( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企業年金連合会からの説明 ( 配布資料 ) 資料に加え 以下のような意見が述べられた 厚生年金基金制度は厚生労働省の指導を受けながら労使合意のもとお

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1 24-57 第 12 号 平成 24 年 12 月 11 日 団体年金事業部 第 4 回厚生年金基金制度に関する専門委員会の開催 平成 24 年 12 月 10 日 第 4 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 が開催されました 今回の委員会では 関係団体からのヒアリングとして 企業年金連合会 全国総合厚生年金基金協議会 企業年金連絡協議会 および 全国中小企業団体中央会 から意見が述べられました 委員会の資料は厚生労働省のホームページ ( に掲載されています なお 次回の専門委員会は来年の年明けに開催される予定です 当社としましては 今後の専門委員会での議論等を注視しながら 厚生年金基金制度の運営に携わる皆様を引き続き全力でサポートしていく所存です 関連情報 ( 厚生労働省ホームページ ) 厚生年金基金等の資産運用 財政運営に関する特別対策本部(9 月 28 日開催 ) 第 13 回社会保障審議会年金部会 (10 月 24 日開催 ) 第 1 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 (11 月 2 日開催 ( 配付資料 )) 第 2 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 (11 月 19 日開催 ( 配付資料 )) 第 3 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 (11 月 27 日開催 ( 配付資料 )) 以上

2 ( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企業年金連合会からの説明 ( 配布資料 ) 資料に加え 以下のような意見が述べられた 厚生年金基金制度は厚生労働省の指導を受けながら労使合意のもとおよそ40 年にわたって実施してきたものであり 基金の加入者の中にはまさに40 年の加入期間を終えて年金を受け取ろうとしている人もいる そうした人の受給権に配慮すべき 直近の財政検証ではおよそ7 割の基金が継続基準をクリアしている このような状況のもと厚生年金基金を一律廃止とするのではなく 健全な基金については残すことを考えてもらいたい 社会保障制度見直しの中で企業年金制度の充実に向けた検討を実施してもらいたい 適格年金の移行では約 3 割の企業の年金が無くなった 単体がだめな場合は共同運用も含めてさまざまな検討を実施してもらいたい 新たな受け皿は 中小企業が安全 安心 税のメリットのあるものとしてもらいたい (2) 全国総合厚生年金基金協議会からの説明 ( 配布資料 3) 厚生年金本体を意識したポートフォリオの構築により代行部分からの利差損発生の極小化が可能である 基金制度は独自給付等により無年金 低年金対策に大きく寄与している 一律廃止は加入員 受給者の権利が損なわれる 中小企業に対する受け皿がない中での一律廃止は中小企業から年金制度を奪うものである 新特例制度については対象となる基金が僅かである 0.875の係数見直しは係数の算定根拠が不明である また7 号方式が機能していない 給付現価負担金については免除保険料の後払い的な位置づけとなっており 財政中立性の観点から当然必要なものである ( 主な質疑 ) 質問 基金制度の必要性というのは事業主 従業員の総意なのか? 過去 単連基金は予定利率の引き下げや掛金引き上げを早めに行ってきたが 総合基金はなかなか進まない状況であった ガバナンスに問題はないのか? 回答 全員が同じというわけではないが 代議員会での議決といったプロセスは踏んでいる 単連は企業数が少なく また退職給付会計を意識して動いた 総合基金は企業数が多いため意思決定に時間がかかるといったことはある 質問 給付現価負担金の意味は確かにご説明していただいているとおりであるが コロガシ方式と過去期間代行給付現価の間では総額 10 兆円程度金額の差がある 財政方式の違いで本体は賦課方式のため積立金が減少していく状況下 本体から基金に負担金を渡すということに理解が得られるか疑問

3 回答 コロガシ方式による最低責任準備金 20 兆も厚生年金本体の中に組み入れて財政検証している 質問 7 号方式が機能されないのはなぜか? 回答 ( 企国課 ) 支給停止情報を企業年金連合会を通じて日本年金機構から取り寄せればできるし わずかながら実施している基金もある ただし費用もかかるのかもしれない もし実務の観点から改善すべき点があれば提案してもらいたい (3) 企業年金連絡協議会からの説明 ( 資料 ) 今回の試案の内容は基金制度の持続可能性がこれまで以上に高まると期待される内容であった しかしながら 最後に基金の制度維持に向けた努力に対し唐突な形で一定年数経過後の廃止が提示されたことによって企業年金全体の危機を招きかねない したがって一律廃止の方針は取り下げ 企業年金の選択肢として基金制度の存続を望む 代行割れ問題への対応として 存続困難な基金への道筋をつけたことは評価できる ただし これまで解散 代行返上した基金との差が生じ モラルハザードにつながる追加特例措置は極力避けるべきである 企業年金の持続可能性を高める施策については評価する 企業年金連絡協議会としては例示された選択肢も含め 新ハイブリットプランの提言 をまとめており 取上げていただきたい 0.875について計算の見直しは評価するが 係数については実態感覚と異なり 成熟度 報酬水準 併給調整の状況等 加味することが必要 現行の 財政中立化策 の内容についての確認と見直しをお願いしたい 退職金の持ち込みが少ない総合型基金で積立比率 1.3~1.7 を持つのは無理 期ずれの解消と同時にGPIFポートフォリオや債券比率を高めた運用とすることによって代行割れリスクは軽減される 新ハイブリットプランの提言をしたい 提言 1: マイナスの運用収益可能なCBである なお 試案ではCBの指標の弾力化について企業年金の運用実績を可能としているが 企年協としてはインデックスを考えている 提言 2: 集団運用型 DCで 事業主が運用商品を設定し加入者は設定商品に事前同意する 提言 3: 退職後の期間に退職までの年金原資の積立てを行っていた年金制度とは異なる年金給付のみを目的とした専用口座を設けるもの 提言 4:DCで積立を行い 予め定めた一定のルールでDBもしくはCBの受給権を購入する制度 提言 5:DCで積立を行い DC 残高が拠出金合計を下回るときその差額をDBから給付するもの

4 ( 主な質疑 ) 質問 給付現価負担金を交付する点について本体の被保険者との公平性は保てるのか? 資料 4-2 の提言 2に記載される加入者の事前同意とはどのようなものか? 回答 給付現価負担金は死亡率の改定等によって生じる不足を事後的に調整するものであり 財政中立性のもと必要なものである 事前同意の仕組みは検討中 質問 資料 4-2 の提言 4 5 の具体的な仕組みは? 回答 具体的なものはこれからだが 提言 4は 最初はDCに加入して序々にCBにウエイトを移していくもの DB 法 DC 法にまたがる制度 提言 5は事業主にとって従来の制度より負担でDCの元本毀損時の補填を実現するもの 質問 財政のよい基金は残すということであるが 適用除外や特例解散の廃止は想定しているのか? 回答 特例解散は残す前提 質問 給付現価負担金は死亡率の改定等によって生じる不足を事後的に調整するとのことだが 凍結以前の財政運営ではどうだったのか? 回答 ( 企国課 ) 給付現価負担金については今後 事務局より説明させていただく (4) 全国中小企業団体中央会からの説明 ( 資料 ) 最初に中小企業を取り巻く環境について説明があった後 全国石油商業組合連合会 全日本トラック協会 全日本電気工事業工業組合連合会よりそれぞれ資料に沿って説明 0.875については平成 11 年 10 月に遡って見直してもらいたい その時の係数も1.0 にしてもらいたい 非継続基準について廃止してもらいたい 給付現価負担金の交付基準を見直してもらいたい 解散要件 給付減額基準の緩和をお願いしたい 受給者減額における最低積立基準額の支給はなくしてもらいたい 新特例解散の適用条件について条件を緩和し解散申請をしやすくしてもらいたい 分割納付時の金利は0% 程度で負担減となるようにお願いしたい また納付期間も最長 30 年としてもらいたい 基金制度の一律廃止には反対 継続を前提に受給者減額等の説明を行ってきており 基金制度廃止では説明に困る ( 主な質疑 ) 質問 特例解散の緩和は本体に影響を与えないか

5 基金制度は従業員も持続可能と思っているのか また 従業員に基金の情報は開示されているのか 制度はあるものの裏づけとなる財源がないという状況で若い従業員が採用できるのか? 回答 中小企業をとりまく状況をみれば特例解散の条件緩和が必要 アンケートは事業主や基金からとっているが まずは事業主の理解を得ながら序々に従業員への浸透をはかる 質問 代行割れでも続けたい 続けられるよう支援してほしいとのことだが 何を守ろうというのか AIJの被害防止はどのような対策をとるのか 回答 継続したい 様子を見たいという声がある 解散したいという声もある しかしながら 日々運用していかなければならない 早期に法改正してほしい 以上

( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企国課長からの説明 ( 配布資料 1~3) ( 説明の概要 ) 1 これまでの主な意見の整理 ( 資料 1) 厚生年金本体の将来の財政への影響は可能な限り回避すべ

( 別紙 ) 本日の委員会の概要内容は必要と思われる箇所を抜粋し 弊社として解釈のうえ記載したものであることを予めご理解願います (1) 企国課長からの説明 ( 配布資料 1~3) ( 説明の概要 ) 1 これまでの主な意見の整理 ( 資料 1) 厚生年金本体の将来の財政への影響は可能な限り回避すべ 24-67 第 19 号 平成 25 年 1 月 25 日 団体年金事業部 第 6 回厚生年金基金制度に関する専門委員会の開催 平成 25 年 1 月 24 日 第 6 回厚生年金基金制度に関する専門委員会 が開催されました 今回の委員会では 取りまとめに向けてこれまでの意見の整理や検討が不十分であった点を中心に議論が行われました 委員会の資料は厚生労働省のホームページ (http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002t11z.html)

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