関して3ウェル ) 検出の感度と特異度を高めるために第 1ステージのPCRで増幅された各微生物の核酸をインナープライマーにより再び増幅させ nested PCRを完結させます 本増幅工程においては DNA 結合色素である蛍光色素を二本鎖 DNAに取込ませます (4) DNA 融解曲線解析 :(3) の第 2ステージPCR( 最終 run) のあと パウチ部分の温度が徐々に上昇し 各ウェルのDNAに取込まれた蛍光色素による蛍光強度がモニターされることで融解曲線として分析されます それぞれの核酸の融解温度は 特徴的に異なり さらにその温度は一貫性があり予測可能です 本解析に用いる専用機器で自動的に各アッセイにおけるウェルの評価を行い 結果を報告します これらの報告までに要する時間が約 1 時間です PCR 反応によって新たに合成された各微生物に特有の相補的 DNA 鎖に 蛍光色素が結合します 微生物特有の DNA 鎖における融解温度は固有であり 融解プロファイルにおいて PCR 増幅産物の存在を示している場合には曲線の融解温度 (Tm) が計算されます 計算結果に基づき 各々の菌種に該当する融解温度 (Tm) の範囲内にあるか判定し 当該アッセイの範囲内の温度に融解温度 (Tm) が属する場合には 微生物の同定検出と判定し また融解温度 (Tm) の範囲外の場合には 微生物の非検出と判定します - 2 -

3 操作上の注意 (1) コンタミネーションの防止本品は 特定の微生物に対して感度良く反応する製品であるため 以下の注意をすることが重要です 血液培養陽性サンプルは高濃度の微生物を含むため 本添付文書に記載された検体処理ステップを慎重に遵守することが必要とされます 起こりうる汚染を回避するために 検体はバイオセーフティ キャビネットで処理して下さい バイオセーフティ キャビネットを使用しないで検体を調製する際は 無風エアーボックス ( AirClean PCR ワークステーションなど ) スプラッシュシールド(Bel-Art Scienceware スプラッシュシールドなど ) またはフェイスシールドを用いて下さい 汚染を回避する為に細菌培養に用いられるバイオセーフティ キャビネットは 検体調製またはパネルのローディングに使用しないで下さい 検体を処理する前に 新たに調製した 10% 漂白剤または同様の消毒薬などの適切な洗浄剤を用いて 作業場及びパウチローディングステーションの両方を徹底的に清掃してください 清掃面に残留物蓄積及び潜在的な PCR 妨害を避けるために 消毒された表面を水で拭いて下さい 1 検体につき本品 1 パウチを使用してください 検体が替わる度に パウダーフリーの使い捨て手袋を交換して作業場を掃除して下さい (2) 増幅産物による汚染の防止 PCR 反応に関しての懸念点は PCRによる増幅産物を扱う作業場の汚染により引き起こされる偽陽性結果があります 本品は閉鎖系であるため 試験完了後に本品が無処置のままであれば 増幅産物汚染のリスクは低いと考えられます 増幅産物汚染を防ぐために 以下を厳守して下さい 試験完了直後に 使用済みパウチを適切なバイオハザード容器に入れて速やかに廃棄して下さい 測定開始後 必要以上に本品にさわらないで下さい 突き刺す可能性のあるあらゆる鋭利な物にパウチを当てないようにして下さい (3) 血液培養サンプルから樹脂ビーズの除去血液培養ボトルには樹脂ビーズを含むものもあります 本品を使用するときに樹脂ビーズが存在すると パウチのプロセスコントロールの失敗の原因となり 試験の結果に影響を及ぼすことが明らかです 本品に用いる血液培養検体は 樹脂ビーズがサンプル及びパウチに混入しない方法で採取しなければなりません 28ゲージ針を用いると 血液培養ボトル由来の樹脂ビーズが検体となる培養液に混入するのを防止します 針口径がより大きな ( ゲージがより小さい ) シリンジは使用しないで下さい - 3 -

4 < 交差反応性 > 本交差反応性の試験に用いた微生物は 本品の検出対象微生物と本品で検出しない非対象微生物の大きく 2 種類に分類されます これらの微生物を血液検体に接種をして陽性が確認された後 及び 8 時間後の微生物の高濃度の状況において交差反応性を評価しました 交差反応性を示す微生物を表 1 に示します Enterococcus 表 1. 本品と検出対象 / 検出非対象微生物との間で交差反応性を示す微生物本品の同定結果交差反応性を示す微生物 / 遺伝子 Acinetobacter baumannii Escherichia coli/ Enterobacteriaceae Klebsiella pneumoniae /Enterobacteriaceae Serratia marcescens /Enterobacteriaceae Haemophilus influenzae Candida parapsilosis vana/b グラム陽性菌数種のコアグラーゼ陰性 Staphylococci a グラム陰性菌 Acinetobacter calcoaceticus-baumannii (ACB) 複合体属 : Acinetobacter calcoaceticus (ssp.anitratus) b Acinetobacter pittii ( 旧 genomospecies 3) b Shigella 属 c :Shigella boydii Shigella dysenteriae Shigella flexneri Shigella sonnei, Escherichia fergusonnii Klebshiella variicola ( または Klebshiella pneumonia variant 342) Enterobacter aerogenes Raoultella ornithinolytica d Serratia 属 :Serratia entomophila e, Serratia ficaria, Serratia odorifera d, Serratia rubidaea d Raoultella ornithinolytica d Pseudomonas aeruginosa (ATCC TM ) f Pseudomonas putida e Haemophilus haemolyticus g 酵母様真菌 Candida orthopsilosis (Group III Candida parapsilosis) h 薬剤耐性菌遺伝子マーカー vanm (2011 年にアジアで分離されたバンコマイシン耐性 Enterococcus faecium; vanb 耐性表現型 ) a: 交差反応性は確認されなかったが 高濃度で存在する場合には 3 菌種 (S. epidermis, S. capitis 及び S. haemolyticus) で交差反応性が in silico で確認される可能性があります 本交差反応性は 解析反応性試験 (Inclusivity test) と臨床性能試験 ( 予定される全患者数の ~0.2% の発生率と推察 ) において確認されました b: Acinetobacter calcoaceticus-baumannii (ACB) は複雑な菌種で 時々本品を含む自動及び従前法である手動分析において A. baumannii に認識されます c: 血液培養検体に Shigella spp. が含まれることは非常にまれですが Escherichia coli と Shigella spp. の交差反応性については 培養法による確認試験が必要となります 本品で E. coli もしくは Shigella spp. が陽性となった場合 臨床状況をよく把握し 真の陽性かどうか 血液培養の同定検査結果をよく確認してください d: 交差反応性は 高濃度 ( 10 9 CFU/mL) においてのみ観察されるが ヒト病原菌ではごくまれな存在です e: ヒト病原菌では観察されない為 血液培養においては観察されません f: 10 8 CFU/mL の濃度で試験された他の 5 つの Pseudomonas aeruginosa では交差反応性は確認されませんでした g: Haemophilus haemolyticus は 通常呼吸器に存在する共生的な微生物で血液培養からはほとんど分離されません h: Candida rothopsilosis は 本品を含む自動及び従前法である手動分析法において C. parapsilosis に認識されます 表 1 に示した微生物以外で 血液培養により検出される可能性のある微生物 検査室で混入のおそれのある微生物に関しては交差反応性を示さないことを確認しています - 4 -

5 < 妨害物質 > 血液培養陽性ボトル液に表 2 に示す血液培養中に存在する可能性のある物質または検体を取扱う間に混入する可能性のある物質について 本品の性能を評価しました 表 2. 本品の分析性能を妨害する可能性がある物質 ( 微生物を含む ) との間における妨害反応性 ヘモグロビン脂質ビリルビン γ- グロブリンヒト由来 DNA ブリーチエタノール 内因性物質 取扱い関連物質 検出対象微生物 Staphylococcus epidermidis Escherichia coli Streptococcus mitis 好気性 BACTEC Plus F 好気性 BACTEC Standard 嫌気性 BACTEC Standard 嫌気性 BACTEC Plus F 小児用 BACTEC Plus 嫌気性 BACTEC Lytic/10 F 本品の妨害反応性 外因性物質 フルコナゾールバンコマイシンシプロフロキサシンゲンタマイシン硫酸塩イミペネムセフトリアキソンテトラサイクリンアモキシシリン / カルボラン酸ヘパリンポリアネトールスルホン酸ナトリウム (SPS) 検出非対象微生物 Corynebacterium jeikeium Bacillus cereus Micrococcus luteus Clostridium perfringens Propionibacterium acnes 血液培養ボトルタイプ 好気性 BacT/ ALERT SA 嫌気性 BacT/ ALERT SN 好気性 BacT/ ALERT FA 嫌気性 BacT/ ALERT FN 小児用 BacT/ ALERT PF 好気性 BacT/ ALERT FA Plus VersaTREK REDOX 1 VersaTREK REDOX 2 ヘモグロビン (2mg/mL) 脂質 (10mg/mL) ビリルビン (0.2mg/mL) γ- グロブリン (60mg/mL) ヒト由来 DNA(0.2~20 ng/μl) 微生物 (~1 x CFU/mL) 外因物質 ( 抗菌薬 抗凝固剤 ヘパリン等 ) 血液培養ボトルの存在下において 陽性 / 陰性が的確に確認され本品の正確性にも影響を及ぼさないことが確認されました 用法 用量( 操作方法 ) < 試薬の調製方法と準備 > 検体を取扱う前に 使用上又は取扱い上の注意 を参照して下さい 1. 試薬の調製構成試薬である水和溶液バイアル ( 青 ) サンプルバッファー及びFilmArray 血液培養パウチは すでに調製されており そのまま用いる 2. 検体の採取 本品に用いる検体は グラム染色で確認済みの血液培養陽性検体から直接採取します 検体は 0.2 ml を計量することができる 28 ゲージ針の付いたシリンジを用いて血液培養ボトルから採取します 樹脂ビーズが血液培養液から検体に混入しないように これより大きな口径 (18 ゲージなど ) の針を用いないで下さい 樹脂ビーズが検体中に混入すると 試験結果に影響が及ぼされます 血液培養検体は 培養装置で陽性と判定されたらできるだけ早く処理し試験して下さい 検体は室温 または自動培養装置中で試験開始まで最長 8 時間まで保存できます < 測定 ( 操作 ) 法 > 1 真空状態のパッケージから本品を取り出します 陰圧状態を利用して溶液がパウチ内に流れる設計であるため 使用直前に本品を真空パッケージから取り出すことが重要です 2 真空パッケージから取り出した本品を FilmArray パウチローディングステーションに矢印で示された方法でセットします ( 図 2 参照 )

6 図 2. パウチローディングステーションと本品 3 すでに調製されている水和溶液バイアル (1.5mL の水和溶液 ) を図 2 の青色に識別された部分に導入します パウチに含まれている凍結乾燥した試薬を水和溶液で再水和します 4 サンプルバッファーをサンプルバッファーバイアル ( 赤 ) に注入します 5 血液培養陽性判定ボトルから培養液を取出し ( 樹脂ビーズによる目詰まりを防ぐために 28 ゲージのシリンジを用います ) 空チューブに移しその検体をトランスファーピペットで 2 番目の線 (0.2mL) まで血液培養検体を採取して サンプルバッファーバイアル ( 赤 ) に加えます 6 検体の混合物がパウチ内に導入されたら パウチに含まれているプロセスコントロールがロードされます パウチの中で起きる全ての重要なプロセスは プロセスコントロールによりモニターされます 7 検体等が充填されたパウチを専用機器に挿入します 専用機器のコントロールアプリケーションのスクリーンにおいて 試験を行うために必要なステップがアニメーションで示されます これに従って操作します 8 専用機器により自動的に PCR が行われ 試験が終わると結果の報告書を見ることができます これらの一連の分析に要する時間は約 1 時間です 測定結果の判定法 測定値と判定結果を表 3 に示します * 表 3. 判定方法 測定値 (Tm) 判定 同定検出アッセイの融解温度範囲内 (Detected) 非検出アッセイの融解温度範囲外 (Not Detected) *: 薬剤耐性遺伝子の分析結果に関係なく 耐性獲得に該当する微生物が検出されない場合には 非該当 (N/A) として表示される 融解曲線が認識されると 各アッセイの結果において各々 3 つのウェルで増幅した増幅産物が評価されます 同定検出結果に関しては 少なくとも 3 つのうち 2 つの結果が陽性で かつ陽性と判定された全てのウェル (3 ウェル陽性となった場合は 3 つの融解曲線 2 ウェルが陽性となった場合は 2 つの融解曲線 ) の Tm 値が 1 以内に収束している場合を 同定検出 と判定します これらの基準を満たさない場合は 非検出と判定されます 判定上の注意 血液培養において3 種以上の異なる微生物による多菌性の培養は可能ですが このような状態は臨床上まれです 1つの検体から3 種以上の微生物をDetected ( 検出 ) とする結果が報告された場合 多菌性の結果を確認するために検体の再試験を推奨します 同時に培養法での確認も行って下さい - 6 -

7 共培養において 本品は存在する微生物の濃度により検体中の全ての微生物を同定するとは限りません 本品の性能は 本添付文書に記載されている手順に従った場合のみ確立されています 本手順を変更しますと 本品の性能に影響を与える可能性があります 患者の医学的な履歴及び他の検査結果を考慮して 測定結果の臨床的な解釈を行って下さい 検体の品質や試料の調製が不十分な場合は 測定結果は無効として下さい 臨床的意義 本品はマルチプレックス PCR 法と nested PCR 法を用いて グラム陽性菌 グラム陰性菌 酵母様真菌 及び薬剤耐性遺伝子の核酸同定を同時にかつ迅速に行う体外診断用医薬品です 本品は 主に病原性細菌感染の診断補助等に使用されます 本品 1 パネルで 24 菌種と薬剤耐性遺伝子 3 種の同時検出を行い 原因不明の敗血症等の病原微生物と薬剤耐性遺伝子の核酸同定を高解像度の解析により約 1 時間で検出及び同定することが可能となり 迅速な治療方針の決定 適切な抗菌薬の決定 また入院期間の短縮等に貢献いたします なお 臨床性能試験の試験成績は 表 4~ 表 8 に示しています (11~15 ページ参照 ) 本邦で既承認の微生物分類同定装置の試薬または用手法を用い 海外 8 施設において合計 2,207 の血液培養検体 ( プロスペクティブ群は 1,568 検体 播種群 ( 注 1 参照) は 639 検体 ) を用いて実施しました 陽性血液培養液 ( プロスペクティブ群及び播種群 ) を本品を用いて試験し 各菌種における相関性を示します 臨床上の感度または陽性一致率 (PPA) は 100% (TP/TP + FN) の式で算出しました 真の陽性 (TP) は 本品及び他法のいずれにおいても 検体の結果が陽性であることを示しています 偽陰性 (FN) は 他法では陽性判定である一方で 本品の結果は陰性であることを示しています 臨床上の特異度または陰性一致率 (NPA) は 100% (TN/TN + FP) の式で算出しました 真の陰性 (TN) は 本品及び他法のいずれでも 検体の結果が陰性であることを示しています 偽陽性 (FP) は 他法では陰性である一方で 本品の結果は陽性であることを示します 95% 信頼区間の両側検定で算出されました 薬剤耐性遺伝子の相関性試験は 血液培養サンプル及び培養分離株を検体として用いて実施しました 結果を表 7 及び表 8に示します 培養分離株からのPCR/ シーケンスによるmecA 及びvanA/Bの陰性一致率 (NPA) は 血液培養から直接 PCR/ シーケンスするよりも低い値となります 培養分離株を用いた比較試験法では該当微生物の耐性クローンが単離されないことがこの主な原因です これは 培養された微生物集団における不均一な薬剤耐性 または様々な薬剤耐性プロファイルを有する区別のつかない多様な該当微生物の共培養 ( 例 : 感受性 Staphylococcusとともに耐性 Staphylococcusを培養 ) に起因している可能性があります 注 1: 播種群 とは 播種検体のみを用いて臨床性能試験を実施したグループである 本試験の播種検体となる陽性判定される血液培養液は 8 実施施設のうち5 施設で準備された HIV 等の疾患をスクリーニングしたドナー血液 10mL/ ヒトを血液培養ボトルに μL 接種し McFarland 濁度 0.5( 凡そ 1.5 x 10 8 CFU/ ml の微生物または 1.5 x 10 6 CFU/mL の酵母様真菌 ) の 100 倍希釈で 150 CFU/mL の微生物懸濁液を作製する 1 検体につき 0.5~4.5 CFU/mL の濃度の懸濁液となる 陽性の血液培養は次の実施基準を満たす : グラム染色で存在を示した微生物を純培養で増殖させ血液培養ボトルに接種された検体 ( 全ての検体はベクトン ディッキンソン社製 BACTEC Plus Aerobic/F Mediaを用いて培養 ) 自動血液培養装置 (CMBCS) により陽性と検出された検体で 本品で試験を実施する前に最大 8 時間まで培養装置中に留置された検体 接種された微生物と同様にグラム染色で可視微生物を示した検体 性能 (1) 品質管理の方法 用法 用量( 操作方法 ) の項に従って操作し 下記の各試験を行うとき 次の規格に適合します - 7 -

8 1) 感度試験品質管理用コントロールテンプレートミックス試料を用いて < 測定 ( 操作 ) 法 > 欄に記載の方法に従って同一ロットにつき試験するとき 結果として打ち出される同定菌名が用いた品質管理用コントロールテンプレートミックスの該当する微生物名と一致します 2) 特異性試験水和溶液とサンプルバッファーを用いて < 測定 ( 操作 ) 法 > 欄に記載の方法に従って同一ロットにつき試験するとき 95% の信頼区間で90% 以上の非検出率であることにより適否の判断を行っています 3) 較正用基準物質較正用基準物質は用いておりません 4) 最小検出感度表 9に最小検出感度を示します 表 9. 微生物の最小検出感度 微生物本品により同定される微生物最小検出感度 (CFU/mL) グラム陽性菌 Enterococcus faecalis[vanb] JMI 368 Enterococcus vana/b 3.0E + 06 Enterococcus faecium[vana] JMI 475 Enterococcus vana/b 1.5E + 06 Listeria monocytogenes CDC F2380 (ATCC TM ) Lmonocytogenes 9.5E + 05 Staphylococcus aureus [MRSA/mecA] Saureus ATCC BAA-1747 TM meca 8.6E + 04 Staphylococcus epidermidis Staphylococcus1 ATCC TM Staphylococcus2 1.2E + 06 Streptococcus agalactiae Staphylococcus ATCC TM Sagalactiae 5.0E + 05 Streptococcus mitis ATCC TM Streptococcus 7.9E + 08 Streptococcus pneumoniae Streptococcus ATCC BAA-255 TM Spneumoniae 3.2E + 05 Streptococcus pyogenes Streptococcus ATCC TM Spyogenes 2.9E + 05 グラム陰性菌 Acinetobacter baumannii ATCC 9955 TM Abaumannii 2.0E + 05 Enterobacter cloacae Enteric ATCC TM Ecloacae 3.2E + 06 Eschericia coli ATCC TM Enteric Ecoli 1.2E + 06 Klebsiella oxytoca ATCC TM Enteric Koxytoca 6.0E + 05 Enteric Klebsiella pneumoniae [KPC] Kpneumoniae JMI 766 KPC 1.9E + 05 Proteus mirabilis ATCC TM Proteus 7.6E + 05 Serratia marcescens ATCC TM Smarcescens 4.6E + 05 Haemophilus influenzae (type b) Hinfluenzae1 ATCC TM Hinfluenzae2 1.4E + 05 Neisseria meningitidis ATCC TM Nmeningitidis 2.5E + 04 Pseudomonas aeruginosa ATCC TM Paeruginosa 1.4E + 05 酵母様真菌 Candida albicans ATCC TM Calbicans 3.1E + 03 Candida glabrata ATCC TM Cglabrata 1.5E + 04 Candida krusei ATCC TM Ckrusei 4.8E + 03 Candida parapsilosis ATCC TM Cparapsilosis 3.1E + 04 Candida tropicalis ATCC TM Ctropicalis 9.7E

9 使用上又は取扱い上の注意 (1) 取扱い上 ( 危険防止 ) の注意 1) 本品はヒト由来成分を含んでいませんが 試料としてヒト検体を取扱います 試料は HIV HBV HCV 等の感染の恐れがあるものとして取扱ってください 1, 2 検査として操作するにあたり感染の危険を避けるため 専用の着衣 眼鏡 マスク及びパウダーフリーの使い捨て手袋を着用して下さい 2) 試薬や試料等を取扱う場所では 飲食 喫煙 化粧 コンタクトレンズの装着等をしないで下さい 3) 試薬が誤って目や口に入った場合 水で十分に洗い流す等の応急処置を行い 必要に応じて医師の手当てを受けて下さい 4) 本品のサンプルバッファーには 有害物質 ( 塩酸グアニジン ) が含まれます 危険性に該当する危険有害性情報 (H) 及び安全性に該当する注意書き (P) を次に示します H302: 飲み込むと有害 H318: 重篤な眼の損傷 H315: 皮膚刺激 P280: 保護手袋 / 保護眼鏡 / 保護面を着用して下さい P305+P351+P338: 眼に入った場合 : 水で数分間注意深く洗って下さい 次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外して下さい その後も洗浄を続けて下さい P : 飲み込んだ場合 : 気分が悪い時は 医師に連絡して下さい (2) 使用上の注意 1) 使用期限を過ぎた製品は使用しないで下さい 2) キット内または異なるロットの試薬を混ぜて使用しないで下さい 3) キットに表示された使用期限まで使用する為 15~25 で正しく保存して下さい 冷蔵はしないで下さい 4) パウチは 真空状態で個包装されています そのため 試験を開始するまでパッケージから取り出さないで下さい 開封後は30 分以内にFilmArrayパウチローディングステーションに設置し 検体等を注入して下さい 5) パウチに検体等を注入後は 60 分以内に試験を開始して下さい 6) 本品に関してすべての操作方法に従わなかった場合 正しい測定結果が得られないことがあります 7) PCR 反応を妨害し無効な結果の要因となる恐れがありますので パウダーフリーの使い捨て手袋を使用して下さい 8) パウチは 真空状態で個包装されており 包装に損傷があると真空状態は保てません 必要以上に真空状態のパウチに触れないで下さい 9) 使用済みの使い捨て器具等は 密閉可能な容器内に回収して下さい 容器は試験ごとに密封して廃棄して下さい 10) 新たに調製した10% 漂白剤で作業場及びFilmArrayパウチローディングステーションを徹底的に清掃し その後水で洗浄して下さい (3) 廃棄上の注意 1) 未使用のサンプルバッファーは 有害廃棄物の処理法に従って廃棄して下さい 2) 使用済み本品 及びその他すべての汚染された使い捨て器具等は 他の汚染した廃棄材料と同様 感染性もしくは感染の可能性のある製品の取扱方法に従って廃棄処分して下さい 3) 水和溶液と未使用の使い捨て器具は 無害廃棄物とみなし 無害廃棄物の処理法に従って廃棄して下さい 4) 検体等が飛散した場合には 新たに調製した10% 漂白剤をスプレーし 最低 3 分間放置して 表面の汚染物質と漂白剤を反応させます 清潔なペーパータオルで飛散場所等を拭き取ります 計 3 回繰り返し実施します パウダーフリーの使い捨て手袋を交換し 最後に蒸留水をスプレーし 新しいペーパータオルで拭き取ります 本工程で使用した物品のいずれも 感染性もしくは感染の可能性がある製品の取扱方法に従って廃棄処分してください 廃棄物及び工程で生じた廃液は 各検査室の責任の元 それらの性状及び有害性の度合いを考慮した上で取扱ってください また 地域の規制に従って処理及び廃棄して下さい - 9 -

10 保管方法 有効期間 15~25 で保存して下さい 本品は パッケージに記載の保管条件で 使用期限まで使用できます 保管に際し 水分 熱及び直射日光を避けて保管して下さい 有効期間は 17 ヵ月です 使用期限は パッケージのマークを参照して下さい 包装単位 RFIT-ASY-0127: 6テスト用 (6パウチ) RFIT-ASY-0126: 30テスト用 (30パウチ) 主要文献 1. Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories (BMBL) Institute, C.L.S., Protection of Laboratgory Workers From Occupationally Acquired Infections; Approved Guideline - Third Edition M29-A CLSI, Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing; 23rd information Supplement. CLSI Document M10-S : Clinical Laboratory Standards Institute: Wayne Pennsylvania. 問い合わせ先 ビオメリュー ジャパン株式会社 東京都港区赤坂二丁目 17 番 7 号赤坂溜池タワー 2 階 TEL 03(6834)2666( 代表 ) 製造販売業者の氏名または名称及び住所 ビオメリュー ジャパン株式会社 東京都港区赤坂二丁目 17 番 7 号赤坂溜池タワー 2 階 * 本添付文書は 下記 web サイトからダウンロードできます biomerieux-jp.net/ 表 10. 本品との比較試験法の詳細 対象微生物 / 薬剤耐性遺伝子 比較試験法 A: Acinetobacter baumannii を除く全ての微生物の同定 B: Acinetobacter baumannii の同定 C: 薬剤耐性遺伝子の同定 (meca, vana/b, KPC) 標準的な手動及び自動微生物学的 / 生化学的同定法 標準的な手動及び自動微生物学的 / 生化学的同定法及び 16S PCR/ A. baumannii または non-a. baumannii として分離された全てのA.calcoaceticus-baumannii complexのシークエンス Method 1: 血液培養液から直接薬剤耐性遺伝子の PCR/ シークエンス Method 2: 適切な方法の培養により分離された菌における薬剤耐性遺伝子 ( 全ての Staphylococcus における meca 全ての Enterococcus, における vana/b 全ての Enterobacteriaceae Acinetobacter baumannii 及び Pseudomonas aeruginosa における KPC) の PCR/ シークエンス 注 2: 本品の性能を評価する方法は 表 10 で示すように標準的な用手法と自動微生物同定装置 ( シーメンス社製 Microscan biomérieux 社製 Vitek 及びベクトン ディッキンソン社製 Phoenix) を用いる方法で実施しました

11 表 4. 本品の臨床性能概要 -グラム陽性菌の結果 ( 比較試験法 : 表 10 における A: 標準的な手動及び自動の微生物学的 / 生化学的同定 ) グラム陽性菌 感度 /PPA a 特異度 /NPA a TP / TP + FN % 95% CI TN / TN + FP % 95% CI フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 55 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 43 / / Enterococcus 播種新鮮検体 12 / / 播種凍結検体 17 / / 合計 127 / / 2077 b フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 0 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 0 / / Listeria 播種新鮮検体 23 / / monocytogenes 播種凍結検体 13 / / 合計 36 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 405 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 364 / / Staphylococcus 播種新鮮検体 0 / / 播種凍結検体 1 / / 合計 770 / 798 c / 1409 c Staphylococcus aureus Streptococcus Streptococcus agalactiae (Group B) Streptococcus pneumoniae Streptococcus pyogenes (Group A) フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 133 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 120 / / 播種新鮮検体 0 / / 播種凍結検体 0 / / 合計 253 / 257 d / 1950 d フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 73 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 63 / / 播種新鮮検体 18 / / 播種凍結検体 44 / / 合計 198 / / 2004 e フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 8 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 10 / / 播種新鮮検体 3 / / 播種凍結検体 15 / / 合計 36 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 15 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 10 / / 播種新鮮検体 4 / / 播種凍結検体 7 / / 合計 36 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 5 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 2 / / 播種新鮮検体 9 / / 播種凍結検体 22 / / 合計 38 / / a 感度及び特異度 ( 陽性一致率 (PPA) 及び陰性一致率 (NPA)) は プロスペクティブ検体及び播種検体の性能を示しています b 偽陽性 4 検体のうち 3Enterococcus 検体は Staphylococcus を含んでいました 偽陽性の結果は 交差反応性に起因する可能性があります c 偽陰性 28 検体のうち Staphylococcus 検体に由来する 16 分離株は 双方向シーケンスにより新たに報告された菌種 S. pettenkoferi として同定されました 双方向シーケンスにより 残り 12 検体のうち 10 偽陽性検体中に Staphylococcus の存在が確認されました 2 菌株は S. aureus 6 菌株は S. epidermidis 及び 1 菌株は S. haemolyticus でした d 双方向シーケンスにより S. aureus 偽陰性検体に由来する 2 分離株が S. hominis 及び S. epidermidis として同定されました これらは S. aureus ではありませんでした 双方向シーケンスにより 4 検体のうち 1 偽陽性検体中に S. aureus の存在が確認されました 偽陽性 1 菌株及び偽陰性 1 菌株の S. aureus は 連続的に試験された検体であり 検体の取り違えに起因した可能性があります e 双方向シーケンスにより 5 検体のうち 1 偽陽性 Streptococcus 検体中に S. mitis の存在が確認されました

12 表 5. 本品の臨床性能概要 -グラム陰性菌の結果 ( 比較試験法 : 表 10 における A: 標準的な手動及び自動の微生物学的 / 生化学的同定に 表 10 における B:A. baumannii の種分類のための 16S シーケンスを追加 ) グラム陰性菌 感度 /PPA a 特異度 /NPA a TP / TP + FN % 95% CI TN / TN + FP % 95% CI フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 7 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 7 / / Acinetobacter baumannii 播種新鮮検体 20 / / 播種凍結検体 17 / / 合計 51 / / 2156 b フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 153 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 150 / / Enterobacteriaceae 播種新鮮検体 93 / / 播種凍結検体 94 / / Enterobacter cloacae complex Escherichia coli Klebsiella oxytoca Klebsiella pneumoniae Proteus Serratia marcescens Haemophilus influenzae Neisseria meningitidis Pseudomonas aeruginosa 合計 490 / 498 c / 1709 c フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 10 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 11 / / 播種新鮮検体 8 / / 播種凍結検体 9 / / 合計 38 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 77 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 68 / / 播種新鮮検体 4 / / 播種凍結検体 1 / / 合計 150 / 153 d / 2054 d フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 4 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 1 / / 播種新鮮検体 32 / / 播種凍結検体 22 / / 合計 59 / 64 e / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 33 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 35 / / 播種新鮮検体 13 / / 播種凍結検体 21 / / 合計 102 / 105 f / 2102 f フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 11 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 11 / / 播種新鮮検体 2 / / 播種凍結検体 15 / / 合計 39 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 14 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 8 / / 播種新鮮検体 28 / / 播種凍結検体 26 / / 合計 76 / 77 g / 2130 g フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 5 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 3 / / 播種新鮮検体 29 / / 播種凍結検体 6 / / 合計 43 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 1 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 0 / / 播種新鮮検体 30 / / 播種凍結検体 5 / / 合計 36 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 19 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 32 / / 播種新鮮検体 0 / / 播種凍結検体 0 / / 合計 51 / 52 h / a 感度及び特異度 ( 陽性一致率 (PPA) 及び陰性一致率 (NPA)) は プロスペクティブ検体及び播種検体の性能を示しています b 双方向シーケンスは 4 つの偽陽性検体に由来する分離株を A. pittii(genomospecies 3) として同定しました この菌種は A. baumannii アッセイと交差反応します これら 4 分離株は 表現型の手法により A. baumannii として同定されました 表現型の方法により A. baumannii と最初に同定された他の 6 分離株は 双方向のシーケンスにより A. nosocomialis(genomospecies 13 4 分離株 ) A. bereziniae 及び A. radioresistens として同定されました これらの 6 分離株は A. baumannii アッセイと交差反応はありませんでした c 偽陽性 1 菌株及び偽陰性 1 菌株の Enterobacteriaceae は 連続的に試験された検体であり 検体の取り違えに起因した可能性があります もう一つの偽陰性検体に由来する分離株は 表現型の手法により E. coli として同定されましたが 双方向シーケンスにより E. coli ではなく Pasteurella として同定されました d 偽陽性の 1 株及び偽陰性 E. coli は 連続的に試験された検体であり 検体の取り違えに起因した可能性があります e 双方向シーケンスにより K. oxytoca 偽陰性検体に由来する分離株の 5 検体のうち 4 検体は K. oxytoca ではなく 類縁菌である Raoultella ornithinolytica として同定されました この菌種での誤同定は 生化学的手段を用いる表現型試験手法の限界として知られています f 1 つの K. pneumoniae 偽陰性検体に由来する分離株が K. pneumoniae ではなく 類縁菌である Raoultella planticola として同定されました K. pneumoniae の 9 検体のうち 6 検体の偽陽性の結果は Enterobacter aerogenes 及び Raoultella ornithinolytica との交差反応性に起因すると考えられます ( 表現型手法により K. oxytoca と誤同定されました ) g 双方向シーケンスにより 1 つの S. marcescens 偽陰性検体に由来する分離株が S. marcescens ではなく S. proteomaculans/grimesii 群に属する菌種として同定されました S. marcescens 1 株の偽陽性の結果は Raoultella ornithinolytica との交差反応性に起因すると考えられます ( 表現型手法により K. oxytoca と誤同定されました ) h 双方向シーケンスにより 1 つの P. aeruginosa 偽陰性検体に由来する分離株は P. aeruginosa ではなく 類縁菌である Pseudomonas stutzeri として同定されました

13 表 6. 本品の臨床性能概要 酵母様真菌の結果 ( 比較試験法 : 表 10 における A: 標準的な手動及び自動の微生物学的 / 生化学的同定 ) 酵母様真菌 感度 /PPA a 特異度 /NPA a TP / TP + FN % 95% CI TN / TN + FP % 95% CI フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 12 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 4 / / Candida albicans 播種新鮮検体 47 / / 播種凍結検体 1 / / 合計 64 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 6 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 6 / / Candida glabrata 播種新鮮検体 32 / / 播種凍結検体 5 / / 合計 49 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 2 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 2 / / Candida krusei 播種新鮮検体 28 / / 播種凍結検体 5 / / 合計 37 / / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 3 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 4 / / Candida parapsilosis 播種新鮮検体 47 / / 播種凍結検体 5 / / 合計 59 / 61 b / フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 0 / / フ ロスヘ クティフ 凍結検体 3 / / Candida tropicalis 播種新鮮検体 31 / / 播種凍結検体 5 / / 合計 39 / / a 感度及び特異度 ( 陽性一致率 (PPA) 及び陰性一致率 (NPA)) は プロスペクティブ検体及び播種検体の性能を示しています b 双方向シーケンスにより 2 つの偽陰性 C. parapsilosis 検体に由来する分離株は 類縁菌である C. metapsilosis として同定されました この菌種での誤同定は 生化学的手段を用いる表現型試験手法の限界として知られています

14 表 7. 本品の臨床性能概要 - 薬剤耐性遺伝子 ( 比較試験法 : 表 10 における C Method 1: 血液培養から直接 PCR/ シーケンス法 ) 陽性一致率 a 陰性一致率 a 薬剤耐性菌遺伝子マーカー TP / TP + FN % 95% CI TN / TN + FP % 95% CI meca Methicillin Resistance Gene meca All Staphylococcus 検出 meca Staphylococcus 検出 ; S. aureus 検出 meca Staphylococcus 検出 ; S. aureus 非検出 vana/b Enterococcus 検出 KPC Enterobacteriaceae A. baumannii P. aeruginosa いずれかを検出 KPC Enterobacteriaceae 検出 フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 253 / % % 147 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 233 / % % 134 / % % 播種新鮮検体 1 / 1 100% n/a 0 / 0 播種凍結検体 1 / 1 100% n/a 0 / 0 総合計 488 / % % 281 / % % フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 67 / % % 64 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 70 / % % 54 / % % 播種新鮮検体 0 / 0 0 / 0 播種凍結検体 0 / 0 0 / 0 合計 137 / % % 118 / % % フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 186 / % % 83 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 163 / % % 80 / % % 播種新鮮検体 1 / 1 100% n/a 0 / 0 播種凍結検体 1 / 1 100% n/a 0 / 0 合計 351 / % % 163 / % % vana/b Vancomycin Resistance Genes フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 23 / % % 36 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 13 / % % 30 / % % 播種新鮮検体 12 / % % 0 / 0 播種凍結検体 16 / % % 1 / 1 100% n/a 総合計 64 / % % 67 / % % KPC Carbapenem Resistance Gene (Carbapenemase) フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 3 / 3 100% % 177 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 3 / 3 100% % 187 / % % 播種新鮮検体 10 / % % 105 / % % 播種凍結検体 23 / % % 89 / % % 総合計 39 / % % 558 / % % フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 3 / 3 100% % 150 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 3 / 3 100% % 151 / % % 播種新鮮検体 10 / % % 83 / % % 播種凍結検体 23 / % % 71 / % % 合計 39 / % % 455 / % % KPC フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 0 / 0 27 / % % Enterobacteriaceae フ ロスヘ クティフ 凍結検体 0 / 0 36 / % % 非検出 ; 播種新鮮検体 0 / 0 22 / % % A. baumannii 播種凍結検体 0 / 0 18 / % % または P. aeruginosa 検出 合計 0 / / % % a 感度及び特異度 ( 陽性一致率 (PPA) 及び陰性一致率 (NPA)) は プロスペクティブ検体及び播種検体の性能を示しています 注 : 太枠で囲んだ値は 各 meca vana/b 及びKPCの同定微生物全体の一致率を示しています 各同定微生物の値は 太枠の下に 各々示しています

15 表 8. 本品の臨床性能概要 - 薬剤耐性遺伝子 ( 比較試験法 : 表 10 における C Method 2: 培養分離株の PCR/ シーケンス法 ) 陽性一致率 a 陰性一致率 a 薬剤耐性菌遺伝子マーカー TP / TP + FN % 95% CI TP / TP + FN % 95% CI meca Methicillin Resistance Gene meca All Staphylococcus 検出 meca Staphylococcus 検出 ; S. aureus 検出 meca Staphylococcus 検出 ; S. aureus 非検出 vana/b Enterococcus 検出 KPC Enterobacteriaceae A. baumannii P. aeruginosa いずれかを検出 KPC Enterobacteriaceae 検出 フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 234 / % % 148 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 219 / % % 133 / % % 播種新鮮検体 0 / 0 0 / 0 播種凍結検体 1 / 1 100% n/a 0 / 0 総合計 454 / % % 281 / % % フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 64 / % % 65 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 66 / % % 54 / % % 播種新鮮検体 0 / 0 0 / 0 播種凍結検体 0 / 0 0 / 0 合計 130 / % % 119 / % % フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 170 / % % 83 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 153 / % % 79 / % % 播種新鮮検体 0 / 0 0 / 0 播種凍結検体 1 / 1 100% n/a 0 / 0 合計 324 / % % 162 / % % vana/b Vancomycin Resistance Genes フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 20 / % % 33 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 12 / % % 30 / % % 播種新鮮検体 12 / % % 0 / 0 播種凍結検体 16 / % % 1 / 1 100% n/a 総合 60 / % % 64 / % % KPC Carbapenem Resistance Gene (Carbapenemase) フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 3 / 3 100% % 176 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 3 / 3 100% % 182 / % % 播種新鮮検体 10 / % % 105 / % % 播種凍結検体 23 / % % 88 / % % 総合 39 / % % 551 / % % フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 3 / 3 100% % 150 / % % フ ロスヘ クティフ 凍結検体 3 / 3 100% % 147 / % % 播種新鮮検体 10 / % % 83 / % % 播種凍結検体 23 / % % 71 / % % 合計 39 / % % 451 / % % KPC フ ロスヘ クティフ 新鮮検体 0 / 0 26 / % % Enterobacteriaceae フ ロスヘ クティフ 凍結検体 0 / 0 35 / % % 非検出 ; 播種新鮮検体 0 / 0 22 / % % A. baumannii 播種凍結検体 0 / 0 17 / % % または P. aeruginosa 検出 合計 0 / / % % a 感度及び特異度 ( 陽性一致率 (PPA) 及び陰性一致率 (NPA)) は プロスペクティブ検体及び播種検体の性能を示しています 注 : 太枠で囲んだ値は 各 meca vana/b 及びKPCの同定微生物全体の一致率を示しています 各同定微生物の値は 太枠の下に 各々示しています

16 製造販売元ビオメリュー ジャパン株式会社 東京都港区赤坂二丁目 17 番 7 号赤坂溜池タワー 2 階

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