2016年11月14日 月 Weekly-Report CX 週間展望 11月14日 調査部 菊川 弘之 ドル 円 2 週末のNY市場 週末のドル円は 11 月の米消費者態 度指数の速報値 ミシガン大学調べ が市場予想を上回ったことをきっかけ に円売り ドル買いがやや強まった ただし ベテランズ デ

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1 ドル 円 (1) 先週レビュー 先週レポートで FBI のヒラリ ー候補メール問題再捜査通告により 大統領選挙直前の 10 月ギリギリの 段階で オクトーバー サプライズ が起きた 3 回の TV 討論会を経て ヒラリー候補で ほぼ決まりと見てい たマーケットは 一斉にリスク回避の動きとなっている 過去の大統領選挙でも 数多くのドラマを作った オクトーバー サプライズ だが 今回も選挙の風向 きが急変している ~ 中略 ) 不正 ( オーバーサンプリング ) だと共和党側から 批判されている世論調査でさえ 支持率の逆転が一部で出てきた オバマを支持 して民主党に入れていた黒人層が 今回の選挙でクリントンを支持しない傾向を 強めており 期日前投票では 黒人の投票率が 4 年前より 16% 低い トランプ候補が勝利なら リスク商品は一旦 総売りとなりそうだ NY ダウ は 200 日移動平均線割れを試し ドル円も 100 円割れを試す流れが予想され る 一方 東京早朝時間に米連邦捜査局 (FBI) のコミー長官が ヒラリー クリントン前国務長官の私用メール問題について 訴追を求めないとした 7 月 時点の結論に変更はない と説明した 選挙人獲得予想から有利なヒラリー候補 が大統領になり リスクオンを期待する向きもあるが 不人気で信用がなく 健 康問題 メール問題を抱える 政権基盤の弱い 大統領誕生では リスクオンの 動きは限られるだろう また ヒラリー候補が当選となっても大差でなければ トランプ陣営から不正選挙 不正投票で異議申し立てがなされる可能性もあり 混迷が嫌気されるリスクは残ったままだ としたが 先週は 週明け早々 FB I がクリントン氏の訴追を行わないとしたことで リスク選好 ドル買いの動き が広がったが 9 日の東京タイムに続々と判明する開票速報では 市場の予想外 にトランプ氏優勢となり リスク回避 ドル売りのパニック相場となった 日経 平均が一時 1000 円超安となる動きに ドル円は 105 円台から 101 円台ま で急落 ただし トランプ氏の勝利が確定すると 市場のムードは一変 米欧株 は買われ NY ダウは最高値更新 米長期債利回り急上昇で ドル円も週後半に は 107 円に迫る急反発となった トランプ政権が打ち出すとみられる減税策 規制緩和 財政出動などへの期待が膨らんだことが背景 1

2 2016年11月14日 月 Weekly-Report CX 週間展望 11月14日 調査部 菊川 弘之 ドル 円 2 週末のNY市場 週末のドル円は 11 月の米消費者態 度指数の速報値 ミシガン大学調べ が市場予想を上回ったことをきっかけ に円売り ドル買いがやや強まった ただし ベテランズ デーで米為替相 場が休場の中 上値も限定的 週末のNY株式市場は 5日続伸 連日で過去最高値を更新した 今週の ダウ平均は959ドル38セント上昇 し 週間の上げ幅としては過去最大 週間の上昇率は5 4 と 2011 年12月以来5年11ヶ月ぶりの大き さ 大統領選の開票前の8日終値と比較し もっとも買われたのは金融関連銘柄 だった トランプ氏は資本規制などを定めた ドッド フランク法 を見直すと しており 事業への制約が和らぐとの思惑が浮上した 財政刺激策の実施などを 見込んで米長期金利が上昇したため 利ざやが拡大し業績が上向くとの見方から ゴールドマン サックスやJPモルガン チェースなどへの買いが鮮明となった 財政刺激策の一環としてトランプ氏はインフラ投資を訴えており 建機のキャ タピラーも大統領選後は総じて買いが優勢 ヒラリー クリントン氏の敗北で 同氏が提唱していた薬価の引き下げ圧力が緩和するとして製薬株を買い戻す動 きが目立った 上下両院とも共和党が過半を占め 新政権の政策が現実路線で進 められるとの観測が強まった 選挙前に相場急変のリスクを回避しようと投資資 金をいったん現金化していた投資家が 選挙終了を受けて再び株式などに資金を 戻した側面もある 米連邦準備理事会 FRB のフィッシャー副議長が朝方講 演し 金融緩和を徐々に取り除いていく根拠はかなり強い と追加利上げが近 いことを示唆 ただ ベテランズ デーで債券市場は休場で 株式相場も反応は 限られた NYダウは 18,847 66ドル 前日比 39 78ドル ナスダック総合指数は 5 237 114ポイント 前日比 当資料は情報提供を目的としており 当社取り扱い商品に係わる売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完 全性に万全を期してはおりますが これを保証するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損 害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断での複製 転送 転載を禁じます 日産証券株式会社

3 ドル 円 (3) 今週見通し 戦略 米大統領選を受け ドル円相は 円台まで売られたものの 10 0 円を切ることなく反発 約 3ヶ月続いていた 円を中心とするレンジを上抜けた 英国の欧州連合離脱 (Brexit) 時は ドル円急落 株価も大幅続落となったが 今回のトランプショックが リスク回避が短時間で終わり 急速に回復してきた背景には 1 英国離脱決定時には一度にAI( 人工知能 ) やHFT 絡みの円買いが集中したが 今回は激戦州の勝敗が順を追って明らかになる展開で 時間をかけて トランプ氏優勢 の判断が形成されていった 激戦州の フロリダ州で優勢 オハイオ州で優勢 といった具合に段階的に情勢が進む流れであったため 高速売買で出来高は増加したが ヘッドラインに反応する売買も分散され パニック的な動きが継続しなかった 2さらに メディアではクリントン優勢が伝えられていたが 有力ヘッジファンドなどの投機家は トレンプリスクに備えて 現金比率を高め 安全資産 ( 金 ) 買い NY 株価売りのポジション取りを選挙前に採っていた ちなみに 選挙前にウォーレン バフェットは 30 年間で最高の現金比率 (35%) を高めていた 有力ヘッジファンドは世論調査を始めとするメディア報道をベースにポジション取りしていたのではなく 人工知能での判断を参考していた模様 インドで開発されたAIシステムの MoglA は 2004 年にサンジャブ レイ氏が設立した Genic.ai という企業により開発されたものだが インターネット情報をもとに選挙予想を売りに していたが 今年の米大統領選挙予備選ではヒラリー クリントンとドナルド トランプという2 人の勝者を正しく予測 そして 米大統領選挙の最終的な勝者も ドナルド トランプ を予測していた 3

4 ドル 円 (4) 今週見通し 戦略 こういった中 トランプ大統領 の勝利宣言で 団結を唱えながら 大統領らしい落ち着いた姿を印象 付けた事 議会も共和党が上院 下院共に勝利した事 トランプ大 統領での政策 ( 法人税減税 イン フラ政策 規制緩和 ( エネルギー 金融 )) 期待から 経済成長とインフレへ期 待が高まり 株は急騰 債券は急落 米 10 年債利回りは今年 1 月以来の 2% 超 え 日米金利差拡大でドル高 円安となった 次期政権の財務長官に JP モルガ ン チェースのジェイミー ダイモン最高経営責任者 (CEO) を起用すること を検討しているとの報道も ドル買いに安心感を与えた ヘッジファンドなどは 選挙前にポジション取りしていた円買いドル売り N Y 株売り 金 (GOLD) 買いを利食いと同時に 比率を高めていた現金から ドル買い 株買いなどへシフトした格好 ドル円は 200 日移動平均線 (11/11: 円 ) や 26 週移動平均線 (11/11:103.7 円 ) を上抜いてきた ここからの上値抵抗は 52 週移動平均線 (11/11: 円 ) や心理的 節目 110 円 今週は 米大統領選直後の期待感からの トランプ リスクオン の継続性が 注目 トランプ円安に関しては 市場の見方が分かれている状態 200 日移動平均線が下値支持となれば 心理的節目 110 円と重なる 52 週 移動平均線が意識されそうだが トランプ氏は米製造業を守ることを最優先課題 の 1 つとして掲げる保護貿易主義で 通貨高を懸念する発言が飛び出してくる可 能性もある ドル名目実効レートは 既に今年 1 月につけたピークに迫っている 200 日移動平均線で頭打ちとなれば テクニカル的には戻り売りが意識されや すい 17 日にはイエレン FRB 議長が議会証言する予定で 大統領選の予想外の結 果が米金融政策に及ぼす影響が注目される 年内利上げの有無にも市場の関心は 移行する 財務長官を始め トランプ新政権の人事にも注目 大統領首席補佐官 にラインス プリーバス共和党全国委員長を指名 シリコンバレーの著名投資家 ピーター ティール氏が 政権移行チームに参加 4

5 東京金 (11/11 帳入値 :4,287 円 )(1) 先週レビュー 先週レポートで トムソン ロイター GFMSは ゴールド サーベイ 2 016Q3 でトランプ氏勝利なら金は1400~1500ドルに急伸するとしているが 今週の焦点は米大統領選挙 ヒラリー候補が当選となっても大差でなければ トランプ陣営から不正選挙 不正投票で異議申し立てがなされる可能性もあり 混迷が嫌気されるリスクは残ったままだ ヒラリー大統領でリスクオンを期待する向きもあるが 政権基盤の弱い大統領誕生では リスクオンの動きは限られる としたが 先週のNY 金 (12 月限 ) は FBIが捜査を終了したことを受けてクリントン候補の支持率が上昇したため 安全資産買いの解消が進んで始まった 金融市場がクリントン勝利を織り込み始め 安全資産の金は続落となったが 米大統領選挙でトランプ氏が勝利を収めたことから9 月 27 日以来の高値に急騰 1338ドル台までの大幅上昇となったが ドルや米株価急反発で急反落 週末にかけて トランプ氏が財政出動を拡大し インフレが上昇するとの思惑で米金利が上昇 ドル買いが広がり NY 株価が史上最高値を更新する中 NY 金は200 日移動平均線を割り込む続落となった CMEフェドウォッチによると 米金利先物市場で12 月の米連邦準備理事会 (FRB) の利上げ確率は一時 50% まで低下したが ドル高に転じると 81.1% まで上昇し 利上げ観測が戻っている また ラッカー米リッチモンド地区連銀総裁は 政府が財政刺激策を実施すれば 利上げペースはより速まる公算が大きいとの見方を示している 5

6 東京金 (11/11 帳入値 :4,287 円 )(2) 週末のNY 市場 週末のNY 金 (12 月限 ) は 大幅続落 ドル高 原油安やアジア株の上昇で前日安値を下回ったあとも フィッシャー FRB 副議長発言 ( 緩やかな利上げの論拠はかなり強い ) による利上げ観測や ドル高 原油安で6 月 3 日以来の安値に急落 支持線の125 0ドルを割り込んで下げ加速となった ベテランズ デーの休場により CFTC 建玉明細の発表は,11 月 14 日 ゴールド ディマンド トレンズ ワールド ゴールド カウンシル (WGC) の ゴールド ディマンド トレンズ2016Q3 によると 第 3 四半期の金需要は前年同期比 10% 減の99 2.8トン 平均価格が ドルと前年同期の ドルから1 9% 上昇し 需要は減少 宝飾需要は同 21% 減の493.1トン 工業用需要は同 1% 減の82.4トン 投資需要は同 44% 増の335.7トン 中央銀行などの購入は同 51% 減の81.7トンとなった 国別ではインドが同 28% 減の194.8トン 中国が同 22% 減の182. 5トンとなった 今週見通し 戦略 トランプ政策 ( 大型減税 インフラ投資 規制緩和 ) に対する期待感から 金 利上昇 ドル高 株高に対して 金売りとなっているが 財源なく大型減税を実 施すると米国債の格下げ懸念からドル安に転じる可能性も残る 12 月には イ タリアで憲法改正の是非を問う国民投票 (12/4) 来年には 4-5 月にフランス 9 月頃にドイツで選挙がある トランプ現象 ( 中間層の不満 ) が欧州でも連鎖し ていくと 欧州リスクが高まる事になろう NY 金 (12 月限 ) は 2015 年 12 月安値からの上昇に対する半値押しを 達成 61.8% 押しは ドル 値頃ではなく チャート上の底打 ち確認後 買いを考えたい 6

7 東京白金 (11/11 帳入値 :3,340 円 ) 前週レビュー 先週レポートで 金に追随高しているが 米大統領選挙の結果を受けて株安となれば 金と比較して売られやすい 一方 株高で反応すると 金との価格差を縮小する展開へ としたが 先週のNY 白金 (10 月限 ) は FBIのメール問題捜査終了でドルが急伸 金が急落した事に追随した その後 大統領選挙でのクリントン優勢予想を映したリスク商品の上昇で10 月 3 日以来の高値に急伸したが 大統領選挙でのトランプ勝利に伴う金の急伸 急落につれて 1000ドルを割り込んだ 主末にかけて ドル高 原油安の加速 米失業保険申請件数の減少による利上げ観測 金の下値追いで続落 週末の NY 白金 (1 月限 ) は 大幅続落 ドル反落やアジア株の上昇で回復し たが FRB 副議長発言による米利上げ観測やドル急伸 金 原油の急落で値を 消した 南ア 南ア ロンミンは 11 日 アムプラッツとの合弁事業であるパンドラ白金鉱山の権益 42.5% を アムプラッツから取得する方針を発表 取得額は 4 億ランド~10 億ランドとなる見込み 支払いは今後 6 年のパンドラ鉱山の自由資金の 20% を向け 最終的な額は白金相場次第で決まるとしている 株式譲渡後 ロンミンの持ち分は92.5% 残り 7.5% はノーザム プラチナムが保有する 今週見通し 戦略 インフラ投資期待や株高は白金系の支援要因だが 年内利上げ観測は ローン 金利上昇懸念からマイナス要因 10 月の米自動車販売が前年比 4.4% 減とな り 2015 年が販売のピークとみられている 金同様 底打ち感が確認できな い状態だが 長い下ヒゲや 長大陽線でのチャート底打ちパターンがあれば 試 し買いも可能 7

8 東京ゴム (11/11 帳入値 :205.5 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 放れのきっかけは 大統領選挙になると思われ 水曜日以降は 変動率が高まる可能性 としたが 先週は FBI がヒラリー候補のメール問題を訴 追せずと発表した事を受けて 円安ドル 高 リスク商品高で反応した流れから 先 限が 10 月 17 日の高値 円を上 抜くと 買い戻しが加速 新規買いも追随し 大幅高で始まった 上海ゴムの年 初来高値更新もあり 東京市場も全限が一代の高値を更新 複数の限月がサーキ ットブレーカーを発動する上昇となったが 米大統領選挙でトランプ氏優勢が伝 えられると 日本株が急落するとともに円相場が急騰した動きが嫌気されて 高 値から急反落となった ただし 週末にかけて 円安 株高の流れが急速に強ま った事で 内外のゴム市場も急反騰となった ゴールドマン サックスによると トランプ新大統領による米国のインフラ再建公約は 空港や橋などの建設に利 用される一次産品が次期政権で恩恵を受ける 具体的には 鉄鋼や鉄鉱石 ニッ ケル 亜鉛 天然ガス セメントなどの相場を押し上げる と指摘 トランプ氏 は内インフラ再建に向け 5000 億ドル余りを 5 年間で投じる考えを示唆して いる 今週の見通し 戦略 タイのプミポン国王の死去を受け 軍事政権が 12 月 1 日にワチラロンコン皇 太子が即位できるよう準備を進めていると報じた 10 月 13 日に国王が死去し プラユット暫定首相は 10 月中にも即位が可能との見方を示していたが 皇太子 は私用でドイツに滞在中で 先延ばしになっていた 11 月に帰国予定だが タ イの政情不安は来年にかけて材料視されそう 過去の季節傾向では 11 月末 ~1 2 月初旬の安値は 来年に向けて上昇の起点となるタイミング 短期的な買われ 過ぎ感に対する調整が入った後 チャート上の底打ち確認ができれば 買い主体 の戦略を考えたい 中国の金融監視当局は非鉄取引業者に対し 銅取引に関する ポジションの詳細な状況を 18 日までに開示するよう指示 修正のきっかけにな る可能性も 8

9 東京米国産大豆 (11/11 帳入値 :46,350 円 )(1) 先週レビュー 先週レポートでは 収穫率が平年 (85%) を上回り 87% に達し たことで ハーベスト プレッシャ ーが意識されているが ハーベス ト ロー ( 収穫期の安値 ) は 大統 領選挙後の大波乱がなければ 950 セント以下で既に確認された格好と見る としたが 先週のシカゴ大豆 (1 月限 ) は 990 セント台を維持後 は FBI が捜査を中止したことからクリントン候補の支持率が上昇し リスク 商品見直しや輸出好調から 10 ドルを突破して始まった 中国の大豆輸入減少や ドル反発 原油反落 米国の供給増加予想で押されたが 大豆粕の大口成約や飼 料穀物の急伸で今月高値を更新 ただし トランプ候補勝利によるリスク商品売 りや 米農務省需給報告で米国生産高 期末在庫 世界期末在庫が上方修正され たことなどから 今週の安値を更新する急反落となった 週末にかけては 米株 価指数先物の続伸によるリスク商品の見直しでザラバで前日高値を上抜くなど 10 ドルを挟んだアップダウンが続く週となった 週末のシカゴ (1 月限 ) は 反落 マレーシア パーム油や大豆油の急伸で値を飛ばしたが 前日高値にとどかず上昇が一服したあとは 米利上げ観測の高まりによるドル高 原油安の加速が圧迫 株価下落でリスク商品が売られたことやテクニカル売りで下げが加速した 週間純輸出成約高(11 月 3 日までの一週間 ) 大豆 :110 万 3800トン ( 事前予想 :170 万 ~230 万トン ) 大豆粕 : 15 万 5700トン ( 事前予想 : 20 万 ~ 35 万トン ) 大豆油 : 1 万 6300トン ( 事前予想 : 1 万 ~ 3 万トン ) 9

10 東京米国産大豆 (11/11 帳入値 :46,350 円 )(2) 米農務省需給報告 ( 米国産大豆 ) 作付面積 :8370 万エーカー (8370 万エーカー ) 単収 :52.5Bu(51.4Bu) 期初在庫 :1 億 9700 万 Bu(1 億 9700 万 Bu) 生産 :43 億 6100 万 Bu(42 億 6900 万 Bu) 供給合計 :45 億 8800 万 Bu(44 億 9600 万 Bu) 圧砕 :19 億 3000 万 Bu(19 億 5000 万 Bu) 輸出 :20 億 5000 万 Bu(20 億 2500 万 Bu) 消費合計 :41 億 0800 万 Bu(41 億 0100 万 Bu) 期末在庫 :4 億 8000 万 Bu(3 億 9500 万 Bu) 在庫率 :11.7%(9.6%) (11 月 1 日現在 : カッコ内は前月見通し ) 米農務省は 2015/16 年度米国大豆期末在庫を200 万 Bu 上方修正して1.97 億 Buとした 2016/17 年度は3000 万 Bu 上方修正して3. 95 億 Buとしたが 予想平均の4.15 億 Buを下回った 今年の生産高見通しは42.69 億 Buに上方修正されたが 予想平均の42.77 億 Buを下回った 主な変更は 供給項目の期首在庫が 200 万 Bu 生産が6800 万 Bu の上方修正 需要項目の輸出が4000 万 Buの上方修正 今週の見通し 戦略 6 日現在の収穫率が93% まで進み 24 日の感謝祭 ( サンクスギビング ) までには ほぼ収穫は終る見通し シカゴ11 月限は 14 日が最終取引となる 昨年 11 月 13 日に納会となった15 年 11 月限の最終取引値は859セント 弱気の需給報告を受けての修正局面となっているが 950セント割れ水準で 5 回支えられており 同水準での底打ち感は確認されている 米国の天候相場が終わり 需給相場入りしている コーンと異なり 南米産 ( ブラジル アルゼンチン ) の生産 輸出シェアが高い大豆は 今後 南米産天候相場 ( 作付 生育動向 ) にも大きく影響を受ける事となる まずは 戻りを売られながら 底固めしていく流れを想定する 10

11 東京とうもろこし (11/4 帳入値 :19,760 円 )(1) 先週レビュー 先週レポートでは シカゴは雲のねじれの時間帯での変化に注目 大統領選挙でリスク回避が高まらなければ ハーベストローは既に付けた相場 底固めの段階と見る としたが 先週のシカゴ (12 月限 ) は メール問題のFBI 捜査終了でクリントン候補の支持率が上がり リスク商品が見直されたことや 大豆 原油 米株価指数先物の急伸 大口成約 輸出検証高の増加が好感されたが 小麦の急反落やドル高加速で金曜安値を下回って始まった ただし 米国コーン生産高及び期末在庫の下方修正予想を好感 大豆粕の大口成約が続いたことや 大豆 小麦の急伸による上昇でテクニカル買いを誘い 今月高値を更新 翌日には 米国生産高や期末在庫の上方修正 大豆急落 ドル高加速が圧迫して急反落 週末にかけ 週間輸出成約高の減少やドル高 原油安の加速 弱気の米農務省報告で下押したが サウジアラビア向けの大口成約で反発 週末のシカゴコーン (12 月限 ) は 反落 大豆 小麦の上昇に追随したが FRB 副議長の発言で米利上げ観測が強まり ドル高 原油安の加速や大豆の急反落で値を消した 米国株の反落でリスク商品が売り進まれ 10 月 13 日以来始めて340セントを下回った ただ 押し目は買い直され 前日の週間輸出成約高が高水準だったことや 国際通貨基金 (IMF) がエジプトに120 億ドルの信用供与を承認したことから持ち直した 週間純輸出成約高 (11 月 3 日までの一週間 ) コーン :123 万 3800 トン ( 事前予想 :100 万 ~170 万トン ) 小麦 : 76 万 9600 トン ( 事前予想 : 30 万 ~ 55 万トン ) 11

12 東京とうもろこし (11/4 帳入値 :19,760 円 )(2) 先週レビュー 作付面積 :9450 万エーカー (9450 万エーカー ) 単収 :175.3Bu (173.4Bu) 期初在庫 :17 億 3800 万 Bu (17 億 3800 万 Bu) 生産 :152 億 2600 万 Bu (150 億 5700 万 Bu) 供給合計 :170 億 1300 万 Bu (168 億 4500 万 Bu) 飼料用 :56 億 5000 万 Bu (56 億 5000 万 Bu) 食品 種 工業用 :67 億 3500 万 Bu (66 億 5000 万 Bu) 内エタノール :53 億 0000 万 Bu (52 億 7500 万 Bu) 輸出 :22 億 2500 万 Bu (22 億 2500 万 Bu) 消費合計 :146 億 1000 万 Bu (145 億 2500 万 Bu) 期末在庫 :24 億 0300 万 Bu (23 億 2000 万 Bu) 在庫率 :16.4% (16.0%) (11 月 1 日現在 : カッコ内は前月見通し ) 米農務省は 2015/16 年度米国コーン期末在庫を17.38 億 Buで据え置いた 2016/17 年度は8300 万 Bu 上方修正の24.03 億 Buで 予想平均の22.91 億 Buを上回った 今年の生産高は 億 Buに上方修正され 予想平均の 億 Buを上回った 主な変更は 供給項目の生産高が1.69 億 Buの上方修正 需要項目は食品 種子 工業用が 万 Buの上方修正 内エタノールが2500 万 Buの上方修正 今週の見通し 戦略 7 日に発表された6 日現在の米国産コーンの収穫率は86% まで進み 平年の 85% を上回った 24 日の感謝祭 ( サンクスギビングデー ) までにはほぼ終了見込み 弱気の需給報告を受けて修正局面入りだが 豊作年の底打ちは早い との相場格言通り 8 月 31 日安値が一番底と言う事に変化はない 米国の天候相場が終了し 今後は需給相場となる 320セント水準を下値支持として 徐々に底固めへ移行すると見る 12

13 東京原油 / ガソリン / 灯油 (1) 先週レビュー 先週レポートでは NY 原油は1 0 月末の協議で産油国の話し合いがまとまらなかったことに加えて F BIの再捜査決定で トランプリスクが高まり 減産合意以降の50ドル ±5ドルのレンジ下限を割り込んできた OPECが10 月末に開いた原油の生産調整に関する高官会合で サウジアラビアがイランに対し 減産を受け入れなければサウジ自身が大幅増産し 原油相場を押し下げるとどう喝していたとロイターが報じた サウジは 28 日の会合でイランに生産量を日量 360 万 ~370 万バレル程度に抑えるよう要求 受け入れれば 今夏に 1070 万バレルだった自国の生産量を102 0 万バレルまで引き下げると提案したが イランは減産の例外扱いを求めて譲らなかったため サウジは生産量を日量 1100 万バレル さらには 1200 万バレルまで増やして原油相場を下落させると主張し 会場からの引き揚げも示唆した模様 年初に断交したイランとサウジの溝は深く イラクも ISとの戦いを理由に増産維持を主張している 産油国は 11 月 30 日のOPEC 総会に向けて 11 月 25 日の会合での合意を目指し 引き続き協議する予定だが 40ドルを割り込んでくると 危機感の共有や減産に向けた動きが出てくる可能性もあろう としたが 先週のNY 原油 (12 月限 ) は 米大統領選挙への警戒感が後退したことなどから 一方的な下げ局面が続いた前週末までの流れから転じて反発で始まった その後 中国の原油輸入減少や OPEC 減産に向けた取り組みへの懐疑的な見方などが重しとなるも下値を攻めきれず 米大統領選挙結果待ちのムードが広がるなか ショートカバーなどポジション絡みの動きに支えられた 大統領選挙で市場の予想を裏切ってトランプ氏が勝利した事で 米国の対イラン政策に変化が出てくるのではとの思惑や株高などから 一時 1 週間ぶりの水準まで切り上がった ただし 200 日移動平均線を上抜けず 供給過剰懸念やドル高進行 OPECの減産に向けた取り組みへの懐疑的な見方などが重しとなり レンジ内で軟調に推移した 13

14 東京原油 / ガソリン / 灯油 (2) 先週レビュー 週末の NY 原油 (12 月限 ) は 大幅続落 9 日発表の米エネルギー情報局 (EIA) 統計では原油在庫と生産が増加し 国際エ ネルギー機関 (IEA) は前日 10 月の OPEC の産油量が過去最高を更新し O PEC が減産で合意できなければ 年に供給過剰が 3 年目に突入するとの見 通しを示した また OPEC がこの日発 表した月報でも 10 月の加盟 14 カ国の原 油生産が増加したため 30 日に総会を控 え OPEC が減産で最終合意に達するこ とができるのか懐疑的な見方が一段と強ま ることとなり 一時 ドルと期近ベースで 9 月 20 日以来の水準まで 切り下がった OPEC は 11 日に公表した 11 月の月報で 10 月の加盟 14 カ国の原油生 産が日量 3364 万バレルと前月比 24 万バレル上回ったことを明らかにした ナイジェリアとリビア イラクの増産が背景 サウジアラビアの原油生産は 第 2 次情報では 1053 万 2000 バレルと前 月比 5 万 1700 バレル減少 OPEC の直接聞き取りでは 1062 万 5000 バレルと同 2 万 5000 バレルの減少 イランは第 2 次情報が 369 万バレルと 同 2 万 7500 バレルの増加 直接聞き取りは 392 万バレルと同 21 万バレル の増加 イラクは第 2 次情報が 456 万 1000 バレルと同 8 万 8300 バレル の増加 直接聞き取りでは 477 万 6000 バレルと同 2000 バレルの微増 月報によると 世界石油供給は 10 月に前月比日量 97 万バレル増の 9632 万バレルと 前年同月を 88 万バレル上回った 2016 年の非 OPEC 加盟国 の石油供給は日量 5620 万バレルと前年比 78 万バレル減少し 2017 年は 同 23 万バレル増加に転じる見通し 一方 2016 年の世界石油需要の伸び見 通しは前月予想から日量 1 万バレル下方修正され 前年比 123 万バレル上回る 9440 万バレル 2017 年見通しは前月予想と変わらずの約 115 万バレル 上回る 9555 万バレル 14

15 東京原油 / ガソリン / 灯油 (3) EIA 米週間在庫 ( エネルギー情報局 )11/4 までの週 前週比 原油 4 億 8501 万バレル 243 万 2000バレル増加 クッシング 5847 万 9000バレル 2 万 8000バレル増加 ガソリン 2 億 2096 万 3000バレル 284 万 1000バレル減少 留出油 1 億 4860 万 2000バレル 194 万 8000バレル減少 製油所稼働率 石油元売り 精製各社の製油所で停止中のトッパー ( 常圧蒸留装置 ) は 11 日現在 3 基 日量 13 万 3,500バレル 現有能力 (32トッパー 日量 37 8 万 9,700バレル ) に対する停止率は3.5% 停止能力の内訳は 中京を含む東日本で13 万 3,500バレル 西日本では ゼロ 15

16 東京原油 / ガソリン / 灯油 (4) 国際エネルギー機関(IEA) 月報 国際エネルギー機関 (IEA) は1 0 日発表した11 月の石油市場月報で 石油輸出国機構 (OPEC) 加盟国の産油量が10 月は日量 3383 万バレルと前月比 23 万バレル増加し 記録的な水準 に達したとした 月報は 11 月の総会で一定の進展が見られれば足元の供給過剰は早期に解消されると予想 一方 合意が得られず 一部の加盟国がさらに増産を続ければ 年は 年間を通じて供給過剰の状況が続く と分析 総会の結論にかかわらず いずれは石油が不足する時代が訪れると警告 油田の開発などの投資を着実に実行することが 原油価格を安定させ 生産者と消費者双方の利益にかなう と指摘 来年の非 OPEC 加盟国の原油生産見通しを引き上げた 10 月の世界石油供給の伸びは前月を日量 80 万バレル上回る9780 万バレルとなり OPECの増産が非 OPEC 加盟国の減産を相殺した 非 OPEC 加盟国の原油生産は今年 前年比日量 90 万バレル減少した後 来年は50 万バレル増加に転じる見込み 10 月のOPEC 加盟 14カ国の原油生産は前月比日量 23 万バレル上回る 3383 万バレルと過去最高となり ナイジェリアとリビアの供給回復やイラクの増産が理由 OPECは5カ月連続して生産量が拡大し 10 月の産油量は前年同月を約 130 万バレル上回った 来週にもIEAの最新長期予測 (World Energy Outlook 2016) が出る予定 経済協力開発機構 (OECD)9 月の石油商業在庫 経済協力開発機構 (OECD) の 9 月の石油商業在庫は 30 億 5200 万バレ ルと前月比 1340 万バレル減少し 前年同月を 3.4% 上回った また 過去 5 年平均を約 3 億 0400 万バレル上回った 16

17 東京原油 / ガソリン / 灯油 (5) ドバイ原油 (11/4 帳入値 :30,340 円 ) 先週レポートで 今週は 8 日に米大統領 選挙 8 日に米エネルギー情報局 (EIA) 短期見通し 10 日に国際エネルギー機関 (IEA) 月報 11 日に OPEC 月報が控 える 特に 米大統領選挙後は ボラティリ ティ ( 変動率 ) が高くなりそうで要注意 としたが 先週の東京ドバイ原油は 大統領選挙でのトランプ勝利を受けて NY 原油安に円高が加わり 先限つなぎ 足は 28,210 円 (11/9 安値 ) まで急落したが その後の急速な株高 円安 で 31,050 円 (11/11 高値 ) まで急反発となった NY 原油は 21 日に 12 月限は最終取引 ( 納会 ) を迎える 米週間原油在庫の 増加 10 月の石油輸出国機構 (OPEC) 加盟 14 カ国の原油生産が過去最高 を記録 ドル高など NY 原油に対しての弱材料は多い 8 月安値 ~ 心理的節目 40 ドル台を試す流れ 11 月の NY 原油は 過去の季節傾向からは 月足の陽 線確率が最も低い傾向 夏のガソリン需要と冬の暖房油需要の端境の時期で 安 値を付けやすい時間帯であるが 12 月 ~2 月は北半球の最大需要期で 月ごと の陽線確率も高い 結果として 11 月安値が 年末年初にかけての反騰場面での 買い場になる可能性もある 一方 東京市場は 海外安を円安が相殺していたが ドル円が 200 日移動平均線で上値を抑えられるなら要注意 海外安 + 円高が重 なると 価格帯別出来高の厚い 11 月 9 日安値 ~9 月 21 日安値水準を試す流れ も 産油国は 11 月 30 日の OPEC 総会に向けて 11 月 25 日の会合での 合意を目指し 引き続き協議する予定 40 ドルを割り込んでくると 危機感の 共有や減産に向けた動きが出てくる可能性もあろう トランプ大統領は エネルギー業界に対しての規制緩和を主張しており シェ ール増産思惑は上値抑制要因 金融サービス会社コーウェンによると コノコ フィリップスなど探鉱 生産 (E&P) 企業 17 社は 2017 年の設備投資費 を前年比で平均 33% 増加させる計画 反対に イランの制裁解除に対しては反 対を表明しており 中東の地政学リスクの波乱要因 また 9 月 25 日には 大 統領になった場合 米国はエルサレムを イスラエルの 分断されていない首都 とみなす とイスラエル首相に伝えた イスラエルはエルサレムを首都と主張し ているが 米国をはじめとする大半の国がこれを認めていない 17

18 東京原油 / ガソリン / 灯油 (6) バージガソリン (11/11 帳入値 :43,500 円 ) 石油連盟週報 (10 月 30 日 ~11 月 5 日 ) によると ガソリンの週末在庫は 前週比 5.0% 増の157 万 6562キロリットル 週間原油処理量は 13.0% 増の357 万 2195キロリットル 出荷量は ガソリンが1.7% 増の96 万 304 8キロリットル 先週レポートで 大統領選挙絡みで続落するようなら 値頃ではなくチャートパターンでの底打ち確認を待って 試し買いは可能 先限は需要期限月で中長期的な買い妙味ある限月 としたが 先週は トランプ勝利で41,580 円 (11/9 安値 ) まで急落後 急速な円安で44,380 円 (11/11) まで急反発となった バージ灯油 (11/11 帳入値 :39,570 円 ) 石油連盟週報 (10 月 30 日 ~11 月 5 日 ) によると 灯油在庫は5.3% 減の2 57 万 4208キロリットル 出荷量は 15.3% 増の36 万 2035キロリットル 先週レポートで 9 月 28 日安値 ~8 月 4 日安値が試される流れ 同水準割れなら 心理的節目 円まで チャート上の目立った節目はない としたが 先週はトランプ勝利で37,520 円 (11/9 安値 ) まで急落後 急速な円安で4 0,340 円 (11/11) まで急反発となった 米石油掘削リグ稼動数 ( 米石油サービス会社ベーカー ヒューズ ) 11 日公表した同日時点の国内の石油掘削リグ稼働数は 前週比 2 基増の 45 2 基と 2 月以来の高水準 前年同週の 574 基は下回った 稼働数は過去 24 週 中 21 週で増加 原油価格が 5 月 6 月 10 月に 節目の 1 バレル =50 ド ルを上回ったことを受け これまでに 136 基増加 エネルギー分野専門投資会 社のシモンズは石油 天然ガス掘削リグの合計稼働数について 16 年は平均で 504 基 17 年は 685 基 18 年は 896 基になると予想している 18

19 週間予定 (11/14~11/20) チャート画像は 株式会社オーバルネクストの Win-Station によるもので す 当該画像の著作権は 同社に帰属します 19

20 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 金 ($/onz) 1, (-6.1%) NY 白金 ($/onz) (-6.1%) NY 銀 ( /onz) (-5.4%) LMEアルミ (3ヶ月 $/t) 1, (+1.3%) ロコ ロンドン (PM $/onz) 1, (-5.1%) CRB 指数 (-1.0%) 為替 株式市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) ドル円 (+3.3%) ユーロドル (-1.7%) 日経平均株価 17, (+2.8%) NYダウ 18, (+5.4%) S&P 500 2, (+3.8%) NADAQ 5, (+3.8%) DAX 10, (+4.0%) ハンセン指数 22, (-0.5%) 上海総合株価指数 3, (+2.3%) 2016/11/14 更新 108 国内貴金属 非鉄市場前週末終値週間変動幅 ( 率 ) 総出来高総取組高年初来高値年初来安値 106 東京金 4, (+0.3%) 328, ,989 4,622 4, 東京銀 (+5.1%) 936 2, 東京白金 3, (+1.6%) 7,063 4,167 3,855 3, 東京パラジウム 2, (+14.1%) 1, , , 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 東京金先限 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2016/7/ /9/5 2016/10/ ドル円 ( 東京 17 時 ) 2016/6/ /8/1 2016/9/ /10/28 NY 金期近 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2016/7/ /9/9 2016/10/21 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

21 2016/11/14 更新 国内エネルギー ゴム市場前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京原油 30, (+2.3%) 231, ,787 33,570 18,970 東京ガソリン 43, (+1.7%) 25,055 9,374 46,370 32,560 東京灯油 39, (+2.1%) 7,291 9,449 46,360 29,080 東京ゴム (+15.6%) 86,767 25, 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 原油 ( ドル / バレル ) (-1.5%) NYRBOB( ドル / ガロン ) (-5.3%) NYヒーティングオイル ( / ガロン ) (-2.0%) IPEブレント ( ドル / バレル ) (-1.8%) CRB 指数 (-1.0%) 東京ガソリン先限 ( 日足終値 ) NY 原油期近 ( 日足終値 ) 2016/6/ /8/5 2016/9/ /10/31 東京灯油先限 ( 日足終値 ) 原油 石油関連統計 最新週 週間変動幅 ( 率 ) 国内ガソリン在庫 1,576, ,419 (+5.0%) 国内灯油在庫 2,574, ,977 (-5.3%) 国内軽油在庫 1,456, ,703 (+2.9%) 国内レギュラー価格 ( 円 /l) (+0.2%) 米国原油在庫 499,740-2,976 (-0.6%) 米国ガソリン在庫 220,963-2,841 (-1.3%) 米国ディスティレート在庫 148,602-1,948 (-1.3%) 米製油所稼働率 (%) (--) * 在庫の単位は国内が (Kl) 米国が(1000B/D) 参照 : 石油連盟 石油情報センター EIA( 米エネルギー情報局 ) MA 25MA /7/ /9/5 2016/10/ MA MA /7/ /9/5 2016/10/20 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

22 2016/11/14 更新 国内穀物 ソフト市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京とうもろこし 19, (+1.5%) 7,308 18,116 23,750 18,770 東京一般大豆 46,350 +1,420 (+3.2%) 1,117 13,083 49,300 41,300 東京コメ 12, (-2.5%) 2,345 7,709 13,200 11,440 東京小豆 11, (+2.1%) ,030 7, 東京小豆先限 ( 日足終値 ) 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) シカゴコーン ( /Bu) (-2.4%) シカゴ大豆 ( /Bu) (-0.3%) シカゴ小麦 ( /Bu) (-2.7%) NYコーヒー ( / ポンド ) (-6.9%) NY 砂糖 ( / ポンド ) (-0.1%) CRB 指数 (-1.0%) 東京コーン先限 ( 日足終値 ) /6/ /8/1 2016/9/ /10/28 東京一般大豆先限 ( 日足終値 ) 穀物関連統計 最新週 前週比 / データ日付 週間輸出成約高 ( コーン ) (11/3) 週間輸出成約高 ( 大豆 ) ,512.3 (11/3) 週間輸出検証高 ( コーン ) 889, ,778.0 (11/3) 週間輸出検証高 ( 大豆 ) 2,623, ,990.0 (11/3) 作柄 ( コーン ) % -74 (10/24) 作柄 ( 大豆 良以上 ) 74% ±0 (10/17) * 輸出統計の単位は (1000Bu) 作柄は全体に占める割合(%) 参照 :USDA( 米農務省 ) MA 25MA /7/ /9/5 2016/10/ MA 25MA /7/ /9/5 2016/10/20 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

23 留意事項 商品先物取引 商品先物取引は元本及び利益が保証されているものではありません ( 通常取引では お客様が預託する証拠金の額に比べて取引金額が大きいため 預託している証拠金の額を上回る損失が発生する可能性があります ) お取引を始めるに際しては 契約締結前交付書面 及び 受託契約準則 等を熟読し 取引内容や仕組み リスク等を十分にご理解 ご確認のうえ ご検討くださいますようお願いいたします 当社の証拠金の額に対する取引金額の割合は 商品や約定値段によって異なりますので現時点では明示できませんが 通常取引では概ね 20~160 倍程度 損失限定取引では概ね 1~10 倍程度となります また お客様が最初に預託する証拠金の額は 各商品により異なり 通常取引の最高額は 1 枚当たり 186,000 円 損失限定取引の最高額は 1 枚当たり 4,283,000 円です ただし 通常取引は その後の相場の変動によっては追加の証拠金が必要になる場合がありますのでご注意ください 追加に必要となる証拠金の額は 商品や相場の変動によって異なります ここでいう 通常取引 とは 対面取引における損失限定取引以外の取引のことをいいます 建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり 片道 1 枚あたりの取引手数料は以下の通りです また オンライン取引通常口座 対面取引 ( コールセンター取引を含む ) において日計り決済を行った場合は新規建玉時の取引手数料のみとなります なお オンライン取引 アクティフ 口座 の取引手数料は往復分の記載をしておりますが 市場の状況等により 1 計算区域をまたいで決済した場合は往復で 780 円となりますので あらかじめご注意ください オンライン取引 通常口座 195 円 ~390 円オンライン取引 アクティフ 口座 390 円対面取引 ( 通常取引 ) 1,188~11,664 円対面取引 ( 損失限定取引 ) 1,965~16,329 円コールセンター取引 864~2,160 円 ( 上記の証拠金及び手数料は平成 28 年 10 月 31 日の帳入値をもって算出 ) 当社ディスクローズ資料は本支店および日本商品先物取引協会 ( ホームページ ) で閲覧で きます お客様相談窓口 日産証券株式会社 CX 営業管理部 TEL: 日本商品先物取引協会相談センター URL: 日産証券株式会社 ( 東京都中央区日本橋蛎殻町 ) 関東財務局長 ( 金商 ) 第 131 号金融商品取引業者商品先物取引業者加入協会日本証券業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人金融先物取引業協会

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 週末の米雇用統計の発表後には 利上げ期待を織り込みながら一時 119.23 円まで急上昇し 2014 年 12 月高値を起点とした下降トレンドを上抜けたが 雲の上限が上値抵抗として機能中 同水準を上抜ける事ができるか否かが焦点 ~ 中略 ) リスク要因としてくすぶるギリシャ情勢にも注意 としたが 先週は 強気の米雇用統計を受けたドル買いの動きで始まった

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 4 月の米雇用統計の前哨戦となる4 月の米 ADP 民間雇用者数は16 万 9000 人増で 市場予想を下回るとともに昨年 1 月以来の低い伸びとなり FRBの利上げ時期が遠のくとの観測が広がっている 米景気サイクルがトップを付けてダウンサイドに入るのか否かを雇用統計で見極めようとする動きが想定される ~ 中略 ) ユーロの底打ち ドルの頭打ちが意識されつつある状況

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 今週は欧米市場がクリスマス休暇で参加者が少なく 薄商いの中 突発的な事件等がなければ様子見モードか 大きな流れの中で 米景気が回復傾向 量的緩和が徐々に縮小されて 米長期金利は緩やかな上昇基調で推移するとみられる一方 日銀は追加緩和の可能性が指摘されるなど 緩和的な金融政策が継続されることから 中期的なドル円は上昇傾向が続くと見られる としたが 先週発表された米経済指標は

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで ECB 理事会や雇用統計 中国の3 中全会を控えて 三角保合いを放れるまでには至らない可能性 経済指標が改善していれば 来年 1 月に任期を迎えるバーナンキ議長が最後のF OMC(1 月 28~29 日 ) で量的緩和の縮小に動く可能性もあるが この時点では債務上限引き上げで米議会が合意を見せていない場合 1 月のFOMCでの量的緩和の規模縮小は見送られる可能性

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 買い方は 三角保合い上放れ以降 引値 100 円防衛に成功し 実需筋を引っ張り込む事にも成功した格好 1 年前の連想買いも巻き込む格好となっており 短期的な買われ過ぎ感に対する調整をサンクスギビングデー前に入れて 12 月 6 日発表の雇用統計待ちの展開へ移行するだろう 下値支持は100 円 雇用統計で強気の数字が出れば 出口戦略への思惑は高まり 一段高も要想定

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