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1 新しい地域統括制度 アユタヤ銀行 A member of MUFG, a global financial group 05 年 0 月 5 日改定

2 新しい地域統括制度導入の背景 旧 ROH 制度の問題点 新 IHQ/ITC 制度の改善点 事業統括機能 50% ルールの制約 国内収入の多い事業会社とは独立した組織 50% ルールの撤廃 事業会社との一体運営も可能 地域統括会社に想定される主な機能 貿易 ( 物流 ) 統括機能 サービス料を賦課する形態の集中調達サポート機能を想定 商流に介在できない 材料 部品の集中調達機能のみを想定 製品の貿易 ( 物流 ) 統括は不可 リインボイシング * を解禁商流に介在することで効率的な業務運営が可能 材料 部品のみでなく 製品 商品の貿易 ( 物流 ) 統括機能も可能となった 金融統括機能 リインボイシング * が不可 ネッティングの決済不可 資本 : 負債比率 (:7) および外貨保有に実需原則の制限あり プーリングが不可 リインボイシング * によるネッティング決済が可能となった 外資メジャー出資可 (BOI 認可 ) 資本 負債比率の撤廃外貨保有に係る実需原則の緩和 グループ内ファイナンス * リインボイシング : グループ内の貿易取引における商流をインボイス上で統括拠点に集中させること ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修

3 地域統括業務の新制度 (BOI 新投資奨励制度歳入局税務恩典制度 ) IHQ International Headquarters/ITC International Trading Centers BOI 新投資奨励制度として制定 従来のROH IPO IPC TCに替わり 新 BOI 制度のIHQ ITCに旧制度のIPO( 国際調達事務所 ) ITCに IHQ International Headquarters 申請対象となる企業 : タイ国内もしくは国外に立地する関連会社または支店に対し 管理サービス 技術サービス 支援サービス 財務管理サービスを提供するために タイの法律に基づき設立された企業 ITC International Trading Centers 申請対象となる企業 : 海外の法律に基づき設立された法人に対する 商品 原材料 部品の購入 販売 ならびに貿易に関連するサービスを提供するためにタイの法律に基づき設立された企業 申請の前提となる形式要件 最低払込登録資本金 :0 百万バーツ サービスを提供する対象となる関連会社や支店が最低でも海外 つ以上の国に存在すること 定められた事業範囲を有すること 国内 - 国内 (IN-IN) 国内 - 海外 (IN-OUT) 海外 - 国内 (OUT-IN) 海外 - 海外 (OUT-OUT) すべての取引が可能 ( 卸売りのみ 小売は不可 ) 申請の前提となる形式要件 最低払込登録資本金 :0 百万バーツ 一年間の最低事業支出 ( タイ国内向け ) :5 百万バーツ ( 税務恩典の要件 ) 一年間の最低事業支出 ( タイ国内向け ) :5 百万バーツ ( 税務恩典の要件 ) 事業範囲 ) 管理サービス 技術サービス ) 以下の支援サービス 一般管理 事業計画立案 ビジネス コーディネーション 原材料 部品の調達 ( 卸売りのみ 小売は不可 ) 製品の研究開発 技術支援 マーケティング 販売促進 人事管理 トレーニング 財務に関するアドバイス 経済と投資に関する分析および研究 ローン管理およびコントロール 指定されたその他の支援サービス 3) 財務管理サービス 外国為替管理法に基づき許可された財務センター ( トレジャリーセンター ) 以下の場合におけるバーツ建の貸借 a) タイ国内の関連会社もしくは金融機関からのバーツ建借入 b) 上記 またはa) に基づき調達したバーツをタイにある関連会社へバーツ建貸付 事業範囲 商品の調達 出荷待ちの商品保管 包装 梱包 商品の運送 商品の保険 商品に関する助言 技術サービス トレーニングの提供 指定されたその他のサービス ( 出所 ) タイ投資委員会歳入局勅令第 586 号 第 587 号

4 IHQ ITC の事業内容 IHQ ITC ( 出所 ) タイ投資委員会 3

5 IHQ ITC の事業内容 統括機能 業務内容 IHQ ITC TC 一般管理 事業計画立案 ビジネス コーディネーション - - 製品の研究開発 技術支援 - - 事業統括機能 マーケティング 販売促進 - - 人事管理 トレーニング - - 財務に関するアドバイス - - 経済と投資に関する分析および研究 - - ローン管理およびコントロール - - 原材料 部品の調達 集中調達 ( 卸売のみ小売は不可 ) - 貿易 ( 物流 ) 統括機能 商品 ( 完成品 ) の調達 ( 卸売のみ小売は不可 ) - - 出荷待ちの商品保管 包装 梱包 商品の運送 商品の保険 商品に関する助言 技術サービス トレーニングの提供 - - 金融統括機能 財務管理サービス 外国為替管理法に基づき許可された財務センター ( トレジャリーセンター ) 財務管理サービス 以下の場合におけるバーツ建の貸借 a) タイ国内の関連会社もしくは金融機関からのバーツ建借入 b) 上記 または a) に基づき調達したバーツをタイにある関連会社へバーツ建貸付 ( 出所 ) タイ投資委員会歳入局勅令第 586 号 第 587 号 4

6 IHQ ITC の歳入局による税務恩典 減免税対象取引 海外関係会社からの収入 IHQ 国内関係会社からの収入 ITC IHQ 事業 ( 管理 技術 支援 財務サービス ) からの収入免税 0% - ロイヤルティー免税 0% - 法人税 配当金免税 - - 外国の株式譲渡によるキャピタルゲイン免税 - - OUT-OUT 取引からの収入免税 - 免税 海外における貿易関連サービス収入免税 - 免税 源泉税 IHQ ITC から支払う配当金免税免税 IHQ ITC から支払う借入金支払利息免税免税 個人所得税 IHQ ITC に常勤する外国人 5% 5% 特定事業税関係会社宛貸付金に対する受取利息免税 - タイ国内からの配当は歳入法に基づき 5% 以上の直接出資先からのものは益金不参入 ( 出所 ) タイ投資委員会歳入局勅令第 586 号 第 587 号 5

7 IHQ ITC の歳入局による税務恩典 税務以外の恩典 IHQ ITC 事業統括機能. 海外で生じる収入 : 配当やキャピタルゲインも含む法人税 0%: 免除. 国内で生じる収入 ( 但し. の海外収入を超えない範囲 ) 法人税 0%:0% 3. 海外の親会社に対する配当に対する源泉税源泉税 0%: 免除 貿易 ( 物流 ) 統括機能 金融統括機能 4. Out Out 取引から生じる収入法人税 0%: 免除 5. Out Out 取引関連取引にかかわるフィー収入法人税 0%: 免除 6. グループ会社間融資で生じる利息に対する特定事業税の免除 SBT3.3%: 免除 (SBT= 特定事業税 ) 7. グループファイナンスに対する源泉税免除源泉税 5%: 免除 派遣社員 8. 外国人社員の個人所得税の税率低減 所得税 0 35%:5% 税務以外の恩典 9. ビザ 労働許可証の発行及び期間延長 0. 雇用比率の緩和 ( いわゆる:4ルール ): :4 から BOIの認可するところによる. 外国人事業登録の審査期間の短縮 (30 日から5 日 ). ワンストップサービス ( 出所 ) タイ投資委員会歳入局勅令第 586 号 第 587 号 旧制度 新制度 外国人事業認可 外国人事業ライセンス BOI 恩典 税務恩典の許可 ROH TC IPC IPO IHQ IHQ IHQ/ITC ITC BOI 不要 (BOI) B 歳入局 注 IHQ の BOI 恩典 :B (R&D 及びトレーニングのための機械のみ ) 注 事業認可は BOI が申請窓口 ( ワンストップサービスセンター ) となる 6

8 IHQ/ITC 利用の可能性 Case : 事業統括 金融統括 海外 タイ国内 タイ関係会社 A 海外関係会社 C マネーシ メントサーヒ スフィー マネーシ メントサーヒ スフィー タイ IHQ 受取利息 受取利息 海外のグループ内製造会社 タイ関係会社 B 海外関係会社 D Case : グループ内製品の販売 物流統括 タイ製造会社ベトナム製造会社フィリピン製造会社 発注 タイ ITC (IHQ) IHQ+ITC 受注 日本の販売会社中国の販売会社 USの販売会社 インドネシア製造会社 仕入 販売 EU の販売会社 グループ内製造会社 グループ内販売会社 グループ内製造会社キャパシティの有効活用 製造原価と販売単価の統一的管理 製造計画 管理人材の集中による業務の効率化 ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修 7

9 IHQ/ITC 利用の可能性 Case 3 : グループ内製造会社の部材集中調達 海外 タイ国内 サプライヤー サプライヤー タイ国内のグループ内製造会社製造法人 タイ製造法人 海外のサプライヤー各社 OUT-IN 国内のグループ内製造会社 OUT-OUT タイ IHQ ITC IN-IN IN-OUT マレーシアインドネシア海外のグループ内製造会社製造法人製造法人 海外のグループ内製造会社 サプライヤー A サプライヤー B 国内のサプライヤー各社 物流 商流 ( インボイス ) 調達人材の集中による管理の効率化と人材コストの削減 集中購買によるバーゲニングパワーの強化 調達コストの削減 リインボイシングによるネッティング決済 効率的な為替管理とグループ内ファイナンスの実施 ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修 8

10 新しい地域統括制度の詳細と新旧比較 : 事業 IHQ の事業範囲に トレジャリーセンター が含まれた IHQ 新制度 00 年版 ROH 00 年版 ROH 所管 BOI( 税務恩典は歳入局 ) BOI BOI 要件. 最低資本金 :0 百万バーツ. サービスを提供する対象となる関連会社や支店が最低でも海外 つ以上の国に存在すること 3. BOIの定める事業範囲を有すること 4. 一年間の最低事業支出 ( タイ国内向け ):5 百万バーツ ( 税務恩典の要件 ) 税務恩典の要件は タイ国内または海外の関連会社や支店にサービスを提供すること 事業範囲 ) 管理サービス 技術サービス ) 以下の支援サービス 一般管理 事業計画立案 ビジネス コーディネーション 原材料 部品の調達 卸売りのみ小売は不可 原材料 部品を製造工場に販売することは可能 機械等を製造工場へ販売することは不可 外資の場合ライセンス (FBL) が必要 但し 商務省によれば 当該 FBL 発行については柔軟に対応するとのこと 製品の研究開発 技術支援 マーケティング 販売促進 3 人事管理 トレーニング 財務に関するアドバイス 経済と投資に関する分析および研究 ローン管理およびコントロール 指定されたその他の支援サービス 3) 財務管理サービス 外国為替管理法に基づき許可されたトレジャリーセンター 以下の場合におけるバーツ建の貸借 a) タイ国内の関連会社もしくは金融機関からのバーツ建借入 b) 上記 またはa) に基づき調達したバーツをタイにある関連会社へバーツ建貸付 3 ROH 旧制度. 最低払込資本金額 :0 百万バーツ. 最低払込資本金額 :0 百万バーツ. 3カ国以上 ( 除 : タイ ) の海外の関連法人にROHサービス提供実施. 初年度は最低 カ国へ 3 年目には最低 カ国へ5 年目に最低 3カ国へ 3. 海外の関連会社または支店から ROHサービスを行なう 受け取るROHサービス収入が総収入の50% 以上 ( 当初 3 年間は/3 以上に軽減 ) 3. ROH 企業はタイで年間最低 5 百万バーツ以上の経費を支出または 30 百万バーツ以上のタイ国内投資 4. 関係政府機関の事業認可を受け をすること ること 4. ROH 企業認定から起算し3 年以内 5. 事業計画と事業範囲 BOIの承認をに最低 75% 有資格者 知識労働者 受けること 5 人のプロフェッショナルスタッフの雇用 及び上位 5 人に対して年間.5 百万バーツ以上の給与と福利 厚生を提供する 5. すべての企業が実質的に営業実 績がなければならない. 一般管理業務. 事業計画及び調整サービス 3. 原材料及び供給部品の調達サービス ( のサポート ) 4. 研究開発 (R&D) 業務 5. 技術支援サービス 6. マーケティング及び販売奨励活動サービス 7. 人材管理及び研修サービス 8. 財務アドバイザリーサービス 9. 経済 投資の調査 及び 分析サービス 0. 信用管理 債権管理サービス. その他当局が認めたサービス業務 同左 9

11 新しい地域統括制度の詳細と新旧比較 : 税務恩典 旧制度の ROHサービス収入が総収入の50% 以上 の要件が撤廃され 新ルール 制定 ; 国外所得は免税 国外所得額と同額までの国内所得については 0% の法人税減税を適用 国外所得額超過分については減税なし 新制度 旧制度. 法人所得税の免除 00 年版 ROH 00 年版 ROH 優遇税制の対象となる所得 4. 外国にあるグループ企業からのIHQ 事業からの収入 金利 ( キャッシュマネージメント目的の貸付に対する金利 ) も含む. 外国にあるグループ企業からロイヤリティ 3. 外国にあるグループ企業からの配当金 4. 外国にあるグループ企業からのキャピタルゲイン 5. Out Outからの収入 : 海外での購買や物品販売 ( 国内に輸入されないもの 国内を通過するのみのもの ) による所得海外にある法人に対して貿易関連サーヒ スを提供し海外から又は海外で受領される収入. 法人所得税を0% 0% へ減税. タイ国内にあるグループ企業からのIHQ 事業からの収入 金利 ( キャッシュマネージメント目的の貸付に対する金利 ) も含む. タイ国内にあるグループ企業からのロイヤリティ 4. ROHの外国の支店 関連会社へのROHサービスに関わるサービス料収入. ロイヤリティ ( タイ国内で実施した試験 開発から発生するものに限る ) 3. 関連法人に対する貸付金の金利収入 海外の関連会社または支店から受け取る ROH サービス収入が総収入の 50% 以上であることが条件 ( 当初 3 年間は /3 以上に軽減 ). ROHサービスからの収入 0%: タイ国外の関連会社への ROHサービスからの収入 0%: タイ国内の関連会社への ROHサービスからの収入. ロイヤルティ収入 :0% 3. 関連法人に対する貸付金の金利収入 : 0% 4. ROH 関連会社からの配当金は免税 海外の関連会社または支店から受け取る ROH サービス収入が総収入の 50% 以上であることが条件 に基づく減税対象所得は の法人税免除所得が上限 IHQ 国内からの配当は歳入法に基づき 5% 以上の直接出資先からのものは益金不参入 ROH 5 会計期間 定め無し. ROHサービスからの収入 :0 年 +5 年 0 年目に合計 TB50M 以上の経費を支出していれば5 年間の延長が可能 税制優遇期間 5 5. 関連会社からのロイヤリティ収入 :0 年 +5 年 3. 関連法人に対する貸付金の金利収入 : 0 年 +5 年 4. ROH 関連会社からの配当金 :0 年 +5 年 配当源泉税 6 配当源泉税免除 : 外国の法律に基づき設置された法人でタイで事業を行っていない者の法人所得税 ( 法人所得税免除を受けた収入から支払われる配当金に限る ) 6 源泉税免除 源泉税免除 (ROH 収入 金利収入 ロイヤルティ収入からの配当支払 ) 海外の関連会社または支店から受け取る ROH サービス収入が総収入の 50% 以上であることが条件 0

12 新しい地域統括制度の詳細と新旧比較 3: 税務恩典 旧制度の ROHサービス収入が総収入の50% 以上 の要件が撤廃され 個人所得税が5% へ減税関連会社定義は5% 以上の株式保有で不変 利息源泉税 7 個人所得税 8 IHQ 新制度 利息源泉税免除 : 外国の法律に基づき設置された法人でタイで事業を行っていない者の法人所得税 (IHQ がキャッシュマネージメント目的でグループ企業に貸し付けるために借入れた貸付金からの利息に限る ) IHQ 税制恩典対象期間中 勤務する外国人の個人所得税を5% へ減税 IHQ 会社の正社員 認可申請書 Sor.Yor.Khor. のリスト掲載者 3 暦年通じて80 日以上タイ国内に滞在 4 IHQ 会社の雇用により以下金額以上の課税所得を有する タイ滞在期間 年以上の場合 : 年間 THB,400,000 タイ滞在期間 年未満の場合 : 月 THB00,000 特定事業税 9 グループ企業間融資で生じる利息に対する特定事業税の免除 9 機械設備の輸入 0 R&D トレーニングに使用される機械の輸入関税の免除 (BOI の B カテゴリー ) ROH 旧制度 00 年版 ROH 00 年版 ROH 通常の税率 0%~37%( 当時 ) の累進課税による納税か定率の 5% の納税を選択できる ( 当初 4 年間 ) R&D トレーニングに使用される機械の輸入関税の免除 期間 8 年間 5% の減税措置海外の関連会社または支店から受け取る ROH サービス収入が総収入の 50% 以上であることが条件 同左 その他の優遇 雇用期間をカバーする労働許可 /Visaの交付 Visa 要件の雇用比率を 外国人 : タイ人 4 から BOIの認可するところによる へ外国人の労働許可数はBOIの認可するところによる BOI の奨励を取得する場合 外国人の労働許可数は BOI の認可するところによるが BOI の奨励を取得せず 歳入局宛のみの申請の場合 外国人労働法により外国人労働許可数は原則 0 名まで ROH が自らの事業のために購入した建物等固定資産について 5% の加速度償却 ( 特別償却費計上 ) が可能駐在員の就労規制の緩和 同左 収入要件 統括業務からの収入及びロイヤリティ収入において 国外所得額と同額までの国内所得については 0% の法人税減税を適用 国外所得額超過分については減税なし 認定要件として ROH 認定事業の収入にロイヤルティ所得を加えた所得が ROH の全所得の 50% を以上を占める必要がある ( 当初 3 年間は /3 以上に軽減 ) ROH 収入 / 法人所得税以外は 50% ルールあり 関連会社定義 3 IHQの株式を直接 間接に5% 以上の株式を保有する法人 IHQが直接 間接に5% 以上株式を保有する法人 IHQのヒ シ ネスオヘ レーションやマネーシ メントを管理監督する法人 IHQがヒ シ ネスオヘ レーションやマネーシ メントを管理監督する法人 3 ROHを5% 以上を所有する会社 ( 親会社 ) 同左 ROHが5% 以上を所有される会社 ROH が実質支配する会社 ROHを実質支配する会社

13 新しい地域統括制度の詳細と新旧比較 4: トレジャリーセンター 旧制度のトレジャリーセンターがBOI 制度となったことで 外資企業の商務省ライセンスが不要に これに伴い 資本 負債のギアリングレシオ:7 条件も撤廃 ( タイ中央銀行とBOIの定めるところによる ) 所管 設立要件 5 取扱い可能業務 IHQ 4 BOI( 審査はタイ中央銀行 ) 6 外為規制 7 資本 負債比率に関わる制限 8 新制度. 最低資本金 :0 百万バーツ. 会社の登録段階でサービスを提供する対象となる関連会社や支店 が最低でも海外 つ以上の国に存在すること 3. BOIの定める事業範囲を有すること トレジャリーセンター 4. 一年間の最低事業支出 :5 百万バーツ ( 税務恩典の要件 ) 税務恩典の要件は タイ国内または海外の関連会社や支店にサービスを提供すること 5. タイ中央銀行の設立要件として 最低 3つのgroup companies がタイ ベトナム タイの隣国に存在すること 最低 つのgroup companiesがタイに存在し さらに最低 つの affiliated companiesがタイ国外に存在すること グループ企業向け代行決済 (THB 外貨) ネッティング ( バイラテラル マルチラテラル ) (THB 外貨) グループ企業向け為替売買 ヘッジ ( 予定取引も可 ) グループファイナンス プーリング (THB 外貨) THB 建の海外向貸付は ベトナムと タイと国境を接する国のグループ企業及び関連会社向けのみ可 THB 建の海外からの借入はグループ企業からのみ可 但し ベトナムと タイと国境を接する国からのものはグループ企業以外からも可 記帳代行 グループ企業 (Group company)=tc に参加する親会社 子会社 支店関連会社 (Affiliated company)=tc に参加しない親会社 子会社 支店 グループ企業は実需資料をTCに提出することを不要とする 非居住者預金上限 300 百万バーツ 居住者外貨預金実需無しは500 百万ト ルが上限 TCは外貨預金 ( 海外から取得した外貨用 ) をつ開設すれば国内外からの入金に対応可能 グループ企業 (Group company)=tcに参加する親会社 子会社 支店関連会社 (Affiliated company)=tcに参加しない親会社 子会社 支店 BOI は外国人事業法に優先するため商務省ライセンス不要 結果 商務省ライセンス取得時に付される 資本 : 負債 =:7 の条件は撤廃 ( 外資マジョリティの場合 ) 資本 負債比率はタイ中央銀行 BOI の審査による TC 4 タイ中央銀行 (BOT) 旧制度 新設会社でなくてもよいが 自社分の会計記帳とは区別が必要 タイ ベトナム等隣国に3 社以上のグループ企業あり もしくはタイに 社以上のグループ企業あり 且つタイ国外に 社以上の関連会社があればよい 上記に該当しない場合でも 特別な扱いを財務省 タイ中央銀行に申請することができる トレジャリーセンターにおける グループ会社 は0% 以上の資本関係が必要 ( 直接 0% 保有でなくても良い ) グループ企業向け代行決済 (THB 外貨) ネッティング ( バイラテラル マルチラテラル )(THB 外貨) グループ企業向け為替売買 ヘッジ ( 予定取引も可 ) グループファイナンス プーリング (THB 外貨) THB 建での海外関連会社向貸付は ベトナム向と タイと国境を接する国向けのみ可 記帳代行 TC 参加企業は実需資料をTCに提出することが必要 非居住者預金上限 300 百万バーツ 居住者外貨預金実需無しは0.5 百万ト ルが上限 TCは外貨預金口座を作成する場合 国内外からの入金に対応するには 海外から取得した外貨用と国内から取得した外貨用の 口座の開設が必要 外資マジョリティの場合には商務省ライセンスが必要でライセンスに資本 : 負債 =:7 の条件付与

14 新しい地域統括制度の詳細と新旧比較 5:ITC の事業と税務恩典 旧 IPC( 税務 ) ではOut In, In In は適格所得ではなかったが 新制度では適格所得に 税務恩典対象ははOut Out 旧制度のIPOはITCにシフト 原材料 部品のみならず完成品も可に また各種要件が撤廃 所管 設立要件 対象業務 税制優遇 ITC 9 BOI( 税務恩典は歳入局 ) 新制度 0. 最低資本金 :0 百万バーツ. 一年間の最低事業支出 ( タイ国内向け ):5 百万バーツ ( 税務恩典要件 ) 商品 ( 完成品 ) 原材料 部品の調達及び販売 外国の法人に対する貿易に関連する役務提供 (ITC の定義 ) 商品調達 出荷待ち商品の保管 包装 梱包 商品運送 商品の保険 商品に関する助言 技術サーヒ ス トレーニンク の提供 指定された他のサーヒ ス 卸売りのみ 小売は不可 原材料 部品を製造工場に販売することは可能 機械等を製造工場へ販売することは不可 外資の場合ライセンス (FBL) が必要 但し 商務省によれば 当該 FBL 発行については柔軟に対応するとのこと Out Out 取引 In Out 取引 In In 取引 Out In 取引. 法人所得税の免除 Out Outからの収入 (In Out 取引 In In 取引 Out In 取引は税務恩典無 ) 海外での購買や物品販売 ( 国内に輸入されないもの 国内を通過するのみのもの ) による所得 海外にある法人に対して貿易関連サーヒ スを提供し海外から又は海外で受領される収入. 配当源泉税免除海外向け配当金支払に対する法人所得税の免除 ( 上記. に基づき法人所得税免除を受けた所得からの配当金支払に限る ) 受取配当金に対する減免税は無し 税優遇期間 3 5 会計期間 3 5 年間 個人所得税減税 4 要件 5 ITC 税制恩典対象期間中 勤務する外国人の個人所得税を 5% へ減税法人所得税の免除 (Out Out からの収入 ) があることが要件 ITC 会社の正社員 認可申請書 Sor.Yor.Khor. のリスト掲載者 3 暦年通じて 80 日以上タイ国内に滞在 4 ITC 会社の雇用により以下金額以上の課税所得を有する タイ滞在期間 年以上の場合 : 年間 THB,400,000 タイ滞在期間 年未満の場合 : 月 THB00,000 上記 0 の通り 税制優遇 6 上記 の通り 6 無し機械設備輸入 7 機械の輸入税免除 (BOIのBカテゴリー) 7 機械輸入税免除 その他の優遇 8 外国人の労働許可数は BOI の認可するところによる (IHQ に同じ ) 8 IPC IPO 旧制度 9 事業認可を与える機関なし 外国人事業法に従う 税務恩典は歳入局 海外にあるグループ会社の製造部門への原材料や部品の輸出 (In Out 取引 ) タイでのリ インボイシングなどグループ会社のタイ国内に持ち込まない ( 第三国同士 ) 貿易業務決済 (Out Out 取引 ) (In In 取引 Out In 取引は適格所得ではない ) 5 年間の法人税減税 (0% 5%) 登録資本金が 0 百万バーツを下回らないこと タイ国内において年間最低 5 百万バーツ以上の経費支出 ( 減価償却費除く ) をすること 3 事業年度以内に 0 億バーツ以上の売り上げとすること 最低 3 名のプロフェッショナルスタッフに年間.5 百万バーツ以上の給与と福利厚生を提供すること (In In 取引 Out In 取引は税務恩典無し ) 上記条件と同様 ( ただし 減免の対象は最高 3 名まで ) In Out 取引 Out Out 取引による収入が 総収入の 50% 以上である必要有り 払い込み資本金 0 百万バーツ以上 倉庫を所有する または倉庫をレンタルすること コンピューターシステムによる商品管理システムを有する 商品の調達 品質検査及び梱包業務が可能であること タイ国内を含む複数の調達先を有すること ( タイ国内から 0% 以上を調達 ) その他税恩典 9 輸出用製品に使用される原材料 必要材料の輸入関税免除 (BOI の B) 9 輸出用製品に使用される原材料 必要材料の輸入関税免除 3

15 個人所得税の優遇 IHQ ITCの税制恩典対象期間中 勤務する外国人の個人所得税率を5% へ引き下げ 年間総所得が0 百万バーツの外国人を想定すると 通常課税時対比 約.5 百万ハ ーツの減税効果 個人所得税減税恩典のシュミレーション (5% 減税の場合と通常課税の場合の比較 ) 課税所得計算表 給料 0,000, ( 含む各種手当 ) 総所得額 0,000, 費用 Tax ID' Allowance (30,000.00) (30,000.00) Spouse's Allowance (30,000.00) (30,000.00) Private (40% ~ 60,000) (60,000.00) (60,000.00) (0,000.00) Net income to calculated the personal income tax (excluded W/H Tax) = 9,880, TAX TABLE Amount Tax Rate Normal Tax Amount BOI Privilege 5% ,000 50, ,00 300,000 50, , ,00 500,000 00, , ,00 750,000 50, , ,00,000,000 50, ,000.00,000,00,000,000,000, ,000.00,000,00 4,000,000,000, , ,000,00 5,880, ,058, ,880, ,03,000.00,48,

16 法人税免税に関わる新ルール ( 貿易取引 ) Out Out 取引は免税 タイ国外サフ ライヤ - タイ国外ク ルーフ 会社 Out-Out タイ国外サフ ライヤ - タイ国外ク ルーフ 会社他 Out Out 所得 5 In Out 所得 5 Out In 所得 5 免税利益 =5 税金 =0 税率 0% 利益 =0 税金 =5 税率 0% 利益 =0 税金 =5 In-Out Out-In タイ国内 IHQ/ITC タイ国内ク ルーフ 会社他 In In 所得 5 税率 0% 利益 =0 税金 =5 売上 = 00 利益 = 85 税金 = 5( 5 減税 ) In-In 通常税率 (0%) の場合 タイ国内サフ ライヤ - タイ国内ク ルーフ 会社他 タイ国内サフ ライヤー 売上 = 00 利益 = 80 税金 = 0 5

17 法人税免税に関わる新ルール ( 統括業務からの収入及びロイヤリティ収入に適用 ) IHQの統括業務では国外所得は免税 国内所得は国外所得と同額までは0% に減税 それを超える国内所得は通常課税 タイ国外 国外所得 30 国内所得 30 免税利益 =30 税金 =0 税率 0% 利益 =7 税金 =3 国外所得 30 法人税免税所得 30 国内所得 40 税率 0% 利益 =3 税金 =8 タイ国内 国内所得 70 法人税 0% 課税所得 30 法人税 0% 課税所得 40 売上 = 00 利益 = 89 税金 = ( 9 減税 ) 通常税率 (0%) の場合 売上 = 00 利益 = 80 税金 = 0 6

18 Out Out 取引 の定義 ( 新制度 旧制度共通 ) 貿易業務の税務恩典はすべての商品 製品の Out Out 取引 グループ関連会社の取引フローイメージ Goods タイ国外 Buy (Invoice) サプライヤー Sale (Invoice) グループ会社 Sale タイ国内 4 Buy Buy IHQ or ITC 3 Buy 3 4 Sale グループ会社 サプライヤー タイ国外 サプライヤー Out Out transaction: 全製品が対象 In Out transaction: 税務恩典対象外 3 In In transaction: I4 Out In transaction: 税務恩典対象外税務恩典対象外 7

19 関連会社の定義 関連会社の考え方 IHQが発行済株式総数の5% 以上を保有 またはIHQが経営において実質的支配力を有する会社 ( 子会社 C) IHQの発行済株式総数の5% 以上を保有 またはIHQの経営において実質的支配力を有する会社 ( 親会社 A) IHQ 親会社が5% 以上の発行済株式を保有 またはIHQ 親会社が実質的に支配力を有する他会社 ( 関連会社 B) IHQの業務及び経営を管理監督する権限を持つ会社 上記 IHQの業務及び経営を管理監督する権限を持つ会社 が業務及び経営を管理監督する権限を持つ会社 IHQが業務及び経営を管理監督する権限を持つ会社 親会社 A 5% 5% 関連会社 B IHQ 5% 子会社 C ( 注 ) 本項は一般情報をまとめたものです 詳細は税理士 会計士等の専門家にご確認をお願いします 8

20 トレジャリーセンターについて 9

21 IHQ のトレジャリーセンター機能 ~ 取扱可能業務とグループ企業の定義 取り扱い可能業務 グループ企業向け代行決済 ( リインボイス 支払い代行 ) ネッティング ( バイラテラル マルチラテラル ) 3 グループ企業向け為替売買 ヘッジ取引 4 グループファイナンス プーリング 5 記帳代行 (IHQの事業範囲) グループ参加企業の定義 グループ企業 (Group company) トレジャリーセンター会社 (TC) が資金マネージメントサービスを提供する TC の親会社 子会社 支店 TC 参加企業 国際貿易やサービス業を行っており 金融サービス業にかかわりを持たないこと 関連会社 (Affiliated company) トレジャリーセンター会社 (TC) が資金マネージメントサービスを提供しない TC の親会社 子会社 支店 0

22 IHQ のトレジャリーセンター機能について ~05 年 4 月 30 日タイ中央銀行よりリリース 所管 BOI( 審査はタイ中央銀行 ). 最低資本金 :0 百万バーツ. 会社の登録段階でサービスを提供する対象となる関連会社や支店が最低でも海外 つ以上の国に存在すること 3. BOIの定める事業範囲を有すること トレジャリーセンター 設立要件 (IHQ) 取扱い可能業務 外為規制 資本 負債比率の制限 4. 一年間の最低事業支出 :5 百万バーツ ( 税務恩典の要件 ) 税務恩典の要件は タイ国内または海外の関連会社や支店にサービスを提供すること 5. タイ中央銀行の設立要件として 最低 3つのgroup companies がタイ ベトナム タイの隣国に存在すること 最低 つのgroup companiesがタイに存在し さらに最低 つのaffiliated companiesがタイ国外に存在すること グループ企業向け代行決済 (THB 外貨) ネッティング ( バイラテラル マルチラテラル ) (THB 外貨) グループ企業向け為替売買 ヘッジ グループファイナンス プーリング (THB 外貨) THB 建の海外向貸付は ベトナムと タイと国境を接する国のグループ企業及び関連会社向けのみ可 THB 建の海外からの借入はグループ企業からのみ可 但し ベトナムと タイと国境を接する国からのものはグループ企業以外からも可 記帳代行 (IHQの事業範囲) グループ企業は実需資料をTCに提出することを不要とする 非居住者預金上限 300 百万バーツ 居住者外貨預金実需無しは500 百万ト ルが上限 タイ国内外貨預金 ( 実需確認無 ) 海外外貨預金 (TCの非居住者預金) 3 海外株式債券への投資を目的とし年間トータルUSD500Mか相当額の外貨を購入可能 TCは外貨預金 ( 海外から取得した外貨用 ) をつ開設すれば国内外からの入金に対応可能 BOIは外国人事業法に優先するため商務省ライセンス不要 結果 商務省ライセンス取得時に付される 資本 : 負債 =:7の条件は撤廃 ( 外資マジョリティの場合 ) 資本 負債比率はタイ中央銀行 BOIの審査による グループ企業 (Group company)=tc に参加する親会社 子会社 支店関連会社 (Affiliated company)=tc に参加しない親会社 子会社 支店

23 IHQ のトレジャリーセンター機能 ~ 旧制度比条件緩和項目 流動性管理 新制度 旧制度 TC は外貨預金 ( 海外から取得した外貨用 ) を つ開設すれば国内外からの入金に対応可能 TC は以下の目的で外貨を年間 500 百万ト ル購入可能 タイ国内金融機関にて開設した外貨口座への預け入れ ( 実需確認資料不要 ) 海外の金融機関にて開設した口座への預け入れ 海外への株式投資 TC は以下について合計 500 百万ト ルまで保持することが可能 海外の金融機関にて開設した外貨預金の残高 海外の株式投資の残高 THB 建の海外からの借入はグループ企業からのみ可 但し ベトナムと タイと国境を接する国からのものはグループ企業以外からも可 THB 建の海外向貸付は ベトナムと タイと国境を接する国のグループ企業及び関連会社向けのみ可 グループ企業向け貸付期間は 年以上も可 外貨取引及びリスク管理 TCは物やサービス取引に対するヘッジ取引において自由に延長取引が可能 TC は 外貨貸出や外貨借入 あるいはク ルーフ 企業の直接投資に対するヘッジ取引においてその延長取引が可能 TC は外貨預金を目的に応じて つ開設する必要がある 外貨預金 ( 海外から取得した外貨用 ) 外貨預金 ( 国内から取得した外貨用 ) TC は以下について合計 500 百万ト ルまで保持することが可能 タイ国内の金融機関にて開設した外貨預金の残高 海外の金融機関にて開設した外貨預金の残高 海外の株式投資の残高 THB 建の借入はベトナムと タイと国境を接する国の会社 ( グループ企業や関連会社でなくても可 ) からのみ可 グループ企業向け貸付期間は 年以内 TC は物やサービス取引に対するヘッジ取引において自由に延長取引が可能 実需確認資料 TCは実需確認資料をグループ会社に保管させることができる (TCへの提出は不要) その他 持株機能のみの会社もTC 参加企業となりうる TCは物やサービス取引に対する支払いや回収を代行することができる ( 代行決済 ) TCは物やサービス取引に対する支払いや回収においてネット決済が可能 ( ネッティング ) TCは配当金の支払いや回収を代行することやネット決済することが可能 TC は自らの実需確認資料とグループ企業のものを保管しなくてはならない 持株機能のみの会社はTC 参加企業とはなれない TCは物やサービス取引に対する支払いや回収を代行することができる ( 代行決済 ) TCは物やサービス取引に対する支払いや回収においてネット決済が可能 ( ネッティング )

24 グループ企業向け代行決済 リインボイス 代行決済 商品 サービス 配当金 インボイス グループ企業 ( タイ 海外 ) TC 取引先 外貨 or THB 外貨 or THB リインボイス 商品 サービス インボイス リインボイス グループ企業 ( タイ 海外 ) リインボイス TC インボイス 取引先 外貨 or THB 外貨 or THB 3

25 ネッティング ネッティング 商品 サービス 配当金 ネッティング利用前 ネッティング利用後 取引先 取引先 取引先 取引先 TC 700 A ク ルーフ 企業 ( タイ ) 400 B ク ルーフ 企業 ( 海外 ) 00 C ク ルーフ 企業 ( 海外 ) A ク ルーフ 企業 ( タイ ) B ク ルーフ 企業 ( 海外 ) C ク ルーフ 企業 ( 海外 ) 500 A B 400 B C 00 A 取引先 00 C A 500 B 取引先 00 C 取引先 400 TC 取引先 00 TC 取引先 600 C TC 700 4

26 グループ企業向け為替売買 ヘッジ取引 為替売買 ヘッジ 金融機関 ( タイ ) 外貨売買 ヘッジ取引 TC グループ企業 ( タイ 海外 ) TC 社は TC 社自らのためあるいはグループ企業 ( タイ 海外 ) のための外貨売買またはヘッジ取引が可能 TC 社は TC ライセンスのコピーを銀行宛に提出する 海外のグループ企業宛貸出を目的に外貨を購入あるいは引出しする場合 または外貨借入 貸出に対するヘッジ取引 グループ企業の直接投資に対するヘッジ取引をする場合は年毎に金融機関宛に確認書の提出が必要 TCによる実需確認 ( インホ イス ローンアク リーメント等 ) TCは実需確認資料をグループ会社に保管させることができる 外貨購入 支払実需を伴う外貨購入は実需の範囲内で可能 TC USD500M 別途 年間トータル USD500M か相当額の外貨を本目的で購入可能 3 は残高月平均 USD500M 以下としなければならない タイ国内金融機関の外貨預金 ( 実需確認無 ) 海外の金融機関の外貨預金 (TC の非居住者預金 ) 3 海外の株式や債券への投資 5

27 グループファイナンス 流動性管理 タイ国内 海外 外貨借入 金融機関 グループ企業 関連会社 その他法人 グループ企業 ( タイ ) 外貨貸出外貨借入 外貨貸出 THB 借入 グループ企業 関連会社 法人 ( ベトナム タイの隣国 ) 金融機関 ( タイ ) 外貨預金 * 外貨借入 TC THB 貸出 グループ企業 グループ企業 ( ベトナム タイの隣国 ) 関連会社 ( ベトナム タイの隣国 ) 外貨預金 * 金融機関 残高月平均 USD500M 迄 注 )* の預金の内 実需無のものと * *3 は合計で年間累積 USD500M 迄購入可 外貨投資 * 3 株式 債券 6

28 プーリング タイ国内 海外 TC 外貨 or THB 外貨 or THB 外貨 or THB 外貨 or THB 外貨 グループ企業 ( タイ ) グループ企業 ( タイ ) グループ企業 ( 海外 非居住者 ) グループ企業 * ( ベトナム ) ( タイの隣国 ) グループ企業 * ( 海外 ) * 本資料はタイ中央銀行発表の説明資料をヘ ースに作成しております 実際には各国規制に別途従う必要があります 7

29 IHQ ITC の申請 8

30 IHQ の申請 ROH( 旧制度 ) の投資奨励を受けていないケース 外資企業 IHQ(BOI) 申請 海外の関係会社からのサーヒ スフィー受入れあり ( 海外 カ国以上にサーヒ ス提供対象があること ) タイ内資企業 ワークパーミット優遇必要 ワークパーミット優遇不要 IHQ(BOI) 申請 IHQ ( 税務恩典 ) 申請 BOI IHQ ( 税務恩典 ) 申請 歳入局 ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修 9

31 IHQ の申請 ROH( 旧制度 ) の投資奨励を受けているケース 外貨でのトレジャリーセンター業務を追加 TC 申請 タイ中央銀行 IHQ 切替申請 タイ国内 THB 建貸付 ( 国内キャッシュフ ーリンク ) を追加 IHQ 切替申請 BOI 関係会社向け集中調達 ( 原材料 部品 ) を追加 IHQ 切替申請 IHQ( 税務恩典 ) 切替申請 ROH 制度で税務恩典を受けていない IHQ( 税務恩典 ) 申請 歳入局 ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修 30

32 ITC の申請 IPO( 旧制度 ) の投資奨励を受けていないケース 外資企業 ( 外資規制対象 ) ITC(BOI) 申請 BOI タイ国内卸売業を行う会社で海外取引 (OUT-OUT OUT-IN IN-OUT) あり タイ内資企業 関税 ワークパーミット優遇必要 ITC(BOI) 申請 ITC ( 税務恩典 ) 申請 インターナショナルトレーテ ィンク 会社であること 外資企業 ( 外資規制クリア ) 関税 ワークパーミット優遇不要 ITC ( 税務恩典 ) 申請 歳入局 ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修 3

33 ITC の申請 IPO( 旧制度 ) の投資奨励を受けているケース 倉庫管理によるオヘ レーションを廃止 ITC(BOI) 申請 BOI OUT-OUT 取引あり ITC への変更には OUT-OUT 取引があることあるいは今後発生することが必要とされている 倉庫管理によるオヘ レーションを継続 ITC ( 税務恩典 ) 申請 ITC ( 税務恩典 ) 申請 歳入局 ( 出所 )JCC IHQ 委員会監修 3

34 Q & A 33

35 質問 質問 質問 IHQ では何が便利に出来るようになったのですか? 質問 IHQ で行う財務サービスとはどういう機能ですか? 事業面 資本構成面 税務の恩典が改善し 事業統括 貿易 ( 物流 ) 統括 金融統括が三位一体 つの法人で可能になりました 歳入局での財務サービスの定義は トレジャリーセンターとバーツ貸付の機能です 3 < 事業 >:Gr 会社にサービスを提供する統括業務 Gr 会社や Gr 会社以外とも貿易ができる物流統括ないしトレーディング業務 Gr 会社に財務サービスや資金管理をする金融業務 つまり 統括の要素の三本柱が一体となって 一つの法人で地域統括事業 役割が可能になった < 資本 >: 金融のトレジャリーセンターを含めて BOI の事業となったので 外資マジョリティでの事業運営が可能となった < 税金 >:50% ルールが撤廃されたので 歳入局からの税務恩典が享受しやすくなった また このルールが廃止されたことで 既存の事業会社に統括業務を付加しても税務恩典を享受しやすくなった 今回の制度では ITC において物流統括をする際に 実際にインボイスを受領 発行する リインボイシング が可能となった このグループ会社間のインボイスを決済する際に 支払いと受け取りの金額をネットして送金する取引がネッティング また この支払い資金を各社から預かってプールする取引がプーリングと呼ばれるもので 余剰資金の多い子会社からプールした資金を 運転資金の不足している会社に貸し付けたり まとめて資金運用したりすることが可能 ( トレジャリーセンター ) また グループ会社間のインボイス価格を各会社の現地通貨に統一することで 為替管理を統括会社に集中させることも可能となる ( トレジャリーセンター ) このように トレジャリーセンターでは 外貨の管理を目的として マルチのネッティング プーリング グループファイナンスや代行決済などの資金の一元管理や為替管理が可能 トレジャリーセンターの業務は 別途 中央銀行あての申請が必要 国内のグループ会社との間で バーツ建ての貸付や借入することは BOI の IHQ の認可があれば可能 別途 中央銀行にトレジャリーセンターの申込みをする必要はない 34

36 質問 3 質問 4 質問 トレジャリーセンターの申込みはどのようにするのでしょうか? 質問 今回の改正でトレジャリーセンターは何が便利になったのですか? BOI とタイ中央銀行の両方に申込みを行います BOI の奨励事業となった 書類保管が軽減した Gr 会社の対象が広がった などです まずはタイ中央銀行に中央銀行制定の申込用紙で申請する タイ中央銀行承認後 その承認通知を添付して BOIのIHQ トレジャリーセンターを申請する 3 外資企業 ( 資本の過半数が外資 ) が BOI の IHQ でトレジャリーセンターを取得し あわせてタイ中央銀行からトレジャリーセンターの認可を取得する場合 BOI が外資で事業展開することを認可するため 商務省のビジネスライセンスの取得は不要となる 3 BOI の奨励事業になったことにより 外資マジョリティでの事業展開が可能になった 従来 外資企業がトレジャリーセンター業務を行うには 中央銀行の承認及び商務省のビジネスライセンスが必要であった その商務省ライセンスには 資本 : 負債 7 の条件が付与されていたが この商務省ライセンスの申請は不要となった (BOI の IHQ の場合 ) 実需確認書類を Gr 会社がトレジャリーセンターに提出し 同センターが保管しなければならなかったが Gr 会社が保管するだけでよいとされた 持株会社は従来トレジャリー業務の対象外であったが 今回 サービス対象の範囲内とされた 35

37 質問 5 質問 6 質問トレジャリーセンターの税務恩典はありますか? 質問 トレジャリーセンターはどの国のグループ会社の外貨を管理することが要件なのですか? 歳入局の IHQ の税務恩典が利用できます 以下 つのパターンです 3 トレジャリーセンターとしての業務ライセンスは タイ中央銀行から取得する つまり 中央銀行は トレジャリーセンターの機能 業務を許可する役割 税務恩典は IHQ のものが適用される 歳入局宛に別途申請することで 金融業務の収入について 税務恩典が受けられる 海外の Gr 会社からの金利収入や財務サービス収入は法人税が免除され 金利を請求する際の特定事業税も免除 ( 出所 ) タイ中央銀行発表資料より抜粋 タイ国内のみに 3 社でも充足 タイ国内に 社しか対象が無い場合は タイ国内 社 + 海外 社 海外 社はトレジャリーセンターのサービス提供対象会社である必要はない 36

38 質問 7 質問 8 質問 国内からのサービス収入には 法人税率 0% の軽減税率が適用されますが その上限はありますか? 質問 IHQ/ITC はタイ企業も利用できるのでしょうか? 海外からのサービス収入 国内からのサービス収入 です できます タイが次のステージに進むためにこの制度ができました 3 国内の関連会社からのサービス収入について 海外の関連会社からのサービス収入を超えない範囲で法人税率が 0% に軽減される たとえば サービス収入 00( 海外から 30 国内から 70) の場合 ) 海外の 30 は免税 ) 国内の 30 は 0% 課税 3) 国内の 40 は 0% 課税 となる 尚 貿易による収入はサービス収入とは異なる 3 BOIは外資企業のみをサポートしているわけではなく タイ企業もその対象 さらなる産業の高度化やアセアン地域への発展に向け タイに地域統括会社を呼び込み タイに接している国や近隣国での生産活動を支援していくために出来上がった制度 AEC 発足後もタイが国際競争力を保持しさらに高めるために Tax や制度を優遇してまで地域統括会社の誘致を本格的に進めるもの 37

39 質問 9 質問 0 質問 ITC は IPO に代わる制度との位置づけと聞きました 既存の IPO を取得している会社が ITC への切り替えを申請することができますか? 質問 ITC は従来の IPO と似ているが 何が異なるのですか? できます ただ 申請にあたって 何らかの新たな業務を加える必要があるとのことです ITC では完成品の取扱いや貿易に関するサービスができます また従来の各種要件 ( 倉庫所有又は賃貸 在庫管理システム 調達先に関する条件等 ) がありません 従来の IPO には 税務恩典がないが ITC には Out-Out 取引に関わる法人税の免税や 個人所得税の軽減の恩典が存在 既存の IPO 企業が この税務恩典を利用するために ITC に切り替えるベネフィットはある ただし その際には これまで行ってきた取引とは別に Out-Out の三国間貿易をカバーするとか これまで取り扱ってこなかった製品や部材を売買項目に加えるなど 新規の業務を付加することが 実務上の要件になっている模様 事業の観点からは 完成品の取扱が可能となり また 倉庫を所有又は賃貸すること コンピューターによる在庫管理システムを有すること 調達先を複数有しタイ国内調達が 0% 以上であること 商品の調達 梱包 品質管理のプロセスを有することといった条件が撤廃されたことが挙げられる 税務恩典の観点からは 歳入局に別途申請し承認を得ることで 個人所得税の減税や Out-Out 取引の免税メリットが新しく追加されたことが挙げられる 38

40 質問 質問 質問 IHQ における 調達 の意味が良く分かりません 通常の貿易は IHQ での調達 では出来ないのですか? 質問 ITC では 0 百万バーツの資本金のみが要件ですが 貿易であれば何でもできるのでしょうか? IHQ における 調達 の意味は グループ会社 ( 国内 海外 ) の製造会社向けに部品や原材料を IHQ が購入し IHQ が同製造会社に販売する行為です 通常の貿易 ( どこに対しても何でも販売可能 ) は IHQ の 調達 サポートではカバーされません 何でもできるわけではありません IHQ の調達の事業は限定されている 部品や原材料を調達すること 販売先 ( 納入先 ) は関連会社 ( 製造工場 ) であること 関連会社 ( 製造工場 ) がモノ作りに必要な部品や原材料を IHQ がより効率的に調達することで 関連会社 ( 製造工場 ) ではより安定した価格で良質の完成品を作ることができる これを促進する機能が IHQ の 調達 IHQ の 調達 の趣旨は 製造工場をサポートすることであり IHQ が完成品を輸入することやタイ国内から調達することは IHQ の 調達 の範疇には入っていない 3 一般的には卸売りはカバーされるが 小売はカバーされない 卸と小売の定義は規定されていない 販売先が最終消費者であれば小売 最終消費者ではない場合は卸と考えられるが 販売形態や数量も考慮される よって 従来の IPO 法人が取引先工場に原材料を納入する行為は 当該工場がその原材料を加工し製品にして別途販売するため 一般的には卸と理解されている グループ会社の製品が 取引先企業で使用される設備であるような場合には 最終消費者 への販売ということで 小売り 扱いとなると言われている ただ この点 一般消費と事業消費は区別されるべきようにも思われ 今後の動向を注視していきたい インターナショナル であり 全商流が タイ国内のみ では主旨に沿わない 39

41 質問 3 質問 4 質問 事業の統括と 物流の統括 通常の貿易 ( どこに対しても何でも販売可能 ) を行うためにはどうすればよいのですか? 質問 IHQ と ITC の両方を申請する場合 資本金は 0M バーツ の 0M バーツが必要でしょうか? IHQ と ITC の両方を申し込みすることが必要です IHQ と ITC 同時申請であれば 0M ハ ーツで可です IHQ では原材料や部品の調達のみが可能で 納入先は関連会社の製造工場に限定される 一方で ITC は 原材料や部品に加えて商品の調達が可能 納入先は関連会社の製造工場向けという IHQ の条件は ITC にはない よって ITC は IHQ の調達に比べて商売の自由度は高い 事業の統括で IHQ 貿易の統括で ITC この つを取得することで ) グループに対する事業統括及びグループ内製造工場向けの集中購買 (IHQ) ) 自由度をもった貿易 (ITC) が可能となる ITC は地域統括本部である IHQ の一つの機能を果たすということからすれば 両方申請する場合であっても IHQ の 0M バーツの払込資本金で可 一方で IHQ は関連会社支援の事業 ITC は従来の IPO をカバーする別の事業とすれば それぞれ異なる つの事業であり 資本金は 0M バーツ で 0M バーツとなる 現時点では BOI から公開された情報はないため ケースバイケース と考えるのが妥当 40

42 質問 5 質問 6 質問 輸出専業の事業は IHQ や ITC を取得しないと出来ないのですか? 質問 IHQ や ITC を申し込んだら 会社全体が IHQ や ITC になるのですか? ITC や IHQ を取得しなくても出来ます BOI は事業について奨励を出すので会社全体が IHQ ITC になるわけではありません 外国人事業法では輸出専業のビジネスは規制されていない また Out-Out 取引についてもタイ国内に物品が持ち込まれないため外国人事業法上規制対象外 ただ 貿易には複数の商流が発生することが多いため その場合は BOI の ITC を取得する必要がある BOI の恩典を取得することで外資 00% での事業展開が可能となる IHQ も ITC も BOI が製造業に奨励を出すのと同様に事業毎に奨励が与えられる つまり IHQ ITC を取得したとしても会社全体が IHQ ITC しかできない会社になるわけではない IHQ ITC の他にサービス業や製造業を営むのであれば 必要な措置を施す ( 外国人事業法の例外適用や商務省ライセンス取得 BOI の恩典取得など ) ことで複数の事業を行うことは可能 4

43 質問 7 質問 8 質問 日本人の労働許可は何人まで取得できますか? 質問 個人所得税の減税恩典を受けたいのですが前提条件は何ですか? BOI の認可するところによります タイでの滞在と所得 この つが大きな要素です BOI がワークパーミットと VISA の便宜を図る IHQ ITC 事業に必要な外国人の雇用の数は BOI が認可するため BOI 次第となる 例えば BOI に対して A 氏はグループのアセアン戦略を立案する専門知識を有しており B 氏は R&D 業務に従事しグループ会社にその R&D を伝播する役割を有する 従って A 氏も B 氏も IHQ ITC では必須の人材である といったような説明をすることが肝要 IHQやITCの社員であることは前提だが ) タイに80 日以上滞在していること )- タイ滞在期間 年以上の場合 : 個人所得 ( 個人の手取り額ではない ) が年間.4Mバーツ以上であること )- タイ滞在期間 年未満の場合 : 個人所得 ( 個人の手取り額ではない ) が月 0 万バーツ以上であることが条件 この所得は 所属する会社が営むIHQ 事業からの所得とされているのでIHQ 以外からの所得はこの.4Mバーツ (0 万バーツ ) には含まれない 4

44 質問 9 質問 0 質問 ITC でできないことをもう一度教えてください 質問 BOI で IHQ を取得して 歳入局には税務恩典を取得しない 問題ありますか? 小売やコミッション商売はできません 問題ありません BOI で IHQ を取得しても 自動的に法人税や個人所得税の税務恩典が得られることはありません ITC では卸売は可 小売 ( 最終的に利用する 消費する者への販売 ) は不可 また 従来の IPO と同じく コミッション商売は ITC の貿易に関するサービス事業に含まれていないため 商流に Profit を加えることが肝要 例えば モノはジャカルタからプノンペン 決済はプノンペンからタイ ITC が 00 を受領し 95 をジャカルタに支払うことでタイ ITC の収益は 5 となるが この 5 はコミッションではなく粗利益としての 5 BOI は 事業 (Doing Business) に関して認可を与える役割 歳入局は 法人所得税や個人所得税など税務恩典を与える役割 監督官庁の役割は異なる 例えば BOI の IHQ を 05 年 7 月に取得し IHQ 事業を 05 年 8 月に開始 IHQ 事業が軌道に乗り 経費が 5 百万バーツに達する 07 年に税務恩典の申請を歳入局にすること これは勿論可能 税務恩典を申請しないことも勿論可能 税務恩典を申請するか否かは各企業の判断となる 43

45 質問 質問 質問 ITC でできないことをもう一度教えてください 質問 タイバーツのみのタイ国内プーリングやタイバーツのみの在タイグループ企業向け貸付は BOT のトレジャリーセンターの業務範囲ですか? 小売やコミッション商売はできません BOT のトレジャリーセンターを取得しなくても IHQ の事業として実行可能です ITC では卸売は可 小売 ( 最終的に利用する 消費する者への販売 ) は不可 また 従来の IPO と同じく コミッション商売は ITC の貿易に関するサービス事業に含まれていないため 商流に Profit を加えることが肝要 例えば モノはジャカルタからプノンペン 決済はプノンペンからタイ ITC が 00 を受領し 95 をジャカルタに支払うことでタイ ITC の収益は 5 となるが この 5 はコミッションではなく粗利益としての 5 IHQ の提供する財務サービスは次の通り定義されている ) 外国為替管理法で許可されたトレジャリーセンター ) 以下の場合におけるバーツ建の貸借 a) タイ国内の関連会社もしくは金融機関からのバーツ建借入 b) 上記 または a) に基づき調達したバーツをタイにある関連会社へバーツ建貸付 本件は上記 ) に該当し ) のトレジャリーセンターとは区別されている 44

46 質問 3 質問 4 質問 IHQ のトレジャリーセンター (TC) で税務恩典も取得済 その傘下のグループ会社が TC に貸付する場合 税務恩典はありますか? 直接の出資関係はありません 質問 バーツ建でタイ国内グループ会社に貸付する場合 これは TC の対象外ですが BOI 宛にはどのように申し込みすべきでしょうか?IHQ の申請書には TC 以外記載する欄がありません 傘下グループ会社の TC 宛貸付に対する金利収入には税務恩典はありません IHQ 申請書の TC の欄にその旨記載して申し込みします 歳入局のホームページには その旨 記載が無い よって 傘下グループ会社 IHQ 会社への貸付において 税務恩典は無いと考えられる BOI の IHQ 申請書には財務管理サービスについて記載する欄はトレジャリーセンター以外にはない BOIに申し込み方法について確認したところ トレジャリーセンターの欄に申請内容を記載してほしいとのであった 45

47 質問 5 質問 6 質問 BOI の負債 : 資本 =3: についての考え方について教えて下さい 質問 TC は foreign exchange( 外国為替 ) に関係ないと BOT 宛に申請はできませんか? 新規プロジェクト ( 申請者がまだ法人を設立していないもしくは設立したが収入が発生していない場合 )3 対 以下とし 拡大プロジェクト ( 法人設立済み 収入発生済み ) は適切に応じるとされています できません TC はグループ企業に対して外貨管理を行うものと定義されます 3 上記は BOI のホームページ上 質問コーナーに記載がある 以下アドレス参照 新規新規プロジェクト ( 申請者がまだ法人を設立していないもしくは設立したが収入が発生していない場合 )3 対 以下とする 拡大プロジェクト ( 法人設立済み 収入発生済み ) 適切に応じる 例えば工場を設立し製造業を展開するプロジェクトの場合 操業開始し収入が発生するまでは負債 : 資本 =3: とする すなわち工場建設資金の調達については負債は資本の 3 倍までとする IHQ/ITC のような非製造業の場合 法人設立及び事業開始時 ( つまりは 計画 申請書の段階と想定 ) に 3: を遵守し 以降は BOI は柔軟に対応すると考えられる TCの定義はタイ国内及び海外にあるグループ企業のために外貨資金の管理をするものと定義される よってTHB-THBで エクスチェンジ発生しない取引は中央銀行の領域の外 46

48 質問 7 質問 8 質問 IHQ の TC を取得すれば タイバーツ建で親会社宛に貸付することはできますか? 質問 税務恩典の要件にタイ国内向け事業支出 5 百万ハ ーツ以上とありますが 支払利息も参入可能ですか? タイバーツ建の貸借は IHQ の財務管理サーヒ ス ( 除く TC) で可能です 海外向けのタイバーツ建て貸付も同様ですがタイバーツ建の海外向け貸付はベトナム又は近隣国向けのみです 支払利息についても参入可能です タイバーツ建の海外向け貸付に関する規制は従来比不変であり ベトナムまたは近隣国向けのみに許容されている 外貨建ての親子ローンについては旧 ROH 制度でも許容されていたが IHQ においても TC 取得なくとも許容するとのこと 3 IHQ 事業に限った借入に関して参入可能 よって非 IHQ 事業向けに利用する借入金の支払い利息は 対象外 当局説明では 5 百万バーツの事業支出について タイ国内向けの支払であれば会計上の全ての経費が 5 百万ハ ーツの条件にカウントできる タイ国内からの仕入れに関わる費用 ( 仕入原価ではない ) 居住者である外国人への労務費 事務所の賃料等は全て経費である限りカウントすることが可能 というもの 47

49 質問 9 質問 外国為替管理法上の子会社 関連会社の定義を教えてください 親 図の通りです トレジャリーセンターはタイ中央銀行により認可が出されるが子会社 関連会社の判断は外国為替管理法に基づいてなされる 子会社 関連会社の定義は IHQ で定められた定義とは異なる 60% 0% 30% 5% 子 55% 子 0% 3 関連 4 関連 6 関連 8 60% 5% 60% 関連 子会社関連会社 子会社の定義. 親会社出資比率 50% 超. 子会社の出資比率 50% 超 親会社 会社 A = 子会社 会社 B = 子会社 50% 超出資 50% 超出資 関連会社の定義. 親会社出資比率 0%~50%. 子会社の出資比率 0%~50% 3. 関連会社の出資比率 50% 超 会社 C = 関連会社 50% 超出資 0~50% 出資 会社 D = 関連会社 親会社 0~50% 出資 50% 超出資 会社 E = 子会社 会社 F = 関連会社 48

50 統括会社の優遇制度比較 49

51 統括会社の優遇制度比較 ~ シンガポール マレーシア タイの比較 ~ 業務の特徴に合わせ 設置国の選定が可能 シンガポール各種産業のハブを擁し 多岐にわたる税務恩典有り ( 自由度の高さで統括会社が集積 シンガポール当局も誘致に積極的 ) 国際統括本部 / 地域統括本部 International Headquarters(IHQ) Regional Headquarters(RHQ) 統括会社の対象業務から生じる収益に関し法人税 0-5% へ減免金融統括会社 Finance & Treasury Center Scheme (FTC) シンガポール国内外のグループ企業に対して行う 資金 為替 金利等の管理業務 に関し 法人税 0% へ減税事業統括会社 Global Traders Programe (GTP) オフショアの貿易業務に関する収入に対し 法人税 5/0% へ減免 地域統括会社優遇税制措置に関する比較表 タイ ASEAN 最大の産業集積を誇り メコン地域の中心的存在 (ASEAN 最大の 製造の現場 であるタイに統括現法設立のニーズ高まる ) 国際統括本部 International Headquarters(IHQ) 統括会社の対象業務から生じる収益に対し 法人税 0%/0% へ減免金融統括会社 Treasury Center (TC) Treasury Center 機能 ( グループ会社向けの財務機能提供 ) が IHQ の定める事業範囲の一つとなった貿易 ( 物流 ) 統括会社 International Trading Centre (ITC) 商品 原材料 部品の調達及び販売 外国の法人に対する貿易に関連する役務提供に対し 法人税 0% へ減免 マレーシア競争力の有る税務恩典とインド イスラム圏へのゲートウェイ ( イスラム金融やハラル認証制度等のイスラム文化への親和性から中東への事業展開を望みやすい ) 地域統括本部 Principal Hub 統括会社の対象業務から生じる収益に対し 法人税率 0%/5%/0% へ減免 従来の同種の優遇税制 (OHQ) および国際調達本部への優遇税制 (IPC) については 05 年 5 月以降申請分からは上記制度へ一本化金融統括会社 Treasury Management Centre (TMC) キャッシュマネジメントなどの財務機能提供し 5 年間 70% 法人税減免事業統括会社 上記の通り 新制度 (Principal Hub) に一元化 項目シンガポール (RHQ IHQ) タイ (IHQ) マレーシア (Principal Hub) 優遇税制の対象となる所得 地域統括サービスに対する海外からの適格所得 ( 経営 サービス 販売 貿易 ロイヤルティ収入など ) の増加分 一般管理 事業計画 ビジネス コーディネーション 原材料および部品の調達と調達関連サービス 3 研究開発 4 技術面の支援 5 販売促進支援 6 地域における人事管理及び人材育 7 財務 マーケティング 会計など業務関連に関するアドバイス 8 経済 投資に関する研究 分析 9 貸し出しの管理およびコントロール 0 トレジャリーセンター ( 注 ) 委員会が承認するその他のサービス 国外ネットワーク企業 ( ) に対して行う リスク管理 方針決定 戦略的事業活動 貿易 金融 経営管理 人事管理等のキーとなる機能の運営 管理 サポートに対する収入 国内源泉所得の免税は全体の収入の 30% まで これを超過する部分については通常の法人税率が適用される 海外源泉所得については全額免除対象 ( ) 国外の関連会社 子会社 支店 JV フランチャイズ 或いは 契約に基づいて申請者のサプライチェーン及び事業に関係する企業 地域統括会社優遇税制措置に関する比較表 項目シンガポール (RHQ IHQ) タイ (IHQ) マレーシア (Principal Hub) 優遇期間 RHQ: 3+ 年 IHQ: 5~0 年 5 会計期間 会計期途中に認可を受けた場合には 当該会計期の残りがヵ月より少なかったとしても最初の会計期とカウントされる 各 Tier5 年 +5 年 当初 5 年を経過後に 別途延長要件 ( 雇用 事業支出 ) を満たす場合に 最長 5 年の延長が検討されうる 配当収入非課税 ( 本制度と関係なく非課税 ) 非課税非課税 ( 本制度と関係なく非課税 ) 配当源泉税 ( 配当支払等 ) 地域統括会社優遇税制措置の駐在員に対する税務恩典 機械設備の輸入 優遇措置取得企業数 その他の優遇措置 非課税 ( 本制度と関係なく非課税 ) 特になし 最大 0% の累進課税 ( 賦課課税年度 07 年より最大 % に引上げ ) 一部の製品を除き 輸入関税はそもそも存在しない RHQ 45 社 (007 年 月時点 ) IHQ( 非公開 )986 年導入 優遇税制対象所得や税率 各種条件等は EDB との交渉により企業ごとに異なる ( 特に IHQ) 源泉税免除 ( 法人所得税免除を受けた収入から支払われる配当金に限る ) 5% へ減税措置 IHQ 恩典期間中に限る R&D トレーニングに使用される機械の輸入関税の免除 05 年 5 月からの新制度 旧 ROH 制度 :3 社 (03 年 月時点 ) 3 利息源泉税免除 (IHQがキャッシュマネジメント目的でグループ企業に貸し付けるために借入れた貸付金からの利息に限る ) グループ企業間融資で生じる利息に対する特定事業税の免除雇用期間をカバーする労働許可 /Visaの交付 Visa 要件は BOI の許可するところ による 非課税 ( 本制度と関係なく非課税 ) 特になし 最大 5% の累進課税 特段なし 05 年 5 月からの新制度 旧 OHQ 制度 :54 社 (04 年 月末時点 ) 最終消費者への流通前に 生産 再包装 積荷の整理 集積のために 原材料 部品 完成品を 自由工業地域 認可保税工場 自由商業地域 保税倉庫に持ち込む場合の関税が免除される外資出資比率規制の対象外非居住者に対する現在の指針に則った 申請者の事業計画に基づく国外居住者のポストが設置可能事業計画遂行の目的に限り 固定資産の取得が認められる外国為替の管理の融通性 優遇税制の対象所得に対する税率 RHQ: 5% IHQ: 0% 5% 0% 法人所得税の免除 (0%) 外国にあるグループ企業へのIHQ 事業提供による収入 金利 ロイヤリティ 配当金 キャピタルゲイン Out-Outからの収入 法人所得税の減税 (0% 0%) タイ国内にあるグループ企業への IHQ 事業提供による収入 金利 ロイヤリティ 国内 IHQ 事業の減税対象所得は の海外 IHQ 免税所得金額が上限 免税 Tier Tier3 Tier Tier 法人税率 0% 5% 0% その他 RHQ IHQには人員の増員 事業支出の増加等の達成目標が課せられる 利子収入には 本優遇措置は適用されない BOIは外国人事業法に優先するため商務省ライセンス不要 結果 資本 : 負債 =:7の条件は撤廃 ( 外資マジョリティの場合 ) 05 年 4 月 タイ中央銀行は以下 TCライセンスの規制を緩和 実需資料のTC 宛提出不要 居住者外貨預金実需無 USD500mil 上限 資本 : 負債 =:7の条件は撤廃 ( 外資マジョリティの場合 ) 資本 負債比率はタイ中央銀行 BOIの審査による 既存の優遇税制 (IPC OHQ RDC) の適用を受けている場合は Tier 基準を満たし かつ事業支出 雇用に関する基準を満たす場合に 最大 5 年間 0% の法人税率でプリンシパルハブに関する優遇措置の適用を検討できる ( 注 ) 本項は一般情報をまとめたものです 詳細は税理士 会計士等の専門家にご確認をお願いします ( 注 ) タイ中銀の個別申請 承認が必要

52 統括会社の優遇制度比較 ~ シンガポール マレーシア タイの比較 ~ シンガポール ステイタス Regional Headquarters(RHQ) 管轄 :EDB International Headquarters(IHQ) 管轄 :EDB 認可条件 優遇税制内容 備考 統括業務を行う企業で 以下の条件を全て満たすこと下記を保証すること 払込資本金を優遇期間初年度中にS$0.mil 3 年目終了迄に S$ 0.5mil 以上にすること 優遇期間初年度中に 3 種以上の適用対象統括事業を 3 カ国以上の外国関連会社に提供し その統括活動を優遇期間 3 年間維持すること 優遇期間を通じskilled staffの比率を全雇用者の75% 以上に保つこと Skilled staffの定義はntc certificate 以上 優遇期間 3 年の終了時点で申請時より0 人以上のprofessionalsが増員されていること Professionalはdiploma 保有者以上 優遇期間終了時に従業員 人あたりの付加価値年間 S$0 万以上を達成すること 役職位上位 5 人の平均報酬 S$0 万ドルを達成すること 優遇期間終了時にシンガポールでの事業費用が申請時よりS$mil 増加していること 優遇期間中の累積事業費用支出が申請時よりS$3mil 増加していること 優遇対象統括業務は以下のものが含まれる戦略的事業計画及び開発 総務管理 マーケティング戦略 管理 及びブランドマネジメント 知的財産管理 人材開発 研究開発 シェアードサービス 経済 投資調査分析 技術サポート 資材調達 財務アドバイザリーサービス 海外からの優遇対象所得の増加分につき 5% 対象期間 :3+ 年間 地域統括会社優遇税制措置に関する比較表 統括会社を行う企業で 事業計画が左記の RHQ の最低要件を大きく上回る場合 EDB との交渉により IHQ の優遇税率の適用を受けることができる また 当地において域内もしくはグローバルでの統括機能の拡大を予定しているシンガポールの既存企業も対象となる 優遇対象統括業務は以下のものが含まれる 戦略的事業計画及び開発 総務管理 マーケティング戦略 管理 及びブランドマネジメント 知的財産管理 人材開発 研究開発 シェアードサービス 経済 投資調査分析 技術サポート 資材調達 財務アドバイザリーサービス 0% 5% 0% 税率は企業毎に異なる EDPとの交渉により優遇税制のCustomised Packageを取得する 対象期間 :5~0 年 本邦タックスヘイブン税制要留意 既存のHeadquarters schemesのインセンティブを受けている企業は継続して同じ優遇を受けることができる また既存の優遇期間終了後も同じ優遇内容にて延長申請も可能 本邦タックスヘイブン税制要留意 ステイタス 認可条件 優遇税制内容 International Headquarters (IHQ) 管轄 :BOI( 税務恩典は歳入局 ) 統括業務を行う企業で 以下の条件を満たすこと 地域統括会社優遇税制措置に関する比較表 タイ 最低資本金 :0 百万バーツ 会社の登録段階でサービスを提供する対象となる関連会社が最低でも つ以上の国に存在すること 委員会の定める事業範囲を有すること 一年間の最低事業支出 :5 百万バーツ ( 税務恩典を受けるための条件 ) 優遇対象統括業務は以下のものが含まれる 一般管理 事業計画 ビジネス コーディネーション 原材料および部品 最終製品の調達と調達関連サービス 3 研究開発 4 技術面の支援 5 販売促進支援 6 地域における人事管理及び人材育 7 財務 マーケティング 会計など業務関連に関するアドバイス 8 経済 投資に関する研究 分析 9 貸し出しの管理およびコントロール 0 トレジャリーセンター 委員会が承認するその他のサービス 対象期間 5 会計年度 ( 条件を満たさない年度は当該会計期減免税停止 ) 対象業務と税率. 法人所得税の免除. 外国にあるグループ企業へのIHQ 事業提供による役務 金利収入 ( キャッシュマネジメント目的の貸付に対する金利も含む ). 外国にあるグループ企業からロイヤリティ 3. 外国にあるグループ企業からの配当金 4. 外国にあるグループ企業からのキャピタルゲイン 5.Out-Outからの収入. 法人所得税の減税 (0% 0%). タイ国内にあるグループ企業へのIHQ 事業提供による役務 金利収入 ( キャッシュマネジメント目的の貸付に対する金利 ) も含む. タイ国内にあるグループ企業からのロイヤリティ に基づく減税対象所得は の法人税免除所得が上限 3. 個人所得税の減税 ( 最大 35% の累進課税 5%) International Trading Centre (ITC) 管轄 :BOI( 税務恩典は歳入局 ) 商品 原材料 部品の調達及び販売 外国の法人に対する貿易に関連する役務提供で以下の条件をみたすこと 最低資本金 :0 百万バーツ 会社の登録段階でサービスを提供する対象となる関連会社が最低でも つ以上の国に存在すること 一年間の最低事業支出 :5 百万バーツ ( 税務恩典を受けるための条件 ) 優遇対象業務は以下のものが含まれる商品 原材料 部品の調達及び販売 外国の法人に対する貿易に関連する役務提供 Out-Out 取引 In-Out 取引 In-In 取引 Out-In 取引 定義については別ページにて説明 対象期間 5 会計年度 ( 条件を満たさない年度は当該会計期減免税停止 ) 対象業務と税率. 法人所得税の免除 Out-Outからの収入. 個人所得税の減税 ( 最大 35% の累進課税 5%) 3. 輸出用製品に使用される原材料 必要材料の輸入関税免除 (BOIのBカテコ リー) 4. 機械の輸入税免除 (BOIのBカテコ リー) ステイタス Principal Hub 管轄 :MIDA( マレーシア投資開発庁 ) 認可条件 以下の条件を全て満たすこと マレーシア 965 年会社法に基づき設立された会社であること RM.5 百万以上の払込資本金 ( 物品を扱う申請企業に対する追加要件 ) 年商がRM300 百万以上 3ヶ国以上のネットワーク企業を運営すること (Tier3:3ヶ国 Tier:4ヶ国 Tier:5ヶ国とTire 毎に要件が異なる ) ネットワーク企業とは関連会社 子会社 支店 JV FC 或いは 契約に基づいて 申請者のサプライチェーン及びに事業に関係する企業を指す 3つ以上の適格サービスを実行する必要あり Tierに応じた雇用要件 年間事業支出要件 マレーシア人の為の人材訓練 人材開発計画の実施 立案 マレーシアの銀行 金融サービス 物流 法的な仲裁サービス等の国内サービスの利用 優遇内容 対象期間 5 年間 ( 別要件を満たせば +5 年の延長可 ) 免税 (Tierに応じて0% 5% 0% ただし 国内源泉所得の免税は収入全体の30% まで これを超過する部分は通常の法人税率が適用される ) ( 注 ) 本項は一般情報をまとめたものです 詳細は税理士 会計士等の専門家にご確認をお願いします Disclaimer This presentation has been prepared by Bank of Ayudhya Public Company Limited (the Bank ) solely for informational purposes. It does not constitute an offer or sale or a solicitation of an offer to purchase securities, nor does it constitute a prospectus within the meaning of the Securities and Exchange Act B.E. 535 of Thailand. Neither this presentation nor any part of it shall form the basis of, or be relied on in connection with, or act as an inducement to enter into, any contract or commitment whatsoever. No person should rely on the information contained in this presentation in making an investment decision in respect of any of the Bank s securities. Any decision to purchase or subscribe for any securities of the Bank must be made on the basis of a thorough review of publicly available information of the Bank, including information made publicly available by the Bank pursuant to the requirements of the Securities Exchange of Thailand and the Thai Securities Exchange Commission. The information contained herein is only accurate as of its date. 備考 最終消費者への流通前に 生産 再包装 積荷の整理 集積のために 原材料 部品 完成品を 自由工業地域 認可保税工場 自由商業地域 保税倉庫に持ち込む場合の関税が免除される 外資出資比率規制の対象外 非居住者に対する現在の指針に則った 申請者の事業計画に基づく国外居住者のポストが設置可能 事業計画遂行の目的に限り 固定遺産の取得が認められる 外国為替の管理の融通性

53 アユタヤ銀行バンコックサトーン営業部及び関連会社 アユタヤ銀行バンコックサトーン営業部 ( 旧三菱東京 UFJ 銀行バンコック支店 ) 拠点名称 Bank of Ayudhya PCL. Bangkok Sathorn Corporate Banking Office アユタヤ銀行バンコックサトーン営業部 日系統括責任者 Head of JPC/MNC Banking Mr. Masaaki Suzuki 副頭取法人部門長 ( 日系統括責任者 ) 鱸正明 住所 Harindhorn Tower 54 North Sathorn Road Silom Bangrak Bangkok 0500 Thailand 連絡先電話 :+66 (66)30( 代表番号 ) FAX:+66 (66)3055 関連会社 ( タイ国内 ) 出資 進出等アドバイザリー業務 BTMU Holding (Thailand) Co.,Ltd. Bangkok BTMU Limited BTMU Participation (Thailand) Co.,Ltd リース及び割賦販売 BTMU Leasing (Thailand) Co.,Ltd. Bangkok Mitsubishi UFJ Lease Co.,Ltd. 5

54 ご留意事項 当資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり 金融商品の売買や投資など何らかの行動を勧誘するものではありません ご利用に関しては すべてお客様御自身でご判断下さいますよう 宜しくお願い申し上げます 当資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが 当行はその正確性を保証するものではありません 内容は予告なしに変更することがありますので 予めご了承下さい 当資料は著作物であり 著作権はアユタヤ銀行に属しています 全文または一部を転載する場合は出所を明記してください 53

55 MEMO 54

56 MEMO 55

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