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1 人権問題に対する関心度と人権尊重の程度 回答者の 6 割以上が人権問題に高い関心を示しているが 約 3 割 5 分の回答者は人権問題に あまり関心がない か まったく関心がない と回答している ( 図表 1-1) 特に 若年層から中年層 (20 歳代 ~40 歳代 ) における関心度の低さが目立

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平成18年度推進計画の進行状況_参考資料


3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

◎公表用資料

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( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

(市・町)        調査

附帯調査

<4D F736F F D20906C8CA082C98AD682B782E98CA796AF88D38EAF92B28DB895F18D908F BD90AC E338C8E816A2E646F6378>

6 女性への暴力やセクシュアル・ハラスメントの防止

目次 I. 調査概要 II. 調査票 調査目的調査期間調査対象調査方法サンプル数 III. 属性調査結果 性別年齢入院病棟入院日数当院を選んだ理由 IV. 満足度調査結果 1. 満足度ポイント一覧 2. 満足度構成比率総合満足度医療サービス施設 設備 情報提供師の接遇の接遇の接遇 V. ポートフォリ

第2章 主な回答結果一覧(3ヵ年比較)

男女間における暴力に関する調査報告書<概要版>

目 次 Ⅰ 調査の概要 1 Ⅱ 調査対象者の属性 2 Ⅲ 調査結果 4 1 男女平等について 4 2 男女の役割意識について 7 3 男女の地域 社会参画について 8 4 DVやセクハラについて 10 5 ワークライフバランス ( 仕事と生活の調和 ) について 12 6 市が力を入れるべき取り組み

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や


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Microsoft Word - アンケート調査票.doc

18 骨折させる打ち身や切り傷などのケガをさせる身体を傷つける可能性のある物でなぐる 突き飛ばしたり壁にたたきつけたりする平手でぶつ 足でける刃物などを突きつけて おどすなぐるふりをして おどす物を投げつけるドアをけったり 壁に物を投げつけておどす大声でどなる 役立たず や 能なし などと言う 3.

ボランティア行動等実態調査【速報】

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

日本のプロ野球に対する関心を示した表 3.1 および図 3.1 をみると スポーツニュース で見る (52.9) に対する回答が最く テレビで観戦する (39.0) 新聞で結果を確 認する (32.8) がこれに続く また 特に何もしていない (30.8) も目立った 2) 性別とのクロス集計の結果

調査の結果5.xlsx

8

04 Ⅳ 2(防災).xls

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附帯調査

平成22年度

03 Ⅱ-1 配偶者等からの暴力に関する認知度

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05 Ⅳ集計結果(実数)

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

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Microsoft Word - 認知度調査HP原稿

「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1

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第 1 部 施策編 4

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

スライド 1

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

男女共同参画に関する意識調査

また, 皇室への関心を男女年層別でみると, 男性よりも女性, そして年齢が高くなるほど皇室に対して関心を持っていることが浮き彫りとなっている それでは, 国民は皇室にどのような感情を持っているのだろうか 調査では, 皇室に親しみを感じるかについて尋ねている とても親しみを感じている が 16%, あ

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4. 調査票の回収状況 < 調査地域の調査対象数および有効回収数 回収状況など> 調査対象数 ( 地点数 ) 有効回収数 有効回収率 地域別構成 全体 6,(3) 3, 札幌市 32(16) 仙台市 18( 9) さいたま市

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(4) 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めていただき また市民サービスを円滑に利用していただくために 広報紙や放送 ホームページなどさまざまな媒体により 市政情報をお届けしています 市民のみなさまのご意見をいただき 利用しやすく わかりやすい情報提供となり

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「いい夫婦の日」アンケート結果 2014

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城陽市総合計画策定に係る

男女共同参画に関する意識調査

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問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

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附帯調査


「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

4. 子育て 教育 福祉 に関して Ⅱ 調査の結果 /4. 子育て 教育 福祉 に関して 問 12 子育て環境の充実度あなたは 西成区は 安心して子育てができる環境が充実している と思いますか? 回答数 1 思う 32 2 どちらかといえば思う どちらかといえば思わない 思わ

平成 29 年 8 月調査 男女共同参画に関する県民意識調査報告書 平成 30 年 1 月 岐阜県

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世論調査報告書

調査の概要 報告書 P. 調査対象 都内に在住する から 9 までの男女, 人 調査期間平成 5 年 月 日 ( 木 )~ 月 日 ( 月 ) 調査方法 WEB 調査 回収サンプル内訳 年 齢 合計 ,

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地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

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最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

(2) 調査対象者の属性別構成調査対象者の構成としては 第 1 章に 性別 都市規模別 警察管区別 年齢層別 職業別 居住形態別 同居人数別の構成を示した その他 本調査対象者のフェース シートに当たる項目として 次の各項を調査した 以上はいずれも 調査対象となったサンプルが 我が国の標本として適当

新規文書2

各質問項目の単純集計結果 設問 1. 性別 男性 女性 無回答 設問 2. 年齢 合計 ( 改 3) 代 代 代 代 代 1767

目次 I. 転入者 転出者転出者アンケート実施概要 調査の目的 調査の内容 調査の方法等... 3 II. 調査の結果 回収の状況 転入者調査... 4 (1) 回答者の属性について... 4 (2) 転入前 転入後のお

(1) 犯罪被害に対する防犯対策と不安感問 5の 不安感 得点における低群 ~ 高群と 問 12~ 問 19 の 防犯対策 について回答のクロス集計を行った 個別の項目に多少の差異はあるが 全体的な傾向としては 不安感 が高いほど 防犯対策に対する意識も高かった その他 特に特徴のあらわれた項目には

秦野市Webアンケート調査

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資料 9 男は仕事 女は家庭 という考え方について どう思いますか? 1% 4% 24% 30% 34% 7% 1% 5% 25% 26% 35% 7% 1% 3% 23% 32% 33% 7% 1 同感する 2 どちらかといえば同感する 3 どちらかといえば同感しない 4 同感しない 5 わからな

Ⅰ. 調査の概要. 調査目的日本の全国民を対象に健康日本 2( 第二次 ) に関連する健康意識 認知度調査を評価することで 健康意識における重点課題を把握すること 2 経年的な健康意識の推移を把握することを目的とする これにより 今後の情報発信のあり方を検討する 本年調査は昨年調査に続いて2 回目の

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表紙(A4)

2.10 暮らしやすい社会 現在の堺市での暮らしの満足度 さかいしげん 38 あなたは堺市での現在 ざいの暮 くまんぞくらしに満足していますか ひとつに 現在の堺市での暮らしについて 満足している 人は 38.2% まあまあ満足している 人は 47.4% 合 わせて 85.6% が満足

大阪府母子家庭等自立促進計画アンケート

 

1 消費者庁に対する認知度 消費者庁 の認知度を性別でみると 男性の認知度が 80.1% に対し女性は 72.1% と 男性の認知度の方が女性よりも高くなっている 年代別では 40 代の認知度が 8% と他の年代の中ではもっとも高くなっている 一方 70 歳以上の認知度は 58.9% と他の年代の中

 

目次 Ⅰ 調査概要 1 1. 調査目的 1 2. 調査項目 1 3. 調査設計 1 4. 回収結果 1 5. 報告書の見方 1 Ⅱ 調査結果 2 1. 回答者の属性 2 (1) 性別 2 (2) 年代 2 (3) 結婚の状況 2 (4) 働き方 3 (5) 世帯構成 3 (6) 乳幼児 高齢者との同

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[ ユーザー ( 利用者 ) 評価 ] 問 1 契約書や重要事項説明書などの説明は分かりやすかっ 問 2 たですか?(4.1 点 ) 苦情受付窓口 ( 事業所の相談窓口 区役所 国民健康保険団体連合会など ) についての説明は分かりやすかったですか?(3.8 点 ) 問 1 問 2 無回答, 111

日常生活での男女の人権に関する調査報告

けいしちょう安全安心モニター制度

Transcription:

人権 同和問題に関する 市民意識調査報告書 平成 30 年 3 月 唐津市

目 次 調査の概要 1 調査の目的 1 2 調査の方法 1 3 調査の内容 1 4 回収結果 1 5 報告書の見方 2 6 調査回答者の属性 3 調査の結果 Ⅰ 日常生活の中の風習について 4 Ⅱ 人権問題について 6 Ⅲ 同和問題について Ⅳ 同和問題の解決について Ⅴ 啓発活動について 集計表

調査の概要

1 調査の目的市民の人権 同和問題についての意識状況を把握し 唐津市人権 同和教育 啓発活動の効果的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的とする 2 調査の方法 (1) 調査地域 唐津市全域 (2) 調査対象 唐津市に居住する18 歳以上の市民 2,500 人 (3) 抽出方法 住民基本台帳から無作為抽出 (4) 調査方法 郵送による配布及び回収 (5) 調査時期 平成 29 年 7 月 1 日 ~ 平成 2 9 年 7 月 14 日 3 調査の内容 (1) 日常生活の中の風習について (2) 人権問題について (3) 同和問題について (4) 同和問題の解決について (5) 啓発活動について 28 質問について回答 4 回収結果 (1) 配布数 2,493 人 ( 宛先不明他 7 人分を除く ) (2) 有効回収数 1,061 人 (3) 有効回収率 42.6% -1-

5 報告書の見方 ( 1 ) 割合はすべてパーセントで表し 小数点第 2 位を四捨五入して算出しています そのため 合計が100% にならない場合があります ( 2 ) 複数回答が可能な設問の場合は その項目を選んだ人が 回答全体のうち何 % なのかという見方をします そのため 各項目比率合計は100 % を超えます ( 3 ) クロス集計は調査回答者の性別 年齢別 職業別 地域別を分析軸として行っています (4) 本報告書のグラフ 集計表内の回答選択肢は 本来の意味を損なわい程度に省略して掲載しています -2-

6 調査回答者の属性 0% 1% 性別 男女その他無回答合計 人人人人人 59% 40% 年齢別 職業別 18 歳 ~20 歳代 人 30 歳代 人 40 歳代 人 50 歳代 人 60 歳代 人 70 歳以上 人 無回答 人 合計 人 自営業 人 会社員人 公務員人 アルバイト人 無職人 その他 人 無回答 人 合計 人 12% 6% 2% 34% 1% 25% 23% 13% 29% 4% 9% 17% 12% 13% 地区別 唐津地区浜玉地区厳木地区相知地区北波多地区肥前地区鎮西地区呼子地区七山地区無回答合計 人人人人人人人人人人人 5% 6% 3% 8% 3% 7% 4% 2% 60% 2% -3-

調査の結果

Ⅰ 日常生活の中の風習について, 24.1, 10.0, 3.1, 39.6, 23.2 当然のことと思う 自分だけ反対しても仕方がない と答えた人は 6 2. 8 % で 前回調査 (61.8%) と比べて増加しており まちがっていると思う の 10% を大きく上回っています 依然として人々の意識に深く浸透し 生活にも関係していることが読み取れます, 17.8, 17.5, 3.0, 41.0, 20.6 当然のことと思う と答えた人は 41.0% で 前回調査 (40.4%) と比べてわずかに増加しています これに対して まちがっていると思う という対して まちがっていると思う という人は 17.5% で 前回調査 (17.3%) からわずかに増加しています ( 資料 ) 友引 大安などの六曜 ( ろくよう ) は 古代中国にあった 小六壬 ( しょうろくじん ) という迷信をもとに日本で考えられたものです 鎌倉時代の末期に伝わり 江戸時代に広まりました 明治政府は 六曜は根拠のない 全くの迷信 妄想であり 正しい知識の開発を妨げるものであり これにとらわれることがないように との通知をだしています 中国では六曜が 深い意味もない 人を迷わすだけのもの であるという理由で 早くから否定されていますが 日本では 今もとり入れている暦があります -4-

Ⅰ 日常生活の中の風習について, 24.3, 11.3, 2.7, 48.0, 13.7 当然のことと思う と答えた人は 48.0% で 前回調査 (48.6%) とほとんど変わっていません まちがっていると思う は今回 11.3% で 前回調査 (10.2%) よりわずかに多くなっています 風水などの考えを参考にして 行動をとる人が 依然として多いことがわかります, 14.3, 55.2, 2.9, 12.1, 15.5 まちがっていると思う と答えた人は 55.2% で 前回調査 (56.7%) より 1.5% 減少しています また 当然のことと思う と考える人は 12.1% で 前回調査 (11.5%) よりも増加しており 結婚に際して家柄をまだ問題にされていることがわかります そのことが結婚差別につながることもあります -5-

Ⅱ 人権問題について 7.6 48.6 33.4 7.9 2.5 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 人権問題に関して あまり関心がない 関心がない と答えた人の合計は 41.3% で 前回調査 (42.1%) よりもわずかに減少しています 人権は私たち一人ひとりの大切な権利であるわけですが 自分の問題としてとらえられていないという現実があります 14.8 59.6 7.8 2.8 12.8 2.2 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 自分の人権が 十分守られている まあまあ守られている と答えた人は 74.4% で 前回調査 (71.8%) よりも増加しています また あまり守られていない 守られていない は 合わせて 10.6% で 前回調査 (13.2%) よりも減少しています 日常生活の中では 自分の人権は守られていると考える人が多数に上ります -6-

Ⅱ 人権問題について 6.8 5.6 9.2 4.4 2.6 3.0 6.6 4.8 4.5 11.4 3.9 1.9 2.5 0.3 7.2 40.0 7.9 15.9 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 傷つけられたことはない と答えた人が 40.0% です あると答えた人は 容姿や身体 学歴 言葉づかいや態度 の順になっています -7-

Ⅱ 人権問題について HIV H24 H29 28.0 32.0 32.2 28.7 27.0 26.8 23.1 18.2 6.4 8.1 8.5 7.2 19.1 14.8 14.9 11.6 25.1 20.2 28.8 28.7 21.9 24.6 10.4 8.7 8.5 12.9 11.3 16.3 0.0 18.9 0.0 29.0 1.6 1.0 14.3 12.8 3.1 4.1 42.2 47.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 人権にかかわる問題のうち 障がいのある人の人権 が 47.0% で 女性の人権 が 32.0% 東日本大震災に起因する人権問題 が 29.0% の順となっています 次いで 子どもの人権 インターネットによる人権侵害 となっています -8-

Ⅱ 人権問題について DV 11.6 11.1 25.5 28.7 35.1 37.4 24.0 28.2 1.4 13.5 4.5 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 特に問題があると答えた人が多かったのは 家庭 職場 地域での男女の役割を性別でおしつける が 37.4% で 次いで 職場における差別待遇 が 35.1% で 前回調査と同じ順になっています 次いで セクシュアル ハラスメント が 28.7% で メールやインターネットでの悪質な嫌がらせストーカー行為 や DV 性犯罪や売春 買春 などについても 問題があると答えた人が多くいます -9-

Ⅱ 人権問題について 19.7 29.6 49.0 31.3 25.4 16.0 53.4 22.5 1.1 6.6 3.5 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 子どもの間でいじめが行われている と答えた人が 53.4% で最も多く いじめが身近な問題として関心が高いことが分かります 次いで 暴力による身体的虐待を受ける が 49.0% 子どもが性的虐待を受ける が 31.3% の順になっています メールやインターネットでの悪質な書き込みや嫌がらせ を挙げた人が 22.5% で 前回調査よりも倍以上になっています -10-

Ⅱ 人権問題について 48.2 29.6 49.0 6.7 23.4 14.1 18.2 22.7 1.4 7.7 3.9 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 全体としては前回調査とほぼ同じ傾向を示しています 詐欺や悪徳商法など犯罪が増加している が 49.0% で 次いで 経済的に自立が困難 が 48.2% 働ける能力を発揮する機会が少ない が 29.6% の順となっています また 家庭や病院や施設などでの嫌がらせや虐待がある 邪魔者扱いし つまはじきにする など 高齢者に対する敬愛や尊敬の気持ちが欠けていると思われる面も少なからず見られます -11-

Ⅱ 人権問題について 51.8 42.2 12.5 18.2 29.2 5.4 3.7 7.4 16.8 0.8 3.7 12.5 21.2 9.3 3.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 前回調査と同様に 人々の理解が不足している が 51.8% で最も多く 次いで 働ける場所や機会が少ない が 42.2% 差別的な言動がある が 29.2% の順となっています -12-

Ⅱ 人権問題について 17.5 11.3 30.3 12.8 12.9 11.4 15.3 20.2 2.5 2.3 32.9 7.4 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 前回調査と同様 最も多かったのは 保健 医療 福祉 防災 教育などの日常生活に必要な情報が得にくい が 30.3% で 次いで 病院や公共施設等に外国語による表示が少ない が 20.2% 地域社会に受け入れられにくい が 17.5% の順となっています また 住居を容易に借りることができない じろじろ見られたり 避けられたりする など 不当な扱いを受けることを挙げている人もあり わからない と答えた人が 32.9% と多くなっています -13-

Ⅱ 人権問題について 23.9 13.9 21.8 22.0 35.8 4.9 5.1 12.6 0.7 33.6 7.1 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 最も多かったのは 差別的な言動がある が 35.8% 次いで 治療や入院を断る が 23.9% 就職 職場で不利な扱いを受ける が 22.0% の順となっています 前回調査と比べると 傾向はほとんど変わりませんが 差別的な言動がある を挙げた人は 5% ほど増えています 逆に ホテル等での宿泊や飲食店への入店拒否する をあげた人は 5% ほど減っています わからない と答えた人が 33.6% と多く 関心の低さが感じられます -14-

Ⅱ 人権問題について 14.4 26.2 20.1 22.3 34.8 43.1 49.4 1.2 14.4 5.1 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 前回調査と同様 最も多かったのは 他人を誹謗中傷する表現や差別を助長する表現等 人権を侵害する情報を掲載する が 49.4% で 次いで 個人情報の流失などの問題が多く発生している が 43.1% 出会い系サイトなど犯罪を誘発する場になっている が 34.8% の順となっています 前回調査と比べて 傾向はほとんど変わりませんが 書き込みなどによる被害者が救済されにくいことや 悪徳商法による取引の被害について問題があると答えた人が 前回調査よりも増加しています -15-

Ⅱ 人権問題について 2.0 3.7 35.9 58.4 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 家庭で 人権問題について話しあう機会は よくある ときどきある を合わせて 37.9% と 前回調査 (35.5%) より少しですが増加しています また 58.4% の人が ない と答えています 0.8 4.0 18.2 77.1 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 地域で 人権問題について話しあう機会は よくある ときどきある を合わせて 19.0% と 前回調査 (17.2%) より増加しています また 77.1% の人が ない と答えています 3.9 4.5 24.8 66.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 職場で 人権問題について話しあう機会は よくある ときどきある を合わせて 28.7% と 前回調査 (24.0%) より増加しています また 66.8% の多くの人が ない と答えています -16-

Ⅲ 同和問題について 8.7 7.7 35.7 42.0 45.9 52.2 H24 H29 3.4 4.3 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 同和問題について よく知っている 少しは知っている を合わせて 53.6% と 前回調査 (60.9%) より減少しています 一方で 知らない と答えた人が 42.0% を占めて増加しています 年齢別でみると よく知っている は 40 歳代 50 歳代 18 歳から 20 歳代の順でした 1.7 34.4 18.9 6.4 15.8 18.3 4.4 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 同和問題をはじめて知ったのは 小学生のころ が 34.4% で最も多く 次いで 中学生のころ が 18.9% と 前回調査と同じ順番になっており 小中学校における人権 同和教育の成果と考えられます -17-

Ⅲ 同和問題について 12.4 41.2 13.3 7.3 9.0 2.0 10.6 4.2 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 同和問題についてはじめて知ったきっかけは 学校で知った が 41.2% でしたが 前回調査 (44.5%) から減少しています 次いで 地域 家庭となっています 14.1 14.2 39.1 34.1 5.6 6.1 1.6 2.5 1.0 2.3 H24 H29 3.8 4.1 34.8 36.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 政治的に利用した と答えた人は 34.1% で 前回調査 (39.1%) から減少しました また 36.8% の人が わからない と答えています -18-

Ⅲ 同和問題について H24 H29 6.4 7.4 9.3 8.2 0.7 1.2 3.1 3.8 23.9 21.4 19.5 17.1 19.3 21.7 20.5 22.4 51.9 47.5 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 結婚のとき と答えた人が 47.5% で 前回調査 (51.9%) より減少しています また 特に差別があるとは思わない と答えた人も 21.7% で 前回調査 (19.3%) より増加しています H24 H29 2.5 4.5 0.3 0.7 11.6 12.7 3.0 3.3 82.7 78.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 これまでと同じようにつきあいを続ける と答えた人は 78.8% で 前回調査 (82.7%) から減少しています また その一方で 表面的にはつきあうが できるだけつきあいを避けていく つきあいをやめてしまう わからない を合わせると 17.9% で 前回調査 (14.4%) から増加しています -19-

Ⅲ 同和問題について 41.8 44.3 32.8 29.7 4.8 5.5 1.1 1.9 16.7 15.3 H24 H29 2.9 3.4 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 結婚問題については 本人の意思を尊重する 相手の人柄がよく 信頼できれば結婚させる を合わせて 74.0% です その一方で 自分はかまわないが親類や世間体があるので できれば結婚させたくない 絶対に結婚させたくない を合わせると 7.4% です また わからない と答えた人は 15.3% です -20-

Ⅳ 同和問題の解決について 0.1 0.6 40.2 41.7 27.5 28.0 10.1 8.5 5.2 3.6 H24 H29 3.4 3.4 13.5 14.3 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 同和問題の解決について 41.7% の人が 人間の自由や平等にかかわる問題なので 国民 ( 市民 ) 全体で考えるべき と答えており 前回調査 (40.2%) から増加しています しかし依然として あまりさわがず そっとしておくのがよい と答えた人は 28.0% となっています 14.9 11.0 39.1 42.6 12.6 14.6 H24 H29 4.0 4.1 29.5 27.7 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 近い将来解決すると思う いずれ解決すると思うが 長い時間を要すると思う を合わせると 53.6% の人が 解決できる という回答をしています -21-

Ⅳ 同和問題の解決について 10.1 12.3 10.4 13.8 17.3 15.6 33.9 36.0 23.8 21.6 6.1 6.7 H24 H29 5.7 4.1 23.1 24.2 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 差別をなくし 人権を大切にする教育 啓発活動を積極的に行う と答えた人は 36.0% で 前回調査 (33.9%) からわずかですが増加しています その一方 同和問題は自然になくなるのを待つべきであり そっとしておくほうがよい ( 寝た子を起こすな論 ) と答えた人は 21.6% で 前回調査 (23.8%) から減少しています -22-

Ⅴ 啓発活動について 2.8 2.8 2.1 5.6 7.4 13.8 12.6 14.2 17.6 28.7 31.6 32.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 市報からつ 県民だより 公民館だより を合わせて 56.6% 講演会 研修会 懇談会 への参加が 28.7% テレビ ラジオの啓発番組 新聞の啓発記事 を合わせたマスメディアが 26.4% となっています 人権 同和問題への関心と理解を深めてもらうためには 市報 公民館報 マスメディア等を活用した教育 啓発も有効だと思われます しかし 前回調査と比較するとそれぞれ減少しており 特にない と答えた人が 32.0% です 3.8 7.1 13.3 15.9 59.9 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 研修会等に 参加したことがない と答えた人は 59.9% で 前回調査 (59.4%) と変わりませんが 年代別での参加は 20 歳 30 歳代での割合が 70% を超えています -23-

Ⅴ 啓発活動について 15.8 8.1 9.5 13.0 10.5 2.1 62.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 人権 同和問題に関する研修会 講演会 懇談会等に参加した会場としては 公民館 15.8% が最も多く 次いで 職場 13.0% 小 中学校 10.5% の順となっています 9.0 15.3 17.4 7.9 9.5 35.1 5.8 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 積極的に行うべき 改善するべき という意見は 合わせて 24.3% です あまり行う必要はない 行う必要はない という意見は合わせて 17.4% で 前回調査 (16.0%) から増加しています また わからない と答えた人が 35.1% となっています -24-

Ⅴ 啓発活動について 11.1 15.2 20.1 9.0 10.5 28.1 6.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 積極的に行う 改善すべき を合わせて 26.3% で 前回調査 (27.6%) から減少しています あまり行う必要はない と 必要ない を合わせて 19.5% で 前回調査 (18.2%) から増加しています -25-

Ⅴ 啓発活動について 2.1 10.0 30.5 51.6 5.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 市民の人権意識が 高まってきている 少し高まってきている と答えた人は 12.1% で 前回調査 (10.7%) より増加しています 一方で 変わらない と答えた人は 30.5% で 前回調査 (34.8%) より減少しています 4.3 13.8 47.3 28.5 6.1 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 自分の人権意識が 高まってきている と答えた人は 高まってきている 少し高まってきている を合わせて 18.1% で 前回調査 (17.0%) より増加しています 一方で 変わらない と答えた人は 47.3% です -26-

Ⅴ 啓発活動について 3.8 19.3 71.6 5.3 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 4.2 23.7 67.0 5.1 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 2.3 12.4 80.5 4.8 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 3 つの法律の施行を 知らない と答えた人は それぞれ 71.6% 67.0% 80.5% となっています 一方で 内容を知っている と答えた人は 23.1% 27.9% 14.7% でした -27-

集計表

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人権 同和問題に関する 市民意識調査報告書 平成 30 年 3 月 発行唐津市市民部人権 同和対策課 847 8511 唐津市西城内 1 番 1 号 0955-72-9125 0955-72-9180 -