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3 はじめに 写真 国は 男女共同参画社会基本法 に基づき 男 女共同参画社会の実現は 21 世紀のわが国を決定する最重要課題として位置づけ あらゆる分野で制度の見直しや改革 法的整備を進めております 西宮市では 平成 19(2007) 年に 男女がいきいきと躍動する男女共同参画社会の実現 を基本理念とし 総合的な施策を推進するため 西宮市男女共同参画プラン を策定しました プランは すべての人の人権が尊重され 性別に関わりなく市民一人ひとりが自立して能力を発揮できる社会の実現をめざしており 市民の皆様をはじめ 地域 企業 団体等の理解と協力を得ながら プランの推進を図ってまいりました このたび 西宮市男女共同参画プラン が計画期間の中間年度を迎えるにあたり より実行性を高めるために改定を行うとともに プランの一部として 西宮市 DV 対策基本計画 を策定しました 今後 本市の男女共同参画社会の実現が着実に推進されるよう 市民の皆様に一層のご理解とご協力をお願いします 最後に プラン改定にあたり 熱心に議論いただいた西宮市男女共同参画懇話会の皆様をはじめ 貴重なご意見をお寄せいただいた市民の皆様に心から感謝申し上げます 平成 24(201 2) 年 3 月

4 目次西宮市男女共同参画プラン 第 1 章 計画の見直しにあたって 1. 計画の見直しの趣旨 2 2. 計画策定後の動き (1) 世界の動き 4 (2) 国 県等の取り組み 4 (3) 本市の取り組み 5 (4) 本市の男女を取り巻く状況 5 3. 計画の進捗状況 6 第 2 章 計画の見直しの基本的な考え方 1. 基本理念及び基本的視点 基本目標と重点施策 計画の位置づけ 計画の期間 指標の設定 15 第 3 章 計画の内容 計画の体系表 18 基本目標 Ⅰ あらゆる分野への男女共同参画の促進 主要課題 1 政策 方針決定の場への女性の参画拡大 20 主要課題 2 地域における男女共同参画の促進 23 主要課題 3 多文化共生と国際理解の推進 26 基本目標 Ⅱ 男女共同参画社会を実現する基盤づくり 主要課題 1 男女共同参画社会を実現するための意識改革 28 主要課題 2 学術分野及び生涯学習における男女共同参画の推進 30 主要課題 3 男女共同参画の視点に立った学校教育の推進 32 主要課題 4 男性 子どもにとっての男女共同参画 34 基本目標 Ⅲ 就労における男女平等の推進と環境の整備 主要課題 1 雇用における男女平等の促進 37 主要課題 2 男女の仕事と生活の調和 41 基本目標 Ⅳ 人権の尊重と健やかな暮らしのための環境整備 主要課題 1 人権が尊重される社会づくりのための意識啓発 44 主要課題 2 女性に対するあらゆる暴力の根絶 46 主要課題 3 生涯にわたる健康支援 48 基本目標 Ⅴ 安全 安心に暮らせる男女共同のまちづくり 主要課題 1 高齢者 障害のある人が安心して暮らせるための環境整備 51 主要課題 2 貧困など生活上の困難に直面する男女への支援 54 主要課題 3 防災 災害復興における男女共同参画の推進 56 第 4 章 推進体制 1 計画を推進する体制 58 2 拠点の充実 58 3 計画の進捗状況の点検と評価 59 4 市民及び事業者との連携と協力 59 プラン図中の n 値は 調査対象者数を表します

5 . 西宮市 DV 対策基本計画第 1 章基本的な考え方 1. 計画策定の趣旨 計画策定の背景 64 (1) 国 県 西宮市のこれまでの動き 1 国の動き 64 2 県の動き 65 3 西宮市の動き 65 (2) 国 県 西宮市の現状 1 国 県の現状 65 2 西宮市の現状 計画の位置づけ及び性格 計画の期間及び見直し 基本目標と重点施策 計画の評価 71 第 2 章 計画の内容 計画の体系表 74 基本目標 Ⅰ 相談機能の充実 主要課題 1 相談窓口の充実 76 主要課題 2 保健 医療関係者による早期発見 通報 78 主要課題 3 福祉関係者及び市民による早期発見 通報 80 基本目標 Ⅱ 被害者の安全確保 主要課題 1 緊急時の安全確保と一時保護までの支援 81 主要課題 2 警察と連携した被害者の支援 82 主要課題 3 被害者に係る情報の保護 83 基本目標 Ⅲ 自立支援 主要課題 1 DV 被害者の手続きの負担軽減 84 主要課題 2 心身の回復に向けた支援 85 主要課題 3 生活の支援 86 主要課題 4 就労の支援 87 主要課題 5 住宅の支援 88 主要課題 6 子どもへの支援 89 基本目標 Ⅳ 支援者の資質向上 主要課題 1 DV 被害者支援に向けた職員の資質向上 苦情への対応 90 基本目標 Ⅴ DV 防止に向けた啓発 教育 主要課題 1 市民に対するDV 防止の啓発 91 主要課題 2 若年層に対するDV 防止の啓発とDV 予防教育 93 主要課題 3 DV 予防教育に向けた教職員への啓発 94 第 3 章 推進体制 1. 計画を推進する体制 計画の進捗状況の点検と評価 96 附表 西宮市男女共同参画プラン DV 対策基本計画 推進事業一覧 98 西宮市のDVに関する相談窓口一覧 110 資料 男女共同参画に関する主な動き 112 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) の策定経過 116

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7 第 1 章 計画の見直しにあたって 1. 計画見直しの趣旨 2. 計画見直しの必要性 (1) 世界の動き (2) 国 県等の取り組み (3) 本市の取り組み (4) 本市の男女を取り巻く状況 3. 計画の進捗状況

8 第 1 章 計画の見直しにあたって 1. 計画の見直しの趣旨 平成 11(199) 年に制定された 男女共同参画社会基本法 には 人権を尊重しつつ責任も分かち合い 性別に関わりなくその個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は 21 世紀のわが国の最重要課題と位置づけられており 少子高齢化の進展 経済活動の成熟化など社会情勢の急速な変化に対応する上で緊急の課題とされました 基本法制定から 10 年を経ましたが 日本の女性の現状は 平成 22(2010) 年に国連開発計画 (U NDP) が発表した 人間開発報告書 によると 人間開発指数 (HDI ) では 169 カ国中 11 位となっていますが 男女間の格差を数値化した ジェンダー ギャップ指数 (GGI 2 ) は 134 カ国中 94 位です とくに政治 経済分野おける男女の格差が顕著であり 意思決定の場への女性の参画の推進に向けた施策が必要であることがわかります 平成 22(2010) 年 12 月 閣議決定された 第 3 次男女共同参画基本計画 では 第一分野政策 方針決定過程への女性の参画の拡大 を掲げるとともに 新たに 男性 子どもにとっての男女共同参画の推進 貧困などの生活上の困難に直面する男女への支援 地域 防災 環境その他の分野における男女共同参画の推進 が追加され 15 の重点分野で構成されています 本市においては 平成 9(1997) 年度 西宮市新女性プラン 平成 19(2007) 年 西宮市男女共同参画プラン を策定し 男女共同参画社会の実現に向けて総合的に施策を推進してきました 現計画である 西宮市男女共同参画プラン の期間は 10 年 ( 平成 19(2007) 年 ~ 平成 28(2016)) 年としていますが 社会 経済の変化や各種法令及び制度の改正等を踏まえて 目標数値を 5 年目に設定し 必要に応じて見直しを行う と定めていることから このたび中間見直しを行うものです 見直しにあたり実施した 男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 23 (2011) 年 ) の結果からは 男女共同参画社会の実現には多くの課題が残されていることが明らかになりました 市民意識調査の結果及び国の動向等を踏まえ 新たな課題にも対応できる 効果的な施策展開をめざします HDI 人間開発指数 (Human Development Index) 国連開発計画 (UNDP) による指数で 長寿を全うできる健康的な生活, 教育 及び 人間らしい生活 という人間開発の 3 つの側面を測定したもの 具体的には, 平均寿命, 教育水準 ( 成人識字率と就学率 ), 調整済み一人当たり国内総生産を用いて算出している 2 GGI ジェンダー ギャップ指数 (Gender Gap Index) 世界経済フォーラムが 各国内の男女間の格差を数値化しランク付けしたもので 経済分野 教育分野 政治分野及び保健分野のデータから算出され 0 が完全不平等 1 が完全平等を意味している GEM が 国の開発レベルの影響を受け 必ずしも男女間格差を示せないことに比べ 性別による格差を明らかにできる 2

9 表 HDI( 人間開発指数 ) GGI( ジェンダー ギャップ指数 ) 順位 国名 HDI 値 順位 国名 GGI 値 1 ノルウェー アイスランド オーストラリア ノルウェー ニュージーランド フィンランド 米国 スウェーデン アイルランド ニュージーランド リヒテンシュタイン アイルランド オランダ デンマーク カナダ レソト スウェーデン フィリピン ドイツ スイス 日本 スペイン 韓国 南アフリカ共和国 スイス ドイツ フランス ベルギー イスラエル 英国 フィンランド スリランカ アイスランド オランダ ベルギー ラトビア共和国 デンマーク 米国 スペイン カナダ 香港 トリニダード トバゴ ギリシャ モザンビーク イタリア オーストラリア ルクセンブルグ キューバ オーストリア ナミビア 英国 ルクセンブルグ シンガポール モンゴル チェコ共和国 コスタリカ スロベニア アルゼンチン アンドラ ニカラグア スロバキア バルバドス アラブ首長国連邦 ポルトガル マルタ ウガンダ エストニア モルドバ キプロス共和国 リトアニア ハンガリー バハマ ブルネイ オーストリア カタール ガイアナ バーレーン パナマ ポルトガル エクアドル ポーランド カザフスタン バルバドス スロベニア バハマ ポーランド リトアニア ジャマイカ チリ ロシア アルゼンチン フランス クウェート エストニア ラトビア共和国 チリ モンテネグロ マケドニア ルーマニア ブルガリア クロアチア キルギス共和国 ウルグアイ イスラエル リビア クロアチア パナマ ホンジュラス サウジアラビア コロンビア メキシコ シンガポール マレーシア タイ ブルガリア ギリシャ トリニダード トバゴ セルビア 日本 内閣府平成 23 年度男女共同参画白書 3

10 2. 計画策定後の動き (1) 世界の動き国は 国連をはじめとする国際的な女性の地位向上に係る動きと連動してきました 女性差別撤廃条約 の締約国はその履行状況を報告する義務があり 第 3 次男女共同参画基本計画 は 平成 21(2009) 年第 6 回報告審議における履行状況に対する最終見解を踏まえており 緊急に実施すべき 2 年以内のフォローアップ項目 ( 民法改正及び女性の参画拡大のための暫定的特別措置 ) も含め 勧告された事項に適切に対処する としています 女性の参画拡大のための暫定的特別措置 に関して ベルギー オランダにおいて上場企業と公的機関に一定以上の女性役員登用を義務付ける法律が相次いで成立しました それを受けて EU は平成 23(2011) 年 役員の 3~4 割を女性に割り当てる内容の法案の検討に入りました 国連の大きな動きとしては 平成 23(2011) 年 ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関 (UNWomen) が発足したことが挙げられます UNWomen は 既存のジェンダー関連 4 機関 ジェンダー問題事務総長特別顧問室 (OSAGI) 女性の地位向上部 (DAW) 国連婦人開発基金(UNIFEM) 国際婦人調査訓練研修所(INSTRAW) が より大きな効果を目的に統合され ビジョンに 男性と女性が平等な機会と能力を持ち 開発 平和 安全に関する課題において ジェンダー平等の原則が根付くこと をうたっています 41 カ国からなる執行理事会が設置され 日本は初代執行理事国に選出されました (2) 国 県等の取り組み国の主な取り組みとしては 平成 19(2007) 年度 男女雇用機会均等法 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律 ( 以下 DV 防止法 ) パートタイム労働法 改正 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) 憲章 及び 仕事と生活の調和推進のための行動指針 策定 平成 20(208) 年度 女性の参画加速プログラム 策定 次世代育成支援対策推進法 改正 平成 21(2009) 年度 育児 介護休業法 改正が挙げられます 第 3 次男女共同参画基本計画 における喫緊の課題として 1. 分野や実施主体の特性等に応じた実効性のある積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) 2. より多様な生き方を可能にする社会システムの実現 3. 雇用 セーフティネットの構築 4. 推進体制の強化 では 地方公共団体や民間団体等における取組への支援を行い 関係機関がそれぞれの機能を十分に発揮するとともに 有機的に連携して取り組むことが必要である と掲げています 兵庫県においては 平成 18(2006) 年には 兵庫県男女共同参画計画 ( ひょうご男女共同参画プラン 21) の 後期実施計画 兵庫県配偶者等からの暴力 ( DV) 対策基本計画 が策定されました また平成 22( 2010) 年度には 新ひょうご男女共同参画プラン 21 が策定されました 4

11 (3) 本市の取り組み現計画に基づき 男女共同参画推進会議とその下部組織である専門部会を中心にあらゆる施策に対して男女共同参画の視点を取り入れ 掲げた目標数値の達成に取り組んできました また 男女共同参画施策の拠点施設である 男女共同参画センターウェーブ は 平成 22(2010) 年に開館 10 周年を迎えました センターにおいては 講座 講演会等の開催 図書や関係機関の資料の収集 提供 情報誌発行 女性のための相談 市民との共同 連携 活動支援など 男女共同参画社会の実現に向けたさまざまな事業を展開してきました (4) 本市の男女を取り巻く状況 男女の地位に関する意識について 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) によると 男は仕事 女は家庭 といった考え方に 賛同しない どちらかといえば賛同しない を合わせた否定派は女性 57.5% 男性 46% と 依然性別による固定的役割分担意識は根強いことがわかります 平成 9(1997) 年度に行った同様の調査 否定派女性 57.3% 男性 43.1% と比較しても増加はわずかであることから 一層 男女共同参画社会の実現に向けた施策の重要性が明らかになりました また 男女の平等感に対して 平等 やや平等 と回答している割合が 6~7 割の高い分野は 学校( 教育の場 ) 家庭生活 地域活動 一方割合が 3~4 割の低い分野は 社会通念やしきたり等 政治 経済 となっています 固定的性別役割分担による不平等感は 分野により 大きく異なっていることがわかります 本市の人口 家族形態について 人口は 阪神 淡路大震災時に落ち込みましたが 復興に伴い急速に増加しました 特に出生数 は増加しており 平成 22(2010 ) 年 10 月 1 日現在 15 歳未満の人口は 15.0% と 全国の 13.2% よ り若干上回っています 一方 総人口に占める 65 歳以上の割合を示す高齢化率は 19.1% と 全国の 23.1 % より低くなっています しかし前回の国勢調査の 16.8% と比較するとその割合は高くなって おり 確実に高齢化が進んでいるといえます 家族形態については 人口増加に伴い世帯数も増加していますが 世帯人数は 前回の国勢調査 では 2.41 人 今回は 2.38 人と やや減少し 世帯の小規模化が進んでいます 就業状況について 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) によ ると 30 代女性の 現在職業を持っていない理由 は 家事 育児 介護に手がかかるから 67.6% と最も多く占めています すぐにでも職業を持ちたい いずれは職業を持ちたい を合わせると 5

12 85.9 % が回答しており 30 代無職の女性の多くが就職を希望していることがわかります 西宮市労働実態基本調査 ( 平成 22(2010) 年度 / 対象 : 市内の民営事業所 ) によれば 従業 者数は 女性と男性はほぼ同数ではあるものの 非正社員比率は女性 75.4% 男性 44.3% となって います 平成 19(207) 年度の同様の調査では 非正社員比率は女性 66.0% 男性 31.4% で 平成 22(2010) 年度の方が 男女ともに非正社員比率が高くなっており 厳しい経済状況が反映されて います また 男性の育児休業取得率は 0.5% から 2.5% に上昇したものの 女性の取得率は 97.2% から 65.7% に大幅に低下しました 仕事と家庭の両立について 西宮市男女共同参画に関する西宮市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) によれば 家事の分担割合について 女性の 30.8% 既婚女性においては 37.7% が 多すぎる と回答しています 男性の家庭生活への関わりや地域活動への参加を進めるために必要なこと として 男女ともに 仕事と家庭の両立を支援する体制を整備する 57.1% 身近なところで情報を提供する 36.7% 労働時間を短くして余暇を増やす 35.6% が上位に挙がっています 安心安全のまちづくりについて本市は阪神 淡路大震災の経験を通し 被災者に高齢女性が多いこと 被災時には家庭的責任が女性に集中すること 支援する側に女性の参画が少ないために男女のニーズのちがいを把握した支援ができないことがわかりました さらに東日本大震災の発生により 改めて防災 災害復興分野への女性の参画が重要であると認識されました しかし 西宮市防災会議 29 人中 女性の委員は 3 人と 防災 災害復興分野の政策 方針決定過程に関わる女性の数が少ない状況にあることなどから 阪神 淡路大震災の経験が活かされているとはいえず 今後積極的に取り組むべき課題のひとつです 3. 計画の進捗状況 現計画に掲げた平成 23(2011) 年度までの目標数値を上回った項目は 市の事務職員の係長級以上にしめる女性の割合 目標 12% に対し 16.9% 男女の地位 で男女が対等であると感じると答えた割合 では 家庭生活 目標 40% に対し 63.5% 職場 目標 15% に対し 43.1% 学校 目標 60% に対し 74.1% 地域活動 目標 45% に対し 62% となっています ファミリーサポートセンター登録会員数 目標 300 人に対し 3405 人が挙げられます 保育所待機児童の解消 目標 0 人については 一旦は目標数値に近づきましたが 保育需要の 6

13 伸びにより 再び目標数値から遠のく結果になりました また 目標達成が難しい項目としては 政策や方針決定の場への参画を計る 審議会等への女性の登用率 目標 35% に対し 28.1%( 平成 22(2010) 年度 ) 男女共同参画の進捗状況を計る指標である 男は仕事 女は家庭 という考え方に ( どちらかといえば ) 同感 ( 賛同 ) しないと答えた割合 目標 60% に対し 52.3%( 平成 22(2010) 年度 ) が挙げられます 身の回りで人権が尊重されていると思う と答えた割合 は 17.8%( 平成 19(2007) 年度 ) と 目標 60% にはるかに及ばず これらの意識啓発に関する施策は 今後引き続き行っていく必要があります 計画を具体的かつ年次を追って推進するため 毎年 推進状況調査 と 推進状況調査報告書 を作成し 推進会議の 連絡調整会議 に諮り 現場サイドの実情を掌握しながら検証を行い 検証結果を 懇話会 に報告し 計画の進捗状況を評価しており 今後もこの手続きにより プランの進捗状況の点検と評価を行っていきます 7

14 前期計画の目標達成状況 基本目標 事業コード 項 目 基準年数値 H17 数値推移 H18 H19 H20 H21 H22 目標数値 H23 基準年から目標数値への達成状況 Ⅰ 男は仕事 女は家庭 と言う考え方に ( どちらかといえば ) 賛同しない と答えた 56.3% % 割合 ( 平成 16 年 (2004 年 ) 市民意識調査 ) 家庭生活 27.2% 30.5 (63.5) % 男女の地位 で男女が対等であると感じる と答えた割合 平成 16 年 (2004 年 ) 市民意識調査 ) 職場 11.4% 21.8 (43.1) % 学校 56.4% 61.4 (74.1) % 地域活動 39.4% 45.7 (62.0) % 男女共同参画に関する地域等への出前講座 の実施回数 0 回 % 男女共同参画センターのホームページ ア クセス件数 ( 年間 ) 71,466 件 57,318 73,743 84,824 92, , , % 男女共同参画センターで実施した講座修了 生によるグループの結成数 5 グループ % Ⅱ 審議会等への女性の登用率 25.1% % 市の事務職の係長級以上にしめる女性の割 合 10.4% % 社会活動における女性リーダー養成講座の 開催回数 0 回 % Ⅲ 再就職支援のための講座出席人数 61 人 % 女性のパワーアップ講座への参加者数 187 人 % シルバー人材センター登録会員の女性比率 29.7% % Ⅳ 身の回りで人権が尊重されている と思う と答えた割合 ( 平成 15 年 (2003 年度 ) 市民意識調査 ) ドメスティック バイオレンス防止のための講座の開催回数 12.5% % 1 回 % セクシュアル ハラスメント防止のための 回 % 講座の開催回数 Ⅴ ファミリーサポートセンター登録会員数 1,991 人 2,314 2,45 2,870 3,194 3,405 3, % 保育所待機児童の解消 94 人 % 男女共同参画センターにおける男性向け講 人 % 座の参加者数 地域に根ざしたエコ活動を行うエココミュ 団体 % ニティ会議設立数 環境計画推進パートナーシップ会議委員の % % 女性比率 事業コード の () で表示した H22 数値は 男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 のもので 回答の選択肢が表中の意識調査と同じではありません 8

15 第 2 章 計画の見直しの基本的な考え方 1. 基本理念及び基本的視点 2. 基本目標と重点施策 3. 計画の位置づけ 4. 計画の期間 5. 指標の設定

16 第 2 章 計画の見直しの基本的な考え方 1. 基本理念及び基本的視点 男女共同参画社会とは 男女が対等なパートナーとして社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が保障されるとともに 性別にとらわれることなく 政治的 経済的 社会的及び文化的利益を受けることができ かつともに責任を分かち合える社会を指しています すべての人の人権が尊重される男女共同参画社会をめざしたまちづくりを推進していくため 男女がいきいきと躍動する男女共同参画社会の実現 を基本理念とします また 本プランは次の項目を基本的視点とし 施策を推進していきます 男女の人権の尊重あらゆる分野での男女共同参画の推進エンパワーメントの促進仕事と家庭 地域生活の両立 図 計画の概念図 < 基本理念 > 男女がいきいきと躍動する男女共同参画社会の実現 < 基本的視点 > 男女の人権の尊重 あらゆる分野での男女共同参画の推進 < 基本目標 > Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ あらゆる分野への男女共同参画の促進男女共同参画社会を実現する基盤づくり就労における男女平等の推進と環境の整備人権の尊重と健やかな暮らしのための環境整備安全 安心に暮らせる男女共同のまちづくり < 基本的視点 > エンパワーメントの促進 仕事と家庭 地域生活の両立 10

17 2. 基本目標と重点施策 基本理念を達成するため 次の 5つの基本目標と重点施策を定めています なお このたびの中間見直しでは 構成や基本理念 基本的視点などについては見直しの対象としていませんが 基本目標については 施策の方向性や具体的な施策とのつながり 実効性を鑑みて 配置と文言の修正を行いました Ⅰ あらゆる分野への男女共同参画社会の促進 男女が対等な構成員として個性と能力を発揮し 社会のあらゆる分野に参画することができる男女共同参画社会を形成するため 政策 方針決定の場への女性の参画を促進していきます そのため 女性が潜在的に持っている自らの意識と能力を高め 幅広い分野で活躍できるよう支援します 特に 自治会等の地域活動においては 女性の企画 運営への参画や指導的役割を担う女性の人材育成を推進します 地域のさまざまな分野で自主的に活動している市民団体やNPO 等へ男女共同参画の視点にたった支援を行います また 国際的な視野を広げ 国際交流を促進するとともに 外国人市民にとっても暮らしやすいまちをめざし 男女共同参画推進の取り組みを進めていきます < 重点施策 > 施策コード施策の方向具体的な施策 施策 方針決定過程への女性の参画促進社会活動における女性リーダーの育成 3 審議会等への女性の参画拡大 3 地域活動 ボランティア活動等での女性リーダーの育成 Ⅱ 男女共同参画を実現する基盤づくり 性別に関わりなく個性と能力を発揮できる社会の実現のため 固定的な性別役割分担意識に基づく社会の慣習 慣行を見直し 男女共同参画に関する意識の啓発を図っていきます また 男女共同参画の視点に立った学校 家庭 地域における教育を推進し 女性だけでなく男性や子どもを含めた全ての市民の取り組みによって 男女共同参画社会の実現をめざします < 重点施策 > 施策コード施策の方向具体的な施策 男女共同参画の視点に立った社会制度 慣行の見直し男女共同参画の意識形成に向けた広報 啓発活動 2 学校 家庭 地域等あらゆる分野における慣行見直しに向けた啓発 5 男女共同参画に関する啓発事業の実施 11

18 男女共同参画の視点に立った生涯学習の推進男性に向けた男女共同参画の意識啓発 1 ライフステージに応じた学習機会の充実 3 男性の地域生活や家庭生活への参画促進 242 子育て環境の整備 3 子育て支援施策の充実 Ⅲ 就労における男女平等の推進と環境の整備 生活の経済的基盤を確保するには 性別に関係なく だれもが対等に働くことのできる職場環境の整備が必要です 男女の均等な雇用機会と待遇が保障されるよう 男女雇用機会均等法 や積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) の周知に努めます また 育児や介護等を担いながら仕事が継続できる情報の提供を行います さらに 女性の再就職 起業等へのチャレンジに向けての支援を行います 事業主等に対し 非正規労働者等の適正な労働条件確保のため法律や制度について啓発を行います < 重点施策 > 施策コード施策の方向具体的な施策 職場における男女平等の推進仕事と生活の調和に向けた環境整備 1 労働条件等の相談の実施 4 女性の就労支援に向けた関係機関との連携 Ⅳ 人権の尊重と健やかな暮らしのための環境整備 だれもが性別 年齢 国籍等により差別的な扱いを受けず 人権が尊重され 健やかな暮らしができる社会の実現に向けて環境整備を推進します 特に配偶者からの暴力 ( ドメスティック バイオレンス 以下 DV ) については 西宮市 D V 対策基本計画 を本計画の別冊の形式で策定し 重点施策 施策の方向 具体的な施策についても掲げます また 男女がお互いに身体的な特質を十分理解し合い 自分の体についての正確な知識を持ち 生涯を通じて健康に過ごせるように 自主的に健康管理を行えるよう支援します < 重点施策 > 施策コード施策の方向具体的な施策 421 女性に対するあらゆる暴力をなくす意識づくりの推進 1 女性に対する暴力根絶のための広報 啓発 12

19 DV 防止と被害者支援に関する施策の推進健康を脅かす問題についての対策の推進 1 西宮市 DV 対策基本計画の策定 3 自殺予防対策の推進 Ⅴ 安全 安心に暮らせる男女共同のまちづくり 高齢者 障害のある人 ひとり親家庭やその家族が 自立して安全 安心に暮らすためには 介護サービスや生活支援及び地域のネットワークの充実とともに 生活を支える安定した就業の確保が不可欠です そのための支援を推進します また 地域のさまざまな課題や防災 復興に関する取り組みは 男女共同参画の視点に立ち 市民と連携し 恒常的に取り組むことが重要です 図 行政が取り組むべき施策 (3 つまで選択 ) 法律や制度の面で見直しを行う 国 地方公共団体の審議会委員や管理職など 政策決定の場に女性を積極的に登用する 民間企業 団体等の管理職に女性の登用が進むよう支援する 女性や男性の 生き方や仕事と家庭の両立などに関する相談の場を提供する 女性や男性の 就労や雇用について支援する 従来 女性が少なかった分野 ( 医師 弁護士 研究者等 ) への女性の進出を支援する 保育の施設 サービスや 高齢者や病人の施設や介護サービスを充実する 男女の平等と相互の理解や協力について学習機会を充実する 労働時間の短縮や在宅勤務の普及など男女共に働き方の見直しを進める 子育てや介護中であっても仕事が続けられるよう支援する 子育てや介護等でいったん仕事を辞めた人の再就職を支援する 男女の平等と相互の理解や協力について広報 PR する その他 女性 (n=897) 男性 (n=524) 特にない 不明 無回答 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 13

20 < 重点施策 > 施策コード施策の方向具体的な施策 高齢者 障害のある人が安全 安心に暮らせるための条件整備 自立をめざす支援施策の充実 安定した雇用 就労に向けた支援施策の充実 3 高齢者 障害のある人が地域で自立生活するための支援 1 ひとり親家庭支援の充実 2 雇用における関係機関との連携促進 3. 計画の位置づけ 本計画の策定にあたっては 国の 第 3 次男女共同参画基本計画 及び県の ひょうご男女共同参画プラン 21 などを踏まえるとともに 第 4 次西宮市総合計画 を上位計画として 関連の個別計画と連携を図りながら 市の各分野の施策を男女共同参画の視点で横断的にとらえます 4. 計画の期間 平成 19(2007) 年度から平成 28(2016) 年度までを期間としていますが このたびの中間見直し により 計画期間は平成 ) (2年度から平成 28(2016) 年度までとします なお この計画は 西宮市総合計画 の部門別計画としての性格を持つため 具体的な事業の遂 行は 総合計画との整合性を図りながら進めていきます 平成 11(199) 年度 平成 21 年度 (2 09 年度 ) 平成 30(2018) 年度 第 3 次西宮市総合計画 第 4 次西宮市総合計画 新女性プラン 男女共同参画プラン 中間見直し 平成 9(1997) 年度 平成 19(2007) 年度 平成 24(2012) 年度 平成 28(2016) 年度 14

21 5. 指標の設定 基本目標 Ⅰ 項 目 目標数値 ( ) 現状数値または方向 (22 年度 ) (28 年度 ) 審議会等への女性の登用率 28.1% 40.0% 目標数値の説明 第 4 次西宮市総合計画の数値を採用した ( 国の審議会委員の H32 までの目標数値 (40% 以上 60% 以下 ) も参考にした ) 係長級以上 ( 事務職のみ ) 16.9% 20.0% 今後 5 年間に昇任する職員の 市職員管理職にしめる女性の割合 課長級以上 ( 公立学校の校長 教頭 幼稚園長を除く全職種 ) 8.1% 10.0% うち女性の割合が 係長の場合 3 割 課長の場合が 2 割と仮定した場合の割合の数値とした Ⅱ 男は仕事 女は家庭 と言う考え方に ( どちらかといえば ) 賛同しない と答えた割合 52.3% 60.0% 現状数値に伸び率と 近隣市の最近の意識調査の結果等を ( 平成 22(2010) 年度男女共同参画に関する 勘案し設定した 市民意識調査及び事業所意識調査 ) 家庭生活 63.5% 75.0% 男女の地位 で男女が平等 ( やや平等 ) であると感じる と答えた割合 ( 家庭生活 職場 学校 地域活動 ) ( 平成 22(2010) 年度男女共同参画に関する 市民意識調査及び事業所意識調査 ) 職場 43.1% 55.0% 学校 74.1% 80.0% 過去 5 年間の伸び率を勘案して数値を設定した 地域活動 62.0% 75.0% 男女共同参画センターで実施した講座修了生によるグループの結成数 9 グループ 15 グループ 過去 5 年間の伸び率を勘案し て数値を設定した 男女共同参画センターの登録グループ数 43 グループ 60 グループ 過去 5 年間の伸び率を勘案し て数値を設定した 西宮市にある 6 行政区域のう 男女共同参画に関する地域等への出前講座の実施回数 3 回 / 年 5 回 / 年 ち センター所在地域を除いた 5 地区への出前講座を行う こととして数値を設定した 15

22 基本目標 Ⅲ Ⅳ 項 目 現状数値 (22 年度 ) 目標数値 または方向 (28 年度 ) ( ) 女性のパワーアップ講座への参加者数 187 人 30 人 市内事業所の男性育児休業取得率 2.5% 13% 身の回りで人権が尊重されていると思う と答えた割合 ( 平成 19(2007) 年度西宮市民意識調査 ) 17.8% 50.0% 目標数値の説明 女性のパワーアップ講座開催回数を 10 回 各講座の定員を 30 人として算出した 国の第 3 次男女共同参画基本計画の成果目標値を採用した 近隣市における目標数値を参考に設定した Ⅴ 女性に対する暴力の防止に関する講座 研修の開催回数 男女共同参画センターの講座における男性の参加者数 ファミリーサポートセンター登録会員数 4 回 / 年 6 回 / 年 389 人 60 人 3,40 5 人 4,80 0 人 これまでの開催実績と必要性から算出した 男性が参加できる講座の年間開催回数を 40 回 各講座の平均定員 30 人の半数が男性参加者であることをめざして算出した 過去 5 年間の伸び率を勘案して数値を設定した 保育所待機児童の解消 310 人 0 人 西宮市保育所待機児童解消 計画 に掲げている数値を採 用した 環境計画推進パートナーシップ会議委員の女性比率 自殺対策講演会 研修 及び 精神保健福祉に関する講座 の開催回数 25.0% 40.0% 26 回 / 年 35 回 / 年 審議会等への女性の登用率 40% を採用した 過去 5 年間の平均開催回数を採用した 西宮市男女共同参画プラン 計画の期間は 平成 19 年度 (2007 年度 )~ 平成 28 年度 (2016 年度 ) までの 10 年間ですが 各分野の取組みの推進力となるよう 計画の中間年度に指標の設定及び数値の見直しを行いました 計画後期の初年度を平成 24 年度とし 数値の目標年度を平成 28 年度 (2016 年度 ) とします 16

23 第 3 章 計画の内容 計画の体系表 基本目標 Ⅰ あらゆる分野への男女共同参画の促進 基本目標 Ⅱ 男女共同参画社会を実現する基盤づくり 基本目標 Ⅲ 就労における男女平等の推進と環境の整備 基本目標 Ⅳ 人権の尊重と健やかな暮らしのための環境整備 基本目標 Ⅴ 安全 安心に暮らせる男女共同のまちづくり

24 男女がいきいきと躍動する男女共同参画社会の実現z 第 3 章計画の内容 計画の体系表 主要課題 基本理念 基本目標 1 政策 方針決定の場への女性の参画 拡大 Ⅰ あらゆる分野への男女 共同参画の促進 2 地域における男女共同参画の促進 Ⅱ 男女共同参画社会を実現する基盤づくり Ⅲ 就労における男女平等の推進と環境の整備 Ⅳ 人権の尊重と健やかな暮らしのための環境整備 Ⅴ 安全 安心に暮らせる男女共同のまちづくり 3 多文化共生と国際理解の推進 1 男女共同参画社会を実現するための意識改革 2 学術分野及び生涯学習における男女共同参画の推進 3 男女共同参画の視点に立った学校教育の推進 4 男性 子どもにとっての男女共同参画 1 雇用における男女平等の促進 2 男女の仕事と生活の調和 1 人権が尊重される社会づくりのための意識啓発 2 女性に対するあらゆる暴力の根絶 西宮市 DV 対策基本計画 (P61 参照 ) 3 生涯にわたる健康支援 1 高齢者 障害のある人が安心して暮らせるための環境整備 2 貧困など生活上の困難に直面する男女への支援 3 防災 災害復興における男女共同参 画の推進 18

25 施策の方向 (1) 女性の人材育成と能力の活用 (2) 施策 方針決定過程への女性の参画促進 (1) 社会活動における女性リーダーの育成 (2) 男女共同参画の視点に立った地域活動等の推進 (1) 地域での多文化共生 国際理解の促進 (2) 外国人市民にも住みやすい環境づくり (1) 男女共同参画の視点に立った社会制度 慣行の見直し (2) 男女共同参画の意識形成に向けた広報 啓発活動 (3) 男女共同参画推進のための拠点機能の充実 (1) 男女共同参画の視点に立った生涯学習の推進 (2) 研究 学術分野における女性の参画拡大 (1) 学校園の教育における男女平等 共同参画の促進 (2) 男女共同参画社会をめざす教育 学習機会の充実 (1) 男性に向けた男女共同参画の意識啓発 (2) 子育て環境の整備 (1) 男女の雇用機会均等についての啓発 (2) 職場における男女平等の推進 (3) 女性の就労支援のための施策の推進 (1) 仕事と生活の調和の意識啓発 (2) 仕事と生活の調和に向けた環境整備 (1) 人権尊重の視点に立った意識啓発 (2) メディアにおける女性の人権尊重 (1) 女性に対するあらゆる暴力をなくす意識づくりの推進 (2)DV の防止と被害者支援に関する施策の推進 (1) 生涯を通じた男女の健康支援 (2) 健康を脅かす問題についての対策の推進 (1) 高齢者 障害のある人が安全 安心に暮らせるための条件整備 (2) 介護支援体制の充実 (1) 自立をめざす支援施策の充実 (2) 安定した雇用 就労に向けた支援施策の充実 (1) 男女共同参画の視点での防災 災害復興施策の推進 19 重点施策 の含まれる 施策の方向

26 基本目標 Ⅰ あらゆる分野への男女共同参画の促進 主要課題 1 政策 方針決定の場への女性の参画拡大 1 現状男女共同参画社会を実現するためには 政策 方針決定過程の場に男女が対等な立場で参画することが大切です 市の審議会等は 変化し多様化していく市民ニーズを政策課題として論議し 政策の方向性を提言する重要な役割を担っています 専門的知識 技術を有する女性を発掘し幅広い専門分野からの女性の登用 公募による選考などによって女性委員の割合を高めるよう取り組んでいます また さまざまな世代の方の意見を反映するためには 育児期にある男女が審議会等に参加するための支援として 会議開催時の保育を行うといったことも必要です 企業や行政の組織に女性を管理職として登用することは 事業 施策の方針に女性の考えが反映されるだけでなく 多様な考えに基づいた事業 施策の展開やより幅広い視点からの組織運営につながり 課題に対してさまざまな側面から取り組むためにも必要です しかし 市内事業所における女性管理職の割合は大半が 20% 未満にとどまっています 国は 平成 32(2020) 年までに あらゆる分野において 指導的地位を占める女性の割合が少なくとも 30% となる目標数値を定め 実効性のある積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) 1 の推進について理解を求めつつ 積極的な取り組みへの働きかけを行います 本市の審議会委員に占める女性の割合は 28.1%( 平成 22(2010) 年 7 月 1 日現在 ) であり 徐々に増えています また 市職員の管理職のうち女性管理職 ( 課長級以上で公立の学校の校長 教頭 幼稚園の園長を除く ) の割合は 平成 18(206) 年と平成 22(2010) 年度を比べると ( いずれも 4 月 1 日現在 )1.3% 上昇し 8.1% になりましたが 目標数値達成に向けた取り組みが今後さらに必要です 図 地方議会における女性議員割合の推移 (%) 西宮市 政令指定都市 都道府県 0.0 H7.12 H11.12 H15.12 H19.12 H21.12 H22.12 ( 年月 ) 男女共同参画白書 ( 内閣府 ) 西宮市資料 1 ポジティブ アクション さまざまな分野における活動に参画する機会の男女間の格差を改善するため 必要な範囲内において 男女のいずれか一方に対し 活動に参画する機会を積極的に提供するものであり 個々の状況に応じて実施していくもの 20

27 図 審議会等における女性委員割合の推移 (%) 西宮市 ( 審議会 ) 政令指定都市 都道府県 20.0 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 男女共同参画白書 ( 内閣府 ) 西宮市資料 図 管理職 ( 課長級 ) に占める女性割合の推移 ( 学校の校長 教頭等を除く全職種 ) (%) 西宮市 兵庫県市町兵庫県 0.0 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 西宮市資料 図 西宮市内事業所の管理職に占める女性割合 7.1% 6.7% 10.2% 3.5% 11.5% 有効回答事業所 686 事業所 50.4% 0~19% 20~39% 40~59% 60~79% 80~100% 不明 無回答管理職なし 10.5% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 21

28 2 課題 1 女性自身が課題に取り組み 解決を図っていくエンパワーメント 1 のための学習の充実 2 市内事業所等への女性の参画を推進するための出前講座などによる啓発の充実 3 市が事業所のモデルケースとなるよう女性管理職の登用を促進するとともに ロールモデルを発掘し活躍事例の提供 及び管理職を含めた職員向けの男女共同参画推進に関する研修の充実 4 市の審議会等への女性の割合を高めるための方策の検討及び講座等による人材の育成 5 地域社会における経済の活性化につながる女性の起業への支援 3 施策の方向 (1) 女性の人材育成と能力の活用 女性への学習機会の提供など 能力開発に向けた取り組みを進めます 女性が能力を活用できる環境整備のための啓発を行います 市において積極的な職員研修を実施し 人材育成を図ります 地域社会における経済の活性化につながる女性の起業を支援します (2) 施策 方針決定過程への女性の参画促進 企業 各種団体 地域団体に向けて 指導的立場への女性の登用を働きかけます 女性職員の管理職への登用を促進します 市の審議会等への女性委員の割合を 40% に高めます 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 女性の人材育成と能力の活用 施策 方針決定過程への女性の参画促進 具体的な施策 1 女性職員の採用と人材育成 2 女性職員の能力活用と職域拡大 3 事業者や団体等への女性参画促進のための意識啓発 4 女性のエンパワーメントのための支援 1 管理 指導的立場への女性登用についての啓発 2 女性職員の管理職への登用促進 3 審議会等への女性の参画拡大 重 4 審議会等への女性登用状況調査 重 : 重点施策 1 ( 女性の ) エンパワーメント 女性が潜在的に持っている自らの意識と能力を高め 政治的 経済的 社会的 文化的に力を持った存在になること 1995 年に開催された 第 4 回世界女性会議 のキーワードの一つ 22

29 主要課題 2 地域における男女共同参画の促進 1 現状地域のまちづくりにおいては 自主的な活動を展開している地域団体 ボランティア団体 NP O 等が大きな役割を担っており これら団体と行政による協働が必要となっています 本市では 市民と手を携えて進めるまちづくり を市政運営の基本としており 市民が持つ豊富な知識や経験を生かして まちづくりを進めていくことを目的に 本市における参画と協働の推進についての基本的事項を定めた 西宮市参画と協働の推進に関する条例 を制定し 平成 21(2009) 年 4 月 1 日に全面施行しました しかし 自治会などの地域活動においては 日々の活動は女性が担っているにも関わらず 慣行として組織の役職者は男性であることが多く 方針の決定の場では 女性は補助的な存在に甘んじ リーダーとなる役職者が少ない状況が見られます 市民の活動が広がる中 地域社会を支える組織や団体の運営 企画から事業実施までを含めたあらゆる活動の局面において 男女どちらか一方のみが職責を担うのではなく 女性と男性がともに参画しつつ 役職についても平等 応分に担っていくことが求められます 図 西宮市内に主たる事業所がある NPO 法人数 認証数 ( 件 ) H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 西宮市資料 図 NPO 法人の活動分野別分類 ( 平成 22 年 9 月 21 日現在 )( 兵庫県 ) 保健 医療又は福祉の増進を図る活動 60.2 社会教育の推進を図る活動 43.1 まちづくりの推進を図る活動 49.2 学術 分科 芸術又はスポーツの振興を図る活動 28.3 環境の保全を図る活動 21.5 災害救援活動 3.6 地域安全活動 6.6 人権の擁護又は平和の推進を図る活動 15.1 国際協力の活動 12.4 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 6.0 子どもの健全育成を図る活動 37.5 情報化社会の発展を図る活動 6.0 科学技術の振興を図る活動 2.5 経済活動の活性化を図る活動 8.9 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 17.8 消費者の保護を図る活動 3.7 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡 助言又は援助の活動 33.3 (%) 兵庫県白書 23

30 図 NPO 法人 地域リーダー等の女性割合 ( 兵庫県 ) NPO 法人の代表者 ( 全国 :H19) 22.5 農業委員 ( 兵庫県 :H21) 2.4 自治会長 ( 兵庫県 :H22) 5.5 PTA 会長 ( 小中学校単位 )( 兵庫県 :H20) 18.2 (%) 兵庫県白書 図 地域活動での男女平等観 H9 年度 H22 年度 女性 (n=806) 女性 (n=897) 男性 (n=46) (%) 男性 (n=524) (%) 西宮市男女共同参画社会の実現に向けての市民意識調査 ( 平成 9(1997) 年度 ) 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 2 課題 1 地域の組織 団体の代表や役員への女性登用に向けた意識啓発 及び女性リーダー育成支援 2 市民が地域活動に参加しやすい環境づくりや意識啓発 ボランティア活動推進のための支援 3 市民企画講座や協働事業 いきいきフェスタなど男女共同参画センターが実施する市民と行政との協働による取り組みの促進 3 施策の方向 (1) 社会活動における女性リーダーの育成 地域の組織 団体の代表や役員への女性登用の促進に向け 情報の提供や広報 啓発活動を行います 地域の組織 団体において男女共同参画の視点を持った指導的な役割を担える女性の人材を育成します (2) 男女共同参画の視点に立った地域活動等の推進 市民が参加しやすい地域活動 ボランティア活動に向けた環境整備を行います 男女共同参画の視点に立ち 市民と行政との協働による取り組みを促進します 24

31 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 社会活動における女性リーダーの育成 男女共同参画の視点に立った地域活動等の推進 具体的な施策 1 地域における男女共同参画推進の広報 意識啓発 2 地域における中心的な役割への女性の参画促進 3 地域活動 ボランティア活動等での女性リーダーの育成 重 1 地域活動 ボランティア活動等への男女共同参画意識の啓発 2 市民の学習活動の支援 3 市と市民が協働できる環境づくりの推進 重 : 重点施策 25

32 主要課題 3 多文化共生と国際理解の推進 1 現状本市には 6 千人以上の外国人市民が地域社会の一員としてともに暮らしており お互いの文化や習慣などを理解し 尊重し合う多文化共生社会の構築が求められています 外国人市民が抱える問題 特に女性が抱える問題についても関心を持ち 解決のための支援を行う必要があります 外国人女性は 言語 文化 価値観のちがいや 地域における孤立に加え 性別役割分担意識による複合的な困難があります ライフサイクルや状況に応じた多言語による情報提供 及び 支援が求められます 一方 国における男女共同参画に関する政策は 昭和 50(1975) 年の国際婦人年以降 女子差別撤廃条約や世界女性会議の開催など国際社会の取り組みとともにその推進が図られてきました 国際婦人年世界会議 では 女性の地位向上のためには 平等 開発 平和 の三つの目標が不可欠であり 一体として機能するものであることが改めて確認されています 情報化や国際化が進む中 各国の女性が置かれている状況や女性問題解決への取り組みなど国際的な動きの情報収集をするとともに 国際的な視野に立った男女共同参画施策の促進を図る必要があります 図 国籍別外国人登録者数 ( 人 ) 5,00 4,50 4,00 4,613 4,433 4,362 4,235 4,123 4,038 3,994 3,50 3,00 2,50 2,00 1,50 1,216 1,237 1,270 1,172 1,040 1,112 1, H14 H16 H18 H19 H20 H21 H22 韓国 朝鮮 4,613 4,433 4,362 4,235 4,123 4,038 3,994 中国 895 1,040 1,112 1,172 1,216 1,237 1,270 アメリカ ブラジル フィリピン その他 総数 6,847 6,792 6,775 6,741 6,695 6,625 6,617 西宮市統計書 26

33 2 課題 1 性別 世代 国籍を超えたパートナーシップを結ぶために 互いの人権を尊重し 相互理解と交流の促進を図っていくこと 2 男女共同参画施策の推進のため 女性の地位向上に関わる国際的な動きの周知を図ること 3 日本で働き 生活する外国人への教育 住宅 就労支援 多言語での情報提供や相談などの支援の充実 3 施策の方向 (1) 地域での多文化共生 国際理解の促進 国際交流及び国際理解を深める取り組みを行います 男女共同参画に関する国際的な動向について 情報の収集 提供を行います (2) 外国人市民にも住みやすい環境づくり 外国人市民への多言語での相談や生活情報の提供を行ないます 女性外国人市民が抱える問題の解決に向けた支援に取り組みます 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 地域での多文化共生 国際理解の促進 外国人市民にも住みやすい環境づくり 具体的な施策 1 市民レベルでの活動を通した国際交流の促進 2 男女共同参画に関する国際的な動向について情報の収集 提供 3 国際理解教育の推進 1 外国人市民への多言語による相談と生活情報の提供 2 複合的に差別を受けている女性に対する支援の充実 27

34 基本目標 Ⅱ 男女共同参画社会を実現する基盤づくり 主要課題 1 男女共同参画社会を実現するための意識改革 1 現状男女共同参画社会は 性別に関わりなく 社会の対等な構成員として 社会のあらゆる分野の活動に参画し それぞれの個性と能力を十分に発揮することができる多様性に富んだ活力ある社会です 本市では男女共同参画社会実現の進捗状況をみるうえで 男は仕事 女は家庭 といった性別役割分担の考え方について 男女共同参画に関する市民意識調査をしています 平成 9(1997) 年度と平成 22(2010) 年度を比較すると 同感する と 賛同する とでニュアンスが若干異なりますが ( どちらかといえば ) 同感 ( 賛同 ) しない 割合がわずかながら増えています 性別役割分担意識は 男性の過半数に根強く残っている状況が見られます また 家庭生活 や 地域生活 及び 学校 において ( やや平等 ) 平等である と感じている人が多くなっていますが 社会通念やしきたり等 や 職場 政治 経済の分野 では少なくなっており いずれの場合でも 女性が不平等と感じている割合は 男性より多くなっています 男女の固定的な役割分担の考え方に基づいた社会通念 慣行は 男女共同参画社会を実現する上で 大きな障害の一つとなるため 男女共同参画に関する認識を深め 社会制度 慣行の見直しを行うとともに 意識の改革が必要です 図 男は仕事 女は家庭 という考え方について H9 年度 H22 年度 女性 (n=806) 女性 (n=897) 男性 (n=466) (%) 男性 (n=524) (%) 同感するどちらかといえば同感するどちらかといえば同感しない同感しない無回答 西宮市男女共同参画社会の実現に向けての市民意識調査 ( 平成 9(1997) 年度 ) 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 図 各分野における男女平等観 家庭生活 政治経済 女性 (n=897) 女性 (n=897) 男性 (n=524) 女性 (n=897) 男性 (n=524) 社会通念やしきたり等 (%) (%) 男性 (n=524) 平等であるやや平等であるあまり平等でない 平等でない 不明 無回答 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) (%) 28

35 2 課題 1 男女の固定的な役割分担を前提とした社会通念 制度 慣行の状況と問題点を把握し 男女共同参画についての意識啓発を行うとともに 男女共同参画の視点に立った見直し 2 国 県の男女共同参画に関する情報の収集と 情報発信の充実 3 男女共同参画社会の実現をめざす拠点施設 男女共同参画センター の充実と出前講座などセンターだけでなく市内全域への意識啓発 3 施策の方向 (1) 男女共同参画の視点に立った社会制度 慣行の見直し 男女共同参画を阻む社会通念 制度 慣行の状況と問題点の把握に努めます 男女共同参画の視点に立った社会通念 制度 慣行の見直しに努めます 市民からの男女共同参画に関する意見への適切な対応を検討します (2) 男女共同参画の意識形成に向けた広報 啓発活動 男女共同参画に関する情報や国 県の動向の情報を収集し 発信します 男女共同参画の意識醸成のための広報 啓発活動を行います (3) 男女共同参画推進のための拠点機能の充実 市内全域での男女共同参画推進をめざし 啓発事業を行います 市民の男女共同参画に関する学習活動を支援します 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 男女共同参画の視点に立った社会制度 慣行の見直し 男女共同参画の意識形成に向けた広報 啓発活動 男女共同参画推進のための拠点機能の充実 具体的な施策 1 男女共同参画に関する市民の意識 実態の把握 2 学校 家庭 地域等あらゆる分野における慣行見直しに向けた啓発 重 3 市民からの男女共同参画に関する意見への適切な対応の検討 1 男女共同参画プランの普及 啓発 2 国 県等の動向についての情報収集と提供 3 多様な広報媒体を通じての広報 啓発活動 4 市職員等への啓発及び研修の実施 5 男女共同参画に関する啓発事業の実施 重 1 男女共同参画センターの機能充実と利用促進 2 市内全域への男女共同参画に関する学習機会の提供 3 自主活動グループの育成 支援 4 男女共同参画に関する各種資料の収集 提供 重 : 重点施策 29

36 主要課題 2 学術分野及び生涯学習における男女共同参画の推進 1 現状女性が 主体的に生き方を選択するためには 仕事 結婚 妊娠 出産といったライフステージ ( 1) を視野に入れた長期的な視点で人生設計 ( ライフプランニング ) を行うことが必要です 女子学生 生徒の理工系分野への進学状況は 他の分野と比較して低くなっています 多様な視点や発想を取り入れ 女子学生 生徒の理工系分野の進路選択の支援 女性研究者の出産 子育て等と研究との両立のための環境づくりに取り組む必要があります また 急激な社会変化や価値観の多様化により 新しい知識や技術の習得が必要となるとともに 自己実現や生きがいのため 生涯学習の役割が重視されています 生涯学習は 個人の生活の豊かさのみならず 男女共同参画社会の大切さを理解するうえで 重要な役割を担っているといえます 本市には 10 大学 短大が集積し その文化的資源を活かすため カレッジタウン西宮 構想を策定し 大学交流センターを拠点とした大学連携事業の取り組みを行っています また 古くから公民館活動が盛んであり 60 歳以上の市民を対象とした西宮市生涯学習大学 宮水学園 等への参加者数は徐々に増加しており 市民の生涯学習ニーズの高まりがうかがわれ 平成 21(2009) 年度からはラジオ講座を 平成 23(2011) 年度からは北部地域講座を本格実施しました 人生のさまざまなライフステージにおいて 従来の性別役割分担の考え方にとらわれることなく 主体的に自分の生き方を考え 選択するために あらゆる分野に関心を持ち 学びたいときに学べる学習環境を整えることが重要です 図 女性研究者の割合 ( 全国 ) ( 千人 ) (%) 1, , 男性研究者数女性研究者数 女性割合 H4 H9 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年 ) 男女共同参画白書 ( 内閣府 ) 図 西宮市生涯学習大学 宮水学園 申込数 ( 人 ) 2,700 2,600 2,500 2,538 2,545 2,505 2,549 2,573 2,658 2,602 2,400 2,366 2,300 2,200 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 西宮市資料 30

37 2 課題 1 ライフステージ 1 に応じた男女平等の視点に立った教育 学習の推進 2 男女共同参画の視点を持った生涯学習講座の充実 3 女性が長期的な視点で自らの人生設計 ( ライフプランニング ) を行い 能力を発揮し主体的に生き方を選択することを支援するための学習機会の提供 4 大学や大学交流センター等と連携した女子学生 生徒のライフプランニングに関する啓発や研究 学術分野における女性の参画拡大への取り組みの推進 3 施策の方向 (1) 男女共同参画の視点に立った生涯学習の推進 ライフステージに応じた男女共同参画の視点のある教育や学習を推進します 男女共同参画の視点のある主体的な生涯学習を推進します (2) 研究 学術分野における女性の参画拡大 女性が主体的に人生設計 ( ライフプランニング ) を行うことを支援します 女性の研究者や団体の学習活動を支援します 大学や大学交流センターなどと連携した事業を行います ライフプランニングに関する啓発や研究 学術分野での女性の参画拡大に取り組みます 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 男女共同参画の視点に立った生涯学習の推進 研究 学術分野における女性の参画拡大 具体的な施策 1ライフステージに応じた学習機会の充実 重 2 生涯学習に関する情報の収集と提供 3 男女共同参画の視点に立った市民参画事業の実施 1 女性のライフプランニングに関する啓発 2 女性の研究者や団体の学習支援 3 大学の集積を活用した事業の実施 重 : 重点施策 1 ライフステージ 乳幼児 青年期 壮年期 高齢期など人間の一生の発達過程の段階 人間の発達には 生理的 心理的 社会的 側面があり これらの相互関係のもとに発達が達成される 31

38 主要課題 3 男女共同参画の視点に立った学校教育の推進 1 現状 学校 ( 教育の場 ) での平等観について 平成 9(199 7) 年度と平成 22(2010) 年度の男女共同参画に 関する市民意識調査を比較したものによると 男女ともに ( やや平等 ) 平等である という割合が 増加しており 特に 20 代と 40 代の女性で増加しています また 学校 ( 教育の場 ) での平等観 ( 平成 22(2010) 年度 ) の 男女の意識を比較すると 30 代 及び 50 代以上で 10% 以上の差が見られます 学校園での教育は 生きる力 を支える確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた育成 をねらいとしています 学校園は 教育活動全体を通して人権の尊重 男女の平等についての基本 をしっかり身につける場でなければなりません そのため市では 人権教育担当者会等を通じて さまざまな人権課題の解決につながる教育の充実に向けた啓発を行っています さらに男女共同参画意識の醸成を進めるため 人権についての正しい理解を深め 相手の人格を 尊重することが必要です 子どもたちの個性や能力を伸ばし 自立した生き方を育む教育活動を推進することにより 男女 がともに 個 として尊重しあい 豊かに生きられる社会をつくっていくことが今後も必要です 図 学校 ( 教育の場 ) における男女平等観 ( 年齢別 ) 18~29 歳 (n=147) 30 歳代 (n=126) 40 歳代 (n=160) 50 歳代 (n=163) 60 歳以上 (n=210) H9 年度女性 H22 年度女性 20 歳代 (n=56) 歳代 (n=180) 歳代 (n=174) 歳代 (n=128) 歳以上 (n=359) (%) H9 年度男性 H22 年度男性 18~29 歳 (n=97) 30 歳代 (n=71) 40 歳代 (n=60) 50 歳代 (n=90) 60 歳以上 (n=148) 歳代 (n=52) 30 歳代 (n=70) 40 歳代 (n=94) 50 歳代 (n=78) 60 歳以上 (n=229) (%) (%) 平等であるやや平等であるあまり平等でない平等でない不明 無回答 西宮市男女共同参画社会の実現に向けての市民意識調査 ( 平成 9(1997) 年度 ) 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 32

39 2 課題 1 教職員自身が男女共同参画社会をめざす学校教育の基本的視点について理解を深めること 2 教材 学習環境 教育内容及び労働観 職業観等について性別による偏りをなくし 性別に関わらず子どもの個性や能力を伸ばす指導を行うこと 3 人権教育として男女共同参画をめざす教育 学習を具体的に推進すること 4 家庭や地域社会の意識改革のため PTAや家庭 地域社会と連携した教育を推進すること 5 暴力の被害者 あるいは加害者になることを防ぐため あらゆる暴力は人権侵害であり絶対に許されるものではないことについて 子どものころからの教育 啓発を推進すること 6 職種にとらわれることなく 幅広い進路選択を念頭に 主体的に進路を選択することを目的とし 職業観や職業に関する知識 技能を身に付けさせるなど 職業意識の醸成や意識の啓発を図ること 3 施策の方向 (1) 学校園の教育における男女平等 共同参画の促進 男女共同参画社会をめざす学校教育について教職員の理解を深めます 性別に関わらず子どもの個性や能力を伸ばす指導を行う学校体制を確立します (2) 男女共同参画社会をめざす教育 学習機会の充実 PTA や家庭 地域社会と連携した教育を推進し 家庭や地域社会の意識改革を進めます 子どものころから あらゆる暴力による人権侵害を防止する教育 啓発を推進します 男女共同参画の視点に立って 主体的な進路選択や職業意識の醸成について意識啓発を図ります 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 学校園の教育における男女平等 共同参画の促進 男女共同参画社会をめざす教育 学習機会の充実 1 学習環境の見直し 具体的な施策 2 男女共同参画社会をめざす教育を推進する学校体制の確立 3 男女平等教育に関する研修の充実 4 学校内のセクシュアル ハラスメント防止のための研修の実施 1 5 男女共同参画の視点を持った特別活動の充実 1 男女平等の視点に立った人権教育の充実 2 暴力によらない対処法に関する学習機会の提供 3 個性を尊重した進路指導の充実 4 男女平等の視点に立った職業観の育成 5PTAや家庭 地域と連携した男女平等教育の推進 1 特別活動 学級活動 児童会 生徒会活動 学校行事のこと 33

40 主要課題 4 男性 子どもにとっての男女共同参画 1 現状男女共同参画社会は 女性だけでなく 男性にとっても暮らしやすい社会であるという理解が男性に進んでおらず 固定的性別役割分担意識が依然強く残っています そのため 長時間労働なども影響して家庭での育児等への参加や地域活動への参加が進んでいない状況があります 我が国の自殺者の約 4 割が 40 歳代から 60 歳代の男性です その中には 失業や仕事上の問題に加え 家族を養わなければならないといった固定的性別役割分担意識が心身の健康に影響を及ぼす要因となっている可能性があります 今後 男性自身が固定的性別役割分担意識を見直すために 男性に対する意識啓発や相談窓口が必要です また 男性が家庭や地域活動に参加しやすいように 働き方の見直しや地域活動への参画の支援など環境整備に努めていくことも欠かせません 全国的に 父親の家事 育児時間が長いほど 第 2 子以降の出生割合が高い傾向にあります 男女が家庭や地域活動と 仕事のバランスを図りながら 生涯を通じて充実した生活を送るためには 子どものころから男女共同参画について理解することが重要です 本市では 世帯の小規模化やそれに伴う子育てに不安を抱える保護者への対応 また 保育所の待機児童や子どもの安全確保など 子どもや子育て世帯を取り巻く諸問題へ 総合的な施策の展開を図るため 次世代育成支援行動計画 ( 後期計画 ) を平成 22(2010) 年 3 月に策定しました 子どもたちが健やかに成長していくためには 暴力のない安心で 安全な環境が欠かせません 子どもへの暴力を根絶する体制の充実や予防 啓発の推進とともに 医療体制を整備し 貧困の連鎖を断ち切るなど 社会全体で子どもを支える取り組みが必要です 表 平成 22 年における男女別の年齢階級別の自殺者数 ( 全国 ) 年代 19 歳以下 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代 性別 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 自殺者数 ( 人 ) ,356 1,336 3,260 1,311 3,854 1,366 4,593 割合 (%) 年代 60 歳代 70 歳代 80 歳代不詳性別女男女男女男女男 合計 自殺者数 ( 人 ) 1,729 4,179 1,404 2,269 1,166 1, ,690 割合 (%) 警察庁 自殺統計 図 自殺者数の推移 ( 西宮市 ) ( 人 ) ( 年度 ) H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10H11 H12H13H14H15 H16H17H18 H19H20H21H22 全体男 女 西宮市保健事業の概要 34

41 図 保育所の定員と入所児童数 待機児童数 ( 西宮市 ) ( 人 ) ( 人 ) 6, ,00 4,00 3,00 2,00 1,00 0 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 保育所定員 3,4203,4503,4503,5203,6233,7433,8244,0194,0644,1904,2504,2904,520 入所児童数 2,9133,1173,2913,4323,7523,9924,1604,3694,4424,6094,7234,7895,093 待機児童数 保育所定員 入所児童数待機児童数 西宮市資料 図 出生数の推移 ( 西宮市 ) ( 人 ) 5,500 5,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 西宮市 ( 人 ) 4,607 4,764 4,731 4,852 4,707 4,728 4,539 4,740 5,062 4,827 4,652 4,653 兵庫県保健統計年報 図 夫の休日の家事 育児時間別にみたこの 6 年間の第 2 子以降の出生の状況 総数 家事 育児時間なし 2 時間未満 2~4 時間未満 4~6 時間未満 6~8 時間未満 時間以上 (%) 出生なし出生あり 注 :1) 集計対象は 1 または 2 に該当する同居夫婦である ただし 妻の 出生前データ が得られていない夫婦は除く 1 第 1 回調査から第 7 回調査まで双方から回答を得られている夫婦 2 第 1 回調査時に独身で第 6 回調査までの間に結婚し 結婚後第 7 回調査まで双方から回答を得られている夫婦 2) 家事 育児時間は 出生あり は出生前調査時の 出生なし は第 6 回調査時の状況である 3)6 年間で 2 人以上出生ありの場合は 末子について計上している 4) 総数には 家事 育児時間不詳を含む 厚生労働省 第 7 回 21 世紀成年者縦断調査 (209) 35

42 2 課題 1 男性にとっての男女共同参画社会の意義についての啓発の強化 及び家庭 地域活動への参画の重要性についての啓発と促進のための取り組み支援の強化 2 男性に対する相談体制の整備 自殺予防等心身の健康維持の支援 3 子どもが相談しやすい環境整備 及び虐待を受けた子どもを発見した者への通告義務の周知徹底 4 育児不安や負担感の解消と地域における子育て支援の強化 5 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) についての啓発の強化 3 施策の方向 (1) 男性に向けた男女共同参画の意識啓発 男性への男女共同参画の意義と家庭 地域活動への参画の重要性について啓発し 取り組みを支援します 男性への心身の健康維持のための施策を推進します (2) 子育て環境の整備 子どもに関する相談窓口を充実します 児童虐待の発見と通報義務を周知します 地域における子育て支援を充実します 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) についての啓発を強化します 4 具体的な施策 施策コード 241 施策の方向 男性に向けた男女共同参画の意識啓発 242 子育て環境の整備 1 男性向け講座の実施 2 男性相談窓口の充実 具体的な施策 3 男性の地域生活や家庭生活への参画促進 重 1 子どもに関する相談窓口の充実 2 児童虐待防止の啓発 3 子育て支援施策の充実 重 4 保育所待機児童の解消 5 ワーク ライフ バランスの普及 啓発 重 : 重点施策 36

43 基本目標 Ⅲ 就労における男女平等の推進と環境の整備 主要課題 1 雇用における男女平等の促進 1 現状職場での平等観について 平成 9(1997) 年度と平成 22(2010) 年度の 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 を比較すると 男女ともに やや平等 も含め 平等 と感じる割合が増加しています しかし 女性の半数以上が あまり平等でない 平等でない と感じており 職場は いまだ男女共同参画が進んでいない分野だといえます 就労は 生活の経済的基盤をなすものであり 女性が男性と均等な機会が保障され その意欲と能力に応じた待遇が十分確保されることは 男女共同参画社会実現のために極めて重要な条件の一つです 雇用における男女の均等な機会と待遇の確保のため 平成 11(199) 年 4 月に 男女雇用機会均等法 が改正され 1 募集 採用 配置 昇進における差別の禁止 2その制裁措置として企業名の公表 3 事業主のセクシュアル ハラスメント防止への配慮義務 4 母性健康管理の義務化などが定められました さらに 平成 19(2007) 年 4 月から改正法が施行され 1 業務の配分 降格 雇用形態 職種の変更 退職勧奨などについても性差別を禁止 2 妊娠 出産を理由とする不利益取扱いの禁止 3 事業主のセクシュアル ハラスメントの予防 解決のための具体的措置を取ることの義務化などが定められています 平成 22(2010) 年度の 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 では 男女の均等な機会及び待遇を確保するための取り組みを実施することで変化したこと として 女性の離職率が下がった 企業イメージが良くなった 社員の士気が高まった 求人に応募する人が増えた が それぞれ 20% 前後となっていますが 取り組みを実施した事業所は 6 割にとどまっています 従来からの男性中心の職場慣行や固定的な性別役割分業の考え方などにより 女性の労働力率については出産 育児期に仕事を辞める M 字カーブ問題 が続いており この解消に向けた就労継続や再就職支援等に取り組んでいく必要があります また パートタイム労働などの非正規雇用は 多様な就業ニーズにこたえ 女性の能力発揮を促進する意義もある一方 女性が貧困に陥りやすい原因の一つになっています この男女間格差を埋めるための事業主の積極的改善措置 ( ポジティブ アクション 1 ) は 職場における男女平等の達成 ひいては男性にとっても働きやすい職場環境の確保に欠かせません また近年 雇用情勢の悪化から職場におけるパワーハラスメントの問題が顕在化する傾向にあり 男女の安定した就労の継続のために パワーハラスメントを許さない職場環境づくりに取り組む必要があります 本市では 平成 19(2007) 年度から工事契約に 総合評価一般競争入札 を試行導入し 平成 22 (2010) 年度に 1 件の工事契約において 男女共同参画の取り組みを項目の 1つに加えました 1 ポジティブ アクション さまざまな分野における活動に参画する機会の男女間の格差を改善するため 必要な範囲内において 男女のいずれか一方に対し 活動に参画する機会を積極的に提供するものであり 個々の状況に応じて実施していくもの 37

44 図 職場における男女平等観 ( 年齢別 ) 18~29 歳 (n=147) 30 歳代 (n=126) 40 歳代 (n=160) 50 歳代 (n=163) 60 歳以上 (n=210) H9 年度女性 (%) 60 歳以上 (n=359) H22 年度女性 20 歳代 (n=56) 歳代 (n=180) 歳代 (n=174) 歳代 (n=128) H22 年度男性 (%) H9 年度男性 18~29 歳 (n=97) 30 歳代 (n=71) 40 歳代 (n=60) 50 歳代 (n=90) 60 歳以上 (n=148) 歳代 (n=52) 30 歳代 (n=70) 40 歳代 (n=94) 50 歳代 (n=78) 60 歳以上 12.2 (n=229) (%) 西宮市男女共同参画社会の実現に向けての市民意識調査 ( 平成 9(1997) 年度 ) 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) n=403 減った 19.4 変化なし 63.8 増えた 2.5 不明 無回答 14.4 (%) 女性の離職率 図 男女の均等な機会及び待遇を確保するための取り組みを実施することで変化したこと (%) n=403 n=403 良くなった 20.1 企業イメージ 変化なし 64.5 悪くなった 0.5 不明 無回答 14.9 (%) 高まった 21.1 社員の士気 変化なし 62.8 落ちた 1.0 不明 無回答 15.1 (%) n=403 増えた 17.6 求人に応募する人 変化なし 65.8 減った 1.7 不明 無回答 14.9 (%) 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 38

45 図 男女従業員の雇用形態別の構成 平成 20 年 3 月 派遣労働者, 4,534 人,5% その他, 2,233 人,2% 派遣労働者, 2,229 人,3% その他, 1,706 人,2% パートタイム労働者, 49,471 人,53% 女 93,820 人 常用労働者, 37,582 人,40% パートタイム労働者, 17,912 人,21% 男 84,490 人 常用労働者, 62,643 人,74% 平成 23 年 3 月 派遣労働者, 1,663 人,3% その他, 1,493 人,3% 派遣労働者, 1,110 人,2% その他, 2,094 人,4% パートタイム労働者, 34,440 人,62% 女 54,893 人 常用労働者, 17,297 人,32% パートタイム労働者, 16,986 人,31% 男 54,594 人 常用労働者, 34,404 人,63% 西宮市労働実態基本調査報告書 2 課題 1 男女雇用機会均等法 労働基準法 パートタイム労働法 の主旨や内容の周知 啓発 2 事業主に対して積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) の周知 啓発 及び市の 総合評価一般競争入札 の拡充など 積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) に取り組む事業所への支援 3 女性が安心して働ける 職場の安全衛生と健康管理対策の推進 3 施策の方向 (1) 男女の雇用機会均等についての啓発 男女雇用機会均等法 労働基準法 パートタイム労働法 の主旨や内容の周知 啓発を行います 事業主に対し 積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) に取り組む事業所を支援します (2) 職場における男女平等の推進 市内事業所の労働実態の把握に努めます 男女の労働に関する相談事業を行います (3) 女性の就労支援のための施策の推進 女性が安心して働ける 職場の安全衛生と健康管理対策を推進します 39

46 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 男女の雇用機会均等についての啓発 職場における男女平等の推進 女性の就労支援のための施策の推進 具体的な施策 1 労働関係の法制度周知徹底のための広報 啓発 2 積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) の促進に向けた啓発 3 事業主への情報提供 啓発 4 被雇用者への労働に関する情報の提供 1 労働条件等の相談の実施 重 2 働く女性の地位向上について啓発 3 市内事業所の労働条件等の実態把握 1 事業主 労働者に対し 働く女性の妊娠と出産に関する保護等についての法律の周知徹底 2 働く女性の健康管理についての啓発 3 女性のための就労相談の実施 重 : 重点施策 40

47 主要課題 2 男女の仕事と生活の調和 1 現状本市が実施した次世代育成支援行動計画策定のための意識調査において 育児期にある男女は子育てと仕事の両立を希望する回答が大多数を占めており 育児 介護等との両立を図りながら仕事が継続できることを望んでいることがわかります また 企業等に取り組んでほしいこととして 看護 育児休業が取得しやすい環境や 男性も子育てできる環境を求める回答が多くなっています 価値観やライフスタイル等の変化に応じ 多様な働き方を選択できる柔軟な就業形態の導入や適正な処遇 労働条件の確保は 家庭や地域活動への参画を促進する上で重要なことです 国は パートタイム労働者や派遣労働者等の非正規労働者に対する就業環境の改善整備 在宅就業の普及のための施策 起業家への支援策の充実を図っています また 商工業や農業等の家族従事者の女性の経営への参画など 女性の潜在的能力を生かすための就業環境の整備が必要です 仕事と家庭を両立させることは 安心して子どもを生み育て 家族としての責任を果たすための重要な要件となります 男女がともに地域社会での活動に積極的に参画できる機会を増大させ 豊かな地域社会を形成していくことにつながります 本市では 西宮市勤労者福祉推進計画 を平成 22(2010) 年 3 月に策定し 推進すべき施策の一つとして 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) を掲げており 企業や勤労者に対する啓発活動を推進するとともに まち全体で機運を向上させる取り組みに努めています 図 就労希望がありながら 現在働いていない理由 保育サービスが利用できれば就労したい 働きながら子育てできる適当な仕事がない 自分の知識 能力にあう仕事がない 家族の考え ( 親族の理解が得られない ) 等就労する環境が整っていない その他 不明 無回答 (%) 平成 20 年 4 月現在 西宮市に住んでいる就学前児童の母親で就労希望がある人 (n=1,193) 平成 20 年 4 月現在 西宮市に住んでいる小学生の母親で就労希望がある人 (n=743) 西宮市次世代育成支援行動計画策定のための調査報告書 41

48 る権利のある者)(1+2)男性1出産した1/3男性の育児休業取得比率出産した女性22/4女性の育児休業取得比率男女計(育児休業を取得す(1+2)/(3+4)全体の育児休業取得比率偶者が性3した男女計を取得した男を取得したを実際に取得うち 育児休業女性4うち 育児休業(3+4)うち 育児休業表 市内事業所における育児休業取得状況配13 年 1, % % 1, % 19 年 1, % % 2, % 22 年 1, % % 1, % 西宮市労働実態基本調査報告書 図 女性が仕事を続けるために求めること 男女差のない処遇 家庭の状況に合わせて労働時間が調整できる働き方 働きやすい職場の雰囲気 健康保険 厚生年金保険 雇用保険などの社会保障 介護 育児休業制度 労働条件や労働環境に関する窓口 心身の健康に関する相談窓口 長期休業からの復帰支援 キャリアアップを阻害しない人事評価 同じような状況で働いている人がまわりにいる 家族の協力 保育所など子育て支援制度 介護サービスなど社会的な支援制度 その他 女性 (n=436) わからない 男性 (n=349) 不明 無回答 (%) 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 42

49 2 課題 1 固定的な性別役割分担意識を払拭し 家事 育児 介護の担い手の偏りをなくす意識啓発 2 仕事と生活の調和を図るための 働きやすい労働条件の整備と働き続けられる労働環境の整 備 3 育児 介護の負担を軽減する支援策の充実 4 商工業 農業等に携わる女性が対等なパートナーとして男性と共に経営及び関連する活動へ の参画の促進 5 女性が主体的に働き方を選択できるよう 長期的な視点に立って人生設計を行うことを支援 6 男性の育児休業の取得促進のための啓発 3 施策の方向 (1) 仕事と生活の調和の意識啓発 固定的性別役割分担意識の払拭に向け意識啓発をします 女性の就業に向けた支援や情報発信等を行います 女性の主体的な働き方の選択や長期的な視点での人生設計を支援します 男性の育児休業の取得促進のための啓発を行います (2) 仕事と生活の調和に向けた環境整備 就労継続のための保育 介護サービスの充実を図ります 事業主に対して 男女従業員の仕事と生活の調和が図れる労働環境の整備を働きかけます 商工業 農業等における男女共同参画の促進を図ります 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 仕事と生活の調和の意識啓発 仕事と生活の調和に向けた環境整備 具体的な施策 1 固定的性別役割分担意識の払拭に向けた意識啓発 2 育児 介護休業制度等の普及 啓発 3 男性の家事 育児等への参画促進 4 商工業 農業等における男女共同参画の促進 1 多様な需要にこたえる保育 介護サービスの充実 2 労働相談の実施 3 女性の就労支援事業の実施 4 女性の就労支援に向けた関係機関との連携 重 5 保育所待機児童の解消 重 : 重点施策 43

50 基本目標 Ⅳ 人権の尊重と健やかな暮らしのための環境整備 主要課題 1 人権が尊重される社会づくりのための意識啓発 1 現状人権が尊重され 性別による差別的取扱いを受けないことが男女共同参画社会のめざすところです 西宮市市民意識調査で 人権が尊重されていると思う と答えた人の割合は 平成 15(2003) 年度の 12.5% から 平成 19(2007) 年度は 17.8% と向上したものの まだ低い割合となっています 同調査によると 人権が尊重される社会にするためには 家庭で人権の大切さを話す ことの必要性や子どもに対する人権尊重の教育の必要性を約 5 割の人が感じています インターネットや携帯電話などにより 急速に進展する情報社会の中で メディアを通して女性があらゆる分野に参画している姿が発信されることは 男女共同参画を進めていく上で大きな意義があります その一方 情報の中には 性別による固定観念に偏った表現 あるいは女性を性的な対象 暴力の対象としてのみ強調した表現は少なくありません メディアは日常生活に大きな影響を及ぼすことから とくに 暴力表現 性に関する表現については 人権を守るという視点からの配慮が必要になります 女性を性的 あるいは暴力の対象として容認する表現から触発される加害 被害を防止するための取り組みは 今後の課題です 学校教育 社会教育を通じて男女共同参画の視点に立った人権尊重の教育を推進するとともに メディアからの情報を無批判に受け入れるのではなく 情報内容を主体的に読み解き 発信する力 ( メディア リテラシー 1 ) を身につけていくことは重要です また からだの性と心の性との食い違いに悩みながら 周囲の好奇の目にさらされたりして苦しんでいる人々や性的指向を理由に偏見や差別を受けている人々がいます こうした性的マイノリティ 2 の人々に対する偏見や差別をなくし 理解を深める必要があります 表 人権が尊重される社会にするために必要なこと ( 西宮市 ) ( 単位 :%) 15 年度 19 年度 家庭で人権の大切さを話し合う ( 家庭における家族同士の会話を増やす ) 気軽に相談できる 人権相談 をあらゆる機会を通じて設ける ( 気軽に相談できる 人権相談 の機会を増やす ) 学校で いじめ 差別 などについて話し合う 地域 ( 自治会 子ども会等 ) で人権について話し合う機会をつくる ( 地域 ( 自治会 子ども会等 ) の付き合いを活発にする ) 人権問題 についての講座や学習の機会を設ける ( 人権問題 についての講座や学習の機会を増やす) その他 無回答 西宮市市民意識調査 1 メディア リテラシー 情報活用能力 テレビや新聞などのメディアからの情報の中から 内容を主体的 客観的に読み解き 自己発信する能力 2 性的マイノリティ 性同一性障害 ( 生物学的な性と性の自己意識が一致しないこと ) 同性愛 インターセックス ( 先天的に身体上の性別が不明確なこと ) などのこと 44

51 図 身のまわりの社会での人権の尊重度 H15 年 H19 年 人権が尊重されていると思わない,22.8% 人権が尊重されていると思わない,17.8% n=2107 どちらとも言えない,48.5% 人権が尊重されていると思う, 12.5% わからない, 14.0% 無回答,2.1% n=2019 どちらとも言えない,48.5% わからない, 10.3% 人権が尊重されていると思う, 17.8% 無回答,1.6% 西宮市市民意識調査 2 課題 1 女性の人権を擁護するため啓発の一層の促進 2 行政の刊行物やホームページ等において 男女共同参画の視点に立った表現への取り組みの推進 3 性の商品化や女性に対する暴力を容認するような表現の実態把握 4 メディアを使いこなし 主体的に情報内容を吟味し 自己発信する情報活用能力 ( メディア リテラシー ) の向上に向けた学習 啓発 5 男女共同参画の必要性を認識し 固定的な性別役割分担意識を解消するための広報 啓発の推進 3 施策の方向 (1) 人権尊重の視点に立った意識啓発 女性の人権擁護のための啓発を促進します 固定的性別役割分担意識の解消のための広報 啓発を推進します 性的マイノリティへの理解と人権擁護の啓発を推進します (2) メディアにおける女性の人権尊重 行政の刊行物やホームページ等において 男女共同参画の視点に立った表現への取り組みを推進します 人権を侵害する表現について啓発及び防止を行ないます メディアを使いこなし 主体的に情報内容を吟味し 自己発信する情報活用能力 ( メディア リテラシー ) の向上に向けて学習 啓発します 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 人権尊重の視点に立った意識啓発 メディアにおける女性の人権尊重 具体的な施策 1 あらゆる人に対する人権擁護の啓発 2 市の刊行物等における男女共同参画の視点に立った表現の促進 3 人権に関する学習機会の提供 1メディア関係者への人権尊重配慮の理解と協力への働きかけ 2 人権を侵害する表現を防止する取り組みの推進 3メディア リテラシーの育成 45

52 主要課題 2 女性に対するあらゆる暴力の根絶 1 現状 女性に対する暴力には 配偶者などからの暴力 ( ドメスティック バイオレンス =DV) セクシ ュアル ハラスメント 性犯罪 売買春 ストーカー行為等があります これらは人権侵害であり 男女の固定的な性別役割分担 経済力の格差など男女がおかれている状況等さまざまな要因によっ て起こる社会的な問題です DV は 身体的暴力のみならず 精神的 性的 経済的なものなど 多岐にわたっており 被害 者のほとんどが女性で 市や県への DV に関する相談件数は増加しています また 配偶者からの 暴力の約 1 割は結婚前から始まっており 恋人間の暴力 デート DV も注目されるようになりま した 平成 13(2001) 年 10 月 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律 (DV 防止法 ) が 施行され 配偶者からの暴力は 犯罪となる行為として位置づけられ 平成 16(2004) 年には 国 地方公共団体の責務に被害者保護と自立支援が明記されました また 平成 16(2004) 年 10 月に改正された児童虐待防止法では 児童虐待の定義に DV の目撃 が含められました DV 防止法以外に セクシュアル ハラスメントは 平成 11(199 9) 年 4 月 男女雇用機会均等法 改正により 事業主には雇用管理上その防止のための配慮義務が規定され さらに 平成 19(2007) 年 4 月からは 措置義務となりました また ストーカー行為は ストーカー行為等の規制等に関 する法律 が平成 12(200) 年 11 月施行されるなど暴力の防止を目的とする法律が施行されました 国際的にも 女性に対するさまざまな暴力は 犯罪となる行為をも含む人権侵害であり 緊急に 取り組むべき重要な課題として位置づけられています 図 DV 関係相談状況 西宮市男女共同参画センター ( 人 ) 1,40 1,20 1,00 1,147 1,178 1,125 1,109 1,098 1,157 1, H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 女性の悩み相談件数 ( 電話 面接 法律 ) 内 DV 関係の相談件数 46

53 兵庫県立女性家庭センター ( 兵庫県配偶者暴力相談支援センター ) 電話相談 来所相談 ( 人 ) ( 人 ) 4, , ,500 3, ,218 3,000 3,100 3,070 2, , ,000 1,250 1,439 1,654 1, ,500 1,447 1, , ( 年度 ) 0 ( 年度 ) H16 H17 H18 H19 H20 H21 H16 H17 H18 H19 H20 H21 相談件数 内夫からの暴力に関連するもの 相談件数 内夫からの暴力に関連するもの 西宮市資料 2 課題 1 女性に対するあらゆる暴力を容認しない社会を目指す意識啓発の促進 2 セクシュアル ハラスメント等の防止対策の充実 3 暴力被害者への対応に関する職員研修 4 DV 防止とDV 被害者支援の施策の総合的な推進 3 施策の方向 (1) 女性に対するあらゆる暴力をなくす意識づくりの推進 女性に対するあらゆる暴力を容認しない社会を目指す意識啓発を促進します 暴力被害者への対応に関する職員研修を行います セクシュアル ハラスメント等の防止対策を充実します (2)DV の防止と被害者支援に関する施策の推進 西宮市 DV 対策基本計画を策定します (P61 参照 ) 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 女性に対するあらゆる暴力をなくす意識づくりの推進 DV の防止と被害者支援のための施策の推進 具体的な施策 1 女性に対する暴力根絶のための広報 啓発 重 2 性犯罪等の防止に向けた啓発 3 セクシュアル ハラスメント等の相談窓口の充実 3 セクシュアル ハラスメント等の防止に向けた啓発 1 西宮市 DV 対策基本計画の策定 (P61 参照 ) 重 重 : 重点施策 47

54 主要課題 3 生涯にわたる健康支援 1 現状女性と男性は それぞれ異なる身体的特徴を有するだけでなく かかりやすい病気の違いや同じ病気でも病状が異なることがあるなど性差に応じた心身の健康対策が必要です そのため 生物学的な性差だけではなく 文化的社会的性差を考慮した心身の健康の保持 増進や医療体制整備を進めていくことが必要です 女性については 妊娠や出産のための身体的特性が備わっているため 子どもを持つ持たないに関わらず その一生を通じて 男性とは異なる健康上の問題に直面することがあります 子どもを育てる社会環境が大きく変化しており 育児負担感の表面化 介護によるストレスなどが問題になっています また 思春期や更年期における女性の健康をめぐるさまざまな問題についても正しく理解することが必要です 平成 6(194) 年にカイロで開催された 国際人口 開発会議 において 女性の人権の一つとして 性と生殖に関する健康 権利 ( リプロダクティブ ヘルス / ライツ ) の概念が提唱されており 性に関する個人の意思を尊重し 生涯にわたり健康が保障されることの必要性が確認されました 平成 21 年度より 国の施策である がん検診推進事業 として 女性特有のがんである乳がん検診 子宮がん検診の無料クーポン券を節目年齢の市民に配布し 受診率の向上を図っています 一方 男性は肥満者や喫煙飲酒する人の割合が高く さらに 30 歳代 40 歳代を中心に長時間労働者が多いこと ストレスや過労により健康を損なうといった問題も生じ 自殺者の 7 割を男性が占めています そのため 本市でも 男女ともに身体的特質を十分理解し合い 市民一人ひとりの生涯にわたる心身の健康の保持 増進を支援することが求められています 図 こころのケア相談事業 ( 件 ) 1,600 1,400 1,200 1, ,425 1,428 1,426 1, H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 電話相談 来所相談移動相談 西宮市資料 図 骨粗しょう症検診 ( 件 ) 2,500 2,000 1,500 1, ,080 1,940 1,812 1,774 1,559 1,602 1, H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 要指導要医療受診人数 ( 年度 ) 西宮市保健事業の概要 48

55 要 800 7,423 8,000 精 7, ,000 密検 600 6,000 受査 500 5,000 診 人異 400 4,000 2,978 3, 常 ,000 あ ,526 1,852 2,455 2,000 り( ,000 人)0 0 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 数(人)図 乳がん検診 ( マンモグラフィ併用 ) 要精密検査異常あり 受診人数 西宮市保健事業の概要 図 子宮がん ( 子宮頸がん ) 検診 要 ,000 精 ,000 密 8, ,000 検 7,200 受 120 7,000 査診 6, 人異 4,610 4,560 4, ,184 3,978 5, 常 4,000 あ ,000 り ,000 ( , 人)0 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 数(人)273 要精密検査異常あり受診人数 西宮市保健事業の概要 図 エイズ等相談及び HIV 抗体検査 ( 人 ) H16 H17 H18 H19 H20 H21 H ( 年度 ) エイズ等来所相談延人数エイズ電話相談延人数 HIV 抗体検査延人数 西宮市保健事業の概要 49

56 2 課題 1 性差を考慮した健康支援の重要性に関する普及啓発 医療などの支援体制の整備 2 学校 職場 地域などのあらゆる場で 女性も男性も自分の身体に対する知識を持ち 自ら判断して健康管理を行うための啓発事業の充実 3 性と生殖に関する健康 権利を尊重した 生涯にわたる女性の健康保持のための事業等の充実 4 妊娠中及び出産後の女性労働者に対する適切な母性健康管理の推進 5 HIV 感染症を含む性感染症問題の正しい理解の推進と科学的な知識の普及 6 精神面で孤立しやすい男性に対する相談体制を確立するとともに 自殺予防等心身健康維持の支援 3 施策の方向 (1) 生涯を通じた男女の健康支援 性差に応じた健康支援の普及啓発と医療体制を整備します 学校 職場 地域などのあらゆる場で 自主的な健康管理を行うための啓発事業を充実します 性と生殖に関する健康 権利を尊重し 女性の健康保持のための事業を充実します 妊娠中及び出産後の女性労働者に対する適切な母性健康管理を推進します (2) 健康を脅かす問題についての対策の推進 生活習慣病等に関する相談窓口の周知や知識の啓発を行います HIV 感染症を含む性感染症に関する正しい理解を普及 啓発します 自殺予防等の心身健康維持を支援します 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 生涯を通じた男女の健康支援 健康を脅かす問題についての対策の推進 具体的な施策 1 性差を考慮した健康相談や情報提供と医療体制の整備 2 健康診査の充実と保健知識の普及 3 性と生殖に関する健康 権利の正しい知識の広報 啓発 4 地域住民の健康づくりの推進 5 健康講座等の開催 6 健康相談の実施 7 母子保健事業の推進 8 学校における性に関する相談窓口の充実 9 性教育実施に関する研究活動の推進 10 思春期 更年期における保健対策 1 生活習慣病等防止施策の推進 2 性感染症等防止への啓発 3 自殺予防対策の推進 重 重 : 重点施策 50

57 基本目標 Ⅴ 安全 安心に暮らせる男女共同のまちづくり 主要課題 1 高齢者 障害のある人が安心して暮らせるための環境整備 1 現状本市の高齢者の人口をみると 平成 17(2005) 年の年齢別人口構成比では 老年人口 (65 歳以上 ) 比 (16.8%) が年少人口 (0~14 歳 ) 比 (14.8%) を上回り 65 歳以上の高齢者のいる世帯数は 約 5 万 4 千世帯で全世帯の 28.4% となっており ( 女性の単身者世帯数はそのうち 22.1% 約 1 万 2 千世帯 ) 75 歳以上の人口の約 3 分の 2を女性が占めています 一人暮らしの高齢女性は 男性に比べて経済的基盤が弱い傾向があるため 高齢社会で生じる多くの問題は 女性にとって大きな影響を及ぼします 平成 23(201) 年 8 月に障害者基本法の一部が改正され 障害の定義の中に発達障害者が含まれ 共生社会の実現が大きな方向性として示されましたが だれもが安心して暮らせるまちづくりのためには さまざまな障害に対する十分な理解が進み ライフステージに応じた生活基盤や支援が整わなければ 当事者が主体的に生きることはかないません 高齢者や障害のある人への介護や看護の負担は 要介護者の家族にかかっており 介護者等による虐待も増加する傾向にあります 介護保険制度により 介護の社会化 は進みましたが 現実には家族の中で女性が介護を担う場合が多いことや 女性や男性が介護のために仕事を辞め 経済的弱者になるという貧困の連鎖が生じています こうした負担を少なくするためにも 介護や看護を社会全体で支える仕組みの充実や 高齢者が要介護状態になることを予防し 高齢者や障害のある人が社会の一員として自立できる環境の整備が必要になっています 特に 障害のある女性が複合的に困難な状況に置かれていることに配慮し その権利を擁護するための施策を講じ 自立しやすい社会基盤の整備が必要です 図 人口 世帯数 高齢化率の推移 ( 西宮市 ) ( 人 ) (%) 600, , , , , ,000 0 S60 H2 H7 H12 H17 H22 総人口 ( 人 ) 421, , , , , ,790 世帯数 ( 世帯 ) 148, , , , , ,730 高齢化率 (%) 西宮市資料 ( 平成 22(2010) 年 10 月 1 日現在推計人口 ) 51

58 図 要介護者からみた主な介護者の続柄 不詳,16.8% その他,0.6% 配偶者,25.0% 事業者,12.0% 同別居の区別なし, 29.4% 同居,60.0% 別居,10.7% 別居の家族等, 10.7% 子,17.9% 子の配偶者,14.3% その他の親族, 2.8% 同居の主な介護者の男女内訳 ( 単位 :%) 女性 69.4 男性 30.6 平成 22 年 (201 0 年 ) 厚生労働省 国民生活基礎調査 ( 高齢者一般調査 介護保険サービスの利用に関する調査 介護保険施設の利用に関する調査 ) 図 介護者の性別 年齢 ( 年齢 ) 40 歳未満 H18 年度 40~64 歳 65~74 歳 女性 男性 75 歳以上 (%) ( 年齢 ) 40 歳未満 H20 年度 40~64 歳 65~74 歳 女性 男性 75 歳以上 (%) 西宮市資料 52

59 2 課題 1 高齢福祉 障害福祉 介護保険 年金制度など 高齢者や障害のある人などが 安心して暮らせるための施策の充実 2 要介護状態にならないための予防を重視した介護予防システムの構築や 介護を地域全体で支えていくための福祉コミュニティづくり 3 高齢者や障害のある人の自立 及び社会参画の促進と支援 4 発達障害者 ( 児 ) に対する一貫した支援 3 施策の方向 (1) 高齢者 障害のある人が安全 安心に暮らせるための条件整備 高齢者や障害のある人が 安心して暮らせるための施策を充実します 発達障害者 ( 児 ) に対する支援を充実します 高齢者や障害のある人の自立及び社会参画促進を支援します (2) 介護支援体制の充実 介護予防等 介護を地域全体で支える体制を整備します 4 具体的な施策 施策コード 511 施策の方向 高齢者 障害のある人が安全 安心に暮らせるための条件整備 512 介護支援体制の充実 具体的な施策 1 高齢者 障害のある人への相談体制の充実 2 高齢者 障害のある人に配慮したまちづくり 3 高齢者 障害のある人が地域で自立生活するための支援 重 4 高齢者 障害のある人の就業環境整備 5 高齢者 障害のある人の社会参画の促進 6 高齢者 障害のある人への虐待防止等支援体制の整備 7 地域福祉の充実とネットワークづくり 8 介護予防事業の推進 9 介護サービスの充実 1 施設の整備 充実 2 介護保険事業の推進 3 介護技術の普及 啓発 重 : 重点施策 53

60 主要課題 2 貧困など生活上の困難に直面する男女への支援 1 現状雇用 就業をめぐる変化 経済のグローバル化など 社会が大きく変化する中 生活に困難を抱える人々の状況は 単身世帯やひとり親世帯の増加など家族の変容が進み 貧困に加え 教育や就労の機会が得られない 地域社会において孤立するなど 多様化かつ深刻化しています 貧困の状況を男女別 年齢別にみると ほぼすべての年齢層において女性の相対的貧困率は高く 特に高齢単身女性や母子世帯で高い傾向があります この背景には 固定的性別役割分担意識の影響により家事 育児の負担が女性に集中するため 女性の多くが出産 子育て期に離職することや 働く場合でも低収入で不安定な非正規雇用に従事せざるを得ないといった 経済的自立を阻む状況があります 一方 父子世帯についても 仕事と生活の調和が確立されていない就労状況のもとでは 従来通りの長時間の働き方はできず 経済的に安定しているとは言えません また 父子世帯や高齢単身男性の場合 生活における技術が不足していることや地域からの孤立など 困難な状況に陥っている場合も少なくありません 平成 22(2010) 年 8 月から 父子世帯にも児童扶養手当を支給することになりましたが まだ利用できる施策が少ないのが現状です 雇用情勢の厳しさが増す中 若者や男性についても不安定な雇用が増加し 生活困難に陥るリスクが高まっていることから 幅広い層への支援が求められています 表 相対的貧困率 1 ( 国 ) 65 歳以上単独世帯男女別貧困率 常用労働者 2 男子を 100 とする常用労働者女子の所定内給与格差 ( 西宮市 ) 一般労働者 3 のうち正社員 正職員の男性を 100 とする女性の所定内給与格差 ( 国 ) 男性 :14.36% 女性 :17.37% ( 平成 19 年 ) 第 3 次男女共同参画基本計画 男性 :38.31% 女性 :52.25% ( 平成 22 年 ) 生活困難を抱える男女に関する検討会報告書 77.6 ( 平成 22 年度 ) 西宮市労働実態基本調査 69.3 ( 平成 22 年 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 1 相対的貧困率 等価可処分所得 ( 世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得 ) の中央値の半分に満たない世帯員の割合 2 常用労働者 正社員と有期限雇用社員の合計で パートタイム労働者を含まない 3 一般労働者 常用労働者のうち 短時間労働者 以外の者をいう 54

61 2 課題 1 ひとり親世帯に対する支援の充実 2 安定した雇用 就業の支援に向けた環境整備 3 男女共同参画の推進による自立支援施策の充実 4 就学援助制度など 教育費の負担軽減 5 就業継続 再就職に関するセミナー 及び情報提供などの支援 6 就職支援を行う諸機関との連携 3 施策の方向 (1) 自立をめざす支援施策の充実 ひとり親世帯に対する支援を充実します 男女共同参画の啓発による自立支援施策を推進します 子育ての経済的負担を軽減する施策を推進します (2) 安定した雇用 就業に向けた支援施策の充実 安定した雇用 就業のための支援を行います 就業継続 再就職に関する事業及び情報提供を行います 就職支援に向け 関係機関と連携します 4 具体的な施策 施策コード 施策の方向 自立をめざす支援施策の充実 安定した雇用 就労に向けた支援施策の充実 具体的な施策 1 ひとり親家庭支援の充実 重 2 相談窓口の充実 3 自立支援制度の情報提供 啓発 4 就学支援施策の推進 1 事業主への安定雇用に向けた意識啓発 2 雇用における関係機関との連携促進 重 3 就労支援講座の実施 4 女性のための就労相談の実施 重 : 重点施策 55

62 主要課題 3 防災 災害復興における男女共同参画の推進 1 現状災害時においては 一般に男性は早い段階で職場に復帰するのに対して 不便な生活環境の中で家事や育児などの家庭的責任に対する負担が女性に集中するといった 従来の固定的性別役割分担意識による問題点が顕著になる傾向があります そのため 男女が共に支え助け合える防災 災害復興の体制づくりが重要となっています また 災害で避難所生活を余儀なくされた場合 限られた空間で多くの人々が集団で生活することになり 被災者同士のプライバシーの確保や女性や子どもに対する安全 安心を守るための配慮が求められます 避難所の運営やニーズについても 男女の違いに対応することが大切であり 女性スタッフの配置など女性の視点に立った支援が必要です 防災に関しては 性別や年齢を問わず 誰もが災害時に活動できるよう 日ごろから講習などを通じて防災意識を持ち 地域における役割を担う体制づくりが必要です しかし 防災 災害復興の分野でも女性の参画はなかなか進んでおらず 女性の参画を進めることで 男女が共同して防災や災害復興に対応し 地域の防災力の強化につなげることが必要です 表 西宮市防災会議における女性委員の割合 年度平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年 女性委員割合 11.5% 12.0% 8.0% 10.7% 10.7% 西宮市資料 2 課題 1 防災会議など 防災 災害復興の分野における政策 方針決定の場への女性の参画拡大 2 防災計画や対応マニュアルなどに男女共同参画の視点を入れた施策の推進 3 行政機関と地域団体 ( 自治会 婦人会 自主防災会等 ) との連携 4 防災に関する講習会など 地域における自主防災意識及び防災知識の普及の拡充 3 施策の方向 (1) 男女共同参画の視点での防災 災害復興施策の推進 防災 災害復興の分野における政策 方針決定の場への女性の参画を拡大します 男女共同参画の視点を入れた防災 災害復興施策を推進します 行政機関 ( 消防機関を含む ) と自治会 婦人会 自主防災会等地域団体との連携強化を推進します 地域において自主防災の意識啓発及び知識普及を行います 4 具体的な施策 施策コード 531 施策の方向 男女共同参画の視点での防災 災害復興施策の推進 具体的な施策 1 防災会議への女性の参画拡大 2 男女共同参画の視点に立った防災計画の策定 3 男女共同参画の視点に立った災害復興施策の推進 4 地域防災体制づくりへの女性の参画促進 5 市民への自主防災意識の啓発と普及 6 女性防災リーダー育成への取り組み 56

63 第 4 章 推進体制 1. 計画を推進する体制 2. 拠点の充実 3. 計画の進捗状況の点検と評価 4. 市民及び事業者との連携と協力

64 n 第 4 章 推進体制 1 計画を推進する体制 1 男女共同参画関連施策の総合的な推進を図ることを目的として 副市長を会長とし 局長を委員とする 西宮市男女共同参画推進会議 を軸にし 情報の共有化と連携を強化します 2 施策の実務的な事項を研究 協議し 計画の策定 推進のための関連部局と横断的な連携がなされ 連絡調整が密になるように 連絡調整会議 を活用して 全庁的な取り組みを行います 3 市職員が男女共同参画についての理解を深めるとともに あらゆる施策に男女共同参画の視点を持って取り組むよう 研修機会を設け 適切な情報提供に努めます 4 男女共同参画社会実現に向け 市民公募委員 学識経験者 団体推薦の委員で構成される 西宮市男女共同参画懇話会 において 施策の現状のあり方について意見及び提言を求めながら計画を推進していきます 図 計画を推進する体制 男女共同参画推進会議 男女共同参画懇話会 委員 連絡調整 報告 協議 提言 意見 市民 施策へのフィードバック 連絡調整会議 各施策所管課 協議連絡調整推進状況報告 市職員 研修 男女共同参画推進課男女共同参画センター 事業企画 市民団体 2 拠点の充実 1 拠点施設となる 西宮市男女共同参画センターウェーブ において 男女共同参画に関する情報の収集 啓発 学習機会の提供 団体または個人の活動や交流を支援し 男女共同参画社会の実現をめざします 2 ウェーブ では ジェンダー問題の解消 自立 連帯の推進 参加 参画の促進 を基本理念に 男女共同参画の拠点施設として 女性の自立と地位の向上の推進 男女の社会参画の促進を図るとともに 年齢 性別を超えて男女が共生し 交流と連帯が広がるように取り組みます そのため ウェーブ の機能をさらに充実させます 図 拠点の充実 男女共同参画センターウェーブ 男女共同参画推進課 < 施設 > 学習室 子ども室 図書 資料コーナー 交流コーナー 印刷作業室 < 機能 > 啓発学習事業 情報の収集提供 相談事業 交流ネットワーク事業 サポート事業 拠点としての施策推進 男女共同参画センターの運営 関係機関との連携 市民参画型講座の実施 庁内啓発と施策の総合的推進 施策推進 設置 市 58

65 3 計画の進捗状況の点検と評価 1 計画を具体的かつ年次を追って推進していくため 毎年 施策の 推進状況調査 を実施し 進捗状況の検証を行います 2 毎年 推進状況調査報告書 を作成し 連絡調整会議に諮り 現場サイドの実情を掌握しながら検証を行います また 検証結果については 懇話会 に報告し 計画の進捗度を評価します 3 計画は 平成 19(207) 年度から平成 28(2016) 年度までの 10 年計画になっていますが 男女共同参画に関わる制度等の変化に対応させるため 中間年である平成 23(2011) 年度に見直しました 特に 施策について毎年の進捗状況の調査の際に 終了した施策については成果のあったものとして後期の計画から除き 新たに取り組まれた施策は 計画に組み入れ点検します 図 計画の進捗状況の点検と評価 施策の実施 各施策担当課 男女共同参画センター 施策の見直し 推進状況調査 推進状況調査報告書 点検 評価 男女共同参画推進会議及び連絡調整会議での点検評価 男女共同参画懇話会への報告による提言と意見 男女共同参画推進課 4 市民及び事業者との連携と協力 1 男女共同参画の推進に向け 総括的な情報提供を行い 市民及び事業者の理解を深めるとともに 連携 協力しながら 計画を推進していきます 2 男女共同参画の推進に関する施策などに対する市民からの意見の申し出に対し 適切な対応を図るため必要な措置を検討します 図 市民及び事業者との連携と協力 市民市民団体関係機関事業者 連携 協力 市 計画の推進 総括的な情報提供 59

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67 西宮市 DV 対策基本計画

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69 第 1 章 基本的な考え方 1. 計画策定の趣旨 2. 計画策定の背景 (1) 国 県 西宮市のこれまでの動き (2) 国 県 西宮市の現状 3. 計画の位置づけ及び性格 4. 計画の期間及び見直し 5. 基本目標と重点施策 6. 計画の評価

70 第 1 章 基本的な考え方 1. 計画策定の趣旨 1 配偶者からの暴力 ( ドメスティック バイオレンス=DV 以下 DV という ) は 犯罪となる行為を含む重大な人権侵害です DVは 外部から発見が困難な家庭内で行われるため 潜在化しやすく しかも加害者は罪の意識が薄い傾向にあります このため周囲が気付かないうちに暴力がエスカレートし 被害が深刻化しやすい傾向にあります これまで周囲の人々は夫婦の問題 家庭内のもめごととして 事態を問題視しない傾向にありました しかしながら 子どもがDVを目撃することは児童虐待にあたるとともに 児童虐待の背景にDVが存在することがあるなどさまざまな問題が複雑にからみあっています DV 被害者の多くが女性であり その背景として考えられるのは 男女の固定的な役割分担意識 経済力の格差およびそれに伴う支配関係など 今日の社会において男女が置かれている社会状況に根ざした構造的な問題です すべての人々にとって暮らしやすい社会をめざすために DVは克服すべき重要課題であり その根絶に向けて努力を続ける必要があります 同時に男女共同参画社会の実現は DVのない安心して暮らせる社会にもつながります 西宮市は 男女共同参画に関する国 県の動向とこれまでの取り組みを踏まえつつ DVに関する施策を総合的に推進する DV 対策基本計画 を策定しました 平成 22(2010) 年度に実施しました 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 では パートナーから過去 5 年間に暴力を受けた経験 が ある と回答した女性が 8.6% 男性が 3.4% となっています これは 内閣府が平成 20(2008) 年度に実施した 男女間における暴力に関する調査 で ある と回答した女性が 33.2% 男性が 17.8% に比べると極めて低い結果となっています しかし同時に 配偶者からの暴力の防止及び被害者保護に関する法律を知っていますか という質問で 法律はよく知っているが 内容はよく知らない を含め 知らない と回答した割合が 男女とも7 割を越えており 配偶者からの暴力について相談できる窓口を知っていますか という質問に 知らない と回答したのも 男女とも 6 割を超えています このことから 潜在的なD V 被害者が多いのではないかと推測されます また 本市においては 男女共同参画センターが 先駆的な取り組みとして 平成 19 年度から 市内学校園に対するデートDVの啓発事業を行ってきました そういったことから 本市のDV 対策基本計画は DVについての広報 啓発など DVについての正しい知識や DVを発生させない社会風土をめざすことに重点を置いた計画としました 2. 計画策定の背景 (1) 国 県 西宮市のこれまでの動き 1 配偶者からの暴力 本計画で表記する 配偶者 には 配偶者 ( 事実婚を含む ) に加え 恋人など親密な関係にある ( 又はあった ) パートナーも含まれます 配偶者からの暴力 とは 身体的暴力だけでなく 性的暴力 経済的な暴力 精神的暴力 子どもを利用した暴力が含まれます 64

71 1 国の動き 国においては 人権の擁護と男女共同参画社会の実現に向けた様々な取り組みが 日本国憲法の下 に進められてきました 平成 13(2001) 年 4 月に 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する 法律 ( 以下 DV 防止法 という ) を制定し DV に関する通報 相談 保護 自立支援等の体 制を整備しました 平成 16(2004) 年 12 月の改正法では 都道府県による基本計画の策定が義務づけ られ さらに 平成 19(2007) 年 7 月の改正では 都道府県の基本計画を勘案した市町村基本計画の策 定と配偶者暴力相談支援センター 1 の設置が努力義務に位置づけられました 2 県の動き 兵庫県においては 平成 16(2004) 年 12 月の配偶者暴力防止法の改正に基づき 平成 18(2006) 年 4 月に 兵庫県配偶者等からの暴力 (DV) 対策基本計画 を策定しました この計画の期間が 3 年間 であり また平成 19(2007) 年 7 月には配偶者暴力防止法が改正されたことに伴い 市町等の DV 対策 推進のための支援を掲げ 平成 21(2009) 年 4 月に計画期間を平成 25 年度までの 5 年間とする改定が 行われました 3 西宮市の動き 西宮市では 平成 19(2007) 年に策定した 西宮市男女共同参画プラン の基本目標 Ⅳ 男女の人権 を尊重した社会づくり の主要課題 2 女性に対するあらゆる暴力の根絶 において DV 被害者の 支援と DV 防止のための事業の推進を挙げ 関係部局との連携を図り 取り組んできました 平成 12(20 00) 年に開設した男女共同参画センターにおいても フェミニストカウンセラーによる電話相談 やカウンセリング 弁護士による法律相談を開設しています DV だけではなく若年層におけるデー ト DV 2 に関する講演会 情報誌発行等による啓発事業にも取り組んできました また 婦人相談員による DV 相談は 生活相談のほか 必要に応じて一時保護や施設入所等につい ての情報提供及び支援を実施しています 上記以外の関係機関とも 被害者の相談 支援体制をよりよいものにするため 平成 15(2003) 年 ド メスティック バイオレンス被害者支援担当者連絡会 を設置し 連携できる体制づくりを行ってき ました (2) 国 県 西宮市の現状 1 国 県の現状 内閣府が平成 20(2008) 年度に実施した 男女間における暴力に関する調査 によると これまでに 配偶者から なぐる ける 物を投げつける 突き飛ばすなどの 身体に対する暴行を受けた こと がある女性は全体の 24.9% でした 1 配偶者暴力相談支援センター DV の防止及び被害者の保護を図るため 相談又は相談機関の紹介 カウンセリング 緊急時の安全確保と一時保護 自 立のための情報提供 助言 関係機関との連絡調整の機能があり 実施している事業は施設によって異なります 2 デート DV 親密な関係にある恋人などからの暴力 65

72 また 身体的暴行 心理的攻撃 性的強要 のいずれかを 1 つでも受けたことがあるという女 性は 33.2% で 女性の 3 人に 1 人が何らかの暴力を経験しています 過去 5 年間に配偶者から何らかの暴力を受けたことがあった女性の相談先は 友人 知人 家族 や親戚 はそれぞれ約 3 割と最も多く 警察や配偶者暴力相談支援センター等の相談機関を利用した 人はいずれも 1.1~2.2% だれにも相談しなかった 人は 53.0% を占めています また 相談しな い理由としては 相談するほどのことではないと思ったから が 50.0% で最も多く 次いで 自分 にも悪いところがあると思ったから が 35.7% となっています 平成 23(2011) 年 3 月 1 日現在 47 都道府県に 194 か所の配偶者暴力相談支援センターが設置され ています 全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談件数は配偶者暴力防止法が施行され た平成 14(2002) 年度には 35,9 43 件でしたが 平成 22(20 10) 年度には 77,334 件と 2.15 倍に増加して います 図 配偶者暴力相談センターにおける相談件数 ( 全国 兵庫県 ) 全国 ( 件 ) 兵庫県 ( 件 ) 90,000 6,00 80,000 77,334 68,196 72,792 5,00 70,000 62,078 60,000 58,528 4,00 49,329 52,145 3,438 3,715 50,000 35,943 43,225 2,990 3,00 40,000 30,000 2,117 2,00 1,561 20,000 1,050 1, , , H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 全国 兵庫県 内閣府調べ また 全国の警察が対応した配偶者からの暴力相談等の件数は 平成 14(2002) 年には 14,140 件で したが 平成 22(2010) 年には 33,852 件と 2.39 倍となっています 図 警察における暴力相談等の対応件数 ( 全国 兵庫県 ) 全国 ( 件 ) 40,000 35,000 兵庫県 ( 件 ) 4,00 33,852 3,50 30,000 25,000 20,000 15,000 14,140 12,568 14,410 16,888 18,236 1,195 28,158 25,210 20,992 1,642 1,797 1,867 1,885 3,00 2,50 2,00 1,50 全国 兵庫県 10,000 5, , H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 全国については警察庁調べ 兵庫県については兵庫県児童課調べ 66

73 全国の婦人相談所において緊急時に一時保護所に入所した被害者の保護件数は 平成 14(2002) 年度では 3,974 件でしたが 平成 21(2009) 年度には 4,681 件と 1.17 倍に増加しています 図 婦人相談所における一時保護件数 ( 全国 兵庫県 ) ( 夫等の暴力を理由とするもの ) 全国 ( 件 ) 兵庫県 ( 件 ) 4, ,666 4, ,60 4,535 4,565 4, , ,40 4, 全国 , 兵庫県 ,00 3, , ,60 0 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 厚生労働省調べ 裁判所による配偶者暴力防止法に基づく保護命令の新規受付件数は 平成 14(200 2) 年で 1,426 件で あったのに対し 平成 22(2010 ) 年には 3,114 件と 2.18 倍に増加しています 図 DV 防止法に基づく保護命令の新規受付件数 ( 全国 神戸地方裁判所管内 ) 全国 ( 件 ) 3,50 3,00 2,695 2,759 2,779 神戸地方裁判所管内 ( 件 ) 350 3,147 3,100 3, ,50 2,00 1,50 1, , , , 全国 神戸地方裁判所管内 0 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 0 ( 年度 ) 司法統計 兵庫県の現状を見ると 県の配偶者暴力相談支援センターにおける相談件数は 配偶者暴力防止法 が施行された平成 14(2002) 年度には 850 件でしたが 平成 22(2010) 年度には 3,715 件と 4.37 倍に増 加しています また 兵庫県の警察が対応した配偶者からの暴力相談等の件数は 平成 14(2002 ) 年で 624 件であっ たものが 平成 22(2010) 年には 1,885 件と 3.02 倍となっています 婦人相談所において緊急時に一時保護所に入所した被害者の保護件数は 平成 14(2002) 年度には 246 件でしたが 平成 21(2009 ) 年度には 184 件と減少傾向となっています 67

74 2 西宮市の現状 被害の状況平成 23(2011) 年 2 月 ~3 月に実施した 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 によると パートナー ( 元配偶者 交際相手を含む ) から過去 5 年間に暴力 ( 身体的暴力 心理的攻撃 性的強要 ) を受けた経験がありますか という質問に対し 女性の 8.6% 男性の 3.4% が 暴力を受けたことがある と回答しています 図 パートナー ( 元配偶者 交際相手を含む ) から過去 5 年間に暴力 ( 身体的暴力 心理的攻撃 性的強要 ) を受けた経験 がある割合 女性 (n=897) 暴力を受けたことがある 男性 (n=524) 暴力を受けたことがまったくない 不明 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) しかしながら 暴力を受けたことがある と回答した人のうち女性の 51.9% 男性の 72.2% が 相 談しようとは思わなかった と回答し さらに女性の 24.7% 男性の 11.1% が 相談したかったが 相談しなかった と回答しています 図 暴力を受けたことがあると回答した人のうち DV を受けた時の相談の有無 女性 (n=77) 相談した 相談したかったが 相談しなかった 男性 (n=18) 相談しようとは思わなかった 不明 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) あなたは 配偶者からの暴力について相談できる窓口を知っていますか という質問に対し 女 性の 66.7% 男性の 67.0% が 知らない と回答していることからも 支援の必要な人が 必要な 支援を受けられないおそれがあり 今後 速やかな対応が必要です 図 配偶者からの暴力について相談できる窓口 を知っている人の割合 女性 (n=897) 知っている 男性 (n=524) 知らない 不明 無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 68

75 相談の状況 西宮市では DV に関する相談を 女性には男女共同参画推進課 ( 女性のための相談室 ) 児童 母子支援グループ ( 婦人相談 ) 等で対応しており 男性には県の相談窓口を紹介しています 女性のための相談室 における DV 相談件数は 平成 20(2008) 年度の延べ 266 件に対し平成 22(20 10) 年度は延べ 319 件と 1.20 倍となっています 婦人相談員による DV 相談実人数は 平成 20(2008) 年度の 126 人に対し平成 22(2010) 年度は 14 人と 1.14 倍となっています 一時保護等の状況 西宮市では 緊急に保護が必要な場合については 兵庫県の婦人相談所へ一時保護を依頼していま す 平成 22(2010) 年度は 8 件と ここ数年は同程度の件数があります また 必要がある場合は 他 市の母子生活支援施設等に協力を依頼し 被害者の安全に万全を期しています 3. 計画の位置づけ及び性格 (1) 改正 DV 防止法の 市町村における配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護のための基本的 計画 ( 市町村基本計画 ) に相当するものです (2) 改正 DV 防止法に基づき国が定める 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護のための施策 に関する基本的な方針 ( 基本方針 ) に則し かつ同法に基づく 兵庫県配偶者暴力対策基本計画 ( 兵 庫県基本計画 ) の内容を勘案して策定するものです (3) 本計画は 西宮市男女共同参画プラン の 基本目標 Ⅳ 男女の人権を尊重した社会づくり の 主要課題 2 女性に対するあらゆる暴力の根絶 の一部であり 平成 24(2012 ) 年 3 月に中間見直し を行う 西宮市男女共同参画プラン に包含される計画です 4. 計画の期間及び見直し 平成 24(2012) 年度から平成 28(2016) 年度 (5 年間 ) とします 本計画は 西宮市男女共同参画プラン の別冊として 同プランの中間見直しに合わせて策定します 計画年度は 西宮市男女共同参画プラン と同様に平成 28(2016) 年度までとし 配偶者暴力防止法の改正や国の基本方針等の改定の際には 必要に応じて見直します 5. 基本目標と重点施策 西宮市 DV 対策基本計画 では 基本理念を達成するため 次の 5 つの基本目標とその目標 を実現するための重点施策を定めています 69

76 Ⅰ 相談機能の充実 DV 被害者がその困難な状況から脱するには まず何よりも相談窓口につながることが大切です また 相談窓口は DV 被害者にとって分かりやすく相談しやすいことが必要です < 重点施策 > DV 施策コード施策の方向具体的な施策 111 相談窓口の周知 1 ホームページ 市政ニュース等の広報媒体による市民への相談窓口の周知 113 相談体制の整備 2 配偶者暴力相談支援センター の開設 Ⅱ 被害者の安全確保 DV 被害者が加害者から逃れて居住している場合 DV 再発防止のためにDV 被害者の情報が誤って加害者に伝わることがないように対策をしておくことが重要です < 重点施策 > DV 施策コード施策の方向具体的な施策 231 情報保護の体制強化 1 DV 被害者に関する情報管理の徹底 Ⅲ 自立支援 DV 被害者が加害者から逃れ 生活の再建及び新たな生活を始めるためには さまざまな課題に取り組まなければなりません そのため行政は さまざまな施策を活用してDV 被害者支援を行っていく必要があります < 重点施策 > DV 施策コード施策の方向具体的な施策 DV 相談窓口 手続きのワンストップ化 子どものケアに関する支援 1 配偶者暴力相談支援センター の開設 2 子どもの心身回復をめざす取り組みの推進 Ⅳ 職員の資質向上と苦情処理 DV 被害者は時として 周囲の無理解によってさらに困難な状況にさらされる危険があります DV 被害者の支援には 応対する職員のみならず職員全体がDV 及びDV 被害に関して正しく理解し 二次的被害を与えることがないようにしておく必要があります < 重点施策 > DV 施策コード施策の方向具体的な施策 411 職員等の資質向上 1 職員に向けた DV 及び DV 被害に関する理解促進のための研修の実施 70

77 Ⅴ DV 防止に向けた啓発 教育 被害者に対する支援はもちろん大事ですが 同時にDVの未然防止のために広く市民に啓発を行っていく必要があります 特に 将来の被害者と加害者を発生させないためには 教育の場においてDV 予防について啓発を行うことが大事です < 重点施策 > DV 施策コード施策の方向具体的な施策 市民へのDV 及びD V 被害に関する理解の促進若年層へのDV 防止の啓発とDV 予防教育の推進 1 女性の人権の尊重に関する啓発 広報 1 児童 生徒に対する DV 予防教育の推進 6. 計画の評価 (1) 指標の設定本計画は 西宮市男女共同参画プラン の別冊として策定するため その進捗状況管理についても準じた形式で行うものとし 指標と目標数値を設定します (2) 指標と目標数値 基本目標 項 目 現状数値 (22 年度 ) 目標数値または方向 (28 年度 ) 目標数値の説明 Ⅰ DV 相談窓口を知っている女性の割合 29.0 % 67.0% 国の第 3 次男女共同参 画基本計画の成果目標 値を採用した 職員が 5 年間のうちに 職員への DV 防止に関する研修の実施回数 1 回 / 年 5 回 / 年 最低 1 度はDV 防止の研修を受講することをめざし 年間に必要な回 Ⅳ 数を算出した DV 対策基本計画推進 二次的被害 1 防止に向けた窓口職員対象研修会の開催回数 - 1 回 / 年 のための連絡調整会議担当課の事例検討会と して設定した DV 防止のための講座の開催回数 3 回 / 年 5 回 / 年 開催実績と必要性から 算出した Ⅵ デート DV 防止に関する啓発の実施 1 回 / 年 市立中学校生徒に対し在学中に 1 度は啓発を行う 市立中学校生徒が 3 年間のうちに最低 1 度はデートDV 防止の啓発を受けることをめざした 1 二次的被害 DV により心身ともに傷ついた被害者が DV の特性や被害者の置かれた立場を理解しない職務関係者の不適 切な言動で さらに傷つくこと 71

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79 第 2 章 計画の内容 計画の体系表 基本目標 Ⅰ 相談機能の充実 基本目標 Ⅱ 被害者の安全確保 基本目標 Ⅲ 自立支援 基本目標 Ⅳ 支援者の資質向上 基本目標 Ⅴ DV 防止に向けた啓発 教育

80 西宮市DV対策基本計画z 第 2 章計画の内容 計画の体系表 主要課題 基本目標 1 相談窓口の充実 Ⅰ 相談機能の充実 2 保健 医療関係者による早期発見 通報 3 福祉関係者及び市民による早期発 見 通報 Ⅱ 被害者の安全確保 1 緊急時の安全確保と一時保護まで の支援 2 警察と連携した被害者の支援 3 被害者に係る情報の保護 1 DV 被害者の手続きの負担軽減 2 心身の回復に向けた支援 Ⅲ 自立支援 3 生活の支援 4 就労の支援 5 住宅の支援 6 子どもへの支援 Ⅳ 支援者の資質向上 1 DV 被害者支援に向けた職員の資 質向上 苦情への対応 1 市民に対する DV 防止の啓発 Ⅴ D V 防止に向けた啓 発 教育 2 若年層に対する DV 防止の啓発と DV 予防教育 3 DV 予防教育に向けた教職員への 啓発 74

81 施策の方向 (1) 相談窓口の周知 (2) 相談窓口の強化 (3) 相談体制の整備 (1) 保健 医療関係者による DV の早期発見に向けた取り組みの実施 (2) 保健 医療関係者の通報体制の整備 (1) 福祉関係者による DV の早期発見に向けた取り組みの充実 (2) 民生委員 児童委員による DV の早期発見に向けた取り組みの充実 (3) 市民による DV の早期発見に向けた取り組みの充実 (1) 被害者の安全確保のための体制づくり (1) 警察との連携強化 (1) 情報保護の体制強化 (1)DV 相談窓口 手続きのワンストップ化 (2) 婦人相談の充実 (1) 心身回復のための支援 (1) 生活基盤整備のための支援 (1) 就労支援に向けた環境整備 (1) 住宅確保に向けた支援 (1) 子どものケアに関する支援 (2) 就学 保育に関する支援 (1) 職員等の資質向上 (2) 苦情とその対応内容の情報共有 (1) 市民への DV 及び DV 被害に関する理解の促進 (2)DV 防止及び DV 被害からの回復に向けた支援 (1) 若年層への DV 防止の啓発と DV 予防教育の推進 (1) 学校における DV 予防教育の推進 (2)DV 予防の取り組みの推進 重点施策 の含まれる 施策の方向 75

82 基本目標 Ⅰ 相談機能の充実 主要課題 1 相談窓口の充実 1 現状と課題 本市の婦人相談員が受けた相談のうち DVに関する相談が 平成 20(2008) 年度の延べ 775 件に比し 平成 22(2010) 年度は延べ 467 件と減少していますが DV 相談の実人数は 126 人から 144 人へと増加しています 男女共同参画センターのフェミニストカウンセラーが受けた相談は 266 件から 319 件と 年々増加傾向にあります そのほか 母子自立支援施設や西宮市国際交流協会においてもわずかずつではありますが DVの相談を受けています 本市には DV 被害者の相談窓口として設けた DV 電話相談 があります その相談件数は 年間 8 件であり相談件数が増えていません DV 被害は 多くが家庭内で起こるため 被害者が孤立し必要な情報が入らず相談窓口が分からなかったり あるいは 被害者にDVという認識がないため相談に至らない場合もあります また 被害者自らが 施策担当課を探して尋ね 支援にたどりつくまでに時間がかかることによって被害者が疲弊する場合があります 現在 本市では広く相談窓口を設けてさまざまな人を対象に支援を行うとともに その相談の中で DV 被害の事例が判明した場合は 児童 母子支援グループの婦人相談から支援に必要な施策担当課につないでおり 市職員がDVの認識を持って対応するよう努力しているところです このような現状から 被害者が安全に安心して相談を受けることができるように 開設日時 曜日の検討を行い 市民の方々に分かりやすい窓口である DV 相談 の周知のための努力が必要です また 外国人市民や高齢者 障害のある人など多様なニーズへの対応を検討することが必要です 表 婦人相談員が受けたDV 相談 ( 児童 母子支援グループ ) ( 単位 : 件 人 ) 種別 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 DV 相談延べ件数 982 1, DV 相談者実人数 西宮市資料 図 DV 関係相談状況 ( 西宮市男女共同参画センター ) ( 人 ) 1,40 1,20 1, ,147 1,178 1,157 1,195 1,125 1,109 1, H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 ( 年度 ) 女性の悩み相談件数 ( 電話 面接 法律 ) 内 DV 関係の相談件数 西宮市資料 76

83 表 公益財団法人西宮市国際交流協会での外国人からの相談件数 相談内容の内訳 日本語 外国語関係 ( 翻訳 通訳依頼含む ) 教育出入国 税金 労働 住居 国際結婚 永住 帰化 法律 医療 保健 交流 情報 通信 生活環境等 相談件数 ( 単位 : 件 ) 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 DV 集計せず 合計 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 111 相談窓口の周知 112 相談窓口の強化 113 相談体制の整備 1 ホームページ 市政ニュース等の広報媒体による市民への相談窓口の周知 重 2 職員への相談窓口の周知 3DV 被害者等への支援に関する情報提供 1 女性相談 法律相談等専門相談の充実 2 相談の事例研究や相談員に対する研修による相談機能の強化 3 関係機関との連携強化 1 1DV 相談のワンストップ化や DV 被害者支援共通相談シート 2 による被害者の立場に立った相談体制の整備 2 配偶者暴力相談支援センター の開設 重 重 : 重点施策 1 ワンストップ化 複数個所で提供する各種行政手続きを 被害者の安全確保と負担軽減のため 1 ヵ所で行うこと 2 DV 被害者支援共通相談シート DV 被害者が 窓口ごとに事情説明する負担を軽減し 二次的被害を防止するため相談内容や進捗状況を記載 したシート 77

84 主要課題 2 保健 医療関係者による早期発見 通報 1 現状と課題 保健 医療関係者 ( 医師 歯科医師 看護師 保健師 助産師等 ) は 日常の業務を行う中でDV 被害者を発見しやすい立場にあります 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第 6 条では 医療関係者がDV 被害者を発見したときは 被害者の意思を尊重しながら通報することができ その通報は 守秘義務違反には当たらないとしています 市立中央病院では 来院した患者にDVが疑われる場合は 相談窓口等 関係機関を案内しています また 緊急現場では 警察に通報します 保健所では 医療と保健を結ぶ養育支援ネット 1 を通して 医療機関と連携し養育支援を必要とする家庭を早期に把握するとともに DVが疑われる場合は 他の機関とも連携して支援を行っています また 訪問 相談 健診等の保健事業の場を通じて DVの早期発見に努めています 乳幼児健診未受診者には保健事業の参加状況 保育所 幼稚園の入所状況を確認し 必要に応じて 保健師による訪問を実施しています 養育支援ネットを通じて医療機関から訪問依頼があった場合は 保健師による家庭訪問を行い その情報を医療機関と共有しています DV 被害者支援には 通報窓口の紹介など保健 医療関係者への積極的な啓発活動の実施が重要です 表 西宮市養育支援ネットによる医療機関等からの情報提供件数 養育支援を必要とする要因 ( 単位 : 件 ) 年度 件数 子どものリスク要因 母親のリスク要因 家庭的リスク要因 低体重児 その他 身体的疾患 精神的疾患 その他 経済状態 家族状況 親の育児性 H H H H H 報告 集計の様式を一部変更し 育児不安等 育児上のリスクをより明確に集計するようになったため件数が増加した 西宮市資料 表 西宮市母子保健事業で把握した DV 被害状況 ( 単位 : 人 ) H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 被害者数 西宮市資料 1 養育支援ネット 医療機関と地域保健が連携することによって 未熟児出産 虐待ハイリスク等 育児支援を必要としている家庭を早期発見し 子育てを支援するネットワーク 78

85 表 医療機関からの紹介による相談受付件数 ( 単位 : 件 ) H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 婦人相談窓口相談受付件数 女性のための相談室の DV 相談受付件数 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 保健 医療関係者による DⅤ の早期発見に向けた取り組みの実施 保健 医療関係者の通報体制の整備 1 保健 医療関係者へのDⅤに関する研修の実施 2 保健 医療関係者の立場からDVを早期発見するポイント等のマニュアル作成の検討 3 保健 医療関係者を含めた連絡会議や事例検討会の実施 1 市立中央病院における通報体制のマニュアル作成の検討 2 関係機関の役割の明確化と相談支援体制の周知 3 民間の保健 医療機関等へのDV 被害に関する通報場所の周知 4 保健 医療機関等へのDV 相談窓口の周知 5 相談しやすい環境の整備 6 関係機関との連携強化 79

86 主要課題 3 福祉関係者及び市民による早期発見 通報 1 現状と課題 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第 6 条では 配偶者からの暴力を受けている者を発見した者は その旨を配偶者暴力相談支援センター又は警察官に通報するよう努めなければならない としています 生活保護や高齢 障害福祉のケースワーカーなどの担当者が 福祉支援を行なっている際にDVの疑いがあると気づいた場合は 婦人相談員と連携し対応しています 保育所においては 保健師と保育士が要支援児童への対応をするため各保育所を巡回し 子どもの様子を把握し 関係機関と連携してDVの早期発見に努めています 民生委員 児童委員は 地域住民の相談窓口としての役割があり さまざまな相談が地域住民から寄せられます 相談内容を詳しく聞き取ることによりDVの早期発見に努めています また 市民からの情報提供は 早期発見に重要な位置を占めており 被害者を発見するためのDV に関する情報提供を行うなど啓発活動は大切です 表 社会福祉関係機関からの婦人相談窓口紹介による 相談受付件数 ( 単位 : 件 ) 区分 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 福祉事務所 他の相談機関 社会福祉施設 合 計 施策の方向と具体的な施策 西宮市資料 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 福祉関係者による D V の早期発見に向けた取り組みの充実 民生委員 児童委員による DV の早期発見に向けた取り組みの充実 市民による DV の早期発見に向けた取り組みの充実 1 福祉関係者へのDV 理解促進のための研修 啓発の実施 2DV 相談窓口の周知 3DV 被害防止のための関係機関との連携強化 4 DV 被害者支援のためのフローチャート 1 の作成 5 通報体制の整備 充実 1 民生委員 児童委員への DV 理解促進のための研修 啓発の実施 1DV に関する市民の理解促進のための広報 啓発の実施 1 DV 被害者支援のためのフローチャート DV 被害者が 受けたい支援の内容ごとに所管する担当機関や経過及び段階をたどれるよう記載した 流れ図 80

87 基本目標 Ⅱ 被害者の安全確保 主要課題 1 緊急時の安全確保と一時保護までの支援 1 現状と課題 西宮市は DV 被害者から相談があった場合 緊急性と本人の意向を見極めたうえで 適切な支援先を案内しており 緊急時における安全確保として 必要に応じて県の一時保護所に案内し それに伴う同行支援を行っています 被害者が直接 警察へ出向いた場合は 市役所の開庁時間帯であれば 婦人相談員が一時保護所に送り届けますが 休日や夜間等の閉庁時には 警察との連携により安全の確保をします また 同伴児がいる場合でも 被害者や同伴児の状況から 母子を一緒に保護することが難しい場合には こども家庭センター等 関係機関と連携しDV 被害者の安全確保に努めるとともに 民間支援団体が行っている一時保護についての情報提供を行うなど 連携を図っています 外国人市民の一時保護や入所の際には 言葉の問題に配慮するため通訳や翻訳が必要です 表 婦人相談員による県の一時保護所入所措置件数 ( 単位 : 件 ) H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 211 被害者の安全確保のための体制づくり 1 関係機関との連携した緊急時一時保護体制の整備 2 既存施設のシェルター利用の検討 3 通訳 翻訳など外国人市民への対応の充実 4 民間シェルターとの連携 81

88 主要課題 2 警察と連携した被害者の支援 1 現状と課題 市では警察と連携して DVの予防と被害者の支援のため さまざまな取り組みを行っています DV 対策の業務を行う担当課で構成する 西宮市ドメスティック バイオレンス被害者支援担当者連絡会 には西宮警察署 甲子園警察署も参加しており 西宮市と相互の連携と情報共有を図り 被害者への適切で有効な被害者支援の提供を目指しています また DV 被害者に相談窓口を周知するため市内公的機関に置いている DV 防止啓発カード に緊急時及び時間外における連絡先として警察を記載し 被害者の安全確保のための周知を図っています DV 被害者が暴力を避けるために一時保護を必要とした場合は 市役所の開庁時間であれば婦人相談員が必要に応じて県の一時保護所に送り届けます 休日や夜間等の閉庁時には 警察が必要に応じて保護を行い 県の一時保護所に送り届けます 後日婦人相談員が 一時保護所に出向き対応するなどの連携を図っています DV 被害者が情報保護のため住民基本台帳の閲覧制限の支援措置を行う場合など 市と警察は連携して被害者支援に取り組んでいます 被害者の安全確保からも 警察との連携はさらに強化していく必要があります 表 警察からの紹介によるもの ( 単位 : 件 ) 適用 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 県の一時保護所入所件数集計せず DV 相談受付件数 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード 221 施策の方向警察との連携強化 具体的な施策 1 緊急時一時保護体制の整備 2DV 被害者への警察の支援についての情報提供 3DV 被害者の保護について警察との情報共有 82

89 主要課題 3 被害者に係る情報の保護 1 現状と課題 DV 被害者が加害者から逃れて居住している場合 DV 再発防止のためにも 被害者の住所の漏洩を防ぐことは重要です そのため 市では DV 被害者からの申請をもって住民基本台帳の閲覧等制限の支援措置を行っています そのほか 住民基本台帳を基盤とした行政情報により業務を行っている関係各課についても 市民課より関係各課へ個人情報保護について周知徹底を働きかけるとともに 情報管理の一元化のための体制づくりが必要です さらに 住民基本台帳を基盤とした行政情報がさまざまな施策に利用されることがある中で DV 被害者の情報が誤って加害者に伝わることがないように 更なる漏洩防止の対策をしておく必要があります 表 住民基本台帳閲覧等制限の支援措置対象者数 ( 市民課 ) ( 単位 : 人 ) 内容 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 (1)DV 及びストーカー行為 1 防止支援措置対象者数 (2)(1) のうち本市支援分 (3)(1) のうち他市からの依頼分 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 231 情報保護の体制強化 1DV 被害者に関する情報管理の徹底 重 2DV 被害者の情報管理一元化のための体制づくり 3 庁内関係機関との連携強化 重 : 重点施策 1 ストーカー行為 同一の人に対し付きまとい等を繰り返し行うこと 83

90 基本目標 Ⅲ 自立支援 主要課題 1 DV 被害者の手続きの負担軽減 1 現状と課題 DV 被害者は 相談内容が多岐にわたり窓口もいくつかに分かれてしまうため どの窓口に来ても 最初に相談を受けた担当者が適切な窓口に案内できるよう 各関係機関の支援策や連絡先が一覧になった DV 被害者支援のためのフローチャート を作成し これに基づき各担当課で相談等に対応しています さらに DV 対策の業務を行う関係機関で構成する 西宮市ドメスティック バイオレンス被害者支援担当者連絡会 において 担当者間の相互の連携と支援策などの情報共有を図り 被害者への適切で有効な支援の提供を目指しています また DV 被害者が何度も窓口を回り手続きを行う負担を軽減するため 婦人相談員が同行して手続きをスムーズに行えるよう各課と協力して対応しています しかし DV 被害者が市役所内を移動していくことはさまざまな問題があり 被害者の立場に立った安全の確保を行う必要があります 現在 児童 母子支援グループでは婦人相談員 2 名体制で相談業務を行っており 来所相談 電話相談で状況を聞き 必要な情報提供を行っています さらに一時保護が必要な場合は県の一時保護施設入所の手続きを行うとともに その後の生活支援として 他市母子生活支援施設への入所依頼や住宅設定の支援などを行っています 相談に来られた DV 被害者の方が 保護命令 離婚や親権に関する調停の手続きが必要な場合 それらの申し立てについての情報提供を行うとともに 必要に応じて裁判所や弁護士相談 各種手続きへの同行も行っており 被害者が安心して生活できるように支援しています 弁護士等代理人が必要な場合は 他部署が実施している無料法律相談や 日本司法支援センター ( 法テラス ) についての情報提供を行っています また 他市町村から転居してきた DV 被害者に対しても 各種手続きへの同行等 同様の支援を行っています 表 婦人相談におけるDV 相談実人員件数 ( 単位 : 件 ) H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 施策の方向と具体的な施策 西宮市資料 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 311 DV 相談窓口 手続きのワンストップ化 312 婦人相談の充実 1 配偶者暴力相談支援センター の開設 重 2 DV 被害者支援のためのフローチャート 作成 3 被害者の負担軽減のための DV 被害者支援共通相談シート 作成の検討 1 婦人相談の体制強化 2 被害者支援に関する福祉施策の情報提供 3 関係機関との連携強化 84 重 : 重点施策

91 主要課題 2 心身の回復に向けた支援 1 現状と課題 DV 被害者は 心身に大きな影響を受けています 特に 被害者の精神的な影響は大きく 自尊感情や自己肯定感の低下 自殺企図 うつ病やPTSD 1 などの精神的な問題を有することもあります これらの影響は 長期に及びます 男女共同参画センターでは 女性のための相談 を行い 被害者の立場にたった支援をしています また 立場を同じくする人で結成した自助グループに対し 参加を希望するDV 被害者に案内を行うなど活動の支援をしています 被害者の自立に向けて カウンセリングや自助グループの更なる支援などの施策の充実を展開していく必要があります 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 321 心身回復のための支援 1DV 被害者の自立支援の推進 2 心と体の健康回復に向けた支援の充実 3フェミニストカウンセリングの実施 4 自助グループの育成と活動の支援 1 PTSD 外傷後ストレス障害 自分が意図しないのにある出来事が繰り返し思い出され そのとき感じた苦痛などの気持ちがよみがえり 体験を思い出すような状況や場面を避け続けたり 過敏に反応するなどのストレスが生じること 85

92 主要課題 3 生活の支援 1 現状と課題 DV 被害者がその被害から逃れるために避難しており かつ子どもを監護している場合は 実情に応じて DV 被害者の方に子ども手当や 児童扶養手当などの手続きの情報提供をしています 西宮市内に居住実態がありながら 加害者に居場所が判明する恐れがあるために転入手続きができないDV 被害者に対して 医療保険の手続きの情報提供や 医療を受ける機会の確保を図っています 乳幼児等医療費助成制度等についても同様です 最低限度の生活の維持が困難な場合については 生活保護制度などさまざまな制度を駆使することにより 最低限度の生活の保障と自立のための支援を行なっています しかしながら 制度の狭間にあって自立のための活動の過程で 活動に必要な経費を捻出することができない場合があり それに向けた支援を行う必要があります 表 DV 被害者の各手当受給状況 子ども手当 ( 単位 : 人 ) 児童扶養手当 DV 被害者数 数字は 住民票等と居住地が異なる DV 被害者数です 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 331 生活基盤整備のための支援 1DV 被害者への支援施策の情報提供 2DV 被害者への保険 医療に関する支援の充実 3DV 被害者が自立するための活動経費の支出の検討 4 DV 被害者支援共通相談シート 作成の検討 5 関係機関との連携強化 86

93 状 主要課題 4 就労の支援 1 現状と課題 DV 被害者が経済的に自立して生活するためには 就業の支援が重要です 勤労福祉課では DV 被害者に限らず 就労に関する相談窓口として 若年者等就労支援事業 ( 西宮市しごと相談室 ) を実施しています 就労に関する悩みや不安に対する相談 職業設計等の就労相談 キャリアカウンセラーなどの専門家による研修 セミナー等の開催 インターネット等を活用した情報提供など 継続的に相談できる総合窓口として受け皿を作り 就労に向けての足がかり あるいは方向性を見出すことができるような支援を行っています 男女共同参画センターでは 就労支援のためのスキルアップ講座の開催や再就職 再チャレンジに関する情報を収集 提供する チャレンジコーナー の開設とともに 関連図書の閲覧 貸出しを行っています また 離婚後の生活支援講座開催日の前後に 女性のためのチャレンジ相談 を実施し それぞれの状況を踏まえた上で希望する就労に向けた相談を行っています 児童 母子支援グループでは 母子自立支援員による母子家庭の就労相談及び就労支援を行っています なお 市は就労先のあっせん機能は持っていないため 具体的な就労先を希望される場合はハローワークと連携して就労の支援を行っており 相互に支援内容を周知する必要があります 表 就労支援講座参加者数 ( 西宮市男女共同参画センター ) ( 単位 : 人 ) 講座内容 H18 年度 H19 年度 H20 年度 H21 年度 H22 年度 女性のためのチャレンジ相談 参加者数 ( 延べ人数 ) 再就職準備セミナー 参加者数 シングルマザー講座参加者数 ( 延べ人数 ) 表 西宮市しごと相談室 相談者数 ( 勤労福祉課 ) ( 単位 : 人 ) 15~34 歳 35~44 歳 45~54 歳 55~64 歳 65 歳以上 合計 男性 ,130 女性 合計 ,828 表 母子自立支援員の就労相談回数 H20 年度 H21 年度 H22 年度 ( 単位 : 回 ) 西宮市資料 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 西宮市資料 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 341 就労支援に向けた環境整備 1 ハローワークなど就労支援関係機関との連携強化 2 広報紙を活用した相談窓口の周知 3DV 被害者に対するキャリアカウンセリングの実施 4 就労につなげる支援施策の情報提供 87

94 主要課題 5 住宅の支援 1 現状と課題 一時保護後のDV 被害者が 住宅困窮や生活上の問題を抱えている場合は 入所要件を満たせば 母子生活支援施設への入所が可能です 施設では 自立に向けた生活全般に亘る支援を行っています また DV 被害者に対する住宅確保の支援として 市営住宅の応募資格である 市内在住 在勤 及び 単身世帯の年齢制限 を問わない等の配慮を行っています さらに DV 被害者が 新たな住居を探すまでの間の一時的な住居 ( ステップハウス ) の確保を目的に 市営住宅に目的外使用で入居できる制度を平成 23 年 7 月に策定しています DV 被害者が安定した生活拠点を確保できるように 施策を整備することが必要です DV 被害者の西宮市の市営住宅申し込み資格 ( 下記のいずれかに該当する DV 被害者 ) 記 配偶者暴力防止等法 の婦人相談所 ( 当該相談所から委託を受けた施設を含む ) の一時保護又は婦人保護施設及び母子生活支援施設の保護が終了した日から起算して 5 年を経過しない方 ( 婦人保護施設等の証明が必要 ) 配偶者暴力防止等法 の規定により裁判所がした退去命令又は接近禁止命令の申立てを行った者で当該命令がその効力を生じた日から起算して 5 年を経過していない方 ( 裁判所からの保護命令通知書の写しが必要 ) ステップハウスの使用 ( 最長 6 ヶ月 ) 申し込み資格 ( 下記のすべてに該当する DV 被害者 ) 記 兵庫県配偶者暴力相談支援センター等の一時避難所 施設に入所し 退去して 2 年以内である方 ( 同施設の証明が必要 ) 福祉担当部局の紹介をうけている方 使用する住宅の収入基準を超えない方 ペットの飼育を行わない方 入居者及び同居者が 暴力団員でない方 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 351 住宅確保に向けた支援 1 関係機関との連携強化 2 住宅確保に向けた支援施策の情報提供 3DV 被害者の申込資格条件の周知 4ステップハウスの拡充 5 母子生活支援施設の充実 88

95 主要課題 6 子どもへの支援 1 現状と課題 DV 被害者を支援する際に 被害者の子どもを支援していくことはたいへん重要です 学校では 子どもの心のケアに努めるとともに 被害者及びその子どもの保護の観点から 情報の共有や個人情報提供の制限等の対応を行っています 保育所でも登所した子どもが安心して過ごせるように保育し 保育所事業グループに配置された保健師と要支援児童への対応保育士が各保育所を巡回し 現状の把握と予防的把握を行い 関係機関と連携し親子の安全を守っています また DV 被害者は加害者から逃れるため 転居を余儀なくされることも生じますが その際多くの場合は安全のために住民票を異動しないまま転居しています そのような場合でも 同伴児童の就学 保育所の入所などについては 他の特別事情の場合と同様に保護者から事情を聞き 関係機関と十分調整のうえ柔軟に対応しています 一方 子どもがDVを目撃することは児童虐待にあたり 子ども自身が暴力の対象となる場合もあります そのような場合には被害者に相談機関等の情報を提供をし 児童 母子支援グループやこども家庭センター 医師 警察 児童養護施設等や 民生委員 児童委員との連携により被害者への支援を行っていく必要があります 表 DVに係る特別就学件数及び区域外就学件数 ( 学事 学校改革グループ ) ( 単位 : 件 ) 年度 区分 1 特別就学 2 区域外就学 合計 H18 小学校 中学校 H19 小学校 中学校 H20 小学校 中学校 H21 小学校 中学校 H2 小学校 中学校 西宮市資料 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 1 子どもに関する相談窓口の充実子どものケアに関す 子どもの心身回復をめざす取り組みの推進 重 る支援 3 心のケアのためのスクールカウンセラー等との連携 362 就学 保育に関する支援 1 就学 就園の学籍事務に関する DV 被害者への配慮 2 子どもに関する情報管理の徹底 3 子どもの安全確保の体制強化 4 関係機関との連携強化 重 : 重点施策 1 特別就学 家庭の特別な事情等を理由とした区域外就学 2 区域外就学 一定の手続きを経て 住民票がある市町村以外の学校に就学すること 89

96 基本目標 Ⅳ 支援者の資質向上 主要課題 1 DV 被害者支援に向けた職員の資質向上 苦情への対応 1 現状と課題 女性のための相談に従事するフェミニスト カウンセラーについては スーパーバイザーによる助言を受ける機会のほか 関係機関が行っているDV 等に関する研修会に参加し また近隣の男女共同参画センターとの情報交換やケース研究を行い カウンセラーの資質の向上に努めています 婦人相談員については 国 県等が主催する相談員研修会や会議に出席することで相談員の資質向上を図るとともに 民間支援団体や他自治体の婦人相談員との情報交換 連携強化に努めています また 研修後の報告により 母子自立支援員や担当職員と研修の情報を共有しています DV 対策の業務を行う担当課で構成する 西宮市ドメスティック バイオレンス被害者支援担当者連絡会 においては 担当者間の相互の連携と情報共有を図り 担当者の資質の向上を図っていますが 全ての職員にDVとDV 被害についての理解を促進することが必要です DV 対策施策に対する苦情については 一般の行政施策への苦情と同様 市民の声 等により受け付け 規則に基づき関係各課と調整の上 可能な限り迅速に対応しています 婦人相談員研修 [ 国 ] 全国婦人相談員 心理判定員研究協議会 ( 厚労省主催 ) 配偶者からの暴力防止と被害者支援に関する全国会議 <DV 全国会議 >( 内閣府主催 ) [ 県 ] 女性相談員等研修会 DV 基礎知識研修 関係機関職員合同研修 DV 被害者対応技術向上研修 [ 神戸市 ] DV 被害者支援関係機関担当者向け合同研修会 [ 婦人相談員連絡協議会 ] 近畿ブロック婦人相談員研究協議会 [ その他 ] 県こころのケアセンター専門研修 DV 被害者のこころのケアコース 福祉事務所等相談員研修 ( 兵庫県社会福祉協議会主催 ) 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード 施策の方向 具体的な施策 1 職員に向けたDV 及びDV 被害に関する理解促進のための 研修の実施 重 411 職員等の資質向上 412 苦情とその対応内容の情報共有 2 相談員 担当職員への DV 相談対応技術研修等の実施 3DV 被害者等からの苦情の関連機関へのフィードバック 4 相談員 担当職員のメンタルヘルスの実施 5 支援団体への研修の実施 1 市民の声 のデータベース化による情報の共有 2 相談のケース検討会の実施 重 : 重点施策 90

97 基本目標 Ⅴ DV 防止に向けた啓発 教育 主要課題 1 市民に対する DV 防止の啓発 1 現状と課題 西宮市では市民に対し DVが重大な人権侵害であり 犯罪であることの理解を広めるためにDV に関するリーフレット パンフレット 名刺型の DV 防止啓発カード の作成やポスター展示 講演会の開催を行ってきました リーフレット パンフレット及び名刺型のカードは 市民が手にとってみることができるように 西宮市男女共同参画センターや市内公的機関に配置してきました ポスターや関連記事 書籍の展示は 毎年 DV 防止月間である 11 月の 女性に対する暴力をなくす運動 で展示を行っています 講演については 毎年 DV 防止のための市民向け講座を行い 平成 22 年度の 3 回の講座では 延 173 名の参加がありました しかしながら 男女共同参画に関する市民意識調査では DV 防止法は知っているが 内容はよく知らない が 男女とも 6 割を占めること 夫婦間でのDVの意識は 平手で打つ であっても 暴力に当たる場合もそうでない場合もあると思う と回答する女性が 31.1% 男性では 37.4% と割合が高く 暴力に対する認識の低さなどから 市民のDVに対する理解は十分とは言えません さらに 同調査における あなたはパートナーから過去 5 年間に暴力 ( 身体的暴力 心理的攻撃 性的強要 ) を受けた経験がありますか の質問に 女性では 8.6% 男性は 3.4% と回答しており 内閣府が平成 20(2008) 年度に実施した 男女間における暴力に関する調査 で ある と回答した女性が 33.2% 男性が 17.8% に比べると極めて低い結果となっています このような比較から 本市には潜在的なDV 被害者がいると推測され 今後は これまで行ってきた啓発活動をさらに拡大 拡充していく必要があります その際には 市民への啓発を促進していくために 市民活動グループと協力していくことも必要です 表 西宮市男女共同参画センターウェーブにおける DV 防止のための講座の開催回数 ( 単位 : 回 ) 年度 H18 H19 H20 H21 H22 開催回数 西宮市資料 図 DV 防止法の認知度 ( 性別 ) 女性 (n=897) 男性 (n=524) 法律があることも その内容も知っている法律があることは知っているが 内容はよく知らないまったく知らない 不明 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 91

98 図 夫婦間における DV 認識 ( 性別 ) 平手で打つ 女性 (n=897) 男性 (n=524) どんな場合でも 暴力にあたると思う暴力にあたる場合も そうでない場合もあると思う暴力にあたるとは思わない 不明 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 図 過去 5 年間での DV 経験 ( 性別 ) 女性 (n=897) 男性 (n=524) 暴力を受けたことがある 暴力を受けたことがまったくない 不明 無回答 0% 20% 40% 60% 80% 100% 西宮市男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 ( 平成 22(2010) 年度 ) 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 市民への DV 及び DV 被害に関する理解の促進 DV の防止及び D V 被害からの回復に向けた支援 1 女性の人権の尊重に関する啓発 広報 重 2DV を考える講座の実施 3DV 相談窓口の周知 4 市民のDVに関する学習の支援 1DV 防止に向けた関係機関との連携強化 2 自助グループと自主活動グループの育成 重 : 重点施策 92

99 主要課題 2 若年層に対する DV 防止の啓発と DV 予防教育 1 現状と課題 本市における DV 被害の約 1 割は 婚姻前の若年の段階で発生しています DV 被害を防止するためには 女性だけでなく男性に向けての早い段階からの啓発が必要です また 若年層と接している教職員や保護者に対する啓発も重要です 若年層に起こる デート DV は DV と同様に深刻であるにも関わらず まだ正しく認識されていない状況です 男女共同参画センターでは 若年層への デート DV 防止の啓発をテーマとした講座 セミナーを開催するとともに デート DV 防止の啓発冊子を作成し 市立中学校 市立高校の保健室に置くことにより啓発を行っています また 市内学校園の生徒や教職員を対象とした デート DV の出前講座を行ない 学校園等への啓発 DVD の貸し出し 啓発パネルの作成 貸し出し 展示を行っています 早い段階で DV に関する正しい認識を持ってもらうためには 啓発講座の受講や啓発冊子を活用す るなど 児童 生徒に対する啓発の機会を増やしていくことが重要です 男女共同参画センターにおける若年層に対する啓発事業の取り組み デートDV 啓発冊子 運命の出会いかもしれないけど 発行部数 5,00 部 ( 平成 20(2008) 年 2 月 ) 増刷部数 2,00 部 ( 平成 21(209) 年 3 月 ) 増刷部数 1,00 部 ( 平成 23(2011) 年 1 月 ) デートDVパネル作成( 平成 21(2009 ) 年 3 月 ) 平成 21 年度市内学校園への デートDV 出前講座参加者 300 名 平成 22 年度西宮市立高等学校教職員への デートDV 出前講座参加者 62 名西宮市立高等学校生徒への デートDV 出前講座参加者 40 名 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 521 若年層への DV 防止の啓発と DV 予防教育の推進 1 児童 生徒に対するDV 予防教育の推進 重 2 デートDV 防止の啓発推進 3 冊子等を活用した保護者への啓発 4 若年層に向けたDV 防止啓発事業の実施 5DV 防止に向けた関係機関等との連携の強化 重 : 重点施策 93

100 主要課題 3 DV 予防教育に向けた教職員への啓発 1 現状と課題 学校園における人権教育は 生涯にわたって正しく人権問題に対処していくことができるように また人権尊重の確立された社会をめざして学び続けることができるようにするための基礎固めをするものです 学校園では さまざまな人権課題の解決に向けて 学校生活全般にわたり人権教育の充実に努めているところです あらゆる暴力は人権課題の一つであり 中でもDVは背景に男女差別があり DV 予防の基盤となる男女共同参画社会をめざす教育のさらなる充実が求められています また 若年層における デートDV の予防についても今後取り組んでいく必要があります 教育委員会が平成 17 年に作成した啓発冊子 男女共同参画社会をめざして~ 学校園での取り組み ~ 男女が創る輝く未来 や県教委 男女共同参画社会の実現をめざす教育の実践に向けて を用いるなど 男女共同参画社会をめざす教育を進めています 平成 22(2010) 年 11 月に 中学 高校生向け DV 防止啓発パンフレット ( 県教育委員会作成 ) を DV 予防に向けた教育の充実を図るため 中学 高校生及びその保護者に配布しました DVの予防は 命を大切にする教育や性教育 暴力を許さない教育など深く関わってくることから 教職員に対する啓発 研修のさらなる充実が必要です 2 施策の方向と具体的な施策 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 学校における DV 予防のための教育の推進 DV 予防の取り組みの推進 1DV 及び性教育を考える講習会や研修会の実施 2DV 防止に向けた関係機関等との連携 1DV 予防に向けた教育の研究 2DV 予防のための教職員に向けた教育 研修の推進 3 関係機関との連携強化 94

101 第 3 章 推進体制 1. 計画を推進する体制 2. 計画の進捗状況の点検と評価

102 第 3 章 推進体制 1 計画を推進する体制 西宮市は 男女共同参画施策の総合的な推進を図るため 西宮市男女共同参画プラン を策定しています その中の基本目標 Ⅳ の主要課題 2 で 女性に対するあらゆる暴力の根絶 を掲げています 今回 西宮市男女共同参画プラン の中間見直しを行い DV 対策についての施策の方向を ドメスティック バイオレンスの防止と被害者支援に関する施策の推進 とし 西宮市 DV 対策基本計画 の策定を行うことになりました 西宮市 DV 対策基本計画の推進体制は 西宮市男女共同参画プラン と同様に副市長を会長とし 局長を委員とする 男女共同参画推進会議 で これまで以上に情報の共有化と連携を強化していきます また 連絡調整会議 では 施策の実務的な事項を研究 協議し 関連部局との横断的な連携により 連絡調整を密にします 計画の進捗状況は 西宮市男女共同参画プラン の推進状況調査と同時に実施し 計画の進捗度の評価のために 検証結果を外部委員で構成する 男女共同参画懇話会 に提出します 2 計画の進捗状況の点検と評価 1 毎年度行っている 西宮市男女共同参画プラン の推進状況調査時に 同様の形式で 西宮市 D V 対策基本計画 の推進状況調査を行います 2 西宮市男女共同参画プラン推進状況調査報告書 の別冊として 西宮市 DV 対策基本計画推進状況調査報告書 を作成し 西宮市男女共同参画推進会議 及び 連絡調整会議 で検証を行います また 検証結果については 懇話会 に報告し 計画の進捗度を評価します 96

103 附表 1. 西宮市男女共同参画プラン DV 対策基本計画推進事業一覧 2.DV 相談窓口一覧

104 附表西宮市男女共同参画プラン推進事業一覧 施策コード施策の方向具体的な施策 事業名 事業の内容 所管 女性職員の採用と人材育成 市職員採用における男女の雇用機会均等と能力の幅広い育成を行います 女性の人材発掘 育成 人材情報の収集に努めるとともに 男女共同参画セミナーを通じて人材の育成を図ります 女性の人材育成と能力 11 の活用 1 女性職員の採用と人材育成 2 女性職員の能力活用と職域拡大 3 事業者や団体への女性参画促進のための意識啓発 4 女性のエンパワーメントのための支援 女性職員の能力活用と職域拡大 女性職員のキャリア育成支援研修 女性のスキルアップの啓発促進 起業家支援事業 ( スクール セミナー ) の実施 市女性職員の能力活用を図るため 行政各分野への適正配置に努めます 女性職員のキャリアを育成し 職場における積極的な能力の発揮をサポートするための研修を実施します 情報誌 啓発冊子の発行を通して 女性のスキルアップを啓発するとともに 関連講座を開講します 新しい事業や起業を考えている人などを対象に 起業に関する基礎知識 事業計画の作成 資金調達まで指導します 総合企画局総務局教育委員会消防局水道局 施策 方針決定過程へ 112 の女性の参画促進 1 管理 指導的立場への女性登用についての啓発 2 女性職員の管理職への登用促進 3 審議会等への女性の参画拡大 4 審議会等への女性登用状況調査 管理 指導的立場への女性登用についての啓発 女性職員の管理職への登用促進 審議会等委員への女性参画目標値の設定と達成 女性の地位向上について 市 事業所 地域団体に情報提供を行い 意識レベルを高めます 女性職員 ( 女性教職員 ) の管理職への登用を積極的に行います 審議会等への女性の登用目標値 40% の達成のため働きかけます 121 社会活動における女性リーダーの育成 1 地域における男女共同参画地域活動への共同参画のための推進の広報 意識啓発啓発 2 地域における中心的な役割への女性の参画促進 3 地域活動 ボランティア活動等での女性リーダーの育成公民館活動推進員会事業の実施 地域活動における固定的な性別役割分担意識に基づく慣行や偏見を解消するよう 各種団体等への啓発を行います また NPO NGO 等公益活動市民団体の他の組織との協働や組織運営に関する講座等を実施します 地域に根ざした公民館活動推進の中核として 推進員会で個々の住民の要求や課題をまとめ 事業を実施します 男女の地域活動への参加 参画講座の実施 男女がともに地域活動に参加 参画するための啓発講座を開きます 民生委員 児童委員会活動の育成 民生委員 児童委員が地域での福祉コミュニティの中心的役割を担えるよう研修を行います 地区ボランティアセンターへの運営補助と整備 ボランティア活動に対する拠点として 福祉協議会の各分区にボランティアセンターを設置し 運営します 男女共同参画の視点に 12 立った地域活動等の推進 1 地域活動 ボランティア活動等への男女共同参画意識の啓発 2 市民の学習活動の支援 3 市と市民が協働できる環境づくりの推進 福祉ボランティア養成講座の実施 NPO 等公益活動市民団体への支援 老人クラブ運営助成 地区組織の育成 支援 点訳 要約筆記の福祉ボランティアの養成講座を実施し ボランティア活動を促進します NPO 等公益活動市民団体の活動を促進するため 行政と対等のパートナーシップを構築し 市民 行政協働型のまちづくりを進めます 老後の生活を豊かなものにするため 老人クラブ育成助成と社会福祉活動への参加を積極的に促進します 地区組織の育成及び活動支援を行うことにより 住民主体の健康づくりの実現を目指します 総合企画局市民局健康福祉局環境局教育委員会 市長対話等の事業への参加促進 市長とまちづくり夢トーク まちかどレクにしのみや等へ市民が積極的に参画してもらい その声を市政に反映します 青少年健全育成に関する地域活動 ボランティア活動への参加促進 地域における青少年の健全育成活動を促進するため 青少年の健全育成に関する広報 啓発や青少年健全育成活動 ボランティア活動の顕彰 ( 表彰 ) などを行います 環境学習拠点の運営 甲子園浜自然環境センター 甲山自然環境センター 環境学習サポートセンター を環境学習拠点として管理運営します 環境学習サポーターのリーダー養成講座の実施 市内の環境学習拠点施設において 体験的環境学習を推進していく上でのボランティアリーダーの養成を行います 98

105 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 地域での多文化共生 131 国際理解の促進 1 市民レベルでの活動を通した国際交流の促進 2 男女共同参画に関する国際的な動向について情報の収集 提供 3 国際理解教育の推進 エココミュニティ会議の設置 推進 地域における環境学習 コミュニティの推進 消費者活動等の地域活動に対する啓発 学習の推進 ユニセフカップ西宮国際ハーフマラソンの実施 国際ボランティア情報の収集 提供 国連の女性関連情報等の収集 提供 国際交流事業の推進 国際理解教育の推進 身近な環境問題を検討するため 中学校区を基本とした会議を 地域が自主的に設置し 地域住民が主体的に取り組んでもらう EWC( 環境学習システム ) におけるエコカードシステム 環境パネル展などを通じて 男女共同参画による環境問題への取り組みを進めます 心豊かな地域社会の創造を目的として活動する 西宮コミュニティ協会 の運営を支援し 地域情報誌の発行をします 消費生活の安全と向上を目的とした活動を支援するほか 消費生活に関する学習会に講師を派遣しています チャリティーレースとして市民が全国各地から参加するランナーとの交流を図り 国際貢献できる大会として支援します 各種国際ボランティア情報の収集 提供 民間交流を促進し 国際交流を発展させます 国連の女性関連情報について 情報収集を行い 男女共同参画センターの図書 資料コーナーにおいて情報提供します 姉妹 友好都市との交流 市民団体が行う国際交流事業に対する支援などを通じて国際交流活動を推進します 小中学校の 総合的な学習の時間 において 人間尊重の精神を基盤にした 国際理解教育 の実践をします 総合企画局教育委員会市民局 132 外国人市民にも住みやすい環境づくり 1 外国人市民への多言語による相談と生活情報の提供 2 複合的に差別を受けている女性に対する支援の充実 外国人の生活相談事業 外国人への市政情報提供 外国人人権啓発事業の実施 外国人市民からの各種生活相談等について 多言語で助言 情報提供等の支援を実施します 多言語生活ガイド西宮市版ホームページでの情報提供 西宮市からのお知らせ外国語版やふれあい通信の発行等を行います 外国人の人権に対する意識を高めます 男女共同参画の視点に 21 立った社会制度 慣行の見直し 1 男女共同参画に関する市民の意識 実態の把握 2 学校 家庭 地域等あらゆる分野における慣行見直しに向けた啓発 市民意識調査や実態調査等の継続的な実施 女性問題関連記事等の掲載 男女共同参画の視点から意識調査や実態調査を行います 男女共同参画週間の特集記事を掲載するなど 男女共同参画社会実現をめざすための啓発をします 男女共同参画プランの普及啓発 ホームページ等の情報媒体を通じて男女共同参画プランの普及に努めます 男女共同参画の意識形 212 成に向けた広報 啓発活動 1 男女共同参画プランの普及 啓発 2 国 県等の動向についての情報収集と提供 3 多様な広報媒体を通じての広報 啓発活動 4 市職員等への啓発及び研修の実施 5 男女共同参画に関する啓発事業の実施 男女共同参画に関する情報及び女性人材情報の収集 提供 啓発冊子や情報誌の定期的発行 市職員への講演会 研修の実施 講座 講演会 イベントの実施 男女共同参画に関する情報及び女性人材の情報を収集し 提供します 男女共同参画への理解を深めるため 情報誌や啓発冊子を発行します 市職員に対して 男女共同参画に関する問題に理解と関心を深めてもらうとともに 取り組みを促す講演や研修を行います 男女共同参画センター等において関連講座の開講 講演会やイベントを実施します 総合企画局総務局 各種団体 グループへの啓発 各種団体 グループに対して 情報提供を行い 意識の啓発を図っていきます センターの機能充実と利用促進 活動拠点として 男女共同参画に関する各種講座を開催するとともに 男女共同参画に関する様々な活動をしている市民を支援します 男女共同参画推進のた 213 めの拠点機能の充実 1 男女共同参画センターの機能充実と利用促進 2 市内全域への男女共同参画に関する学習機会の提供 3 自主活動グループの育成 支援 4 男女共同参画に関する各種資料の収集 提供 センターについての広報 啓発 女性相談の充実 相談員等に対する研修 男女が共に学習活動をするための条件整備 センターを男女共同参画社会事業のための活動拠点施設として 広く市民に広報 啓発します 女性を取り巻く多くの問題に対して 問題解決に向けて 自ら解決できるようアドバイスを行います また 面接時の子どもの保育を充実します 相談事業のより一層の充実を図るため センター職員 ( フェミニストカウンセラー ) に対して研修を行います 講座 講演会開催に伴う一時保育を実施します また 託児ボランティア 一時保育サポーターに対し 男女共同参画に関する意識啓発を図ります 99

106 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 講座 講演会 イベントの実施 自主活動グループの育成 講座修了生による自主活動グループ結成のための支援 男女共同参画に関する啓発講座を開催するとともに 講演会やイベントを実施します また 地域団体等を対象に男女共同参画社会づくりのため出前講座を行います 女性の地位向上とエンパワーメントを推進し 男女共同参画社会の形成のために学習しているグループの育成に努めます 男女共同参画に関連する講座の修了生に対して 自主活動グループとしての結成を働きかけ 支援します 男女共同参画の視点に 221 立った生涯学習の推進 1 ライフステージに応じた学習機会の充実 2 生涯学習に関する情報の収集と提供 3 男女共同参画の視点に立った市民参画事業の実施 図書 資料等の提供による啓発 生涯学習に関する情報の収集と提供 生涯学習情報コーナーでの情報の収集と提供 生涯学習大学 宮水学園 の開講 生涯体育大学の実施 大学交流センターの講座等の事業の開催 男女共同参画センターの図書 資料コーナーに関連書籍 資料等を収集し 広く市民に提供します 市民の誰もが適切な時期に 男女共同参画に関する学習情報を得ることができるよう 様々な媒体を通じて情報提供を行います 市民の多様な学習ニーズに対応した施設紹介 講座やイベントの開催の情報を 素早く手に入れることができるよう収集 整理 提供をします 60 歳以上の市民を対象に 元気でいきいきと生活するとともに 住みよい地域社会づくりに取り組む学習のきっかけづくりを目的とした 宮水学園 を開講します 満 60 歳以上の中高齢者がスポーツ レクリエーション活動に親しみ 生涯を通じて明るく活力のある生活を送れるよう支援します 大学交流センターにおける共通単位講座 市民対象講座や男女共同参画関連講座を開催します 総合企画局教育委員会 研究 学術分野におけ 22 る女性の参画拡大 1 女性のライフプランニングに関する啓発 2 女性の研究者や団体の学習支援 3 大学の集積を活用した事業の実施 大学 短大と協働した事業の実施 大学間の交流 大学 大学生と市民間の交流の推進 男女共同参画センターと大学 短大と協働して関連講座や講演会を実施します 大学交流センターを拠点として 大学間の交流や大学と市民の交流を推進することにより 文化資産としての大学の集積を市民の生涯学習の充実等に活かします 学校園の教育における 231 男女平等 共同参画の促進 1 学校環境の見直し 2 男女共同参画社会をめざす教育を推進する学校体制の確立 3 男女平等教育に関する研修の充実 4 学校内のセクシュアル ハラスメント防止のための研修の実施 5 男女共同参画の視点を持った特別活動の充実 男女平等の視点に立った教育関係者への研修の実施 学校園における男女平等教育の推進 学校園における男女共同参画社会実現をめざす教育に関する教職員研修の促進 男女平等教育は 人間尊重を基盤とした人権教育が基盤であるため 教職員に対して人権意識の高揚を目指した研修を行います 教職員の研修資料の作成と配布を行い 学校園の教育活動の中で 男女平等教育を推進します 男女平等教育に関する教職員研修促進のため 人権教育地区研修会や人権教育担当者会 人権教育研修会を実施します 男女共同参画社会をめ 232 ざす教育 学習機会の充実 1 男女平等の視点に立った人権教育の充実 2 暴力によらない対処法に関する学習機会の提供 3 個性を尊重した進路指導の充実 4 男女平等の視点に立った職業観の育成 5PTA や家庭 地域と連携した男女平等教育の推進 学校における人権教育の推進 暴力によらない自己表現を考える講座の実施 学校教育における福祉教育の推進 生徒の個性が尊重された主体的な進路選択 男女平等の視点に立った職業観の育成 学校における人権教育の推進のため 研修会開催や道徳の時間等を使った人権学習を行います 暴力に頼らない自己表現や怒りをコントロールする力を身につける講座を実施します 人権教育資料を使い 福祉への関心と意欲を持たせると共に 総合的な学習時間 等を使い 車椅子体験や福祉施設訪問などを行います 生徒の個性が尊重され 生徒が主体的に進路選択ができる指導の実施 子どもはもちろん 保護者とも充分に話し合い 個性を尊重した進路指導を推進します 主体的な進路選択のための情報の提供 進路担当者会の中での研修 道徳の時間等において学習を行います 総合企画局教育委員会 男女共同参画の視点からみた 介護 看護休業制度の普及啓発 男女が仕事と家庭の両立を進められるように 介護 看護休業制度の周知徹底を図ります 1 男性向け講座の実施男性に向けた男女共同 2 男性相談窓口の充実 241 参画の意識啓発 3 男性の地域生活や家庭生活への参画促進 男性のための各種講座の開催 男性の地域活動 家庭生活への参加 参画の促進のための講座を企画し 開講します 242 子育て環境の整備 1 子どもに関する相談窓口の充実 2 児童虐待防止の啓発 3 子育て支援施策の充実 4 保育所待機児童の解消 5 ワーク ライフ バランスの普及 啓発 男性のための育児 介護等の講座の開催 家庭教育に関する相談体制の充実 家庭教育講座 幼児教育講座の実施 男女が共に学習活動をするための条件整備 男性のための育児 介護等への参加に向けた講座等を実施します 子どもの健全な成長発達を援助するため 子育ての問題で悩んでいる保護者の支援を行います 親子や保護者を対象とした家庭教育講座 幼児教育講座を開設します 子育て中の講座参加者に対して 2 歳から就学前の幼児を預り また そのための託児ボランティア 一時保育サポーターを養成します 総合企画局健康福祉局教育委員会 100

107 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 託児ボランティア講座の実施 子育て期の親の学習を支援するため講座を開設し ボランティアを募集します 託児付き事業の実施 ( 人権問題学習会 市民企画講座 ) 普段子育てで手が離せない人を対象に託児つきの学習会や講演会を開催します 家庭児童相談事業 児童が健全に育成されることを目的に 児童と保護者の相談支援を行う 子育て支援事業の実施 子育て期の親の不安や負担を軽減するため 子育て支援事業の推進をはかります 子育て相談事業の実施 子育て総合センターにおいて 乳幼児の子育て相談に専門スタッフが対応します 育児相談体制の整備 充実 保育所において 就学前の児童の保護者の育児についての不安や悩みを一緒に考え 解決への情報提供や助言を行います 母 ( 父 ) と子のこころの相談 親の育児不安の解消や虐待防止のため こころの相談業務を行います 乳幼児等医療費助成事業 乳幼児が医療機関で受診した際に 入院 外来どちらとも保護者が自己負担すべき医療費を助成します 保育所機能の拡充 公立 民間保育所において在宅子育て支援として 園庭開放 地域活動事業等を実施します 民間保育所への助成 保育の質の向上や入所児童の処遇改善のため 民間保育所に助成を行います 家庭保育所等への助成 市民の自宅等を利用し 産休明け保育や低年齢児保育を実施します 保育内容の充実 保育ニーズの多様化や 増加に対応して延長保育や障害児保育などの充実 拡大を図り 利用しやすい保育所運営を行います 一時保育の拡充 保護者の育児疲れ解消や急病 短時間就労等に対応して認可保育所で一時的保育を行います 子育てショートステイ事業の推進 病児 病後児保育事業 国補助を受けて 出産 疾病等で一時的に保育が困難になったときに乳児院 児童養護施設に委託して宿泊つきの保育を行います 病気などで 家庭や保育所での集団生活が困難な乳幼児を一時的に預かります にしのみやしファミリーサポートセンター 留守家庭児童育成センターの整備 充実 児童館 児童センター機能の充実 幼稚園機能を活用した事業の実施 仕事と育児を両立し 安心して働くことができる環境整備として 手助けして欲しい人と手助けしたい人が会員になり お互いに助け合いながら援助活動します 保護者が就労等により昼間家庭にいない留守家庭児童のために 放課後や長期休業中における子どもたちの安全と健全育成を図るために実施します 地域社会の児童のレクリエーション施設として 児童 ( 幼児から中学 3 年生まで ) に健全で楽しい遊び場を与え 健全育成を行います 幼稚園の教育力を活用し 家庭や地域と連携しながら就園前の幼児教育と子育て支援を行います 待機児童の解消 要保育児童の増加のため 保育所の新設や分園を設置するなどして定員を増やし 待機児童の解消をめざします 青少年の電話相談 来所面接相談 非行 交遊 進路 親子関係など 青少年やその保護者の悩みや心配事などに関する助言や援助をします 男女の雇用機会均等に 31 ついての啓発 1 女性の労働関係の法制度周知徹底のための広報 啓発 2 積極的改善措置 ( ポジティブ アクション ) の促進に向けた啓発 3 事業主への情報提供 啓発 4 被雇用者への労働に関する情報の提供 女性労働に関する啓発資料の発行 女性労働に関する法制度についての広報 啓発 事業所 勤労者への情報提供による啓発 パートタイム労働者等に関する情報の提供 啓発 男女共同参画センターでの関連図書資料の提供 情報誌の中に関連記事を掲載するなど女性労働の啓発を図ります 男女雇用機会均等法 労働基準法など 女性の労働に関する法制度の周知 啓発を図ります 広報紙 労政にしのみや を発行します 労働者 雇用者にパートタイム労働者等に関する法律の広報 啓発を行います 総合企画局市民局 101

108 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 女性の職域拡大についての啓発 情報誌 啓発冊子の発行を通して 女性の職域拡大につき啓発を行うとともに 再就職支援セミナーを実施します 312 職場における男女平等の推進 1 労働条件等の相談の実施 2 働く女性の地位向上について啓発 3 市内事業所の労働条件等の実態把握 働く女性対象の能力向上のための講座等の実施 シルバー人材センターにおける女性会員への活動支援 勤労者等対象講習会の実施 商工業者等への情報提供による啓発 労働相談の実施 雇用の平等に関する情報の提供 労働実態調査の実施 働く女性対象の能力向上のための関連講座等の実施をします 高齢者の技能や経験を生かして 社会参加と生きがいの充実を図ります 女性会員の増強と女性が希望する仕事の確保と提供を行います 勤労者の能力開発及び技能取得を図ることを目的として 勤労者 求職者を対象にパソコンや簿記の講習会を実施します 商工業等に関わる男女のパートナーシップの確立のため広報誌を活用し啓発を行います 勤労者の生活安定 福祉向上のため 勤労者及び事業主からの労働問題に関する相談に対し 社会保険労務士による適切な助言 指導を行います 国 県等関係機関のパンフレット チラシによる広報 啓発をします 市内の事業所に対し 継続的に労働実態を調査します 313 女性の就労支援のための施策の推進 労働基準法の母子保護規定の啓発の実施 1 事業主 労働者に対し 働チャレンジ支援コーナーの充実く女性の妊娠と出産に関する保護等についての法律の周知徹底働く女性の健康講座の実施 2 働く女性の健康管理についての啓発 3 女性のための就労相談の実施女性のためのチャレンジ相談の実施 職場において女性が母性を尊重され 働きながら安心して子どもを生むことができる環境づくり促進のため 労働基準法の母子保護規定の広報 啓発を行います 関係機関と連携し チャレンジ支援のための情報を提供するなど 女性の就業や再就職の支援を行います 働く女性を対象に健康関連講座等の実施をします キャリアカウンセラーによる女性のチャレンジ及び再就職に関する相談を実施します 仕事と生活の調和の意 321 識啓発 32 仕事と生活の調和に向けた環境整備 1 固定的性別役割分担意識の払拭に向けた意識啓発 2 育児 介護休業制度等の普及 啓発 3 男性の家事 育児等への参画促進 4 商工業 農業等における男女共同参画の促進 再就職支援のための講座の実施 男女共同参画の視点による育児 介護休業制度の普及啓発 労働時間の短縮の促進の実施 育児休業 介護休業等制度の普及啓発の実施 男女の家庭生活への参加 参画講座の実施 労働相談の実施 1 多様な需要にこたえる保育 介護サービス 2 労働相談の実施西宮市中小企業勤労者福祉共済 3 女性の就労支援事業の実施制度による健康診断事業 4 女性の就労支援に向けた関係機関との連携 5 保育所待機児童の解消待機児童の解消 再就職を目指す女性を対象に 再就職セミナーやパート労働相談を実施します 仕事と家庭の両立支援を図るため 育児や介護を行う勤労者が休業を取得しやすい環境づくり促進のため制度の普及啓発を行います また 家族的責任を有する男女労働者の機会及び待遇の均等 について 関連図書資料の提供を行い 普及と啓発を図ります 広報誌等により 労働時間の短縮について広報 啓発を行います 中小企業に対する育児介護休業等制度の普及啓発のためリーフレット等により広報啓発を行います 両性がともに担う家庭生活について啓発するための講座を開きます 勤労者の生活安定 福祉向上のため 勤労者及び事業主からの労働問題に関する相談に対し 社会保険労務士による適切な助言 指導を行います 勤労者の健康管理のため 労働安全衛生法に基づく健康診断を実施します ( 西宮市中小企業勤労者福祉共済会員対象 ) 要保育児童の増加のため 保育所の新設や分園を設置するなどして定員を増やし 待機児童の解消をめざします 総合企画局市民局 1あらゆる人に対する人権擁護啓発 2 市の刊行物等における男女人権尊重の視点に立っ 41 共同賛画の視点に立った表現た意識啓発の促進 3 人権に関する学習機会の提供 412 メディアにおける女性の人権尊重 1 メディア関係者への人権尊重配慮の理解と協力への働きかけ 2 人権を侵害する表現を防止する取り組みの推進 3 メディア リテラシーの育成 西宮市人権教育 啓発に関する基本計画 の推進 市職員に対する講演会などの研修の実施 外国人人権啓発事業の実施 メディアにおける人権尊重の視点での啓発 人権を侵害する表現を防止する取り組み メディア リテラシー向上の教育の推進 計画の推進本部として 各種人権に関する調査を実施 また推進のための各種会議を開催します 男女共同参画社会の推進 DV やセクシュアル ハラスメントの防止など 女性の人権問題についての理解を深めるとともに業務に資するため 全職員を対象に講演会などの研修を実施します 外国人の人権に対する意識を高めます 男女共同参画センターにおける関連図書 映像資料を貸出し 情報を読み解いていく力を向上するための関連講座を開講します 人権を侵害する表現の防止について啓発を推進します メディアから得る情報の選択眼や対応能力を育てて行きます 総合企画局総務局市民局教育委員会 102

109 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 女性の人権尊重に関する広報啓発 女性に対する暴力を根絶するため 広報媒体を通じて広報啓発を行います 児童虐待等防止のための講座等の実施 児童虐待防止や子どもの安心 安全を守る講座等を実施します みやっこ安心ネットの充実 要保護児童の早期発見や適切な保護と関係機関の連携による組織的 効果的な対応を図るもの 421 女性に対するあらゆる暴力をなくす意識づくりの推進 1 女性に対する暴力根絶のための広報 啓発 2 性犯罪等の防止に向けた啓発 3 セクシュアル ハラスメント等の相談窓口の充実 4 セクシュアル ハラスメント等の防止に向けた啓発 性犯罪等の防止への取り組み セクシュアル ハラスメント防止のための啓発の実施 セクシュアル ハラスメント防止のための講座の実施 関係機関と連携し 性犯罪防止に向けた啓発を行っていきます セクシュアル ハラスメント防止に関する啓発誌の発行や講座等の実施をします 市内事業所の総務担当者に対して セクシュアル ハラスメント防止のための講習等を実施します 総合企画局総務局市民局健康福祉局 職場におけるセクシュアル ハラスメント防止のための啓発の実施 市職員を対象とするセクシュアル ハラスメントの研修と相談窓口の整備 事業所に対し セクシュアル ハラスメント防止に向けた関係機関との協力や意識啓発及び当事者に関する相談を行います 市職員の人権意識の高揚を図るため セクハラ防止の研修を行うとともに相談窓口を整備します 教職員に対する意識啓発の推進 教職員の人権意識の高揚を図るため セクシュアル ハラスメント防止についての研修を行います 42 ドメスティック バイオレンス防止と被害者支援のための施策の実施 1 西宮市 DV 対策基本計画の策定 西宮市 DV 対策基本計画 (P106 参照 ) 母親学級 両親学級などによる妊娠 出産に関する知識の普及 妊娠 出産 育児について必要な指導助言を行います 乳幼児相談 指導 健診等の充実と情報の提供 乳幼児を対象に 疾病の早期発見や母親への育児支援 虐待の早期発見 予防等を目的に健康相談 訪問指導等を実施します 低出生体重児 母子保健対策の充実 乳児の発達 保護者の育児においてリスクの高い低出生体重児を対象に 乳児の健全な発育と育児の支援します 未熟児等支援事業 早期 低出生体重児や多胎児等のハイリスク児の親子の支援をします 生涯を通じた男女の健 431 康支援 1 性差を考慮した健康相談や情報提供と医療体制の整備 2 健康診査の充実と保健知識の普及 3 性と生殖に関する健康 権利の正しい知識の広報 啓発 4 地域住民の健康づくりの推進 5 健康講座等の開催 6 健康相談の実施 7 母子保健事業の推進 8 学校における性に関する相談窓口の充実 9 性教育実施に関する研究活動の推進 10 思春期 更年期における保健対策 骨粗鬆症等各種健康診査の実施 啓発 乳がん 子宮がん 大腸がん 肺がん 胃がん検診の実施 啓発 母性機能の重要性についての意識啓発の推進 歯の健康づくりの推進 新 にしのみや健康づくり 21 の推進 各種健診等を行うことにより 疾病の予防や健康づくりを促します 子宮がん 乳がん等の早期発見のため 各種がん検診を実施します 母性に関する図書の貸出し 情報誌 啓発冊子の発行による意識啓発 関連講座を開講します 歯科疾患の早期発見 予防に関する保健指導 健康教育を行い 生涯を通じた歯の健康づくりを進めます 健やかに心豊かに生活できる活力ある社会を目指し 壮年期死亡の減少 健康寿命の延伸及び生活の質の向上を図ります 総合企画局市民局健康福祉局教育委員会 スポーツ奨励事業の実施 毎日歩こう走ろう会 市民ファミリーハイキング 学校体育施設開放事業等 身近にスポーツ活動に参加できる事業を行います 教養文化体育施設貸出事業 ( サ体育室 トレーニング室等を貸し出すことにより 勤労ン アビリティーズにしのみやの者 障害者の健康保持 増進を促進しています 運営 ) 健康講座等の開催 各種の健康関連講座により 健康教育を通じて生活習慣病予防 健康づくりなどの知識の普及啓発を行います 地域住民の健康で健やかな生活のための健康体操の事業 地域住民の健康で健やかな生活の確保を目的とし 健康体操の事業を実施します 103

110 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 栄養改善事業の実施 国民健康 栄養調査の実施 特定給食施設の指導 疾病を持つ人の栄養相談と指導等の栄養改善事業を行います 健康相談の実施 思春期保健事業 学校における性に関する相談活動の推進 性教育手引書の作成 配布及び講習会や研修会の実施 性教育指導の指針作成 健康管理に関する相談や助言を行うことにより 生活習慣病の発生予防につなげます 女性のための検診併設相談も行います 人間のライフサイクルの中で 性的発達の面で特に重要な時期である思春期の男女を持つ保護者等を対象に 関連講座の開講や相談を行います 児童 生徒の性に関する思春期特有の課題を健全に乗り越え 問題を解決する必要がある場合に専門医による相談を実施します PTA 会員や一般市民に家庭における性教育の重要性を啓発するため手引書を配布します また 講習会や研修会を実施します 男女共同参画の視点に立った性教育指導の方向性を探ります 喫煙 飲酒等の害についての啓発 禁煙を希望する喫煙者をサポートして生活習慣を改善し 喫煙による健康問題を予防することを目的に実施します 健康を脅かす問題につ 432 いての対策の推進 1 生活習慣病等防止施策の推進 2 性感染症等防止への啓発 3 自殺予防対策の推進 HIV/ エイズ 性感染症等についての健康相談 検査の実施及び感染予防の啓発 性別を問わずに 感染症等の検査 相談 予防啓発を実施することにより 女性の感染を予防し 女性の身体的 精神的な健康を維持促進します 薬物乱用防止事業 市民生活相談の充実 国民年金制度の普及 啓発 市民に覚せい剤等薬物乱用の恐ろしさを普及啓発し 薬物乱用に対する意識の高揚を図ります 市民の日常生活上生じる多種多様なトラブル 悩み事などの相談を受け付け 問題解決の方向性をアドバイスし 市民生活の安定及び福祉の向上を図ります 少子 高齢化社会における老後の生活の経済的保障としての国民年金制度の普及 啓発を行います 高齢者 障害のある人 51 が安全 安心に暮らせるための条件整備 1 高齢者 障害のある人への相談体制の充実 2 高齢者 障害のある人に配慮したまちづくり 3 高齢者 障害のある人が地域で自立生活するための支援 4 高齢者 障害のある人の就業環境整備 5 高齢者 障害のある人の社会参画の促進 6 高齢者 障害のある人への虐待防止等支援体制の整備 7 地域福祉の充実とネットワークづくり 8 介護予防事業の推進 9 介護サービスの充実 老人医療費助成事業 障害者医療費助成事業 高齢障害者医療費助成事業 住宅改造費助成事業 高齢者福祉計画 介護保険事業計画の推進 食 の自立支援事業 ( 配食サービス事業 ) 高齢者外出支援サービス事業 老人福祉センター及び老人いこいの家の充実 介護予防事業 老人精神保健福祉相談実務担当者会議 成年後見制度利用支援事業 ( 高齢福祉 G) シルバー人材センターの充実 福祉相談体制の充実 障害福祉推進計画の推進 老人が安心して医療を受けられる住みやすい街づくりを目指し 65 歳から 69 歳の人に医療費の一部を助成します 障害者が安心して医療を受けられる住みやすい街づくりを目指し 身体障害者 1~4 級等の人に医療費の一部を助成します 高齢障害者が安心して医療を受けられる住みやすい街づくりを目指し 身体障害者 1~4 級等の人に医療費の一部を助成します 寝たきり高齢者等の日常生活上の不便を軽減し 住宅環境を改善整備するため 身体状況等に配慮した住宅改造を行う場合 工事費用の一部を助成します 高齢者の福祉施策を総合的に推進するための計画を策定し 実施しています 買物 炊事が困難な高齢者に対し 週 6 回を限度に昼食を配食し あわせて利用者の安否確認を行います 電車 バス等を利用することが困難な高齢者に対して 医療機関等への移動手段として 普通タクシーやリフト付タクシーの利用料金の一部を助成し 外出の支援を行います 施設を利用して高齢者の健康増進 教養の向上及びレクリエーション活動の施策を推進します 介護予防の普及啓発や 自主的な介護予防活動の育成支援を通して地域づくりなどを行います 地域における認知症を主とした老人精神保健福祉業務に関わる諸機関 団体との連携を深めると共に相談援助者の資質の向上を図ります 身寄りのない重度の認知症高齢者 知的障害者等で助成を受けなければ成年後見制度の利用が困難な人に 審判申し立て費用や後見人報酬の助成をします 高齢者の技能や経験を生かして社会参加と生きがいの充実を図ります 女性会員の増強と女性が希望する仕事の確保と提供を行います 高齢者に関する日常生活上の相談 要援護高齢者に対する福祉サービスの相談 認知症高齢者の相談等を実施します 障害福祉施策を総合的に推進するための計画を策定し 実施しています 総合企画局市民局健康福祉局土木局教育委員会 障害福祉計画によるサービスの実施 障害福祉計画に基づき 自立支援給付 地域生活支援事業等のサービスを実施します 104

111 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 わかば園の運営 様々な障害児に対して 障害の軽減や機能の改善 維持を図り 保護者に対しては 育児支援を行い 自立 自律した社会生活を送れるようにします 成年後見制度利用支援事業 ( 障害福祉課 ) 知的障害者等で助成を受けなければ成年後見制度の利用が困難な人に 審判申し立て費用や後見人報酬の助成をします 福祉関連学習事業の実施 ( 手話講座 ) 手話を学び 障害者との交流を広め ふれあいを深める あわせて障害者問題に対する啓発活動を行い ボランティア活動の意欲を育てます 成年後見制度利用支援事業 ( 健康増進課 ) 身寄りのない重度の認知症高齢者 知的障害者等で助成を受けなければ成年後見制度の利用が困難な人に 審判申し立て費用や後見人報酬の助成をします 精神障害者家族等支援事業 ( 家族教室 ) 精神障害者が安定した療養生活や社会復帰ができるようにします また 家族に対し正しい知識の普及や家族同士の交流等により支援を行います 精神保健福祉相談 精神保健に関する相談を行い 適切な助言 指導を行うことにより 精神障害の発生や増悪防止するとともに 精神的健康の保持増進を図ります 福祉関連学習事業の実施 ( 西宮青年生活学級 ) 18 歳以上の知的障害のある青年を対象に レクリエーション活動等による社会体験の機会を提供します 施設の整備 充実 介護保険事業計画による特別養護老人ホームの整備を行います 512 介護支援体制の充実 1 施設の整備 充実 2 介護保険事業の推進 3 介護技術の普及 啓発 介護保険事業 介護保険事業計画に基づき 要介護者が自立した生活を営めるように 必要なサービスを総合的 一体的に提供します 介護用品支給事業 在宅の寝たきり高齢者等を介護している家族の負担を軽減します 要介護高齢者の在宅生活の継続 向上のため紙おむつ等の介護用品を支給します 母子家庭相談事業の充実 母子家庭の抱える様々な問題について 相談に応じ 適切な支援 情報を提供します 福祉資金 ( 母子等 ) 貸付制度等の充実 県の施策を受けて 母子家庭等の生活に必要な資金を貸し付けます 521 自立をめざす支援施策の充実 1 ひとり親家庭支援の充実 2 相談窓口の充実 3 自立支援制度の情報提供 啓発 4 就学支援施策の推進 母子家庭等医療費助成事業 児童扶養手当の給付事業 母子福祉センター事業の充実 母子 ( 父子 ) 家庭の児童と養育する母 ( 又は父 ) に医療費の一部を助成します 父 ( 又は母 ) と生計を共にできない児童が養育されている家庭の安定と自立を助けるために児童扶養手当を給付します 母子福祉センターの管理運営を行い 母子及び寡婦世帯の各種相談に応ずるとともに 就労 自立支援を行います 総合企画局健康福祉局 母子生活支援施設の整備 充実 住まいに困窮する母子の入所する施設を整備します 安定した雇用 就労に 52 向けた支援施策の充実 1 事業主への安定雇用に向けた意識啓発 2 雇用における関係機関との連携促進 3 就労支援講座の実施 4 女性のための就労相談の実施 自立支援教育訓練給付金事業 高等技能訓練促進費による事業 女性のためのチャレンジ相談の実施 教育訓練講座を受講した母子家庭の母に講座終了後 受講料の一部を助成し 母子家庭の自立の促進を図ります 就職に結びつきやすい資格の取得を促進するため 訓練促進費を支給し 母子家庭の自立促進を図ります キャリアカウンセラーによる女性のチャレンジ及び再就職に関する相談を実施します 男女共同賛画の視点で 531 の防災 災害復興施策の推進 1 防災会議への女性の参画拡大 2 男女共同参画の視点に立った防災計画の策定 3 男女共同参画の視点に立った災害復興施策の推進 4 地域防災体制づくりへの女性の参画促進 5 市民への自主防災意識の啓発と普及 6 女性防災リーダー育成への取り組み 地域防災計画関係事業 防災 災害復興施策への女性の参画拡大 防災 災害復興に関する啓発事業の実施 自主防災組織育成事業 市及び関係機関が住民と協働し各種災害による被害の最小化に努め 防災目標である みんなが安心して暮らせる安全なまち の実現をめざし計画の作成 修正を行います 防災 災害復興施策への女性の参画を推進します 男女双方の視点で 防災 災害復興が行われるよう市民及び市職員への意識啓発を行います 自分たちのまちは自分たちで守る を理念とした自主防災組織の育成を支援し 大規模災害時に市民の自主的災害応急活動が行われるようにします 総合企画局防災 安全局 105

112 附表西宮市 DV 対策基本計画推進事業一覧 DV 施策コード施策の方向具体的な施策 事業名 事業の内容 所管 相談窓口の周知 DV について相談窓口の周知を図ります 11 相談窓口の周知 1 ホームページ 市政ニュース等の広報媒体による市民への相談窓口の周知 2 職員への相談窓口の周知 3DV 被害者等へ支援に関する情報提供 相談体制の充実 外国人の生活相談事業 DV 被害者からの面接相談を行うとともに 電話相談を実施します 外国人市民からの各種生活相談等について 多言語で助言 情報提供等の支援を実施します 外国人への市政情報提供 多言語生活ガイド西宮市版ホームページでの情報提供 西宮市からのお知らせ外国語版やふれあい通信の発行等を行います 女性相談の充実 女性を取巻く多くの問題に対して 問題解決に向けて 自ら解決できるようアドバイスを行います また 面接時に子どもの保育も充実します 112 相談窓口の強化 1 女性相談 法律相談等専門相談の充実 2 各相談窓口での事例研究や相談員に対する研修による相談機能の強化 3 関係機関との連携強化 相談員等に対する研修 市民生活相談の充実 福祉相談体制の充実 相談事業のより一層の充実を図るため 男女共同参画センター職員 ( フェミニストカウンセラー ) に対して研修を行います 日常生活上生じる多種多様なトラブル 悩み事などの相談を受け付け 問題解決の方向性をアドバイスし 市民生活の安定及び福祉の向上を図ります 高齢者に関する日常生活上の相談 要援護高齢者に対する福祉サービスの相談 痴呆性高齢者の相談等を実施します 総合企画局健康福祉局 精神保健福祉相談 精神保健に関する相談を行い 適切な助言 指導を行うことにより 精神障害の発生や増悪を防止するとともに 精神的健康の保持増進を図ります 113 相談体制の整備 1DV 相談のワンストップ化や DV 被害者支援共通相談シート による被害者の立場に立った相談体制の整備 2 配偶者暴力相談支援センター の開設 DV 防止に向けた関係機関との連携した取組の推進 配偶者暴力相談支援センター の設置 DV 被害者支援のため 関係機関との定期的連絡会を開催します DV 被害者支援を総合的に行います 保健 医療関係者によるDVの早期発見に向けた取組の実施 保健 医療関係者の通報体制の整備 1 保健 医療関係者への DV に関する研修の実施 2 保健 医療関係者の立場から DV を早期発見するポイント等のマニュアル作成の検討 3 保健 医療関係者を含めた連絡会議や事例検討会の実施 1 市立中央病院における通報体制のマニュアル作成の検討 2 関係機関の役割の明確化と相談支援体制の周知 3 民間の保健 医療機関等への DV 被害に関する通報場所の周知 4 保健 医療機関等への DV 相談窓口の周知 5 相談しやすい環境の整備 6 関係機関の連携強化 母親学級 両親学級などによる妊娠 出産に関する知識の普及 乳幼児相談 指導 健診等の充実と情報の提供 医療現場の通報体制の構築 民間の保健 医療機関等への D V 被害者支援に関する情報提供 DV 被害者支援窓口担当者連絡会議の開催 妊娠 出産 育児について必要な指導助言を行います 乳幼児を対象に 疾病の早期発見や母親への育児支援 虐待の早期発見 予防等を目的に健康相談 訪問指導等を実施します 医療現場における DV 被害の通報体制のマニュアル化を検討します 保健 医療現場で発見した DV 被害者の通報先や相談先の周知を促進します 庁内外の関係機関と情報共有などの連携を強化します 総合企画局健康福祉局中央病院 131 福祉関係者によるDV の早期発見に向けた取り組みの充実 1 福祉関係者へのDV 理解促 DV 被害者支援窓口担当者連絡進のための研修 啓発の実施会議の開催 2DV 相談窓口の周知 3DV 被害防止のための関係機関との連携強化 4 DV 被害者支援のためのフローチャート の検討みやっこ安心ネットの充実 5 通報体制の整備 充実 庁内外の関係機関と情報共有などの連携を強化します 要保護児童の早期発見や適切な保護と関係機関の連携による組織的 効果的な対応を図ります 民生委員 児童委員に 132 よるDVの早期発見に向けた取り組みの充実 1 民生委員 児童委員へのD 民生委員 児童委員会活動の育 V 理解促進のための研修 啓成発の実施 民生委員 児童委員が地域での福祉コミュニティの中心的役割を担えるよう研修を行います 総合企画局健康福祉局 女性の人権尊重に関する広報啓発 1DVに関する市民の理解促市民によるDVの早期 13 進のための広報 啓発の実施発見に向けた取り組み 2 通報窓口や通報方法の周知 DVを考える講座の実施 女性に対する暴力を根絶するため 広報媒体を通じて啓発を行います 親しい男女間の暴力や家庭内の子どもに対する暴力に関連する講座を実施し DV に対する理解を深めます 106

113 DV 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 母子緊急一時保護 施設に DV 被害者 ( 緊急一時保護 ) を受け入れます 被害者の安全確保のた 21 めの体制づくり 1 関係機関との連携した緊急時一時保護体制の整備 2 既存施設のシェルター利用の検討 3 外国人市民への対応の充実 4 民間シェルターとの連携 外国人の生活相談事業 外国人市民からの各種生活相談等について 多言語で助言 情報提供等の支援を実施します 総合企画局健康福祉局 民間支援団体との連携促進 民間支援団体との情報共有及び団体の活動を支援します 221 警察との連携強化 母子緊急一時保護 1 緊急時一時保護体制の整備 2DV 被害者への警察の支援についての情報提供 3DV 被害者の保護について警察との情報共有 DV 被害者支援窓口担当者連絡会議の開催 DV 被害者の緊急一時保護を行います 庁内外の関係機関と情報共有などの連携を強化します 総合企画局健康福祉局 231 情報保護の体制強化 1DV 被害者に関する情報管理の徹底 2DV 被害者の情報管理一元化のための体制づくり 3 庁内関係機関との連携強化 ドメスティック バイオレンス及びストーカー行為等の被害者の保護のための支援措置 DV 被害者支援窓口担当者連絡会議の開催 ドメスティック バイオレンス及びストーカー行為等の加害者等に対し 被害者の住民情報の公開を拒否します DV 被害者支援のケース検討会を実施します 総合企画局健康福祉局市民局 31 DV 相談窓口 手続きのワンストップ化 1 配偶者暴力相談支援センター の開設 2 DV 被害者支援のためのフローチャート の作成 3 被害者の負担軽減のための DV 被害者支援共通相談シート 作成の検討 DV 被害者支援窓口担当者連絡会議の開催 DV 被害者支援のためのフローチャート 作成 DV 被害者支援共通相談シート の作成 庁内外の関係機関と情報共有などの連携を強化します DV 被害者支援のためのフローチャート によりスムーズな被害者支援をめざします DV 被害者の支援に漏れが無いようにするための相談記録作成を検討します 総合企画局健康福祉局 母子家庭相談事業の充実 母子家庭の抱える様々な問題について 相談に応じ 適切な支援 情報を提供します 312 婦人相談の充実 1 婦人相談の体制強化 2 被害者支援に関する福祉施策の情報提供 3 関係機関との連携強化 DV 被害者への支援 施設を退所した世帯も含め 就労 自立の支援を行っています 総合企画局健康福祉局 DV 被害者支援窓口担当者連絡会議の開催 庁内外の関係機関と情報共有などの連携を強化します 321 心身回復のための支援 母子福祉センター事業の充実 1DV 被害者の自立支援の推進 2 心と体の健康回復に向けた男女共同参画センターにおける支援の充実フェミニストカウンセリングの 3フェミニストカウンセリン実施グの実施 4 自助グループの育成と活動の支援 自助グループの育成 母子福祉センターの管理運営を行い 母子及び寡婦世帯の各種相談に応ずるとともに 就労 自立支援を行います 健康に関する相談や助言を行います 自助グループの育成と活動の支援を行います 総合企画局健康福祉局 母子家庭等医療費助成事業 母子 ( 父子 ) 家庭の児童と養育する母 ( 又は父 ) に医療費の一部を助成します 1DV 被害者への支援施策の情報提供 2DV 被害者への保険 医療児童扶養手当の給付事業に関する支援の充実生活基盤整備のための 331 3DV 被害者が自立するため支援の活動経費の支出の検討 4 DV 被害者支援共通相談福祉資金 ( 母子等 ) 貸付制度等シート 作成の検討の充実 5 関係機関との連携強化 父 ( 又は母 ) と生計を共にできない児童が養育されている家庭の安定と自立を助けるために児童扶養手当を給付します 県の施策を受けて 母子家庭等の生活に必要な資金を貸し付けます 総合企画局健康福祉局市民局 DV 被害者の国民健康保険の特別加入 DV 被害者の保険診療による医療を受ける権利を確保することにより被害者の自立を支援します 107

114 DV 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 341 就労支援に向けた環境整備 労働相談の実施 自立支援教育訓練給付金事業 1ハローワークなど就労支援関係機関との連携強化 2 広報誌を活用した相談窓口高等技能訓練促進費による事業の周知 3DV 被害者に対するキャリアカウンセリングの実施働く女性対象の能力向上のため 4 就労につなげる支援施策のの講座等の実施情報提供 チャレンジ支援コーナーの充実 勤労者の生活安定 福祉向上のため 勤労者及び事業主からの労働問題に関する相談に対し 社会保険労務士による適切な助言 指導を行います 教育訓練講座を受講した母子家庭の母に講座終了後 受講料の一部を助成し 母子家庭の自立の促進を図ります 就職に結びつきやすい資格の取得を促進するため 訓練促進費を支給し 母子家庭の自立促進を図ります 働く女性対象の能力向上のための関連講座等を実施をします 関係機関と連携し チャレンジ支援のための情報を提供するなど 女性の就業や再就職の支援を行います 総合企画局市民局健康福祉局 351 住宅確保に向けた支援 再就職支援のための講座の実施 DV 被害者の市営住宅への入居 1 関係機関との連携強化の支援 2 住宅確保に向けた支援策の情報提供 3DV 被害者の申込資格条件母子生活支援施設の整備 充実の周知 4ステップハウスの拡充 5 母子生活支援施設の充実民間団体との連携 再就職を目指す女性を対象に 再就職セミナーやパート労働相談を実施します 市営住宅の一時使用や 市外居住であっても一般公募に申込みができることなど DV 被害者の住宅確保に向けた支援を行います 住まいに困窮する母子の入所する施設を整備します DV 被害者に民間支援団体の情報提供を行うとともに 民間支援団体との情報共有を行います 総合企画局健康福祉局都市局 子どものケアに関する支援 就学 保育に関する支援 1 子どもに関する相談窓口の充実 2 子どもの心身回復をめざす取り組みの推進 3 心のケアのためのスクールカウンセラー等との連携 1 就学 就園の学籍事務に関する DV 被害者への配慮 2 子どもに関する情報管理の徹底 3 子どもの安全確保の体制強化 4 関係機関との連携強化 子育て相談事業の実施 母 ( 父 ) と子のこころの相談 育児相談体制の整備 充実 子育てショートステイ事業の推進 留守家庭児童育成センターの整備 充実 家庭児童相談事業 子育て総合センターにおいて 乳幼児の子育て相談に専門スタッフが対応します 親の育児不安の解消や虐待防止のため こころの相談業務を行います 保育所において 就学前の児童の保護者の育児についての不安や悩みを一緒に考え 解決への情報提供や助言を行います 国補助を受けて 出産 疾病等で一時的に保育が困難になったときに乳児院 児童養護施設に委託して宿泊つきの保育を行います 保護者が就労等により昼間家庭にいない留守家庭児童のために 放課後や長期休業中における子どもたちの安全と健全育成を図るために実施します 児童が健全に育成されることを目的に 児童と保護者の相談支援を行う 総合企画局健康福祉局 41 職員等の資質向上 1 職員に向けたDV 及びDV 被害に関する理解促進のため市職員に対する講演会などの研の研修の実施修の実施 2 相談員 担当職員へのDV 相談対応技術研修等の実施 3DV 被害者等からの苦情の関連機関へのフィードバック 4 相談員 担当職員のメンタルヘルスの実施相談委員等に対する研修 5 支援団体への研修の実施 男女共同参画社会の推進 DV やセクシュアル ハラスメントの防止など 女性の人権問題についての理解を深めるとともに業務に資するため 全職員を対象に講演会などの研修を実施します 相談事業のより一層の充実を図るため フェミニストカウンセラー等に対して研修を行います 総合企画局総務局健康福祉局 1 市民の声 のデーター苦情とその対応内容の 412 ベース化による情報の共有情報提供 2 相談のケース検討会の実施 市民の声 のデーターベース化による情報の共有 DV 被害者支援窓口担当者連絡会議の開催 市民の声 における苦情について分析を行い適切に対応します DV 被害者支援のケース検討会を実施します 市民へのDV 及びDV 51 被害に関する理解の促進 1 女性の人権の尊重に関する啓発 広報 2DV を考える講座の実施 3DV 相談窓口の周知 4 市民の DV に関する学習の支援 西宮市人権教育 啓発に関する基本計画 の推進 講座 講演会 イベントの実施 児童虐待等防止のための講座等の実施 自主活動グループの育成 啓発冊子や情報誌の定期的発行 図書 資料等の充実と貸出 計画の推進本部として 各種人権に関する調査を実施 また推進のための各種会議を開催します 男女共同参画センター等において関連講座の開講 講演会やイベントを実施します 児童虐待や子どもの安心 安全を守る講座等を実施します 女性の地位向上とエンパワーメントを推進し 男女共同参画社会の形成のために学習しているグループを育成に努めます 男女共同参画への理解を深めるため 情報誌や啓発冊子を発行します 男女共同参画センターの図書 資料コーナーに関連書籍 資料等を収集し 広く市民に提供します 総合企画局市民局健康福祉局 108

115 DV 施策コード施策の方向具体的な施策事業名事業の内容所管 512 DV の防止及び DV 被害からの回復に向けた支援 1DV 防止に向けた関係機関との連携強化 2 自助グループと自主活動グループの育成 DV 被害者への自助グループの紹介 自主活動グループの育成と自助グループへの支援 DV 被害者に立場を同じくする人で構成される自助グループへの参加を案内します 女性の地位向上とエンパワーメントを推進し 男女共同参画社会の形成のために学習しているグループの育成に努め 自助グループの活動を支援します 総合企画局 学校における性に関する相談活動の推進 児童 生徒の性に関する思春期特有の課題を健全に乗り越え 問題を解決する必要がある場合に専門医による相談を実施します 学校における人権教育の推進 学校における人権教育の推進のため 研修会開催や道徳の時間等を使った人権学習を行います 児童 生徒への デート DV の啓発冊子の配布 児童 生徒への DV 防止のために デート DV の啓発冊子を配布します 521 若年層へのDV 防止の啓発とDV 予防教育の推進 1 児童 生徒に対するDV 予防教育の推進 2 デートDV] 防止の啓発思春期保健事業推進 3 冊子等を活用した保護者への啓発 4 若年層に向けたDV 防止啓発事業の実施性教育手引書の作成 配布及び 3DV 防止に向けた関係機関講習会や研修会の実施等との連携強化 人間のライフサイクルの中で 性的発達の面で特に重要な時期である思春期の男女を持つ保護者等を対象に 関連講座の開講や相談を行います PTA 会員や一般市民に家庭における性教育の重要性を啓発するため手引書を配布します また 講習会や研修会を実施します 総合企画局教育委員会 性教育指導の指針作成 男女共同参画の視点に立った性教育指導の方向性を探る 青少年健全育成に関する地域活動 ボランティア活動への参加促進 地域における青少年の健全育成活動を促進するため 青少年の健全育成に関する広報 啓発や青少年健全育成活動 ボランティア活動の顕彰 ( 表彰 ) などを行います 青少年の電話相談 来所面接相談 非行 交遊 進路 親子関係など 青少年やその保護者の悩みや心配事などに関する助言や援助をします 学校におけるDV 予防 531 のための教育の推進 1DV 及び性教育を考える講習会や研修会の実施 2DV 防止に向けた関係機関等との連携 性教育手引書の作成 配布及び講習会や研修会の実施 学校における人権教育の推進 PTA 会員や一般市民に家庭における性教育の重要性を啓発するため手引書を配布します また 講習会や研修会を実施します 学校における人権教育の推進のため 研修会開催や道徳の時間等を使った人権学習を行います 532 DV 予防の取り組みの推進 1DV 予防に向けた教育の研究 2DV 予防のための教職員に向けた教育 研修の推進 3 関係機関との連携強化 男女平等の視点に立った教育関係者の研修の実施 学校園における男女平等教育の推進 男女平等教育は 人間尊重を基盤とした人権教育が基盤であるため 教職員に対して人権意識の高揚を目指した研修を行います 教職員の研修資料の作成と配布を行い 学校園の教育活動の中で 男女平等教育を推進します 総合企画局教育委員会 学校園における男女共同参画社会実現を目指す教育に関する教職員研修の促進 男女平等教育に関する教職員研修促進のため 人権教育地区別研修会や人権教育担当社会 人権教育研修会を実施します 109

116 西宮市の DV に関連する相談窓口一覧 平成 24 年 3 月末現在 相談名内容相談員等開設日時所管課 婦人相談 家庭生活等の女性の悩みや心配ごと 婦人相談員 DV 電話相談 DV に関する相談相談員 月 ~ 金曜日 9 時 ~17 時 30 分 火 水曜日 10 時 ~15 時 児童 母子支援グループ 女性のための相談 女性の悩みや問題 フェミニスト カウンセラー ( 面接相談 ) 火 水 土曜日 10 時 ~16 時 ( 電話相談 ) 10 時 ~12 時 13 時 ~16 時 男女共同参画推進課 女性のための法律相談 女性の悩みや問題の法律相談 弁護士 第 3 金曜日 14 時 ~17 時 家事相談 夫婦 離婚 相続 扶養など家庭問題 家事相談員 法律相談日常生活上の法律問題弁護士 月 水 金曜日 9 時 30 分 ~12 時 月 水 金曜日 13 時 ~16 時 市民相談課 人権相談 日常生活上の差別 いやがらせなど人権問題 人権擁護委員 法務局職員 第 1 3 木曜日 13 時 ~16 時 ( 受付は 15 時 30 分まで ) 啓発推進課 高齢者の相談 障害のある人の相談 心配ごと相談 外国人の相談 地域の高齢者とそのご家族の 介護に関する相談等 障害のある人の福祉サービスや就労 権利擁護等 悩みごと全般 外国人からの各種生活相談など 外国人のための法律相談 (DV 離婚や在留資格など ) 地域包括支援センター 1 及び高齢者介護支援センター等の相談員障害者あんしん相談窓口 身体障害者相談員 知的障害相談員ほか 社会福祉協議会相談員民生委員 児童委員 英語 中国語が話せる職員等それ以外の言語は予約が必要司法書士 行政書士 ( 通訳付き ) 月 ~ 土曜日 9 時 ~17 時 各窓口によって異なる 木曜日 13 時 ~16 時 ( 受付は 15 時 30 分まで ) 火曜日と祝日を除く 9 時 45 分 ~18 時 奇数月の第 2 日曜日 13 時 ~16 時 高齢福祉グループ 障害福祉課 西宮市社会福祉協議会 ( 公財 ) 西宮市国際交流協会 1 地域包括支援センター 高齢者のくらしを守る総合相談 支援の拠点 介護予防ケアマネジメント 総合相談 支援および 権利擁護 虐待早期発見 防止等を担う 110

117 資 料 男女共同参画に関する主な動き 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) の策定経過

118 < 資料 > 男女共同参画に関する主な動き 年世界の動き日本の動き県の動き西宮市の動き 1975 (S50 年 ) 国連婦人年世界会議 開催 ( メキシコシティ ー ) 世界行動計画 を 採択 国連総会で 1976 年か ら 年までを 国連 婦人の 10 年 とするこ とを決定 婦人問題企画推進本部 設置 総理府婦人問題担当室業務開始 女子教育職員 看護婦 保母等の育児休業に関する法律の成立 (S51 年施行 ) 国際婦人年記念日本婦人問題会議の開催 1976 (S51 年 ) 国連婦人の 10 年 始 まる 民法等の一部を改正す る法律 ( 離婚復氏制度 ) の成立 施行 1977 (S52 年 ) 国内行動計画 策定 婦人対策室設置 婦人施策企画推進会議設置 婦人施策推進連絡会議設置 1978 (S53 年 ) 兵庫県婦人行動計画綱領制定 1979 (S54 年 ) 国連総会で 女子差別撤廃条約 採択 1980 (S55 年 ) 国連婦人の 10 年 中間年世界会議開催 ( コペンハーゲン ) 女子差別撤廃条約 署名式開催 (75 カ国 ) 女子差別撤廃条約署名 民法の一部改正 ( 配偶者の相続分アップ )(S56 年施行 ) 1981 (S56 年 ) 女子差別撤廃条約 発効 ILO 家族的責任を有する男女労働者の機会均等及び待遇の均等に関する条約 採択 国内行動計画後期重点目標 発表 ひょうごの婦人 ( 白書 ) 発行 婦人問題研究会議設置 1984 (S59 年 ) ナイロビ世界会議のた めの ESC AP( エスカッ プ ) 地域政府間準備会 議開催 ( 東京 ) 父母両系主義の立場をとる改正国籍法成立 (S60 年施行 ) 1985 (S60 年 ) 国連婦人の 10 年 最 終年世界会議開催 ( ナ イロビ ) 婦人の地位 向上のためのナイロビ 将来戦略 を採択 生活保護基準額の男女差解消 国民年金法改正 女性の年金権確立 (S61 年施行 ) 男女雇用機会均等法成立 (S61 年施行 ) 女子差別撤廃条約批准 ひょうごの婦人しあわ せプラン 策定 市長室に婦人施策担当窓口設置 1986 (S61 年 ) 男女雇用機会均等法 施行 女性行政推進会議設置 婦人問題調査会設置 (S63 年 3 月まで ) 112

119 年世界の動き日本の動き県の動き西宮市の動き 1987 (S62 年 ) 西暦 年に向けての 新国内行動計画 策定 1988 (S63 年 ) 婦人週間 40 周年記念会 議 開催 女性行動計画策定のための検討開始 女性行動計画策定のために女性問題懇話会を設置 1989 (H1 年 ) 西宮市女性プラン 策定 1990 (H2 年 ) ナイロビ将来戦略実施に関する第 1 回見直しと評価に伴う勧告及び結論 採択 西暦 年に向けての 新国内行動計画 の見直 し方針決定 新ひょうごの女性しあわせプラン 策定 女性施策推進委員会設置 女性施策担当窓口を市民局地域振興部課長 ( 女性施策 ) に変更 1991 (H3 年 ) 西暦 年に向けての 新国内行動計画 第 1 次 改定策定 育児休業法 成立 (H4 年施行 ) 1992 (H4 年 ) 地球サミット 環境と開発に関する国連会議 開催 ( リオ デ ジャネイロ ) 環境と開発に関するリオ宣言 採択 介護休業制度等に関す るガイドライン 策定 婦人問題担当大臣設置 県立女性センター開設 女性と生活 についての 西宮市民意識調査 を実施 1993 (H5 年 ) 国連世界人権会議 開催 ( ウィーン ) パートタイム労働法 成立 施行 中学校で家庭科が男女必 修になる 審議会等の委員への女性の登用推進要綱 制定 女性施策推進連絡会議登用推進部会設置 女性行政推進会議で 審議会等委員への女性選任の促進について まとめる 1994 (H6 年 ) 国際家族年 国際人口 開発会議 開催 ( カイロ ) 男女共同参画室 男女共 同参画審議会 男女共同 参画推進本部設置 高校で家庭科が男女必修 になる 子育て支援のための エ ンゼルプラン 策定 女性問題懇話会設置 女性問題懇話会からの提言 男女共同参画社会の実現をめざして 提出 1995 (H7 年 ) 国連人権委員会 女性に対する暴力をなくす決議 採択 第 4 回世界女性会議開催 ( 北京 ) 北京宣言 行動綱領 を採択 育児休業法 の改正 ( 介 護休業制度の法制化 ) 家族的責任条約 (IL O156 号 ) を批准 市民局地域振興部課長 ( 女性施策 ) を女性施策推進課に変更 女性行政推進会議において 西宮市女性プラン の期間延長を決定 (H8 年度末まで ) 1996 (H8 年 ) 男女共同参画 年プ ラン 策定 婦人青少年問題審議会か ら男女雇用機会均等法の 見直しに関する意見書提 出 新ひょうごの女性しあわせプラン後期実施計画 策定 西宮市新女性プラン 策定作業開始 1997 (H9 年 ) 男女雇用機会均等法 労働基準法 の一部改 正 介護保険法 公布 西宮市新女性プラン 策定 男女共同参画社会の実現に向けての市民意識調査 を実施 113

120 年世界の動き日本の動き県の動き西宮市の動き 1998 (H10 年 ) 労働基準法 改正 1999 (H11 年 ) 男女共同参画社会基本法 公布 施行 男女雇用機会均等法 改正 男女共同参画懇話会を設 置 2000 (H12 年 ) 国連特別総会 女性 200 年会議 開催 ( ニューヨーク ) 政治宣言及び成果文書採択 男女共同参画基本計画 策定 介護保険法 施行 ストーカー行為等の規制等に関する法律 施行 男女共同参画センターウェーブ 開館 人権教育のための国連 10 年 西宮市行動計画の策定 2001 (H13 年 ) 内閣府に男女共同参画局及び男女共同参画会議設置 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律 (DV 防止法 ) 施行 改正育児 介護休業法 成立 ひょうご男女共同参画プラン 21 策定 男女共同参画ネットワーク委員会を設置 2002 (H14 年 ) 男女雇用機会均等法 改正 男女共同参画社会づくり条例 制定 男女共同参画推進課を市民局市民総務部から総合企画局文化まちづくり部に変更 西宮市新女性プラン の中間見直し作業開始 2003 (H15 年 ) 次世代育成支援対策推進法 制定 男女共同参画兵庫県率先行動計画 策定 西宮市新女性プラン 改訂版を策定 2004 (H16 年 ) 児童虐待防止法 改正 配偶者からの暴力防止 及び被害者の保護に関す る法律 改正 次期プランの策定作業開始 男女共同参画についての 西宮市民意識調査 を実施 2005 (H17 年 ) 第 49 回国連婦人の地 位委員会 通称 北京 +10( プラステン ) 開 催 北京宣言及び行 動要綱 女性 年会議成果文書 を再 確認し 一層の取り組 を求める宣言を採択 男女共同参画基本計画 ( 第 2 次 ) 策定 育児 介護休業法 改 正 西宮市次世代育成支援行動計画 策定 西宮市新環境計画 策定 2006 (H18 年 ) 東アジア男女共同参画 担当大臣会合の開催 ( 東京 ) 東アジアに おける初の男女共同参 画担当大臣会議 16 か 国 2 国際機関が出席 し, 共同コミュニケを 採択 第 3 期科学技術基本計 画 閣議決定 女性研究 者の採用割合を自然科学 系全体で 25% と目標設定 ひょうご男女共同参画 プラン 21 ( 後期実施計 画 ) 策定 第 2 次男女共同参画兵 庫県率先行動計画 - 新ひ ょうごアクション 8- 策 定 兵庫県配偶者等からの 暴力 (DV ) 対策基本計画 策定 第 4 次西宮あんしんプラン 21 策定 114

121 年世界の動き日本の動き県の動き西宮市の動き 2007 (H19 年 ) 男女雇用機会均等法 改正 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律 改正 パートタイム労働法 改正 仕事と生活の調和( ワーク ライフ バランス ) 憲章 及び 仕事と生活の調和推進のための行動指針 策定 西宮市男女共同参画プ ラン 策定 西宮市障害福祉推進計画 2008 (H20 年 ) 女性の参画加速プログラム 策定 次世代育成支援対策推進法 改正 第 4 次西宮総合計画策定 2009 (H21 年 ) 育児 介護休業法 改 正 第 3 次男女共同参画兵庫県率先行動計画 -ひょうごアクション 8- 策定 兵庫県配偶者等からの暴力対策基本計画 策定 ひょうご仕事と生活センター開設 西宮市人権教育 啓発に関する基本計画 西宮市高齢者福祉計画 西宮市介護保険事業計画 2010 (H22 年 ) UNWomen 設立 4 つの女性関連専門機関 ( 女性の地位向上部 (DAW) 国際女性調査 訓練研修所 (INS TRAW) ジェンダー問題と女性 の地位向上に関する事 務総長特別顧問室 (OSAGI) 国連女性開 発基金 (UNIF EM)) を 統合 第 54 回国連婦人の地 位委員会 通称 北京 +15 記念会合開催 男女共同参画基本計画 ( 第 3 次 ) 策定 新ひょうご男女共同参画プラン 21 策定 新ひょうご子どもと未来プラン 策定 西宮市地域福祉計画 西宮市次世代育成支援行動計画 ( 後期計画 ) 西宮市勤労者福祉推進計画 2011 (H23) 年度 西宮市障害福祉推進計画 西宮市高齢福祉計画 西宮市介護保険事業計画 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) 策定 115

122 学識経験者 牧里毎治関西学院大学人間福祉学部教授 市民田中千壽子西宮市立瓦木小学校教諭 ( 西宮労働者福祉協議会推薦 ) 団体市民工藤好彦市民公募公募学識経験者 牧里毎治関西学院大学人間福祉学部教授 市民新山季美枝西宮市立深津小学校教諭 ( 西宮労働者福祉協議会推薦 ) 団体市民金子譲二市民公募公募< 資料 > 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) の策定経過 西宮市男女共同参画懇話会 委員名簿任期 : 平成 21 年 6 月 1 日 ~ 平成 23 年 5 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 は会長 は副会長 ) 区分 氏名役職 所属団体等 石井恭子 ( 株 ) 布引鉱泉所代表取締役社長井上はねこコミュニケーションとメディアリテラシー研究室 (Comets) 代表神谷郁代神戸新聞社論説委員西尾亜希子武庫川女子大学共通教育部講師 宮内俊江弁護士 弓矢東亜子西宮市地域婦人団体協議会副理事長 菅澤智子市民公募 事務局 : 総合企画局文化まちづくり部 男女共同参画推進課 任期 : 平成 23 年 6 月 1 日 ~ 平成 25 年 5 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 は会長 は副会長 ) 区分 氏名役職 所属団体等 石井恭子 ( 株 ) 布引鉱泉所代表取締役社長井上はねこコミュニケーションとメディアリテラシー研究室 (Comets) 代表神谷郁代神戸新聞社論説委員西尾亜希子武庫川女子大学共通教育部講師 宮内俊江弁護士 篠田容子西宮市地域婦人団体協議会理事 澤井昭寛市民公募 事務局 : 総合企画局文化まちづくり部 男女共同参画推進課 116

123 団体田中千壽子西宮市立瓦木小学校教諭 ( 西宮労働者福祉協議会推薦 )市民公募団体新山季美枝西宮市立深津小学校教諭 ( 西宮労働者福祉協議会推薦 )市民公募 開催経過 回開催日内容 平成 22 年度第 1 回平成 22 年度第 2 回平成 22 年度第 3 回平成 22 年度第 4 回平成 23 年度第 1 回平成 23 年度第 2 回平成 23 年度第 3 回 平成 22 年 5 月 24 日平成 22 年 10 月 13 日平成 22 年 11 月 25 日平成 23 年 3 月 22 日平成 23 年 7 月 13 日平成 23 年 10 月 24 日平成 24 年 2 月 9 日 男女共同参画プラン中間見直し について DV 対策基本計画 の策定について 男女共同参画プラン中間見直し の方向性と分科会の設置について市民意識調査の実施と設問について市民意識調査の設問について 男女共同参画プラン中間見直し の内容について検討 男女共同参画プラン中間見直し の内容について検討 男女共同参画に関する市民意識調査及び事業所意識調査 の結果報告について 男女共同参画プラン中間見直し の内容について検討 男女共同参画プラン( 中間改定 ) ( 素案 ) パブリックコメントの実施について 男女共同参画プラン( 中間改定 ) ( 素案 ) パブリックコメントの結果報告について 男女共同参画プラン( 中間改定 ) 内容の最終点検 西宮市男女共同参画懇話会 第 1 分科会委員名簿 分科会 任期 : 平成 23 年 1 月 1 日 ~ 平成 23 年 5 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 ) 区 分 学識石井恭子 ( 株 ) 布引鉱泉所代表取締役社長経験者牧里毎治関西学院大学人間福祉学部教授市民氏名役職 所属団体等 工藤好彦市民公募 任期 : 平成 23 年 6 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 ) 区分 学識石井恭子 ( 株 ) 布引鉱泉所代表取締役社長経験者牧里毎治関西学院大学人間福祉学部教授市民氏名役職 所属団体等 澤井昭寛市民公募 117

124 西尾亜希子武庫川女子大学共通教育部講師市民団体弓矢東亜子西宮市地域婦人団体協議会副理事長市民公募団体篠田容子西宮市地域婦人団体協議会理事市民公募学識経験者 髙田昌代神戸市看護大学教授 警察中村裕之西宮警察署生活安全課長関係者関係三木和成医師会理事民間援団体三谷順子 W S ひょうご運営委員学校関係松田伸一小学校長 OB地域団体等 第 2 分科会委員名簿 任期 : 平成 23 年 1 月 1 日 ~ 平成 23 年 5 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 ) 区分学識経験宮内俊江弁護士者氏名役職 所属団体等 井上はねこコミュニケーションとメディアリテラシー研究室 (Comets) 代表 菅澤智子市民公募 任期 : 平成 23 年 6 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 ) 区分 学識井上はねこコミュニケーションとメディアリテラシー研究室 (Comets) 代表経験者西尾亜希子武庫川女子大学共通教育部講師市民氏名役職 所属団体等 金子譲二市民公募 DV 対策基本計画分科会委員名簿 任期 : 平成 22 年 12 月 1 日 ~ 平成 23 年 3 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 は部会長 は副部会長 ) 区分 氏名役職 所属団体等 井上はねこコミュニケーションとメディアリテラシー研究室 (Comets) 代表 神谷郁代神戸新聞社論説委員 者療支 宮内俊江弁護士 安東裕子民生委員 児童委員 清水徹也甲子園警察署生活安全課長医事務局 : 総合企画局文化まちづくり部 男女共同参画推進課 118

125 学識経験者 髙田昌代神戸市看護大学教授 警察中村裕之西宮警察署生活安全課長関係者関係三木和成医師会理事民間援団体三谷順子 W S ひょうご運営委員学校関係松田伸一小学校長 OB地域団体等任期 : 平成 23 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 ( 区分毎に 50 音順 敬称略 は部会長 は副部会長 ) 区分 氏名役職 所属団体等 井上はねこコミュニケーションとメディアリテラシー研究室 (Comets) 代表 神谷郁代神戸新聞社論説委員 者療支 宮内俊江弁護士 安東裕子民生委員 児童委員 今木裕甲子園警察署生活安全課長医事務局 : 総合企画局文化まちづくり部 男女共同参画推進課 開催経過 回開催日内容 DV 対策基本計画分科会第 1 回 DV 対策基本計画分科会第 2 回 DV 対策基本計画分科会第 1 回正副会長会男女共同参画懇話会第 1 分科会男女共同参画懇話会第 2 分科会 DV 対策基本計画分科会第 2 回正副会長会 DV 対策基本計画分科会第 3 回 DV 対策基本計画分科会第 4 回 平成 23 年 2 月 8 日平成 23 年 8 月 11 日平成 23 年 9 月 2 日平成 23 年 10 月 3 日平成 23 年 10 月 4 日平成 23 年 10 月 13 日平成 23 年 10 月 19 日平成 24 年 2 月 14 日 DV 対策基本計画の策定について市民意識調査の結果報告 DV 対策基本計画の内容について検討 DV 対策基本計画の内容について検討プラン中間見直しの第 章前半の内容検討プラン中間見直しの第 3 章後半 4 章の内容検討 DV 対策基本計画 の内容について検討 DV 対策基本計画 の内容について検討 男女共同参画プラン( 中間改定 ) パブリックコメントの結果報告 DV 対策基本計画 の内容について検討 市 民 期間項目内容 平成 23 年 2 月 1 日 ~ 平成 23 年 3 月 31 日平成 23 年 12 月 19 日 ~ 平成 24 年 1 月 25 日 男女共同参画に関する市民 事業所意識調査パブリックコメントの実施 調査内容 西宮市男女共同参画プラン見直し および DV 対策基本計画策定 のための基礎資料 西宮市男女共同参画プラン中間改定( 素案 ) への意見 提言募集 119

126 行 政 年度開催日会議名内容 5 月 6 日第 1 回推進会議 男女共同参画プラン の推進状況について 平成 22 年度 6 月 2 日 第 1 回専門部会 男女共同参画プラン中間見直し について DV 対策基本計画 の策定について 男女共同参画プラン 平成 22 年度推進状況調査について 7 月 20 日 第 2 回推進会議 男女共同参画プラン中間見直し について 10 月 29 日 2 月 16 日 第 1 回 DV 対策基本計画作業部会推進会議 専門部会合同会議 DV 対策基本計画 の策定に関する西宮市の 現状と課題について 男女共同参画プラン中間見直し について 5 月 2 日第 1 回推進会議 男女共同参画プラン中間見直し の内容につ いて 5 月 25 日 11 月 8 日 第 2 回 DV 対策基本計画作業部会第 1 回専門部会 DV 対策基本計画作業部会合同会議 DV 対策基本計画 の内容についての意見及び討議 西宮市男女共同参画プラン( 中間改定 ) ( 素案 ) のパブリックコメントについて 平成 23 年度 11 月 21 日第 2 回推進会議 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) ( 素 案 ) のパブリックコメントについて 2 月 1 日 第 2 回専門部会 DV 対策基本計画作業部会 合同会議 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) ( 素 案 ) パブリックコメントの意見概要と市の考え 方について 2 月 6 日第 3 回推進会議 西宮市男女共同参画プラン ( 中間改定 ) ( 素 案 ) パブリックコメントの意見概要と市の考え 方について 120

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男女共同参画局 女性活躍推進は新たなステージへ男女共同参画局 男女共同参画社会を目指して 男女共同参画社会基本法 ( 平成 11 年 6 月 23 日法律第 78 号 ) においては 男女共同参画社会は 男女が 社会の対等な構成員として 自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され もって男女が均等に政治的 経済的 社会的及び文化的利益を享受することができ かつ 共に責任を担うべき社会と定義されています

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女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政 資料 8 - 女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 - 平成 25 年 9 月 18 日 内閣府 ( 男女共同参画局 ) 厚生労働省経済産業省 女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する

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整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含 我が国においては 昭和 40 年代後半の第 2 次ベビーブームを境に 急速な少子化が続いています 政府は少子化に歯止めをかけるため エンゼルプラン ( 6 年 ) を始めとし 少子化対策推進基本方針 ( 11 年 ) 新エンゼルプラン ( 11 年 ) 少子化対策プラスワン ( 14 年 ) と次々と少子化対策を打ち出してきましたが 合計特殊出生率は 一貫して低下を続け 15 年には1.29( 沖縄県は1.76)

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