Ⅰ. 教育振興基本計画における教育投資に関する記述 第 2 期教育振興基本計画 (H 閣議決定 ) Ⅳ 今後の教育政策の遂行に当たって特に留意すべき視点 (3) 教育投資の在り方 ( 抄 ) ( 今後の教育投資の方向性 ) このような状況を踏まえ, 本計画期間中における教育投資の方向性

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1 資料 4 我が国の教育行財政について Ⅰ. 教育振興基本計画における教育投資に関する記述 Ⅱ. 諸外国と比較した我が国の教育投資 Ⅲ. 家計の教育費負担と主な負担軽減策 Ⅳ. 各学校段階における財政措置と費用負担の仕組み 1. 幼児教育段階 2. 義務教育段階 3. 高等学校段階 4. 大学 5. 専修学校

2 Ⅰ. 教育振興基本計画における教育投資に関する記述 第 2 期教育振興基本計画 (H 閣議決定 ) Ⅳ 今後の教育政策の遂行に当たって特に留意すべき視点 (3) 教育投資の在り方 ( 抄 ) ( 今後の教育投資の方向性 ) このような状況を踏まえ, 本計画期間中における教育投資の方向性としては,Ⅱ で述べた教育上の諸課題に対応するため, 特に以下の諸点を中心に充実を図ることとする 協働型 双方向型学習など質の高い教育を可能とする環境の構築 家計における教育費負担の軽減 安全 安心な教育研究環境の構築 ( 学校施設の耐震化など ) 教育にどれだけの財源を投じるかは, 国家としての重要な政策上の選択の一つである グローバル化の更なる進行の下で, とりわけ天然資源の乏しい我が国においては人材こそが社会の活力増進のための最大の資源であり, 上記 3 点の充実を図ることなどを通じて, 様々な強みを伸長しつつ我が国の成長を支え, 国際的に通用する人材を育成する必要性が一層高まっている このように, 教育の再生は最優先の政策課題の一つであって, 欧米主要国を上回る質の高い教育の実現を図ることが求められている 以上を踏まえ, 上述した教育の姿の実現に向けて,OECD 諸国など諸外国における公財政支出など教育投資の状況を参考とし, 第 2 期計画期間内においては, 第 2 部において掲げる成果目標の達成や基本施策の実施に必要な予算について財源を措置し, 真に必要な教育投資を確保していくことが必要である ( 教育投資を行う各施策に対する国民の理解 協力 ) 一方, 国と地方などを合わせた我が国の一般政府総債務残高は, 第 1 期計画策定当時と比較すると,GDP 比において約 175%( 平成 20 年 ) から約 220%( 平成 24 年 ) まで拡大し, 主要先進国と比較しても最も高い水準となっており, 今後, 社会保障関係費の拡大, 国債費の増加等が見込まれることも看過できないことから, 国の財政運営の方針と整合性を取りながら必要な投資を行っていく必要がある このような厳しい財政状況を踏まえれば, 教育への投資が, 真に教育力の向上, 人材力の強化という成果につながるよう, 効果的 効率的に投入 活用されなければならないことは当然であり, 何よりも教育投資を行う各施策に対する国民各層の理解 協力を得ることが重要であると考えられる このため, 第 3 部で述べるとおり, 国民に対する説明責任をしっかりと果たしていく観点から, 予算を投じた各施策の成果を十分検証し, 不断の改革 改善を徹底する必要がある 1

3 Ⅱ. 諸外国と比較した我が国の教育投資 (1) 公財政教育支出の対 GDP 比 (2011 年 ) 我が国の公財政教育支出の対 GDP 比は 機関補助と個人補助を合わせて 3.8% であり データの存在する OECD 加盟国の中で最下位である デンマークノルウェーニュージーランドアイスランドスウェーデンフィンランドベルギーアイルランドイギリスオランダオーストリアスロベニアフランスイスラエルOECD 平均カナダスイスポルトガルメキシコエストニアアメリカ韓国ドイツポーランドオーストラリアスペインハンガリーチリチェコイタリアスロバキア日本OECD 平均 5.6% 機関補助個人補助 ( 出典 )OECD 図表でみる教育 (2014 年版 ) グラフ緑色は日本以外の G7 諸国 3.8% 2

4 我が国の公財政教育支出の対 GDP 費を教育段階別で比較しても 全ての教育段階で OECD 平均を下回る 特に 就学前教育段階と高等教育段階では OECD 加盟国の中で最下位である デンマークルクセンブルクアイスランドスウェーデンスペインフランススロベニアチリハンガリーベルギーイスラエルオーストリア OECD 平均メキシコポーランドニュージーランドチェコノルウェードイツイタリアエストニアオランダスロバキアフィンランドポルトガルイギリスアメリカスイス韓国オーストラリア日本 就学前教育段階 機関補助 平均 0.6% 0.1% 個人補助 ノルウェーニュージーランドアイスランドアイルランドデンマークイギリスベルギーフィンランドスウェーデンイスラエルオランダポルトガルフランススロベニアオーストリア OECD 平均スイスオーストラリアカナダメキシコアメリカエストニア韓国ポーランドルクセンブルクドイツイタリアスペインチリ日本ハンガリーチェコスロバキア 初等中等教育段階 高等教育段階 ノルウェーデンマーク機関補助機関補助フィンランドスウェーデンカナダニュージーランドオランダオーストリア個人補助ベルギーアイスランド個人補助ドイツ OECD 平均平均 1.4% スロベニアスイスアイルランド平均 3.6% イギリスアメリカエストニアフランスチェコスペインポーランドオーストラリアハンガリーポルトガルチリスロバキアメキシコ 2.7% イスラエルイタリア韓国日本 0.8% ( 出典 )OECD 図表でみる教育 (2014 年版 ) グラフ緑色は日本以外のG7 諸国 3

5 在学者 1 人当たりの公財政教育支出 ( 国によって所得水準が異なるため 国民 1 人当たり GDP に対する割合で比較 ) を教育段階別で比較すると 初等中等教育段階では他の OECD 加盟国と同様の水準である一方 就学前教育段階と高等教育段階では OECD 加盟国の平均を下回る デンマークニュージーランドルクセンブルクオーストリアイギリス OECD 平均ハンガリーポーランドアイスランドオーストラリアオランダフランスドイツスウェーデンスペインイタリアベルギースロバキアチェコアメリカ韓国ノルウェーアイルランドフィンランドメキシコトルコ日本 (2) 在学者 1 人当たりの公財政教育支出の対 1 人当たり GDP 比 (2011 年 ) 就学前教育段階初等中等教育段階高等教育段階 0.0% 20.0% 40.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% ノルウェーオーストリア機関補助スウェーデン機関補助イギリス個人補助ベルギーデンマーク平均 18.8% ニュージーランドポーランド日本 OECD 平均イタリアフィンランドフランス韓国スペインアイスランドアイルランドドイツオランダアメリカチェコルクセンブルクオーストラリアハンガリースロバキアメキシコ 8.2% トルコ アイルランドは合計値のみ 個人補助 24.8% 平均 24.8% 0.0% 50.0% 100.0% デンマークノルウェー機関補助スウェーデントルコフィンランドイギリスドイツニュージーランドオランダベルギー OECD 平均フランスオーストリアハンガリーアイルランドスペインメキシコスロバキアチェコポルトガルアイスランドポーランドオーストラリア日本イタリアアメリカ韓国 アイルランドは合計値のみ 26.2% 個人補助 平均 37.6% ( 出典 ) 在学者一人当たりの公財政教育支出 :OECD.Statistics より作成 ( 各国各教育段階において 公財政支出合計 在学者数 購買力平価 により算出 ) 対一人当たり GDP:OECD 図表でみる教育 (2014 年版 ) グラフ緑色は日本以外の G7 諸国 4

6 (3) 各学校段階別の公私負担割合 (2011 年 ) 教育段階別で比較すると 初等中等教育段階では他の OECD 加盟国と同様の水準である一方 就学前教育段階と高等教育段階では OECD 加盟国と比べ公費負担の割合が低い スウェーデンルクセンブルクエストニアベルギーフランスノルウェーデンマークチェコ共和国イタリアフィンランドオランダイスラエルニュージーランドチリメキシコスロバキア共和国トルコ OECD 各国平均スロベニアドイツイギリスポーランドアイスランドオーストリアスペインアメリカ合衆国韓国オーストラリア日本 就学前教育段階初等中等教育段階高等教育段階 0% 20% 40% 60% 80% 100% 45.4% スウェーデンポルトガルフィンランドエストニアルクセンブルクデンマークアイスランドベルギーイタリアオーストリアアイルランドポーランド日本フランスアメリカ合衆国 OECD 各国平均スペインスロベニアチェコ共和国カナダイスラエルニュージーランドスロバキア共和国スイスドイツトルコオランダイギリスオーストラリアメキシコ韓国チリ 0% 20% 40% 60% 80% 100% ノルウェーフィンランドデンマークアイスランドベルギースウェーデンオーストリアスロベニアドイツチェコ共和国フランスアイルランドエストニアスペインスロバキア共和国ポーランドオランダ OECD 各国平均ポルトガルメキシコイタリアニュージーランドカナダイスラエルオーストラリアアメリカ合衆国日本イギリス韓国チリ 公財政公財政公財政 81.6% 93.0% 91.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 69.2 % 34.5% 私費私費私費 ( 出典 )OECD 図表でみる教育 (2014 年版 ) グラフ薄緑 橙色は日本以外の G7 諸国 5

7 (4) 一般政府総支出全体に占める公財政教育支出の割合 (2011 年 ) 一般政府総支出全体に占める公財政教育支出の割合は 9.1% であり データの存在する OECD 加盟国の中で下から 2 番目である ニュージーランドメキシコ韓国スイスアイスランドデンマークノルウェーオーストラリアイスラエルエストニアアメリカカナダスウェーデンアイルランド OECD 平均ベルギーフィンランドイギリスオランダオーストリアポーランドスロベニアドイツトルコポルトガルスロバキアスペインチェコフランスハンガリー日本イタリア 8.6 *OECD 加盟国のうち ギリシャ ルクセンブルクを除く 9.1% 12.9% ( 参考 ) 一般政府総支出全体の対 GDP 比 (2011 年 ) ノルウェーデンマークフランスフィンランドベルギースウェーデンオーストリアスロベニアハンガリーイタリアオランダイギリスポルトガルアイスランドアイルランドスペインドイツ OECD 平均ポーランドチェコルクセンブルク日本カナダイスラエルスロバキアエストニアアメリカトルコニュージーランドスイスオーストラリア韓国メキシコ % 42.2% ( 出典 )OECD 図表でみる教育 (2014 年版 ) グラフ緑色は日本以外の G7 諸国 6

8 Ⅲ. 家計の教育費負担と負担軽減策 (1) 各教育段階ごとの教育費 国公立 私立 幼稚園 659,363 1,461,564 小学校 1,829,736 8,538,499 中学校 1,351,309 3,887,526 高校 1,158,863 2,886,198 大学 2,694,800 5,278,800 大学院 ( 修士 ) 1,248,000 2,164,400 幼稚園は 3 年保育を想定 国公立 は幼稚園 ~ 高等学校は公立 大学 大学院 ( 修士 ) は国立の数値 幼稚園 ~ 高等学校 : 学校教育費 学校給食費 学校外教育費の合計 大学 大学院 ( 修士 ): 授業料等学校納付金 ( 入学時納付金を除く ) と修学費 課外活動費 通学費の合計 ( 出典 ) 幼稚園 ~ 高等学校は文部科学省 平成 24 年度子供の学習費調査報告書 に基づき大学 大学院 ( 修士 ): 日本学生支援機構 平成 24 年度学生生活調査報告 に基づき作成 大学学部生 ( 昼間部 ) の年間生活費 すべて国公立小 中は公立 他は私立すべて私立 幼稚園 ~ 大学までの合計 7,694,071 12,807,607 22,052,587 自宅 学寮 国立私立 下宿 アパート等 万円 住居 光熱費 保健衛生費 娯楽 し好費 その他日常費の合計 ( 出典 ) 日本学生支援機構 平成 24 年度学生生活調査報告 7

9 年齢 歳 [ 幼稚園 ] [ 小学校 ] [ 中学校 ] [ 高校等 ] [ 大学等 ] 幼稚園就園奨励費補助 無償化に向けた段階的取組 生活保護世帯の保護者負担を無償化 第 2 子の保護者負担を半額にした上で所得制限を撤廃し 第 3 子以降についても所得制限を撤廃平均保育料公立 :79,000 円私立 :308,000 円 (2) 年齢層別の教育費等の主な負担軽減策 義務教育の無償 ( 国公立学校における義務教育は無償 ( 授業料不徴収 )) 義務教育教科書無償給与 ( 教科書費平均 : 小学校 3,346 円 中学校 4,830 円 / 年 ) 就学援助 ( 学用品 学校給食 修学旅行費等 73,000 円 / 年 ) 準要保護の平均 ( 平成 24 年度実績 ) 特別支援教育就学奨励費 ( 学用品 学校給食 修学旅行費 寄宿舎居住経費 帰省費等 ) 児童手当 (3 歳未満 :1 万 5 千円 / 月 3 歳以上 : 第 2 子まで 1 万円 / 月 第 3 子以降 1 万 5 千円 / 月 中学生 : 一律 1 万円 / 月 ) 高校就学支援金制度年収 910 万円程度未満の世帯の高校生に対する授業料への支援として 年間約 12 万円の就学支援金を支給 私立の低中所得世帯には所得に応じ 1.5 倍から 2.5 倍額を支給 高校生等奨学給付金非課税世帯の生徒に対して 授業料以外の教育費負担を支援 ( 約 3~14 万 / 年 ) 奨学金事業 ( 貸与型 ) 高校奨学金として全都道府県で実施 ( 月額例自宅 : 国公立 1.8 万円 私立 3 万円 ) 高校生留学促進事業 ( 長期 :1 人 30 万円 300 人 短期 :1 人 10 万円 1,300 人 ) [ 大学院 ] 授業料の減免 ( すべての国立大学 高専に減免制度あり 運営費交付金の算定にあたって考慮 ) ( 私立大学が行う減免措置に対して 国が 1/2 以内を補助 ) ( 独 ) 日本学生支援機構奨学金事業 ( 無利子 ( 私立大学自宅外 ):3,6.4 万円 / 月から選択 ) ( 有利子 ( 大学 ):3,5,8,10,12 万円 / 月から選択 ) 日本人留学生に対する経済的支援 教育訓練給付 扶養控除特定扶養控除 ( 所得税 :63 万円 ( 所得税 :38 万円 住民税 :45 万円住民税 :33 万円の所得控除 ) の所得控除 ) 業績優秀者返還免除 給与型の経済的支援 TA( ティーチング アシスタント ): 一人当たり 0.8 万円 / 月 ) RA( リサーチ アシスタント ): 一人当たり 7.5 万円 / 月 ) ( 平成 23 年度実績 ) 勤労学生控除 ( 所得税 :27 万円 住民税 :26 万円の所得控除 所得制限あり 教育資金一括贈与 ( 祖父母等から子 孫に教育資金を一括して贈与する場合に 子 孫毎に 1,500 万円までを非課税とする措置 30 歳までが対象 ) ( 注 ) 金額は平成 26 年度予算に基づき作成 復興特別会計を除く 奨学金支給等による経済的負担の軽減 ( 長期 :250 人, 短期 :20,000 人 ) (6~14.8 万円 / 月他 ) 貸与奨学金による経済的負担の軽減 トビタテ! 留学 JAPAN 日本代表プログラム 12~20 万円 / 月他 (1,000 人程度 / 年 ) 教育訓練に要した受講費用の 2 割を支給 ( 上限 10 万円 ) 専門的 実践的な教育訓練を受講した場合は受講費用の 4 割を支給 ( 上限 32 万円 / 年 ) 学校への 主な支援 義務教育費国庫負担金 1 兆 5322 億円 私立高等学校等経常費助成費等補助 1040 億円 地方財政措置 国立大学法人運営費交付金 1 兆 1123 億円 私立大学等経常費補助 3184 億円 8

10 Ⅳ. 各学校段階における財政措置と費用負担の仕組み 1. 幼児教育段階 (1) 幼稚園に係る財政措置と費用負担の仕組み 保護者への経済的支援 運営に係る支出 ~ 人件費 教育活動費等 ~ 施設整備等に係る支出 国 幼稚園就園奨励費補助 ( 約 240 億円 ) 私立学校経常費助成費等補助 ( 幼稚園 ) ( 一般補助 : 約 300 億円 ) その他 特別補助等あり 公立学校施設整備費国庫補助等 ( 約 30 億円 ) 私立学校施設整備費補助金 ( 幼稚園 ) ( 約 26 億円 ) 都道府県 都道府県支出 ( 約 10 億円 ) ( 公立 ) 私学助成 ( 都道府県事業費 ( 一般補助 ) : 約 2,100 億円 ) その他 都道府県事業費 ( 特別補助 ) 県独自の助成等あり 都道府県支出 ( 約 2 億円 ) ( 公立 ) 私学助成 ( 実施の有無及びその額は都道府県による ) 市町村 幼稚園就園奨励費補助 ( 約 980 億円 )( 総事業費 ) 市町村支出 ( 約 2,100 億円 ) ( 公立 ) 市町村支出 ( 約 110 億円 ) ( 公立 ) 支給 * 公財政支出 約 0.6 兆円程度 幼稚園約 13,000 校 ( 公立 :4,817 校私立 :8,177 校 ) 平成 27 年 4 月の子ども 子育て支援新制度の施行に伴い 私学助成の一部と幼稚園就園奨励費補助の一部は 施設型給付 に移行予定 保育料等納付 保護者園児数約 160 万人 ( 公立 : 約 30 万人私立 : 約 130 万人 ) 保護者負担分約 3,100 億円 施設整備等に係る支出 の金額( 私学助成は除く ) は 文部科学省平成 24 年度地方教育費調査 ( 平成 23 年度会計 ) の学校教育費のうち土地費及び建築費を合計した額 運営に係る支出 の金額( 私学助成は除く ) は 文部科学省平成 24 年度地方教育費調査 ( 平成 23 年度会計 ) の学校教育費のうち土地費 建築費以外の合計額 ( 資本的支出 債務償還費も含む ) 私学助成については 文科省調べ 数値は平成 25 年度実績 公立の保育料については 平成 25 年度平均授業料 ( 文科省調べ ) と公立に通う幼児数 (H25 学校基本調査 ) を掛け合わせた額 私立の保育料は 平成 25 年度私立高等学校等の生徒等納付金平均額 ( 文科省調べ ) の授業料 施設整備費等と私立に通う幼児数 (H25 学校基本調査 ) を掛け合わせた額 このほか卒業生 保護者等からの寄付もある 幼稚園数及び園児数については 平成 25 年度学校基本調査 ( 文部科学省 ) による数 幼稚園就園奨励費補助は市町村から幼稚園 ( 法定代理受領 ) に直接支払われている場合がある * 9

11 (2) 子ども 子育て支援新制度における幼稚園 保育所 認定こども園に係る財政措置と費用負担のイメージ (27 年度以降 ) 保護者への経済的支援 運営に係る支出 ~ 人件費 教育活動費等 ~ 施設整備等に係る支出 国 国庫負担 都道府県 都道府県負担 補助 施設整備に対する補助 ( 検討中 ) 市町村 公財政支出 施設型給付 支給 * ( 新制度に移行する ) 幼稚園 保育所 認定こども園 保育料等納付 子ども 子育て支援新制度に移行しない幼稚園については従前通りの構造となる 保護者 補助額等については平成 27 年度の予算編成過程において決定 新制度に移行する幼稚園に対する私学助成のうち 特別補助は残る * 施設型給付は市町村から幼稚園 ( 法定代理受領 ) に直接支払われる 10

12 政措置利用者施設によって異なる財( 参考 ) 現行制度と新制度における財政イメージ 現行制度 保育の必要量 ( 欠ける 程度 ) 負担8H 4H 幼稚園 私学助成 ( 預かり保育補助 ) 性格 : 裁量的経費主体 : 都道府県 私学助成 就園奨励費補助 性格 : 裁量的経費主体 : 市町村 新制度 認定こども園 幼稚園 保育所で共通 保育の必要量 保育標準時間 保育短時間 教育標準時間 < 満 3 歳以上 > 2 号 性格 : 義務的経費主体 : 市町村 2 号 利用者負担額 1 号 私立施設の場合の財政措置 保育の必要量 保育標準時間 保育短時間 < 満 3 歳未満 > 3 号 3 号 公定価格施設型給付費施設型給付費 利用者負担額 政措置利用者負担8H 保育所 財保育の必要量 ( 欠ける 程度 ) 4H 保育所運営費 所得に応じた費用負担 ( 応能負担 ) 性格 : 義務的経費主体 : 市町村 それぞれの基準は厚生労働大臣が定める 公定価格 = 施設型給付費 + 利用者負担額 内閣総理大臣が定める基準により算定した費用の額 子ども 1 人あたりの単価 幼稚園における 預かり保育 は 現行制度では 私学助成 を受けて実施しているが 新制度では市町村の 一時預かり事業 として 1 号給付と組み合わせて実施することが基本 公費で負担 施設等が法定代理受領 国 : 都道府県 : 市町村 2:1:1 の負担割合 利用者が負担 政令で定める額を限度として市町村が定める額 ( 応能負担 ) 11

13 (3) 幼児教育無償化に向けた段階的な取組 幼児期の教育は 生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり すべての子供に質の高い幼児教育を保障するため 幼児教育に係る保護者負担を軽減し 無償化に段階的に取り組む 平成 26 年度については 幼稚園と保育所の 負担の平準化 を図ることとし 幼稚園就園奨励費補助 において低所得世帯と多子世帯の保護者負担の軽減を行う 幼稚園就園奨励費補助 ( 補助率 :1/3 以内 ) 幼児教育の振興を図る観点から 保護者の所得状況に応じた経済的負担の軽減等を図る 幼稚園就園奨励事業 を実施している地方公共団体に対し 国が所要経費の一部を補助する 低所得世帯の保護者負担軽減 保育所と同様に 生活保護世帯の保護者負担を無償にする ( 無償となるよう 保育料の全国平均単価 公立 :79,000 円 私立 :308,000 円 まで補助を可能にする ) ( 階層区分 ) (26 年度 ) 公立 生活保護世帯 79,000 円 (59,000 円増 ) 保護者負担を無償市町村民税非課税世帯 市町村民税所得割非課税世帯 ( 年収約 270 万円まで ) 20,000 円 ( 前年度同額 ) 私立 第 Ⅰ 階層 : 生活保護世帯 308,000 円 (78,800 円増 ) 保護者負担を無償 第 Ⅱ 階層 : 市町村民税非課税世帯 199,200 円 ( 前年度同額 ) ( 市町村民税所得割非課税世帯を含む ) ( 年収約 270 万円まで ) 第 Ⅲ 階層 : 市町村民税所得割課税額 ( 77,100 円以下 ) 世帯 ( 年収約 360 万円まで ) 115,200 円 ( 前年度同額 ) 第 Ⅳ 階層 : 市町村民税所得割課税額 (211,200 円以下 ) 世帯 ( 年収約 680 万円まで ) 62,200 円 ( 前年度同額 ) 金額は 第 1 子の場合の補助単価 ( 年額 ) 市町村民税所得割課税額 ( 補助基準額 ) 及び年収は 夫婦 ( 片働き ) と子供 2 人世帯の場合の金額であり年収はおおまかな目安 多子世帯の保護者負担軽減保育所と同様に 第 2 子の保護者負担を半額にした上で所得制限を撤廃し 第 3 子以降についても所得制限を撤廃する 幼稚園に同時就園している場合第 2 子 0.5 ( 所得制限を撤廃 ) 第 3 子以降 0.0 ( 所得制限を撤廃済 ) 小学校 1~3 年生の兄 姉がいる場合第 2 子 ( 保護者負担を半額 所得制限を撤廃 ) 第 3 子以降 0.0 ( 所得制限を撤廃 ) 数値は 第 1 子の保護者負担割合を [1.0] とした場合の第 2 子以降の概ねの保護者負担割合である 無償となる保育料の上限は 保育料の全国平均単価 ( 公立 : 79,000 円 私立 : 308,000 円 ) 12

14 2. 義務教育段階 (1) 小 中学校に係る財政措置と費用負担の仕組み 保護者への経済的支援 運営に係る支出 ~ 人件費 教育活動費等 ~ 施設整備等に係る支出 国 要保護児童生徒援助費補助 ( 約 7 億円 ) スクールカウンセラー 私立学校経常費助成費等外部指導者の配置等補助 ( 小中学校 ) に係る国庫補助金 ( 一般補助 : 約 130 億円 ) (1 兆 4,700 億円 : 公立 ) その他 特別補助等あり 義務教育費国庫負担金 公立学校施設整備費国庫補助等 ( 約 2,600 億円 ) 私立学校施設整備費補助金 ( 小中学校 ) ( 約 40 億円の内数 ) 義務教育諸学校用教科書購入費 ( 約 400 億円 ) 都道府県 都道府県支出 ( 約 4 兆 7,400 億円 ) ( 公立 ) 私学助成 ( 都道府県事業費 ( 一般補助 ): 約 900 億円 ) その他 都道府県事業費 ( 特別補助 ) 県独自の助成等あり 都道府県支出 ( 約 140 億円 ) ( 公立 ) 私学助成 ( 実施の有無及びその額は都道府県による ) 市町村 就学援助 ( 約 1,000 億円 ) 要保護 : 約 15 万人準要保護 : 約 140 万人 市町村支出 ( 約 2 兆 1,000 億円 ) ( 公立 ) 市町村支出 ( 約 3900 億円 ) ( 公立 ) 公財政支出 約 9 兆円程度 支給 小学校約 21,000 校 ( 公立 :20,836 校私立 :221 校 ) 中学校約 11,000 校 ( 公立 : 9,784 校私立 :771 校 ) 授業料等納付 ( 私立 ) 約 2,000 億円 保護者 小学校児童数約 670 万人 ( 公立 : 約 660 万人 私立 : 約 8 万人 ) 中学校生徒数約 350 万人 ( 公立 : 約 330 万人 私立 : 約 25 万人 ) 施設整備等に係る支出 の金額 ( 私学助成は除く ) は 文部科学省平成 24 年度地方教育費調査 ( 平成 23 年度会計 ) の学校教育費のうち土地費及び建築費を合計した額 運営に係る支出 の金額 ( 私学助成及び義務教育諸学校用教科書購入費は除く ) は 文部科学省平成 24 年度地方教育費調査 ( 平成 23 年度会計 ) の学校教育費のうち土地費 建築費以外の合計額 ( 資本的支出 債務償還費も含む ) から就学援助に係る金額を差し引いた額 就学援助については 要保護児童生徒援助費補助は平成 25 年度実績額 市町村における就学援助は平成 24 年度実績額 私学助成については 文科省調べ 数値は平成 25 年度実績 私立の授業料は 平成 25 年度私立高等学校等の生徒等納付金平均額 ( 文科省調べ ) の授業料 施設整備費等と私立に通う児童 生徒数 (H25 学校基本調査 ) を掛け合わせた額 このほか卒業生 保護者等からの寄付もある 学校数及び児童生徒数については 平成 25 年度学校基本調査 ( 文部科学省 ) による数 13

15 教職員配置 ( 教職員定数 ) に係る現行制度 小学校 中学校 (2) 教職員の配置 身分 給与の仕組み 学級数に応じて必要な教員が配置されるよう教職員定数を算定校長 : 学校に1 人教頭 副校長 : 学校に原則 1 人学級担任 : 学級に1 人学級担任外教員 ( 学級編制の標準 : 小 1 35 人小 2~ 小 6 40 人 ) 児童生徒が著しく少ない小規模学校では 複数学年の児童生徒を 1 学級に編制 ( 複式学級 ) するなどの工夫を実施 教科担任制に対応した教職員数を算定 各教科 : 国語 社会 数学 理科 音楽 美術 保健体育 技術 家庭 外国語 教職員の身分 給与 ( 県費負担教職員制度 ) 教育水準の維持向上のため 市町村立小 中学校等の教職員については 都道府県が給与を負担 ( ) し 広く市町村をこえて人事を行うことにより 教職員の適正配置を図っている 教職員給与の国庫負担 ( 義務教育費国庫負担制度 ) 憲法の要請に基づき 義務教育の根幹 ( 機会均等 水準確保 無償制 ) を国が責任をもって支える制度 都道府県が負担する教職員給与の費用の 3 分の 1 を国が負担 ( 平成 18 年度 1/2 1/3) 国は 法令に基づき算定される標準的な数の教職員給与を負担 公立義務教育諸学校の教職員 ( 約 69.7 万人 : 小学校 41.3 万人 中学校 24.1 万人 特別支援学校 4.3 万人 ) の給与費 ( 総額約 4.5 兆円 ) 給与負担 国庫負担約 1.5 兆円 ( 平成 26 年度予算額 ) 2/3 都道府県国から1/3 国 14

16 これまでの教職員定数の計画的改善の状況 (3) 教職員定数改善の経緯 区 分 第 1 次 (34 ~38 ) [5 年計画 ] 第 2 次 (39'~43 ) [5 年計画 ] 第 3 次 (44'~48 ) [5 年計画 ] 第 4 次 (49'~53 ) [5 年計画 ] 第 5 次 (55'~3 ) [12 年計画 ] 第 6 次 (5'~12 ) [6 8 年計画 ] 第 7 次 (13'~17 ) [5 年計画 ] 学級編制の標準 50 人 45 人 40 人 内 容 学級編制及び教 職員定数の標準 の明定 45 人学級の実施及び養護学校教職員の定数化等 4 個学年以上複式学級の解消等 3 個学年複式学級の解消及び教頭 学校栄養職員の定数化等 40 人学級の実施等 指導方法の改善のための定数配置等 少人数による授業, 教頭 養護教諭の複数配置の拡充等 自然増減 18,000 人 77,960 人 11,801 人 38,610 人 57,932 人 78,600 人 26,900 人 改善増 34,000 人 61,683 人 28,532 人 24,378 人 79,380 人 30,400 人 26,900 人 平成 18 年度以降の教職員定数改善の状況 区分 ' 26 学級編制の標準 40 人 小 1:35 人小 2~ 中 3:40 人 内容 主幹教諭 特別支援教育 食育 主幹教諭 特別支援教育 教員の事務負担軽減等 理数教科の少人数指導 特別支援教育 外国人児童生徒等への日本語指導等 小 1 のみ学級編制の標準を 35 人 小 2 の 36 人以上学級解消 様々な児童生徒の実態に対応できる加配定数措置 東日本大震災にかかる教育復興支援 いじめ問題への対応 特別支援教育小学校における専科指導 小学校英語の教科化への対応 いじめ 道徳教育への対応 特別支援教育の充実 改善増 0 人 0 人 1,000 人 800 人 4,200 人 2,300 人 3,800 人 800 人 10 人 概算要求 1,000 人 331 人 7,121 人 1,500 人 5,500 人 8,300 人 7,000 人 5,200 人 3,800 人 自然減 1,000 人 900 人 1,300 人 1,900 人 3,900 人 2,000 人 4,900 人 3,200 人 3,800 人 18 年以降の自然減合計 22,900 人改善増合計 12,890 人 15

17 (4) 国庫負担の対象費目等の変遷 事務職員 公務災害補償基金 児童手当 公務災害補償基金 児童手当 公務災害補償基金 学校栄養職員 ( 参考 ) 最近の主な制度改正 旅費及び教材費の一般財源化 (S60 年度 ) 恩給費の一般財源化 (H 元年度 ) 共済追加費用の一般財源化 (H5 年度 ) 共済費長期給付及び公務災害補償基金負担金の一般財源化 (H15 年度 ) 退職手当及び児童手当の一般財源化 (H16 年度 ) 国庫負担割合の引き下げ (1/2 1/3)(H18 年度 ) 共済費共済費共済費共済費児童手当 恩給費恩給費恩給費恩給費恩給費 公務災害補償基金 児童手当 教材費教材費教材費教材費教材費教材費共済費 公務災害補償基金 旅費旅費旅費旅費旅費旅費恩給費共済費児童手当 退職手当退職手当退職手当退職手当退職手当退職手当退職手当退職手当退職手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 給料 諸手当 昭和 28 年昭和 31 年昭和 37 年昭和 42 年 昭和 47 年 昭和 49 年 昭和 60 年 平成元年 平成 15 年 平成 16 年 平成 18 年 平成 26 年 予算額 (622 億円 ) (770 億円 ) (1545 億円 ) (2954 億円 ) (6267 億円 ) (9354 億円 ) (2 兆 4340 億円 ) (2 兆 4744 億円 ) (2 兆 7879 億円 ) (2 兆 5128 億円 ) (1 兆 6763 億円 ) (1 兆 5343 億円 ) 現義務教育費国庫負担法の制定 国庫負担割合の変更 1/2 1/3 16

18 8 6 (5) 人材確保法と公立学校教員の給与水準の推移 人材確保法の意義教員の給与を一般の公務員より優遇することを定め 教員に優れた人材を確保し もって義務教育水準の維持向上を図ることを目的とする ( 昭和 48 年法律制定 公布 ) 学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法 ( 優遇措置 ) 第三条義務教育諸学校の教育職員の給与については 一般の公務員の給与水準に比較して必要な優遇措置が講じられなければならない 公立学校の給与水準の推移 一般行政職給与水準 5.74% 7.42% 2.76% 0.32% 4 6 昭和 49 年度 ( 人材確保法前 ) 昭和 55 年度 ( 人材確保法後 ) 平成 13~17 年度の 5 年間平均 平成 24 年度 年収ベースで試算した場合でも 教員が一般行政職を上回っている額は 約 25 万円 ( 平成 13~17 年度の 5 年間平均 ) 約 10 万円 ( 平成 24 年度 ) と減少 教員給与の縮減について 義務教育等教員特別手当の縮減 給料の 3.8% 給料の 1.5% (20 年度 ~23 年度 ) 給料の調整額の縮減 基本額 2 基本額 1.25 (21 年度 ~23 年度 ) 17

19 3. 高等学校段階 (1) 高等学校に係る財政措置と費用負担の仕組み 生徒への経済的支援 運営に係る支出 ~ 人件費 教育活動費等 ~ 施設整備等に係る支出 国 高等学校等就学支援金等 ( 約 3,900 億円 ) 高校生等奨学給付金 (1/3 国庫補助 ) ( 約 28 億円 ) H26 予算額 H26 予算額 ( 当初 ) SGH SSH SPH 等委託事業 国庫補助事業 ( 約 100 億円 ) 私立学校経常費助成費等補助 ( 高校 ) ( 一般補助 : 約 460 億円 ) その他 特別補助等あり 施設整備への各種補助等 ( 約 180 億円 ) 私立学校施設整備費補助金 ( 高校 ) ( 約 40 億円の内数 ) 都道府県 高等学校等奨学金事業 ( 貸与額約 400 億円 ) 高校生等奨学給付金 (2/3 負担 ) ( 約 84 億円 ) 都道府県支出 ( 約 2 兆 3,000 億円 ) ( 公立 ) 私学助成 ( 都道府県事業費 ( 一般補助 ): 約 3,300 億円 ) その他 都道府県事業費 ( 特別補助 ) 県独自の助成等あり 都道府県支出 ( 約 650 億円 ) ( 公立 ) 私学助成 ( 実施の有無及びその額は都道府県による ) 市町村 市町村支出 ( 約 1,700 億円 ) ( 公立 ) 市町村支出 ( 約 110 億円 ) ( 公立 ) 公財政支出約 3 兆円程度 貸与 返還 * 支給 高等学校約 5,000 校 ( 公立 :3,646 校私立 :1,320 校 ) 生 徒 授業料等納付 約 330 万人 ( 公立 : 約 230 万人私立 : 約 100 万人 ) 保護者負担分約 4,500 億円 施設整備等に係る支出 の金額( 私学助成は除く ) は 文部科学省平成 24 年度地方教育費調査 ( 平成 23 年度会計 ) の学校教育費のうち土地費及び建築費を合計した額 運営に係る支出 の金額( 私学助成は除く ) は 文部科学省平成 24 年度地方教育費調査 ( 平成 23 年度会計 ) の学校教育費のうち土地費 建築費以外の合計額 ( 資本的支出 債務償還費も含む ) 私学助成については 文科省調べ 数値は25 年度実績 公立の授業料は 一律 118,800 円に生徒数を掛け合わせた額 私立の授業料は 平成 25 年度私立高等学校等の生徒等納付金平均額 ( 文科省調べ ) の授業料 施設整備費等と私立に通う生徒数 (H25 学校基本調査 ) を掛け合わせた額 生徒への経済的支援 の各事業には 一部国立高校等分が含まれており また 学年進行の途中である ( 高校生等奨学給付金の金額は 平成 26 年度の1 学年のみを対象とした金額である ) 高等学校等就学支援金制度により 制度の対象となる生徒の授業料の全部又は一部については 国から都道府県に交付される * 高等学校等就学支援金は都道府県から高等学校 ( 法定代理受領 ) に直接支払われている 高等学校等奨学金事業の額は平成 25 年度実績 文部科学省調べ このほか卒業生 保護者等からの寄付もある 学校数及び生徒数については 平成 25 年度学校基本調査 ( 文部科学省 ) による数 生徒への経済的支援に関しては このほか税制上の優遇措置 ( 勤労学生控除 扶養控除等 ) も実質的に支援の機能を有している 18

20 教育費都道府県による貸与型奨学金授業(2) 高校生等への就学支援 高等学校等就学支援金制度 ( 新制度 ) 等高等学校等に在籍する生徒に対して 授業料に充てるため 高等学校等就学支援金を支給 ( 学校設置者が代理受領 ) することにより 教育費負担軽減を図る 新制度は平成 26 年度においては新 1 年生のみ対象 平成 26 年度予算額 3,922 億円 ( 平成 25 年度予算額 3,950 億円 ) 対象となる学校種は 国公私立の高等学校 中等教育学校 ( 後期課程 ) 特別支援学校( 高等部 ) 高等専門学校(1~3 年生 ) 専修学校高等課程 専修学校一般課程及び各種学校のうち国家資格養成課程 ( 中学校卒業者を入所資格とするもの ) を置くもの 各種学校のうち告示指定を受けた外国人学校 ( 海外の日本人学校等の高校生に対しても別途予算による同等の支援を行う (0.4 億円 )) 受給資格要件として所得制限を設け 年収約 910 万円 ( 市町村民税所得割額 304,200 円 ) 以上の世帯の生徒については 就学支援金を支給しないこととしている 私立高校等に通う低所得世帯の生徒については 授業料負担が大きいため 所得に応じて就学支援金を1.5~2.5 倍した額を上限として支給する 年収は両親のうちどちらか一方が働き 高校生 1 人 (16 歳以上 ) 中学生 1 人の 4 人世帯の目安 実際は [ ] で示した市町村民税所得割額 ( 両親の合算 ) で判 の他料237,600 円 1.5 倍 178,200 私立高校等のみ加算 ( 公立高校授業料 ) は H26 年度からの拡充部分 高校生等奨学給付金 家計急変への対応 約 3.4 億円 断 (1/2 国庫補助 ) ( 私立高校の授業料平均額 (H25)) 383,598 円 都道府県による授業料減免 就学支援金の加算拡充 ( 従来 新制度 ) 2.5 倍年収 250 万円未満世帯 2 倍 2.5 倍年収 250~350 万円世帯 1.5 倍 2 倍 297,000 円 2 倍年収 350~590 万円世帯加算なし 1.5 倍円そ118,800 円 就学支援金 (118,800 円 ) [0 円非課税 ] [51,300 円 ] [154,500 円 ] [304,200 円 ] 約 250 万 約 350 万 約 590 万 約 910 万 年収 ( 円 ) [ 市町村民税所得割額 ] 奨学のための給付金 ( 高校生等奨学給付金 ) 平成 26 年度予算額 28 億円 新規 授業料以外の教育費負担を軽減するため 低所得世帯の生徒に対して奨学のための給付金を創設し 都道府県に対して所要額を交付する (1/3 国庫補助 ) 生活保護受給世帯 ( 通信制に在学する者を除く ) 国公立 : 年額 32,300 円 / 私立 : 年額 52,600 円 修学旅行費相当額 第 1 子の高校生等がいる世帯国公立 : 年額 37,400 円 / 私立 : 年額 38,000 円 23 歳未満の扶養されている兄 姉と第 2 子以降の高校生等がいる世帯国公立 : 年額 129,700 円 / 私立 : 年額 138,000 円 教科書費 教材費 学用品費 通学用品費相当額 教科書費 教材費 学用品費 通学用品費 校外活動費 生徒会費 PTA 会費 入学用品費相当額 19

21 4. 大学 (1) 大学進学率の国際比較 オーストラリアアイスランドポーランドニュージーランドノルウェースロベニアデンマークアメリカ韓国イギリスフィンランドオランダポルトガルスロバキアチェコスウェーデンイスラエルハンガリーアイルランドオーストリアドイツスペイン日本イタリアチリスイスエストニアフランストルコギリシャメキシコベルギールクセンブルグOECD平均(2012 年 ) 20 ( 出典 )OECD 図表でみる教育 (2014 年版 ) グラフ緑色は日本以外の G7 諸国 大学型高等教育機関への進学率 (%) は 大学学部に初めて入学した者を年齢別に集計し 各年齢の入学者数を当該年齢人口で割った値を加算し 100 をかけて求めた値である 入学者数に留学生数 ( 当該年齢人口には含まれない ) が含まれるため 進学率は 100% を超えることがある 我が国の大学進学率は上昇してきたが OECD 平均を下回る

22 (2) 大学に係る財政措置と費用負担の仕組み 基盤的経費 学生への経済的支援運営支援施設 設備支援 競争的な環境の下での教育研究支援 奨学金 ( 日本学生支援機構 ) 事業規模 1.2 兆円 ( 国庫負担 920 億円 財投 8,600 億円 ) 貸与規模 無利子 : 約 45 万人有利子 : 約 96 万人 授業料等減免 (310 億円程度 ) 授業料等減免 (120 億円程度 ) 国立大学法人運営費交付金等 (1 兆 1,300 億円程度 ) 私立大学等経常費補助金 (3,200 億円程度 ) 施設整備 施設 設備補助金 (30 億円程度 ) 施設整備補助金 (900 億円程度 ) 文部科学省の競争的資金 (3,500 億円程度の内数 ) 国公私を通じた大学教育再生の戦略的推進 (470 億円程度 ) 授業料等減免 (90 億円程度 ) 地方交付税 一般財源 (1,700 億円程度 ) ( 公立大学 ) 貸与 返還 奨学金給付 公財政支出 約 2 兆円程度 大 学 ( 国立 :86 校 公立 :90 校 私立 :606 校 短期大学 359 校 ) 授業料納付約 3 兆 1000 億円程度 ( 国 3300 億円 公 860 億円 私 2 兆 5500 億円 短期大学 1500 億円 ) 学 生 ( 国立 ( 約 61 万人 ) 公立 ( 約 15 万人 ) 私立 ( 約 211 万人 ) 短期大学 ( 約 14 万人 )) 研究収益等 寄付 病院収入 診療報酬請求額約 2 兆 6000 億円程度 ( 国公私立大学病院 ( 分院含む )) 企業等 ( 共同 受託研究 ロイヤリティ等 ) 企業 卒業生等 注 ) 財政措置は平成 26 年度予算 ( 当初 ) をベースに算出 大学数 学生数 授業料納付額は 特段の記載がなければ平成 25 年度 ( 短期大学の授業料納付額は平成 24 年度 ) の数値 国立大学 私立大学の授業料等減免のうちそれぞれ 4 億円 50 億円は震災対応分 公立大学の授業料減免 (90 億円程度 ) のほか震災対応分として 3 億円 ( 短大含む実績額 ) 学生への経済的支援に関しては このほか税制上の優遇措置 ( 勤労学生控除 扶養控除等 ) も実質的に支援の機能を有している 診療報酬請求額は厚生労働省 医療費の動向 による平成 25 年度の額 研究収益等は文部科学省 大学等における産学連携等実施状況について による平成 24 年度の額 ( 共同研究全体 受託研究全体の研究費受入額 治験等の試験 調査費受入額 知財実施等収入額 ) 寄付金額については 1 つの法人が大学以外の学校種を設置している場合には 当該学校種に対する寄付金も含まれる点に留意 約 2,200 億円程度 約 2,000 億円程度 21

23 (3) 大学の財政構造イメージ ( 国立大学 ) 国立大学の財政構造イメージ 国 ( 運営費交付金収益 ) 約 1 兆 100 億円 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 国立大学運営費交付金予算額の推移 ( 単位 : 億円 ) 12,415 12,317 12,214 12,043 11,813 保護者 ( 学生納付金収益 ) 寄附金収益 競争的資金等 21 年度 22 年度 11,695 11,585 約 3,400 億円 約 5,500 億円 23 年度 11,528 自己収入等 ( 約 8,900 億円 ) 24 年度 25 年度 10,792 11,366 平成 24 年度財務諸表を元に作成 ( 附属病院収益を除く ) は保護者負担部分を示す 26 年度 11,123 上記には復興特別会計計上分は含まない ( 復興特別会計計上分 24 年度 :57 億円 25 年度 :11 億円 26 年度 :7 億円 ) 22 6

24 (4) 大学の財政構造イメージ ( 私立大学 ) 私立大学の財政構造イメージ 国 ( 私学助成等 ) 約 3480 億円 保護者 ( 授業料等 ) 約 2 兆 6320 億円 寄付金収入事業収入等 約 3,150 億円 ( 億円 ) 35,000 30,000 25,000 20,000 私立大学等における経常的経費と経常費補助金額の推移 経常的経費補助金補助割合 29.5 (%) , 自己収入等 ( 約 2 兆 9470 億円 ) 10,000 5, 日本私立学校振興 共済事業団 今日の私学財政 ( 平成 24 年度決算 ) の消費収支計算書の集計 (588 大学 ( 附属病院除く )) より作成 借入金等を含まない帰属収入の金額をもとに作成 は保護者負担部分を示す ( 年度 ) 23

25 (5) 国公私を通じた大学教育再生の戦略的推進 国公私共通の競争的な経費であり 競争的な環境の中で 大学の切磋琢磨を推進教育再生実行会議や中央教育審議会等で提言された政策課題に特化した誘導型の補助金であり 1 革新的 先導的な教育研究プログラムの開発 2 卓越した教育研究拠点の形成を促進 設置主体別ではなく 高等教育機関 ( 大学 短大 高等専門学校 ) として対応すべき課題や機動的 即効的に対応すべき課題を解決するためのもの 特に制度改正とセットのプログラムを積極的に構築 学長主導の改革を促進し 大学のガバナンス改革を加速するためのもの 採択大学の成果の波及を通じ 高等教育全体の活性化と質の向上 国公私立大学を通じた大学教育改革支援経費等の推移 自大学のみならず 他大学等へ多大な波及効果 GP 事業実施による効果 単位 : 億円 他大学の教育に関心を持つようになった 79.6% 800 他大学からの事例から学んだ 700 教員が効果を意識した教育を実施 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 75.5% 72.7% 教員間の交流が活発化 他部局の改革が促進された 60.7% 52.0% 多くの取組が補助期間終了後も継続 H21 財団法人大学基準協会調査 その他は H25 文部科学省調査の結果 事業終了後の継続率 95% 以上の取組が現在も継続 継続規模 60% 以上の取組が 補助期間中と同等以上の規模を維持 24

26 (6) 日本学生支援機構大学等奨学金事業の充実 区分無利子奨学金有利子奨学金 貸与人員 事業費 うち一般会計復興特会財政融資資金 貸与月額 貸与基準 27 年度採用者 学力 家計 返還方法 返還利率 平成 26 年度予算の概要 44 万 1 千人 (2 万 5 千人増 ) 他被災学生等分 1 万人 3,000 億円 (159 億円増 ) 他被災学生等分 68 億円 政府貸付金一般会計 :676 億円復興特会 : 68 億円 学生が選択 ( 私立大学自宅通学の場合 ) 3 万円 5.4 万円 高校成績が 3.5 以上 (1 年生 ) 大学成績が学部内において上位 1/3 以内 (2 年生以上 ) 853 万円以下 私大 4 人世帯 自宅 給与所得者の場合 300 万円以下 所得連動返還型 卒業後 20 年以内 卒業後一定の収入 ( 年収 300 万円 ) を得るまでは返 還期限を猶予 所得連動返還型 無利子 95 万 7 千人 (6 万人減 ) 8,677 億円 (393 億円減 ) 財政融資資金 8,596 億円 学生が選択 ( 大学等の場合 ) 3.5,8,10,12 万円 1 平均以上の成績の学生 2 特定の分野において特に優秀な能力を有すると認められる学生 3 学修意欲のある学生 1,169 万円以下 私大 4 人世帯 自宅 給与所得者の場合 卒業後 20 年以内 ( 元利均等返還 ) 上限 3%( 在学中は無利子 ) 学生が選択 ( 平成 26 年 3 月貸与終了者 ) 利率見直し方式 (5 年毎 ) 0.20% 利率固定方式 0.82% 平成 27 年度概算要求の概要 有利子から無利子へ の流れの加速 ( 無利子奨学金の拡充 ) 貸与基準を満たす希望者全員への貸与の実現を目指し 無利子奨学金の貸与人員を増員し 奨学金の 有利子から無利子へ の流れを加速 区分無利子奨学金有利子奨学金 貸与人員 事業費 47 万 1 千人 (3 万人増 ) 他被災学生等分 7 千人 うち新規貸与者の増員分 2 万人 3,196 億円 (197 億円増 ) 他被災学生等分 48 億円 より柔軟な 所得連動返還型奨学金制度 の導入に向けた対応の加速 奨学金の返還の負担を軽減し 返還者の状況に応じてきめ細やかに対応するため 所得の捕捉が容易となる社会保障 税番号制度 ( マイナンバー制度 ) の導入を前提に 返還月額が卒業後の所得に連動するより柔軟な 所得連動返還型奨学金制度 の導入に向けて 詳細な制度設計を進めるとともにシステムの開発 改修に着手する等の対応を加速 業績優秀者返還免除制度の改善充実 93 万 9 千人 (1 万 8 千人減 ) 8,650 億円 (27 億円減 ) 大学院の業績優秀者返還免除制度について 学生へのインセンティブを付与し 給付的効果を充実するため 博士課程学生の返還免除候補者を進学時に決定 25

27 5. 専修学校専修学校に係る財政措置と費用負担の仕組み 学生 生徒への経済的支援 ( 注 2) 委託事業等に係る支出施設整備等に係る支出 高等専修学校 専門学校 国 高等学校等修学支援金等 ( 約 3,900 億円 ) ( 注 1) H26 予算額 ( 注 1) 高校生等奨学給付金 (1/3 国庫補助 ) ( 約 28 億円 H26 予算額 奨学金 ( 日本学生支援機構 ) ( 事業規模約 1.2 兆円 ) ( 注 1) ( 国庫補助約 1100 億円, 財投約 9000 億円 ) H26 予算額 委託事業等 ( 約 28 億円 ) H26 予算額 施設整備補助金 ( 約 11 億円 ) H26 予算額 都道府県 ( 注 1) 高等学校等奨学金事業 ( 貸与額約 400 億円 ) ( 注 1) 高校生等奨学給付金 (2/3 負担 ) ( 約 84 億円 ) 授業料等減免 ( 約 28 億円 ) H24 予算額 都道府県支出 ( 約 100 億円 ) H25 予算額 貸与 返還 公財政支出 約 210 億円 ( 注 2) 卒業生保護者等 寄付 ( 私立 ) 約 100 億円 H24 実績額 貸与 返還 支給 学生 生徒約 66 万人 ( 専門学校 : 約 59 万人高等専修学校 : 約 4 万人 一般課程 : 約 3 万人 ) 専修学校約 3,200 校 ( 国立 : 約 10 校公立 : 約 200 校私立 : 約 3,000 校 ) ( 専門課程 : 約 2,800 課程高等課程 : 約 400 課程一般課程 : 約 200 課程 ) H25 学校基本調査 授業料等納付約 5,800 億円 ( 私立 ) H24 実績額 H25 学校基本調査 注 1 高等学校や大学等の学校種と金額が不可分であるため 他の学校種も含めた総額を記載している 注 2 高等学校等修学支援金対象者に占める高等専修学校の生徒が 約 1% と推計 注 3 学生の経済的支援に関しては このほか税制上の優遇措置 ( 勤労学生控除 扶養控除等 ) も実質的に支援の機能を有している 26

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