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1 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 買い方は 三角保合い上放れ以降 引値 100 円防衛に成功し 実需筋を引っ張り込む事にも成功した格好 1 年前の連想買いも巻き込む格好となっており 短期的な買われ過ぎ感に対する調整をサンクスギビングデー前に入れて 12 月 6 日発表の雇用統計待ちの展開へ移行するだろう 下値支持は100 円 雇用統計で強気の数字が出れば 出口戦略への思惑は高まり 一段高も要想定 この場合は 5 月高値が意識されるだろう 下方リスクシナリオは 雇用統計が弱気に振れ 年末年始にかけて浮上してくる米債務上限問題の混乱が大きくなるケース ただし 米予算局は 20 日債務上限引き上げを最大で20 14 年 6 月まで先送りできると発表している としたが 先週は 102 円台半ばへ上昇 欧州通貨主導でクロス円も上昇 好調な米経済指標に加えて イラン核協議が進展したことによる地政学リスクの緩和 日銀の緩和継続期待などが材料視された 中国の防空識別圏の設定もアジア地区の地政学リスクからの円売り ドル買いに繋がった 週末のドル円は 続伸 サンクスギビング ( 感謝祭 ) ホリデーの合間で市場参加者が限られるなか 米長期金利の上昇や日本のデフレ脱却の動きなどから 1 02 円台前半 ~ 半ばでしっかりと推移した ユーロ ドルは 10 月のユーロ圏失業率は12.1% と過去最悪となった前月の12.2% から低下し 11 月のユーロ圏消費者物価指数が前年同月比 0. 9% 上昇と事前予想 (0.8% 上 ) を上回ったことから ECBの追加緩和観測が後退するも 市場の反応は限定的で 米株式相場が高値から下げたことがきっかけとなり 終盤には一時 ドルまで下押された CFTC 建玉明細はサンクスギビングデーの休場により2 日に順延 週末のNY 株式市場は 6 営業日ぶりに反落 利益確定の売りが優勢になった NYダウは 16,086.41ドル ( 前日比 ドル) ナスダック総合株価指数は 4,059.89ポイント ( 前日比 )

2 東京為替 (2) 今週見通し 戦略 中国国家統計局が1 日に発表した1 1 月の製造業 PMIは 前月と同水準の 51.4だった 内外の堅調な需要を背景に 1 年 6カ月ぶりの高水準を維持 市場予想 (51.1) を上回った NRF( 全米小売業協会 ) の調査によると 今年のブラック フライデーの週末の小売売上高は574 億ドルと昨年の591 億ドルから減少 同調査によると 週末の店舗 オンライン ストアの訪問者数は1.41 億人と昨年の1.39 億人から増加したが 一人当たり支出は平均 407ドルと昨年の424ドルから減少 NRFはホリデー セール (11~12 月の小売売上高 ) については前年比 +3.9% の6021 億ドルと昨年の同 +3.3% から加速すると見込んでいる 米国では 米連邦公開市場委員会 (FOMC) メンバーの間で量的緩和の縮小に関して見解の相違があるものの 全般的には改善傾向に向かっていると見られ 今週の雇用統計の内容次第では 12 月の緩和縮小開始が意識される可能性 米政府閉鎖に伴い一時解雇された方が 雇用としてカウントされることで ( 指標の連続性に疑問の声もあるが ) 良い数字が期待されている 一方 日銀に対しては 消費税増税後の景気の落ち込みに対処するため 来年の春にも追加緩和を実施するとの見方が出ている 黒田総裁は22 日の衆議院財務金融委員会で 物価上昇率目標 2% 達成までの道は遠い 必要なら躊躇なく調整を行う との方針を表明 一段と緩和的な政策が期待される日本に対して 米国では出口戦略を模索しており 長期的なドル買い / 円売りの流れが続く見通し 2 日に中国 11 月 HSBC 製造業購買担当景気指数 米 11 月 ISM 製造業景況指数 3 日に米 11 月 ADP 雇用統計 米 11 月 ISM 非製造業景況指数 米 10 月新築住宅販売件数 米地区連銀経済報告 ( ベージュブック ) 5 日に米新規失業保険申請件数 米第 3 四半期国内総生産 (GDP) 改定値 6 日に日本 1 0 月景気動向指数 米 11 月雇用統計 米 12 月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値 8 日に中国 11 月貿易収支

3 東京金 (11/29 清算値 :4,093 円 ) 先週レビュー 先週レポートで ドル建て金の上値は抑えられそうだが ~ 中略 ) 南アや世界全体の生産コストを考慮すると 急速にドル高が進まない限りは下値も限定的か? 円建て金は円安が海外安を相殺する格好になりそう サンクスギビング前には各マーケットでポジション調整が進み 雇用統計待ちの流れとなりそう としたが 先週のNY 金 (2 月限 ) は NY 原油安を受けて一段安となった後 NYのオプション納会絡みの買いで値を戻す場面も見られたが 米連邦準備理事会 (FRB) の緩和縮小見通しを背景とした投資資金の流出に上値を抑えられ 非常に狭いレンジでの相場となった 東京市場は 海外安を円安が相殺して 4000 円の下値支持感が意識された 週末のNY 金 (2 月限 ) は急反発 下値を試したものの下げ渋ったことや ドル安や原油高を好感 週末や月末を控えることから 売り方の買い戻しが優勢になった ただ 上昇が一服したあとは ドルが反発 原油が上げ幅を削ったことから手仕舞い売りが出され 上げ幅を削った NY 金は月間で5.5% 下落し 11 月の運用としては1978 年以来の最低を記録した 中国 香港統計局によると 10 月の香港から中国への金輸出は131.19トンとなり 前月の トンから増加 過去最高となった3 月の トンに続く数字 今週見通し 戦略 米量的緩和の早期縮小観測が広がっていること 株価の史上最高値更新などが上値を抑えているが 4カ月ぶりの安値を付けたことを受け 上海金の出来高が増加し 安値拾いの買い意欲が高まっており NY 金の下値も限定的か NY 金は円安ドル高が上値を抑えそうだが 円建て金は海外安を円安が相殺する流れが継続見通し NYよりも円安により強く反応する地合いとなっており 雇用統計を受けたドル円の動き待ちとなりそう

4 東京白金 (11/29 清算値 :4,533 円 ) 先週レビュー 先週レポートで 英 JMの中間報告によると 今年のプラチナの供給不足は18. 8トン ( 前年 10.6トン ) となり 14 年ぶりの高水準になると予想されており 南アの賃金交渉の難航や電力危機に加え 1400ドル割れ水準では安値拾いの買いが入りやすい 株高 ドル高の地合いが継続する間は 押し目買い主体で戦略を考えたい としたが 先週のNY 白金 (1 月限 ) は 原油安や米連邦準備理事会 (FRB) の緩和縮小見通しなどを受けた金軟調につれ安となると テクニカル要因の売りも巻き込んで一段安となった 週末のNY 白金 (1 月限 ) は急反発 水曜安値 (1351.0ドル: 立会終了後の電子取引 ) で下げ止まって反発した 金の上昇やドル安をはやして上値を伸ばした 南ア ノーザムは南ア鉱山労働者組合 (NUM) のストが4 週間目に突入し 経営危機の噂が広がったことも材料視された ただし ドル反発や原油 金の押しで手仕舞い売りが出され 上げ幅を削った 対抗勢力の南ア鉱山建設労働組合連合 (AMCU) は 他の鉱山会社のストに関する投票を年明けに延期したことも手仕舞い売りを誘った 南ア 南アの鉱業建設労働組合 (AMCU) と鉱山会社の賃金交渉が続いている アングロ アメリカン プラチナム ( アンプラッツ ) に関しては 11 月 30 日か 12 月 1 日にストライキを実施するかどうかの投票を行う予定 またインパラ プラチナム ( インプラッツ ) とは12 月 12 日に会合が予定されており ロンミンとは12 月 10 日に調停機関を通じた会合が予定されている 一方 ノーザムでは 全国鉱山労働者組合 (NUM) のストライキが続いており 同社は雇用削減につながる可能性を示唆した

5 東京白金 (11/29 清算値 :4,533 円 )(2) 宝飾用需要 米宝飾品大手ティファニーの第 3 四半期決算によると 世界の売上高は前年同期比 7% 増の9 億 1150 万ドル 日本では伸び悩んだが 中国での売上が好調となった 上海プラチナの出来高が26 日に832 枚に増加し 安値拾いの買い意欲が高まっている 第 3 四半期の地域別売上のパフォーマンスでは米州が+4% ニューヨーク旗艦店の既存店売上比較は+1% でした アジア太平洋地域は+27% 既存店売上比較は+22% でした 日本のティファニーの成績は好調でした ドル高になると日本からの売上高はドル換算する際に減ります この為替要因を取り除いた比較では+9% でした また日本の既存店売上比較は+5% でした 欧州自動車工業協会(ACEA) 欧州自動車工業協会 (ACEA) によると 10 月の欧州連合 (EU27) の新車 ( 商用車 ) 登録台数は前年同月比 8.1% 増の15 万 8960 台 1~10 月は前年同期比 2.7% 減の138 万 9244 台 プラチナETF プラチナETF( 上場投信 ) の現物保有高は 28 日のロンドンで10.77 トン (22 日 10.65トン ) に増加 27 日のニューヨークで16.86トン ( 同 17.17トン ) に減少 27 日の南アで26.56トン ( 同 24.70トン ) に増加した またパラジウムETFの現物保有高は 28 日のロンドンで1 4.93トン ( 同 14.87トン ) に増加 27 日のニューヨークで22.03 トン ( 同 22.03トン ) と横ばいとなった 今週見通し 戦略 プラチナは南アの鉱山会社に対する懸念や中国勢の安値拾いの買い 英ジョンソン マッセイ (JM) の供給不足見通しなどを考慮すると押し目買い主体の戦略を考慮したい 11 月の米雇用統計が好調な内容になれば NY 金下落に追随する場面もありそうだが 東京市場は円安が海外安を相殺すると思われる 11 月 2 日 ( 土 ) 東京セミナーでお話しした通りの展開 (JM 前に強気を織り込み上昇 発表後に下落 その押し目を買いたい ) となっている 同戦略維持

6 東京ゴム (11/29 清算値 :270.2 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 経済協力開発機構 (OECD) は 2014 年の世界経済の成長率予想を3.6% とし 5 月時点の4.0% から下方修正 新興国市場の景気減速が世界的な景気回復の足かせとなっていると指摘されている点は上値抑制要因 週末 ~ 週初に雲のねじれ 引き続き 減産期に向けた買い場探し としたが 先週は 26 日に5 月限が新甫発会 上鞘発会 週前半から半ばにかけて軟調に推移したが 29 日に急騰し レンジ相場を上抜けた 天然ゴムの主要生産国のタイの首都バンコックで25 日 インラック シナワット首相の退陣を求める数万人規模の抗議デモが行われ デモ隊の一部が財務省の建物に突入し占拠した事や 円安進行 中国政府による10-12 万トン備蓄の動きなどが材料視された 今週の見通し 戦略 11 月 2 日 ( 土 ) 東京セミナーで ゴムの月足での陽線確率は極めて高く 穀物市場同様 季節傾向の強いゴムの11 月末 ~12 月初旬の押し目は買い方針 とお話ししたが 一目均衡表の雲のねじれに時間帯に急伸となった 週末は雲で上値が抑えられる格好となったが 終値ベースで雲の上限を上抜けるか否かがテクニカル面からの焦点 2 日にはHSBC 中国製造業 PMIの確報を発表 12 月 3 日に11 月の米新車販売台数が発表 好調を維持するとみられ 10 月の120 万 8036 台に続き120 万台超えが予想される 中国 米国の新車販売は好調で 国内の自動車も来年の増産を見込む会社が増えている 4 日に11 月の米 ADP 雇用統計 6 日に米労働省から発表される同月の雇用統計が注目 強気の数字になると 日に開催される米連邦公開市場委員会 (FOMC) で量的緩和の縮小が決まるとの見方が強まり 円安が加速する可能性

7 東京米国産大豆 (11/29 終値 :55,930 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 作付け期の南 米が豊作ムードに傾いていることが上値抑制要因 好調な輸出が下値支持要因 としたが 先週のシカゴは 2 2 日から27 日まで4 日連続で大口成約が確認されたことに加えて 株高 円安ドル高進行でのリスクオンの動きもあり 堅調推移となった 週末のシカゴ大豆 (1 月限 ) は 急反発 水曜の下落に対する反動で買いが先行したあとも 押し目買いが戻り売りをこなして値を飛ばした 高水準の週間輸出成約高が続いたことや中国向けの大口成約 主要移動平均突破によるテクニカル改善 原油急伸が支援材料 米農務省は 2014/15 年度積みで 中国向けに大豆 11 万トンの大口成約を発表した 米農務省が発表した11 月 21 日までの大豆週間輸出成約高は177 万 800トンで 前週の137 万 6400トンから増加し 事前予想 (50 万 ~120 万トン ) を上回った 今年度累計は36 79 万トンで 前年同期の2726 万トンを35.0% 上回った 週間純輸出成約高(11 月 21 日までの3 週間 ) 大豆 :177 万 0800トン ( 事前予想 :50 万 ~120 万トン ) 大豆粕 : 30 万 7900トン ( 事前予想 :10 万 ~32.5 万トン ) 大豆油 : 1 万 8800トン ( 事前予想 : 0 ~ 14 万トン ) 今週の見通し 戦略 4 日連続の大口成約報告のうち 中国向けは最初の22 日だけで あとは仕向け先不明 さらに26 日には中国からの30 万トンの大口キャンセル報告があったため 中国の成約一服 さらにキャンセルが続く可能性もあるとの警戒感が1 3.5ドルを前に意識されたが 29 日以降に中国からの追加キャンセルが確認されなければ 大きな崩れなく 米農務省需給報告や南米の天候 週末の雇用統計待ちの展開となるか

8 東京とうもろこし (11/29 終値 :25,270 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 米感謝祭の控え 週後半は低調な取引見通し 天候相場も終了し エタノールなどの産業用需要 輸出動向と南米の天候相場に市場の関心は移行する としたが 先週のシカゴは 米感謝祭 ( サンクスギビング デー ) を控えて閑散商状となり 同値圏での狭い値動きとなった 週末のシカゴコーン (3 月限 ) は 反落 週間輸出成約高が100 万トンを上回る高水準だったことや 大豆上昇 ドル安 原油高でプラスに浮上したが 米国コーン生産高の上方修正予想や 南米産地に生育に適した天気が続くことから今週の安値を更新した 大豆とのスプレッド売りも復活した 中国& 国際穀物委員会 (IGC) 中国国家統計局は 今年の中国穀物生産を前年比 2.1% 増加の6 億 194 万トンと発表 過去 10 番目の生産高 商品別の詳細は発表されていない 国際穀物委員会 (IGC) は28 日 2013/14 年度世界コーン生産高見通しを前回より200 万トン上方修正して9 億 5000 万トンとした 世界小麦生産高見通しも 前回より200 万トン上方修正して6 億 9800 万トンとした 米農務省発表の週間純輸出成約高(11 月 21 日までの一週間 ) コーン :100 万 7000トン ( 事前予想 :40 万 ~110 万トン ) 小麦 : 56 万 2200トン ( 事前予想 :35 万 ~ 65 万トン ) 今週見通し 戦略 12 月後半のクリスマス 年末年始休暇を控え 南米産地の天候などで強気の要因が台頭しない限りは 米国環境保護庁 (EPA) による来年のエタノール混合義務上限を引き下げなどが上値を抑えそう

9 東京原油 / ガソリン / 灯油 (1) 先週レビュー 先週レポートでは NY 原油は 90ドル ±5ドルのレンジ相場が継続見通し ブレント原油は リビアなどのブレントリンク原油の供給懸念に加えて 東アジアの消費国からコンスタントに成約が見られることも支援材料 中東産原油は アブダビ産マーバン原油などの軽質原油が主導する形で 堅調な地合いとなっており 6ヶ国協議を受けてNY 原油だけ大きく崩れる可能性は低いか としたが 先週のNY 原油 (1 月限 ) は 直近の米エネルギー情報局 (EIA) の週間石油統計まで 原油在庫は10 週連続で予想を上回る増加幅となり3 億 9141 万 6000バレル NY 原油の受け渡し場所となるオクラホマ州クッシングの原油在庫も4061 万 6000バレルと 4000 万バレル台に乗せた事などを嫌気して もみ合いレンジを27 日に下割れして 91.77ドルまで下落 心理的節目 90ドルが意識される流れとなった ブレント原油は リビアなどのブレントリンク原油の供給懸念に加えて 韓国が成約するなど 東アジアの消費国からコンスタントに成約が見られることも支援材料となっており NY 原油の下鞘が継続している 週末のNY 原油 (1 月限 ) は 反発 サンクスギビング ホリデーの合間で短縮取引となるなか 週末と月末が重なったこともあり 27 日の急落に対するポジション調整の展開 序盤には93.90ドルまで大きく上昇したものの 米エネルギー情報局 (EIA) 統計で原油在庫は6 月以来の高水準となり 受け渡し場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫も7 月以来の水準に増加し 生産高も増加に転じるなどファンダメンタルズの弱さが確認されており ショートカバーが一巡すると その後は上げ幅を縮小した CFTC 建玉明細はサンクスギビングデーの休場により2 日に順延

10 東京原油 / ガソリン / 灯油 (2) 東京原油 (11/29 清算値 :68,070 円 ) 先週レポートで NY 原油は90ドル ±5ドルのレンジ相場が継続見通し ブレント原油は リビアなどのブレントリンク原油の供給懸念に加えて 東アジアの消費国からコンスタントに成約が見られることも支援材料 中東産原油は アブダビ産マーバン原油などの軽質原油が主導する形で 堅調な地合いとなっており 6ヶ国協議を受けてNY 原油だけ大きく崩れる可能性は低いか としたが 先週は NY 原油は狭いレンジが下に放れたが 東京市場は ドバイ ブレントが高止まりしていたことに加えて 円安ドル高進行を より強く反映して68,360 円 (11/29 高値 ) まで続伸 NY 原油は 90ドルの心理的節目が意識されそうだが ドバイ ブレント原油が高止まりしており 株価も堅調推移が続いている間は 大きくは崩れがたいか? 週末には雇用統計を控えて 90ドル~200 日移動平均線水準のレンジ内で 雇用統計待ちの展開となりそう 石油輸出国機構 (OPEC) は12 月 4 日 ウィーンの本部で総会を開催する 原油価格は高値で安定しており 総会では日量 3000 万バレル ( イラクを含む 12カ国分 ) の生産目標は据え置かれる見通し 核開発協議の暫定合意を受けイランに対する制裁は緩和されることになったが 欧州連合 (EU) のイラン原油の輸入禁止措置は引き続き有効となり イランの原油輸出は現行の日量約 100 万バレル (bpd) に抑えられることになったため 原油需給への当面の影響は 限定的 との見方が強い

11 東京原油 / ガソリン / 灯油 (3) ソシエテ ジェネラル見通し 仏大手金融機関 ソシエテ ジェネラルは イランの核開発協議の合意などで 2014 年の原油平均価格見通しを下方修正 ブレント原油は バレル当たり1 08ドルと これまでの110ドルから NY 原油も99ドルと これまでの1 03ドルからそれぞれ下方修正した これにより ブレント原油のニューヨーク原油に対する上ザヤ予想は9ドルと これまでの7ドルから上方修正された JBCエナジー見通し ウィーン拠点のJBCエナジーは29 日 11 月のOPEC 加盟 12カ国の原油生産が日量 2944 万バレルに減少したとの見方を発表 10 月の原油生産高見通しは日量 2974 万 5000バレル サウジアラビアの11 月の原油生産高見通しは970 万バレルと前月見通しの985 万バレルを下回り リビアは25 万バレルと2011 年 9 月以来の水準に減少したとのこと 英バークレーズ見通し 英バークレイズは29 日 イランの原油生産は2014 年末までに日量 370 万バレルに達する可能性があるとした 欧米主要国との交渉が続き 今月の合意に準拠すれば イランは最大で日量 90 万バレル増産することが可能とし 中国は2014 年半ばまでにイラン産原油輸入を日量 70 万バレルまで拡大することかもしれないとの見方を示した 9 月の輸入高は日量 30 万バレル クェート石油公社見通し クウェート石油公社のアナリスト モハメド アル シャッティ氏は28 日 来年第 1 四半期末まで ブレンド原油価格がバレル当たり100ドル近辺を維持するとの見通しを示した 市場の需給均衡や OPEC( 石油輸出国機構 ) の供給が徐々に減少することが理由 リビアとナイジェリアの供給崩壊や イラクの供給の不安定さを挙げ OPECの原油生産は11 月から徐々に減少し 日量 万バレルを下回る可能性を示唆 また イラクの増産とイランの原油生産が制裁前の水準を回復するようだと ブレント原油は90ドルへと下落する可能性があるとする一方で イランの原油生産が2014 年末前に急増する可能性ないだろうとの見方を示した

12 東京原油 / ガソリン / 灯油 (4) 米週間在庫 エネルギー情報局 (EIA) が27 日発表した11 月 22 日までの週間石油統 計は以下の通り 市場の事前予想は 原油在庫が前週比 75 万バレル増加 ガソ リンが50 万バレル増加 留出油が100 万バレル減少 前週比 原油 3 億 9141 万 6000バレル 295 万 3000バレル増加 ガソリン 2 億 1060 万 4000バレル 175 万 1000バレル増加 留出油 1 億 1087 万 5000バレル 166 万 6000バレル減少 製油所稼働率 石油元売り 精製各社の製油所で停止中のトッパー ( 常圧蒸留装置 ) は29 日現在 3 基 日量 21 万 1000バレル 現有能力 (27 製油所 37 トッパー 日量 433 万 9,700 バレル ) に対する停止率は4.9% で変わらず 停止能力の内訳は 中京を含む東日本で 17 万 7,000 バレル 西日本では 3 万 4,000 バレル

13 東京原油 / ガソリン / 灯油 (5) ガソリン (11/29 清算値 :80,950 円 ) 石油連盟週報 (17~23 日 ) によると ガソリンの週末在庫は 前週比 3. 2% 減の189 万 0930キロリットル 週間原油処理量は同 2.5% 増の3 98 万 0755キロリットル 出荷量は ガソリンが同 14.1% 増の104 万 0 101キロリットル 先週レポートで イランとの6ヶ国協議合意もあり NY 原油の上値は抑えられそうだが 今後 冬季の最大需要期を迎え 下値も限定的となりそう 国内は円安が支援材料となり サンクスギビング前に短期的な買われ過ぎ感に対する調整も予想されるが 押し目は買われやすい地合いが継続か としたが 先週は NY 原油の軟調も円安ドル高進行を好感して 先限つなぎ足では81,240 円 (11/29 高値 ) まで続伸 雇用統計を前に短期的な買われ過ぎ感が意識される場面も出てきそうだが ドル円の押し目買い基調が崩れなければ下値も限定的か? 灯油 (11/29 清算値 :79,720 円 ) 石油連盟週報 (17~23 日 ) によると 灯油の週末在庫が 同 1.6% 減の 304 万 7509キロリットル 出荷量は 灯油が同 0.5% 増の54 万 225 8キロリットル 先週レポートで サンクスギビング前の調整には注意したいが その後は円安トレンド継続見通しもあり 押し目は買われやすい地合い継続か? としたが 先週は NY 原油の軟調も ドバイ ブレント原油が高止まりしており 円安ドル高進行も加わり80,310 円 (11/29 高値 ) まで続伸 週末は長い上ヒゲ陰線で引けており 足もとは短期的な買われ過ぎ感に対する調整も意識されそうなチャート形状 先限は不需要期限月であり 今後の冬の寒さに強く反応してくるのは期近限月であり 当先の鞘に変化が出てくる

14 週間予定 (12/2~12/8) チャート画像は 株式会社オーバルネクストの Win-Station によるものです 当該画像の著作権は 同社に帰属します

15 2013/12/02 更新 国内貴金属 非鉄市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京金 4, (+1.1%) 151, ,650 5,081 3,750 東京銀 (-0.2%) 1,080 4, 東京白金 4, (-0.9%) 73,944 57,348 5,300 4,125 東京パラジウム 2, (+1.9%) 803 1,421 2, ,831.0 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 金 ($/onz) 1, (+0.5%) NY 白金 ($/onz) 1, (-1.0%) NY 銀 ( /onz) (+0.9%) LMEアルミ (3ヶ月 $/t) 1, (-1.5%) ロコ ロンドン (PM $/onz) 1, (+0.5%) CRB 指数 (-0.1%) 為替 株式市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) ドル円 (+1.2%) ユーロドル (+0.9%) 日経平均株価 15, (+1.8%) NYダウ 16, (+0.1%) S&P 500 1, (+0.1%) NADAQ 4, (+1.7%) DAX 9, (+2.0%) ハンセン指数 23, (+0.8%) 上海総合株価指数 2, (+1.1%) 東京金先限 ( 日足終値 ) 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 MA 25MA 2013/8/ /9/ /11/ ドル円 ( 東京 17 時 ) 2013/7/8 2013/8/ /10/3 2013/11/18 NY 金期近 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2013/8/ /9/ /11/7 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日本ユニコム株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

16 2013/12/02 更新 国内エネルギー ゴム市場前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京原油 68,070 +1,880 (+2.8%) 24,354 21,994 68,360 57,320 東京ガソリン 80,950 +2,730 (+3.5%) 60,854 22,968 82,280 68,030 東京灯油 79,720 +2,020 (+2.6%) 38,379 20,389 82,030 69,000 東京ゴム (+3.9%) 62,130 25, 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 原油 ( ドル / バレル ) (-2.2%) NYRBOB( ドル / ガロン ) (-1.8%) NYヒーティングオイル ( / ガロン ) (-0.3%) IPEブレント ( ドル / バレル ) (-1.2%) CRB 指数 (-0.1%) 東京ガソリン先限 ( 日足終値 ) NY 原油期近 ( 日足終値 ) 2013/7/ /8/ /10/4 2013/11/15 東京灯油先限 ( 日足終値 ) 原油 石油関連統計 最新週 週間変動幅 ( 率 ) 国内ガソリン在庫 1,890,930-61,559 (-3.2%) 国内灯油在庫 3,047,509-50,568 (-1.6%) 国内軽油在庫 1,553,212-25,023 (-1.6%) 国内レギュラー価格 ( 円 /l) (-0.1%) 米国原油在庫 391,416 +2,953 (+0.8%) 米国ガソリン在庫 210,604 +1,751 (+0.8%) 米国ディスティレート在庫 110,875-1,666 (-1.5%) 米製油所稼働率 (%) (--) * 在庫の単位は国内が (Kl) 米国が(1000B/D) 参照 : 石油連盟 石油情報センター EIA( 米エネルギー情報局 ) MA 25MA 2013/8/ /9/ /11/ MA 25MA 2013/8/ /9/ /11/8 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日本ユニコム株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

17 2013/12/02 更新 国内穀物 ソフト市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京とうもろこし 25, (+1.0%) 3,860 16,090 28,970 24,040 東京一般大豆 55, (+1.6%) 3,436 10,030 57,000 48,450 東京コメ 12, (-0.3%) ,500 12,360 東京小豆 11, (-0.8%) 879 1,976 12,470 10,260 東京粗糖 45,200-1,900 (-4.0%) ,300 38,350 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) シカゴコーン ( /Bu) (-1.7%) シカゴ大豆 ( /Bu) 1, (+1.3%) シカゴ小麦 ( /Bu) (+0.8%) NYコーヒー ( / ポンド ) (+2.9%) NY 砂糖 ( / ポンド ) (-1.4%) CRB 指数 (-0.1%) 東京コーン先限 ( 日足終値 ) 東京粗糖先限 ( 日足終値 ) 2013/7/8 2013/8/ /10/3 2013/11/18 東京一般大豆先限 ( 日足終値 ) 穀物関連統計 最新週 前週比 / データ日付 週間輸出成約高 ( コーン ) (11/21) 週間輸出成約高 ( 大豆 ) (11/21) 週間輸出検証高 ( コーン ) 30, (11/21) 週間輸出検証高 ( 大豆 ) 66, ,875.0 (11/21) 作柄 ( コーン ) 62% +2 (10/28) 作柄 ( 大豆 良以上 ) 57% +57 (10/21) * 輸出統計の単位は (1000Bu) 作柄は全体に占める割合(%) 参照 :USDA( 米農務省 ) MA 25MA 2013/8/ /9/ /11/ MA 25MA 2013/8/ /9/ /11/8 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日本ユニコム株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

18 留意事項 商品先物取引 商品先物取引は 商品市場における相場の変動により損失が生じることのある取引です ( 通常取引は お客様が預託する証拠金の額にくらべて取引金額が大きいため 損失の額が預託する証拠金の額を上回ることがあります ) お取引を始めるに際しては 契約締結前交付書面 及び 受託契約準則 等を熟読し 取引内容や仕組み リスク等を十分にご理解 ご確認のうえ ご検討くださいますようお願いいたします 当社の証拠金の額に対する取引金額の割合は 商品や約定値段によって異なりますので現時点では明示できませんが 通常取引では概ね 20 倍 ~40 倍程度 損失限定取引では概ね 1 倍 ~10 倍程度となります また お客様が最初に預託する証拠金の額は商品により異なり 通常取引の最高額は 1 枚当り 324,000 円 損失限定取引の最高額は1 枚当り 4,093,000 円です ただし 通常取引は その後の相場の変動によっては追加の証拠金預託が必要になる場合がありますのでご注意ください 追加に必要となる証拠金の額は 商品や相場の変動によって異なります 建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり 片道 1 枚当りの取引手数料は以下の通りです 対面取引 ( 通常取引 ) 1,202 円 ~10,605 円 対面取引 ( 損失限定取引 ) 2,940 円 ~14,847 円 コールセンター取引 820 円 ~2,100 円 ( 上記の証拠金及び取引手数料は平成 25 年 11 月 29 日の帳入値をもって算出 ) 当社ディスクローズ資料は本社および日本商品先物取引協会 ( ホームページ ) で閲覧できます お客様相談窓口 日本ユニコム株式会社営業管理部東京都中央区日本橋蛎殻町 日本商品先物取引協会相談センター東京都中央区日本橋小網町 9-4 TEL: URL: 商品先物取引業者日本商品先物取引協会会員日本ユニコム株式会社

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1997

1997 2019.1.15( 作成日 2019.1.11) ウィークリー テクニカルレポート 岡藤商事株式会社 当レポートは情報提供を目的としており お取引の判断はご自身で行ってください CONTENTS 金 白金 ハ ラシ ウム 原油 カ ソリン 灯油 ゴム トウモロコシ ドル円 No.1242 WEEKLY TECHNICAL REPORT 東京金 - 移動平均超え ( 上昇トレンドへの回帰 ) を試す

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 週末の米雇用統計の発表後には 利上げ期待を織り込みながら一時 119.23 円まで急上昇し 2014 年 12 月高値を起点とした下降トレンドを上抜けたが 雲の上限が上値抵抗として機能中 同水準を上抜ける事ができるか否かが焦点 ~ 中略 ) リスク要因としてくすぶるギリシャ情勢にも注意 としたが 先週は 強気の米雇用統計を受けたドル買いの動きで始まった

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 日米株価の下落幅に比べ ドル円の下落幅が小さく いずれ 株が上がるか ドル円が下がるか の調整が起きそうな感触 ウクライナ情勢の緊迫化などの地政学リスクも 引き続きドル円の重しとなっている ~ 中略 ) また 中国では 第 1 四半期 GDPや固定資本形成などの重要指標の発表を控えている GDPが事前予想から大きく下振れるようであれば 新興国リスクが広がる可能性も

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Microsoft Word - week doc 東京為替 (1) 先週レビュー 先週レポートで 米国では10 月 1 日の連邦政府閉鎖が現実味を帯びてきた ~ 中略 ) 1 日に連邦政府閉鎖に至った場合でも 実体経済に対する影響は限定的 (1 週間の閉鎖でGDP を0.12pp 押下げ ) と見られるが 市場のセンチメントは一時的にリスクオフに傾きそう としたが 先週は 米財政協議が難航したことでドル安優勢の展開に 1 日が期限だった暫定予算案について政府

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