AST, ALT, LD, ALP γ ー GT, CK, AMY, ChE 日大練馬光が丘病院臨床検査部竹島秀美

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こおがしもとり
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1 AST, ALT, LD, ALP γ ー GT, CK, AMY, ChE 日大練馬光が丘病院臨床検査部竹島秀美

2 酵素項目新評価幅一覧項目昨年度〇評価幅今年度 A 評価幅今年度 C 評価幅 AST ±% ±5% ±7.5% ALT ±% ±5% ±7.5% LD ±% ±3.9% ±7.5% ALP ±% ±5% ±7.64% γ-gt ±% ±5% ±7.5% CK ±% ±5% ±7.64% AMY ±% ±5% ±.44% CHE ±% ±4.7% ±7.5%

3 度頻6 頻目標値 : ~127(C:3) 目標値 : ~31(C:5,D:3) AST 度 JSCC 法 IFCC 法 N = 164

4 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法 IFCC 標準化対応法 % % % % 28 1) 今年度の採用頻度は 1 施設を除き殆ど JSCC 標準化対応法であった 2) 全体の CV はが 2.%( 昨年度 3.4%) と非常に収束度合いが高かったでは CV3.4%( 昨年度.9%) と昨年度より若干バラつきが認められた 3) 試料で C 評価が 3 施設試料で C 評価 5 施設 D 評価 3 施設であった 4) AST 項目においては十分な標準化が認められるものの評価基準が厳しくなったためより頻繁な ERM による検量が必要になると思われる

5 度頻8 7 頻目標値 : ~137(C:1) 目標値 : ~28(C:2) ALT 度 JSCC 法 IFCC 法 N = 164

6 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法 IFCC 標準化対応法 % % % % 32 1) 今年度の採用頻度は 1 施設を除き殆ど JSCC 標準化対応法であった 2) 全体の CV はが 1.7% が 3.2% であり収束度合いが高かった 3) 試料で C 評価が 1 施設試料で C 評価が 2 施設であった 4) AST 同様 ALT 項目においても十分なデータ標準化が進んでいる状況が認められた

7 度頻目標値 : ~397(D:1) 目標値 : ~7(C:2,D:1) LD 度 JSCC 法その他のL P 法 2 頻 N =

8 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法 GSCC/IFCC 法その他の L P 法 % % % % % % 196 1) 採用頻度は JSCC 標準化対応法が 98.8% であり十分な標準化が認められた 2) 全体の CV はが 1.7% が 2.2% であり非常に収束度合いが高かった 3) 評価幅を外れた施設は試料で D 評価が 1 施設試料で C 評価が 2 施設 D 評価が 1 施設であり比例系統誤差が認められた ERM による検量を定期的に実施する事により適切なが得られることが示唆された

9 度頻35 目標値 : ~425(C:3,D:1) 頻目標値 : ~7(C:6,D:3) ALP 度 JSCC 法 JSCC 法 N = 159

10 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法 SSCC 標準化対応法 % % % % 286 1) 採用頻度は JSCC 標準化対応法が 99.4% であった 2) 全体の CV はが 2.5% が 3.5% であり収束度合いが高かった 3) 評価幅を外れた施設は試料で C 評価が 3 施設 D 評価が 1 施設試料では C 評価が 6 施設 D 評価が 3 施設であり入力ミスと推測できる施設が 1 施設あった 4) 目標値を外れた施設においては試料と試料のツインプロットより比例系統誤差が示唆され ALP 項目では buffer の ph の影響を受け易いため試薬の状態をより慎重に確認することが必要と思われる

11 度頻6 4 頻目標値 : ~55(C:1) 目標値 : ~181(C:1,D:1) γ-gt 度 JSCC/IFCC 標準化対応法その他の方法 N = 158

12 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法その他の方法 % % % % ) 採用頻度は JSCC 標準化対応法が 97.5% であり昨年までの調査では認められなかったその他の方法が 4 施設あった 2) 全体の CV はが 3.% であったが入力ミスと思われる施設を除いた CV は 1.5% となり非常に収束度合いが高かった試料でも CV は 2.5% であり γ-gt 項目については十分な標準化が進んでいる状況が認められた 3) 評価幅を外れた施設は試料で C 評価 1 施設 D 評価 1 施設試料で C 評価 1 施設であり C 評価の施設では比例系統誤差が認められた

13 度頻6 頻目標値 : ~412(C:2) 目標値 : ~129(C:4) CK 度 JSCC 法 IFCC 法 N =

14 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法 IFCC 標準化対応法 % % % % 7 1) 本年度の採用頻度は JSCC 標準化対応法が 99.4% であり十分な標準化が進んでいる状況が認められた 2) 全体の CV はが 1.7% が 2.2% であり非常に収束度合いが高かった 3) 評価幅を外れた施設は試料で C 評価が 2 施設試料で C 評価が 4 施設であった 4) C 評価 4 施設中 3 施設はとのツインプロットより比例系統誤差が認められたため適切な検量を実施することにより評価幅を許容できることが示唆された

15 度頻頻 AMY( 全体 ) 度標準化対応法 14 G3-CNP ヘンシル-G5-PNP N =

16 度頻AMY( 標準化対応法 ) 6 頻目標値 : ~369(D:1) 目標値 :2.7 93~113(D:1) 度 Gal-G2-CNP 3- ケトフチリテン -G5-CNP 4.6 エチリテン -G7-PNP 6- アシ化 -G5-CNP G3-CNP G5-CNP(PNP) Gal-G5-PNP(CNP) ヘンシル -G5-PNP G7-CNP(PNP) N = 152

17 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) IFCC(JSCC) 標準化対応法非還元末端非修飾オリゴ糖比色法 (G3-CNP) 非還元末端修飾オリゴ糖比色法 ( ヘンシル -G5-PNP) 非還元末端修飾オリゴ糖比色法 (3- ケトフチリテン -G5-CNP) 非還元末端修飾オリゴ糖比色法 (6- アシ化 -G5-CNP) 非還元末端修飾オリゴ糖比色法 (4,6- エチテリン -G7-PNP) 非還元末端修飾 Galactose 修飾など (Gal-G5-PNP(CNP)) 非還元末端修飾 Galactose 修飾など (Gal-G2-CNP) % % % % % % % % % % % % % % % %

18 1) 採用頻度は JSCC 標準化対応法が都臨技精度管理調査開始以来 87.5% 91.9% 94.8% 95.% と年々割合が増加傾向にあり AMY 項目においても十分な標準化が進んでいる状況が認められた 2) JSCC 標準化対応法の CV はが 1.8% が 2.% であり非常に収束度合いが高かった 3) 許容幅を外れた施設は試料ともデータを逆入力したと推察される D 評価の 1 施設のみであったその施設においても正しいデータで評価を行うと A 評価となった 4) 例年認められている測定方法の誤入力については今回都臨技の精度管理調査システムが日臨技と同様のシステムに変わったこともあり認められなかった 5) JSCC 標準化対応法での基質別の乖離は認められなかった

19 度頻 45 4 頻 ChE( 全体 ) 度 JSCC 標準化対応法基質 :5-メチル-2テノイルチオコリン検量方法 : 管理血清等 N ( 表示値 = 143 )

20 度頻ChE( 標準化対応法 ) 35 頻目標値 : ~3(C:2,D:1) 4 目標値 : ~27(C:1,D:1) 度 p- ヒトロキシヘンソイルコリン 2,3- シメトキシヘンソイルチオコリン 5- メチル -2 テノイルチオコリンフチリルチオコリンヘンソイルチオコリン N =

21 施設数施設 % 試料番号平均値 C.V(%) JSCC 標準化対応法チオコリン誘導体を基質とする方法 ( フチリルチオコリン ) チオコリン誘導体を基質とする方法 (2,3- シメトキシヘンソイルチオコリン ) チオコリン誘導体を基質とする方法 (5- メチル -2- テノイルチオコリン ) チオコリン誘導体を基質とする方法 ( ヘンソイルチオコリン ) ヘンソイルコリン誘導体を基質とする方法 (3,4- シヒトロキシヘンソイルコリン ) 143 % % % % % % % % % % % %

22 1) 採用頻度は JSCC 標準化対応法の 4 年間の推移は 87.3% 88.4% 93.3% % となり CHE 項目においても十分な標準化が進んでいる状況が認められた 2) JSCC 標準化対応法の CV は測定法の選択ミスと推察できる 1 施設を除外すると試料 1.5% 試料 1.7% であり非常に収束度度合いが高かった 3) 評価幅を外れた施設は JSCC 標準化対応法報告で試料で C 評価 1 施設 D 評価 1 施設試料では C 評価 2 施設 D 評価 1 施設であった D 評価の施設を含め検量に管理血清等を表示値で用いている施設が数施設認められたが現在は CHE 項目においても ERM が市販されているため ERM を用いた検量を実施して頂きたい 4) JSCC 標準化対応法での基質別の乖離は認められなかった

23 度頻5 4 目標値 :1.9 96~145(n=) 頻目標値 : ~36(n=) AST[dry] 度富士フィルムオーソアークレイ N = 11

24 度頻5 4 頻目標値 :1.6 4~157(n=) 目標値 : ~32(n=) ALT[dry] 度富士フィルムオーソアークレイ N = 11

25 度頻4 3 1 頻目標値 : ~237(n=) 目標値 : ~453(n=) LD[dry] 度富士フィルムオーソアークレイ N =

26 度頻6 5 頻目標値 : ~485(n=) 目標値 : ~3(n=) ALP[dry] 度富士フィルムオーソアークレイ N =

27 度頻6 5 頻 γ-gt[dry] 目標値 : ~6(n=) 目標値 : ~63(C:1) 度富士フィルムオーソアークレイ N =

28 度頻3 頻目標値 : ~147(C:1) 目標値 : ~47(C:1) CK[dry] 度富士フィルムオーソアークレイ N =

29 度頻4 3 頻目標値 : ~124(C:5,D:1) AMY[dry] 目標値 : ~414(C:4,D:2) 度富士フィルムオーソアークレイ N =

30 CHE[dry] 目標値検量方法試料番号判定富士ドライケムオーソビトロスオーソビトロス A その他 A D 指定検量 D D 指定検量 D

31 1) 前回の調査同様今回の精度管理調査においても試料とも WET 法と同じ目標値を用いて評価を行ったなお評価幅については昨年までの評価幅をそのまま用いた 2) AST, ALT,LD, ALP, γ-gt 項目についてはほとんどの施設において JSCC 標準化対応法の目標値 ±% の範囲内であり若干のメーカー間差は認められるものの収束していた 3) CK 項目については試料において全ての値が目標値よりも高値傾向を示しており目標値 ±% の範囲内にあるものの試料のマトリクスによると考えられる影響が示唆された 4) AMY, CHE 項目についてはドライケミストリーメーカーによるデータの乖離が認められた AMY 項目においては JSCC 標準化対応法の目標値 ±% を外れた施設においても比例系統誤差と判断できるため補正係数を乗じることにより目標値 ±% を許容できることが示唆された

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<95BD90AC E91E F193FA967B88E38E7489EF90B893788AC7979D92B28DB C493E AA97DE955B E786477> 平成 23 年度 ( 第 45 回 ) 臨床検査精度管理調査 ( 日本医師会サーベイ ) 製品別分類のご案内測定試料の送付日臨床検査室試薬機器メーカー平成 23 年 (2011 年 ) 9 月 26 日 ( 月 ) 到着予定平成 23 年 (2011 年 ) 10 月 5 日 ( 水 ) 到着予定回答票の返送期限臨床検査室平成 22 年 (2011 年 ) 10 月 4 日 ( 火 )

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