議会議案第○号

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1 議会議案第 11 号 返済不要の 給付型奨学金 の創設及び 無利子奨学金の拡充を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第 14 条の規定により提出します 加賀市議会議長 谷本直人様 提出者 加賀市議会議員林直史加賀市議会議員宮﨑護 上田朋和 髙辻伸行 乾浩人 今津和喜夫 辰川志郎 林茂信 稲垣清也 新後由紀子 中谷喜英 川下勉 田中金利

2 返済不要の 給付型奨学金 の創設及び無利子奨学金の拡充を求める意見書 現行の国の奨学金制度は 独立行政法人 日本学生支援機構を通じて学生に貸与し その返済金を次世代の奨学金の原資とする形で運営されている この奨学金制度は 国立大学 私立大学とも授業料が高止まりしていることなどが背景となって 利用者は 2016 年度大学生らの約 4 割にあたる 132 万人と増加傾向にある一方 非正規雇用などによって卒業後の収入が安定せず 奨学金の返済に悩む人が少なくない そのような中 政府は 6 月 2 日に閣議決定した ニッポン一億総活躍プラン において 返済不要の 給付型奨学金 の創設を検討することを盛り込んだ 現在 OECD に加盟する 34 か国のうち 給付型奨学金制度がないのは日本とアイスランドだけである よって政府においては 納税者である国民の理解も得つつ 学生が安心して勉学に励めるよう 返済不要の 給付型奨学金 の創設や無利子奨学金の拡充など具体的な経済支援策として 下記の事項について取り組むことを強く求める 記 1. 学ぶ意欲のある若者が経済的理由で進学を断念することがないよう 奨学金や授業料減免などの支援を拡充するとともに 貧困の連鎖を断ち切るため 2017 年度を目途に給付型奨学金を創設すること 2. 希望するすべての学生等への無利子奨学金の貸与をめざし 有利子から無利子へ の流れを加速するとともに 無利子奨学金の残存適格者を直ちに解消すること 3. 低所得世帯については 学力基準を撤廃し無利子奨学金を受けられるようにすること 4. 返還月額が所得に連動する新所得連動返還型奨学金制度については 制度設計を着実に進め 既卒者への適用も推進すること 併せて 現下の低金利環境を踏まえ 有利子奨学金の金利を引き下げること 以上 地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する 石川県加賀市議会

3 議会議案第 12 号 無年金者対策の推進を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第 14 条の規定により提出します 加賀市議会議長 谷本直人様 提出者 加賀市議会議員 林 直史 加賀市議会議員 田中金利 上田朋和 宮﨑 護 乾 浩人 髙辻伸行 辰川志郎 今津和喜夫 稲垣清也 林 茂信 中谷喜英 川下 勉

4 無年金者対策の推進を求める意見書 年金の受給資格期間の短縮は 無年金者対策の観点及び将来の無年金者の発生を抑制していく観点から 2012 年 2 月に閣議決定された 社会保障 税一体改革大綱 に明記されたものである 2007 年調査における 無年金見込者を含めた無年金者数は最大 118 万人で このうち 65 歳以上の無年金者は最大 42 万人と推計されている また 厚生労働省は 仮に受給資格期間を 10 年に短縮すれば 無年金者の約 4 割にあたる 17 万人が受給権を得る可能性があるとしている 諸外国における年金の受給資格期間に目を向けた場合 例えば アメリカ イギリスは 10 年 ドイツは 5 年 フランス及びスウェーデンは受給資格期間を設けないなど 日本は他国に比べ明らかに長いことが読み取れる 安倍総理は 本年 6 月 世界経済が減速するリスクを回避するとともに デフレから脱却し 経済の好循環を確実にするため 2017 年 4 月に予定していた消費税率 10% への引き上げを 2 年半再延期することを表明したが この無年金者対策については 本年 8 月に示された政府の 未来への投資を実現する経済対策 において その実施が明記されたところである よって政府においては 必要な財源の確保を含め 安心の社会保障の実現を図るため 早急に下記の事項について取り組むことを強く求める 記 1. 無年金者対策は喫緊の課題であることから 年金の受給資格期間を 25 年から 10 年に短縮する措置について 2017 年度中に確実に実施できるよう必要な体制整備を行うこと 2. 低年金者への福祉的な措置として最大月額 5,000 円 ( 年 6 万円 ) を支給する 年金生活者支援給付金 等については 財源を確保した上で できるだけ早期の実施をめざすこと 以上 地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する 石川県加賀市議会

5 議会議案第 13 号 有害鳥獣対策の推進を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第 14 条の規定により提出します 加賀市議会議長 谷本直人様 提出者 加賀市議会議員 今津和喜夫 加賀市議会議員 林 直史 上田朋和 宮﨑 護 乾 浩人 髙辻伸行 辰川志郎 林 茂信 稲垣清也 新後由紀子 中谷喜英 川下 勉 田中金利

6 有害鳥獣対策の推進を求める意見書 有害鳥獣については これまで対策を講じてきているが 地球温暖化による生息環境の変化 高齢化による狩猟者数の減少などにより 有害鳥獣の数は増加し 農作物に対する被害は 200 億円程度で推移している 有害鳥獣による被害により国内農業従事者が事業を継続する上において深刻な事態を招いている また 熊などの大型動物によって人が危害を加えられる事件なども頻発している 財産のみならず身体 生命を守るためには 生態系に配慮しながら 有害鳥獣を一定数駆除する必要があると考えられるものの 捕獲後の処理にかかる負担や駆除が追い付かないなど 様々な課題により 有害鳥獣の個体数削減に至っていない状況がある 有害鳥獣駆除の促進や負担軽減 処分後の利活用並びに地域資源への転化など 有害鳥獣対策の推進について 下記の項目について強く要望する 記 1. 有害鳥獣被害を低減させるため そして住民の生命を守るためにも 被害対策の中核となるコーディネーターを育成するとともに 必要な数の狩猟者 ( 鳥獣被害対策実施隊 ) を確保するため 鳥獣被害防止特措法の改正など さらなる措置を講ずること 2. 侵入防止 ( 電気 ) 柵施設における安全を確保するため さらなる指導を徹底すること 3. 有害鳥獣の行動様式を的確に把握し 個体数を管理するため ICT の積極的な活用を推進すること 4. 国内各地域に広域で利用できる有害鳥獣向け食肉処理施設を整備すること 5. ジビエとして積極的に活用し 六次産業化 を推進すること 以上 地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する 石川県加賀市議会

7 議会議案第 14 号 後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の 維持 継続を求める意見書 上記の議案を次のとおり会議規則第 14 条の規定により提出します 加賀市議会議長 谷本直人様 提出者 加賀市議会議員 新後由紀子 岩村正秀 林俊昭

8 後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の維持 継続を求める意見書 後期高齢者の保険料軽減特例は 制度の円滑な運営を図る観点から政令本則に規定された軽減に加えて導入され 平成 20 年度以降国の予算措置により継続されているものではあるが 8 年を経過し制度として既に定着している 国においては 平成 27 年 1 月 13 日に開催された社会保障制度改革推進本部において医療保険制度改革骨子が決定され 後期高齢者の保険料軽減特例 ( 予算措置 ) の見直し が盛り込まれた その中で 保険料軽減特例については 段階的に縮小 平成 29 年度から原則的に本則に戻す ことが示された 今回の保険料軽減特例の見直しは 低所得者における保険料負担の大幅な増加につながり 高齢者の最大の収入源である年金の引き下げや生活必需品の値上がりなどにより 後期高齢者を取り巻く環境が極めて厳しい状況であることを考え合わせると 保険料の軽減特例を継続することが必要である よって 国会及び政府においては 下記の施策の実施に必要な財政上の措置を講じられるよう強く求める 記 国においては 後期高齢者の保険料軽減特例措置の見直しを行わず 平成 29 年度以 降も継続実施すること 以上 地方自治法第 99 条の規定により意見書を提出する 石川県加賀市議会

意見書

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