第 1 問 Aさん (53 歳 ) は, 妻 Bさんとの2 人家族である 大学卒業後, 建設会社に勤務していた Aさんは,43 歳のときに建築設計事務所を設立して個人事業主となり, 今日に至っている 事務所設立当初は収入も少なく, 公的年金のことを考えるゆとりがなかったAさんには, 国民年金の保険料

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1 2014 年 ( 平成 26 年 )1 月実施 (2014 年 1 月 26 日 ) ファイナンシャル プランニング技能検定 2 級実技試験 < 生保顧客資産相談業務 > 解答 解説集 ご注意 本冊子は2 級 FP 技能士試験の解答 解説集です 2. 問題文は ( 一社 ) 金融財政事情研究会が公式 HP 上で公開している試験問題より引用しております 出典 :( 一社 ) 金融財政事情研究会 3. WEB 上での公開時の文字化けを回避するため 丸囲みの数字は (1)~(3) や というように表記を変更している場合があります 4. 解答 解説文は正確を期すよう努力しておりますが 分かりやすさ 読みやすさを重視していることから 記載を省略したり 平易な用語に読み替えている場合があります 5. 本冊子に記載されている情報については 利用者の責任に基づいてお取り扱いください 6. 本冊子に記載されている情報による損害については一切責任を負いません 7. 解説文に間違いを発見された場合や ご意見 ご感想などは 下記 URL よりご連絡頂けますと 大変ありがたいです 連絡先 : Copyright(C) 2 級 FP 過去問解説. All rights reserved

2 第 1 問 Aさん (53 歳 ) は, 妻 Bさんとの2 人家族である 大学卒業後, 建設会社に勤務していた Aさんは,43 歳のときに建築設計事務所を設立して個人事業主となり, 今日に至っている 事務所設立当初は収入も少なく, 公的年金のことを考えるゆとりがなかったAさんには, 国民年金の保険料を納付していない時期があり, 気がかりとなっている また, 自分は公的年金をいつからどれくらい受け取ることができるのかなど, 不安が多い そこで, 懇意にしているファイナンシャル プランナーのMさんに相談することにした Aさんおよび妻 Bさんに関する資料は, 以下のとおりである <Aさんおよび妻 Bさんに関する資料 > (1)Aさん( 個人事業主 ) 生年月日 : 昭和 35 年 2 月 24 日公的年金加入歴 : 下記のとおり ( 見込みを含む ) 平成 15 年 3 月以前の平均標準報酬月額は 220,000 円 平成 15 年 4 月以後の平均標準報酬額は 290,000 円 (2) 妻 Bさん生年月日 : 昭和 38 年 5 月 3 日 (50 歳 ) 公的年金加入歴 : 被用者年金制度への加入期間はなく,20 歳から現在まで国民年金に加入している 妻 Bさんは, 現在および将来においてもAさんと同居し, 生計維持関係にある Aさんおよび妻 Bさんは, 現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする 上記以外の条件は考慮せず, 各問に従うこと - 2 -

3 問 1 Mさんは,Aさんに対して, 国民年金保険料の納期限等について説明した Mさんが説明した以下の文章の空欄 (1)~(3) に入る最も適切な語句または数値を, 下記の 語句群 のイ ~リのなかから選び, その記号を解答用紙に記入しなさい 国民年金の毎月の保険料は, 原則として ( 1 ) が納期限となっていますが, 仮に納期限までに納付しなかった保険料は, 納期限から ( 2 ) 年を経過すると, 時効によって納付することができなくなります ただし, 平成 24 年 10 月 1 日から平成 27 年 9 月 30 日までの 3 年間に限り, 厚生労働大臣の承認を受けることで, 時効により納付できなかった期間に係る保険料を納付することができます 納付することができる保険料は, 厚生労働大臣の承認の日の属する月前 ( 3 ) 年以内の期間のものに限ります 語句群 イ. 当月末日ロ. 翌月 15 日ハ. 翌月末日ニ.2 ホ.3 へ.5 ト.10 チ.15 リ

4 問 1 < 解答 解説 > 国民年金保険料の納期限 後納に関する問題です 国民年金の毎月の保険料は 翌月末日が納期限料は 翌月末日が納期限です ( 平成 26 年度は月額 15,250 円 ) が 未納分の年金保険料は 2 年を超えると時効で納められなくなります ただし 平成 24 年 10 月 1 日から平成 27 年 9 月 30 日までの間に限り 過去 10 年以内の未納期間の保険料を後納可能です ( 後納保険料の納付 ) 以上により正解は (1) ハ. 翌月末日 (2) ニ.2 (3) ト

5 問 2 Aさんが, 原則として65 歳から受給することができる老齢厚生年金の年金額を, 解答用紙の手順に従い, 計算過程を示して求めなさい 年金額は平成 25 年 10 月時点の価額 ( 物価スライド特例措置による金額 ) に基づくものとし, 計算にあたっては 設例 および下記の < 資料 >を利用すること また, 端数処理は, 以下のとおりとすること 計算過程 は, 解答用紙の指示に従うこと 答 の年金額は,50 円未満を切捨て,50 円以上 100 円未満を100 円に切上げ < 資料 > 老齢厚生年金の年金額 下記, 老齢厚生年金の計算式の 1)+2)+3) 老齢厚生年金の計算式 1) 報酬比例部分の額 =(Ⅰ+Ⅱ) 物価スライド率 (0.968) Ⅰ. 平成 15 年 3 月以前の期間分平均標準報酬月額 (7.5/1,000) 平成 15 年 3 月以前の被保険者期間の月数 Ⅱ. 平成 15 年 4 月以後の期間分平均標準報酬額 (5.769/1,000) 平成 15 年 4 月以後の被保険者期間の月数 2) 経過的加算額 =1,676 円 被保険者期間の月数 物価スライド率 (0.968)-778,500 円 (256 月 /480 月 ) 3) 加給年金額 =389,200 円 ( 要件を満たしている場合のみ加算すること ) - 5 -

6 問 2 < 解答 解説 > 老齢厚生年金の支給額に関する問題です 老齢厚生年金額は まず 報酬比例部分の年金額を求めます 報酬比例部分 =( 平均標準報酬月額 乗率 平成 15 年 3 月までの被保険者期間の月数 + 平均標準報酬額 乗率 平成 15 年 4 月以後の被保険者期間の月数 ) 問題にあるように Aさんの平成 15 年 3 月までの平均標準報酬月額 22 万円 被保険者月数 252 月で 平成 15 年 4 月以降の平均標準報酬額 29 万円 被保険者月数 4 月です =(220,000 円 7.5/ 月 +290,000 円 5.769/ 月 ) =(422,492 円 ) ( 円未満四捨五入 ) = ,650 円 ( 円未満四捨五入 ) 次に経過的加算額は 定額部分の年金額と老齢基礎年金の差額経過的加算額は 定額部分の年金額と老齢基礎年金の差額で 以下の計算式となります 経過的加算額 = 定額部分 - 老齢基礎年金の厚生年金加入期間相当額 定額部分 =1,676 円 被保険者月数 老齢基礎年金の厚生年金加入期間相当額 = 満額の基礎年金 (20 歳以上 60 歳未満の被保険者月数 ( 注 ))/( 加入可能年数 12) ( 注 ) 昭和 36 年 4 月以後の厚生年金 ここで Aさんの 20 歳以上 60 歳未満の被保険者月数 は 会社員だった 252 月 +4 月 = 256 月です さらに Aさんの加入可能年数は 20 歳以上 60 歳未満の40 年ですので 40 年 12 月 = 480 月です よって 定額部分 =1,676 円 256 月 0.968= 老齢基礎年金の厚生年金加入期間相当額 =778,500 円 256 月 /(40 年 12) =415,200 円従って 経過的加算額 = 円 -415,200 円 = 円 ( 円未満四捨五入 ) よって 老齢厚生年金の基本年金老齢厚生年金の基本年金額 = 報酬比例部分 + 経過的加算 =421,650 円 +126 円 =421,776 円 421,800 円 (50 円未満切捨て 50 円以上 100 円未満切上げ ) 最後に配偶者の加給年金は 厚生年金の被保険者期間が 20 年以上で 65 歳未満の配偶者がいる場合には 老齢厚生年金に加給年金が加算されますが A さんの厚生年金の被保険者期間は256 月 (21 年 4 ヶ月 ) のため 加給年金の支給対象です - 6 -

7 よって A さんが受け取る老齢厚生年金額は 421,800 円 +389,200 円 =811,000 円で す 加給年金額を加算する前に 基本年金額を算出し 50 円未満切捨て 50 円以上 100 円未満切上げをするのがポイントです 加給年金はオマケ的な存在なので まずは報酬比例部分と経過的加算額を合計して基本年金額を出して切上げ 切捨てをするわけです こうしないと 奥さんを扶養しているというだけで 同じ掛け金を払った人よりも年金額が切り上げられたりしてしまうため ちょっと不公平になってしまうのです - 7 -

8 問 3 M さんの,A さんに対するアドバイスに関する次の記述 (1)~(3) について, 適切なものには 印を, 不適切なものには 印を解答用紙に記入しなさい (1) A さんには, 報酬比例部分相当の特別支給の老齢厚生年金は支給されず, 原則として 65 歳から老齢基礎年金および老齢厚生年金が支給されることになります (2) A さんは, 将来の年金額を増やすために国民年金基金に加入することができます 当 該基金の掛金の上限は, 原則として月額 6 万 8,000 円であり, その全額が社会保険料控除と して所得控除の対象となります (3) A さんが原則として 65 歳から受給することができる老齢厚生年金は,A さんの個人事 業主としての収入が一定額を超えた場合, 収入との間で調整が行われ, 年金額の一部また は全部が支給停止となります - 8 -

9 問 3 < 解答 解説 > 特別支給の老齢厚生年金 国民年金基金 在職老齢年金に関する問題です (1) は 特別支給の老齢厚生年金の受給要件は 厚生年金の被保険者期間 1 年以上 老齢基礎年金の受給資格期間 (25 年 ) を満たしていることなどです A さんは 厚生年金の被保険者期間が 1 年以上あり また老齢基礎年金の受給資格期間である保険料納付済期間と免除期間の合計が300 月 (25 年 ) を超えているため 特別支給の老齢厚生年金の支給対象です (2) は 国民年金基金に加入するには 国民年金の第 1 号被保険者で保険料を納付していることが必要です また 国民年金基金の掛金の上限は月額 68,000 円 ( 個人型確定拠出年金に加入した場合は 合計額 ) です なお 全額が社会保険料控除の対象全額が社会保険料控除の対象で 受け取る年金は公的年金等にかかる雑所得とされる税制上の優遇措置があります (3) は 在職老齢年金の仕組みが適用されるのは 年金受給開始後も厚生年金に加入して勤務する場合だけですので 以前は会社員でも 老齢厚生年金受給時に個人事業主や厚生年金のない小規模事業所で勤務する場合は 収入額による年金の支給停止はありません - 9 -

10 第 2 問 会社員のAさんは, 妻 Bさん, 長女 Cさん, 長男 Dさんおよび母 Eさんの5 人家族である Aさんは, 独身時代に契約した生命保険の保険料支払に負担を感じており, かつ, 長男の誕生を機に教育資金の準備を考えていることから, 生命保険の見直しを検討している そこで, 懇意にしているファイナンシャル プランナーのMさんに相談することにした A さんの家族構成および A さんが現在加入している生命保険の契約内容に関する資料は, 以下のとおりである <Aさんの家族構成 > Aさん (39 歳 ) : 昭和 49 年 10 月 3 日生まれ平成 25 年中に600 万円の給与収入を得ており, 現在の貯蓄額は250 万円である 妻 Bさん (39 歳 ) : 昭和 49 年 7 月 9 日生まれ平成 25 年中にパートタイマーとして50 万円の給与収入を得ている 長女 Cさん (9 歳 ) : 平成 16 年 4 月 9 日生まれ ( 小学校 3 年生 ) 平成 25 年中の収入はない 長男 Dさん (1 歳 ) : 平成 24 年 11 月 18 日生まれ平成 25 年中の収入はない 母 Eさん (69 歳 ) : 昭和 19 年 5 月 3 日生まれ平成 25 年中に110 万円の公的年金収入を得ており, 後期高齢者医療広域連合からの障害認定は受けていない <Aさんが現在加入している生命保険の契約内容 > 保険の種類 : 終身保険 (60 歳払込満了 ) 契約年月日 : 平成 13 年 3 月 1 日保険料 ( 月額 ):3 万 6,000 円死亡保険金額 :2,000 万円疾病入院特約 :5 日目から日額 5,000 円災害入院特約 :5 日目から日額 5,000 円 家族全員,Aさんと同居し, 生計維持関係にある 家族全員,Aさんが加入する健康保険の被扶養者である 上記以外の条件は考慮せず, 各問に従うこと

11 問 4 Aさんは, 生命保険の見直しの前提として,Aさん家族に関連する社会保障制度の概要等について確認したいと考えている Mさんが,A さんに対して説明した以下の文章の空欄 (1) ~(4) に入る最も適切な語句を, 下記の 語句群 のイ~ヲのなかから選び, その記号を解答用紙に記入しなさい Ⅰ) A さんは, 今年の誕生日で 40 歳となりますので, 公的介護保険の ( 1 ) 被保険者 資格を取得し, 介護保険料を負担することになります Ⅱ) お母さまは, 原則として ( 2 ) になると, 後期高齢者医療制度の被保険者となり, 後期高齢者医療制度の保険料を負担することになります Ⅲ) Aさんが病気やケガで医師の診察などを受けた場合, 保険医療機関等の窓口で支払う一部負担金の割合は, 原則として, かかった医療費の ( 3 ) です Ⅳ) Aさんに支給されている児童手当は, 原則として ( 4 ) に達する日以後の最初の 3 月 31 日までの間にある児童が対象となっています 語句群 イ. 第 1 号ロ. 第 2 号ハ. 第 3 号ニ.12 歳ホ.15 歳へ.18 歳 ト.70 歳チ.75 歳リ.80 歳ヌ.1 割ル.2 割ヲ.3 割

12 問 4 < 解答 解説 > 介護保険 公的医療保険 児童手当に関する問題です Ⅰ) 公的介護保険の被保険者は 65 歳以上の第 1 号被保険者と 40 歳以上 65 歳未満の第 2 号被保険者に区分されており 介護保険の保険料は 40 歳 ~64 歳までの第 2 号被保険者の場合 一般保険料額と介護保険料額を合わせた額が 健康保険料として毎月の給与から天引き ( 特別徴収 ) されます Ⅱ) 後期高齢者医療制度は 75 歳以上または 65~74 歳で一定の障害の状態にある人が加入対象のため 74 歳まで扶養に入っていて保険料負担がなかった人でも 75 歳になって後期高齢者医療制度に加入すると 保険料負担が発生します ( ただし 世帯の所得が少ない場合や 健康保険の被扶養者だった場合などには保険料の軽減措置があります ) Ⅲ) サラリーマンなどの会社員が加入する健康保険や 健康保険や 自営業の人などが加入する国民健康保険では 70 歳未満の場合 医療費の自己負担は原則 3 割です Ⅳ) 児童手当の支給対象は 中学校修了前 (15 歳以後最初の年度末 ) の児童です ( 以前の子ども手当は児童手当という呼称に戻り 所得制限も復活しました ) 以上により正解は (1) ロ. 第 2 号 (2) チ.75 歳 (3) ヲ.3 割 (4) ホ.15 歳

13 問 5 Mさんは,Aさんに対して, 生命保険の見直しについてアドバイスをした Mさんの,A さんに対するアドバイスに関する次の記述 (1)~(3) について, 適切なものには 印を, 不適切なものには 印を解答用紙に記入しなさい (1) 生命保険の見直しの前提として, まずは,A さんが死亡した場合の必要保障額を試算 しましょう 必要保障額はお子さまの成長とともに逓減することが一般的ですので, 逓減 定期保険への加入を検討してみてはいかがでしょう (2) 現在加入している生命保険の保険料支払に負担を感じているのであれば, 払済終身保険に変更することも選択肢のひとつです Aさんが現在加入している生命保険契約を払済終身保険に変更した場合, 付加されている疾病入院特約や災害入院特約も継続されますので, 検討してみてはいかがでしょう (3) 学資( こども ) 保険は, 教育資金の準備に適した保険商品です 仮に, 学資 ( こども ) 保険加入後, 保険料支払に負担を感じて中途解約する場合であっても, 保障内容や経過年数等を問わず, 解約返戻金の額は既払込保険料総額を上回りますので, 貯蓄性を兼ね備えた学資 ( こども ) 保険への加入を検討してみてはいかがでしょう

14 問 5 < 解答 解説 > 必要保障額 払済保険 学資 ( こども ) 保険に関する問題です (1) は 必要保障額 = 死亡後の総支出 - 総収入で 必要保障額は子どもの成長とともに逓減するため 死亡保障が一定額で変わらない通常の定期保険よりも 保険料が割安な逓減定期保険 ( 年を経るごとに保険金額が減っていく ) への加入も 選択肢の一つです (2) は 払済保険は 生命保険の保険料の払込みを中止し 払済保険は 生命保険の保険料の払込みを中止し その時点での解約返戻金をもとに 保険期間は変えない で 保険金額は少ない 保険に変更したもので 付加している各種特約は消滅します ( リビング ニーズ特約は継続 ) このため 医療保障や家族の保障等の準備を検討することが必要となります (3) は 学資 ( こども ) 保険は 教育資金の準備に適した貯蓄性の比較的高い保険商品で 解約自体はいつでも可能ですが 中途解約した場合には 保障内容や経過年数等により 解約返戻金が払った保険料の総額を下回ることがあります よって 満期まで無理なく払い込める保険料であることが大切です

15 問 6 Aさんは, 長女 Cさんの教育資金として,5 年後に400 万円を準備したいと考えている 現在の貯蓄額 250 万円と毎年の積立額を, それぞれ年利 1.0% で複利運用することで目標金額を達成するとした場合, 必要となる毎年の概算積立額を, 解答用紙の手順に従い, 下記の < 資料 >の係数を利用して求めなさい 計算過程を示し, 答 に円未満の端数がある場合は, 切り捨てて円単位とすること また, 税金や手数料等は考慮しないものとする < 資料 > 年利 1.0% 期間 5 年の諸係数早見表終価係数 : 資本回収係数 : 減債基金係数 : 年金現価係数 :

16 問 6 < 解答 解説 > 各種係数に関する問題です まず 現在の貯蓄 250 万円を 年利 1.0% で複利運用した場合 5 年後にいくらになるかを計算します これを計算式に表すと 元金 終価係数 = 将来の資金 ( 運用結果 ) 終価係数は 元本を一定利率で一定期間複利運用した場合の 将来の運用結果を計算するときに使います よって 250 万円 = 万円従って 5 年後に400 万円用意するうち 万円は現在の貯蓄の運用で賄えるわけですので 残りの額 =400 万円 万円 = 万円を積み立てて用意することが必要です つまり 5 年間年利 1.0% で複利運用しながら 目標額 万円を積み立てる場合に 必要な毎年の積立額はいくらか? ということですから これを計算式に表すと 目標額 減債基金係数 = 毎年の積立額 減債基金係数は 一定期間一定利率で複利運用しながら目標額を積み立てる場合 毎年いくら積み立てるかを計算するときに使います よって 万円 = 万円 269,010 円 以上により正解は 269,010( 円 )

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18 第 3 問 X 株式会社 ( 以下, X 社 という ) の創業社長であるAさん (64 歳 ) は, 現在,X 社の専務取締役を務めている長男 Bさん (40 歳 ) へ事業を継承し, 自身はX 社の役員等にはとどまらず, 完全に身を引くことを検討している Aさんの引退にあたり,X 社ではAさんに支給する役員退職金の原資として, 現在加入している生命保険の解約返戻金を活用する予定である また, 次期社長となる長男 Bさんを被保険者とする生命保険への加入を検討している そこで, ファイナンシャル プランナーのMさんに相談することにした X 社が現在加入している生命保険の契約内容および X 社が加入を検討している生命保険の 概要は, 以下のとおりである <X 社が現在加入している生命保険の契約内容 > 保険の種類 :5 年ごと利差配当付定期保険契約年月日 : 平成 10 年 10 月 1 日 ( 加入時年齢 :49 歳 ) 契約者 (= 保険料負担者 ):X 社被保険者 :Aさん死亡保険金受取人 : X 社保険期間 保険料払込期間 :95 歳満了死亡保険金額 :1 億円年払保険料 :260 万円 <X 社が加入を検討している生命保険の概要 > 保険の種類 : 無配当定期保険契約年月 ( 予定 ): 平成 26 年 3 月 ( 加入時年齢 :40 歳 ) 契約者 (= 保険料負担者 ):X 社被保険者 : 長男 Bさん死亡保険金受取人 :X 社保険期間 保険料払込期間 :98 歳満了死亡保険金額 :5,000 万円年払保険料 :98 万円長男 Bさん65 歳時の解約返戻金額 :2,320 万円長男 Bさん65 歳時の払込保険料総額 :2,450 万円 上記以外の条件は考慮せず, 各問に従うこと

19 問 7 仮に,Aさんが役員在任期間( 勤続年数 )21 年 0カ月で引退し,X 社が役員退職金として 3,000 万円を支給した場合,Aさんが受け取る役員退職金に係る退職所得の金額を, 解答用紙の手順に従い, 計算過程を示して求めなさい 答 は万円単位とすること なお, これ以外に退職手当等の収入はなく, 障害者になったことが退職の直接の原因ではないものとする

20 問 7 < 解答 解説 > 退職所得に関する問題です 退職所得 =( 退職収入 - 退職所得控除 ) 1/2 で計算されますが 退職所得控除額は 勤続年数が 20 年以下の期間は 1 年当たり 40 万円 ( 最低 80 万円 ) 20 年を超える期間は 1 年当たり 70 万円です また 勤続年数が 1 年に満たない場合は切り上げられますので 21 年 0 ヶ月のA さんは 21 年とされます よって問題文での退職所得の計算式は = 3,000 万円 -{40 万円 20 年 +70 万円 (21 年 -20 年 )} 1/2 ={3,000 万円 -(800 万円 +70 万円 )} 1/2 =(3,000 万円 -870 万円 ) 1/2 =1,065 万円従って正解は 1,065 万円 ちなみに 障害者になったことが直接の原因で退職した場合には 退職所得控除額がさ らに 100 万円加算されます

21 問 8 X 社が現在加入している生命保険を解約した場合のX 社の経理処理 ( 仕訳 ) について, 下記の< 条件 >を基に, 空欄 (1)~(4) に入る最も適切な語句または数値を, 下記の 語句群 のイ~ヌのなかから選び, その記号を解答用紙に記入しなさい < 条件 > 解約時までにX 社が支払った保険料の総額を4,160 万円とする 解約返戻金の金額を3,420 万円とする 配当等, 上記以外の条件は考慮しないものとする < 解約時の経理処理 ( 仕訳 )> 語句群 イ.1,340 ロ.1,368 ハ.1,664 ニ.2,052 ホ.2,080 へ.2,496 ト.3,420 チ.4,160 リ. 雑収入ヌ. 雑損失

22 問 8 < 解答 解説 > 長期平準定期保険の経理処理に関する問題です Ⅹ 社が加入している 5 年ごと利差配当付定期保険 は 現在 64 歳のAさんが49 歳時 ( 平成 10 年 ) に加入したものですので 長期平準定期保険に該当します 長期平準定期保険とは 保険期間満了時に 70 歳を超え かつ加入時の年齢に保険期間の 2 倍の数を加えると 105 を超える定期保険のことで 保険期間満了時に満期保険金が支払われない 掛け捨て型の保険です 設例の保険は 保険期間満了時年齢は 95 歳で 加入時の年齢 49+ 保険期間 46 年 2> 105 ですから 長期平準定期保険となるわけです 長期平準定期保険では 前半 6 割期間での保険料支払い時は 保険料の 2 分の 1 を定期保険料として損金算入し 2 分の 1 を前払保険料として資産計上計上ですが 解約した場合には 資産計上していた前払保険料を取り崩し 受け取った解約返戻金相当額と資産計上している前払保険料との差額は 雑収入 ( または雑損失 ) として計上します まず 保険金は通常銀行振込 ( 預金 ) で支払われますから 本問の解約返戻金 3,420 万円は 現金 預金の入金として記帳されます また 64 歳の解約時までの払込済保険料 4,160 万円ですから 前払保険料としての資産計上額は半額の2,080 万円 (77 歳前後までは前半 6 割期間 ) よって資産計上額 2,080 万円 < 解約返戻金 3,420 万円ですので 差額 1,340 万円は雑収入 として益金算入します 以上により正解は (1) ト.3,420 (2) ホ.2,080 (3) リ. 雑収入 (4) イ.1,

23 問 9 X 社が加入を検討している生命保険に関して,Mさんが, 長男 Bさんに対して説明した次の記述 (1)~(3) について, 適切なものには 印を, 不適切なものには 印を解答用紙に記入しなさい (1) 加入を検討されている生命保険に係る解約返戻金の額は, 保険期間の経過により増減 しますが, 保険期間満了時には 0( ゼロ ) となります (2) 加入を検討されている生命保険に加入後, 仮に B さんが 65 歳で亡くなった場合,X 社 の経理処理 ( 仕訳 ) では, 死亡保険金と払込保険料総額との差額を雑収入として計上しな ければなりません (3) 加入を検討されている生命保険の契約に際して必要となる告知事項について, 長男 B さんが故意または重大な過失により事実を告げずに保険契約を締結した場合, 当該生命保 険契約は解除されることがあります

24 問 9 < 解答 解説 > 無配当定期保険の経理処理 生命保険契約の告知に関する問題です (1) は 無配当定期保 無配当定期保険 とは 保険会社からの配当金支払いがない定期保険険 とは 保険会社からの配当金支払いがない定期保険のことで 掛捨て型の保険であることから 解約返戻金は解約返戻金は保険期間の経過に従って 一定期間まで増加するものの その後は逓減し 保険期間満了時にはゼロ保険期間満了時にはゼロとなります (2) は 法人が保険金や解約返戻金を受け取ったとき 以下の計算式により経理処理を行います 受取保険金 - 資産計上額 = 保険差益 受取保険金 満期保険金 解約返戻金 死亡保険金等 資産計上額 積立保険料 養老保険 終身保険の保険料等ここで 保険差益がプラスなら 雑収入 マイナスなら 雑損失 として計上され 雑収入であれば益金 雑損失であれば損金として課税所得に含まれるわけです 設例の無配当定期保険は 現在 40 歳のBさんが98 歳時に保険期間が満了するものですので 長期平準定期保険に該当 ( 加入時の年齢 40+ 保険期間 58 年 2>105) します 長期平準定期保険とは 保険期間満了時に 70 歳を超え かつ加入時の年齢に保険期間の 2 倍の数を加えると 105 を超える定期保険のこと 長期平準定期保険では 前半 6 割期間での保険料支払い時は 保険料の 2 分の 1 を定期保険料として損金算入し 2 分の 1 を前払保険料として資産計上として資産計上ですので 死亡保険金受取時は 資産計上していた前払保険料を取り崩し 受け取った死亡保険金相当額と資産計上している前払保険料との差額を 雑収入 ( または雑損失 ) として計上します (3) は わざと告知しなかったり( 故意 ) 忘れていて ( 重大な過失 ) 告知しなかった場合 保険会社は生命保険契約を解除することができます

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26 第 4 問 会社役員の A さんは, 妻 B さん, 長男 C さんおよび長女 D さんとの 4 人暮らしである A さんの家族構成および平成 25 年中の収入等に関する資料は, 以下のとおりである <Aさんの家族構成 > Aさん (42 歳 ) : 会社役員妻 Bさん (41 歳 ) : 平成 25 年中にパートタイマーとして60 万円の給与収入を得ている 長男 Cさん (17 歳 ): 高校 2 年生 平成 25 年中に収入はない 長女 Dさん (14 歳 ): 中学校 2 年生 平成 25 年中に収入はない <A さんの平成 25 年分の給与収入に関する資料 > 給与収入の金額 :2,100 万円 <Aさんが平成 25 年中に解約した生命保険に関する資料 > 保険の種類 : 一時払変額個人年金保険契約年月日 : 平成 16 年 6 月 1 日契約者 (= 保険料負担者 ) 被保険者 :Aさん解約返戻金額 :1,120 万円正味払込保険料 :1,000 万円 <Aさんの平成 25 年中における住宅借入金に関する資料 > 住宅借入金に係る年末残高 : 2,000 万円借入年月日 : 平成 25 年 5 月 8 日 住宅借入金等特別控除の適用要件は, すべて満たしているものとする なお, 取得した住宅は, 認定長期優良住宅および認定低炭素住宅には該当しない <Aさんが平成 25 年中に支払った医療費等に関する資料 > (1) Aさんのケガの治療に係る入院治療費 : 10 万円 Aさんは上記入院治療費について, 医療保険から入院給付金 2 万円を受け取っている (2) 妻 Bさんが美容と健康のために服用したサプリメントの購入費 : 5 万円 (3) 長男 Cさんの虫歯の治療費 : 3 万円 (4) 長女 Dさんが服用した薬局での医薬品購入代金 : 1 万円 妻 B さん, 長男 C さんおよび長女 D さんは,A さんと同居し, 生計を一にしている 家族全員, 障害者または特別障害者には該当しない 家族全員, 年齢は平成 25 年 12 月 31 日現在のものである 上記以外の条件は考慮せず, 各問に従うこと

27 問 10 A さんの平成 25 年分の所得税額の計算および確定申告等に関する次の記述 (1)~(3) につい て, 適切なものには 印を, 不適切なものには 印を解答用紙に記入しなさい (1) A さんは, 平成 25 年分の所得税について, 医療費控除の適用を受けない場合であっても, 確定申告をする必要がある (2) A さんは, 平成 25 年中に一時払変額個人年金保険の解約返戻金を受け取っているが, こ の解約返戻金は, 一時所得として総合課税の対象となる (3) 長男 C さんおよび長女 D さんは, ともに控除対象扶養親族に該当するため,A さんは, 長男 C さんおよび長女 D さんの双方について, 扶養控除の適用を受けることができる

28 問 10 < 解答 解説 > 給与所得者の確定申告 一時払変額個人年金 扶養控除 (1) は 給与所得や退職所得を除いた各種所得の合計が 20 万円を超える場合は 給与所得者でも確定申告する必要があります ただし 一時所得は総所得金額を計算する際に その 2 分の 1 が合算対象のため 確定申告の要否も 2 分の 1 が 20 万円を超えるかで判断します Aさんの一時所得 =1,120 万円 -1,000 万円 - 特別控除 50 万円 =70 万円従って その2 分の1 の額 :35 万円 >20 万円ですので 確定申告が必要です (2) は 一時払の養老保険や個人年金保険 変額個人年金などを契約から 5 年以内に解約した場合 金融類似商品として受取差益に 20% の源泉分離課税となります ( 復興特別所得税を含まない ) 本問の場合 契約したのは平成 16 年で解約までに5 年超の期間を経ているため 解約返戻金は 通常の保険と同様に一時所得として総合課税の対象です (3) は 扶養控除は 16 歳以上が適用対象で 生計同一で合計所得金額 38 万円以下 ( 給与収入だけなら103 万円以下 ) であることが必要です 長男 Cさんは17 歳で合計所得 38 万円以下ですので 扶養控除 38 万円の適用対象ですが 長女 D さんは14 歳ですので 扶養控除の対象外です

29 問 11 Aさんの平成 25 年分の所得税における医療費控除に関する下記の文章等の空欄 (1)~(3) に入る最も適切な数値を, 下記の 数値群 のイ~ヌのなかから選び, その記号を解答用紙に記入しなさい なお, 問題の性質上, 明らかにできない部分は で示してある 所得税における医療費控除の控除額は, 原則として, その年中に支払った, 自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族に係る医療費の金額 ( 保険金等で補てんされる部分の金額を除く ) から, 総所得金額等の合計額 5% と( 1 ) 万円のいずれか低いほうの額を控除した後の額となるが, その控除した後の額が200 万円を超える場合は,200 万円がその年分の控除額となる Aさんの平成 25 年分の医療費控除の控除額を計算すると以下のとおりとなる 数値群 イ.2 ロ.5 ハ.7 ニ.10 ホ.13 へ.14 ト.15 チ.18 リ.19 ヌ

30 問 11 < 解答 解説 > 医療費控除に関する問題です 医療費控除は その年に支払った自己負担の医療費から 保険金などで補填された金額と 10 万円 ( 総所得 200 万円未満の人は総所得の 5 %) ) を差し引いた額です 総所得 200 万円以上である場合 総所得の 5% は10 万円以上となるため 総所得の 5% と 10 万円のいずれか低い額 ともいえます また 生計を一にする家族が支払った金額も対象生計を一にする家族が支払った金額も対象となります なお 医療費控除の上限は 200 万円までです 本問の場合 医療費等の資料における (1)~(4) のうち (1) (3) は 医師や歯科医師による診療 治療の対価は 医療費控除の対象診療 治療の対価は 医療費控除の対象ですので ケガと虫歯の治療費も対象となります (4) は 市販薬の購入費も医療費控除の対象市販薬の購入費も医療費控除の対象ですので 薬局での医薬品購入代金も対象となります ただし (2) は 美容や健康増進のための費用は医療費控除の対象外美容や健康増進のための費用は医療費控除の対象外となりますので サプリメントの購入費は対象外です 従って Aさんの医療費控除額 =( ケガ10 万 + 虫歯 3 万 + 医薬品 1 万 )- 入院給付金 2 万 - 10 万 =14 万円 -2 万円 -10 万円 =2 万円 以上により正解は (1) ニ.10 (2) へ.14 (3) イ

31 問 12 Aさんの平成 25 年分の所得税の確定申告による申告納税額または還付税額を計算した下記の表の空欄 (1)~(4) に入る最も適切な数値を求めなさい なお, 問題の性質上, 明らかにできない部分は で示してある また, 復興特別所得税については考慮しなくてよい < 資料 > 給与所得控除額

32 < 資料 > 所得税の速算表

33 問 12 < 解答 解説 > 所得税の申告納税額に関する問題です Aさんの所得は 給与所得と一時所得 ( 一時払変額個人年金保険の解約返戻金 ) です まず 給与所得 = 給与収入 - 給与所得控除で A さんの給与収入は2,100 万円ですから 給与所得 =2,100 万円 -245 万円 =1,855 万円 平成 25 年分より 給与所得控除には上限が設けられ 給与年収給与年収 1,500 万円超になると 給与所得控除は一律 245 万円となります 一時所得 = 収入額 - 収入を得るために支出した額 - 特別控除 50 万円ですので 一時所得 =1,120 万円 -1,000 万円 - 特別控除 50 万円 =70 万円さらに 総所得金額を計算する際に 一時所得はその 2 分の 1 が合算対象です よって Aさんの総所得金額 = 給与所得 + 一時所得 2 =1,855 万円 +70 万円 2=1,890 万円よって (1) の正解は 18,900,000( 円単位 ) 次に 所得税の配偶者控除は 生計同一で年間の合計所得額が 38 万円以下の配偶者であれば適用され 控除額は 38 万円です 収入が給与のみの場合 年収 103 万円以下 ( 給与所得控除 65 万円適用後に 38 万円 ) であれば 配偶者控除の適用対象です 従って 妻 B さんはパートによる給与収入が60 万円のため 配偶者控除の対象です よって (2) の正解は 380,000( 円単位 ) 次に 課税総所得金額 算出税額を計算して求めます 課税総所得金額 = 総所得金額 1,890 万円 - 所得控除合計 290 万円 =1,600 万円算出税額 = 課税総所得 1,600 万円 33% 万円 =374.4 万円よって (3) の正解は 3,744,000( 円単位 ) 最後に (4) の住宅借入金等特別控除 ( 住宅ローン控除 ) ですが 平成 25 年の住宅ローン控除は 年末残高の上限が 2,000 万円 控除率 1% です A さんの場合 年末残高 2,000 万円 1%=20 万円が 住宅ローン控除額となります よって (4) の正解は 200,000( 円単位 )

34 第 5 問 Aさん (72 歳 ) は,X 株式会社 ( 以下, X 社 という ) の代表取締役社長である Aさんは, 長男 Cさん (43 歳 ) に事業を引き継ぐことを考えているが, 相続財産に占める自社株の割合が高いため, 長女 Dさん (35 歳 ) との間で遺産分割を巡る争いが起こることを心配している そこで,Aさんは, 自身の相続開始前に遺産分割にある程度の道筋をつける意味から, 家族と話合いをしたうえで, 平成 25 年中に財産の一部を贈与した また, 平成 26 年中に, 孫 Eさん (14 歳 ) に対して, 直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税の特例 ( 以下, 教育資金の非課税特例 という ) を利用し, 教育資金口座の開設等を行い, 教育資金を一括して拠出する予定である Aさんの家族構成および平成 25 年中にAさんが贈与した財産に関する資料は, 以下のとおりである <A さんの家族構成 > < 平成 25 年中に A さんが贈与した財産に関する資料 > (1) 妻 B さんに対する贈与財産 自宅 ( 土地および建物 ) : 6,000 万円 ( 相続税評価額 ) (2) 長男 C さんに対する贈与財産 X 社株式 : 3,000 万円 ( 相続税評価額 ) (3) 長女 Dさんに対する贈与財産国債 : 500 万円 ( 相続税評価額 ) 現金 : 500 万円 妻 Bさんおよび長男 Cさん, 長女 Dさんは, 上記の贈与以外に過去および平成 25 年中に財産の贈与を受けた事実はない Aさんの推定相続人は, 妻 Bさん, 長男 Cさんおよび長女 Dさんの3 人である 上記以外の条件は考慮せず, 各問に従うこと

35 問 13 A さんが行った, または行う予定の贈与に関する次の記述 (1)~(3) について, 適切なものに は 印を, 不適切なものには 印を解答用紙に記入しなさい (1) 妻 B さんに対する贈与について, 贈与時点で A さん夫婦の婚姻期間が 20 年以上である等, 贈与税の配偶者控除の適用要件を満たした場合, 妻 B さんの贈与税額の計算にあたっては, 基礎控除額のほかに最高で 2,000 万円の控除が認められる (2) 長女 D さんに対する贈与について, 平成 25 年 2 月に国債の贈与を, 平成 25 年 8 月に現金 の贈与を受けた場合, 長女 D さんは, その贈与を受けたつど, 納税地の所轄税務署長に対 して贈与税の申告手続をしなければならない (3) 孫 E さんに対して予定している平成 26 年中の贈与について, 教育資金の非課税特例の適 用を受けた場合, 拠出した資金のうち 2,500 万円までの金額に相当する部分の価額が非課税 となる

36 問 13 < 解答 解説 > 贈与税の配偶者控除 申告 教育資金の非課税特例に関する問題です (1) は 贈与税の配偶者控除により 居住用不動産を配偶者から贈与されたとき 贈与税の課税価格から最高 2,000 万円を控除することができ 暦年課税の基礎控除 110 万円とも併用できます なお 贈与税の配偶者控除の適用を受けるには 贈与時の婚姻期間が 20 年以上であることが必要です (2) は 贈与税の申告は 贈与を受けた人が 贈与を受けた年の翌年の 2 月 1 日から 3 月 15 日までに行う必要があります ( 贈与を受けたその時々ではなく 一年分をまとめて申告 ) (3) は 教育資金の非課税特例の非課税の限度額は 受贈者ごとに 1,500 万円までで 学校等に直接支払われる入学金や授業料等ついては 1,500 万円まで利用できますが 学校等以外の者に支払われる金銭については 500 万円が限度です

37 問 14 Aさんからの贈与に関し, 長男 Cさんが相続時精算課税制度 ( 以下, 本制度 という ) を選択した場合の適用要件等に関する以下の文章の空欄 (1)~(3) に入る最も適切な語句を, 下記の 語句群 のイ~ヌのなかから選び, その記号を解答用紙に記入しなさい 平成 26 年 12 月 31 日以前の贈与について, 本制度の適用を受けるためには, 原則として, 贈与を受けた年の1 月 1 日において ( 1 ) 以上の父母から, 贈与者の直系卑属である20 歳以上の推定相続人 ( 代襲相続人を含む ) への贈与でなければならない 本制度を選択する受贈者は, 原則として, その選択する最初の贈与を受けた ( 2 ) に, 贈与税の申告書にその旨の届出書等を添付して, 納税地の所轄税務署長に提出する必要がある その後, 本制度に係る贈与者に相続が発生した場合, 本制度を選択した受贈者は, それまでに贈与を受けた本制度の適用財産の価額と相続や遺贈により取得した財産の価額を合算して計算した相続税額から, すでに納付した本制度に係る贈与税額を控除して相続税額を計算することになる なお, 相続や遺贈により取得した財産と合算する本制度の適用を受けた贈与財産の価額は,( 3 ) 価額とされる 語句群 イ.55 歳 ロ.60 歳 ハ.65 歳 ニ. 日の翌日まで ホ. 日から2カ月以内 へ. 年の翌年 1 月 15 日から3 月 31 日まで ト. 年の翌年 2 月 1 日から3 月 15 日まで チ. 贈与時の リ. 相続時の ヌ. 贈与時または相続時のいずれか低い

38 問 14 < 解答 解説 > 相続時精算課税に関する問題です 相続時精算課税の適用要件は 贈与者は贈与年の 1 月 1 日時点で 65 歳以上の親 受贈者は贈与年の 1 月 1 日時点で 20 歳以上で かつ贈与時に贈与者の子である推定相続人であることです 平成 27 年 1 月 1 日以降の贈与から 贈与者は 60 歳以上 受贈者は 20 歳以上の子 孫 へと対象が拡大される予定です 相続時精算課税の適用を受けるには 贈与税の申告書に相続時精算課税選択届出書を添付し 最初の贈与を受けた年分の贈与税の申告期限 ( もらった年の翌年の 2 月 1 日から 3 月 15 日まで ) に提出する必要があります また 相続時精算課税の適用を受けると 贈与された財産は贈与時の価額で 相続税の課税価格に加算されます 以上により正解は (1) ハ.65 歳 (2) ト. 年の翌年 2 月 1 日から 3 月 15 日まで (3) チ. 贈与時の

39 問 15 A さんからの贈与に関し, 設例 を基に次の (1),(2) の額を求めなさい 計算にあたっては, (1) および (2) ともに計算過程を示し, 答 は万円単位とすること (1) 長男 C さんの平成 25 年分の贈与税額を求めなさい なお, 長男 C さんは, 相続時精算課 税制度の適用を受けるものとする (2) 長女 D さんの平成 25 年分の贈与税額を求めなさい なお, 長女 D さんは, 相続時精算課 税制度の適用は受けず, 暦年課税の適用を受けるものとする < 資料 > 贈与税の速算表

40 問 15 < 解答 解説 > 相続時精算課税を選択した場合の贈与税額に関する問題です 長男 Cさんは相続時精算課税制度の適用を受けているため 贈与時に 2,500 万円の特別控除を受け 2,500 万円を超えた分については一律 20% の税率で贈与税がかかります また 相続時精算課税は贈与税の暦年課税の基礎控除 110 万円と併用できません よって 長男 C さんが納付した贈与税額の計算式は以下の通り ( 贈与額 3,000 万円 - 特別控除 2,500 万円 ) 20%=100 万円 次に 長女 D さんは相続時精算課税を選択しないため 贈与額から暦年課税の基礎控除 110 万円を差し引き 基礎控除後の課税価格に応じた税率で贈与税がかかります ( 贈与額 1,000 万円 - 基礎控除 110 万円 ) 40%-125 万円 =231 万円 従って正解は (1)100( 万円 ) (2) 231( 万円 )

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