ドル 円 (2) 週末の海外市場 週末のドル円は 米国債利回りが下げ幅を拡大する中 ドル円は上値の重い展開が続き ロンドン フィキシングにかけて一時 円付近まで下落 ただし 米株式相場が取引終了にかけて上げ幅を拡大したことで ドル買い円売りの動きに それでも 米長期金利が低下 ( 債券

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1 ドル 円 (1) 先週レビュー 先週レポートで 足元で 米金利上昇なのにドル高 米金利上昇なのに NY 株安 円安なのに日本株高 などの これまでの一般的な市場認識が通じないチグハグな動きが続いている VIXショック以降のポジション整理が終わっていないことに加えて FRBの資産縮小で米債需給の悪化や 各国中央銀行勢によるドル保有縮小の動きが背景にあるかもしれない ~ 中略 ) またトランプ米大統領は いくつかの国は同盟国と呼ばれるが 通商関係では同盟ではないと述べ 貿易の不均衡を是正していく姿勢を示した 米商務省は 1 6 日 中国など外国製の鉄鋼 アルミニウムに対する貿易制裁案を発表 米中間選挙を控え 通商問題に対する懸念が強まると ドル安要因になる ~ 中略 ) 中期的には米 10 年金利が3.0% に達して安定してくれば 長期運用機関にとっては米国債の割安感が徐々に強まる可能性 テクニカルポイントの107 円割れで売りが加速したが 今度は 円 (9/2 高値 )~ 心理的節目 105 円のテクニカルポイントに近づけば 巻き戻しの動きも想定される 週末の下ヒゲ安値は当面の底値候補となる可能性もあるが信頼性は低い としたが 先週は VIX 指数は20 割れ水準で安定 通貨オプション市場の短期ボラティリティーの上昇も一服する中 米 FOMC 議事録 (1 月 日分 ) では 短期的な景気見通しの堅調さが示され金利上昇となり ドルの買い戻しの動きとなった 21 日には108 円近くまで戻したが その後は 米株式市場が早期利上げを嫌って下げに転じたため 上げ一服 週末にかけて ダウが反発も 米債利回りが低下 ドル売り圧力につながり 戻りは限定的 ブラードセントルイス連銀総裁は 年内 4 回の利上げの必要性には懐疑的とコメント この日に伝わったFOMCメンバーの発言も慎重姿勢を堅持 22 日に公表された 1 月の欧州中央銀行 (ECB) 理事会の議事録では フ ォワードガイダンスの調整はまだ早いとの見解で一致 一部の当局者は QE の 緩和バイアスをなくすよう望んだ といった見解が示された 1

2 ドル 円 (2) 週末の海外市場 週末のドル円は 米国債利回りが下げ幅を拡大する中 ドル円は上値の重い展開が続き ロンドン フィキシングにかけて一時 円付近まで下落 ただし 米株式相場が取引終了にかけて上げ幅を拡大したことで ドル買い円売りの動きに それでも 米長期金利が低下 ( 債券価格の上昇 ) で 日米金利差の縮小観測から円売りは限定的 様子見姿勢が強く一方向に持ち高を傾ける勢いは乏しかった パウエル米連邦準備理事会 (FRB) 議長は27 日と3 月 1 日に上下両院で議会証言に臨む 下院では当初予定していた28 日から27 日に繰り上げられた 3 月 1 日にはFRBが物価指標として重視する個人消費支出 (PCE) の発表を控えている 金融政策の正常化ペースを見極めようという雰囲気が強かった CFTC 建玉明細 (2/20 現在 ) によると大口投機家玉は 108,338 枚の売り越し 前週 (115,509 枚の売り越し ) から縮小 ユーロは対ドルで6 営業日ぶりに反落 連日でユーロが大幅に上昇し 16 日の東京市場では一時 3 年 2ヶ月ぶりのユーロ高 ドル安水準を付けた事もあり NY 市場では3 連休を控えて 利益確定や持ち高調整のユーロ売り ドル買いが優勢だった 週末のNY 株式市場は 続伸 16 日以来 1 週間ぶりに2 万 5000ドル台を回復 米長期金利の指標である10 年物の米国債利回りと変動性指数 (VIX) がともに低下し 市場心理が改善した 取引終了にかけて買いの勢いが増し ダウ平均はこの日の高値圏で終えた FRBが年 2 回 議会に提出する金融政策報告書で さらなる緩やかな利上げが正当化される との見方が示されたが インフレ圧力や賃金上昇の加速に対しては強い警戒感が見られず 利上げペースが速まるとの懸念がやや和らぎ 株の買い安心感につながった NYダウは 25,309.99ドル ( 前日比 ドル ) ナスダック総合指数は 7, ポイント ( 前日比 ) 2

3 ドル 円 (3) 今週見通し 戦略 今週は パウエル米連邦準備理事会 (FRB) 議長の議会証言を受け 米金利 株価がどのように動くか見極めようとしている向きが多い FRB 議長は半期に一度の金融政策報告書の議会提出にあわせて上下両院で証言する 下院金融サービス委員会での証言は27 日に行われる予定 FRBは 27 日の議会証言に先立って公表した金融政策報告書で 国内経済の底堅さを踏まえ 段階的な追加利上げが正当化されるとの認識を示している FRBが21 日公表した1 月 日の連邦公開市場委員会 (FOMC) の議事要旨では インフレや景気見通しに自信を深めたことが明らかになっており 3 月の利上げ観測が高まり NY 株価に耐久性が出てくると ドル買いが意識される 2 月 21 日高値を上抜くと ダブルボトムも意識される 企業のリパトリエーション ( 本国への資金還流 ) が材料にされやすい時間帯でもある 一方 金利上昇を NY 株価が嫌気したり 地政学リスクがクローズアップすると 上値は抑えられやすい また 米商務省は16 日 輸入制限の6 案を公表 全輸出国を対象にした場合 日本を含む各国に広く影響が出る 輸入制限は 米通商拡大法 232 条に基づくもので 海外からの輸入増加が 国家安全保障の脅威になる と判断すれば大統領に発動権限を認めている 同法の規定により トランプ氏は鉄鋼を4 月 11 日まで アルミは 19 日までに結論を出す 11 月の中間選挙の前哨戦となる東部ペンシルベニア州の下院補選 (3 月 13 日投票 ) 直前の発表を検討していると報じられており ドルの戻りは売られやすい 今週は 3 月の利上げを見極める上で 新築住宅販売件数 耐久財受注 コンファレンス ボード消費者信頼感指数 個人所得 個人支出 ISM 製造業景況指数などが注目指標 欧州中央銀行 (ECB) が 22 日に公表した 1 月 25 日の理事会の議事要旨で は 政策の正常化の伝達スタンスを変更するのは時期尚早との考えが示されてい た ユーロの弱地合いがドルの下値支持要因 イタリアの総選挙が 3 月 4 日に迫 っており 反体制派政党 五つ星運動 に関する観測報道などで政治不安が再燃 すれば ユーロは売られる可能性 5 日には イスラエルのネタニヤフ首相とトランプ大統領の会談が予定されて おり 地政学リスクの変化にも注意 3

4 東京金 (2/23 帳入値 :4,562 円 )(1) 先週レビュー 先週レポートで 世界的な株価調整に一服感が出てくれば 市場の関心は米 3 月利上げ動向に移行する 過去の利上げ局面同様 利上げまでは上値が抑えられる可能性もあるが そこで示現する安値は その後の上昇再開へ向けた良い買い場になると見る 冬季パラリンピック (3 月 9 日 ~ 18 日 ) 終了までは 米国も軍事オプションは行使しないとしているが その後に予定されている米韓合同軍事演習が実施されるのか否かが焦点 アメリカに到達する弾道弾について 9 月にはミサイルが完成するとも見られ それまでの時間稼ぎを米国が許すか否か 中国 ロシアを交えた大国間の思惑が交錯しそう 起訴勧告を受けたイスラエルのネタニヤフ首相が3 月 5 日にホワイトハウスで トランプ大統領と会談予定 イランとの対立が浮上してくると北朝鮮問題は後方にずれ込む可能性も としたが 先週の N Y 金 (4 月限 ) は 米長期金利の高止まりを背景としたドル買いが優勢となった事を嫌気して始まった 安値拾いの買いなどが入って底堅く推移後 FOMC 議事録発表を受けて売り買いが交錯した後 前週のドル売りが急速に進行した反動からの巻戻しでドル買いが優勢となり NY 金は戻りを売られた 週末にかけて ECBが公表した定例理事会議事要旨で 今年の早い時期 にガイダンスを見直す可能性が示唆され 対ユーロでドル売りが優勢となった事で 下値は限定的に 東京市場は NY 金の下落に加えて 円高が上値を抑えて下値試しの流れとなった 1 月 9 日高値を起点にした下降チャネル継続 週末のNY 金 (4 月限 ) は 反落 高寄りしたのち ドル安一服に上値を抑えられた ユーロの上値の重さや 実需筋が高値での買いを見送ったことを受けて軟調となった CFTC 建玉明細 (2/20 現在 ) によると大口投機家玉は 19 0,922 枚の買い越し 前週 (175,606 枚の買い越し ) から拡大 4

5 東京金 (2/23 帳入値 :4,562 円 )(2) 今週見通し 戦略 NY 金は 米連邦公開市場委員会 (FO MC) 議事録で利上げ見通しが示され 米 国債利回り上昇に伴うドル高を嫌気してい るが 財政赤字拡大に対する懸念があるこ とや 米大統領経済報告で貿易赤字に強い 不満 為替レートでの調整が一つの重要な 機能になる が示されており ドルの上値 NY 金の下値は それぞれ限定的と 見る 地政学リスクも 金の下値支持要因 平昌冬季オリンピックが閉幕した パラリンピック (3 月 9 日 ~18 日 ) 終了 までは 米国も軍事オプションは行使しないとしているが その後に予定されて いる米韓合同軍事演習は 北朝鮮側の歩み寄りがなければ 強行されるだろう ウクライナ政変は ソチ オリンピック閉会式の目前で起きた 米韓合同軍事演習に参加するため 米空母級 6 隻が朝鮮半島近海に集結中 空 母 6 隻体制は 湾岸戦争やイラク戦争を超え 過去最大級 トランプ米大統領は 23 日 ホワイトハウスで共同記者会見し 核 弾道ミサ イル開発を進める北朝鮮への対応について 制裁に効果がなければ第 2 段階に 移行せざるを得ない と述べ 第 2 段階は手荒な内容になる と警告 また 北朝鮮はならず者国家だ ( 核放棄に向けた ) 合意ができれば最高だが できなければ何かが起きることになる 今に分かる と述べ 北朝鮮に改めて核 放棄を迫った 一方 韓国大統領府によると 北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長ら代表団は 25 日 文在寅大統領との会談で 米国と対話を行う 十分な用意がある と表 明 米朝それぞれに歩み寄りがあるのか否かに注目 同時に中東情勢の地政学リスクも高まりを見せている シリア陣営でのイスラ エルとイランとの軍事衝突で 長年対立する両者の戦闘拡大が懸念されている さらに トルコ軍がシリア北西部アフリンを支配するクルド人勢力 人民防衛部 隊 (YPG) に越境攻撃をするなど 紛争の構図が複雑化している イスラエルのネタニヤフ首相は 3 月 5 日にホワイトハウスでトランプ大統領 と会談する予定 2 正面作戦は困難と見られ トランプ大統領が 中東と北朝鮮 のどちらを優先するかに注目したい 5

6 東京白金 (2/23 帳入値 :3,431 円 )(1) 前週レビュー 先週レポートで 南ア ランドの反発に加えて 金と比較して株価との相関が高いNY 白金は 株価の自律反発に追随しているが 東京市場は円高が相殺して上値は重い 心理的節目 3500 円が上値抵抗 NY 株価は下げ一服したものの 短期的に ここから上値を伸ばすのも考え難く 3 月の利上げを織り込むまでは 戻りは売られやすいか? 一方 円高一服は東京市場の下値支持要因 としたが 先週のNY 白金 (4 月限 ) は 米長期金利の上昇からのドル続伸と金安につれ安となって始まった 1000ドルの節目は維持したが 戻り鈍く引けた その後も 米 FOMC 議事録発表後のドル高が圧迫要因になった 欧州中央銀行 (ECB) が公表した定例理事会議事要旨で 今年の早い時期 にガイダンスを見直す可能性が示唆され 対ユーロでドル売りが優勢となった事で ドル売りの流れが継続 白金市場の下値を支えた また NY 株価も金利が落ち着きを見せたことから安心感が広がり 割安な銘柄を中心に買い戻しが先行した事も一因 東京市場も 海外高 + 円高で1 月高値を起点とした下降トレンド継続 週末のNY 白金 (4 月限 ) は 小反落 時間外取引ではユーロの上値の重さなどを受けて軟調となった 日中取引では株高などを背景としたパラジウム堅調が下支えとなった CFTC 建玉明細 (2/20 現在 ) によると大口投機家玉は 4 1,753 枚の買い越し 前週 (38,371 枚の買い越し ) から拡大 今週見通し 戦略 金同様 米利上げ動向の行方が焦点 独自要因では 南アのラマポーザ大統領は16 日の演説で 停滞した経済を立て直す と述べた また新政権は高い失業率や財政赤字の改善に取り組むと強調し 汚職の捜査にも取り組むと誓ったが かなりの部分 織り込み済み 南ア ランドの上昇の継続性がポイント 英 JM 報告では 2018 年も小幅な供給過剰になるとの見通しを示しており 上値抑制要因 6

7 東京ゴム (2/23 帳入値 :188.6 円 ) 先週レビュー 既存レポートで これまでの支持線 だった 円 (2017/11/21 安値 ) ~ 心理的節目 190 円が上値抵抗帯に 変化 円高一服で自律反発も予想され るが 中国勢の旧正月明けまでは 薄 商いの中 大きく動き難いか? とし たが 先週は 週初は中国が休場で市 場参加者が少ない中 軟調に始まった 後は 円高一服や原油高もあり 前週 付けた 円 (2/16 安値 ) を起 点とした自律反発となった 連休明け の上海ゴムが堅調に始まった事も一因 一方 心理的節目 190 円 ~201 7 年 10 月安値 (191.1 円 ) が上 値抵抗帯として機能 今週見通し 戦略 世界の 3 大天然ゴム生産国だったマレーシアが ベトナムだけでなく 中国 インドに抜かれ世界第 6 位まで順位を下げている ベトナムはタイに追いつき追 い越せという姿勢で増産体制にあり 中国とインドは増え続ける国内の天然ゴム 消費に対応するため国内産ゴムを増やし続けている 3 位から 5 位までのベトナ ム 中国 インドの天然ゴム生産はすでに年間 100 万トンを超え 世界の天然 ゴム生産高増加の一因となっている 特にベトナムの今年の生産は 130 万トン を超えることが予想されている 中国も 120 万トンを超えてくる見通し 1 月 16 日高値 ~2 月 16 日安値までの下げ幅に対する 38.2% 戻しは 円 半値戻しは 円 1-3 月で実施されていた 3 ヵ国 ( タイ インドネシア マレーシア ) の輸出 削減期間が終了するが 延長されなければ 4 月以降に輸出削減分が市場に放出さ れる恐れが上値抑制要因 ドル円の 105 円の攻防と合わせて 延長の有無に注 視したい 7

8 東京米国産大豆 (2/23 帳入値 :47,650 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 米農務省需給報告に よると アルゼンチン産大豆の生産見通しは 5400 万トンと 1 月予想 (5600 万ト ン ) から下方修正されたが さらに下方修正 予想があるため シカゴは勢いが加速してい るが 東京は流動性に難 としたが 先週の シカゴ大豆 (3 月限 ) は アルゼンチン産地では降雨が見られたものの 作柄が 改善するには不十分な雨量との見方が強いうえ 今後 1 週間 同地では乾燥した 天気が広がるとの予測が発表されたことで買われて始まった その後 アルゼン チン産地の乾燥懸念を手掛かりにして続伸場面したが 米農務省農業フォーラム において今春の米国の大豆作付面積が 9000 万エーカーと前年度を下回る見 通しが示されたが その一方で米国内在庫の拡大が背景となって価格が下落する との見込みが明らかにされたことで反落 東京市場は 引き続き 監査なき内継 続 週末のシカゴ大豆 (3 月限 ) は 反発 週間輸出成約高は 今年度積みにキャンセルが出たことで急減していたものの 前日に続き デイリーで大口の輸出成約が報告されたことで 弱気のセンチメントは相殺 アルゼンチン産地で乾燥した天気が続くとの予報で買い直される展開となった アルゼンチンのロサリオ穀物取引所は21 日 高温乾燥に干ばつの悪影響を受けて 17/18 年度の同国に大豆の収穫見通しを5200 万トンから4650 万トンに下方修正 CFTC 建玉明細 (2/20 現在 ) によると大口投機家玉は 106,866 枚の買い越し 前週 (51,163 枚の買い越し ) から拡大 米農務省発表の週間純輸出成約高 (2 月 15 日までの一週間 ) 大豆 :11 万 3000 トン ( 事前予想レンジ :60 万 ~110 万トン ) 今週の見通し 戦略 USDA 農業アウトレットフォーラムで 作付面積は前年度を下回る見通し が示されたが 大豆は作付けが 4 月後半のため 材料視されるのはまだ先になり そう 東京市場は 引き続き流動性に難がある状況が継続 8

9 東京とうもろこし (2/16 帳入値 :22,830 円 ) 先週レビュー 先週レポートでは 米国のバージニア州で農業フォーラムがあり 米国産農産物の作付面積 生産予想が公表される予定 作付面積減少を織り込みながらの上昇で 一旦 知ったら終いで利食いが入る可能性には注意 としたが 先週のシカゴコーン (3 月限 ) は 米プレーンでの降雨予測を受けて小麦市場が大幅安となったことに追随安となって始まった その後 大豆市場の上値追いに追随した買いで反発 ただ 米プレーンでの降雨により小麦市場が続落したことが売りを呼んだため上値は抑えられた 一方 米農務省 (USDA) 農業フォーラムにおいて示された今春の作付面積が9000 万エーカーで前年度を下回るとの見方が発表されたことに加え 旺盛な需要が背景とされて価格見通しが引き上げられたことが下値を支えた 東京市場は 新甫限月が上鞘発会した事で 先限つなぎ足は 22,500 円台回復した前週の流れを引き継ぎ シカゴ高を反映して堅調となった 週末のシカゴコーン (3 月限 ) は 小幅安 週間輸出成約高は前週より減少したものの 事前予想レンジのほぼ上限と高水準だったが 低調だった大豆がいったん下落したこともあり 買い意欲は強まらず その後の大豆の戻りにも追随できず 最近のレンジ内での小幅なもみ合いに終始した CFTC 建玉明細 (2/20 現在 ) によると大口投機家玉は 165,932 枚の買い越し 前週 (133,972 枚の買い越し ) から拡大 米農務省発表の週間純輸出成約高 (2 月 15 日までの一週間 ) コーン :162 万 0900 トン ( 事前予想レンジ :100 万 ~160 万トン ) 小麦 : 38 万 2500 トン ( 事前予想レンジ :25 万 ~60 万トン ) 今週の見通し 戦略 3 月限は 28 日に受け渡し通知開始日を迎えることから 週半ばから手仕舞い 売りを警戒したい 心理的節目 370 セント水準が上値抵抗 9

10 東京原油 / ガソリン / 灯油 (1) 先週レビュー 先週レポートでは 株価下落が一服して自立反騰した事や 産油国の減産姿勢維持で 2017 年 6 月安値 ~2018 年 1 月 25 日高値までの上昇に対する38.2% 押しと重なる雲の下限で下支えられて反発 1 月高値 ~2 月安値までの下げ幅に対する38.2% 戻しを達成した 半値戻しは62.36 ドル 61.8% 戻しは63. 38ドル 週末段階で 一目均衡表 ( 日足 ) の雲の上限を上抜いたが 3 月にかけて65ドル水準を回復できなければ 日柄経過と共に雲の上から中へ そして下方へ落ち込むこととなる NY 原油とブレント原油の鞘を見ると 年初の 6ドル台後半から直近は3ドル付近まで約 1カ月半で 3ドル以上縮小 昨年 8 月以降続いたブレント原油の異常な上鞘が修正されている NY 原油の限月間サヤを見ると 昨年 7 月のブレント原油の上サヤ拡大前は 順鞘 ( 期近安の期先高 ) だったのが 直近は逆鞘 ( 期近高の期先安 ) に変化しており NY 原油の現物需給の引き締まりを示唆 としたが 先週のNY 原油 (4 月限 ) は イランやイスラエルが軍事行動を示唆し中東の緊迫感が高まっていることや 受け渡し地である米オクラホマ州クッシングの在庫が減少を続けるとの期待感から買い優勢で始まった シェール増産思惑や 米週間石油在庫統計を控えて売りが優勢となる場面もあったが 米エネルギー情報局 (EIA) 週報で 原油在庫が予想外に減少したことが手がかりに急反発 原油輸出量が急拡大し 日量 204 万 4000バレルと大台の200 万バレルを上回ったことが原油在庫の取り崩しにつながった 米石油リグ稼動数 米石油サービス会社ベーカー ヒューズが 23 日公表した統計によると 同日までの1 週間の国内石油リグ稼働数は 前週比 1 基増の799 基と 2015 年 4 月以来の高水準 前年同週の稼働数は602 基 10

11 東京原油 / ガソリン / 灯油 (2) 週末のNY 市場 週末のNY 原油 (3 月限 ) は 続伸 米国産の原油生産量は高水準だが 米石油協会 (API) 米エネルギー情報曲 (EIA) の週報で ともに在庫が減少していたことで センチメントが強まるなか この日はリビアの油田の稼働停止の報も支援材料となった リビアのエル フィール油田 ( 日量 7 万バレル ) が 反乱のため稼働を停止している 現在のところ 再開の見込みは立っていない また サウジアラビアのファリハ エネルギー相が需給について強気のコメントをしたことも好感された サウジアラビアのファリハ エネルギー相は 訪問中のインドで 石油市場は需給が均衡しており 今年も在庫は減少するだろうと語った CFTC 建玉明細 (2/20 現在 ) によると大口投機家玉は 原油が689,366 枚の買い越し 前週 (712,261 枚の買い越し ) から縮小 ヒーティングオイルが21,136 枚の買い越し 前週 (28,326 枚の買い越し ) から縮小 改質ガソリンが79,232 枚の買い越し 前週 (8 6,435 枚の買い越し ) から縮小 NY 原油見通し NY 原油は 株価下落が一服して自立反発 1 月高値 ~2 月安値までの下げ幅に対する61.8% 戻しを達成 ブレント原油は半値戻しに留まっており NY 原油の現物需給の引き締まりを示唆 過去の季節傾向では 暖房需要期が終了し 夏のガソリン需要が始まる端境の春に安値を付ける傾向 米在庫減少が材料視されているが 徐々に在庫の変化は増加に転じていく時間帯に 株価がさらに上値を試す流れとなれば 1 月高値も意識されるが 中東の供給障害を伴う地政学リスクの高まりがなければ ダブルトップとなる可能性も 11

12 東京原油 / ガソリン / 灯油 (3) EIA 米週間在庫 ( エネルギー情報局 ) 前週比 原油 4 億 2210 万バレル 184 万 1000バレル増加 クッシング 3267 万バレル 364 万 2000バレル減少 ガソリン 2 億 4907 万バレル 359 万 9000 増加 留出油 1 億 4137 万バレル 45 万 9000 減少 原油生産量 1027 万 1000バレル 2 万バレル増加 製油所稼働率 89.9% 前週比 2.7% 減少 製油所稼働率 石油元売り 精製各社の製油所で停止中のトッパー ( 常圧蒸留装置 ) は23 日現在 停止中のトッパー ( 常圧蒸留装置 ) は1 基 現有能力 (30トッパー 日量 3 51 万 8,800バレル ) に対する停止率は3.4% で変らない 停止能力の内訳は 東日本がゼロ 西日本は 12 万バレル 12

13 東京原油 / ガソリン / 灯油 (4) 東京ドバイ原油 (2/23 帳入値 :41,350 円 ) 先週レポートで 東京ドバイ原油は 価格 帯別出来高の厚い 2017 年 12 月 7 日安値 (40,610 円 )~ 基準線 (42,130 円 ) が上値抵抗帯 40,000 円水準で保合いに 移行か? としたが 先週の東京ドバイ原油は 円高で上値が抑えられる場面も あったが 海外原油高を背景に 2 月 15 日安値を起点とした上昇トレンド継続 1 月高値 ~2 月安値までの下げ幅に対する 38.2% 戻し達成 半値戻しは 42, 220 円 61.8% 戻しは 43,050 円 海外原油市場は堅調だが 円高 ドル安が続いており 東京市場は一目均衡表の雲で抵抗を受けるか? バージガソリン (2/23 帳入値 :56,460 円 ) 石油連盟週報 (11~17 日 ) によると ガソリンの週末在庫は 前週比前週比 5.0% 減の163 万 6334キロリットル 週間原油処理量は1.0% 増の367 万 8900キロリットル 出荷量は ガソリンが1.2% 減の92 万 8589キロリットル 先週レポートで 心理的節目 55,000 円は価格帯別出来高の厚い支持線 としたが 先週は海外原油高も円高が相殺して狭いレンジでの保合い継続 円の下値支持が意識され始めているものの上値も重い 灯油と比べて上値の重い印象 バージ灯油 (2/23 帳入値 :55,950 円 ) 石油連盟週報によると 週末在庫は 前週比 1.7% 減の 125 万 3600 キロリットル 出荷量は 13.9% 減の 53 万 4620 キロ リットル 先週レポートで 52,000 円 ~ 円が下値支持帯 としたが 先週は 53,750 円 (2/15 安値 ) を起点に上昇継続 製油所トラブルから 3 月限が納 会週に急騰したことも一因 価格帯別出来高の厚い雲の下限が上値抵抗として意 識される流れ 13

14 週間予定 (2/26~3/4) チャート画像は 株式会社みんかぶ社の Win-Station(R) によるものです 当該画像 の著作権は 同社に帰属します 14

15 2018/02/26 更新 国内貴金属 非鉄市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京金 4, (-1.0%) 202, ,411 4,793 4,547 東京銀 (-1.6%) 544 1, 東京白金 3, (+0.1%) 2,873 2,404 3,618 3,331 東京パラジウム 3, (+2.7%) 950 1,423 3, , ドル円 ( 東京 17 時 ) 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 金 ($/onz) 1, (-1.9%) NY 白金 ($/onz) (-1.3%) NY 銀 ( /onz) (-1.4%) LMEアルミ (3ヶ月 $/t) 2, (-3.1%) ロコ ロンドン (PM $/onz) 1, (-1.8%) CRB 指数 (+1.2%) 為替 株式市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) ドル円 (+1.0%) ユーロドル (-1.9%) 日経平均株価 21, (+0.8%) NYダウ 25, (+0.4%) S&P 500 2, (+0.6%) NADAQ 7, (+1.4%) DAX 12, (+0.3%) ハンセン指数 31, (+0.5%) 上海総合株価指数 3, (+2.8%) 4800 東京金先限 ( 日足終値 ) MA MA /11/1 2017/12/ /2/ /9/ /11/ /12/ /2/ NY 金期近 ( 日足終値 ) MA 25MA 2017/11/3 2017/12/ /2/1 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

16 2018/02/26 更新 国内エネルギー ゴム市場前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京原油 41,350 +1,580 (+4.0%) 52,599 91,653 45,730 38,720 東京ガソリン 56, (+0.9%) 16,855 9,225 61,880 55,580 東京灯油 55,950 +1,300 (+2.4%) 6,125 6,177 60,670 53,750 東京ゴム (+3.9%) 31,620 33, NY 原油期近 ( 日足終値 ) 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) NY 原油 ( ドル / バレル ) (+3.2%) NYRBOB( ドル / ガロン ) (+3.0%) NYヒーティングオイル ( / ガロン ) (+3.3%) IPEブレント ( ドル / バレル ) (+3.8%) CRB 指数 (+1.2%) 東京ガソリン先限 ( 日足終値 ) /10/2 2017/11/ /12/ /2/ 東京灯油先限 ( 日足終値 ) 原油 石油関連統計 最新週 週間変動幅 ( 率 ) 国内ガソリン在庫 1,636,334-85,319 (-5.0%) 国内灯油在庫 1,253,600-21,315 (-1.7%) 国内軽油在庫 1,240,669-76,666 (-5.8%) 国内レギュラー価格 ( 円 /l) (-0.1%) 米国原油在庫 420,479-1,616 (-0.4%) 米国ガソリン在庫 249, (+0.1%) 米国ディスティレート在庫 138,945-2,422 (-1.7%) 米製油所稼働率 (%) (--) * 在庫の単位は国内が (Kl) 米国が(1000B/D) 参照 : 石油連盟 石油情報センター EIA( 米エネルギー情報局 ) MA 25MA /11/1 2017/12/ /2/ MA 25MA /11/1 2017/12/ /2/1 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

17 海外商品市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) シカゴコーン ( /Bu) (-0.3%) シカゴ大豆 ( /Bu) 1, (+1.4%) シカゴ小麦 ( /Bu) (-1.2%) NYコーヒー ( / ポンド ) (+1.3%) NY 砂糖 ( / ポンド ) (+1.4%) CRB 指数 (+1.2%) 穀物関連統計 最新週 前週比 / データ日付 週間輸出成約高 ( コーン ) (2/1) 週間輸出成約高 ( 大豆 ) (2/1) 週間輸出検証高 ( コーン ) 938, ,991.0 (2/15) 週間輸出検証高 ( 大豆 ) 960, ,809.0 (2/15) 作柄 ( コーン 良以上 ) 66.0 ±0 (10/29) 作柄 ( 大豆 良以上 ) 61.0 ±0 (10/15) * 輸出統計の単位は (1000Bu) 作柄は全体に占める割合(%) 参照 :USDA( 米農務省 ) 2018/02/26 更新 国内穀物 ソフト市場 前週末終値 週間変動幅 ( 率 ) 総出来高 総取組高 年初来高値年初来安値 東京とうもろこし 22, (+1.3%) 8,021 7,477 22,920 21, 東京一般大豆 47, (-0.7%) 43 1,467 48,010 45, 東京コメ 14,890 ±0 ±0 1,030 2,297 14,900 14, 東京小豆 13, (-1.4%) 169 1,271 13,790 12, 注 ) 国内商品市場は先限価格 海外商品市場は期近価格 為替は東京 17 時現在 それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較 また統計数値に関しては最新週と前週値との比較 東京コーン先限 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2017/11/1 2017/12/ /2/ 東京小豆先限 ( 日足終値 ) 2017/9/ /11/ /12/ /2/9 東京一般大豆先限 ( 日足終値 ) 5MA 25MA 2017/11/1 2017/12/ /2/1 当資料は情報提供を目的としており 当社取扱商品に係る売買を勧誘するものではありません 内容は正確性 完全性に万全を期してはおりますが これを保障するものではありません また 当資料により生じた いかなる損失 損害についても当社は責任を負いません 投資に関する最終決定は お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します また 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており 無断で複製 転写することを禁じます

18 留意事項 商品先物取引 商品先物取引は 商品市場における相場の変動により損失が生じることのある取引です ( 通常取引では お客様が預託する証拠金の額に比べて取引金額が大きいため 損失の額が預託する証拠金の額を上回ることがあります ) お取引を始めるに際しては 契約締結前交付書面及び受託契約準則を熟読し 取引内容や仕組み リスク等を十分にご理解 ご確認のうえ ご検討下さいますようお願い致します 当社の取引証拠金の額に対する取引金額の割合は 商品や約定値段によって異なりますので現時点では明示できませんが 通常取引では概ね 20 倍 ~280 倍程度 損失限定取引では概ね 1~10 倍程度となります また お客様が最初に預託する取引証拠金の額は 各商品により異なり 通常取引の最高額は1 枚当たり 187,500 円 損失限定取引の最高額は1 枚当たり 4,682,000 円です ただし 通常取引は その後の相場の変動によっては追加の証拠金が必要になる場合がありますのでご注意ください 追加に必要となる証拠金の額は 商品や相場の変動によって異なります 建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり 片道 1 枚あたりの取引手数料 ( 税込 ) は以下の通りです 対面取引 ( 通常取引 ) 1,360 円 ~12,420 円対面取引 ( 損失限定取引 ) 1,965 円 ~17,388 円コールセンター取引 864 円 ~2,160 円オンライン取引 195 円 ~390 円 ( 上記の証拠金及び手数料は平成 30 年 1 月 31 日の帳入値をもって算出 ) 当社ディスクローズ資料は本支店および日本商品先物取引協会 ( ホームページ ) で閲覧で きます お客様相談窓口 日産証券株式会社 CX 営業管理部 TEL: 日本商品先物取引協会相談センター URL: 日産証券株式会社 ( 東京都中央区日本橋蛎殻町 ) 関東財務局長 ( 金商 ) 第 131 号金融商品取引業者商品先物取引業者加入協会日本証券業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人金融先物取引業協会

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北米からの原油供給量は 2011 年は前年比日量 +21 万バレル増であったが 2012 年は前年比 +158 万バレル増となり 2013 年は +130 万バレル増 2014 年は +92 万バレル増と見込まれている 北米を含めた OECD 先進諸国からの供給は 2011 年は +1 万バレル増 週刊原油 世界の原油情報がここに凝縮されています 毎週木曜日午後発行 NY 原油上昇中 発行日 : 2014/1/30 22 日の NY 原油 3 月限は 1.76 ドル高の 96.73 ドル 3 月限は 夜間取引から堅調に推移すると 立会い開始後は上値を切り上げた 前日から米北東部地域が厳しい寒波と記録的な降雪に見舞われるなか 今後数日間も平年を大きく下回る気温が続くこともあり 留出油需要の増加期待が広がった

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