退職給付に関する新会計基準の取り扱いについて

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1 退職給付会計セミナー 第 1 部資料 退職給付に関する新会計基準の取り扱いについて

2 目次 1. 退職給付会計基準改正の概要 2 2. PBO の一般的な計算式 ( 確認 ) 4 3. 割引率の設定について 5 4. 給付の期間帰属について 5. 退職給付債務の計算手法に係る選択肢の組み合わせ 退職給付債務の差額と会計処理 25 1

3 日本基準ェー1. 退職給付会計基準改正の概要 現時点 2008 年 (H20) 2009 年 (H21) 2010 年 (H22) 2011 年 (H23) 2012 年 (H24) 2013 年 (H25) 2014 年 (H26) 2015 年 (H27) 割引率設定基準の改定割引率設定基準の適用 2010/3 ステッASBJ ASBJ 新基準確定? プ論点整理公開草案 1 ステッ(4 月 ~6 月 ) プASBJ 論点整理 ( 予定 ) 2 プ2 フPBO 計算手法に関する定めについては最短で 2013/6 から適用 (10 月 ~12 月 ) ASBJ 公開草案 ( 予定 ) 準IAS 19 (IFRS )19 (IFRS )フェーDiscussion paper Exposure Draft 新基準確定 (6 月 ) 新基準適用開始 (2013 年 1 月 ) ズフ1 ェーExposure Draft( 予定 ) ズ2 IFRS 強制適用判断 ( 予定 ) IFRS 強制適用 ( 予定 ) 2

4 1. 退職給付会計基準改正の概要 退職給付会計基準改正の主なポイント 退職給付債務 (PBO) 勤務費用 (SC) の計算手法の変更 会計処理方法の変更 PBO 計算手法に関する定めについては 最短で 2013 年 6 月第 1 四半期から IFRS の強制適用を見据えて その対策を検討する必要あり 3

5 2. PBO の一般的な計算式 ( 確認 ) 一般的な退職給付債務の計算式 退職給付債務 (PBO)= ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 現在給与 昇給指数現時点の勤続年数 ( 退職時支給率 退職確率 / 退職時の勤続年数 1/(1+ 割引率 ) 退職時までの期間 ) ステップ 1 ステップ 2 将来の各個人の給付額の予測 キャッシュアウトのタイミングの予測 各個人の PBO の合計が会社全体の PBO となる 上記式のステップ 3 は 現在の日本基準で原則とされる期間定額基準の場合を示している ステップ 3 ステップ 4 すでに発生している額の見積り 割引率による割引計算 今回の改正案では 主にステップ 3 とステップ 4 が変更になる 4

6 いずれかを選択( 金額加重平均期間による単一の割引率 ) 3-1. 割引率の設定について 現行の割引率設定基準 ASBJ 公開草案による割引率設定基準 利回り (%) 退職給付の見込支払日までの平均期間に基づき 一定の割引率を設定する ただし 従業員の平均残存勤務年数に基づき 割引率を設定することも可能である 実務上は平均残存勤務年数に基づいた割引率を設定することが一般的である イールドカーブ 給付見込期間ごとに複数の割引率を設定する イールドカーブを用いた割引計算となる イールドカーブには割引債の複利利回りであるスポットレートを使用する ( 詳しくは p11 参照 ) 給付見込期間ごとの退職給付金額を加味した単一の加重平均割引率を設定することも可能である ( 金額加重平均期間による単一の割引率 ) 上記のイールドカーブを用いた場合と同程度の PBO 勤務費用が算出されることが前提となる ASBJ 審議資料によれば 2013 年 6 月第 1 四半期の PBO 勤務費用からの適用となる 年 3 月 31 日国債スポットレート 年限 IAS 第 19 号における取り扱い 給付の支払い見込期間ごとに割引率を設定する 実務的には 給付の支払い見込期間及び給付金額を考慮したシングルレートでも同様の効果をしばしば達成する (IAS 第 19 号第 80 項 ) 5

7 3-1. 割引率の設定について 退職金キャッシュアウト 各個人別にステップ 1~ ステップ 3 で計算された額の合計 1 年後 2 年後 3 年後 5 年後 10 年後 20 年後 年分の割引 2 年分の割引 PBO 3 年分の割引 5 年分の割引 10 年分の割引 20 年分の割引 平均残存勤務年数を基準とした単一の割引率 イールドカーブを用いた複数の割引率 金額加重平均期間を基準とした単一の割引率 考え方のポイント イールドカーブに基づき 複数の割引率を利用する 1 年後の支払いには 1 年の金利 2 年後の支払いには 2 年の金利 10 年後の支払いには 10 年の金利を用いる 一般に ( 順イールドの場合 ) 短期の場合には金利が低く 長期になれば金利は高くなる 短い期間でのキャッシュアウトが相対的に大きい場合には 低い金利による割引の影響が大きくなるため PBO の増加要因になる 金額加重平均期間による単一の割引率 を使用した場合には イールドカーブを用いた複数の割引率 の計算と近い結果になる 6

8 3-2. 金額加重平均による割引計算 金額加重平均による割引計算 金額加重平均による割引計算では イールドカーブを適用した割引計算 と結果的に同一水準の退職給付債務が算出されなければならない 金額加重平均における重み 予定給付額 期間帰属の按分 退職確率 が金額加重平均の割引年数算出時における重みとなる 期間定額基準 給付算定式に従う方法 の 2 つの期間帰属方法で 金額加重平均の割引年数 は結果が異なる 退職給付債務と金額加重平均の割引年数 退職給付債務 = 予定給付額 期間帰属の按分 退職確率 イールドカーブによる現価率 金額加重平均の割引年数 = 予定給付額 期間帰属 退職確率の按分 予定給付額 期間帰属の按分 退職確率 予定退職時点までの勤続年数 7

9 3-2. 金額加重平均による割引計算 個人別に 金額加重平均の割引年数 と 平均残存勤務年数 を比較すると次のとおりとなる 期間帰属方法 給付カーブ形状別の金額加重平均 期間定額基準 給付カーブが後加重 給付カーブが前加重 予定給付額 期間帰属の按分 は 予定退職時点までの勤続年数 と共に増加 金額加重平均の割引年数 > 平均残存勤務年数 予定給付額 期間帰属の按分 は 予定退職時点までの勤続年数 と共に減少 金額加重平均の割引年数 < 平均残存勤務年数 期間定額基準 : 給付カーブ後加重 期間定額基準 : 給付カーブ前加重 給付額 A= 退職時点 aにおける 予定給付額 期間帰属の按分 B= 退職時点 bにおける 予定給付額 期間帰属の按分 A < B 給付額 A > B A B A B 入社 評価時点 退職時点 a 退職時点 b 入社 評価時点 退職時点 a 退職時点 b 8

10 3-2. 金額加重平均による割引計算 期間帰属方法 給付カーブ形状別の金額加重平均 給付算定式に従う方法 最終給与比例制及び勤続期間別定額制ポイント制及びキャッシュ バランス制度 支給倍率基準 予定給付額 期間帰属の按分 は昇給の影響により 予定退職時点までの勤続年数 と共に増加 金額加重平均の割引年数 > 平均残存勤務年数 ポイント基準 予定給付額 期間帰属の按分 は自己都合減額率の影響により 予定退職時点までの勤続年数 と共に増加 金額加重平均の割引年数 > 平均残存勤務年数 給付額 給付算定式に従う方法 給付カーブ 支給倍率基準 予定給付額 期間帰属の按分 は 左図の要支給額 1 に 退職時までの給与の伸び を加味した 1-a, 1-b となる ポイント基準 1 1-a 1-b 入社 評価時点 退職 時点 a 退職時点 b 予定給付額 期間帰属の按分 は 左図の要支給額 1 に 退職時までの自己都合減額率の伸び を加味した 1-a,1-b となる 9

11 3-2. 金額加重平均による割引計算 個人別算出結果と企業全体分の比較 サンプルによるイメージ表 従業員年齢 1ΣCF 2ΣCF*S 1ΣCF= 予定給付額 期間配分の按分 退職確率 2ΣCF*S= 予定給付額 期間配分の按分 退職確率 予定退職時点までの勤続年数 3 金額加重平均の割引年数 = 2ΣCF*S 1ΣCF 3 金額加重平均の割引年数 4 平均残存勤務年数 A 57 3,349,427 8,279, B 56 3,363,843 11,579, C 50 2,148,690 19,699, D 48 1,000,690 10,102, E 24 18, , F 23 20, , 合計 ( 平均 ) (43) 9,901,217 50,755,467 (5.126 ) (9.516 ) 個人別に比較すると 3 金額加重平均の割引年数 > 4 平均残存勤務年数 となっている しかし 全体分で比較すると 加重平均の重みが重たい勤続の長い高齢者の影響を受けて 3 金額加重平均の割引年数 < 4 平均残存勤務年数 となっている 10

12 3-3. イールドカーブについて イールドカーブにおける金利 利付債 ( 残存 3 年 ) の債券価格とクーポン 利回りの関係 イールドカーブの設定に当たっては 市場の個々 1 r p C : クーポン の債券の利回りをもとに スポットレートを推計することによって得られるイールドカーブを使用する方法が標準的と考えられる スポットレートの推定をせず 生の市場利回りを用いても良いと誤解されることが考えられる (ASBJ 宛提出した 退職給付に関する会計基準( 案 ) 等に対するコメント ~2 結論の背景 1( 第 94 項 )~ 社団法人日本年金数理人会 社団法人日本アクチュアリー会 2010 年 5 月 ) スポットレート : 割引債 ( 額面より低い価格で発行される クーポンがない債券 ) の複利利回り 現在 1 年 2 年 3 年 2 r 1 1 最終利回りの算出 C 債券価格 (1 r p C C C 償還価格 C ) (1 r p ) 2 r 2 C 償還価格 3 (1 r ) p r p : 最終利回り r 3 現在の基準上では 国債の応募者利回りなど利付債の最終利回りを基準として割引率を決定するケースが多い イールドカーブにはスポットレートを使用 2 スポットレートの算出 C 債券価格 (1 r C C 償還価格 ) (1 r2 ) (1 r3 ) r1 r2 r3,, : スポットレート イールドカーブは 割引債から求めれば容易だが 長期の割引債は存在しないため 利付債を用いて推計する 給付見込期間ごとの退職給付の金額を 給付見込期間に応じた割引率で割引計算する PBO の算出過程からも自明である (p6 図参照 ) 単一の金額加重平均割引率を設定の場合 その計算結果がイールドカーブを用いた計算結果と近似することが前提となっているため 単一の金額加重平均割引率自体はイールドカーブから読み取ることになり 金額加重平均期間に対応したスポットレートが必要となる 11

13 3-4. イールドカーブの作成手順例示 ステップイールドカーブ 1 長期の債券等の利回り情報から適切な銘柄を抽出 ( 金額加重平均 ) のイメージをつかむため モデルでの検証を行う 長期の債券等の利回り情報 ( 日本証券業協会から公表されている 公社債店頭売買参考統計値 の利付国債等 ) から適切な銘柄を抽出する 給付見込期間に応じた割引率が必要となるため 期間 0~40 年に対応するものとして満期日が 6 カ月間隔の銘柄を抽出する ( 利付債から順次スポットレートを推計する関係上 クーポン支払いは年 2 回のため 6 カ月間隔としている ) 使用する長期の債券等 日本基準における取り扱い 長期の国債 政府機関債および優良社債 ( 複数の格付機関より AA 格相当以上を得ているもの ) IAS 第 19 号における取り扱い 優良社債を使用すること 厚みのある市場が存在しない場合には 国債を 使用すること 社債を使用する場合残存年数 20 年を超えるデータが存在しない 格付機関によっては格付値が表示されていない残存年数があるなどデータ個数が少ないという問題点がある 12

14 3-4. イールドカーブの作成手順例示 ステップイールドカーブ 2 抽出された銘柄の価格 クーポンを基に順次スポットレートを推定 ( 金額加重平均 ) のイメージをつかむため モデルでの検証を行う 抽出された銘柄の価格 クーポンを基に期間 1.0 年 1.5 年 2.0 年 と 6 カ月間隔で順次スポットレートを推定する 債券価格がクーポンと額面価格を各期間のスポットレートで割り引いたものから算出されるという算出式により 例えば 0.5 年のスポットレートを用いて 1.0 年のスポットレートを算出 などと順次算出していく 抽出銘柄の価格 クーポン 0.5 年のスポットレート 残存年数 クーポン 債券価格 残存年数 0.5 年の銘柄の複利利回りを使用 r 0.5 = 0.126% : : : 1.0 年のスポットレート r = 0.150% ( %) (1 r ) 年のスポットレート r = 0.160% ( %) ( %) (1 r ) 計算を順次繰り返し 必要な期間別のスポットレートを推計 : :: : :: ( 注 ) クーポンの支払いは 0.5 年 1.0 年 1.5 年 30.0 年で発生する前提で算出 13

15 3-4. イールドカーブの作成手順例示 ステップイールドカーブ 3 乖離箇所やデータの存在しない期間について補間及び補外を行いイールドカーブを作成 ( 金額加重平均 ) のイメージをつかむため モデルでの検証を行う 推定されたスポットレートにおいて 前後で乖離している箇所やデータの存在しない期間について補間や補外を行い イールドカーブを作成する 推定されたスポットレート 推定されたスポットレート 作成されたイールドカーブ 作成されたイールドカーブ 3.0% 2.5% % 2.5% スポットレート 参考 : 最終利回り 2.0% 2.0% 1.5% 1.5% 1.0% 1.0% 0.5% 0.5% 0.0% 残存年数 0.0% 残存年数 スポットレートは 日本証券業協会 公社債店頭売買参考統計値 の固定利付国債より作成 最終利回りは 財務省 国債金利情報 より作成 ( 共に 2011 年 3 月 31 日時点 ) 1 ひとつ前の残存年数のスポットレートよりも下がっている残存年数のスポットレートについて 補間を行う 2 残存年数 30.0 年以降については 残存年数 30.0 年のスポットレートと最終利回りの差が 残存年数 40.0 年のスポットレートと最終利回りの差と等しいと考え 残存年数 40.0 年の最終利回りからスポットレートを推計する 14

16 3-5. 割引率の設定に関するまとめ 割引率の設定に関するまとめ 金額加重平均による割引計算 従業員の年齢構成 給付設計 ( 年金制度や加算金の有無等 ) 退職率 昇給率 一時金選択割合等によっても影響は異なる 例えば 金額加重が大きくかかる勤続の長い高齢者の影響を受ける場合 3 金額加重平均の割引年数 < 4 平均残存勤務年数 となり PBO は大きくなる イールドカーブを用いた割引計算 イールドカーブは一般に公表されている債券等の利回り情報から集計 加工し スポットレートを推計して 作成 現実的に全ての個別企業がこのように対応できるとは考え難い 実務基準等の公表を待つ必要があるが 利息費用の算出 重要性基準の判定 データ基準日から評価基準日 までの調整計算 等については 検討が必要 割引率設定基準の選択にあたって 割引率の設定基準による違いを把握 ( 実際に近似しているかの確認 ) し イールドカーブ使用について PBO 本計算時の運用も考慮し選択することになるため 会計監査人や年金数理人等の専門家によるサポートや選択結果の検証が必要 15

17 ずれかを選択からの適用となる い4-1. 給付の期間帰属について 現行基準による退職給付の期間帰属 勤続年数の比率で期間帰属を定める期間定額 基準が原則となっている ポイントの増加が労働の対価を合理的に反映し ている場合にはポイント基準も可能である 支給倍率の増加が労働の対価を合理的に反映している場合を除き支給倍率基準は不適当となっている IFRS の強制適用との関係 今回 期間定額基準を選択した場合には IFRS が強制適用となった時点で 日本基準との間に乖離が生じることになる 改正案による退職給付の期間帰属 期間定額基準 これまでと同じ基準 給付算定式に従う方法 最終給与比例 勤続期間別定額制 支給倍率基準 ポイント制 キャッシュバランスプラン ポイント基準 給付算定式に従う方法 を選択した場合で 給付算定式が著しく後加重であるケースでは定額法で補正する必要がある ASBJ 審議資料によれば 2013 年 6 月第 1 四半期の PBO 勤務費用 IAS 第 19 号における取り扱い 給付算定式に従う方法で期間帰属させる なお 給付が著しく後加重である場合には定額法で補正する (IAS 第 19 号第 67 項及び第 70 項 ) 期間定額基準は使用できない 16

18 4-2. 給付算定式に従う方法 期間帰属の比較検討イメージ 下に凸の給付カーブ 上に凸の給付カーブ 職給付2 期間定額基準における期間帰属後の給付給付算定式に従う方法における期間帰属後の給付 2 の金額は給付のカーブに沿った形で変化して行く 退額1 2 入社 現在 退職 割引計算 1 の金額 2 の金額 入社現在退職割引計算 予定給付額 ( 現在時点における勤続年数 )/( 退職時点における勤続年数 ) 支給倍率基準では要支給額 2 ( 給与の伸び率 ) ポイント基準では要支給額 2 ( 自己都合減額率の伸び率 ) 1 の金額は給付カーブの形態に比較的影響を受け難く安定しているのに対して 2 の金額は給付のカーブに沿った形で変化して行く 退職給付額

19 4-2. 給付算定式に従う方法 前ページで確認したように 給付算定式に従う方法における 期間帰属後の給付 は 給付カーブの形態に応じて変化して行くので 費用のイメージは概ね以下のようになる 給付算定式に従う方法 S 字の給付カーブ 費用 3 職費用 2 給付額費用 1 入社退職期間 1 期間 2 期間 3 期間 1, 期間 2, 期間 3, における費用のイメージは 費用 1, 費用 2, 費用 3, のようになり 給付カーブの形態に応じて変化して行く 退のようになり 給付カーブの形態に応じて変化して行く 18

20 4-3. 後加重である場合の取り扱い 後加重の判断と定額補正 退職給付の期間帰属で 給付算定式に従う方法 を選択した場合 給付算定式が著しく後加重であるケースでは 定額法で補正する必要がある ( 会計基準案第 19 項 ) 会計基準案における定額補正について 著しく後加重であるかどうかの判断 考え方を特定することにより かえって国際的な会計基準との整合性が図れないおそれがあるため 著しく後加重で あるかどうかの具体的な指針は示さない ( 適用指針案結論の背景第 76 項 ) 個別事例毎に判断が必要 個別事例毎に判断するためには 視覚による給付カーブ自体の確認に加えて以下のような検討が必要と考えられる 退職給付のそもそもの意義を再確認し 給付設計の考え方をもう一度整理する 定性評価 重要性基準の観点からは 定額補正を行った場合と行わない場合とで PBO 及び勤務費用にどの程度の差があるのか等の分析を行う 定量評価 19

21 職給付4-3. 後加重である場合の取り扱い退給付が後加重である場合の取扱い 計算イメージ 退職時点 A, 退職時点 B で退職する確率が それぞれ 50% であったとすると S 字の給付カーブ 通常の給付算定式 額要支給額 A 入社退職 要支給額 B 割引計算の対象額 = 要支給額 N 100% 給付算定式に従う方法の定額補正 割引計算の対象額 = 要支給額 N 50%+ 定額補正 B 50% 定額補正 B 評価時点 要支給額 N 退職時点 A 時点 B 給付カーブが後加重か否かの判断によって PBO への影響額が異なる 後加重の判断及びその計算方法について 会計監査人及び年金数理人と調整を行うことになる 特に自社内で計算を行っている企業は 対応方法の検討が必要 20

22 4-4. 定額補正の具体例について 原則的な定額補正 定額補正用給付カーブ 勤続年数 年齢 給与等により 後加重終了時点及び 当該時点における給付額は異なる このため PBO 後加重終了時点の給付額 退職給付規約上の給付カーブ額定額補正用給付カーブ入社後加重 個人毎に到達時点及び到達金額は異なる 計算を精緻に行おうとすると個人別に時点及び金額を 把握する必要がある 終了時点 勤続年数 定額補正を精緻に織り込んで PBO 計算を行うと 個人毎に到達時点及び到達金額を把握して PBO 計算に反映した場合には 相当な時間とコストがかかることになる 費用対効果を考慮し 重要性基準に照らして許容できる範囲で シンプルでかつ持続可能な代替的計算手法を検討することも選択肢の一つである なお この代替的計算手法の検討では 事業主 会計監査人 年金数理人等の関係者間で定性 定量分析に基づいた調整が必要になるものと考えられる 21

23 職給付額入社勤続年数退職給付額入社勤続年数退職給付額入社勤続年数退4-4. 定額補正の具体例について 定額補正の代替的計算手法 定額補正の代替的計算手法として 以下の3つの手法を例示 規約上の給付カーブとの組み合わせや原則的な定額補正との乖離幅等を検討して採用の可否を判断する 計算に工夫を加えること等で代替 計算用モデルを新たに作成 規約上の給付カーブ期間定額基準用配分 給付カーブを連続した後加重と捉えて 近似的に期間定額基準を適用する 方法 規約上の給付カーブ期間定額基準用配分 給付算定式に従う方法 期間定額基準 給付カーブ自体はそのままに 計算プロセスを2つに分けて給付算定式に従う方法と期間定額基準をそれぞれに適用して計算する方法 規約上の給付カーブ計算用の給付カーブ 定額補正用の給付カーブとして一定のモデルを用いて計算する方法 上図では 計算用給付カーブ ( 赤太線 ) を使って給付算定式に従う方法で配分 22

24 4-5. 給付の期間帰属に関するまとめ 給付の期間帰属方法に関するまとめ 引き続き 期間定額基準 を採用する場合の留意点 IFRS における退職給付に関する会計基準である IAS 第 19 号には 期間定額基準 という選択肢は存在 しない つまり 今回の日本基準の改正時点で 期間定額基準 を採用した場合には いずれその取り扱いを 見直さなければならない可能性がある IFRS の適用対象となれば 当然その時点で 給付算定式に従う方法 に変更しなければならず また 従来検討されていたように連結先行で IFRS が適用されるようなことになれば 単体と連結で乖離が生ずる ことになる 給付算定式に従う方法 を採用する場合の留意点 著しく後加重であるかどうかの具体的な指針は示されないので 退職給付のそもそもの意義を再確認し 定額補正を行った場合の影響等を定量的に把握する必要がある 仮に定額補正が必要であると判断した場合 個人毎に到達時点及び到達金額を把握してPBO 計算に反映する原則的な計算手法のみならず 重要性基準に鑑みて同様な結果が得られる可能性のある代替的な計算手法についても 検討を加えることが費用対効果の観点からは重要なステップとなる 23

25 5. 退職給付債務の計算手法に係る選択肢の組み合わせ 割引率の設定方法 と 退職給付の期間帰属 の組み合わせは以下の 4 通りとなっており それぞれ次のような特徴がある 給付の期間帰属 給付算定式に従う方法 期間定額基準 割引率 イールドカーブ金額加重平均 特徴 計算時の運用 特徴 計算時の運用 現行と対極をなす計算手法で IFRS との整合性 割引計算の理論 的明確性 に優れる イールドカーブの設定が必要となる後加重の場合 その部分について定額補正が必要となる 実務対応の観点からは使い勝手の良い選択肢となる イールドカーブの設定が必要となる後加重の場合 その部分について定額補正が必要となる IFRS の強制適用を視野に入れると 敢えて選び難い選択肢となる イールドカーブの設定が必要となる 割引率の設定基礎となる期間は異なるが計算手法自体は現行と 同一となる イールドカーブの設定が必要となる 上表の組み合わせ方法によって退職給付債務 勤務費用の大きさは異なる また 現行手法による算出結果との大小関係は 退職給付制度内容 人員構成分布等によりケースバイケースである 計算手法に関する具体的な基準が明確になり次第 それぞれの選択肢を採用した場合の影響を分析して 最終的な組み合わせを選ぶ必要がある 24

26 6. 退職給付債務の差額と会計処理 ASBJ 公開草案適用時の会計処理 未認識債務のオンバランス化退職給付債務の差額調整 適用時期 会計処理 適用時期評価の基準日新基準による PBO 算出会計処理 最短で 2012 年 6 月第 1 四半期から 従来の未認識債務も含めて 退職給付に係る負債 ( 資産 ) として計上し 未認識債務については その他の包括利益累計額 に加減 最短で 2013 年 6 月第 1 四半期から 直前の期末日 割引率の設定基準 給付の期間帰属 の組み合わせの選択を行い 選択後の計算基礎に基づき PBO を算出 新旧基準による PBO の差額を期首利益剰余金に加減 未認識数理計算上の差異のオンバランス化イメージ 従来基準の会計処理 2012 年 6 月新基準の会計処理 退職給付引当金 800 従来手法により算出した PBO 1000 退職給付に係る負債 1000 未認識債務もオンバランス オフバランス 未認識数理計算上の差異 200 確定給付型の企業年金を有する企業の場合は PBO- 年金資産 ( 時価 ) 次のページも同様 新基準適用時の会計処理においては その他の包括利益 を通さず 直接 その他の包括利益累計額 に計上 注 税効果の調整を省略してイメージ化 その他包括利益累計額 200 純資産 25

27 6. 退職給付債務の差額と会計処理 新基準による未認識債務の費用処理 当期発生額のうち 当期に費用処理されない部分を その他の包括利益 を通じて その他の包括利益累計額 に計上 その後 退職給付費用として費用処理する際にその他の包括利益の調整 ( 組替調整 ) を行う 費用処理に関するルールは現行と同一 未認識数理計算上の差異の費用処理イメージ 数理計算上の差異発生 期末の実績 PBO 2000 期末の予定 PBO 1900 従来の未認識債務も含めてオンバランス 発生年度 退職給付に係る負債 2000 翌年度は実績 PBO= 予定 PBO で数理計算上の差異は発生してないものと仮定 翌年度 退職給付に係る負債 数理計算上の差異 100 ( 翌年度から10 年償却 ) その他の包括利益 を通じて計上 IAS 第 19 号改正案における取り扱い その他包括利益累計額 100 純資産 従来の費用処理ルールに従った費用処理額 10 を組替調整により退職給付費用に計上 その他包括利益累計額 90 純資産 ( 発生年度比 10) 注 税効果の調整を省略してイメージ化 2011 年 6 月に改正が行われたIAS 第 19 号によれば 今回の日本の会計基準改正案とは以下の2 点が相違している 数理計算上の差異 の退職給付費用へのリサイクル( 組替調整 ) 禁止 長期期待運用収益率と割引率の同一化 26

28 ご参考 弊社のお客様対応について 区分 弊社の退職給付債務計算業務 期間配分方法 ( 期間定額 / 給付算定式 ) 割引率 ( 金額加重平均 / イールドカーブ ) PBO 計算結果報告書納品 PBOSOX( 計算ソフト ) ご提供 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 従来基準で計算 ( 弊社 ) 従来基準報告書納品 新基準対応ソフト納品 ( スケジュール例 ) 12 月末報告書納品の場合 新基準の選択肢の検討 ( お客様 ) 新基準による再計算 ( お客様の指示により弊社 ) 新基準報告書納品 お客様側の会計処理 新旧基準による PBO 差額調整 ( ) 勤務費用 新旧基準による PBO 差額調整 ( 期首利益剰余金に加減 ) 新基準の勤務費用を適用 適用時期 : 2013 年 4 月 1 日以降に到来する事業年度期首 (2013 年 6 月第 1 四半期 ) から適用適用方法 : 計算手法の改正に伴って生じるPBOの差額については 期首の 利益剰余金 に加減 注 既にPBO 計算の受託契約を締結いただいているお客様につきましては 新会計基準が確定となり しかるべき準備期間を経た後に 評価結果報告書の納品と併せて順次 新基準対応版 PBOSOX をご提供することを予定しています 27

29 株式会社大和総研コンサルティング ソリューション第三部

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日本基準基礎講座 退職給付 日本基準基礎講座 退職給付 のモジュールを始めます パート 1 では 退職給付会計の全体像について解説します パート 2 では 退職給付債務について解説します パート 3 では 年金資産を中心に解説します パート 4 では 表示その他について解説します なお 本モジュールでは 平成 24 年改正基準について解説します 退職給付に関する会計基準は 平成 24 年 5 月に改訂され 一般に平成 24 年改正基準と呼ばれています

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